JPWO2019059362A1 - 掃除具 - Google Patents

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Abstract

回転駆動部を内装した把手(1)の先部に長尺の保護パイプ体(2)を設け、伸縮可能な多重筒体構造の回転パイプ体を保護パイプ体(2)の内方に設け、可撓性と強靭性を兼ね備えた細棒状の箒体(5)を、回転パイプ体の先端から突出させる繰り出し方式の蜘蛛の巣取りの掃除具において、収納時のコンパクト化、箒体(5)の不測の突出を阻止、並びに箒体(5)の取り換えの容易化を実現する掃除具を提供する。箒体(5)を、最先パイプ体(31)に出没自在に内挿し、回転パイプ体全体を短縮して保護パイプ体(2)に収納した際に突出する次先パイプ体(32)の先端に開拡可能とした開口端部を備え、開口端部が掃除具の傾斜時に箒体(5)全体の自由突出を阻止すると共に、開口端部で内方側部材の挟圧保持する保持体(4)を着脱自在に設けてなる。

Description

本発明は、主として天井の蜘蛛の巣払い、壁や天井の煤払い、家具の隙間並びに排水管内等の狭い箇所の清掃に使用する掃除具に関するものである。
先端部分が回転して蜘蛛の巣を巻き取る構成の清掃器具は、特許文献3及び特許文献4に開示されている。前記の公知の蜘蛛の巣取り用の清掃具は、天井などの高所に対して使用するものであるから当然その全長は相応に長くなければならないことは当然である。ところでこのように長い器具は、収納運搬等に不都合であるが、前記した従前の器具は、単に先端の短い箒棒(各柱体、巻き取り棒)の着脱を行う程度である。そこで本出願人は、先に特許文献1及び特許文献2に開示されている掃除具を提案した。
特許文献1及び2に開示されている掃除具は、モーター内装の把手の先部に保護パイプ体を設け、保護パイプ体内にモーターと連結した伸縮可能な多重筒体の回転パイプ体を収納し、回転パイプ体の先端に可撓性と強靭性を兼ね備えた細棒状の箒体を連結する構成である。
特許4142773号公報 特許4170477号公報 実開昭60−103470号公報 登録実用新案第3013836号公報
ところで、特許文献1及び2で開示されている箒体は、回転パイプ体に収納して、引出状態で基部が回転パイプ体に密嵌して抜けない構造を採用している。この構造を採用した場合には、箒体を引出状態とするには掃除具(以下、「器具」とも呼ぶ。)を下方に向け、箒体の自重で回転パイプ体から突出するようにしている。
しかし箒体の基部が回転パイプ体の先部内に嵌合する位置まで箒体の出没は自由であるために、器具を傾けた瞬間に箒体の殆どの部分が突出することになる。このため箒体の先端が好ましくない箇所に突き刺さる場合もあり危険である。
更に箒体がその使用によって損傷し取り換えが必要となった場合、前記の構造では多重筒体構造の全体を取り外す必要があり、取り換え作業が煩瑣である。
また前記特許文献1,2には、箒体の別例として芯棒体に布帛等を植え付けた埃の取り除き機能を備えさせることが提案されており、その構成は箒体を基部箒体と先部箒体に二分し、基部箒体に先部箒体を装着する構造が採用されている。しかし箒体は撓んだ状態で回転するので基部箒体と先部箒体の連結箇所が外れ易くなり、また堅牢な連結構造を採用すると、構造の複雑化と撓性減少を招いてしまう。
そこで発明は、取扱い容易で操作性に優れ、且つ箒体の取り換えも容易とした掃除具の改良を提案したものである。
本発明の請求項1に記載の掃除具は、
モーターを備えた回転駆動部を内装した把手と、
把手の先部に該把手と一体に連結した長尺の保護パイプ体と、
複数のパイプ体が同心円状に配置された多重筒体構造であって、伸長時により外方側おのパイプ体のテーパー状先部に、より内方側のパイプ体のテーパー状基部が密嵌して一体に連結される形状の伸縮可能であって、基部が回転駆動部と連結して回転し、且つ、伸長時に各パイプ体の先部側が保護パイプ体から突出する回転パイプ体と、
前記保護パイプ体の内方に設けられ且つ可撓性と強靭性を兼ね備えた細棒状体であって、伸長時に最先となる最先回転パイプ体に出没自在に内挿されると共に、該最先回転パイプ体先端から突出させた際に最先回転パイプ体と一体に回転するように設けた箒体と、
を備えた掃除具において、
伸長時における最先回転パイプ体若しくは次先回転パイプ体の先端に、開拡可能とした開口端部をさらに設け、且つ、前記開口端部が掃除具の傾斜時に箒体全体の自由突出を阻止する保持体をさらに設けてなることを特徴とするものである。
而して清掃使用時には、保護パイプ体から回転パイプ体及び箒体を引き出し、回転パイプ体の先端の箒体を壁面や天井面に添わせることや、狭い曲がりくねった箇所にも差し入れ、回転駆動部の動作により、回転パイプ体を介して箒体を回転させることで蜘蛛の巣取り等の清掃を行うものであり、また不使用時には、回転パイプ体を短縮し、箒体も回転パイプ体内に収納するものである。
特に本発明は、収納状態の器具を先端側に傾けた場合に、箒体が保持体の開口端部から滑り出るように自由落下運動で突出するが、保持体の窄んだ状態の開口端部に箒体の一部が接触係止すると、その抵抗により自然突出が停止する。そこで箒体を外部の力(例えば、人力)で引き出すと、前記の接触抵抗(挟圧による接触抵抗も含む)に抗して箒体が引き出され、更に連続して回転パイプ体全体を伸長して、回転パイプ体及び箒体全体を一体化して清掃に使用する。
また本発明の請求項2に記載の掃除具は、前記の保持体を、回転パイプ体のいずれかのパイプ体の先端に着脱自在に設けてなると共に、保持体を装着した回転パイプ体と、当該回転パイプ体の先方部となる内方側の回転パイプ体又は内方側となる箒体との回転伝達の連結を、保持体と保持体内方側の先方部材とのテーパー状密嵌又は挟圧保持で連結してなるものである。
従って保持体を装着した回転パイプ体と、当該回転パイプ体の内方部材(最先パイプ体又は箒体)との回転伝達の連結は、保持体とのテーパー状密嵌連結又は保持体による挟圧保持連結でなされているので、保持体を取り外すと、保持体の内方部材は、他のテーパー状密嵌構造の回転伝達連結構造と異なり、そのまま先方に引き抜くことが可能となり、それに伴って箒体の取り換えを容易に行うことができる。
また本発明の請求項3に記載の掃除具は、保持体を、適宜な弾性を備えた材質で筒状に形成すると共に、開口端部を、複数の縦割り溝を設けて開口方向に弾性開口する保持腕部と、保持腕部先端内方に設けた挟圧周面部で形成してなるもので、器具傾斜による箒体の自由落下途中で挟圧周面部との接触抵抗で箒体の突出が停止する。そしてそのまま箒体を引き出すことで、箒体の回転パイプ体との連結固定がなされる。
また発明の請求項4に記載の掃除具は、前記の保持体において、特に保持体の内周面に、内方側の部材のテーパー基部と密嵌する内径の密嵌連結部を備えてなるものであり、内方部材と保持体との回転伝達連結を、テーパー状密嵌連結で行うことで、回転伝達を確実なものとしている。
また本発明の請求項5に記載の掃除具は、保持体を最先回転パイプ体又は次先回転パイプ体の先端に装着し、回転パイプ体全体を短縮して保護パイプ体に収納した際に保護パイプ体の先端より外方に突出するように設けてなり、保護体がストッパーとして働き、回転パイプ体が保護パイプ体に全没する事か無いので、保護パイプ体から回転パイプ体を引き出すことが容易である。
また本発明の請求項6に記載の掃除具は、保持体を、適宜な伸縮性を備えたゴム質材で筒状に形成すると共に、先端部分に拡径可能とした開口保持部(開口端部)を設けてなるもので、テーパー棒状の箒体は開口保持部により全体の自由突出が阻止され、箒体の引き抜きによって前記開口保持部を開拡して引き出し、当該保持体で箒体又は最先パイプ体を保持して回転伝達の連結をなすものである。また保持体を最先パイプ体又は次先パイプ体から外すことによって、箒体を最先パイプ体から分離できる。
また本発明の請求項7に記載の掃除具は、前記のゴム質筒状の保持体の装着個所に、予め密嵌連結部材を設けてなるもので、前記密嵌連結部材は、特に内方側の部材のテーパー基部と密嵌する内径の密嵌連結孔を備え、且つ着脱自在としたものである。従って前記のゴム質筒状の保持体を採用すると共に密嵌連結部材を組み込むことで、回転伝達連結を、保持体の開口端部の挟圧保持に代えて、密嵌連結部材の密嵌連結孔を使用したテーパー状密嵌連結で行うものである。
また本発明の請求項8に記載の掃除具は、保護パイプ体の先端に、保持体及び該保持体に保持された箒体の先部を覆うキャップを装着してなるもので、器具使用時にキャップを外して箒体及び回転パイプ体を引き出し、器具携帯時はキャップを装着し、携帯時の器具の下向き傾斜による箒体の不測の突出を阻止し、箒体の安全な携帯を実現する。
本発明の請求項9に記載の掃除具は、箒体に外挿密着して装着する装着パイプ部又はテーパー状の最先パイプ体に外挿密着して装着する装着パイプ部と、前記装着パイプ部の外周に設けた埃の取り除き機能を備えたハタキ拭浄部とで構成されるハタキ体を、外方に突出させた箒体又は最先パイプに装着してなるもので、蜘蛛の巣取りの他、拭浄作業にも使用できるものである。
また、本発明の請求項10に記載の掃除具は、ハタキ拭浄部は柔軟扁平体で形成されることを特徴とする。請求項11に記載の掃除具は、柔軟扁平体の側縁部には複数のスリットが互いに離間して形成されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項12に記載の掃除具は、箒体5の断面が、円の外周側端部を少なくとも1つ除去した形状、長方形、正方形、五角形、三角形、又は、円の外周側に少なくとも1つの突起が設けられた形状であることを特徴とするものである。
本発明の構成は前記のとおりであり、繰り出し方式(伸縮多重筒体構造)の蜘蛛の巣取りの掃除具において、箒体の回転パイプ体収納を行い、不使用時のコンパクト化を実現すると共に、箒体の不測の突出を阻止する保持体を採用することで、器具の安全性を高めたものである。
本発明の第一実施形態に係る掃除具全体を示した図(携帯時)である。 第一実施形態に係る掃除具の先端部分を説明した図である(不使用状態)。 第一実施形態に係る掃除具の正面図である(使用時状態)。 第一実施形態に係る保持体の説明図で、(a)はその端面図、(b)は斜視図、(c)は使用状態を示した斜視図である。 第一実施形態に係る保持体の動作説明のための断面図で、(a)は回転パイプ体31の収納時、(b)は回転パイプ体31の使用時を示す。 第一実施形態に係るハタキ体を説明した図である。 第一実施形態に係るハタキ体の使用状態を説明した図である。 本発明の第二実施形態に係る掃除具の正面図である(使用時状態)。 第二実施形態に係る掃除具の先端部分を説明した図である(不使用状態)。 第二実施形態に係る保持体の動作説明のための断面図で、(a)は箒体の収納された状態、(b)は器具(掃除具)を傾斜した際の状態、(c)は箒体を引き出した後の挟圧保持状態を示す。 第三実施形態に係る保持体に密嵌連結部材を採用した際の説明図である。 第三実施形態に係る保持体の動作説明のための断面図で、(a)は箒体の収納された状態、(b)は器具(掃除具)を傾斜した際の状態、(c)は箒体を引き出した後の挟圧保持状態を示す。 箒体の断面形状に係る変形例を説明した図である。
次に本発明の実施形態について説明する。図1乃至図7に示した第一実施形態の掃除具は、把手1と、保護パイプ体2と、回転パイプ体3と、保持体4と、箒体5と、を備えたものである。この掃除具にはハタキ体6がさらに設けられることが好ましい。
把手1は、電源(電池)及びモーターを備えた回転駆動部(図示せず)を内装したものである。
保護パイプ体2は、把手1の先部に、把手と一体に連結した長尺パイプ体(50〜70cm程度)で、基部に堅牢性を補完する外套管21を備え、先端にキャップ22を装着する螺合部23を設けたものである。特にキャップ22は、後述する保持体4を覆う適宜な帽子長(被覆空間)を備えたものである。
回転パイプ体3は、例えば4本のパイプ体を含んだ多重筒体構造で、細径順に最先パイプ体31、次先パイプ体32、継ぎパイプ体33、基部パイプ体(図示せず)からなり、各パイプ体31,32,33は、夫々、先細のテーパー状であり、より内方側パイプ体(例えば、符号31)がより外方側のパイプ体(例えば、符号32)に差し入れられている。ここで、テーパー状とは、パイプ体の端部の一方(先部)の径が、他方(基部)の径よりも小さく、先部に向かって該パイプ体の径が徐々に先細りした形状を意味する。なお、回転パイプ体3を構成するパイプ体の本数は、本実施形態の4本に限らず、使い勝手や被清掃対象の用途に応じてその数を増減させてもよい。
特に次先パイプ体32の先部には保持体4を螺合装着し、保護パイプ体2の先端から突出状態とし、次先パイプ体32と継ぎパイプ体33と基部パイプ体は、より内方側のパイプ体(例えば、符号32)を引き出すと、より外方側のパイプ体(例えば、符号33)のテーパー状先部に該内方側パイプ体(例えば、符号32)のテーパー状基部が密嵌して一体に連結される伸縮可能な多重筒体構造とし、図示しないが、基部パイプ体の基部を、把手1の回転駆動部と連結してなるものである。
また回転パイプ体3の多重筒体構造は、各構成パイプが自由に出没できるものではなく、抜き差しに際しての適宜な摺動抵抗を備え、外部の力が加わった際に出没動作するものである。
特に最先パイプ体31は、箒体5を内挿してなるもので、保持体4を取り外した次先パイプ体32に先部から挿入可能としたもので、その基部は保持体4で挟圧保持される外径とするものである。
保持体4は、次先パイプ体32の先端に螺合装着して着脱自在としたもので、適宜な弾性を備えた材質(樹脂材や薄鋼板)で筒状に形成した本体41の開口端部に、複数の縦割り溝42を設けて開口方向に弾性開口する保持腕部43を形成し、且つ前記保持腕部43の先端内方に挟圧周面部44を設けたもので、前記挟圧周面部44の開口内径及び弾性開口内径は後述する操作性に対応して定められるものである。また、図5(a)に示すように、保持体4の螺合内周面45より先方適宜位置に、最先パイプ体31との密嵌連結部46を形成してなる。
箒体5は、グラスファイバーや、カーボン繊維、竹等の材料を使用して、釣り竿の先端側竿杆のような充分な可撓性と強靭性を兼ね備えた細棒体で、最先パイプ体の基部開口箇所から差し入れて収納され、最先パイプ体31の先端から露出させ、その基部は、前記密嵌連結部46の内周面に密嵌して一体化するようにしたものである。この箒体5をくねらせながら回転させることにより、天井や壁面上の蜘蛛の巣を効率的に箒体5に巻取り・採集することが可能となる。
ハタキ体6は、図6の(a)〜(c)に示すように、筒状の装着パイプ部61と、ハタキ拭浄部62で構成される。ここで、装着パイプ部61は、テーパー状の最先パイプ体31に外挿密着して装着する形状に形成したものである。一方、ハタキ拭浄部62は、図6(a)に示すような布帛体62a、図6(b)に示すような繊維体62b、図6(c)に示すような柔軟性のある扁平体(例えば、扁平状の不織布や紙であり、以下、「柔軟扁平体」とも呼ぶ。)62c等の埃の取り除き機能を備えた材質のものを装着パイプ部61に接着・植毛等の適宜な手段で取り付けてなるものである。箒体5や最先パイプ体31に取り付けられた装着パイプ部61を回転させることにより、天井や壁面上にこびりついた煤や塵を、そのハタキ拭浄部62(62a〜62c)にて効率的に拭き取ることが可能となる。
(ハタキ拭浄部と被清掃対象の被清掃面との摩擦力)
なお、ハタキ拭浄部62に布帛体62aや繊維体62bを使用する場合は、被清掃対象の被清掃面との接触面積が大きいため単位時間当たりの拭き取り能力が高い。しかしながら、両者間の摩擦力も相応に増加してしまうため、この摩擦力により、高速回転するハタキ体6を含んだ掃除具が被清掃面に沿って力強く引っ張られしまい、操作者がこの掃除具を手で保持し続けることが困難になる場合もあるので注意を要する。
一方、ハタキ拭浄部62に柔軟扁平体62cを採用した場合には、柔軟扁平体62cが被清掃対象の被清掃面と接触しても、しなやかに変形するため、両者間の摩擦力が増加し過ぎず、ハタキ体6を回転させても、掃除具全体が被清掃面にそれ程力強く引っ張られることは無いため、操作者はこの保持具を手で容易に保持し続けることができる。
前記作用効果を得るためには、特に、柔軟扁平体62の長手方向中央に装着パイプ部61が延びるように接続され、一対の側縁部63,63が装着パイプ部61の両側に配置された構成が好ましい。加えて、柔軟扁平体62cが少なくとも一方の側縁部63にはスリット(切込み)64が設けられていることがさらに好ましい。これにより、柔軟扁平体62cの回転時に、各スリット64が局所的に振動(揺動)しながら変形するため、柔軟扁平体62cと被清掃面との摩擦力を低下しつつ煤等の拭き取り能力を飛躍的に向上することができるようになる。
而して前記の実施形態に示した清掃具は、保護パイプ体2内に回転パイプ体3が多重筒状態で収納され、更に箒体5が最先パイプ体31内に納められ、保持体4が次先パイプ体32に装着され保護パイプ体2の先端から露出しているが、キャップ22を装着することで引き出しできない状態として、収納や携帯するものである。
本器具の使用に際しては、キャップ22を取り外し、器具を下方に傾けると、箒体5の先部が自由落下で突出する。但しその突出は、箒体5が自由落下途中で保持体4の挟圧周面部44との接触抵抗で停止する。そこでそのまま手で箒体5を引き出すことで、箒体5に伴って最先パイプ体31が引き出され、最先パイプ体31の基部が保持体4の密嵌連結部46と嵌合連結し、更に保持体4により次先パイプ体32及びその他のパイプ体を引き出す。
引き出された回転パイプ体3及び箒体5は伸長状態で一体に連結され、回転駆動部の作動によって回転パイプ体3及び箒体5が回転し、清掃に使用されることになる。勿論清掃作業は、箒体5を壁面や天井面に添わせることや、狭い曲がりくねった箇所にも差し入れ、回転駆動部の動作で、回転パイプ体3を介して箒体5を回転させることで蜘蛛の巣取り等の清掃を行うものである。
また図6に示すようにハタキ体6を最先パイプ体31に外挿すると、箒体5を収納した状態や、箒体5を突出固定した状態で、箒体5による清掃の他に、ハタキ拭浄部62による埃取りも可能となる(図7参照)。
また箒体5が損傷した場合には、保持体4の螺合装着を外すと、箒体5aと共に最先パイプ体31を次先パイプ体32より引き抜く事ができるので、箒体5aのみを最先パイプ体31の基方へ引き抜いて新品に取り替え、次先パイプ体32に装着することで再度使用に供することができる。
図8乃至図10は、第二実施形態を示したもので、基本構成は第一実施形態と同様に把手1と、保護パイプ体2と、回転パイプ体3aと、保持体4aと、箒体5aと、必要に応じてハタキ体6とを備えたものである。
特に第二実施形態の保持体4aは、適宜な伸縮性を備えたゴム質材で筒状に形成して、最先パイプ体31aの先端に弾性装着したもので、図10の(a)〜(c)に示すように、特に先端部分に伸長して拡径可能とし、且つ箒体5aを挟圧保持可能とした開口保持部(開口端部)47を備えたものである。
また最先パイプ体31aは前記した第一実施形態と相違して、テーパー状の根元部分が次先パイプ体32aの先端内方テーパー部分と密嵌して連結されるようにしたものである。
箒体5aは、テーパー形状で先部側と基部側では外径が相違するようにしもので、先部側は前記開口保持部47より細径で、基部側を開口保持部47より太径としたものであり、且つ全体が最先パイプ体31aに収納される形状としたものである。
而して第一実施形態と同様に、保護パイプ体2内に回転パイプ体3が多重筒状態で収納され、更に箒体5aが最先パイプ体31a内に納められるとともに、キャップ22を装着することで引き出しできない状態として、収納や携帯するものである(図10(a))。
本器具の使用に際しては、キャップ22を取り外し、器具を下方に傾けると、箒体5aの先部が自由落下で突出する。但しその突出は、箒体5aが自由落下途中で保持体4aの開口保持部47を自由に通過できる外径位置までであり、当該位置で開口保持部47によって停止する(図10(b)参照)。そこでそのまま更に手で箒体5aを引き出すことで、箒体5aによって開口保持部47が拡径し、箒体5aの基部が前記開口保持部47によって挟圧部保持されることになる(図10(c)参照)。
従って引き出された回転パイプ体3a及び箒体5aは伸長状態で一体に連結され、回転駆動部の作動によって回転パイプ体3a及び箒体5aが回転し、清掃に使用されることになる。
また箒体5aが損傷した場合には、保持体4aを最先パイプ体31aから取り外すと、最先パイプ体31a内に収納された箒体5aは、最先パイプ体31aより先方に引き抜く事ができるので、箒体5aのみの取り換え(交換)が容易になされる。
また図11,12は第三実施形態の保持体4aを示す。この保持体4a密嵌連結部材48を使用したもので、密嵌連結部材48は、筒状体で、最先パイプ体31aの先端部分に螺合装着する螺子部481と、端部に内方部材となる箒体5aのテーパー基部と密嵌する内径の密嵌連結孔482を設けたものである。
前記密嵌連結部材48は、保持体4aを装着する最先パイプ体31aに螺合装着し、その外周に保持体4aを装着(ゴム質体による弾性装着)するもので、前記した第二実施形態と同様に、使用に際して器具を下方に傾けると、箒体5aの先部が自由落下で突出するが、その突出は、保持体4aの開口保持部47を自由に通過できる外径位置までで、当該位置で開口保持部(開口端部)47によって停止する(図12(b)参照)。
更に手で箒体5aを引き出すとで、箒体5aによって開口保持部47が拡径すると共に、箒体5aの基部が、密嵌連結部材48の密嵌連結孔482とテーパー状密嵌連結がなされ(図12(c)参照)、確実な回転伝達連結となるものである。
勿論保持体4a及び密嵌連結体48を最先パイプ体31aから取り外すと、最先パイプ体31a内に収納された箒体5aは、最先パイプ体31aより先方に引き抜く事ができ交換可能となる。
図13に箒体5の変形例を示す。上述した実施例では、箒体5の断面50は通常の円形50aを想定していたが、必ずしもこれに限定されない。例えば、図13(b)〜(h)に示すような種々の断面形状50b〜50hを採用することができる。ここで、図13(b)は、円形断面の箒体5から上下の外周側端部51を長手方向に沿って除去したものである。図13(c)〜(f)は、夫々、長方形50c、正方形50d、五角形50e、三角形50fを成す断面を有した箒体5を示す。また、図13(g)、(f)は、円の外側に少なくとも1つ(図示では複数)の突起52,53が設けられた断面50g,50hを有した箒体5を示す。図13(g)では矩形断面の一対の突起52が互いに対向する外周位置に設けられている。図13(h)では矩形断面の二対の突起53が互いに対向する外周位置に設けられている。
前記独創的な断面形状50b〜50hを採用することにより、以下の利点が得られる。すなわち、通常の円形50aの断面を有した箒体5を使用した場合、蜘蛛の巣が円形の外周面に密接しながらぐるぐると巻き付いてしまうため、使用後、採集された蜘蛛の巣の塊を箒体5から除去することが非常に困難となる。これに対し、独創的な断面形状50b〜50hを有した箒体5を使用した場合は、蜘蛛の巣が、箒体5の外周面の少なくとも一部には接触せずに空気を含みながら採集されるため、採集された蜘蛛の巣の塊は、箒体5から比較的容易に除去することができるようになる。
1 把手
2 保護パイプ体
21 外套管
22 キャップ
23 螺合部
3,3a 回転パイプ体
31,31a 最先パイプ体
32,32a 次先パイプ体
33 継ぎパイプ体
34 基部パイプ体
4,4a 保持体
41 本体
42 縦割り溝
43 保持腕部
44 挟圧周面部
45 螺合内周面
46 密嵌連結部
47 開口保持部(開口端部)
48 密嵌連結部材
481 螺子部
482 密嵌連結孔
5,5a 箒体
50,50a,50b,50c,50d,50e,50f,50g,50h 箒体の断面
51 円形断面の外周側端部
52,53 円形断面外側の突起
6 ハタキ体
61 装着パイプ部
62 ハタキ拭浄部
62a 布帛体
62b 繊維体
62c 柔軟扁平体
63 ハタキ拭浄部(柔軟扁平体)の側縁部
64 スリット(切込み)
本発明は、主として天井の蜘蛛の巣払い、壁や天井の煤払い、家具の隙間並びに排水管内等の狭い箇所の清掃に使用する掃除具に関するものである。
先端部分が回転して蜘蛛の巣を巻き取る構成の清掃器具は、特許文献3及び特許文献4に開示されている。前記の公知の蜘蛛の巣取り用の清掃具は、天井などの高所に対して使用するものであるから当然その全長は相応に長くなければならないことは当然である。ところでこのように長い器具は、収納運搬等に不都合であるが、前記した従前の器具は、単に先端の短い箒棒(各柱体、巻き取り棒)の着脱を行う程度である。そこで本出願人は、先に特許文献1及び特許文献2に開示されている掃除具を提案した。
特許文献1及び2に開示されている掃除具は、モーター内装の把手の先部に保護パイプ体を設け、保護パイプ体内にモーターと連結した伸縮可能な多重筒体の回転パイプ体を収納し、回転パイプ体の先端に可撓性と強靭性を兼ね備えた細棒状の箒体を連結する構成である。
特許4142773号公報 特許4170477号公報 実開昭60−103470号公報 登録実用新案第3013836号公報
ところで、特許文献1及び2で開示されている箒体は、回転パイプ体に収納して、引出状態で基部が回転パイプ体に密嵌して抜けない構造を採用している。この構造を採用した場合には、箒体を引出状態とするには掃除具(以下、「器具」とも呼ぶ。)を下方に向け、箒体の自重で回転パイプ体から突出するようにしている。
しかし箒体の基部が回転パイプ体の先部内に嵌合する位置まで箒体の出没は自由であるために、器具を傾けた瞬間に箒体の殆どの部分が突出することになる。このため箒体の先端が好ましくない箇所に突き刺さる場合もあり危険である。
更に箒体がその使用によって損傷し取り換えが必要となった場合、前記の構造では多重筒体構造の全体を取り外す必要があり、取り換え作業が煩瑣である。
また前記特許文献1,2には、箒体の別例として芯棒体に布帛等を植え付けた埃の取り除き機能を備えさせることが提案されており、その構成は箒体を基部箒体と先部箒体に二分し、基部箒体に先部箒体を装着する構造が採用されている。しかし箒体は撓んだ状態で回転するので基部箒体と先部箒体の連結箇所が外れ易くなり、また堅牢な連結構造を採用すると、構造の複雑化と撓性減少を招いてしまう。
そこで発明は、取扱い容易で操作性に優れ、且つ箒体の取り換えも容易とした掃除具の改良を提案したものである。
本発明の請求項1に記載の掃除具は、
モーターを備えた回転駆動部を内装した把手と、
把手の先部に該把手と一体に連結した長尺の保護パイプ体と、
複数のパイプ体が同心円状に配置された多重筒体構造であって、伸長時により外方側のパイプ体のテーパー状先部に、より内方側のパイプ体のテーパー状基部が密嵌して一体に連結される形状の伸縮可能であって、基部が回転駆動部と連結して回転し、且つ、伸長時に各パイプ体の先部側が保護パイプ体から突出する回転パイプ体と、
前記保護パイプ体の内方に設けられ且つ可撓性と強靭性を兼ね備えた細棒状体であって、伸長時に最先となる最先回転パイプ体に出没自在に内挿されると共に、該最先回転パイプ体先端から突出させた際に最先回転パイプ体と一体に回転するように設けた箒体と、
を備えた掃除具において、
伸長時における最先回転パイプ体若しくは次先回転パイプ体の先端に、開拡可能とした開口端部をさらに設け、且つ、前記開口端部が掃除具の傾斜時に箒体全体の自由突出を阻止する保持体をさらに設けてなり、
保持体を、適宜な弾性を備えた材質で筒状に形成すると共に、開口端部を、複数の縦割り溝を設けて開口方向に弾性開口する保持腕部と、保持腕部先端内方に設けた周面部で形成してなることを特徴とするものである。
而して清掃使用時には、保護パイプ体から回転パイプ体及び箒体を引き出し、回転パイプ体の先端の箒体を壁面や天井面に添わせることや、狭い曲がりくねった箇所にも差し入れ、回転駆動部の動作により、回転パイプ体を介して箒体を回転させることで蜘蛛の巣取り等の清掃を行うものであり、また不使用時には、回転パイプ体を短縮し、箒体も回転パイプ体内に収納するものである。
特に本発明は、収納状態の器具を先端側に傾けた場合に、箒体が保持体の開口端部から滑り出るように自由落下運動で突出するが、保持体の窄んだ状態の開口端部に箒体の一部が接触係止すると、その抵抗により自然突出が停止する。そこで箒体を外部の力(例えば、人力)で引き出すと、前記の接触抵抗(挟圧による接触抵抗も含む)に抗して箒体が引き出され、更に連続して回転パイプ体全体を伸長して、回転パイプ体及び箒体全体を一体化して清掃に使用する。
また本発明の別の態様による掃除具は、前記の保持体を、回転パイプ体のいずれかのパイプ体の先端に着脱自在に設けてなると共に、保持体を装着した回転パイプ体と、当該回転パイプ体の先方部となる内方側の回転パイプ体又は内方側となる箒体との回転伝達の連結を、保持体と保持体内方側の先方部材とのテーパー状密嵌又は挟圧保持で連結してなるものである。
従って保持体を装着した回転パイプ体と、当該回転パイプ体の内方部材(最先パイプ体又は箒体)との回転伝達の連結は、保持体とのテーパー状密嵌連結又は保持体による挟圧保持連結でなされているので、保持体を取り外すと、保持体の内方部材は、他のテーパー状密嵌構造の回転伝達連結構造と異なり、そのまま先方に引き抜くことが可能となり、それに伴って箒体の取り換えを容易に行うことができる。
また本発明の請求項に記載の掃除具は、上述のとおり、保持体を、適宜な弾性を備えた材質で筒状に形成すると共に、開口端部を、複数の縦割り溝を設けて開口方向に弾性開口する保持腕部と、保持腕部先端内方に設けた挟圧周面部で形成してなるもので、器具傾斜による箒体の自由落下途中で挟圧周面部との接触抵抗で箒体の突出が停止する。そしてそのまま箒体を引き出すことで、箒体の回転パイプ体との連結固定がなされる。
また発明の請求項に記載の掃除具は、前記の保持体において、特に保持体の内周面に、内方側の部材のテーパー基部と密嵌する内径の密嵌連結部を備えてなるものであり、内方部材と保持体との回転伝達連結を、テーパー状密嵌連結で行うことで、回転伝達を確実なものとしている。
また本発明の請求項に記載の掃除具は、保持体を最先回転パイプ体又は次先回転パイプ体の先端に装着し、回転パイプ体全体を短縮して保護パイプ体に収納した際に保護パイプ体の先端より外方に突出するように設けてなり、保護体がストッパーとして働き、回転パイプ体が保護パイプ体に全没する事か無いので、保護パイプ体から回転パイプ体を引き出すことが容易である。
また本発明の請求項に記載の掃除具は、保持体を、適宜な伸縮性を備えたゴム質材で筒状に形成すると共に、先端部分に拡径可能とした開口保持部(開口端部)を設けてなるもので、テーパー棒状の箒体は開口保持部により全体の自由突出が阻止され、箒体の引き抜きによって前記開口保持部を開拡して引き出し、当該保持体で箒体又は最先パイプ体を保持して回転伝達の連結をなすものである。また保持体を最先パイプ体又は次先パイプ体から外すことによって、箒体を最先パイプ体から分離できる。
また本発明の請求項に記載の掃除具は、前記のゴム質筒状の保持体の装着個所に、予め密嵌連結部材を設けてなるもので、前記密嵌連結部材は、特に内方側の部材のテーパー基部と密嵌する内径の密嵌連結孔を備え、且つ着脱自在としたものである。従って前記のゴム質筒状の保持体を採用すると共に密嵌連結部材を組み込むことで、回転伝達連結を、保持体の開口端部の挟圧保持に代えて、密嵌連結部材の密嵌連結孔を使用したテーパー状密嵌連結で行うものである。
また本発明の請求項に記載の掃除具は、保護パイプ体の先端に、保持体及び該保持体に保持された箒体の先部を覆うキャップを装着してなるもので、器具使用時にキャップを外して箒体及び回転パイプ体を引き出し、器具携帯時はキャップを装着し、携帯時の器具の下向き傾斜による箒体の不測の突出を阻止し、箒体の安全な携帯を実現する。
本発明の請求項に記載の掃除具は、箒体に外挿密着して装着する装着パイプ部又はテーパー状の最先パイプ体に外挿密着して装着する装着パイプ部と、前記装着パイプ部の外周に設けた埃の取り除き機能を備えたハタキ拭浄部とで構成されるハタキ体を、外方に突出させた箒体又は最先パイプに装着してなるもので、蜘蛛の巣取りの他、拭浄作業にも使用できるものである。
また、本発明の請求項に記載の掃除具は、ハタキ拭浄部は柔軟扁平体で形成されることを特徴とする。請求項に記載の掃除具は、柔軟扁平体の側縁部には複数のスリットが互いに離間して形成されることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項10に記載の掃除具は、箒体の断面が、円の外周側端部を少なくとも1つ除去した形状、長方形、正方形、五角形、三角形、又は、円の外周側に少なくとも1つの突起が設けられた形状であることを特徴とするものである。
本発明の構成は前記のとおりであり、繰り出し方式(伸縮多重筒体構造)の蜘蛛の巣取りの掃除具において、箒体の回転パイプ体収納を行い、不使用時のコンパクト化を実現すると共に、箒体の不測の突出を阻止する保持体を採用することで、器具の安全性を高めたものである。
本発明の第一実施形態に係る掃除具全体を示した図(携帯時)である。 第一実施形態に係る掃除具の先端部分を説明した図である(不使用状態)。 第一実施形態に係る掃除具の正面図である(使用時状態)。 第一実施形態に係る保持体の説明図で、(a)はその端面図、(b)は斜視図、(c)は使用状態を示した斜視図である。 第一実施形態に係る保持体の動作説明のための断面図で、(a)は回転パイプ体31の収納時、(b)は回転パイプ体31の使用時を示す。 第一実施形態に係るハタキ体を説明した図である。 第一実施形態に係るハタキ体の使用状態を説明した図である。 本発明の第二実施形態に係る掃除具の正面図である(使用時状態)。 第二実施形態に係る掃除具の先端部分を説明した図である(不使用状態)。 第二実施形態に係る保持体の動作説明のための断面図で、(a)は箒体の収納された状態、(b)は器具(掃除具)を傾斜した際の状態、(c)は箒体を引き出した後の挟圧保持状態を示す。 第三実施形態に係る保持体に密嵌連結部材を採用した際の説明図である。 第三実施形態に係る保持体の動作説明のための断面図で、(a)は箒体の収納された状態、(b)は器具(掃除具)を傾斜した際の状態、(c)は箒体を引き出した後の挟圧保持状態を示す。 箒体の断面形状に係る変形例を説明した図である。
次に本発明の実施形態について説明する。図1乃至図7に示した第一実施形態の掃除具は、把手1と、保護パイプ体2と、回転パイプ体3と、保持体4と、箒体5と、を備えたものである。この掃除具にはハタキ体6がさらに設けられることが好ましい。
把手1は、電源(電池)及びモーターを備えた回転駆動部(図示せず)を内装したものである。
保護パイプ体2は、把手1の先部に、把手と一体に連結した長尺パイプ体(50〜70cm程度)で、基部に堅牢性を補完する外套管21を備え、先端にキャップ22を装着する螺合部23を設けたものである。特にキャップ22は、後述する保持体4を覆う適宜な帽子長(被覆空間)を備えたものである。
回転パイプ体3は、例えば4本のパイプ体を含んだ多重筒体構造で、細径順に最先パイプ体31、次先パイプ体32、継ぎパイプ体33、基部パイプ体(図示せず)からなり、各パイプ体31,32,33は、夫々、先細のテーパー状であり、より内方側パイプ体(例えば、符号31)がより外方側のパイプ体(例えば、符号32)に差し入れられている。ここで、テーパー状とは、パイプ体の端部の一方(先部)の径が、他方(基部)の径よりも小さく、先部に向かって該パイプ体の径が徐々に先細りした形状を意味する。なお、回転パイプ体3を構成するパイプ体の本数は、本実施形態の4本に限らず、使い勝手や被清掃対象の用途に応じてその数を増減させてもよい。
特に次先パイプ体32の先部には保持体4を螺合装着し、保護パイプ体2の先端から突出状態とし、次先パイプ体32と継ぎパイプ体33と基部パイプ体は、より内方側のパイプ体(例えば、符号32)を引き出すと、より外方側のパイプ体(例えば、符号33)のテーパー状先部に該内方側パイプ体(例えば、符号32)のテーパー状基部が密嵌して一体に連結される伸縮可能な多重筒体構造とし、図示しないが、基部パイプ体の基部を、把手1の回転駆動部と連結してなるものである。
また回転パイプ体3の多重筒体構造は、各構成パイプが自由に出没できるものではなく、抜き差しに際しての適宜な摺動抵抗を備え、外部の力が加わった際に出没動作するものである。
特に最先パイプ体31は、箒体5を内挿してなるもので、保持体4を取り外した次先パイプ体32に先部から挿入可能としたもので、その基部は保持体4で挟圧保持される外径とするものである。
保持体4は、次先パイプ体32の先端に螺合装着して着脱自在としたもので、適宜な弾性を備えた材質(樹脂材や薄鋼板)で筒状に形成した本体41の開口端部に、複数の縦割り溝42を設けて開口方向に弾性開口する保持腕部43を形成し、且つ前記保持腕部43の先端内方に挟圧周面部44を設けたもので、前記挟圧周面部44の開口内径及び弾性開口内径は後述する操作性に対応して定められるものである。また、図5(a)に示すように、保持体4の螺合内周面45より先方適宜位置に、最先パイプ体31との密嵌連結部46を形成してなる。
箒体5は、グラスファイバーや、カーボン繊維、竹等の材料を使用して、釣り竿の先端側竿杆のような充分な可撓性と強靭性を兼ね備えた細棒体で、最先パイプ体の基部開口箇所から差し入れて収納され、最先パイプ体31の先端から露出させ、その基部は、前記密嵌連結部46の内周面に密嵌して一体化するようにしたものである。この箒体5をくねらせながら回転させることにより、天井や壁面上の蜘蛛の巣を効率的に箒体5に巻取り・採集することが可能となる。
ハタキ体6は、図6の(a)〜(c)に示すように、筒状の装着パイプ部61と、ハタキ拭浄部62で構成される。ここで、装着パイプ部61は、テーパー状の最先パイプ体31に外挿密着して装着する形状に形成したものである。一方、ハタキ拭浄部62は、図6(a)に示すような布帛体62a、図6(b)に示すような繊維体62b、図6(c)に示すような柔軟性のある扁平体(例えば、扁平状の不織布や紙であり、以下、「柔軟扁平体」とも呼ぶ。)62c等の埃の取り除き機能を備えた材質のものを装着パイプ部61に接着・植毛等の適宜な手段で取り付けてなるものである。箒体5や最先パイプ体31に取り付けられた装着パイプ部61を回転させることにより、天井や壁面上にこびりついた煤や塵を、そのハタキ拭浄部62(62a〜62c)にて効率的に拭き取ることが可能となる。
(ハタキ拭浄部と被清掃対象の被清掃面との摩擦力)
なお、ハタキ拭浄部62に布帛体62aや繊維体62bを使用する場合は、被清掃対象の被清掃面との接触面積が大きいため単位時間当たりの拭き取り能力が高い。しかしながら、両者間の摩擦力も相応に増加してしまうため、この摩擦力により、高速回転するハタキ体6を含んだ掃除具が被清掃面に沿って力強く引っ張られしまい、操作者がこの掃除具を手で保持し続けることが困難になる場合もあるので注意を要する。
一方、ハタキ拭浄部62に柔軟扁平体62cを採用した場合には、柔軟扁平体62cが被清掃対象の被清掃面と接触しても、しなやかに変形するため、両者間の摩擦力が増加し過ぎず、ハタキ体6を回転させても、掃除具全体が被清掃面にそれ程力強く引っ張られることは無いため、操作者はこの保持具を手で容易に保持し続けることができる。
前記作用効果を得るためには、特に、柔軟扁平体62の長手方向中央に装着パイプ部61が延びるように接続され、一対の側縁部63,63が装着パイプ部61の両側に配置された構成が好ましい。加えて、柔軟扁平体62cが少なくとも一方の側縁部63にはスリット(切込み)64が設けられていることがさらに好ましい。これにより、柔軟扁平体62cの回転時に、各スリット64が局所的に振動(揺動)しながら変形するため、柔軟扁平体62cと被清掃面との摩擦力を低下しつつ煤等の拭き取り能力を飛躍的に向上することができるようになる。
而して前記の実施形態に示した清掃具は、保護パイプ体2内に回転パイプ体3が多重筒状態で収納され、更に箒体5が最先パイプ体31内に納められ、保持体4が次先パイプ体32に装着され保護パイプ体2の先端から露出しているが、キャップ22を装着することで引き出しできない状態として、収納や携帯するものである。
本器具の使用に際しては、キャップ22を取り外し、器具を下方に傾けると、箒体5の先部が自由落下で突出する。但しその突出は、箒体5が自由落下途中で保持体4の挟圧周面部44との接触抵抗で停止する。そこでそのまま手で箒体5を引き出すことで、箒体5に伴って最先パイプ体31が引き出され、最先パイプ体31の基部が保持体4の密嵌連結部46と嵌合連結し、更に保持体4により次先パイプ体32及びその他のパイプ体を引き出す。
引き出された回転パイプ体3及び箒体5は伸長状態で一体に連結され、回転駆動部の作動によって回転パイプ体3及び箒体5が回転し、清掃に使用されることになる。勿論清掃作業は、箒体5を壁面や天井面に添わせることや、狭い曲がりくねった箇所にも差し入れ、回転駆動部の動作で、回転パイプ体3を介して箒体5を回転させることで蜘蛛の巣取り等の清掃を行うものである。
また図6に示すようにハタキ体6を最先パイプ体31に外挿すると、箒体5を収納した状態や、箒体5を突出固定した状態で、箒体5による清掃の他に、ハタキ拭浄部62による埃取りも可能となる(図7参照)。
また箒体5が損傷した場合には、保持体4の螺合装着を外すと、箒体5aと共に最先パイプ体31を次先パイプ体32より引き抜く事ができるので、箒体5aのみを最先パイプ体31の基方へ引き抜いて新品に取り替え、次先パイプ体32に装着することで再度使用に供することができる。
図8乃至図10は、第二実施形態を示したもので、基本構成は第一実施形態と同様に把手1と、保護パイプ体2と、回転パイプ体3aと、保持体4aと、箒体5aと、必要に応じてハタキ体6とを備えたものである。
特に第二実施形態の保持体4aは、適宜な伸縮性を備えたゴム質材で筒状に形成して、最先パイプ体31aの先端に弾性装着したもので、図10の(a)〜(c)に示すように、特に先端部分に伸長して拡径可能とし、且つ箒体5aを挟圧保持可能とした開口保持部(開口端部)47を備えたものである。
また最先パイプ体31aは前記した第一実施形態と相違して、テーパー状の根元部分が次先パイプ体32aの先端内方テーパー部分と密嵌して連結されるようにしたものである。
箒体5aは、テーパー形状で先部側と基部側では外径が相違するようにしもので、先部側は前記開口保持部47より細径で、基部側を開口保持部47より太径としたものであり、且つ全体が最先パイプ体31aに収納される形状としたものである。
而して第一実施形態と同様に、保護パイプ体2内に回転パイプ体3が多重筒状態で収納され、更に箒体5aが最先パイプ体31a内に納められるとともに、キャップ22を装着することで引き出しできない状態として、収納や携帯するものである(図10(a))。
本器具の使用に際しては、キャップ22を取り外し、器具を下方に傾けると、箒体5aの先部が自由落下で突出する。但しその突出は、箒体5aが自由落下途中で保持体4aの開口保持部47を自由に通過できる外径位置までであり、当該位置で開口保持部47によって停止する(図10(b)参照)。そこでそのまま更に手で箒体5aを引き出すことで、箒体5aによって開口保持部47が拡径し、箒体5aの基部が前記開口保持部47によって挟圧部保持されることになる(図10(c)参照)。
従って引き出された回転パイプ体3a及び箒体5aは伸長状態で一体に連結され、回転駆動部の作動によって回転パイプ体3a及び箒体5aが回転し、清掃に使用されることになる。
また箒体5aが損傷した場合には、保持体4aを最先パイプ体31aから取り外すと、最先パイプ体31a内に収納された箒体5aは、最先パイプ体31aより先方に引き抜く事ができるので、箒体5aのみの取り換え(交換)が容易になされる。
また図11,12は第三実施形態の保持体4aを示す。この保持体4a密嵌連結部材48を使用したもので、密嵌連結部材48は、筒状体で、最先パイプ体31aの先端部分に螺合装着する螺子部481と、端部に内方部材となる箒体5aのテーパー基部と密嵌する内径の密嵌連結孔482を設けたものである。
前記密嵌連結部材48は、保持体4aを装着する最先パイプ体31aに螺合装着し、その外周に保持体4aを装着(ゴム質体による弾性装着)するもので、前記した第二実施形態と同様に、使用に際して器具を下方に傾けると、箒体5aの先部が自由落下で突出するが、その突出は、保持体4aの開口保持部47を自由に通過できる外径位置までで、当該位置で開口保持部(開口端部)47によって停止する(図12(b)参照)。
更に手で箒体5aを引き出すとで、箒体5aによって開口保持部47が拡径すると共に、箒体5aの基部が、密嵌連結部材48の密嵌連結孔482とテーパー状密嵌連結がなされ(図12(c)参照)、確実な回転伝達連結となるものである。
勿論保持体4a及び密嵌連結体48を最先パイプ体31aから取り外すと、最先パイプ体31a内に収納された箒体5aは、最先パイプ体31aより先方に引き抜く事ができ交換可能となる。
図13に箒体5の変形例を示す。上述した実施例では、箒体5の断面50は通常の円形50aを想定していたが、必ずしもこれに限定されない。例えば、図13(b)〜(h)に示すような種々の断面形状50b〜50hを採用することができる。ここで、図13(b)は、円形断面の箒体5から上下の外周側端部51を長手方向に沿って除去したものである。図13(c)〜(f)は、夫々、長方形50c、正方形50d、五角形50e、三角形50fを成す断面を有した箒体5を示す。また、図13(g)、(f)は、円の外側に少なくとも1つ(図示では複数)の突起52,53が設けられた断面50g,50hを有した箒体5を示す。図13(g)では矩形断面の一対の突起52が互いに対向する外周位置に設けられている。図13(h)では三角形断面の二対の突起53が互いに対向する外周位置に設けられている。
前記独創的な断面形状50b〜50hを採用することにより、以下の利点が得られる。すなわち、通常の円形50aの断面を有した箒体5を使用した場合、蜘蛛の巣が円形の外周面に密接しながらぐるぐると巻き付いてしまうため、使用後、採集された蜘蛛の巣の塊を箒体5から除去することが非常に困難となる。これに対し、独創的な断面形状50b〜50hを有した箒体5を使用した場合は、蜘蛛の巣が、箒体5の外周面の少なくとも一部には接触せずに空気を含みながら採集されるため、採集された蜘蛛の巣の塊は、箒体5から比較的容易に除去することができるようになる。
1 把手
2 保護パイプ体
21 外套管
22 キャップ
23 螺合部
3,3a 回転パイプ体
31,31a 最先パイプ体
32,32a 次先パイプ体
33 継ぎパイプ体
34 基部パイプ体
4,4a 保持体
41 本体
42 縦割り溝
43 保持腕部
44 挟圧周面部
45 螺合内周面
46 密嵌連結部
47 開口保持部(開口端部)
48 密嵌連結部材
481 螺子部
482 密嵌連結孔
5,5a 箒体
50,50a,50b,50c,50d,50e,50f,50g,50h 箒体の断面
51 円形断面の外周側端部
52,53 円形断面外側の突起
6 ハタキ体
61 装着パイプ部
62 ハタキ拭浄部
62a 布帛体
62b 繊維体
62c 柔軟扁平体
63 ハタキ拭浄部(柔軟扁平体)の側縁部
64 スリット(切込み)

Claims (12)

  1. モーターを備えた回転駆動部を内装した把手と、
    把手の先部に該把手と一体に連結した長尺の保護パイプ体と、
    複数のパイプ体が同心円状に配置された多重筒体構造であって、伸長時により外方側おのパイプ体のテーパー状先部に、より内方側のパイプ体のテーパー状基部が密嵌して一体に連結される形状の伸縮可能であって、基部が回転駆動部と連結して回転し、且つ、伸長時に各パイプ体の先部側が保護パイプ体から突出する回転パイプ体と、
    前記保護パイプ体の内方に設けられ且つ可撓性と強靭性を兼ね備えた細棒状体であって、伸長時に最先となる最先回転パイプ体に出没自在に内挿されると共に、該最先回転パイプ体先端から突出させた際に最先回転パイプ体と一体に回転するように設けた箒体と、
    を備えた掃除具において、
    伸長時における最先回転パイプ体若しくは次先回転パイプ体の先端に、開拡可能とした開口端部をさらに設け、且つ、前記開口端部が掃除具の傾斜時に箒体全体の自由突出を阻止する保持体をさらに設けてなることを特徴とする掃除具。
  2. 保持体を、回転パイプ体のいずれかのパイプ体の先端に着脱自在に設けてなると共に、保持体を装着した回転パイプ体と、当該回転パイプ体の先方部となる内方側の回転パイプ体又は内方側となる箒体との回転伝達の連結を、保持体と保持体内方側の先方部材とのテーパー状密嵌又は挟圧保持で連結してなる請求項1に記載の掃除具。
  3. 保持体を、適宜な弾性を備えた材質で筒状に形成すると共に、開口端部を、複数の縦割り溝を設けて開口方向に弾性開口する保持腕部と、保持腕部先端内方に設けた周面部で形成してなる請求項1又は2に記載の掃除具。
  4. 保持体の内周面に、内方側の部材のテーパー基部と密嵌する内径の密嵌連結部を備えてなる請求項3に記載の掃除具。
  5. 保持体を、最先回転パイプ体又は次先回転パイプ体の先端に装着し、回転パイプ体全体を短縮して保護パイプ体に収納した際に保護パイプ体の先端より外方に突出するように設けてなる請求項3又は4に記載の掃除具。
  6. 保持体を、適宜な伸縮性を備えたゴム質材で筒状に形成すると共に、先端部分に拡径可能とした開口保持部を設け、最先回転パイプ体の先端に装着してなる請求項1又は2に記載の掃除具。
  7. 保持体の装着個所に、内方側の部材のテーパー基部と密嵌する内径の密嵌連結孔を備え、且つ着脱自在とした密嵌合連結部材を、予め設けてなる請求項6に記載の掃除具。
  8. 保護パイプ体の先端に、保持体及び該保持体に保持された箒体の先部を覆うキャップを装着してなる請求項1乃至7の何れかに記載の掃除具。
  9. 箒体に外挿密着して装着する装着パイプ部又はテーパー状の最先パイプ体に外挿密着して装着する装着パイプ部と、前記装着パイプ部の外周に設けた埃の取り除き機能を備えたハタキ拭浄部とで構成されるハタキ体を、外方に突出させた箒体又は最先パイプに装着してなる請求項1乃至8の何れかに記載の掃除具。
  10. ハタキ拭浄部は柔軟扁平体で形成されることを特徴とした請求項9記載の掃除具。
  11. 柔軟扁平体の側縁部には複数のスリットが互いに離間して形成されることを特徴とした請求項10記載の掃除具。
  12. 箒体5の断面が、円の外周側端部を少なくとも1つ除去した形状、長方形、正方形、五角形、三角形、又は、円の外周側に少なくとも1つの突起が設けられた形状であることを特徴とする請求項1乃至11の何れかに記載の掃除具。
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