JP2013187322A - 電子部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子素子(12)として少なくとも温度検出素子(15)と発熱素子(16)とが実装された電子部品において、温度検出素子(15)および発熱素子(16)に印加される電位の制限を受けることなく、温度検出素子(15)と発熱素子(16)との間の熱伝導性を向上させる。
【解決手段】この電子部品は、温度検出素子(15)と発熱素子(16)とが、配線基板(11)の同一面に実装され、温度検出素子(15)と発熱素子(16)とが、絶縁基板(13)よりも熱伝導性に優れ、配線(14)と別体とされた伝熱部材(20)により、熱的に接続される。
【選択図】図1

Description

本発明は、基板上に実装される発熱素子と温度検出素子との間の熱伝導性を向上させることができる電子部品に関する。
一般にパワー半導体素子は、動作中のスイッチング損失により発熱する。この発熱が、半導体素子(発熱素子)の動作を不安定にさせる、あるいは故障させる原因となることがある。このため、発熱素子が実装された配線基板上に、サーミスタ等の温度検出素子を設置して、発熱素子の温度を検出し、発熱素子が所定温度に達すると、電流を抑制したり動作を停止させたりするフィードバック機構を備えた電子部品が提案されてきた。
例えば、特許文献1では、配線基板上に形成された金属層に、発熱素子と温度検出素子とを電気的に接続し、発熱素子で発生した熱を、金属層を介して、温度検出素子に伝熱させる構成が提示されている。また、特許文献2では、発熱素子が実装された金属配線層を、絶縁層を介して共通の良熱伝導層(伝熱部材)に載せ、該良熱伝導層に温度検出素子を配置する構成が提示されている。
特開2002−76236号公報 特開2004−31485号公報
しかしながら、特許文献1に記載の電子部品において、同じ金属層に接続される発熱素子と温度検出素子とは、接続される電極に印加される電位が、互いに同電位でなければならず、実装する発熱素子の自由度に制限が課せられる。また、特許文献2に記載の電子部品においては、金属配線層と温度検出素子との間に絶縁層を介しているため、熱伝導性が悪い。したがって、発熱素子で発生した熱を効率良く温度検出素子に伝熱できない。すなわち、発熱素子の温度を正確に検出できない虞がある。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、温度検出素子および発熱素子に印加される電位の制限を受けることなく、温度検出素子と発熱素子との間の熱伝導性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、
第1主面(11a)と該第1主面(11a)と反対の第2主面(11b)を有する絶縁基板(13)に配線(14)が形成された配線基板(11)と、
該配線基板(11)に実装された電子素子(12)と、を有する電子部品であって、
電子素子(12)は、少なくとも温度検出素子(15)と発熱素子(16)を有し、
温度検出素子(15)と発熱素子(16)とが、ともに第1主面(11a)側に実装され、
温度検出素子(15)と発熱素子(16)とが、配線(14)と別体とされ、絶縁基板(13)よりも熱伝導性に優れる伝熱部材(20)により、熱的に接続されることを特徴としている。
このような構成においては、温度検出素子(15)と発熱素子(16)との間の伝熱を担う伝熱部材(20)が、配線(14)とは別体で形成されている。この配線(14)としては、電子素子(12)に電気的に接続された配線も含まれる。このため、発熱素子(16)の電極に印加される電位に制限されることなく、温度検出素子(15)と発熱素子(16)との間を熱的に接続することができる。また、伝熱部材(20)は、絶縁基板(13)に較べて熱伝導性の優れた材料により構成されている。このため、特許文献2に記載のような絶縁層を介して温度検出素子(15)と発熱素子(16)とを配置する構成に較べて、温度検出素子(15)と発熱素子(16)との間の熱伝導性を向上させることができる。以上により、温度検出素子(15)と発熱素子(16)に印加される電位の制限を受けることなく、発熱素子(16)から温度検出素子(15)への熱伝導性を向上させることができ、発熱素子(16)の温度を効率良く検出することができる。
請求項2に記載のように、伝熱部材(20)が金属部材(21)を有するような構成とすることが好ましい。
このような構成では、伝熱部材(20)が、熱伝導率の高い金属で形成された金属部材(21)を有することにより、温度検出素子(15)と発熱素子(16)との間の熱伝導性を高くすることができる。
さらには、請求項3に記載のように、伝熱部材(20)は電気絶縁性を有する第1の伝熱ゲル(22)を有し、金属部材(21)と温度検出素子(15)および発熱素子(16)とが、第1の伝熱ゲル(22)を介して熱的に接続されることが好ましい。
このような構成では、第1の伝熱ゲル(22)が金属部材(21)と電子素子(12)との間に配置される。このため、電子素子(12)と金属部材(21)とを電気的に絶縁しつつ、熱的に接続することができる。したがって、発熱素子(16)の電極に印加される電位に制限されることなく、温度検出素子(15)と発熱素子(16)との間を熱的に接続することができる。また、第1の伝熱ゲル(22)は、ゲル状であるため、金属に較べて弾性変形しやすい。したがって、金属部材(21)と電子素子(12)とが冷熱サイクル等で熱的に変形するような場合であっても、金属部材(21)と電子素子(12)との間の線膨張係数差に基づく熱応力を第1の伝熱ゲル(22)により低減することができる。これにより、伝熱部材(20)が金属部材(21)のみで形成される場合に較べて、伝熱部材(20)と電子素子(12)の接続信頼性を向上させることができる。
また、請求項4に記載のように、金属部材(21)は、絶縁基板(13)の内部に形成された内層体(23)と該内層体(23)から突出したビア(24)とを有し、
ビア(24)の一端が第1主面(11a)に露出する構成とすることができる。
このような構成では、伝熱部材(20)が絶縁基板(13)内に形成されるため、配線基板(11)の第1主面(11a)および該第1主面(11a)の反対の第2主面(11b)において、電子素子(12)の実装スペースを確保することができる。このため、発熱素子(16)と温度検出素子(15)との熱的な接続を維持しつつ、電子素子(12)の実装率を向上させることができる。また、第1主面(11a)に露出したビア(24)と電子素子(12)とを熱的に接続することができる。すなわち、発熱素子(16)と温度検出素子(15)は、ビア(24)と内層体(23)を介して熱的に接続される。このため、発熱素子(16)から温度検出素子(15)への熱伝導性を向上させることができ、発熱素子(16)の温度を効率良く検出することができる。
さらには、請求項5に記載のように、ビア(24)は、一端が第1主面(11a)に露出するとともに、他端が第2主面(11b)に露出するスルーホールビアとすることができる。
このような構成では、伝熱部材(20)の一部であるビア(24)が配線基板(11)の第2主面(11b)に露出している。このため、伝熱部材(20)を伝導する熱の一部を、第2主面(11b)から放熱することができる。したがって、発熱素子(16)の過熱による故障を抑制することができる。
さらに、請求項6に記載のように、第2主面(11b)に放熱用のヒートシンク(31)を有し、ヒートシンク(31)とスルーホールビアとが熱的に接続されるとよい。
このような構成とすることにより、配線基板(11)の第2主面(11b)からの放熱性を向上させることができ、発熱素子(16)の過熱による故障を、ヒートシンク(31)が形成されない構成に較べて、さらに抑制することができる。
加えて、請求項7に記載のように、ヒートシンク(31)は、第2の伝熱ゲル(30)を介して、スルーホールビアに熱的に接続されると良い。
このような構成において、ヒートシンク(31)およびスルーホールビアが、冷熱サイクル等により熱的に変形するような場合であっても、ヒートシンク(31)とビア(24)との間の線膨張係数差に基づく熱応力を第2の伝熱ゲル(30)により低減することができる。したがって、ヒートシンク(31)による放熱効果を発揮させつつ、ヒートシンク(31)とスルーホールビアの接続信頼性を向上させることができる。
また、請求項8に記載のように、
電子素子(12)は、複数の発熱素子(16)を有し、
各発熱素子(16a,16b)と温度検出素子(15)とは、互いに熱的に分離された伝熱部材(20ac,20bd)により、それぞれ熱的に接続されるような構成とすることもできる。
これによれば、発熱素子(16a,16b)ごとに専用の伝熱部材(20ac,20bd)が設けられているため、異なる発熱素子(16a,16b)の間の熱の伝導を抑制することができる。これにより、各発熱素子(16a,16b)の発した熱が、温度検出素子(15)に到達する前に、伝熱部材(20)中で拡散し、均一化してしまうことを防ぐことができる。したがって、複数の発熱素子(16a,16b)の温度うち、最も高い温度を温度検出素子(15)が、精度よく検出することができる。
第1実施形態における電子部品の概略構成を示す断面図である。 第2実施形態における電子部品の概略構成を示す断面図である。 第3実施形態における電子部品の概略構成を示す断面図である。 その他の実施形態における電子部品の概略構成を示す断面図である。 その他の実施形態における電子部品の概略構成を示す断面図である。 その他の実施形態における電子部品の概略構成を示す断面図である。 その他の実施形態における電子部品の概略構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各図相互において、互いに同一もしくは均等である部分に、同一符号を付与する。
(第1実施形態)
最初に、図1を参照して、本実施形態における電子部品10の概略構成を説明する。
本実施形態に係る電子部品10は、図1に示すように、配線基板11と、配線基板11に実装された電子素子12を有する。
配線基板11は、絶縁基板13と、絶縁基板13に配置され、電子素子12と電気的に接続されて電圧等を供給する配線14と、を有する。なお、配線基板11は、配線14が絶縁基板13に多層に形成された多層基板とすることができるが、図1においては、便宜上、配線基板11の第1主面11a側表層に配置された一部の配線14のみを図示している。また、図1に示した配線14は、電子素子12との接続部分を除く部分がソルダーレジスト等で被覆された構成とすることができ、このソルダーレジスト等も絶縁基板13に含まれる。
電子素子12は、少なくとも温度検出素子15と発熱素子16とを有する。これら温度検出素子15および発熱素子16は、ともに配線基板11の第1主面11a側に実装されている。本実施形態では、図1に示すように、1つの温度検出素子15と、第1発熱素子16aおよび第2発熱素子16bの2つの発熱素子16と、を備えた電子部品10を例示している。各電子素子12(15,16a,16b)は、それぞれの電極と配線14とが電気的に接続されている。とくに、温度検出素子15は、発熱素子16の動作を制御する図示しない制御回路にも、配線14を介して電気的に接続されている。温度検出素子15により検出された発熱素子16の温度が所定の閾値を超えると、制御回路から、発熱素子16に対して、例えば動作を停止させるための駆動停止信号が送出されるようになっている。したがって、発熱素子16が過熱状態となるのを防ぐことができる。なお、温度検出素子15として、例えば、サーミスタを採用することができる。また、発熱素子16は、例えば、MOSトランジスタや絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(IGBT)などのスイッチング素子である。
次に、本実施形態に係る電子部品10の特徴部分である伝熱部材20について説明する。伝熱部材20は、発熱素子16と温度検出素子15とを熱的に接続するものであり、絶縁基板13よりも熱伝導性に優れた材料を用いて形成されている。また、伝熱部材20は、配線14と電気的に分離されている。本実施形態では、伝熱部材20が、銅など絶縁基板13よりも熱伝導性に優れた材料からなる金属部材21と、酸化亜鉛を80%程度含むシリコーンゲルなど、電気絶縁性とともに伝熱性と応力緩和性とを有する第1の伝熱ゲル22から構成されている。
より具体的に本実施形態における伝熱部材20の構成を説明する。本実施形態において、金属部材21は配線基板11(絶縁基板13)の内部に配置されている。金属部材21は、配線基板11の第1主面11aと略平行となるよう配置された内層体23と、該内層体23から第1主面11a側に向かって略垂直に突出したビア24とを有している。また、配線基板11の第1主面11a側表層であって、第1発熱素子16a、第2発熱素子16b、および、温度検出素子15の直下には、それぞれ凹部25a,25b,25cが形成されている。ビア24は、凹部25a,25b,25cに対応する位置に形成され、ビア24の一端が凹部25a,25b,25cの底部に露出するように形成されている。すなわち、各凹部25a,25b,25cの底部に一端が露出した3つのビア24a,24b,24cが内層体23から突出して形成されている。各凹部25a,25b,25cには、第1の伝熱ゲル22が充填されており、この第1の伝熱ゲル22を介して、電子素子12と金属部材21とが熱的に接続されている。すなわち、第1発熱素子16aは、ビア24a、内層体23、および、ビア24cによる伝熱経路を介して、温度検出素子15と熱的に接続されている。一方、第2発熱素子16bは、ビア24b、内層体23、および、ビア24cによる伝熱経路を介して、温度検出素子15と熱的に接続されている。すなわち、金属部材21において、第1発熱素子16a側の伝熱経路と、第2発熱素子16c側の伝熱経路とが、内層体23およびビア24cを共有することで一体となっている。
本実施形態では、配線基板11において、図1に示した配線14と異なる深さに内層体23が配置された例を示したが、内層体23は、多層基板とされた配線基板11の任意の場所に形成することができる。内層体23を含む伝熱部材20が、配線14と電気的に分離して形成されていればよく、内層体23の配置が配線14と同一の層であっても、異なる層であってもよい。なお、本実施形態において、電子素子12が実装される配線基板11は、伝熱部材20も含めて多層基板となっており、一般に知られた工法により製造することができる。例えば、一層ごとに、絶縁部材(絶縁基板13)の積層、配線14および伝熱部材20の形成、ビア24の形成を行うビルドアップ工法により製造することもできるし、全層を一括して積層する一括積層法によっても製造することができる。
次に、本実施形態における電子部品10の作用効果を説明する。
本実施形態における伝熱部材20は、配線14と電気的に分離して形成されている。このため、電子素子12の電極に印加される電位に制限されることなく、複数の電子素子12同士を熱的に接続することができる。すなわち、発熱素子16を動作させるために発熱素子16の電極に印加する電位と、温度検出素子15の電極に印加する電位が異なる場合、もしくは、2つの発熱素子16a,16bが異なる電位条件で動作するような場合でも、発熱素子16と温度検出素子15とを熱的に接続することができる。
また、伝熱部材20は、絶縁基板13に較べて熱伝導性の優れた材料により構成されている。このため、特許文献2に記載のような絶縁層を介して温度検出素子15と発熱素子16とを配置する構成に較べて、温度検出素子15と発熱素子16との間の熱伝導性を向上させることができる。とくに、本実施形態では、伝熱部材20として、第1の伝熱ゲル22だけでなく、第1の伝熱ゲル22よりも熱伝導率が高い金属部材21を用いている。このため、伝熱部材20が金属部材21を有さない、例えば、伝熱部材20が第1の伝熱ゲル22のみで構成された場合に較べて、発熱素子16が発した熱を、より効率良く温度検出素子15に伝導させることができる。したがって、電子素子12の電極に印加される電位に制限されることなく、発熱素子16から温度検出素子15への熱伝導性を向上させることができ、発熱素子16の温度を効率良く検出することができる。
また、電子素子12と金属部材21との間に設けられた第1の伝熱ゲル22は、ゲル状であり、応力緩和性を有する。このため、金属に較べて弾性変形しやすい。このため、金属部材21と電子素子12とが冷熱サイクル等で熱的に変形するような場合であっても、金属部材21と電子素子12との間の線膨張係数差に基づく熱応力を第1の伝熱ゲル22により低減することができる。したがって、伝熱部材20が金属部材21のみで形成される場合に較べて、伝熱部材20と電子素子12の接続信頼性を向上することができる。
また、本実施形態において、伝熱部材20は、配線基板11の第1主面11a上に配置されていない。ビア24の一端のみが、第1主面11aに設けられた凹部25の底部に露出しているだけであり、それ以外の部分、例えば、内層体23は、配線基板11の内部に配置されている。したがって、電子素子12の実装間隔を小さくすることができる。もしくは、発熱素子16および温度検出素子15が実装されていない第1主面11aに、別の素子を実装することができる。換言すれば、電子素子12の実装率を向上させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態において、上記実施形態に示した電子部品10と共通する部分についての説明は割愛する。
第1実施形態では、ビア24が配線基板11の第1主面11aに形成された凹部25にのみ露出する、いわゆるブラインドビアである例を示した。これに対して、本実施形態では、ビア24が、凹部25の底部に加えて、配線基板11の第1主面11aと反対の第2主面11bにも露出したスルーホールビアである例を示す。
本実施形態における第1の特徴は、ビア24が第1主面11aと、第1主面11aと反対の第2主面11bにも露出している点である。第2の特徴は、ヒートシンク31が第2主面11b側に配置され、ビア24と熱的に接続されている点である。第3の特徴は、ヒートシンク31とビア24とが第2の伝熱ゲル30を介して接続されている点である。
最初に、図2を参照して本実施形態における電子部品10の概略構成を説明する。
本実施形態に係る電子部品10は、第1実施形態に記載の電子部品10に対して、ビア24がスルーホールビアとなっている。すなわち、ビア24は、第1主面11aと直交する方向に配線基板11を貫通している。また、このビア24は中空となっており、中空となったビア24の内壁は銅などの熱伝導性に優れた材料によりメッキされている。
そして、各ビア24は、第1実施形態同様、銅などで構成された内層体23により、互いに熱的に接続されている。また、ビア24は、第1実施形態と同様に、発熱素子16および温度検出素子15の直下に形成された凹部25の底部に一端が露出するように形成されている。そして、このビア24は配線基板11を貫通し、他端が第2主面11bに露出している。本実施形態においても、発熱素子16および温度検出素子15の直下の各凹部25a,25b,25cには第1の伝熱ゲル22が充填され、この第1の伝熱ゲル22により、各ビア24a、24b,24cと発熱素子16a,16bおよび温度検出素子15とが熱的に接続されている。
また、本実施形態では、配線基板11の第2主面11bに、第2の伝熱ゲル30を介してヒートシンク31が配置されている。なお、ビア24としてのスルーホールビアのうち、中空とされた内部において、第2の伝熱ゲル30が充填されていてもよい。第1の伝熱ゲル22および第2の伝熱ゲル30は、同一の材料、例えば、酸化亜鉛を含むシリコーンゲル、を採用することもできるし、互いに異なる材料としてもよい。
次に、本実施形態における電子部品10の作用効果を説明する。
本実施形態では、ビア24としてスルーホールビアが採用され、発熱素子16に熱的に接続されたビア24が第2主面11aにも露出している。このため、伝熱部材20(金属部材21および第1の伝熱ゲル22を伝導する熱を、第2主面11bから放熱することができる。したがって、第1実施形態に記載の作用効果を発揮しつつ、発熱素子16の過熱による故障を抑制することができる。
なお、第2の伝熱ゲル30とヒートシンク31とを有しない構成であっても、第2主面11bに露出した24から、発熱素子16の熱を放熱する効果を奏することができる。しかしながら、本実施形態のように、第2の伝熱ゲル30とヒートシンク31とを有する構成とすることによって、より放熱効果を向上させることができる。また、第2の伝熱ゲル30を介することなく、ヒートシンク31が第2主面11bに形成された構成、すなわち、ビア24とヒートシンク31が直接接続された構成とすることもできる。しかしながら、本実施形態のように、第2の伝熱ゲル30を介してヒートシンク31が形成された構成とすれば、ビア24およびヒートシンク31の熱的な変形による応力を、第2の伝熱ゲル30に吸収させることができる。したがって、ビア24とヒートシンク31との接続信頼性を向上することができる。
(第3実施形態)
本実施形態において、上記実施形態に示した電子部品10と共通する部分についての説明は割愛する。
上記した実施形態では、第1発熱素子16aと第2発熱素子16bとで、内層体23とビア24cが共有される例を示した。すなわち、第1発熱素子16aと温度検出素子15との伝熱経路と、第2発熱素子16bと温度検出素子15との伝熱経路とが、互いに熱的に接続される例を示した。これに対して、本実施形態では、発熱素子16a,16bごとに専用の伝熱部材20を設けて、各発熱素子16a,16bの伝熱経路を熱的に分離する点を特徴とする。
最初に、図3を参照して、本実施形態に係る電子部品10の概略構成を説明する。
本実施形態では、第1発熱素子16aと温度検出素子15とが、第1の伝熱部材20acを介して熱的に接続されている。また、第2発熱素子16bと温度検出素子15とが、第2の伝熱部材20bdを介して熱的に接続されている。そして、第1の伝熱部材20acと第2の伝熱部材20bdは、互いに熱的に分離されている。
第1の伝熱部材20acは、金属部材21acと第1の伝熱ゲル22a,22cとからなる。金属部材21acは内層体23acとビア24a,24cとからなる。また、配線基板11の第1主面11a側の表層であって、第1発熱素子16aおよび温度検出素子15の直下には、それぞれ凹部25a,25cが形成されている。これらの要素は、第1実施形態の伝熱部材20と同様な構造をなしている。すなわち、第1主面11aに略平行に配置された内層体23acから、内層体23acと略垂直に突出した2つのビア24a,24cが各凹部25a,25cの底部に向かって延びている。そして、ビア24a,24cは、各凹部25a,25cに充填された第1の伝熱ゲル22a,22cを介して、第1発熱素子16aと温度検出素子15に熱的に接続されている。
第1の伝熱部材20acと同様に、第2の伝熱部材20bdは、金属部材21bdと第1の伝熱ゲル22b,22dとからなる。金属部材21bdは内層体23bdとビア24b,24dとからなる。また、配線基板11の第1主面11a側の表層であって、第2発熱素子16bの直下には、凹部25bが形成されている。また、本実施形態では、温度検出素子15の直下であって、凹部25cとは別に、凹部25dが形成されている。これらの要素は、第1伝熱部材20acと同様な構造をなしている。すなわち、第1主面11aに略平行に配置された内層体23bdから、内層体23bdと略垂直に突出した2つのビア24b,24dが各凹部25b,25dの底部に向かって延びている。そして、ビア24b,24dは、それぞれの凹部25b,25dに充填された第1の伝熱ゲル22b,22dを介して、第2発熱素子16bと温度検出素子15に熱的に接続されている。なお、本実施形態では、一例として、図3に示すように、内層体23acおよび内層体23bdが同一の層に形成された例を示した。しかしながら、内層体23acおよび内層体23bdは別の層に形成されてもよい。
次に、本実施形態に係る電子部品10の作用効果を説明する。
本実施形態においては、複数の発熱素子16a,16bと共通の温度検出素子15とが、互いに熱的に分離された伝熱部材20ac,20bdによりそれぞれ熱的に接続されている。このため、第1発熱素子16aと第2発熱素子16bとの間の熱の伝導を抑制することができ、各発熱素子16a,16bの発した熱が、温度検出素子15に到達する前に、伝熱部材20中に拡散し、均一化してしまうことを防ぐことができる。したがって、上記した各実施形態のように伝熱部材20が一体的に形成された(第1発熱素子16aと第2発熱素子16bとで、内層体23とビア24cが共有された)構成に較べて、各発熱素子16a,16bのうち、最も高い温度を、温度検出素子15が、より早く、かつ、より精度よく検出することができる。
なお、本実施形態では、発熱素子16が2つ(16a,16b)の例を示したが、発熱素子16の数は2つに限定されない。伝熱部材20が、発熱素子16の数に対応した数だけ、それぞれ熱的に独立して形成されることにより、上記した効果を奏することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
上記した各実施形態では、伝熱部材20(20ac,20bd)が配線基板11の内部に形成された例を示したが、上記例に限定されるものではない。例えば、図4に示すように、配線基板11の第1主面11a上に伝熱部材20が配置され、発熱素子16a,16bと温度検出素子15とを熱的に接続する構成としてもよい。なお、図示しないが、伝熱部材20と、発熱素子16および温度検出素子15との間に第1の伝熱ゲル22が介在する構成としてもよい。
また、上記した各実施形態では、伝熱部材20(20ac,20bd)が少なくとも金属部材21(21ac,21bd)を有する構成を示したが、上記例に限定されない。例えば、図5に示すように、配線基板11の第1主面11a上であって、発熱素子16と温度検出素子15の間の領域に第3の伝熱ゲル32が塗布されることにより、第3の伝熱ゲル32を介して発熱素子16と温度検出素子15とが熱的に接続される構成としてもよい。本実施形態では、第3の伝熱ゲル32が伝熱部材20に相当する。なお、このような構成においては、図6に示すように、配線基板11の第1主面11aのうち、第3の伝熱ゲル32の配置領域の直下にビア24の一端が露出するようなスルーホールビアを形成することもできる。これによれば、第3の伝熱ゲル32を伝導する熱を、ビア24を通して第2主面11bに放熱することができる。この第3の伝熱ゲル32の構成材料は、絶縁基板13よりも伝熱性に優れ、電気絶縁性を有するゲルであればよく、とくに限定されるものではないが、第1の伝熱ゲル22および第2の伝熱ゲル30と同様に、酸化亜鉛を含んだシリコーンゲルとすることができる。
また、上記した各実施形態では、図1〜図6の各図に図示したように、すべての発熱素子16a,16bが、伝熱部材20により、温度検出素子15と熱的に接続される例を示した。しかしながら、電子素子12のうち、複数の発熱素子16の一部が伝熱部材20を介して温度検出素子15と熱的に接続される構成としてもよい。換言すれば、閾温度を超えた場合に動作を制御しなければならない発熱素子16と、温度検出素子15と、が熱的に接続されていればよい。例えば、図7に示すように、温度検出素子15にて温度の検出を行う必要のない発熱素子40について、発熱素子40と温度検出素子15は熱的に接続されていない。このため、温度の検出を行う対象となる電子素子12、すなわち発熱素子16と、温度の検出を行わない発熱素子40との間で、熱の移動を抑制することができ、熱の拡散を抑制することができる。したがって、温度検出素子15にて温度の検出を行う必要がある発熱素子16について、より正確に温度の検出を行うことができる。
なお、上記した各実施形態では、発熱素子16がMOSトランジスタやIGBTなどのスイッチング素子とされた例を示したが、発熱素子16は上記例に限定されるものではなく、他のパワー半導体素子とすることもできる。また、上記した各実施形態では、温度検出素子15がサーミスタとされた例を示したが、温度検出素子15はサーミスタに限定されるものではない。温度検出素子15として、熱電対温度計やPN接合半導体温度計を採用することもできる。
10・・・電子部品
11・・・配線基板
15・・・温度検出素子
16・・・発熱素子
20・・・伝熱部材
21・・・金属部材
22・・・第1の伝熱ゲル
23・・・内層体
24・・・ビア

Claims (8)

  1. 第1主面(11a)と該第1主面(11a)と反対の第2主面(11b)を有する絶縁基板(13)に配線(14)が形成された配線基板(11)と、
    該配線基板(11)に実装された電子素子(12)と、を有する電子部品であって、
    前記電子素子(12)は、少なくとも温度検出素子(15)と発熱素子(16)を有し、
    前記温度検出素子(15)と前記発熱素子(16)とが、ともに前記第1主面(11a)側に実装され、
    前記温度検出素子(15)と前記発熱素子(16)とが、前記配線(14)と別体とされ、前記絶縁基板(13)よりも熱伝導性に優れる伝熱部材(20)により、熱的に接続されることを特徴とする電子部品。
  2. 前記伝熱部材(20)は、金属部材(21)を有することを特徴とする請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記伝熱部材(20)は、電気絶縁性を有する第1の伝熱ゲル(22)を有し、
    前記金属部材(21)と、前記温度検出素子(15)および前記発熱素子(16)と、が前記第1の伝熱ゲル(22)を介して熱的に接続されることを特徴とする請求項2に記載の電子部品。
  4. 前記金属部材(21)は、前記絶縁基板(13)の内部に形成された内層体(23)と、該内層体(23)から突出したビア(24)と、を有し、
    前記ビア(24)の一端が前記第1主面(11a)に露出することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の電子部品。
  5. 前記ビア(24)は、前記一端が前記第1主面(11a)に露出するとともに、他端が前記第2主面(11b)に露出するスルーホールビアであることを特徴とする請求項4に記載の電子部品。
  6. 前記第2主面(11b)に放熱用のヒートシンク(31)を有し、
    前記ヒートシンク(31)と前記スルーホールビアとが熱的に接続されることを特徴とする請求項5に記載の電子部品。
  7. 前記ヒートシンク(31)は、第2の伝熱ゲル(30)を介して、前記スルーホールビアに熱的に接続されることを特徴とする請求項6に記載の電子部品。
  8. 前記電子素子(12)は、複数の前記発熱素子(16a,16b)を有し、
    各発熱素子(16a,16b)と前記温度検出素子(15)とは、互いに熱的に分離された前記伝熱部材(20ac,20bd)により、それぞれ熱的に接続されることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の電子部品。
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