JP2529162B2 - 薬ケ―ス - Google Patents

薬ケ―ス

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JP2529162B2
JP2529162B2 JP6051025A JP5102594A JP2529162B2 JP 2529162 B2 JP2529162 B2 JP 2529162B2 JP 6051025 A JP6051025 A JP 6051025A JP 5102594 A JP5102594 A JP 5102594A JP 2529162 B2 JP2529162 B2 JP 2529162B2
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村 清 今
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今村 清
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  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Medical Preparation Storing Or Oral Administration Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、薬ケースに関し、より
詳しくは、薬を服用する都度、必要な分だけ個別に容易
にとりだすことができるように収納する、薬ケースに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、薬の服用については、しば
しば飲むことを忘れてしまうことがあった。また、それ
とは反対に、すでに飲んだにもかかわらず、忘れて二重
に薬を服用してしまい、そのため危険を伴うこともあっ
た。とくに老人などで、忘れのはげしくなった場合に
は、一層その恐れが多いものであった。図5は、そのよ
うな薬の飲み忘れや、または飲み過ぎの危険などを防ぐ
ための従来の薬ケース1であり、函状の本体2と、スラ
イド開閉可能な透明な蓋3とから構成されている。前記
本体2は、隔壁4で遮られてなる複数の収納小室2a・
2b・2c・2dを有し、共通な1枚の蓋3の表面に
は、一日分を朝・昼・夕・むる前などの薬服用時に便利
なように、前記収納小室の各位置を特定して対応表示
し、錠剤または袋に包んだ粉薬などを予めそれぞれ一回
ごとに区別してその特定された収納小室に収納してお
き、服用時に個別に取り出せる一日用の薬ケースが用い
られている。また、図6は従来の、さらに大型の一週間
用の薬ケース1であり、外函2Aと、この外函2A内に
横方向からスライド出し入れ可能な内函2Bとから構成
されている。前記外函2Aには、曜日別に独立した7枚
のスライド開閉可能な、かつ透明な蓋3が個別に設けら
れている。この個別の蓋3のスライド方向は、前記内函
2Bのスライド方向とは直角をなしている。また、同外
函2Aの上面には、曜日および朝・昼・夕・ねる前に相
当する言葉、または時間帯などをそれぞれ表示して、服
用毎の薬の収納位置を特定している。前記内函2Bに
は、隔壁4により各曜日およびその各朝・昼・夕・ねる
前の前記表示に対応できるように、収納小室2a・2b
・2c・2dが、一週間分設けられている。この大型の
薬ケース1において、内函2Bを矢印のように引き出せ
ば、その中に一週間分の薬を、一度に迅速に出し入れで
きる。また、一日分または一回分の薬を出し入れするに
は、該当する曜日の蓋3をそれぞれ矢印のように個別に
引き出すことによって可能である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記一日分用
のものでは、たとえば何日も出張や旅行をすることとな
った場合など、容量が足りないことから、同じケースを
幾つも持っていかなければならず、何日目のものか識別
する必要があり、面倒であるという課題があった。 ま
た、一週間用のものは、大型のものが一体成型されてい
るので、たとえば、三日間とか四日間の出張または旅行
のような場合などでは、無用な収納小室を空室のまま余
分に携帯することとなり、これも不便であるという課題
があった。本発明は、このような課題を解決することを
目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は次のような薬ケースを提供する。すなわち
本発明は、薬を服用する都度ごとに蓋をあけて中の薬を
とりだすことができる透明な薬ケースであって、隔壁に
より形成される複数の収納小室を有する函体状の本体
と、前記収納小室ごとに個別に開閉可能な且つ同本体と
一体成型の各蓋とからなり、前記各蓋にはそれぞれ閉じ
たときの状態を保持する係止手段と、その閉じた蓋を開
けるための操作爪と、前記本体の正面および背面にはそ
れぞれ他の同型の薬ケースと互いに接続可能な牡型およ
び雌型の接続手段とを有することを特徴とする、薬ケー
ス。
【0005】
【作用】上記構成において、各蓋は収納小室ごとに個別
に開閉するように作用する。また、各蓋の係止手段は閉
じた状態を保持する作用がある。各操作爪は閉じた蓋を
あける作用をする。薬ケース本体の接続手段は、他の同
型の薬ケース本体と接続する作用がある。
【0006】
【実施例】本発明の実施例について、以下、図面にした
がって本発明の構成が実際上どのように具体化されるか
を、その作用とともに説明する。図1は、本発明の一実
施例の斜視説明図であり、図中1は、一日を単位とする
薬ケースの分を示している。この薬ケース1は、一体形
成された透明なプラスチック製で、函状の本体2と開閉
可能な蓋3とからなり、同本体2は、複数の隔壁4・4
・4により、複数の収納小室2a・2b・2c・2dを
構成している。また、前記蓋3は、前記収納小室2a・
2b・2c・2dにそれぞれ独立的に対応させて、3a
・3b・3c・3dというように個別に開閉することが
できるように構成している。そのため前記各蓋は、基端
側をそれぞれ若干薄くフレキシブルなヒンジ3eとし、
蝶番機能を持たせ、本体2側に一体化して形成される。
また、各蓋3a・3b・3c・3dにはそれぞれ鍔(つ
ば)5および係止爪6があり、本体2の上縁2e近傍に
は、前記収納小室2a・2b・2c・2dごとに内側に
係止穴7が設けられている。前記蓋3a・3b・3c・
3dをそれぞれ本体2に向かって閉じたとき、前記蓋の
各鍔5は、本体2の上縁2e上に当接するとともに、各
係止爪6は各係止穴7に係止して閉じた状態を維持する
ことができる。前記係止爪6および係止穴7は係止手段
8を構成する。また本体2には、正面側に牡型の接続手
段9が、また、背面側に雌型の接続手段10・10が一
体的に形成されている。これは薬の使用が一日を越えて
使用されるとき、この薬ケース1と同型の他の薬ケース
とを前後に接続することができるものである。薬ケース
本体2の前面の破線で示す三角形の矢印11と、同本体
2背面の三角形の矢印12は、それぞれ他の薬ケースと
の接続動作の方向を示すものである。これら三角形の矢
印11・12は、それぞれの面から、ごく僅かに突出さ
せて刻印表示している。各蓋にはそれぞれ、朝、昼、
夕、ねる前の文字と点字などの刻印表示が施されてい
る。
【0007】図2は、同実施例の平面断面図であり、薬
ケース1の本体2を水平面で切断した断面を表してい
る。本体2には、隔壁4・4・4により収納小室2a・
2b・2c・2dが形成される外、正面側(図の手前
側)に牡型の接続手段9が、また、背面側(図の向こう
側)に雌型の接続手段10・10が一体的に形成され
る。したがって、他の薬ケース1と接続するには、この
薬ケース1の牡型(または雌型)の接続手段9(または
10・10)と、他の薬ケース1の雌型(または牡型)
の接続手段10・10(または9)とを嵌合接続すれば
よい。このような接続構成としたので、一日用のものを
同一の型で大量につくることによって製造コストを下げ
ることができ、また、必要に応じて何日分でも接続して
使用することができる。
【0008】図3は、図2をA−A方向にみた薬ケース
の断面図であり、同実施例の本体2と蓋3を側面断面図
であらわしている。本体2の前面側(図の右側)には係
止穴7、および牡型接続手段9があり、背面側(図の左
側)には雌型の接続手段10がある。また、蓋3は、基
端を若干薄くして柔軟な蝶番機能をもたせたヒンジ3e
とし、開閉を容易にしている。同蓋3の先端側には鍔5
と、係止爪6と、操作爪13とが設けられていて、同蓋
3を本体2側にむかって閉じたとき、前記鍔5が本体2
の上縁に当接し、係止爪6は係止穴7に係止してその閉
じた状態を保持する。この係止爪6と係止穴7とは、係
止手段8を構成する。蓋3を開くときは、操作爪13を
指先で上方に上げることによって、前記係止爪6と係止
穴7との係止状態を解くことができる。
【0009】図4は同実施例の接続状態を示す図であ
り、図では、1日分を単位とする本発明の薬ケースを7
個接続して、一週間分の使用を可能としたものである。
すなわち、朝・昼・夕・ねる前を一体化した一日分の薬
ケース1を、本体2の正面は背面との接続手段9・10
(10については図2・図3を参照)を用いて7個接続
したものである。各薬ケース1には、それぞれラベルを
日・月・火・水・木・金・土にように曜日別に貼って、
使用者が識別しやすいようにしてある。これは、あらか
じめ一週間分の薬を個々に配分しておくことによって、
薬の飲み忘れや重複服用の有無を一目瞭然に確認するこ
とができ、たとえば、出張や旅行の際なども、このよう
に接続したものを携帯すれば、予定の薬の収納状態およ
び服用状態をチェックしながら、安全確実に使用するこ
とができる。なお、この薬ケース1の接続個数は7個に
限るものではなく、必要に応じて(日程に合わせて)適
宜増減できることは勿論である。以上、実施例について
説明したように、本発明は、複数の収納小室を有する函
体状の本体と、前記収納小室ごとに個別に開閉可能な且
つ同本体と一体成型の各蓋とからなり、各蓋には、それ
ぞれ閉じたときその閉じた状態を保持する係止手段と、
その蓋を開けるための操作爪と、前記本体の正面および
背面には、それぞれ他の同型の薬ケースと互いに接続可
能な牡型および雌型の接続手段とを有することを特徴と
する薬ケースであり、あらかじめ服用予定ごとに薬を特
定して収納管理することができるので、薬の紛失がな
く、且つその薬の服用状況が正確に確認でき、また接続
手段によって、必要な日数分の同型の薬ケースを接続で
きるので過不足なく携帯できるという、利便性を有する
ものである。
【0010】
【発明の効果】以上本発明によれば、本体に複数の収納
小室を有するので、あらかじめ所要の薬を特定位置に収
納しておくことができ、また、服用の都度、その薬を個
別にとりだすことができる。そのため、飲み忘れや、重
複服用の危険を防止することができる。また、各蓋には
それぞれ閉じたときの状態を保持する係止手段と、その
閉じた蓋を開けるための操作爪を有するので、収納小室
の薬はそれぞれ個別に確実に管理でき、紛失のおそれが
ない。薬ケースは、本体の正面および背面に、牡型およ
び雌型の接続手段を有するので、他の薬ケースと接続で
き、必要な日数分を過不足なく携帯できる。薬ケースは
一日用の同一の型で互いに接続できる構造としたので、
大量生産に適し、製造コストを低廉化できる、などの効
果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の斜視説明図である。
【図2】同実施例の平面断面説明図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】同実施例の接続状態を示す図である。
【図5】従来例の説明図である。
【図6】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 薬ケース 2 本体 2a・2b・2c・2d 収納小室 3 蓋(3a・3b・3c・3d) 4 隔壁 6 係止爪 7 係止穴 8 係止手段(6+7) 9 牡型接続手段 10 雌型接続手段 13 操作爪

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薬を服用する都度ごとに蓋をあけて中の
    薬をとりだすことができる透明な薬ケースであって、 隔壁により形成される複数の収納小室を有する函体状の
    本体と、前記収納小室ごとに個別に開閉可能な且つ同本
    体と一体成型の各蓋とからなり、前記各蓋にはそれぞれ
    閉じたときの状態を保持する係止手段と、その閉じた蓋
    を開けるための操作爪と、前記本体の正面および背面に
    はそれぞれ他の同型の薬ケースと互いに接続可能な牡型
    および雌型の接続手段とを有することを特徴とする、薬
    ケース。
JP6051025A 1994-02-25 1994-02-25 薬ケ―ス Expired - Lifetime JP2529162B2 (ja)

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JP2006326235A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Yasha Unno 携帯薬入れ
JP5068826B2 (ja) * 2006-12-07 2012-11-07 ミードウエストベコ・コーポレーション 多スリーブ構造を有する容器
JP6579524B2 (ja) * 2017-05-25 2019-09-25 株式会社ヒューテック 薬ケース
WO2019035215A1 (ja) * 2017-08-18 2019-02-21 株式会社ヒューテック 携帯用薬ケース

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