JPWO2019097590A1 - 治療装置 - Google Patents

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Abstract

治療装置は、マットレス部(11)を有するベッド(1)のマットレス部(11)上に横たわっている被治療者(4)の周囲に交流電場を形成して被治療者(4)を治療する治療装置である。当該治療装置は、マットレス部(11)の上面(11a)から離隔したマットレス部(11)の内部、又は、マットレス部(11)よりも下方、に設けられる電極部(2)と、電極部(2)に第1交流電圧を印加する電圧印加装置(3)と、を備えている。

Description

本発明は、被治療者を治療する治療装置に関するものである。
被治療者の周囲に電場を形成することにより被治療者を治療する治療装置がある。
このような治療装置として、被治療者が寝るマットに第1の電極が設けられ、頭部スタンドに第2の電極が設けられた臥床式電位治療装置がある。当該臥床式電位治療装置を用いる場合には、第1の電極に電圧を印加し、第2の電極を接地することで、被治療者の周囲に電場を形成し、形成された電場により被治療者の人体を刺激する刺激作用を利用することで、被治療者を治療する。
特開2009−183638号公報(特許文献1)には、臥床式電位治療装置において、第1の電極が配設されたマットと、第2の電極が配設された頭部スタンドと、第1の電極および第2の電極の少なくとも一方に電圧を印加する電圧発生装置と、を備え、頭部スタンドがマットに一体的に配設される技術が開示されている。
また、治療装置として、絶縁被覆の導電マットを経て生体幹部に交流高電圧を印加して治療を実行する臥床式電位治療装置としての交流電位治療器がある。
特開2016−120号公報(特許文献2)には、交流電位治療器において、交流昇圧トランスにおける2次コイルの高圧端に保護兼用分圧回路の1端を接続すると共に、保護兼用分圧回路の他端と2次コイル接地端との間に正電圧分圧回路を接続し、保護兼用分圧回路と正電圧分圧回路との間の出力端から得た高圧交流を導電マットに給電する技術が開示されている。
また、被治療者が座る椅子と、被治療者の足が載置される通電台と、を備えた椅子式の電位治療装置がある。
特開2011−24781号公報(特許文献3)には、電位治療装置において、治療のために高電圧が印加される主電極と、主電極に高電圧を印加するための高電圧発生装置と、被治療者の着座を検出するための検出用電極とを備え、高電圧発生装置は、検出用電極に流れる誘導電流を検出して、被治療者の着座状態を検知する技術が開示されている。
特開2009−183638号公報 特開2016−120号公報 特開2011−24781号公報
しかしながら、上記特許文献1乃至特許文献3に記載された技術では、被治療者を治療する際の治療効果を十分に得ることが困難であり、当該治療効果をある程度得るためであっても、少なくとも1個の電極については、被治療者に接触させて配置するか、又は、被治療者に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する必要がある。
本発明は、上述のような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、被治療者の周囲に交流電場を形成して被治療者を治療する治療装置において、被治療者を治療する際の治療効果を向上させることができる治療装置を提供することを目的とする。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明の一態様としての治療装置は、マットレス部を有するベッドのマットレス部上に横たわっている被治療者の周囲に交流電場を形成して被治療者を治療する治療装置である。当該治療装置は、マットレス部の上面から離隔したマットレス部の内部、又は、マットレス部よりも下方、に設けられる電極部と、電極部に第1交流電圧を印加する電圧印加装置と、を備えている。
また、他の一態様として、電圧印加装置は、互いに磁気的に結合された一次コイルと二次コイルとを含むトランスと、二次コイルにおける電圧を調整するために二次コイルの一方の端子を一次コイルの一方の端子に戻すフィードバック制御回路と、二次コイルの出力に低周波振動を加えるために二次コイルの他方の端子に接続された出力制御部と、を有してもよい。そして、電極部は、出力制御部を介して二次コイルの他方の端子に接続されてもよい。
また、他の一態様として、一次コイルには、交流電源により第2交流電圧が印加されてもよい。そして、電圧印加装置は、更に、交流電源から入力される第3交流電圧の電圧値を、互いに異なる複数の種類の電圧値に切り替え、電圧値が切り替えられた第3交流電圧を第2交流電圧として一次コイルに印加することにより、第1交流電圧の電圧値を調整する電圧調整部を有してもよい。
また、他の一態様として、電圧調整部は、一次コイルの一方の端子又は一次コイルの他方の端子である第1端子と、交流電源と、の間に設けられた抵抗素子と、第1端子を抵抗素子を介して交流電源に接続するか、又は、第1端子を抵抗素子を介さずに交流電源に接続するかを切り替えるスイッチ素子と、を含んでもよい。
また、他の一態様として、当該治療装置は、電極部から被治療者の周囲に静電気を放出することにより、被治療者の周囲に交流電場を形成し、形成された交流電場を被治療者に印加しながら被治療者を治療してもよい。
また、他の一態様として、電圧印加装置は、電極部に20〜100Hzの周波数の第1交流電圧を印加してもよい。
また、他の一態様として、当該治療装置は、接地電極を備えていなくてもよい。
また、他の一態様として、二次コイルに流れる電流は、0.002〜0.2Aであってもよい。
また、他の一態様として、電極部は、第1電極であり、電圧印加装置は、第1電極以外のいずれの電極とも電気的に接続されなくてもよい。
また、他の一態様として、電極部は、主面を含む板状部を有し、板状部は、主面に形成された複数の開口部を含んでもよい。
また、他の一態様として、当該治療装置は、ベッドを備えていてもよい。
本発明の一態様としての治療装置は、被治療者の周囲に交流電場を形成して被治療者を治療する治療装置である。当該治療装置は、被治療者から離隔して設けられる電極部と、電極部に第1交流電圧を印加する電圧印加装置と、を備えている。電圧印加装置は、互いに磁気的に結合された一次コイルと二次コイルとを含むトランスと、二次コイルにおける電圧を調整するために二次コイルの一方の端子を一次コイルの一方の端子に戻すフィードバック制御回路と、二次コイルの出力に低周波振動を加えるために二次コイルの他方の端子に接続された出力制御部と、を有する。そして、電極部は、出力制御部を介して二次コイルの他方の端子に接続される。
また、他の一態様として、一次コイルには、交流電源により第2交流電圧が印加されてもよい。そして、電圧印加装置は、更に、交流電源から入力される第3交流電圧の電圧値を、互いに異なる複数の種類の電圧値に切り替え、電圧値が切り替えられた第3交流電圧を第2交流電圧として一次コイルに印加することにより、第1交流電圧の電圧値を調整する電圧調整部を有してもよい。
また、他の一態様として、電圧調整部は、一次コイルの一方の端子又は一次コイルの他方の端子である第1端子と、交流電源と、の間に設けられた抵抗素子と、第1端子を抵抗素子を介して交流電源に接続するか、又は、第1端子を抵抗素子を介さずに交流電源に接続するかを切り替えるスイッチ素子と、を含んでもよい。
また、他の一態様として、当該治療装置は、電極部から被治療者の周囲に静電気を放出することにより、被治療者の周囲に交流電場を形成し、形成された交流電場を被治療者に印加しながら被治療者を治療してもよい。
また、他の一態様として、電圧印加装置は、電極部に20〜100Hzの周波数の第1交流電圧を印加してもよい。
また、他の一態様として、当該治療装置は、接地電極を備えていなくてもよい。
また、他の一態様として、二次コイルに流れる電流は、0.002〜0.2Aであってもよい。
また、他の一態様として、電極部は、第1電極であり、電圧印加装置は、第1電極以外のいずれの電極とも電気的に接続されなくてもよい。
本発明の一態様としての治療装置は、座部と背もたれ部とを有する椅子に座っている被治療者の周囲に交流電場を形成して被治療者を治療する治療装置である。当該治療装置は、座部の上面から離隔した座部の内部、座部よりも下方、背もたれ部の背もたれ面から離隔した背もたれ部の内部、又は、背もたれ部の背もたれ面と反対面よりも背もたれ面側と反対側、に設けられる電極部と、電極部に第1交流電圧を印加する電圧印加装置と、を備えている。
また、他の一態様として、電圧印加装置は、互いに磁気的に結合された一次コイルと二次コイルとを含むトランスと、二次コイルにおける電圧を調整するために二次コイルの一方の端子を一次コイルの一方の端子に戻すフィードバック制御回路と、二次コイルの出力に低周波振動を加えるために二次コイルの他方の端子に接続された出力制御部と、を有してもよい。そして、電極部は、出力制御部を介して二次コイルの他方の端子に接続されてもよい。
また、他の一態様として、一次コイルには、交流電源により第2交流電圧が印加されてもよい。そして、電圧印加装置は、更に、交流電源から入力される第3交流電圧の電圧値を、互いに異なる複数の種類の電圧値に切り替え、電圧値が切り替えられた第3交流電圧を第2交流電圧として一次コイルに印加することにより、第1交流電圧の電圧値を調整する電圧調整部を有してもよい。
また、他の一態様として、電圧調整部は、一次コイルの一方の端子又は一次コイルの他方の端子である第1端子と、交流電源と、の間に設けられた抵抗素子と、第1端子を抵抗素子を介して交流電源に接続するか、又は、第1端子を抵抗素子を介さずに交流電源に接続するかを切り替えるスイッチ素子と、を含んでもよい。
また、他の一態様として、当該治療装置は、電極部から被治療者の周囲に静電気を放出することにより、被治療者の周囲に交流電場を形成し、形成された交流電場を被治療者に印加しながら被治療者を治療してもよい。
また、他の一態様として、電圧印加装置は、電極部に20〜100Hzの周波数の第1交流電圧を印加してもよい。
また、他の一態様として、当該治療装置は、接地電極を備えていなくてもよい。
また、他の一態様として、二次コイルに流れる電流は、0.002〜0.2Aであってもよい。
また、他の一態様として、電極部は、第1電極であり、電圧印加装置は、第1電極以外のいずれの電極とも電気的に接続されなくてもよい。
また、他の一態様として、電極部は、主面を含む板状部を有し、板状部は、主面に形成された複数の開口部を含んでもよい。
また、他の一態様として、当該治療装置は、椅子を備えていてもよい。
本発明の一態様を適用することで、被治療者の周囲に交流電場を形成して被治療者を治療する治療装置において、被治療者を治療する際の治療効果を向上させることができる。
実施の形態の治療装置の一例を模式的に示す側面図である。 実施の形態の治療装置に備えられた電極部の一例を示す平面図である。 実施の形態の治療装置に備えられた電圧印加装置の一例を示す回路図である。 実施の形態の治療装置に備えられた電圧印加装置の変形例を示す回路図である。 実施の形態の第1変形例の治療装置を模式的に示す側面図である。 実施の形態の第2変形例の治療装置に備えられた電極部を示す平面図である。 実施の形態の第3変形例の治療装置を模式的に示す側面図である。 実施の形態の第4変形例の治療装置を模式的に示す側面図である。
以下に、本発明の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本発明の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実施の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。
また本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
更に、実施の形態で用いる図面においては、構造物を区別するために付したハッチング(網掛け)を図面に応じて省略する場合もある。
なお、以下の実施の形態においてA〜Bとして範囲を示す場合には、特に明示した場合を除き、A以上B以下を示すものとする。
(実施の形態)
<治療装置>
初めに、本実施の形態の治療装置を例示して説明する。本実施の形態の治療装置は、被治療者の周囲に交流電場を形成して被治療者を治療する治療装置である。また、以下では、マットレス部を有するベッドのマットレス部上に横たわっている被治療者の周囲に交流電場を形成して被治療者を治療する治療装置、即ち臥床式の治療装置を例示して説明する。
なお、本実施の形態の治療装置は、臥床式治療装置のみならず、後述する実施の形態の第3変形例等の椅子式の治療装置も含めた、各種の方式の治療装置に適用可能である。即ち、本実施の形態の治療装置は、被治療者の周囲に交流電場を形成して被治療者を治療する治療装置に適用可能である。
図1は、実施の形態の治療装置の一例を模式的に示す側面図である。図2は、実施の形態の治療装置に備えられた電極部の一例を示す平面図である。図3は、実施の形態の治療装置に備えられた電圧印加装置の一例を示す回路図である。
図1乃至図3に示すように、治療装置は、ベッド1と、電極部2と、電圧印加装置3と、を備えている。電極部2は、被治療者4から離れて、即ち被治療者4から離隔して、設けられている。また、電圧印加装置3は、電極部2に交流電圧VL1を印加する。
なお、治療装置は、ベッド1を備えていてもよいが、ベッド1を備えていなくてもよい。このような場合、電極部2と、電圧印加装置3と、のみを備えた治療装置が、ベッドと組み合わされて被治療者4の治療に用いられることになる。
図1に示す例では、ベッド1は、マットレス部11と、マットレス部11を支持する支持部12と、を有する。被治療者4がベッド1に横たわる際に、マットレス部11の上面11aは、被治療者4の背中、臀部又は大腿部に接触する。また、支持部12は、例えばマットレス部11が搭載されるフレーム等よりなる基台部13と、基台部13よりも下方に設けられ、基台部13を支持する脚部14と、を含んでもよい。
図1に示す例では、電極部2は、マットレス部11よりも下方に設けられる。また、本実施の形態の治療装置は、電極部2から被治療者4の周囲に静電気を放出することにより、被治療者4の周囲に交流電場を形成し、形成された交流電場を被治療者4に印加しながら被治療者4を治療する。
上記特許文献1及び特許文献2に記載された技術では、臥床式の治療装置において、治療装置を動作させるためには、少なくとも1個の電極を、被治療者に接触させて配置するか、又は、被治療者に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する必要がある。そのため、治療中に被治療者が例えば寝返りを打つなどして体を動かすのに伴って被治療者の位置が変化した場合には、電極と被治療者との間の距離が変動することにより、治療効果が変動するおそれがある。
また、電極を被治療者に接触させて配置する場合には、給電線と接続された電極を貼付剤等により被治療者に貼り付けなくてはならず、被治療者が快適に治療を受けることができない。或いは、電極を被治療者に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する場合には、治療中に被治療者が体を動かさないようにしなければならず、被治療者が快適に治療を受けることができない。
即ち、上記特許文献1及び特許文献2に記載された技術では、臥床式の治療装置において、被治療者を治療する際の治療効果を十分に得ることが困難であり、当該治療効果をある程度得るためであっても、少なくとも1個の電極については、被治療者に接触させて配置するか、又は、被治療者に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する必要がある。
一方、本実施の形態の治療装置では、前述したように、電極部2から被治療者4の周囲に静電気を放出することにより、被治療者4の周囲に交流電場を形成し、形成された交流電場を被治療者4に印加しながら被治療者4を治療する。
これにより、被治療者4の体の中の細胞等に含まれる水分子に特定の波長の電磁波を照射することができるので、被治療者4の体の中の細胞等に含まれる水分子を活性化させることができる。或いは、被治療者4の体の中の細胞等が酸化して減少する電子を補うことにより、被治療者4の体の中の細胞等の酸化を防止することができる。或いは、被治療者4の体の中のウィルス等の活動を抑制することができる。血行促進、肩こり、頭痛、不眠症、疲労、神経痛、頭痛、婦人病、うつ病、糖尿病にも最良の効果を得られる。また、血流を良くし、美容にも効果がある。
従って、本実施の形態の治療装置によれば、被治療者4の体が老化することを抑制することができる。或いは、本実施の形態の治療装置によれば、被治療者4の体の中で病気が発生することを抑制することができる。そして、本実施の形態の治療装置によれば、被治療者4を治療する際の治療効果を向上させることができる。
また、本実施の形態の治療装置によれば、電極部2から被治療者4の周囲に静電気を放出することにより、被治療者4の周囲に交流電場を形成する。このような場合、電極部2を、被治療者4に接触させて配置する必要もなく、電極部2を、被治療者4に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する必要もない。即ち、本実施の形態の治療装置は、被治療者4の周囲に交流電場を形成して被治療者4を治療する治療装置であり、治療装置に備えられた電極部2を被治療者4から離隔して設けることができる。
従って、本実施の形態の治療装置では、電極部2を、マットレス部11よりも下方に設けることができる。よって、治療中に被治療者4が例えば寝返りを打つなどして体を動かすのに伴って被治療者4の位置が変化した場合でも、電極部2と被治療者4との間の距離が変動することを防止又は抑制することができ、治療効果が変動することを防止又は抑制することができる。
また、本実施の形態の治療装置によれば、臥床式の治療装置において、電極部2を被治療者4に接触させて配置する必要がなく、給電線と接続された電極を貼付剤等により被治療者4に貼り付ける必要がないので、被治療者4が快適に治療を受けることができる。或いは、本実施の形態の治療装置によれば、電極部2を被治療者4に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する必要がないので、治療中に被治療者4が体を動かしてもよく、被治療者4が快適に治療を受けることができる。また、低電圧で治療することができるので、感電の危険性が殆どない。
なお、電極部2を、被治療者4から離隔して設けることができればよいので、電極部2を、マットレス部11よりも下方に設けなくてもよく、電極部2を、例えば被治療者4の上方又は側方に、ベッド1から離隔して設けてもよい。或いは、本実施の形態の治療装置を、臥床式の治療装置以外の方式の治療装置に適用した場合も、単に、電極部2を、被治療者4から離隔して設けてもよい。
図2に示す例では、電極部2は、板状の導電性材料よりなる。また、電極部2は、平板状でも湾曲していてもよい。
好適には、電極部2は、主面21を含む板状部22を有する。これにより、例えば電極部2がマットレス部11と支持部12との間に挟まれた状態で、電極部2を容易に設置することができる。
更に好適には、板状部22は、主面21に形成された、複数の凹部、即ち複数の開口部23を含む。板状部22の主面21に垂直な方向から視たときの開口部23の形状を、円形又は六角形などの形状とすることができる。板状部22が、このような円形や六角形などの形状を有する開口部23を含むことにより、例えば開口部23の周縁に電場が集中するので、電極部2から被治療者4の周囲に静電気を放出しやすくなる。
図3に示す例では、電圧印加装置3は、トランス31と、フィードバック制御回路32と、出力制御部33と、出力端子34と、を有する。トランス31は、互いに磁気的に結合された一次コイル35と二次コイル36とを含む。
一次コイル35には、交流電源により交流電圧VL2が印加される。図3に示す例では、交流電源として、AC入力コンセント37に接続された商用電源(図示は省略)が用いられる。
なお、AC入力コンセント37と一次コイル35との間には、ブレーカー38が設けられていてもよく、ブレーカー38と一次コイル35との間には、スイッチ素子39が設けられていてもよい。また、交流電源として、例えば電圧印加装置3の内部又は外部に設けられた二次電池その他の各種の直流電源を例えばインバータ回路により変換して得られる交流電源その他の各種の交流電源を用いることができる。
二次コイル36の一方の端子36aは、フィードバック制御回路32を介して、一次コイル35の一方の端子35aに接続されている。また、フィードバック制御回路32は、二次コイル36における電圧を調整する。言い換えれば、フィードバック制御回路32は、二次コイル36における電圧を調整するために、二次コイル36の一方の端子36aを、一次コイル35の一方の端子35aに戻す。
出力制御部33は、二次コイル36の他方の端子36bと、出力端子34と、の間に設けられている。また、出力制御部33は、二次コイル36の出力電圧に低周波振動を加える。言い換えれば、出力制御部33は、二次コイル36の出力電圧に低周波振動を加えるために、二次コイル36の他方の端子36bに接続されている。
電極部2は、導線よりなる給電線24(図1参照)を介して、出力端子34、即ち、出力制御部33の二次コイル36の他方の端子36b側と反対側の端子に接続される。そのため、電極部2は、給電線24及び出力制御部33を介して二次コイル36の他方の端子36bに接続されることになる。
上記した電圧印加装置3によれば、フィードバック制御回路32により二次コイル36側に発生した電流が一次コイル35にフィードバックされるので、少ない巻数で二次コイル36側に高い電圧を得ることができる。また、フィードバック制御回路32及び出力制御部33は回路に遅延を生じさせるように構成されており、その結果、二次コイル36の出力に、例えば20〜100Hzの低周波振動が加えられる。
また、フィードバック制御回路32により、二次コイル36の一方の端子36aを一次コイル35の一方の端子35aに接続して二次コイル36における電圧を調整するため、結果として、電圧印加装置3を小型化することができる。
上記特許文献1に記載された技術では、被治療者の周囲に電場を形成するために、2個の電極を用いる必要がある。そのため、治療装置の構成を簡素化することができない。
一方、本実施の形態の治療装置では、フィードバック制御回路32及び出力制御部33の作用で、二次コイル36の出力に高い電圧が発生し、かつ、二次コイル36の出力に低周波振動が加えられる。そのため、出力が端子36bの一線しかなくても、電極部2から電位の低い部位(例えば、接地部位)に向けて良好に静電気が放出され、電極部2の周囲(具体的には電極部2を中心に半径約1.5mの範囲)に高電圧の電場が形成される。これにより、被治療者の周囲に電場を形成するために、2個の電極を用いる必要がない。そのため、治療装置の構成を簡素化することができる。
即ち、本実施の形態の治療装置では、電極部2を第1電極と称する場合、電圧印加装置3は、第1電極以外のいずれの電極とも電気的に接続されなくてもよく、第1電極以外のいずれの電極にも電圧を印加しなくてもよい。これにより、被治療者を治療する際の治療効果を向上させつつ、治療装置の構成を簡素化することができる。
また、本実施の形態の治療装置では、電極部2がアンテナとして動作するので、被治療者4の周囲の空間のうち、電極部2から離隔した部分でも、印加される交流電場の振幅、即ち電圧がそれほど小さくはならない。そのため、電極部2として、1個の電極しか設けられておらず、且つ、被治療者4が電極部2に接触していなくても、被治療者4の体の中の細胞等に対して、クラスター効果、マイナス電子チャージ及びプラス電子チャージを50対50の割合でチャージすることにより細胞等の酸化を抑制する効果、並びに、被治療者4の体の中でウィルス等が繁殖することを抑制する効果、を得ることができる。
但し、被治療者4の周囲の空間に形成される交流電場の強度は、電極部2に近づくほど大きく、電極部2から離隔するほど小さい。そのため、治療する症状によって、電場の強度が小さくて済むものと、電場の強度が大きいことが必要なものがあるので、治療する症状に応じて適切な位置に電極部2を配置することにより、最良の効果が得られる。
また、被治療者を治療する際に、従来の交流電場を用いた技術では、1台の治療装置では同時に1人の被治療者しか治療することができないが、本実施の形態の治療装置では、治療装置の出力部としての電極部2を大きくするか、又は、電極部2を追加することで、1台の治療装置で同時に2人〜3人など複数の被治療者4を治療することも可能である。また、壁に電極部2を設置することで、部屋全体に治療空間を形成することも可能である。
好適には、一次コイル35には、交流電源により交流電圧VL2が印加される。具体的には、電圧印加装置3は、交流電源から入力される交流電圧を交流電圧VL2として一次コイル35に印加する。
或いは、電圧印加装置3の電源として、電池を用いることも可能である。このような場合でも、電圧印加装置3の消費電力は低いため、例えば単一電池を16本並列接続にした状態で、3日間動作させることができる。従って、治療装置を、例えば自動車に設けられた治療装置、即ち、移動可能な治療装置にも適用することができる。
好適には、出力制御部33は、二次コイル36の出力に20〜100Hzの周波数の電圧を印加する。言い換えれば、電圧印加装置3は、電極部2に20〜100Hzの周波数の交流電圧を印加する。出力制御部33が二次コイル36の出力に印加する電圧が20〜100Hzの場合、出力制御部33が二次コイル36の出力に印加する電圧が20Hz未満又は100Hzを超える場合に比べて、被治療者4の体の中の細胞等に含まれる水分子を効率良く活性化することができるか、被治療者4の体の中の細胞等の酸化を効率良く防止することができるか、又は、被治療者4の体の中のウィルス等の活動を効率良く抑制することができる。
好適には、治療装置は、接地電極を備えていない。これにより、二次コイル36の他方の端子36bに設けられた(接続された)電極部2から静電気を放出しやすくなる。
好適には、二次コイル36に流れる電流は、0.002〜0.2Aである。二次コイル36に流れる電流が0.002A以上の場合、二次コイル36に流れる電流が0.002A未満の場合に比べて、被治療者4の体の中の細胞等に含まれる水分子を効率良く活性化することができるか、被治療者4の体の中の細胞等の酸化を効率良く防止することができるか、又は、被治療者4の体の中のウィルス等の活動を効率良く抑制することができる。また、二次コイル36に流れる電流が0.2A以下の場合、二次コイル36に流れる電流が0.2Aを超える場合に比べて、二次コイル36に流れる電流が微弱電流になるので、感電の心配がない。
<電圧印加装置の変形例>
本実施の形態の治療装置においては、電圧印加装置が電極部に印加する交流電圧の電圧値が調整可能であることが好ましい。このような電圧印加装置の例を、実施の形態の治療装置に備えられた電圧印加装置の変形例として説明する。
図4は、実施の形態の治療装置に備えられた電圧印加装置の変形例を示す回路図である。
図4に示すように、一次コイル35には、実施の形態の治療装置に備えられた電圧印加装置3と同様に、交流電源により交流電圧VL2が印加される。図4に示す例でも、実施の形態(図3参照)と同様に、交流電源として、AC入力コンセント37に接続された商用電源(図示は省略)が用いられる。
一方、本変形例では、実施の形態と異なり、電圧印加装置3は、更に、電圧調整部41を有する。電圧調整部41は、交流電源から入力される交流電圧VL3の電圧値を、互いに異なる複数の種類の電圧値に切り替え、電圧値が切り替えられた交流電圧VL3を交流電圧VL2として一次コイル35に印加することにより、出力端子34に出力される交流電圧VL1の電圧値を調整する。
これにより、交流電圧VL1の電圧値を例えば強弱2種類の電圧値、又は、例えば強中弱の3種類の電圧値に切り替えることができる。従って、治療する症状に応じて最適な条件を設定することができる。
好適には、電圧調整部41は、抵抗素子42と、スイッチ素子43と、を含む。抵抗素子42は、一次コイル35の一方の端子35a又は他方の端子35bである端子35cと、交流電源即ちAC入力コンセント37と、の間に設けられている。図4に示す例では、一次コイル35の他方の端子35bが端子35cであるが、一次コイル35の一方の端子35aが端子35cであってもよい。
スイッチ素子43は、端子35cを抵抗素子42を介して交流電源即ちAC入力コンセント37に接続するか、又は、端子35cを抵抗素子42を介さずに交流電源即ちAC入力コンセント37に直接接続するかを切り替える。これにより、一次コイル35に印加される交流電圧VL2の電圧値を、交流電源から入力される交流電圧VL3の電圧値と、交流電圧VL3の電圧値よりも小さい電圧値との間で切り替えることができ、出力端子34に出力される交流電圧VL1の電圧値を、互いに異なる強弱2種類の電圧値に容易に切り替えることができる。
また、抵抗素子42として、例えば50Ω程度を中心値とする範囲で変更可能な抵抗値を有する可変抵抗を用いることができる。これにより、一次コイル35に印加される交流電圧VL2の電圧値を、交流電圧VL3の電圧値よりも小さい電圧値に切り替える際のその電圧値を、更に変更することができ、出力端子34に出力される交流電圧VL1の電圧値を、互いに異なる大小2種類の電圧値に容易に切り替える際のその小さい方の電圧値を、更に変更することができる。
なお、図4に示すように、電圧調整部41は、抵抗素子42と並列に接続されたサージアブソーバー44を含んでもよい。このような場合、スイッチ素子43は、端子35cを互いに並列に接続された抵抗素子42及びサージアブソーバー44を介して交流電源即ちAC入力コンセント37に接続するか、又は、端子35cを互いに並列に接続された抵抗素子42及びサージアブソーバー44を介さずに交流電源即ちAC入力コンセント37に直接接続するか、を切り替えることになる。これにより、例えば落雷等により抵抗素子42に大電圧が急激に印加された場合に、サージアブソーバー44の抵抗値が急減してサージアブソーバー44の方に電流が集中して流れるために、抵抗素子42に流れる電流を低減することができ、抵抗素子42の焼損等を防止することができる。
<治療装置の第1変形例>
実施の形態の治療装置において、電極部2の位置は、マットレス部11よりも下方に限られず、種々変更可能である。以下では、電極部2の位置が変更された治療装置の例を、治療装置の第1変形例として説明する。
図5は、実施の形態の第1変形例の治療装置を模式的に示す側面図である。なお、図5では、理解を簡単にするために、マットレス部11の内部に設けられた電極部2を実線により示している。
図5に示す例では、電極部2は、マットレス部11の上面11aから離隔したマットレス部11の内部に設けられる。このような場合、実施の形態に比べて、電極部2を被治療者4により近づけることができるので、1個の電極部2を用いて被治療者4の体のうち一部分だけに強い交流電場を印加しながら治療し、且つ、被治療者4の体のうち他の部分にはあまり強い交流電場を印加しないようにすることができる。
なお、図5において二点鎖線で示すように、電極部2は、例えばフレーム等よりなる基台部13よりも下方に設けられてもよい。このような場合、実施の形態に比べて、電極部2を被治療者4からより離すことができるので、1個の電極部2を用いて被治療者4の体全体を均一に治療することができる。また。ベッド1の構造に応じて電極部2の配置される位置を容易に変更することができるので、ベッド1を設計する際の設計の自由度が高まる。
<治療装置の第2変形例>
実施の形態の治療装置において、電極部2の形状は、板状の形状に限られず、種々変更可能である。以下では、電極部2の形状が変更された治療装置の例を、治療装置の第2変形例として説明する。
図6は、実施の形態の第2変形例の治療装置に備えられた電極部を示す平面図である。なお、図6では、理解を簡単にするために、マットレス部11の内部に配置された電極線25を実線により示している。
図6に示すように、本第2変形例の治療装置における電極部2は、例えば導電性材料よりなる線材である電極線25を有してもよく、電極線25は、例えばマットレス部11の内部に配置されていてもよい。
上記特許文献1に記載された技術では、被治療者が寝るマットに第1の電極が設けられ、上記特許文献2に記載された技術では、絶縁被覆の導電マットが用いられる。このようなマットは、マットレス部に比べて厚さが薄く、被治療者の体を支えることができないため、当該マット下に、マットレス部を配置しなければならず、治療装置全体の構成を簡素化することができない。
一方、本第2変形例では、電極線25は、マットレス部11の内部に配置されている。これにより、マットレス部11上に別体としてマットを配置する必要がないので、治療装置全体の構成を簡素化することができる。
また、電極線25は、例えば電気毛布の中に配置されたヒーター線のように、平面視において、交互に逆方向に折曲したジグザグ形状を有してもよい。電極線25がこのような形状を有することにより、マットレス部11の平面視における単位面積のうち電極線25が占める面積の割合を、マットレス部11の全体に亘って均一化することができる。
<治療装置の第3変形例>
実施の形態の治療装置に備えられる電極部及び電圧印加装置は、臥床式の治療装置に限られず、例えば椅子式等種々の方式の治療装置に適用可能である。以下では、実施の形態の治療装置に備えられる電極部及び電圧印加装置を、椅子式の治療装置、即ち座部と背もたれ部とを有する椅子に座っている被治療者の周囲に交流電場を形成して被治療者を治療する治療装置に適用した例を、治療装置の第3変形例として説明する。
図7は、実施の形態の第3変形例の治療装置を模式的に示す側面図である。
図7に示すように、本第3変形例の治療装置は、実施の形態の治療装置に備えられ、図1及び図2等を用いて説明した電極部2と同様の電極部2を備えている。また、本第3変形例の治療装置は、実施の形態の治療装置に備えられ、図3及び図4等を用いて説明した電圧印加装置3と同様の電圧印加装置3を備えている。従って、本第3変形例の治療装置における電極部2と電圧印加装置3とのうち、電極部2と椅子との配置関係以外の部分については、その説明を省略する。
一方、本第3変形例の治療装置は、実施の形態の治療装置と異なり、ベッドに代え、椅子5を備えている。
なお、治療装置は、椅子5を備えていてもよいが、椅子5を備えていなくてもよい。このような場合、電極部2と、電圧印加装置3と、のみを備えた治療装置が、椅子と組み合わされて被治療者4の治療に用いられることになる。
図7に示す例では、椅子5は、座部51と、背もたれ部52と、座部51を支持する支持部53と、を有する。被治療者4が椅子5に座る際に、座部51の上面51aは、被治療者4の臀部又は大腿部に接触する。また、被治療者4が椅子5に座る際に、背もたれ部52の背もたれ面52aは、被治療者4の背中に接触する。また、支持部53は、座部51の下方に設けられ、座部51を支持する脚部54を含んでもよい。
図7に示す例では、電極部2は、座部51よりも下方に設けられる。また、本第3変形例の治療装置も、実施の形態の治療装置と同様に、電極部2から被治療者4の周囲に静電気を放出することにより、被治療者4の周囲に交流電場を形成し、形成された交流電場を被治療者4に印加しながら被治療者4を治療する。
上記特許文献3に記載された技術では、椅子式の治療装置において、治療装置を動作させるためには、少なくとも1個の電極を、被治療者に接触させて配置するか、又は、被治療者に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する必要がある。そのため、治療中に被治療者が例えば体を動かすのに伴って被治療者の位置が変化した場合には、電極と被治療者との間の距離が変動することにより、治療効果が変動するおそれがある。
また、電極を被治療者に接触させて配置する場合には、給電線と接続された電極を貼付剤等により被治療者に貼り付けなくてはならず、被治療者が快適に治療を受けることができない。或いは、電極を被治療者に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する場合には、治療中に被治療者が体を動かさないようにしなければならず、被治療者が快適に治療を受けることができない。
即ち、上記特許文献3に記載された技術では、椅子式の治療装置において、被治療者を治療する際の治療効果を十分に得ることが困難であり、当該治療効果をある程度得るためであっても、少なくとも1個の電極については、被治療者に接触させて配置するか、又は、被治療者に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する必要がある。
一方、本第3変形例の治療装置では、前述したように、電極部2から被治療者4の周囲に静電気を放出することにより、被治療者4の周囲に交流電場を形成し、形成された交流電場を被治療者4に印加しながら被治療者4を治療する。
これにより、被治療者4の体の中の細胞等に含まれる水分子に特定の波長の電磁波を照射することができるので、被治療者4の体の中の細胞等を活性化させることができる。或いは、被治療者4の体の中の細胞等が酸化して減少する電子を補うことにより、被治療者4の体の中の細胞等の酸化を防止することができる。或いは、被治療者4の体の中のウィルス等の活動を抑制することができる。
従って、本第3変形例の治療装置によれば、実施の形態の治療装置と同様に、被治療者4の体が老化することを抑制することができる。或いは、本第3変形例の治療装置によれば、実施の形態の治療装置と同様に、被治療者4の体の中で病気が発生することを抑制することができる。即ち、本第3変形例の治療装置によれば、実施の形態の治療装置と同様に、被治療者4を治療する際の治療効果を向上させることができる。
また、本第3変形例の治療装置によれば、実施の形態の治療装置と同様に、電極部2から被治療者4の周囲に静電気を放出することにより、被治療者4の周囲に交流電場を形成する。このような場合、電極部2を、被治療者4に接触させて配置する必要もなく、電極部2を、被治療者4に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する必要もない。即ち、本第3変形例の治療装置では、実施の形態の治療装置と同様に、電極部2を被治療者4から離隔して設けることができる。
従って、本第3変形例の治療装置では、電極部2を、座部51よりも下方に設けることができる。よって、治療中に被治療者4が例えば体を動かすのに伴って被治療者4の位置が変化した場合でも、電極部2と被治療者4との間の距離が変動することを防止又は抑制することができ、治療効果が変動することを防止又は抑制することができる。
また、本第3変形例の治療装置によれば、椅子式の治療装置において、電極部2を被治療者4に接触させて配置する必要がなく、給電線と接続された電極を貼付剤等により被治療者4に貼り付ける必要がないので、被治療者4が快適に治療を受けることができる。或いは、本第3変形例の治療装置によれば、電極部2を被治療者4に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する必要がないので、治療中に被治療者4が体を動かしてもよく、被治療者4が快適に治療を受けることができる。
なお、図7に二点鎖線で示すように、電極部2は、座部51の上面51aから離隔した座部51の内部に設けられてもよい。このような場合、本第3変形例の治療装置に比べて、電極部2を被治療者4により近づけることができるので、1個の電極部2を用いて被治療者4の体のうち一部分だけに強い交流電場を印加しながら治療し、且つ、被治療者4の体のうち他の部分にはあまり強い交流電場を印加しないようにすることができる。
<治療装置の第4変形例>
椅子式の治療装置に備えられる電極部は、座部よりも下方又は座部の内部に代え、背もたれ部よりも後方又は背もたれ部の内部に設けられてもよい。以下では、電極部が背もたれ部よりも後方に設けられた椅子式の治療装置の例を、治療装置の第4変形例として説明する。
図8は、実施の形態の第4変形例の治療装置を模式的に示す側面図である。
図8に示す例では、電極部2は、背もたれ部52の背もたれ面52aと反対面52bよりも背もたれ面52a側と反対側、即ち背もたれ部52よりも後方に設けられる。なお、本第4変形例の治療装置のうち、電極部の配置以外の部分については、実施の形態の第3変形例の治療装置と同様にすることができ、その説明を省略する。
本第4変形例の治療装置においても、実施の形態の第3変形例の治療装置と同様に、電極部2から被治療者4の周囲に静電気を放出することにより、被治療者4の周囲に交流電場を形成する。このような場合、電極部2を被治療者4に接触させて配置する必要もなく、電極部2を、被治療者4に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する必要もない。即ち、本第4変形例の治療装置においても、実施の形態の第3変形例の治療装置と同様に、電極部2を被治療者4から離隔して設けることができる。
従って、本第4変形例の治療装置では、電極部2を、背もたれ部52の背もたれ面52aと反対面52bよりも背もたれ面52a側と反対側に設けることができる。よって、治療中に被治療者4が例えば体を動かすのに伴って被治療者4の位置が変化した場合でも、電極部2と被治療者4との間の距離が変動することを防止又は抑制することができ、治療効果が変動することを防止又は抑制することができる。
また、本第4変形例の治療装置によれば、実施の形態の第3変形例の治療装置と同様に、椅子式の治療装置において、電極部2を被治療者4に接触させて配置する必要がなく、給電線と接続された電極を貼付剤等により被治療者4に貼り付ける必要がない。或いは、本第4変形例の治療装置によれば、実施の形態の第3変形例の治療装置と同様に、電極部2を被治療者4に殆ど接触しそうな距離まで近づけて配置する必要がないので、治療中に被治療者4が体を動かしてもよく、被治療者4が快適に治療を受けることができる。
なお、図8に二点鎖線で示すように、電極部2は、背もたれ部52の背もたれ面52aから離隔した背もたれ部52の内部に設けられてもよい。このような場合、本第4変形例の治療装置に比べて、電極部2を被治療者4により近づけることができるので、1個の電極部2を用いて被治療者4の体のうち一部分だけに強い交流電場を印加しながら治療し、且つ、被治療者4の体のうち他の部分にはあまり強い交流電場を印加しないようにすることができる。
また、図8に二点鎖線で示すように、電極部2を、被治療者4から離隔して設けることができればよいので、電極部2を、椅子5に座っている被治療者4よりも背もたれ部52側と反対側に、即ち被治療者4よりも前方に、被治療者4から離隔して設けてもよい。或いは、図示は省略するが、電極部2を、椅子5に座っている被治療者4よりも座部51側と反対側に、即ち被治療者4よりも上方に、被治療者4から離隔して設けてもよい。
以下、実施例に基づいて本実施の形態を更に詳細に説明する。なお、本発明は以下の実施例によって限定されるものではない。
初めに、実施例の治療装置として、実施の形態の治療装置を用意した。
次に、50代の男性を被治療者とし、治療期間を2ヶ月とし、1日当たりの治療時間を1時間とし、500Vの電場空間で、即ち電極部2に500Vの交流電圧VL1を印加して、実施例の治療装置による治療を行った。その結果、被治療者のγ−GTP即ち肝機能を示す数値が83から29まで著しく減少し、その他中性脂肪が160から65まで著しく減少するなどして、全て正常な数値になった。
また、40代の男性であって薄毛の症状を有する男性を被治療者とし、治療期間を2ヶ月とし、1日当たりの治療時間を1時間とし、200Vの電場空間で、即ち電極部2に200Vの交流電圧VL1を印加して、実施例の治療装置による治療を行った。その結果、被治療者の薄毛の症状が改善し、後頭部に髪が生えてきた。
また、30代の男性であって足の裏の臭いと体臭の症状を有する男性を被治療者とし、治療期間を1ヶ月とし、1日当たりの治療時間を1時間とし、100Vの電場空間で、即ち電極部2に100Vの交流電圧VL1を印加して、実施例の治療装置による治療を行った。その結果、被治療者の足の裏と体臭の臭いが軽減した。
また、40代の女性であって膣内の臭いの症状を有する女性を被治療者とし、治療期間を2ヶ月とし、1日当たりの治療時間を2時間とし、500Vの電場空間で、即ち電極部2に500Vの交流電圧VL1を印加して、実施例の治療装置による治療を行った。その結果、被治療者の膣内の臭いが無くなり、かゆみも軽減した。膣内及び外陰部は、雑菌が繁殖しやすい部分であり、膣内から分泌されるオリモノ及び経血、並びに、垢及び尿などの老廃物の排出もあって雑菌が発生しやすい部分である。しかし、実施例の治療装置を使用して治療を行うことにより、雑菌の発生の抑制、及び、雑菌の繁殖の抑制に、効果が現れた。
以上、本発明者によってなされた発明をその実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
例えば、前述の各実施の形態に対して、当業者が適宜、構成要素の追加、削除若しくは設計変更を行ったもの、又は、工程の追加、省略若しくは条件変更を行ったものも、本発明の要旨を備えている限り、本発明の範囲に含まれる。
1 ベッド
2 電極部
3 電圧印加装置
4 被治療者
5 椅子
11 マットレス部
11a 上面
12 支持部
13 基台部
14 脚部
21 主面
22 板状部
23 開口部
24 給電線
25 電極線
31 トランス
32 フィードバック制御回路
33 出力制御部
34 出力端子
35 一次コイル
35a〜35c、36a、36b 端子
36 二次コイル
37 AC入力コンセント
38 ブレーカー
39、43 スイッチ素子
41 電圧調整部
42 抵抗素子
44 サージアブソーバー
51 座部
51a 上面
52 背もたれ部
52a 背もたれ面
52b 反対面
53 支持部
54 脚部
VL1〜VL3 交流電圧

Claims (30)

  1. マットレス部を有するベッドの前記マットレス部上に横たわっている被治療者の周囲に交流電場を形成して前記被治療者を治療する治療装置において、
    前記マットレス部の上面から離隔した前記マットレス部の内部、又は、前記マットレス部よりも下方、に設けられる電極部と、
    前記電極部に第1交流電圧を印加する電圧印加装置と、
    を備えた、治療装置。
  2. 請求項1に記載の治療装置において、
    前記電圧印加装置は、
    互いに磁気的に結合された一次コイルと二次コイルとを含むトランスと、
    前記二次コイルにおける電圧を調整するために前記二次コイルの一方の端子を前記一次コイルの一方の端子に戻すフィードバック制御回路と、
    前記二次コイルの出力に低周波振動を加えるために前記二次コイルの他方の端子に接続された出力制御部と、
    を有し、
    前記電極部は、前記出力制御部を介して前記二次コイルの他方の端子に接続される、治療装置。
  3. 請求項2に記載の治療装置において、
    前記一次コイルには、交流電源により第2交流電圧が印加され、
    前記電圧印加装置は、更に、前記交流電源から入力される第3交流電圧の電圧値を、互いに異なる複数の種類の電圧値に切り替え、電圧値が切り替えられた前記第3交流電圧を前記第2交流電圧として前記一次コイルに印加することにより、前記第1交流電圧の電圧値を調整する電圧調整部を有する、治療装置。
  4. 請求項3に記載の治療装置において、
    前記電圧調整部は、
    前記一次コイルの一方の端子又は前記一次コイルの他方の端子である第1端子と、前記交流電源と、の間に設けられた抵抗素子と、
    前記第1端子を前記抵抗素子を介して前記交流電源に接続するか、又は、前記第1端子を前記抵抗素子を介さずに前記交流電源に接続するかを切り替えるスイッチ素子と、
    を含む、治療装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記電極部から前記被治療者の周囲に静電気を放出することにより、前記被治療者の周囲に前記交流電場を形成し、形成された前記交流電場を前記被治療者に印加しながら前記被治療者を治療する、治療装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記電圧印加装置は、前記電極部に20〜100Hzの周波数の前記第1交流電圧を印加する、治療装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の治療装置において、
    接地電極を備えていない、治療装置。
  8. 請求項2乃至4のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記二次コイルに流れる電流は、0.002〜0.2Aである、治療装置。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記電極部は、第1電極であり、
    前記電圧印加装置は、前記第1電極以外のいずれの電極とも電気的に接続されない、治療装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記電極部は、主面を含む板状部を有し、
    前記板状部は、前記主面に形成された複数の開口部を含む、治療装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記ベッドを備えた、治療装置。
  12. 被治療者の周囲に交流電場を形成して前記被治療者を治療する治療装置において、
    前記被治療者から離隔して設けられる電極部と、
    前記電極部に第1交流電圧を印加する電圧印加装置と、
    を備え、
    前記電圧印加装置は、
    互いに磁気的に結合された一次コイルと二次コイルとを含むトランスと、
    前記二次コイルにおける電圧を調整するために前記二次コイルの一方の端子を前記一次コイルの一方の端子に戻すフィードバック制御回路と、
    前記二次コイルの出力に低周波振動を加えるために前記二次コイルの他方の端子に接続された出力制御部と、
    を有し、
    前記電極部は、前記出力制御部を介して前記二次コイルの他方の端子に接続される、治療装置。
  13. 請求項12に記載の治療装置において、
    前記一次コイルには、交流電源により第2交流電圧が印加され、
    前記電圧印加装置は、更に、前記交流電源から入力される第3交流電圧の電圧値を、互いに異なる複数の種類の電圧値に切り替え、電圧値が切り替えられた前記第3交流電圧を前記第2交流電圧として前記一次コイルに印加することにより、前記第1交流電圧の電圧値を調整する電圧調整部を有する、治療装置。
  14. 請求項13に記載の治療装置において、
    前記電圧調整部は、
    前記一次コイルの一方の端子又は前記一次コイルの他方の端子である第1端子と、前記交流電源と、の間に設けられた抵抗素子と、
    前記第1端子を前記抵抗素子を介して前記交流電源に接続するか、又は、前記第1端子を前記抵抗素子を介さずに前記交流電源に接続するかを切り替えるスイッチ素子と、
    を含む、治療装置。
  15. 請求項12乃至14のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記電極部から前記被治療者の周囲に静電気を放出することにより、前記被治療者の周囲に前記交流電場を形成し、形成された前記交流電場を前記被治療者に印加しながら前記被治療者を治療する、治療装置。
  16. 請求項12乃至15のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記電圧印加装置は、前記電極部に20〜100Hzの周波数の前記第1交流電圧を印加する、治療装置。
  17. 請求項12乃至16のいずれか一項に記載の治療装置において、
    接地電極を備えていない、治療装置。
  18. 請求項12乃至17のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記二次コイルに流れる電流は、0.002〜0.2Aである、治療装置。
  19. 請求項12乃至18のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記電極部は、第1電極であり、
    前記電圧印加装置は、前記第1電極以外のいずれの電極とも電気的に接続されない、治療装置。
  20. 座部と背もたれ部とを有する椅子に座っている被治療者の周囲に交流電場を形成して前記被治療者を治療する治療装置において、
    前記座部の上面から離隔した前記座部の内部、前記座部よりも下方、前記背もたれ部の背もたれ面から離隔した前記背もたれ部の内部、又は、前記背もたれ部の前記背もたれ面と反対面よりも前記背もたれ面側と反対側、に設けられる電極部と、
    前記電極部に第1交流電圧を印加する電圧印加装置と、
    を備えた、治療装置。
  21. 請求項20に記載の治療装置において、
    前記電圧印加装置は、
    互いに磁気的に結合された一次コイルと二次コイルとを含むトランスと、
    前記二次コイルにおける電圧を調整するために前記二次コイルの一方の端子を前記一次コイルの一方の端子に戻すフィードバック制御回路と、
    前記二次コイルの出力に低周波振動を加えるために前記二次コイルの他方の端子に接続された出力制御部と、
    を有し、
    前記電極部は、前記出力制御部を介して前記二次コイルの他方の端子に接続される、治療装置。
  22. 請求項21に記載の治療装置において、
    前記一次コイルには、交流電源により第2交流電圧が印加され、
    前記電圧印加装置は、更に、前記交流電源から入力される第3交流電圧の電圧値を、互いに異なる複数の種類の電圧値に切り替え、電圧値が切り替えられた前記第3交流電圧を前記第2交流電圧として前記一次コイルに印加することにより、前記第1交流電圧の電圧値を調整する電圧調整部を有する、治療装置。
  23. 請求項22に記載の治療装置において、
    前記電圧調整部は、
    前記一次コイルの一方の端子又は前記一次コイルの他方の端子である第1端子と、前記交流電源と、の間に設けられた抵抗素子と、
    前記第1端子を前記抵抗素子を介して前記交流電源に接続するか、又は、前記第1端子を前記抵抗素子を介さずに前記交流電源に接続するかを切り替えるスイッチ素子と、
    を含む、治療装置。
  24. 請求項20乃至23のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記電極部から前記被治療者の周囲に静電気を放出することにより、前記被治療者の周囲に前記交流電場を形成し、形成された前記交流電場を前記被治療者に印加しながら前記被治療者を治療する、治療装置。
  25. 請求項20乃至24のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記電圧印加装置は、前記電極部に20〜100Hzの周波数の前記第1交流電圧を印加する、治療装置。
  26. 請求項20乃至25のいずれか一項に記載の治療装置において、
    接地電極を備えていない、治療装置。
  27. 請求項21乃至23のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記二次コイルに流れる電流は、0.002〜0.2Aである、治療装置。
  28. 請求項20乃至27のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記電極部は、第1電極であり、
    前記電圧印加装置は、前記第1電極以外のいずれの電極とも電気的に接続されない、治療装置。
  29. 請求項20乃至28のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記電極部は、主面を含む板状部を有し、
    前記板状部は、前記主面に形成された複数の開口部を含む、治療装置。
  30. 請求項20乃至29のいずれか一項に記載の治療装置において、
    前記椅子を備えた、治療装置。
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