JPWO2019022191A1 - メカニカルシール - Google Patents
メカニカルシール Download PDFInfo
- Publication number
- JPWO2019022191A1 JPWO2019022191A1 JP2019532857A JP2019532857A JPWO2019022191A1 JP WO2019022191 A1 JPWO2019022191 A1 JP WO2019022191A1 JP 2019532857 A JP2019532857 A JP 2019532857A JP 2019532857 A JP2019532857 A JP 2019532857A JP WO2019022191 A1 JPWO2019022191 A1 JP WO2019022191A1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- fixed
- pressing member
- pair
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 6
- 238000005452 bending Methods 0.000 abstract description 6
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229910000975 Carbon steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010962 carbon steel Substances 0.000 description 2
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 239000000470 constituent Substances 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Images
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/16—Sealings between relatively-moving surfaces
- F16J15/34—Sealings between relatively-moving surfaces with slip-ring pressed against a more or less radial face on one member
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Sealing (AREA)
Abstract
Description
回転軸と、該回転軸の軸孔を有するハウジングとの間の環状隙間を密封するメカニカルシールであって、
前記ハウジングに対して固定される固定環と、
前記固定環に対して摺動すると共に、前記回転軸と共に回転する回転環と、
前記回転軸による回転力を前記回転環に伝えると共に、該回転環を前記固定環に向けて押圧する押圧部材と、
を備え、
前記押圧部材は、
一枚の板状の線材が曲げ加工された部材により構成されると共に、
波形状を有しつつ螺旋状に巻かれたウエーブスプリング部と、該ウエーブスプリング部の両端にそれぞれ設けられ、前記回転軸の中心軸線に対して垂直かつ平板状の一対の止め輪部と、該一対の止め輪部の各先端部がそれぞれ前記ウエーブスプリング部とは反対側に折り曲げられた一対の係止突起部とを備え、
これら一対の係止突起部のうち、一方の係止突起部が前記回転環に設けられた係止凹部に係止固定され、かつ他方の係止突起部が前記回転軸に固定された部材に設けられた係止凹部に係止固定されることを特徴とする。
回転軸と、該回転軸の軸孔を有するハウジングとの間の環状隙間を密封するメカニカルシールであって、
前記ハウジングに対して固定される固定環と、
前記固定環に対して摺動すると共に、前記回転軸と共に回転する回転環と、
前記回転軸による回転力を前記回転環に伝えると共に、該回転環を前記固定環に向けて押圧する押圧部材と、
を備え、
前記押圧部材は、
一枚の板状の線材が曲げ加工された部材により構成されると共に、
波形状を有しつつ螺旋状に巻かれたウエーブスプリング部と、該ウエーブスプリング部の両端にそれぞれ設けられ、前記回転軸の中心軸線に対して垂直かつ平板状の一対の止め輪部と、を備え、
前記一対の止め輪部のうちの一方の止め輪部には、先端部が前記ウエーブスプリング部とは反対側に折り曲げられた係止突起部が備えられており、前記一対の止め輪部のうちの他方の止め輪部は、前記一方の止め輪部よりも径が小さく構成されており、
前記係止突起部が前記回転環に設けられた係止凹部に係止固定され、前記他方の止め輪部が前記回転軸に設けられた環状溝に嵌合固定されることを特徴とする。
図1及び図2を参照して、本発明の実施例1に係るメカニカルシールについて説明する。図1は本発明の実施例1に係るメカニカルシールの使用状態を示す模式的断面図である。なお、本実施例に係るメカニカルシールは、一部の部材を除き、回転対称形状であり、図1においては、メカニカルシールの中心軸線を含む面でメカニカルシールを切断した断面図を示している。図2は本発明の実施例1に係る押圧部材の使用状態を示す平面図であり、メカニカルシールにおいて、押圧部材が設けられている付近の平面図の一部を示したものである。なお、図1中の押圧部材付近の断面図は、図2中のCC断面図に相当する。
本実施例に係るメカニカルシール10の全体構成について説明する。メカニカルシール10は、回転軸500と、回転軸500の軸孔を有するハウジング600との間の環状隙間を密封する役割を担っている。図1に示すように、メカニカルシール10によって、回転軸500とハウジング600との間の環状隙間が封止されて、図中左側の領域(A)と右側の領域(B)とが隔てられる。使用環境に応じて、領域(A)に密封対象流体が封止され、領域(B)が大気側となる場合、領域(B)に密封対象流体が封止され、領域(A)が大気側となる場合の他、双方の領域(A)(B)に密封対象流体が封止される場合もある。
押圧部材300に関連する構成について、より詳細に説明する。押圧部材300は、一枚の板状の線材(炭素鋼やステンレス鋼などの鋼材)が曲げ加工された部材により構成される。そして、押圧部材300は、ウエーブスプリング部310と、ウエーブスプリング部310の両端にそれぞれ設けられた一対の止め輪部320,330と、これら一対の止め輪部320,330の各先端部に設けられた係止突起部321,331とから構成される。
本実施例に係るメカニカルシール10によれば、押圧部材300は、一枚の板状の線材が曲げ加工された部材により構成されると共に、波形状を有しつつ螺旋状に巻かれたウエーブスプリング部310を備えている。従って、所望のばね力を得るために、押圧部材300における中心軸線方向の長さを、押圧部材としてコイルスプリングを用いた場合よりも短くすることができる。また、押圧部材300に対して、回転力を伝えるのに必要な剛性を持たせるために、線材の断面積を、コイルスプリングの場合よりも狭くすることができる。以上より、押圧部材300の小型化を図ることができる。
図3及び図4には、本発明の実施例2が示されている。本実施例においては、押圧部材の構成が、上記実施例1とは異なる場合の構成を示す。その他の構成および作用については実施例1と同一なので、同一の構成部分については同一の符号を付して、その説明は適宜省略する。
本実施例に係るメカニカルシール10の全体構成について説明する。メカニカルシール10は、回転軸500と、回転軸500の軸孔を有するハウジング600との間の環状隙間を密封する役割を担っている。図3に示すように、本実施例においても、上記実施例1の場合と同様に、メカニカルシール10によって、回転軸500とハウジング600との間の環状隙間が封止されて、図中左側の領域(A)と右側の領域(B)とが隔てられる。
押圧部材300に関連する構成について、より詳細に説明する。押圧部材300は、一枚の板状の線材(炭素鋼やステンレス鋼などの鋼材)が曲げ加工された部材により構成される。そして、押圧部材300は、ウエーブスプリング部310と、ウエーブスプリング部310の両端にそれぞれ設けられた一対の止め輪部320,340と、一方の止め輪部320の先端部に設けられた係止突起部321とから構成される。
本実施例に係るメカニカルシール10においても、押圧部材300は、一枚の板状の線材が曲げ加工された部材により構成されると共に、波形状を有しつつ螺旋状に巻かれたウエーブスプリング部310を備えている。従って、所望のばね力を得るために、押圧部材300における中心軸線方向の長さを、押圧部材としてコイルスプリングを用いた場合よりも短くすることができる。また、押圧部材300に対して、回転力を伝えるのに必要な剛性を持たせるために、線材の断面積を、コイルスプリングの場合よりも狭くすることができる。以上より、押圧部材300の小型化を図ることができる。
110 固定環
120 ガスケット
121 円筒部
122 内向きフランジ部
210 回転環
211 環状突出部
212 切欠き部
213 係止凹部
220 シールリング
300 押圧部材
310 ウエーブスプリング部
320,330,340 止め輪部
321,331 係止突起部
500 回転軸
501 環状溝
510 環状部材
511 係止凹部
520 固定具
600 ハウジング
610 切欠き部
Claims (2)
- 回転軸と、該回転軸の軸孔を有するハウジングとの間の環状隙間を密封するメカニカルシールであって、
前記ハウジングに対して固定される固定環と、
前記固定環に対して摺動すると共に、前記回転軸と共に回転する回転環と、
前記回転軸による回転力を前記回転環に伝えると共に、該回転環を前記固定環に向けて押圧する押圧部材と、
を備え、
前記押圧部材は、
一枚の板状の線材が曲げ加工された部材により構成されると共に、
波形状を有しつつ螺旋状に巻かれたウエーブスプリング部と、該ウエーブスプリング部の両端にそれぞれ設けられ、前記回転軸の中心軸線に対して垂直かつ平板状の一対の止め輪部と、該一対の止め輪部の各先端部がそれぞれ前記ウエーブスプリング部とは反対側に折り曲げられた一対の係止突起部とを備え、
これら一対の係止突起部のうち、一方の係止突起部が前記回転環に設けられた係止凹部に係止固定され、かつ他方の係止突起部が前記回転軸に固定された部材に設けられた係止凹部に係止固定されることを特徴とするメカニカルシール。 - 回転軸と、該回転軸の軸孔を有するハウジングとの間の環状隙間を密封するメカニカルシールであって、
前記ハウジングに対して固定される固定環と、
前記固定環に対して摺動すると共に、前記回転軸と共に回転する回転環と、
前記回転軸による回転力を前記回転環に伝えると共に、該回転環を前記固定環に向けて押圧する押圧部材と、
を備え、
前記押圧部材は、
一枚の板状の線材が曲げ加工された部材により構成されると共に、
波形状を有しつつ螺旋状に巻かれたウエーブスプリング部と、該ウエーブスプリング部の両端にそれぞれ設けられ、前記回転軸の中心軸線に対して垂直かつ平板状の一対の止め輪部と、を備え、
前記一対の止め輪部のうちの一方の止め輪部には、先端部が前記ウエーブスプリング部とは反対側に折り曲げられた係止突起部が備えられており、前記一対の止め輪部のうちの他方の止め輪部は、前記一方の止め輪部よりも径が小さく構成されており、
前記係止突起部が前記回転環に設けられた係止凹部に係止固定され、前記他方の止め輪部が前記回転軸に設けられた環状溝に嵌合固定されることを特徴とするメカニカルシール。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017144414 | 2017-07-26 | ||
JP2017144414 | 2017-07-26 | ||
PCT/JP2018/028053 WO2019022191A1 (ja) | 2017-07-26 | 2018-07-26 | メカニカルシール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2019022191A1 true JPWO2019022191A1 (ja) | 2020-05-28 |
JP6991690B2 JP6991690B2 (ja) | 2022-01-12 |
Family
ID=65039747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019532857A Active JP6991690B2 (ja) | 2017-07-26 | 2018-07-26 | メカニカルシール |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6991690B2 (ja) |
WO (1) | WO2019022191A1 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53145050U (ja) * | 1977-04-20 | 1978-11-15 | ||
JPS603365U (ja) * | 1983-06-22 | 1985-01-11 | 炭研精工株式会社 | メカニカルシ−ル |
JP2006105234A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Yamatake Corp | 固定具および組立構造体 |
-
2018
- 2018-07-26 WO PCT/JP2018/028053 patent/WO2019022191A1/ja active Application Filing
- 2018-07-26 JP JP2019532857A patent/JP6991690B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53145050U (ja) * | 1977-04-20 | 1978-11-15 | ||
JPS603365U (ja) * | 1983-06-22 | 1985-01-11 | 炭研精工株式会社 | メカニカルシ−ル |
JP2006105234A (ja) * | 2004-10-04 | 2006-04-20 | Yamatake Corp | 固定具および組立構造体 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6991690B2 (ja) | 2022-01-12 |
WO2019022191A1 (ja) | 2019-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10890257B2 (en) | Sealing device | |
US10883606B2 (en) | Mechanical seal | |
JP6328658B2 (ja) | メカニカルシール | |
JP6385347B2 (ja) | メカニカルシール | |
WO2014054472A1 (ja) | 密封装置 | |
JP5758550B2 (ja) | メカニカルシール | |
CN111094814A (zh) | 机械密封件 | |
JPWO2018012330A1 (ja) | メカニカルシール | |
JP7046928B2 (ja) | メカニカルシール | |
JP6942431B2 (ja) | メカニカルシール | |
JP6991690B2 (ja) | メカニカルシール | |
JP6240038B2 (ja) | メカニカルシール | |
US20240200660A1 (en) | Sealing device | |
JP2012154483A (ja) | シールリング | |
JP6794303B2 (ja) | 密封装置 | |
US11371616B2 (en) | Mechanical seal | |
JP3210688U (ja) | メカニカルシール | |
JP4637713B2 (ja) | 管継手装置 | |
JPH11230368A (ja) | 密封装置 | |
JP2007092791A (ja) | シールリング | |
JP2019056422A (ja) | 密封装置 | |
JP2019168072A (ja) | メカニカルシール | |
JP2020125805A (ja) | メカニカルシール | |
JP2018146077A (ja) | シールリング | |
JP2005090561A (ja) | U字状シール |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210119 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20211207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20211207 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6991690 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |