JPWO2019031568A1 - アウトリガ装置 - Google Patents

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Abstract

車両に搭載され、使用状態と格納状態とを取り得るアウトリガ装置は、車両の車幅方向に延在する横アウトリガと、伸縮可能であり、横アウトリガの先端部に回動可能に連結された縦アウトリガと、縦アウトリガの第一部分を横アウトリガに常時連結し、縦アウトリガの回動中心となる第一連結部材と、縦アウトリガの第二部分と横アウトリガとを連結する第一状態、及び、第二部分と横アウトリガとの連結を解除する第二状態をとる第二連結部材と、縦アウトリガの収縮を縦アウトリガの上向きの回動に変換する変換機構と、第一状態において、変換機構の作動を禁止し、第二状態において、変換機構の作動を許可する安全装置と、を備える。

Description

本発明は、アウトリガ装置に関する。さらに詳しくは、本発明は、例えば、積載型トラッククレーンにおいて縦アウトリガを上方に格納できるアウトリガ装置に関する。
図11に示すように、積載型トラッククレーン100は、汎用トラック110の運転室111と荷台112との間の車両フレーム113に小型クレーン120が搭載されたものである。小型クレーン120は、車両フレーム113上に固定されたベース121上に設けられている。このようなベース121には、アウトリガ装置122が取付けられている。
一般に、アウトリガ装置122は、ベース121に横向きに固定された横アウトリガ123と、横アウトリガ123の先端に縦向きに固定された縦アウトリガ124とで構成されている。縦アウトリガ124は、下端にフロートを有する。このようなアウトリガ装置122は、作業開始時(以下、「アウトリガ装置の使用状態」と称することもある)において、横アウトリガ123を張り出すとともに、縦アウトリガ124を伸長することにより、上記フロートを接地させる。これにより、積載型トラッククレーン100の安定が確保される。また、アウトリガ装置122は、作業終了時(以下、「アウトリガ装置の格納状態」と称することもある)において、縦アウトリガ124を収縮するとともに、横アウトリガ123を引き込んで、アウトリガ装置122を格納するようにしている。このような格納状態におけるアウトリガ装置の横幅寸法は、走行中の安全確保上、車両フレームの幅寸法を越えることはできない。
特許文献1には、格納状態において、トラックの補機類や燃料タンクと、縦アウトリガとの干渉を防止できるアウトリガ装置の構造が開示されている。このような特許文献1に開示された構造の場合、縦アウトリガの基端部(使用状態における上端部)に設けられたボスが、横アウトリガの側端(車幅方向における外側の端部)に設けられた軸受により回転可能に支承されている。このような縦アウトリガは、上記ボスを中心に回動することにより、先端部(使用状態における下端部)が上方を向いた状態で格納される。
ところで、上述の従来技術の場合、格納状態において、車両フレームの最大幅員内に縦アウトリガの外端面を収めるという制約を守るには、横アウトリガの車幅方向の外端の位置が、縦アウトリガの車幅方向における寸法分だけ車幅方向における内側に位置する必要がある。このため、横アウトリガの車幅方向における長さが短くなってしまい、使用状態において、アウトリガの張り出し幅を大きくできない。この結果、特許文献1に開示された従来技術は、クレーンの作業安定性の向上に限界があった。
また、特許文献2には、伸縮式の横アウトリガと、この横アウトリガの横ビーム内箱の先端部の側面(トラック車体前後方向の前面または後面の側壁)に回転可能に取り付けられた縦アウトリガと、を有するアウトリガ装置が開示されている。
特許文献3には、縦アウトリガと、この縦アウトリガを回動させるためのアクチュエータと、を有するアウトリガ装置が開示されている。このアクチュエータは、ジャッキシリンダであって、縦アウトリガに内蔵されている。つまり、このようなアクチュエータは、縦アウトリガの下端と横アウトリガの先端との間に設けられた伸縮自在ロッドを有する。この伸縮自在ロッドは、縦アウトリガの収縮動作を縦アウトリガの回動動作に変換する。そして、格納状態において、縦アウトリガは、先端が上を向いた状態で保持される。
上述の特許文献2、3に開示されたアウトリガ装置の場合、使用状態において、縦アウトリガが連結ピンで横アウトリガに固定されている。一方、縦アウトリガの格納動作においては、連結ピンを抜き取る必要がある。しかし、この連結ピンの抜き取りを失念すると、ピンや縦アウトリガの駆動機構を損傷してしまうという問題があった。
特開2002−274783号公報 特開2013−71495号公報 特表平6−505468号公報
本発明は上記事情に鑑み、縦アウトリガを上方に向けて格納する方式のアウトリガ装置において、格納動作時に駆動機構が損傷する可能性を低減できる技術を提供することを目的とする。
本発明にかかるアウトリガ装置の一態様は、車両に搭載され、使用状態と格納状態とを取り得るアウトリガ装置は、車両の車幅方向に延在する横アウトリガと、伸縮可能であり、横アウトリガの先端部に回動可能に連結された縦アウトリガと、縦アウトリガの第一部分を横アウトリガに常時連結し、縦アウトリガの回動中心となる第一連結部材と、縦アウトリガの第二部分と横アウトリガとを連結する第一状態、及び、第二部分と横アウトリガとの連結を解除する第二状態をとる第二連結部材と、縦アウトリガの収縮を縦アウトリガの上向きの回動に変換する変換機構と、第一状態において、変換機構の作動を禁止し、第二状態において、変換機構の作動を許可する安全装置と、を備える。
本発明によれば、格納動作時に駆動機構が損傷する可能性を低減できる技術を提供できる。
図1は、本発明に係る安全装置Aを示す斜視図である。 図2Aは、図1に示す安全装置Aのロック状態の説明するための正面図である。 図2Bは、図1に示す安全装置Aのロック状態の説明するための断面図である。 図3Aは、展開ロックピン51と切換機構を説明するための正面図である。 図3Bは、展開ロックピン51と切換機構を説明するための側面図である。 図4は、展開ロックピン51と切換機構の斜視図である。 図5Aは、図1に示す安全装置Aのアンロック状態の説明するための正面図である。 図5Bは、展開ロックピン51と切換機構を説明するための断面図である。 図6は、本発明が適用されるアウトリガ装置の斜視図である。 図7は、図1のアウトリガ装置の正面図である。 図8は、縦アウトリガの使用状態を示す側面図である。 図9は、縦アウトリガの回動動作(格納初期)を示す側面図である。 図10は、縦アウトリガの回動動作(格納終期)を示す側面図である。 図11は、積載型トラッククレーンの概略説明図である。
[実施形態]
本発明の実施形態1に係るアウトリガ装置を図面に基づき説明する。
(アウトリガ装置1の基本構造)
図6および図7に示すように、本発明の実施形態1に係るアウトリガ装置1は、積載形トラッククレーンに積載される。小型クレーンは、ベース121(図11参照)を有する。ベース121は、トラックの車両フレーム113(図11参照)に固定されている。
そして、ベース121には、左右一対のアウトリガ装置1(前側アウトリガ及び後側アウトリガとも称される。)が固定されている。アウトリガ装置1は、左右勝手違い(換言すれば、車幅方向において対称)に構成されている。なお、以下のアウトリガ装置1およびアウトリガ装置1を構成する各部材の説明において、特に断ることなく「車幅方向」、「前後方向」、および「上下方向」といった場合には、アウトリガ装置1を車両(例えば、図11の汎用トラック110)に組み付けた状態における車両の各方向をいう。図6及び図7に示す直交座標系(X,Y,Z)において、前後方向はX方向に、車幅方向はY方向に、上下方向はZ方向に、それぞれ対応する。図6及び図7において、X方向+側が前方である。
左右一対のアウトリガ装置1はそれぞれ、車両フレームの横方向(左右方向又は車幅方向とも称される)に延びるように設けられた一対の横アウトリガ10と、各横アウトリガ10の先端部(車幅方向における外側の端部)にそれぞれ連結された一対の縦アウトリガ20とを備えている。なお、縦アウトリガ20は、先端部が上を向いて格納された状態で示されている。
左右一対のアウトリガ装置1同士は、実質同一の構成である。このため、以下、アウトリガ装置1の構成については、一方(具体的には、前側)のアウトリガ装置1(前側アウトリガともいう。)を中心に説明する。他方(具体的には、後側)のアウトリガ装置1(後側アウトリガともいう。)については、適宜説明する。
なお、左右一対のアウトリガ装置1同士は、前後方向において隣り合うように配置される。このような左右一対のアウトリガ装置1同士の配置態様については、後述する。以下、一対のアウトリガ装置1の横アウトリガ10が伸長状態にあり、かつ、縦アウトリガ20の先端(具体的には、フロート23)が下方を向いた状態(接地可能な状態ともいう。)は、アウトリガ装置1の使用状態又は展開状態と称される。
一方、一対のアウトリガ装置1の横アウトリガ10が収縮状態にあり、かつ、縦アウトリガ20の先端が上方を向いた状態(図6及び図7に示す状態)を、アウトリガ装置1の格納状態と称される。
横アウトリガ10は、車幅方向に伸縮することにより、収縮状態と伸長状態との間を移行可能である(つまり、車幅方向に伸縮可能である。)。具体的には、横アウトリガ10は、横ビーム外箱11と、横ビーム内箱12とを有する。横ビーム外箱11は、先端部(車幅方向における外側の端部)に開口部を有する。横ビーム外箱11は、車両フレーム113(図11参照)に固定される。
横ビーム内箱12は、横ビーム外箱11の開口部から横ビーム外箱11の内部空間に挿入される。この状態で、横ビーム内箱12の先端部(換言すれば、車幅方向における外側の端部)は、横ビーム外箱11の開口部から車幅方向における外側に突出する。
このような横ビーム内箱12は、油圧シリンダ(図示省略)もしくは手動により、横ビーム外箱11に対して車幅方向に移動可能である。横ビーム内箱12が横ビーム外箱11に対して車幅方向に移動することにより、横アウトリガ10は、車幅方向に伸縮する。
一方のアウトリガ装置1の場合、横アウトリガ10の収縮状態において、横ビーム内箱12が、横ビーム外箱11に対して車幅方向における外側(図6及び図7の左側であって、第1方向ともいう。)に移動することにより伸長状態となる。
一方、他方のアウトリガ装置1(後側アウトリガともいう。)の場合、横アウトリガ10の収縮状態において、横ビーム内箱12が、横ビーム外箱11に対して車幅方向における外側(図6及び図7の右側であって、第2方向ともいう。)に移動することにより伸長状態となる。
以下、左右一対のアウトリガ装置1の配置態様について説明する。本実施形態に係るアウトリガ装置1の配置態様は、使用状態におけるアウトリガ装置1の車幅方向の寸法を大きくして、作業時におけるクレーンの安定性の向上に寄与する。
左右一対のアウトリガ装置1は、図6に示すように、前後方向にずれて配置される。具体的には、一方(前側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(前側横アウトリガともいう。)の後方に隣接した位置に、他方(後側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(後側横アウトリガともいう。)が、前後方向に隣り合って配置されている。
一方(前側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10と、他方(後側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10とは、車幅方向において対称となるように配置される。また、一方(前側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10と、他方(後側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10とは、車幅方向においてもずれて配置されている。
具体的には、一方(前側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(具体的には、横ビーム内箱12)の先端部(図6の左端部)は、他方(後側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(具体的には、横ビーム外箱11)の基端面(図6の左端面)よりも、車幅方向における外側(図6の左側)に突出している。
他方(後側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(具体的には、横ビーム内箱12)の先端部(図6の右端部)は、一方(前側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(具体的には、横ビーム外箱11)の基端面(図6の右端面)よりも、車幅方向における外側(図6の右側)に突出している。
換言すれば、一対のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(具体的には、横ビーム内箱12)の先端部は、互いに隣り合うアウトリガ装置1の横アウトリガ10(具体的には、横ビーム外箱11)の基端面よりも車幅方向における外側に突出している。ただし、格納状態において、一対のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(具体的には、横ビーム内箱12)の先端部は、車両の車幅方向における両端よりも、車幅方向における内側に位置している。
一方(前側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(具体的には、横ビーム内箱12)の先端部(図6の左端部)の後方、かつ、他方(後側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(具体的には、横ビーム外箱11)と車幅方向に重なる略直方体状の空間を、第1縦アウトリガ配置空間という。
また、他方(後側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(具体的には、横ビーム内箱12)の先端部(図6の右端部)の前方、かつ、一方(前側)のアウトリガ装置1の横アウトリガ10(具体的には、横ビーム外箱11)と車幅方向に重なる略直方体状の空間を、第2縦アウトリガ配置空間という。
一対のアウトリガ装置1の格納状態において、第1縦アウトリガ配置空間および第2縦アウトリガ配置空間にはそれぞれ、縦アウトリガ20の一部(基端部)が格納される。このような格納状態において、一対のアウトリガ装置1の縦アウトリガ20はそれぞれ、先端部が上方を向いて起立する。
また、格納状態において、一対のアウトリガ装置1の縦アウトリガ20はそれぞれ、横アウトリガ10(具体的には、横ビーム内箱12)の先端よりも、車幅方向における外側に突出しない。本実施形態の場合、縦アウトリガ20および横アウトリガ10の幅方向における外側の面は、同一平面上に位置する。格納状態から使用状態へと移行する際、一対のアウトリガ装置1の横アウトリガ10は、互いに車幅方向における反対側へと伸長する。
縦アウトリガ20は、横アウトリガ10とともに車幅方向に移動可能に設けられる。このような縦アウトリガ20は、自身の軸方向において伸縮可能である。具体的には、縦アウトリガ20は、ジャッキ外箱21と、ジャッキ内箱22と、フロート23とを有する。ジャッキ外箱21は、第一縦アウトリガ要素及び第二縦アウトリガ要素のうちの一方の一例に該当する。ジャッキ内箱22は、第一縦アウトリガ要素及び第二縦アウトリガ要素のうちの他方の一例に該当する。
ジャッキ外箱21は、先端(図6及び図7の上端)に開口部を有する。ジャッキ内箱22は、ジャッキ外箱21の内部空間に、ジャッキ外箱21に対する軸方向の移動可能に配置されている。ジャッキ内箱22の先端部は、ジャッキ外箱21の開口部から突出している。フロート23は、ジャッキ内箱22の先端部に設けられている。
このような縦アウトリガ20は、使用状態において、先端が下方を向いて起立する。一方、縦アウトリガ20は、格納状態において先端が上方を向いて起立する。
縦アウトリガ20は、ジャッキ外箱21とジャッキ内箱22との間(例えば、縦アウトリガ20の内側)にジャッキシリンダ(不図示)を有する。ジャッキシリンダは、ジャッキ内箱22をジャッキ外箱21に対して移動させる。このようなジャッキ内箱22の移動に基づいて、縦アウトリガ20は、自身の軸方向において伸縮する。
図6に示すように、横アウトリガ10は、一対の第一ブラケット13を有する。また、縦アウトリガ20は、一対の第二ブラケット24を有する。
横アウトリガ10と縦アウトリガ20とは、横アウトリガ10に固定された一対の第一ブラケット13および縦アウトリガ20に固定された一対の第二ブラケット24を介して連結されている。一対の第一ブラケット13は、一体に形成された板状部材であって、横アウトリガ10における横ビーム内箱12の先端部に固定されている。
横アウトリガ10と縦アウトリガ20とは、横アウトリガ10に固定された一対の第一ブラケット13および縦アウトリガ20に固定された一対の第二ブラケット24を介して連結されている。一対の第一ブラケット13は、一体に形成された板状部材であって、横アウトリガ10における横ビーム内箱12の先端部に固定されている。
一対の第一ブラケット13は、前後方向に離れている。一対の第一ブラケット13はそれぞれ、ピン挿入孔14を有する。一対の第二ブラケット24はそれぞれ、縦アウトリガ20におけるジャッキ外箱21の先端部に、前後方向に離れて設けられる。一対の第二ブラケット24はそれぞれ、ピン挿入孔を有する。ピン挿入孔には、連結ピン50が挿入されている。
連結ピン50は、展開ロックピン51と、支点ピン52などを有してよい。展開ロックピン51及び支点ピン52はそれぞれ、車幅方向に平行な中心軸を有する。本実施形態の場合、展開ロックピン51と支点ピン52とは、前後方向に、所定の間隔を空けて隣り合って設けられている。使用状態において、展開ロックピン51と支点ピン52との上下方向における位置は、等しい(又は、ほぼ等しい)。本実施形態の場合、連結ピン50は、展開ロックピン51と支点ピン52とにより構成されているが、他のピンが加わってもよい。
支点ピン52は、常時、一方(例えば、後側)の第一ブラケット13のピン挿入孔14と、一方(例えば、後側)の第二ブラケット24に挿入されている。支点ピン52は、格納動作において、縦アウトリガ20の回動支点となる。
換言すれば、支点ピン52は、常時、横アウトリガ10の第一部分(具体的には、一方の第一ブラケット13)と、縦アウトリガ20の第一部分(具体的には、一方の第二ブラケット24)と、を連結している。このような支点ピン52は、第一連結部材の一例に該当する。
展開ロックピン51は、使用状態において、他方(例えば、前側)の第一ブラケット13のピン挿入孔14と、他方(例えば、前側)の第二ブラケット24のピン挿入孔に挿通されている。このような展開ロックピン51は、使用状態において、横アウトリガ10の第二部分(具体的には、他方の第一ブラケット13)と、縦アウトリガ20の第二部分(具体的には、他方の第二ブラケット24)と、を連結している。
一方、展開ロックピン51は、格納動作及び格納状態において、他方の第一ブラケット13のピン挿入孔14から抜去される。換言すれば、展開ロックピン51は、格納動作及び格納状態において、横アウトリガ10の第二部分(具体的には、他方の第一ブラケット13)と、縦アウトリガ20の第二部分(具体的には、一方の第二ブラケット24)との連結を解除する。このような展開ロックピン51は、第二連結部材の一例に該当する。第二連結部材は、ピンのような構造でなくてもよい。第二連結部材は、使用状態において、横アウトリガ10の第二部分と、縦アウトリガ20の第二部分とを連結し、かつ、格納動作及び格納状態において、横アウトリガ10の第二部分と、縦アウトリガ20の第二部分との連結を解除する、種々の構造であってよい。
縦アウトリガ20の格納状態において、図6に示すように、縦アウトリガ20は、一方の第一ブラケット13及び一方の第二ブラケット24に1本の支点ピン52を挿入した状態で上向きに保持されている。縦アウトリガ20の使用状態において、図8に示すように、一方の第一ブラケット13と一方の第二ブラケット24とは、支点ピン52により連結されている。また、使用状態において、他方の第一ブラケット13と他方の第二ブラケット24とは、展開ロックピン51により連結されている。使用状態において、縦アウトリガ20は、下向きの状態で、横アウトリガ10に対して強固に固定される。なお、展開ロックピン51の詳細は改めて後述する。
一対のアウトリガ装置1において、縦アウトリガ20はそれぞれ、トラック車体の前後方向から見て横ビーム内箱12の先端部の周面(例えば、前方または後方の側面)に対して、ピン連結されている。つまり、縦アウトリガ20は、横ビーム内箱12の車幅方向における外側に取付けられるのではなく、横ビーム内箱12の車幅方向における外端面(先端面ともいう。)よりも車幅方向における内側に取付けられる。
(格納動作のための駆動機構)
つぎに、アウトリガ装置1における縦アウトリガ20を上向き格納するための駆動機構を図8〜図10に基づき説明する。
本発明におけるアウトリガ装置1では、上記駆動機構の構成要素として、ジャッキ内箱22の伸縮動作を利用するリンク機構30を備えている。
このリンク機構30は、ジャッキ内箱22の収縮動作を利用して、縦アウトリガ20を上向き(換言すれば、縦アウトリガ20の先端が上方を向いた状態)に格納する動作と、下向き(換言すれば、縦アウトリガ20の先端が下方を向いた状態)に設置する動作とを行う。
本実施形態において、リンク機構30は、縦アウトリガ20の車幅方向における内側面に設けられている。換言すれば、リンク機構30は、縦アウトリガ20の車幅方向における内側面と、この内側面と車幅方向に対向する部分との間の空間に設けられている。
具体的には、リンク機構30は、押し棒31(直動部材ともいう。)と、揺動リンク32(回動部材ともいう。)と、連結リンク33とを有する。リンク機構30の幅寸法(換言すれば、図8の左右方向における寸法であって、前後方向における寸法)は、ほぼ縦アウトリガ20の幅寸法内に収まる。
押し棒31は、ジャッキ外箱21に取付けられる。具体的には、ジャッキ外箱21の幅方向における内側面の長手方向2個所に取付けられた保持部材34に挿通された状態で、ジャッキ外箱21に支持されている。すなわち、保持部材34はそれぞれ、ジャッキ外箱21の車幅方向における内側面に設けられる。押し棒31は、保持部材34にガイドされながら、ジャッキ外箱21の長手方向(換言すれば、ジャッキ外箱21の中心軸の方向)に沿って移動できる。
揺動リンク32は略三角形状の板部材であって、横ビーム内箱12の先端部とジャッキ外箱21とにピン連結されている。具体的には、揺動リンク32は、図8における上端部32aと、下端部32bと、支点部32cと、を有する。上端部32a、下端部32b、及び支点部32cはそれぞれ、ピンを通すための孔を有する。上端部32aの孔には、第一ピン35が挿通されている。下端部32bの孔には、第二ピン36が挿通されている。支点部32cの孔には、第三ピン37が挿通されている。第一ピン35、第二ピン36、及び、第三ピン37の中心軸は、車幅方向に平行である。
第一ピン35は、横ビーム内箱12の先端に形成された第一ブラケット13のピン孔にも挿入されている。第一ピン35は、揺動リンク32の回転支点である。すなわち、揺動リンク32は、車幅方向に平行に配置された第一ピン35を中心として、車幅方向に直交する(前後方向に平行な)面内において回動可能である。
第二ピン36は、ジャッキ外箱21の車幅方向における内側面に設けられたガイド部材41によってガイドされる。ガイド部材41は、縦アウトリガ20の使用状態における上下方向(換言すれば、縦アウトリガ20の中心軸に平行な方向)に長いガイド孔42を有する。
第二ピン36は、揺動リンク32における下端部32bの孔に挿通されるとともに、ガイド孔42に挿通される。このような第二ピン36は、ガイド孔42にガイドされつつ、ガイド孔42の長手方向に沿って移動可能である。詳しい動作については後述するが、第二ピン36がガイド孔42内で移動することにより、ジャッキ外箱21の所定方向の回動が許容される。
第二ピン36は、ピンのみの構成に限らず、たとえば、ピンにローラを設けたものであってもよい。このような構成によれば、第二ピン36は、ガイド孔42内において円滑に移動できる。このようなローラ付きピンを採用した構成も、本発明の技術的範囲に含まれる。
第三ピン37は、揺動リンク32の支点部32cと連結リンク33の一端(図8の上端)とを連結している。一方、連結リンク33の他端(図8の下端)と押し棒31の一端(図8の上端)とは、第四ピン38によって連結されている。
このようにして連結リンク33は、揺動リンク32と押し棒31とを連結している。連結リンク33は、押し棒31の上下動(換言すれば、縦アウトリガ20の中心軸に平行な移動)を揺動リンク32に伝達する。揺動リンク32は、連結リンク33から伝達される力に基づいて所定方向に回動する。
上述のように揺動リンク32が回動すると、第二ピン36は、ガイド部材41のガイド孔42内を上下に(ガイド孔42の長手方向に沿って)摺動しながら、ガイド孔42の内面を所定方向に押圧する。このような押圧にともない、ガイド部材41を側方に押して縦アウトリガ20に側方回転力(回転トルク)を伝達可能とする。
この場合、第三ピン37と第四ピン38とを結ぶ線分と、第一ピン35との間は、一定の距離だけ離れているので、揺動リンク32を側方に揺動させる力を生じさせる。
ジャッキ内箱22の先端部(図8の下端部)には、当て金26が取付けられている。当て金26は、ジャッキ内箱22の車幅方向における内側面の先端部に設けられている。このような当て金26は、押し棒31の他端(図8の下端)に下方(換言すれば、縦アウトリガ20の先端側)から当って、押し棒31を押し上げる(換言すれば、縦アウトリガ20の基端側に移動させる)。当て金26は、押上げ部の一例に該当する。
つまり、縦アウトリガ20に内蔵されているジャッキシリンダによりジャッキ内箱22がジャッキ外箱21内に引き込まれると、当て金26が押し棒31を押し上げる。なお、使用状態において、当て金26と押し棒31との間には、上下方向における所定の隙間90が存在する。従って、当て金26は、隙間90の上下方向における寸法だけ移動した後、押し棒31に接触する。
上述のように、押し棒31が押し上げられると(縦アウトリガ20の軸方向において直線運動すると)、連結リンク33が、揺動リンク32の支点部32cを押す。すると、揺動リンク32が、図8の時計回りの方向に回動する。この回動に基づく回転トルクは、第二ピン36を介してガイド部材41及びジャッキ外箱21に伝わる。この結果、縦アウトリガ20は、図8の時計回りの回動動作を生み出す。この動作は図9および図10に示されるとおりであるが、後に詳述する。
(安全装置A)
つぎに、上述した縦アウトリガ20の格納動作時の損傷を防止するための安全装置Aを図1〜図5Bに基づき説明する。なお、図1は、縦アウトリガ20を上向きに格納した状態で示しており、図2A〜図5Bは縦アウトリガ20を下向きにした状態で示している。安全装置Aは、主として切換機構60、ロック機構70、及び、連動部材80などを有してよい。
(1.切換機構60)
切換機構60は、図6および図8に基づき説明した展開ロックピン51を連結状態と非連結状態とに切換える機構である。この切換機構60の適用の前提となる展開ロックピン51とそのまわりの詳細構造を、改めて図2A、図2B、図3A、及び、図3Bに基づき説明する。
図2A〜図4に示すように、縦アウトリガ20は、ジャッキ外箱21、及び、ジャッキ外箱21の上端部に設けられた左右一対の第二ブラケット24などを有してよい。なお、図2A及び図2Bでは第二ブラケット24は実線で示され、図3A、図3B、及び、図4では、第二ブラケット24は2点鎖線で示されている。
展開ロックピン51は、左右一対のピン要素51a、51bを有する。一対のピン要素51a、51bは、ガイド筒53の内部に挿入されている。そして、ガイド筒53は、他方(使用状態における前側)の第二ブラケット24の一対の第二ブラケット要素24a、24bの間に固定されている。一対のピン要素51a、51bには共通の中心軸54が挿通されている。一対のピン要素51a、51b同士は、軸方向に動くことにより、近づいたり離れたりすることが可能である。また、一対のピン要素51a、51bは、第二ブラケット24のピン挿入孔の内側で回動可能である。
また、一対のピン要素51a、51bには、キー溝55が形成されている。キー溝55には、共通のキー56が挿入されている。このような構成により、一対のピン要素51a、51bは、互いに、同期して回転する。すなわち、一対のピン要素51a、51bは、同期して回転しながら、近づいたり離れたりすることが可能である。このキー溝55は、キー連結手段の一例に該当する。
一対のピン要素51a、51bは、縦アウトリガ20を上向きに回動して格納する際(つまり、格納動作において)、互いに接近させることで第一ブラケット13との係合が外れる。
つぎに、展開ロックピン51を連結状態と非連結状態に切換える切換機構60の具体例を説明する。
ガイド筒53の筒体には、カム溝57が形成されている。カム溝57は、2本あり、図3Aの正面視でハの字形に形成されている。つまり、2本のカム溝が上端同士は近接し、下端同士は離間するように形成されている。このカム溝57は、カム手段の一例に該当する。
展開ロックピン51の一方のピン要素51bには、人の手で握れる大きさの操作レバー62が取付けられている。また、展開ロックピン51の他方のピン要素51aには、短いフォロアーピン63が取付けられている。操作レバー62を操作員が手で握って回転させると、操作レバー62とフォロアーピン63は、2本のカム溝57内を動く。すると、一対のピン要素51a、51bが回動し、互いに近づく方向又は離れる方向に移動する。この操作レバー62は、ピン操作手段の一例に該当する。
操作レバー62は、図示の実施形態では手動であり、操作レバー62を手で持って2本のカム溝57の間隔が狭くなった方へ動かすと、一対のピン要素51a,51bは互いに接近して、第一ブラケット13から抜き取ることができ、2本のカム溝57の間隔が広くなった方へ動かすと、一対のピン要素51a、51bを第一ブラケット13に挿入することができる。連結ピン51を構成する一対のピン要素51a、51bが第一ブラケット13に挿入された状態が、縦アウトリガ20を横ビーム内箱12に結合した連結状態であり、一対のピン要素51a、51bが第一ブラケット13から抜き取られた状態が非連結状態である。
上述の本実施形態では、切換機構をピン操作手段としての操作レバー62とカム手段としてのカム溝57で構成したが、本発明では、これら以外の手段も任意に採用しうる。
たとえば、手動の操作レバー62を用いる代りに一対のピン要素51a、51bを電動で回転させるようにしてもよい。また、電動でピン要素51a、51bを回転させる場合はカム溝57を用いないで、ねじ棒等を用いて接近離間させるようにしてもよい。さらに、手動の操作レバー62と一対のピン要素51a、51bとをリンクで連結し、操作レバー62を動かすと一対のピン要素51a、51bが接近離間するようにしてもよい。
要は、切換機構は、展開ロックピン51を連結状態と非連結状態に切り換えることができればよいのであって、その機能を果す限りどのような構成を採用してもよい。
(2.ロック機構70)
つぎに、ロック機構70を図2A及び図2Bに基づき説明する。
ロック機構70は、主として規制ピン71と、ピンケース74と、ピン当て部76と、を有する。規制ピン71は、大径のピン頭部71aと小径のバネ受け軸71bとが同一軸上に形成された丸棒状部材である。また、規制ピン71の外端面には人手により引くための引き手72が取り付けられている。
ピンケース74は、規制ピン71を収納する筒状の部材である。ピンケース74は、ジャッキ外箱21の外面に固定されている。ピンケース74の内部には、付勢スプリング75が設けられている。付勢スプリング75は、バネ受け軸71bの外周に嵌められている。付勢スプリング75は、規制ピン71のピン頭部71aを常時ジャッキ内箱22側方向に押している。この付勢スプリング75は、付勢手段の一例に該当する。
このため、規制ピン71のピン頭部71aの先端部(具体的には、車幅方向における内端部)は常時は縦アウトリガ20内に押し出されて、ジャッキ内箱22の上端に当るようになっている。なお、ジャッキ内箱22の上端には、ピン当て部76が形成されている。
図2Bに示すように、規制ピン71のピン頭部71aがジャッキ内箱22に設けられたピン当て部76に当っている状態では、ジャッキ内箱22をジャッキ外箱21内に引き込めることは、物理的に不能に拘束される。この状態をロック状態という。
しかしながら、図5Bに示すように、規制ピン71を引き抜けば、ジャッキ内箱22の引き込みが可能となる。この状態をアンロック状態という。
上述の本実施形態では、ロック機構70を規制ピン71とジャッキ内箱22上端のピン当て部76により構成したが、本発明ではこれら以外の構成も採用できる。
たとえば、規制ピン71の代りにジャッキ内箱22の動きを拘束するストッパーなどを用いてもよく、さらにはジャッキ内箱22を伸縮させる油圧回路に介装された開閉弁を開閉するようにしてもよい。
ロック機構70は、展開ロックピン51を非連結状態にしたときにのみ、ジャッキ内箱22の収縮を許容することができる構造であると好ましい。ロック機構70は、このような機能を実現できる限り、どのような構成を採用してもよい。
図2A、図2B、図5A、及び、図5Bに示すように、拘束部材77は、長方形の板状部材である。拘束部材77の下端部は、規制ピン71の内端に沿って挿入したり引き抜くことが可能である。また、拘束部材77の上端部は、後述する連動部材を介して展開ロックピン51に連結されている。拘束部材77は、状態保持部材の一例に該当する。
拘束部材77の中間部分には、長孔78が形成されている。長孔78には、ガイドピン79の軸部が挿入されている。ガイドピン79は、ジャッキ外箱21の外面に取付けられている。長孔78とガイドピン79とは、拘束部材77の摺動方向を規制するためのガイドである。
拘束部材77は、規制ピン71をアンロック状態に拘束する機能、及び、その拘束を解除して規制ピン71をロック状態とする機能を有していればよい。拘束部材77は、図示の場合に限定されない。
例えば、拘束部材77は、短い板材であってもよい。この場合には、板材の拘束部材77と後述する連動部材80とは、チェーンやコントロールケーブルで連結されてもよい。
さらに、規制ピン71は、ソレノイドを用いて出し入れされてもよい。また、ソレノイドやモータ等とチェーンやコントロールケーブルで連結して、規制ピン71を出し入れするようにして拘束部材を構成してもよい。
規制ピン71は、展開ロックピン51が第一ブラケット13から抜かれた場合に、自動的に、縦アウトリガ20から抜かれてもよい。換言すれば、ロック機構70は、展開ロックピン51が第一ブラケット13から抜かれた場合に、自動的に、ロック状態からアンロック状態に遷移してもよい。展開ロックピン51が第一ブラケット13から抜かれたことは、センサなどの検出装置により検出されてもよい。
(3.連動部材80)
つぎに、切換機構の動きをロック機構に伝える連動部材80を説明する。
図4に示すように、展開ロックピン51の中心軸54にはアーム片81が半径方向外側に延びている。このアーム片81と拘束部材77の上端とは、リンク85で連結されている。
このため、操作レバー62を上げ下げすると、リンク85を介して拘束部材77も上げ下げすることができる。
連動部材80は切換機構60の動きとロック機構70を連動させることができればよく、図示のアーム片81とリンク85の組合せに限られない。
例えば、リンクの代りに押し引き動作の伝達が可能なコントロールケーブルで代替したり、電気的な制御を行わせて連動させるなど、任意の手段を採用することができる。
(安全装置Aの作用)
図2A及び図2Bは、拘束部材77を上げて規制ピン71の動きを解除した状態を示し、図5A及び図5Bは拘束部材77を下げて規制ピン71の動きを拘束した状態を示す。
図5A及び図5Bに示す状態において、操作レバー62を下げると、図2A及び図2Bに示すように、拘束部材77は引き上げられ、規制ピン71はジャッキ外箱21内に進入し、ジャッキ内箱22の上端に係合し、ロック状態となる。
図5A及び図5Bに示すように、規制ピン71のピン頭部71aを縦アウトリガ20から引き抜いた状態で操作レバー62を上げると、拘束部材77は、押し下げられ、縦アウトリガ20と規制ピン71の先端面との間に入り込む。そして、拘束部材77は、規制ピン71をアンロック位置に保持するよう拘束し、アンロック状態となる。この場合、ジャッキ内箱22の収縮が可能となる。
このように、操作レバー62により展開ロックピン51を非連結状態とすると、始めてジャッキ内箱22を収縮しても差し支えない状態となるので、縦アウトリガ20の上向き格納時に展開ロックピン51の抜き忘れなどに起因する損傷事故を防止できる。
(縦アウトリガ20の格納動作)
つぎに、縦アウトリガ20の格納動作を説明する。
(1)格納する前の状態
図8は縦アウトリガ20を格納する前の状態であると同時に使用状態(縦アウトリガ20の使用状態ともいう。)も示している。使用状態において、縦アウトリガ20は、横アウトリガ10(具体的には横ビーム内箱12)の先端部の下方に位置する。
換言すれば、使用状態において、縦アウトリガ20の上端面(基端面ともいう。)は、横アウトリガ10(具体的には横ビーム内箱12)の先端部の下側面と上下方向に対向する。このような構成の場合、縦アウトリガ20は、横アウトリガ10から作用する荷重を、自身の軸方向から受けることができる。このため、縦アウトリガ20による支持剛性の向上が図られる。また、上述の構成は、縦アウトリガ20、延いてはアウトリガ装置1の耐久性の向上に寄与する。
使用状態において、縦アウトリガ20の上端は、左右2本の連結ピン50(展開ロックピン51のみ図示)で、横アウトリガ10の横ビーム内箱12の先端部に強固に固定されている。したがって、クレーン車体は、縦アウトリガ20のジャッキアップによって安定的に支えられる。
この状態から、縦アウトリガ20を格納するには、図8の展開ロックピン51を抜き、縦アウトリガ20の時計回りが可能な準備状態とする。
(2)規制の解除
縦アウトリガ20を上述の準備状態にするための操作の一例について説明する。まず、作業者は、図2A及び図2Bに示す状態において、引き手72を引く。すると、規制ピン71が、縦アウトリガ20から引き抜かれる。つぎに、作業者は、安全装置Aの操作レバー62を上げる。操作レバー62が上げられると、展開ロックピン51が第一ブラケット13から抜かれるとともに、拘束部材77が押し下げられる。そして、拘束部材77が、規制ピン71をアンロック位置に保持する。この状態で、ジャッキ内箱22の収縮が可能となる。なお、規制ピン71は、展開ロックピン51が第一ブラケット13から抜かれる動作と連動して、自動的に、縦アウトリガ20から抜かれてもよい。この場合には、展開ロックピン51が第一ブラケット13から抜かれる動作と連動して、ロック機構70が、ロック状態からアンロック状態に遷移する。
(3)縦アウトリガの回動動作
つぎに、ジャッキ内箱22を収縮させる。すると、当て金26が押し棒31の下端に当って、押し棒31を上方に押し上げる。この動作は縦アウトリガ20内のジャッキシリンダの収縮動作で行える。
図9に示すように、押し棒31が連結リンク33を介して揺動リンク32の支点部32cを押し上げると、揺動リンク32は時計回りに回動する。その回動動作は第二ピン36からガイド部材41およびジャッキ外箱21に伝えられ、縦アウトリガ20を時計回りに回動させる。
この回動動作は図9に示す途中まで回動した状態から図10に示す縦アウトリガ20が上向きに直立するまで回動した状態まで継続する。
縦アウトリガ20の格納状態では、図6および図7に示すように、縦アウトリガ20は横アウトリガ10における横ビーム内箱12の先端部側方に位置している。換言すれば、横ビーム内箱12の先端部における側方に位置している。
(縦アウトリガ20の設置動作)
つぎに、縦アウトリガ20の格納状態から使用状態への設置動作を説明する。
これは基本的に上記格納動作の逆の動作で行える。つまり、図6の状態で、縦アウトリガ20内のジャッキシリンダを伸長させると、図9の状態を経て縦アウトリガ20が反時計回りに回動する。そして、手動で縦アウトリガ20を直立下向きの状態(図8参照)にすると、縦アウトリガ20の上端部を連結ピン50(展開ロックピン51と支点ピン52)で横ビーム内箱12に固定できる。そのうえで、縦アウトリガ20を伸長させると、アウトリガ装置1でクレーン車体を安定支持できる状態となる。
(本実施形態の効果)
本実施形態によれば、切換機構60が展開ロックピン51を非連結状態としたときに、ロック機構70を解除状態に保持できるので、展開ロックピン51を連結状態にしたままで縦アウトリガ20を上向き格納しようとする不安全操作を防止できる。したがって、縦アウトリガ20の駆動機構を構成するリンク機構30などを損傷することがない。
[付記]
本発明は、以下のような態様も取りえる。
[第一の態様]
第一の態様に係るアウトリガ装置は、トラック車体に横向きに架装された横ビームを有する横アウトリガと、該横アウトリガに取付けられており、下向きに伸長した接地状態と上向きにして収縮した格納状態をとれる縦アウトリガとからなるアウトリガ装置である。縦アウトリガは、横ビームに連結ピンで連結されたジャッキ外箱と、ジャッキ外箱内に挿入されたジャッキ内箱と、ジャッキ内箱を伸縮させるジャッキシリンダと、ジャッキ内箱の収縮動作を縦アウトリガの上向き回動動作に変換させる駆動機構と、を備える。連結ピンは、上向き格納時に回動支点となる支点ピンと、下向き接地時に挿入し回動時に抜去する展開ロックピンと、を有する。このような第一の態様に係るアウトリガ装置は、駆動機構の駆動を展開ロックピンの非連結時のみ許容する安全装置を、有する。
[第二の態様]
第二の態様に係るアウトリガ装置は、上述の第一の態様に係るアウトリガ装置であって、安全装置は、展開ロックピンを、横ビームに設けたブラケットに対し挿入した連結状態と抜去した非連結状態とを切換える切換機構と、ジャッキ内箱の収縮動作を、不能に拘束する規制状態と収縮動作を許容する解除状態との間で切換えるロック機構と、切換機構が非連結状態になるとき、ロック機構を解除状態に切換える連動部材と、を備える。
[第三の態様]
第三の態様に係るアウトリガ装置は、上述の第二の態様に係るアウトリガ装置であって、展開ロックピンが、ガイド筒と、該ガイド筒内で軸方向に移動する一対のピンとからなり、切換機構が、一対のピンを同期して回転させるピン操作手段と、ピン操作手段の回動動作を一対のピンの接近離間動作に変換するカム手段と、を備える。
[第四の態様]
第四の態様に係るアウトリガ装置は、上述の第三の態様に係るアウトリガ装置であって、ロック機構が、ジャッキ内箱の収縮動作を不能に拘束する規制ピンと、規制ピンをジャッキ内箱の最伸長位置においてロック位置に挿入する付勢手段と、付勢手段に抗して規制ピンをアンロック位置に引き抜いたとき、そのアンロック位置に拘束する拘束部材と、を備える。
[第五の態様]
第五の態様に係るアウトリガ装置は、上述の第四の態様に係るアウトリガ装置であって、連動部材は、一端がピン操作手段に連結され、他端が拘束部材に連結されたリンクからなる。
[第六の態様]
第六の態様に係るアウトリガ装置は、上述の第三の態様に係るアウトリガ装置であって、ピン操作手段が、展開ロックピンにおける一対のピンを同期して回転させるキー連結手段と、ガイド筒に形成されたカム溝と、カム溝に通され、かつ基部が一対のピンのいずれか一のピンに結合された操作レバーと、を有する。また、カム手段は、カム溝に通され、かつその基部が展開ロックピンにおける一対のピンの他のピンに結合されたフォロアーピンからなる。さらに、カム溝は、操作レバーを回動させたとき、操作レバーとフォロアーピンとを互いに遠ざけたり互いに近づけるように形成されている。
上述の第一の態様に係る構成によれば、安全装置を備えていることにより、展開ロックピンを非連結状態にして縦ジャッキ格納動作が行えるときにのみ駆動機構を駆動させて縦アウトリガを収縮できるようになったので、展開ロックピンを連結状態にしたままで縦アウトリガを上向き格納しようとする不安全操作を防止できる。このため、駆動機構や縦アウトリガの損傷を防止できる。
また、上述の第二の態様に係る構成によれば、連動部材が、切換え機構が展開ロックピンを非連結状態としたときにロック機構をジャッキ内箱を解除状態に切換えるので、展開ロックピンを連結状態にしたままで縦アウトリガを上向き格納しようとする不安全操作を防止できる。
また、上述の第三の態様に係る構成によれば、ピン操作手段を人手により回動させると、カム手段により一対のピンを互いに接近させたり離間させるので、展開ロックピンをブラケットに対し連結状態と非連結状態に容易に切換えることができる。
また、上述の第四の態様に係る構成によれば、付勢手段によって規制ピンをロック位置に挿入しているときはジャッキ内箱を接地位置伸長させることができ、規制ピンをアンロック位置に引き抜いたときにはジャッキ内箱を格納位置に向け動かせることができ、このアンロック位置は拘束部材によって拘束できるので、ジャッキ内箱の格納動作を妨げることはない。
また、上述の第五の態様に係る構成によれば、連動部材がピン操作手段の操作を拘束部材に伝達するので、展開ロックピンを開閉するピン操作手段を操作するだけでロック機構のロック状態とアンロック状態を切換えることができる。
さらに、上述の第六の態様に係る構成によれば、操作レバーを回動させると、展開ロックピンにおける一対のピンがキー連結手段で同期されて回転し、操作レバーとフォロアーピンがカム溝に沿って動くことによって展開ロックピンにおける一対のピンを互いに接近離間させることができ、展開ロックピンを連結状態と非連結状態に切り換えることができる。
2017年8月9日出願の特願2017−153770の日本出願に含まれる明細書、図面および要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
1 アウトリガ装置
10 横アウトリガ
11 横ビーム外箱
12 横ビーム内箱
13 第一ブラケット
14 ピン挿入孔
20 縦アウトリガ
21 ジャッキ外箱
22 ジャッキ内箱
23 フロート
24 第二ブラケット
24a、24b 第二ブラケット要素
26 当て金
30 リンク機構
31 押し棒
32 揺動リンク
32a 上端部
32b 下端部
32c 支点部
33 連結リンク
34 保持部材
35 第一ピン
36 第二ピン
37 第三ピン
38 第四ピン
42 ガイド孔
50 連結ピン
51 展開ロックピン
51a、51b ピン要素
52 支点ピン
53 ガイド筒
54 中心軸
55 キー溝
56 キー
57 カム溝
60 切換機構
62 操作レバー
63 フォロアーピン
71 規制ピン
71a ピン頭部
71b バネ受け軸
72 引き手
74 ピンケース
75 付勢スプリング
76 ピン当て部
77 拘束部材
78 長孔
79 ガイドピン
80 連動部材
81 アーム片
85 リンク
90 隙間
100 積載型トラッククレーン
110 汎用トラック
111 運転室
112 荷台
113 車両フレーム
120 小型クレーン
121 ベース
122 アウトリガ装置
123 横アウトリガ
124 縦アウトリガ
A 安全装置

Claims (9)

  1. 車両に搭載され、使用状態と格納状態とを取り得るアウトリガ装置であって、
    前記車両の車幅方向に延在する横アウトリガと、
    伸縮可能であり、前記横アウトリガの先端部に回動可能に連結された縦アウトリガと、
    前記縦アウトリガの第一部分を前記横アウトリガに常時連結し、前記縦アウトリガの回動中心となる第一連結部材と、
    前記縦アウトリガの第二部分と前記横アウトリガとを連結する第一状態と、前記第二部分と前記横アウトリガとの連結を解除する第二状態とを切換可能な第二連結部材と、
    前記縦アウトリガの収縮を前記縦アウトリガの上向きの回動に変換する変換機構と、
    前記第一状態において、前記変換機構の作動を禁止し、前記第二状態において、前記変換機構の作動を許可する安全装置と、を備える、
    アウトリガ装置。
  2. 前記安全装置は、前記収縮を禁止するロック状態と、前記収縮を許可するアンロック状態とを切換可能なロック機構を有し、
    前記ロック機構は、前記第一状態において前記ロック状態となり、前記第二状態において前記アンロック状態となる、
    請求項1に記載のアウトリガ装置。
  3. 前記縦アウトリガは、伸縮可能に組み合わされた第一縦アウトリガ要素及び第二縦アウトリガ要素を有し、
    前記ロック機構は、前記第一状態において、前記第一縦アウトリガ要素及び前記第二縦アウトリガ要素に係合することにより、前記収縮を禁止するロック部材を有する、請求項2に記載のアウトリガ装置。
  4. 前記ロック機構は、前記ロック部材を、常時、前記ロック状態となる方向に付勢する付勢部材を有し、
    前記安全装置は、前記第二連結部材と連動して移動し、前記第二状態において、前記ロック部材を前記アンロック状態に保持する状態保持部材を有する、請求項3に記載のアウトリガ装置。
  5. 前記状態保持部材は、前記第二連結部材が前記第二状態から前記第一状態に遷移した場合に、前記第二連結部材と連動して移動することにより、前記安全装置を前記アンロック状態から前記ロック状態に遷移させる、請求項4に記載のアウトリガ装置。
  6. 前記変換機構は、前記縦アウトリガの押上げ部との上下方向における接触に基づいて作動することにより、前記縦アウトリガを上向きに回動させるリンク機構を有し、
    前記第一状態において、前記リンク機構と前記押上げ部との間には、所定の隙間が存在する、請求項1〜5の何れか一項に記載のアウトリガ装置。
  7. 前記安全装置は、前記第二連結部材の前記第一状態と前記第二状態とを切り換える切換機構を有する、請求項1〜6の何れか一項に記載のアウトリガ装置。
  8. 前記第二連結部材は、ガイド筒と、前記ガイド筒内で軸方向に移動する一対のピン要素と、を有し、
    前記切換機構は、前記一対のピン要素を同期して回転させるピン操作手段と、前記ピン操作手段の回動動作を、前記一対のピン要素の軸方向の移動に変換するカム手段と、を有する請求項2に記載のアウトリガ装置。
  9. 前記ピン操作手段は、
    前記一対のピン要素を同期して回転させるキー連結手段と、
    前記ガイド筒に形成されたカム溝と、
    前記カム溝に挿通され、かつ、基部が前記一対のピン要素のうちの一方のピン要素に結合された操作レバーと、
    前記カム溝に挿通され、かつ、その基部が前記第二連結部材における前記一対のピン要素のうちの他のピン要素に結合されたフォロアーピンと、を有し、
    前記カム溝は、前記操作レバーを第一方向に回動させると、前記操作レバーと前記フォロアーピンとが互いに近づき、前記操作レバーを第二方向に回動させると、前記操作レバーと前記フォロアーピンとが互いに遠ざかる形成されている請求項8に記載のアウトリガ装置。
JP2019500904A 2017-08-09 2018-08-09 アウトリガ装置 Active JP6493649B1 (ja)

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