JPWO2018092207A1 - 回転位置検出装置 - Google Patents

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Abstract

センサマグネット−磁気センサ間の距離のばらつきによる回転位置検出誤差を軽減した回転位置検出装置を提供するため、磁束を発生するセンサマグネット(30)と、このセンサマグネットを保持するフォルダであって、モータ(1)のシャフト(40)に固定するための圧接部(340)を有するもの(34)と、モータに直接又は間接的に固定されるとともに、センサマグネットからシャフトの軸方向に離れて配置され、センサマグネットによる磁束を検出する磁気センサ(32)とを備え、シャフトは、圧接部の先端部(341)を受け止める突き当て部(403,405,5)を有する。

Description

本発明は、回転位置検出装置に関し、例えば電動パワーステアリング用駆動モータのシャフトなどの回転部に取付けられたセンサマグネットとモータ筐体などの被回転部に取付けられた磁気センサを備えた回転位置検出装置に関するものである。
従来から知られている、モータの回転速度及び回転位置を検出するための回転位置検出装置としては、センサマグネットである位置検出用磁石と、磁気センサであるセンサ基板とを備えたものがある(例えば、特許文献1参照)。この場合のセンサマグネットは、モータシャフトのような回転部に直接又はフォルダなどの固定部材を介して固定され、回転位置を検出するための磁束を発生させる部材である。センサマグネットの配置及び形状は、回転軸の円周方向に配置された環形状、又は回転軸端に配置された円形状である。磁気センサは、モータ筐体などの非回転部に取付けられ、センサマグネットの回転による磁束の変化を検出して、その変化に対応した信号を出力する素子である。この信号により、モータシャフト等の回転位置を検出している。
また、別の回転位置検出装置として、筒状の第1周壁部とこの第1周壁部の軸方向端部から内側に延在する底壁部とによって区画される空間に、回転体の回転位置を検出するための磁束を発生する回転位置検出用磁石を配置し、回転体の回転軸に固定する非磁性体からなる固定部材が、上記空間内の第1周壁部の内周面に、周方向に間隔をあけて形成される内側に突出した複数の突起部を有するものがある(例えば、特許文献2参照)。
特開2015−65789号公報 特開2014−57431号公報
上記の特許文献1の回転位置検出装置にあっては、センサマグネット−磁気センサ間の距離のばらつきや傾きが発生した場合、「回転位置検出誤差」が生じる。この「回転位置検出誤差」は、センサマグネット−磁気センサ間の距離のばらつきによる、磁気センサが検出するために必要な磁束の変動、又はセンサマグネット−磁気センサ間の傾きによる回転時のセンサ間距離のばらつきによる磁束変動により発生する。その結果、発生トルクを変動させ性能を低下させるという課題があった。
また、この特許文献1では、センサマグネットを保持するフォルダはシャフトに保持され磁気センサとの距離を規制する部材がなく、センサマグネット−磁気センサ間の距離のばらつきが生じ易く、組立時に位置合わせ管理が必要となる。また、回転軸の円周方向に配置された環形状のセンサマグネットは、回転軸から離れて配置されているため、フォルダの傾きにより回転時のセンサ間距離のばらつきが大きい。そのため、「回転位置検出誤差」が大きくなる要因となる。
さらに、特許文献2でも、センサマグネットを保持するフォルダは、シャフトに保持され磁気センサとの距離を規制する部材がなく、センサマグネット−磁気センサ間の距離にばらつきが生じ易い。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、センサマグネット−磁気センサ間の距離のばらつきによる回転位置検出誤差を軽減した回転位置検出装置を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するため、本発明に係る回転位置検出装置は、磁束を発生するセンサマグネットと、前記センサマグネットを保持するフォルダであって、モータのシャフトに固定するための圧接部を有するものと、前記モータに直接又は間接的に固定されるとともに、前記センサマグネットから前記シャフトの軸方向に離れて配置され、前記センサマグネットによる磁束を検出する磁気センサとを備え、前記シャフトは、前記圧接部の先端部を受け止める突き当て部を有するものである。
本発明によれば、磁気センサと対向配置され、モータのシャフトに固定するためのセンサマグネットを保持するフォルダの圧接部の先端部を受け止める突き当て部をシャフトに設けたことにより、センサマグネット−磁気センサ間の距離が規制されるので、距離のばらつきが抑制され、回転位置検出誤差を軽減させることができる。
本発明の実施の形態1による回転位置検出装置を内蔵したモータの断面図である。 本発明の実施の形態1による回転位置検出装置の断面図である。 本発明の実施の形態2による回転位置検出装置の断面図である。 本発明の実施の形態3による回転位置検出装置の断面図である。 本発明の実施の形態4による回転位置検出装置を内蔵したモータの断面図である。 本発明の実施の形態5による回転位置検出装置を内蔵したモータの断面図である。
以下、本発明の実施の形態による回転位置検出装置を、電動パワーステアリング用のモータに適用した場合を例に取り、上記の図1〜図6を参照して詳細に説明する。
実施の形態1.
図1に示すモータ1は、モータ筐体10と、このモータ筐体10に取付けられたステータ11と、このステータ11内の回転体4と、モータ筐体10に接続された制御装置2と、この制御装置2内に設けられた回転位置検出装置3と、回転体4と制御装置2とを軸受5により貫通するシャフト40とを備えている。
ステータ11は、磁性体で構成された円筒状のステータコア110と、このステータコア110に巻回された巻線111とで構成されている。巻線111に所定の電流が通電することで、ステータコア110に回転磁界が発生する。
回転体4は、ロータ41と、シャフト40と、ボス42とを備え、軸受5を介して回転可能な状態に保持されている。ロータ41は、ステータ11の内周面に対向して配置され、磁性体で構成された円筒状のロータコア411と、このロータコア411の外周に配置されたマグネット412とで構成される。この構成により、ステータコア110で発生した回転磁界により、回転体4は回転力を得る。この回転力は、ボス42を介して外部のステアリング(図示せず。)へ伝達される。
回転位置検出装置3は、センサマグネット30と、フォルダ34と、磁気センサ32と、磁気センサ基板31とを備えている。センサマグネット30は、プラスチックマグネット材から成り、磁束を発生させ、シャフト40により回転体4と一体で回転する。
図2に示すように、シャフト40は、小径部401と大径部402との段差部403を有している。小径部401は、シャフト40のセンサマグネット30の部位に位置し、大径部402は、ロータ41の側に位置している。また、シャフト40の軸受内輪突き当て部404は、軸受5の軸受内輪50を、大径部402とで受け止める別の段差部404を構成している。
フォルダ34は非磁性体の金属材料から成り、例えば樹脂磁石のセンサマグネット30を保持するとともに、シャフト40に対して円筒状の圧接部340により嵌合固定される。そして、この圧接部340のロータ41の側の軸方向に延長した先端部341は、シャフト40の小径部401と大径部402との段差部403に突き当たって位置決めされる。
また、フォルダ34は、センサマグネット30にインサート成形加工によって一体化されている。センサマグネット30のセンサ側面300は、フォルダ34の先端部341に対して平行で且つ円筒状の圧接部340の中心軸に対して直交するように成形されている。
磁気センサ32は、回転するセンサマグネット30の磁束変化を検出し、この変化に対応した信号を出力する。また、センサマグネット30から軸方向に離れており、センサ側面300に対向するように配置する。磁気センサ基板31は、信号を制御装置2へ伝える。また、磁気センサ32を実装した磁気センサ基板31は、制御装置筐体21にねじ等で固定され、軸受外輪51は制御装置筐体21に嵌め込まれ、軸受外輪突き当て部210によって軸方向に突き当たって位置決めされる。
制御装置2は、図1に示すように、制御基板20と、制御装置筐体21と、制御カバー22とを備えている。制御基板20は、回転位置検出装置3の検出信号を受信し、マイクロコンピュータ等による制御信号に基づきステータ11の巻線111の電流を制御している。これにより、回転体4が回転し、モータ1が必要な回転力を得る。
また、回転位置検出装置3が、シャフト40の回転力を伝達するボス42の側へ配置された場合には、センサマグネット30は、シャフト40の外周方向に配置された環形状となる。この際、フォルダ34は、センサマグネット30の内周に位置する部分において、シャフト40に対して、軸逃がし部342を設けている。これは、シャフト40の熱膨張によってセンサマグネット30に発生する応力を減らし、センサマグネット30の破損を防ぐためである。
次に、本実施の形態1の作用効果について説明する。
本実施の形態1によれば、センサマグネット30を保持するフォルダ34は、円筒状の圧接部340の先端に位置する先端部341が、シャフト40の小径部401と大径部402との段差部403に突き当たるようになっている。
更に、シャフト40にもう一つ別に設けられた段差部404により軸受内輪50が位置決めされる。また、磁気センサ32を実装した磁気センサ基板31は、制御装置筐体21にねじ等で固定されている。軸受外輪51は、制御装置筐体21に嵌め込まれ、突き当て部404とともに軸受外輪突き当て部210に突き当たって位置決めされる。
このため、センサマグネット30−磁気センサ32間の距離ばらつきは、センサマグネット30−磁気センサ32間に介在するフォルダ34と、シャフト40と、軸受5と、制御装置筐体21とによる構造部材の精度を高めることで抑制することができる。
この構造部材の精度向上は以下の手法によって実現可能である。
フォルダ34については、金型プレスによる板金絞り加工により、センサマグネット30の取り付面と軸方向に延長した圧接部340との間の寸法精度を高める。
また、シャフト40については、機械加工で、小径部401−大径部402間の段差部403と軸受内輪突き当て部404との間の寸法精度を高める。
更に、制御装置筐体21については、筐体全体をダイキャスト等で成形し、軸受外輪突き当て部210及び磁気センサ基板31の基板支持部211を部分的に機械加工することで精度を高める。尚、軸受5は、既製品で予め精度を確保することができる。
従って、センサマグネット30−磁気センサ32間に介在するフォルダ34と、シャフト40と、軸受5と、制御装置筐体21とによる構造部材の精度を高めることで、センサマグネット30を保持するフォルダ34の先端部341を、シャフト40の小径部401−大径部402間の段差部403に突き当てることができ、軸受内輪50を、大径部402と段差部404とに突き当てて組み立てる。これにより、組立管理が容易で且つセンサマグネット30−磁気センサ32間の距離ばらつきを抑制することが可能となる。
さらに、フォルダ34は、センサマグネット30にインサート成形加工によって一体化される。これにより、センサマグネット30のセンサ側面300が、フォルダ34の先端部341に対して平行であり他方円筒状の圧接部340の中心軸に対して直交するように成形される。このため、フォルダ34の面精度に拘わらず、センサ側面300を先端部341及び圧接部340の中心軸に対してそれぞれ平行及び直交するようにインサート成形することで、センサ側面300と磁気センサ32の傾きばらつきを抑制することができる。
仮に、予め成形されたセンサマグネット30をフォルダ34に接着又は加締め等で固定する場合、フォルダ34とセンサマグネット30との接着面精度を高めなければセンサ側面に傾きが生じてしまう。また、接着強度を確保すためには、接着面積を大きく取る必要があるため、さらに接着面精度の確保が難しくなる。
一方、本構造のインサート成形の場合、先端部341及び圧接部340の中心軸に対してセンサ側面300の寸法精度を狙って成形すればよいため、接着等により固定と比較し、精度が確保し易い。
尚、回転位置検出装置3をシャフト40の回転力を伝達するボス42の側へ配置し、センサマグネット30をシャフト40の外周方向に配置された環形状の構成とすることで、モータ1の設計自由度を高め且つセンサマグネット30−磁気センサ32間の距離のばらつきや傾きを抑制した回転位置検出装置3を実現することができる。
実施の形態2.
図3に示す本実施の形態2は、上記の実施形態1における小径部401と大径部402との段差部403を無くし、その代わりに、図2のシャフト40の大径部402を、別部材の環状シャフトスペーサ405に置き換えたものである。このシャフトスペーサ405は、軸受内輪50とフォルダ34の先端部341との間に配置されている。従って、センサマグネット30を保持するフォルダ34は、シャフトスペーサ405の軸方向の寸法によって位置決めされる。なお、このシャフトスペーサ405は、軸受内輪50に接していなく離れていてもよい。
次に本実施の形態2の作用効果について説明する。
本実施の形態2によれば、シャフトスペーサ405の軸方向の寸法精度を確保することで、センサマグネット30−磁気センサ32間の距離ばらつきを抑制することが可能である。上記の実施の形態1と比較し、シャフト40は、小径部401−大径部402間の段差部403と軸受内輪突き当て部404との間の寸法精度を狙う必要がなくなる。
従って、センサマグネット30を保持するフォルダ34の先端部341をシャフトスペーサ405に突き当てて組み立てることで、組立管理が容易で且つセンサマグネット30−磁気センサ32間の距離ばらつきを抑制することが可能となる。
実施の形態3.
図4に示す本実施の形態3は、上記の実施形態1において、図2のシャフト40の大径部402を、軸受5、特に軸受内輪50に置き換えたものである。従って、センサマグネット30を保持するフォルダ34は、円筒状の圧接部340が、軸方向に延長した先端部341により軸受内輪50に突き当たって位置決めされるようになる。
次に本実施の形態3の作用効果について説明する。
本実施の形態3によれば、センサマグネット30のフォルダ34に対する取り付面と、軸方向に延長した圧接部340の先端部341との間の精度を高めることで、センサマグネット30−磁気センサ32間の距離ばらつきを抑制することが可能である。
従って、上記の実施の形態1のように、シャフト40は、小径部401−大径部402間の段差部403と軸受内輪突き当て部404との間の寸法精度を狙う必要がなくなる。また、上記の実施の形態2と比較して、シャフトスペーサ405の軸方向の寸法精度を狙う必要がなくなる。
従って、センサマグネット30を保持するフォルダ34を軸受内輪50に突き当て組み立てることで、組立管理が容易で且つセンサマグネット30と磁気センサ32間の距離ばらつきを抑制することが可能となる。
実施の形態4.
図5に示す本実施の形態4は、モータ1aにおいて、回転位置検出装置3aが、シャフト40aの回転力を伝達するボス42aの側と反対側に配置された構成になっている。この時、センサマグネット30aは、シャフト40aの軸端に配置された丸形状となる。また、磁気センサ32aは、センサマグネット30aに対して軸を延長する方向に移動され、センサ側面300aに対向するように配置する。その他の構成と役割は上記と同様であるため説明を省略する。
次に本実施の形態4の効果について説明する。
本実施の形態4によれば、上記の配置構成とすることで、上記の実施の形態3と同様の効果を得ることができる。また、モータ1aの設計の自由度を高め且つセンサマグネット30a−磁気センサ32a間の距離のばらつき(傾きを含む。)を抑制した回転位置検出装置3aを構成することができる。
実施の形態5.
図6に示す本実施の形態6は、図4のモータ1のシャフト40がシャフト40b1と、このシャフト40b1に埋め込まれたシャフト40b2とで構成されている点を除いて同一である。
すなわち、回転体4のシャフト40b1は、S45C材等の磁性体から成り、ロータ側を構成し、シャフト40b2は、SUS304材等の非磁性体から成り、回転位置検出装置3bを構成している。或いは、図4のモータ1のシャフト40全体を非磁性体で構成してもよい。
回転動作中のモータ1は、ステータコア110に発生する回転磁界、及び回転するロータ41のマグネット412の磁束などから、磁界ノイズが発生している。シャフト40が磁性体から成る場合、磁界ノイズがシャフト40を伝導し、磁気センサ32へ影響する。
次に本実施の形態5の作用効果について説明する。
本実施の形態4によれば、回転位置検出装置3は、磁気センサ32による位置検知のため、磁界ノイズの影響を受け易い。そのため、回転位置検出装置3は、ステータコア110及びロータ41をマグネット412から遠ざけた配置が望ましい。
本実施の形態5は、これらの配置制約に鑑みなされたもので、構成部品を削減し、組み立て管理が容易で且つセンサマグネット30a−磁気センサ32a間の距離のばらつき(傾きを含む。)を抑制した回転位置検出装置3aを提供することができる。
1、1a、1b モータ、10 モータ筐体、2 制御装置、20 制御基板、21 制御装置筐体、22 制御カバー、3、3a 回転位置検出装置、4 回転体、41 ロータ、411 ロータコア、412 マグネット、5 軸受、50 軸受内輪、51 軸受外輪、11 ステータ、110 ステータコア、111 巻線、30、30a センサマグネット、31 磁気センサ基板、32、32a 磁気センサ、34 フォルダ、40、40a、40b1、40b2 シャフト、42、42a ボス、210 軸受外輪突き当て部、211 基板支持部、300、300a センサ側面、340 圧接部、341 先端部、342 軸逃がし部、401 小径部、402 大径部、403、404 段差部、405 シャフトスペーサ。

Claims (10)

  1. 磁束を発生するセンサマグネットと、
    前記センサマグネットを保持するフォルダであって、モータのシャフトに固定するための圧接部を有するものと、
    前記モータに直接又は間接的に固定されるとともに、前記センサマグネットから前記シャフトの軸方向に離れて配置され、前記センサマグネットによる磁束を検出する磁気センサとを備え、
    前記シャフトは、前記圧接部の先端部を受け止める突き当て部を有する
    回転位置検出装置。
  2. 前記突き当て部は、前記シャフトの径差によって形成された段差部である
    請求項1に記載の回転位置検出装置。
  3. 前記突き当て部は、前記シャフトの外周に固定された環状のシャフトスペーサである
    請求項1に記載の回転位置検出装置。
  4. 前記突き当て部は、前記モータに接続された制御装置が前記シャフトを回転支持するために設けられた軸受である
    請求項1に記載の回転位置検出装置。
  5. 前記シャフトは、磁性体の大径シャフトに、前記圧接部が固定される非磁性体の小径シャフトが嵌め込まれて前記段差部を形成している
    請求項2に記載の回転位置検出装置。
  6. 前記センサマグネットは、前記シャフトに取り付けられたボスの側に設置されるとき、前記シャフトの外周方向に配置される環状のものである
    請求項1から5のいずれか1項に記載の回転位置検出装置。
  7. 前記センサマグネットは、前記シャフトに取り付けられたボスとは反対の側に設置されるとき、前記シャフトの端部に配置される円形状のものである
    請求項1から5のいずれか1項に記載の回転位置検出装置。
  8. 前記フォルダは、非磁性体の金属材料で構成されている
    請求項1から7のいずれか1項に記載の回転位置検出装置。
  9. 前記フォルダは、前記センサマグネットの内周に位置する部分において、前記シャフトの熱膨張によってセンサマグネットに発生する応力を減らすための軸逃がし部を有している
    請求項1から8のいずれか1項に記載の回転位置検出装置。
  10. 前記フォルダは、前記センサマグネットにインサート成形加工によって一体化されている
    請求項1から8のいずれか1項に記載の回転位置検出装置。
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