JPWO2018135365A1 - 塗布ヘッドおよび塗布装置 - Google Patents

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Abstract

塗布ヘッドは、塗布液が充填される圧力室の一部を形成する本体部と、前記圧力室の他の一部を形成する接液膜と、前記接液膜を前記圧力室の内部に向けて撓ませることにより、前記圧力室に連続する吐出口から前記塗布液を吐出させる加圧部と、を備え、前記本体部が、前記接液膜が一定の状態における前記圧力室の容積を変更可能とする容積変更部を有する。好ましくは、前記加圧部が前記接液膜を撓ませる方向は、前記接液膜に直交する一方向を含み、前記容積変更部が、前記一方向において、前記接液膜に対向する対向部を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、塗布ヘッドおよび塗布装置に関する。
従来、対象物上に塗布液を塗布する際に、塗布装置が利用される。塗布装置の塗布ヘッドでは、圧力室に塗布液が充填され、圧電素子を含む加圧部が接液膜を圧力室の内部に向けて撓ませることにより、当該塗布液に圧力が付与される。これにより、当該圧力室に連続する吐出口から塗布液が吐出される。
なお、特開2016−392号公報では、微量液体流出方法が開示されている。当該方法では、液体通路の容量可変通路部分を外側から加圧して、その内容積が減少する方向に収縮させることにより、当該容量可変通路部分内の液体が、下流側通路部分、上流側通路部分の双方に押し出される。このとき、これらの液体通路抵抗に応じて、下流側通路部分には微小量の液体が押し出されるため、微量液体が精度よく滴下される。
特開2016−392号公報
ところで、近年、塗布装置おいて用いられる塗布液の種類は、多様化している。一方、塗布液の粘度は、塗布液の種類により異なる。塗布液の粘度が高くなると、圧力損失が大きくなるため、塗布液が吐出口から適切に吐出されなくなる。加圧部が接液膜に生じさせる撓み量を大きくして、塗布液に付与する圧力を大きくすることも考えられるが、実際には、撓み量の増大にはある程度の限界がある。したがって、広範囲の粘度の塗布液を適切に吐出することが可能な新規な塗布ヘッドが求められている。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、広範囲の粘度の塗布液を適切に吐出することを目的としている。
本発明の例示的な塗布ヘッドは、塗布液が充填される圧力室の一部を形成する本体部と、前記圧力室の他の一部を形成する接液膜と、前記接液膜を前記圧力室の内部に向けて撓ませることにより、前記圧力室に連続する吐出口から前記塗布液を吐出させる加圧部と、を備え、前記本体部が、前記接液膜が一定の状態における前記圧力室の容積を変更可能とする容積変更部を有する。
本発明によれば、広範囲の粘度の塗布液を適切に吐出することができる。
図1は、第1の実施形態に係る塗布装置の構成を示す図である。 図2は、塗布ヘッドを示す断面図である。 図3は、塗布ヘッドを示す断面図である。 図4は、配管モデルを示す図である。 図5は、塗布ヘッドの他の例を示す断面図である。 図6は、塗布ヘッドを示す断面図である。 図7は、第2の実施形態に係る塗布ヘッドを示す断面図である。 図8は、塗布ヘッドを示す断面図である。 図9は、塗布ヘッドの他の例を示す断面図である。 図10は、塗布ヘッドを示す断面図である。 図11は、塗布ヘッドの他の例を示す断面図である。 図12は、塗布ヘッドの一部を示す底面図である。 図13は、塗布ヘッドの他の例を示す断面図である。 図14は、塗布ヘッドの他の例を示す断面図である。 図15は、塗布ヘッドの他の例を示す断面図である。
(第1の実施形態) 図1は、本発明の例示的な第1の実施形態に係る塗布装置1の構成を示す図である。塗布装置1は、プリント基板、半導体基板等の各種基板である対象物9上に所定の塗布液を塗布する装置である。対象物9は、機械部品等であってもよい。塗布液は、例えば、各種接着剤(エポキシ、UV硬化等)、封止剤、アンダーフィル剤、グリース等である。
塗布装置1は、制御部10と、移動機構2と、塗布ヘッド3と、塗布液供給部4と、を含む。制御部10は、塗布装置1の全体制御を担う。移動機構2は、ステージ21と、ステージ移動機構22と、を含む。ステージ21は、対象物9を保持する。ステージ移動機構22は、塗布ヘッド3に対してステージ21を移動する。ステージ移動機構22によるステージ21の移動方向は、例えば、互いに垂直な2方向である。典型的には、これらの移動方向は、塗布ヘッド3による塗布液の吐出方向に垂直である。ステージ移動機構22は、ステージ21を吐出方向に平行な軸を中心として回転可能であってもよい。
塗布液供給部4は、塗布ヘッド3における後述の圧力室32(図2参照)に塗布液を供給する。塗布液供給部4は、塗布液タンク41と、供給流路42と、圧力調整部43と、を含む。塗布液タンク41は、塗布液を貯溜する。塗布液タンク41の内部は、密閉されている。供給流路42の一端は、塗布液タンク41に接続され、他端は、塗布ヘッド3に接続される。すなわち、供給流路42を介して、塗布液タンク41の内部と塗布ヘッド3の圧力室32とが空間的に連続する。塗布液タンク41は、塗布ヘッド3よりも鉛直方向上方に配置される。圧力調整部43は、例えば圧力調整ポンプを含む。圧力調整部43により、塗布液タンク41内の圧力が、大気圧を含む圧力範囲内の任意の値に調整される。例えば、塗布液タンク41内の圧力は、大気圧よりも低い負圧に調整される。
図2は、塗布ヘッド3を示す断面図である。図2では、後述の吐出口321の中心線C1を含む面における塗布ヘッド3の断面を示している。塗布ヘッド3は、本体部31と、接液膜34と、加圧部35と、を含む。本体部31は、例えば金属等により形成される。本体部31は、本体環状部311と、保持部312と、容積変更部36と、を含む。本体環状部311は、中心線C1を中心とする環状の部材である。本体環状部311の内側面は、圧力室32の側面を形成する。圧力室32は、塗布ヘッド3の内部空間であり、例えば中心線C1を中心とする円柱状である。圧力室32には、塗布液が充填される。圧力室32の側面には、供給口322が設けられる。圧力室32の底面には、吐出口321が設けられる。供給口322および吐出口321は、圧力室32に連続する。保持部312および容積変更部36の詳細については後述する。
接液膜34は、金属等により形成されるダイアフラムである。圧力室32において、接液膜34は吐出口321に対向する。接液膜34は、圧力室32における底面に対向する面を形成する。塗布ヘッド3では、本体部31により圧力室32の一部が形成され、接液膜34により圧力室32の他の一部が形成される。接液膜34の圧力室32側の表面は、圧力室32内の塗布液と接触する接液面である。接液膜34の外縁部は、本体部31の本体環状部311に固定される。吐出口321および供給口322を除き、圧力室32は、本体部31および接液膜34により密閉される。塗布ヘッド3では、圧力室32内の塗布液に含まれる気泡を除去するための排出口等が、必要に応じて設けられてもよい。
加圧部35は、圧電素子351を含む。圧電素子351は、接液膜34における接液面とは異なる面に固定される。図示省略の駆動回路が圧電素子351に駆動電圧を供給することにより、圧電素子351が伸縮動作を行い、接液膜34の撓み量が変化する。接液膜34が吐出口321に向かって撓む際に、圧力室32内の塗布液に圧力が付与され、吐出口321から外部に塗布液が吐出される。このように、加圧部35が接液膜34を圧力室32の内部に向けて撓ませることにより、吐出口321から塗布液が吐出される。図1の塗布ヘッド3において加圧部35が接液膜34を撓ませる方向は、撓んでいない状態の接液膜34に直交する方向を含む。以下の説明では、接液膜34に直交する方向を「膜法線方向」という。図2の塗布ヘッド3では、膜法線方向は、吐出口321の中心線C1に平行である。膜法線方向は、塗布液の吐出方向に一致する。
保持部312は、本体環状部311において接液膜34とは反対側の面に取り付けられる。保持部312には、中心線C1を中心とする孔部313が形成される。孔部313の直径は、圧力室32の直径よりも小さい。保持部312は、圧力室32の底面の外縁部を形成する。保持部312は、例えば金属等により形成される。
容積変更部36は、対向部371を含む。対向部371は、膜法線方向において接液膜34に対向する。対向部371は、膜法線方向に移動可能な可動部372を含む。可動部372は、筒状部材373と、吐出板374と、を含む。筒状部材373および吐出板374は、例えば金属等により形成される。筒状部材373は、中心線C1を中心とする円筒状であり、膜法線方向に延びる。膜法線方向における筒状部材373の一方の端部375は、圧力室32の内部側に配置される。以下、当該端部375を「内部側端部375」という。筒状部材373の他方の端部は、圧力室32の外部側に配置される。以下、当該端部を「外部側端部」という。筒状部材373は、圧力室32の内部から外部まで連続し、圧力室32の内部と外部をつなぐ部材である。
筒状部材373は、保持部312により保持される。詳細には、孔部313の側面の全体、または、膜法線方向における当該側面の一部の範囲には、雌ねじが形成される。筒状部材373の外側面には、雄ねじが形成される。雄ねじは、例えば内部側端部375から外部側端部の近傍まで形成される。当該雄ねじは、当該雌ねじに対してねじ作用により嵌め合わされる。したがって、筒状部材373を中心線C1を中心とする一の回転方向に回転することにより、筒状部材373が、膜法線方向における接液膜34側に移動する(後述の図3参照)。筒状部材373を他の回転方向に回転することにより、筒状部材373が膜法線方向における接液膜34とは反対側に移動する。筒状部材373は、膜法線方向に移動可能な状態で、保持部312により保持される。図2の塗布ヘッド3では、例えば、シールテープを筒状部材373の外側面の雄ねじに巻いた状態で、当該雄ねじが雌ねじに嵌め合わされる。筒状部材373の外側面と孔部313の側面との間のシールテープの部位により、シール部材33が構成される。
吐出板374は、既述の吐出口321が設けられる板状の部材である。吐出口321の直径は任意に決定されてよい。吐出板374は、中心線C1に垂直である。吐出板374は、内部側端部375に取り付けられ、圧力室32の内部に配置される。吐出口321から吐出される塗布液は、筒状部材373内を通過して対象物9に向かう。圧力室32の外部において、吐出口321の周囲が筒状部材373により囲まれていることにより、塗布液の吐出の際に、周囲の風の影響を抑制することが可能となる。なお、筒状部材373の内径は、十分に大きいため、原則として、筒状部材373内を通過する塗布液が、筒状部材373の内側面に付着することはない。筒状部材373の内側面は、筒状の面であるならば、円筒面以外であってもよい。また、内部側端部375から外部側端部に向かって、内側面の直径が漸次増大してもよい。
筒状部材373は、フランジ部376を含む。フランジ部376は、外部側端部に設けられ、圧力室32の外部に配置される。外部側端部において、フランジ部376を含む部位は、ねじ頭と捉えることが可能である。図2の下側から中心線C1に沿ってフランジ部376を見た場合に、フランジ部376の端面には、例えば、中心線C1を中心とする十字状の溝が形成される。これにより、当該十字状の溝を利用して、筒状部材373を容易に回転することが可能である。フランジ部376の外形が、六角形等の多角形とされてもよい。この場合も、筒状部材373を容易に回転することが可能である。
図1の塗布装置1における通常動作では、制御部10が、移動機構2および塗布ヘッド3を制御することにより、対象物9上に塗布液が塗布される。具体的には、移動機構2がステージ21を移動することにより、対象物9上の塗布対象の位置が、吐出口321に対向する位置に配置される。そして、圧電素子351に駆動電圧を供給することにより、吐出口321から上記位置に向かって塗布液の液滴が吐出される。圧電素子351は高い応答性を有するため、駆動電圧の制御により、液滴の量の微小化および調整を容易に行うことが可能である。塗布装置1では、対象物9の移動および塗布液の吐出を繰り返すことにより、対象物9上の全ての塗布対象の位置に塗布液が塗布される。
塗布ヘッド3では、対象物9上に塗布する塗布液の粘度に合わせて、膜法線方向における可動部372の位置が変更される。例えば、同じ量の液滴を吐出する場合に、粘度が比較的低い塗布液を用いるときには、筒状部材373が、膜法線方向において接液膜34から離れた図2に示す位置に配置される。粘度が比較的高い塗布液を用いるときには、筒状部材373が、膜法線方向において接液膜34に近づいた図3に示す位置に配置される。図2および図3では、接液膜34と吐出板374との間の距離を符号L1,L2を付す矢印にて示している。
圧力室32の底面の中央部は、吐出板374である。既述のように、吐出板374は、筒状部材373と共に膜法線方向に移動する。したがって、接液膜34が一定の状態である、例えば、圧電素子351に駆動電圧を供給していない場合に、膜法線方向における筒状部材373の位置に応じて、圧力室32の容積が変化する。具体的には、筒状部材373が接液膜34に近づくに従って、圧力室32の容積が小さくなる。加圧部35により生じる接液膜34の撓み量が一定である場合、圧力室32の容積が小さいほど、加圧部35による当該容積の変化率が大きくなり、圧力室32内の塗布液に付与される圧力が大きくなる。よって、粘度が高い塗布液であっても、圧力室32の容積を小さくすることにより、当該塗布液を吐出口321から適切に吐出することが可能となる。筒状部材373の可動距離は、例えば数百μm〜数mmである。塗布ヘッド3では、圧力室32の容積を、例えば最大容積の10%まで小さくすることが可能である。
塗布ヘッド3の使用の一例では、実験等を行うことにより、塗布液の粘度および液滴の量と、膜法線方向における筒状部材373の位置との関係が予め取得される。実際に用いる塗布液の粘度および液滴の所望量から、膜法線方向において筒状部材373を配置すべき位置が特定される。そして、塗布ヘッド3において筒状部材373が当該位置に配置され、対象物9上への塗布液の塗布が行われる。
ここで、容積変更部を省略した、すなわち、圧力室の容積が一定である比較例の塗布ヘッドを想定する。比較例の塗布ヘッドでは、例えば、圧力室の容積を比較的小さく作製することにより、粘度が高い塗布液が吐出可能となる。一方、粘度が低い塗布液を吐出する際に、圧力室内の塗布液に付与される圧力が過度に高くなってしまい、当該塗布液の液滴を適切に吐出することができない。なお、圧電素子が接液膜に生じさせることが可能な最大撓み量は、例えば数μm〜十数μmであるため、接液膜の撓み量の調整のみにより、粘度が高い塗布液および粘度が低い塗布液の双方を適切に吐出することは困難である。
これに対し、塗布ヘッド3では、接液膜34が一定の状態における圧力室32の容積が、容積変更部36により変更可能である。これにより、広範囲の粘度の塗布液を適切に吐出することができる。例えば、塗布ヘッド3では、100ミリパスカル秒(mPa・s)以上30万mPa・s以下の粘度範囲の塗布液を適切に吐出することが可能である。
ところで、図4に示す配管モデルを考えた場合に、入口側の圧力P1と出口側の圧力P2との差、すなわち、圧力損失は、一般的に数1により表される。数1において、μは粘性係数(粘度)[Pa・s]、Lは管長さ[m]、Vは流量[m3/s]、Dは管内径[m]である。
(数1) P1−P2=128μLV/πD4
数1より、管内径Dが圧力損失に大きな影響を及ぼすことが判る。図2の塗布ヘッド3では、接液膜34および吐出口321が、図4の配管モデルにおける入口側および出口側にそれぞれ対応する。圧力室32の容積を小さくする場合に、仮に、圧力室32の直径を小さくするときには、圧力損失が大きくなってしまう。したがって、塗布ヘッドにおける塗布液の吐出に係るエネルギー効率が低くなる。また、圧力損失が大きい場合、圧力室内の塗布液に付与される圧力によっては塗布液が吐出できない恐れがある。
これに対し、塗布ヘッド3では、圧力室32の容積を小さくする場合に、圧力室32の直径を変更することなく、管長さLに相当する圧力室32の長さが小さくされる。具体的には、吐出口321が設けられた可動部372を、膜法線方向の接液膜34側に移動して、接液膜34と吐出口321との間の距離が小さくされる。その結果、接液膜34と吐出口321との間の圧力損失を低減することができ、塗布液をより確実に吐出することができる。また、塗布ヘッド3における塗布液の吐出に係るエネルギー効率を高くすることが可能となり、塗布ヘッド3における発熱も抑制することができる。
筒状部材373を移動する塗布ヘッド3では、複雑な構造を採用することなく、圧力室32の容積の大幅な変更を容易に行うことができる。その結果、吐出可能な塗布液の粘度の範囲を大きくすることができる。また、塗布ヘッド3の構造を簡素化して、塗布ヘッド3の小型化を容易に実現することができる。孔部313の側面および筒状部材373の外側面に雌ねじおよび雄ねじを形成することより、筒状部材373を膜法線方向に容易に移動することができる。塗布ヘッド3の設計によっては、上記雌ねじおよび雄ねじが省略され、筒状部材373が保持部312の孔部313に圧入されてもよい。後述の図5および図6の塗布ヘッド3において同様である。
なお、塗布ヘッド3において、圧力室32の容積を変更する際には、圧力室32内に塗布液が充填されていない状態で筒状部材373を膜法線方向に移動することが好ましい。これにより、接液膜34に過度に大きい圧力が作用して、接液膜34が損傷すること等が防止される。塗布液の種類を変更する際には、好ましくは、可動部372が保持部312から取り外され、塗布ヘッド3の内部の洗浄が行われる。また、シール部材33を剥がし、新たなシール部材33となるシールテープが筒状部材373に巻き直された上で、筒状部材373が保持部312に嵌め込まれる。
塗布ヘッド3において、保持部312の厚さが、筒状部材373の可動距離よりも大きくされてもよい。これにより、可動部372を保持部312から取り外すことなく圧力室32の容積を変更する際に、筒状部材373の外側面において塗布液が付着した部位が、外部に露出することが防止される。周囲の温度により塗布液の粘度が僅かに変動する場合等には、加圧部35が接液膜34に生じさせる撓み量を僅かに変更することにより、塗布液の吐出量が調整されてもよい。
図5および図6は、塗布ヘッド3の他の例を示す断面図であり、図2および図3にそれぞれ対応する。図5および図6の塗布ヘッド3では、図2および図3の塗布ヘッド3に対し、補助部材378が追加される。他の構成は、図2および図3と同じであり、同じ構成に同じ符号を付す。
補助部材378は、中心線C1を中心とする環状の部材であり、対向部371に含まれる。補助部材378の内側面には、例えば、雌ねじが形成される。筒状部材373は、補助部材378および保持部312の孔部313の双方に挿入される。筒状部材373が、孔部313に対して締め付けられることにより、補助部材378が、フランジ部376と保持部312との間において両者に接触する。
塗布ヘッド3では、筒状部材373を配置すべき位置に応じて、使用する補助部材378の長さが変更される。詳細には、筒状部材373の複数通りの位置に合わせて、長さが異なる複数の補助部材378が予め準備される。塗布装置1において用いられる塗布液が決定されると、当該塗布液の粘度等に応じて、膜法線方向において筒状部材373を配置すべき位置が特定される。当該位置に対応する1つの補助部材378が選択され、当該補助部材378に筒状部材373が挿入される。筒状部材373は、保持部312の孔部313にさらに挿入される。そして、補助部材378が、フランジ部376および保持部312の双方に接触するまで、筒状部材373が締め付けられる。これにより、筒状部材373の端部に取り付けられた吐出板374と接液膜34との間の距離を精度よく管理して、圧力室32の容積を精度よく調整することができる。補助部材378の内側面の雌ねじは、必要に応じて省略されてもよい。
(第2の実施形態) 図7および図8は、本発明の例示的な第2の実施形態に係る塗布ヘッド3aを示す断面図である。図7および図8の塗布ヘッド3aでは、図2および図3の対向部371に代えて、交換可能な対向部381a,381bが設けられる。また、保持部312が省略され、シール部材33aの構造が図2および図3のシール部材33と異なる。他の構成は、図2および図3と同じであり、同じ構成に同じ符号を付す。
図7および図8に示す対向部381a,381bは、膜法線方向において接液膜34に対向する。図7に示す対向部381aおよび図8に示す対向部381bのそれぞれは、板状部382と、筒状突出部383と、を含む。板状部382は、中心線C1を中心とする円板状であり、中心線C1に対して垂直に広がる。板状部382には、吐出口321が設けられる。筒状突出部383は、板状部382における接液膜34に対向する主面に設けられる。筒状突出部383は、中心線C1を中心とする筒状である。筒状突出部383は、本体環状部311の内側面に圧入され、本体環状部311に対して固定される。本体環状部311の内側面には、環状凹部が形成される。当該環状凹部には、Oリング等のシール部材33aが設けられる。
対向部381a,381bでは、膜法線方向における筒状突出部383の長さが異なる。筒状突出部383の肉厚は、同じである。好ましくは、図7および図8に示す対向部381a,381b以外に、筒状突出部383の長さが異なる他の対向部が準備される。塗布装置1では、対象物9上に塗布する塗布液の粘度等に合わせて、複数の対向部381a,381bから1つの対向部が選択される。例えば、粘度が比較的低い塗布液を用いる際には、筒状突出部383の長さが短い対向部、例えば、図7の対向部381aが選択される。粘度が比較的高い塗布液を用いる際には、筒状突出部383の長さが長い対向部、例えば、図8の対向部381bが選択される。図8の対向部381bを選択する場合における圧力室32の容積は、図7の対向部381aを選択する場合に比べて小さくなる。
以上のように、塗布ヘッド3aでは、対向部が、他の対向部と交換可能であり、当該対向部が本体部31に用いられた場合における圧力室32の容積が、当該他の対向部が本体部31に用いられた場合における圧力室32の容積と異なる。すなわち、塗布ヘッド3aの容積変更部36では、対向部の交換により、接液膜34が一定の状態における圧力室32の容積が変更可能である。これにより、広範囲の粘度の塗布液を適切に吐出することが実現される。
図9および図10は、塗布ヘッド3aの他の例を示す図である。図9および図10に示す対向部381c,381dの板状部382では、図7および図8の対向部381a,381bにおける吐出口321に代えて、孔部384が形成される。孔部384の直径は、後述の吐出板385に設けられる吐出口321に比べて十分に大きい。また、筒状突出部383の内側面は、孔部384の内側面に連続して、中心線C1に平行に延びる。筒状突出部383における接液膜34側の端部には、吐出板385が取り付けられる。吐出板385は、中心線C1に垂直であり、中央に吐出口321が設けられる。吐出板385は、圧力室32の内部に配置される。
複数の対向部381c,381dでは、膜法線方向における筒状突出部383の長さが互いに異なる。したがって、一の対向部が本体部31に用いられた場合における圧力室32の容積が、他の対向部が本体部31に用いられた場合における圧力室32の容積と異なる。これにより、広範囲の粘度の塗布液を適切に吐出することが可能となる。
また、一の対向部および他の対向部のそれぞれが、吐出口321を含み、当該一の対向部が本体部31に用いられた場合における接液膜34と吐出口321との間の距離が、当該他の対向部が本体部31に用いられた場合における当該距離と異なる。詳細には、一の対向部の使用時における圧力室32の容積が、他の対向部の使用時よりも小さくなる場合に、当該一の対向部の使用時における接液膜34と吐出口321との間の距離も、当該他の対向部の使用時よりも小さくなる。これにより、対向部の交換により圧力室32の容積を小さくする際に、接液膜34と吐出口321との間の圧力損失も低減することができる。
上記塗布ヘッド3,3aおよび塗布装置1では様々な変形が可能である。
可動部372を含む塗布ヘッド3において、吐出口321の位置が、本体環状部311に対して固定されてもよい。例えば、図11に示す塗布ヘッド3では、本体環状部311に固定された保持部312に、吐出口321が設けられる。可動部372は、複数のねじ379を含む。図11の下側から保持部312を見た様子を示す図12のように、保持部312には、複数のねじ孔314が設けられ、複数のねじ379は、複数のねじ孔314にそれぞれねじ作用により嵌め合わされる。複数のねじ379の端部は、圧力室32内に配置される。図11に示す塗布ヘッド3では、複数のねじ379が膜法線方向に移動可能である。複数のねじ379において、圧力室32内に配置される部位の長さを変更することにより、圧力室32の容積を容易に変更することができる。
図13に示すように、吐出板374が、筒状部材373の内側面上、すなわち、筒状部材373の内方に取り付けられてもよい。この場合も、圧力室32の容積を小さくする場合に、接液膜34と吐出板374との間の距離も小さくして、接液膜34と吐出口321との間の圧力損失を低減することができる。また、塗布液の吐出において、周囲の風の影響を抑制することができる。
図2および図3の塗布ヘッド3において、図7および図8のシール部材33aと同様のシール部材が設けられてもよい。例えば、図14に示す塗布ヘッド3では、対向部371の筒状部材373と本体環状部311との間に、Oリング等のシール部材33aが設けられる。図15に示す塗布ヘッド3では、筒状部材373と保持部312との間にシール部材33aが設けられる。また、上述の図11の塗布ヘッド3では、対向部371に含まれるねじ379と、ねじ孔314の側面との間に、シールテープにより形成されるシール部材33が設けられる。既述のように、図7ないし図10の塗布ヘッド3aでは、対向部381a〜381dと本体環状部311との間にシール部材33aが設けられる。以上のように、塗布ヘッド3,3aでは、対向部371,381a〜381dと、本体部31における対向部371,381a〜381d以外の部位との間に、塗布液の通過を防止するシール部材33,33aが設けられる。これにより、塗布液の漏れを抑制することができる。
塗布ヘッド3,3aの設計によっては、容積変更部36が圧力室32の側面に設けられてもよい。例えば、圧力室32の側面から内部に突出するねじが設けられ、当該ねじにおいて圧力室32内に配置される部位の長さを変更することにより、圧力室32の容積が変更される。また、本体部31の形状等によっては、圧力室32の底面以外の位置、例えば、圧力室32の側面に吐出口321が設けられてもよい。
塗布装置1において、ステージ21が固定され、塗布ヘッド3が移動機構により移動されてもよい。すなわち、移動機構は、塗布液が塗布される対象物9を塗布ヘッド3に対して相対的に移動すればよい。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
本発明に係る塗布ヘッドおよび塗布装置は、様々な用途に利用することができる。
1 塗布装置
2 移動機構
3,3a 塗布ヘッド
4 塗布液供給部
9 対象物
31 本体部
32 圧力室
33,33a シール部材
34 接液膜
35 加圧部
36 容積変更部
312 保持部
313 (保持部の)孔部
321 吐出口
371,381a〜381d 対向部
372 可動部
373 筒状部材
374 吐出板
375 内部側端部
376 フランジ部
378 補助部材

Claims (11)

  1. 塗布液が充填される圧力室の一部を形成する本体部と、 前記圧力室の他の一部を形成する接液膜と、 前記接液膜を前記圧力室の内部に向けて撓ませることにより、前記圧力室に連続する吐出口から前記塗布液を吐出させる加圧部と、を備え、 前記本体部が、前記接液膜が一定の状態における前記圧力室の容積を変更可能とする容積変更部を有する、塗布ヘッド。
  2. 前記加圧部が前記接液膜を撓ませる方向は、前記接液膜に直交する一方向を含み、 前記容積変更部が、前記一方向において、前記接液膜に対向する対向部を有する、請求項1に記載の塗布ヘッド。
  3. 前記対向部が、前記一方向に移動可能な可動部を有する、請求項2に記載の塗布ヘッド。
  4. 前記吐出口が前記可動部に設けられる、請求項3に記載の塗布ヘッド。
  5. 前記可動部が、 前記一方向に延び、前記圧力室の内部と外部をつなぐ筒状部材と、 前記吐出口が設けられる板状であり、前記一方向における前記筒状部材の内部側端部、または、前記筒状部材の内方に取り付けられる吐出板と、を有し、 前記本体部が、孔部が形成された保持部をさらに有し、 前記筒状部材が前記保持部に保持される、請求項3または4に記載の塗布ヘッド。
  6. 前記孔部の側面に雌ねじが形成され、前記筒状部材の外側面に雄ねじが形成される、請求項5に記載の塗布ヘッド。
  7. 前記筒状部材が、前記圧力室の外部に配置されるフランジ部を有し、 前記対向部が、前記筒状部材が挿入される環状の補助部材をさらに有し、 前記補助部材が、前記フランジ部と前記保持部との間において両者に接触する、請求項5または6に記載の塗布ヘッド。
  8. 前記対向部が、他の対向部と交換可能であり、 前記対向部が前記本体部に用いられた場合における前記圧力室の容積が、前記他の対向部が前記本体部に用いられた場合における前記圧力室の容積と異なる、請求項2に記載の塗布ヘッド。
  9. 前記対向部および前記他の対向部のそれぞれが、吐出口を含み、 前記対向部が前記本体部に用いられた場合における前記接液膜と前記吐出口との間の距離が、前記他の対向部が前記本体部に用いられた場合における前記距離と異なる、請求項8に記載の塗布ヘッド。
  10. 前記対向部と、前記本体部の他の部位との間に、前記塗布液の通過を防止するシール部材が設けられる、請求項2ないし9のいずれか1つに記載の塗布ヘッド。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1つに記載の塗布ヘッドと、 前記塗布ヘッドの前記圧力室に前記塗布液を供給する塗布液供給部と、 前記塗布液が塗布される対象物を前記塗布ヘッドに対して相対的に移動する移動機構と、を備える、塗布装置。
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