JPWO2019065436A1 - 加工装置及び加工方法 - Google Patents

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Abstract

本発明に係る加工装置は、複数のワーク取付面(25)を有する支柱(22)と、支柱(22)の1つのワーク取付面(25)に固定された少なくとも1つのワーク(W)の互いに対向する2つの面に対してそれぞれ加工を行う第1加工ユニット(32A)及び第3加工ユニット(32C)と、複数のワーク取付面(25)のうち、1つのワーク取付面(25)と、該1つのワーク取付面(25)と直交する2つのワーク取付面(25)とにそれぞれ固定された複数のワーク(W)に対して、前記第1加工ユニット(32A)及び前記第3加工ユニット(32C)と、同時に加工を行う第2加工ユニット(32B)とを有する。

Description

本発明は、例えばワークに対して機械加工を施す加工装置及び加工方法に関する。
従来、複数の加工面を持つワークに対して加工を施す場合、単軸スピンドルを搭載した切削加工機を多数台並べて編成した切削加工装置を使用していた。この場合、広大な工場スペース、莫大な導入コスト、メンテナンスコスト、ランニングコスト等の増大の原因となっていた。
そこで、特開2011−240466号公報に記載の加工装置は、複数の加工面を持つワークに対しても、各加工面の加工を効率的に行うことを課題としている。
当該課題を解決するため、特開2011−240466号公報記載の加工装置は、複数の加工面を持つワークをそれぞれ位置決め固定可能な2つの位置決め固定部を有し、各位置決め固定部を回転中心対称に備え、モータによって位置決め固定部の回転位相を設定可能なクランプユニットを有する。クランプユニットに対し、加工前のワークを搬入し、且つ、加工後のワークを搬出するトランスファーバーと、クランプユニットに対向して並設されると共に、各位置決め固定部に対応して2台設けられた加工主軸を有する加工ユニットとを備える。
しかしながら、特開2011−240466号公報記載の加工装置は、ワークの1つの加工面に対して複数の加工治具で加工を行うようにしていたため、ワークの全ての加工面に対して加工を施すのに時間がかかるという問題があった。切削加工機の集約度も十分ではなかった。
本発明はこのような課題を考慮してなされたものであり、下記効果を有する加工装置及び加工方法を提供することを目的とする。
(a) ワークの複数の加工面(多面体)を同時に多軸加工することができるレイアウト編成の構築。
(b) コンパクトな設備構成の実現。
(c) コストを抑えることができる設備構成の実現。
[1] 第1の本発明に係る加工装置は、複数のワーク取付面を有する支柱と、前記支柱の1つのワーク取付面に固定された少なくとも1つのワークの互いに対向する2つの面に対してそれぞれ加工を行う一対の加工ユニットと、複数の前記ワーク取付面のうち、1つのワーク取付面と、該1つのワーク取付面と直交する2つのワーク取付面とにそれぞれ固定された複数のワークに対して、同時に加工を行う加工ユニットとを有することを特徴とする。
これにより、ワークの複数の加工面(多面体)を同時に多軸加工することができるレイアウト編成を構築することができる。また、コンパクトな設備構成並びにコストを抑えることができる設備構成を実現することができる。
[2] 第1の本発明において、前記ワーク取付面は、前記支柱の高さ方向に沿って複数のワークが固定され、前記一対の加工ユニットは、前記支柱の前記1つのワーク取付面に固定された前記複数のワークのそれぞれ互いに対向する面に対して加工を行ってもよい。これにより、複数のワークのそれぞれ互いに対向する面を一対の加工ユニットにて同時に多軸加工することができる。
[3] 第1の本発明において、前記ワーク取付面は、前記支柱の高さ方向に沿って複数のワークが固定され、同時に加工を行う前記加工ユニットは、前記複数のワーク取付面のうち、前記1つのワーク取付面に固定された複数のワークと、該ワーク取付面と直交する2つのワーク取付面とにそれぞれ固定された複数のワークに対して、同時に加工を行ってもよい。
これにより、1つのワーク取付面に固定された複数のワークと、該ワーク取付面と直交する2つのワーク取付面とにそれぞれ固定された複数のワークに対して、加工ユニットにて同時に多軸加工することができる。
[4] 第1の本発明において、前記支柱を回転駆動して、前記ワークを複数の前記加工ユニットに順次対向させる位置決め手段を有し、複数の前記加工ユニットのうち、加工順序が後の前記加工ユニットは、前記ワークに対してタップ加工を行う加工ヘッドを有してもよい。
加工順序が先の加工ユニットによって、ワークに中ぐり加工(ドリル加工)が実施された後に、ワークの穴に対して、ねじ切り加工(タップ加工)を行うという一連の加工を連続して行うことができる。
[5] 第1の本発明において、前記支柱の左側又は右側に第1加工ユニットが配され、前記支柱の手前又は奥に第2加工ユニットが配され、前記支柱の右側又は左側に第3加工ユニットが配され、前記第1加工ユニット及び前記第3加工ユニットが、少なくとも1つの前記ワークの互いに対向する2つの面に対してそれぞれ加工を行う一対の加工ユニットであり、前記第2加工ユニットが、前記複数のワークに対して同時に加工を行う加工ユニットであってもよい。
これにより、第1加工ユニット及び第3加工ユニットによって、1つのワークの互いに対向する2つの面を同時に多軸加工することができ、しかも、第2加工ユニットによって、複数のワークに対して同時に多軸加工することができる。
[6] 第1の本発明において、前記支柱は、4つの側面を有する四角柱に形成され、各前記側面は、それぞれ前記ワーク取付面を構成してもよい。これにより、複数の加工ユニットを、それぞれ複数のワーク取付面に対向して設置することが可能となり、ワークの複数の加工面(多面体)を同時に多軸加工することができるレイアウト編成を構築することができる。また、コンパクトな設備構成並びにコストを抑えることができる設備構成を実現することができる。
[7] 第2の本発明に係る加工方法は、複数のワーク取付面を有する支柱の1つのワーク取付面に少なくとも1つのワークを固定する工程と、1つの前記ワーク取付面に固定された前記少なくとも1つのワークの互いに対向する2つの面に対して、一対の加工ユニットで、それぞれ加工を行う工程とを有し、前記一対の加工ユニットのうち、一方の加工ユニットで、前記2つの面のうち、一方の面にドリル加工を実施する第1工程と、前記一対の加工ユニットのうち、他方の加工ユニットで、前記2つの面のうち、他方の面にタップ加工を実施する第2工程とを有することを特徴とする。
これにより、少なくとも1つのワークの互いに対向する2つの面を一対の加工ユニットにて同時に多軸加工することができる。この多軸加工では、一方の加工ユニットで、2つの面のうち、一方の面にドリル加工を実施することができ、しかも、他方の加工ユニットで、2つの面のうち、他方の面にタップ加工を実施することができる。その結果、ワークの複数の加工面(多面体)を同時に多軸加工することができるレイアウト編成を構築することができる。また、コンパクトな設備構成並びにコストを抑えることができる設備構成を実現することができる。
[8] 第2の本発明において、前記ドリル加工と前記タップ加工とが同時に開始されてもよい。これにより、ドリル加工からタップ加工への一連の加工の処理時間の短縮を図ることができる。
[9] 第2の本発明において、前記ドリル加工が開始され、前記ドリル加工による加工負荷が定常状態になった後に、前記タップ加工を開始してもよい。これにより、多軸加工ヘッドによるドリル加工の振動等の影響をタップ加工に及ぼすことがほとんどなくなり、タップ加工を精度よく実施することができる。
本発明に係る加工装置及び加工方法によれば、下記効果を奏することができる。
(a) ワークの複数の加工面(多面体)を同時に多軸加工することができるレイアウト編成を構築することができる。
(b) コンパクトな設備構成を実現することができる。
(c) コストを抑えた設備構成を実現することができる。
本実施の形態に係る加工装置を示す斜視図である。 加工装置を上面から見て示す平面図である。 図3Aは加工装置の加工動作を示す模式図であり、図3Bは加工装置の加工動作を示すフローチャートである。 図4Aは一対の加工ユニットによるドリル加工とタップ加工を上面から見て示す模式図であり、図4Bは図4Aの矢印Aから見た模式図である。 加工装置の一連の処理動作を示す表1である。 第1の変形例に係る加工装置(第1加工装置)を一部省略して示す斜視図である。 第1加工装置を上面から見て示す平面図である。 第1加工ユニット、第2加工ユニット及び第3加工ユニットによって形成される加工領域の例を示す平面図である。 第1プレート、第2加工ユニット及び第3加工ユニットによって形成される新たな加工領域の例を示す平面図である。 第1加工ユニット、第2プレート及び第3加工ユニットによって形成される新たな加工領域の例を示す平面図である。 第1加工装置の加工動作を示すフローチャートである。 第2の変形例に係る加工装置(第2加工装置)を一部省略して示す平面図である。
以下、本発明に係る加工装置及び加工方法の実施の形態例を図1〜図12を参照しながら説明する。
本実施の形態に係る加工装置10は、図1に示すように、中央に設置されたワークステーション12と、ワークステーション12の例えば左側に設置された第1加工機14Aと、ワークステーション12の例えば奥側に設置された第2加工機14Bと、ワークステーション12の例えば右側に設置された第3加工機14Cとを有する。例えば正面に沿って第1加工機14Aとワークステーション12と第3加工機14Cが並び、ワークステーション12の後方に第2加工機14Bが配置されて、上面から見たとき、T字状の配置とされている。なお、加工装置10は、第2加工機14Bの後方に、制御装置16のほか、クーラントタンク17(図2参照)、図示しないチップコンベア、空圧機器及び油圧ユニット等が設置されている。クーラントタンク17は、第1加工機14A、第2加工機14B等による加工の際に出る切り屑等を含む使用済みクーラントから切り屑等を除去する。
ワークステーション12は、例えば平面正方形状の土台18と、土台18上に回転自在に取り付けられたターンテーブル20と、ターンテーブル20の中心に固定された支柱22と、支柱22の上部に設置され、且つ、内部に図示しないモータが格納され、支柱22を回転駆動する回転駆動部24と、を有する。モータによって支柱22がターンテーブル20と共に支軸を中心に一方向に回転駆動する。この場合、支柱22を上から見たとき、時計方向に回転駆動する。支柱22は、鉛直方向を長手方向とする柱状に形成され、4つの側面、すなわち、4つのワーク取付面25を有する。各ワーク取付面25には、それぞれ例えば3つのワークW(図4B参照)が装着可能となっている。支柱22の各ワーク取付面25には、図示しない位置決めピン(又は位置決め穴)や係止爪等の位置決め手段26(図4A参照)が設けられており、これによりワークWを正確に且つ確実に位置決め固定することができる。なお、各ワーク取付面25に垂直方向に3つのワークWをそれぞれ1つずつ取り付ける場合は、ワークWの取り付け位置を下から下段、中段及び上段と記す。
制御装置16は、支柱22を1/4回転ずつ時計方向に回転するための位置決め駆動部27を有する。位置決め駆動部27は、支柱22を1/4回転ずつ時計方向に回転することによって、各ワーク取付面25を、正面と対向する位置、第1加工機14Aと対向する位置、第2加工機14Bと対向する位置、第3加工機14Cと対向する位置に位置決めする。
なお、本実施の形態では、加工装置10で加工するワークWとして、内燃機関(エンジン)のシリンダブロックを例示するが、ワークWとして、他の工作物、例えば車両のミッションケース等を適用することも勿論可能である。
支柱22へのワークWの着脱は、支柱22の4つのワーク取付面25のうち、正面を向いたワーク取付面25に対して行われる。その間、他のワーク取付面25に装着されたワークWに対して加工が行われる。すなわち、支柱22の4つのワーク取付面25のうち、正面を向いたワーク取付面25には、ワークWが取り付けられる。支柱22が時計方向に回転することで、ワークWに対する加工が実施され、支柱22の回転に伴って、再び正面を向いたワーク取付面25からワークWが取り外されることになる。
そして、第1加工機14Aは、ワークステーション12に向かって延在する第1レール台28Aと、第1レール台28Aの上面に設けられた第1レール30A(図2参照)に沿って移動する第1加工ユニット32Aと、第1加工ユニット32Aをワークステーション12に対して進退可能に駆動する第1移動駆動手段34A(例えばねじ送り機構:図2参照)とを有する。第1レール台28Aは、少なくとも切り屑やクーラントをワークステーション12に向けて流すための排出用溝M1及びM2(図2参照)を有する。
第1加工ユニット32Aは、第1レール30Aに移動可能に取り付けられた第1コラム36Aと、第1コラム36Aのうち、ワークステーション12に対向する面に取り付けられた第1治具取付板38Aとを有する。第1治具取付板38Aには、図3A及び図4Aに模式的に示すように、少なくとも2種類の第1多軸加工ヘッド40Aが取り付けられている。例えば第1治具取付板38Aの水平方向中央位置と、第2加工機14B寄りの位置に、それぞれ第1多軸加工ヘッド40Aが垂直方向に沿って取り付けられている。もちろん、ワークステーション12の支柱22に取り付けられたワークWの位置(下段、中段及び上段)に対応して第1多軸加工ヘッド40Aが取り付けられている。これは、後述する第2加工ユニット32B及び第3加工ユニット32Cにおいても同様である。また、第1加工ユニット32Aは、第2加工機14B寄りの位置に、ワークステーション12に向かって突出する3つの長い第1筒部42Aが形成され、各長い第1筒部42Aを通してそれぞれ第1多軸加工ヘッド40Aが取り付けられて、中央位置における他の第1多軸加工ヘッド40Aよりもワークステーション12側に突出した形態となっている。なお、第1コラム36A内には、第1多軸加工ヘッド40Aをそれぞれ個別に回転駆動する図示しない回転駆動機構が組み込まれている。
図1及び図2に示すように、第2加工機14Bは、ワークステーション12に向かって延在する第2レール台28Bと、第2レール台28Bの上面に設けられた第2レール30Bに沿って移動する第2加工ユニット32Bと、第2加工ユニット32Bをワークステーション12に対して進退可能に駆動する第2移動駆動手段34B(例えばねじ送り機構:図2参照)とを有する。第2レール台28Bは、少なくとも使用済みクーラントをワークステーション12に向けて流すための排出用溝M3及びM4(図2参照)を有する。
第2加工ユニット32Bは、第2レール30Bに移動可能に取り付けられた第2コラム36Bと、第2コラム36Bのうち、ワークステーション12に対向する面に取り付けられた第2治具取付板38Bとを有する。第2治具取付板38Bには、図3Aに模式的に示すように、少なくとも3種類の第2多軸加工ヘッド40Bが取り付けられている。例えば第2治具取付板38Bの水平方向中央位置と、第1加工機14A寄りの位置と、第3加工機14C寄りの位置に、それぞれ第2多軸加工ヘッド40Bが垂直方向に沿って取り付けられている。また、第1加工機14A寄りの位置及び第3加工機14C寄りの位置には、ワークステーション12に向かって突出する長い第2筒部42Bが形成され、各長い第2筒部42Bを通してそれぞれ第2多軸加工ヘッド40Bが取り付けられて、中央位置における他の第2多軸加工ヘッド40Bよりもワークステーション12側に突出した形態となっている。なお、第2コラム36B内にも、第2多軸加工ヘッド40Bをそれぞれ個別に回転駆動する図示しない回転駆動機構が組み込まれている。
図1及び図2に示すように、第3加工機14Cは、第1加工機14Aと同様に、ワークステーション12に向かって延在する第3レール台28Cと、第3レール台28Cの上面に設けられた第3レール30Cに沿って移動する第3加工ユニット32Cと、第3加工ユニット32Cをワークステーション12に対して進退可能に駆動する第3移動駆動手段34C(例えばねじ送り機構:図2参照)とを有する。第3レール台28Cは、少なくとも使用済みクーラントをワークステーション12に向けて流すための排出用溝M5及びM6(図2参照)を有する。
第3加工ユニット32Cは、第3レール30Cに移動可能に取り付けられた第3コラム36Cと、第3コラム36Cのうち、ワークステーション12に対向する面に取り付けられた第3治具取付板38Cとを有する。第3治具取付板38Cには、図3A及び図4Aに模式的に示すように、少なくとも2種類の第3多軸加工ヘッド40Cが取り付けられている。例えば第3治具取付板38Cの水平方向中央位置と、第2加工機14B寄りの位置に、それぞれ第3多軸加工ヘッド40Cが垂直方向に取り付けられている。また、第2加工機14B寄りの位置には、ワークステーション12に向かって突出する3つの長い第3筒部42Cが形成され、各長い第3筒部42Cを通してそれぞれ第3多軸加工ヘッド40Cが取り付けられて、中央位置における他の第3多軸加工ヘッド40Cよりもワークステーション12側に突出した形態となっている。なお、第3コラム36C内にも、第3多軸加工ヘッド40Cをそれぞれ個別に回転駆動する図示しない回転駆動機構が組み込まれている。
上述した構成により、図3Aに示すように、第1加工ユニット32Aの第1多軸加工ヘッド40Aのうち、中央の第1多軸加工ヘッド40Aは、支柱22に固定されたワークWのうち、第1治具取付板38Aに対向するワーク取付面25の下段、中段及び上段に固定された3つのワークWの各正面に対して加工(例えばドリル加工)を行う。第2加工機14B寄りの第1多軸加工ヘッド40Aは、支柱22のワーク取付面25に固定されたワークWのうち、第2加工機14Bに対向するワーク取付面25の下段、中段及び上段の3つのワークWの右側面(第1加工機14Aに対向する面)に対して加工(例えばドリル加工)を行う。
同様に、第2加工ユニット32Bの第2多軸加工ヘッド40Bのうち、中央の第2多軸加工ヘッド40Bは、支柱22に固定されたワークWのうち、第2治具取付板38Bに対向するワーク取付面25の下段、中段及び上段に固定された3つのワークWの各正面に対して加工(例えばドリル加工)を行う。第1加工機14A寄りの第2多軸加工ヘッド40Bは、支柱22のワーク取付面25のうち、第1加工機14Aに対向するワーク取付面25の下段、中段及び上段に固定された3つのワークWの左側面(第2加工機14Bに対向する面)に対して加工(例えばドリル加工)を行う。第3加工機14C寄りの第2多軸加工ヘッド40Bは、支柱22のワーク取付面25に固定されたワークWのうち、第3加工機14Cに対向するワーク取付面25の下段、中段及び上段に固定された3つのワークWの右側面(第2加工機14Bに対向する面)に対して加工(例えばドリル加工)を行う。
同様に、第3加工ユニット32Cの第3多軸加工ヘッド40Cのうち、中央の第3多軸加工ヘッド40Cは、支柱22に固定されたワークWのうち、第3治具取付板38Cに対向するワーク取付面25の下段、中段及び上段に固定された3つのワークWの各正面に対して加工(例えばタップ加工)を行う。第2加工機14B寄りの第3多軸加工ヘッド40Cは、支柱22のワーク取付面25に固定されたワークWのうち、第2加工機14Bに対向するワーク取付面25の下段、中段及び上段に固定された3つのワークWの左側面(第3加工機14Cに対向する面)に対して加工(例えばタップ加工)を行う。
第1加工ユニット32A〜第3加工ユニット32Cによる加工の順番は、図3Aの模式図及び図3Bのフローチャートに示すように、ステップS1において、第1加工ユニット32Aによるドリル加工と第3加工ユニット32Cによるタップ加工(加工1)を行った後、ステップS2において、第2加工ユニット32Bによるドリル加工(加工2)が行われる。加工1における第1加工ユニット32Aによるドリル加工と第3加工ユニット32Cによるタップ加工は、同時に行うことが好ましい。「同時に行う」とは、同時に開始することのほか、開始時間をずらしながらも、ドリル加工とタップ加工とが時間的に一部重複している場合を含む。特に、ドリル加工による加工負荷が定常状態になった後に、タップ加工を開始することが好ましい。これにより、タップ加工による加工精度を高めることができる。
ここで、加工装置10による4つのワークW1〜W4に対する加工処理を図5の表1を参照しながら説明する。なお、ワークステーション12の支柱22が上面から見て時計方向に1/4回転する毎に1ステップ進むと定義する。
また、表1において、「正○」は正面へのドリル加工を示し、「正◎」は正面へのタップ加工を示す。「右○」はワークに向かって右側面へのドリル加工を示し、「右◎」はワークに向かって右側面へのタップ加工を示す。「左○」はワークに向かって左側面へのドリル加工を示し、「左◎」はワークに向かって左側面へのタップ加工を示す。
先ず、ステップ1において、支柱22のワーク取付面25のうち、正面を向いたワーク取付面25の下段のみに、1つのワークW1を固定する。すなわち、ステップ1において、1つのワークW1を投入する。
次のステップ2において、正面を向いたワーク取付面25の下段に、1つのワークW2を固定(投入)する。その後、第1加工ユニット32A〜第3加工ユニット32Cによる加工処理を行う。このとき、図3A〜図4Bに示すように、第1加工ユニット32Aによるドリル加工と第3加工ユニット32Cによるタップ加工を行った後、第2加工ユニット32Bによるドリル加工が行われる。この段階では、ワークW1のみが加工領域に入っているため、ワークW1の正面と左側面にそれぞれドリル加工(下段)が行われる。
次のステップ3において、正面を向いたワーク取付面25の下段に、1つのワークW3を固定(投入)する。その後、第1加工ユニット32A〜第3加工ユニット32Cによる加工処理を行う。このとき、ワークW1が第2加工ユニット32Bに対向し、ワークW2が第1加工ユニット32Aに対向していることから、最初に第1加工ユニット32Aと第3加工ユニット32Cによって、ワークW1の右側面にドリル加工(下段)、左側面にタップ加工(下段)が行われると共に、ワークW2の正面にドリル加工(下段)が行われる。その後、第2加工ユニット32Bによって、ワークW1の正面及びワークW2の左側面にドリル加工(下段)が行われる。
次のステップ4において、正面を向いたワーク取付面25の下段に、1つのワークW4を固定(投入)する。その後、第1加工ユニット32A〜第3加工ユニット32Cによる加工処理を行う。このとき、ワークW1が第3加工ユニット32Cに対向し、ワークW2が第2加工ユニット32Bに対向し、ワークW3が第1加工ユニット32Aに対向していることから、最初に第1加工ユニット32Aと第3加工ユニット32Cによって、ワークW1の正面にタップ加工(下段)が行われ、ワークW2の左側面にタップ加工(下段)、右側面にドリル加工(下段)が行われ、ワークW3の正面にドリル加工(下段)が行われる。その後、第2加工ユニット32Bによって、ワークW1の右側面にドリル加工(下段)、ワークW2の正面にドリル加工(下段)、ワークW3の左側面にドリル加工(下段)が行われる。
次のステップ5において、正面を向いたワーク取付面25のワークW1を下段から取り外して中段に固定する。その後、第1加工ユニット32A〜第3加工ユニット32Cによる加工処理を行う。このとき、第1加工ユニット32Aに対向してワークW4、第2加工ユニット32Bに対向してワークW3、第3加工ユニット32Cに対向してワークW2が位置されている。これにより、ワークW2の正面にタップ加工(下段)が行われ、右側面にドリル加工(下段)が行われる。また、ワークW3の正面及び右側面にドリル加工(下段)が行われ、左側面にタップ加工(下段)が行われる。また、ワークW4の正面及び左側面にドリル加工(下段)が行われる。
次のステップ6において、正面を向いたワーク取付面25のワークW2を下段から取り外して中段に固定する。その後、第1加工ユニット32A〜第3加工ユニット32Cによる加工処理を行う。このとき、第1加工ユニット32Aに対向してワークW1、第2加工ユニット32Bに対向してワークW4、第3加工ユニット32Cに対向してワークW3が位置されている。これにより、ワークW1の正面及び左側面にドリル加工(中段)が行われ、ワークW3の正面にタップ加工(下段)が行われ、右側面にドリル加工(下段)が行われる。また、ワークW4の正面及び右側面にドリル加工(下段)が行われ、左側面にタップ加工(下段)が行われる。
次のステップ7において、正面を向いたワーク取付面25のワークW3を下段から取り外して中段に固定する。その後、第1加工ユニット32A〜第3加工ユニット32Cによる加工処理を行う。このとき、第1加工ユニット32Aに対向してワークW2、第2加工ユニット32Bに対向してワークW1、第3加工ユニット32Cに対向してワークW4が位置されている。これにより、ワークW1の正面及び右側面にドリル加工(中段)が行われると共に左側面にタップ加工(中段)が行われる。また、ワークW2の正面及び左側面にドリル加工(中段)が行われ、ワークW4の正面にタップ加工(下段)が行われ、右側面にドリル加工(下段)が行われる。
次のステップ8において、正面を向いたワーク取付面25のワークW4を下段から取り外して中段に固定する。その後、第1加工ユニット32A〜第3加工ユニット32Cによる加工処理を行う。このとき、第1加工ユニット32Aに対向してワークW3、第2加工ユニット32Bに対向してワークW2、第3加工ユニット32Cに対向してワークW1が位置されている。これにより、ワークW1の正面にタップ加工(中段)が行われ、右側面にドリル加工(中段)が行われる。また、ワークW2の正面及び右側面にドリル加工(中段)が行われると共に、左側面にタップ加工(中段)が行われ、ワークW3の正面及び左側面にドリル加工(中段)が行われる。
次のステップ9において、正面を向いたワーク取付面25のワークW1を中段から取り外して上段に固定する。その後、第1加工ユニット32A〜第3加工ユニット32Cによる加工処理を行う。これにより、ワークW2の正面にタップ加工(中段)が行われ、右側面にドリル加工(中段)が行われる。また、ワークW3の正面及び右側面にドリル加工(中段)が行われると共に、左側面にタップ加工(中段)が行われ、ワークW4の正面及び左側面にドリル加工(中段)が行われる。以下同様である。
そして、ステップ13において、ワークW1が取り外され、ステップ14において、ワークW2が取り外され、ステップ15において、ワークW3が取り外され、ステップ16において、ワークW4が取り外される。
上述の例では、4つのワークW1〜W4に対する加工処理について説明したが、その他、ステップ5、6、7及び8でワークW1、W2、W3及びW4をそれぞれ下段から中段に移動した後に、新たなワークW5、W6、W7及びW8を下段に投入してもよい。
さらに、ステップ9、10、11及び12でワークW1、W2、W3及びW4をそれぞれ中段から上段に移動した後に、新たなワークW5、W6、W7及びW8を下段から中段に移動し、その後、さらに、新たなワークW9、W10、W11及びW12を下段に投入してもよい。
つまり、ワークWの中段や上段への移動に伴って、下段が空いた段階で、下段に新たなワークWを投入することで、5個以上のワークWに対して加工することができる。ここでは、下段から中段や上段へワークWを移動させたが、上段から中段や下段に移動させてもよい。また、移動の際に、取付けの向きを90°回転させたり、ワークWのワーク取付面25を反転させることで、ワークWのすべての外表面を加工することができる。移動の際、図示しない機内シャッターで加工領域と加工装置の正面とを区切ることで、加工中にワークWの投入と払い出しを行うことができる。
なお、図2に示すように、第1加工機14A、第2加工機14B及び第3加工機14Cからの切り屑やクーラントは、第1加工機14Aの排出用溝M1及びM2、第2加工機14Bの排出用溝M4並びに第3加工機14Cの排出用溝M5及びM6を通じてワークステーション12に流される。ワークステーション12のオイルパン13のうち、支柱22の周囲に形成された排出用溝は、第1加工機14A寄りに形成された第1排出用溝Maと、第2加工機14B寄りに形成された第2排出用溝Mbと、第3加工機14C寄りに形成された第3排出用溝Mcとを有する。なお、オイルパン13は上面から見て例えば矩形状を有する。
そして、第1加工機14Aからの使用済みクーラントは、排出用溝M1及びM2を通じてワークステーション12に向かって流れ、第2加工機14Bからの使用済みクーラントは、排出用溝M4を通じてワークステーション12に向かって流れ、第3加工機14Cからの使用済みクーラントは、排出用溝M5及びM6を介してワークステーション12に向かって流れる。ワークステーション12に流れ込んだ使用済みクーラントは、第1排出用溝Ma、第2排出用溝Mb及び第3排出用溝Mcを通じて第2加工機14Bの排出用溝M3に流れ、さらに、この排出用溝M3を通じてクーラントタンク17に流れる。
次に、本実施の形態に係る加工装置10のいくつかの変形例について図6〜図9を参照しながら説明する。
第1の変形例に係る加工装置(以下、第1加工装置10Aと記す)は、図6及び図7に示すように、上述した加工装置10とほぼ同様の構成を有するが、第1プレート進退機構50Aと、第2プレート進退機構50Bとを有する点で異なる。
第1プレート進退機構50Aは、ワークステーション12の支柱22と第1加工ユニット32Aの間に、第1多軸加工ヘッド40Aの折損を検知する第1折損センサ52Aを取り付けた第1プレート54Aを進退させる。この場合、第1プレート進退機構50Aは、第1プレート54Aを上下方向に移動させてもよいし、横方向に移動させてもよい。第1プレート54Aは、通常は、例えば初期位置、すなわち、支柱22と第1加工ユニット32Aの間から退避した位置にある。
第2プレート進退機構50Bは、ワークステーション12の支柱22と第2加工ユニット32Bの間に、第2多軸加工ヘッド40Bの折損を検知する第2折損センサ52Bを取り付けた第2プレート54Bを進退させる。この場合、第2プレート進退機構50Bは、第2プレート54Bを上下方向に移動させてもよいし、横方向に移動させてもよい。第2プレート54Bも、通常は、例えば初期位置、すなわち、支柱22と第2加工ユニット32Bの間から退避した位置にある。
そして、第1プレート進退機構50Aは、例えば制御装置16からの第1閉鎖信号Sc1の入力に基づいて、初期位置にある第1プレート54Aを駆動して、支柱22と第1加工ユニット32Aの間に位置決めする。さらに、第1折損センサ52Aからの折損の検知結果S1を制御装置16に出力する。また、制御装置16からの第1開放信号So1の入力に基づいて、第1プレート54Aを駆動して、第1プレート54Aを初期位置に戻す。
第2プレート進退機構50Bは、例えば制御装置16からの第2閉鎖信号Sc2の入力に基づいて、初期位置にある第2プレート54Bを駆動して、支柱22と第2加工ユニット32Bの間に位置決めする。さらに、第2折損センサ52Bからの折損の検知結果S2を制御装置16に出力する。また、制御装置16からの第2開放信号So2の入力に基づいて、第2プレート54Bを駆動して、第2プレート54Bを初期位置に戻す。
第1プレート54Aの大きさは、横方向の幅が第1加工機14Aの第1レール台28Aの横幅とほぼ同じで、縦方向の長さが第1加工ユニット32Aの第1治具取付板38Aの縦方向の長さとほぼ同じとされている。従って、第1プレート54A及び第2プレート54Bがそれぞれ初期位置にある場合、すなわち、図8に示すように、第1加工ユニット32A及び第2加工ユニット32Bの各前面に、それぞれ第1プレート54A及び第2プレート54Bが存在しない場合は、第1加工ユニット32A、第2加工ユニット32B及び第3加工ユニット32Cによって加工領域Zが形成される。そして、図9に示すように、第1プレート54Aを第1加工ユニット32Aの前面に位置決めしたとき、第1加工ユニット32A〜第3加工ユニット32Cによる加工領域Z(図8参照)を第1プレート54Aによって区切ることができる。すなわち、ワークステーション12を中心とした、第1プレート54Aと第2加工ユニット32Bと第3加工ユニット32Cとで囲まれた新たな加工領域Zaが形成されることとなる。
一方、第2プレート54Bの大きさは、横方向の幅が第2加工機14Bの第2レール台28Bの横幅とほぼ同じで、縦方向の長さが第2加工ユニット32Bの第2治具取付板38Bの縦方向の長さとほぼ同じとされている。従って、図10に示すように、第2プレート54Bを第2加工ユニット32Bの前面に位置決めしたとき、第1加工ユニット32A〜第3加工ユニット32Cによる加工領域Z(図8参照)を第2プレート54Bによって区切ることができる。すなわち、ワークステーション12を中心とした、第1加工ユニット32Aと第2プレート54Bと第3加工ユニット32Cとで囲まれた新たな加工領域Zbが形成されることとなる。
ここで、第1加工装置10Aの処理動作を図11のフローチャートも参照しながら説明する。
先ず、図11のステップS101において、第1プレート54A及び第2プレート54Bは、初期状態、例えば上方に位置されている。
その後、第1加工ユニット32Aによるドリル加工及び第3加工ユニット32Cによるタップ加工が行われる前に、ステップS102において、第2プレート進退機構50Bは、第2プレート54Bを下降して、第2加工ユニット32Bと支柱22との間に第2プレート54Bを位置決めする。
その後、ステップS103において、ワークWに対して第1加工ユニット32A及び第3加工ユニット32Cによる加工を実施する。この第1加工ユニット32A及び第3加工ユニット32Cによる加工の間に、第2移動駆動手段34Bは、第2加工ユニット32Bの第2多軸加工ヘッド40Bを第2折損センサ52Bに近づける。第2折損センサ52Bは、第2多軸加工ヘッド40Bの折損を検知する。
第1加工ユニット32A及び第3加工ユニット32Cによるドリル加工及びタップ加工の間、特に、ドリル加工で出た切り屑は第2加工ユニット32Bの方向に飛散することになる。しかし、第2プレート54Bによって第2加工ユニット32Bへの切り屑の飛散が遮られることになる。つまり、第1加工ユニット32Aによるドリル加工で出た切り屑を第2加工ユニット32Bに飛散させることを防ぐことができる。
ワークWに対する第1加工ユニット32A及び第3加工ユニット32Cによる加工が終了した段階で、ステップS104において、第2プレート進退機構50Bは、第2プレート54Bを初期位置に戻す。すなわち、第2折損センサ52Bを元の位置に戻し、第2プレート54Bを上昇して、第2プレート54Bを初期位置に戻す。
その後、第2加工ユニット32Bによるドリル加工が行われる前に、ステップS105において、第1プレート進退機構50Aは、第1プレート54Aを下降して、第1加工ユニット32Aと支柱22との間に第1プレート54Aを位置決めする。
その後、ステップS106において、ワークWに対して第2加工ユニット32Bによる加工を実施する。この第2加工ユニット32Bによる加工の間に、第1移動駆動手段34Aは、第1加工ユニット32Aの第1多軸加工ヘッド40Aを第1折損センサ52Aに近づける。第1折損センサ52Aは、第1多軸加工ヘッド40Aの折損を検知する。
ワークWに対する第2加工ユニット32Bによる加工が終了した段階で、ステップS107において、第1プレート進退機構50Aは、第1プレート54Aを初期位置に戻す。すなわち、第1折損センサ52Aを元の位置に戻し、第1プレート54Aを上昇して、第1プレート54Aを初期位置に戻す。
第2加工ユニット32Bによるドリル加工の間、ドリル加工で出た切り屑は第1加工ユニット32Aの方向に飛散することになる。しかし、第1プレート54Aによって第1加工ユニット32Aへの切り屑の飛散が遮られることになる。つまり、第2加工ユニット32Bによるドリル加工で出た切り屑を第1加工ユニット32Aに飛散させることを防ぐことができる。
次に、第2の変形例に係る加工装置(以下、第2加工装置10Bと記す)は、図12に示すように、上述した加工装置10とほぼ同様の構成を有するが、使用済みクーラントの排出構造に特徴を有する。
具体的には、第1加工機14Aの両側の排出用溝M1及びM2は、それぞれワークステーション12に向かって下り傾斜とされた傾斜溝に形成されている。第2加工機14Bも、両側の排出用溝M3及びM4は、それぞれワークステーション12に向かって下り傾斜とされた傾斜溝に形成されている。第3加工機14Cも、両側の排出用溝M5及びM6は、それぞれワークステーション12に向かって下り傾斜とされた傾斜溝に形成されている。これらの溝の傾斜角度としては、例えば2°〜4°の範囲である。
ワークステーション12のオイルパン13に形成された第1排出用溝Ma及び第3排出用溝Mcは、それぞれ第2加工機14Bに向かって下り傾斜とされた傾斜溝に形成され、第2排出用溝Mbは、第1加工機14Aに向かって下り傾斜とされた傾斜溝に形成されている。また、上記オイルパン13には、その正面側に第4排出用溝Md及び第5排出用溝Meを有する。第4排出用溝Mdは、第1加工機14Aに向かって下り傾斜とされた傾斜溝に形成され、第5排出用溝Meは、第3加工機14Cに向かって下り傾斜とされた傾斜溝に形成されている。この場合、第4排出用溝Mdの下流端と第1排出用溝Maの上流端とがほぼ一致し、第5排出用溝Meの下流端と第3排出用溝Mcの上流端とがほぼ一致している。
そして、この第2加工装置10Bでは、ワークステーション12のオイルパン13のうち、第1加工機14Aと第2加工機14Bとの境界に対応する隅に、排出口60が形成されている。排出口60の下部には、排出口60を通じて落下する使用済みクーラントをクーラントタンク17に導くガイド部61(樋や導管等)が形成されている。
従って、第1排出用溝Ma上又は第2排出用溝Mb上の使用済みクーラントは、それぞれ第1排出用溝Ma又は第2排出用溝Mbを通じて排出口60に流れる。第3排出用溝Mc上の使用済みクーラントは、第3排出用溝Mc及び第2排出用溝Mbを通じて排出口60に流れる。同様に、第4排出用溝Md上の使用済みクーラントは、第4排出用溝Md及び第1排出用溝Maを通じて排出口60に流れ、第5排出用溝Me上の使用済みクーラントは、第5排出用溝Me、第3排出用溝Mc及び第2排出用溝Mbを通じて排出口60に流れる。
上述した各種排出用溝M1〜M6、Ma〜Meの傾斜角の大小関係は、以下の通りである。この大小関係はあくまでも一例である。
先ず、第1加工機14Aの両側の排出用溝M1及びM2の傾斜角をθ11及びθ12とする。第2加工機14Bの両側の排出用溝M3及びM4の傾斜角をθ21及びθ22とする。第3加工機14Cの両側の排出用溝M5及びM6の傾斜角をθ31及びθ32とする。オイルパン13の第1排出用溝Maの傾斜角をθa、第2排出用溝Mbの傾斜角をθb、第3排出用溝Mcの傾斜角をθc、第4排出用溝Mdの傾斜角をθd、第5排出用溝Meの傾斜角をθeとする。
θ11、θ12、θ21、θ22、θ31及びθ32はほぼ同じで、例えば2°〜4°の範囲が挙げられる。
θa>θc>θbで、θbはθ11、θ12等よりも大きい。θa、θb、θcは、例えば3°〜6°の範囲が挙げられる。θdはθaとほぼ同程度であり、θeはθcとほぼ同程度である。
これらの傾斜角の大きさは、あくまでも一例であり、第1加工機14A、第2加工機14B及び第3加工機14Cでの使用済みクーラントの排出流量に応じて適宜設定すればよい。
さらに、この第2加工装置10Bでは、第1加工機14A及び第2加工機14Bがドリル加工のみを行うことから、使用済みクーラントの排出流量が第3加工機14Cよりも多くなる。そこで、排出口60の平面形状として、第1加工機14Aによる加工方向を長手方向とする形状、例えば長方形としている。そのため、第1加工機14Aからの使用済みクーラントを効率よく排出口60に流すことができる。
また、第1排出用溝Ma上でワークWに対してドリル加工を行うドリル加工用のヘッドの数が、第2排出用溝Mb上でワークWに対してドリル加工を行うヘッドの数よりも多い場合は、傾斜角θa>θbとすることが好ましい。
ここで、第1排出用溝Ma上でワークWに対してドリル加工を行うドリル加工用のヘッドの数は、例えば図3Aに示すように、第1加工ユニット32Aのうち、中央における第1多軸加工ヘッド40Aにおけるドリル加工用のヘッドの数と、第2加工ユニット32Bのうち、第1加工ユニット32A寄りの第2多軸加工ヘッド40Bにおけるドリル加工用のヘッドの数との合計である。
また、第2排出用溝Mb上でワークWに対してドリル加工を行うドリル加工用のヘッドの数は、例えば図3Aに示すように、第2加工ユニット32Bのうち、中央における第2多軸加工ヘッド40Bにおけるドリル加工用のヘッドの数と、第1加工ユニット32Aのうち、第2加工ユニット32B寄りの第1多軸加工ヘッド40Aにおけるドリル加工用のヘッドの数との合計である。
上述のように、第1排出用溝Ma上でワークWに対してドリル加工を行うヘッドの数が、第2排出用溝Mb上でワークWに対してドリル加工を行うヘッドの数よりも多いことから、第1排出用溝Maへの切り屑等の量が第2排出用溝Mbへの切り屑等の量よりも多くなる。そこで、第1排出用溝Maの傾斜角θaを第2排出用溝Mbの傾斜角θbよりも大きくことで、切り屑等の量が多い使用済みクーラントの排出効率が高くなり、オイルパン13に切り屑等が残存する量を少なくすることができる。
以上、本発明について好適な実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は、上記の実施の形態の記載範囲に限定されることはない。上記の実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることは、当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も、本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、請求の範囲の記載から明らかである。また、請求の範囲に記載された括弧書きの符号は、本発明の理解の容易化のために添付図面中の符号に倣って付したものであり、本発明がその符号をつけた要素に限定されて解釈されるものではない。

Claims (9)

  1. 複数のワーク取付面(25)を有する支柱(22)と、
    前記支柱(22)の1つのワーク取付面(25)に固定された少なくとも1つのワーク(W)の互いに対向する2つの面に対してそれぞれ加工を行う一対の加工ユニット(32A、32C)と、
    複数の前記ワーク取付面(25)のうち、1つのワーク取付面(25)と、該1つのワーク取付面(25)と直交する2つのワーク取付面(25)とにそれぞれ固定された複数のワーク(W)に対して、同時に加工を行う加工ユニット(32A、32B、32C)とを有することを特徴とする加工装置(10)。
  2. 請求項1記載の加工装置(10)において、
    前記ワーク取付面(25)は、前記支柱(22)の高さ方向に沿って複数のワーク(W)が固定され、
    前記一対の加工ユニット(32A、32C)は、前記支柱(22)の前記1つのワーク取付面(25)に固定された前記複数のワーク(W)のそれぞれ互いに対向する面に対して加工を行うことを特徴とする加工装置(10)。
  3. 請求項1又は2記載の加工装置(10)において、
    前記ワーク取付面(25)は、前記支柱(22)の高さ方向に沿って複数のワーク(W)が固定され、
    同時に加工を行う前記加工ユニット(32A、32B、32C)は、前記複数のワーク取付面(25)のうち、前記1つのワーク取付面(25)に固定された複数のワーク(W)と、該ワーク取付面(25)と直交する2つのワーク取付面(25)とにそれぞれ固定された複数のワーク(W)に対して、同時に加工を行うことを特徴とする加工装置(10)。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の加工装置(10)において、
    前記支柱(22)を回転駆動して、前記ワーク(W)を複数の前記加工ユニット(32A、32B、32C)に順次対向させる位置決め手段(27)を有し、複数の前記加工ユニット(32A、32B、32C)のうち、加工順序が後の前記加工ユニット(32C)は、前記ワーク(W)に対してタップ加工を行う加工ヘッド(40C)を有することを特徴とする加工装置(10)。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の加工装置(10)において、
    前記支柱(22)の左側又は右側に第1加工ユニット(32A)が配され、
    前記支柱(22)の手前又は奥に第2加工ユニット(32B)が配され、
    前記支柱(22)の右側又は左側に第3加工ユニット(32C)が配され、
    前記第1加工ユニット(32A)及び前記第3加工ユニット(32C)が、少なくとも1つの前記ワーク(W)の互いに対向する2つの面に対してそれぞれ加工を行う一対の加工ユニットであり、
    前記第2加工ユニット(32B)が、前記複数のワーク(W)に対して同時に加工を行う加工ユニットであることを特徴とする加工装置(10)。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載の加工装置(10)において、
    前記支柱(22)は、4つの側面を有する四角柱に形成され、各前記側面は、それぞれ前記ワーク取付面(25)を構成することを特徴とする加工装置(10)。
  7. 複数のワーク取付面(25)を有する支柱(22)の1つのワーク取付面(25)に少なくとも1つのワーク(W)を固定する工程と、
    1つの前記ワーク取付面(25)に固定された前記少なくとも1つのワーク(W)の互いに対向する2つの面に対して、一対の加工ユニット(32A、32C)で、それぞれ加工を行う工程とを有し、
    前記一対の加工ユニット(32A、32C)のうち、一方の加工ユニット(32A)で、前記2つの面のうち、一方の面にドリル加工を実施する第1工程と、
    前記一対の加工ユニット(32A、32C)のうち、他方の加工ユニット(32C)で、前記2つの面のうち、他方の面にタップ加工を実施する第2工程とを有することを特徴とする加工方法。
  8. 請求項7記載の加工方法において、
    前記ドリル加工と前記タップ加工とが同時に開始されることを特徴とする加工方法。
  9. 請求項7又は8記載の加工方法において、
    前記ドリル加工が開始され、前記ドリル加工による加工負荷が定常状態になった後に、前記タップ加工を開始することを特徴とする加工方法。
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