JPWO2019077647A1 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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Abstract

本発明による電動パワーステアリング装置では、制御ユニットは、モータのモータ巻線に電流を供給する複数のスイッチング素子を有するパワーモジュールと、上記複数のスイッチング素子に制御信号を出力する制御基板と、上記パワーモジュールが取り付けられ、上記複数のスイッチング素子での発熱を放熱するヒートシンクと、上記制御ユニットの外殻を構成するハウジングと、電源コネクタと、信号コネクタと、を備え、上記制御基板は、上記モータの出力軸の軸方向と平行に配置され、突出部が、上記ハウジングの反出力側の底部に反出力側に突出するように形成され、上記制御基板の反出力側の端部が、上記突出部内に挿入され、上記電源コネクタと上記信号コネクタが、上記底部の外壁面の上記突出部を避けた領域に配置されている。

Description

この発明は、モータと制御ユニットが一体化された電動パワーステアリング装置に関し、特に、制御ユニットの構造に関する。
従来の電動パワーステアリング装置は、モータと、モータの出力軸の軸方向に配列されてモータと一体化された制御ユニットと、を備えていた。制御ユニットは、制御基板と、円筒状の周壁、および周壁の一側開口を塞ぐ底部を有し、コネクタが底部に組み付けられたコネクタ組付体と、を備えていた。コネクタ組付体は、周壁の他側開口をモータ側に向けて、モータの出力軸の出力側と反対側に配置されていた。制御基板は、コネクタ組付体内に、モータの出力軸の軸方向と直交するように、すなわち横置きに配置されていた(例えば、特許文献1参照)。
従来のモータユニットは、モータと、モータの出力軸の軸方向に配列されてモータと一体化されたモジュールと、を備えていた。モジュールは、制御基板と、円筒状の周壁、および周壁の一側開口を塞ぐ底部を有し、コネクタが底部に一体に形成されたカバーと、を備えていた。カバーは、周壁の他側開口をモータ側に向けて、モータの出力軸の出力側と反対側に配置されていた。制御基板は、カバー内に、モータの出力軸の軸方向と平行に、すなわち縦置きに配置されていた(例えば、特許文献2参照)。
国際公開第WO20016/024358号 特開2016−163415号公報
特許文献1に開示された従来装置では、制御基板がコネクタ組付体内に横置きに配置されていた。これにより、制御ユニットの、出力軸の軸方向の寸法を短くでき、装置の軸方向の小型化が可能であった。しかしながら、例えば、冗長性を考慮した2系統の回路構成とする場合には、制御基板に実装する備品点数が増大する。そのため、制御基板の、出力軸の軸方向と直交する方向、すなわち径方向の寸法を増大する必要があり、装置の径方向の寸法が大型化するという問題があった。
特許文献2に開示された従来装置では、制御基板がカバー内に縦置きに配置されていた。これにより、モジュールの径方向の寸法を短くでき、装置の径方向の小型化が可能であった。しかしながら、例えば、冗長性を考慮した2系統の回路構成とする場合には、制御基板に実装する備品点数が増大する。そのため、モジュールの径方向の寸法を維持して、制御基板の、出力軸の軸方向の寸法を増大する必要があり、装置の軸方向の寸法が大型化するという問題があった。
この発明は、以上のような従来装置の問題点を解決するためになされたもので、制御基板をハウジング内に縦置き配置することによる径方向の小型化を確保しつつ、軸方向の寸法の小型化を可能とする電動パワーステアリング装置を得ることを目的とする。
本発明による電動パワーステアリング装置は、モータと、上記モータの出力軸の軸方向の反出力側に配置されて、上記モータと一体化された制御ユニットと、を備える。制御ユニットは、上記モータのモータ巻線に電流を供給する複数のスイッチング素子を有するパワーモジュールと、上記複数のスイッチング素子に制御信号を出力する制御基板と、上記パワーモジュールが取り付けられ、上記複数のスイッチング素子での発熱を放熱するヒートシンクと、上記制御ユニットの外殻を構成するハウジングと、電源コネクタと、信号コネクタと、を備える。上記制御基板は、上記出力軸の軸方向と平行に配置され、突出部が、上記ハウジングの反出力側の底部に反出力側に突出するように形成され、上記制御基板の反出力側の端部が、上記突出部内に挿入され、上記電源コネクタと上記信号コネクタが、上記底部の外壁面の上記突出部を避けた領域に配置されている。
本発明によれば、制御基板は、出力軸の軸方向と平行に配置される。これにより、製品の径方向の小型化が図られる。制御基板の反出力側の端部が、ハウジングの底部に形成された突出部内に挿入されている。電源コネクタと信号コネクタは、底部の外壁面の突出部を避けた領域に形成されている。これにより、電源コネクタと信号コネクタが配置される底部の領域を、突出部の突出高さ分、出力側に沈み込ませることができ、製品の軸方向の小型化が図られる。
この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置の回路図である。 この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置を示す断面図である。 この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置を反出力側から見た透視図である。 この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置の要部を示す断面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置の回路図、図2は、この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置を示す断面図、図3は、この発明の実施の形態1に係る電動パワーステアリング装置を反出力側から見た透視図である。
図1および図2において、電動パワーステアリング装置は、制御ユニット1と、モータ2と、を備えている。制御ユニット1は、モータ2の出力軸21の軸方向の一側に、モータ2と1列に配置されて、モータ2と一体化されている。制御ユニット1は、CPU30、各種回路などが搭載された制御基板3、モータ2のモータ巻線24に電流を供給するインバータ回路6、電源用リレー65、フィルタ36などを備える。また、電動パワーステアリング装置には、車両に搭載されたバッテリ34、イグニッションスイッチ35を介して電力が供給され、センサ8からの各種情報が入力される。そして、電動パワーステアリング装置は、モータ2の出力軸21の軸方向を上下方向として、かつ制御ユニット1を上方に位置させて、配置される。モータ2の出力が、出力軸21の下端部から、例えば減速機(図示せず)に出力される。つまり、図2において、出力軸21の下端側が出力側、出力軸21の上端側が反出力側となる。
まず、制御ユニット1の回路構成について、説明する。
車両に搭載されたバッテリ34からイグニッションスイッチ35を介して電力が制御ユニット1に供給される。車両の走行速度を検出する車速センサ、ハンドルの近傍に搭載される操舵トルクを検出するトルクセンサなどのセンサ8からの情報が、CPU30に伝達される。CPU30は、これらの情報に基づいてモータ2を回転させるための制御量である電流値を演算し、出力する。駆動回路31は、CPU30の出力信号を受け、インバータ回路6の各スイッチング素子を駆動する駆動信号をインバータ回路6に出力する。
駆動回路31は、小電流しか流れないので、制御基板3に実装されているが、インバータ回路6に配置することもできる。また、電源系(+B、グランド)には、インバータ回路6のPWM駆動によるノイズの放出を抑制するために、コンデンサとコイルとからなるフィルタ36が挿入されている。さらに、+B電源ラインを開閉する電源用リレー65が、+B電源ラインに挿入されている。この電源用リレー65は、2つのスイッチング素子と、電流供給方向に対して順方向と逆方向の2つの寄生ダイオードと、を備える。電源用リレー65は、インバータ回路6又はモータ2に故障が発生した場合などに、電力供給を強制的に遮断することができる。さらに、電源用リレー65は、バッテリ34を逆接続した場合に、電流が流れるラインを遮断することができ、いわゆるバッテリ逆接続保護の役目も担っている。
インバータ回路6は、モータ巻線24の各相に対応する3つの回路部6U,6V,6Wを備える。ここで、3つの回路部6U,6V,6Wは、同一の構成であるので、回路部6Uについてのみ説明する。回路部6Uは、上アーム用スイッチング素子61Uと、下アーム用スイッチング素子62Uと、上下アーム用スイッチング素子61U,62Uの接続点とU1相の巻線との間を開閉するリレー機能を有したリレー用スイッチング素子64Uと、を備えている。上下アーム用スイッチング素子61U,62Uは、CPU30の指令に基づきPWM駆動される。このため、ノイズ抑制の目的で、平滑コンデンサ7Uが、上下アーム用スイッチング素子61U,62Uと並列に接続されている。さらに、モータ2に流れる電流を検出するためのシャント抵抗63Uが、上下アーム用スイッチング素子61U,62Uと直列に接続されている。
回路部6U,6V,6Wは、U相、V相およびW相の各巻線に対して同一の回路構成を有しており、各巻線に独立に電流供給を行える。
また、シャント抵抗63の両端間の電位差、モータ巻線端子の電圧なども入力回路32に入力される。これらの情報もCPU30に入力され、演算した電流値に対応する検出値との差異を演算して、いわゆるフィードバック制御を行うことで、所望のモータ電流を供給し、操舵力をアシストする。さらに、バッテリ+Bとインバータ回路6とを接続または遮断するリレーとして作動する電源用リレー65のスイッチング素子の駆動信号も、駆動回路31を介して出力される。なお、電源用リレー65のスイッチンング素子は、大電流が流れるため発熱を伴うので、インバータ回路6に包含させて、パワーモジュールとして構成することもできる。
CPU30は、入力した各種の類報からセンサ8のほか、駆動回路31、インバータ回路6、モータ巻線24などの異常を検出する異常検出機能を有する。CPU30は、異常を検出した場合、その異常に応じて、例えば異常検出された相のみの電流供給を遮断するために、当該相の上下アーム用スイッチング素子、リレー用スイッチング素子をオフする。また、CPU30は、バッテリ34からの電力供給を遮断するために電源用リレー65のスイッチング素子をオフすることも可能である。
ここで、モータ2は、Y結線された1組の3相のモータ巻線24を備えたブラシレスモータである。ブラシレスモータのために、ロータ23の回転位置を検出するための回転センサ5aが搭載されている。回転センサ5aにより検出された、ロータ23の回転角度、回転速度の回転情報が、制御基板3の入力回路32に入力される。
なお、モータは、三相モータとしているが、四相以上の多相モータでもよい。また、モータ巻線は、三相の巻線をY結線して構成されているが、三相の巻線をデルタ結線して構成してもよい。また、モータ巻線は、分布巻巻線または集中巻巻線を採用できる。
つぎに、モータ2の構成について、図2を用いて説明する。
モータ2は、出力軸21、ロータ23、ステータ22、それらを内蔵するモータケース25から主に構成される。
モータケース25は、円筒部25aと、円筒部25aの出力側の開口を塞ぐ底部25bと、からなる有底円筒状に構成されている。モータケース25は、金属製であり、放熱性、および外形の形状を考慮すると、アルミニウムで作製することが望ましい。フレーム29が、金属で円盤状に作製されている。フレーム29は、圧入、焼き嵌めなどにより、円筒部25a内の軸方向の略中央位置に、挿入、保持されている。フレーム29は、モータ2の蓋の役目を有する。モータ2は、フレーム29により、制御ユニット1と分離、独立されている。
ステータ22は、モータケース25の円筒部25a内に、圧入、焼き嵌めなどにより、挿入、保持されて、円筒部25a内の出力側に配置されている。ステータ22は、3相のモータ巻線24を備える。環状配線部27が、フレーム29の出力側に、かつモータ巻線24の近傍に配置されている。モータ巻線24の端末が、環状配線部27に接続されている。モータ2を駆動するための3相の電流が流れる3本の相端子28が、環状配線部27から引き出され、フレーム29を貫通して、反出力側に引き出されている。つまり、モータ巻線24の各相の巻線に接続された3本の相端子28が、フレーム29から反出力側に引き出されている。
ロータ23は、フレーム29の軸心位置に配置された軸受26aと底部25bの軸心位置に配置された軸受26bとに支持された出力軸21に固着されて、モータケース25内に回転可能に配置されている。ロータ23は、ステータ22内に、ステータ22と同軸に配置されている。センサロータ5bが、出力軸21のフレーム29からの突出端に配置されている。なお、図示していないが、永久磁石が、周方向にN極とS極とが交互に並ぶように、一定のピッチで、ロータ23の外周面に複数配置されている。
つぎに、制御ユニット1の構成について、図2および図3に基づいて説明する。
制御ユニット1は、その主要構成部品を出力軸21と平行に配置する縦置き構造を採用している。これにより、制御ユニット1は、出力軸21と直交する方向である径方向の面積をモータ2と同等、又は小さくしている。
ハウジング10は、樹脂製であり、円筒状の周壁10aと、周壁10aの一側開口を塞ぐ底部10bと、からなる有底円筒状に形成されている。ハウジング10は、開口をモータ2側に向けて、周壁10aをモータケース25の円筒部25aの開口に嵌め合わされ、ねじ(図示せず)により円筒部25aに取り付けられている。ハウジング10と、モータケース25の円筒部25aの反出力側の部分とが、制御ユニット1の外殻を構成している。制御ユニット1の構成部品が、この外殻内に収納される。ここで、ハウジング10は、円筒部25aの反出力側の部位とともに制御ユニットを構成しているが、円筒部25aの軸方向長さを短くし、周壁10aの軸方向長さを長くして、ハウジング10のみで、制御ユニット1の外殻を構成してもよい。
底部10bの反出力側の面である外壁面は、突出部17と穴部18を除いて、出力軸21の軸方向と直交する平坦面となっている。突出部17は、出力軸21の軸心から離間した位置に形成されている。そして、突出部17は、底部10bを反出力側に突出させて形成され、出力側に開口する直線状の基板収納部を構成している。穴部18は、底部10bの突出部17の径方向の内側に、突出部17と平行な長穴に形成されている。
ハウジング10の底部10bの外壁面には、外部電源であるバッテリ34と接続する電源コネクタ12、およびセンサ8と接続する信号コネクタ13が配置されている。なお、図3では、電源コネクタ12および信号コネクタ13が底部10bに1つずつ配置されているが、電源コネクタ12および信号コネクタ13の個数は、1つに限定されない。電源コネクタ12および信号コネクタ13は、コンタクトピン12a,13aが出力軸21の軸方向と平行となるように、構成されている。コンタクトピン12aは、底部10bを貫通し、底部10bの出力側の面である内壁面上を延長ターミナル12bとして穴部18まで延び、穴部18から外部に突出している。コンタクトピン13aは、底部10bを貫通し、底部10bの出力側の面である内壁面上を延長ターミナル13bとして穴部18まで延び、穴部18から外部に突出している。
図示されていないが、フィルタ36が、底部10bの外壁面に配置される。延長ターミナル12b、13b、フィルタ36の配線などが、インサート成形またはアウトサート成形により、樹脂製のハウジング10に一体に形成されている。さらに、電源コネクタ12および信号コネクタ13も、ハウジング10に一体に形成されてもよい。また、フィルタ36は、ハウジング10内の空きスペースに配置されてもよい。
ハウジング10の内部には、ヒートシンク11、制御基板3、インバータ回路6を構成する複数のスイッチング素子が内蔵されたパワーモジュール9などが配置される。なお、図示していないが、平滑コンデンサ7は、ハウジング10内の空きスペースに配置されている。
ヒートシンク11は、図3に示されるように、アルミニウム、銅などの高熱伝導材料で作製され、平板状のベース部11aと、ベース部11aに直立する直方体の柱部11bと、を備える。ヒートシンク11のベース部11aが、出力軸21の突出部を避けて、フレーム29の反出力側の面に接する状態に取り付けられている。柱部11bは、出力軸21の軸方向の延長線から径方向に離間して、出力軸21の軸方向と平行に配置されている。
ベース部11aには、凹部11cが設けられている。出力軸21の反出力側の端部が凹部11c内に挿入されている。回転センサ用基板4は、一部を凹部11c内に挿入して、出力軸21の軸方向と直交するように、フレーム29に取り付けられている。回転センサ用基板4には、信号ライン、給電ラインなどが、形成されている。さらに、回転センサ用基板4には、回転センサ5aが、出力軸21の反出力側の端部に取り付けられたセンサロータ5bに相対するように実装されている。フレーム29から反出力側に引き出された相端子28が、回転センサ用基板4の給電ラインに接続されている。
制御基板3には、CPU30、駆動回路31、入力回路32、電源回路33などが実装される。また、制御基板3は、矩形平板に形成され、下端をフレーム29の反出力側の面に固定し、上端を突出部17の基板収納部内に挿入して、出力軸21の軸方向と平行に配置されている。さらに、制御基板3は、出力軸21の軸心を挟んで、柱部11bと相対するように配置されている。回転センサ用基板4の信号ラインが、制御基板3の下辺に形成された接続部に接続されている。中継ターミナル14a,14bが、制御基板3の上辺に形成された接続部に接続されて、底部10bの内壁面に沿って穴部18まで延び、穴部18から外部に突出している。
パワーモジュール9は、インバータ回路6を構成するスイッチング素子が銅板などの配線に実装された状態で樹脂封止されて構成される。パワーモジュール9は、柱部11bの制御基板3と相対する面に、ねじなどにより固定されている。これにより、パワーモジュール9は、出力軸21の軸方向と平行に配置される。そして、パワーモジュール9で発生した熱は、フレーム29を介してモータケース25に伝熱され、モータケース25から放熱される。パワーモジュール9の上部から引き出された中継ターミナル14cが、底部10b内壁面に沿って穴部18まで延び、穴部18から外部に突出している。パワーモジュール9の下部から引き出された信号端子および給電端子が、回転センサ用基板4に接続されている。これにより、パワーモジュール9からの電流が、回転センサ用基板4の給電ライン、相端子28を介して、モータ巻線24に供給される。
つぎに、制御基板3、電源コネクタ12、信号コネクタ13およびパワーモジュール9の配置および配線構造について、説明する。
電源コネクタ12と信号コネクタ13は、コンタクトピン12a,13aの配列方向を突出部17の長さ方向と平行にして、出力軸21の軸心を挟んで突出部17と相対して、1列に配置されている。穴部18は、穴方向を突出部17の長さ方向と平行にして、突出部17と、電源コネクタ12および信号コネクタ13と、の間に配置されている。これにより、突出部17、穴部18、および電源コネクタ12および信号コネクタ13の列は、突出部17の長さ方向と直交する方向に、この並び順に、互いに平行に配置されている。
延長ターミナル12bの穴部18からの突出部が、中継ターミナル14a,14cの穴部18からの突出部に接続される。これにより、電源コネクタ12のコンタクトピン12aが、延長ターミナル12b、中継ターミナル14a,14cを介して制御基板3とパワーモジュール9の電源ラインに接続される。そして、外部電力が、制御基板3とパワーモジュール9に供給される。
一方、延長ターミナル13bの穴部18からの突出部が、中継ターミナル14bの穴部18からの突出部に接続される。これにより、信号コネクタ13のコンタクトピン13aが、延長ターミナル13b、中継ターミナル14bを介して制御基板3の信号ラインに接続される。そして、トルク、車速などの情報が、制御基板3に入力される。
制御基板3の信号ラインとパワーモジュール9の信号ラインとが、回転センサ用基板4の信号ラインを介して接続されている。これにより、スイッチング素子を駆動する駆動信号が、パワーモジュール9に入力される。
ここで、延長ターミナル12bと中継ターミナル14a,14cとの接続部16aと、延長ターミナル13bと中継ターミナル14bとの接続部16bとが、穴部18の穴方向に1列に並んで穴部18内に配置されている。
また、蓋19が、反出力側から穴部18に装着され、外部からの穴部18を介しての水、異物などの侵入を防いでいる。
以上のように構成された装置により得られる効果を説明する。
ヒートシンク11の柱部11b、パワーモジュール9、制御基板3が、出力軸21の軸方向と平行に配置されるため、製品の小型化、特に径方向の小型化が可能となる。
また、制御基板3の上端部を挿入する突出部17が、ハウジング10の底部10bを反出力側に突出させて形成されている。電源コネクタ12と信号コネクタ13が、突出部17を避けて底部10bの外壁面に配置されている。これにより、突出部17が、出力軸21の軸方向において、電源コネクタ12と信号コネクタ13が配置される底部10bの領域より反出力側に位置している。したがって、底部10bの突出部17を除く領域を、突出部の突出高さ分、出力側に沈み込ませることができる。その結果、制御基板3の実装面積を確保しつつ、製品の軸方向の小型化を図ることができる。
電源コネクタ12と信号コネクタ13とが、反出力側から見て、出力軸21を挟んで、突出部17と相対するように、底部10bの外壁面に配置されている。これにより、制御基板3の部品実装面積を広く確保することができる。さらに、電源コネクタ12、信号コネクタ13、突出部17などを底部10bの外壁面に分散配置できる。
穴部18が底部10bを貫通するように形成されている。電源コネクタ12と信号コネクタ13の延長ターミナル12b,13bと、制御基板3とパワーモジュール9とから引き出された中継ターミナル14a,14b,14cとが、穴部18から引き出されて接続されている。これにより、ハウジング10をモータケース25に装着した後、制御ユニット3などの制御ユニット1の主要構成部品と、電源コネクタ12および信号コネクタ13との電気的接続が行われるので、装置の組立性が向上される。
穴部18が直線状の穴方向となっている。延長ターミナル12b,13bと中継ターミナル14a,14b,14cとの接続部16a,16bが、穴部18内に略一直線に並んでいる。これにより、結線作業性が向上される。
なお、上記実施の形態1では、突出部17と電源コネクタ12および信号コネクタ13とが、穴部18を挟んで相対して、互いに平行に配置されているが、電源コネクタ12および信号コネクタ13は、突出部17を避けて底部10bの外壁面に配置されればよい。例えば、電源コネクタ12と信号コネクタ13とを、突出部17の長さ方向に離間させ、かつ突出部17と直交するように配置してもよい。この場合、電源コネクタ12および信号コネクタ13のコンタクトピンから延びる延長ターミナルは、屈曲して穴部18から引き出されるように形成される。
また、上記実施の形態1では、電源コネクタ12と信号コネクタ13とが別々のコネクタに構成されていたが、電源コネクタ12と信号コネクタ13とが一体に構成されたハイブリッド型コネクタを用いても、同様の効果が得られる。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2に係る電動パワーステアリング装置の要部を示す断面図である。なお、実施の形態1では、モータ2を駆動するインバータ回路6が1系統のみの場合について説明しているが、実施の形態2では、インバータ回路6が2系統の場合について説明する。また、実施の形態2では、実施の形態1と同等部位には同一符号を付している。
図1の回路図では、U相、V相およびW相の巻線をY結線してなる1組のモータ巻線24と、1組のモータ巻線24に電流を供給する1系統の電源用リレー65とインバータ回路6と、インバータ回路6を駆動する1つの駆動回路31と、を備える。実施の形態2では、図示していないが、それぞれ、U相、V相およびW相の巻線をY結線してなる2組のモータ巻線24と、2組のモータ巻線24に電流をそれぞれ供給する2系統の電源用リレー65とインバータ回路6と、2系統のインバータ回路6をそれぞれ駆動する2つの駆動回路31と、を備える。
図4において、制御ユニット1Aは、第1制御基板3A、第1ヒートシンク11A、第1パワーモジュール9A、第1中継部材20A、第1電源コネクタ12A、第1信号コネクタ13Aなどからなる第1制御ユニット部と、第2制御基板3B、第2ヒートシンク(図示せず)、第2パワーモジュール(図示せず)、第2中継部材(図示せず)、第2電源コネクタ12B、第2信号コネクタ13Bなどからなる第2制御ユニット部と、回転センサ5aが実装された回転センサ用基板4と、ハウジング10Aと、を備える。第1制御ユニット部と第2制御ユニット部の対応する構成部材は、同様に構成されている。
第1ヒートシンク11Aは、ベース部11aをフレーム29に固定して、柱部11bを出力軸21の軸方向と平行に配置されている。図示していないが、第2ヒートシンクが、ベース部11aをフレーム29に固定して、柱部11bを出力軸21の軸方向と平行に配置されている。第1ヒートシンク11Aと第2ヒートシンクとは、出力軸21の軸心を挟んで相対して、配置されている。
第1制御基板3Aと第2制御基板3Bとは、それぞれ、下端をフレーム29に固定されて、出力軸21の軸方向と平行に配置されている。第1制御基板3Aと第2制御基板3Bとは、第1ヒートシンク11Aと第2ヒートシンクとが相対する方向と直交する方向に、第1ヒートシンク11Aと第2ヒートシンクとを挟んで相対して、配置されている。
第1パワーモジュール9Aは、第1ヒートシンク11Aの柱部11bの径方向外方を向く面に取り付けられて、出力軸21の軸方向と平行に配置されている。第1パワーモジュール9Aから引き出された信号端子9aが、第1制御基板3Aに接続されている。図示していないが、第2パワーモジュールは、第2ヒートシンクの柱部の径方向外方を向く面に取り付けられて、出力軸21の軸方向と平行に配置されている。第2パワーモジュールから引き出された信号端子が、第2制御基板3Bに接続されている。
回転センサ用基板4は、出力軸21の反出力側の端部に相対して、出力軸21の軸方向と直交するように、配置されている。回転センサ5aが、センサロータ5bと相対するように、回転センサ用基板4に配置されている。回転センサ用基板4の信号ラインが、第1制御基板3Aと第2制御基板3Bとに接続されている。
第1中継部材20Aは、バスバーがインサート成形された直方体の樹脂成型体であり、第1パワーモジュール9Aの径方向外方に、第1パワーモジュール9Aと平行に配置されている。図示していないが、第2中継部材が、第2パワーモジュールの径方向外方に、第2パワーモジュールと平行に配置されている。
ハウジング10Aは、円筒状の周壁10aと、底部10bと、から構成されている。第1突出部17Aは、第1制御基板3Aの上端側が挿入可能に、底部10bを外方に突出させて形成されている。第2突出部17Bは、第2制御基板3Bの上端側が挿入可能に、底部10bを外方に突出させて形成されている。第1穴部18Aが、第1突出部17Aの第2突出部17B側に、第1突出部17Aと平行に、底部10bに形成されている。図示していないが、第2穴部が、第2突出部17Bの第1突出部17A側に、第2突出部17Bと平行に、底部10bに形成されている。第1蓋19Aおよび第2蓋部19Bが、第1穴部17Aおよび第2穴部に装着され、第1穴部17Aおよび第2穴部を塞いている。
第1電源コネクタ12Aは、コンタクトピン12aを出力軸21の軸方向と平行として、底部10bの外壁面の第1パワーモジュール9Aの反出力側に配置されている。これにより、第1突出部17A、第1穴部18Aおよび第1電源コネクタ12Aは、第1突出部17Aの長さ方向と直交する方向に、この並び順に、互いに平行に配置されている。第1電源コネクタ12Aのコンタクトピン12aは、底部10bを貫通し、底部10bの内壁面上を延長ターミナル12bとして第1穴部18Aまで延び、第1穴部18Aから外部に突出している。
第2電源コネクタ12Bは、コンタクトピン12aを出力軸21の軸方向と平行として、底部10bの外壁面の第2パワーモジュールの反出力側に配置されている。これにより、第2突出部17B、第2穴部および第2電源コネクタ12Bは、第2突出部17Bの長さ方向と直交する方向に、この並び順に、互いに平行に配置されている。第2電源コネクタ12Bのコンタクトピン12aは、底部10bを貫通し、底部10bの内壁面上を延長ターミナル12bとして第2穴部まで延び、第2穴部から外部に突出している。
第1制御基板3Aの上辺に形成された接続部に接続された中継ターミナル14aが、底部10bの内壁面に沿って穴部18まで延び、第1穴部18Aから外部に突出している。第1中継部材20Aのバスバーに接続された中継ターミナル14dが、底部10bの内壁面に沿って第1穴部18Aまで延び、穴部18から外部に突出している。図示されていないが、第2制御基板3Bの上辺に形成された接続部に接続された中継ターミナル14aが、底部10bの内壁面に沿って第2穴部まで延び、第2穴部から外部に突出している。第2中継部材のバスバーに接続された中継ターミナル14dが、底部10bの内壁面に沿って第2穴部まで延び、第2穴部から外部に突出している。
延長ターミナル12bと中継ターミナル14a,14dの第1穴部18Aから突出した端部端部同士が、接続される。これにより、これにより、第1電源コネクタ12Aのコンタクトピン12aが、延長ターミナル12b、中継ターミナル14a,14dを介して第1制御基板3Aと第1パワーモジュール9Aの電源ラインに接続される。そして、外部電力が、第1制御基板3Aと第1パワーモジュール9Aに供給される。
図示されていないが、延長ターミナル12bと中継ターミナル14a,14dの第2穴部から突出した端部端部同士が、接続される。これにより、第2電源コネクタ12Bのコンタクトピン12aが、延長ターミナル12b、中継ターミナル14a,14dを介して第2制御基板3Bと第2パワーモジュールの電源ラインに接続される。そして、外部電力が、第2制御基板3Bと第2パワーモジュールに供給される。
第1信号コネクタ13Aは、コンタクトピン13aを出力軸21の軸方向と直交する方向として、底部10bの外壁面の第1突出部17Aの径方向外方に配置されている。第1信号コネクタ13Aのコンタクトピン13aは、底部10bを貫通し、底部10bの内壁面上を第1制御基板3Aまで延び、第1制御基板3Aの上辺に形成された接続部に接続されている。これにより、第1信号コネクタ13Aのコンタクトピン13aが、第1制御基板3Aの信号ラインに直接接続される。そして、トルク、車速などの情報が、第1制御基板3Aに入力される。
第2信号コネクタ13Bは、コンタクトピン13aを出力軸21の軸方向と直交する方向として、底部10bの外壁面の第2突出部17Bの径方向外方に配置されている。第2信号コネクタ13Bのコンタクトピン13aは、底部10bを貫通し、底部10bの内壁面上を第2制御基板3Bまで延び、第2制御基板3Bの上辺に形成された接続部に接続されている。これにより、第2信号コネクタ13Bのコンタクトピン13aが、第2制御基板3Bの信号ラインに直接接続される。そして、トルク、車速などの情報が、第2制御基板3Bに入力される。
実施の形態2では、第1ヒートシンク11Aと第2ヒートシンクの柱部11b、第1パワーモジュール9A、第2パワーモジュール、第1制御基板3A、第2制御基板3Bが、出力軸21の軸方向と平行に配置される。また、第1制御基板3Aの上部を挿入する第1突出部17Aと、第2制御基板3Bの上部を挿入する第2突出部17Bとが、ハウジング10の底部10bを反出力側に突出させて形成されている。さらに、第1電源コネクタ12A、第2電源コネクタ12B、第1信号コネクタ13A、第2信号コネクタ13Bが、第1突出部17Aと第2突出部17Bとを避けて底部10bの外壁面に配置されている。したがって、実施の形態2においても、上記実施の形態1と同様に、第1および第2制御基板3A,3Bの実装面積を確保しつつ、製品の軸方向の小型化を図ることができる。これにより、実装部品点数が増大しても、装置の径方向の寸法を拡大することなく、軸方向の寸法の増大を抑制することができる。その結果、2系統のインバータ回路6を有する、冗長性を考慮した構成であっても、装置の小型化が図られる。
第1電源コネクタ12Aと第2電源コネクタ12Bが、出力軸21の軸方向の反出力側から見て、第1制御基板3Aと第2制御基板3Bとの間に配置されている。第1穴部18Aが、出力軸21の軸方向の反出力側から見て、第1突出部17Aと第1電源コネクタ12Aとの間に配置されている。図示されていないが、第2穴部が、出力軸21の軸方向の反出力側から見て、第2突出部17Bと第2電源コネクタ12Bとの間に配置されている。これにより、コンタクトピン12aの延長ターミナル12bの長さを短くすることができる。
延長ターミナル12bと中継ターミナル14a,14dとの接続部16aが、第1穴部18Aおよび第2穴部内に略一直線に並んでいる。これにより、結線作業性が向上される。
第1信号コネクタ13Aが、底部10bの外壁面の第1突出部17Aの径方向外側に配置されている。同様に、第2信号コネクタ13Bが、底部10bの外壁面の第2突出部17Bの径方向外側に配置されている。コンタクトピン13aが、ハウジング10内に引き出されて第1制御基板3Aと第2制御基板3Bに直接接続されている。これにより、第1制御基板3Aと第2制御基板3Bとから引き出される中継ターミナルが不要となり、部品点数を削減できる。
なお、上記実施の形態2では、第1信号コネクタ13Aと第2信号コネクタ13Bは、コンタクトピン13aが出力軸21の軸方向と直交するように底部10bに形成されているが、第1信号コネクタ13Aと第2信号コネクタ13Bは、コンタクトピン13aが出力軸21の軸方向と平行に底部10bに形成してもよい。
また、上記実施の形態2では、第1信号コネクタ13Aと第2信号コネクタ13Bのコンタクトピン13aが第1制御基板3Aと第2制御基板3Bとに直接接続されているが、第1信号コネクタ13Aと第2信号コネクタ13Bのコンタクトピン13aは、延長ターミナル13bにより第1穴部18Aと第2穴部まで延ばし、第1制御基板3Aと第2制御基板3Bから第1穴部18Aと第2穴部まで延ばされた中継ターミナル14bと、第1穴部18Aと第2穴部で接続してもよい。
また、上記実施の形態2では、第1穴部18Aと第2穴部とが底部10bに形成されているが、1つの穴部を底部10bに形成し、第1電源コネクタ12Aと第2電源コネクタ12Bのコンタクトピン12aの延長ターミナル12bを1つの穴部から突出させてもよい。
また、上記実施の形態2では、第1信号コネクタ13Aと第2信号コネクタ13Bが、第1突出部17Aと第2突出部17Bの外側に配置されているが、第1信号コネクタ13Aと第2信号コネクタ13Bは、第1電源コネクタ12Aと第2電源コネクタ12Bとともに、第1突出部17Aと第2突出部17Bの間に配置されてもよい。
また、上記実施の形態2では、第1電源コネクタ12Aと第2電源コネクタ12Bが、第1突出部17Aと第2突出部17Bの間に配置されているが、第1電源コネクタ12Aと第2電源コネクタ12Bは、第1信号コネクタ13Aと第2信号コネクタ13Bとともに、第1突出部17Aと第2突出部17Bの外側に配置されてもよい。
なお、上記各実施の形態では、パワーモジュールが、ヒートシンクの柱部に取り付けられて、出力軸の軸方向と平行に配置されているが、パワーモジュールは、必ずしも、出力軸の軸方向と平行に配置される必要はない。例えば、ヒートシンクの柱部の実装面が出力軸の軸方向に対して傾斜していれば、当該実装面に取り付けられるパワーモジュールも、出力軸の軸方向に対して傾斜することになる。
1,1A 制御ユニット、2 モータ、3 制御基板、3A 第1制御基板、3B 第2制御基板、9 パワーモジュール、9A 第1パワーモジュール、10,10A ハウジング、10b 底部、11 ヒートシンク、11A 第1ヒートシンク、12 電源コネクタ、12A 第1電源コネクタ、12B 第2電源コネクタ、13 信号コネクタ、13A 第1信号コネクタ、13B 第2信号コネクタ、12a,13a コンタクトピン、12b,13b 延長ターミナル、14a,14b,14c,14d 中継ターミナル、16a,16b 接続部、17 突出部、17A 第1突出部、17B 第2突出部、18 穴部、18A 第1穴部、19 蓋、21 出力軸、24 モータ巻線、61U 上アーム用スイッチング素子、62U 下アーム用スイッチング素子、64U リレー用スイッチング素子。

Claims (6)

  1. モータと、上記モータの出力軸の軸方向の反出力側に配置されて、上記モータと一体化された制御ユニットと、を備える電動パワーステアリング装置において、
    制御ユニットは、
    上記モータのモータ巻線に電流を供給する複数のスイッチング素子を有するパワーモジュールと、上記複数のスイッチング素子に制御信号を出力する制御基板と、上記パワーモジュールが取り付けられ、上記複数のスイッチング素子での発熱を放熱するヒートシンクと、上記制御ユニットの外殻を構成するハウジングと、電源コネクタと、信号コネクタと、を備え、
    上記制御基板は、上記出力軸の軸方向と平行に配置され、
    突出部が、上記ハウジングの反出力側の底部に反出力側に突出するように形成され、
    上記制御基板の反出力側の端部が、上記突出部内に挿入され、
    上記電源コネクタと上記信号コネクタが、上記底部の外壁面の上記突出部を避けた領域に配置されている電動パワーステアリング装置。
  2. 穴部が、上記底部を貫通するように形成され、
    上記電源コネクタと上記信号コネクタとの少なくとも一方のコネクタのコンタクトピンから延びた延長ターミナルと、上記延長ターミナルの接続対象の、上記制御基板と上記パワーモジュールから延びた中継ターミナルとが、上記穴部から反出力側に引き出されて接続されている請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 上記突出部、上記穴部、および上記少なくとも一方のコネクタは、それぞれ、直線状に形成され、上記突出部の長さ方向と直交する方向に、この並び順で、互いに平行に配置されている請求項2記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記穴部は、直線状に形成され、
    上記延長ターミナルと上記中継ターミナルとの接続部が、上記穴部に1列に配列されている請求項2又は請求項3記載の電動パワーステアリング装置。
  5. 上記穴部を塞ぐ蓋を備えている請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の電動パワーステアリング装置。
  6. 上記電源コネクタと上記信号コネクタとの少なくとも一方のコネクタは、上記底部の外壁面の上記突出部の径方向外側に配置され、
    上記少なくとも一方のコネクタのコンタクトピンから延びた延長ターミナルが、上記制御基板に直接接続されている請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
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