JPWO2019035222A1 - 携帯用薬ケース - Google Patents

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Abstract

手間を掛けずに薬を取り出すこと及び手軽に携帯することができ、かつ薬を飲み忘れないように手軽に管理することができる携帯用薬ケースを提供する。携帯用薬ケース10、60は、連結体20、70と表示体30とを有し、連結体20、70は、隔壁22aを介して連結された4つの小箱22から成る。4つの小箱22のそれぞれは、蓋24とヒンジ部26、72とを有し、蓋24は、表面に設けられた凹部又は凸部24aを有しかつ各小箱22の開口部22bを個別に開閉し、ヒンジ部26、72は、蓋24を回動可能に支持する。表示体30は、4つの小箱22の内の特定の小箱を示すためのものであり、蓋24の表面の凹部又は凸部24aに少なくとも一部を嵌合させることによって凹部又は凸部24aに着脱可能に取り付けられる。携帯用薬ケース10、60は、薬を服用する時に都度小箱22の蓋24を開けてその小箱22の中から薬を取り出すことができる。

Description

本発明は、薬を服用する時に都度蓋を開けて小箱の中の薬を取り出すことができる携帯用薬ケースに関する。
医師から投与された薬剤は、指定された時間や日毎に指定された量を服用する必要がある。通常の市販の薬剤も同様である。しかしながら、服用すべき薬剤の回数やその種類が多い場合には、服用し忘れたり、量を間違えたりすることがあり、このことは、患者の身体にとって好ましくないことは明らかである。これを防止するために、従来様々な薬ケースが提案されている。
特許文献1には、処方された薬を朝、昼、夜の3つの薬収容部に分けて収容し、薬の服用時に外蓋を開いた後2つの内蓋を横にスライドさせ、該当する服用タイミングの薬収容部の中から所定量の薬を取り出した後外蓋を閉め、内蓋の突起部が入っていない外蓋の貫通孔の位置から直前に薬を取り出した薬収容部を知ることで薬の服用状態を管理することが記載されている。また、特許文献2には、例えば、3日間の出張又は旅行の場合に4つの収納小室を有する薬ケースを3つ接続し、各収納小室に1回の服用分の薬を収納し、空になった収納小室の位置で薬の服用状態を管理することが記載されている。
特開2007−007365公報 特許第2529162号公報
特許文献1の薬箱では、昼の薬を飲むときは、昼の薬収容部の位置の内蓋を朝の薬収容部の位置にスライドさせて昼の薬収容部から薬を取り出し、夜の薬を飲むときは、夜の薬収容部の位置の内蓋を昼の薬収容部の位置にスライドさせて夜の薬収容部から薬を取り出す。即ち、昼と夜の薬を飲むときは、スライドさせる内蓋は、それぞれ1つである。これに対して、朝の薬を飲むときは、昼の薬収容部の位置の内蓋を夜の薬収容部の位置にスライドさせ、次に、朝の薬収容部の位置の内蓋を昼の薬収容部の位置にスライドさせて朝の薬収容部から薬を取り出す。即ち、朝の薬を飲むときにスライドさせる内蓋は、2つなので、薬収容部から薬を取り出す手間が2倍掛かる。また、朝、昼、夜だけでなく、寝る前の薬収容部を増設した場合には、朝の薬を飲むときにスライドさせる内蓋は、3つになるので、薬収容部から薬を取り出す手間が3倍掛かることになる。このように、特許文献1の薬箱は、朝の薬を取り出すときに余計な手間が掛かるという問題があった。
また、特許文献1の薬箱は、内蓋及び外蓋の二重の蓋を有するので小箱が大きくなり、手軽に携帯できないという問題があった。さらに、特許文献1の薬箱は、例えば、薬の残数確認などの理由で内蓋を横にずらした後に内蓋を元の位置に戻し忘れると、直前に薬を取り出した薬収容部を正しく示すことができなくなるので、薬を飲み忘れる恐れがあるという問題があった。
また、特許文献2の薬ケースは、出張又は旅行の時に持ち運ぶ荷物をできる限りコンパクトにするために、4つの収納小室を有する薬ケースを3つ接続せずに1つ使用し、各収納小室に1回の服用分ではなく出張又は旅行の日数分の薬をまとめて収納することができる。しかしながら、その場合には、各収納小室に当日服用分だけでなく翌日以降服用分の薬も収納されていて、当日服用分の薬を取り出しても各収納小室が空になるとは限らず、前回薬を取り出した収納小室がどれか分からなくなるので、薬を飲み忘れる恐れがあるという問題があった。
本発明は、従来のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、手間を掛けずに薬を取り出すこと及び手軽に携帯することができ、かつ薬を飲み忘れないように手軽に管理することができる携帯用薬ケースを提供することにある。
また、本発明の他の目的は、上記目的に加え、従来と同等以上に安全で使いやすく、連結体を低コストで高品質に製造することができる携帯用薬ケースを提供することにある。
本発明者は、上記目的を達成するために、鋭意研究を重ねた結果、まず、4回(1日)分の小箱を1列に連結した連結体を製作し、各小箱の各蓋の表面に貫通孔を設け、その貫通孔に表示体を着脱可能に取り付けることによって、手間を掛けずに薬を取り出すこと及び手軽に携帯することができ、かつ薬を飲み忘れないように手軽に管理することができることを見出した。
また、本発明者は、表示体と連結体とを紐で連結すれば、表示体の紛失と誤飲を予防でき、及び表示体の外周が蓋の上方からヒンジ部の上方にはみ出さないような位置に貫通孔を設ければ、表示体が取り付けられていても蓋の直角の開口角度を確保できるので、安全で使いやすくなることを見出し、本発明に至ったものである。
即ち、本発明は、薬を服用する時に都度蓋を開けて小箱の中の薬を取り出すことができる携帯用薬ケースであって、隔壁を介して連結された複数の小箱から成る連結体と、複数の小箱の内の特定の小箱を示すための表示体と、を有し、複数の小箱のそれぞれは、表面に設けられた凹部又は凸部を有しかつ各小箱の開口部を個別に開閉する蓋と、蓋を回動可能に支持するヒンジ部と、を有し、表示体は、蓋の表面の凹部又は凸部に少なくとも一部を嵌合させることによって凹部又は凸部に着脱可能に取り付けられる携帯用薬ケースを提供するものである。
ここで、上記においては、連結体は、直方体の形状の4つの小箱から成り、各小箱は、互いに同じ方向の面に設けられた長方形の開口部を有し、各ヒンジ部が4つ1列に並ぶように連結されるのが好ましい。
連結体は、直方体の形状の4つの小箱から成り、各小箱は、互いに同じ方向の面に設けられた長方形の開口部を有し、各ヒンジ部が中央に2つずつ2列に並ぶように連結されるのが好ましい。
さらに、表示体を連結体に繋ぐための紐を有するのが好ましい。
蓋の表面の凹部又は凸部は、表示体が凹部又は凸部に取り付けられた時に、表示体の外周が蓋の上方からヒンジ部の上方にはみ出さないような位置に設けられるのが好ましい。
蓋の表面の凹部は、蓋の表面に垂直な貫通孔であり、表示体は、貫通孔に嵌合する長尺な脚部及び脚部の横断面方向の大きさが貫通孔よりも大きい頭部を有するのが好ましい。
脚部は、表示体の頭部が蓋の表面に当接した状態から表示体を引き抜く時に、貫通孔のエッジに当接する係止部を有するのが好ましい。
脚部は、貫通孔の断面形状と同じ、円形、長円形、楕円形、卵形、ひょうたん形、多角形、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される1種の横断面形状を有するのが好ましい。
携帯用薬ケースは、複数の連結体を有し、各連結体は、隣接する2つの連結体を互いに着脱可能に結合する結合部を有するのが好ましい。
本発明によれば、手間を掛けずに薬を取り出すこと及び手軽に携帯することができ、かつ薬を飲み忘れないように手軽に管理することができる。
また、本発明によれば、上記効果に加え、従来と同等以上に安全で使いやすく、連結体を低コストで高品質に製造することができる。
本発明の第1実施形態の携帯用薬ケースを示す斜視図である。 図1の携帯用薬ケースの平面図である。 図1の携帯用薬ケースの正面図である。 図1の携帯用薬ケースの線AAによる拡大横断面図である。 図1の携帯用薬ケースを構成する表示体の一例を示す正面図である。 図1の携帯用薬ケースを構成する表示体の第1変形例を示す正面図である。 図1の携帯用薬ケースを構成する表示体の第2変形例を示す正面図である。 本発明の第2実施形態の携帯用薬ケースを示す斜視図である。 本発明の第3実施形態の携帯用薬ケースの一例及びその第1〜3変形例を模式的に示す平面図である。 図9(A)の携帯用薬ケースを構成する3つの連結体の内の1つを取り外したものの平面図である。 図10の携帯用薬ケースの線BBによる拡大横断面図である。
以下に、本発明の携帯用薬ケースを添付の図面に示す好適実施形態に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明の第1実施形態の携帯用薬ケースについて説明する。図1は、本発明の第1実施形態の携帯用薬ケースを示す斜視図であり、図2は、図1の携帯用薬ケースの平面図であり、図3は、図1の携帯用薬ケースの正面図であり、図4は、図1の携帯用薬ケースの線AAによる拡大横断面図である。
本発明の携帯用薬ケース10は、連結体20と表示体30とを有し、連結体20は、隔壁22aを介して連結された4つの小箱22から成る。即ち、図1に示す携帯用薬ケース10の連結体20は、紙面の左下から右上に向かう方向(図1のY方向)に連結された4つの小箱22から構成され、隣接する2つの小箱22は、紙面の左上から右下に向かう方向(図1のX方向)に伸びる隔壁22aを介して連結される。ここで、連結するとは、着脱できないように一体的に固定することを意味する。また、本発明の携帯用薬ケース10の小箱22の外形形状と連結方向、開口部22bの形状と方向、及び隔壁22aの形状は、特に制限的ではなく、例えば、小箱22の外形形状は、多角柱又は円柱の形状でも良く、小箱22の連結方向は、直線的でも非直線的でも良く、開口部22bの形状は、多角形又は円形でも良く、開口部22bの方向は、一方向でも多方向でも良く、隔壁22aの形状は、平面でも曲面でも良い。
4つの小箱22のそれぞれは、蓋24とヒンジ部26とを有し、蓋24は、表面に設けられた凹部又は凸部24a(図示例では凹部)を有しかつ各小箱22の開口部22bを個別に開閉し、ヒンジ部26は、蓋24を回動可能に支持する。即ち、各小箱22の開口部22bは、回動式の蓋24によって個別に開閉されるので、予め各小箱22の中に、例えば、朝服用分と昼服用分と夕方服用分と寝る前服用分の薬をそれぞれ収納しておけば、薬を服用する時に都度、その時の服用分の薬が収納された小箱22の蓋24を開けてその小箱22の中から薬を取り出すことができる。また、蓋24は、スライド式ではなく回動式であり、スライド式のように開口部22bが小さくなることがないので、朝、昼、夕、寝る前の各服用分の薬を小箱22の中に収納したり小箱22の中から取り出したりするのが容易である。さらに、蓋24の表面には、凹部又は凸部24aが設けられる。なお、本発明において、凹部とは、底を有する窪み及び底を有しない貫通孔の両方を意味する。
表示体30は、4つの小箱22の内の特定の小箱を示すためのものであり、蓋24の表面の凹部又は凸部24aに少なくとも一部を嵌合させることによって凹部又は凸部24aに着脱可能に取り付けられる。即ち、図1に示す携帯用薬ケース10の表示体30は、4つの小箱22の内、例えば、次回服用分の薬が収納された小箱を示すために、凹部又は凸部24aに着脱可能に取り付けられる。その時、蓋24の表面に凹部がある場合には、表示体30の一部又は全体がその凹部に嵌合し、蓋24の表面に凸部がある場合には、表示体30の一部又は全体がその凸部に嵌合する。また、各小箱22は、さらに、ヒンジ部26と同じ側の側壁22cと、ヒンジ部26と反対側の側壁22dと、各小箱22の開口部22bに対向する底部と側壁22dとの間の湾曲部22eと、を有する。湾曲部22eは、各小箱22の中に収納した薬を取り出しやすくするために、各小箱22の長方形の底部の他の3つのエッジよりも大きい曲率半径を有する。
このような構成とすることで、内蓋のスライドや突起部と貫通孔との位置合わせが不要になり、次回服用する薬が明示されるので、本発明の携帯用薬ケース10は、手間を掛けずに薬を取り出すこと及び手軽に携帯することができ、かつ薬を飲み忘れないように手軽に管理することができる。
連結体20は、直方体の形状の4つの小箱22から成り、各小箱22は、互いに同じ方向の面に設けられた長方形の開口部22bを有し、各ヒンジ部26が4つ1列に並ぶように連結されても良い。ここで、平面形状の隔壁22aに対応する開口部22bの辺は、長方形の長辺でも短辺でも良い。即ち、図1に示すように、連結体20を構成する4つの小箱22の形状は、直方体であり、隣接する2つの小箱22の間の隔壁22aは、平面形状であり、各小箱22は、長方形の開口部22bが互いに同じ方向の面、例えば、図1の紙面の上方向(図1のZ方向)の面に並びかつ4つのヒンジ部26が紙面の左下から右上に向かう方向(図1のY方向)に1列に並ぶように連結される。ヒンジ部26は、基部26aを有し、基部26aは、紙面の左下から右上に向かう方向(図1のY方向)に1列に並ぶ4つの蓋24を一体化するものであり、その蓋24に対応する4つの小箱22のヒンジ部26と同じ側の側壁22cに固定される。
このような構成とすることで、携帯時の収納スペースの幅が狭くて長尺な場合に便利なので、本発明の携帯用薬ケース10は、手軽に携帯することができる。
連結体20の材料は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂などから成る群から選択される1種であっても良いが、耐熱性と成形しやすさの点でポリプロピレン樹脂であるのが好ましい。連結体20の色は、特に制限的ではなく、例えば、黄色、青色、赤色などに着色されていても良いし、表面光沢は、あってもなくても良い。
このような構成とすることで、射出成形機を用いて容易に連結体20を製造できるので、本発明の携帯用薬ケース10は、連結体を低コストで高品質に製造することができる。
表示体30は、蓋24の表面の底を有する窪みに嵌合する突起部を有しても良く、その場合には、突起部は、底を有する窪みの断面形状とそれぞれ同じ、円形、長円形、楕円形、卵形、ひょうたん形、多角形、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される1種の横断面形状を有する。又は、表示体30は、蓋24の表面の凸部に嵌合する窪み部又は貫通孔を有しても良く、その場合には、窪み部又は貫通孔は、凸部の断面形状とそれぞれ同じ、円形、長円形、楕円形、卵形、ひょうたん形、多角形、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される1種の横断面形状を有する。卵形とは、半径が異なりかつ一方の円周が他方の円周と交差する2つの円と、その2つの円の中心を結ぶ直線に対して同じ側の共通接線とで囲まれる図形である。ひょうたん形とは、半径が異なりかつ一方の円周が他方の円周と交差する2つの円と、その2つの円の中心を結ぶ直線に対して同じ側の共通外接円弧で囲まれる図形である。
表示体30の材料は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂などから成る群から選択される1種であっても良いが、耐熱性と成形しやすさの点及び嵌合の良さから柔軟性のある点でポリプロピレン樹脂であるのが好ましい。表示体30の色は、特に制限的ではなく、例えば、黄色、青色、赤色などに着色されていても良いし、表面光沢は、あってもなくても良い。
このような構成とすることで、次回服用する薬が明示されるので、本発明の携帯用薬ケース10は、薬を飲み忘れないように手軽に管理することができる。
次に、蓋の構成について説明する。
蓋24は、さらに、不意に開いて各小箱22の中に収納した薬が飛び出さないようにするための係止爪24bと、蓋24の開閉を容易にするためのつまみ24cと、を有する。係止爪24bは、各蓋24が閉じた時に各小箱22の側壁22dに設けられた係止爪22fに引っ掛かることによって、各蓋24が閉じた状態を保持する。また、蓋24を開く時には、ヒンジ部26を回動軸として蓋24のつまみ24cを小箱22の開口部22bから上方(図1のZ方向)に持ち上げ、蓋24を閉じる時には、ヒンジ部26を回動軸として蓋24のつまみ24cを小箱22の開口部22bまで下方(図1のZ方向の反対方向)に押し下げる。
蓋24の表面の凹部又は凸部24aは、蓋24のどの位置に設けられても良いが、表示体30が凹部又は凸部24aに取り付けられた時に、表示体30の外周が蓋24の上方からヒンジ部26の上方にはみ出さないような位置に設けられるのが好ましい。ここで、上方とは、図1の紙面の上方向(図1のZ方向)を意味する。即ち、表示体30の外周とヒンジ部26との間に隙間Lがある場合には、蓋24を直角に開けることができるが、表示体30の外周が蓋24の上方からヒンジ部26の上方にはみ出す場合には、蓋24を開けた時に表示体30の外周がヒンジ部26に当たって、蓋24を直角に開けることができないので、小箱22の中から薬を取り出しにくくなる。従って、表示体30の外周を小さくする、又は上記はみ出しがない位置に蓋24の表面の凹部又は凸部24aを移動する必要がある。また、表示体30が凹部又は凸部24aに取り付けられた時の方向によって表示体30の外周がはみ出したりはみ出さなかったりする場合には、表示体30の外周がはみ出さない方向に表示体30の取り付け方向を後述する方法で限定しても良い。
このような構成とすることで、表示体が取り付けられていても蓋の直角の開口角度を確保できるので、本発明の携帯用薬ケース10は、使いやすい。
蓋24は、透明及び不透明のどちらであっても良いが、透明であるのが好ましい。
このような構成とすることで、蓋24の外から小箱22内の薬が見えるので、本発明の携帯用薬ケース10は、薬を飲み忘れないように手軽に管理することができる。
蓋24の材料は、ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ABS樹脂などから成る群から選択される1種であっても良いが、蓋24に一体化したU字状の薄いヒンジ部26の柔軟性と耐久性の点でポリプロピレン樹脂であるのが好ましい。蓋24の色は、特に制限的ではなく、例えば、黄色、青色、赤色などに着色されていても良いし、表面光沢は、あってもなくても良い。また、朝服用分と昼服用分と夕方服用分の蓋を見分けやすくするために、例えば、黄色と青色と赤色のような異なる色に着色されていても良い。蓋24のつまみ24cの形状は、蓋24を容易に開閉することができ、かつ成形しやすさに影響しなければ、特に制限的ではなく、図1〜3のようなアーチ状ではなく、例えば、蓋24の回動軸方向(図1のY方向)から見てL字状であっても良い。蓋24に印刷する文字の内容、フォント、大きさ、太さ及び色は、印刷しやすさに影響しなければ、特に制限的ではない。また、文字を蓋24に印刷する代わりに、文字を印刷したシールを蓋24の表面又は裏面に貼り付けても良い。
次に、図1の携帯用薬ケースを構成する表示体について説明する。図5は、図1の携帯用薬ケースを構成する表示体の一例を示す正面図である。
蓋24の表面の凹部は、蓋24の表面に垂直な貫通孔24dであっても良く、その場合には、表示体30は、長尺な脚部32及び頭部34を有し、長尺な脚部32は、貫通孔24dに嵌合し、頭部34は、脚部32の横断面方向の大きさが貫通孔24dよりも大きい。ここで、脚部32の横断面方向とは、図5の紙面の左右方向を意味する。即ち、蓋24の表面の凹部がこの表面に垂直な貫通孔24dである場合には、表示体30の嵌合方向に長尺な脚部32は、貫通孔24dに挿入され、頭部34は、長尺な脚部32の横断面方向に切断した時の頭部34の大きさが貫通孔24dの大きさよりも大きいので、貫通孔24dに挿入されずに蓋24の表面から上方向(図1のZ方向)に突出する。貫通孔24dの大きさは、特に制限的ではなく、どのような大きさでも良いが、各小箱22の中に収納した薬が出ないような大きさである必要がある。
頭部34の形状は、特に制限的ではなく、多角柱、多角柱の組み合わせ、円柱、円柱の組み合わせ、及びそれらの複合的組み合わせの内のどの形状であっても良い。頭部34の大きさは、特に制限的ではなく、どのような大きさでも良いが、蓋24の直角の開口角度を確保できるような大きさである必要がある。
このような構成とすることで、次回服用する薬が明示されるので、本発明の携帯用薬ケース10は、薬を飲み忘れないように手軽に管理することができる。
脚部32は、嵌合方向の全長にわたって同じ形状及び寸法を有しても良いが、表示体30の頭部34が蓋24の表面に当接した状態から表示体30を引き抜く時に、貫通孔24dのエッジに当接する係止部32aを有するのが好ましい。即ち、脚部32の嵌合面には、長尺な脚部32の横断面方向に突出した係止部32aが設けられ、表示体30の頭部34を蓋24の表面に押し当てた位置から表示体30を引き抜くと、係止部32aが貫通孔24dのエッジに当接することによって引き抜く途中の引っ掛り位置を構成する。従って、係止部32aの大きさは、表示体30を引き抜くことができる大きさにする必要がある。なお、係止部32aは、蓋24の厚さmに対して、頭部34からの距離nがわずかに長くなる位置に配置するのが好ましい。
このような構成とすることで、係止部が貫通孔のエッジに引っ掛かり、蓋を開けた時の衝撃で表示体が外れることがないので、本発明の携帯用薬ケース10は、使いやすい。
脚部32は、貫通孔24dに嵌合することができれば、どのような横断面形状を有しても良いが、貫通孔24dの断面形状と同じ、円形、長円形、楕円形、卵形、ひょうたん形、多角形、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される1種の横断面形状を有するのが好ましい。即ち、貫通孔24dの断面形状は、図示例では円形であるが、本発明は特に制限的ではなく、円形、長円形、楕円形、卵形、ひょうたん形、多角形、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される1種の横断面形状を有し、脚部32の断面形状は、貫通孔24dの断面形状と同じ横断面形状を有するのが好ましい。例えば、脚部32を円形の横断面形状にした場合には、表示体30の取り付け方向が限定されないので、表示体30を貫通孔24dに容易に取り付けられるようにすることができる。また、例えば、脚部32を円形以外の横断面形状にした場合には、表示体30の取り付け方向が限定されることによって、表示体30の外周が蓋24の上方からヒンジ部26の上方にはみ出さないように規制することができ、それによって、蓋24の直角の開口角度を確保できるので、表示体30が取り付けられていても収納した薬を取り出しやすくすることができる。
さらに、例えば、係止部32aを有する脚部32において、係止部32aを円形以外の横断面形状に、係止部32aと頭部34との間の脚部32を係止部32aの横断面形状よりも一回り小さい横断面形状にした場合には、貫通孔24dに係止部32aを貫通させた後に係止部32aを回転することによって抜け止めを構成できるので、蓋24を開けた時の衝撃で表示体30が外れないようにすることができる。
このような構成とすることで、上型と下型を用いて蓋を容易に成形できるので、本発明の携帯用薬ケース10は、蓋を低コストで高品質に製造することができる。
頭部34は、指で把持することができれば、どのような形状を有しても良いが、脚部32が貫通孔24dに嵌合する方向に垂直な頭部34の2つの断面の内、脚部32から近い方の頭部34の断面は、脚部32から遠い方の頭部34の断面よりも小さい大きさを有するのが好ましい。ここで、脚部32が貫通孔24dに嵌合する方向とは、図5の紙面の上下方向を意味する。即ち、頭部34は、直方体の形状であり、脚部32から遠い頭部上面34aと側面との間の4つのエッジは、円筒状に加工されていないのに対して、脚部32から近い頭部下面34bと側面との間の4つのエッジの内、図1の紙面の左下と右上の2つのエッジは、円筒状に加工されている。従って、表示体30の頭部下面34bの大きさは、頭部上面34aの大きさよりも小さい。
このような構成とすることで、表示体を確実に取り外すことができるので、本発明の携帯用薬ケース10は、使いやすい。
次に、薬ケースの中に収納した薬の服用状態を管理する方法について説明する。
予め各小箱22の中に、例えば、朝服用分と昼服用分と夕方服用分と寝る前服用分の薬をそれぞれ収納しておき、朝服用分の薬を服用する時に、朝服用分の薬が収納された小箱22の蓋24を開けてその小箱22の中から薬を取り出した後その蓋24を閉じ、昼服用分の薬が収納された小箱22の蓋24の凹部又は凸部24aに表示体30を取り付ける。次に、昼服用分の薬を服用する時に、昼服用分の薬が収納された小箱22の蓋24を開けてその小箱22の中から薬を取り出した後その蓋24を閉じ、その蓋24の凹部又は凸部24aに取り付けられた表示体30を取り外し、その表示体30を夕方服用分の薬が収納された小箱22の蓋24の凹部又は凸部24aに取り付ける。次に、夕方服用分の薬を服用する時に、その時の服用分の薬を取り出した後、表示体30を寝る前服用分の薬が収納された小箱22の蓋24の凹部又は凸部24aに移動する。この薬の取り出しと表示体30の移動を、朝、昼、夕、寝る前の各服用分の薬を服用する度に繰り返す。
携帯用薬ケース10の連結体20を構成する小箱22の連結数は、図示例では4つであるが、本発明は特に制限的ではなく、各服用タイミングでの薬の服用状態を管理しやすいという点で1日の服用回数と同じであることが好ましい。例えば、小箱22の連結数は、服用回数が1日4回の場合には図示例のように4つであることが好ましく、1日3回の場合には3つであることが好ましく、1日朝夕2回の場合には2つであることが好ましい。しかしながら、例えば、服用回数が1日1回の場合には、小箱22の連結数は、1つではなく、各曜日の薬の服用状態を管理しやすいという点で1週間の日数と同じ7つであっても良い。また、携帯用薬ケース10の大きさは、出張又は旅行用バッグに入れることができれば特に制限的ではなく、A4サイズ以下で厚さ5cm以下のもの、例えば、縦7cm×横30cm×高さ4cm程度のものを含む。
本発明の第1実施形態の携帯用薬ケースは、基本的に以上のように構成される。このような構成とすることで、本発明の携帯用薬ケース10は、手間を掛けずに薬を取り出すこと及び手軽に携帯することができ、かつ薬を飲み忘れないように手軽に管理することができ、また、従来と同等以上に安全で使いやすく、連結体を低コストで高品質に製造することができる。
次に、図1の携帯用薬ケースを構成する表示体の第1変形例について説明する。図6は、図1の携帯用薬ケースを構成する表示体の第1変形例を示す正面図である。
蓋24の表面の凹部は、蓋24の表面に垂直な貫通孔24dであっても良く、その場合には、表示体40は、長尺な脚部32及び頭部42を有し、長尺な脚部32は、貫通孔24dに嵌合し、頭部42は、脚部32の横断面方向の大きさが貫通孔24dよりも大きい。ここで、脚部32の横断面方向とは、図6の紙面の左右方向を意味する。表示体40は、表示体30の頭部34に対して、頭部42を有する点以外は同一の構成を有するものであるので、同一の構成要素の説明を省略する。
頭部42は、指で把持することができれば、どのような形状を有しても良いが、脚部32が貫通孔24dに嵌合する方向に垂直な頭部42の2つの断面の内、脚部32から近い方の頭部42の断面は、脚部32から遠い方の頭部42の断面よりも小さい大きさを有するのが好ましい。ここで、脚部32が貫通孔24dに嵌合する方向とは、図6の紙面の上下方向を意味する。即ち、頭部42は、脚部32から遠い上部42aと脚部32から近い中間部42bと脚部32からより近い下部42cの3つの円柱から成る複合形状であり、上部42aと下部42cの直径に対して、中間部42bの直径は、小さくなっている。従って、表示体40の中間部42bの横断面の大きさは、上部42aの横断面の大きさよりも小さい。なお、上部42aの上側エッジ及び下部42cの上側エッジは、滑らかな曲面に加工されても良い。
表示体の第1変形例は、基本的に以上のように構成される。このような構成とすることで、表示体を確実に取り外すことができるので、本発明の携帯用薬ケース10は、使いやすい。
次に、図1の携帯用薬ケースを構成する表示体の第2変形例について説明する。図7は、図1の携帯用薬ケースを構成する表示体の第2変形例を示す正面図である。
蓋24の表面の凹部は、蓋24の表面に垂直な貫通孔24dであっても良く、その場合には、表示体50は、長尺な脚部32及び頭部52を有し、長尺な脚部32は、貫通孔24dに嵌合し、頭部52は、脚部32の横断面方向の大きさが貫通孔24dよりも大きい。ここで、脚部32の横断面方向とは、図7の紙面の左右方向を意味する。表示体50は、表示体30の頭部34に対して、頭部52を有する点以外は同一の構成を有するものであるので、同一の構成要素の説明を省略する。
頭部52は、指で把持することができれば、どのような形状を有しても良いが、脚部32が貫通孔24dに嵌合する方向に垂直な頭部52の2つの断面の内、脚部32から近い方の頭部52の断面は、脚部32から遠い方の頭部52の断面よりも小さい大きさを有するのが好ましい。ここで、脚部32が貫通孔24dに嵌合する方向とは、図7の紙面の上下方向を意味する。即ち、頭部52は、脚部32から遠い上部52aと脚部32から近い下部52bの2つの円柱から成る複合形状であり、上部52aの直径に対して、下部52bの直径は、小さくなっている。従って、表示体50の下部52bの横断面の大きさは、上部52aの横断面の大きさよりも小さい。なお、上部52aには、後述する紐を固定するための貫通した紐孔54を設けても良い。
表示体の第2変形例は、基本的に以上のように構成される。このような構成とすることで、表示体を確実に取り外すことができるので、本発明の携帯用薬ケース10は、使いやすい。
次に、本発明の第2実施形態の携帯用薬ケースについて説明する。図8は、本発明の第2実施形態の携帯用薬ケースを示す斜視図である。
本発明の携帯用薬ケース60は、連結体70と表示体50とを有し、連結体70は、4つの小箱22から成る。4つの小箱22のそれぞれは、蓋24とヒンジ部72とを有し、蓋24は、表面に設けられた凹部又は凸部24aを有しかつ各小箱22の開口部を個別に開閉し、ヒンジ部72は、蓋24を回動可能に支持する。表示体50は、4つの小箱22の内の特定の小箱を示すためのものであり、蓋24の表面の凹部又は凸部24aに少なくとも一部を嵌合させることによって凹部又は凸部24aに着脱可能に取り付けられる。
携帯用薬ケース60は、携帯用薬ケース10の連結体20に対して、ヒンジ部72を有する小箱から成る連結体70を有する点、及び紐74を有する点以外は同一の構成を有するものであるので、同一の構成要素の説明を省略する。即ち、連結体70を構成する小箱及び蓋は、前述の小箱22及び蓋24と同一であるので、説明を省略する。
連結体70は、直方体の形状の4つの小箱22から成り、各小箱22は、互いに同じ方向の面に設けられた長方形の開口部22bを有し、各ヒンジ部72が中央に2つずつ2列に並ぶように連結されても良い。ここで、平面形状の隔壁22aに対応する開口部22bの辺は、長方形の長辺でも短辺でも良い。即ち、図8に示すように、連結体70を構成する4つの小箱22の形状は、直方体であり、隣接する2つの小箱22の間の隔壁22aは、平面形状であり、各小箱22は、長方形の開口部22bが互いに同じ方向の面、例えば、紙面の上方向(図8のZ方向)の面に並びかつ4つのヒンジ部72が中央に、紙面の左下から右上に向かう方向(図8のY方向)に2つずつ、紙面の左上から右下に向かう方向(図8のX方向)に間隔を開けて平行に2列に並ぶように連結される。より具体的には、連結体70は、2つのヒンジ部72が紙面の左下から右上に向かう方向(図8のY方向)に1列に並ぶように2つの小箱22が連結された2つの中間体70a、70bを、各中間体70a、70bのヒンジ部72と同じ側の側壁22c同士が隣接する向きに連結したものである。ヒンジ部72は、基部72aを有し、基部72aは、紙面の左下から右上に向かう方向(図8のY方向)に1列に並ぶ2つの蓋24を一体化するものであり、その蓋24に対応する2つの小箱22のヒンジ部72と同じ側の側壁22cに固定される。
このような構成とすることで、携帯時の収納スペースの幅が広くて短尺な場合に便利なので、本発明の携帯用薬ケース60は、手軽に携帯することができる。
本発明の携帯用薬ケース60は、さらに、連結体70に表示体50を繋ぐための紐74を有しても有しなくても良いが、有する方が好ましい。即ち、紐74の一端を連結体70に固定し、他端を表示体50に固定しても良い。又は、連結体70及び表示体50に貫通した紐孔76、54をそれぞれ設け、各紐孔76、54を使用して紐74の両端をそれぞれ固定しても良く、また、各紐孔76、54に紐74を通した後、紐74の両端を互いに縛り付けてリング状にしても良い。紐74の材料は、木綿、絹、ポリプロピレン、ナイロン、ゴムなどから成る群から選択される1種であっても良い。紐74の色は、特に制限的ではなく、例えば、黄色、青色、赤色などに着色されていても良い。なお、紐74の一端は、連結体70に限らず、連結体20に固定しても良い。また、紐74の他端は、表示体50に限らず、表示体30、40に固定しても良い。即ち、紐74を使用して、連結体20、70に表示体30、40、50内の1つを繋ぐことができる。
このような構成とすることで、表示体の紛失と誤飲を予防できるので、本発明の携帯用薬ケース60は、安全で使いやすい。
本発明の第2実施形態の携帯用薬ケースは、基本的に以上のように構成される。このような構成とすることで、本発明の携帯用薬ケース60は、手間を掛けずに薬を取り出すこと及び手軽に携帯することができ、かつ薬を飲み忘れないように手軽に管理することができ、また、従来と同等以上に安全で使いやすく、連結体を低コストで高品質に製造することができる。
次に、本発明の第3実施形態の携帯用薬ケースの一例及びその変形例について説明する。図9は、本発明の第3実施形態の携帯用薬ケースの一例及びその第1〜3変形例を模式的に示す平面図である。
図9(A)の携帯用薬ケース80aは、本発明の第3実施形態の携帯用薬ケースの一例であり、複数の連結体20を有し、各連結体20は、隣接する2つの連結体20を互いに着脱可能に結合する結合部82aを有しても良い。即ち、3つの連結体20は、2つの結合部82aを介して図9(A)の紙面の下方向(図9(A)のX方向)に結合される。携帯用薬ケース80aは、携帯用薬ケース10に対して、3つの連結体20を有する点、及び携帯用薬ケース10の連結体20に対して、各連結体が結合部82aを有する点以外は、4つの小箱22並びに各小箱22の蓋24及びヒンジ部26の寸法が異なるものの、機能上は同一の構成を有するものであるので、同一の構成要素の説明を省略する。
連結体20は、直方体の形状であり、つまみ24cと同じ方向(図9(A)のX方向)の側壁20a及び反対方向(図9(A)のX方向の反対方向)の側壁20bを有する。結合部82aでは、隣接する一方の連結体20の側壁20a及び他方の連結体20の側壁20bが結合されるので、つまみ24cは、全て同じ方向(図9(A)のX方向)を向く。なお、連結体20の結合数は、3つに限定されず、2つでも4つ以上でも良い。また、連結体20の外形形状は、直方体の形状に限定されず、複数の多角柱又は円柱の連結形状でも良い。
図9(B)の携帯用薬ケース80bは、本発明の第3実施形態の携帯用薬ケースの第1変形例であり、複数の連結体20を有し、各連結体20は、隣接する2つの連結体20を互いに着脱可能に結合する結合部82bを有しても良い。即ち、2つの連結体20は、1つの結合部82bを介して図9(B)の紙面の下方向(図9(B)のX方向)に結合される。携帯用薬ケース80bは、携帯用薬ケース10に対して、2つの連結体20を有する点、及び携帯用薬ケース10の連結体20に対して、各連結体が結合部82bを有する点以外は、4つの小箱22並びに各小箱22の蓋24及びヒンジ部26の寸法が異なるものの、機能上は同一の構成を有するものであるので、同一の構成要素の説明を省略する。
結合部82bでは、隣接する連結体20の側壁20b同士が結合されるので、つまみ24cは、4つずつ互いに反対方向(図9(B)のX方向及びその反対方向)を向く。なお、図9(B)の携帯用薬ケース80bでは、8つの側壁20bが全て互いに結合され、余りがないので、連結体20の結合数は、2つまでである。また、連結体20の外形形状は、直方体の形状に限定されず、複数の多角柱又は円柱の連結形状でも良い。
図9(C)の携帯用薬ケース80cは、本発明の第3実施形態の携帯用薬ケースの第2変形例であり、複数の連結体20を有し、各連結体20は、隣接する2つの連結体20を互いに着脱可能に結合する結合部82cを有しても良い。即ち、3つの連結体20は、2つの結合部82cを介して図9(C)の紙面の下方向(図9(C)のX方向)に結合される。携帯用薬ケース80cは、携帯用薬ケース10に対して、3つの連結体20を有する点、及び携帯用薬ケース10の連結体20に対して、各連結体が結合部82cを有する点以外は、4つの小箱22並びに各小箱22の蓋24及びヒンジ部26の寸法が異なるものの、機能上は同一の構成を有するものであるので、同一の構成要素の説明を省略する。
結合部82cでは、隣接する連結体20の半分の長さの側壁20b同士が結合されるので、つまみ24cは、4つと8つが互いに反対方向(図9(C)のX方向及びその反対方向)を向く。なお、連結体20の結合数は、3つに限定されず、2つでも4つ以上でも良い。また、連結体20の外形形状は、直方体の形状に限定されず、複数の多角柱又は円柱の連結形状でも良い。
図9(D)の携帯用薬ケース80dは、本発明の第3実施形態の携帯用薬ケースの第3変形例であり、複数の連結体70を有し、各連結体70は、隣接する2つの連結体70を互いに着脱可能に結合する結合部82dを有しても良い。即ち、3つの連結体70は、2つの結合部82dを介して図9(D)の紙面の右方向(図9(D)のY方向)に結合される。携帯用薬ケース80dは、携帯用薬ケース10に対して、3つの連結体70を有する点、及び携帯用薬ケース10の連結体20に対して、各連結体が結合部82dを有する点以外は、4つの小箱22並びに各小箱22の蓋24及びヒンジ部26の寸法が異なるものの、機能上は同一の構成を有するものであるので、同一の構成要素の説明を省略する。
連結体70は、直方体の形状であり、つまみ24cと異なる方向(例えば、図9(D)のY方向)の側壁70c及びその方向に対向する方向(例えば、図9(D)のY方向の反対方向)の側壁70dを有する。結合部82dでは、隣接する一方の連結体70の側壁70c及び他方の連結体70の側壁70c又は70dが結合されるので、つまみ24cは、6つずつ互いに反対方向(図9(D)のX方向及びその反対方向)を向く。なお、連結体70の結合数は、3つに限定されず、2つでも4つ以上でも良い。また、連結体70の外形形状は、直方体の形状に限定されず、複数の多角柱又は円柱の連結形状でも良い。
このような構成とすることで、本発明の携帯用薬ケース80a〜80dは、4つの小箱のそれぞれに朝、昼、夕、寝る前の各服用分の薬を出張又は旅行の日数分まとめて収納しようとした時に、各小箱が小さすぎて収納できない場合でも、結合した数の小箱に分けて収納することができる。即ち、N個の連結体を結合すれば小箱の総数及び総容積がN倍になるので、朝、昼、夕、寝る前の各服用分の薬をそれぞれN個の小箱に分けて収納することができる。
次に、本発明の第3実施形態の携帯用薬ケースの上記一例について具体的に説明する。図10は、図9(A)の携帯用薬ケースを構成する3つの連結体の内の1つを取り外したものの平面図であり、図11は、図10の携帯用薬ケースの線BBによる拡大横断面図である。
図10、11の携帯用薬ケース80aは、携帯用薬ケース10に対して、2つの連結体20を有する点、及び携帯用薬ケース10の連結体20に対して、各連結体が結合部82aを有する点、携帯用薬ケース10の表示体30に対して、形状が異なる表示体110、120を有する点以外は、4つの小箱22並びに各小箱22の蓋24及びヒンジ部26の寸法が異なるものの、機能上は同一の構成を有するものであるので、同一の構成要素の説明を省略する。
結合部82aは、凸側結合部90と凹側結合部100とから成り、凸側結合部90は、側壁20bに配置され、凹側結合部100は、側壁20aに配置される。そして、複数の連結体20の内、隣接する2つの連結体20の内の一方の連結体20の凸側結合部90は、互いに各小箱22の連結方向(図9(A)のY方向又はその反対方向)にスライドさせることによって、他方の連結体20の凹側結合部100に着脱可能に結合される。即ち、互いに隣接する一方の連結体20と他方の連結体20を、図9(A)のY方向又はその反対方向に相対的にスライドさせることによって、一方の連結体20の側壁20bに配置された凸側結合部90が他方の連結体20の側壁20aに配置された凹側結合部100に着脱可能に結合される。
このような構成とすることで、小箱22の数が多いにもかかわらず連結部の数が少なくなるので、本発明の携帯用薬ケース80aは、各小箱が小さすぎて収納できない場合でも、連結の手間が少なく、かつ1回の服用分の薬量の増減に対応することが容易である。
次に、連結体同士の結合機構について説明する。
凸側結合部90は、T字状の横断面形状を持ち、帯状の平坦な結合板92と接続部94とを有し、結合板92は、側壁20bに対して平行な面内を各小箱22の連結方向に伸び、接続部94は、各小箱22の開口部22bに対して直角な方向(図9(A)の紙面に直角な方向)の結合板92の中央92aと側壁20bとの間を接続する。ここで、各小箱22の開口部22bは、平坦であり、開口の内縁が同一平面上にある。
即ち、凸側結合部90を構成する帯状の平坦な結合板92は、側壁20bに対して平行な面内を図9(A)のY方向又はその反対方向に伸び、図9(A)の紙面に直角な方向の中央92aと側壁20bとの間は、接続部94で接続される。結合板92及び接続部94は、連結体20に一体化してもそれぞれ別部品として構成しても良いが、部品数を減らすために連結体20に一体化するのが好ましい。
凹側結合部100は、連続したL字状の支持部対又は分断されたL字状のそれぞれ複数の支持部対を有しても良く、その場合には、支持部対は、帯状の平坦な結合板92を両側から摺動可能に支持するが、凸側結合部90と凹側結合部100との接触面積が小さくなることによって摺動性が良くなるので、分断されたL字状のそれぞれ複数の支持部対の方が好ましい。
凹側結合部100は、L字状の複数の第1支持部102とL字状の複数の第2支持部104とを有しても良く、その場合には、各第1支持部102は、各小箱22の連結方向に対して平行な第1直線上に配置され、かつ結合板92の中央92aに対して結合板92の一方の側92bを摺動可能に支持し、各第2支持部104は、第1直線に対して平行な第2直線上に配置され、かつ結合板92の中央92aに対して結合板92の他方の側92cを摺動可能に支持する。
即ち、凹側結合部100を構成する第1支持部102及び第2支持部104は、結合板92の中央92aに対して結合板92の一方の側92b及び他方の側92cをそれぞれ摺動可能に支持する。そのため、結合板92がスライドする空間106の幅が結合板92の幅よりも少し広くなるような間隔を開けて、第1支持部102及び第2支持部104が配置される。第1支持部102及び第2支持部104は、連結体20に一体化してもそれぞれ別部品として構成しても良いが、部品数を減らすために連結体20に一体化するのが好ましい。
連結体同士の結合機構は、上記機構に限定されず、凸側結合部90及び凹側結合部100の代わりに凸部及び凹部を側壁20a、20bの表面にそれぞれ設け、凸部及び凹部を互いに嵌合させることによって隣接する2つの連結体20を互いに着脱可能に結合しても良く、また、凸側結合部90及び凹側結合部100の代わりに磁石を側壁20a、20bに配置し、磁石の吸引力によって隣接する2つの連結体20を互いに着脱可能に結合しても良い。なお、以上のような連結体同士の結合機構を使用して、携帯用薬ケース80b〜80dの隣接する2つの連結体を互いに着脱可能に結合することができる。
次に、表示体110、120について説明する。
蓋24の表面の凹部は、蓋24の表面に垂直な貫通孔24dであっても良く、その場合には、表示体110は、長尺な脚部32及び頭部112を有し、表示体120は、長尺な脚部32及び頭部122を有し、長尺な脚部32は、貫通孔24dに嵌合し、頭部112、122は、脚部32の横断面方向の大きさが貫通孔24dよりも大きい。ここで、脚部32の横断面方向とは、図11の紙面の左右方向を意味する。表示体110は、表示体30の頭部34に対して、頭部112を有する点以外は同一の構成を有するものであり、表示体120は、表示体30の頭部34に対して、頭部122を有する点以外は同一の構成を有するものであるので、同一の構成要素の説明を省略する。
頭部112は、指で把持することができれば、どのような形状を有しても良いが、脚部32が貫通孔24dに嵌合する方向に垂直な頭部112の2つの断面の内、脚部32から近い方の頭部112の断面は、脚部32から遠い方の頭部112の断面よりも小さい大きさを有するのが好ましい。ここで、脚部32が貫通孔24dに嵌合する方向とは、図11の紙面の上下方向を意味する。即ち、頭部112は、脚部32から遠い直方体の上部112aと脚部32から近い円柱の下部112bから成る複合形状であり、上部112a直方体に内接する円柱の直径に対して、下部112bの円柱の直径は、小さくなっている。従って、表示体110の下部112bの横断面の大きさは、上部112aの横断面の大きさよりも小さい。なお、上部112aには、後述する紐を固定するための貫通した紐孔114を設けても良い。
同様に、頭部122は、脚部32から近い方の頭部122の断面は、脚部32から遠い方の頭部122の断面よりも小さい大きさを有するのが好ましい。即ち、頭部122は、脚部32から遠い上部122aと脚部32から近い下部122bの2つの円柱から成る複合形状であり、上部122aの直径に対して、下部122bの直径は、小さくなっている。従って、表示体120の下部122bの横断面の大きさは、上部122aの横断面の大きさよりも小さい。なお、上部122aには、後述する紐を固定するための貫通した紐孔124を設けても良い。
このような構成とすることで、表示体を確実に取り外すことができるので、本発明の携帯用薬ケース80aは、使いやすい。
携帯用薬ケース80aは、さらに、連結体20に表示体110を繋ぐための紐84a、及び連結体20に表示体120を繋ぐための紐84bを有しても有しなくても良いが、有する方が好ましい。即ち、紐84aの一端を連結体20に固定し、他端を表示体110に固定すると共に、紐84bの一端を連結体20に固定し、他端を表示体120に固定しても良い。又は、連結体20に貫通した紐孔86a、86bを設け、各紐孔86a、114を使用して紐84aの両端をそれぞれ固定し、各紐孔86b、124を使用して紐84bの両端をそれぞれ固定しても良い。紐84a、84bの材料及び色は、紐74と同様であるので、説明を省略する。紐84a、84bの一端は、表示体110、120に限らず、表示体30、40、50内の各1つに固定しても良い。即ち、紐84a、84bを使用して、連結体20に表示体30、40、50、110、120内の各1つを繋ぐことができる。なお、以上のような表示体は、特定の小箱を示すために、携帯用薬ケース80b〜80dの各連結体の小箱22の蓋24の表面に着脱可能に取り付けることができる。
このような構成とすることで、表示体の紛失と誤飲を予防できるので、本発明の携帯用薬ケース80aは、安全で使いやすい。
本発明の第3実施形態の携帯用薬ケースの一例及びその変形例は、基本的に以上のように構成される。このような構成とすることで、本発明の携帯用薬ケース80a〜80dは、手間を掛けずに薬を取り出すこと及び手軽に携帯することができ、かつ薬を飲み忘れないように手軽に管理することができ、また、従来と同等以上に安全で使いやすく、連結体を低コストで高品質に製造することができる。
本発明の薬ケースは、手間を掛けずに薬を取り出すこと及び手軽に携帯することができ、かつ薬を飲み忘れないように手軽に管理することができるという効果に加え、従来と同等以上に安全で使いやすく、連結体を低コストで高品質に製造することができるという効果があるので、産業上有用である。
10、60、80a、80b、80c、80d 携帯用薬ケース
20、70 連結体
22 小箱
22a 隔壁
22b 開口部
20a、20b、22c、22d、70c、70d 側壁
22e 湾曲部
22f、24b 係止爪
24 蓋
24a 凹部又は凸部
24c つまみ
24d 貫通孔
26、72 ヒンジ部
26a、72a 基部
30、40、50、110、120 表示体
32 脚部
32a 係止部
34、42、52、112、122 頭部
34a 頭部上面
34b 頭部下面
42a、52a、112a、122a 上部
42b 中間部
42c、52b、112b、122b 下部
54、76、86a、86b、114、124 紐孔
70a、70b 中間体
74、84a、84b 紐
82a、82b、82c、82d 結合部
90 凸側結合部
92 結合板
92a 中央
92b 一方の側
92c 他方の側
94 接続部
100 凹側結合部
102 第1支持部
104 第2支持部
106 空間

Claims (9)

  1. 薬を服用する時に都度蓋を開けて小箱の中の薬を取り出すことができる携帯用薬ケースであって、
    隔壁を介して連結された複数の小箱から成る連結体と、
    前記複数の小箱の内の特定の小箱を示すための表示体と、を有し、
    前記複数の小箱のそれぞれは、表面に設けられた凹部又は凸部を有しかつ各小箱の開口部を個別に開閉する前記蓋と、前記蓋を回動可能に支持するヒンジ部と、を有し、
    前記表示体は、前記蓋の表面の前記凹部又は前記凸部に少なくとも一部を嵌合させることによって前記凹部又は前記凸部に着脱可能に取り付けられる携帯用薬ケース。
  2. 前記連結体は、直方体の形状の4つの小箱から成り、各小箱は、互いに同じ方向の面に設けられた長方形の開口部を有し、各ヒンジ部が4つ1列に並ぶように連結される請求項1に記載の携帯用薬ケース。
  3. 前記連結体は、直方体の形状の4つの小箱から成り、各小箱は、互いに同じ方向の面に設けられた長方形の開口部を有し、各ヒンジ部が中央に2つずつ2列に並ぶように連結される請求項1に記載の携帯用薬ケース。
  4. さらに、前記表示体を前記連結体に繋ぐための紐を有する請求項1〜3のいずれか1項に記載の携帯用薬ケース。
  5. 前記蓋の表面の前記凹部又は前記凸部は、前記表示体が前記凹部又は前記凸部に取り付けられた時に、前記表示体の外周が前記蓋の上方から前記ヒンジ部の上方にはみ出さないような位置に設けられる請求項1〜4のいずれか1項に記載の携帯用薬ケース。
  6. 前記蓋の表面の前記凹部は、前記蓋の表面に垂直な貫通孔であり、前記表示体は、前記貫通孔に嵌合する長尺な脚部及び前記脚部の横断面方向の大きさが前記貫通孔よりも大きい頭部を有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の携帯用薬ケース。
  7. 前記脚部は、前記表示体の前記頭部が前記蓋の表面に当接した状態から前記表示体を引き抜く時に、前記貫通孔のエッジに当接する係止部を有する請求項6に記載の携帯用薬ケース。
  8. 前記脚部は、前記貫通孔の断面形状と同じ、円形、長円形、楕円形、卵形、ひょうたん形、多角形、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される1種の横断面形状を有する請求項6又は7に記載の携帯用薬ケース。
  9. 前記携帯用薬ケースは、複数の前記連結体を有し、各連結体は、隣接する2つの連結体を互いに着脱可能に結合する結合部を有する請求項1〜8のいずれか1項に記載の携帯用薬ケース。
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