JPWO2018135193A1 - 光学装置及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
画像形成装置から入射された光が内部を全反射により伝播した後、観察者に向けて出射され、第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する導光板、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板に入射された光が導光板の内部で全反射されるように、導光板に入射された光を偏向させる第1偏向手段、並びに、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板の内部を全反射により伝播した光を導光板から出射させるように、導光板の内部を全反射により伝播した光を偏向させる第2偏向手段、
を備えており、
導光板は、
第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する基板、
基板の第1面上に形成された、有機材料を含む第1平坦化膜、及び、
基板の第2面上に形成された、有機材料を含む第2平坦化膜、
から成る。
観察者の頭部に装着されるフレーム、及び、
フレームに取り付けられた画像表示装置、
を備えた表示装置であって、
画像表示装置は、画像形成装置及び光学装置を備えており、
光学装置は、
画像形成装置から入射された光が内部を全反射により伝播した後、観察者に向けて出射され、第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する導光板、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板に入射された光が導光板の内部で全反射されるように、導光板に入射された光を偏向させる第1偏向手段、並びに、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板の内部を全反射により伝播した光を導光板から出射させるように、導光板の内部を全反射により伝播した光を偏向させる第2偏向手段、
を備えており、
導光板は、
第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する基板、
基板の第1面上に形成された、有機材料を含む第1平坦化膜、及び、
基板の第2面上に形成された、有機材料を含む第2平坦化膜、
から成る。
観察者の頭部に装着されるフレーム、及び、
フレームに取り付けられた画像表示装置、
を備えた表示装置であって、
画像表示装置は、画像形成装置、及び、上記の本開示の光学装置を備えている。
1.本開示の光学装置及び本開示の第1の態様〜第2の態様に係る表示装置、全般に関する説明
2.実施例1(本開示の光学装置及び本開示の第1の態様〜第2の態様に係る表示装置、第1構造の光学装置及び第1構成の画像形成装置)
3.実施例2(実施例1の変形。粘着層の形成)
4.実施例3(実施例1の別の変形。平坦化膜への反射防止膜としての機能の付与)
5.実施例4(実施例1の別の変形。反射防止膜の形成)
6.実施例5(実施例1〜実施例4の変形。第1構造の光学装置及び第2構成の画像形成装置)
7.実施例6(実施例1〜実施例4の変形。第2構造の光学装置及び第1構成の画像形成装置)
8.実施例7(実施例1〜実施例6の変形。第2構造の光学装置及び第2構成の画像形成装置)
9.実施例8(実施例1〜実施例7の変形。調光装置付きの表示装置)
10.実施例9(実施例8の変形)
11.実施例10(実施例8〜実施例9の変形)
12.その他
本開示の光学装置及び本開示の第1の態様〜第2の態様に係る表示装置を構成する光学装置(以下、これらの光学装置を総称して、単に『本開示の光学装置等』と呼ぶ)において、基板は樹脂材料から成る形態とすることができる。そして、この場合、限定するものではないが、基板の主成分はシクロオレフィンポリマー(COP)である形態とすることができる。COPは、シクロオレフィン類をモノマーとして合成されるポリマーであり、分子構造中に脂環構造を有するポリマーである。現在工業化されている主なCOPは、シクロオレフィンの中でも反応性の高いノルボルネン誘導体をモノマーに用いており、水素化開環メタセシス重合型及びエチレンとの付加重合型がある。エチレンとの付加重合型は、シクロオレフィンコポリマー(COC)と呼ばれる場合もある。COPは、構造中に極性部が無く、非晶質であるため、優れた耐湿性を有し、また、表面平滑性に優れた基板を得ることができる材料である。しかも、全光線透過率が90%以上であり、アクリル樹脂並みの透明性を有し、透明性に優れている。但し、このような基板(材料)に限定するものではなく、アクリル樹脂、メタクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリスチレン樹脂、AS樹脂、硬質塩化ビニル樹脂等に例示される樹脂材料から作製された基板から成る形態とすることができる。また、平面研磨のコストを抑えた安価なガラス材料から成る形態とすることもできる。
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第1平坦化膜の部分の外面のRqの値は、3nm以下であり、
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第2平坦化膜の部分の外面のRqの値は、3nm以下である形態とすることができる。尚、「Rq」は、JIS B0601:2013によって規定された二乗平均平方根粗さである。
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第1平坦化膜の部分の厚さは、5×10-8m以上、好ましくは1.7×10-7m以上であり、
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第2平坦化膜の部分の厚さは、5×10-8m以上、好ましくは1.7×10-7m以上である形態とすることができる。そして、この場合、
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第1平坦化膜の部分の厚さは、3×10-6m以下であり、
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第2平坦化膜の部分の厚さは、3×10-6m以下である形態とすることができる。
第1平坦化膜を構成する材料の屈折率をn1、第2平坦化膜を構成する材料の屈折率をn2、基板を構成する材料の屈折率をn0としたとき、コントラストやMTFを高くするためには、n0=n1=n2とすることが理想的であるが、本発明者らの検討によれば、
|n1−n0|/n0≦0.03
|n2−n0|/n0≦0.03
を満足すれば十分であることが判った。あるいは又、第1平坦化膜基板を構成する材料の基板屈折率をn1、第2平坦化膜基板を構成する材料の基板屈折率をn2、基板を構成する材料の屈折率をn0としたとき、n1≧1.48、n2≧1.48、及び、n0≧1.48を満足する形態とすることが好ましい。このように、屈折率の値が高いほど、光学設計マージンが広がるし、屈折率の値が1.48以上の材料の選択幅は広い。
導光板に入射される光に対する基板を構成する材料の光透過率は、基板を構成する材料の厚さを60mmとしたとき、14%以上であり、
導光板に入射される光に対する第1平坦化膜を構成する材料の光透過率は、第1平坦化膜を構成する材料の厚さを60mmとしたとき、14%以上であり、
導光板に入射される光に対する第2平坦化膜を構成する材料の光透過率は、第2平坦化膜を構成する材料の厚さを60mmとしたとき、14%以上である形態とすることができる。
第1偏向手段と第1平坦化膜との間には、第1粘着層が形成されており、
第2偏向手段と第2平坦化膜との間には、第2粘着層が形成されている形態とすることができる。粘着層を形成することで、第1偏向手段と第1平坦化膜との間の密着性、第2偏向手段と第2平坦化膜との間の密着性のより一層の向上を図ることができる。粘着層を構成する材料として、具体的には、アクリル樹脂(アクリル酸エステル共重合物、メタクリル酸エステル共重合物)やエポキシ化合物を主成分とする粘着材料を挙げることができる。
導光板に入射される光の波長をλ0、基板の屈折率をn0、第1平坦化膜の屈折率をn1(但し、n1<n0)、第2平坦化膜の屈折率をn2(但し、n2<n0)としたとき、
第1平坦化膜の厚さは(n1・λ0/4)であり、又は、
第2平坦化膜の厚さは(n2・λ0/4)であり、又は、
第1平坦化膜の厚さは(n1・λ0/4)であり、且つ、第2平坦化膜の厚さは(n2・λ0/4)である形態とすることができる。第1平坦化膜及び第2平坦化膜の厚さをこのように規定することで、第1平坦化膜及び第2平坦化膜に反射防止膜としての機能を付与することができ、画像形成装置からの光の利用効率を増加させることができる。ここで、厚さの設計誤差は3%以内とすることが好ましい。即ち、
(n1・λ0/4)×0.97≦(第1平坦化膜の厚さ)≦(n1・λ0/4)×1.03
(n2・λ0/4)×0.97≦(第2平坦化膜の厚さ)≦(n2・λ0/4)×1.03
を満足することが好ましい。
第1偏向手段及び第2偏向手段は基板の第2面側に配設されており、
第1平坦化膜を構成する材料の屈折率をn1、導光板に入射される光の波長をλ0としたとき、第1平坦化膜の外面上には、屈折率n3(但し、n3<n1)を有し、且つ、(n3・λ0/4)の厚さを有する反射防止層が形成されている形態とすることができる。この場合、第1平坦化膜の膜厚と反射防止層の膜厚の合計が、第2平坦化膜の膜厚と等しいことが、導光板の反り発生を抑制するといった観点から望ましい。あるいは又、
第1偏向手段及び第2偏向手段は基板の第1面側に配設されており、
第2平坦化膜を構成する材料の屈折率をn2、導光板に入射される光の波長をλ0としたとき、第2平坦化膜の外面上には、屈折率n3(但し、n3<n2)を有し、且つ、(n3・λ0/4)の厚さを有する反射防止層が形成されている形態とすることができる。この場合、第2平坦化膜の膜厚と反射防止層の膜厚の合計が、第1平坦化膜の膜厚と等しいことが、導光板の反り発生を抑制するといった観点から望ましい。ここで、反射防止層を構成する材料として、具体的には、屈折率n3=1.49のPMMA(ポリメタクリル酸メチル)樹脂を主成分とするUV硬化型のコート剤を挙げることができる。ここで、厚さの設計誤差は3%以内とすることが好ましい。即ち、
(n3・λ0/4)×0.97≦(第1平坦化膜の厚さ)≦(n3・λ0/4)×1.03
を満足することが好ましい。
第1基板、
第1基板と対向する第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に設けられた第1透明電極、
第1基板と対向する第2基板の対向面に設けられた第2透明電極、及び、
第1透明電極と第2透明電極とによって挟まれた調光層、
から成る形態とすることができる。尚、調光装置は、更に、第1透明電極の一部の上に形成された第1電極を備えていてもよく、この場合、第1電極は、直接、調光装置の遮光率を制御するための制御回路(調光装置・制御回路)に接続されていてもよいし、場合によっては、第1電極に接続された第1接続部が設けられ、第1接続部が調光装置・制御回路に接続されていてもよい。あるいは、第1電極を設けることなく、第1接続部と第1透明電極とが、直接、接続されてもよい。また、第2透明電極の一部と接する第2接続部が設けられ、第2接続部が調光装置・制御回路に接続されていてもよい。あるいは又、第2透明電極の一部の上に形成された第2電極を更に備えていてもよい。そして、第2電極は、直接、調光装置・制御回路に接続されていてもよいし、場合によっては、第2電極に接続された第2接続部が設けられ、第2接続部が調光装置・制御回路に接続されていてもよい。第1接続部は、第2基板と対向する第1基板の対向面に、接続部以外は第1透明電極と接しないように設ければよい。第2接続部は、第1基板と対向する第2基板の対向面に、接続部以外は第2透明電極と接しないように設ければよい。
(光透過率)=1−(遮光率)
の関係にある。
(A)観察者の頭部に装着されるフレーム10、及び、
(B)フレーム10に取り付けられた画像表示装置100,200,300,400、を備えている。尚、実施例の表示装置は、具体的には、2つの画像表示装置を備えた両眼型としたが、1つ備えた片眼型としてもよい。また、画像形成装置111,211は、例えば、単色の画像を表示する。画像形成装置111,211から出射される光の波長λ0を523nm(緑色)とした。
(a)画像形成装置111,211、及び、
(b)光学装置120,320、
を備えている。更には、実施例1あるいは後述する実施例2〜実施例9における画像表示装置100,200,300,400にあっては、
(c)画像形成装置111,211から出射された光を平行光とする光学系(平行光出射光学系)112,254、
を備えており、光学系112,254にて平行光とされた光束が光学装置120,320に入射され、導光され、出射される。光学装置は、画像形成装置111,211から出射された光に基づき虚像が形成される虚像形成領域を有する。
(b−1)画像形成装置111,211から入射された光が内部を全反射により伝播した後、観察者に向けて出射され、第1面122,322、及び、第1面122,322と対向する第2面123,323を有する導光板121,321、
(b−2)導光板121,321の第1面122,322及び第2面123,323の少なくともいずれか一方に配設され、導光板121,321に入射された光が導光板121,321の内部で全反射されるように、導光板121,321に入射された光を偏向させる第1偏向手段130,330、並びに、
(b−3)導光板121,321の第1面122,322及び第2面123,323の少なくともいずれか一方に配設され、導光板121,321の内部を全反射により伝播した光を導光板121,321から出射させるように、導光板121,321の内部を全反射により伝播した光を偏向させる第2偏向手段140,340、
を備えている。ここで、第2偏向手段140,340によって光学装置の虚像形成領域が構成される。光学装置120,320は、シースルー型(半透過型)である。
第1面501、及び、第1面501と対向する第2面502を有する基板500、
基板500の第1面501上に形成された、有機材料を含む第1平坦化膜511、及び、
基板500の第2面502上に形成された、有機材料を含む第2平坦化膜512、
から成る。
Θ=90°−(φ+ψ) (B)
{(白の市松模様の明るさ)−(黒の市松模様の明るさ)}/{(白の市松模様の明るさ)+(黒の市松模様の明るさ)}
から求めた。
Richo Technical Report No 39, pp.62 (2014) によれば、1.0:7.8とされる。これを前述の式によりコントラストに換算すれば、
(7.8−1.0)/(7.8+1.0)=0.77
である。図21Aから判るように、比較例1Bの導光板ではコントラスト比は新聞紙のコントラスト比よりも低くなってしまうが、実施例1Aの導光板ではコントラスト比が新聞紙よりも高くなり、文字を読むことが容易になる。
(A)偏向手段が形成される平坦化膜の部分の表面平坦性を高くして、Rqの値を3nm以下にする。
(B)平坦化膜と偏向手段が共にアクリル系材料を含むようにすることで、平坦化膜と偏向手段の間の密着性の向上を図る。
といった対策が有効である。
第1偏向手段130及び第2偏向手段140の基板500への正射影像によって挟まれた導光板121の領域(導光領域)503に含まれる第2平坦化膜512の部分の厚さは、5×10-8m以上、好ましくは1.7×10-7m以上であることが望ましい。
第1偏向手段130及び第2偏向手段140の基板500への正射影像によって挟まれた導光板121の領域(導光領域)503に含まれる第2平坦化膜512の部分の厚さは、3×10-6m以下であることが好ましい。
|n1−n0|/n0≦0.03
|n2−n0|/n0≦0.03
を満足すれば十分であることが判った。あるいは又、第1平坦化膜511を構成する材料の屈折率をn1、第2平坦化膜512を構成する材料の基板屈折率をn2、基板500を構成する材料の屈折率をn0としたとき、n1≧1.48、n2≧1.48、及び、n0≧1.48を満足する形態とすることが好ましい。このように、屈折率の値が高いほど、光学設計マージンが広がる。また、屈折率の値が1.48以上であると材料の選択幅が広くなる。
第1偏向手段130及び第2偏向手段140は導光板121の第2面123側に配設されており、
第1平坦化膜511を構成する材料の屈折率をn1(=1.53)、導光板121に入射される光の波長をλ0(=523nm)としたとき、第1平坦化膜511の外面上には、屈折率n3(=1.49,但し、n3<n1)を有し、且つ、(n3・λ0/4=195nm)の厚さを有する反射防止層531が形成されている。
光源251、
光源251から出射された光を平行光とするコリメート光学系252、
コリメート光学系252から出射された平行光を走査する走査手段253、及び、
走査手段253によって走査された平行光をリレーし、出射するリレー光学系254、から構成されている。画像形成装置211全体が筐体213(図8では、一点鎖線で示す)内に納められており、係る筐体213には開口部(図示せず)が設けられており、開口部を介してリレー光学系254から光が出射される。そして、各筐体213が、取付け部材19によって、着脱自在に、テンプル部13に取り付けられている。
第1基板711A、
第1基板711Aと対向する第2基板711B、
第2基板711Bと対向する第1基板711Aの対向面に設けられた第1透明電極712A、
第1基板711Aと対向する第2基板711Bの対向面に設けられた第2透明電極712B、及び、
第1透明電極712Aと第2透明電極712Bとによって挟まれた調光層、
から成る。実施例8において、調光装置700は、更に、第1透明電極712Aの一部の上に形成された第1電極716Aを備えている。そして、第1電極716Aは、直接、調光装置700の遮光率を制御するための制御回路(調光装置・制御回路)に、図示しないコネクタを介して接続されている。また、第2透明電極712Bの一部の上に形成された第2電極716B、及び、第2電極716Bに接続され、且つ、接続部以外は第2電極716Bと接しないように設けられた第2接続部(図示せず)を更に備えており、第2接続部が図示しないコネクタを介して調光装置・制御回路に接続されている。場合によっては、第1電極716Aに接続された第1接続部が設けられ、第1接続部が調光装置・制御回路に接続されていてもよい。また、場合によっては、第2電極716Bが、直接、調光装置・制御回路に接続されていてもよいし、第2透明電極712Bの一部と接する第2接続部が設けられ、第2接続部が調光装置・制御回路に接続されていてもよい。第1基板711Aへの第1電極716Aの射影像と、第1基板711Aへの第2電極716Bの射影像とは、重なっていない。そして、第1基板711Aへの第1電極716Aの射影像と、第1基板711Aへの第2電極716Bの射影像との間に、第1基板711Aへの虚像形成領域(第2偏向手段140,340)の射影像が位置する。
Ir(OH)n → IrOX(OH)n-X(着色) + X・H+ + X・e-
WO3 + X・H+ + X・e- → HXWO3(着色)
[A]第1の反射型体積ホログラム回折格子351の図18における右端と、第2の反射型体積ホログラム回折格子352の図18における左端とによって挟まれた領域に対向する基板500の領域
及び、
[B]第2の反射型体積ホログラム回折格子352の図18における下端と、第3の反射型体積ホログラム回折格子353の図18における上端とによって挟まれた領域に対向する基板500の領域
の2つの領域から構成される。また、全導光領域は、上記の2つの基板500の領域、並びに、
[C]第1の反射型体積ホログラム回折格子351に対向する基板500の領域
[D]第2の反射型体積ホログラム回折格子352に対向する基板500の領域
及び、
[E]第3の反射型体積ホログラム回折格子353に対向する基板500の領域
から構成される。
[A01]《光学装置》
画像形成装置から入射された光が内部を全反射により伝播した後、観察者に向けて出射され、第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する導光板、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板に入射された光が導光板の内部で全反射されるように、導光板に入射された光を偏向させる第1偏向手段、並びに、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板の内部を全反射により伝播した光を導光板から出射させるように、導光板の内部を全反射により伝播した光を偏向させる第2偏向手段、
を備えており、
導光板は、
第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する基板、
基板の第1面上に形成された、有機材料を含む第1平坦化膜、及び、
基板の第2面上に形成された、有機材料を含む第2平坦化膜、
から成る光学装置。
[A02]基板は樹脂材料から成る[A01]に記載の光学装置。
[A03]基板の主成分はシクロオレフィンポリマーである[A01]又は[A02]に記載の光学装置。
[A04]第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第1平坦化膜の部分の外面のRqの値は3nm以下であり、
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第2平坦化膜の部分の外面のRqの値は3nm以下である[A01]乃至[A03]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A05]第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第1平坦化膜の部分の厚さは、5×10-8m以上、好ましくは1.7×10-7m以上であり、
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第2平坦化膜の部分の厚さは、5×10-8m以上、好ましくは1.7×10-7m以上である[A01]乃至[A04]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A06]第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第1平坦化膜の部分の厚さは、3×10-6m以下であり、
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第2平坦化膜の部分の厚さは、3×10-6m以下である[A05]に記載の光学装置。
[A07]第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第1平坦化膜の部分の外面に対する、第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第2平坦化膜の部分の外面の平行度は、2/60度以下、好ましくは1/60度以下である[A01]乃至[A06]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A08]第1平坦化膜と第2平坦化膜とは、同じ材料から成り、且つ、同じ厚さを有する[A01]乃至[A07]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A09]第1平坦化膜及び第2平坦化膜は、アクリル系材料を含む有機材料を主成分とする材料から成る[A01]乃至[A08]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A10]第1偏向手段及び第2偏向手段はホログラム回折格子から成る[A01]乃至[A09]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A11]ホログラム回折格子は、アクリル系材料及びウレタン系材料を含む[A10]に記載の光学装置。
[A12]ホログラム回折格子、第1平坦化膜及び第2平坦化膜は、アクリル系材料を含む[A10]に記載の光学装置。
[A13]基板の厚さは0.4mm乃至10mmである[A01]乃至[A12]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A14]第1平坦化膜を構成する材料の屈折率をn1、第2平坦化膜を構成する材料の屈折率をn2、基板を構成する材料の屈折率をn0としたとき、
|n1−n0|/n0≦0.03
|n2−n0|/n0≦0.03
を満足する[A01]乃至[A13]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A15]第1平坦化膜基板を構成する材料の基板屈折率をn1、第2平坦化膜基板を構成する材料の基板屈折率をn2、基板を構成する材料の屈折率をn0としたとき、n1≧1.48、n2≧1.48、及び、n0≧1.48を満足する[A01]乃至[A14]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A16]導光板に入射される光に対する基板を構成する材料の光透過率は、基板を構成する材料の厚さを60mmとしたとき、14%以上であり、
導光板に入射される光に対する第1平坦化膜を構成する材料の光透過率は、第1平坦化膜を構成する材料の厚さを60mmとしたとき、14%以上であり、
導光板に入射される光に対する第2平坦化膜を構成する材料の光透過率は、第2平坦化膜を構成する材料の厚さを60mmとしたとき、14%以上である[A01]乃至[A15]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A17]第1偏向手段と第1平坦化膜との間には、第1粘着層が形成されており、
第2偏向手段と第2平坦化膜との間には、第2粘着層が形成されている[A01]乃至[A16]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A18]導光板に入射される光の波長をλ0、基板の屈折率をn0、第1平坦化膜の屈折率をn1(但し、n1<n0)、第2平坦化膜の屈折率をn2(但し、n2<n0)としたとき、
第1平坦化膜の厚さは(n1・λ0/4)であり、又は、
第2平坦化膜の厚さは(n2・λ0/4)であり、又は、
第1平坦化膜の厚さは(n1・λ0/4)であり、且つ、第2平坦化膜の厚さは(n2・λ0/4)である[A01]乃至[A17]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A19]第1偏向手段及び第2偏向手段は基板の第2面側に配設されており、
第1平坦化膜を構成する材料の屈折率をn1、導光板に入射される光の波長をλ0としたとき、第1平坦化膜の外面上には、屈折率n3(但し、n3<n1)を有し、且つ、(n3・λ0/4)の厚さを有する反射防止層が形成されている[A01]乃至[A18]のいずれか1項に記載の光学装置。
[A20]第1平坦化膜と反射防止層の厚さの合計は、第2平坦化膜の厚さと等しい[A20]に記載の光学装置。
[B01]《表示装置:第1の態様》
観察者の頭部に装着されるフレーム、及び、
フレームに取り付けられた画像表示装置、
を備えた表示装置であって、
画像表示装置は、画像形成装置及び光学装置を備えており、
光学装置は、
画像形成装置から入射された光が内部を全反射により伝播した後、観察者に向けて出射され、第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する導光板、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板に入射された光が導光板の内部で全反射されるように、導光板に入射された光を偏向させる第1偏向手段、並びに、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板の内部を全反射により伝播した光を導光板から出射させるように、導光板の内部を全反射により伝播した光を偏向させる第2偏向手段、
を備えており、
導光板は、
第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する基板、
基板の第1面上に形成された、有機材料を含む第1平坦化膜、及び、
基板の第2面上に形成された、有機材料を含む第2平坦化膜、
から成る表示装置。
[B02]《表示装置:第2の態様》
観察者の頭部に装着されるフレーム、及び、
フレームに取り付けられた画像表示装置、
を備えた表示装置であって、
画像表示装置は、画像形成装置、及び、[A01]乃至[A20]のいずれか1項に記載の光学装置を備えている表示装置。
[C01]外部から入射する外光の光量を調整する調光装置を更に備えており、
光学装置は、調光装置の少なくとも一部分と重なっている[B01]又は[B02]に記載の表示装置。
[C02]調光装置は、
第1基板、
第1基板と対向する第2基板、
第2基板と対向する第1基板の対向面に設けられた第1透明電極、
第1基板と対向する第2基板の対向面に設けられた第2透明電極、及び、
第1透明電極と第2透明電極とによって挟まれた調光層、
から成る[C01]に記載の表示装置。
[C03]調光層は、エレクトロクロミック材料を含む[C02]に記載の表示装置。
[C04]調光層は、第1透明電極側から、WO3層、Ta2O5層及びIrXSn1-XO層の積層構造を有する[C03]に記載の表示装置。
[C05]光学装置は調光装置に取り付けられている[C01]乃至[C04]のいずれか1項に記載の表示装置。
[C06]フレームは、観察者の正面に配置されるフロント部、フロント部の両端に蝶番を介して回動自在に取り付けられた2つのテンプル部、及び、ノーズパッドを備えており、
調光装置はフロント部に配設されている[C01]乃至[C05]のいずれか1項に記載の表示装置。
[C07]フロント部はリムを有し、
調光装置はリムに嵌め込まれている[C06]に記載の表示装置。
Claims (21)
- 画像形成装置から入射された光が内部を全反射により伝播した後、観察者に向けて出射され、第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する導光板、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板に入射された光が導光板の内部で全反射されるように、導光板に入射された光を偏向させる第1偏向手段、並びに、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板の内部を全反射により伝播した光を導光板から出射させるように、導光板の内部を全反射により伝播した光を偏向させる第2偏向手段、
を備えており、
導光板は、
第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する基板、
基板の第1面上に形成された、有機材料を含む第1平坦化膜、及び、
基板の第2面上に形成された、有機材料を含む第2平坦化膜、
から成る光学装置。 - 基板は樹脂材料から成る請求項1に記載の光学装置。
- 基板の主成分はシクロオレフィンポリマーである請求項1に記載の光学装置。
- 第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第1平坦化膜の部分の外面のRqの値は3nm以下であり、
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第2平坦化膜の部分の外面のRqの値は3nm以下である請求項1に記載の光学装置。 - 第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第1平坦化膜の部分の厚さは、5×10-8m以上であり、
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第2平坦化膜の部分の厚さは、5×10-8m以上である請求項1に記載の光学装置。 - 第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第1平坦化膜の部分の厚さは、3×10-6m以下であり、
第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第2平坦化膜の部分の厚さは、3×10-6m以下である請求項5に記載の光学装置。 - 第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第1平坦化膜の部分の外面に対する、第1偏向手段及び第2偏向手段の基板への正射影像によって挟まれた導光板の領域に含まれる第2平坦化膜の部分の外面の平行度は、2/60度以下である請求項1に記載の光学装置。
- 第1平坦化膜と第2平坦化膜とは、同じ材料から成り、且つ、同じ厚さを有する請求項1に記載の光学装置。
- 第1平坦化膜及び第2平坦化膜は、アクリル系材料を含む有機材料を主成分とする材料から成る請求項1に記載の光学装置。
- 第1偏向手段及び第2偏向手段はホログラム回折格子から成る請求項1に記載の光学装置。
- ホログラム回折格子は、アクリル系材料及びウレタン系材料を含む請求項10に記載の光学装置。
- ホログラム回折格子、第1平坦化膜及び第2平坦化膜は、アクリル系材料を含む請求項10に記載の光学装置。
- 基板の厚さは0.4mm乃至10mmである請求項1に記載の光学装置。
- 第1平坦化膜を構成する材料の屈折率をn1、第2平坦化膜を構成する材料の屈折率をn2、基板を構成する材料の屈折率をn0としたとき、
|n1−n0|/n0≦0.03
|n2−n0|/n0≦0.03
を満足する請求項1に記載の光学装置。 - 第1平坦化膜基板を構成する材料の基板屈折率をn1、第2平坦化膜基板を構成する材料の基板屈折率をn2、基板を構成する材料の屈折率をn0としたとき、n1≧1.48、n2≧1.48、及び、n0≧1.48を満足する請求項1に記載の光学装置。
- 導光板に入射される光に対する基板を構成する材料の光透過率は、基板を構成する材料の厚さを60mmとしたとき、14%以上であり、
導光板に入射される光に対する第1平坦化膜を構成する材料の光透過率は、第1平坦化膜を構成する材料の厚さを60mmとしたとき、14%以上であり、
導光板に入射される光に対する第2平坦化膜を構成する材料の光透過率は、第2平坦化膜を構成する材料の厚さを60mmとしたとき、14%以上である請求項1に記載の光学装置。 - 第1偏向手段と第1平坦化膜との間には、第1粘着層が形成されており、
第2偏向手段と第2平坦化膜との間には、第2粘着層が形成されている請求項1に記載の光学装置。 - 導光板に入射される光の波長をλ0、基板の屈折率をn0、第1平坦化膜の屈折率をn1(但し、n1<n0)、第2平坦化膜の屈折率をn2(但し、n2<n0)としたとき、
第1平坦化膜の厚さは(n1・λ0/4)であり、又は、
第2平坦化膜の厚さは(n2・λ0/4)であり、又は、
第1平坦化膜の厚さは(n1・λ0/4)であり、且つ、第2平坦化膜の厚さは(n2・λ0/4)である請求項1に記載の光学装置。 - 第1偏向手段及び第2偏向手段は基板の第2面側に配設されており、
第1平坦化膜を構成する材料の屈折率をn1、導光板に入射される光の波長をλ0としたとき、第1平坦化膜の外面上には、屈折率n3(但し、n3<n1)を有し、且つ、(n3・λ0/4)の厚さを有する反射防止層が形成されている請求項1に記載の光学装置。 - 観察者の頭部に装着されるフレーム、及び、
フレームに取り付けられた画像表示装置、
を備えた表示装置であって、
画像表示装置は、画像形成装置及び光学装置を備えており、
光学装置は、
画像形成装置から入射された光が内部を全反射により伝播した後、観察者に向けて出射され、第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する導光板、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板に入射された光が導光板の内部で全反射されるように、導光板に入射された光を偏向させる第1偏向手段、並びに、
導光板の第1面及び第2面の少なくともいずれか一方に配設され、導光板の内部を全反射により伝播した光を導光板から出射させるように、導光板の内部を全反射により伝播した光を偏向させる第2偏向手段、
を備えており、
導光板は、
第1面、及び、第1面と対向する第2面を有する基板、
基板の第1面上に形成された、有機材料を含む第1平坦化膜、及び、
基板の第2面上に形成された、有機材料を含む第2平坦化膜、
から成る表示装置。 - 観察者の頭部に装着されるフレーム、及び、
フレームに取り付けられた画像表示装置、
を備えた表示装置であって、
画像表示装置は、画像形成装置、及び、請求項1乃至請求項19のいずれか1項に記載の光学装置を備えている表示装置。
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