JPWO2018179408A1 - 温度測定装置 - Google Patents

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Abstract

温度測定装置(100)は、熱電対(1)を使用して温度測定を行う冷接点補償型の温度測定装置であって、多層プリント基板(3)と、多層プリント基板(3)における一面(3a)上に実装されて熱電対(1)が接続されるとともに熱電対(1)の基準接点となる端子台(2)と、多層プリント基板(3)における一面(3a)上に実装された、熱電対(1)の基準接点の温度を検出するための測温素子(4)と、を備える。端子台(2)と測温素子(4)とは、多層プリント基板(3)の面内において多層プリント基板(3)における他の領域よりも均熱性の高い均熱領域に形成されている。

Description

本発明は、熱電対を使用して温度測定を行う温度測定装置に関する。
熱電対を使用して温度測定を行う温度測定装置は、冷接点補償技術を用いて対象の温度を測定している。すなわち、熱電対を使用して温度測定を行う温度測定装置では、熱電対に生じる熱起電力から得られた温度を、サーミスタまたはダイオードといった測温素子を用いて検出した熱電対の基準接点の温度、すなわち冷接点の温度を用いて補償する。このような温度測定装置における基準接点は、プリント基板を収納する本体部と熱電対とを電気的および熱的に接続する端子台であり、測温素子はプリント基板上における端子台に近い領域に配置される。
しかしながら、プリント基板上への部品実装に関する物理的制約上、測温素子と端子台とを極限まで近づけて配置することはできず、両者間の距離が離れてしまう。このため、両者間の熱抵抗が大きく、熱抵抗により生じる温度差が温度測定誤差となる。
これに対して、特許文献1には、基準接点となる入力用の端子と、冷接点補償回路を構成する感温素子との間に、熱伝導性の高い熱伝導材である放熱シートを配備した温度測定装置が開示されている。
特開2001−124636号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術によれば、放熱シートといった特別な部品を追加する必要があり、構造が複雑となり、小型化が困難である、という問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、簡単な構造で小型化が可能であり、高精度な温度測定が可能な温度測定装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる温度測定装置は、熱電対を使用して温度測定を行う冷接点補償型の温度測定装置であって、多層プリント基板と、多層プリント基板における一面上に実装されて熱電対が接続されるとともに熱電対の基準接点となる端子台と、多層プリント基板における一面上に実装された、熱電対の基準接点の温度を検出するための測温素子と、を備える。端子台と測温素子とは、多層プリント基板の面内において多層プリント基板における他の領域よりも均熱性の高い均熱領域に形成されている。
本発明にかかる温度測定装置は、簡単な構造で小型化が可能であり、高精度な温度測定が可能な温度測定装置が得られる、という効果を奏する。
本発明の実施の形態1にかかる温度測定装置を左側面から見た内部透視図であり、左側面を透過して見た状態を示す図 本発明の実施の形態1にかかる温度測定装置を左前方から見た斜視図であり、一部を切り欠いて見た状態を示す図 本発明の実施の形態1にかかる処理回路のハードウェア構成の一例を示す図 本発明の実施の形態2にかかる温度測定装置を左側面から見た内部透視図であり、左側面を透過して見た状態を示す図 本発明の実施の形態3にかかる温度測定装置を左側面から見た内部透視図であり、左側面を透過して見た状態を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる温度測定装置を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる温度測定装置100を左側面から見た内部透視図であり、左側面を透過して見た状態を示す図である。図2は、本発明の実施の形態1にかかる温度測定装置100を左前方から見た斜視図であり、一部を切り欠いて見た状態を示す図である。なお、図2においては、便宜上、一部の構成の図示を省略している。
本実施の形態1にかかる温度測定装置100は、熱電対を使用して温度測定を行う冷接点補償型の温度測定装置である。本実施の形態1にかかる温度測定装置100は、筺体8の内部に、多層プリント基板3と、多層プリント基板3における一面上に実装されて熱電対1の基準接点となる端子台2と、多層プリント基板3における一面上に実装された、熱電対1の基準接点の温度を検出するための測温素子4と、を備える。端子台2には、熱電対1が接続される。そして、端子台2と測温素子4とは、多層プリント基板3の面内において多層プリント基板3における他の領域よりも均熱性の高い均熱領域である第1領域5に形成されている。また、温度測定装置100は、多層プリント基板3の面内における測温素子4と発熱部品19との間に、多層プリント基板3の面内において発熱部品19に隣り合う領域よりも熱伝導率が低い断熱領域を備える。
熱電対1は、異種金属からなる2つの導体線1aおよび導体線1bにより構成されている。導体線1aの一端と導体線1bの一端とは接続され、測定対象物に対する測温接点1cとされている。熱電対1は、使用温度範囲および使用限度温度によって、異種金属として鉄とコンスタンタンとが使用されているJ型熱電対、異種金属としてクロメルとアルメルとが使用されているK型熱電対といった、様々な異種金属の組み合わせの熱電対が提案されている。本実施の形態1にかかる温度測定装置100では、熱電対1の種類は特に規定されない。
端子台2は、樹脂からなり、箱形形状を有する。端子台2は、熱電対1との接続部である端子9と、端子9にねじ込まれる図示しない2つのねじとを側面2aに備える。端子9は、導電性の板金により構成されて筐体8内に収容された多層プリント基板3に接続された端子9aおよび端子9bの2つの端子からなる。ねじは、端子9aおよび端子9bにねじ込まれ、端子9aおよび端子9bとの間に熱電対1を挟む。端子台2は、筐体8の内部に収容される。そして、端子台2は、端子台2への熱電対1の取り付けおよび端子台2からの熱電対1の取り外しを容易にするため、端子9が設けられた側面2aを筐体8の外側に露出させて配置されている。また、端子台2は、筐体8の内部側の一部が多層プリント基板3の一面上に固定されている。
測温素子4は、サーミスタまたはダイオードといった端子間抵抗、または電圧に温度依存する特性を有する素子が温度検出用素子として使用され、多層プリント基板3の一面3a上において、端子台2の近くの領域に配置されている。測温素子4は、多層プリント基板3の一面3a上において、極力端子台2に近い位置に配置される。
多層プリント基板3は、一面3aに、端子台2、測温素子4、および発熱部品19を含む処理回路が実装されている。一面3aの外形形状は、四角形状とされている。多層プリント基板3の一面3aには、熱電対1の熱起電力を測定する第1測定回路10と、測温素子4の温度を測定する第2測定回路11と、第1測定回路10の測定結果と第2測定回路11の測定結果とにより測定対象物の温度を算出する制御部12と、が実装されている。また、多層プリント基板3の一面3aには、図示しない外部電源または内部電源から供給される電力を多層プリント基板3上の各電子部品に供給する電源回路13が実装されている。
多層プリント基板3は、多層プリント基板3の面内において、端子台2および測温素子4が配置された第1領域5と、第1測定回路10、第2測定回路11、制御部12および電源回路13といった複数の回路が配置された第2領域6と、を有する。第1領域5と第2領域6とは、第1領域5と第2領域6との間に位置する第3領域7によって区画されている。すなわち、第1領域5は、多層プリント基板3の面内において、第3領域7を挟んで第2領域6と反対側に位置する。
端子台2と測温素子4とが配置された第1領域5は、端子台2と測温素子4との間の熱抵抗を小さくするために、多層プリント基板3の配線パターンを構成する金属層の配線密度が、多層プリント基板3における他の領域よりも高くされている。多層プリント基板3の配線パターンを構成する金属層は、金属材料の中でも相対的に熱伝導率の高い銅およびアルミニウムといった金属材料によって形成されている。温度測定装置100においては、多層プリント基板3の内層に構成される電源線およびグランド配線といった、図示しない大面積配線を構成する金属箔パターン、すなわちベタパターンを第1領域5に敷設することで、第1領域5の熱伝導率を高めている。
これにより、第1領域5は、第1領域5全体における熱伝導率の平均が、多層プリント基板3における他の領域よりも高く、且つ第1領域5全体において均熱化が図られて、一面3aの面内において多層プリント基板3における他の領域よりも均熱性の高い均熱領域とされている。第1領域5全体における熱伝導率の平均は、多層プリント基板3における他の各領域における熱伝導率の平均よりも高く、第2領域6全体における熱伝導率の平均および第3領域7全体における熱伝導率の平均よりも高い。ここで、「均熱性が高い」とは、一面3aの面内において区画された複数の領域について、1つの領域全体の熱伝導率の平均を比較した場合に、熱伝導率の平均が、他の領域よりも高いことを意味する。すなわち、「均熱性」は、1つの領域全体の熱伝導率の平均の大きさによって評価することができる。そして、第1領域5は、第1領域5全体の熱伝導率を高めることによって、第2領域6および多層プリント基板3全体よりも、多層プリント基板3の面内における単位長さあたりの熱抵抗が小さくされている。
多層プリント基板3において端子台2と測温素子4とが配置される第1領域5の熱抵抗が大きい場合には、端子台2と測温素子4との間の熱抵抗に起因して端子台2と測温素子4との間の温度差が大きくなる。そして、この温度差が、温度測定装置100における温度測定誤差の原因となる。
しかしながら、温度測定装置100では、端子台2の温度と測温素子4とが実装された第1領域5全体の熱伝導率を高めることによって第1領域5全体が均熱化されている。これにより、温度測定装置100では、端子台2と測温素子4との間の熱抵抗により生じる端子台2の温度と測温素子4の温度との温度差を低減することができ、端子台2と測温素子4との間の熱抵抗に起因した温度測定誤差を低減することができる。
なお、温度測定装置100における熱電対1の実質的な基準接点、すなわち冷接点は、熱電対1と端子台2との接続点である端子9である。実質的な基準接点である端子9は、端子台2の内部に配置されて端子9と多層プリント基板3との電気的接続および熱的接続を可能とする端子基板間配線15によって、多層プリント基板3の一面3a上の接続部16において多層プリント基板3に接続されている。接続部16は、端子基板間配線15と多層プリント基板3との接続部であり、端子台2と多層プリント基板3との接続部と換言できる。
端子基板間配線15は、端子基板間配線15aと端子基板間配線15bとにより構成されている。端子基板間配線15aの一端側は、端子9aに接続されている。端子基板間配線15aの他端側は、接続部16aにおいて多層プリント基板3に接続されている。また、端子基板間配線15bの一端側は、端子9bに接続されている。端子基板間配線15bの他端側は、接続部16bにおいて多層プリント基板3に接続されている。
そして、端子基板間配線15は、多層プリント基板3において第1測定回路10に接続されて設けられた第1測定回路接続配線17に、多層プリント基板3を介して電気的に接続されている。すなわち、端子基板間配線15aの他端側は、第1測定回路10に接続されて設けられた第1測定回路接続配線17aに、多層プリント基板3を介して電気的に接続されている。端子基板間配線15bの他端側は、第1測定回路10に接続されて設けられた第1測定回路接続配線17bに、多層プリント基板3を介して電気的に接続されている。第1測定回路接続配線17は、第1領域5から第3領域7にわたって多層プリント基板3の内層に設けられている。
端子基板間配線15aおよび端子基板間配線15bは、金属材料の中でも相対的に熱伝導率の高い金属材料を用いて構成されている。このため、端子9と多層プリント基板3との接続部と、端子9と、の間には温度差がほとんど生じない。したがって、端子台2と多層プリント基板3との接続部16を熱電対1の基準接点として扱う。
端子基板間配線15には、金属材料の中でも相対的に熱伝導率の高い金属材料である、銀、銅、金およびアルミニウムといった金属材料を用いることが好ましい。ただし、銀および金は高価であるため、コストの観点からは、端子基板間配線15に用いられる金属材料は、銅またはアルミニウムといった材料が好ましい。
また、多層プリント基板3は、エポキシまたはポリイミドといった、多層プリント基板に用いられる樹脂の中でも相対的に熱伝導率の低い樹脂を基材として構成されている。多層プリント基板3においては、多層プリント基板3の一面3a上に実装された第1測定回路10、第2測定回路11、制御部12、および電源回路13といった回路を構成する発熱部品19と、測温素子4との間に、断熱領域である第3領域7が設けられている。第3領域7は、多層プリント基板3の面内における測温素子4と発熱部品19との間に、多層プリント基板3の面内において発熱部品19に隣り合う領域よりも熱伝導率が低い領域である。
第3領域7は、多層プリント基板3の配線パターンを構成する金属層の密度が多層プリント基板3において部分的に低くすることで実現されている。これにより、第3領域7は、金属層の配置密度に比べて、第3領域7におけるエポキシまたはポリイミドといった樹脂の配置密度が相対的に高くなっており、樹脂基材をベースとして構成されている。すなわち、第3領域7は、第1領域5および第2領域6よりも、多層プリント基板3の配線パターンを構成する配線の配線密度が低い領域とされている。したがって、第3領域7は、第1領域5および第2領域6よりも、エポキシまたはポリイミドといった樹脂の配置密度が高い。温度測定装置100においては、第3領域7は、多層プリント基板3の内層に構成される電源線およびグランド配線といった図示しない大面積配線を構成するベタパターンを、対象領域から取り除くことで形成されている。
エポキシまたはポリイミドといった樹脂素材は、熱伝導率が0.3W/(m・K)程度と低いことから、断熱効果があり、建築用の断熱材にも広く用いられている。したがって、第3領域7は、熱伝導率が低い基材を主体として構成されているため、第1領域5および第2領域6よりも熱伝導率が低く、断熱効果がある。このため、第3領域7は、第2領域6に実装された発熱部品19の熱が多層プリント基板3を介して測温素子4に伝わることを抑制または遮断し、第2領域6に実装された発熱部品19と測温素子4との間の熱抵抗を大きくする。これにより、第3領域7は、第2領域6に実装された発熱部品19の熱が測温素子4に伝わって測温素子4の温度が変化することを抑制または防止することができる。すなわち、第2領域6に実装された発熱部品19の熱がほとんど測温素子4に伝わらないため、測温素子4の温度変化を抑制することができる。そして、第3領域7が、配線層の金属層を含まず、樹脂素材のみによって構成された場合に、上記の効果が最も大きくなる。
第1測定回路10は、多層プリント基板3の一面3a上における第2領域6に実装され、熱電対1の熱起電力を測定する。第1測定回路10を構成する電子部品には、動作時に発熱する発熱部品19が含まれる。端子9における端子9aと端子9bとの間には、熱電対1の測温接点1cと端子9aとの間の温度差と、測温接点1cと端子9bとの間の温度差と、に依存した熱起電力である電圧が発生する。第1測定回路10は、端子基板間配線15、接続部16および第1測定回路接続配線17を介して端子9aと端子9bとの電圧を測定し、測定した電圧を利用して、定法に従って熱電対1の熱起電力に対応する測温接点1cと端子9との間の温度差を検出する。
第2測定回路11は、多層プリント基板3の一面3a上における第2領域6に実装され、測温素子4とともに基準接点温度補償回路を構成する。第2測定回路11を構成する電子部品には、動作時に発熱する発熱部品19が含まれる。第2測定回路11は、第1領域5から第3領域7にわたって多層プリント基板3の表層において設けられた第2測定回路接続配線18によって、測温素子4に電気的に接続されている。第2測定回路接続配線18は、第2測定回路接続配線18aと第2測定回路接続配線18bとにより構成されている。第2測定回路接続配線18aの一端側は、測温素子4の一端に電気的に接続され、他端側は第2測定回路11に電気的に接続されている。第2測定回路接続配線18bの一端側は測温素子4の他端に電気的に接続され、他端側は第2測定回路11に電気的に接続されている。
第2測定回路11は、電源回路から測温素子4に一定の電流を流した際の測温素子4の両端の電圧を、第2測定回路接続配線18を介して測定する。そして、第2測定回路11は、測温素子4の両端の電圧から、定法に従って基準接点温度である測温素子4の温度を測定する。
制御部12は、第1測定回路10の出力である熱電対1の熱起電力に対応する測温接点1cと端子9との間の温度差と、第2測定回路11の出力である測温素子4の温度と、により測定対象物の温度を算出する。制御部12を構成する電子部品には、動作時に発熱する発熱部品19が含まれる。
制御部12は、例えば、図3に示したハードウェア構成の処理回路として実現される。図3は、本発明の実施の形態1にかかる処理回路のハードウェア構成の一例を示す図である。制御部12が図3に示したハードウェア構成の処理回路として実現される場合には、制御部12は、例えば、図3に示すプロセッサ101がメモリ102に記憶されたプログラムを実行することにより、実現される。また、複数のプロセッサおよび複数のメモリが連携して上記機能を実現してもよい。また、制御部12の機能のうちの一部を電子回路として実装し、他の部分をプロセッサ101およびメモリ102を用いて実現するようにしてもよい。
電源回路13は、多層プリント基板3の一面3a上における第2領域6に実装され、図示しない外部電源または内部電源から供給される電力を、第2領域6に実装された各電子部品に供給する。電源回路13を構成する電子部品には、動作時に発熱する発熱部品19が含まれる。
電源回路14は、多層プリント基板3の一面3a上における第1領域5に実装され、図示しない外部電源または内部電源から供給される電力を、第1領域5に実装された測温素子4に供給する。電源回路13を構成する電子部品には、動作時に発熱する発熱部品19が含まれる。なお、電源回路14は、測温素子4の温度測定用の電源を供給できればよい。このため、電源回路14に含まれる発熱部品19の発熱量は、電源回路13に含まれる発熱部品19の発熱量に比べて少ない。また、測温素子4への発熱部品19の熱の影響を低減するために、電源回路14は、第1領域5において測温素子4から極力離れた位置に配置されることが好ましい。
つぎに、本実施の形態1にかかる温度測定装置100における温度測定動作について説明する。測定対象物の測定点の温度を測定する場合、まず、端子台2に熱電対1を接続し、図示しない測定開始ボタンをオンにして、測温接点1cを測定対象物の測定点に接触させる。
制御部12は、第1測定回路10を動作させて、熱電対1の熱起電力に対応する測温接点1cと端子9との間の温度差を、第1測定回路10から取得する。また、制御部12は、第2測定回路11を動作させて、基準接点温度である測温素子4の温度を第2測定回路11から取得する。
そして、制御部12は、測温接点1cと端子9との間の温度差と、測温素子4の温度と、により測定対象物の測定点の温度を算出する。すなわち、制御部12は、測温接点1cと端子9との間の温度差を測温素子4の温度で補償することで、測定対象物の測定点の温度を測定する。
上述した温度測定方法の一例として、測定対象物の測定点の温度が100℃、端子9の温度が55℃、測温素子4の温度が56℃であった場合について説明する。測温接点1cと端子9との間の温度差である「100℃−55℃=45℃」が熱電対1および第1測定回路10によって測定され、この温度が測温素子4によって測定された基準接点温度56℃で補償される。すなわち、制御部12において、「56℃+45℃=101℃」の演算が行われて、測定対象物の測定点の温度が測定される。
このときの端子9の温度と測温素子4の温度との温度差である、「55℃−56℃=−1℃」が温度測定誤差となる。以上のように、端子9と測温素子4との温度差が温度測定装置100の温度測定誤差となるため、この両者間の温度差を極力小さくする必要がある。
上述したように、本実施の形態1にかかる温度測定装置100においては、端子9は、金属材料の中でも相対的に熱伝導率の高い金属材料からなり端子9と多層プリント基板3との電気的接続および熱的接続を可能とする端子基板間配線15によって多層プリント基板3と接続されている。このため、端子基板間配線15と多層プリント基板3との接続点である接続部16と、端子9と、の間での温度差はほとんど生じない。
しかしながら、端子基板間配線15と多層プリント基板3との接続点である接続部16は、端子台2の内部に設けられており、多層プリント基板3上に実装される測温素子4と接続部16との間は、多層プリント基板3上における部品の実装に関する物理的制約により、極限まで近づけて実装することができない。このため、測温素子4と接続部16との間では熱抵抗が大きく、両者間に温度差が生じる。すなわち、測温素子4の温度と端子台2の温度との間に温度差が生じ、温度測定装置100における熱電対1の実質的な基準接点である端子9との間に温度差が生じる。
そこで、温度測定装置100では、多層プリント基板3の面内において端子台2および測温素子4が配置された第1領域5の内層に、電源線およびグランド配線といった大面積配線を構成するベタパターンを意図的に多く敷設している。これにより、温度測定装置100では、多層プリント基板3における第1領域5全体の熱伝導率を高め、第1領域5の面内において温度差を生じにくくすることで測温精度を高めることができる。そして、温度測定装置100では、端子台2の温度と測温素子4とが実装された第1領域5全体の熱伝導率を高めることによって第1領域5全体が均熱化されている。これにより、温度測定装置100では、端子台2と測温素子4との間の熱抵抗により生じる端子台2の温度と測温素子4の温度との温度差を低減することができ、端子台2と測温素子4との間の熱抵抗に起因した温度測定誤差を低減することができ、測温精度向上効果が得られる。
また、この際、多層プリント基板3内層に敷設するベタパターンの層厚を厚くすることで、多層プリント基板3における第1領域5全体の熱伝導率を高めることも有効である。
また、基準接点温度測定用の測温素子4に関しては、発熱部品19と同一の多層プリント基板3上に配置した場合、多層プリント基板3を介した熱伝導による経路を主経路として発熱部品19の熱が測温素子4に伝わり、測温素子4の温度が変化する。このように、温度測定装置100の動作時においては、発熱部品19の影響により測温素子4の温度が変化することで端子9と測温素子4との間の温度差も変化し、温度測定装置100の温度測定誤差を生じる。
そこで、温度測定装置100では、第1測定回路10、第2測定回路11、制御部12および電源回路13といった多くの回路の発熱部品19が実装された第2領域6と、測温素子4が実装された第1領域5との間に、第3領域7を設けている。第3領域7は、金属配線の配線密度を低くすることで樹脂基材をベースとして構成され、第2領域6に実装された発熱部品19の熱が測温素子4に伝わって測温素子4の温度が変化することを抑制でき、測温精度向上効果が得られる。
また、多層プリント基板3の内層に構成される電源線およびグランド配線のパターンを第3領域7によって第1領域5と第2領域6とで完全に分離することで、第2領域6に実装された発熱部品19から測温素子4への伝熱の抑制および防止の効果が大きくなる。
そして、上記の第1領域5と第3領域7とを組み合わせることによって、より高い測温精度向上効果が得られる。
また、熱電対1の基準接点である端子台2、測温素子4、均熱領域である第1領域5、断熱領域である第3領域7が同一基板上に構成される。これによって、基準接点と測温素子4との間の均熱化、第2領域6に実装された発熱部品19と測温素子4との断熱または第2領域6に実装された発熱部品19から測温素子4への伝熱の抑制を、上記の部品群が実装される同一多層プリント基板3における配線パターンの粗密で構成できる。これにより、多層プリント基板3以外の特別な部材および加工が不要であり、温度測定装置100の測温精度向上とともに小型化の効果が得られる。
すなわち、温度測定装置100では、基準接点と測温素子4との間の熱抵抗を低下させるために両者の間に熱伝導性の良い他の部品を挿入する、または、測温素子4を発熱部品19から断熱するために両部品間に基板の切欠きまたは開口といった断熱部を設けたり、基準接点と測温素子4を物理的に分離したりする、といった特別な部品および加工が不要である。すなわち、温度測定装置100では、多層プリント基板3における配線のパターンの粗密の変更のみで上述した効果が得られ、構造が簡単であり、小型化が可能である。
また、上記においては温度測定装置100に熱電対1が1対のみ接続される場合について示したが、温度測定装置100に複数対の熱電対1が接続される場合についても、上記と同様の効果が得られる。
また、温度測定装置100に複数対の熱電対1が接続される場合において測温精度をさらに高めるには、複数対の熱電対1のそれぞれに対して測温素子4を配置する構成も有効である。
したがって、本実施の形態1にかかる温度測定装置100によれば、熱電対を使用して温度測定を行う冷接点補償型の温度測定装置において、特別な部品および加工を必要とせずに、安価で高精度かつ小型の温度測定装置を提供することができる。
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2にかかる温度測定装置200を左側面から見た内部透視図であり、左側面を透過して見た状態を示す図である。上述したように、実施の形態1にかかる温度測定装置100では、測温素子4が実装される第1領域5と、発熱部品19が実装された第2領域6との間に断熱領域である第3領域7が形成されている。そして、温度測定装置100の第3領域7は、多層プリント基板3の内層に構成される電源線およびグランド配線といった大面積配線を構成するベタパターンを、第3領域7の対象領域から取り除くことで形成されている。図1に示す温度測定装置100のように、第1領域5と第2領域6とを第3領域7によって完全に分断することで、第2領域6に実装された発熱部品19の熱が測温素子4に伝わることを抑制する効果が大きくなる。
一方で、多層プリント基板3の内層に構成される電源線およびグランド配線のパターンを第1領域5と第2領域6とで完全に分離し、電源線およびグランド配線が2系統以上になると、電源線およびグランド配線の電位が不安定になり、多層プリント基板3上に実装された回路の誤動作を引き起こす可能性が考えられる。
そこで、本実施の形態2にかかる温度測定装置200では、第3領域7の配置箇所を、図4に示すように発熱部品19と測温素子4との主要な熱経路のみを断熱構造とすることで上述した回路の誤作動の発生を防止することができる。ここで、発熱部品19と測温素子4との主要な熱経路とは、多層プリント基板3の面内において対向する発熱部品19と測温素子4との間の領域である。したがって、図4に示すように多層プリント基板3の面内において、対向する発熱部品19と測温素子4との間の領域を除いた、多層プリント基板3の外周縁部領域を介して、第1領域5と第2領域6とで電源線およびグランド配線のパターン同士を接続する。これにより、上述した回路の誤作動の発生を防止することができる。
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3にかかる温度測定装置300を左側面から見た内部透視図であり、左側面を透過して見た状態を示す図である。上述した実施の形態1にかかる温度測定装置100および実施の形態2にかかる温度測定装置200においては、第1領域5に実装された測温素子4と、第2領域6に実装された各種回路を構成する発熱部品19とは、多層プリント基板3における同一面上、すなわち一面3a上に実装されている。
しかしながら、温度測定装置100および温度測定装置200では、使用時の設置方向は特に規定されない。このため、第1領域5に実装された測温素子4と、第2領域6に実装された各種回路を構成する発熱部品19と、が同一面上に実装されていることで、発熱部品19の熱が、多層プリント基板3を介した熱伝導のみならず、発熱部品19の熱によって暖められた発熱部品19の周辺の空気の移動による対流によっても測温素子4に伝わり、測温素子4の温度が変化する。
そこで、本実施の形態3にかかる温度測定装置300では、図5に示すように第1領域5に実装された測温素子4と、第2領域6に実装された各種回路を構成する発熱部品19とを、多層プリント基板3における異なる面に実装する。すなわち、第1領域5に実装された測温素子4は、多層プリント基板3における一面3a上に実装されている。一方、第2領域6に実装された各種回路を構成する発熱部品19は、多層プリント基板3において一面3aが向く方向と反対方向を向く他面上に実装されている。これにより、本実施の形態3にかかる温度測定装置300では、発熱部品19の熱が、上述した発熱部品19の熱に起因した空気の対流によって測温素子4に伝わることを抑制し、発熱部品19が測温素子4の温度に与える影響を軽減して、測温精度を高めることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 熱電対、1a,1b 導体線、1c 測温接点、2 端子台、2a 側面、3 多層プリント基板、3a 一面、4 測温素子、5 第1領域、6 第2領域、7 第3領域、8 筐体、9,9a,9b 端子、10 第1測定回路、11 第2測定回路、12 制御部、13,14 電源回路、15,15a,15b 端子基板間配線、16,16a,16b 接続部、17,17a,17b 第1測定回路接続配線、18,18a,18b 第2測定回路接続配線、19 発熱部品、100,200,300 温度測定装置、101 プロセッサ、102 メモリ。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明にかかる温度測定装置は、熱電対を使用して温度測定を行う冷接点補償型の温度測定装置であって、多層プリント基板と、多層プリント基板における一面上に実装されて熱電対が接続されるとともに熱電対の基準接点となる端子台と、多層プリント基板における一面上に実装された、熱電対の基準接点の温度を検出するための測温素子と、多層プリント基板における一面上に実装されて熱電対の熱起電力を測定する第1測定回路と、多層プリント基板における一面上に実装されて測温素子の温度を測定する第2測定回路と、を備える。端子台と測温素子とは、多層プリント基板の面内において多層プリント基板における他の領域よりも均熱性の高い均熱領域に形成されている。第1測定回路と第2測定回路とは、他の領域に設けられている。端子台と第1測定回路とは、多層プリント基板に設けられた第1測定回路接続配線によって接続されている。測温素子と第2測定回路とは、多層プリント基板に設けられた第2測定回路接続配線によって接続されている
第2測定回路11は、多層プリント基板3の一面3a上における第2領域6に実装され、測温素子4とともに基準接点温度補償回路を構成する。第2測定回路11を構成する電子部品には、動作時に発熱する発熱部品19が含まれる。第2測定回路11は、第1領域5から第2領域6にわたって多層プリント基板3の表層において設けられた第2測定回路接続配線18によって、測温素子4に電気的に接続されている。第2測定回路接続配線18は、第2測定回路接続配線18aと第2測定回路接続配線18bとにより構成されている。第2測定回路接続配線18aの一端側は、測温素子4の一端に電気的に接続され、他端側は第2測定回路11に電気的に接続されている。第2測定回路接続配線18bの一端側は測温素子4の他端に電気的に接続され、他端側は第2測定回路11に電気的に接続されている。
電源回路14は、多層プリント基板3の一面3a上における第1領域5に実装され、図示しない外部電源または内部電源から供給される電力を、第1領域5に実装された測温素子4に供給する。電源回路14を構成する電子部品には、動作時に発熱する発熱部品19が含まれる。なお、電源回路14は、測温素子4の温度測定用の電源を供給できればよい。このため、電源回路14に含まれる発熱部品19の発熱量は、電源回路13に含まれる発熱部品19の発熱量に比べて少ない。また、測温素子4への発熱部品19の熱の影響を低減するために、電源回路14は、第1領域5において測温素子4から極力離れた位置に配置されることが好ましい。
また、この際、多層プリント基板3内層に敷設するベタパターンの層厚を厚くすることで、多層プリント基板3における第1領域5全体の熱伝導率を高めることも有効である。

Claims (8)

  1. 熱電対を使用して温度測定を行う冷接点補償型の温度測定装置であって、
    多層プリント基板と、
    前記多層プリント基板における一面上に実装されて前記熱電対が接続されるとともに前記熱電対の基準接点となる端子台と、
    前記多層プリント基板における一面上に実装された、前記熱電対の基準接点の温度を検出するための測温素子と、
    を備え、
    前記端子台と前記測温素子とは、前記多層プリント基板の面内において前記多層プリント基板における他の領域よりも均熱性の高い均熱領域に形成されていること、
    を特徴とする温度測定装置。
  2. 前記均熱領域は、熱伝導率の平均値が前記多層プリント基板における他の領域よりも高いこと、
    を特徴とする請求項1に記載の温度測定装置。
  3. 前記均熱領域は、前記多層プリント基板における配線密度が前記多層プリント基板における他の領域よりも高いこと、
    を特徴とする請求項1または2に記載の温度測定装置。
  4. 前記多層プリント基板に実装された発熱部品を備え、
    前記多層プリント基板の面内における前記測温素子と前記発熱部品との間に、前記多層プリント基板の面内において前記発熱部品に隣り合う領域よりも熱伝導率が低い断熱領域を備えること、
    を特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の温度測定装置。
  5. 前記断熱領域は、前記多層プリント基板の面内における前記発熱部品に隣り合う領域よりも配線密度が低いこと、
    を特徴とする請求項4に記載の温度測定装置。
  6. 前記断熱領域は、前記多層プリント基板を構成する樹脂基材で構成されていること、
    を特徴とする請求項5に記載の温度測定装置。
  7. 前記多層プリント基板の面内において前記均熱領域と前記発熱部品とが前記断熱領域により分断されていること、
    を特徴とする請求項4から6のいずれか1つに記載の温度測定装置。
  8. 前記発熱部品が、前記多層プリント基板における前記一面が向く方向と反対方向を向く他面上に実装されていること、
    を特徴とする請求項4から7のいずれか1つに記載の温度測定装置。
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