JPWO2018221576A1 - マイクロ流体デバイス及びマイクロ流体デバイスシステム - Google Patents

マイクロ流体デバイス及びマイクロ流体デバイスシステム Download PDF

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Abstract

マイクロ流体デバイスにおける複数種の機能部を簡便な操作部材を用いて、操作することが可能なマイクロ流体デバイスを提供する。マイクロ流路16の一部に設けられており、かつ外部からの操作を必要とする複数の第1の機能部11a〜11eと、外部からの操作を必要とする複数の第2の機能部11f〜11hとを有し、第1の方向Aまたは第1の円周方向に沿って複数の第1の機能部11a〜11eが配置されており、第1の方向Aまたは第1の円周と同心の第2の円周方向に沿って配置された複数の第2の機能部11f〜11hとを有するマイクロ流体デバイス11。

Description

本発明は、流体が送液されるマイクロ流路を有するマイクロ流体デバイス、及び該マイクロ流体デバイスを有するシステムに関する。
従来、生化学分析等に、マイクロ流体デバイスが種々提案されている。マイクロ流体デバイスでは、使用する流体の容積が非常に小さく、微量な分析が可能であり、かつ分析システムの小型化を図ることができる。
ところで、この種のマイクロ流体デバイスでは、マイクロ流路を開閉するための複数の弁、試薬を供給するための複数の試薬供給部や流体を送液するためのマイクロポンプなどが設けられている。これらの機能部の内、弁、試薬供給部、及びガス発生型マイクロポンプなどでは、外部からの操作が必要となる。
特開2008−139237号公報
上記のように、外部からの操作を必要とする複数種の機能部が設けられている場合、マイクロ流体デバイスに対して、複数種の操作部材を必要とする。例えば、弁を開閉するための弁開閉部材や、試薬供給部等を押圧することにより試薬を供給する場合には、試薬供給用押圧部材が必要である。また、光によりガスを生じるマイクロポンプでは、外部から光を照射するための装置が必要となる。従って、マイクロ流体デバイス自体が小型であっても、マイクロ流体デバイスの複数種の機能部を操作するために様々な操作部材が必要となる。
従って、マイクロ流体デバイスを用いたシステム全体が大型となる。また、各種の操作部材を同時にあるいは別箇に操作しなければならず、マイクロ流体デバイスを用いた分析等に際しての制御が煩雑になるという問題もあった。
本発明の目的は、マイクロ流体デバイスにおける複数種の機能部を簡便な操作部材を用いて、操作することが可能なマイクロ流体デバイス、該マイクロ流体デバイスと操作部材とを備えるマイクロ流体デバイスシステムを提供することにある。
本発明に係るマイクロ流体デバイスは、流体が送液されるマイクロ流路を有するマイクロ流体デバイスであって、前記マイクロ流路の一部に設けられており、外部からの操作を必要とする複数の第1の機能部と、前記マイクロ流路の一部に設けられており、外部からの操作を必要とする、複数の第2の機能部とを有し、前記複数の第1の機能部が、前記マイクロ流体デバイス内において第1の方向または第1の円周方向に沿って配置されており、前記複数の第2の機能部が、前記複数の第1の機能部と隔てられて配置されており、前記複数の第2の機能部が、前記第1の方向または前記第1の円周と同心の第2の円周方向に沿って配置されている。
本発明に係るマイクロ流体デバイスのある特定の局面では、前記マイクロ流体デバイスが、前記第1の方向または前記第1の円周方向に所定量移動されたとき、少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部とが外部から操作され得る位置になるように少なくとも1つの前記第1の機能部と少なくとも1つの前記第2の機能部とが配置されている部分を有する。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの別の特定の局面では、前記マイクロ流体デバイスが、前記第1の方向または前記第1の円周方向に所定量移動されたとき、少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部とが外部から操作され得る位置になるように少なくとも1つの前記第1の機能部と少なくとも1つの前記第2の機能部とが配置されている。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの別の特定の局面では、前記マイクロ流路の一部に設けられており、外部からの操作を必要とする複数の第3の機能部が、前記第1の方向または前記第1の円周と同心の第3の円周方向に沿って配置されている。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの別の特定の局面では、前記マイクロ流体デバイスが前記第1の方向または前記第1の円周方向の円周の中心を回転中心として所定量移動されたときに、少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部と、少なくとも1つの前記第3の機能部とが外部から操作され得る位置になるように少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部と、少なくとも1つの前記第3の機能部とが配置されている部分を有する。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの別の特定の局面では、前記マイクロ流体デバイスが前記第1の方向または前記第1の円周方向の円周の中心を回転中心として所定量移動されたときに、少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部と、少なくとも1つの前記第3の機能部とが外部から操作され得る位置になるように少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部と、少なくとも1つの前記第3の機能部とが配置されている。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの別の特定の局面では、前記複数の第1の機能部と、前記複数の第2の機能部とにおいて、同じ間隔で機能部同士が配置されている部分を有する。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの別の特定の局面では、前記複数の第1の機能部と、前記複数の第2の機能部と、前記複数の第3の機能部とにおいて、同じ間隔で機能部同士が並んでいる部分を有する。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの別の特定の局面では、前記複数の第1の機能部が、前記第1の方向または前記第1の円周方向に沿って規則的に配置されており、前記複数の第2の機能部が、前記第1の方向または前記第1の円周と同心の第2の円周方向に沿って規則的に配置されている。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの別の特定の局面では、前記複数の第3の機能部が、前記第1の方向または前記第3の円周方向に沿って規則的に配置されている。
本発明に係るマイクロ流体デバイスのさらに他の特定の局面では、前記第1の方向において、隣り合う前記第1の機能部間の間隔が、前記第1の方向において隣り合う前記第2の機能部間の間隔と等しくされている。この場合には、複数種の第1の機能部を操作する第1の操作部と、複数種の第2の機能部を操作するための第2の操作部における位置関係を簡略化することができる。
本発明に係るマイクロ流体デバイスのさらに他の特定の局面では、前記第1の方向または前記第1の円周方向において、隣り合う前記第1の機能部間の間隔が、前記第1の方向または前記第2の円周方向において隣り合う前記第2の機能部間の間隔と等しく、かつ前記第1の方向または前記第3の円周方向において隣り合う前記第3の機能部間の間隔と等しい。
本発明に係るマイクロ流体デバイスのさらに他の特定の局面では、前記第1の機能部、前記第2の機能部及び前記第3の機能部のうち少なくとも1つの機能部が、外部からの非接触式操作により機能する。
本発明に係るマイクロ流体デバイスのさらに他の特定の局面では、前記外部からの非接触式操作が、光、熱及び磁力のうちの少なくとも1種を付与することである。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの他の特定の局面では、前記第1の機能部がマイクロ流路を開閉する弁であり、前記第2の機能部が試薬供給部である。
本発明に係るマイクロ流体デバイスのさらに他の特定の局面では、前記弁は、前記マイクロ流体デバイスが押圧されることにより、前記マイクロ流路を閉状態とする弁である。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの別の特定の局面では、前記試薬供給部が、試薬収容容器と、前記試薬収容容器内に収容された液体試薬とを有し、外部からの押圧操作により前記試薬収容容器が破れ、前記液体試薬が前記マイクロ流路に放出される。
本発明に係るマイクロ流体デバイスの別の特定の局面では、前記第3の機能部が、外部からの非接触式刺激により、ガスを発生するマイクロポンプである。
本発明に係るマイクロ流体デバイスシステムは、本発明に従って構成されたマイクロ流体デバイスと、前記第1の機能部と、該第1の機能部と同時に操作可能な前記第2の機能部とを操作する、第1,第2の操作部を有する操作部材とを備える。
本発明に係るマイクロ流体デバイスシステムのある他の特定の局面では、前記マイクロ流体デバイス及び前記操作部材のうちの少なくとも一方を、前記第1の方向または前記第1の円周方向の中心を回転中心として回転するように移動させる駆動装置をさらに備える。
本発明に係るマイクロ流体デバイスシステムの他の特定の局面では、前記駆動装置が、前記マイクロ流体デバイスを、前記第1の方向または前記第1の円周方向の中心を回転中心として回転するように前記マイクロ流体デバイスを移動させる。
本発明に係るマイクロ流体デバイスシステムの他の特定の局面では、前記操作部材において、前記複数の第1の操作部と、前記複数の第2の操作部とが設けられている。
本発明に係るマイクロ流体デバイスシステムの他の特定の局面では、前記第1の操作部及び前記第2の操作部が、前記マイクロ流体デバイス外から前記マイクロ流体デバイスの一部を押圧する押圧部である。
本発明に係るマイクロ流体デバイス及びマイクロ流体デバイスシステムによれば、第1の機能部と、該第1の機能部と同時に操作可能な少なくとも1つの第2の機能部が特定の位置関係とされている。従って、第1の操作部及び第2の操作部を該特定の位置関係に対応するように構成された操作部材を用いることにより、マイクロ流体デバイスの操作を簡便に行うことができ、かつマイクロ流体デバイスシステムの小型化及び低コスト化も果たすことが可能となる。
図1(a)及び図1(b)は、本発明の一実施形態に係るマイクロ流体デバイスの模式的平面図及び操作部材の模式的平面図である。 図2は、マイクロ流体デバイス内の1つの第1の機能部としての弁と、第2の機能部としての試薬供給部と、第3の機能部としてのマイクロポンプの位置関係を説明するための模式的平面断面図である。 図3は、本発明の一実施形態に係るマイクロ流体デバイスシステムの正面断面図である。 図4は、本発明の一実施形態で用いられる操作部材を示す側面図である。 図5は、操作部材の変形例が備えられたマイクロ流体デバイスシステムを説明するための正面断面図である。 図6は、本発明の他の実施形態で用いられるマイクロ流体デバイスの模式的平面図である。 図7は、本発明の他の実施形態で用いられる操作部材の模式的平面図である。 図8(a)及び図8(b)は、本発明のさらに他の実施形態に係るマイクロ流体デバイスの模式的平面図及び操作部材の模式的平面図である。 図9は、本発明のさらに別の実施形態のマイクロ琉大デバイスの模式的平面図である。 図10は、図9に示したマイクロ流体デバイスと共に用いられる操作部材を示す模式的平面図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図3に示すように、マイクロ流体デバイスシステム1は、マイクロ流体デバイス11と、操作部材21とを備える。
マイクロ流体デバイス11は、基板本体12と、基板本体12の上面に積層されたカバーシート13と、下面に積層されたベースシート14とを有する。基板本体12は、合成樹脂の射出成型体からなる。もっとも、基板本体12は複数の合成樹脂シートを積層した積層体からなるものであってもよい。
カバーシート13は、本実施形態では、エラストマーからなるシートが用いられている。もっとも、カバーシート13は、後述の押圧により変形し得る限り、他のフレシキブルな材料で構成されていてもよい。
ベースシート14は、合成樹脂シートからなる。ベースシート14の一部に光の照射によるガスを発生するテープからなるマイクロポンプ15aが固定されている。図3では、略図的にマイクロポンプ15aを示しているが、実際には、ベースシート14の内面に光の照射によりガスを発生するテープを貼り付けておけばよい。
上記ベースシート14は透光性である。マイクロ流体デバイス11内には、マイクロ流路16が設けられている。このマイクロ流路16の構造を、図1(a)において模式的平面図で示す。マイクロ流体デバイス11内には、複数の第1の機能部として、複数の弁11a〜11eが設けられている。図1(a)に示す矢印A方向を第1の方向Aとする。この第1の方向Aに沿って、複数の弁11a,11bが配置されている。同様に、複数の弁11c〜11eが第1の方向Aに沿って配置されている。弁11aと弁11bの第1の方向Aに沿う間隔と、弁11c,11dの第1の方向Aに沿う間隔A1及び弁11d,11eの第1の方向Aに沿う間隔A1は全て等しくされている。
他方、第2の機能部としての複数の試薬供給部11f〜11hは、第1の方向Aに沿って配置されている。試薬供給部11fは、第1の方向Aと直交する第2の方向Bにおいて、弁11a,弁11cと隔てられて配置されている。同様に、試薬供給部11gは、第1の方向Aにおいて、弁11b,11dと同じ位置にあり、第2の方向Bに沿って弁11dと隔てられている。同様に、試薬供給部11hは、弁11eと第1の方向Aに沿って同じ位置にあり、第2の方向Bにおいて、弁11eと隔てられている。
なお、マイクロ流体デバイス11は、本実施形態では、対向し合う第1及び第2の主面を有する。第1の主面が、カバーシート13の上面であり、第2の主面がベースシート14の下面となる。上記第1の方向A及び第2の方向Bは、第1,第2の主面と平行な平面内に位置している。
さらに前述したマイクロポンプとして、複数のマイクロポンプ15a〜15cが、第3の機能部として、第1の方向Aに沿って配置されている。マイクロポンプ15aは、試薬供給部11fと第1の方向Aにおいて同じ位置にあり、第2の方向Bに沿って試薬供給部11fと隔てられている。マイクロポンプ15b,15cは、試薬供給部11g,11hと同様の位置関係にある。
図2は、上記弁11c、試薬供給部11f及びマイクロポンプ15aが配置されている部分の位置関係を模式的平面断面図で示す。このように、この部分では、第2の方向Bに沿って、弁11c、試薬供給部11f及びマイクロポンプ15aが配置されている。また、図3は、図1の弁11c、試薬供給部11f及びマイクロポンプ15aが設けられている部分に沿う断面を示す。マイクロポンプ15aは、マイクロ流路16に連ねられている。マイクロ流路16の下流側には、試薬供給部11fが設けられている。試薬供給部11fは、試薬収容容器11f1と、試薬収容容器11f1内に収容されている液体試薬X1とを有する。この試薬収容容器11f1は、外部からの押圧操作により破れ、収容されている液体試薬X1を外部に押し出すように構成されている。このような試薬収容容器11f1としては、カプセル型のものや、プレススルーパック型などの適宜の形態のものを用いることができる。
また、弁11cにおいては、マイクロ流路16の一部に空間12aが設けられている。マイクロ流路16は、弁11cが構成されている部分において、基板本体12の厚み方向に延びており、その上端が空間12aに至っている。従って、カバーシート13を上方から押圧することにより、カバーシート13が、この上下方向に延びるマイクロ流路部分16bの上端開口を閉じるように変形され得る。それによって、弁11cにより、マイクロ流路16を閉状態とすることができる。上記押圧を解除すれば、カバーシート13は元の形状に戻り、図示の開状態とされる。
弁11cを代表して説明したが、他の弁11a,11b,11d,11eも同様の構造を有する。すなわち、外部からカバーシート13が押圧されていない場合には、開状態であり、カバーシート13を押圧することにより閉状態とされる。
なお、試薬供給部11g,11hにおいても、上方からカバーシート13を押圧することにより、前述したように、内部の液体試薬X2,X3をマイクロ流路16に供給することができる。
次に、操作部材21の詳細を説明する。
図1(b)で示すように、操作部材21は、連結プレート22を有する。連結プレート22の下面に、複数の第1の押圧部材23a〜23fが設けられている。第1の押圧部材23a,23bは、第1の方向Aに沿って配置されており、両者の間隔A2は、図1(a)に示した弁11cと弁11eとの間の間隔と等しくされている。
他方、複数の第1の押圧部材23c〜23fは、第1の押圧部材23a,23bと、第2の方向Bにおいて隔てられて設けられている。複数の第1の押圧部材23c〜23fは、第1の方向Aに沿って配置されている。ここで、第1の押圧部材23c,23d間の間隔A1及び第1の押圧部材23e,23f間の間隔A1は、図1(a)に示した弁11c,11d間の間隔A1と等しくされている。また、第1の押圧部材23d,23e間の間隔A2は、第1の押圧部材23a,23b間の間隔A2と等しい。
上記第1の押圧部材23bに対し、第2の方向Bに沿って隔てられて、第2の操作部材としての押圧部材24が設けられている。
また、図1(b)では、一点鎖線で示す位置に、マイクロポンプの光を照射する光源25が配置されている。
操作部材21では、図4に示すように、連結プレート22の下面に、第1の押圧部材23f及び押圧部材24が固定されている。他方、連結プレート22の下面に支持部材27が連結されている。支持部材27は、下端において、連結プレート22と対向する方向に延ばされたベースプレート部27aを有する。ベースプレート部27aの上面に光源25が配置されている。
操作部材21では、連結プレート22は柔軟性を有する材料、例えばエラストマーなどからなる。従って、第1の押圧部材23fや押圧部材24が設けられている部分において、上方から押圧すれば第1の押圧部材23f及び押圧部材24が下方に移動され得る。
他方、操作部材21は、駆動装置28に連結されている。駆動装置28は、操作部材21を、図1(a)に示した第1の方向A及び第2の方向Bに沿って移動し得るように構成されている。このような駆動装置28の構成は、特に限定されない。また、本実施形態では、操作部材21を第1の方向A及び第2の方向Bに沿って移動させているが、操作部材21ではなく、マイクロ流体デバイス11を第1の方向A及び第2の方向Bに駆動装置28により移動させるように構成してもよい。
また、マイクロ流体デバイス11及び操作部材21を相対的に第1の方向A及び第2の方向Bにおいて移動させ得る限り、両者を駆動してもよい。
上記実施形態では、第1の押圧部材23f及び押圧部材24は、連結プレート22に固定されていた。そのため、第1の押圧部材23f及び押圧部材24は、A方向に同時に移動され、かつ同時に操作される。しかしながら、本発明のマイクロ流体デバイスでは、複数の第1の機能部と、複数の第2の機能部は、独立とされ、かつ独立に操作されてもよい。図5は、操作部材の変形例が備えられたマイクロ流体デバイスを示す正面断面図である。ここでは、操作部材21は、プレート21a,21b,21cを有する。プレート21aの下面には、複数の第1の機能部が固定されている。図5では、第1の押圧部材23aが第1の機能部として図示されている。プレート21bには、押圧部材24が固定されている。プレート21cには、光源25が設けられている。そして、プレート21a,21b,21cは、いずれも、駆動装置22a,22b,22cにより上下方向に移動され得るように構成されている。従って、第1の押圧部材23aと、押圧部材24とを、独立に移動させることができる。プレート21cについても、プレート21a,21bと独立に移動させることができる。従って、光源25についても、第1の押圧部材23aや押圧部材24と独立に操作することができる。
このように、複数の第1の機能部、複数の第2の機能部及び複数の第3の機能部が、それぞれ、独立に移動されたり、独立に操作されたりする構造を有していてもよい。
次に、上記マイクロ流体デバイスシステム1を用いた操作を説明する。
試薬供給部11f〜11hには、図1(a)に示すように、液体試薬X1,液体試薬X2及び液体試薬X3がそれぞれ収容されている。
この場合、液体試薬X1を供給したい場合には、操作部材21の押圧部材24を試薬供給部11fの直上に位置するように操作部材21を配置する。このとき、押圧部材24と、第1の押圧部材23c〜23fとの第2の方向Bに沿う距離と、試薬供給部11fと、弁11c〜11eの第2の方向Bに沿う距離とが等しくされている。また、間隔A2は、間隔A1の2倍である。従って、上記押圧部材24が試薬供給部11f上に位置していると、第1の押圧部材23e,23fが弁11d,11e上に位置することとなる。また、第1の押圧部材23bは、弁11a上に位置することとなる。従って、連結プレート22の上方から第1の押圧部材23b,23e,23f及び押圧部材24を押圧すると、弁11a,11d,11eが閉状態とされる。また、試薬供給部11fにおいて、液体試薬X1が押し出されることとなる。よって、光源25をオン状態とし、マイクロポンプ15aからのガスをマイクロ流路16内に送ることにより液体試薬X1を弁11c,11bを介して送液することができる。
上記のように複数の弁11a〜11eは、マイクロ流路を開状態または閉状態とするために設けられている。試薬供給部11f〜11hは、図1(a)に示す液体試薬X1,X2またはX3をマイクロ流路16に供給するために配置されている。マイクロポンプ15a〜15cは、液体試薬X1,X2またはX3をマイクロ流路16に送液するために設けられている。マイクロ流体デバイス11では、複数の弁11a〜11eの少なくとも1つが、複数の第2の機能部としての複数の試薬供給部11f〜11hの少なくとも1つと同時に操作可能であることが必要である。それによって、液体試薬X1,X2またはX3のいずれかを選択的にマイクロ流路に供給することができる。すなわち、複数の第1の機能部としての複数の弁11a〜11eの内の少なくとも1つが、少なくとも1つの試薬供給部11f〜11hと同時に操作可能な特定の位置関係とされている。
上記のように、液体試薬X1をマイクロ流路16に選択的に供給し得るように、試薬供給部11fに対し、弁11a,11d,11eが同時に操作可能な特定の位置関係に配置されている。
次に、液体試薬X2を送液する場合には、押圧部材24を試薬供給部11g上に位置させる。この状態で、第1の押圧部材23d,23e,23bを押圧部材24とともに押圧する。そして、マイクロポンプ15bを駆動する。この場合には、液体試薬X2が弁11d,11aを介して供給される。弁11b,11c,11eは閉状態とされている。
上記のように液体試薬X2を送液するために、試薬供給部11gに対し、第1の機能部としての弁11a,11dが同時に操作可能な特定の位置関係に配置されている。
次に、液体試薬X3を送液する場合には、押圧部材24を試薬供給部11h上に位置させる。この場合、第1の押圧部材23a,23c,23dが、弁11a,11c,11d上に位置する。この場合、第1の押圧部材23aは、弁11a上に位置している。従って、マイクロポンプ15cを駆動し、試薬供給部11hを押圧部材24により押圧し、液体試薬X3を押し出す。この液体試薬X3は、弁11e,11bを介して供給されることになる。
上記のとおり液体試薬X3を選択的に送液することを可能とするために、マイクロ流体デバイス11では、試薬供給部11hに対し、弁11a,11c,11dが同時に操作可能な特定の位置関係に配置されている。
上記のように複数の第1の機能部としての弁11a〜11e及び複数の第2の機能部としての試薬供給部11f〜11hが、少なくとも1つの第1の機能部と、少なくとも1つの第2の機能部とが同時に操作可能なように、複数の第1の機能部の内の少なくとも1つが複数の第2の機能部のいずれかに対して、第1の方向Aに沿って規則的に配置されている。従って、操作部材21を第1の方向A及び第2の方向Bに駆動装置28を用いて移動させ、上記押圧操作を繰り返すだけで、マイクロ流路16内に、液体試薬X1、液体試薬X2または液体試薬X3を供給することができる。よって、操作部材21を用いて、簡便な構造で、複数の第1の機能部としての弁11a〜11e及び第2の機能部としての試薬供給部11f〜11hを外部から操作することができる。
さらに第3の機能部としてのマイクロポンプ15a〜15cについても、光源25及び押圧部材24に対して、第1の方向Aに沿って、上記と同じ位置関係とすることにより、複数の第3の機能部としてのマイクロポンプ15a〜15cを簡便な構造により駆動することができる。
なお、上記実施形態では、外部からの操作を必要とする複数の第1の機能部として、弁11a〜11e、複数の第2の機能部として試薬供給部11f〜11h、第3の機能部としてマイクロポンプ15a〜15cを示したが、このような外部からの操作を必要とする機能部の形態については、特に限定されるものではない。
また、上記実施形態では、試薬供給部の1つに対し、少なくとも1つの第1の機能部としての弁11a〜11eが特定の位置関係に配置されていた。しかしながら、少なくとも1つの第2の機能部に対し、少なくとも1つの第1の機能部が同時に操作可能な特定の位置関係に配置されていてもよい。
なお、マイクロ流体デバイス11では、第2の機能部としての複数の試薬供給部11f〜11hは、第1の方向Aと直交する第2の方向Bにおいて、弁11a〜11eと隔てられていた。しかしながら、本発明における第2の機能部と第1の機能部との配置関係はこれに限定されるものではない。
例えば、図6に示す他の実施形態のマイクロ流体デバイス11Aでは、第2の機能部としての複数の試薬供給部11f〜11hは、弁11c,11d,11eと第2の方向Bにおいて隔てられていない。
マイクロ流体デバイス11Aにおいては、弁11c〜11eは、第1の方向Aに沿って規則的に配置されており、かつ第1の方向Aにおいて、試薬供給部11f〜11hと重なる位置に配置されている。
この場合にも、図7に示す操作部材21Aを用いることにより、マイクロ流体デバイス11の場合と同様に、試薬供給部11f〜11hを押圧部材24により押圧し、液体試薬X1,X2またはX3を吐出させることができる。そして、上記弁11a〜11eを、第1の押圧部材23a,23b,23cまたは23dにより押圧することにより、液体試薬X1,X2またはX3をマイクロ流路16内に供給することができる。
他の実施形態のマイクロ流体デバイス11A及び操作部材21Aは、上記第1,第2の機能部の位置関係を除いては、第1の実施形態のマイクロ流体デバイス11及び操作部材21と同様に構成されている。
図8(a)及び(b)は、本発明のさらに他の実施形態に係るマイクロ流体デバイスの模式的平面図及び操作部材を示す模式的平面図である。
マイクロ流体デバイス31では、複数の第1の機能部としての弁31a〜31eが第1の方向Aに沿って配置されている。
また、第2の機能部としての試薬供給部31f〜31hが、第1の方向Aに沿って配置されている。さらに、複数の第3の機能部としてのマイクロポンプ35a〜35dが、第1の方向Aに沿って配置されている。本実施形態においても、図1(a)に示したマイクロ流体デバイス11と同様に、複数の第1の機能部としての弁31a〜31eは、複数の第2の機能部としての試薬供給部31f〜31hと、第2の方向Bにおいて隔てられている。試薬供給部31f〜31hに対し、第3の機能部としてのマイクロポンプ35a〜35dも第2の方向Bにおいて隔てられている。
マイクロ流体デバイス31における第1の機能部と、第2の機能部と、第3の機能部を外部から操作するために、操作部材41が用いられる。操作部材41は、プレート42を有する。プレート42の下面に、第1の操作部材としての第1の押圧部材43aと、第2の操作部材としての第2の押圧部材44が設けられている。また、一点鎖線で示す位置に、マイクロポンプにおいて光を照射するための光源45a,45bが配置されている。
マイクロ流体デバイス31及び操作部材41が、図1(a)及び(b)で示したマイクロ流体デバイス11及び操作部材21と異なるところは、第1の方向Aに沿って、複数の第1の機能部、複数の第2の機能部及び複数の第3の機能部が規則的に配置されていないことにある。より詳細には、弁31aと、弁31bとの間の間隔をa、弁31aと、弁31cとの間の間隔をb、弁31dと、31eとの間の間隔をdとすると、間隔aと間隔bと間隔dとが異なっている。
同様に、試薬供給部31fと試薬供給部31gとの間の間隔はbであり、試薬供給部31gと試薬供給部31hとの間の間隔はdである。さらに、マイクロポンプ35aとマイクロポンプ35bとの間の間隔がb、マイクロポンプ35bとマイクロポンプ35cとの間の間隔がd、マイクロポンプ35cとマイクロポンプ35dとの間の間隔がeである。
本実施形態のように、第1の方向Aに沿って、複数の第1の機能部が不規則に配置されていてもよい。複数の第2の機能部及び複数の第3の機能部についても同様である。すなわち、本発明においては、複数の第1の機能部、複数の第2の機能部及び複数の第3の機能部は、第1の方向Aに沿って規則的に配置されてもよく、不規則に配置されてもよい。このような複数の第1の機能部、複数の第2の機能部及び複数の第3の機能部の配置に応じて、操作部材41における第1の押圧部材43a及び第2の押圧部材44あるいは光源45a,45bの配置を決定すればよい。本実施形態においても、操作部材41を第2の方向Bに沿って位置決めし、第1の押圧部材43a、第2の押圧部材44及び光源45aまたは光源45bにより外部から操作する。この場合、操作部材41を第1の方向Aに沿った位置を選択することにより、所望の試薬を所望の弁31a〜31eから送液することができる。
図9は、本発明のさらに別の実施形態に係るマイクロ流体デバイスを示す模式的平面図であり、図10は、該マイクロ流体デバイスを外部から操作するための操作部材61を示す模式的平面図である。マイクロ流体デバイス51は、円盤状の形状を有する。この円盤状のマイクロ流体デバイス51内に、複数の第1の機能部としての弁51a〜51eが、第1の円周P1の方向に沿って配置されている。この円盤状のマイクロ流体デバイス51は、第1の円周P1の中心を回り駆動装置52により回転駆動される。
また、複数の第2の機能部としての試薬供給部51f〜51hが、第2の円周P2に沿って配置されている。第2の円周P2は、第1の円周P1と同心の円周である。
さらに、複数の第3の機能部として、マイクロポンプ51i〜51lが、第3の円周P3に沿って配置されている。第3の円周P3は、第1の円周P1と同心である。
マイクロ流路56により、これらの複数の機能部間が適宜接続されている。
図10に示す操作部材61では、下面に、第1の押圧部材63、第2の押圧部材64が設けられている。また、一点鎖線で示す位置に光源65a,65bが配置されている。
マイクロ流体デバイス51のように、本発明においては、複数の第1の機能部が、第1の円周P1方向に沿って配置されていてもよい。この場合、複数の第1の機能部としての弁51a〜51eは、規則的に配置されていてもよく、不規則に配置されていてもよい。同様に、第2の機能部としての試薬供給部51f〜51hについても、第2の円周P2に沿って規則的に配置されているが、不規則に配置されていてもよい。
さらに、第3の機能部としてのマイクロポンプ51i〜51lについても、第3の円周P3に沿って規則的に配置されていてもよく、不規則に配置されていてもよい。
使用に際しては、第1の押圧部材63が第1の円周P1上に位置するように、第2の押圧部材64が第2の円周P2上に位置するように、光源65aまたは65bが第3の円周P3上に位置するように、操作部材61を配置する。その状態で、駆動装置52により、マイクロ流体デバイス51を第1の円周P1に沿って回転させる。そして、例えば、試薬供給部51f上に第2の押圧部材64が位置し、弁51b上に第1の押圧部材63が位置するところでマイクロ流体デバイス51の回転を停止させる。このとき、マイクロポンプ51iに光源65bから光を照射することができる。従って、光を照射し、第1の押圧部材63及び第2の押圧部材64を降下し、試薬供給部51f内の試薬を解放された弁51aを通し送液することができる。
このように本発明におけるマイクロ流体デバイスの複数の第1の機能部、複数の第2の機能部及び複数の第3の機能部は、円周方向に沿って配置されていてもよい。
なお、駆動装置52を用いずに、マイクロ流体デバイス51の位置を固定し、逆に、操作部材61を円周P1方向に移動させて、位置決めを行ってもよい。
図4に示す駆動装置28を用いずに、図1(a)に模式的に示す駆動装置28Aを用いてもよい。駆動装置28Aは、マイクロ流体デバイス11を第1の方向Aに沿って移動させる。すなわち、本発明においては、マイクロ流体デバイス11と、操作部材21とが、相対的に第1の方向Aに沿って駆動装置28や駆動装置28Aにより移動し得る構造であればよい。
1…マイクロ流体デバイスシステム
11,11A…マイクロ流体デバイス
11a〜11e…弁
11f〜11h…試薬供給部
11f1…試薬収容容器
12…基板本体
12a…空間
13…カバーシート
14…ベースシート
15a〜15c…マイクロポンプ
16…マイクロ流路
16b…マイクロ流路部分
21,21A…操作部材
21a〜21c…プレート
22…連結プレート
22a〜22c…駆動装置
23a〜23f…第1の押圧部材
24…押圧部材
25…光源
27…支持部材
27a…ベースプレート部
28,28A…駆動装置
31…マイクロ流体デバイス
31a〜31e…弁
31f〜31h…試薬供給部
35a〜35d…マイクロポンプ
41…操作部材
42…プレート
43a…第1の押圧部材
44…第2の押圧部材
45a,45b…光源
51…マイクロ流体デバイス
51a〜51e…弁
51f〜51h…試薬供給部
51i〜51l…マイクロポンプ
56…マイクロ流路
61…操作部材
63…第1の押圧部
64…第2の押圧部
65a,65b…光源

Claims (23)

  1. 流体が送液されるマイクロ流路を有するマイクロ流体デバイスであって、
    前記マイクロ流路の一部に設けられており、外部からの操作を必要とする複数の第1の機能部と、
    前記マイクロ流路の一部に設けられており、外部からの操作を必要とする、複数の第2の機能部とを有し、
    前記複数の第1の機能部が、前記マイクロ流体デバイス内において第1の方向または第1の円周方向に沿って配置されており、前記複数の第2の機能部が、前記複数の第1の機能部と隔てられて配置されており、前記複数の第2の機能部が、前記第1の方向または前記第1の円周と同心の第2の円周方向に沿って配置されている、マイクロ流体デバイス。
  2. 前記マイクロ流体デバイスが、前記第1の方向または前記第1の円周方向に所定量移動されたとき、少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部とが外部から操作され得る位置になるように少なくとも1つの前記第1の機能部と少なくとも1つの前記第2の機能部とが配置されている部分を有する、請求項1に記載のマイクロ流体デバイス。
  3. 前記マイクロ流体デバイスが、前記第1の方向または前記第1の円周方向に所定量移動されたとき、少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部とが外部から操作され得る位置になるように少なくとも1つの前記第1の機能部と少なくとも1つの前記第2の機能部とが配置されている、請求項1に記載のマイクロ流体デバイス。
  4. 前記マイクロ流路の一部に設けられており、外部からの操作を必要とする複数の第3の機能部が、前記第1の方向または前記第1の円周と同心の第3の円周方向に沿って配置されている、請求項1に記載のマイクロ流体デバイス。
  5. 前記マイクロ流体デバイスが前記第1の方向または前記第1の円周方向の円周の中心を回転中心として所定量移動されたときに、少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部と、少なくとも1つの前記第3の機能部とが外部から操作され得る位置になるように少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部と、少なくとも1つの前記第3の機能部とが配置されている部分を有する、請求項4に記載のマイクロ流体デバイス。
  6. 前記マイクロ流体デバイスが前記第1の方向または前記第1の円周方向の円周の中心を回転中心として所定量移動されたときに、少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部と、少なくとも1つの前記第3の機能部とが外部から操作され得る位置になるように少なくとも1つの前記第1の機能部と、少なくとも1つの前記第2の機能部と、少なくとも1つの前記第3の機能部とが配置されている、請求項4に記載のマイクロ流体デバイス。
  7. 前記複数の第1の機能部と、前記複数の第2の機能部とにおいて、同じ間隔で機能部同士が配置されている部分を有する、請求項1〜6のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
  8. 前記複数の第1の機能部と、前記複数の第2の機能部と、前記複数の第3の機能部とにおいて、同じ間隔で機能部同士が並んでいる部分を有する、請求項4〜6のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
  9. 前記複数の第1の機能部が、前記第1の方向または前記第1の円周方向に沿って規則的に配置されており、前記複数の第2の機能部が、前記第1の方向または前記第1の円周と同心の第2の円周方向に沿って規則的に配置されている、請求項1〜7のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
  10. 前記複数の第3の機能部が、前記第1の方向または前記第3の円周方向に沿って規則的に配置されている、請求項4〜6のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
  11. 前記第1の方向において、隣り合う前記第1の機能部間の間隔が、前記第1の方向において隣り合う前記第2の機能部間の間隔と等しい、請求項1〜9のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
  12. 前記第1の方向または前記第1の円周方向において、隣り合う前記第1の機能部間の間隔が、前記第1の方向または前記第2の円周方向において隣り合う前記第2の機能部間の間隔と等しく、かつ前記第1の方向または前記第3の円周方向において隣り合う前記第3の機能部間の間隔と等しい、請求項4〜6及び10のうちのいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
  13. 前記第1の機能部、前記第2の機能部及び前記第3の機能部のうち少なくとも1つの機能部が、外部からの非接触式操作により機能する、請求項1〜12のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
  14. 前記外部からの非接触式操作が、光、熱及び磁力のうちの少なくとも1種を付与することである、請求項1〜13のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
  15. 前記第1の機能部がマイクロ流路を開閉する弁であり、前記第2の機能部が試薬供給部である、請求項1〜14のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
  16. 前記弁は、前記マイクロ流体デバイスが押圧されることにより、前記マイクロ流路を閉状態とする弁である、請求項15に記載のマイクロ流体デバイス。
  17. 前記試薬供給部が、試薬収容容器と、前記試薬収容容器内に収容された液体試薬とを有し、外部からの押圧操作により前記試薬収容容器が破れ、前記液体試薬が前記マイクロ流路に放出される、請求項15または16に記載のマイクロ流体デバイス。
  18. 前記第3の機能部が、外部からの非接触式刺激により、ガスを発生するマイクロポンプである、請求項4〜6,10及び12のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイス。
  19. 請求項1〜18のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイスと、
    前記第1の機能部と、該第1の機能部と同時に操作可能な前記第2の機能部とを操作する、第1,第2の操作部を有する操作部材とを備える、マイクロ流体デバイスシステム。
  20. 前記マイクロ流体デバイス及び前記操作部材のうちの少なくとも一方を、前記第1の方向または前記第1の円周方向の中心を回転中心として回転するように移動させる駆動装置をさらに備える、請求項19に記載のマイクロ流体デバイスシステム。
  21. 前記駆動装置が、前記マイクロ流体デバイスを、前記第1の方向または前記第1の円周方向の中心を回転中心として回転するように前記マイクロ流体デバイスを移動させる、請求項20に記載のマイクロ流体デバイスシステム。
  22. 前記操作部材において、前記複数の第1の操作部と、前記複数の第2の操作部とが設けられている、請求項19〜21のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイスシステム。
  23. 前記第1の操作部及び前記第2の操作部が、前記マイクロ流体デバイス外から前記マイクロ流体デバイスの一部を押圧する押圧部である、請求項19〜22のいずれか1項に記載のマイクロ流体デバイスシステム。
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