JP2010025558A - 測定用光学系 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】多数本の光ファイバが束ねられて形成され測定対象に突き合わされる単一の入射端面12aおよび多数本の光ファイバが三つに分割されて形成された三つの出射端面12bを有する光束分割部12と、各出射端面12bに対向して配設され互いに異なる任意の透過波長に設定された三つの干渉フィルタ13と、各干渉フィルタ13を介在させて各出射端面12bに対向して配設された三つの受光素子16と、各出射端面12bから出射され干渉フィルタ13を透過した光束を対応する受光素子16の受光面16aに集光する集光部14とを備える測定用光学系10である。各出射端面12bから受光面16aに至る間に、各出射端面12bから出射される光束の受光面16aへの入射角度を規制する絞り部15が設けられている。
【選択図】 図1
Description
(1)干渉フィルタ13を透過した光(光束)を各受光素子16で受光する構成であることから、従来のように色ガラスフィルタを用いることに比較して、より多くの光量に基づいて三刺激値を得ることができる。これにより、従来の構成に比較して、検出感度を高めることができる。
(2)開口絞り15により、各出射端面12bを出射した光束のうち、所定の角度θ以下の出射角度の光束のみが各受光素子16の受光面16aに入射することから、干渉フィルタ13への入射角度による透過中心波長のシフトの影響を受けることなく、色の特性を正確に測定することができる。
(3)導光体12の出射端面12bと受光素子16との間に集光レンズ14が設けられているので、出射端面12bから出射された光束を有効に利用することができる。
(4)導光体12が、入射端面12aから三つの出射端面12bに至る間で擬似的にランダムとなるように多数本の光ファイバ束が束ねられて形成されていることから、測定対象(本実施例では液晶パネル11)の測定領域内での色や光量の偏りを低減して、各出射端面12bから出射することができる。このため、測定対象(本実施例では液晶パネル11)の測定領域における表示特性(例えば、色度、輝度、色差等)をより適切に計測することができる。
(5)所定の角度θ以下の出射角度の光束のみを各受光素子16の受光面16aに入射させる開口絞り15が、当該受光素子16と集光レンズ14との間に設けられた板状部材であることから、集光レンズ14との協働により、各出射端面12bから所定の角度θ以下の出射角度で出射された光束をより効率良く各受光素子16の受光面16aに入射させることができる。このため、より多くの光量に基づいて三刺激値を得ることができる。
(6)多数本の光ファイバが束ねられて形成された導光体12の入射端面12aで測定対象(本実施例では液晶パネル11)から出射された光束を取得し、各出射端面12bから出射された光束を集光レンズ14で集光して各受光素子16の受光面16aに入射させて、当該各受光素子16での受光により三刺激値を求める構成であることから、測定対象の測定領域から出射された光をより有効に測定に利用することができる。これは、以下のことによる。入射端面12aが小さな径の多数本の光ファイバが束ねられて形成されていることから、当該入射端面12aが各光ファイバの端面により効率よく充填されており、測定対象の測定領域から出射された光をより効率よく入射端面12aに入射させることができること。この入射端面12aに入射した光束は、確実に各出射端面12bから出射されること。各出射端面12bから出射された光束は、集光レンズ14により集光されて各受光素子16の受光面16aに入射されること。これらのことから、測定対象の測定領域から出射された光をより有効に測定に利用することができる。このため、より多くの光量に基づいて三刺激値を得ることができる。
(7)各出射端面12bと各集光レンズ14との間に干渉フィルタ13が設けられていることから、各集光レンズ14と各受光素子16との間隔を短く設定することができるので、測定用光学系10の全長が長くなることをより抑制することができる。これは、各受光素子16の近接位置に干渉フィルタを設けた場合、各受光素子16(その受光面16a)への入射角度を緩やかにする必要があることから、集光レンズ14の焦点距離を長くしなければならないので、より多くの光量を利用するためには、各集光レンズ14と各受光素子16との間隔を長くする必要があることによる。
11 (測定対象としての)液晶パネル
12 (光束分割部としての)導光体
12a 入射端面
12b 出射端面
13 干渉フィルタ
14 (集光部としての)集光レンズ
15 (絞り部としての)開口絞り
16 受光素子
θ 所定の角度
Claims (4)
- 多数本の光ファイバが束ねられて形成され測定対象に突き合わされる単一の入射端面および前記多数本の光ファイバが三つに分割されて形成された三つの出射端面を有する光束分割部と、
前記各出射端面に対向して配設され互いに異なる任意の透過波長に設定された三つの分光感度補正フィルタと、
該各分光感度補正フィルタを介在させて前記各出射端面に対向して配設された三つの受光素子と、
前記各出射端面から出射され前記分光感度補正フィルタを透過した光束を対応する前記各受光素子の受光面に集光する三つの集光部とを備え、
前記各出射端面から前記受光面に至る間に、前記各出射端面から出射される光束の前記受光面への入射角度を規制する絞り部が設けられていることを特徴とする測定用光学系。 - 前記絞り部は、所定の角度以下の出射角度で前記各出射端面から出射されて前記分光感度補正フィルタを透過した光束のみを前記受光面へと入射させるように設定され、
前記所定の角度は、前記各出射端面から出射されて前記分光感度補正フィルタを透過した光束のうち、その透過中心波長が、前記分光感度補正フィルタに設定された前記透過波長に対して許容範囲内の波長である光束における前記出射端面からの出射角度以下であることを特徴とする請求項1に記載の測定用光学系。 - 前記光束分割部は、前記入射端面における結束位置関係が、前記各出射端面において擬似的にランダムとなるように前記多数本の光ファイバが束ねられて構成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の測定用光学系。
- 前記絞り部は、前記集光部と前記受光素子との間に設けられた遮光部材であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の測定用光学系。
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