JP2002013981A - 測光装置 - Google Patents

測光装置

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JP2002013981A
JP2002013981A JP2000195003A JP2000195003A JP2002013981A JP 2002013981 A JP2002013981 A JP 2002013981A JP 2000195003 A JP2000195003 A JP 2000195003A JP 2000195003 A JP2000195003 A JP 2000195003A JP 2002013981 A JP2002013981 A JP 2002013981A
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Japan
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photoelectric conversion
measurement
light receiving
photometric device
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Koichi Terauchi
公一 寺内
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 小型化や価格の低減が可能であるとともに、
種々の測定条件での測定が容易に行える。 【解決手段】 RAM32は受光信号などを一時的に記
憶し、ROM33はCPU35の制御プログラムを記憶
するもので、この制御プログラムとして、等色関数に近
似するための重み付け係数を記憶している。CPU35
は、A/D変換器31から送られる受光信号をRAM3
3に保存し、RAM33に保存されている受光信号およ
びROM34に格納されている重み付け係数を用いて、
等色関数に基づく三刺激値を算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの光や照
明された試料からの反射光および透過光などの測定光の
特性を測定する測光装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光源からの光や照明された試料からの反
射光および透過光などの測定光の特性を測定する測光装
置、例えば試料の反射特性を測定する測色装置として、
分光型測色計や三刺激値型色彩計などが知られている。
【0003】測定光を分散する分光手段として、従来、
分光型測色計では、狭帯域のバンドパスフィルタやグレ
ーティング(回折格子)が使用されており、三刺激値型
色彩計では、主に人間の目の感度に対応した等色関数に
近似するように構成したバンドパスフィルタが使用され
ている。
【0004】分光型測色計では、10nmまたは20nmピッチ
で試料の反射率を測定することにより、その反射率、等
色関数および照明光の分光輝度特性から色情報を求める
こととなる。一方、三刺激値型色彩計では、測定光を等
色関数に近似した分光感度で受光するので、出力信号か
ら直接色情報が求められることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
分光型測色計は、10nmまたは20nmピッチで試料の反射率
を測定するので、高精度で測定できるという利点を有し
ているが、光電変換素子の個数やそれに対応する電子回
路部品も増大し、電気的および機械的構成が複雑化して
しまう。また、上述したように、分光手段としてグレー
ティングや狭帯域のバンドパスフィルタが使用される
が、グレーティングの場合には、高精度を必要とするた
め、分厚い大型のガラスやアルミニウムをベースとした
ものを採用することが多く、価格も高いという問題があ
り、狭帯域のバンドパスフィルタの場合には、小型化が
可能であるが、やはり価格が高いという問題がある。従
って、分光型測色計は、測定精度や機能に優れている
が、価格が高く小型化が困難であるという問題を有して
いる。
【0006】一方、上記従来の三刺激値型色彩計は、等
色関数に近似する分光感度で受光するので、光電変換素
子の個数が3個〜4個と少なく、電気的構成が簡単であ
り、小型で比較的価格が安いという利点がある。しか
し、分光感度を等色関数に近似させるのに複数枚のバン
ドパスフィルタを重ねて構成しており、各フィルタの分
光透過率の管理や組合せに手間がかかるという問題があ
る。さらに、複数枚のバンドパスフィルタを重ねても、
分光感度を等色関数に完全に一致させることは困難であ
り、その誤差が測定精度に大きく影響する。また、三刺
激値型色彩計に特有の問題点として、試料を観察すると
きの照明条件や観察者の視野が変更できないという点や
条件等色の評価が不可能である点など、測定装置として
の機能に制約があるという問題点を有している。
【0007】本発明は、上記問題を解決するもので、小
型化や価格の低減が可能であるとともに、種々の測定条
件での測定が容易に行える測光装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、測定
光を波長ごとに分散する分光手段と、分散された上記測
定光を受光してn(nは2以上の整数)個の波長に対応
する受光信号をそれぞれ出力する少なくともn個の光電
変換手段と、上記各光電変換手段から出力される受光信
号に対応して所定の分光感度を得るべく予め設定された
n個の重み付け係数が格納された記憶手段と、上記各受
光信号および上記各重み付け係数を用いて、所定の分光
感度に基づく上記測定光の特性を求める演算手段とを備
えたことを特徴としている。
【0009】この構成によれば、分光手段により測定光
が波長ごとに分散され、分散された測定光が少なくとも
n個の光電変換手段により受光されてn個の波長に対応
する受光信号がそれぞれ出力される。一方、記憶手段に
は、各光電変換手段から出力される受光信号に対応して
所定の分光感度を得るべく予め設定されたn個の重み付
け係数が格納されている。この所定の分光感度が例えば
CIEの等色関数である場合には、等色関数x(λ),y
(λ),z(λ)に対してそれぞれn個の重み付け係数が格
納されている。そして、演算手段により、この重み付け
係数および上記各受光信号を用いて所定の分光感度に基
づく測定光の特性、例えばCIEの等色関数に基づく三
刺激値X,Y,Zが求められる。
【0010】この場合、重み付け係数を用いて所定の分
光感度に精度良く近似することにより、分光手段の波長
分散精度やn個の波長を受光するための各光電変換手段
の位置精度として高精度のものが不要になるため、簡易
な構成の分光手段を用いることが可能になるとともに、
光電変換手段の配置などの装置構成が容易に行われるこ
ととなり、装置構成の簡素化および低価格化が可能にな
る。
【0011】また、所定の分光感度として複数の分光感
度に対応する重み付け係数を記憶手段に格納しておくこ
とにより、例えば異なる照明条件など、種々の測定条件
での特性測定が容易に行えることとなる。
【0012】なお、測定光として、照明される測定試料
からの反射光または透過光、光源から出力される光の適
用が可能であり、測定光の特性として、物体色、光源色
や照度、輝度などの適用が可能である。
【0013】また、請求項2の発明は、請求項1記載の
測光装置において、上記少なくともn個の光電変換手段
は、波長間隔が不等のn個の波長を受光するように上記
測定光の分散方向に配列されていることを特徴としてい
る。
【0014】この構成によれば、例えば、上記所定の分
光感度の変化が急峻な波長範囲では小さい波長間隔で受
光し、所定の分光感度の変化が緩やかな波長範囲では大
きい波長間隔で受光することにより、光電変換手段の個
数nの増大を抑制しつつ、重み付け係数による所定の分
光感度への近似精度を高めることが可能になる。
【0015】また、請求項3の発明は、請求項1記載の
測光装置において、上記少なくともn個の光電変換手段
は、上記測定光の分散方向およびその直交方向に2次元
的に配列されていることを特徴としている。
【0016】この構成によれば、少なくともn個の光電
変換手段は、測定光の分散方向およびその直交方向に2
次元的に配列されているので、分散された測定光のうち
で上記直交方向に配列された光電変換手段は同一波長の
測定光を受光することから、これらの受光信号の例えば
平均値を測定結果とすることで、測定精度が向上するこ
ととなる。
【0017】また、請求項4の発明は、請求項1〜3の
いずれかに記載の測光装置において、上記分光手段は、
透過型回折格子により構成されている。
【0018】この構成によれば、分光手段として簡易な
構成の透過型回折格子を用いることにより、装置構成の
簡素化および低価格化が可能になる。
【0019】また、請求項5の発明は、請求項1〜4の
いずれかに記載の測光装置において、測定試料を照明す
る照明手段を備え、照明された上記測定試料からの光を
上記測定光とするものであることを特徴としている。
【0020】この構成によれば、照明手段により照明さ
れた測定試料からの反射光または透過光が測定光とされ
て、この測定光の特性として、例えば物体色が求められ
ることとなる。
【0021】また、請求項6の発明は、それぞれ異なる
波長で異なる時刻に測定試料を照明するn(nは2以上
の整数)個の照明手段と、上記各波長に対応して所定の
分光感度を得るべく予め設定されたn個の重み付け係数
が格納された記憶手段と、上記n個の照明手段により照
明された上記測定試料からの光を順次受光して受光強度
に対応する受光信号を順次出力する光電変換手段と、上
記各受光信号および上記各重み付け係数を用いて、所定
の分光感度に基づく上記測定試料からの光の特性を求め
る演算手段とを備えたことを特徴としている。
【0022】この構成によれば、n個の照明手段によ
り、それぞれ異なる波長で異なる時刻に測定試料が照明
され、照明された測定試料からの光が光電変換手段によ
り順次受光されて受光強度に対応する受光信号が順次出
力される。一方、記憶手段には、各照明手段の波長に対
応して所定の分光感度を得るべく予め設定されたn個の
重み付け係数が格納されている。この所定の分光感度が
例えばCIEの等色関数である場合には、等色関数x
(λ),y(λ),z(λ)に対してそれぞれn個の重み付け
係数が格納されている。そして、演算手段により、この
重み付け係数および上記各受光信号を用いて所定の分光
感度に基づく測定光の特性、例えばCIEの等色関数に
基づく三刺激値X,Y,Zが求められる。
【0023】この場合、重み付け係数を用いて所定の分
光感度に精度良く近似することにより、各照明手段によ
るn個の波長精度やその波長間隔として高精度のものが
不要になるため、簡易な構成の照明手段を用いることが
可能になり、装置構成の簡素化および低価格化が可能に
なる。
【0024】また、所定の分光感度として複数の分光感
度に対応する重み付け係数を記憶手段に格納しておくこ
とにより、例えば異なる照明条件など、種々の測定条件
での特性測定が容易に行えることとなる。
【0025】なお、測定光として、照明される測定試料
からの反射光または透過光の適用が可能であり、測定光
の特性として、物体色などの適用が可能である。
【0026】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は本発明に
係る測光装置の第1実施形態である測色計の機械的構成
を模式的に示す構成図、図2は受光基板を示す図1のA
矢視図、図3は第1、第2光電変換素子列による受光感
度を示す図である。
【0027】図1において、積分球1は、試料用開口
2、受光用開口3および凹部4を備えており、内壁1a
は、CaOやBaSO4などの高反射率・高拡散率材料により塗
装されている。受光用開口3は、試料用開口2の法線2
nに対して8°だけ傾斜した光軸3a上に設けられてい
る。凹部4には、光源5が配設されており、この光源5
は、例えば、CIE(国際照明委員会)の標準の光D65
に近似するキセノンフラッシュランプからなる。なお、
凹部4の形状および光源5の配置位置は、光源5の照明
光が試料用開口2を直接照射しないように設定されてい
る。
【0028】受光用開口3の直ぐ外側には、観察用結像
レンズ11および観察域規制板12が配設されている。
観察域規制板12は、観察域規制用の開口12aを有し
ており、観察用結像レンズ11は、受光用開口3から射
出された上記反射光を開口12aに集束するものであ
る。この開口12aの近傍には光ファイバ13の入射端
が配設されている。
【0029】さらに、光ファイバ13の射出端から光の
射出方向に沿って、マスク板14のスリット状開口14
a、コリメートレンズ15、フィルム状の透過型回折格
子16、結像レンズ17および受光基板18が光軸19
上に配設されている。マスク板14のスリット状開口1
4aは、図1の紙面奥行き方向に細長いスリット形状に
なっている。また、受光基板18上には、後述する第1
光電変換素子列21および第2光電変換素子列22が配
設されている。
【0030】このような構成により、光源5から出力さ
れる光が積分球1の内壁1aに多重反射し、試料用開口
2に対向配置された測定試料6を拡散照明する。拡散照
明された測定試料6からの反射光は、観察用結像レンズ
11により集束され、観察域規制板12の開口12aを
通過して、光ファイバ13に入射する。そして、光ファ
イバ13から射出された上記反射光は、マスク板14の
スリット状開口14aにより帯状の光に規制され、コリ
メートレンズ15により平行光にされ、透過型回折格子
16を通過して回折される。
【0031】透過型回折格子16により回折された(+
1)次回折光23および(−1)次回折光24は、結像レ
ンズ17により、それぞれ、第1光電変換素子列21お
よび第2光電変換素子列22の各受光面に結像される。
【0032】第1、第2光電変換素子列21,22は、
図2に示すように、それぞれ光電変換素子群211〜2
14および光電変換素子群221〜224が、図中、縦
方向に配列されて構成されている。
【0033】各光電変換素子群211〜214,221
〜224は、それぞれ、例えばシリコンフォトダイオー
ドからなる同一個数の光電変換素子が図中、横方向に1
列または複数列に並んで形成されており、それぞれの受
光面に、波長ごとに分散されたスリット状開口14aの
像が結像される。
【0034】この第1実施形態では、光電変換素子群2
11〜214に、それぞれ410,490,570,650nmの波長
が入射し、光電変換素子群221〜224に、それぞれ
450,530,610,690nmの波長が入射するように構成され
ており、光電変換素子群211〜214,221〜22
4による受光感度は、図3に示すように、それぞれS1
(λ),S3(λ),S5(λ),S7(λ),S2(λ),S4(λ),S6
(λ),S8(λ)となる。
【0035】すなわち、(+1)次回折光受光用の第1光
電変換素子列21および(−1)次回折光受光用の第2光
電変換素子列22から出力される受光信号を合わせる
と、図3に示すように、410nmから690nmまで40nmピッチ
でピークを持つ8個の分光反射率が測定値として得られ
る。
【0036】図4は第1実施形態の測色計の電気的構成
を示すブロック図で、図1と同一物には同一符号を付し
ている。図5はCIEによる10°視野の等色関数x
(λ),y(λ),z(λ)を示す図である。
【0037】図4において、A/D変換器31は、光電
変換素子群211〜214,221〜224から出力さ
れる受光信号をディジタル値に変換するもので、例えば
各受光信号を順次ディジタル値に変換し、変換された受
光信号を順次CPU35に送出する。
【0038】RAM32は、上記ディジタル値に変換さ
れた受光信号などを一時的に記憶するものである。RO
M33は、CPU35の制御プログラムを記憶するもの
で、この制御プログラムとして、図5に示す等色関数x
(λ),y(λ),z(λ)に近似するための重み付け係数k1
〜k8,m1〜m8,n1〜n8(後述)を記憶している。発光回
路34は、CPU35から送られる制御信号に従って光
源5に発光のための駆動電流を供給するものである。
【0039】CPU35は、ROM33に格納された制
御プログラムに従って測色計の動作を制御するもので、
以下の機能を有する。
【0040】発光回路34に制御信号を送出して光源
5の発光を制御する。
【0041】A/D変換器31から送られる受光信号
をRAM33に保存する。なお、光電変換素子群211
〜214,221〜224から出力される受光信号は、
各群を構成する光電変換素子の受光信号の合計値または
平均値を受光信号として保存し、または測定値として用
いるようにすればよい。
【0042】RAM33に保存されている受光信号お
よびROM34に格納されている重み付け係数k1〜k8,
m1〜m8,n1〜n8を用いて、等色関数x(λ),y(λ),z
(λ)に基づく三刺激値X,Y,Zを算出する。
【0043】次に、図1、図3、図3の一部を示す図6
を用いて、重み付け係数k1〜k8,m1〜m8,n1〜n8を求め
る手順の一例について説明する。ここでは、一例として
等色関数x(λ)に近似する重み付け係数k1〜k8を求め
る。
【0044】まず、図1において、測定試料6に代え
て、モノクロメータを試料用開口2に対向配置し、受光
用開口3に向けて、単色光を例えば380nmから740nmまで
10nmピッチで射出して、第1、第2光電変換素子列2
1,22による受光感度の測定を行う。これによって、
図3に示すように、410nm,450nm,…,690nmにそれぞ
れピークを有する受光感度S1(λ),S2(λ),…,S8(λ)
が得られる。
【0045】ここで、受光感度S1(λ)〜S8(λ)に対応す
る重み付け係数をそれぞれk1〜k8とし、近似対象である
所定の感度をS(λ)とすると、例えば波長400nmでの所
定の感度S(400nm)は、k1・S1(400nm)からk8・S8(400nm)
までの和で表わされる。図6ではS1(400nm),S2(400nm)
のみを示している。また、波長450nmでの所定の感度S
(450nm)も、同様に、k1・S1(450nm)からk8・S8(450nm)ま
での和で表わされる。図6ではS1(450nm),S2(450nm),
S3(450nm)のみを示している。
【0046】すなわち、380nmから740nmまで10nmピッチ
での各波長における所定の感度S(λ)は、下記式によっ
て表わされる。 S(380nm)=k1・S1(380nm)+k2・S2(380nm)+…+k8・S8(380nm) S(390nm)=k1・S1(390nm)+k2・S2(390nm)+…+k8・S8(390nm) … S(460nm)=k1・S1(460nm)+k2・S2(460nm)+…+k8・S8(460nm) … S(740nm)=k1・S1(740nm)+k2・S2(740nm)+…+k8・S8(740nm) そして、所定の感度S(λ)は、ここでは等色関数x(λ)
であるので、S(λ)とx(λ)との差が最小になるよう
に、最小2乗法によって重み付け係数k1,k2,…,k8を
求める。
【0047】同様にして、所定の感度S(λ)を等色関数
y(λ),z(λ)とすることにより重み付け係数m1〜m8,
n1〜n8を求める。
【0048】このようにして重み付け係数k1〜k8,m1〜
m8,n1〜n8を予め求めておき、ROM33に格納してお
く。
【0049】次に、図7、図8を用いて、重み付け係数
k1〜k8,m1〜m8,n1〜n8による等色関数x(λ),y
(λ),z(λ)に対する近似精度について説明する。図
7、図8は等色関数に対する近似の一例を示す図で、そ
れぞれ、,,が等色関数x(λ),y(λ),z(λ)
に対する近似曲線を示している。
【0050】等色関数に対する近似精度は、光電変換素
子群の個数(第1実施形態では8個)が同一であれば、
光電変換素子群による受光感度(図3参照)の半値幅と
波長ピッチとの大小関係によって変化する。
【0051】すなわち、図7は受光感度の半値幅が波長
ピッチより大きい場合を示し、図8は半値幅が波長ピッ
チより小さい場合を示しており、図7の方が精度良く近
似できていることが明らかである。
【0052】これは、受光感度の半値幅が波長ピッチよ
り小さい場合には、ピーク波長とピーク波長の中間波長
において受光感度の数値が小さくなるため、この中間波
長の範囲において近似を精度良く行えなくなるからであ
る。
【0053】また、等色関数のピーク波長近傍(等色関
数x(λ)の場合には445nm近傍および595nm近傍、等色関
数y(λ)の場合には555nm近傍、等色関数z(λ)の場合
には445nm近傍)に、受光感度がピーク波長を持つよう
に、光電変換素子群の配置位置を設定することが好まし
い。これによって、等色関数に対する近似精度を更に向
上することができる。
【0054】このように、第1実施形態によれば、光電
変換素子群211〜214が配列されてなる第1光電変
換素子列21および光電変換素子群221〜224が配
列されてなる第2光電変換素子列22と、ROM33に
格納された重み付け係数k1〜k8,m1〜m8,n1〜n8とを備
え、比較的少ない8個の受光感度から等色関数に近似し
た特性を求めるようにしているので、従来の三刺激値型
色彩計に比べて高精度の測定を行うことができる。
【0055】また、単にフィルム状の透過型回折格子1
6を備えているだけであるので、複数のバンドパスフィ
ルタを組み合わせて等色関数に近似する感度を構成して
いた従来の三刺激値型色彩計に比べて、部品点数を削減
し、簡素な構成で低コストの測定装置を実現することが
できる。 (第2実施形態)図9は本発明に係る測光装置の第2実
施形態である測色計の機械的構成を模式的に示す構成
図、図10は同測色計の電気的構成を示すブロック図
で、図1、図4と同一物には同一符号を付している。
【0056】現在、発光波長の異なるLEDとして、赤
色、橙色、黄色、緑色、青緑色、青色などのLEDが実
用化されている。そこで、第2実施形態では、測定試料
6からの反射光を波長ごとに分散して受光する第1実施
形態と異なり、発光波長の異なる複数(本実施形態では
8個)のLEDを照明光源として備え、それぞれ互いに
異なる時刻に測定試料6を照明し、照明された測定試料
6からの反射光を順次受光するようにしている。
【0057】図9において、LED41〜48は、それ
ぞれ、試料用開口2の法線2nに対して45°だけ傾斜し
た角度で試料用開口2に対向配置された測定試料6を照
明するもので、例えば法線2nを中心とする円周上に等
間隔で配置されている。
【0058】LED41〜48の発光のピーク波長は、
例えば400nm〜700nmの範囲内で、互いに異なる値を有し
ており、例えば、それぞれ図3に示すような値の分光強
度を有するものでもよい。
【0059】図9に戻り、試料用開口2の法線2n上に
は、結像レンズ51および受光部52が配設され、LE
D41〜48により照明された測定試料6からの反射光
のうちで法線2n方向の成分が、結像レンズ51により
受光部52の受光面に結像される。受光部52は、1ま
たは複数のフォトダイオードなどの光電変換素子が配列
されて構成されている。
【0060】図10において、CPU35は、切替スイ
ッチ53を介して、LED41〜48を互いに異なる時
刻に順次発光させる機能を有する。
【0061】このような構成の第2実施形態の動作につ
いて説明すると、まず、切替スイッチ53を介してCP
U35によりLED41が発光し、測定試料6からの反
射光が受光部52により受光される。この受光強度に応
じた受光信号が受光部52からA/D変換器31に送ら
れ、ディジタル値に変換されて、RAM32に保存され
る。
【0062】このときの受光信号は、LED41の分光
強度にほぼ一致する。但し、厳密にいうと、結像レンズ
51などの光学系や受光部52の分光感度も考慮する必
要がある。
【0063】次いで、同様に、LED42が発光して受
光信号がRAM32に保存され、これがLED48まで
繰り返される。
【0064】このようにしてRAM32に保存された8
個の受光信号は、LED41〜48の分光強度にほぼ一
致するので、透過型回折格子16により分散して光電変
換素子群211〜214,221〜224により得られ
る受光信号と等価になることから、第2実施形態におい
ても、第1実施形態と同様の作用が得られる。
【0065】すなわち、第2実施形態によれば、予めL
ED41〜48の分光強度をそれぞれ測定し、照明強度
が等色関数に近似されるように最小2乗法などにより重
み付け係数k1〜k8,m1〜m8,n1〜n8を求め、ROM33
に格納しておくことによって、第1実施形態と同様の効
果を得ることができる。 (変形形態)なお、本発明は、上記第1、第2実施形態
に限られず、以下に示す変形形態を採用することができ
る。
【0066】(1)上記第1実施形態ではd/8ジオメト
リを採用し、上記第2実施形態では45/0ジオメトリを
採用しているが、これに限られず、例えばCIEで規定
されている他のジオメトリを採用してもよい。
【0067】(2)上記第1実施形態では光電変換素子
群211〜214,221〜224を備え、上記第2実
施形態ではLED41〜48を備え、いずれも8個の測
定データを得るようにしているが、これに限られず、そ
れぞれ9個以上または8個未満の測定データが得られる
ように構成してもよい。
【0068】(3)上記第1実施形態では、受光感度の
ピーク波長が等ピッチ(40nm)になるように、第1、第
2光電変換素子列21,22の各光電変換素子群211
〜214,221〜224を配列しているが、これに限
られない。
【0069】図5に示すように、等色関数z(λ)の感度
は、等色関数x(λ),y(λ)の感度に比べて、立上りが
急峻になっている。このため、等ピッチの受光感度で近
似させると、等色関数z(λ)に対する近似は、等色関数
x(λ),y(λ)に対する近似に比べて、特に上記立上り
部分において誤差が大きくなってしまう。
【0070】そこで、特定波長域、例えば等色関数z
(λ)の感度がある400〜500nm付近で受光感度の半値幅お
よび波長ピッチが細かくなるように、第1、第2光電変
換素子列21,22を構成する光電変換素子群の配列方
向の幅を狭くして、より高密度に配列することによっ
て、より精度良く近似することができる。
【0071】また、このとき、高精度を必要としない特
定波長域で波長ピッチが広くなるように、光電変換素子
群を配列することにより、光電変換素子群の個数の増大
を抑制することができる。
【0072】(4)上記第1実施形態では、光ファイバ
13およびスリット状開口14aを各1個備え、1つの
測定光を分光しているが、これに限られず、光ファイバ
およびスリット状開口を複数個備えるとともに、対応す
る光電変換素子列を複数列備えるようにしてもよい。こ
の形態によれば、複数の測定光を同時に測定することが
できる。
【0073】(5)上記第1実施形態では、第1、第2
光電変換素子列21,22を構成する各光電変換素子群
211〜214,221〜224は、それぞれ、同一個
数の光電変換素子を1列または複数列に並んで形成して
いるが、これに限られず、第1、第2光電変換素子列2
1,22を1列(図2中、横方向に1個)の光電変換素
子で構成するようにしてもよい。また、第1、第2光電
変換素子列21,22を、フォトダイオードやCCDが
2次元的に配列されてなるエリアセンサにより構成する
ようにしてもよい。
【0074】(6)上記第1実施形態では、重み付け係
数を求めるときに、単色光を用いて受光感度の測定を10
nmピッチで行っているが、これに限られず、5nmピッチ
や20nmピッチでもよい。
【0075】(7)上記第1実施形態では、1種類の重
み付け係数、すなわちCIEの10°視野の等色関数x
(λ),y(λ),z(λ)に近似させる重み付け係数k1〜k
8,m1〜m8,n1〜n8を予め求めてROM33に格納して
いるが、これに限られず、複数種類の重み付け係数を予
め求めてROM33に格納してもよい。
【0076】例えば、CIEの2°視野の等色関数、C
IEの標準の光A,C,D65または蛍光ランプF10など
の照明光の違いによる補正を施した等色関数や、等色関
数以外の任意の受光感度関数などに近似させる重み付け
係数を予め求めてROM33に格納しておくようにして
もよい。
【0077】この形態によれば、複数種類の照明光での
色評価や、複数の受光感度関数での評価を行うことがで
きる。
【0078】(8)上記第1実施形態では、受光感度の
ピーク波長が40nmになるように第1、第2光電変換素子
列21,22の各光電変換素子群211〜214,22
1〜224を配列し、予め求めてROM33に格納した
等色関数x(λ),y(λ),z(λ)に近似させる重み付け
係数k1〜k8,m1〜m8,n1〜n8を用いて、三刺激値X,
Y,Zを算出する三刺激値型色彩計としているが、これ
に限られない。
【0079】第1、第2光電変換素子列21,22を構
成する光電変換素子群の個数を増加させ、受光感度のピ
ーク波長が10nmまたは20nmになるように配列することに
よって、測定試料の分光反射率を求める分光型測色計を
実現することができる。
【0080】(9)重み付け係数を求めるときに、上記
第1実施形態では、単色光を用いて受光感度の測定を行
い、最小2乗法により等色関数に近似するようにしてお
り、上記第2実施形態では、各LEDの分光強度を測定
し、最小2乗法により照明強度を等色関数に近似するよ
うにしているが、重み付け係数を求める手順は、これに
限られない。
【0081】例えば、三刺激値(Xi,Yi,Zi)が
既知の基準色票(基準タイル)を複数種類(例えばi=
1〜nのn種類)測定し、合わせ込むようにして求めて
もよい。
【0082】すなわち、例えば刺激値Xの場合には、各
受光感度(または各LED)による測定値に重み付け係
数を乗算して積算した値をXiとして、i=1〜nのn
式について成立する最適な重み付け係数を求めるように
すればよい。
【0083】(10)上記第1、第2実施形態では、測定
試料6の反射光を測定光としているが、これに限られな
い。
【0084】第1実施形態では、測定試料6の反対側か
ら照明することにより、測定試料6の透過光を測定光と
することができる。また、反射光や透過光などの物体色
に限られず、受光用開口3の位置に測定対象となる光源
を配置することにより、光源から出力される光を測定光
として光源色を測定することもできる。
【0085】また、第2実施形態では、各LEDを測定
試料6の反対側に配置することにより、測定試料6の透
過光を測定光とすることができる。
【0086】(11)上記第1、第2実施形態や、上記変
形形態(8)では、三刺激値型色彩計や分光型測色計と
しているが、これに限られず、照度計、輝度計や色彩輝
度計などの種々の光の特性を測定する一般の測光装置に
も応用することができる。例えば、照度計であれば、標
準分光視感効率に近似する重み付け係数を予め求めて記
憶しておくことにより、精度良く測定を行うことができ
る。
【0087】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、各光電変換手段から出力される受光信号に対応
して所定の分光感度を得るべく予め設定されたn個の重
み付け係数を記憶しておき、各受光信号および各重み付
け係数を用いて、所定の分光感度に基づく測定光の特性
を求めるようにしているので、重み付け係数を用いて所
定の分光感度に精度良く近似することにより、分光手段
の波長分散精度やn個の波長を受光するための各光電変
換手段の位置精度として高精度のものが不要になり、装
置構成の簡素化および低価格化を図ることができる。ま
た、所定の分光感度として複数の分光感度に対応する重
み付け係数を記憶手段に格納しておくことにより、種々
の測定条件での特性測定を容易に行うことができる。
【0088】また、請求項2の発明によれば、少なくと
もn個の光電変換手段は、波長間隔が不等のn個の波長
を受光するように測定光の分散方向に配列しているの
で、例えば、所定の分光感度の変化が急峻な波長範囲で
は小さい波長間隔で受光し、所定の分光感度の変化が緩
やかな波長範囲では大きい波長間隔で受光することによ
り、光電変換手段の個数nの増大を抑制しつつ、重み付
け係数による所定の分光感度への近似精度を高めること
ができる。
【0089】また、請求項3の発明によれば、少なくと
もn個の光電変換手段は、測定光の分散方向およびその
直交方向に2次元的に配列しているので、分散された測
定光のうちで上記直交方向に配列された光電変換手段は
同一波長の測定光を受光することから、これらの受光信
号の例えば平均値を測定結果とすることで、測定精度を
向上することができる。
【0090】また、請求項4の発明によれば、分光手段
は、透過型回折格子により構成するようにしているの
で、装置構成の簡素化および低価格化を図ることができ
る。
【0091】また、請求項5の発明によれば、測定試料
を照明する照明手段を備え、照明された測定試料からの
光を測定光とするようにしているので、測定試料からの
反射光または透過光が測定光となり、この測定光の特性
として、例えば物体色を求めることができる。
【0092】また、請求項6の発明によれば、n個の照
明手段により、それぞれ異なる波長で異なる時刻に測定
試料を照明し、照明された測定試料からの光を光電変換
手段により順次受光して受光強度に対応する受光信号を
順次出力する一方、記憶手段には、各照明手段の波長に
対応して所定の分光感度を得るべく予め設定されたn個
の重み付け係数を格納するようにしているので、重み付
け係数を用いて所定の分光感度に精度良く近似すること
により、各照明手段によるn個の波長精度やその波長間
隔として高精度のものが不要になるため、簡易な構成の
照明手段を用いることが可能になり、装置構成の簡素化
および低価格化を図ることができる。また、所定の分光
感度として複数の分光感度に対応する重み付け係数を記
憶手段に格納しておくことにより、種々の測定条件での
特性測定が容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る測光装置の第1実施形態である測
色計の機械的構成を模式的に示す構成図である。
【図2】受光基板を示す図1のA矢視図である。
【図3】第1、第2光電変換素子列による受光感度を示
す図である。
【図4】第1実施形態の測色計の電気的構成を示すブロ
ック図である。
【図5】CIEによる10°視野の等色関数x(λ),y
(λ),z(λ)を示す図である。
【図6】図3の一部を示す図である。
【図7】等色関数に対する近似の一例を示す図である。
【図8】等色関数に対する近似の一例を示す図である。
【図9】本発明に係る測光装置の第2実施形態である測
色計の機械的構成を模式的に示す構成図である。
【図10】同測色計の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 積分球(照明手段) 5 光源(照明手段) 6 測定試料 16 透過型回折格子(分光手段) 21 第1光電変換素子列(光電変換手段) 22 第2光電変換素子列(光電変換手段) 211〜214,221〜224 光電変換素子群(光
電変換手段) 33 ROM(記憶手段) 35 CPU(演算手段) 41〜48 LED(照明手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定光を波長ごとに分散する分光手段
    と、 分散された上記測定光を受光してn(nは2以上の整
    数)個の波長に対応する受光信号をそれぞれ出力する少
    なくともn個の光電変換手段と、 上記各光電変換手段から出力される受光信号に対応して
    所定の分光感度を得るべく予め設定されたn個の重み付
    け係数が格納された記憶手段と、 上記各受光信号および上記各重み付け係数を用いて、所
    定の分光感度に基づく上記測定光の特性を求める演算手
    段とを備えたことを特徴とする測光装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の測光装置において、上記
    少なくともn個の光電変換手段は、波長間隔が不等のn
    個の波長を受光するように上記測定光の分散方向に配列
    されていることを特徴とする測光装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の測光装置において、上記
    少なくともn個の光電変換手段は、上記測定光の分散方
    向およびその直交方向に2次元的に配列されていること
    を特徴とする測光装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載の測光装
    置において、上記分光手段は、透過型回折格子により構
    成されていることを特徴とする測光装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の測光装
    置において、測定試料を照明する照明手段を備え、照明
    された上記測定試料からの光を上記測定光とするもので
    あることを特徴とする測光装置。
  6. 【請求項6】 それぞれ異なる波長で異なる時刻に測定
    試料を照明するn(nは2以上の整数)個の照明手段
    と、 上記各波長に対応して所定の分光感度を得るべく予め設
    定されたn個の重み付け係数が格納された記憶手段と、 上記n個の照明手段により照明された上記測定試料から
    の光を順次受光して受光強度に対応する受光信号を順次
    出力する光電変換手段と、 上記各受光信号および上記各重み付け係数を用いて、所
    定の分光感度に基づく上記測定試料からの光の特性を求
    める演算手段とを備えたことを特徴とする測光装置。
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