JPWO2018180163A1 - 給油所システム - Google Patents

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Abstract

【課題】容易に機器の更新データや部品交換等の保守の履歴を把握することができて、保守等に必要な労力及び時間の減縮を図る給油所システムの提供。【解決手段】給油管に介装された流量計と、一端が前記給油管に接続され、他端に給油ノズルを有する給油ホースと、前記流量計からの計測値に器差調整手段(給油制御装置18の一部であって器差調整スイッチ23を含む)に記憶された器差調整値を乗じて給油量を表示する表示器(25)とを有する給油装置(100)と、該給油装置(100)に関する情報を記憶する管理サーバ(40)とを備え、前記給油装置(100)は、前記管理サーバ(40)に記憶される前記情報にアクセスするための被検出部(10)を備える給油所システム(200)。【選択図】図2

Description

本発明は、車両等に燃料を供給する給油所におけるシステムに関する。
給油所に設置されている給油装置(計量機)は、公正な商取引を保つために7年毎の流量検定が義務付けられ、流量計の器差が±0.5%以内であることが要求されている。これに関連して、器差の改竄防止を確実に行う給油装置が出願人より提供されている(特許文献1参照)。近年、給油所に関する情報についても、サーバでデータ化し、ネットワークでつながることにより、当該情報の授受が自由に行われ、大量のデータ(ビッグデータ)を集めることができるようになった。そして、そのような大量のデータをリアルタイムに分析して新たな価値を生みだして利活用可能にして、社会的環境に対応させることが望まれている。その観点からも、給油所に関する情報を確実に管理し且つ必要な場合に直ちに利用できるようにすることが望まれている。
現状の給油装置及びその内部の機器においては、QRコード(登録商標)を付して機器データを管理することが行われている。しかし、係るQRコードで管理する機器データは、出荷時(初回検定時)のデータ(型式番号、製造番号等)であり、稼働後のデータは包含されない。特に給油装置においては、再検定を受けて有効期限日を更新することや、部品交換等の保守を行った履歴を管理するが、係る更新や履歴の管理はデータの照合に時間が掛かり、検定、点検、保守等に多大な労力と時間を費やさなければならなかった。そして、出荷時のデータのみが記録されるQRコードを用いた管理では、そのような更新や履歴の管理には役に立たない。そして、給油所に関する情報を確実に管理し且つ必要な場合に直ちに利用できるようにすることは難しい。
日本特開2014−43244号公報
本発明は上述した従来技術の問題点に鑑みて提案されたものであり、容易に機器の更新データや部品交換等の保守の履歴を把握することができて、保守に必要な労力及び時間の減縮を図る給油所システムの提供を目的としている。
本発明の給油所システム(200)は、給油管に介装された流量計と、一端が前記給油管に接続され、他端に給油ノズルを有する給油ホースと、前記流量計からの計測値に器差調整手段(給油制御装置(18)の一部であって器差調整スイッチ(23)を含む)に記憶された器差調整値を乗じて給油量を表示する表示器(25)とを有する給油装置(100)と、該給油装置(100)に関する情報を記憶する管理サーバ(40)とを備え、前記給油装置(100)は、前記管理サーバ(40)に記憶される前記情報にアクセスするための被検出部(10)を備えていることを特徴とする。
本発明において、前記被検出部(10)には前記管理サーバ(40)に記憶される前記情報にアクセスする機能を有するWebサイト(第1のWebサイト)のURLが記録されているのが好ましい。
また、本発明において、前記管理サーバ(40)に記憶される前記情報は前記給油装置(100)に関する機器情報(例えば、機器の型式番号や製造番号等)とすることができる。
もしくは、本発明において、前記管理サーバ(40)に記憶される前記情報は前記給油装置(100)に関する保守情報(有効期限日の更新記録、部品交換等の保守の履歴、その他)とすることができる。
本発明において、前記管理サーバ(40)に記憶される前記情報は、前記器差調整手段から入力される承認された情報によって書き換えられるのが好ましい。
これに加えて、本発明において、前記給油装置(100)は第2の被検出部(26)を備え、該第2の被検出部(26)には前記管理サーバ(40)に記憶される前記情報の一部(例えば、次回検定までの使用期限等のみ)にアクセスする機能を有する第2のWebサイトのURLが記録されているのが好ましい。
本発明の実施に際して、流量計の器差を調整する器差調整スイッチ(23)は蓋(7)で覆われており、当該蓋(7)は樹脂封印されているのが好ましい。そして、樹脂封印されている部分はICチップ(1−1)及びそのアンテナ(2−1)を包含しており、当該アンテナ(2−1)は樹脂封印されている領域の全域に亘って延在しているのが好ましい。或いは、ICチップ(1−2)及びそのアンテナ(2−2)を包含する樹脂封印部と、それ以外の樹脂封印部は切断可能であるのが好ましい。もしくは、樹脂封印されたICチップ(1−3)は、可撓製部材(3−3、例えばワイヤ)を介して前記蓋(7)と接続されているのが好ましい。
上述の構成を具備する本発明の給油所システム(200)によれば、前記給油装置(100)に関する情報(機器情報や保守情報等)は管理サーバ40で電子的に管理されるので、出荷時のデータ(型式番号、製造番号等)のみならず、再検定後の更新された有効期限日や、部品交換等の保守を行った履歴も管理サーバ(40)により電子的に管理される。そのため、検定、点検、保守等に際して、前記給油装置(100)の被検出部(10)を介して、前記更新や履歴のデータを瞬時に照合することが可能であり、保守等に必要な労力及び時間を大幅に削減することができる。さらに、給油装置(100)に関する情報が管理サーバ(40)に記憶されているのでデータ更新が容易である。
本発明において、前記被検出部(10)に、前記管理サーバ(40)に記憶される前記情報にアクセスする機能を有するWebサイト(第1のWebサイト)のURLが記録されていれば、保守等の際に被検出部(10)をICリーダー等の機器で読み取ることにより、複数の給油装置(100)が存在する場合であっても、当該情報により、保守等を行うべき機器を早期に且つ正確に特定し、前記更新や履歴を照合することができる。ここで、管理サーバ(40)に記録されるデータが、計量管理者(41)が承認したデータのみであれば、データの信頼性が向上し、そのようなデータを利用した各種サービスの精度も向上する。また、被検出部(10)に給油装置(100)の情報が記録されている場合に比較して、被検出部(10)に記録されている情報が漏洩して悪用されることが確実に防止される。その結果、給油装置(100)の信頼性が向上する。
そして、本発明において、前記管理サーバ(40)に記憶される前記情報は、前記器差調整手段から入力される承認された情報によって書き換えられるように構成すれば、器差調整値の改竄を防止して、給油装置(100)の計量精度の信頼性が維持される。
本発明において、前記給油装置(100)は第2の被検出部(26)を備え、該第2の被検出部(26)には前記管理サーバ(40)に記憶される前記情報の一部(例えば、次回検定までの使用期限等のみ)にアクセスする機能を有する第2のWebサイトのURLが記録されていれば、ユーザ(一般需要者)が第2の被検出部(26)に記録されたURLから第2のWebサイトにアクセスして、第2のWebサイトで給油装置(100)に関する情報の一部をチェックすることにより、これからサービスを受けようとする給油所(GS:ガスステーション)が適正に管理されているか否かを判断して、安心感を得ることができる。
本発明において、器差調整手段を覆う蓋(7)を樹脂封印すれば、器差調整値を改竄するために蓋(7)を開けて器差調整手段を操作した際に必ず樹脂封印部が破損する。そして樹脂封印部が破損していれば、器差調整値が改竄された恐れがあることが瞬時に分かる。ここで、樹脂封印されている部分はICチップ(1−1)及びそのアンテナ(2−1)を包含しており、当該アンテナ(2−1)は樹脂封印されている領域の全域に亘って延在していれば、外部から改竄することを意図して、樹脂封印された部分を切断すると、必ず被検出部(10−1)(例えば、ICチップ1−1のアンテナ2−1)が切断されるので、被検出部(10−1)の情報の読み取りや改竄が不可能になる。また、ICチップ(1−2)及びそのアンテナ(2−2)を包含する樹脂封印部と、それ以外の樹脂封印部が切断可能であれば、被検出部(10−2)が延在している領域と被検出部(10−2)が延在していない領域を切断して、被検出部(10−2)が延在している領域を再利用することが可能である。
或いは、樹脂封印されたICチップ(1−3)は、可撓性部材(3−3、例えばワイヤ)を介して前記蓋(7)と接続されていれば、被検出部(10−3)と器差調整手段における基盤(8)とを一体化して構成し、交換された可撓性部材(3−3)を被検出部(10−3)に貫通させることにより被検出部(10−3:ICチップ1−3を包含)を再利用することができる。
これに加えて、本発明によれば、情報(例えば給油所GSにおける機器の更新データ)が電子的に管理されるので、例えば点検及び部品交換等に関する情報も管理サーバでデータ化され、ネットワーク経由で大量のデータ(ビッグデータ)として活用することが可能である。そして、当該ビッグデータをリアルタイムに分析して新たな価値を生みだして、社会的に役立てることもできる。
本発明の実施形態を示すブロック図である。 図1において、計量管理者と給油装置と管理サーバと集中監視装置との間における情報の授受を詳細に示すブロック図である。 実施形態における給油装置の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態における計量管理者の処理手順を示すフローチャートである。 実施形態の管理サーバにおける処理手順を示すフローチャートである。 実施形態におけるユーザの処理手順を示すフローチャートである。 器差調整スイッチの封印部の第1例の要部を示す正面図である。 器差調整スイッチの封印部の第1例の要部を示す側面図である。 器差調整スイッチの封印部の第2例の要部を示し、(A)は正面図、(B)は側面図である。 再利用時における第2例の要部を示す正面図である。 器差調整スイッチの封印部の第3例の要部を示す正面図である。 再利用時における第3例の要部を示す正面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。図1において、給油所システム200は、3台の給油装置100と、給油装置100の情報を記憶する管理サーバ40を備えている。ここで、給油装置100の情報は、給油装置100の機器情報及び保守情報であって、後述する第1及び第2のWebサイトからアクセス可能な情報である。図示の実施形態では、給油所GS(ガスステーション)は、給油装置100、給油装置100を監視・制御するGS集中監視装置20、地下タンク22、POS端末29等で構成されている。
給油装置100は、第1のWebサイトのURLを記録した被検出部10(図2参照)を備えており、当該給油装置100の機器情報及び保守情報は管理サーバ40に記録されている。ここで第1のWebサイトには、例えば、給油装置100の機器情報及び保守情報が表示される。当該情報は、図2のINF1、2として、管理サーバ40に記録されている。明確には図示されていないが、各給油装置100は、給油管に介装された流量計と、一端が給油管に接続され、他端に給油ノズルを有する給油ホースと、流量計からの計測値に器差調整手段に記憶された器差調整値を乗じて給油量を表示する表示器25(図2参照)とを備える。器差調整手段は、図2の器差調整スイッチ23を含み、図2の給油制御装置18の一部である。
給油装置100の機器情報及び保守情報は、計量管理者41に承認された場合のみ、計量管理者41によって管理サーバ40に入力されて記録され、第1のWebサイトからアクセス可能な状態になる。ここで、計量管理者41は、管理サーバ40の管理者であって、給油所GSに対してはいわゆる第三者である。このように、計量管理者41が承認したデータのみが管理サーバ40に記録されることにより、管理サーバ40に記憶されるデータの信頼性、管理サーバ40、並びに後述する第1及び第2のWebサイトの安全性が向上する。
管理サーバ40のオペレーターとしても機能する計量管理者41は、例えば権限を有する自然人であるが、自動制御されている情報処理機構で構成することも可能である。ここで、図1における矢印は情報信号ラインを示しており、情報信号ラインで授受される情報の詳細は図2を参照して説明する。
図1において、サポートセンター50は、各給油所GSに対する各種サポートを実行する機能を有しており、管理サーバ40へのデータ登録等の際のサポートも行うことができる。符号30は、給油所GSの作業者が携帯する携帯端末(スマートフォンを含む携帯可能な情報処理機器)を指すが、以下の説明においては給油所GSの作業者も指すこととする。給油所GSの作業者30は、例えば再検定を行った際に携帯端末30により再検定の結果を計量管理者41に送信し、或いは管理サーバ40に記録されている保守情報にアクセスする。
図1において、給油所GSの各給油装置100は、液量管理装置21及びGS集中監視装置20により液量管理されている。各給油装置100の地下タンク22には油面計23が配置され、液化回収装置24が設けられている。符号27は液量管理の対象を切り替える切換手段を示し、符号28は洗車機を示す。給油所GSはPOSシステムを有しており、POS端末29はGS集中監視装置20と接続されている。
計量管理者41と給油装置100と管理サーバ40とGS集中監視装置20との情報の授受を示す図2において、給油装置100の図示しない器差調整手段には被検出部10が設けられており、被検出部10はICチップ或いはICタグにより構成されている。被検出部10に隣接して器差調整スイッチ23が設けられており、器差調整スイッチ23は器差調整手段を器差調整モードに切り替える機能を有する。図2において、符号25は給油量を表示する表示器を示している。
明確には図示されていないが、器差調整スイッチ23と被検出部10は樹脂封印されており、樹脂封印が破られていれば、器差調整手段が作動されて器差が変動している恐れが存在する。被検出部10及び器差調整スイッチ23と、その樹脂封印は、給油装置100のケーシングの内側に設けられており、給油装置100のケーシングの開閉用鍵を有していなければ、操作することができない。換言すれば、器差調整手段を作動するためには、ケーシングを開放しなければならない。
被検出部10には、第1のWebサイトのURLが記録されている。第1のWebサイトからアクセス可能な給油装置100の機器情報や保守情報等は、管理サーバ40に記録されている。図2において、管理サーバ40に記録されている機器情報や保守情報等は、符号INF1、2で示されている。ここで、被検出部10には、URL以外にも、流量計の個体番号等を記録することも可能である。
また、給油装置100は、第2のWebサイトのURLが記録された識別コード(第2の被検出部)26を備えている。第2のWebサイトには、ユーザが閲覧可能な給油装置100に関する情報、例えば出荷時のデータ(型式番号、製造番号等)と、次回検定までの使用期限が記録されている。ただし、URL以外の情報も識別コード26で記録することが可能である。第2のWebサイトからアクセス可能な情報も、管理サーバ40に記録されており、図2において符号INF2で示されている。ここで、第2のWebサイトからアクセスしても、管理サーバ40内の情報の書き換えられないように構成されている。なお、識別コード26は、QRコード、バーコード又は被検出部10とは別のICタグ等とすることができる。
図2において、例えば再検定時には、再検定を行った作業者30は、検定終了に関する情報(例えば再検定日、再検定者の氏名等)を、保守情報として管理サーバ40の計量管理者41に対して出力する(情報信号ラインA)。計量管理者41は再検定作業者30から出力された保守情報をチェックして承認した場合には、当該保守情報を管理サーバ40に入力する(情報信号ラインB)。逆に計量管理者41が当該保守情報を承認しない場合には管理サーバ40に入力せず、承認しない旨の情報を再検定作業者30に出力する(情報信号ラインG)。
再検定データ、例えば再検定日、器差調整ログ(器差調整値)、器差調整作業(或いは保守作業)の際に必要なパスワードは、保守情報として、GS集中監視装置20を介して計量管理者41に出力される(情報信号ラインC)。ここで、パスワードが毎日変更されるパスワード(DAILY PASSWORD)であれば、例えば退職者からパスワードを知った者が当該パスワードを悪用することが防止される。計量管理者41はGS集中監視装置20を介して出力された情報(保守情報)をチェックし、承認した場合には管理サーバ40に入力する(情報信号ラインB)。逆に計量管理者41が当該保守情報を承認しない場合には管理サーバ40に入力せず、承認しない旨の情報をGS集中監視装置20に出力する(情報信号ラインE)。計量管理者41により承認された保守情報等が管理サーバ40に入力されることにより、管理サーバ40内の情報が最新の情報に更新され、第1のWebサイトで表示されるデータ(器差調整値等)も更新される。
点検、部品交換に際しても、保守作業者30、GS集中監視装置20、管理サーバ40、計量管理者41は、上記と同様な情報授受を行い、計量管理者41が承認した保守情報(保守日、保守内容、交換部品等)が管理サーバ40に記録される。点検時における手順、保守時における手順の詳細は後述する。
図2において、管理サーバ40には給油所GSの各給油装置100に関する機器情報、保守情報が、計量管理者41の承認を得た上で、記録されている。当該情報は、第1及び第2のWebサイトのそれぞれにおいてアクセス可能である。第1のWebサイトからアクセス可能な情報は、機器情報(例えば、機器の型式番号や製造番号等、製造年月日等)、保守情報(検定期限日の更新記録、器差調整値の更新記録、部品交換(例えば給油ノズル交換、ポンプフィルター交換)等の履歴、その他)であり(図2における情報INF1)、給油所GSの関係者(従業者、経営者、保守担当者)がアクセスして利用可能である。第1のWebサイトにアクセスして、管理サーバ40に記憶された前記保守情報を利用するためには、データ照会権限(パスワード等)が必要である。第2のWebサイトからアクセス可能な情報は、機器情報の一部(例えば、機器の型式番号や製造番号、製造年月日)、保守情報の一部(例えば、次回検定までの期限)であり(図2における情報INF2)、ユーザがアクセスして利用することを想定している。
点検、部品交換作業等に際しては、作業者30は、被検出部10に記録されているURLを読み取り、管理用Webサイト(第1のWebサイト)でアクセス可能な保守情報(部品交換の履歴等)にアクセスする(情報信号ラインD)。作業者30は被検出部10のURLを読み取るため、給油所GS専用のリーダーを使用する。換言すれば、図示の実施形態では、給油所GS専用のリーダーを使用しないと、被検出部10のURLを読み取ることができないように設定されている。第1のWebサイトにアクセスして取得した保守情報により、作業者30は更新や部品交換等の履歴を直ちに把握することができる、その結果、点検作業の労力及び時間が減縮される。
管理サーバ40(第1のWebサイト)の保守情報を参照して保守作業を行った作業者30は、保守終了に関する情報(例えば保守日、保守作業者の氏名等)を、保守情報として管理サーバ40の計量管理者41に対して出力する(情報信号ラインA)。計量管理者41は保守作業者30から出力された保守情報(例えば保守日、保守作業者の氏名等)をチェックして、当該保守情報を承認した場合には管理サーバ40に入力する(情報信号ラインB)。計量管理者41が保守情報を承認しない場合には管理サーバ40に入力せず、承認しない旨を保守作業者30に出力する(情報信号ラインG)。
保守のデータ、例えば保守日、部品交換等の保守の内容、保守作業の際に必要なパスワードは保守情報として、GS集中監視装置20を介して計量管理者41に出力される(情報信号ラインC)。計量管理者41はGS集中監視装置20を介して出力された情報(保守情報)をチェックし、当該情報を承認した場合には管理サーバ40に入力する(情報信号ラインB)。計量管理者41が当該保守情報を承認しない場合には管理サーバ40に入力せず、承認しない旨の情報をGS集中監視装置20に出力する(情報信号ラインE)。図示の実施形態において、管理サーバ40の計量管理者41へ再検定データ、点検データ、保守データを送信するに際しては、作業者30からの送信する項目(再検定日、保守日、再検定者等)と、GS集中監視装置20から送信する項目(再検定内容、保守内容等)が存在し、一部を重複させている。しかし、再検定データ、点検データ、保守データを作業者30のみから計量管理者41へ送信しても良いし、或いは、GS集中監視装置20のみから計量管理者41へ送信しても良い。
管理サーバ40は、検定期限(再検定期限)をGS集中監視装置20へ発信する(情報信号ラインF)。また管理サーバ40は、前記検定期限(再検定期限)を計量管理者41にも発信する(情報信号ラインI)。給油所GSにおける各給油装置100について再検定を行うべき期限を、再検定履歴に基づき、管理サーバ40からGS集中監視装置20に発信すれば、各給油装置100の再検定を確実に実施することができる。同様に、記録される保守履歴に基づき、管理サーバ40からGS集中監視装置20へ、保守を行うべき期限を発信する(情報信号ラインF、管理サーバ40から計量管理者41への当該期限の発進は情報信号ラインI)。なお、情報信号ラインJは、例えば、GS集中監視装置20を介して必要に応じて保守情報、機器情報を照会する場合を示している。
図1及び図2には明示されていないが、ユーザは、識別コード26に記録されたURLを読み込んで、情報処理ネットワーク(例えばインターネット)により第2のWebサイトにアクセスする。図1、図2において、情報処理ネットワークの図示は省略している。ユーザは、第2のWebサイトからアクセス可能な情報にアクセスすることにより、これからサービスを受けようとする給油所GSが適正に管理されているか否かを判断することができる。
図示の実施形態において、給油装置100における処理手順を主として図3を参照して説明する。図3は、給油装置100の再検定を行う際の処理手順を例示している。しかし、点検、保守においても、図3と同様に処理される。図3において、ステップS31では、器差調整スイッチ23(図2)が押圧されたか否かを判断する。ステップS31で器差調整スイッチ23が押圧された場合(ステップS31;Yes)、ステップS32に進む。一方、ステップS31で器差調整スイッチ23が押圧されていない場合(ステップS31;No)、ステップS31に戻る。
ステップS32では、作業者は、器差調整作業や保守作業等を行う際に必要なパスワードを、所定箇所に入力する。そしてステップS33に進む。ステップS33では、ステップS32で入力されたパスワードが正規なものであるか否かを判断する。ステップS33の判断の結果、パスワードが正規であった場合(ステップS33;Yes)、ステップS34に進む。一方、ステップS33の判断の結果、パスワードが正規でない場合(ステップS33;No)、処理は終了する。
ステップS34では、器差調整値を更新し、ステップS35に進む。ステップS35では、再検定を行ったことを受けて、検定期限日の更新記録、器差調整値の更新記録、同時に行った部品交換等の保守の記録等の保守記録やパスワードが、再検定データとして、GS集中監視装置20を介して管理サーバ40の計量管理者41に送信される(図2の情報信号ラインC)。そして処理を終了する。ステップS35で送信されたデータは、図4の計量管理者41における処理手順のステップS41の段階に送信される。点検、保守時においては、作業者は被検出部10のURLを読み取り、第1のWebサイトにアクセスし、保守情報(部品交換の履歴等)を把握してから作業を開始する。
次に、計量管理者41(管理サーバ40の管理者)における処理手順を、主として図4を参照して説明する。図4において、ステップS41において再検定データを受信したか否かが判断される。当該再検定データとしては、再検定を行った作業者30(の携帯端末:携帯可能な情報処理機器)から、例えば、再検定を行った日付と再検定を行った作業者の氏名が送信される(図2の情報信号ラインA)。また、再検定データとして、GS集中監視装置20を介して、保守記録(検定期限日の更新記録、器差調整値の更新記録、同時に行った部品交換等の保守の記録等)、パスワード等が送信される(図2の情報信号ラインC)。上述したように、再検定データ、点検データ、保守データを作業者30のみから計量管理者41へ送信しても良いし、或いは、GS集中監視装置20のみから計量管理者41へ送信しても良い。
ステップ41で再検定データを受信している場合には(ステップS41;Yes)、ステップS42に進む。一方、ステップS41で再検定データを受信していない場合には(ステップS41;No)、ステップS41に戻り、処理手順を継続する。ステップS42では、計量管理者41は再検定データの更新が正規に行われたか否かを判断する。再検定データの更新が正規に行われたと計量管理者41が判断した場合(ステップS42;Yes)、計量管理者41は再検定データを承認し、ステップS43に進む。一方、再検定データの更新が正規に行われなかったと計量管理者41が判断した場合(ステップS42;No)、ステップS42に戻る。図4では図示されていないが、ステップS42で「No」の場合には、計量管理者41は給油所GS或いは作業者に「再検定データを承認しない」旨を送信し(図2の情報信号ラインG)、再検定データの再提出を促す。
ステップS43では、計量管理者41は承認した再検定データを管理サーバ40に入力し、再検定データを更新する(情報信号ラインB)。そして処理手順を終了する。ステップS43の再検定データの入力、更新のデータは、図5の管理サーバ40における処理手順のステップS51において送られる。なお、図4では再検定を行う際の処理手順を例示しているが、点検、保守時における処理も図4に準じて行われる。
管理サーバ40における処理手順を、主として図5を参照して説明する。図5において、ステップS51では、計量管理者41により管理サーバ40に再検定データが入力されたか否かを判断する。管理サーバ40への再検定データは、図4のステップS43から送られる。ステップS51で再検定データが入力された場合(ステップS51;Yes)、ステップS52に進む。一方、ステップS51で再検定データが入力されなかった場合(ステップS51;No)、ステップS51に戻り、処理手順を継続する。
ステップS52では、管理サーバ40における再検定データを更新する。再検定データの更新により、最新の検定日、次回検定期限日、最新の器差調整値、再検定者名が更新される。そして当該更新により、第1及び第2のWebサイトからアクセス可能な再検定に関するデータも更新される。なお、図5は再検定を行う際の処理手順を例示したものであり、点検、保守時における処理も図5に準じて行われる。
図示の実施形態では、当該給油所GSの検定に関わる者のみならず、給油所GSを利用するユーザも、管理サーバ40にアクセスして、必要な情報をチェックすることが可能である。ユーザにおける処理手順を示した図6のステップS61では、ユーザは、情報機器により識別コード26に記録されたURLを読み込んで、情報処理ネットワーク(例えばインターネット)により第2のWebサイトにアクセスする。ステップS62では、当該情報機器に第2のWebサイトからアクセス可能な情報(給油装置の情報の一部、例えば出荷時のデータである型式番号、製造番号、最新の検定日、次回検定までの使用期限)が表示され、ユーザはそれを確認し、以て、安心して給油所GSでサービスを受けることができる。ステップS62が終了すると、図6の処理手順は終了する。
図2において、給油装置100には流量計の器差を調整する際に操作する器差調整スイッチ23が設けられている。器差の改竄を防止するため、例えば器差調整スイッチ23は蓋7(図11、図12を参照)で覆われており、当該蓋7が樹脂等で封印されている。以下、図7〜図12を主として参照しつつ、器差調整スイッチ23を覆う蓋7を封印する構造について説明する。図示の実施形態では、被検出部10の構造を3種類例示している(第1例〜第3例)。被検出部10を構成するICチップ1−1〜1−3には、例えば給油装置100の情報にアクセスする第1のWebサイトのURL等が記録されている。
先ず図7、図8を参照して、被検出部10の構造の第1例を説明する。図7、図8において、被検出部10−1を構成するICチップ1−1とそのアンテナ2−1は共に樹脂で被覆されている。図7、図8では明示されていないが、当該樹脂封印部により、器差調整スイッチ23の蓋7(図11、図12を参照)が封印されている。被覆、封印のための樹脂としては、PBT、PPS、エポキシ、塩ビ、ナイロン、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンエチルアクリレート、エチレン酢酸ビニル共重合体等を採用可能である。樹脂により被覆される領域の全域に亘って、ICチップ1−1のアンテナ2−1が延在している。そして、ICチップ1−1を被覆しているICチップ側樹脂封印部10−1Aに連続して、アンテナ2−1を被覆する円形のアンテナ側樹脂封印部10−1Bが設けられている。
図8において、円形形状のアンテナ側樹脂封印部10−1Bには貫通孔10−1BAが設けられており、この貫通孔10−1BAに可撓性部材であるワイヤ3−1が貫通している。ICチップ用のアンテナ2−1は、貫通孔10−1BAを避けて配置される。ワイヤ3−1の先端側(図7の下端部)で複数(図7では2本)のワイヤが絡み合って簡単に解けないようになっている。
次に図9、図10を参照して第2例を説明する。出荷時の状態を示す図9において、樹脂で被覆される領域は、内部にICチップ1−2及びそのアンテナ2−2が延在する被検出部樹脂封印部10−2Aと、内部にICチップ1−2もアンテナ2−2も存在しない円形樹脂封印部10−2Bで構成され、円形樹脂封印部10−2Bは被検出部樹脂封印部10−2Aに連続して構成されている。
被検出部樹脂封印部10−2Aには、U字状のワイヤ取付部4αが一体的に形成されている。明確には図示されていないが、円形樹脂封印部10−2Bにより、器差調整スイッチ23の蓋7(図11、図12参照)が封印されている。被検出部10−2のICチップ1−2及びそのアンテナ2−2は、被検出部樹脂封印部10−2Aのみに存在しており、円形樹脂封印部10−2B内には延在しない。そして被検出部樹脂封印部10−2Aと円形樹脂封印部10−2Bとは、切断線LCに沿って切断することが可能である。
図9(B)において、円形樹脂封印部10−2Bには貫通囗10−2BAが設けられており、この貫通孔10−2BAに可撓性部材であるワイヤ3−2が貫通している。ワイヤ3−2の端部(図9(A)の下端部)においては複数(図9(A)では2本)のワイヤが絡み合って簡単に解けないようになっている。ICチップを再利用するには、ICチップ1−2及びそのアンテナ2−2が樹脂封印された被検出部樹脂封印部10−2Aを、円形樹脂封印部10−2Bから切り離す。その後、図10で示すように、被検出部樹脂封印部10−2AのU字状のワイヤ取付部4αの内側開口にワイヤ3−2を通し、ワイヤ3−2の端部5E1、5E2を絡み合わせて、容易に解けないようにする。図9、図10の第2例におけるその他の構成と作用効果は、図7、図8の第1例と同様である。
図11、図12は第3例を示し、第3例では、被検出部及び樹脂封印部は、基盤8と一体化している。図11は出荷時の状態を示しており、ICチップ1−3を有する被検出部10−3は樹脂封印されて、被検出部樹脂封印部10−3Aを構成している。被検出部樹脂封印部10−3Aは、可撓性部材であるワイヤ3−3を介して、器差調整スイッチ23を覆う蓋7と接続されている。
図11において、被検出部樹脂封印部10−3Aは、基盤8に沿って配置され、プラグ9により基盤8に固定されている。ワイヤ3−3の一端はプラグ9の中空部を通過してプラグ9の頭部(図11の三角形の部分)に接続されており、ワイヤ3−3の他端は蓋7の基盤背面側の折返し部7Aに接続されている。第3例において、器差調整の際には、蓋7、ワイヤ3−3、プラグ9は全て交換するが、ICチップ1−3が樹脂封印されている被検出部樹脂封印部10−3Aは交換しない。
ICチップ1−3を再利用した状態を示す図12において、蓋7、ワイヤ3−3、プラグ9A(プラグ9よりも短い)は、図11の出荷時のものとは交換されている。一方、ICチップ1−3及び被検出部樹脂封印部10−3Aは、図11の出荷時のものが再利用されている。図12において、交換されたワイヤ3−3の一端は、図11と同様にプラグ9Aの頭部に接続されており、ワイヤ3−3の他端は蓋7の基盤背面側の折返し部7Aに接続されている。
再利用された被検出部樹脂封印部10−3A(ICチップ1−3)に、ワイヤ3−3が貫通している。図11、図12の第3例におけるその他の構成及び作用効果は、図7〜図10の第1例、第2例と同様である。
図示の実施形態によれば、前記給油装置100に関する情報は、管理サーバ40により電子的に管理されるので、出荷時のデータのみならず、再検定後の更新された情報も管理サーバ40により電子的に管理される。そのため、検定、点検、保守等に際して、前記更新や履歴のデータを瞬時に照合することが可能であり、保守等に必要な労力及び時間を大幅に削減することができる。
図示の実施形態では、被検出部10に、管理サーバ40に記憶される情報にアクセスする機能を有する第1のWebサイトのURLが記録されているので、保守等の際に被検出部10に記録されている第1のWebサイトのURLを読み取り、複数の給油装置100が存在する場合であっても、保守等を行うべき機器を早期に且つ正確に特定し、前記更新や履歴を照合することができる。そして、管理サーバ40に記録されるデータは、計量管理者41が承認したデータのみであるので、データの信頼性が非常に高い。そのため、Webサイト経由のデータであっても、作業者は安心して参照することができる。そして、器差調整値の改竄を防止して、給油装置100の計量精度の信頼性が維持される。さらに、給油装置100に関する情報は管理サーバ40に記憶されているので、そのようなデータの更新が容易である。
図示の実施形態において、管理サーバ40に記憶される情報は、器差調整手段から入力される計量管理者41により承認された情報によって更新することが可能であり、常に最新のデータを管理サーバ40に蓄積することができる。さらに実施形態において、給油装置100は識別コード26を備え、識別コード26には管理サーバ40に記憶される情報の一部にアクセスする機能を有する第2のWebサイトのURLが記録されているので、ユーザが識別コード26に記録されたURLから第2のWebサイトにアクセスして、第2のWebサイトで給油装置100における次回検定までの使用期限をチェックすることができる。これによりユーザは、これからサービスを受けようとする給油所GSが適正に管理されているか否かの情報を取得して、安心感を得ることができる。
図示の実施形態はあくまでも例示であり、本発明の技術的範囲を限定する趣旨の記述ではないことを付記する。例えば、図示の実施形態の給油所GSは3台の給油装置100を有しているが、1台、或いはその他任意の台数の給油装置を有する給油所についても、本発明は適用可能である。
10 被検出部
18 給油制御装置
20 GS集中監視装置
23 器差調整スイッチ
25 表示器
26 識別コード
40 管理サーバ
41 計量管理者
100 給油装置
200 給油所システム

Claims (6)

  1. 給油管に介装された流量計と、一端が前記給油管に接続され、他端に給油ノズルを有する給油ホースと、前記流量計からの計測値に器差調整手段に記憶された器差調整値を乗じて給油量を表示する表示器とを有する給油装置と、
    該給油装置に関する情報を記憶する管理サーバとを備え、
    前記給油装置は、前記管理サーバに記憶される前記情報にアクセスするための被検出部を備えていることを特徴とする給油所システム。
  2. 前記被検出部には前記管理サーバに記憶される前記情報にアクセスする機能を有するWebサイトのURLが記録されている請求項1の給油所システム。
  3. 前記管理サーバに記憶される前記情報は前記給油装置に関する機器情報である請求項2の給油所システム。
  4. 前記管理サーバに記憶される前記情報は前記給油装置に関する保守情報である請求項2の給油所システム。
  5. 前記管理サーバに記憶される前記情報は、前記器差調整手段から入力される承認された情報によって書き換えられる請求項2〜4の何れか1項の給油所システム。
  6. 前記給油装置は第2の被検出部を備え、該第2の被検出部には前記管理サーバに記憶される前記情報の一部にアクセスする機能を有する第2のWebサイトのURLが記録されている請求項2〜5の何れか1項の給油所システム。
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