JPWO2018142847A1 - 樹脂成形品 - Google Patents

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Abstract

この樹脂成形品は、金属フレーク(12)が添加された樹脂材からなる樹脂成形品(10)において、意匠面(24)を形成する平坦部(20)を備え、前記平坦部(20)は、前記意匠面(24)と反対側の裏面(26)に、前記意匠面(24)と反対側に突出する突部(1)を備え、前記裏面(26)における前記突部(1)の周囲には、前記裏面(26)の基準面(26a)に対し、前記突部(1)に近付くほど前記基準面(26a)から離間するように肉厚となる駄肉部(5)が形成されている。

Description

本発明は、樹脂成形品に関する。
本願は、2017年01月31日に、日本に出願された特願2017−015478号に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
従来、メタリック調の樹脂成形品において、第1の方向へ充填された状態から第2の方向へ引き込むことでリブを形成する構造が知られている(例えば、特許文献1参照)。
日本国特開2014−124785号公報
ところで、上記においては、上記構造によると、樹脂を引き込んでリブを形成するので、リブが形成される表面において、僅かな凹部が発生し、ヒケが生じ外観性が損なわれる。
そこで本発明は、意匠面にヒケを生じさせることなく、かつ意匠面に金属フレークの向きの変化によるウェルドラインを生じさせ難い樹脂成形品を提供することを目的とする。
上記課題の解決手段として、本発明の態様は以下の構成を有する。
(1)本発明の態様に係る樹脂成形品は、金属フレークが添加された樹脂材からなる樹脂成形品において、意匠面を形成する平坦部を備え、前記平坦部は、前記意匠面と反対側の裏面に、前記意匠面と反対側に突出する突部を備え、前記裏面における前記突部の周囲には、前記裏面の基準面に対し、前記突部に近付くほど前記基準面から離間するように肉厚となる駄肉部が形成されている。
(2)上記(1)に記載の樹脂成形品では、前記駄肉部の前記基準面に対する傾斜角度は、規定の角度以下に設定されてもよい。
(3)上記(1)又は(2)に記載の樹脂成形品では、前記駄肉部では、前記金属フレークが長手方向を前記駄肉部に沿わせて配置されてもよい。
(4)上記(1)から(3)の何れか一項に記載の樹脂成形品では、前記金属フレークは、表面に樹脂層を備えてもよい。
(5)上記(1)から(4)の何れか一項に記載の樹脂成形品では、前記駄肉部は、段差部を備えてもよい。
本発明の上記(1)に記載の樹脂成形品によれば、突部に近付くほど裏面の基準面から離間するように肉厚となる駄肉部を設けている。駄肉部は、意匠面の外観性を向上させるために意図的に設けたものである。上記樹脂成形品の成形時、平坦部を成形する溶融樹脂が意匠面に沿って流れると、裏面側を流れる溶融樹脂の一部が突部用の成形空間に流れ込む。溶融樹脂内の金属フレークは、溶融樹脂の流動方向に長手方向を沿わせるように配向する。意匠面側では金属フレークが長手方向を意匠面に沿わせるように配向され、光の反射が良好になって意匠面の外観性を向上させる。突部の成形空間に流れ込む溶融樹脂の金属フレークは、長手方向を意匠面と直交させるように配向する。溶融樹脂が突部の成形空間に流れ込む際、金属フレークの向きは、突部の根元で変化し、意匠面に対して垂直となる。この変化部分が意匠面に透けると、意匠面に影(ウェルドライン)を生じさせて外観性に影響する。これに対し、突部の根元に突部に近付くほど肉厚となる駄肉部を設けることで、突部に流れ込む金属フレークの向きの変化が穏やかになる。また、突部の根元が意匠面から離間するため、金属フレークの向きの変化部分が意匠面に透け難くなる。したがって、意匠面に金属フレークの向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面の外観性を向上させることができる。
本発明の上記(2)に記載の樹脂成形品によれば、駄肉部の角度を制限することで、突部の根元の周囲で隆起部の肉厚の増加を制限し、意匠面にヒケが生じることを抑止することができる。
本発明の上記(3)に記載の樹脂成形品によれば、突部の根元の周囲では、金属フレークが長手方向を駄肉部に沿わせ、その後、金属フレークが突部に流れ込むので、金属フレークの向きの変化が穏やかになる。このため、意匠面に金属フレークの向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面の外観性を向上させることができる。
本発明の上記(4)に記載の樹脂成形品によれば、金属フレークがアクリル樹脂等によって予め樹脂コーティングされた態様をなすことで、ABS等の溶融樹脂との親和性が高まり、金属フレークの流動性が向上する。したがって、突部の根元の駄肉部によって金属フレークの向きをコントロールしやすくなる。このため、意匠面に金属フレークの向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面の外観性を向上させることができる。また、意匠面の外観性合格の範囲を拡大することができるので、リブ形状の自由度を高めることができる。
本発明の上記(5)に記載の樹脂成形品によれば、駄肉部に段差部を設けることで、駄肉部に沿って流れる金属フレークの向きが拡散しやすくなり、突部の根元で金属フレークの向きの変化が集中し難くなる。このため、意匠面に金属フレークの向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面の外観性を向上させることができる。
本発明の実施形態の樹脂成形品の厚さ方向Tに沿う断面図である。 本発明の実施形態の射出成形装置の要部の断面図である。 本発明の実施形態の突部の形態の平面図である。 本発明の実施形態の突部の形態の平面図である。 本発明の実施形態の突部の形態の平面図である。 本発明の実施形態の突部の形態の平面図である。 比較例の突部周辺の成形時を示す図1に相当する断面図である。 本発明の実施形態の突部周辺の成形時を示す図1に相当する断面図である。 本発明の実施形態の変形例における突部周辺の成形時を示す図1に相当する断面図である。 縦軸を製品厚み、横軸をリブ厚みとして意匠面の外観性合格の範囲を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面においては、金属フレークが添加されていることを表すべく、その大きさを誇張して示している。
図1は、本発明の実施形態の樹脂成形品10の厚さ方向Tに沿う断面図である。図2は、本発明の実施形態の射出成形装置30の要部の断面図である。
図1、図2に示すように、樹脂成形品10は、金属フレークとしてのアルミフレーク(金属フレーク)12が添加された樹脂材からなる。例えば、樹脂成形品10は、金型のキャビティ52内で矢印X方向に流動した溶融樹脂14と、キャビティ52内で矢印Y方向に流動した溶融樹脂16と、がウェルド部18にて会合して形成されている(図2参照)。
アルミフレーク12は、パウダー化された金属フレーク(平均粒径20〜30μmほど)の一つであり、その中でも金属光沢に優れ、安価な上に比重が小さいため扱い易いというメリットがある。金属フレークとしては、アルミニウムフレークの他に、例えばニッケル、チタン、ステンレス等の無彩色のものや、これらに顔料を付着させる等により着色した着色金属フレークがある。
例えば、樹脂成形品10は、略水平に延在する平板状の水平部(平坦部)20と、水平部20の端部から折曲されるようにして連なるスカート部22と、を有している。水平部20は、図1において上方に臨む平坦面が意匠面24であり、下方に臨む平坦面が裏面26である。意匠面24は、ユーザが樹脂成形品10を使用しているときに視認する面である。裏面26は、例えば、樹脂成形品10を支持する支持物を覆う等して、通常の使用状態ではユーザが視認し得ない面である。裏面26には、例えば、樹脂成形品10を支持物に固定支持するための突部1が下方(意匠面24と反対側)に向けて突設されている。水平部20には、溶融樹脂14,16が会合するウェルド部18が設けられている。
樹脂材中に含まれるアルミフレーク12は、例えば平板状の薄片であり、平坦な反射面を形成して光を反射する。この反射により、ユーザが光沢感を認識することができる。アルミフレーク12は、その長手方向(反射面に沿う方向)が溶融樹脂14,16の流動方向に沿うように配向している。アルミフレーク12は、水平部20の意匠面24側では、長手方向が水平部20の延在方向Lおよび意匠面24と略平行となるように(水平部20の厚さ方向Tと略直交するように)配向している。これにより、アルミフレーク12の大面積の反射面がユーザ側を指向している。その結果、水平部20の意匠面24側では、アルミフレーク12で光が効率よく反射され、ユーザが十分な光沢感を認識することができる。
アルミフレーク12は、ウェルド部18の裏面26側では、長手方向が厚さ方向Tと略平行となるように(水平部20の延在方向Lと略直交するように)配向する。
アルミフレーク12は、ウェルド部18の意匠面24側では、長手方向が水平部20の延在方向Lと略平行となるように(水平部20の厚さ方向Tと略直交するように)配向する。
水平部20は、その厚さ方向Tに沿って切り出したとき、意匠面24側と裏面26側とでアルミフレーク12の姿勢が相違する部位(本発明の実施形態ではウェルド部18)を有している。
水平部20のウェルド部18の裏面26側では、アルミフレーク12の上記配向によって、光の反射が少なく、ユーザが光沢感を認識し難い。水平部20の裏面26側は、通常はユーザから視認されない部位であり、十分な光沢感が得られない部位があっても差し支えない。しかし、樹脂材料が透光性を有する場合、裏面26側のウェルドラインが意匠面24に影を生じさせることがある。
図3A〜図3Dは、本発明の実施形態の突部1の形態の平面図である。
図3A〜図3Dに示すように、水平部20の裏面26側の突部1は、裏面26の平面視で種々形状をなす形態がある。具体的に、図3Aでは、裏面26の平面視でU字形状(やぐら形状)のリブ1aとされ、図3Bでは、互いに平行な一対のリブ1bとされ、図3Cでは、裏面26の平面視で+字形状のリブ1cとされ、図3Dでは、リブを含む円筒形状のボス1dとされる。以下、突部1をリブ1と称することがある。
図4は、比較例の突部1周辺の成形時を示す図1に相当する断面図である。図5は、本発明の実施形態の突部1周辺の成形時を示す図1に相当する断面図である。図6は、本発明の実施形態の変形例における突部1周辺の成形時を示す図1に相当する断面図である。
図4に示すように、樹脂成形品10を成形するべく金型のキャビティ52内に溶融樹脂14,16を充填した際、水平部20の裏面26側を流れる溶融樹脂14,16の一部は、突部1用の成形空間に流れ込む。突部1用の成形空間に流れ込む溶融樹脂14,16のアルミフレーク12は、長手方向が裏面26と略直交するように配向する。
溶融樹脂14,16が突部1用の成形空間に流れ込む際、アルミフレーク12の長手方向は、突部1の根元の周囲の隅部7で向きが変化する。このとき、アルミフレーク12の長手方向は、裏面26と略平行な向きから裏面26と略直交する向き(突部1の突出方向と略平行となる向き)に変化する。この変化部分(隅部7)が意匠面24に透けると、意匠面24に影(ウェルドライン)が生じて外観性に影響する。
図5に示すように、本発明の実施形態では、裏面26における突部1の周囲に、傾斜面3を形成する隆起部(駄肉部)5を設けている。隆起部5は、突部1に近付くほど肉厚を増加させている。溶融樹脂14,16が突部1に流れ込む際、溶融樹脂14,16はコアンダ効果によって隆起部5の傾斜面3に沿って流れる。このため、隆起部5では、アルミフレーク12が長手方向を傾斜面3に沿うように傾斜させる。その後、アルミフレーク12が突部1の根元の隅部7で向きを変化させ、長手方向を裏面26と略直交させるように配向する。
隆起部5の傾斜面3は、裏面26における意匠面24と平行をなす平坦な基準面26aに対し、突部1に近付くほど基準面26aから離間するように傾斜している。本発明の実施形態では、傾斜面3が突部1側で基準面26aとの間に形成する角度θは、8°に設定されている。角度θが8°を越えると、溶融樹脂14,16が突部1に流れ込む際に意匠面24側の樹脂を引き込み、意匠面24にヒケを生じさせる。角度θの上限値(規定の角度)は、水平部20の板厚、突部1の形状、樹脂材料等に応じて異なるが、意匠面24のヒケを抑止するために上限値を設定することが好ましい。隆起部5が形成する傾斜面3は、平坦面に限らず、フィレット面であってもよい。また、隆起部5が傾斜面を形成する必要もない。
隆起部5がない場合、アルミフレーク12の向きは、突部1の根元の隅部7で略直角に変化する。傾斜部および隆起部5がある場合、アルミフレーク12の向きは、突部1の根元の隅部7で90°から角度θ分を引いた角度だけ変化する。すなわち、傾斜部および隆起部5がある場合、突部1の根元の隅部7におけるアルミフレーク12の向きの変化が穏やかになる。また、突部1の根元の隅部7が意匠面24から離間するため、アルミフレーク12の向きの変化部分が意匠面24に透け難くなる。
水平部20におけるアルミフレーク12の密度は、意匠面24側に比べて、突部1の突出先端側の方が高い。このため、突部1の根元側でアルミフレーク12が目立ちすぎない構造となっている。したがって、アルミフレーク12が意匠面24に浮き出てしまうことを抑止し、意匠面24の外観性を向上させている。
隆起部5の傾斜面3は、平面状に形成されたものに限らず、図6に示す傾斜面3’のように、段差部3aを複数並べた波形に形成されてもよい。この場合、傾斜面3に階段状の凹凸が形成されるため、溶融樹脂14,16が傾斜面3’に沿って流れる際、傾斜面3’の凹凸によってアルミフレーク12の配向がランダムとなる。このため、突部1の根元でアルミフレーク12の向きの変化が集中し難くなり、意匠面24にアルミフレーク12の向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなる。隣接する段差のピッチは、アルミフレーク12の粒径以上とすることが好ましい。
ここで、アルミフレーク12は、アクリル樹脂等によって樹脂コーティングされ、表面に樹脂層を有している。アルミフレーク12は、予め樹脂コーティングされた状態で、光沢材として熱可塑性樹脂に含有されている。アルミフレーク12が予め樹脂コーティングされることで、ABS等の溶融樹脂14,16との親和性が高まる。これにより、アルミフレーク12の流動性が向上し、アルミフレーク12の向きをコントロールしやすくなっている。
図7は、縦軸を製品(水平部20)の厚み、横軸をリブ1の厚みとして意匠面24の外観性合格の範囲ar(図中ハッチング範囲)を示すグラフである。範囲arは、樹脂成形の技術要件から量産可能な製品厚みの下限値t1と上限値t2との間、かつリブ厚みの下限値tr1と上限値tr2との間にあり、さらに下記線L3よりも大となる範囲である。図中線L1,L2,L3は、アルミフレーク12のサイズ(粒径)および表面処理(樹脂コーティング)を異ならせた場合の、リブ厚みに対する製品厚みの下限値を示している。なお、線L1はアルミフレーク12に樹脂コーティングを施さない例、線L2は線L1と同一粒径のアルミフレーク12に樹脂コーティングを施した例、線L3は線L1,L2に対して1.5倍の粒径のアルミフレーク12に樹脂コーティングを施した例をそれぞれ示す。
図7に示すように、アルミフレーク12の粒径が同一の場合、樹脂コーティングを施した例の方が、樹脂コーティングを施さない例よりも、意匠面24の外観性合格の範囲が拡大する。また、樹脂コーティングを施した場合、アルミフレーク12の粒径が大きい例の方が、粒径が小さい例よりも、意匠面24の外観性合格の範囲が拡大する。
また、アルミフレーク12の粒径が大きいほど、着色に用いる顔料を隠ぺいしなくなるため、顔料による発色がよくなり、配向抑制効果が大きくなる。すなわち、樹脂自体に色をつける場合に顔料を使うと、顔料の粒子をアルミフレーク12が覆うが、アルミフレーク12の粒径が大きいと顔料の周辺を埋め尽くさなくなるため、顔料による発色がよくなる。
次に、樹脂成形品10の製造方法について、それを実施するための射出成形装置30とともに図2を参照して説明する。
図2に示す射出成形装置30は、固定型としての凹型32と、可動型としての凸型34とを有する。
凹型32は、作業ステーションに位置決め固定された固定プラテン36に設けられる。凹型32は、凸型34側から固定プラテン36側に陥没した凹部38を有する金型である。凹部38は、水平部20を成形するための垂直壁40と、スカート部22を成形するための傾斜壁42とを備える。凹部38には、樹脂成形品10の意匠面24となる部位が臨む。
凹型32は、凹部38に近接する位置に、比較的長尺な第1ヒータ44、および比較的短尺な第2ヒータ46を、それぞれ複数本埋設している。なお、図2においては、複数本の第1ヒータ44中の1本、および複数本の第2ヒータ46中の2本をそれぞれ示している。
第1ヒータ44は、垂直壁40に平行に延在するように配置される。第2ヒータ46は、第1ヒータ44に対して直交する方向に延在するとともに、傾斜壁42に近接するように配置される。
凸型34は、可動プラテン48に設けられている。可動プラテン48は、図示しない変位機構(例えば、油圧シリンダ等)の作用下に、凹型32に対して接近又は離間する方向に変位する。凸型34は、可動プラテン48に追従して同一方向に変位する。
凸型34は、凹部38に指向して突出した凸部50を有する。凸型34は、凹型32に指向して接近し、いわゆる型閉じがなされる。このとき、凸型34の凸部50が凹型32の凹部38内に進入し、凸部50および凹部38の間にキャビティ52が形成される。凸部50は、突部1成形用の凹部58を有している。
凸型34は、図示しない複数個の射出機を設置している。各射出機から射出された溶融樹脂14,16は、図示しないランナ、及びスプルー54a,54bを経由し、さらに、ゲート56a,56bを含む複数個のゲートを通過して、キャビティ52に供給される。
本発明の実施形態に係る樹脂成形品10の製造方法は、上記した射出成形装置30により、以下のように実施される。
まず、可動プラテン48に設けられた上記変位機構の作用下に、凸型34を凹型32に対して接近させる。これにより型閉じがなされ、凹部38と凸部50とでキャビティ52が形成される。
次に、上記複数個の射出機の各々から、アルミフレーク12が予め添加された溶融樹脂14,16を射出する。溶融樹脂14,16は、上記ランナ、スプルー54a,54b及び複数個のゲート(ゲート56a,56bを含む)をこの順序で通過し、キャビティ52に導入される。図2における下方に配設された射出機から射出された溶融樹脂14は、図2における下方から上方、すなわち矢印Xに向かって流動する。一方、図2における上方に配設された射出機から射出された溶融樹脂16は、図2における上方から下方、すなわち矢印Yに向かって流動する。
溶融樹脂14,16がキャビティ52に導入されるのに先んじて、第1ヒータ44及び第2ヒータ46が凹型32を加熱する。このため、溶融樹脂14,16において、凹型32の垂直壁40及び傾斜壁42に近接する部位では温度が上昇し、硬化が起こり難くなる。すなわち、溶融樹脂14,16において、凹型32の垂直壁40及び傾斜壁42に近接する部位では、流動可能な状態が維持される。
溶融樹脂14,16の流動方向先端は、内部側が表層側よりも突出した湾曲形状となる。溶融樹脂14,16の流動方向先端では、アルミフレーク12が該先端の湾曲方向に沿って配向する。
この状態で、キャビティ52内で溶融樹脂14,16同士が会合する。このとき、溶融樹脂14,16の流動方向先端において、アルミフレーク12は、流動方向に対して傾斜した姿勢が保たれている。この時点で、ウェルド部18の意匠面24側は未硬化である。これは、溶融樹脂14,16の凹型32に臨む表層部が、第1ヒータ44及び第2ヒータ46によって加熱されているからである。一方、ウェルド部18の裏面26側では、凸型34に熱が奪取されることにより、他の部位に比して短時間で硬化が進行する。すなわち、スキン層が形成される。
キャビティ52内で溶融樹脂14,16同士が会合した後、キャビティ52が溶融樹脂14,16で満たされる。換言すれば、溶融樹脂14,16がキャビティ52に充填される。その後、例えば、上記複数個のゲート中の1つから溶融樹脂14,16に対して圧力を付与する。圧力を付与するには、例えば、上記射出機から溶融樹脂を射出するか、ゲートにピンを挿入すればよい。
溶融樹脂14,16に対して圧力が付与されると、該溶融樹脂14,16において、未だ硬化せず流動性を維持している凹部38側の表層、及び内部が若干流動する。この際、溶融樹脂14,16中のアルミフレーク12が、流動する溶融樹脂14,16に押圧されて再配向する。
すなわち、凹部38側の表層、及び内部に含まれるアルミフレーク12の姿勢が、長手方向が流動方向に沿うように矯正される。これにより、ウェルド部18の意匠面24側において、アルミフレーク12の長手方向を意匠面24に沿う方向に略合致させることができる。
これに対し、ウェルド部18の裏面26側では、上記スキン層が形成されているため、ゲートから圧力が付与された際に、流動がほとんど生じない。このため、アルミフレーク12の姿勢が矯正されることはなく、アルミフレーク12は、長手方向が流動方向に対して傾斜した姿勢を維持する。
この状態で、第1ヒータ44及び第2ヒータ46が停止されると、溶融樹脂14,16の熱が凹型32にも奪取されるようになる。その結果、凹型32に接触する表層から内部にかけて、溶融樹脂14,16の硬化が進行する。溶融樹脂14,16の硬化が終了することで、ウェルド部18を有する樹脂成形品10(図1参照)が得られる。
前述のように、樹脂成形品10を成形するべくキャビティ52内に溶融樹脂14,16を充填した際、水平部20の裏面26側を流れる溶融樹脂14,16の一部は、突部1成形用の凹部58に流れ込む。凹部58に流れ込む溶融樹脂14,16のアルミフレーク12は、長手方向が裏面26と略直交するように配向する。溶融樹脂14,16が凹部58に流れ込む際、アルミフレーク12の長手方向は、突部1の根元の周囲で向きが変化する。
このとき、突部1の周囲に傾斜面3を形成する隆起部5が設けられるので、溶融樹脂14,16が凹部58に流れ込む際、溶融樹脂14,16は傾斜面3に沿って流れる。アルミフレーク12は、隆起部5で長手方向を傾斜させた後、突部1の根元の周囲で向きを変化させる。このため、突部1の根元におけるアルミフレーク12の向きの変化が穏やかになる。また、突部1の根元が意匠面24から離間する。したがって、アルミフレーク12の向きの変化部分が意匠面24に透け難くなり、意匠面24への影響を抑える。
以上説明したように、上記実施形態における樹脂成形品10は、アルミフレーク12が添加された樹脂材からなるものであって、意匠面24を形成する水平部20を備え、上記水平部20は、上記意匠面24と反対側の裏面26に、上記意匠面24と反対側に突出する突部1を備え、上記裏面26における上記突部1の周囲には、上記裏面26の基準面26aに対し、上記突部1に近付くほど上記基準面26aから離間するように肉厚となる隆起部5が形成されている。
この構成によれば、突部1の根元に、突部1に近付くほど肉厚となる隆起部5を設けることで、突部1に流れ込むアルミフレーク12の向きの変化が穏やかになる。また、突部1の根元が意匠面24から離間するため、アルミフレーク12の向きの変化部分が意匠面24に透け難くなる。したがって、意匠面24にアルミフレーク12の向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面24の外観性を向上させることができる。
また、上記樹脂成形品10では、上記隆起部5の上記基準面26aに対する傾斜角度θが、規定の角度以下に設定されている。
この構成によれば、隆起部5の角度θを制限し、突部1の根元の周囲で隆起部5の肉厚の増加を制限して、意匠面24にヒケが生じることを抑止することができる。
また、上記樹脂成形品10は、上記隆起部5では、上記アルミフレーク12が長手方向を上記隆起部5に沿わせて配置されている。
この構成によれば、突部1の根元の周囲では、アルミフレーク12が長手方向を隆起部5に沿わせ、その後、アルミフレーク12が突部1に流れ込むので、アルミフレーク12の向きの変化が穏やかになる。このため、意匠面24にアルミフレーク12の向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面24の外観性を向上させることができる。
また、上記樹脂成形品10では、上記アルミフレーク12が、表面に樹脂層を備えている。
この構成によれば、アルミフレーク12がアクリル樹脂等によって予め樹脂コーティングされた態様をなすことで、ABS等の溶融樹脂14,16との親和性が高まり、アルミフレーク12の流動性が向上する。したがって、突部1の根元の隆起部5によってアルミフレーク12の向きをコントロールしやすくなる。このため、意匠面24にアルミフレーク12の向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面24の外観性を向上させることができる。また、図7に示すように、意匠面24の外観性合格の範囲を拡大することができるので、リブ形状の自由度を高めることができる。
また、上記樹脂成形品10では、上記隆起部5が、段差部3aを備えている。
この構成によれば、隆起部5に段差部3aを設けることで、隆起部5に沿って流れるアルミフレーク12の向きが拡散しやすくなり、突部1の根元でアルミフレーク12の向きの変化が集中し難くなる。このため、意匠面24にアルミフレーク12の向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面24の外観性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、水平部20のように、意匠面24と裏面26とが略平行な板状の平坦部に限らず、意匠面24と裏面26とが非平行であったり少なくとも一方が凹凸を含んだ構成であってもよい。また、水平でない平坦部に適用してもよい。
そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1 突部
3a 段差部
5 隆起部(駄肉部)
10 樹脂成形品
12 アルミフレーク(金属フレーク)
20 水平部(平坦部)
24 意匠面
26 裏面
26a 基準面
θ 傾斜角度
【0002】
記突部に近付くほど前記基準面から離間するように肉厚となる駄肉部が形成されていて、前記駄肉部は、段差部を備えている。
[0007]
(2)上記(1)に記載の樹脂成形品では、前記駄肉部の前記基準面に対する傾斜角度は、規定の角度以下に設定されてもよい。
[0008]
(3)上記(1)又は(2)に記載の樹脂成形品では、前記駄肉部では、前記金属フレークが長手方向を前記駄肉部に沿わせて配置されてもよい。
[0009]
(4)上記(1)から(3)の何れか一項に記載の樹脂成形品では、前記金属フレークは、表面に樹脂層を備えてもよい。
[0010]
(6)上記(1)から(4)の何れか一項に記載の樹脂成形品では、隆起部の傾斜面は、前記段差部を複数並べた波形としてもよい。
(7)上記(1)から(4)、及び(6)の何れか一項に記載の樹脂成形品では、前記段差部のピッチは、アルミフレークの粒径以上としてもよい。
発明の効果
[0011]
本発明の上記(1)に記載の樹脂成形品によれば、突部に近付くほど裏面の基準面から離間するように肉厚となる駄肉部を設けている。駄肉部は、意匠面の外観性を向上させるために意図的に設けたものである。上記樹脂成形品の成形時、平坦部を成形する溶融樹脂が意匠面に沿って流れると、裏面側を流れる溶融樹脂の一部が突部用の成形空間に流れ込む。溶融樹脂内の金属フレークは、溶融樹脂の流動方向に長手方向を沿わせるように配向する。意匠面側では金属フレークが長手方向を意匠面に沿わせるように配向され、光の反射が良好になって意匠面の外観性を向上させる。突部の成形空間に流れ込む溶融樹脂の金属フレークは、長手方向を意匠面と直交させるように配向する。溶融樹脂が突部の成形空間に流れ込む際、金属フレークの向きは、突部の根元で変化し、意匠面に対して垂直となる。この変化部分が意匠面に透けると、意匠面に影(ウェルドライン)を生じさせて外観性に影響する。これに対し、突部の根元に突部に近付くほど肉厚となる駄肉部を設けることで、突部に流れ込む金属フレークの向きの変化が穏やかになる。また、突部の根元が意匠面から離間するため、金属フレークの向きの変化部分が意匠面に透け難くなる。したがって、意匠面に金属フレークの向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面の外観性を向上させることができる。
また、駄肉部に段差部を設けることで、駄肉部に沿って流れる金属フレークの向きが拡散しやすくなり、突部の根元で金属フレークの向きの変化が集中し難くなる。このため、意匠面に金属フレークの向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面の外観性を向上させることができる。
【0003】
[0012]
本発明の上記(2)に記載の樹脂成形品によれば、駄肉部の角度を制限することで、突部の根元の周囲で隆起部の肉厚の増加を制限し、意匠面にヒケが生じることを抑止することができる。
[0013]
本発明の上記(3)に記載の樹脂成形品によれば、突部の根元の周囲では、金属フレークが長手方向を駄肉部に沿わせ、その後、金属フレークが突部に流れ込むので、金属フレークの向きの変化が穏やかになる。このため、意匠面に金属フレークの向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面の外観性を向上させることができる。
[0014]
本発明の上記(4)に記載の樹脂成形品によれば、金属フレークがアクリル樹脂等によって予め樹脂コーティングされた態様をなすことで、ABS等の溶融樹脂との親和性が高まり、金属フレークの流動性が向上する。したがって、突部の根元の駄肉部によって金属フレークの向きをコントロールしやすくなる。このため、意匠面に金属フレークの向きの変化によるウェルドラインが生じ難くなり、意匠面の外観性を向上させることができる。また、意匠面の外観性合格の範囲を拡大することができるので、リブ形状の自由度を高めることができる。
[0015]
図面の簡単な説明
[0016]
[図1]本発明の実施形態の樹脂成形品の厚さ方向Tに沿う断面図である。
[図2]本発明の実施形態の射出成形装置の要部の断面図である。
[図3A]本発明の実施形態の突部の形態の平面図である。
[図3B]本発明の実施形態の突部の形態の平面図である。
[図3C]本発明の実施形態の突部の形態の平面図である。
[図3D]本発明の実施形態の突部の形態の平面図である。

Claims (5)

  1. 金属フレークが添加された樹脂材からなる樹脂成形品において、
    意匠面を形成する平坦部を備え、
    前記平坦部は、前記意匠面と反対側の裏面に、前記意匠面と反対側に突出する突部を備え、
    前記裏面における前記突部の周囲には、前記裏面の基準面に対し、前記突部に近付くほど前記基準面から離間するように肉厚となる駄肉部が形成されている樹脂成形品。
  2. 前記駄肉部の前記基準面に対する傾斜角度は、規定の角度以下に設定されている請求項1に記載の樹脂成形品。
  3. 前記駄肉部では、前記金属フレークが長手方向を前記駄肉部に沿わせて配置されている請求項1又は2に記載の樹脂成形品。
  4. 前記金属フレークは、表面に樹脂層を備えている請求項1から3の何れか一項に記載の樹脂成形品。
  5. 前記駄肉部は、段差部を備えている請求項1から4の何れか一項に記載の樹脂成形品。
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