JPWO2018185933A1 - 設定値決定装置および設定値決定方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、搭乗者の嗜好と安全に配慮して車両設備の設定値を決定することを目的とする。本発明に係る設定決定装置(101)は、車両設備制御装置(21)が車両の設備を制御するための設定値を決定する設定値決定装置(101)であって、車両の搭乗者を特定する識別情報と、搭乗者が着座する座席を特定する座席情報とを含む搭乗者情報を取得する搭乗者情報取得部(11)と、搭乗者情報から得られる座席を区別した搭乗者の組み合わせに基づき、設定値を第1設定値として決定する設定値決定部(12)と、搭乗者情報以外の、車両の走行に影響を与える要因に関する情報である要因情報を取得する要因情報取得部(13)と、要因情報に基づき第1設定値を第2設定値に補正する設定値補正部(14)と、を備える。車両設備制御装置(21)は第2設定値により車両の設備を制御する。

Description

本発明は、設定値決定装置および設定値決定方法に関する。
車両には、例えば座席の前後の位置を調整する位置調整機構、またはオーディオ機器など、車両の走行と直接的な関係のない様々な設備(以下、「車両設備」と称する)がある。位置調整機構により調整される座席の位置、またはオーディオ機器の再生音量といった車両設備の設定値を、従来、搭乗者の嗜好によって設定する技術がある(例えば特許文献1)。
特開2010−55303号公報
特許文献1によれば、搭乗者の位置情報または個人情報から、車両設備の設定値を定めていた。この設定値は、搭乗者の嗜好に基づいて定められており、搭乗者の安全を確保する観点から定められてはいなかった。
本発明は上述の問題点に鑑み、搭乗者の嗜好と安全に配慮して車両設備の設定値を決定することを目的とする。
本発明に係る設定値決定装置は、車両設備制御装置が車両の設備を制御するための設定値を決定する設定値決定装置である。本発明に係る設定値決定装置は、車両の搭乗者を特定する識別情報と、搭乗者が着座する座席を特定する座席情報とを含む搭乗者情報を取得する搭乗者情報取得部と、搭乗者情報から得られる、座席を区別した搭乗者の組み合わせに基づき、設定値を第1設定値として決定する設定値決定部と、搭乗者情報以外の、車両の走行に影響を与える要因に関する情報である要因情報を取得する要因情報取得部と、要因情報に基づき第1設定値を第2設定値に補正する設定値補正部と、を備える。車両設備制御装置は第2設定値により車両の設備を制御する。
本発明に係る設定値決定方法は、車両設備制御装置が車両の設備を制御するための設定値を決定する設定値決定方法である。本発明に係る設定値決定方法は、車両の搭乗者を特定する識別情報と搭乗者が着座する座席を特定する座席情報とを含む搭乗者情報を取得し、搭乗者情報から得られる座席を区別した搭乗者の組み合わせに基づき、設定値を第1設定値として決定し、搭乗者情報以外の、車両の走行に影響を与える要因に関する情報である要因情報を取得し、要因情報に基づき第1設定値を第2設定値に補正する。そして、車両設備制御装置は第2設定値により車両の設備を制御する。
本発明に係る設定値決定装置は、車両設備制御装置が車両の設備を制御するための設定値を決定する設定値決定装置である。本発明に係る設定値決定装置は、車両の搭乗者を特定する識別情報と、搭乗者が着座する座席を特定する座席情報とを含む搭乗者情報を取得する搭乗者情報取得部と、搭乗者情報から得られる、座席を区別した搭乗者の組み合わせに基づき、設定値を第1設定値として決定する設定値決定部と、搭乗者情報以外の、車両の走行に影響を与える要因に関する情報である要因情報を取得する要因情報取得部と、要因情報に基づき第1設定値を第2設定値に補正する設定値補正部と、を備える。車両設備制御装置は第2設定値により車両の設備を制御する。従って、搭乗者の嗜好と安全に配慮して車両設備の設定値を決定することができる。
本発明に係る設定値決定方法は、車両設備制御装置が車両の設備を制御するための設定値を決定する設定値決定方法である。本発明に係る設定値決定方法は、車両の搭乗者を特定する識別情報と搭乗者が着座する座席を特定する座席情報とを含む搭乗者情報を取得し、搭乗者情報から得られる座席を区別した搭乗者の組み合わせに基づき、設定値を第1設定値として決定し、搭乗者情報以外の、車両の走行に影響を与える要因に関する情報である要因情報を取得し、要因情報に基づき第1設定値を第2設定値に補正する。そして、車両設備制御装置は第2設定値により車両の設備を制御する。従って、搭乗者の嗜好と安全に配慮して車両設備の設定値を決定することができる。
本発明の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明の実施の形態1に係る設定値決定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る設定値決定装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る設定値決定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係る設定値決定装置の動作を示すフローチャートである。 搭乗者の組み合わせを示す図である。 搭乗者の組み合わせを示す図である。 搭乗者の組み合わせを示す図である。 搭乗者の組み合わせと設定値との関係を示す図である。 搭乗者の組み合わせと設定値との関係を示す図である。 要因情報と補正値の関係を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る設定値決定装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態3に係る設定値決定装置の動作を示すフローチャートである。 不定搭乗者を含む搭乗者の組み合わせを示す図である。 搭乗者の組み合わせと設定値との関係を示す図である。 搭乗者の組み合わせと設定値との関係を示す図である。 設定値決定装置のハードウェア構成を示す図である。 設定値決定装置のハードウェア構成を示す図である。 車載装置とサーバによる実施の形態2に係る設定値決定装置の構成例を示す図である。
<A.実施の形態1>
<A−1.構成>
図1は、実施の形態1に係る設定値決定装置101の構成を示すブロック図である。設定値決定装置101は、搭乗者情報取得部11、設定値決定部12、要因情報取得部13、および設定値補正部14を備え、車両設備制御装置21と接続されている。
設定値決定装置101は、車両設備制御装置21が車両設備を制御するための設定値を決定する。以下の説明において、「車両」とは、設定値決定装置101が決定した設定値により制御される設備を搭載した車両を示す。また、「車両に搭載された装置」とは、車両に固定された装置の他、搭乗者が適宜車両に持ち込んで使用する装置も示す。
搭乗者情報取得部11は搭乗者情報を取得する。搭乗者情報は、車両の搭乗者を特定する識別情報と、搭乗者が着座する座席を特定する座席情報とを含む。すなわち、搭乗者情報により「誰がどの座席に座っているか」が特定される。
設定値決定部12は、搭乗者情報取得部11から搭乗者情報を取得し、搭乗者情報から得られる搭乗者の組み合わせに基づき、車両設備を制御するための設定値を決定する。この搭乗者の組み合わせは、異なる座席を区別した搭乗者の組み合わせである。設定値決定部12が決定した設定値を第1設定値とする。
要因情報取得部13は、要因情報を取得する。要因情報とは、搭乗者情報以外の、車両の走行に影響を与える要因に関する情報である。例えば、車両が走行する地域の現在の天候を示す天候情報、車両の走行経路に関する経路情報、または搭乗者の体調を示す体調情報などが、要因情報として挙げられる。
設定値補正部14は、設定値決定部12から第1設定値を取得し、要因情報取得部13から要因情報を取得する。そして、設定値補正部14は、要因情報に基づき第1設定値を補正する。設定値補正部14で補正された設定値を第2設定値と呼ぶ。
車両設備制御装置21は設定値補正部14から第2設定値を取得し、第2設定値に基づき車両設備を制御する。なお、図1では車両設備の図示を省略している。例えば、車両設備を車両の座席とすると、車両設備制御装置21は第2設定値に基づき座席の前後方向の位置を制御する。また、車両設備を車両に搭載されたオーディオ機器とすると、車両設備制御装置21は第2設定値に基づきオーディオ機器の再生音量を制御する。また、車両設備を車両のヘッドライトとすると、車両設備制御装置21は第2設定値に基づきヘッドライトの光軸方向を制御する。
<A−2.動作>
図2は、設定値決定装置101の動作を示すフローチャートである。以下、図2に沿って設定値決定装置101の動作を説明する。まず、搭乗者情報取得部11が搭乗者情報を取得する(ステップS11)。搭乗者情報には、車両の搭乗者を特定する識別情報と、搭乗者が着座する座席を特定する座席情報とが含まれる。
次に、設定値決定部12が搭乗者情報取得部11から搭乗者情報を取得し、搭乗者情報から得られる座席を区別した搭乗者の組み合わせに基づき、第1設定値を決定する(ステップS12)。
次に、要因情報取得部13が要因情報を取得する(ステップS13)。ここでは、設定値決定部12が第1設定値を決定した後に要因情報取得部13が要因情報を取得することについて説明している。しかし、要因情報取得部13が要因情報を取得するタイミングは、設定値決定部12が第1設定値を決定する前でも良いし、搭乗者情報取得部11が搭乗者情報を取得する前でも良い。
次に、設定値補正部14が設定値決定部12から第1設定値を、要因情報取得部13から要因情報をそれぞれ取得し、要因情報に基づき第1設定値を第2設定値に補正する(ステップS14)。
実施の形態1に係る設定値決定装置101は、車両設備制御装置21が車両設備を制御するための設定値を決定する。設定値決定装置101は、搭乗者情報取得部11、要因情報取得部13、設定値決定部12、および設定値補正部14を備える。搭乗者情報取得部11は、搭乗者情報を取得する。搭乗者情報は、車両の搭乗者を特定する識別情報と、搭乗者が着座する座席を特定する座席情報とを含む。設定値決定部12は、搭乗者情報から得られる、座席を区別した搭乗者の組み合わせに基づき、設定値を第1設定値として決定する。要因情報取得部13は、要因情報を取得する。要因情報は、搭乗者情報以外の、車両の走行に影響を与える要因に関する情報である。設定値補正部14は、要因情報に基づき第1設定値を第2設定値に補正する。車両設備制御装置21は、第2設定値により車両設備を制御する。第1設定値は、座席を区別した搭乗者の組み合わせに基づき定められる。そのため、搭乗者の組み合わせに対する設定値を搭乗者の嗜好に沿って定めることができる。また、要因情報に基づき第1設定値を第2設定値に補正するため、例えば搭乗者の安全の観点から第2設定値に補正することができる。従って、第2設定値は、搭乗者の嗜好と安全の両方に配慮した値となる。
<B.実施の形態2>
<B−1.構成>
図3は、実施の形態2に係る設定値決定装置102の構成を示すブロック図である。設定値決定装置102は、実施の形態1に係る設定値決定装置101の構成と比較すると、設定値決定部12に代えて設定値決定部12Aを備え、設定値補正部14に代えて設定値補正部14Aを備えている点が異なる。設定値決定部12Aは設定値格納部121を備え、設定値補正部14Aは補正値格納部141を備えている。
設定値格納部121と補正値格納部141は、メモリ等の記憶媒体によって構成されている。設定値格納部121には、座席を区別した搭乗者の組み合わせと設定値とが紐付けられた設定値情報が格納されている。補正値格納部141には、要因情報と設定値の補正値とを紐付けた補正値情報が格納されている。
設定値決定装置102は、受信装置23、カメラ24、天候情報受信装置25、ナビゲーション装置26、瞳孔トラッキング装置27、シート制御装置211、ヘッドライト制御装置212、およびオーディオ音量制御装置213と接続され、これらを利用可能に構成されている。
本実施の形態では、設定値決定装置102を車両41に搭載された車載装置として説明する。受信装置23、カメラ24、天候情報受信装置25、ナビゲーション装置26、瞳孔トラッキング装置27、シート制御装置211、ヘッドライト制御装置212、およびオーディオ音量制御装置213も車両41に搭載されている。
受信装置23は、搭乗者が携帯する携帯端末22と通信し、携帯端末22からその固有情報を受信する装置である。携帯端末22の固有情報は、例えばMAC(Media Access Control)アドレスである。受信装置23は、例えば近距離無線通信により携帯端末22からMACアドレスを受信するRFID(Radio Frequency Identification)リーダーである。
RFIDリーダーは、例えば車両41の各座席に設置される。RFIDリーダーの受信範囲を数十cmとすると、各RFIDリーダーは、主に自身が設置された座席に着座した搭乗者が携帯する携帯端末22と通信を行うことができる。各RFIDリーダーが受信した携帯端末22のMACアドレスは、搭乗者情報として搭乗者情報取得部11に送られる。
各RFIDリーダーが受信した携帯端末22のMACアドレスは、携帯端末22を特定する情報である。そして、携帯端末22と搭乗者が1対1で対応しているという前提の下で、携帯端末22を特定する情報は搭乗者を特定する識別情報である。すなわち、搭乗者の携帯する携帯端末22の固有情報が、搭乗者を特定する識別情報となる。
例えば、運転席に設置されたRFIDリーダーが携帯端末AのMACアドレスを受信した場合、携帯端末Aの保有者が運転席に着座していることが明らかとなる。このように、どのRFIDリーダーがどのMACアドレスを受信したかを示す情報は、搭乗者が着座する座席を特定するものとなる。従って、各RFIDリーダーが受信した携帯端末22のMACアドレスは、搭乗者が着座する座席を特定する座席情報でもある。すなわち、受信装置23が携帯端末22から受信する携帯端末22の固有情報が、搭乗者を特定する識別情報となる。そして、携帯端末22の固有情報を受信した受信装置23が設置された座席の情報が、搭乗者が着座する座席を特定する座席情報となる。
カメラ24は、車両41の車室内を撮影する。搭乗者情報取得部11は、カメラ24の撮影画像を画像解析することにより搭乗者情報を取得しても良い。この場合、例えば搭乗者情報取得部11は搭乗者の顔画像を予め登録しておき、登録した顔画像とカメラ24の撮影画像とを比較することにより、各座席に着座している搭乗者を特定する。
搭乗者情報取得部11が搭乗者情報を取得する方法として、受信装置23で携帯端末22の固有情報を受信する方法と、カメラ24の撮影画像を解析する方法とを説明した。搭乗者情報取得部11は、このうち一つの方法を用いても良いし、両方の方法を用いても良い。両方の方法を用いる場合、搭乗者情報取得部11は、一方の方法における測定精度を他方の方法によって補完しても良い。また、カメラ24の撮影画像を解析する方法によれば、携帯端末22を携帯していない搭乗者を特定することが可能である。
設定値決定部12Aは、搭乗者情報取得部11から搭乗者情報を取得すると、設定値格納部121の設定値情報を参照し、搭乗者情報に記載された搭乗者の組み合わせに対応する設定値を第1設定値とする。
カメラ24の撮影画像は、搭乗者情報取得部11だけでなく、瞳孔トラッキング装置27にも用いられる。瞳孔トラッキング装置27は、天候情報受信装置25およびナビゲーション装置26と共に、要因情報取得部13に要因情報を提供する装置である。
瞳孔トラッキング装置27は、カメラ24の撮影画像を解析して運転者の瞳孔の動きを計測する。なお、ここで瞳孔トラッキング装置27はカメラ24の撮影画像を用いて瞳孔の動きを計測しているが、赤外線カメラなど他のカメラの撮影画像を用いて瞳孔の動きを計測しても良い。瞳孔トラッキング装置27の計測情報は要因情報取得部13に送られる。要因情報取得部13は、瞳孔トラッキング装置27の計測情報から運転者の体調情報を取得する。運転者の体調情報は、例えば「瞳孔ブレ大」または「瞳孔ブレ小」といった情報である。要因情報取得部13は、例えば所定時間内に瞳孔の向きが変化する回数が所定回数よりも多ければ「瞳孔ブレ大」、所定回数よりも少なければ「瞳孔ブレ小」と判定する。
天候情報受信装置25は、車両41の走行地域の現在の天候情報を、車両41の外部のサーバ等から受信する。天候情報受信装置25が受信した天候情報は、要因情報取得部13に送られる。
ナビゲーション装置26は、車両41の経路案内を行う装置である。例えば、ナビゲーション装置26は車両41の目的地が設定されると、車両41の現在地から目的地までの走行経路を探索する。このように、ナビゲーション装置26に車両41の走行経路が設定されている場合、要因情報取得部13はナビゲーション装置26から走行経路の情報を取得する。走行経路の情報には、例えば走行経路が高速道路か通常道路かといった経路の種別、道路の制限速度、または道路の車線数等の情報が含まれる。
要因情報取得部13は、瞳孔トラッキング装置27の計測情報から体調情報を、天候情報受信装置25から車両41の走行地域の天候情報を、ナビゲーション装置26から車両41の走行経路の情報を、それぞれ要因情報として取得する。なお、要因情報取得部13はこれらの全てを取得する必要はなく、少なくとも1つの情報を要因情報として取得しても良い。また、体調情報、天候情報、および走行経路の情報はあくまでも要因情報の一例である。要因情報は、搭乗者情報以外の、車両41の走行に影響を与える何らかの要因に関する情報であれば良い。
設定値補正部14Aは、要因情報取得部13から要因情報を取得し、設定値決定部12Aから第1設定値を取得する。そして、設定値補正部14Aは、補正値格納部141の補正値情報を参照して、要因情報に対応する設定値の補正値を抽出し、当該補正値により第1設定値を第2設定値に補正する。
第2設定値は、設定値補正部14Aからシート制御装置211、ヘッドライト制御装置212、またはオーディオ音量制御装置213に出力され、これらの装置で第2設定値により車両設備が制御される。シート制御装置211は、第2設定値に基づき運転席または助手席の前後方向の位置制御を行う。ヘッドライト制御装置212は、第2設定値に基づき車両41のヘッドライトの光軸の方向を制御する。オーディオ音量制御装置213は、第2設定値に基づき車両41に搭載されたオーディオ機器の再生音量を制御する。
<B−2.動作>
図4は、設定値決定装置102の動作を示すフローチャートである。以下、図4のフローに沿って設定値決定装置102の動作を説明する。図4のフローは、例えば車両41がドアを閉めた後に初めて走行したときに開始する。
まず、搭乗者情報取得部11が搭乗者情報を取得する(ステップS21)。具体的には、搭乗者情報取得部11は、受信装置23から携帯端末22の固有情報を取得することにより搭乗者情報を取得し、あるいはカメラ24の撮影画像を解析して搭乗者情報を取得する。
次に、設定値決定部12Aが搭乗者情報取得部11から搭乗者情報を取得する。そして、設定値決定部12Aは設定値格納部121の設定値情報を参照し、搭乗者情報から得られる座席を区別した搭乗者の組み合わせに対応する設定値を抽出し、これを第1設定値と決定する(ステップS22)。
図5ないし図7は、座席を区別した搭乗者の組み合わせ(以下、単に「搭乗者の組み合わせ」と称する)を例示している。図5ないし図7に示す表の各セルは、車両41を上からみたときの各座席の配置に対応している。例えば、右上のセルは運転席の搭乗者、左上のセルは助手席の搭乗者、右下のセルは運転席の真後ろの席の搭乗者、左下のセルは助手席の搭乗者を表している。なお、上記の説明は、右ハンドルの車両41を前提としている。
図5は搭乗者の組み合わせ1を示しており、組み合わせ1では、運転席が「携帯端末A」、助手席が「携帯端末B」、運転席の真後ろの席が「携帯端末D」、助手席の真後ろの席が「携帯端末C」となる。なお、図5ないし図7の組み合わせ例では、搭乗者ではなく携帯端末が特定されているが、搭乗者と携帯端末が1対1に対応しているという前提の下で、携帯端末の特定は搭乗者の特定と同義である。
図6は搭乗者の組み合わせ2を示している。組み合わせ2において、運転席と助手席の搭乗者は組み合わせ1と同様であるが、後部座席の搭乗者がいない。
図7は搭乗者の組み合わせ3を示している。組み合わせ3では、運転席が「携帯端末B」、助手席が「携帯端末A」、運転席の真後ろの席が「携帯端末F」、助手席の真後ろの席が「携帯端末E」となる。
図8および図9は、設定値格納部121に格納された設定値情報の一例を示している。車両設備の設定値として、図8の設定値情報は運転席ポジション設定値および助手席ポジション設定値を示し、図9はオーディオ音量設定値およびヘッドライト高さ設定値を示している。運転席ポジション設定値は、シート制御装置211が運転席の前後方向の位置を調整するための設定値であり、助手席ポジション設定値は、シート制御装置211が助手席の前後方向の位置を調整するための設定値である。オーディオ音量設定値は、オーディオ音量制御装置213がオーディオ機器の再生音量を調整するための設定値であり、ヘッドライト高さ設定値は、ヘッドライト制御装置212が車両41のヘッドライトの光軸の高さを調整するための設定値である。
図8の設定値情報では、組み合わせ1に対して、運転席ポジション設定値が「+3」、助手席ポジション設定値が「+2」である。また、組み合わせ2に対して、運転席ポジション設定値が「+7」、助手席ポジション設定値が「+6」である。運転席ポジション設定値が正方向に大きい値であるほど、シート制御装置211は運転席の位置を後方に調整し、運転席ポジション設定値が負方向に大きい値であるほど、シート制御装置211は運転席の位置を前方に調整する。同様に、助手席ポジション設定値が正方向に大きい値であるほど、シート制御装置211は助手席の位置を後方に調整し、助手席ポジション設定値が負方向に大きい値であるほど、シート制御装置211は助手席の位置を前方に調整する。
つまり、図8の設定値情報では、組み合わせ1より組み合わせ2において、運転席と助手席のいずれもがより後方に位置するよう、設定値が定められている。これは、組み合わせ1では後部座席に搭乗者がいるのに対し、組み合わせ2では後部座席に搭乗者がいないためである。
図8の設定値情報では、組み合わせ3に対して、運転席ポジション設定値が「+2」、助手席ポジション設定値が「+1」である。組み合わせ3に対する助手席ポジション設定値は、組み合わせ1に対する運転席ポジション設定値よりも小さい。これは、組み合わせ3において助手席の真後ろの席に着座する「携帯端末E」を携帯する搭乗者が、組み合わせ1において運転席の真後ろに着座する「携帯端末D」を携帯する搭乗者よりも大柄な人物であることを反映している。
図9の設定値情報では、組み合わせ1に対して、オーディオ音量設定値が「+50」、ヘッドライト高さ設定値が「0」である。また、組み合わせ2に対して、オーディオ音量設定値が「+60」、ヘッドライト高さ設定値が「+10」である。また、組み合わせ3に対して、オーディオ音量設定値が「+70」、ヘッドライト高さ設定値が「−10」である。オーディオ音量設定値が正方向に大きい値であるほど、オーディオ音量制御装置213はオーディオ機器の再生音量を大きく調整し、オーディオ音量設定値が負方向に大きい値であるほど、オーディオ音量制御装置213はオーディオ機器の再生音量が小さくなるように調整する。また、ヘッドライト高さ設定値が正方向に大きい値であるほど、ヘッドライト制御装置212はヘッドライトの光軸の位置を高く調整し、ヘッドライト高さ設定値が負方向に大きい値であるほど、ヘッドライト制御装置212はヘッドライトの光軸の位置を低く調整する。
図9の設定値情報において、組み合わせ1,2,3のうち、組み合わせ1に対するオーディオ音量設定値が最も小さく、組み合わせ3に対するオーディオ音量設定値が最も大きい。このように、オーディオ音量設定値は搭乗者の組み合わせによって決定される。例えば、家族で車両41に搭乗する場合の組み合わせに対してはオーディオ音量設定値を小さく、友人同士で車両41に搭乗する場合の組み合わせに対してはオーディオ音量設定値を大きくすることができる。
図9の設定値情報において、組み合わせ2に対するヘッドライト高さ設定値は組み合わせ1に対するヘッドライト高さ設定値よりも大きく設定されている。これは、後部座席に搭乗者が着座しない組み合わせ2では、車両41の前方が若干沈むことから、それによるヘッドライトの光軸のずれを補正するためである。また、組み合わせ3に対するヘッドライト高さ設定値は、組み合わせ1に対するヘッドライト高さ設定値よりも小さく設定される。これは、組み合わせ3において後部座席に着座する搭乗者が、組み合わせ1において後部座席に着座する搭乗者よりも体重が重く、より車両41の後方が沈むことから、それによるヘッドライトの光軸のずれを補正するためである。
図8,9に示した設定値情報は、座席を区別した搭乗者の組み合わせに対する、車両設備を制御するための設定値を定めたものである。これらの設定値情報は、例えば車両41の運転者などのユーザにより、図3に例示しない入力装置等を用いて設定値決定装置102に入力され、設定値格納部121に格納される。あるいは、設定値決定部12Aは、車両41の設備が使用される度に、その時の設定値と搭乗者の組み合わせとを記憶し、これらに基づき設定値情報を更新する学習システムであってもよい。いずれにしても、設定値情報はユーザの嗜好に沿って定められるため、設定値決定部12Aが決定する第1設定値は、ユーザの嗜好に沿ったものとなる。
図4のフローに戻って、ステップS22の後、設定値決定装置102は車両41のドアが開閉したか否かを判断する(ステップS23)。ここでドアの開閉とはドアが開いた後に閉まることをいう。設定値決定装置102はドアの開閉を検知すると、ステップS21に戻り搭乗者情報取得部11で搭乗者情報を取得する。設定値決定装置102はステップS23でドアの開閉を検知しなければ、要因情報取得部13で要因情報を取得する(ステップS24)。
次に、設定値補正部14Aは要因情報取得部13から要因情報を取得する。そして、補正値格納部141の補正値情報を参照し、第1設定値の補正が必要か否かを判断する(ステップS25)。具体的には、設定値補正部14Aは、要因情報取得部13から取得した要因情報が補正値情報において補正値と紐付けられている場合に、補正が必要と判断し、そうでなければ補正を不要と判断する。
図10は、補正値格納部141に格納された補正値情報を例示している。図10の補正値情報では、「雷雨」の天候情報に対して、運転席ポジション設定値の補正値は「−2」、オーディオ音量設定値の補正値は「−10」、ヘッドライト高さ設定値の補正値は「+5」である。ここで、運転席ポジション設定値の補正値は、運転席のシートを前に移動して運転者の視界を広くすることを狙って定められている。また、オーディオ音量設定値の補正値は、オーディオ機器の再生音量を小さくすることで運転者の運転に対する集中度を高めることを狙って定められている。また、ヘッドライト高さ設定値の補正値は、ヘッドライトの光軸を高くして広範囲にヘッドライトの光を照射し、運転者の視界を広げることを狙って定められている。
図10の補正情報では、「高速道路侵入」の経路情報に対して、オーディオ音量設定値の補正値は「−10」、運転席ポジション設定値とヘッドライト高さ設定値の補正は共に「0」である。ここで、オーディオ音量設定値の補正値は、オーディオ機器の再生音量を小さくして運転者の運転に対する集中度を高めることを狙って定められている。
図10の補正情報では、「瞳孔ブレ大」の体調情報に対して、運転席ポジション設定値の補正値は「−3」、オーディオ音量設定値の補正値は「+10」、ヘッドライト高さ設定値の補正値は「0」である。ここで、運転席ポジション設定値の補正値は、運転席を前に移動して運転者の視界を広くすることを狙って定められている。また、オーディオ音量設定値の補正値は、オーディオ機器の再生音量を大きくして運転者の覚醒度を高めることを狙って定められている。
ステップS25で補正が必要でなければ、設定値決定装置102の処理はステップS23に戻る。このとき、設定値決定装置102が決定した第1設定値、すなわち未補正の設定値がシート制御装置211等に出力される。一方、ステップS25で補正が必要であれば、設定値補正部14Aが要因情報に対応する補正値によって第1設定値を第2設定値に補正する(ステップS26)。例えば、図5から図10に示した例において、搭乗者の組み合わせが組み合わせ1であり、経路情報が「高速道路侵入」である場合には、設定値補正部14Aはオーディオ音量設定値「+50」に補正値「−10」を加算してオーディオ音量設定値「+40」とする。こうして補正された設定値、すなわち第2設定値がオーディオ音量制御装置213等に出力される。その後、フローはステップS23に戻る。
なお、図10には設定値を補正すべき要因を複数挙げているが、これらの要因が同時に発生した場合、設定値補正部14Aは各要因による補正値の平均をとって補正値を決定しても良い。
<C.実施の形態3>
<C−1.構成>
図11は、実施の形態3に係る設定値決定装置103の構成を示すブロック図である。設定値決定装置103は、実施の形態2の設定値決定装置102の構成と比較して、属性情報取得部15をさらに備え、設定値決定部12Aに代えて設定値決定部12Bを備えている。設定値決定部12Bは、設定値決定部12Aの構成に加えて属性情報格納部122を備えている。また、設定値決定装置103は、実施の形態2で説明した構成に加えて、体重測定装置28と接続され、これを利用可能に構成されている。
属性情報取得部15は、不定搭乗者の属性情報を取得する。不定搭乗者とは、搭乗者情報取得部11が識別情報を取得できない搭乗者と、設定値格納部121に格納された設定値情報に組み合わせが記載されていない搭乗者のことである。属性情報とは、搭乗者の特徴である属性を示す情報である。例えば、搭乗者の身長または体重が属性に該当する。
体重測定装置28は、車両41の各座席に設置され、各座席に着座する搭乗者の体重を測定する。体重測定装置28で測定した搭乗者の体重情報は属性情報として属性情報取得部15に送られる。
また、属性情報取得部15は、カメラ24の撮影画像を取得する。属性情報取得部15は、カメラ24の撮影画像を解析して、搭乗者の身長を測定する。すなわち、属性情報取得部15は、カメラ24の撮影画像を解析することにより、搭乗者の身長情報を属性情報として取得する。
属性情報格納部122は、メモリ等の記憶媒体によって構成されている。属性情報格納部122には、登録搭乗者の属性情報が格納されている。登録搭乗者とは、設定値格納部121に格納された設定値情報に組み合わせが記載されている搭乗者である。
実施の形態2では、車両41の搭乗者の全員が搭乗者情報により特定され、かつ特定された搭乗者の組み合わせに対する設定値が設定値格納部121に格納されているという前提の下で説明を行った。そのため、設定値決定部12Aは特定された搭乗者の組み合わせに対して一意に第1設定値を設定することが可能であった。本実施の形態の設定値決定部12Bも、このような状況の下では実施の形態2の設定値決定部12Aと同様の方法で第1設定値を決定する。
しかし、車両41の搭乗者の中に不定搭乗者がいる場合、すなわち搭乗者情報取得部11が少なくとも一部の搭乗者の識別情報を取得できない場合、または搭乗者の組み合わせに対する設定値が設定値格納部121に格納されていない場合、設定値決定部12Bは不定搭乗者を登録搭乗者に置換し、第1設定値を決定する。
<C−2.動作>
以下、図12のフローチャートに沿って、実施の形態3の搭乗者情報取得部11と設定値決定部12Bの動作を説明する。
まず、搭乗者情報取得部11は、カメラ24の撮影画像を取得し、撮影画像を解析して座席情報を取得する(ステップS31)。
次に、搭乗者情報取得部11は、受信装置23から携帯端末22の固有情報を取得する(ステップS32)。ここで、固有情報そのものが搭乗者の識別情報となり、固有情報を受信した受信装置23が設置された座席の情報が座席情報となる。
次に、設定値決定部12Bは、不定搭乗者がいるか否かを判断する(ステップS33)。ここで、設定値決定部12Bは、例えばカメラ24の撮影画像の解析に基づき助手席に搭乗者が着座していると判断される場合に、助手席に設置された受信装置23が携帯端末22の固有情報を受信できていない場合には、助手席に着座した搭乗者を不定搭乗者と判断する。このように、カメラ24の撮影画像から取得した座席情報と、受信装置23の受信状況とに齟齬がある場合に、受信装置23で識別情報を受信できていない搭乗者を不定搭乗者と判断する。
また、カメラ24の撮影画像の解析に基づき着座していると判断される全ての座席について、各座席に設置された受信装置23が携帯端末22の固有情報を受信した場合であっても、携帯端末22の固有情報により特定される搭乗者の組み合わせに対する設定値が設定値情報に記載されていない場合、設定値決定部12Bは、その組み合わせに係る全ての搭乗者を不定搭乗者と判断する。
ステップS33で不定搭乗者がいない場合、搭乗者の組み合わせに対応する設定値を第1設定値と決定する(ステップS37)。ここで設定値決定部12Bは、実施の形態2の設定値決定部12Aと同様に、座席を区別した搭乗者の組み合わせに対して設定値情報で紐付けられている設定値を第1設定値とする。
一方、ステップS33で不定搭乗者が存在する場合、設定値決定装置103の処理はステップS34へ移行する。以下、図13に示す搭乗者の組み合わせ4を例に説明を行う。組み合わせ4では、運転席に携帯端末A、助手席に携帯端末B、助手席の真後ろの席に携帯端末Cで特定される搭乗者が着座し、運転席の真後ろの席に不定搭乗者が着座する。
属性情報取得部15は不定搭乗者の属性情報を取得する(ステップS34)。具体的には、属性情報取得部15は、カメラ24の撮影画像から不定搭乗者の身長情報を属性情報として取得し、体重測定装置28の測定情報から不定搭乗者の体重情報を属性情報として取得する。
次に、設定値決定部12Bは、属性情報取得部15から不定搭乗者の属性情報を取得する。そして、設定値決定部12Bは、不定搭乗者と属性情報が類似する登録搭乗者がいるか否かを判断する(ステップS35)。具体的には、設定値決定部12Bは、属性情報格納部122に格納された属性情報を参照し、不定搭乗者の属性情報と類似する属性情報を有する登録搭乗者を検索する。属性情報が体重情報および身長情報である場合、例えば不定搭乗者に対して体重が±5kgかつ身長が±5cmの範囲に収まる登録搭乗者を、不定搭乗者と属性情報が類似する登録搭乗者とする。なお、類似する登録搭乗者が複数存在する場合には、最も属性情報が近い登録搭乗者を選択する。
不定搭乗者と属性情報が類似する登録搭乗者がいない場合、設定値決定部12Bはデフォルト値を第1設定値とする(ステップS38)。図14および図15は、設定値決定部12Bの設定値格納部121に格納されている設定値情報を示している。この設定値情報は図8,9と似ているが、デフォルトの設定値が記載されている点が異なる。図14および図15の例では、設定値決定部12Bは、図13の組み合わせ4に対して、運転席ポジション設定値を「+5」、助手席ポジション設定値を「+2」、オーディオ音量設定値を「+60」、ヘッドライト高さ設定値を「+5」と設定する。これで、設定値決定部12Bの処理は終了する。なお、図14および図15の例ではデフォルトの設定値が1種類しかないが、複数種類あっても良い。例えば、設定値決定部12Bは、不定搭乗者が身長165cm−175cmかつ体重50kg−55kgの場合と、身長165cm−175cmかつ体重55kg−60kgの場合とで、異なるデフォルト値を第1設定値としても良い。
一方、不定搭乗者と属性情報が類似する登録搭乗者がいる場合、設定値決定部12Bは、不定搭乗者を属性情報が類似する登録搭乗者に置換する(ステップS36)。例えば、「携帯端末D」の保有者の属性情報が不定搭乗者の属性情報と類似する場合、図13に示した組み合わせ4において、不定搭乗者を「携帯端末D」の保有者に置換する。
次に、設定値決定部12Bは、設定値情報を参照し、搭乗者の組み合わせに対応する設定値を第1設定値として決定する(ステップS37)。設定値決定部12Bは、ステップS36で不定搭乗者を登録搭乗者に置換しているため、置換後の搭乗者の組み合わせに対応する設定値を決定する。図13に示した組み合わせ4において、不定搭乗者を「携帯端末D」の保有者に置換すると組み合わせ1になる。従って、設定値決定部12Bは、設定値情報において組み合わせ1に対応する設定値を第1設定値として決定する。図14および図15に示すとおり、運転席ポジション設定値は「+3」、助手席ポジション設定値は「+2」、オーディオ音量設定値は「+50」、ヘッドライト高さ設定値は「0」となる。これで、設定値決定部12Bの処理は終了する。
以上で説明したように、実施の形態3に係る設定値決定装置103は、実施の形態1の構成に加えて、不定搭乗者の属性情報を取得する属性情報取得部15を備える。不定搭乗者とは、搭乗者情報取得部11が識別情報を取得できない搭乗者、または設定値情報に組み合わせが記載されていない搭乗者である。設定値決定部12Bは、設定値情報に組み合わせが記載された登録搭乗者の属性情報を参照して、不定搭乗者を属性情報が類似する登録搭乗者に置換し、置換後の搭乗者の組み合わせに基づき第1設定値を決定する。以上の構成により、設定値決定装置103によれば、不定搭乗者を含む搭乗者の組み合わせに対しても、適切に第1設定値を設定することができる。
<D.ハードウェア構成>
上述した設定値決定装置101,102,103における、搭乗者情報取得部11、設定値決定部12,12A,12B、設定値格納部121、属性情報格納部122、要因情報取得部13、設定値補正部14、14A、補正値格納部141、および属性情報取得部15は、図16に示す処理回路81により実現される。すなわち、処理回路81は、搭乗者情報取得部11、設定値決定部12,12A,12B、設定値格納部121、要因情報取得部13、設定値補正部14、14A、補正値格納部141、および属性情報取得部15(以下、「設定値補正部14等」と称する)を備える。処理回路81には、専用のハードウェアが適用されても良いし、メモリに格納されるプログラムを実行するプロセッサが適用されても良い。プロセッサは、例えば中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)等である。
処理回路81が専用のハードウェアである場合、処理回路81は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものが該当する。設定値補正部14等の各部の機能それぞれは、複数の処理回路81で実現されてもよいし、各部の機能をまとめて一つの処理回路で実現されてもよい。
処理回路81がプロセッサである場合、設定値補正部14等の機能は、ソフトウェア等(ソフトウェア、ファームウェアまたはソフトウェアとファームウェア)との組み合わせにより実現される。ソフトウェア等はプログラムとして記述され、メモリに格納される。図17に示すように、処理回路81に適用されるプロセッサ82は、メモリ83に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、設定値決定装置101,102,103は、処理回路81により実行されるときに、車両41の搭乗者を特定する識別情報と搭乗者が着座する座席を特定する座席情報とを含む搭乗者情報を取得し、搭乗者情報から得られる座席を区別した搭乗者の組み合わせに基づき設定値を第1設定値として決定し、搭乗者情報以外の車両41の走行に影響を与える要因に関する情報である要因情報を取得し、要因情報に基づき第1設定値を第2設定値に補正する、設定値決定方法が結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ83を備える。換言すれば、このプログラムは、設定値補正部14等の手順や方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ83には、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)などの、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、HDD(Hard Disk Drive)、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)及びそのドライブ装置等、または、今後使用されるあらゆる記憶媒体であってもよい。
以上、設定値補正部14等の各機能が、ハードウェア及びソフトウェア等のいずれか一方で実現される構成について説明した。しかしこれに限ったものではなく、設定値補正部14等の一部を専用のハードウェアで実現し、別の一部をソフトウェア等で実現する構成であってもよい。例えば、設定値補正部14については専用のハードウェアとしての処理回路でその機能を実現し、それ以外についてはプロセッサ82としての処理回路81がメモリ83に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
以上のように、処理回路81は、ハードウェア、ソフトウェア等、またはこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。なお、設定値格納部121、属性情報格納部122、および補正値格納部141は、メモリ83から構成されるが、それらは単一のメモリ83から構成されてもよいし、それぞれが個別のメモリから構成されてもよい。
また、上記では設定値決定装置101,102,103を車載装置として説明したが、車載装置、PND(Portable Navigation Device)、通信端末(例えば携帯電話、スマートフォン、およびタブレットなどの携帯端末)、およびこれらにインストールされるアプリケーションの機能、並びにサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築されるシステムにも適用することができる。この場合、以上で説明した設定値決定装置101,102,103の各機能または各構成要素は、システムを構築する各機器に分散して配置されてもよいし、いずれかの機器に集中して配置されてもよい。その一例として、図18は、設定値決定装置102の構成が車両41とサーバ42に分散して配置された例を示している。この例によれば、搭乗者情報取得部11、要因情報取得部13、設定値補正部14Aが車両41に配置され、設定値決定部12Aがサーバ42に配置される。すなわち、設定値決定部12Aは、設定値情報を格納する設定値格納部121を備え、サーバ42に設けられる。このように、設定値決定部12Aをサーバ42に配置することにより、車載装置によって設定値格納部121を構成する必要がないため、車載装置の構成を簡素化することができる。設定値情報は、搭乗者の組み合わせと設定値の関係を示す情報であるため、特に車両41がレンタカー又はカーシェアリングなど不特定多数の人物が利用する車両である場合には、搭乗者の組み合わせが多くなり、それに比例して設定値情報の情報量は膨大になるため、設定値決定部12Aをサーバ42で構成することの実益は大きい。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態および各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態および各変形例を適宜、変形または省略したりすることが可能である。
本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は全ての態様において例示であり、本発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、本発明の範囲から外れることなく想定され得る。
11 搭乗者情報取得部、12,12A,12B 設定値決定部、13 要因情報取得部、14,14A 設定値補正部、15 属性情報取得部、21 車両設備制御装置、22 携帯端末、23 受信装置、24 カメラ、25 天候情報受信装置、26 ナビゲーション装置、27 瞳孔トラッキング装置、28 体重測定装置、41 車両、42 サーバ、81 処理回路、82 プロセッサ、83 メモリ、101,102,103 設定値決定装置、121 設定値格納部、122 属性情報格納部、141 補正値格納部、211 シート制御装置、212 ヘッドライト制御装置、213 オーディオ音量制御装置。

Claims (13)

  1. 車両設備制御装置が車両の設備を制御するための設定値を決定する設定値決定装置であって、
    前記車両の搭乗者を特定する識別情報と、前記搭乗者が着座する座席を特定する座席情報とを含む搭乗者情報を取得する搭乗者情報取得部と、
    前記搭乗者情報から得られる、座席を区別した前記搭乗者の組み合わせに基づき、前記設定値を第1設定値として決定する設定値決定部と、
    前記搭乗者情報以外の、前記車両の走行に影響を与える要因に関する情報である要因情報を取得する要因情報取得部と、
    前記要因情報に基づき前記第1設定値を第2設定値に補正する設定値補正部と、を備え、
    前記車両設備制御装置は前記第2設定値により前記車両の設備を制御する、
    設定値決定装置。
  2. 前記設定値決定部は、前記搭乗者の組み合わせと前記設定値とが紐付けられた設定値情報に基づき、前記第1設定値を決定する、
    請求項1に記載の設定値決定装置。
  3. 前記搭乗者情報取得部が前記識別情報を取得できないか、または前記設定値情報に組み合わせが記載されていない搭乗者である不定搭乗者の属性情報を取得する属性情報取得部をさらに備え、
    前記設定値決定部は、前記設定値情報に組み合わせが記載された搭乗者である登録搭乗者の属性情報を参照して、前記不定搭乗者を属性情報が類似する前記登録搭乗者に置換し、置換後の搭乗者の組み合わせに基づき前記第1設定値を決定する、
    請求項2に記載の設定値決定装置。
  4. 前記識別情報は、前記搭乗者の携帯する携帯端末の固有情報である、
    請求項1に記載の設定値決定装置。
  5. 前記識別情報は、前記車両の各座席に設置された受信装置が前記携帯端末から受信する前記固有情報であり、
    前記座席情報は、前記固有情報を受信する前記受信装置が設置された座席の情報である、
    請求項4に記載の設定値決定装置。
  6. 前記設定値決定部は、前記設定値情報を格納する設定値格納部を備え、サーバに設けられる、
    請求項1に記載の設定値決定装置。
  7. 前記要因情報は前記車両が走行する地域の天候を示す天候情報である、
    請求項1に記載の設定値決定装置。
  8. 前記要因情報は、前記車両の走行経路に関する経路情報である、
    請求項1に記載の設定値決定装置。
  9. 前記要因情報は、前記車両の搭乗者の体調を示す体調情報である、
    請求項1に記載の設定値決定装置。
  10. 前記車両設備は前記車両の座席であり、
    前記車両設備制御装置は、前記第2設定値に基づき前記座席の前後方向の位置を制御する、
    請求項1に記載の設定値決定装置。
  11. 前記車両設備は前記車両に搭載されたオーディオ機器であり、
    前記車両設備制御装置は、前記第2設定値に基づき前記オーディオ機器の再生音量を制御する、
    請求項1に記載の設定値決定装置。
  12. 前記車両設備は前記車両のヘッドライトであり、
    前記車両設備制御装置は、前記第2設定値に基づき前記ヘッドライトの光軸方向を制御する、
    請求項1に記載の設定値決定装置。
  13. 車両設備制御装置が車両の設備を制御するための設定値を決定する設定値決定方法であって、
    前記車両の搭乗者を特定する識別情報と、前記搭乗者が着座する座席を特定する座席情報と、を含む搭乗者情報を取得し、
    前記搭乗者情報から得られる座席を区別した前記搭乗者の組み合わせに基づき、前記設定値を第1設定値として決定し、
    前記搭乗者情報以外の、前記車両の走行に影響を与える要因に関する情報である要因情報を取得し、
    前記要因情報に基づき前記第1設定値を第2設定値に補正し、
    前記車両設備制御装置は前記第2設定値により前記車両の設備を制御する、
    設定値決定方法。
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