JPWO2018173884A1 - プローブ構造体、及びプローブ構造体の製造方法 - Google Patents

プローブ構造体、及びプローブ構造体の製造方法 Download PDF

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Abstract

プローブ構造体1は、第一面21と第二面22とを有し、少なくとも前記第一面21が絶縁された保持板2と、当該保持板2の第一面21に、互いに分離した状態で形成された複数の電極3と、当該電極3上に立設されたカーボンナノチューブ構造体4とを備え、前記保持板2には、前記各電極3と対応する貫通孔24が形成されている。

Description

本発明は、基板検査用治具等に使用されるプローブ構造体及びその製造方法に関する。
従来、カーボンナノチューブ(CNT)は、電子デバイス材料、光学材料、導電性材料、又は生体関連材料等としての使用が期待されている。このカーボンナノチューブを多数本集合させてバルク集合体を形成することが知られている。また、このバルク集合体のサイズをラージスケール化させるとともに、純度、比表面積、導電性、密度、硬度等の特性を向上させるように、触媒を基板上に配置して基板面に複数本のカーボンナノチューブを化学気相成長(CVD)させる方法が知られている。この方法において、複数本のカーボンナノチューブを配向成長させることにより得られたカーボンナノチューブの束の一部を液体にさらした後、乾燥させることにより、密度が0.2〜1.5g/cmである高密度部分と0.001〜0.2g/cmである低密度部分を有する配向カーボンナノチューブ・バルク構造体を製造することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−181899号公報
ところで、特許文献1に開示された配向カーボンナノチューブ・バルク構造体は、基板上に配置された触媒の存在下で成長させた複数本のカーボンナノチューブの集合体として製造された後に、その基端部が物理的、化学的あるいは機械的に基板上から剥離された状態で、電子デバイス材料や導電性材料等として使用されるように構成されている。
しかしながら、配向カーボンナノチューブ・バルク構造体を、例えば基板検査用治具等の、電気信号を検出するためのプローブ構造体として使用する場合には、基板上から剥離された配向カーボンナノチューブ・バルク構造体の基端部を、検査装置の制御部等に信号を伝送するための電極部等に接続する必要がある。この接続部において接触抵抗が生じることに起因してプローブ構造体の電気抵抗が、数Ω程度に増大して高抵抗化することが避けられなかった。
本発明の目的は、プローブ構造体の電気抵抗が大きくなるのを防止して優れた導電性が得られるプローブ構造体及びその製造方法を提供することである。
本発明の一局面に従うプローブ構造体は、第一面と第二面とを有し、少なくとも前記第一面が絶縁された保持板と、当該保持板の第一面に、互いに分離した状態で形成された複数の電極と、当該電極上に立設されたカーボンナノチューブ構造体とを備え、前記保持板には、前記電極と対応する貫通孔が形成されたものである。
本発明の一局面に従うプローブ構造体の製造方法は、第一面と第二面とを有し、少なくとも前記第一面が絶縁された保持板の第一面に複数の電極を互いに分離させた状態で形成する電極形成工程と、前記複数の電極上に触媒を配設する触媒配設工程と、前記触媒の存在下で複数本のカーボンナノチューブを化学気相成長させてカーボンナノチューブ構造体を前記各電極上に生成するカーボンナノチューブ構造体生成工程と、前記各電極と対応する貫通孔を前記保持板に形成する貫通孔形成工程とを備えている。
本発明に係るプローブ構造体の第一実施形態を示す断面図である。 第一実施形態に係るプローブ構造体の製造方法を示す工程図である。 第一実施形態に係るプローブ構造体の製造工程を示す説明図である。 第一実施形態に係るプローブ構造体の製造工程を示す説明図である。 第一実施形態に係るプローブ構造体の製造工程を示す説明図である。 第一実施形態に係るプローブ構造体の製造工程を示す説明図である。 第一実施形態に係るプローブ構造体の製造工程を示す説明図である。 第一実施形態に係るプローブ構造体の製造工程を示す説明図である。 前記プローブ構造体を構成するカーボンナノチューブ構造体の成形過程を示す斜視図である。 前記プローブ構造体を構成するカーボンナノチューブ構造体の成形過程を示す斜視図である。 第一実施形態に係るプローブ構造体を基板検査装置の検査治具として使用した例を示す説明図である。 本発明に係るプローブ構造体の製造方法の第二実施形態を示す工程図である。 図1に示すプローブ構造体の別の例を示す断面図である。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第一実施形態)
図1は、本発明に係るプローブ構造体の第一実施形態を示す断面図、図2は、前記プローブ構造体1の製造方法を示す工程図、図3A〜図3Fは、プローブ構造体1の製造工程を示す説明図、図4A、図4Bは、プローブ構造体1を構成するカーボンナノチューブ構造体4の成形過程を示す斜視図、図5は、プローブ構造体1を基板検査装置の検査治具として使用した例を示す説明図である。
プローブ構造体1は、第一面21と第二面22とを有する保持板2と、この保持板2の第一面21に、互いに分離した状態で形成された複数の電極3と、各電極3上にそれぞれ立設されたカーボンナノチューブ構造体4とを備えている。
保持板2は、少なくとも第一面21が、二酸化ケイ素(SiO)からなる絶縁膜23で覆われることにより絶縁された結晶シリコン基板等からなっている。なお、絶縁性を有するセラミックス材、またはガラス材等で保持板2を形成することにより、この保持板2の全体を絶縁構造としてもよい。保持板2自体を絶縁構造とした場合、プローブ構造体1は、絶縁膜23及び絶縁層25を備えない構成としてもよい。
また、保持板2には、第一面21と第二面22とを連通させる貫通孔24が各電極3と対応する位置に形成されるとともに、第一面21に設けられた電極3から貫通孔24を通って第二面22側に延びる導通部5が設けられている。貫通孔24の内面は、絶縁層25によって絶縁されている。
電極3は、保持板2の第一面21をマスキングして、金、銀、銅又はアルミニウム金属材を所定の位置にパターニングする等により、0.01mm〜0.2mm程度の幅寸法と、0.1μm〜9μm程度の厚みとを有する島状に形成されている。また、各電極3上には、鉄、ニッケル又はコバルトからなる触媒31が蒸着される等により配設されている。この触媒31の厚みは1nm以上で100nm以下であることが好ましく、1nm以上で5nm以下であることがさらに好ましい。
なお、電極3を、触媒としても機能する鉄、ニッケル、コバルト等の触媒材料により構成し、あるいは電極3にこれら触媒材料を混入させることによって、電極3と触媒31とを一体に構成してもよい。
カーボンナノチューブ構造体4は、従来周知のCVD装置(図示せず)を使用して、触媒31の存在下で単層または複層のカーボンナノチューブ41を複数本まとめて化学気相成長させることにより形成された、カーボンナノチューブ41の集合体からなっている。このカーボンナノチューブ41の集合体からなるカーボンナノチューブ構造体4は、電極3からの立上り部分よりも中間部分及びその先端側部分が後述のようにして高密度に収束されている。すなわち、カーボンナノチューブ構造体4の太さ(径)は、電極3からの立上り部分よりも中間部分及びその先端側部分の方が細くなっている。
カーボンナノチューブ構造体4を構成するカーボンナノチューブ41は、1nm〜20nmの外径と200μm〜2mmの立設長さを有している。カーボンナノチューブ41の外径の好ましい範囲は10nm〜15nmであり、立設長さのより好ましい範囲は200μm〜500μmである。
電極3からの立上り部分におけるカーボンナノチューブ構造体4の密度(単位断面積当たりの本数)は、1010/cm〜1011/cmであり、カーボンナノチューブ構造体4の中間部分及び先端側部分は、立上り部分における密度の5倍〜20倍程度の密度を有していることが好ましい。なお、カーボンナノチューブ構造体4の立上り部分よりも中間部分(長さ方向の略中央)が高密度であればよく、必ずしもこのような密度倍率でなくてもよい。
また、カーボンナノチューブ構造体4は、絶縁性と弾力性とを有するシリコンゴム等からなる保形層6により囲繞されている。また、カーボンナノチューブ構造体4の先端部は、保形層6の表面から露出した状態で設置されている。
プローブ構造体1の製造方法は、図2に示すように、保持板2の第一面21に複数の電極3を互いに独立させて形成する電極形成工程K1と、各電極3上に触媒31をそれぞれ配設する触媒配設工程K2と、触媒31の存在下で複数本のカーボンナノチューブ41を化学気相成長させてカーボンナノチューブ構造体4を各電極3上に生成するカーボンナノチューブ構造体生成工程(CNT構造体生成工程)K3と、カーボンナノチューブ構造体4の少なくとも中間部分を高密度に収束させる収束工程K4と、絶縁性と弾力性とを有する保形層6を形成する保形層形成工程K5と、カーボンナノチューブ構造体4の先端部と保形層6の表面とを切除する切除工程K6と、各電極3と対応する貫通孔24を保持板2に形成する貫通孔形成工程K7と、各貫通孔24に導電性を有する材料を充填して導通部5を形成する導通部形成工程K8とを備えている。
電極形成工程K1では、図3Aに示すように、電極3の形成位置に開口が形成されたメタルマスク7を保持板2の上方に配設した状態で、金、銀、銅又はアルミニウム金属材をパターニングする等により複数の電極3を保持板2の第一面21に形成する。その後、触媒配設工程K2において、各電極3上に、塩化鉄薄膜、鉄薄膜、鉄−モリブデン薄膜、アルミナ−鉄薄膜、アルミナ−コバルト薄膜、アルミナ−鉄−モリブデン薄膜等からなる触媒31を、スパッタ蒸着する等によりそれぞれ配設する。
次いで、CNT構造体生成工程K3において、図外のCVD装置を使用してカーボンが含まれる炭化水素、なかでも低級炭化水素、例えばメタン、エタン、プロパン、エチレン、プロピレン、アセチレン等を注入して500℃以上の温度に加熱する。これにより、図3B及び図4Aに示すように、単層または複層のカーボンナノチューブ41を複数本まとめて化学気相成長させ、カーボンナノチューブ41の集合体からなるカーボンナノチューブ構造体4を電極3上に生成する。
カーボンナノチューブ41を化学気相成長させる際には、例えばヘリウム、アルゴン、水素、窒素、ネオン、クリプトン、二酸化炭素、塩素等のカーボンナノチューブ41と反応しない雰囲気ガスを使用することが好ましい。また、反応の雰囲気圧力は、10Pa以上で10Pa以下であることが好ましく、10Pa以上で3×10Pa以下であることがさらに好ましく、5×10Pa以上で9×10Pa以下であることが特に好ましい。
次に、収束工程K4で、カーボンナノチューブ構造体4の上方から、複数本のカーボンナノチューブ41の間に、例えば水、アルコール類(イソプロパノール、エタノール、メタノール)、アセトン類(アセトン)、ヘキサン、トルエン、シクロヘキサン、DMF(ジメチルホルムアミド)等からなる液滴Eを垂らすことにより液体にさらした後、これを室温下で自然乾燥、真空に引き乾燥、又はホットプレートなどで加熱する等により乾燥させる。
この結果、液滴Eを垂らすことにより生じる表面張力と、カーボンナノチューブ41間に生じるファンデルワールス力とによりジッパー効果が発現され、各カーボンナノチューブ41同士が引き寄せられて、カーボンナノチューブ構造体4が収束する。このとき、カーボンナノチューブ構造体4の基端部は電極3に固着されているため、図3C及び図4Bに示すように、電極3から立ち上がるカーボンナノチューブ構造体4の立上り部分よりもカーボンナノチューブ構造体4の中間部分及びその上方側部分が収束されて高密度化される。
なお、カーボンナノチューブ構造体4の先端部は自由端とされているため拡がり易い。そのため、カーボンナノチューブ構造体4全体として収束されており、カーボンナノチューブ構造体4の立上り部分よりもカーボンナノチューブ構造体4の少なくとも中間部分が細くなっていればよく、カーボンナノチューブ構造体4の先端部は部分的にカーボンナノチューブ構造体4の立上り部分よりも拡がって太くなっていてもよい。
また、カーボンナノチューブ構造体4の強度及び導電性が十分に得られる場合には、収束工程K4を省略してもよい。
その後、保形層形成工程K5で、図3Dに示すように、カーボンナノチューブ構造体4を囲繞するように、流動性を有する充填材料、例えばシリコーンベースのエラストマを充填した後、当該充填材料を硬化させて絶縁性と弾力性とを有する保形層6を形成する。
前記流動性を有する充填材料としては、ゴム材料、フレキシブルプラスチック材料、及び硬化可能な液状ゴム等を含む各種の材料を使用可能である。液状ゴムとしては、例えばRTV(Room Temperature Vulcanizing)シリコーンゴム、加熱硬化型シリコーンゴム、紫外線硬化型シリコーンゴム等種々の液状ゴムを用いることができ、例えば、信越化学工業株式会社製RTVシリコーンゴム「KE−1285」等を用いることができる。
隣接するカーボンナノチューブ構造体4間に充填材料を充填し、保形層6を形成することによって、プローブとして使用してもカーボンナノチューブ構造体4が倒れないように、かつ隣接するカーボンナノチューブ構造体4同士が接触しないように支えることが可能になる。また、カーボンナノチューブ構造体4を構成する複数本のカーボンナノチューブ41の間に充填材料を充填して硬化させてもよい。この場合、カーボンナノチューブ構造体4の強度又は耐久性を向上させることが可能となる。
次いで、切除工程K6において、図3Eに示すように、カーボンナノチューブ構造体4の先端部と保形層6の表面とを、レーザー加工機を使用したレーザー加工又はカッターブレードを使用した機械加工等の手段で切除する。これにより、カーボンナノチューブ構造体4の先端部に、保形層6を構成する充填材料が付着している場合に、これを確実に除去することができる。また、カーボンナノチューブ構造体4を構成する各カーボンナノチューブ41の先端部がばらばらになっている場合や拡がっている場合等に、この先端部を切除してカーボンナノチューブ構造体4の先端部を揃えたり、高密度の部分を先端に露出させたりすることができる。
その後、貫通孔形成工程K7において、レーザー加工機を使用したレーザー加工又はドリルを使用した機械加工等の手段により、各電極3と対応する貫通孔24を保持板2に形成する。その後、導通部形成工程K8において、貫通孔24の内面に例えば酸化皮膜等の絶縁層25を形成し、マスクパターニング等の手段で貫通孔24に導電性を有する材料を充填して、図3Fに示すように導通部5を形成する。このようにして図1に示すプローブ構造体1が製造される。
上述の構成を有するプローブ構造体1は、図5に示すように、例えばガラスエポキシ基板、フレキシブル基板、セラミック多層配線基板、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ用の電極板、タッチパネル用等の透明導電板、及び半導体パッケージ用のパッケージ基板やフィルムキャリア等からなる検査対象の基板8の検査治具等として使用することができる。
具体的には、図外の治具保持部材にプローブ構造体1を保持させるとともに、電流計、電圧計、電流源等を含む図略の検査装置に信号を伝送する電線9を、保持板2の第二面22側から導通部5に接続する。これにより、各カーボンナノチューブ構造体4を検査装置に電気的に接続し、各カーボンナノチューブ構造体4を検査装置のプローブとして用いることが可能となる。
次に、基板8に設けられた配線パターンや半田バンプ等の検査点81,82に、カーボンナノチューブ構造体4の先端部をそれぞれ当接させる。そして、一方の検査点81に接触されたカーボンナノチューブ構造体4と、他方の検査点82に接触されたカーボンナノチューブ構造体4との間に予め設定された検査用電流を流して、その間の電圧を検出し、その値を予め設定された基準値と比較する等により、基板8の良否を判定する。
以上のように、第一面21と第二面22とを有し、少なくとも第一面21が絶縁された保持板2と、保持板2の第一面21に互いに分離した状態で形成された複数の電極3と、電極3上に立設されたカーボンナノチューブ構造体4とを備え、保持板2に、電極3と対応する貫通孔24が形成されたプローブ構造体1によれば、従来技術においてカーボンナノチューブの集合体を基板上から剥離した後にその基端部を信号伝送用の電極部等に接続した場合に生じる接触抵抗が、生じない。その結果、電気抵抗の増大が低減され、プローブ構造体1の電気抵抗が、例えば150mΩ以下に抑えられて優れた導電性が得られる。このため、プローブ構造体1を基板検査装置の検査治具等として好適に使用できるという利点がある。
また、電極3から貫通孔24を通って保持板2の第二面22側に延びる導通部5を設けた構成とした場合には、この導通部5を利用して基板検査装置の制御部等に対する電気接続を容易かつ適正に行うことができる。
上述の第一実施形態では、電極3から立ち上がるカーボンナノチューブ構造体4の立上り部分よりもカーボンナノチューブ構造体4の中間部分を高密度に収束させた構造としたため、カーボンナノチューブ構造体4の導電性を、さらに向上させてプローブ構造体1の電気抵抗を、より効果的に低減できるという利点がある。
さらに、絶縁性と弾力性とを有する素材からなる保形層6によりカーボンナノチューブ構造体4を囲繞するとともに、その先端部を保形層6の表面から露出させた状態で設置した場合には、カーボンナノチューブ構造体4の導電性を維持しつつ、その変形及び損傷を効果的に防止することができる。
また、図2及び図3A〜図3Fに示すように、第一面21と第二面22とを有し、少なくとも第一面21が絶縁された保持板2の第一面21に複数の電極3を互いに分離させた状態で形成する電極形成工程K1と、各電極3上に触媒31をそれぞれ配設する触媒配設工程K2と、触媒31の存在下で複数本のカーボンナノチューブ41を化学気相成長させてカーボンナノチューブ構造体4を電極3上に生成するカーボンナノチューブ構造体生成工程K3と、各電極3と対応する貫通孔24を保持板2に形成する貫通孔形成工程K7とを備えたプローブ構造体1の製造方法によれば、優れた導電性を有し、基板検査装置の検査治具等として好適に使用できるプローブ構造体1を、容易かつ適正に製造できるという利点がある。
カーボンナノチューブ構造体生成工程K3において生成されたカーボンナノチューブ構造体4を、液体にさらした後、乾燥させることにより、カーボンナノチューブ構造体4の、電極3から立ち上がる立上り部分よりも、カーボンナノチューブ構造体4の中間部分を高密度に収束させる収束工程K4を備えている場合には、カーボンナノチューブ構造体4の導電性を、さらに効果的に向上させることができる。その結果、基板検査装置の検査治具等として好適に使用できるプローブ構造体1を、容易かつ適正に製造できるという利点がある。
さらに、カーボンナノチューブ構造体4を囲繞するように流動性を有する充填材料を充填した後、この充填材料を硬化させて絶縁性と弾力性とを有する保形層6を形成する保形層形成工程K5を備えたプローブ構造体1の製造方法によれば、カーボンナノチューブ構造体4の導電性を維持しつつ、優れた強度及び耐久性を有するプローブ構造体1を、容易かつ適正に製造できるという利点がある。
また、保形層形成工程K5において流動性が極めて高い充填材料を使用する等により、カーボンナノチューブ構造体4を構成する複数本のカーボンナノチューブ41の間に充填材料を充填して硬化させるようにした場合には、プローブ構造体1の強度及び耐久性を、より効果的に向上させることができる。
カーボンナノチューブ構造体4の先端部と、保形層6の表面とを切除する切除工程K6とをさらに備えたプローブ構造体1の製造方法によれば、カーボンナノチューブ構造体4の先端部に保形層6を構成する充填材料が付着している場合に、これを確実に除去することができるとともに、カーボンナノチューブ構造体4を構成する各カーボンナノチューブ41の先端部がばらばらになっている場合に、この先端部を切除してカーボンナノチューブ構造体4の先端部を揃えることができる。その結果、カーボンナノチューブ構造体4の導電性を効果的に向上できるという利点がある。
また、保持板2に形成された貫通孔24に導電性を有する材料を充填して、電極3の設置部から保持板2の第二面22側に延びる導通部5を形成する導通部形成工程を備えたプローブ構造体1の製造方法によれば、導通部5を利用することにより、基板検査装置等に対する電気接続を容易かつ適正に行うことができるプローブ構造体1が得られるという利点がある。
(第二実施形態)
図6は、本発明に係るプローブ構造体1の製造方法の第二実施形態を示す工程図である。この第二実施形態に係るプローブ構造体1の製造方法は、貫通孔形成工程K7で保持板2に貫通孔24を形成するとともに、導通部形成工程K8で貫通孔24に導電性を有する材料を充填して導通部5を形成した後に、電極形成工程K1において、保持板2の第一面21に電極3を貫通孔24に対応する部位に形成することにより、この電極3と導通部5とを接続するようにした点で、図2に示す第一実施形態に係る製造方法と異なっている。
このように構成した場合においても、導通部5を利用して基板検査装置の制御部等に対する電気接続を容易かつ適正に行うことができるという利点がある。なお、プローブ構造体1は導通部5を備えていなくてもよく、導通部形成工程K8を実行しなくてもよい。導通部5を備えていなくても、例えば貫通孔24に電線9を挿入するなどして電線9を電極3と接続することによって、カーボンナノチューブ構造体4をプローブとして用いることが可能となる。
また、図2に示す触媒配設工程K2とカーボンナノチューブ(CNT)構造体生成工程K3との間において、保持板2に貫通孔24を形成するとともに、貫通孔24に導電性を有する材料を充填して導通部5を形成するようにしてもよい。
また、図7に示すように、導通部5は保持板2の貫通孔24から保持板2の第二面22側を覆う位置まで電気的に連続するように形成し、当該第二面22上を覆う位置を導通部5と電線9との接続部として用いても良い。この場合、電線9を導通部5に接続する際、
導通部5の貫通孔24の内部に位置する部分が比較的弱い力でも塑性変形しやすいものであったり貫通孔24の内壁と導通部5との接着強度が十分に強いものではなかったりした場合でも、電線9から貫通孔24内の導通部5にかけた力が電極3に伝わって保持板2またはその第一面21上の絶縁膜23から電極3が剥離したり電極3が破壊変形したりすることなく、電線9をしっかりと導通部5に接続できる。第二面側から見たとき、当該接続部の形状を貫通孔24と同心円としても良いし、貫通孔24の中心から偏心した楕円などの形状としても良い。当該接続部と貫通孔24内の導通部5とは同一材質のものを用いることもできるし、異なる材質のものを用いることもできる。当該接続部と貫通孔24内の導通部5とは同一工程で形成しても良いし、貫通孔24内に導通部5を形成する工程と当該接続部を第二面22側に形成する工程とを別の工程としてもよい。
すなわち、本発明の一局面に従うプローブ構造体は、第一面と第二面とを有し、少なくとも前記第一面が絶縁された保持板と、当該保持板の第一面に、互いに分離した状態で形成された複数の電極と、当該各電極上に立設されたカーボンナノチューブ構造体とを備え、前記保持板には、前記電極と対応する貫通孔が形成されたものである。
この構成によれば、従来技術のようにカーボンナノチューブの集合体を基板上から剥離した後、その基端部を電極部等に接続した場合等のように接触抵抗により電気抵抗が増大することはなく、プローブ構造体の電気抵抗を例えば150mΩ以下に抑えて優れた導電性が得られるため、これを、電気信号を検出するためのプローブとして好適に使用することができる。
また、前記各電極から前記貫通孔を通って前記保持板の第二面側に延びる導通部をさらに備えたものとすることが好ましい。
この構成によれば、前記導通部を利用することにより、保持板の第一面に形成された電極と、電気信号を検出しようとする外部装置とを容易かつ適正に接続することができる。
また、前記各カーボンナノチューブ構造体の前記各電極から立ち上がる立上り部分よりも、前記各カーボンナノチューブ構造体の中間部分が収束されていることが好ましい。
この構成によれば、カーボンナノチューブ構造体の導電性を、さらに向上させてプローブ構造体の電気抵抗を、より効果的に低減できるという利点がある。
また、前記各カーボンナノチューブ構造体は、絶縁性と弾力性とを有する素材からなる保形層により囲繞され、前記各カーボンナノチューブ構造体の先端部が前記保形層の表面から露出した構成としてもよい。
この構成によれば、カーボンナノチューブ構造体の導電性を維持しつつ、その変形及び損傷を効果的に防止することができる。
本発明の一局面に従うプローブ構造体の製造方法は、第一面と第二面とを有し、少なくとも前記第一面が絶縁された保持板の第一面に複数の電極を互いに分離させた状態で形成する電極形成工程と、前記複数の電極上に触媒を配設する触媒配設工程と、前記触媒の存在下で複数本のカーボンナノチューブを化学気相成長させてカーボンナノチューブ構造体を前記各電極上に生成するカーボンナノチューブ構造体生成工程と、前記各電極と対応する貫通孔を前記保持板に形成する貫通孔形成工程とを備えている。
この構成によれば、優れた導電性を有し、基板検査装置の検査治具等として好適に使用することができるプローブ構造体を、容易かつ適正に製造できるという利点がある。
また、前記カーボンナノチューブ構造体生成工程において生成された前記各カーボンナノチューブ構造体を、液体にさらした後、乾燥させることにより、前記各カーボンナノチューブ構造体の前記各電極から立ち上がる立上り部分よりも、前記各カーボンナノチューブ構造体の中間部分を収束させる収束工程をさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、カーボンナノチューブ構造体の導電性を、さらに向上させることができるため、電気信号を検出するためのプローブとして、より好適に使用できるプローブ構造体を、容易かつ適正に製造できるという利点がある。
また、前記各カーボンナノチューブ構造体を囲繞するように流動性を有する充填材料を充填した後、当該充填材料を硬化させて絶縁性と弾力性とを有する保形層を形成する保形層形成工程をさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、カーボンナノチューブ構造体の導電性を維持しつつ、優れた強度及び耐久性を有するプローブ構造体を、容易かつ適正に製造できるという利点がある。
また、前記保形層形成工程において、前記カーボンナノチューブ構造体を構成する複数本のカーボンナノチューブの間に前記流動性を有する充填材料を充填して硬化させるようにしてもよい。
この構成によれば、プローブ構造体の強度及び耐久性を、より効果的に向上させることができる。
また、前記各カーボンナノチューブ構造体の先端部と、前記保形層の表面とを切除する切除工程をさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、カーボンナノチューブ構造体の先端部に、保形層を構成する充填材料が付着している場合に、これを確実に除去することができる。さらに、カーボンナノチューブ構造体を構成する各カーボンナノチューブの先端部がばらばらになっている場合に、この先端部を切除してカーボンナノチューブ構造体の先端部を揃えることができる。その結果、カーボンナノチューブ構造体の導電性を効果的に向上させることができる。
また、前記保持板に形成された前記貫通孔に導電性を有する材料を充填して、前記保持板の前記第一面から前記第二面側に延びる導通部を形成する導通部形成工程をさらに備えていることが好ましい。
この構成によれば、前記導通部を利用することにより、保持板の第一面に形成された電極と基板検査装置の制御部等とを容易かつ適正に接続することが可能なプローブ構造体が得られるという利点がある。
なお、前記貫通孔形成工程で前記保持板に前記貫通孔を形成するとともに、前記導通部形成工程で前記貫通孔に導電性を有する材料を充填して前記導通部を形成した後に、前記電極形成工程で、前記保持板の第一面に前記電極を形成するようにしてもよい。
この構成においても、前記導通部を利用することにより、保持板の第一面に形成された電極と基板検査装置の制御部等とを容易かつ適正に接続することが可能なプローブ構造体を得ることができる。
このようなプローブ構造体及びその製造方法によれば、プローブ構造体の電気抵抗が大きくなるのを防止して優れた導電性が得られる。また、このような製造方法によれば、優れた導電性を有するプローブ構造体を容易かつ適正に製造することができる。
この出願は、2017年3月21日に出願された日本国特許出願特願2017−054640を基礎とするものであり、その内容は、本願に含まれるものである。なお、発明を実施するための形態の項においてなされた具体的な実施態様又は実施例は、あくまでも、本発明の技術内容を明らかにするものであって、本発明は、そのような具体例にのみ限定して狭義に解釈されるべきものではない。
1 プローブ構造体
2 保持板
3 電極
4 カーボンナノチューブ構造体
5 導通部
6 保形層
21 第一面
22 第二面
24 貫通孔
25 絶縁層
31 触媒
41 カーボンナノチューブ

Claims (11)

  1. 第一面と第二面とを有し、少なくとも前記第一面が絶縁された保持板と、
    当該保持板の第一面に、互いに分離した状態で形成された複数の電極と、
    当該各電極上に立設されたカーボンナノチューブ構造体とを備え、
    前記保持板には、前記各電極と対応する貫通孔が形成されているプローブ構造体。
  2. 前記各電極から前記貫通孔を通って前記保持板の第二面側に延びる導通部をさらに備えている請求項1記載のプローブ構造体。
  3. 前記各カーボンナノチューブ構造体の前記各電極から立ち上がる立上り部分よりも、前記各カーボンナノチューブ構造体の中間部分が収束されている請求項1又は2記載のプローブ構造体。
  4. 前記各カーボンナノチューブ構造体は、絶縁性と弾力性とを有する素材からなる保形層により囲繞され、前記各カーボンナノチューブ構造体の先端部が前記保形層の表面から露出している請求項1〜3のいずれか1項に記載のプローブ構造体。
  5. 第一面と第二面とを有し、少なくとも前記第一面が絶縁された保持板の第一面に複数の電極を互いに分離させた状態で形成する電極形成工程と、
    前記複数の電極上に触媒を配設する触媒配設工程と、
    前記触媒の存在下で複数本のカーボンナノチューブを化学気相成長させてカーボンナノチューブ構造体を前記各電極上に生成するカーボンナノチューブ構造体生成工程と、
    前記各電極と対応する貫通孔を前記保持板に形成する貫通孔形成工程とを備えているプローブ構造体の製造方法。
  6. 前記カーボンナノチューブ構造体生成工程において生成された前記各カーボンナノチューブ構造体を、液体にさらした後、乾燥させることにより、前記各カーボンナノチューブ構造体の前記各電極から立ち上がる立上り部分よりも、前記各カーボンナノチューブ構造体の中間部分を収束させる収束工程をさらに備えている請求項5記載のプローブ構造体の製造方法。
  7. 前記各カーボンナノチューブ構造体を囲繞するように流動性を有する充填材料を充填した後、当該充填材料を硬化させて絶縁性と弾力性とを有する保形層を形成する保形層形成工程をさらに備えている請求項5又は6記載のプローブ構造体の製造方法。
  8. 前記保形層形成工程において、前記カーボンナノチューブ構造体を構成する複数本のカーボンナノチューブの間に前記流動性を有する充填材料を充填して硬化させる請求項7記載のプローブ構造体の製造方法。
  9. 前記各カーボンナノチューブ構造体の先端部と、前記保形層の表面とを切除する切除工程をさらに備えている請求項7又は8記載のプローブ構造体の製造方法。
  10. 前記保持板に形成された前記貫通孔に導電性を有する材料を充填して、前記電極の設置部から前記保持板の第二面側に延びる導通部を形成する導通部形成工程をさらに備える請求項5〜9のいずれか1項に記載のプローブ構造体の製造方法。
  11. 前記貫通孔形成工程で前記保持板に前記貫通孔を形成するとともに、前記導通部形成工程で前記貫通孔に導電性を有する材料を充填して前記導通部を形成した後に、前記電極形成工程で、前記保持板の第一面に前記電極を形成する請求項10記載のプローブ構造体の製造方法。
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