JPWO2018092229A1 - 運転支援装置および運転支援方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、自動運転から手動運転への移行タイミングを適切に判断することが可能な運転支援装置および運転支援方法を提供することを目的とする。本発明による運転支援装置は、車両における自動運転からドライバによる手動運転への移行を支援する運転支援装置であって、移行中において自動運転を実行する自動運転操作の情報である自動運転操作情報を取得する自動運転操作情報取得部と、移行中において自動運転操作を模擬した手動運転を実行する模擬手動運転操作の情報である模擬手動運転操作情報を取得する模擬手動運転操作情報取得部と、自動運転操作情報取得部が取得した自動運転操作情報と、模擬手動運転操作情報取得部が取得した模擬手動運転操作情報とに基づいて、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を報知する制御を行う報知制御部とを備える。

Description

本発明は、車両における自動運転からドライバによる手動運転への移行を支援する運転支援装置および運転支援方法に関する。
車両が加速、操舵、および制動の全てを自動で行う自動運転で走行している場合において、ドライバはハンドル、アクセル、およびブレーキの操作を行わなくてよいため運転感覚が低下する。車両を自動運転から手動運転に移行する際、ドライバに運転感覚がないまま手動運転に移行すると車両の挙動が急に変化する可能性がある。従って、自動運転から手動運転への移行では如何に車両の挙動を急に変化させることなく、自動運転から手動運転に移行させるかが求められている。
従来、自動運転から手動運転への移行を支援するために、自動運転に係る操舵、アクセル、およびブレーキの操作量を個別のインジケータに表示し、ドライバが各インジケータに表示される操作量に合うようにステアリング、アクセル、およびブレーキを手動で操作して運転感覚を得ることができる自動運転制御装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−196809号公報
特許文献1では、ドライバは各インジケータを同時に注目しながらステアリング、アクセル、およびブレーキを操作する必要がある。従って、自動運転制御装置が自動運転から手動運転への移行タイミングであると判断した場合であっても、ドライバはステアリング、アクセル、およびブレーキのうちのいずれかの操作に集中していない可能性がある。このまま自動運転から手動運転に移行すると車両の挙動が急に変化する可能性があり、自動運転から手動運転への移行タイミングを適切に判断しているとはいえなかった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、自動運転から手動運転への移行タイミングを適切に判断することが可能な運転支援装置および運転支援方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による運転支援装置は、車両における自動運転からドライバによる手動運転への移行を支援する運転支援装置であって、移行中において自動運転を実行する自動運転操作の情報である自動運転操作情報を取得する自動運転操作情報取得部と、移行中において自動運転操作を模擬した手動運転を実行する模擬手動運転操作の情報である模擬手動運転操作情報を取得する模擬手動運転操作情報取得部と、自動運転操作情報取得部が取得した自動運転操作情報と、模擬手動運転操作情報取得部が取得した模擬手動運転操作情報とに基づいて、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を報知する制御を行う報知制御部とを備える。
また、本発明による運転支援方法は、車両における自動運転からドライバによる手動運転への移行を支援する運転支援方法であって、移行中において自動運転を実行する自動運転操作の情報である自動運転操作情報を取得し、移行中において自動運転操作を模擬した手動運転を実行する模擬手動運転操作の情報である模擬手動運転操作情報を取得し、取得した自動運転操作情報と、取得した模擬手動運転操作情報とに基づいて、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を報知する制御を行う。
本発明によると、運転支援装置は、車両における自動運転からドライバによる手動運転への移行を支援する運転支援装置であって、移行中において自動運転を実行する自動運転操作の情報である自動運転操作情報を取得する自動運転操作情報取得部と、移行中において自動運転操作を模擬した手動運転を実行する模擬手動運転操作の情報である模擬手動運転操作情報を取得する模擬手動運転操作情報取得部と、自動運転操作情報取得部が取得した自動運転操作情報と、模擬手動運転操作情報取得部が取得した模擬手動運転操作情報とに基づいて、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を報知する制御を行う報知制御部とを備えるため、自動運転から手動運転への移行タイミングを適切に判断することが可能となる。
また、運転支援方法は、車両における自動運転からドライバによる手動運転への移行を支援する運転支援方法であって、移行中において自動運転を実行する自動運転操作の情報である自動運転操作情報を取得し、移行中において自動運転操作を模擬した手動運転を実行する模擬手動運転操作の情報である模擬手動運転操作情報を取得し、取得した自動運転操作情報と、取得した模擬手動運転操作情報とに基づいて、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を報知する制御を行うため、自動運転から手動運転への移行タイミングを適切に判断することが可能となる。
本発明の目的、特徴、態様、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
本発明の実施の形態による運転支援装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による運転支援装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による運転支援装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による運転支援装置の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態による運転支援装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態による運転支援装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態による運転支援装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態による運転支援装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態による運転支援装置における表示の一例を示す図である。 本発明の実施の形態による運転支援装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による運転支援装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による運転支援装置の構成の一例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態による運転支援システムの構成の一例を示すブロック図である。
本発明の実施の形態について、図面に基づいて以下に説明する。
<実施の形態>
<構成>
まず、本発明の実施の形態による運転支援装置の構成について説明する。
図1は、本実施の形態による運転支援装置1の構成の一例を示すブロック図である。なお、図1では、本実施の形態による運転支援装置を構成する必要最小限の構成要素を示している。また、運転支援装置1は車両に搭載されており、車両が加速、操舵、および制動の全てを自動で行う自動運転と、ドライバによる手動運転との切り替えが可能であるものとする。
図1に示すように、運転支援装置1は、車両における自動運転からドライバによる手動運転への移行を支援し、自動運転操作情報取得部2と、模擬手動運転操作情報取得部3と、報知制御部4とを備えている。
自動運転操作情報取得部2は、自動運転から手動運転への移行中において自動運転を実行する自動運転操作の情報である自動運転操作情報を取得する。模擬手動運転操作情報取得部3は、自動運転から手動運転への移行中において自動運転操作を模擬した手動運転を実行する模擬手動運転操作の情報である模擬手動運転操作情報を取得する。
報知制御部4は、自動運転操作情報取得部2が取得した自動運転操作情報と、模擬手動運転操作情報取得部3が取得した模擬手動運転操作情報とに基づいて、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を報知する制御を行う。
次に、図1に示す運転支援装置1を含む運転支援装置の他の構成について説明する。
図2は、運転支援装置5の構成の一例を示すブロック図である。なお、車両は、ドライブ・バイ・ワイヤを搭載しており、運転支援装置5はECU(Electronic Control Unit)に相当する。
図2に示すように、運転支援装置5は、報知制御部4と、自動運転制御部6と、操舵制御部7と、ステアリングアクチュエータ制御部8と、操舵角比較部9と、アクセル制御部10と、アクセル量比較部11と、ブレーキ制御部12と、ブレーキ量比較部13と、加減速比較部14と、運転能力判定部15とを備えている。報知制御部4は、表示制御部16を備えている。
ステアリングアクチュエータ制御部8は、ステアリングアクチュエータ17に接続されている。操舵角比較部9は、操舵角センサ19に接続されている。アクセル量比較部11は、アクセル踏込量検出センサ21に接続されている。ブレーキ量比較部13は、ブレーキ踏込量検出センサ23に接続されている。
操舵制御部7は、車両操舵系24に接続されている。表示制御部16は、表示機25に接続されている。アクセル制御部10は、エンジン26に接続されている。ブレーキ制御部12は、ブレーキ27に接続されている。
自動運転制御部6は、図示しないセンサ等によって検出された情報に基づいて、自動運転に係る車両の操舵、加速、および減速の制御を行う。センサは、車両の周辺状況を検出するセンサであり、例えばカメラ、レーザ、ライダーなどが挙げられる。
操舵制御部7は、自動運転時には、自動運転制御部6が決定した操舵角に基づいて車両操舵系24を制御する。また、操舵制御部7は、手動運転時には、操舵角センサ19で検出された操舵角に基づいて車両操舵系24を制御する。操舵角センサ19は、ステアリング18の回転角から車両の操舵角を検出する。ステアリング18は、ドライバによる車両の操舵を目的として操作される。
ステアリングアクチュエータ制御部8は、ステアリングアクチュエータ17を制御する。ステアリングアクチュエータ17は、ステアリングアクチュエータ制御部8による制御によって、ステアリング18に反発力を与える。具体的には、ステアリングアクチュエータ制御部8は、模擬手動運転操作時において、あたかもドライバが手動運転しているかのような反発力をステアリング18に与えるようステアリングアクチュエータ17を制御する。例えば、車両の速度が遅い場合において、ステアリングアクチュエータ制御部8は弱い反発力をステアリング18に与えるようにステアリングアクチュエータ17を制御する。また、車両が加速している場合において、ステアリングアクチュエータ制御部8は強い反発力をステアリング18に与えるようにステアリングアクチュエータ17を制御する。このように、ステアリングアクチュエータ制御部8は、実際に手動運転操作を行う場合にステアリング18に付されるであろう反発力をステアリング18に与えるようにステアリングアクチュエータ17を制御する。
操舵角比較部9は、模擬手動運転操作時において、自動運転制御部6が決定した操舵角を操舵制御部7から取得し、操舵角センサ19で検出された操舵角を操舵角センサ19から取得した後、両者を比較する。具体的には、操舵角比較部9は、操舵制御部7から取得した操舵角と、操舵角センサ19から取得した操舵角とを比較し、操舵制御部7から取得した操舵角に対する操舵角センサ19から取得した操舵角の誤差を算出する。すなわち、操舵角比較部9は、自動運転操作に係る操舵角と模擬手動運転操作に係る操舵角とを比較し、自動運転操作に係る操舵角に対する模擬手動運転操作に係る操舵角の誤差を算出する。
アクセル制御部10は、自動運転時には、自動運転制御部6が決定したアクセル量に基づいてエンジン26を制御する。具体的には、アクセル量に応じてエンジン26におけるスロットルバルブの開度が決定し、アクセル量が大きいほどスロットルバルブの開度が大きくなる。また、アクセル制御部10は、手動運転時には、アクセル踏込量検出センサ21で検出されたアクセル踏込量に基づいてエンジン26を制御する。具体的には、アクセル踏込量に応じてエンジン26におけるスロットルバルブの開度が決定し、アクセル踏込量が大きいほどスロットルバルブの開度が大きくなる。アクセル踏込量検出センサ21は、アクセルペダル20の踏込量をアクセル踏込量として検出する。このように、自動運転制御部6が決定したアクセル量と、アクセル踏込量検出センサ21で検出されたアクセル踏込量とは同義であり、以下では総称してアクセル量ともいう。
アクセルペダル20は、ドライバによる車両の加減速を目的として操作される。具体的には、ドライバがアクセルペダル20を踏み込めば車両が加速し、走行中にドライバがアクセルペダル20の踏み込みを止めれば車両は減速する。
アクセル量比較部11は、模擬手動運転操作時において、自動運転制御部6が決定したアクセル量をアクセル制御部10から取得し、アクセル踏込量検出センサ21で検出されたアクセル踏込量をアクセル踏込量検出センサ21から取得した後、両者を比較する。具体的には、アクセル量比較部11は、アクセル制御部10から取得したアクセル量と、アクセル踏込量検出センサ21から取得したアクセル踏込量とを比較し、アクセル制御部10から取得したアクセル量に対するアクセル踏込量検出センサ21から取得したアクセル踏込量の誤差を算出する。すなわち、アクセル量比較部11は、自動運転操作に係るアクセル量と模擬手動運転操作に係るアクセル踏込量とを比較し、自動運転操作に係るアクセル量に対する模擬手動運転操作に係るアクセル踏込量の誤差を算出する。
ブレーキ制御部12は、自動運転時には、自動運転制御部6が決定したブレーキ量に基づいてブレーキ27を制御する。具体的には、ブレーキ量に応じてブレーキ27における油圧が決定し、ブレーキ量が大きいほど油圧が高くなる。また、ブレーキ制御部12は、手動運転時には、ブレーキ踏込量検出センサ23で検出されたブレーキ踏込量に基づいてブレーキ27を制御する。具体的には、ブレーキ踏込量に応じてブレーキ27における油圧が決定し、ブレーキ踏込量が大きいほど油圧が高くなる。ブレーキ踏込量検出センサ23は、ブレーキペダル22の踏込量をブレーキ踏込量として検出する。このように、自動運転制御部6が決定したブレーキ量と、ブレーキ踏込量検出センサ23で検出されたブレーキ踏込量とは同義であり、以下では総称してブレーキ量ともいう。ブレーキペダル22は、ドライバによる車両の減速を目的として操作される。
ブレーキ量比較部13は、模擬手動運転操作時において、自動運転制御部6が決定したブレーキ量をブレーキ制御部12から取得し、ブレーキ踏込量検出センサ23で検出されたブレーキ踏込量をブレーキ踏込量検出センサ23から取得した後、両者を比較する。具体的には、ブレーキ量比較部13は、ブレーキ制御部12から取得したブレーキ量と、ブレーキ踏込量検出センサ23から取得したブレーキ踏込量とを比較し、ブレーキ制御部12から取得したブレーキ量に対するブレーキ踏込量検出センサ23から取得したブレーキ踏込量の誤差を算出する。すなわち、ブレーキ量比較部13は、自動運転操作に係るブレーキ量と模擬手動運転操作に係るブレーキ踏込量とを比較し、自動運転操作に係るブレーキ量に対する模擬手動運転操作に係るブレーキ踏込量の誤差を算出する。
加減速比較部14は、模擬手動運転操作時において、アクセル量比較部11によるアクセル量の比較結果と、ブレーキ量比較部13によるブレーキ量の比較結果とに基づいて、加減速の比較を行う。具体的には、加減速比較部14は、アクセル量比較部11で算出された自動運転操作に係るアクセル量に対する模擬手動運転操作に係るアクセル踏込量の誤差と、ブレーキ量比較部13で算出された自動運転操作に係るブレーキ量に対する模擬手動運転操作に係るアクセル踏込量の誤差とを比較し、自動運転操作に対する模擬手動運転操作の加減速の誤差を算出する。
表示制御部16は、模擬手動運転操作時において、操舵角比較部9で算出された自動運転操作に係る操舵角に対する模擬手動運転操作に係る操舵角の誤差と、加減速比較部14で算出された自動運転操作に対する模擬運転操作の加減速の誤差とを表示機25に表示する制御を行う。表示機25としては、例えばインストルメンタルパネル内に設けられたディスプレイ、ヘッドアップディスプレイ、ダッシュボードに設けられたセンターディスプレイ、または携帯通信端末などが挙げられる。
運転能力判定部15は、模擬手動運転操作時において、操舵角比較部9で算出された自動運転操作に係る操舵角に対する模擬手動運転操作に係る操舵角の誤差と、加減速比較部14で算出された自動運転操作に対する模擬運転操作の加減速の誤差とに基づいて、自動運転から手動運転への切り替えが可能か否かを判定する。すなわち、運転能力判定部15は、車両の挙動が急に変化しないように自動運転操作から手動運転操作を引き継ぐことが可能な運転操作能力をドライバが有しているか判定する。このように、運転能力判定部15は、自動運転から手動運転への移行タイミングを判定する移行タイミング判定部としての機能を有している。
なお、図2では、車両がエンジン26で走行する場合について示しているが、これに限るものではない。例えば、車両がモータで走行する場合であっても同様である。
図3は、運転支援装置5のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、運転支援装置1についても同様である。
運転支援装置5における報知制御部4、自動運転制御部6、操舵制御部7、ステアリングアクチュエータ制御部8、操舵角比較部9、アクセル制御部10、アクセル量比較部11、ブレーキ制御部12、ブレーキ量比較部13、加減速比較部14、運転能力判定部15、および表示制御部16の各機能は、処理回路により実現される。すなわち、運転支援装置5は、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を報知する制御を行い、自動運転を制御し、操舵を制御し、ステアリングアクチュエータを制御し、操舵角を比較し、アクセルを制御し、アクセル量を比較し、ブレーキを制御し、ブレーキ量を比較し、加減速を比較し、自動運転から手動運転への切り替えが可能か否かを判定し、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を表示する制御を行うための処理回路を備える。処理回路は、メモリ29に格納されたプログラムを実行するプロセッサ28(中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)である。
運転支援装置5における報知制御部4、自動運転制御部6、操舵制御部7、ステアリングアクチュエータ制御部8、操舵角比較部9、アクセル制御部10、アクセル量比較部11、ブレーキ制御部12、ブレーキ量比較部13、加減速比較部14、運転能力判定部15、および表示制御部16の各機能は、ソフトウェア、ファームウェア、またはソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェアまたはファームウェアは、プログラムとして記述され、メモリ29に格納される。処理回路は、メモリ29に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、運転支援装置5は、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を報知する制御を行うステップ、自動運転を制御するステップ、操舵を制御するステップ、ステアリングアクチュエータを制御するステップ、操舵角を比較するステップ、アクセルを制御するステップ、アクセル量を比較するステップ、ブレーキを制御するステップ、ブレーキ量を比較するステップ、加減速を比較するステップ、自動運転から手動運転への切り替えが可能か否かを判定するステップ、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を表示する制御を行うステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ29を備える。また、これらのプログラムは、報知制御部4、自動運転制御部6、操舵制御部7、ステアリングアクチュエータ制御部8、操舵角比較部9、アクセル制御部10、アクセル量比較部11、ブレーキ制御部12、ブレーキ量比較部13、加減速比較部14、運転能力判定部15、および表示制御部16の手順または方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリとは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disc)等、あらゆる記憶媒体が該当する。
<動作>
次に、運転支援装置5の動作について説明する。
図4は、運転支援装置5の動作の一例を示すフローチャートである。
ステップS1において、運転支援装置5は、自動運転解除要求を受け付ける。自動運転解除要求が行われる場合としては、例えば、ドライバが図示しない入力部を介して自動運転解除を要求する場合、自動運転制御部6が自動運転可能なエリアでなくなると判断し自動運転を解除する場合などがある。
ステップS2において、自動運転制御部6は、運転能力判定部15に対して操舵角の誤差許容範囲をセットする。ここで、操舵角の誤差許容範囲とは、自動運転から手動運転への移行時に、自動運転操作に係る操舵角に対する模擬手動運転操作に係る操舵角の誤差が許容される範囲のことをいう。自動運転制御部6は、周辺状況を含む車両の走行状態に応じて操舵角の誤差許容範囲を決定する。
ステップS3において、自動運転制御部6は、運転能力判定部15に対して加減速の誤差許容範囲をセットする。ここで、加減速の誤差許容範囲とは、自動運転から手動運転への移行時に、自動運転操作に対する模擬手動運転操作の加減速の誤差が許容される範囲のことをいう。自動運転制御部6は、周辺状況を含む車両の走行状態に応じて加減速の誤差許容範囲を決定する。
ステップS4において、自動運転制御部6は、模擬手動運転操作を開始する。ステアリングアクチュエータ制御部8は、ステアリングアクチュエータ17を制御してステアリング18に反発力を与える。模擬手動運転操作中、車両は自動運転制御部6による自動運転操作によって走行している。
ステップS5において、操舵角比較部9は、自動運転制御部6が決定した操舵角を自動運転操作情報として操舵制御部7から取得する。アクセル量比較部11は、自動運転制御部6が決定したアクセル量を自動運転操作情報としてアクセル制御部10から取得する。ブレーキ量比較部13は、自動運転制御部6が決定したブレーキ量を自動運転操作情報としてブレーキ制御部12から取得する。このように、操舵角比較部9、アクセル量比較部11、およびブレーキ量比較部13は、図1に示す自動運転操作情報取得部2として機能する。
ステップS6において、操舵角比較部9は、操舵角センサ19で検出された操舵角を模擬手動運転操作情報として操舵角センサ19から取得する。アクセル量比較部11は、アクセル踏込量検出センサ21で検出されたアクセル踏込量を模擬手動運転操作情報として取得する。ブレーキ量比較部13は、ブレーキ踏込量検出センサ23で検出されたブレーキ踏込量を模擬手動運転操作情報として取得する。このように、操舵角比較部9、アクセル量比較部11、およびブレーキ量比較部13は、図1に示す模擬手動運転操作情報取得部3として機能する。
ステップS7において、操舵角比較部9、アクセル量比較部11、ブレーキ量比較部13、および加減速比較部14は、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差を算出する。具体的には、操舵角比較部9は、自動運転操作に係る操舵角と模擬手動運転操作に係る操舵角とを比較し、自動運転操作に係る操舵角に対する模擬手動運転操作に係る操舵角の誤差を算出する。アクセル量比較部11は、自動運転操作に係るアクセル量と模擬手動運転操作に係るアクセル踏込量とを比較し、自動運転操作に係るアクセル量に対する模擬手動運転操作に係るアクセル踏込量の誤差を算出する。ブレーキ量比較部13は、自動運転操作に係るブレーキ量と模擬手動運転操作に係るブレーキ踏込量とを比較し、自動運転操作に係るブレーキ量に対する模擬手動運転操作に係るブレーキ踏込量の誤差を算出する。加減速比較部14は、アクセル量比較部11で算出された自動運転操作に係るアクセル量に対する模擬手動運転操作に係るアクセル踏込量の誤差と、ブレーキ量比較部13で算出された自動運転操作に係るブレーキ量に対する模擬手動運転操作に係るブレーキ踏込量の誤差とを比較し、自動運転操作に対する模擬手動運転操作の加減速の誤差を算出する。
ステップS8において、表示制御部16は、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差を表示する制御を行う。具体的には、表示制御部16は、操舵角比較部9で算出された自動運転操作に係る操舵角に対する模擬手動運転操作に係る操舵角の誤差と、加減速比較部14で算出された自動運転操作に対する模擬運転操作の加減速の誤差とを表示機25に表示する制御を行う。
ステップS9において、運転能力判定部15は、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差が誤差許容範囲内か否かを判定する。具体的には、運転能力判定部15は、操舵角比較部9で算出された自動運転操作に係る操舵角に対する模擬手動運転操作に係る操舵角の誤差が、ステップS2でセットされた操舵角の誤差許容範囲内であるか否かを判定する。また、運転能力判定部15は、加減速比較部14で算出された自動運転操作に対する模擬運転操作の加減速の誤差が、ステップS3でセットされた加減速の誤差許容範囲内であるか否かを判定する。自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差が誤差許容範囲内である場合は、ステップS10に移行する。一方、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差が誤差許容範囲内でない場合は、ステップS5に移行する。
なお、ステップS9における判定は、予め定められた時間(例えば5秒間)で行われる。運転能力判定部15は、予め定められた時間、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差が誤差許容範囲内か否かを判定する。そして、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差が誤差許容範囲内であればステップS10に移行する。
ステップS10において、自動運転制御部6は、模擬手動運転操作を終了し、自動運転を解除する。すなわち、車両は、自動運転から手動運転に移行する。以後、車両はドライバによる手動運転操作によって走行する。
なお、上記において、自動運転から手動運転への移行ができないと判断した場合は、周囲の状況を考慮して車両を停車させて自動運転を解除してもよい。
<表示例>
次に、図4のステップS8において、表示制御部16の制御によって表示機25に表示される情報について説明する。
図5〜9は、表示機25に表示される情報の一例を示す図である。なお、図5〜9において、縦軸は加減速を示しており、原点よりも上側は加速を、原点よりも下側は減速を示している。横軸は操舵角を示しており、原点よりも右側は操舵角が右方向であることを、原点よりも左側は操舵角が左方向であることを示している。縦軸の上側にはアクセルペダル20を示すマークが、縦軸の下側にはブレーキペダル22を示すマークが、横軸にはステアリング18を示すマークが各々示されている。
図5において、原点は自動運転操作情報を示している。模擬手動運転操作情報30は、自動運転操作情報を基準とした相対的な位置に示されている。原点と模擬手動運転操作情報30との差異は、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差に相当する。
図5の例では、模擬手動運転操作は、自動運転操作よりも右方向にステアリング18を回し過ぎであり、かつ自動運転操作よりもアクセルペダル20を踏み込み過ぎであることを示している。ドライバは、図5の表示を参照し、自動運転操作との誤差が誤差許容範囲内となるように模擬手動運転操作を修正する。具体的には、ドライバは、模擬手動運転操作情報30が原点に近づくようにステアリング18、アクセルペダル20、およびブレーキペダル22を操作する。
図6において、原点は無操作時の状態を示している。ここで、無操作時の状態とは、ステアリング18、アクセルペダル20、およびブレーキペダル22の全てを操作していないニュートラルな状態のことをいう。模擬手動運転操作情報30および自動運転操作情報31は、無操作時の状態を基準とした相対的な位置に示されている。自動運転操作情報31と模擬手動運転操作情報30との表示の差異は、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差に相当する。
図6の例では、模擬手動運転操作は、自動運転操作よりも右方向にステアリング18を回し過ぎであり、かつ自動運転操作よりもアクセルペダル20を踏み込み過ぎであることを示している。ドライバは、図6の表示を参照し、自動運転操作との誤差が誤差許容範囲内となるように模擬手動運転操作を修正する。具体的には、ドライバは、模擬手動運転操作情報30が自動運転操作情報31に近づくようにステアリング18、アクセルペダル20、およびブレーキペダル22を操作する。自動運転操作情報31を表示することによって、ドライバは現在の自動運転の操作状態を容易に把握することができる。
図7において、模擬手動運転操作情報30は、原点である自動運転操作情報に近づくにつれて色を変化させている。すなわち、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差に応じて色を変えている。その他の表示は、図5と同様である。これにより、ドライバは、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差の程度を容易に把握することができる。
図8は、図5を立体的に見えるように表示したものである。図8において、原点に自動運転操作情報31を表示しているが、これは模擬手動運転操作情報30と自動運転操作情報31との差異をドライバが容易に把握できるようにするためである。
図9は、図6を立体的に表示したものである。なお、図9の原点には自動運転操作情報31が表示されている。
なお、上記の図5〜9は、適宜に組み合わせて表示してもよい。例えば、図6において、模擬手動運転操作情報30は、自動運転操作情報31との差異の程度に応じて色を変えてもよい。また、図6を立体的に表示してもよい。上記の図5〜9において、誤差許容範囲を表示してもよい。
<変形例>
次に、本実施の形態の変形例1〜3について説明する。
<変形例1>
図10は、変形例1による運転支援装置32の構成の一例を示すブロック図である。
図10に示すように、運転支援装置32は、報知制御部4が音声出力制御部33を備えることを特徴としている。音声出力制御部33は、スピーカ34に接続されている。その他の構成および動作は、図2に示す運転支援装置5と同様であるため、ここでは説明を省略する。
音声出力制御部33は、模擬手動運転操作時において、操舵角比較部9で算出された自動運転操作に係る操舵角に対する模擬手動運転操作に係る操舵角の誤差と、加減速比較部14で算出された自動運転操作に対する模擬運転操作の加減速の誤差とについて、スピーカ34から音声出力する制御を行う。音声出力制御部33は、例えば、「右に曲がりすぎです。」または「加速し過ぎです。」など、自動運転操作に対する模擬手動運転操作の誤差を音声出力する制御を行う。なお、音声出力制御部33は、例えば、「ステアリングを左に回してください。」または「アクセルペダルの踏み込みを弱めてください。」など、自動運転操作に近づけるためにドライバが行うべき模擬手動運転操作について音声出力する制御を行ってもよい。
上記より、ドライバは、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差を音声で把握することができる。
<変形例2>
図11は、変形例2による運転支援装置35の構成の一例を示すブロック図である。
図11に示すように、運転支援装置35は、報知制御部4が表示制御部16および音声出力制御部33を備えることを特徴としている。その他の構成および動作は、図2に示す運転支援装置5および図10に示す運転支援装置32と同様であるため、ここでは説明を省略する。
上記より、ドライバは、自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差を表示および音声で把握することができる。
<変形例3>
図12は、変形例3による運転支援装置36の構成の一例を示すブロック図である。
図12に示すように、運転支援装置36は、トランスミッション制御部37を備えることを特徴としている。トランスミッション制御部37は、シフト位置検出センサ39およびトランスミッション40の各々に接続されている。その他の構成および動作は、図2に示す運転支援装置5と同様であるため、ここでは詳細な説明を省略する。
トランスミッション制御部37は、自動運転時には、自動運転制御部6が決定したシフト位置に基づいてトランスミッション40を制御する。また、トランスミッション制御部37は、手動運転時は、シフト位置検出センサ39で検出されたシフト位置に基づいてトランスミッション40を制御する。シフト位置検出センサ39は、シフトレバー38のシフト位置を検出する。
シフトレバー38は、トランスミッション40の歯車の組み合わせを切り替えることを目的として操作される。例えば、車両を加速させるときは、シフトレバー38をシフトアップする。また、車両が下り坂を走行中のときは、シフトレバー38をシフトダウンすることによってエンジンブレーキを作動させる。このように、シフトレバー38のシフト位置は、車両の加減速に寄与する。
加減速比較部14は、模擬手動運転操作時において、シフト位置検出センサ39で検出されたシフト位置をシフト情報として取得する。すなわち、加減速比較部14は、シフト情報を模擬手動運転操作情報として取得する模擬手動運転操作情報取得部として機能する。
加減速比較部14は、模擬手動運転操作時において、アクセル量比較部11によるアクセル量の比較結果と、ブレーキ量比較部13によるブレーキ量の比較結果と、シフト位置検出センサ39で検出されたシフト情報とに基づいて、加減速の比較を行う。
上記より、ドライバは、模擬手動運転操作時にシフトレバー38を操作することができ、シフト位置を考慮した自動運転操作と模擬手動運転操作との誤差を把握することができる。
以上のことから、本実施の形態によれば、運転支援装置は、自動運転から手動運転への移行タイミングを適切に判断することが可能となる。また、ドライバは、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を容易に把握することができる。さらに、ドライバは、自動運転操作に近づけるためにはどのような運転操作を行えば良いのか操作の組み合わせを含めて考えるため、運転感覚を確実に得ることができる。従って、車両の挙動が急に変化することなく自動運転から手動運転に移行することができる。
以上で説明した運転支援装置は、車載用ナビゲーション装置、すなわちカーナビゲーション装置だけでなく、車両に搭載可能なPND(Portable Navigation Device)およびサーバなどを適宜に組み合わせてシステムとして構築されるナビゲーション装置あるいはナビゲーション装置以外の装置にも適用することができる。この場合、運転支援装置の各機能あるいは各構成要素は、上記システムを構築する各機能に分散して配置される。
具体的には、一例として、運転支援装置をサーバに配置することができる。例えば、図13に示すように、車両側に運転支援装置41を備え、サーバ42に運転能力判定部15を備えることによって、運転支援システムを構築することができる。なお、図10に示す運転支援装置32、図11に示す運転支援装置35、および図12に示す運転支援装置36についても同様である。
上記の構成とした場合であっても、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
また、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェア(運転支援方法)を、例えばサーバに組み込んでもよい。
具体的には、一例として、上記の運転支援方法は、車両における自動運転からドライバによる手動運転への移行を支援する運転支援方法であって、移行中において自動運転を実行する自動運転操作の情報である自動運転操作情報を取得し、移行中において自動運転操作を模擬した手動運転を実行する模擬手動運転操作の情報である模擬手動運転操作情報を取得し、取得した自動運転操作情報と、取得した模擬手動運転操作情報とに基づいて、自動運転操作と模擬手動運転操作との差異を報知する制御を行う。
上記より、上記の実施の形態における動作を実行するソフトウェアをサーバに組み込んで動作させることによって、上記の実施の形態と同様の効果が得られる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての態様において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
1 運転支援装置、2 自動運転操作情報取得部、3 模擬手動運転操作情報取得部、4 報知制御部、5 運転支援装置、6 自動運転制御部、7 操舵制御部、8 ステアリングアクチュエータ制御部、9 操舵角比較部、10 アクセル制御部、11 アクセル量比較部、12 ブレーキ制御部、13 ブレーキ量比較部、14 加減速比較部、15 運転能力判定部、16 表示制御部、17 ステアリングアクチュエータ、18 ステアリング、19 操舵角センサ、20 アクセルペダル、21 アクセル踏込量検出センサ、22 ブレーキペダル、23 ブレーキ踏込量検出センサ、24 車両操舵系、25 表示機、26 エンジン、27 ブレーキ、28 プロセッサ、29 メモリ、30 模擬手動運転操作情報、31 自動運転操作情報、32 運転支援装置、33 音声出力制御部、34 スピーカ、35 運転支援装置、36 運転支援装置、37 トランスミッション制御部、38 シフトレバー、39 シフト位置検出センサ、40 トランスミッション、41 運転支援装置、42 サーバ。

Claims (11)

  1. 車両における自動運転からドライバによる手動運転への移行を支援する運転支援装置であって、
    前記移行中において前記自動運転を実行する自動運転操作の情報である自動運転操作情報を取得する自動運転操作情報取得部と、
    前記移行中において前記自動運転操作を模擬した前記手動運転を実行する模擬手動運転操作の情報である模擬手動運転操作情報を取得する模擬手動運転操作情報取得部と、
    前記自動運転操作情報取得部が取得した前記自動運転操作情報と、前記模擬手動運転操作情報取得部が取得した前記模擬手動運転操作情報とに基づいて、前記自動運転操作と前記模擬手動運転操作との差異を報知する制御を行う報知制御部と、
    を備える、運転支援装置。
  2. 前記自動運転操作情報に含まれる前記車両の操舵角と、前記模擬手動運転操作情報に含まれる前記車両の操舵角とを比較する操舵角比較部と、
    前記自動運転操作情報に含まれる前記車両のアクセル量と、前記模擬手動運転操作情報に含まれる前記車両のアクセル量とを比較するアクセル量比較部と、
    前記自動運転操作情報に含まれる前記車両のブレーキ量と、前記模擬手動運転操作情報に含まれる前記車両のブレーキ量とを比較するブレーキ量比較部と、
    をさらに備え、
    前記報知制御部は、前記操舵角比較部による比較結果、前記アクセル量比較部による比較結果、および前記ブレーキ量比較部による比較結果に基づいて前記差異を報知する制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の運転支援装置。
  3. 前記模擬手動運転操作情報取得部は、前記車両のシフトレバーの位置を示す情報であるシフト情報を前記模擬手動運転操作情報として取得し、
    前記報知制御部は、前記シフト情報にも基づいて前記差異を報知する制御を行うことを特徴とする、請求項1に記載の運転支援装置。
  4. 前記報知制御部は、前記差異を表示する制御を行う表示制御部を含むことを特徴とする、請求項1に記載の運転支援装置。
  5. 前記表示制御部は、前記自動運転操作情報を基準とした相対的な前記模擬手動運転操作情報を表示する制御を行うことを特徴とする、請求項4に記載の運転支援装置。
  6. 前記表示制御部は、前記自動運転操作情報および前記模擬手動運転操作情報を表示する制御を行うことを特徴とする、請求項4に記載の運転支援装置。
  7. 前記表示制御部は、前記差異の程度に応じて前記模擬手動運転操作情報の色を変える制御を行うことを特徴とする、請求項4に記載の運転支援装置。
  8. 前記表示制御部は、前記差異を立体的に表示する制御を行うことを特徴とする、請求項4に記載の運転支援装置。
  9. 前記報知制御部は、前記差異を音声出力する制御を行う音声出力制御部を含むことを特徴とする、請求項1に記載の運転支援装置。
  10. 前記自動運転操作情報取得部が取得した前記自動運転操作情報と、前記模擬手動運転操作情報取得部が取得した前記模擬手動運転操作情報とに基づいて、前記自動運転から前記手動運転への移行タイミングを判定する移行タイミング判定部をさらに備えることを特徴とする、請求項1に記載の運転支援装置。
  11. 車両における自動運転からドライバによる手動運転への移行を支援する運転支援方法であって、
    前記移行中において前記自動運転を実行する自動運転操作の情報である自動運転操作情報を取得し、
    前記移行中において前記自動運転操作を模擬した前記手動運転を実行する模擬手動運転操作の情報である模擬手動運転操作情報を取得し、
    前記取得した前記自動運転操作情報と、前記取得した前記模擬手動運転操作情報とに基づいて、前記自動運転操作と前記模擬手動運転操作との差異を報知する制御を行う、運転支援方法。
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