JPWO2018110194A1 - クーラント継手装置 - Google Patents

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Abstract

工作機械の刃物台(4)を支持する支持台(2)に設置されてクーラントが供給されるシリンダ室(25)と、シリンダ室(25)内に移動自在に収容されるピストン(P)と、ピストン(P)に設けられてクーラントを流通させるクーラント供給流路(30)と、を備え、シリンダ室(25)に供給されるクーラントによりピストン(P)が駆動されることによって、クーラント供給流路(30)の流出口(32)が刃物台(4)に設けたクーラントの流入ポート(10)に接続されて刃物台(4)にクーラントを供給するクーラント継手装置(20)であって、ピストン(P)がシリンダ室(25)内に向けて突出する突出筒部(29)を備え、クーラント供給流路(30)の流入口(34)が突出筒部(29)の外周面に開口していることを特徴とするクーラント継手装置(20)。

Description

本発明は、刃物台を備えた工作機械に用いられるクーラント継手装置に関する。
例えばタレット刃物台やくし刃刃物台等の複数の刃物が取り付けられた刃物台を備えたNC旋盤等の工作機械では、刃物台に取り付けられた工具の先端に設けた吐出孔や刃物台に設けたノズル等の吐出孔から工具によるワークの加工部分に向けて切削油等のクーラントを供給し、当該加工部分の冷却等を行うようにしている。
支持台に移動自在に支持される刃物台に供給源から送られてくるクーラントを供給するための装置としては、例えば特許文献1、2に記載されるように、シリンダ室内に供給されたクーラントの圧力により駆動されるピストンを備え、このピストンがクーラントの圧力によって前進することによりピストンに設けられたクーラント供給流路の流出口が工作機械の刃物台に設けた流入ポートに接続されて刃物台の側にクーラントが供給されるようにしたクーラント継手装置が知られている。
実開平6−57540号公報 特開2014−240104号公報
しかし、上記特許文献1に記載されるクーラント継手装置は、シリンダにシリンダ室内とクーラント供給流路とを連通可能な流路を備え、前進したピストンの先端が刃物台の背面に当接してシリンダ室内が増圧したときに、当該流路に設けた弁部材が開動作してクーラントを流出口に流す構成となっているので、構成が複雑であり、製造コストが高くなるという問題点があった。
上記特許文献2のクーラント継手装置では、クーラント供給流路をピストンのシリンダ室内に向けた受圧面に開口させるようにしているので、シリンダ室内に供給されたクーラントがクーラント供給流路を通って流出口から容易に流出してシリンダ室内の圧力が高まり難く、流出口からクーラントが漏れ出し易いという問題点があった。
本発明は、上記課題を鑑みて成されたものであり、その目的は、簡単な構成でピストンの流出口からのクーラントの漏れを防ぐことができるクーラント継手装置を提供することにある。
本発明のクーラント継手装置は、工作機械の刃物台を支持する支持台に設置されてクーラントが供給されるシリンダ室と、前記シリンダ室内に移動自在に収容されるピストンと、前記ピストンに設けられて前記クーラントを流通させるクーラント供給流路と、を備え、前記シリンダ室に供給される前記クーラントにより前記ピストンが駆動されることによって、前記クーラント供給流路の流出口が前記刃物台に設けた前記クーラントの流入ポートに接続されて前記刃物台に前記クーラントを供給するクーラント継手装置であって、前記ピストンが前記シリンダ室内に向けて突出する突出筒部を備え、前記クーラント供給流路の流入口が前記突出筒部の外周面に開口していることを特徴とする。
本発明のクーラント継手装置は、上記構成において、前記流入口の開口面積が、前記流出口の開口面積よりも小さいのが好ましい。
本発明によれば、簡単な構成でピストンの流出口からのクーラントの漏れを防ぐことができるクーラント継手装置を提供することができる。
本発明の一実施形態であるクーラント継手装置を備えた刃物台装置の概略を示す説明図である。 図1に示すクーラント継手装置の詳細を示す断面図である。 図2に示すクーラント継手装置のクーラント供給状態における断面図である。 図2、図3に示すクーラント継手装置の変形例を示す説明図である。 図4に示すクーラント継手装置の変形例を示す説明図である。
図1に示す刃物台装置1は旋盤として構成された工作機械の一部を構成するものである。刃物台装置1は、支持台2に回転中心軸3を軸心として回転自在に支持されたタレット刃物台4を有している。タレット刃物台4は所定の厚みの略円板状に形成されており、外周面に複数の工具5が周方向に間隔を開けて並べて取り付けられている。
タレット刃物台4と支持台2との間には図示しないカップリング機構が設けられている。タレット刃物台4は、カップリング機構により支持台2に対して回り止めされることで、各工具5に対応した所定の割出し位置に位置決めされる。カップリング機構を解除した状態でタレット刃物台4を回転中心軸3を軸心として回転させることで、任意の工具5を所定の割出し位置に位置決めして、当該工具5を選択的に用いて主軸6に把持されたワーク7を切削加工することができる。
カップリング機構としては、支持台2に対してタレット刃物台4を軸方向に移動させることなくタレット刃物台4の内部でカップリングの係合、解除を行うことが可能なもの(例えば3ピースカップリング)を用いることができるが、タレット刃物台4を支持台2から離れる方向に移動させることでカップリングの係合、解除を行う構成のものを用いることもできる。
タレット刃物台4の支持台2の側を向く背面(軸方向端面)には、各工具5に対応した複数の流入ポート10が回転中心軸3を中心として周方向に間隔を開けて並べて設けられている。各流入ポート10は、それぞれ連通路11を介して吐出孔12に連通している。吐出孔12は、例えば工具5の先端やタレット刃物台4に設けたノズル13の先端など、工具5の刃先に向けて開口するように設けられる。加工を行う工具5に対応した流入ポート10に切削油等のクーラントを供給することにより、吐出孔12からクーラントを吐出させて工具5によるワーク7の加工部分にクーラントを供給することができる。
加工を行う工具5に対応した流入ポート10は、本発明の一実施の形態であるクーラント継手装置20によってクーラントの供給源21に接続される。
図2に示すように、クーラント継手装置20は、支持台2に固定されるシリンダブロック22を有している。シリンダブロック22は円筒状の内面を有する大径部22aと、大径部22aよりも小径の円筒状の内面を有する小径部22bとを備えている。大径部22aの内側にはカラー23が配置されている。カラー23は、内径が小径部22bの内面よりも大径の円筒状に形成されており、大径部22aの内面と同軸となってシリンダブロック22と支持台2との間でOリングやシール剤等のシール部材を介して挟持固定されている。
カラー23の内側には、カラー23の内周面に沿って摺動自在に円板状のピストン本体24が装着されている。ピストン本体24はシリンダブロック22の内側に区画形成されたシリンダ室25の内部に収容され、タレット刃物台4の側に向けて移動可能である。シリンダ室25は、シリンダブロック22に設けられた供給ポート26に接続された配管27を介してクーラントの供給源21に接続されており、供給源21からクーラントが供給される。供給源21から配管27を介してシリンダ室25の内部にクーラントが供給されると、ピストン本体24は、シリンダ室25の内部に供給されたクーラントの圧力によって駆動されてタレット刃物台4の側に向けて前進移動する。
ピストン本体24のタレット刃物台4の側を向く面にはパイプ部28が一体に設けられ、ピストン本体24とパイプ部28とでピストンPが構成されている。パイプ部28はピストン本体24と同軸となってピストン本体24からタレット刃物台4に向けて延びており、大径部分28aの外周面において支持台2に設けられた支持孔2aの内周面に摺動自在に支持されてピストン本体24とともにタレット刃物台4に対して接近離反する方向に移動自在となっている。
ピストン本体24のタレット刃物台4とは反対側を向く面には突出筒部29が一体に設けられている。突出筒部29はピストン本体24と同軸の円筒状に形成されており、ピストン本体24からシリンダ室25の内部に向けて突出している。
ピストンPには軸心に沿ってクーラント供給流路30が設けられている。クーラント供給流路30は、ピストン本体24からパイプ部28の先端にまで延びている。パイプ部28の先端には樹脂材料により鍔付き円筒状に形成されたすべり軸受31が装着されている。クーラント供給流路30はすべり軸受31の内側にまで延びており、すべり軸受31の開口端がクーラント供給流路30の流出口32となっている。
クーラント供給流路30は、ピストン本体24から突出筒部29の内側に向けても延びている。突出筒部29の端部にはプラグ33が装着され、クーラント供給流路30の端部はプラグ33により閉塞されている。
突出筒部29には、シリンダ室25の内部とクーラント供給流路30とを連通するクーラント供給流路30の流入口34が設けられている。クーラント供給流路30は、突出筒部29の側の端部においてパイプ部28の軸方向に交差する方向、つまりピストンPの移動方向に対して交差する方向に延びており、当該部分において突出筒部29の外周面に開口し、当該開口が流入口34となっている。本実施の形態では、突出筒部29の側の端部おけるクーラント供給流路30はパイプ部28の軸方向に対して直交する方向に延びている。また流入口34の開口面積は、流出口32の開口面積よりも小さくされている。
ピストン本体24と支持台2との間にはバネ部材35が装着され、ピストン本体24は、バネ部材35によりタレット刃物台4から離れる方向に付勢されている。
図2に示すように、シリンダ室25にクーラントが供給されていない状態においては、ピストンPはバネ部材35の付勢力によりピストン本体24が小径部22bの端面に当接する後退位置に保持されている。ピストンPが後退位置にあるときには、すべり軸受31の先端はタレット刃物台4の背面から離れている。したがって、タレット刃物台4の割出しを行うカップリング機構として、支持台2に対してタレット刃物台4を軸方向に移動させることなくタレット刃物台4の内部でカップリングの係合、解除を行うことが可能なものを用いた場合であっても、加工を行う工具5を選択するためにタレット刃物台4を回転させる際には、すべり軸受31の先端はタレット刃物台4の背面から離れた位置に維持されるので、すべり軸受31の先端がタレット刃物台4の背面に擦れることを無くして、すべり軸受31の摩耗を防止することができる。
加工を行う工具5が選択され、当該工具5による加工を行う際には、供給源21から吐出孔12に向けてクーラントが供給される。供給源21からのクーラントの供給が開始されると、シリンダ室25の内部に供給されるクーラントの圧力によってピストンPが後退位置からタレット刃物台4の側に向けた前進方向に駆動され、図3に示すように、すべり軸受31の先端がタレット刃物台4の背面に当接する前進位置にまで移動する。ピストンPが前進位置にまで移動してすべり軸受31の先端がタレット刃物台4の背面に当接すると、クーラント供給流路30の流出口32が、加工を行う工具5に対応した流入ポート10に接続される。
ここで、シリンダ室25の内部のクーラントをクーラント供給流路30に流入させる流入口34はピストンPから突出する突出筒部29の外周面に開口するので、シリンダ室25の内部に供給されたクーラントはクーラント供給流路30に流入し難くなる。本実施の形態では、流入口34の開口面積を流出口32の開口面積よりも小さくしているので、シリンダ室25の内部に供給されたクーラントをクーラント供給流路30により流入し難くすることができる。
上記構成により、供給源21からシリンダ室25の内部にクーラントが供給される初期段階において、シリンダ室25の内部の圧力が迅速に高められるようにして、シリンダ室25の内部に供給されたクーラントが流入口34からクーラント供給流路30に流入する前にすべり軸受31の先端をタレット刃物台4の背面に当接させることができる。したがって、流入口34をピストンPから突出する突出筒部29の外周面に開口させるだけの簡単な構成で、流出口32からクーラントを漏れ出させることなく、流出口32を流入ポート10に接続することができる。
ピストンPが前進位置にまで移動してすべり軸受31の先端がタレット刃物台4の背面に当接すると、シリンダ室25の内部の圧力がさらに高まり、シリンダ室25の内部のクーラントが流入口34からクーラント供給流路30に流入し、流出口32から流入ポート10に供給される。流入ポート10に供給されたクーラントは連通路11を介して吐出孔12に達し、吐出孔12から工具5によるワーク7の加工部分に向けて吐出される。
工具5によるワーク7の加工が完了し、供給源21からのクーラントの供給が停止されると、シリンダ室25の内部の圧力が低下し、ピストンPはバネ部材35の付勢力によって後退位置(図2に示す状態)に復帰する。ピストンPが後退位置に復帰することにより、すべり軸受31の先端はタレット刃物台4の背面から離れるので、すべり軸受31の先端をタレット刃物台4の背面に擦れさせることなくタレット刃物台4を回転させ、次の加工に用いる工具5の選択を行うことができる。
図4は、図2、図3に示すクーラント継手装置20の変形例を示す説明図である。図4においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
図2、図3に示すクーラント継手装置20では、大径部22aと小径部22bとを有するシリンダブロック22によりシリンダ室25が区画形成され、シリンダブロック22の大径部22aの内側に円筒状のカラー23が配置され、カラー23の内周面に沿って摺動自在にピストン本体24が装着されている。これに対し、図4に示す変形例では、カラー23に相当する部分を支持台2に一体に形成した構成を有し、支持台2の当該シリンダ状部分2bの内周面に沿って摺動自在にピストン本体24が装着されている。シリンダブロック22は大径部22aを備えず小径部22bのみを備えた形状を有し、支持台2に固定されて支持台2のシリンダ状部分2bとともにシリンダ室25を区画形成している。ピストン本体24に一体に設けられてシリンダ室25の内部に向けて突出する突出筒部29には、一対の流入口34が設けられている。この構成により、ピストン本体24を支持台2により安定的に支持して、当該ピストン本体24をより精度よく作動させることができる。
図5は、図4に示すクーラント継手装置20の変形例を示す説明図である。図5においては、前述した部材に対応する部材には同一の符号を付してある。
シリンダ室25に供給されたクーラントが、ピストン本体24の外周面とシリンダ状部分2bの内周面との間を通過するとともに大径部分28aの外周面と支持孔2aの内周面との間を通過して支持孔2aの先端から外部に漏れ出すことを防止するために、ピストン本体24にシール機構を設けた構成とすることもできる。図5に示すように、シール機構は、ピストン本体24の外周面に設けた環状溝40にOリング41を組み込んだ構成とすることができる。
図示する場合では、環状溝40は、両側面がテーパ状に傾斜し、溝幅が底面側よりも開口側が広い逆台形状の断面形状となっている。
Oリング41は、断面略円形の円環状となっており、外径が支持台2のシリンダ状部分2bの内周面を低い摺動抵抗で押圧するような状態で接触している。Oリング41の内径は、環状溝40の底面における外径よりも大きく、Oリング41と環状溝40の底面との間には隙間が設けられている。Oリング41の軸方向の幅(厚み)は環状溝40の開口側における溝幅よりも狭くなっているため、シリンダ室25にクーラントが供給されてピストンPが後退位置からタレット刃物台4の側の前進位置に移動する際に、Oリング41はピストンPの移動を阻害しないようになっている。
上記構成では、シリンダ室25にクーラントが供給されてピストンPが後退位置から前進位置にまで移動する際に、当該ピストンPにOリング41の移動による摺動抵抗が加えられることがないので、ピストンPを迅速に前進位置にまで移動させることができる。
一方、ピストンPが前進位置となった後に、シリンダ室25に供給されたクーラントがピストン本体24の外周面とシリンダ状部分2bの内周面との間を通って環状溝40に流入すると、当該クーラントの圧力によりOリング41が前方に押されて環状溝40のテーパ状の側面に押し付けられるとともに当該側面のテーパ状の傾斜により径方向外側に向けて拡径されてシリンダ状部分2bの内周面に押し付けられる。これにより、ピストン本体24の外周面とシリンダ状部分2bの内周面との間をOリング41によりシール(密封)して、支持孔2aの先端から外部へクーラントが漏れ出すことを防止することができる。
シリンダ室25へのクーラントの供給が停止されてピストンPがバネ部材35の付勢力によって後退位置に復帰する際には、Oリング41が環状溝40のテーパ状の側面に押されてピストンPとともに元の位置に向けて移動することになるが、Oリング41は外周面がシリンダ状部分2bの内周面を低い摺動抵抗で押圧するような状態で接触する構成とされているため、ピストンPは容易に移動可能である。したがって、ピストンPを迅速に後退位置に復帰させることができる。
本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。
前記実施の形態では、刃物台を、支持台2に回転自在に支持されたタレット刃物台4とした場合を示すが、刃物台としては、複数の刃物(工具)が取り付けられるとともに各刃物に対応した複数の位置に移動自在に支持台2に支持されるものであれば、例えば、くし刃刃物台等の種々のもの採用することができる。
前記実施の形態では、ピストン本体24に長尺のパイプ部28を一体に設けてピストンPとし、このパイプ部28の先端に装着したすべり軸受31をタレット刃物台4の背面に当接させるようにしているが、ピストンPをパイプ部28を備えない構成とし、ピストン本体24を直接、タレット刃物台4の背面に当接させる構成とすることもできる。
前記実施の形態では、ピストンPをバネ部材35の付勢力により後退位置に復帰させるようにしているが、バネ部材35を設けない構成とすることもできる。この場合、タレット刃物台4を回転させる際に、ピストンPが振動等によって前進位置に向けて移動したとしても、パイプ部28の先端に樹脂製のすべり軸受31を装着した構成とすることによって、パイプ部28の先端の摩耗を防止することができる。
1 刃物台装置
2 支持台
2a 支持孔
2b シリンダ状部分
3 回転中心軸
4 タレット刃物台
5 工具
6 主軸
7 ワーク
10 流入ポート
11 連通路
12 吐出孔
13 ノズル
20 クーラント継手装置
21 供給源
22 シリンダブロック
22a 大径部
22b 小径部
23 カラー
24 ピストン本体
25 シリンダ室
26 供給ポート
27 配管
28 パイプ部
28a 大径部分
29 突出筒部
30 クーラント供給流路
31 すべり軸受
32 流出口
33 プラグ
34 流入口
35 バネ部材
40 環状溝
41 Oリング
P ピストン

Claims (2)

  1. 工作機械の刃物台を支持する支持台に設置されてクーラントが供給されるシリンダ室と、
    前記シリンダ室内に移動自在に収容されるピストンと、
    前記ピストンに設けられて前記クーラントを流通させるクーラント供給流路と、を備え、
    前記シリンダ室に供給される前記クーラントにより前記ピストンが駆動されることによって、前記クーラント供給流路の流出口が前記刃物台に設けた前記クーラントの流入ポートに接続されて前記刃物台に前記クーラントを供給するクーラント継手装置であって、
    前記ピストンが前記シリンダ室内に向けて突出する突出筒部を備え、
    前記クーラント供給流路の流入口が前記突出筒部の外周面に開口していることを特徴とするクーラント継手装置。
  2. 前記流入口の開口面積が、前記流出口の開口面積よりも小さい、請求項1に記載のクーラント継手装置。
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