JPWO2019004035A1 - 中空構造体 - Google Patents

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Abstract

中空構造体であって、内周面を有する本体部と、前記本体部の外周に突出して互いに対向配置される第一張出部及び第二張出部を有するフランジ部とを含み、前記第一張出部の第一表面と前記第二張出部の第二表面は前記内周面に連なり、前記フランジ部は、前記第一表面と前記第二表面とが接合された接合部を有し、前記本体部と前記フランジ部は軽金属を主体とする金属材料で構成され、前記フランジ部の幅をW1、前記接合部の幅をAとするとき、1/5<A/W1を満たす中空構造体。

Description

本発明は、中空構造体に関する。
本出願は、2017年6月26日出願の日本出願第2017−124639号、2017年11月22日出願の日本出願第2017−224508号に基づく優先権を主張し、前記日本出願に記載された全ての記載内容を援用するものである。
中空閉断面部を有する中空構造体として、特許文献1の自動車の操縦室支持構造が知られている。この支持構造は、押出成形された2つのチューブ状異形材(中空閉断面部)を有するクロスメンバを備える。2つのチューブ状異形材は、その軸方向に沿って並列して互いに溶接されている。
特開2013−28337号公報
本開示に係る中空構造体は、
内周面を有する本体部と
前記本体部の外周に突出して互いに対向配置される第一張出部及び第二張出部を有するフランジ部とを含み、
前記第一張出部の第一表面と前記第二張出部の第二表面は前記内周面に連なり、
前記フランジ部は、前記第一表面と前記第二表面とが接合された接合部を有し、
前記本体部と前記フランジ部は軽金属を主体とする金属材料で構成され、
前記フランジ部の幅をW1、前記接合部の幅をAとするとき、1/5<A/W1を満たす。
図1は、実施形態1に係る中空構造体の概略を示す斜視図である。 図2は、図1に示す中空構造体の(II)−(II)切断線で切断した状態を示す断面図である。 図3は、実施形態1に係る中空構造体に備わるフランジ部を拡大した断面図である。 図4は、変形例1に係る中空構造体の概略を示す断面図である。 図5は、変形例2に係る中空構造体の概略を示す断面図である。 図6は、変形例3に係る中空構造体の概略を示す断面図である。 図7は、変形例4に係る中空構造体の概略を示す断面図である。 図8は、変形例5に係る中空構造体の概略を示す断面図である。 図9は、変形例6に係る中空構造体の概略を示す断面図である。 図10は、変形例7に係る中空構造体の概略を示す斜視図である。 図11は、変形例8に係る中空構造体の概略を示す斜視図である。 図12は、図11に示す中空構造体の(XII)−(XII)切断線で切断した状態を示す断面図である。 図13は、図11に示す中空構造体の(XIII)−(XIII)切断線で切断した状態を示す断面図である。 図14は、変形例9に係る中空構造体の概略を示す斜視図である。 図15は、図14に示す中空構造体の(XV)−(XV)切断線で切断した状態を示す断面図である。 図16は、図14に示す中空構造体の(XVI)−(XVI)切断線で切断した状態を示す断面図である。 図17は、変形例10に係る中空構造体の概略を示す断面図である。 図18は、変形例11に係る中空構造体の概略を示す断面図である。 図19は、変形例12に係る中空構造体の概略を示す斜視図である。 図20は、図19に示す中空構造体の(XX)−(XX)切断線で切断した状態を示す断面図である。 図21は、変形例13に係る中空構造体の概略を示す斜視図である。 図22は、図21に示す中空構造体の(XXII)−(XXII)切断線で切断した状態を示す断面図である。 図23は、変形例14に係る中空構造体の概略を示す断面図である。 図24は、変形例15に係る中空構造体の概略を示す断面図である。 図25は、変形例16に係る中空構造体の概略を示す断面図である。
《発明が解決しようとする課題》
上記特許文献1に開示された中空構造体のように、その長手方向を分断する位置に溶接部が形成されると、その溶接部が機械的弱点と成り得る。そのため、中空構造体の曲げ剛性が低い虞がある。
そこで、曲げ剛性に優れる中空構造体を提供することを目的の一つとする。
《発明の効果》
本開示の中空構造体は、曲げ剛性に優れる。
《本発明の実施形態の説明》
最初に本発明の実施態様の内容を列記して説明する。
(1)本発明の一態様に係る中空構造体は、 内周面を有する本体部と
前記本体部の外周に突出して互いに対向配置される第一張出部及び第二張出部を有するフランジ部とを含み、
前記第一張出部の第一表面と前記第二張出部の第二表面は前記内周面に連なり、
前記フランジ部は、前記第一表面と前記第二表面とが接合された接合部を有し、
前記本体部と前記フランジ部は軽金属を主体とする金属材料で構成され、
前記フランジ部の幅をW1、前記接合部の幅をAとするとき、1/5<A/W1を満たす。
上記の構成によれば、曲げ剛性に優れる。上記幅の比A/W1が上記範囲を満たすことで、フランジ部に占める接合部の割合を高められるので、第一張出部と第二張出部とを強固に接合でき、フランジ部の機械的強度を高められるからである。第一張出部と第二張出部とを強固に接合できるため、外力の付加により第一張出部と第二張出部とが開き難い。
(2)上記中空構造体の一形態として、
前記フランジ部は、前記第一張出部と前記第二張出部とが接合されず接触する接触部を有し、
前記接合部の幅Aと前記接触部の幅の合計幅をW2とするとき、1/4<A/W2を満たすことが挙げられる。
上記の構成によれば、接合部の幅が大きく第一張出部と第二張出部とをより強固に接合できるため、より一層曲げ剛性に優れる。
(3)上記接触部を有する上記中空構造体の一形態として、
前記接触部は、前記接合部よりも前記本体部側に形成される内側接触部を有し、
前記内側接触部の幅をBとするとき、B/W2<3/5を満たすことが挙げられる。
上記の構成によれば、接触部の幅が小さく、フランジ部に占める接合部の割合を高められるため、より一層曲げ剛性に優れる。
(4)上記中空構造体の一形態として、前記接合部の長さは、前記フランジ部の全長の30%以上の長さであることが挙げられる。
上記の構成によれば、接合部の長さが長いため、フランジ部の長手方向の広範囲に亘って第一張出部と第二張出部とをより一層強固に接合できる。
(5)上記中空構造体の一形態として、前記接合部は、前記第一張出部と前記第二張出部とが摩擦撹拌接合された摩擦撹拌接合部を有することが挙げられる。
上記の構成によれば、摩擦撹拌接合部は第一張出部と第二張出部とを強固に接合できるため曲げ剛性に優れる。
(6)上記中空構造体の一形態として、局所的に前記内周面が形成する空間の断面積の大きな拡大部、及び局所的に前記内周面が形成する空間の断面積の小さな縮小部の少なくとも一方を備えることが挙げられる。
拡大部を備えれば、局所的に機械的強度を高め易い上に、拡大部を利用して周辺部材を中空構造体に連結し易い。縮小部を備えれば、縮小部に周辺部材を配置できるため、周辺部材と干渉し難くできて省スペース化を図り易い。
(7)上記中空構造体の一形態として、前記フランジ部は、局所的に前記フランジ部の幅の広い幅広部を有することが挙げられる。
上記の構成によれば、局所的にフランジ部の機械的強度を高め易い。
(8)上記中空構造体の一形態として、前記フランジ部は、切欠部を有することが挙げられる。
上記の構成によれば、切欠部に周辺部材を配置できるため、周辺部材と干渉し難くできて省スペース化を図り易い。
(9)上記中空構造体の一形態として、前記軽金属が、マグネシウム又はアルミニウムであることが挙げられる。
軽金属が、マグネシウムであれば、軽くて曲げ剛性に優れる上に、耐衝撃性に優れる。
軽金属が、アルミニウムであれば、軽くて機械的強度に優れる上に、形状自由度を高め易い。
(10)上記中空構造体の一形態として、前記軽金属が、AZ91合金であることが挙げられる。
軽金属が、マグネシウムを主成分とするMg基材料であるMg合金であれば、比強度が高く、耐食性、機械的特性に優れて好ましい軽くて曲げ剛性に優れる上に、耐衝撃性に優れる。
《本発明の実施形態の詳細》
本発明の実施形態の詳細を、以下に図面を参照しつつ説明する。図中の同一符号は同一名称物を示す。
《実施形態1》
〔中空構造体〕
図1〜図3を参照して、実施形態1に係る中空構造体1を説明する。実施形態1に係る中空構造体1は、中空閉断面部2を有する。この中空構造体1の特徴の一つは、中空閉断面部2がその外側に突出する第一張出部41及び第二張出部42を有するフランジ部4を備え、フランジ部4が第一張出部41と第二張出部42とを接合する特定の幅の接合部5を有する点にある。以下、詳細を説明する。
[中空閉断面部]
中空閉断面部2は、内部に中空空間を形成する。中空閉断面部2は、その断面において内部を閉鎖している。その内部空間は、中空閉断面部2の内周面によって形成された空間である。中空閉断面部2の形状は、用途に応じて適宜選択でき、本例では長尺筒状体(図1)としているが、後述する環状体(図19)や箱状体(図21)などでもよい。長尺筒状体は、本例のような長手方向に沿う直線状の他、円弧状や蛇行状、長手方向に屈曲する屈曲部を有するL字状やU字状などが挙げられる。環状体は、環状体の軸方向からみた投影形状が、円環状や楕円環状、矩形などの多角形環状が挙げられる。箱状体は、円柱状や角柱状が挙げられる。中空閉断面部2は、本体部3とフランジ部4とを備える。
(本体部)
本体部3は、中空閉断面部2のうちフランジ部4を除く領域で、実質的に中空閉断面部2の内部空間を形成する。本体部3の内部空間は、本体部3の内周面により形成される空間である。この本体部3の内部空間の断面形状は、本例のような円環状(円形状(図2))の他、半円環状(半円状(図5))、楕円環状(楕円形状(図示略))、矩形環状(矩形状(図4))などの多角環状(多角形状)などが挙げられる。本体部3の断面形状は、本例のように中空閉断面部2の軸方向に亘って一様な形状としてもよいし、複数の異なる形状を有していてもよい。例えば、本体部3は、その断面形状が円環状の部分と矩形環状の部分とを有していてもよい。本体部3の内部空間の断面形状の大きさは、軸方向に沿って一様な大きさでもよいし、部分的に異なる大きさの部分を有していてもよい。例えば、本体部3は、局所的に内部空間の断面積の大きい拡大部20(図14)、及び局所的に内部空間の断面積の小さい縮小部(図示略)の少なくとも一方を有していてもよい。
(フランジ部)
フランジ部4は、中空閉断面部2のうちその外側に突出する部分であり、中空閉断面部2の曲げ剛性を高める。フランジ部4は、第一張出部41と第二張出部42とを有する。
このフランジ部4は、接合部5を有する(図2,図3)。フランジ部4は更に接触部6を有していてもよい(図3)。
フランジ部4の断面形状は、代表的には矩形状が挙げられ、フランジ部4を平面視したときの形状は、代表的には矩形状が挙げられる。フランジ部4の大きさ(長さ、幅W1、厚さ)は、適宜選択できる。
中空閉断面部2の軸方向に沿ったフランジ部4の長さは、長いほど、中空閉断面部2の曲げ剛性を高め易い。中空閉断面部2の軸方向に沿ったフランジ部4の形成領域(長さ)は、本例ではその軸方向の全長に亘る領域(長さ)としているが(図1)、その軸方向の少なくとも一部の領域(長さ)としてもよい。フランジ部4の形成領域を中空閉断面部2の軸方向の一部の領域とする場合、例えば、フランジ部4は中空閉断面部2の軸方向に沿って複数に分割して設けてもよい。その場合、フランジ部4同士の間に、フランジ部4が形成されず、本体部3のみの領域が存在する。
フランジ部4の幅W1(図3)は、本例ではフランジ部4の長手方向に沿って一様な幅としているが、異なる幅を有していてもよい。フランジ部4が異なる幅を有する場合、例えば、フランジ部4は、局所的に幅の狭い幅狭部(切欠部45(図10))、及び局所的に幅W1の広い幅広部46(図11)の少なくとも一方を有することが挙げられる。フランジ部4の幅W1とは、以下の二つの幅α、βのうち短い方の長さとする。幅αと幅βとが同じ長さの場合、フランジ部4の幅W1は、幅αと幅βのどちらでもよい。幅αは、第一張出部41の表面に沿った仮想線L1と第一張出部41の厚さの二等分線L2との交点と、第一張出部41の側面との間であって、第一張出部41の表面に平行な長さをいう(図3)。幅βは、第二張出部42の表面に沿った仮想線L1と第二張出部42の厚さの二等分線L2との交点と、第二張出部42の側面との間であって、第二張出部42の表面に平行な長さをいう(図3)。本例の幅αと幅βは、図3に示すように、同じ長さである。
フランジ部4の厚さは、本例ではその長手方向に沿って一様な厚さとしているが、異なる厚さを有していてもよい。
フランジ部4の数は、本例では2つ(複数)としているが、3つ以上(図17では4つ)でもよいし、勿論1つ(図18)でもよい。
フランジ部4の数を複数とする場合、中空閉断面部2の周方向に沿ったフランジ部4の形成箇所は、本例のように2つのフランジ部4間における時計回りの周方向の距離と反時計回り方向の距離とが等間隔(図2)となる位置としてもよいし、その距離が不等間隔(図6)となる位置としてもよい。本例では、両フランジ部4は同一平面上に位置している。
フランジ部4の数を複数とする場合、第一張出部41と第二張出部42とは、互いに独立する部材で構成することが挙げられる。即ち、中空閉断面部2は、フランジ部4の数と同数の分割片(後述)を組み合わせて構成することが挙げられる。
一方、フランジ部4の数を1つとする場合(図18)、第一張出部41と第二張出部42とは、中空閉断面部2の本体部3を形成する周壁部31を介した一連の部材で構成することが挙げられる。即ち、中空閉断面部2は1枚の板材で構成することが挙げられる。詳しくは、後述する変形例11で説明する。
ここでは、中空閉断面部2は、本体部3と2つのフランジ部4とを備え、同一形状かつ同一サイズからなる2枚の板状の分割片(第一分割片P1と第二分割片P2)を組み合わせて構成される。第一分割片P1は、断面が半円弧状の周壁部31と、周壁部31の両端から径方向外方へ突出する断面矩形状の一対の第一張出部41とで構成される。周壁部31は、内周面391を有し、第一張出部41は内周面391に連なる第一表面471を有する。第二分割片P2は、第一分割片P1と同様の周壁部32と一対の第二張出部42とで構成される。周壁部32は、内周面392を有し、第二張出部42は内周面392に連なる第二表面472を有する。中空閉断面部2は、第一分割片P1及び第二分割片P2の側面が揃うように、一方の第一張出部41及び第二張出部42が互いに対向配置され、他方の第一張出部41及び第二張出部42が互いに対向配置されている。即ち、中空閉断面部2の本体部3は、両周壁部31,32で構成され、一方のフランジ部4は、一方の第一張出部41と一方の第二張出部42とを備え、他方のフランジ部4は、他方の第一張出部41と他方の第二張出部42とを備える。この両フランジ部4のそれぞれが、接合部5を備える。
〈接合部〉
接合部5は、第一張出部41の第一表面471と第二張出部42の第二表面472とが接合されてなる。この接合部5は、本例では第一張出部41と第二張出部42の各構成材料が摩擦撹拌接合されてなる摩擦撹拌接合部50を有する。この摩擦撹拌接合部50は、第一張出部41と第二張出部42とを重ねた状態で、摩擦撹拌接合することで形成できる。その他、接合部5は、例えば、レーザー溶接で接合することで形成されるレーザー接合部を有していてもよい。本例の接合部5は、摩擦撹拌接合部50で構成されている。接合部5の形成領域が大きいほど第一張出部41と第二張出部42との接合強度を高められ、中空閉断面部2の曲げ剛性を高められる。
接合部5の幅Aは、フランジ部4の幅W1に対して、1/5<A/W1を満たす。そうすれば、フランジ部4に占める接合部5の割合を高められ、第一張出部41と第二張出部42とを強固に接合できる。そのため、フランジ部4の機械的強度を高められるので、中空閉断面部2の曲げ剛性を高められる。接合部5の幅A(図3)は、第一張出部41と第二張出部42の対向面(裏面)同士の間(界面)におけるフランジ部4の幅W1に平行な長さをいう。上記幅の比A/W1は、更に1/4≦A/W1を満たすことが好ましく、特に1/3≦A/W1を満たすことが好ましい。
また、接合部5の幅Aと後述する接触部6の幅の合計幅をW2とするとき、接合部5の幅Aは、1/4<A/W2を満たすことが好ましい。そうすれば、中空閉断面部2の曲げ剛性をより一層高められる。接触部6の幅は、第一張出部41と第二張出部42とが接合(ここでは摩擦撹拌接合)されず接触する幅をいう。上記幅の比A/W2は、更に1/3≦A/W2を満たすことが好ましく、特に2/5≦A/W2を満たすことが好ましい。
接合部5の長さは、フランジ部4の長さの30%以上の長さとすることが好ましい。そうすれば、中空閉断面部2の曲げ剛性をより一層高められる。接合部5及びフランジ部4の長さはそれぞれ、中空閉断面部2の軸方向に沿った長さをいう。接合部5の長さは、長いほど中空閉断面部2の曲げ剛性を高められるため、更にフランジ部4の長さの40%以上の長さが好ましく、特にフランジ部4の長さの50%以上の長さが好ましい。接合部5は、フランジ部4の長手方向に沿って一連に形成されていてもよいし、断続的に形成されていてもよい。接合部5が断続的に形成されている場合、接合部5の長さとは合計長さをいう。
〈接触部〉
接触部6は、第一張出部41と第二張出部42とが接合(ここでは摩擦撹拌接合)されず接触する部分である。この接触部6は、接合部5よりも内側(本体部側)に形成される内側接触部61を有する。この内側接触部61の幅Bは、B/W2<3/5を満たすことが好ましい。そうすれば、フランジ部4に占める接合部5の割合を高められるため、中空閉断面部2の曲げ剛性を高められる。上記幅の比B/W2は、更にB/W2≦1/2を満たすことが好ましく、特にB/W2≦2/5を満たすことが好ましい。上記幅の比B/W2の下限は、1/10程度である。接触部6は、接合部5よりも外側に形成される外側接触部62を有することを許容する。
中空閉断面部2の構成材料は、軽金属を主成分とする金属材料が挙げられる。具体的な金属材料は、マグネシウム(Mg)を主成分とするMg基材料、アルミニウム(Al)を主成分とするAl基材料が挙げられる。Mg基材料とは、純MgやMg合金が挙げられ、Al基材料は、純AlやAl合金が挙げられる。Mg基材料は、軽くて曲げ剛性に優れる上に、耐衝撃性に優れる。Al基材料は、軽くて機械的強度に優れる上に、形状自由度を高め易い。
Mg合金には、Mgに添加元素を含有した種々の組成のもの(残部:Mg及び不可避的不純物)が挙げられる。特に、添加元素に少なくともAlを含有するMg−Al系合金とすることが好ましい。Alの含有量が多いほど、耐食性に優れる上に、強度、耐塑性変形性といった機械的特性にも優れる傾向にある。従って、本発明では、Alを3質量%以上含有することがより好ましく、特に、7.3質量%以上、更には、8質量%以上含有すると一層好ましい。但し、Alの含有量が12質量%を超えると塑性加工性の低下を招くことから、上限は12質量%とする。Alの含有量は、特に11質量%以下、更に、8.3質量%以上9.5質量%以下が好ましい。
Al以外の添加元素には、Zn、Mn、Si、Be、Ca、Sr、Y、Cu、Ag、Sn、Ni、Au、Li、Zr、Ce及び希土類元素(Y、Ceを除く)から選択された1種以上の元素が挙げられる。このような元素を含む場合、その含有量は、合計で0.01質量%以上10質量%以下、好ましくは0.1質量%以上5質量%以下が挙げられる。これら添加元素のうち、Si、Sn、Y、Ce、Ca、及び希土類元素(Y、Ceを除く)から選択される少なくとも1種の元素を合計0.001質量%以上、好ましくは合計0.1質量%以上5質量%以下含有すると、耐熱性、難燃性に優れる。希土類元素を含有する場合、その合計含有量は0.1質量%以上が好ましく、特に、Yを含有する場合、その含有量は0.5質量%以上が好ましい。不純物は、例えば、Feなどが挙げられる。
Mg−Al系合金のより具体的な組成は、例えば、ASTM規格におけるAZ系合金(Mg−Al−Zn系合金、Zn:0.2質量%以上1.5質量%以下)、AM系合金(Mg−Al−Mn系合金、Mn:0.05質量%以上0.5質量%以下)、AS系合金(Mg−Al−Si系合金、Si:0.3質量%以上4.0質量%以下)、Mg−Al−RE(希土類元素)系合金、AX系合金(Mg−Al−Ca系合金、Ca:0.2質量%以上6.0質量%以下)、AZX系合金(Mg−Al−Zn−Ca系合金、Zn:0.2質量%以上1.5質量%以下、Ca:0.1質量%以上4.0質量%以下)、AJ系合金(Mg−Al−Sr系合金、Sr:0.2質量%以上7.0質量%以下)などが挙げられる。
中でもAZ系合金である、AZ10,AZ31,AZ61,AZ63,AZ80,AZ81,AZ91が好ましく、特に、AZ91合金(Alを8.3質量%以上9.5質量%以下、Znを0.5質量%以上1.5質量%以下含有するMg−Al系合金)は、他のAZ系合金に比べても、比強度が高く、耐食性、機械的特性に優れて好ましい。
Al合金は、例えば、A5052合金(5000系合金)などが挙げられる。
本例のように2つ(複数)の分割片P1,P2を組み合わせて中空閉断面部2を構成する場合、2つ(全て)の分割片P1,P2を同じ材質で構成してもよいし、一方(少なくとも一つ)の分割片P1の構成材料と他方(その他)の分割片P2の構成材料とを異なる材料としてもよい。例えば、一方の分割片P1をMg基材料で構成し、他方の分割片P2をAl基材料で構成することもできる。
2つ(全て)の分割片P1,P2は板材で構成してもよいし、一方(少なくとも一つ)の分割片P1は板材で構成し、他方(一つ)の分割片P2はブロック材で構成してもよい(図9)。板材は、所定の形状のダイカスト材を用いてもよいし、平板状の鋳造材や圧延材に所定の形状となるようにプレス成形などを施したプレス材を用いてもよい。ブロック材は、ダイカスト材が挙げられる。
中空構造体1の製造は、第一分割片P1と第二分割片P2とを準備する準備工程と、第一分割片P1と第二分割片P2の張出部41,42同士を対向配置させて張出部41,42同士を接合する接合工程とを備える中空構造体の製造方法により行える。準備工程では、ダイカストにより所定の形状の各分割片P1,P2を作製してもよいし、板材に対して所定の形状となるようにプレス成形することで各分割片P1,P2を作製してもよい。接合工程では、第一張出部41及び第二張出部42の側面が揃うように対向配置させる。そして、本例ではショルダとプローブとを有する摩擦撹拌接合用のツール(図示略)を回転させ、第一張出部41の表面を加圧しながら第一張出部41の長手方向に移動させることで張出部41,42同士を摩擦撹拌接合する。
〔用途〕
実施形態に係る中空構造体1は、自動車の剛性を要するビーム材に好適に利用できる。
〔作用効果〕
実施形態1に係る中空構造体1は、曲げ剛性に優れる。また、板材同士を組み合わせて中空閉断面部2を構成しているため、押出材で中空閉断面部を形成する場合に比較して形状自由度が高い。
《変形例》
以下、実施形態1に係る中空構造体1の変形例1〜変形例16を説明する。各変形例の中空構造体1は、中空閉断面部2が本体部3とフランジ部4とを備え、フランジ部4が摩擦撹拌接合部50(接合部5)を有する点は実施形態1の中空構造体1と同様である。各変形例では、実施形態1との相違点を中心に説明し、同様の構成は説明を省略する。
〔変形例1〕
図4に示すように、変形例1の中空構造体1は、本体部3の内部空間の断面形状が矩形環状(矩形状)である点が、実施形態1の中空構造体1と相違する。図4は、図2に示す断面図と同様の位置で中空構造体1を切断した状態を示す断面図である。この点は、図5〜図9,図17,図18,図23〜図25でも同様である。第一分割片P1及び第二分割片P2の周壁部31,32の断面形状は、V字状としているが、3辺で囲まれた樋状としてもよい。
〔変形例2〕
図5に示すように、変形例2の中空構造体1は、本体部3の内部空間の断面形状が半円環状(半円形状)である点が、実施形態1の中空構造体1と相違する。第一分割片P1は、実施形態1の第一分割片P1と同様である。一方、第二分割片P2の形状は、周壁部32と一対の第二張出部42とが同一平面上に位置する断面矩形の平板状である。
その他、本体部3の内部空間の断面形状は三角環状(三角形状)や矩形環状(矩形状)とすることができる。即ち、第一分割片P1の周壁部31の断面形状を変形例1のようなV字状や3辺で囲まれた樋状とし、第二分割片P2を本例のような板状とすることが挙げられる。
〔変形例3〕
図6に示すように、変形例3の中空構造体1は、2つのフランジ部4間における時計回りの周方向の距離と反時計回り方向の距離とが不等間隔である点が、実施形態1の中空構造体1と相違する。両フランジ部4は、同一平面上に位置せず、一方のフランジ部4に備わる第一張出部41と第二張出部42との界面の延長面と、他方のフランジ部4に備わる第一張出部41と第二張出部42との界面の延長面とが交差する位置にある。本体部3の断面形状は円環状(円形状)であり、第一分割片P1の周壁部31の断面形状は、半円弧よりも円弧長の短い円弧状とし、第二分割片P2の周壁部32の断面形状は、半円弧よりも円弧長の長い円弧状としている。
〔変形例4〕
図7に示すように、変形例4の中空構造体1は、2つのフランジ部4が同一平面上に位置しない点が、実施形態1の中空構造体1と相違する。両フランジ部4は、一方のフランジ部4に備わる第一張出部41と第二張出部42との界面の延長面と、他方のフランジ部4に備わる第一張出部41と第二張出部42との界面の延長面とが略平行となる位置にある。本体部3の断面形状は円環状(円形状)であり、両分割片P1,P2の周壁部31、32の断面形状は半円弧状である。第一分割片P1の一方の第一張出部41(図7左側)は、周壁部31の一端部から、その一端部の接線に沿うように直線状に形成され、他方の第一張出部41(図7右側)は、周壁部31の他端部に交差するように形成されている。
一方、第二分割片P2の一方の第二張出部42(図7左側)は、周壁部32の一端部に交差するように形成され、他方の第二張出部42(図7右側)は、周壁部32の他端部から、その他端部の接線に沿うように直線状に形成されている。
〔変形例5〕
図8に示すように、変形例5の中空構造体1は、第一分割片P1と第二分割片P2とがフランジ部4の幅方向に沿って相対的にずれている点が実施形態1の中空構造体1と相違する。両分割片P1,P2は、同一形状かつ同一サイズである。第一張出部41と第二張出部42の側面が揃っておらず、各フランジ部4は、第一張出部41と第二張出部42とで形成される段差部を有する。フランジ部の幅W1は、実施形態1で説明した通りである。接合部5の幅Aと接触部6の幅の合計幅W2は、第一張出部41と第二張出部42の重複領域をいう。即ち、図8紙面左側のフランジ部4では、第二張出部42の第一張出部41の側面から突出した部分は含まない。同図紙面右側のフランジ部4でも同様である。
〔変形例6〕
図9に示すように、変形例6の中空構造体1は、第二分割片P2を第一分割片P1よりも厚さの厚い矩形のブロック材で構成する点が実施形態1の中空構造体1と相違する。このブロック材は、ダイカスト材で構成できる。この第二分割片P2の周壁部32の内面には凹部320が形成されているが、この凹部320は形成されていなくてもよいし、凹部の断面形状が矩形以外の形状であってもよい。
〔変形例7〕
図10に示すように、変形例7の中空構造体1は、両フランジ部4のそれぞれが切欠部45を備える点が実施形態1の中空構造体1と相違する。切欠部45の形状、サイズ、数、形成箇所は、特に限定されず、例えば、中空構造体1の周辺部材に干渉しないように適宜選択することが挙げられる。切欠部45の形状は、本例では矩形状としているが、その他、三角形状、台形状、半円状などが挙げられる。切欠部45の数は、本例では各フランジ部4に1つずつの同数としているが、各フランジ部4に複数としたり、両フランジ部4で異なる数としてもよい。切欠部45は、一方のフランジ部4に設けず、他方のフランジ部4にのみ設けてもよい。切欠部45の形成箇所は、本例では一方のフランジ部4と他方のフランジ部4とでその長手方向の一端側と他端側とのように互いに異なる端部側としているが、両フランジ部4の長手方向の中央や同一端側としてもよい。この切欠部45を備える中空構造体1は、切欠部のない図1の中空構造体1を作製したあと、フランジ部4の一部を打ち抜くことで製造することが好適である。
〔変形例8〕
図11〜図13に示すように、変形例8の中空構造体1は、両フランジ部4が局所的にその幅の広い幅広部46を有する点が実施形態1の中空構造体1と相違する。本体部3の内部空間の断面形状は、その長手方向に亘って一様である。幅広部46の形状、サイズ、数、形成箇所は、特に限定されない。幅広部46の形状は、本例では半円形状としているが、その他、三角形状や矩形状、台形状などが挙げられる。幅広部46の数は、本例では各フランジ部に1つずつの同数としているが、各フランジ部4に複数としたり、両フランジ部4で異なる数としてもよい。幅広部46は、一方のフランジ部4に設けず、他方のフランジ部4にのみ設けてもよい。幅広部46の形成箇所は、本例では各フランジ部4における長手方向の中央としているが、一方のフランジ部4と他方のフランジ部4とでその長手方向の異なる端部側としてもよいし、同一端部側としてもよい。フランジ部4の幅広部46における接合部5は、それ以外の箇所の接合部5と同様、上述の幅比A/W1の範囲を満たすため、それ以外の箇所の接合部5に比べて幅が広い(図12、図13)。この幅広部46は、摩擦撹拌接合用のツールの進行を並列させて接合部5を広く形成することが好ましい。そうすれば、幅広部46の接合強度を高められる。
〔変形例9〕
図14〜図16に示すように、変形例9の中空構造体1は、中空閉断面部2が局所的に本体部3の内部空間の断面積の大きな拡大部20を備える点が、実施形態1の中空構造体1と相違する。拡大部20の形状は、球帯状である。拡大部20における本体部3の断面形状は、拡大部20の周辺の本体部3の断面形状と同じ円環状であるが、拡大部20における本体部3の断面積は、拡大部20の周辺の本体部3に比較して大きい。即ち、本体部3の断面形状はその長手方向に沿って一様な円環状であるが、本体部3の断面積はその長手方向に沿って一様ではない。また、拡大部20におけるフランジ部4の断面形状及び断面積は、拡大部20の周辺のフランジ部4の断面形状と同じ矩形状で同じ断面積である。即ち、フランジ部4の断面形状はその長手方向に沿って一様な矩形状であり、フランジ部4の断面積はその長手方向に沿って一様な大きさである。
〔変形例10〕
図17に示すように、変形例10の中空構造体1は、フランジ部4の数が3つ以上(本例では4つ)である点が、実施形態1の中空構造体1と相違する。隣り合うフランジ部4間の周方向の距離は全て均一である。本体部3の断面形状は、実施形態1の本体部3と同様、円環状である。この中空構造体1は、同一形状・同一サイズの4つの分割片(第一分割片P1〜第四分割片P4)を組み合わせて構成している。各分割片P1〜P4の周壁部31〜34の断面形状は、略1/4円弧状である。第一分割片P1の一方の第一張出部41と第二分割片P2の一方の第二張出部42、第二分割片P2の他方の第二張出部42と第三分割片P3の一方の第三張出部43、第三分割片P3の他方の第三張出部43と第四分割片P4の一方の第四張出部44、第四分割片P4の他方の第四張出部44と第一分割片P1の他方の第一張出部41をそれぞれ対向配置させている。
〔変形例11〕
図18に示すように、変形例11の中空構造体1は、フランジ部4の数が1つである点が、実施形態1の中空構造体1と相違する。この中空構造体1は、1枚の板材で構成され、中空閉断面部2の本体部3を形成するC字状の周壁部31と、その周壁部31の両端部に一連に形成されてフランジ部4を形成する第一張出部41及び第二張出部42とを備える。即ち、第一張出部41と第二張出部42とは、周壁部31を介して一連の部材で構成されている。
〔変形例12〕
図19,図20に示すように、変形例12の中空構造体1は、中空閉断面部2の形状が環状体である点が実施形態1の中空構造体1と相違する。この中空構造体1は、環状体の軸方向からみた投影形状が、本例では矩形環状であるが、円環状や楕円環状、三角環状などの矩形環状以外の多角環状でもよい。即ち、中空構造体1の中央には、貫通孔が形成されている。中空閉断面部2は、矩形環状の本体部3と、本体部3の内周からその内側に向かって突出する内側フランジ部4iと、本体部3の外周からその外側に向かって突出する外側フランジ部4oとを備える。本体部3の内部空間の断面形状は、その長手方向に一様であり、ここでは矩形環状(矩形状)としている。この中空構造体1の第一分割片P1は、矩形環状の底部351と、底部351の内周縁から立設する内周壁部361と、底部351の外周縁から立設する外周壁部371と、内周壁部361の端面からその内側に向かって突出する第一内側張出部41iと、外周壁部371の端面からその外側に向かって突出する第一外側張出部41oとを備える。第一内側張出部41iは、内周壁部361の端面の全域に亘って形成され、第一外側張出部41oは、外周壁部371の端面の全域に亘って形成されている。第二分割片P2は、第一分割片P1と同様の底部352と内周壁部362と外周壁部372と第二内側張出部42iと第二外側張出部42oとを備える。第一外側張出部41oは内周面391に連なる外側第一表面471oを有する。第一内側張出部41iは内周面391に連なる内側第一表面471iを有する。第二外側張出部42oは内周面391に連なる外側第二表面472oを有する。第二内側張出部42iは内周面391に連なる内側第二表面472iを有する。
〔変形例13〕
図21、図22に示すように、変形例13の中空構造体1は、中空閉断面部2の形状が箱状体である点が実施形態1の中空構造体1と相違する。中空閉断面部2の形状は、本例では、四角柱状体としているが、その他の角柱状体や円柱状体などとしてもよい。中空閉断面部2は、矩形容器状の本体部3と、本体部3の外周からその外側に向かって突出するフランジ部4とを備える。本体部3の内部空間の形状は、中空閉断面部2の形状と同じ四角柱状体である。この中空構造体1の第一分割片P1は、矩形状の底部351と、底部351の外周縁から立設する側壁部381と、側壁部381の端面から径方向外側へ突出する第一張出部41とを備える。第一張出部41は、側壁部381の端面の全周に亘って形成されている。第二分割片P2は、第一分割片P1と同様の底部352と側壁部382と第二張出部42とを備える。
〔変形例14〕
図23に示すように、変形例14の中空構造体1は、主として、本体部3の内部空間の断面形状が矩形環状(矩形状)である点と、2つのフランジ部4が同一平面上に存在せず同一方向側に突出する点とが、実施形態1の中空構造体1と相違する。
第一分割片P1と第二分割片P2とは、類似形状であり、いずれも3つの平面で囲まれた樋状の板材で構成されている。第一分割片P1の断面形状の大きさは、第二分割片P2の断面形状の大きさよりも大きい。第一分割片P1は、3つの平面で囲まれた樋状の周壁部31と、周壁部31の両端から直線状に延びる一対の第一張出部41とを備える。周壁部31の屈曲部の数は2つであり、周壁部31は、2つの平行な平面と、その2つの平面に直交し、2つの平行な平面の一端同士を繋ぐ平面とを有する。一対の第一張出部41は、互いに平行である。第二分割片P2は、周壁部32と、周壁部32の両端から周壁部32に対して交差(本例では直交)するように径方向外側へ突出する一対の第二張出部42とを備える。一対の第二張出部42は、互いに平行であり、一対の第一張出部41とも互いに平行である。両張出部41,42が共に平板状で平行に配置されることで、両者を面接触でき、接合部5の幅Aを広くとり易い。なお、2つのフランジ部4は、互いに非平行であってもよい。
この第一分割片P1と第二分割片P2とは、互いの開口部が同一側に向いていて、一対の第一張出部41の内側に一対の第二張出部42が配置されるように組み合わされている。即ち、本体部3を形成する断面矩形の4辺のうち、3辺が第一分割片P1の周壁部31で構成され、残りの1辺が第二分割片P2の周壁部32で構成されている。一方の第一張出部41と第二張出部42とは互いに対向配置され、他方の第一張出部41と第二張出部42とは互いに対向配置されている。2つのフランジ部4の間隔及び各フランジ部4の幅W1は、摩擦撹拌接合用のツールやフランジ部4を挟んで上記ツールに対向する支持部材を、他方のフランジ部4に干渉することなく一方のフランジ部4に配置できるサイズとすることが好ましい。両フランジ部4が中空構造体1の同一方向に突出していることで、同一方向から各フランジ部4の接合作業を行うことができる。この点は、後述する変形例15、16でも同様である。本例では、第一分割片P1と第二分割片P2の側面同士は揃っているが、フランジ部4の幅方向に沿って相対的にずれていてもよい。
〔変形例15〕
図24に示すように変形例15の中空構造体1は、本体部3内部空間の断面形状が六角環状(六角形状)である点と、2つのフランジ部4が同一平面上に存在せず同一方向側に突出する点とが、実施形態1の中空構造体1と相違する。
第一分割片P1と第二分割片P2とは、互いに異なる形状である。第二分割片P2は、変形例14の第二分割片P2と同じである。即ち、第二分割片P2は、3つの平面で囲まれた樋状の板材で構成され、周壁部32と、周壁部32の両端から周壁部32に対して交差(本例では直交)するように径方向外側へ突出する断面矩形状の一対の第二張出部42とを備える。第一分割片P1は、複数の屈曲部を有する断面C字状の周壁部31と、径方向外側へ突出する断面矩形状の一対の第一張出部41とを備える。本例の第一分割片P1の周壁部31における屈曲部の数は、変形例14における第一分割片P1の周壁部31の2つに対して、4つである。この一対の第一張出部41は、互いに平行であり、一対の第二張出部42とも互いに平行である。なお、2つのフランジ部4は互いに非平行であってもよい。
この第一分割片P1と第二分割片P2とは、変形例14と同様、互いの開口部が同一側に向いていて、一対の第一張出部41の内側に一対の第二張出部42が配置されるように組み合わされている。本例では、本体部3を形成する断面六角形の6辺のうち、5辺が第一分割片P1の周壁部31で構成され、残りの1辺が第二分割片P2の周壁部32で構成されている。一方の第一張出部41と第二張出部42とは互いに対向配置され、他方の第一張出部41と第二張出部42とは互いに対向配置されている。本例では、第一分割片P1と第二分割片P2の側面同士は揃っているが、フランジ部4の幅方向に沿って相対的にずれていてもよい。本例の幅βは、幅αよりも短い。即ち、本例のフランジ部4の幅W1は、幅βである。
その他、図示は省略しているが、本体部3の内部空間の断面形状は、上記矩形環状(矩形状)や六角環状(六角形状)の他の多角環状(多角形状)とすることが挙げられる。多角環状(多角形状)には、例えば、三角環状(三角形状)、五角環状(五角形)、八角環状(八角形状)などが挙げられる。本体部3の断面形状は、第一分割片P1の周壁部31における屈曲部の数を上記矩形環状の2つ(上記六角環状の4つ)に対して1つとすれば三角環状(周壁部31の形状がV字状)となり、3つとすれば五角環状、6つとすれば八角環状(いずれも周壁部31の形状がC字状)とすることができる。
〔変形例16〕
図25に示すように変形例16の中空構造体1は、本体部3の内部空間の断面形状が弦と弧とで構成される弓形環状(弓形形状)である点と、2つのフランジ部4が同一平面上に存在せず同一方向側に突出する点とが、実施形態1の中空構造体1と相違する。
第一分割片P1と第二分割片P2とは、互いに異なる形状である。第二分割片P2は、変形例14の第二分割片P2と同じである。即ち、第二分割片P2は、3つの平面で囲まれた樋状の板材で構成され、断面矩形状の周壁部32と、周壁部32の両端から周壁部32に対して交差(本例では直交)するように径方向外側へ突出する断面矩形状の一対の第二張出部42とを備える。第一分割片P1は、半円弧よりも円弧長の長い断面円弧状(屈曲部のない断面C字状)の周壁部31と、周壁部31の両端から径方向外側へ突出する断面矩形状の一対の第一張出部41とを備える。この一対の第一張出部41は、互いに平行であり、一対の第二張出部42とも互いに平行である。2つのフランジ部4は互いに非平行であってもよい。
この第一分割片P1と第二分割片P2とは、変形例14,15と同様、互いの開口部が同一側に向いていて、一対の第一張出部41の内側に一対の第二張出部42が配置されるように組み合わされている。本例では、本体部3を形成する断面弓形の弦と弧のうち、弦が第二分割片P2の周壁部32で構成され、弧が第一分割片P1の周壁部31で構成されている。一方の第一張出部41と第二張出部42とは互いに対向配置され、他方の第一張出部41と第二張出部42とは互いに対向配置されている。本例では、第一分割片P1と第二分割片P2の側面同士は揃っているが、フランジ部4の幅方向に沿って相対的にずれていてもよい。本例の幅βは、幅αよりも短い。即ち、本例のフランジ部4の幅W1は、幅βである。
その他、本体部3の内部空間の断面形状は、半円環状(半円形状)などが挙げられる。第一分割片P1の形状を半円弧状とすれば、本体部3の断面形状を半円環状とすることができる。
《試験例》
図1〜図3を参照して説明した中空構造体を作製し、曲げ剛性を評価した。
試料No.1−1〜No.1−3,No.1−101〜No.1−103は、同一形状・同一サイズからなる第一分割片及び第二分割片を準備した。各分割片は、断面半円弧状の周壁部と、断面矩形状の一対の張出部とを備える(適宜図1,図2参照)。各分割片の材質は、表1に示す通りとした。
図2に示すように、この両分割片の張出部同士をその側面が揃うように対向配置させた状態で摩擦撹拌接合により接合した。そうして、中空閉断面部が両周壁部で形成される本体部と両分割片の各張出部同士で形成される一対のフランジ部とで構成される中空構造体を作製した。本体部の断面形状は、円環状である。中空閉断面部における本体部の外径(mm)、フランジ部の幅W1(mm)、フランジ部の厚さ(mm)、接合部の幅A(mm)、接合部の長さ(mm)、内側接触部の幅B(mm)は、それぞれ表1に示す通りである(各幅は図3参照)。
〔曲げ剛性の評価〕
各試料の曲げ剛性の評価は、3点曲げ試験を行ない、フランジ部の第一張出部と第二張出部との接合状態を確認することで行った。荷重は、本体部における長手方向の中央に、その長手方向及びフランジ部の幅方向の両方向に直交する方向に沿って付加した。荷重は2000N、試験速度は6mm/min、支点間距離は350mmとした。その結果を表1に示す。表中の「Good」は、フランジ部の幅W1の全長が完全に接合されているとみなした場合の剛性の計算値における50%以上の剛性であることを意味し、「Bad」は、同様の計算値における50%未満の剛性であることを意味する。
Figure 2019004035
表1に示すように、試料No.1−1〜No.1−3の中空構造体は、試料No.1−101〜No.1−103の中空構造体に比べて、曲げ剛性に優れることが分かった。
本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 中空構造体
2 中空閉断面部
20 拡大部
3 本体部
31、32、33、34 周壁部
320 凹部
351、352 底部
361、362 内周壁部
371、372 外周壁部
381、382 側壁部
391、392 内周面
4 フランジ部
4i 内側フランジ部
4o 外側フランジ部
41 第一張出部
41i 第一内側張出部
41o 第一外側張出部
42 第二張出部
42i 第二内側張出部
42o 第二外側張出部
43 第三張出部
44 第四張出部
45 切欠部
46 幅広部
471 第一表面
471i 内側第一表面
471o 外側第一表面
472 第二表面
472i 内側第二表面
472o 外側第二表面
473 第三表面
474 第四表面
5 接合部
50 摩擦撹拌接合部
6 接触部
61 内側接触部
62 外側接触部
P1 第一分割片
P2 第二分割片
P3 第三分割片
P4 第四分割片

Claims (10)

  1. 中空構造体であって、
    内周面を有する本体部と、
    前記本体部の外周に突出して互いに対向配置される第一張出部及び第二張出部を有するフランジ部とを含み、
    前記第一張出部の第一表面と前記第二張出部の第二表面は前記内周面に連なり、
    前記フランジ部は、前記第一表面と前記第二表面とが接合された接合部を有し、
    前記本体部と前記フランジ部は軽金属を主体とする金属材料で構成され、
    前記フランジ部の幅をW1、前記接合部の幅をAとするとき、1/5<A/W1を満たす中空構造体。
  2. 前記フランジ部は、前記第一張出部と前記第二張出部とが接合されず接触する接触部を有し、
    前記接合部の幅Aと前記接触部の幅の合計幅をW2とするとき、1/4<A/W2を満たす請求項1に記載の中空構造体。
  3. 前記接触部は、前記接合部よりも前記本体部側に形成される内側接触部を有し、
    前記内側接触部の幅をBとするとき、B/W2<3/5を満たす請求項2に記載の中空構造体。
  4. 前記接合部の長さは、前記フランジ部の全長の30%以上の長さである請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の中空構造体。
  5. 前記接合部は、前記第一張出部と前記第二張出部とが摩擦撹拌接合された摩擦撹拌接合部を有する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の中空構造体。
  6. 前記内周面が形成する空間の断面積の大きな拡大部、及び局所的に前記内周面が形成する空間の断面積の小さな縮小部の少なくとも一方を備える請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の中空構造体。
  7. 前記フランジ部は、局所的に前記フランジ部の幅の広い幅広部を有する請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の中空構造体。
  8. 前記フランジ部は、切欠部を有する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の中空構造体。
  9. 前記軽金属が、マグネシウム又はアルミニウムである請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の中空構造体。
  10. 前記軽金属が、AZ91合金である請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の中空構造体。
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