JPWO2018230177A1 - 測定用光学系、色彩輝度計および色彩計 - Google Patents

測定用光学系、色彩輝度計および色彩計 Download PDF

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Abstract

本発明の測定用光学系、色彩輝度計および色彩計は、絞りと、入射光を導光する光導波路と、絞りの物体側に配置され、測定対象からの光像を絞りの開口面に結像させる第1光学系と、絞りと光導波路との間に配置され、絞りの開口面から出射される各光束の各主光線が光軸に平行となるように光導波路に入射させる第2光学系とを備える。

Description

本発明は、被測定物からの光を受光部に導光する測定用光学系、これを用いた色彩輝度計、および、これを用いた色彩計に関する。
被測定物としての発光体における色(光源色)および輝度を測定する色彩輝度計や、被測定物としての物体における色(物体色)を測定する色彩計は、従来から知られ、様々に利用されてきた。このような色彩輝度計や色彩計には、被測定物からの光を受光部に導光する測定用光学系が用いられており、例えば、特許文献1に開示されている。
この特許文献1に開示された測定用の光学装置は、入射面に入射する被測定物からの光を分岐して出射する複数の出射面を有する光分岐手段を備えてなる。より具体的には、特許文献1に開示された測定用の光学装置は、対物レンズ103、開口絞り104、視野絞り105、リレーレンズ106およびバンドルファイバ22などからなる光学系KK2を備える(図9および[0042]段落等)。対物レンズ103は、被測定物Qからの光束を視野絞り105の位置に集光して結像させる。リレーレンズ106は、視野絞り105の位置に結像した像をバンドルファイバ22の入射面Aに導く。開口絞り104は、対物レンズ103の後方に配置されており、開口絞り104を通過した光束のみがリレーレンズ106に向かう。バンドルファイバ22は、前記光分岐手段に相当し、複数の光ファイバ素線を束ねて構成され、軸方向の中間部分で3つに分けられ、入射面Aに入射した光束が3つの出射面B1、B2、B3に分かれて出射する。リレーレンズ106は、開口絞り104と入射面Aとが光学的に共役な関係となるような位置に配置される。なお、参照符号は、この段落において、前記特許文献1において各構成に付与された符号である。
ところで、近年では、表示装置は、液晶ディスプレイだけでなく、有機EL(electro luminescence)ディスプレイも注目されている。この有機ELディスプレイは、バックライトを利用する液晶ディスプレイに較べ、自発光であるため低輝度域も発光できる。この低輝度域の発光もより精度良く測色できることが望まれ、そのために、より多くの光量を、被測定物から受光部に導光する測定用光学系が望まれる。
前記特許文献1に開示された測定用の光学装置では、バンドルファイバ(光ファイバ素線)の開口数相当の角度以上である入射角を持つ光束は、バンドルファイバ(光ファイバ素線)に入射することができず、光量ロスが生じてしまう。
特開2003−247891号公報
本発明は、上述の事情に鑑みて為された発明であり、その目的は、より多くの光量を被測定物から受光部に導光できる測定用光学系、これを用いた色彩輝度計およびこれを用いた色彩計を提供することである。
上述した目的を実現するために、本発明の一側面を反映した測定用光学系、色彩輝度計および色彩計は、絞りと、入射光を導光する光導波路と、絞りの物体側に配置され、測定対象からの光像を絞りの開口面に結像させる第1光学系と、絞りと光導波路との間に配置され、絞りの開口面から出射される各光束の各主光線が光軸に平行となるように光導波路に入射させる第2光学系とを備える。
発明の1または複数の実施形態により与えられる利点および特徴は、以下に与えられる詳細な説明および添付図面から十分に理解される。これら詳細な説明及び添付図面は、例としてのみ与えられるものであり本発明の限定の定義として意図されるものではない。
第1実施形態における色彩輝度計の構成を示すブロック図である。 前記色彩輝度計に用いられる測定用光学系の構成を示す図である。 前記測定用光学系において、第2光学系の射出面から光導波路の入射面までにおける各光束の光線図を示す。 第2実施形態における測定用光学系の構成を示す図である。 第3実施形態における測定用光学系の構成を示す図である。 第4ないし第6実施形態における色彩計の構成を示すブロック図である。 比較例における測定用光学系の構成を示す図である。
以下、本発明にかかる実施の一形態を図面に基づいて説明する。しかしながら、発明の範囲は、開示された実施形態に限定されない。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、適宜、その説明を省略する。本明細書において、総称する場合には添え字を省略した参照符号で示し、個別の構成を指す場合には添え字を付した参照符号で示す。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態における色彩輝度計の構成を示すブロック図である。なお、図1は、後述の第2および第3実施形態における色彩輝度計Db、Dcの構成を示すブロック図でもある。図2は、前記色彩輝度計に用いられる測定用光学系の構成を示す図である。図2Aは、第1実施形態における前記測定用光学系を示し、図2Bは、光導波路の一例として、バンドルファイバを示す。図3は、前記測定用光学系において、第2光学系の射出面から光導波路(バンドルファイバ)の入射面までにおける各光束の光線図を示す。図7は、比較例における測定用光学系の構成を示す図である。図7Aは、比較例における前記測定用光学系を示し、図7Bは、比較例において、第2光学系の射出面から光導波路(バンドルファイバ)の入射面までにおける各光束の光線図を示す。
第1実施形態における色彩輝度計Daは、例えば、図1に示すように、測定用光学系SSaと、受光部1と、制御処理部2aと、入力部3と、出力部4と、インターフェース部(IF部)5とを備える。
測定用光学系SSaは、測定対象である被測定物Obからの光を受光し、この受光した光を受光部1へ導光する光学部品である。測定用光学系SSaは、後述でより具体的に説明する。被測定物Obは、本実施形態では、色彩輝度計Daであるので、光を発光する発光体である。
受光部1は、測定用光学系SSaで導光された被測定物Obからの光を受光し、この受光した光を光電変換することによって、その光強度に応じた電気信号を出力する受光部品である。受光部1は、例えば、前記受光した被測定物Obからの光を分光する分光部と、前記分光部で分光された光を光電変換する光電変換素子を備える。より具体的には、本実施形態では、XYZの3刺激値から被測定物Obの色および輝度を測定するため、受光部1は、CIE(国際照明委員会)で規定された等色関数X、Y、Zそれぞれに応じた3個のXフィルタ11−1、Yフィルタ11−2、Zフィルタ11−3と、これらXフィルタ11−1、Yフィルタ11−2、Zフィルタ11−3それぞれで濾波された各光それぞれを受光して光電変換するXフィルタ用受光素子12−1、Yフィルタ用受光素子12−2、Zフィルタ用受光素子12−3とを備える。このような受光部1では、被測定物Obからの光は、Xフィルタ11−1で濾波され、この濾波された光は、Xフィルタ用受光素子12−1で受光され、光電変換されて、Xフィルタ用受光素子12−1は、その光強度に応じた電気信号(X信号)を出力し、被測定物Obからの前記光は、Yフィルタ11−2で濾波され、この濾波された光は、Yフィルタ用受光素子12−2で受光され、光電変換されて、Yフィルタ用受光素子12−1は、その光強度に応じた電気信号(Y信号)を出力し、そして、被測定物Obからの前記光は、Zフィルタ11−3で濾波され、この濾波された光は、Zフィルタ用受光素子12−3で受光され、光電変換されて、Yフィルタ用受光素子12−1は、その光強度に応じた電気信号(Z信号)を出力する。受光部1は、制御処理部2aに接続され、これらX信号、Y信号およびZ信号は、制御処理部2aに出力される。
入力部3は、制御処理部2aに接続され、例えば、測定対象である被測定物Obの測定を指示するコマンド等の各種コマンド、および、例えば被測定物Obの識別子(試料番号やIDや名前等)の入力等の測定する上で必要な各種データを色彩輝度計Daに入力する装置であり、例えば、所定の機能を割り付けられた複数の入力スイッチ等である。出力部4は、制御処理部2aに接続され、制御処理部2aの制御に従って、入力部3から入力されたコマンドやデータ、および、当該色彩輝度計Daによって測定された被測定物Obの色および輝度を出力する装置であり、例えばCRTディスプレイ、LCD(液晶表示装置)および有機ELディスプレイ等の表示装置やプリンタ等の印刷装置等である。
なお、入力部3および出力部4からタッチパネルが構成されてもよい。このタッチパネルを構成する場合において、入力部3は、例えば抵抗膜方式や静電容量方式等の操作位置を検出して入力する位置入力装置であり、出力部4は、表示装置である。このタッチパネルでは、表示装置の表示面上に位置入力装置が設けられ、表示装置に入力可能な1または複数の入力内容の候補が表示され、ユーザが、入力したい入力内容を表示した表示位置を触れると、位置入力装置によってその位置が検出され、検出された位置に表示された表示内容がユーザの操作入力内容として色彩輝度計Daに入力される。このようなタッチパネルでは、ユーザは、入力操作を直感的に理解し易いので、ユーザにとって取り扱い易い色彩輝度計Daが提供される。
IF部5は、制御処理部2aに接続され、制御処理部2aの制御に従って、外部機器との間でデータの入出力を行う回路であり、例えば、シリアル通信方式であるRS−232Cのインターフェース回路、Bluetooth(登録商標)規格を用いたインターフェース回路、IrDA(Infrared Data Asscoiation)規格等の赤外線通信を行うインターフェース回路、および、USB(Universal Serial Bus)規格を用いたインターフェース回路等である。また、IF部5は、外部機器との間で通信を行う回路であり、例えば、データ通信カードや、IEEE802.11規格等に従った通信インターフェース回路等であっても良い。
制御処理部2aは、色彩輝度計Daの各部1、3〜5を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、色彩輝度計Da全体の制御を司るものである。そして、制御処理部2aは、入力部3で受け付けた指示に応じて被測定物Obからの光を測定用光学系SSaおよび受光部1で測定し、受光部1から出力された電気信号に基づいて被測定物Obの色および輝度を求め、この求めた被測定物Obの色および輝度を出力部4に出力する。また必要に応じて、制御処理部2aは、前記求めた被測定物Obの色および輝度をIF部5から出力する。本実施形態では、制御処理部2aは、受光部1から出力されたX信号、Y信号およびZ信号から、公知の手法によって被測定物Obの色および輝度を求める。制御処理部2aは、例えば、マイクロプロセッサを備えて構成される。
測定用光学系SSaについて、以下に、より具体的に説明する。測定用光学系SSaは、例えば、図2に示すように、第1光学系OSa−1と、絞りDIと、第2光学系OSa−2と、光導波路OPとを備える。
絞りDIは、測定径を規制する光学素子であり、例えば、前記測定径に応じた円形の貫通開口を持ち、遮光性を有する板状部材である。前記貫通開口は、開口面を形成する。
光導波路OPは、入射光を導光する光学素子であり、本実施形態では、被測定物Obからの光を受光部1における3個のXフィルタ11−1、Yフィルタ11−2およびZフィルタ11−3それぞれに導光するため、入射光を3個に分岐する光分岐器である。より具体的には、本実施形態では、光導波路OPは、図2Bに示すように、束ねられた複数の光ファイバ素線を、途中で3個の束に分け、1個の入射面から入射した入射光を3個の第1ないし第3出射面それぞれ射出するバンドルファイバである。
第1光学系OSa−1は、絞りDIの物体側(被測定物Ob側)に配置され、測定対象の被測定物Obからの光像を中間像として絞りDIの開口面に結像させる光学素子である。より具体的には、本実施形態では、第1光学系OSa−1は、図2Aに示すように、正の屈折力(光学的パワー、焦点距離の逆数)を持ち、測定対象の被測定物Obからの光像を物体側テレセントリックとなるように中間像として絞りDIの開口面に結像させる2個の第1および第2レンズ群Gra−1、Gra−2から成る。したがって、図2Aに示すように、被測定物Obから出射される各光束の各主光線は、光軸と平行となるように第1レンズ群Gra−1に入射される。なお、主光線が光軸と平行とは、主光線が光軸と完全に平行である場合だけでなく、製造バラツキ等により、主光線が光軸から±1度の範囲内でずれていても、誤差の範囲であり、平行とみなす。第1および第2レンズ群Gra−1、Gra−2は、後述の各レンズ群Grb〜Grfも同様に、1または複数のレンズを備えて構成される。
第2光学系OSa−2は、絞りDIと光導波路OPとの間に配置され、絞りDIの開口面から出射される各光束の各主光線が光軸に平行となるように光導波路OPに入射させる光学素子である。すなわち、第2光学系OSa−2は、像側テレセントリックなリレーレンズであり、例えば、1個のレンズ群Grbから成る。
このような測定用光学系SSaでは、上述から分かるように、第1光学系OSa−1、絞りDI、第2光学系OSa−2および光導波路OPは、この順で順次に配置されている。絞りDIは、第1光学系OSa−1の結像位置に配置される。測定対象の被測定物Obからの光は、その各光束の各主光線が光軸と平行となるように、第1光学系OSa−1の第1レンズ群Gra−1に入射する。第1光学系OSa−1は、その正の屈折力により、被測定物Obからの光像を中間像として絞りDIの開口面に結像し、絞りDIは、被測定物Obからの光を測定径で規制し、第2光学系OSa−2に入射させる。これによって測定用光学系SSaは、均一でエッジがシャープな測定感度を実現でき、比較的小さい測定径でも多くの光量を導光できる。また、第2光学系OSa−2により両側テレセントリックの場合のように結像関係にはならないから、測定用光学系SSaは、測定面のムラの影響を受け難くなる。
そして、第2光学系OSa−2は、絞りDIで規制された被測定物Obからの光を、各光束の各主光線が光軸に平行となるように光導波路OPに入射させる。このため、測定用光学系SSaは、軸外の光束が大きな入射角を持つことによって生じてしまう光量ロスを低減でき、集光効率が良い。比較例を用いて、より詳しく説明する。この比較例の測定用光学系SSrは、図7に示すように、第2光学系OSa−2のレンズ群Grbに代え、像側テレセントリックではないレンズ群Grrが用いられる点を除き、図2に示す上述の測定用光学系SSaと同様に構成される。
一般に、光導波路に入射される光の伝搬は、前記光導波路の開口数NAで規制される。すなわち、光導波路の開口数NAに応じた立体化角以内で入射する光は、前記光導波路を伝搬できるが、光導波路の開口数NAに応じた立体化角を越えて入射する光は、前記光導波路を伝搬できない。このため、光導波路OP、本実施形態ではバンドルファイバOPにより多くの光量を入射させるためには、測定用光学系SSaの像側の開口数NA1は、光導波路(バンドルファイバ)OPの開口数NA2に一致させることが効率的である。このように開口数NA1と開口数NA2とを互いに一致させたとしても、比較例における測定用光学系SSrの場合では、図7Bに示すように、光線A_+1、A_0、A_−1から成る軸上光束は、全て光導波路(バンドルファイバ)OPを伝搬できるが、レンズ群Grrが像側テレセントリックではないため、光線B_+1、B_0、B_−1から成る軸外光束は、光導波路(バンドルファイバ)OPの開口数NA2に応じた立体化角を越えて入射する光線が存在することになるから、全て光導波路(バンドルファイバ)OPを伝搬できず、光量ロスが生じる。すなわち、軸外の光束が大きな入射角を持つことによって生じてしまう光量ロスが生じてしまう。一方、本実施形態における測定用光学系SSaの場合では、図2Cに示すように、光線A_+1、A_0、A_−1から成る軸上光束は、もとより、第2光学系OSa−2のレンズ群Grbが像側テレセントリックであるため、光線B_+1、B_0、B_−1から成る軸外光束も、その光束中心が軸上光束と同様に垂直に入射し、全て光導波路(バンドルファイバ)OPを伝搬できる。したがって、本実施形態における測定用光学系SSaは、軸外の光束が大きな入射角を持つことによって生じてしまう光量ロスを低減でき、集光効率が良い。
そして、光導波路OP、本実施形態ではバンドルファイバOPに入射した被測定物Obからの光は、バンドルファイバOPを伝播し、3個に分かれ、第1ないし第3出射面それぞれから射出される。
光導波路OPの出射面には、受光部1の入射面が対向するように、光導波路OPと受光部1とは、配置される。本実施形態では、図2Bに示すように、バンドルファイバOPの第1出射面には受光部1のXフィルタ11−1の入射面が対向するように、かつ、バンドルファイバOPの第2出射面には受光部1のYフィルタ11−2の入射面が対向するように、かつ、バンドルファイバOPの第3出射面には受光部1のZフィルタ11−3の入射面が対向するように、バンドルファイバOPと受光部1とは、配置される。
光導波路OPから出射した被測定物Obからの光は、受光部1に入射される。本実施形態では、バンドルファイバOPの第1出射面から出射した被測定物Obからの光は、受光部1のXフィルタ11−1に入射され、Xフィルタ11−1で濾波され、この濾波された光は、Xフィルタ用受光素子12−1で受光される。バンドルファイバOPの第2出射面から出射した被測定物Obからの光は、受光部1のYフィルタ11−2に入射され、Yフィルタ11−2で濾波され、この濾波された光は、Yフィルタ用受光素子12−2で受光される。そして、バンドルファイバOPの第3出射面から出射した被測定物Obからの光は、受光部1のZフィルタ11−3に入射され、Zフィルタ11−1で濾波され、この濾波された光は、Zフィルタ用受光素子12−3で受光される。
そして、上述したように、Xフィルタ用受光素子12−1は、Xフィルタ11−1で濾波した光の光強度に応じたX信号を制御処理部2aへ出力し、Yフィルタ用受光素子12−2は、Yフィルタ11−2で濾波した光の光強度に応じたY信号を制御処理部2aへ出力し、Zフィルタ用受光素子12−3は、Zフィルタ11−3で濾波した光の光強度に応じたZ信号を制御処理部2aへ出力する。制御処理部2aは、受光部1から出力されたX信号、Y信号およびZ信号から、被測定物Obの色および輝度を求め、この求めた被測定物Obの色および輝度を出力部4に出力する。
以上説明したように、本実施形態における色彩輝度計Daに用いられた測定用光学系SSaは、第1光学系OSa−1が、測定対象の被測定物Obからの光像を絞りDIの開口面に結像させて中間像を形成し、第2光学系OSa−2が、絞りDIの開口面から出射される各光束の各主光線が光軸に平行となるように光導波路(本実施形態ではバンドルファイバ)OPに入射させる。このため、上記測定用光学系SSaは、軸外の光束が大きな入射角を持つことによって生じてしまう光量ロスを低減でき、集光効率が良い。上記測定用光学系SSaは、前記中間像を形成するので、均一でエッジがシャープな測定感度を実現でき、比較的小さい測定径でも多くの光量を導光できる。したがって、上記測定用光学系SSaは、より多くの光量を被測定物Obから受光部1に導光できる。
上記測定用光学系SSaは、第2光学系OSa−2により両側テレセントリックの場合のように結像関係にはならないから、測定面のムラの影響を受け難くなる。上記測定用光学系SSaは、第1光学系OSa−1が2個の第1および第2レンズ群Gra−1、Gra−2から成るので、より多くの光量を集光でき、必要に応じて色収差も補正し易くなる。
このような測定用光学系SSaが用いられるので、第1実施形態における色彩輝度計Daは、SN比を向上でき、より精度良く測色できる。上記色彩輝度計Daは、特に、低輝度域の測定に対し有利である。また、上記色彩輝度計Daは、測定径をより小さくでき、空間的な分解能を向上できる。
(第2実施形態)
次に、別の実施形態について説明する。図4は、第2実施形態における測定用光学系の構成を示す図である。
第1実施形態における色彩輝度計Daは、2個の第1および第2レンズ群Gra−1、Gra−2を備える測定用光学系SSaを用い、これら第1および第2レンズ群Gra−1、Gra−2で被測定物Obの中間像を形成したが、第2実施形態における色彩輝度計Dbは、1個のレンズ群Grcで中間像を形成する測定用光学系SSbを用いるものである。
このような第2実施形態における色彩輝度計Dbは、例えば、図1に示すように、測定用光学系SSbと、受光部1と、制御処理部2aと、入力部3と、出力部4と、IF部5とを備える。これら第2実施形態の色彩輝度計Dbにおける受光部1、制御処理部2a、入力部3、出力部4およびIF部5は、それぞれ、第1実施形態の色彩輝度計Daにおける受光部1、制御処理部2a、入力部3、出力部4およびIF部5と同様であるので、その説明を省略する。
第2実施形態における色彩輝度計Dbに用いられる測定用光学系SSbは、例えば、図4に示すように、第1光学系OSb−1と、絞りDIと、第2光学系OSb−2と、光導波路OPとを備える。
絞りDIは、第1実施形態の測定用光学系SSaと同様に、測定径を規制する光学素子である。光導波路OPは、第1実施形態の測定用光学系SSaと同様に、入射光を導光する光学素子であり、本実施形態でも、1入射3出射のバンドルファイバOPである。
第1光学系OSb−1は、絞りDIの物体側(被測定物Ob側)に配置され、測定対象の被測定物Obからの光像を中間像として絞りDIの開口面に結像させる光学素子である。より具体的には、本実施形態では、第1光学系OSb−1は、図4に示すように、正の屈折力を持ち、測定対象の被測定物Obからの光像を物体側テレセントリックとなるように中間像として絞りDIの開口面に結像させる1個のレンズ群Grcから成る。
第2光学系OSb−2は、絞りDIと光導波路OPとの間に配置され、絞りDIの開口面から出射される各光束の各主光線が光軸に平行となるように光導波路OPに入射させる光学素子である。すなわち、第2光学系OSb−2は、像側テレセントリックなリレーレンズであり、例えば、1個のレンズ群Grdから成る。
このような第2実施形態における色彩輝度計Dbに用いられた測定用光学系SSbは、第1実施形態における色彩輝度計Daに用いられた測定用光学系SSaと同様に、軸外の光束が大きな入射角を持つことによって生じてしまう光量ロスを低減でき、集光効率が良い。上記測定用光学系SSbは、均一でエッジがシャープな測定感度を実現でき、比較的小さい測定径でも多くの光量を導光できる。したがって、上記測定用光学系SSbは、より多くの光量を被測定物Obから受光部1に導光できる。上記測定用光学系SSbは、測定面のムラの影響を受け難くなる。
そして、上記測定用光学系SSbは、第1光学系OSb−1が1個のレンズ群Grcから成るので、より簡易に構成できる。
このような測定用光学系SSbが用いられるので、第2実施形態における色彩輝度計Dbは、第1実施形態における色彩輝度計Daと同様な作用効果を奏する。
(第3実施形態)
次に、別の実施形態について説明する。図5は、第3実施形態における測定用光学系の構成を示す図である。
第1および2実施形態における色彩輝度計Da、Dbは、物体側テレセントリックな第1光学系OSa−1、OSb−1を備える測定用光学系SSa、SSbを用いたが、第3実施形態における色彩輝度計Dcは、特に物体側テレセントリックではない通常の第1光学系OSc−1を備える測定用光学系SScを用いるものである。
このような第3実施形態における色彩輝度計Dcは、例えば、図1に示すように、測定用光学系SScと、受光部1と、制御処理部2aと、入力部3と、出力部4と、IF部5とを備える。これら第3実施形態の色彩輝度計Dcにおける受光部1、制御処理部2a、入力部3、出力部4およびIF部5は、それぞれ、第1実施形態の色彩輝度計Daにおける受光部1、制御処理部2a、入力部3、出力部4およびIF部5と同様であるので、その説明を省略する。
第3実施形態における色彩輝度計Dcに用いられる測定用光学系SScは、例えば、図5に示すように、第1光学系OSc−1と、絞りDIと、第2光学系OSc−2と、光導波路OPとを備える。
絞りDIは、第1実施形態の測定用光学系SSaと同様に、測定径を規制する光学素子である。光導波路OPは、第1実施形態の測定用光学系SSaと同様に、入射光を導光する光学素子であり、本実施形態でも、1入射3出射のバンドルファイバOPである。
第1光学系OSc−1は、絞りDIの物体側(被測定物Ob側)に配置され、測定対象の被測定物Obからの光像を中間像として絞りDIの開口面に結像させる光学素子である。より具体的には、本実施形態では、第1光学系OSc−1は、図5に示すように、正の屈折力を持ち、測定対象の被測定物Obからの光像を中間像として絞りDIの開口面に結像させる1個のレンズ群Greから成る。レンズ群Greは、特に物体側テレセントリックである必要はなく、通常の光学系であって良い。なお、第1光学系OSc−1は、正の屈折力を持ち、測定対象の被測定物Obからの光像を中間像として絞りDIの開口面に結像させる複数のレンズ群Greから成っても良い。
第2光学系OSc−2は、絞りDIと光導波路OPとの間に配置され、絞りDIの開口面から出射される各光束の各主光線が光軸に平行となるように光導波路OPに入射させる光学素子である。すなわち、第2光学系OSc−2は、像側テレセントリックなリレーレンズであり、例えば、1個のレンズ群Grfから成る。
このような第3実施形態における色彩輝度計Dcに用いられた測定用光学系SScは、第1実施形態における色彩輝度計Daに用いられた測定用光学系SSaと同様に、軸外の光束が大きな入射角を持つことによって生じてしまう光量ロスを低減でき、集光効率が良い。上記測定用光学系SScは、均一でエッジがシャープな測定感度を実現でき、比較的小さい測定径でも多くの光量を導光できる。したがって、上記測定用光学系SScは、より多くの光量を被測定物Obから受光部1に導光できる。上記測定用光学系SScは、測定面のムラの影響を受け難くなる。
このような測定用光学系SScが用いられるので、第3実施形態における色彩輝度計Dcは、第1実施形態における色彩輝度計Daと同様な作用効果を奏する。
(第4ないし第6実施形態)
次に、別の実施形態について説明する。図6は、第4ないし第6実施形態における色彩計の構成を示すブロック図である。
第1ないし第3実施形態は、それぞれ、測定用光学系SSa、SSb、SScそれぞれを用いた色彩輝度計Da、Db、Dcであったが、第4ないし第6実施形態は、それぞれ、測定用光学系SSa、SSb、SScそれぞれを用いた色彩計Dd、De、Dfである。
このような第4実施形態における色彩計Ddは、例えば、図6に示すように、測定用光学系SSaと、受光部1と、制御処理部2bと、入力部3と、出力部4と、IF部5と、照明部7とを備える。これら第4実施形態の色彩計Ddにおける測定用光学系SSa、受光部1、入力部3、出力部4およびIF部5は、それぞれ、第1実施形態の色彩輝度計Daにおける測定用光学系SSa、受光部1、入力部3、出力部4およびIF部5と同様であるので、その説明を省略する。
照明部7は、所定のジオメトリで被測定物Obに照明光を照射する装置であり、例えば、制御処理部2bに接続され、制御処理部2bの制御に従って光を放射する光源部と、前記光源部から放射された光を前記所定のジオメトリで被測定物Obに照明光として照射する照明光学系とを備える。図6には、一例として45°:0°のジオメトリが図示されているが、ジオメトリは、これに限定されず、任意であって良い。
制御処理部2bは、色彩計Ddの各部1、3〜5、7を当該各部の機能に応じてそれぞれ制御し、色彩輝度計Dd全体の制御を司るものである。そして、制御処理部2bは、入力部3で受け付けた指示に応じて被測定物Obからの光を測定用光学系SSaおよび受光部1で測定し、受光部1から出力された電気信号に基づいて被測定物Obの色を求め、この求めた被測定物Obの色を出力部4に出力する。また必要に応じて、制御処理部2bは、前記求めた被測定物Obの色をIF部5から出力する。本実施形態では、制御処理部2bは、受光部1から出力されたX信号、Y信号およびZ信号から、公知の手法によって被測定物Obの色を求める。制御処理部2bは、例えば、マイクロプロセッサを備えて構成される。
このような第4実施形態における色彩計Ddでは、照明部7は、照明光で被測定物Obを照明し、その反射光が測定用光学系SSaに入射される。被測定物Obからの光(ここでは反射光)は、測定用光学系SSaによって第1実施形態と同様に導光され、受光部1で受光され、受光部1でX信号、Y信号およびZ信号として光電変換される。受光部1は、これらX信号、Y信号およびZ信号を制御処理部2bに出力し、制御処理部2bは、これらX信号、Y信号およびZ信号から被測定物Obの色を求め、この求めた被測定物Obの色を出力部4に出力する。
このような第4実施形態における色彩計Ddに用いられた測定用光学系SSaは、第1実施形態と同様な作用効果を奏する。このような測定用光学系SSaが用いられるので、第4実施形態における色彩計Ddは、SN比を向上でき、より精度良く測色できる。上記色彩計Ddは、特に、低輝度域の測定に対し有利である。また、上記色彩計Ddは、測定径をより小さくでき、空間的な分解能を向上できる。
第5実施形態における色彩計Deは、例えば、図6に示すように、測定用光学系SSbと、受光部1と、制御処理部2bと、入力部3と、出力部4と、IF部5と、照明部7とを備える。これら第5実施形態の色彩計Deにおける受光部1、入力部3、出力部4およびIF部5は、それぞれ、第1実施形態の色彩輝度計Daにおける受光部1、入力部3、出力部4およびIF部5と同様であるので、その説明を省略する。第5実施形態の色彩計Deにおける測定用光学系SSbは、第2実施形態の色彩輝度計Dbにおける測定用光学系SSbと同様であるので、その説明を省略する。これら第5実施形態の色彩計Deにおける制御処理部2bおよび照明部7は、それぞれ、第4実施形態の色彩輝度計Ddにおける制御処理部2bおよび照明部7と同様であるので、その説明を省略する。
このような第5実施形態における色彩計Deに用いられた測定用光学系SSbは、第2実施形態と同様な作用効果を奏する。このような測定用光学系SSbが用いられるので、第5実施形態における色彩計Deは、第4実施形態における色彩輝度計Ddと同様な作用効果を奏する。
第6実施形態における色彩計Dfは、例えば、図6に示すように、測定用光学系SScと、受光部1と、制御処理部2bと、入力部3と、出力部4と、IF部5と、照明部7とを備える。これら第6実施形態の色彩計Dfにおける受光部1、入力部3、出力部4およびIF部5は、それぞれ、第1実施形態の色彩輝度計Daにおける受光部1、入力部3、出力部4およびIF部5と同様であるので、その説明を省略する。第6実施形態の色彩計Dfにおける測定用光学系SScは、第3実施形態の色彩輝度計Dcにおける測定用光学系SScと同様であるので、その説明を省略する。これら第6実施形態の色彩計Dfにおける制御処理部2bおよび照明部7は、それぞれ、第4実施形態の色彩輝度計Ddにおける制御処理部2bおよび照明部7と同様であるので、その説明を省略する。
このような第6実施形態における色彩計Dfに用いられた測定用光学系SScは、第3実施形態と同様な作用効果を奏する。このような測定用光学系SSaが用いられるので、第6実施形態における色彩計Dfは、第4実施形態における色彩輝度計Ddと同様な作用効果を奏する。
なお、上述の第1ないし第6実施形態において、測定用光学系SSa〜SScにおける第2光学系OSa−2、OSb−2、OSc−2における像側開口数NA1は、光導波路(上述ではバンドルファイバ)OPの開口数NA2以上であっても良い(NA1≧NA2)。このような測定用光学系SSa〜SScでは、NA1≧NA2であるので、測定用光学系SSa〜SScから出射した光は、その一部が光導波路(バンドルファイバ)OPを伝搬できず、光量ロスを生じるが、図2Cおよび図7Bを用いた上述の説明から分かるように、この生じる光量ロスのロス量を従前に較べて低減できる。これら実施形態における測定用光学系SSa〜SScは、NA1≧NA2の場合に、効果的である。
本明細書は、上記のように様々な態様の技術を開示しているが、そのうち主な技術を以下に纏める。
一態様にかかる測定用光学系は、絞りと、入射光を導光する光導波路と、前記絞りの物体側に配置され、測定対象からの光像を前記絞りの開口面に結像させる第1光学系と、前記絞りと前記光導波路との間に配置され、前記絞りの開口面から出射される各光束の各主光線が光軸に平行となるように前記光導波路に入射させる第2光学系とを備える。
このような測定用光学系は、第1光学系が、測定対象からの光像を前記絞りの開口面に結像させて中間像を形成し、第2光学系が、絞りの開口面から出射される各光束の各主光線が光軸に平行となるように前記光導波路に入射させる。このため、上記測定用光学系は、軸外の光束が大きな入射角を持つことによって生じてしまう光量ロスを低減でき、集光効率が良い。上記測定用光学系は、前記中間像を形成するので、均一でエッジがシャープな測定感度を実現でき、比較的小さい測定径でも多くの光量を導光できる。したがって、上記測定用光学系は、より多くの光量を被測定物から受光部に導光できる。
他の一態様では、上述の測定用光学系において、前記第1光学系は、正の屈折力を持ち、測定対象からの光像を物体側テレセントリックとなるように前記絞りの開口面に結像させる2個の第1および第2レンズ群から成る。
このような測定用光学系は、前記第2光学系により両側テレセントリックの場合のように結像関係にはならないから、測定面のムラの影響を受け難くなる。上記測定用光学系は、前記第1光学系が2個の第1および第2レンズ群から成るので、より多くの光量を集光でき、必要に応じて色収差も補正し易くなる。
他の一態様では、上述の測定用光学系において、前記第1光学系は、正の屈折力を持ち、測定対象からの光像を物体側テレセントリックとなるように前記絞りの開口面に結像させる1個のレンズ群から成る。
このような測定用光学系は、前記態様と同一の理由により、測定面のムラの影響を受け難くなる。上記測定用光学系は、前記第1光学系が1個のレンズ群から成るので、より簡易に構成できる。
他の一態様では、これら上述の測定用光学系において、前記第2光学系における像側開口数NA1は、前記光導波路の開口数NA2以上である(NA1≧NA2)。
このような測定用光学系は、光量ロスが生じるが、この生じる光量ロスのロス量を従前に較べて低減できる。
他の一態様にかかる色彩輝度計は、これら上述のいずれかの測定用光学系を用いる。
このような色彩輝度計は、これら上述のいずれかの測定用光学系を用いるので、より多くの光量を被測定物から受光部に導光できる。このため、上記色彩輝度計は、SN比(Signal−to−Noise ratio)を向上でき、より精度良く測色できる。上記色彩輝度計は、特に、低輝度域の測定に対し有利である。また、上記色彩輝度計は、測定径をより小さくでき、空間的な分解能を向上できる。
他の一態様にかかる色彩計は、これら上述のいずれかの測定用光学系を用いる。
このような色彩計は、これら上述のいずれかの測定用光学系を用いるので、より多くの光量を被測定物から受光部に導光できる。このため、上記色彩計は、SN比を向上でき、より精度良く測色できる。特に、低輝度域の測定に対し有利である。また、上記色彩計は、測定径をより小さくでき、空間的な分解能を向上できる。
この出願は、2017年6月15日に出願された日本国特許出願特願2017−117588を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。
本発明の実施形態が詳細に図示され、かつ、説明されたが、それは単なる図例及び実例であって限定ではない。本発明の範囲は、添付されたクレームの文言によって解釈されるべきである。
本発明を表現するために、上述において図面を参照しながら実施形態を通して本発明を適切且つ十分に説明したが、当業者であれば上述の実施形態を変更および/または改良することは容易に為し得ることであると認識すべきである。したがって、当業者が実施する変更形態または改良形態が、請求の範囲に記載された請求項の権利範囲を離脱するレベルのものでない限り、当該変更形態または当該改良形態は、当該請求項の権利範囲に包括されると解釈される。
本発明によれば、被測定物からの光を受光部に導光する測定用光学系、これを用いた色彩輝度計、および、これを用いた色彩計が提供できる。

Claims (6)

  1. 絞りと、
    入射光を導光する光導波路と、
    前記絞りの物体側に配置され、測定対象からの光像を前記絞りの開口面に結像させる第1光学系と、
    前記絞りと前記光導波路との間に配置され、前記絞りの開口面から出射される各光束の各主光線が光軸に平行となるように前記光導波路に入射させる第2光学系とを備える、
    測定用光学系。
  2. 前記第1光学系は、正の屈折力を持ち、測定対象からの光像を物体側テレセントリックとなるように前記絞りの開口面に結像させる2個の第1および第2レンズ群から成る、
    請求項1に記載の測定用光学系。
  3. 前記第1光学系は、正の屈折力を持ち、測定対象からの光像を物体側テレセントリックとなるように前記絞りの開口面に結像させる1個のレンズ群から成る、
    請求項1に記載の測定用光学系。
  4. 前記第2光学系における像側開口数は、前記光導波路の開口数以上である、
    請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の測定用光学系。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の測定用光学系を用いた色彩輝度計。
  6. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の測定用光学系を用いた色彩計。
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