JPWO2019073740A1 - 脳波検出用生体電極 - Google Patents

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Abstract

密着性を向上させることができる脳波検出用生体電極を提供する。脳波検出用生体電極(1)は、複数の貫通孔(11)を有するホルダ部(10)と、貫通孔(11)の周面よりも外周側に広がる基底部(21)と基底部(21)から突出した貫通孔(11)を貫通可能な少なくとも1つの突出部(22)とを有する少なくとも1つの導電性弾性体から形成された電極部(20)と、基底部(21)をホルダ部(10)との間で挟持する導電性の蓋部(30)とを備えている。

Description

本発明は、脳波検出用生体電極に関し、特に、被験者の頭皮に接触させて脳波を検出する脳波検出用生体電極に関する。
従来から、脳波検出用生体電極は、例えば、アルツハイマー病の早期発見等を目的とした脳機能状態の解析のための脳波信号の検出に用いられている。脳波検出用生体電極は、脳波信号の検出のために、電極部が被験者の頭皮に直接接触させられて用いられている。従来の脳波検出用生体電極の電極部には、電解液を含んだ弾性部材によって金属電極部材を被覆しているものや、尖った先端部を有する金属電極部材を弾性部材で覆っているものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−34429号公報
このような従来の脳波検出用生体電極においては、電極部材が金属製であり、頭皮への密着性が低かった。このため、従来の脳波検出用生体電極に対しては、密着性を向上させることができる構造が求められていた。
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、密着性を向上させることができる脳波検出用生体電極を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明に係る脳波検出用生体電極は、複数の貫通孔を有するホルダ部と、前記貫通孔の周面よりも外周側に広がる基底部と該基底部から突出した前記貫通孔を貫通可能な少なくとも1つの突出部とを有する少なくとも1つの導電性弾性体から形成された電極部と、前記基底部を前記ホルダ部との間で挟持する導電性の蓋部とを備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る脳波検出用生体電極において、前記電極部は、前記複数の貫通孔毎に夫々設けられており、前記電極部の各々は、前記突出部を1つ有している。
本発明の一態様に係る脳波検出用生体電極において、前記電極部を1つ有しており、前記電極部は、前記複数の貫通孔毎に設けられた複数の前記突出部を有している。
本発明の一態様に係る脳波検出用生体電極において、前記ホルダ部は、前記貫通孔の開放方向に凹む段部を前記少なくとも1つの電極部に対応して有しており、前記段部は、前記基底部を収容可能になっている。
本発明の一態様に係る脳波検出用生体電極において、前記ホルダ部は、前記蓋部を収容可能な凹部である蓋収容部を有している。
本発明に係る脳波検出用生体電極によれば、密着性を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る脳波検出用生体電極の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の第1の実施の形態に係る脳波検出用生体電極の図1に示すA−A断面における断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る脳波検出用生体電極の構成を概略的に示す正面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る脳波検出用生体電極の図3に示すB−B断面における断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る脳波検出用生体電極1の構成を概略的に示す正面図であり、図2は、脳波検出用生体電極1の図1に示すA−A断面における断面図である。図1,2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る脳波検出用生体電極1は、複数の貫通孔11を有するホルダ部10と、貫通孔11の周面よりも外周側に広がる基底部21と基底部21から突出した貫通孔11を貫通可能な少なくとも1つの突出部22とを有する少なくとも1つの導電性弾性体から形成された電極部20と、基底部21をホルダ部10との間で挟持する導電性の蓋部30とを備えている。以下、脳波検出用生体電極1の構成について具体的に説明する。
脳波検出用生体電極1は、信号解析装置に接続されて用いられ、電極部20の突出部22が被験者の頭皮に接触して脳波を検出する。検出された脳波は、電気信号として電極部20、蓋部30及び図示しないリード線を介して信号解析装置に伝達される。これにより、信号解析装置において被験者の脳波が解析される。
図1,2に示すように、ホルダ部10は、円盤状又は略円盤状の部材であり、蓋部30を収容可能に形成された所定の深さを有する凹部である蓋収容部10aが形成されている。具体的には、ホルダ部10は、円盤状又は略円盤状の円盤部13と、円盤部13の一方の面である対向面13aから立設された円筒状又は略円筒状の円筒部14とを備えている。円筒部14は、例えば、図2に示すように、円盤部13の外縁に形成されている。なお、ホルダ部10における円筒部14の配設位置はこれに限らず、円筒部14はホルダ部10において円盤部13の外縁よりも内周側に形成されていてもよい。ホルダ部10において、円盤部13と円筒部14とは一体に形成されている。ホルダ部10は、例えば、プラスチックやゴム等の絶縁体により形成されている。なお、ホルダ部10の材料はこれに限らず、金属等の導電体であってもよい。
ホルダ部10において、円盤部13には、対向面13aとこれと背向する面である外側面13bとの間で円盤部13を貫通した複数の貫通孔11が設けられている。複数の貫通孔11は、各々円筒状又は略円筒状に形成されている。また、ホルダ部10は、貫通孔11の開放方向に凹む段部12を電極部20に対応して有している。段部12は、基底部21を収容可能になっている。
具体的には、円盤部13には、対向面13aから凹む段部12が複数の貫通孔11に夫々対応して複数設けられており、1つの貫通孔11に1つの段部12が設けられている。段部12は、円筒状又は略円筒状であり、対応する貫通孔11と同軸状又は略同軸状に形成されている。また、段部12の直径は、貫通孔11の直径よりも大きくなっている。一対の貫通孔11と段部12とは、一つの段付き貫通孔を形成しており、この段付き貫通孔は電極部20を保持可能な電極部保持孔15を形成している。例えば、円盤部13の中心又は略中心に1つの電極部保持孔15が、また、円盤部13の中心又は略中心から同心円又は略同心円状に等角度間隔又は略等角度間隔に複数(例えば8つ)の電極部保持孔15が設けられている。なお、円盤部13における電極部保持孔15の配置位置はこれに限るものでなく、円盤部13は、電極部保持孔15を任意の位置に有していればよい。
脳波検出用生体電極1は、1つの電極部保持孔15に対応して1つの電極部20を有しており、電極部20は、基底部21と1つの突出部22とを有している。つまり、脳波検出用生体電極1は、1つの基底部21及び1つの突出部22を有する電極部20を複数有している。電極部20において、基底部21と突出部22とは一体に形成されている。
電極部20は、例えば、導電性弾性体により形成されている。導電性弾性体は、例えば、導電性粉体材料が混入された弾性体から形成されている。弾性体は、例えば、シリコーン樹脂等の高分子材料である。また、導電性粉体材料には、例えば、グラファイト、カーボンナノチューブ、銀微粒子等の金属粒子、AgCl粒子等が用いられている。なお、電極部20の材料は、これに限るものでなく、導電性弾性体は、例えば、有機導電性ポリマーやイオン性液体を含侵させた高分子材料により形成されていてもよい。
電極部20において、基底部21は、円盤状又は略円盤状に形成されている。基底部21の直径は、円盤部13の段部12の直径よりも外周側に僅かに大きくなっており、基底部21は、段部12に嵌合されて保持されるようになっている。また、基底部21の厚さ(突出部22の延び方向における幅)の値は、ホルダ部10の段部12の深さ(貫通孔11の延び方向における幅)の値よりも僅かに大きくなっている。
電極部20において、突出部22は、その延び方向における長さが、円盤部13の貫通孔11の延び方向における長さよりも長くなっており、円盤部13の貫通孔11を貫通して円盤部13の対向面13aに背向する外側面13bから突出するようになっている。突出部22は、基底部21の一方の面である対向面21aの中心又は略中心から延びる円柱状又は略円柱状の部分である突出部本体部23と、円錐状又は略円錐状の部分であるブラシ部24とを有している。突出部本体部23の直径は、円盤部13の貫通孔11の直径と同一又は略同一の直径となっており、突出部本体部23は貫通孔11を貫通可能になっている。突出部本体部23は、基底部21と同軸又は略同軸の位置となっている。突出部本体部23の延び方向における長さは、円盤部13の貫通孔11の延び方向における長さよりも長くなっていることが好ましい。ブラシ部24は、突出部本体部23の先端に接続しており、その先端部へ向かって直径が次第に小さくなる先細形状を有している。ブラシ部24は、主として被験者の頭皮と接触する接触部分である。ブラシ部24は、先端部分が丸みを有しているものが好ましい。
蓋部30は、円盤状または略円盤状の固定部31と、固定部31と同軸又は略同軸に立設された円柱状又は略円柱状の出力部32とを備えている。出力部32は、固定部31の一方の面である対向面31aに背向する面である外側面31bから延びている。蓋部30において、固定部31と出力部32とは一体に形成されている。蓋部30は、例えば、金属や導電性弾性体等の導電体により形成されている。固定部31の直径は、ホルダ部10の円筒部14の内面14aの直径よりも外周側に僅かに大きくなっており、固定部31は、円筒部14に嵌合されて保持されるようになっている。つまり、固定部31は、蓋収容部10aに収容されて固定されるようになっている。蓋部30において、出力部32には、図示しない信号解析装置に接続するリード線が取り付けられている。
ホルダ部10、電極部20、及び蓋部30は夫々上述のような構成を有しており、脳波検出用生体電極1においては、電極部20が夫々対応する電極部保持孔15に嵌め込まれ、蓋部30がホルダ部10の蓋収容部10aに嵌め込まれている。具体的には、各電極部20の突出部22が貫通孔11を貫通してホルダ部10の円盤部13の外側面13bから飛び出しており、基底部21が段部12に嵌着されている。これにより、各電極部20はホルダ部10に保持されている。また、蓋部30の固定部31はホルダ部10の蓋収容部10aに嵌着されてホルダ部10に固定されており、また、固定部31は電極部20の基底部21を段部12との間で圧縮して挟持している。これにより、各電極部20はホルダ部10と蓋部30との間に保持されている。このように、脳波検出用生体電極1において、電極部20の基底部21は、蓋部30とホルダ部10との間において、また、段部12において保持されており、強固に保持されている。
このように、脳波検出用生体電極1によれば、電極部20が導電性弾性体により形成されており、電極部20が変形し易くなっており、使用時に被験者の頭皮に電極部20全体が接触し易くなっている。一方、基底部21も変形し易くなっているが、蓋部30とホルダ部10との間及び段部12において強固に保持されており、被験者の頭皮に電極部20が押しつけられたり、この状態で脳波検出用生体電極1が動かされて電極部20が押しつけられる角度が変わった場合であっても、電極部20がホルダ部10から抜け出ることを防止できる。また、ホルダ部10及び電極部20にねじ止め等の構造を設ける必要がなく、また、ホルダ部10と電極部20との間に接着剤等のプライマー塗布を用いる必要がないため、構造を簡素化することができ、小型化を図ることができる。特に、また、脳波検出用生体電極1をその延び方向(図1において紙面に直交する方向)において小型化することができる。また、蓋部30と電極部20との間の密着性が向上するため、脳波信号の伝達が阻害されることを有効に防止することができる。
また、電極部20は、複数の貫通孔11毎に夫々設けられており、電極部20の各々は、突出部22を1つ有していることで、突出部22の径や形状が異なる電極部20を使用したい場合や突出部22が破損した場合にも、電極部20を電極部20毎に容易に交換することができるため、メンテナンス性や使い勝手を向上させることができる。
また、上述のように、電極部20が導電性弾性体により形成されていることで、柔軟性と弾力性により被験者の頭皮への密着性が良好となっているため、柔らかい肌触りで被験者の頭皮に長時間密着させたとしても被験者が不快を生じにくくなっている。
このように、本発明の第1の実施の形態に係る脳波検出用生体電極1によれば、密着性を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る脳波検出用生体電極40の構成を説明する。図3は、脳波検出用生体電極40の構成を概略的に示す正面図であり、図4は、脳波検出用生体電極40の図3に示すB−B断面における断面図である。以下、上述の第1の実施の形態に係る脳波検出用生体電極1と同一のまたは類似する構成に対しては同一の符号を付してその説明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。第2の実施の形態に係る脳波検出用生体電極40は、第1の実施の形態に係る脳波検出用生体電極1に対してホルダ部及び電極部の構成が異なり、具体的には、ホルダ部10の段部12及び電極部20の基底部21に代えて、ホルダ部50には段部51が設けられており、電極部60には基底部61が設けられている。
脳波検出用生体電極40は、図3,4に示すように、電極部60を1つ有しており、電極部60は、複数の貫通孔11毎に設けられた複数の突出部22を有している。また、ホルダ部50において段部51は、複数の貫通孔11に対して1つのみ設けられている。具体的には、円盤部13には、対向面13aから凹む段部51が1つ設けられている。段部51は、円盤状又は略円盤状であり、円盤部13と同軸状又は略同軸状に形成されている。また、段部51の直径は、円筒部14の内面14aの直径よりも小さくなっている。貫通孔11は、段部51の広がりの中に入るように位置している。
電極部60の基底部61は、段部51に対応しており、円盤状又は略円盤状に形成されている。基底部61の直径は、ホルダ部50の段部51の直径よりも外周側に僅かに大きくなっており、基底部61は、段部51に嵌合されて保持されるようになっている。また、基底部61の厚さ(突出部22の延び方向における幅)の値は、ホルダ部50の段部51の深さ(貫通孔11の延び方向における幅)の値よりも僅かに大きくなっている。
突出部22は、円盤部13における貫通孔11の相対位置関係と同様の相対位置関係となるように基底部61に配設されており、本実施の形態においては、円盤部13の中心又は略中心の1つの貫通孔11に対応して基底部61の中心又は略中心に1つ、円盤部13の中心又は略中心から同心円又は略同心円状に配設された複数(例えば8つ)の貫通孔11に対応して、基底部61の中心又は略中心から同心円又は略同心円状に複数(例えば8つ)設けられている。なお、基底部61における突出部22の配設位置はこれに限るものでなく、突出部22は、貫通孔11に合わせた任意の位置及び数だけ基底部61に設けられていればよい。
上述の構成を有する脳波検出用生体電極40は、密着性を向上させることができ、また、上述の脳波検出用生体電極1と同様の効果を奏することができる。また、脳波検出用生体電極40においては、1つの電極部60が、複数の貫通孔11毎に設けられた複数の突出部22を有しているので、ホルダ部50及び蓋部30の間で各突出部22がより強固に保持され、被験者の頭皮への密着性をより良好にすることができる。また、電極部60を一度にホルダ部50に取り付けることができるため、脳波検出用生体電極40の構造を簡潔にすることができ、製造を容易にすることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記本発明の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の概念及び請求の範囲に含まれるあらゆる態様を含む。また、上述した課題及び効果の少なくとも一部を奏するように、各構成を適宜選択的に組み合わせてもよい。例えば、上記実施の形態における、各構成要素の形状、材料、配置、サイズ等は、本発明の具体的使用態様によって適宜変更され得る。
例えば、脳波検出用生体電極1,40として突出部22が突出部本体部23とブラシ部24とを有する場合を一例に本発明の実施の形態について説明したが、突出部22が全体として円錐状又は略円錐状に形成されていてもよく、また、円柱状や角柱状等の他の形状であってもよい。
また、脳波検出用生体電極として段部12,51が円筒状又は略円筒状に、若しくは円盤状又は略円盤状に形成されており、基底部21,61が円盤状又は略円盤状に形成されている形態を一例に本発明の実施の形態について説明したが、段部12,51が四角筒状であり、基底部21,61が段部12,51に対応する四角柱状であってもよく、形状は限定されない。
また、脳波検出用生体電極として円筒部14の内面14aが円筒面状又は略円筒面状、若しくは円盤状又は略円盤状に形成されており、蓋部30の固定部31が円盤状又は略円盤状に形成されている場合を一例に本発明の実施の形態について説明したが、円筒部14の内面14aが四角筒面状であり、固定部31が円筒部14の内面14aに対応する四角柱状であってもよく、形状は限定されない。
また、上述の各実施の形態に係る脳波検出用生体電極1,40においては、ホルダ部10,50の円盤部13に、電極部20,60の基底部21,61が嵌着される段部12,51が形成されるとしたが、円盤部13には段部12,51が形成されていなくてもよい。この場合も、円盤部13の対向面13aと蓋部30の固定部31の対向面31aとの間で電極部20,60の基底部21,61が挟持されて、電極部20,60をホルダ部10,50と蓋部30との間に固定することができるからである。
また、上述の各実施の形態に係る脳波検出用生体電極1,40においては、ホルダ部10,50の蓋収容部10aに蓋部30の固定部31が嵌着されて蓋部30がホルダ部10,50に固定されるものとしたが、蓋部30のホルダ部10,50への固定構成はこの嵌着に限られるものではない。蓋部30はホルダ部10,50にボルト及びネジ孔又はナットによって固定されてもよく、他の固定部材によって固定されてもよい。この場合、ホルダ部10,50において、蓋収容部10aを省略してもよい。
1,40…脳波検出用生体電極、10,50…ホルダ部、10a…蓋収容部、11…貫通孔、12,51…段部、13…円盤部、13a…対向面、13b…外側面、14…円筒部、14a…内面、15…電極部保持孔、20,60…電極部、21,61…基底部、21a…対向面、22…突出部、23…突出部本体部、24…ブラシ部、30…蓋部、31…固定部、31a…対向面、31b…外側面、32…出力部

Claims (5)

  1. 複数の貫通孔を有するホルダ部と、
    前記貫通孔の周面よりも外周側に広がる基底部と該基底部から突出した前記貫通孔を貫通可能な少なくとも1つの突出部とを有する少なくとも1つの導電性弾性体から形成された電極部と、
    前記基底部を前記ホルダ部との間で挟持する導電性の蓋部とを備えることを特徴とする脳波検出用生体電極。
  2. 前記電極部は、前記複数の貫通孔毎に夫々設けられており、前記電極部の各々は、前記突出部を1つ有していることを特徴とする請求項1記載の脳波検出用生体電極。
  3. 前記電極部を1つ有しており、前記電極部は、前記複数の貫通孔毎に設けられた複数の前記突出部を有していることを特徴とする請求項1記載の脳波検出用生体電極。
  4. 前記ホルダ部は、前記貫通孔の開放方向に凹む段部を前記少なくとも1つの電極部に対応して有しており、前記段部は、前記基底部を収容可能になっていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項記載の脳波検出用生体電極。
  5. 前記ホルダ部は、前記蓋部を収容可能な凹部である蓋収容部を有していることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項記載の脳波検出用生体電極。
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