JP2014092446A - トルクセンサ、駆動ユニットおよび電動アシスト自転車 - Google Patents

トルクセンサ、駆動ユニットおよび電動アシスト自転車 Download PDF

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聡 倉本
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健司 深見
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Abstract

【課題】外側磁石部に対する内側磁石部の周方向の相対位置を高精度に検出するトルクセンサを提供する。
【解決手段】チェーンと噛み合う複数の歯を有するチェーンリング22と、チェーンリングに対して相対的に回転可能に案内する回転案内部と、ベースプレート21の相対回転により弾性変形する弾性部と、ベースプレートに固定される内側磁石部24と、チェーンリングに固定される外側磁石部25と、外側磁石部に対する内側磁石部の周方向の相対位置を検出する検出部とを備える。前記内側磁石部24が、複数の第1磁石243を備え、前記外側磁石部25が、複数の第2磁石253を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、電動アシスト自転車用のトルクセンサに関する。
従来より、運転者のペダルを踏む力を電動モータにより補助する電動アシスト自転車が利用されている。特開2012−187963 号公報に開示される電動アシスト自転車は、人力によるペダル踏力を算出するトルク検出装置を含む。トルク検出装置は、軸部回転体と、歯部回転体と、を含む。軸部回転体は、人力駆動系のクランク軸に設けられる。歯部回転体は、軸部回転体と弾性体を介して連結される。ペダル踏力が作用すると、弾性体が圧縮され、軸部回転体と歯部回転体との間に位相差が発生する。
軸部回転体には、等間隔角度でN極、S極の順に第1の着磁部材が配置された第1の支持部が設けられる。歯部回転体には、等間隔角度でN極、S極の順に第2の着磁部材が配置された第2の支持部が設けられる。ホールセンサにより、第1の着磁部材の磁界が、略正弦波状の検出信号として検出される。また、第2の着磁部材の磁界も略正弦波状の検出信号として検出される。これらの検出信号に基づき、ペダル踏力に相当する上記位相差が算出される。
中国実用新案公告第2675543号明細書に開示される電動アシスト自転車は、外凸輪7と、内凸輪8と、を含む。外凸輪7は、内凸輪8とバネ11を介して連結される。バネ11の軸線は、中軸2の軸心を中心とした円周上に位置する。
特開2012−187963 号公報 中国実用新案公告第2675543号明細書
ところで、特開2012−187963 号公報に開示されるトルク検出装置では、着磁部材の位置がずれると、トルクの検出精度が低下してしまう。また、複数の着磁部材からの磁束がばらつく場合も、トルクの検出精度が低下してしまう。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、外側磁石部に対する内側磁石部の周方向の相対位置を高精度に検出することを目的としている。
本発明の例示的な電動アシスト自転車用のトルクセンサは、中心軸上にクランクが接続されるベースプレートと、前記中心軸を中心とする円環状であり、外周部にチェーンと噛み合う複数の歯を有するチェーンリングと、前記ベースプレートを前記チェーンリングに対して相対的に回転可能に案内する回転案内部と、前記チェーンリングに対する前記ベースプレートの相対回転により弾性変形する弾性部と、前記中心軸を中心とする円環状であり、前記ベースプレートに固定される内側磁石部と、前記中心軸を中心とする円環状であり、前記内側磁石部の径方向外側に位置し、前記チェーンリングに固定される外側磁石部と、前記外側磁石部に対する前記内側磁石部の周方向の相対位置を検出する検出部と、を備え、前記内側磁石部が、前記中心軸を中心として前記中心軸に垂直な方向に広がる円環状の第1ヨークと、前記第1ヨークの前記中心軸に垂直な側面上に周方向に配置され、前記第1ヨークに直接的に、または、接着剤を介して間接的に接する複数の第1磁石と、を備え、前記外側磁石部が、前記中心軸を中心として前記中心軸に垂直な方向に広がる円環状の第2ヨークと、前記複数の第1磁石の径方向外側にて前記第2ヨークの前記中心軸に垂直な側面上に周方向に配置され、前記第2ヨークに直接的に、または、接着剤を介して間接的に接する複数の第2磁石と、を備え、前記複数の第1磁石の個数が偶数であり、各第1磁石の磁極の向きが、周方向にて隣接する第1磁石の磁極の向きと反対であり、前記複数の第2磁石の個数が偶数であり、各第2磁石の磁極の向きが、周方向にて隣接する第2磁石の磁極の向きと反対である。
本発明によれば、外側磁石部に対する内側磁石部の周方向の相対位置を高精度に検出することができる。
図1は、電動アシスト自転車の側面図である。 図2は、トルクセンサの左側面図である。 図3は、トルクセンサの右側面図である。 図4は、ベースプレートの左側面図である。 図5は、チェーンリングの左側面図である。 図6は、ベースプレートおよびチェーンリングの左側面図である。 図7は、ベースプレートおよびチェーンリングの一部を拡大して示す左側面図である。 図8は、内側磁石部の右側面図である。 図9は、ベースプレートおよび内側磁石部の右側面図である。 図10は、内側磁石部の断面図である。 図11は、第1磁石を拡大して示す右側面図である。 図12は、外側磁石部の右側面図である。 図13は、チェーンリングおよび外側磁石部の右側面図である。 図14は、外側磁石部の断面図である。 図15は、第2磁石を拡大して示す右側面図である。 図16は、内側磁石部および外側磁石部の右側面図である。 図17は、内側磁石部、外側磁石部および検出部の断面図である。
本明細書では、起立状態の電動アシスト自転車における図1の上側を単に「上側」と呼び、下側を単に「下側」と呼ぶ。また、起立状態の電動アシスト自転車を前側から見た場合の右側を単に「右側」と呼び、左側を単に「左側」と呼ぶ。さらに、トルクセンサの中心軸J1に平行な方向を「軸方向」と呼び、中心軸J1を中心とする径方向を単に「径方向」と呼び、中心軸J1を中心とする周方向を単に「周方向」と呼ぶ。
図1は、本発明の例示的な一の実施形態に係る電動アシスト自転車1を示す側面図である。電動アシスト自転車1は、運転者のペダルを踏む力を電動モータにより補助する自転車である。電動アシスト自転車1は、フレーム11と、前輪12と、後輪13と、ハンドル14と、サドル15と、チェーン16と、クランク31と、2つのペダル32と、トルクセンサ2と、電動モータ41と、バッテリ42と、制御部43と、を含む。以下の説明では、電動モータ41を単に「モータ41」という。
フレーム11は、前輪12と後輪13とを接続する。ハンドル14は、前輪12の方向を変更する。サドル15には、運転者が着座する。2つのペダル32は、クランク31の両端に取り付けられる。クランク31は、左右方向のおよそ中央において、トルクセンサ2に接続される。チェーン16は、トルクセンサ2と後輪13とを連結する。運転者のペダル32を踏む力により、クランク31を回転させるトルクが生じる。トルクセンサ2は、当該トルクを検出する。また、トルクは、トルクセンサ2およびチェーン16を介して後輪13に伝達される。以下の説明では、運転者のペダル32を踏む力を、「ペダル踏力」という。
モータ41は、前輪12に取り付けられる。バッテリ42は、サドル15の下方にてフレーム11に取り付けられたバッテリ台座に取り付けられる。バッテリ42は、モータ41に電力を供給する。モータ41は、バッテリ42からの電力により駆動し、前輪12に補助動力を供給する。制御部43は、ペダル踏力に基づいてモータ41の駆動を制御する。換言すれば、制御部43は、トルクセンサ2から出力される信号に基づいて、モータ41に制御信号を出力する。以下の説明では、トルクセンサ2と、モータ41と、制御部43と、をまとめて、「駆動ユニット40」と呼ぶ。
図2は、トルクセンサ2の左側面図である。図3は、トルクセンサ2の右側面図である。トルクセンサ2は、ベースプレート21と、チェーンリング22と、6個の弾性部23と、内側磁石部24と、外側磁石部25と、を含む。外側磁石部25は、内側磁石部24の径方向外側に配置される。内側磁石部24と外側磁石部25との間には、図示しない略円環状の滑り軸受が設けられる。当該滑り軸受は、ベースプレート21をチェーンリング22に対して相対的に回転可能に案内する回転案内部である。回転案内部の構造は、適宜変更されてよい。
6個の弾性部23はそれぞれ、チェーンリング22に対するベースプレート21の相対回転により弾性変形する。弾性部23は、接線方向に略直線状に延びる弦巻バネである。各弾性部23は、トルクセンサ2の中心軸J1を中心とする周方向に、略等角度間隔にて配置される。
図4は、ベースプレート21の左側面図である。ベースプレート21は、中心軸J1を中心とする略円環状の板状部材である。ベースプレート21は、中央部211と、6個の外凸部212と、6個の接触部213と、6個の第1突起部214と、を含む。
中央部211は、左右方向に延びる中心軸J1を中心とする略円環板状である。中央部211の中央には、略円形の開口210が設けられる。クランク31(図1参照)の一部が、開口210に挿入され、開口210の周囲の部位にカシメにより接続される。換言すれば、クランク31は、ベースプレート21の中心軸J1上に接続される。
各外凸部212は、中央部211の外周エッジから径方向外側に広がる。外凸部212は、略矩形板状である。6個の外凸部212は、中央部211の周囲にて、略等角度間隔にて周方向に配置される。各外凸部212の径方向外側のエッジからは、略矩形板状の接触部213が径方向外側に突出する。接触部213と外凸部212との境界部は、図4中の手前側である左側に曲がる段差部である。このため、接触部213は、軸方向において外凸部212よりも左側に位置する。軸方向は、上述の左右方向に一致する。
各外凸部212の時計回り方向前側の前側エッジには、第1突起部214が設けられる。第1突起部214は、当該前側エッジから、図3中における時計回りに周方向に突出する。複数の第1突起部214は、周方向における同一方向に突出する。第1突起部214の径方向外側のエッジ215は、外凸部212から周方向に離れるに従って、径方向内側へと向かう。第1突起部214の径方向内側のエッジ216は、およそ周方向に延びる。エッジ216の周方向の長さは比較的短いため、エッジ216がおよそ接線方向に直線状に延びていても、エッジ216は、およそ周方向に延びると捉えることができる。
図5は、チェーンリング22の左側面図である。チェーンリング22は、中心軸J1を中心とする略円環状の板状部材である。チェーンリング22は、チェーン16(図1参照)と噛み合う複数の歯229を外周部に有する。チェーンリング22の中央には、略円形の第1開口220が設けられる。第1開口220の周囲には、6個の第2開口221が略等角度間隔にて周方向に配置される。6個の第2開口221は、チェーンリング22の内周部に位置する。各第2開口221は、略矩形である。チェーンリング22の内周部は、第1開口220よりも径方向外側、かつ、複数の歯229を有する外周部よりも径方向内側の部位である。
チェーンリング22は、6個の第1ストッパ222と、6個の第2ストッパ223と、6個の第2突起部224と、を含む。各第1ストッパ222は、周方向に隣接する2つの第2開口221の間に位置する。6個の第1ストッパ222は、略等角度間隔にて周方向に配置される。第1ストッパ222は、チェーンリング22の内周部から、図5における手前側である左側へと、軸方向に突出する。第1ストッパ222は、チェーンリング22の内周部の一部を、およそ周方向に延びる折り曲げ線にて軸方向に折り曲げることにより構成される。
各第2開口221の径方向外側のエッジ近傍からは、第2ストッパ223が、左側へと軸方向に突出する。6個の第2ストッパ223は、略等角度間隔にて周方向に配置される。6個の第1ストッパ222と6個の第2ストッパ223とは、周方向に交互に配置される。各第2ストッパ223は、第1ストッパ222と周方向に離間する。第2ストッパ223は、チェーンリング22の内周部の一部を、およそ周方向に延びる折り曲げ線にて軸方向に折り曲げることにより構成される。第2ストッパ223の周方向の長さは、第1ストッパ222の周方向の長さよりも長い。
各第2開口221の時計回り方向前側の前側エッジには、第2突起部224が設けられる。第2突起部224は、当該前側エッジから、図5中における反時計回りに周方向に突出する。複数の第2突起部224は、周方向における同一方向に突出する。第2突起部224の径方向外側のエッジ225は、およそ周方向に延びる。エッジ225の周方向の長さは比較的短いため、エッジ225がおよそ接線方向に直線状に延びていても、エッジ225は、およそ周方向に延びると捉えることができる。第2突起部224の径方向内側のエッジ226は、図5中における時計回り方向後側に向かうに従って、径方向外側へと向かう。
図6は、ベースプレート21およびチェーンリング22の左側面図である。ベースプレート21は、チェーンリング22の左側に位置する。ベースプレート21の外周部に設けられた各接触部213は、チェーンリング22の内周部に設けられた第1ストッパ222と第2ストッパ223との間に位置する。接触部213は、第1ストッパ222の時計回り方向前側、かつ、第2ストッパ223の時計回り方向後側に位置する。接触部213は、第1ストッパ222および第2ストッパ223とそれぞれ周方向に対向する。図6では、接触部213が第1ストッパ222に接触している。
接触部213は、チェーンリング22の内周部と軸方向に重なる。上述のように、接触部213は、軸方向において外凸部212よりも左側に位置する。このため、ベースプレート21において、接触部213は、接触部213よりも径方向内側の部位よりも、軸方向にてチェーンリング22から離れる方向に位置する。
図7は、接触部213、第1ストッパ222および第2ストッパ223を拡大して示す左側面図である。接触部213の時計回り方向後側の面は、第1ストッパ222に接する第1接触面217である。第1ストッパ222の時計回り方向前側の面は、接触部213に接する接触面227である。第1接触面217および接触面227は、周方向に略垂直である。換言すれば、第1接触面217は、中心軸J1を中心とする円周と第1接触面217との交点における当該円周の接線に略垂直である。接触面227においても同様である。接触部213が第1ストッパ222に接することにより、チェーンリング22に対するベースプレート21の反時計回りの回転が制限される。なお、第1接触面217および接触面227は、周方向に厳密に垂直である必要はなく、周方向に対して僅かに傾斜してもよい。
ベースプレート21がチェーンリング22に対して時計回りに回転すると、接触部213は第1ストッパ222から離れ、第2ストッパ223に向かって移動し、第2ストッパ223に接する。移動中の接触部213は、第1ストッパ222および第2ストッパ223から周方向に離間している。接触部213の時計回り方向前側の面は、第2ストッパ223に接する第2接触面218である。第2ストッパ223の時計回り方向後側の面は、接触部213に接する接触面228である。第2接触面218および接触面228は、周方向に略垂直である。換言すれば、第2接触面218は、中心軸J1を中心とする円周と第2接触面218との交点における当該円周の接線に略垂直である。接触面228においても同様である。接触部213が第2ストッパ223に接することにより、チェーンリング22に対するベースプレート21の時計回りの回転が制限される。なお、第2接触面218および接触面228は、周方向に厳密に垂直である必要はなく、周方向に対して僅かに傾斜してもよい。
接触部213が、第1ストッパ222から第2ストッパ223まで移動する間に、ベースプレート21は、チェーンリング22に対して約5.5°だけ相対的に回転する。回転角度5.5°は、後述する検出部26(図16参照)における電気角49.5°に相当する。図2に示すように、接触部213、第1ストッパ222および第2ストッパ223は、弾性部23よりも径方向外側に位置する。接触部213は、ベースプレート21の外周部の一部を、およそ周方向に延びる折り曲げ線にて軸方向に折り曲げることにより構成されてもよい。
図6に示すように、ベースプレート21の外周部に設けられた第1突起部214は、チェーンリング22の第2開口221の一部と軸方向に重なる。第1突起部214は、チェーンリング22の内周部に設けられた第2突起部224と周方向に対向する。第1突起部214は、弾性部23(図2参照)の一方の端部である時計回り方向後側の端部内に収容される。第2突起部224は、弾性部23の他方の端部である時計回り方向前側の端部内に収容される。これにより、弾性部23は、第2開口221に軸方向に重なって配置される。ベースプレート21において、第1突起部214は、周囲の部位である外凸部212よりも軸方向の左側に位置する。チェーンリング22において、第2突起部224は、周囲の部位よりも軸方向の左側に位置する。
ベースプレート21にペダル踏力が加えられていない状態では、図2に示すように、接触部213が第1ストッパ222に接している。弾性部23は圧縮状態であり、弾性部23の復元力により、接触部213の第1接触面217(図7参照)が、第1ストッパ222の接触面227に周方向に押し当てられる。
ベースプレート21にペダル踏力が加えられると、ベースプレート21が、チェーンリング22に対して相対的に時計回りに回転し、弾性部23が圧縮される。また、接触部213が、第1ストッパ222から離間して、第2ストッパ223に近づく。ペダル踏力がベースプレート21に加えられた直後は、チェーンリング22は回転せず、ベースプレート21が回転する。ベースプレート21が、ペダル踏力と弾性部23の復元力とが釣り合う位置まで回転すると、チェーンリング22がベースプレート21と共に回転し始める。
トルクセンサ2では、ベースプレート21に加えられるペダル踏力が大きくなるに従って、ベースプレート21が、チェーンリング22に対して相対的に時計回りに回転し、弾性部23がさらに圧縮される。また、接触部213が、第1ストッパ222から第2ストッパ223へと向かう方向に移動する。ベースプレート21に加えられるペダル踏力が、所定の大きさよりも大きい状態では、接触部213の第2接触面218(図7参照)が、第2ストッパ223の接触面228に周方向に押し当てられる。
図8は、内側磁石部24の右側面図である。内側磁石部24は、中心軸J1を中心とする略円環状の板状部材である。内側磁石部24は、図9に示すように、ベースプレート21の右側面にネジ等により固定される。ベースプレート21にペダル踏力が加えられると、内側磁石部24は、ベースプレート21と共に中心軸J1を中心として回転する。
図10は、内側磁石部24を、図8中のA−Aの位置にて切断した断面図である。図8および図10に示すように、内側磁石部24は、第1ヨーク241と、第1磁石収容部242と、複数の第1磁石243と、を含む。第1ヨーク241は、中心軸J1を中心として、中心軸J1に略垂直な方向に広がる略円環状の板状部材である。第1ヨーク241は、金属等の磁性体である。複数の第1磁石243の個数は偶数である。内側磁石部24では、例えば、18個の第1磁石243が設けられる。第1磁石243は、好ましくは、フェライト磁石である。第1磁石243として、ネオジム磁石等の他の磁石が利用されてもよい。第1ヨーク241および複数の第1磁石243は、複数の弾性部23と軸方向に重なる。
第1磁石収容部242は、中心軸J1を中心とする略円環状の板状部材である。第1磁石収容部242は、第1ヨーク241の右側に位置し、第1ヨーク241の右側面244上に固定される。第1ヨーク241の右側面244は、中心軸J1に略垂直に広がる。第1磁石収容部242は、樹脂等の非磁性体である。第1磁石収容部242は、好ましくは、樹脂により形成され、インサート成形により第1ヨーク241に固定される。第1磁石収容部242には、第1磁石243と同数の18個の孔部245が設けられる。各孔部245は、第1磁石収容部242を軸方向に貫通する。孔部245の軸方向に垂直な断面は、略円形である。複数の孔部245は、略等角度間隔にて周方向に配置される。孔部245の左側の開口は、第1ヨーク241の右側面244により閉塞される。
各第1磁石243は、軸方向に延びる略円柱状である。複数の第1磁石243はそれぞれ、第1磁石収容部242の複数の孔部245に収容される。好ましくは、複数の第1磁石243はそれぞれ、複数の孔部245に圧入される。これにより、複数の第1磁石243が、第1ヨーク241の右側面244上に、略等角度間隔にて周方向に配置される。各第1磁石243は、第1ヨーク241の右側面244に直接的に接する。または、各第1磁石243は、接着剤を介して第1ヨーク241の右側面244に間接的に接する。換言すれば、第1ヨーク241の右側面244と第1磁石243とに直接的に接する薄い接着剤層が設けられる。各第1磁石243の磁極の向きは、周方向にて隣接する第1磁石243の磁極の向きと反対である。すなわち、N極が左を向く9個の第1磁石243と、S極が左を向く9個の第1磁石243とが、周方向に交互に配列される。
図11は、1つの第1磁石243および当該第1磁石243近傍を拡大して示す右側面図である。孔部245の内面246には、複数の内面凸部247が設けられる。複数の内面凸部247は、第1磁石243の中心軸J2を中心とする孔部245の周方向に、互いに離間して配置される。中心軸J2は、中心軸J1に平行である。例えば、3個の内面凸部247が、略等角度間隔にて孔部245の周方向に配置される。内面凸部247は、周囲の部位に比べて、中心軸J2を中心とする径方向内側に突出する。内面凸部247は、第1磁石243の外周面に接する。孔部245の内面246のうち、複数の内面凸部247を除く部位は、第1磁石243から離間している。すなわち、複数の第1磁石243はそれぞれ、複数の孔部245の内面246に、中心軸J2を中心とする周方向において互いに離間する複数の位置にて接する。
図12は、外側磁石部25の右側面図である。外側磁石部25は、中心軸J1を中心とする略円環状の板状部材である。外側磁石部25は、図13に示すように、チェーンリング22の右側面にネジ等により固定される。外側磁石部25は、チェーンリング22と共に中心軸J1を中心として回転する。外側磁石部25は、図3に示すように、内側磁石部24の径方向外側に位置する。上述のように、ベースプレート21が、チェーンリング22に対して相対的に回転すると、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置が変化する。
図14は、外側磁石部25を、図12中のB−Bの位置にて切断した断面図である。図12および図14に示すように、外側磁石部25は、第2ヨーク251と、第2磁石収容部252と、複数の第2磁石253と、を含む。第2ヨーク251は、中心軸J1を中心として、中心軸J1に略垂直な方向に広がる略円環状の板状部材である。第2ヨーク251は、金属等の磁性体である。複数の第2磁石253の個数は偶数である。外側磁石部25では、例えば、第1磁石243と同数の18個の第2磁石253が設けられる。第2磁石253は、好ましくは、フェライト磁石である。第2磁石253として、ネオジム磁石等の他の磁石が利用されてもよい。第2ヨーク251および複数の第2磁石253は、複数の弾性部23と軸方向に重なる。
第2磁石収容部252は、中心軸J1を中心とする略円環状の板状部材である。第2磁石収容部252は、第2ヨーク251の右側に位置し、第2ヨーク251の右側面254上に固定される。第2ヨーク251の右側面254は、中心軸J1に略垂直に広がる。第2磁石収容部252は、樹脂等の非磁性体である。第2磁石収容部252は、好ましくは、樹脂により形成され、インサート成形により第2ヨーク251に固定される。第2磁石収容部252には、第2磁石253と同数の18個の孔部255が設けられる。各孔部255は、第2磁石収容部252を軸方向に貫通する。孔部255の軸方向に垂直な断面は、略円形である。複数の孔部255は、略等角度間隔にて周方向に配置される。孔部255の左側の開口は、第2ヨーク251の右側面254により閉塞される。
各第2磁石253は、軸方向に延びる略円柱状である。第2磁石253の軸方向に垂直な断面の直径は、第1磁石243の軸方向に垂直な断面の直径よりも大きい。複数の第2磁石253はそれぞれ、第2磁石収容部252の複数の孔部255に収容される。好ましくは、複数の第2磁石253はそれぞれ、複数の孔部255に圧入される。これにより、複数の第2磁石253が、第2ヨーク251の右側面254上に、略等角度間隔にて周方向に配置される。複数の第2磁石253は、図3に示すように、複数の第1磁石243の径方向外側に配置される。
図12および図14に示す各第2磁石253は、第2ヨーク251の右側面254に直接的に接する。または、各第2磁石253は、接着剤を介して第2ヨーク251の右側面254に間接的に接する。換言すれば、第2ヨーク251の右側面254と第2磁石253とに直接的に接する薄い接着剤層が設けられる。各第2磁石253の磁極の向きは、周方向にて隣接する第2磁石253の磁極の向きと反対である。すなわち、N極が左を向く9個の第2磁石253と、S極が左を向く9個の第2磁石253とが、周方向に交互に配列される。
図15は、1つの第2磁石253および当該第2磁石253近傍を拡大して示す右側面図である。孔部255の内面256には、複数の内面凸部257が設けられる。複数の内面凸部257は、第2磁石253の中心軸J3を中心とする孔部255の周方向に、互いに離間して配置される。中心軸J3は、中心軸J1に平行である。例えば、3個の内面凸部257が、略等角度間隔にて孔部255の周方向に配置される。内面凸部257は、周囲の部位に比べて、中心軸J3を中心とする径方向内側に突出する。内面凸部257は、第2磁石253の外周面に接する。孔部255の内面256のうち、複数の内面凸部257を除く部位は、第2磁石253から離間している。すなわち、複数の第2磁石253はそれぞれ、複数の孔部255の内面256に、中心軸J3を中心とする周方向において互いに離間する複数の位置にて接する。
図16は、内側磁石部24および外側磁石部25の右側面図である。図16では、検出部26を、内側磁石部24および外側磁石部25と共に描いている。また、図16に示す状態では、径方向にて対向する第1磁石243と第2磁石253とについて、第1磁石243の中心と第2磁石253の中心とが径方向に延びる直線上に位置する。この場合、中心軸J1から第1磁石243へと延びる第1磁石243の2本の接線は、第1磁石243と径方向に対向する第2磁石253に接する。
検出部26は、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置を検出する。検出部26は、第1検出素子261と、第2検出素子262と、第3検出素子263と、第4検出素子264と、を含む。以下の説明では、第1検出素子261、第2検出素子262、第3検出素子263、および、第4検出素子264をまとめて、「検出素子261〜264」と呼ぶ。検出素子261〜264は、好ましくは、ホールセンサである。
図17は、内側磁石部24、外側磁石部25および検出部26を、図16中のC−Cの位置にて切断した断面図である。図16および図17に示すように、第1検出素子261は、軸方向において内側磁石部24よりも図16中の手前側である右側に、内側磁石部24から離間して配置される。第2検出素子262も、第1検出素子261と同様に、軸方向において内側磁石部24よりも右側に、内側磁石部24から離間して配置される。第2検出素子262は、周方向において、第1検出素子261から約10°離れた位置に配置される。第1検出素子261と第2検出素子262との間の角度10°は、検出部26における電気角90°に相当する。
第3検出素子263は、軸方向において外側磁石部25よりも右側に、外側磁石部25から離間して配置される。第4検出素子264も、第3検出素子263と同様に、軸方向において外側磁石部25よりも右側に、外側磁石部25から離間して配置される。第4検出素子264は、周方向において、第3検出素子263から約10°離れた位置に配置される。第3検出素子263と第4検出素子264との間の角度10°は、検出部26における電気角90°に相当する。
第1検出素子261および第2検出素子262は、内側磁石部24に軸方向に対向する。第3検出素子263および第4検出素子264は、外側磁石部25に軸方向に対向する。第1検出素子261は、第3検出素子263と径方向に対向する。第2検出素子262は、第4検出素子264と径方向に対向する。検出素子261〜264は、例えば、内側磁石部24および外側磁石部25の右側面を覆う図示省略のカバー部に固定される。当該カバー部は、ベースプレート21およびチェーンリング22が回転しても、回転しない。
第1検出素子261および第2検出素子262は、内側磁石部24により形成される磁界の強さを検出する内側検出部265である。第3検出素子263および第4検出素子264は、外側磁石部25により形成される磁界の強さを検出する外側検出部266である。内側磁石部24が、中心軸J1を中心として回転すると、内側磁石部24による磁界の強さが、内側検出部265により検出され、略正弦波状の信号として出力される。外側磁石部25が、中心軸J1を中心として回転すると、外側磁石部25による磁界の強さが、外側検出部266により検出され、略正弦波状の信号として出力される。図17に示すように、外側検出部266と複数の第2磁石253との軸方向の距離L2は、内側検出部265と複数の第1磁石243との軸方向の距離L1よりも大きい。
内側磁石部24では、磁極の向きが同じ第1磁石243が、40°間隔で周方向に配列される。内側磁石部24が、40°だけ回転すると、内側検出部265により、略正弦波状の1波長分の信号が出力される。外側磁石部25でも、内側磁石部24と同様に、磁極の向きが同じ第2磁石253が、40°間隔で周方向に配列される。外側磁石部25が、40°だけ回転すると、外側検出部266により、略正弦波状の1波長分の信号が出力される。換言すれば、内側磁石部24および外側磁石部25における40°の回転角度は、360°の電気角に相当する。
図16に示す検出部26では、内側検出部265からの信号と、外側検出部266からの信号とが比較され、比較結果に基づいて、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置が求められる。当該相対位置は、検出部26から、図1に示す制御部43へと送られる。制御部43は、当該相対位置に基づいてペダル踏力を求める。制御部43は、当該ペダル踏力に基づいてモータ41に制御信号を出力し、モータ41から前輪12に供給される補助動力の大きさが制御される。
検出部26では、内側検出部265が、第1検出素子261および第2検出素子262を含むことにより、内側磁石部24が回転していない状態であっても、内側検出部265に対する内側磁石部24の周方向の相対位置が精度良く求められる。外側磁石部25が、第3検出素子263および第4検出素子264を含むことにより、外側磁石部25が回転していない状態であっても、外側検出部266に対する外側磁石部25の周方向の相対位置が精度良く求められる。例えば、第1検出素子261に最も近接した位置に位置する第1磁石243と、第1検出素子261との間の周方向における距離が、内側検出部265により求められる。また、第3検出素子263に最も近接した位置に位置する第2磁石253と、第3検出素子263との間の周方向における距離が、外側検出部266により求められる。
電動アシスト自転車1では、ペダル32に力が加えられた直後は、チェーンリング22および外側磁石部25は回転せず、ベースプレート21および内側磁石部24が回転する。上述のように、検出部26は、内側磁石部24および外側磁石部25が回転していない状態であっても、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置を精度良く求めることができる。したがって、ペダル32に力が加えられた直後であっても、検出部26は、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置を精度良く求めることができる。
以上、電動アシスト自転車1について説明した。上述のように、トルクセンサ2では、内側磁石部24が、第1ヨーク241と、第1ヨーク241に直接的に、または、接着剤を介して間接的に接する複数の第1磁石243と、を含む。また、外側磁石部25が、第2ヨーク251と、第2ヨーク251に直接的に、または、接着剤を介して間接的に接する複数の第2磁石253と、を含む。
これにより、内側磁石部24による磁界の磁束密度、および、外側磁石部25による磁界の磁束密度が増大する。このため、検出部26により、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置を高精度に検出することができる。その結果、ペダル踏力によりベースプレート21に加えられるトルクを高精度に求めることができ、モータ41からの補助動力の供給を高精度に制御することができる。
また、第1磁石243と第1ヨーク241との間に、接着剤層よりも厚い樹脂部材等が設けられる場合に比べて、軸方向における第1磁石243の位置精度を向上することができる。同様に、軸方向における第2磁石253の位置精度も向上することができる。これにより、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置を、より高精度に検出することができる。さらに、第1ヨーク241および第2ヨーク251により、第1磁石243および第2磁石253のパーミアン係数が増大するため、第1磁石243および第2磁石253の低温減磁を抑制することができる。
トルクセンサ2では、第1磁石243および第2磁石253として、比較的磁力が小さいフェライト磁石を利用した場合であっても、上述のように、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置を高精度に検出することができる。第1磁石243および第2磁石253としてフェライト磁石を利用することにより、トルクセンサ2の製造コストを低減することができる。
上述のように、複数の第1磁石243はそれぞれ、第1ヨーク241に固定された第1磁石収容部242の複数の孔部245に収容される。複数の第2磁石253はそれぞれ、第2ヨーク251に固定された第2磁石収容部252の複数の孔部255に収容される。これにより、第1磁石243および第2磁石253の取付位置の精度を向上することができる。その結果、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置を、より高精度に検出することができる。
また、第1磁石243は、第1磁石収容部242の孔部245に圧入され、第2磁石253は、第2磁石収容部252の孔部255に圧入される。これにより、第1磁石243および第2磁石253の取付位置の精度を、さらに向上することができる。
第1磁石243は、孔部245の内面246に、互いに離間する複数の位置にて接する。これにより、第1磁石243を孔部245に容易に圧入することができる。また、第1磁石243の圧入時に、孔部245の周囲の部位が破損することを抑制することができる。孔部245内における第1磁石243の位置精度を向上するためには、第1磁石243は、孔部245の内面246に、互いに離間する3以上の位置にて接することが好ましい。
第2磁石253は、第1磁石243と同様に、孔部255の内面256に、互いに離間する複数の位置にて接する。これにより、第2磁石253を孔部255に容易に圧入することができる。また、第2磁石253の圧入時に、孔部255の周囲の部位が破損することを抑制することができる。孔部255内における第2磁石253の位置精度を向上するためには、第2磁石253は、孔部255の内面256に、互いに離間する3以上の位置にて接することが好ましい。
上述のように、第2磁石253の直径は、第1磁石243の直径よりも大きいため、外側磁石部25により形成される磁界は、内側磁石部24により形成される磁界よりも強い。トルクセンサ2では、外側検出部266と複数の第2磁石253との軸方向の距離L2が、内側検出部265と複数の第1磁石243との軸方向の距離L1よりも大きい。これにより、外側検出部266により検出される磁界のピーク値と、内側検出部265により検出される磁界のピーク値との差を小さくすることができる。その結果、検出部26により、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置を容易に検出することができる。好ましくは、外側検出部266により検出される磁界のピーク値は、内側検出部265により検出される磁界のピーク値にほぼ等しい。
トルクセンサ2では、複数の弾性部23が、第1ヨーク241および第2ヨーク251と軸方向に重なる。これにより、弾性部23が第1ヨーク241および第2ヨーク251と径方向に重なって配置される場合に比べて、トルクセンサ2を径方向において小型化することができる。また、トルクセンサ2の径方向の大型化を抑制しつつ、第1ヨーク241の径方向の幅、および、第2ヨーク251の径方向の幅を、大きくすることができる。
ベースプレート21では、第1ストッパ222に接する接触部213の第1接触面217が、周方向に略垂直である。チェーンリング22では、接触部213に接する第1ストッパ222の接触面227が、周方向に略垂直である。このため、接触部213が第1ストッパ222に繰り返し押し当てられても、第1接触面217および接触面227が削れたり変形することが抑制される。これにより、接触部213が第1ストッパ222に接する状態において、ベースプレート21のチェーンリング22に対する周方向の相対位置がずれることを抑制することができる。その結果、外側磁石部25に対する内側磁石部24の相対位置の検出において、検出精度の低下を抑制することができる。
第1ストッパ222は、チェーンリング22の内周部の一部を、およそ周方向に延びる折り曲げ線にて軸方向に折り曲げることにより構成される。すなわち、第1ストッパ222の折り曲げ線は、第1ストッパ222の接触面227に略垂直である。これにより、接触部213が第1ストッパ222に繰り返し押し当てられても、第1ストッパ222が周方向に変形することが抑制される。その結果、外側磁石部25に対する内側磁石部24の相対位置の検出において、検出精度の低下を抑制することができる。
ベースプレート21では、第2ストッパ223に接する接触部213の第2接触面218が、周方向に略垂直である。チェーンリング22では、接触部213に接する第2ストッパ223の接触面228が、周方向に略垂直である。このため、接触部213が第2ストッパ223に繰り返し押し当てられても、第2接触面218および接触面228が削れたり変形することが抑制される。これにより、接触部213が第2ストッパ223に接する状態において、ベースプレート21のチェーンリング22に対する周方向の相対位置がずれることを抑制することができる。その結果、外側磁石部25に対する内側磁石部24の相対位置の検出において、検出精度の低下を抑制することができる。
第2ストッパ223は、チェーンリング22の内周部の一部を、およそ周方向に延びる折り曲げ線にて軸方向に折り曲げることにより構成される。すなわち、第2ストッパ223の折り曲げ線は、第2ストッパ223の接触面228に略垂直である。これにより、接触部213が第2ストッパ223に繰り返し押し当てられても、第2ストッパ223が周方向に変形することが抑制される。その結果、外側磁石部25に対する内側磁石部24の相対位置の検出において、検出精度の低下を抑制することができる。
上述のように、接触部213は、ベースプレート21の外周部の一部を、およそ周方向に延びる折り曲げ線にて軸方向に折り曲げることにより構成されてもよい。この場合、接触部213の折り曲げ線は、第1接触面217および第2接触面218に略垂直である。これにより、接触部213が第1ストッパ222および第2ストッパ223に繰り返し押し当てられても、接触部213が周方向に変形することが抑制される。その結果、外側磁石部25に対する内側磁石部24の相対位置の検出において、検出精度の低下を抑制することができる。
電動アシスト自転車1では、ペダル32に力が加えられていない状態で、接触部213が第1ストッパ222に押し当てられ、ペダル踏力が所定の大きさよりも大きくなると、接触部213が第2ストッパ223に押し当てられる。すなわち、接触部213は、比較的大きい力で第2ストッパ223に押し当てられる。トルクセンサ2では、第2ストッパ223の周方向の長さが、第1ストッパ222の周方向の長さよりも長い。これにより、第2ストッパ223の周方向の長さが、第1ストッパ222と同様に比較的短い場合に比べて、第2ストッパ223の変形を抑制することができる。
上述のように、接触部213および第1ストッパ222は、弾性部23よりも径方向外側に位置する。このように、接触部213および第1ストッパ222を、中心軸J1から比較的離れた位置に設けることにより、第1ストッパ222の周方向における位置精度を向上することができる。これにより、第1ストッパ222と接している状態の接触部213の位置精度を向上することができる。その結果、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置を、より高精度に検出することができる。また、接触部213および第1ストッパ222に加わる応力を高精度に求めることができる。
第2ストッパ223も、弾性部23よりも径方向外側に位置する。これにより、第2ストッパ223の周方向における位置精度を向上することができ、第2ストッパ223と接している状態の接触部213の位置精度を向上することができる。その結果、外側磁石部25に対する内側磁石部24の周方向の相対位置を、より高精度に検出することができる。また、接触部213および第2ストッパ223に加わる応力を高精度に求めることができる。
ベースプレート21の中央部には、ベースプレート21の左側からクランク31がカシメにより接続される。クランク31の接続時の応力により、ベースプレート21の外周部が、右側に反ってチェーンリング22に近づく可能性がある。ベースプレート21では、上述のように、接触部213が、径方向内側の部位よりも軸方向にてチェーンリング22から離れる方向に位置する。これにより、ベースプレート21の外周部が右側に反ったとしても、接触部213がチェーンリング22に接触することを防止することができる。
ベースプレート21の第1突起部214は、チェーンリング22の第2突起部224と周方向に対向する。第2突起部224の径方向外側のエッジ225は、およそ周方向に延びる。これにより、弾性部23がエッジ225におよそ沿う方向に伸縮しやすくなる。また、第1突起部214の径方向外側のエッジ215は、第2突起部224に近づくに従って径方向内側へと向かう。これにより、弾性部23が伸縮する際に、第1突起部214のエッジ215と弾性部23の内面との摩擦を低減することができる。さらに、弾性部23の圧縮時に、第1突起部214の先端が弾性部23の内側の段差に引っかかることを抑制することができる。
トルクセンサ2では、第1突起部214の径方向外側のエッジ215が、およそ周方向に延び、第2突起部224の径方向外側のエッジ225が、第1突起部214に近づくに従って径方向内側へと向かってもよい。すなわち、第1突起部214および第2突起部224のうち一方の突起部において、径方向外側のエッジがおよそ周方向に延び、第1突起部214および第2突起部224の他方の突起部において、径方向外側のエッジが、一方の突起部に近づくに従って径方向内側へと向かう。これにより、弾性部23が伸縮する際に、一方の突起部の径方向外側のエッジと弾性部23の内面との摩擦を低減することができる。さらに、弾性部23の圧縮時に、一方の突起部の先端が弾性部23の内側の段差に引っかかることを抑制することができる。
第2突起部224の径方向内側のエッジ226は、第1突起部214に近づくに従って径方向外側へと向かう。これにより、弾性部23を径方向外側から第2突起部224に近づけ、弾性部23の端部に第2突起部224を容易に挿入することができる。その結果、ベースプレート21およびチェーンリング22に対する弾性部23の装着を容易とすることができる。
トルクセンサ2では、第1突起部214の径方向内側のエッジ216が、第2突起部224に近づくに従って径方向外側へと向かってもよい。すなわち、第1突起部214および第2突起部224のうち一方の突起部において、径方向内側のエッジが、他方の突起部に近づくに従って径方向外側へと向かう。これにより、弾性部23を径方向外側から一方の突起部に近づけ、弾性部23の端部に当該一方の突起部を容易に挿入することができる。その結果、ベースプレート21およびチェーンリング22に対する弾性部23の装着を容易とすることができる。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変更が可能である。
第1磁石243の個数は、偶数であればよく、18個には限定されない。第2磁石253の個数も、偶数であればよく、18個には限定されない。第1磁石243および第2磁石253の形状は、必ずしも略円柱状である必要はなく、様々な形状であってよい。
第1磁石収容部242では、軸方向に垂直な孔部245の断面形状は、様々に変更されてよい。例えば、当該断面形状が略三角形であり、三角形の3つの辺に対応する3つの内面にて第1磁石243に接してもよい。第2磁石収容部252の孔部255においても同様である。
第1磁石243は、必ずしも孔部245に圧入される必要はなく、他の様々な方法により孔部245に収容されてよい。第2磁石253も同様に、圧入以外の様々な方法により孔部255に挿入されてよい。第1磁石243を位置精度良く第1ヨーク241上に固定することができるのであれば、第1磁石収容部242は省略されてもよい。また、第2磁石253を位置精度良く第2ヨーク251上に固定することができるのであれば、第2磁石収容部252は省略されてもよい。
第1ヨーク241は、例えば、それぞれが略円弧状の複数のヨーク部材を略円環状に配列することにより形成されてもよい。この場合、各ヨーク部材の周方向の端部は、第1磁石243と重なる。第2ヨーク251においても同様である。ただし、トルクセンサ2の製造を容易とするという観点からは、第1ヨーク241および第2ヨーク251はそれぞれ、略円環状の1つの部材であることが好ましい。
弾性部23は、伸張状態にてベースプレート21とチェーンリング22とに接続されてもよい。この場合、弾性部23の復元力により、接触部213が第1ストッパ222に押し当てられており、ベースプレート21にペダル踏力が加えられると、ベースプレート21がチェーンリング22に対して相対的に回転し、弾性部23がさらに伸張される。弾性部23は、チェーンリング22に対するベースプレート21の相対回転により弾性変形すればよく、弦巻バネには限定されない。弾性部23として、板バネ等の他の弾性部材が利用されてもよい。弾性部23の個数は、適宜変更されてよい。弾性部23は、例えば、1個であってもよい。
検出部26の検出素子261〜264は、ホールセンサには限定されず、他の様々な素子であってよい。また、内側検出部265および外側検出部266として、それぞれ1つの検出素子が設けられてもよい。
モータ41は、後輪13に取り付けられ、補助動力を後輪13に供給してもよい。また、モータ41は、トルクセンサ2近傍に設けられ、補助動力をチェーン16等を介して前輪12および後輪13に供給してもよい。換言すれば、電動アシスト自転車1では、モータ41から、前輪12および後輪13の少なくとも一方に補助動力が供給される。
上記実施の形態および各変形例における構成は、相互に矛盾しない限り適宜組み合わされてよい。
本発明は、電動アシスト自転車用のトルクセンサとして利用可能である。
1 電動アシスト自転車
2 トルクセンサ
11 フレーム
12 前輪
13 後輪
16 チェーン
21 ベースプレート
22 チェーンリング
23 弾性部
24 内側磁石部
25 外側磁石部
26 検出部
31 クランク
40 駆動ユニット
41 電動モータ
43 制御部
213 接触部
214 第1突起部
215 (第1突起部の径方向外側の)エッジ
216 (第1突起部の径方向内側の)エッジ
217 第1接触面
222 第1ストッパ
223 第2ストッパ
224 第2突起部
225 (第2突起部の径方向外側の)エッジ
226 (第2突起部の径方向内側の)エッジ
227 (第1ストッパの)接触面
229 歯
241 第1ヨーク
242 第1磁石収容部
243 第1磁石
244 (第1ヨークの)右側面
245 (第1磁石収容部の)孔部
246 (孔部の)内面
251 第2ヨーク
252 第2磁石収容部
253 第2磁石
254 (第2ヨークの)右側面
255 (第2磁石収容部の)孔部
256 (孔部の)内面
265 内側検出部
266 外側検出部
J1 中心軸

Claims (13)

  1. 中心軸上にクランクが接続されるベースプレートと、
    前記中心軸を中心とする円環状であり、外周部にチェーンと噛み合う複数の歯を有するチェーンリングと、
    前記ベースプレートを前記チェーンリングに対して相対的に回転可能に案内する回転案内部と、
    前記チェーンリングに対する前記ベースプレートの相対回転により弾性変形する弾性部と、
    前記中心軸を中心とする円環状であり、前記ベースプレートに固定される内側磁石部と、
    前記中心軸を中心とする円環状であり、前記内側磁石部の径方向外側に位置し、前記チェーンリングに固定される外側磁石部と、
    前記外側磁石部に対する前記内側磁石部の周方向の相対位置を検出する検出部と、
    を備え、
    前記内側磁石部が、
    前記中心軸を中心として前記中心軸に垂直な方向に広がる円環状の第1ヨークと、
    前記第1ヨークの前記中心軸に垂直な側面上に周方向に配置され、前記第1ヨークに直接的に、または、接着剤を介して間接的に接する複数の第1磁石と、
    を備え、
    前記外側磁石部が、
    前記中心軸を中心として前記中心軸に垂直な方向に広がる円環状の第2ヨークと、
    前記複数の第1磁石の径方向外側にて前記第2ヨークの前記中心軸に垂直な側面上に周方向に配置され、前記第2ヨークに直接的に、または、接着剤を介して間接的に接する複数の第2磁石と、
    を備え、
    前記複数の第1磁石の個数が偶数であり、各第1磁石の磁極の向きが、周方向にて隣接する第1磁石の磁極の向きと反対であり、
    前記複数の第2磁石の個数が偶数であり、各第2磁石の磁極の向きが、周方向にて隣接する第2磁石の磁極の向きと反対である、電動アシスト自転車用のトルクセンサ。
  2. 前記内側磁石部が、前記第1ヨークの前記側面上に固定される第1磁石収容部をさらに備え、
    前記第1磁石収容部に設けられた複数の孔部に、前記複数の第1磁石がそれぞれ収容され、
    前記外側磁石部が、前記第2ヨークの前記側面上に固定される第2磁石収容部をさらに備え、
    前記第2磁石収容部に設けられた複数の孔部に、前記複数の第2磁石がそれぞれ収容される、請求項1に記載の電動アシスト自転車用のトルクセンサ。
  3. 前記複数の第1磁石がそれぞれ、前記第1磁石収容部の前記複数の孔部に圧入され、
    前記複数の第2磁石がそれぞれ、前記第2磁石収容部の前記複数の孔部に圧入される、請求項2に記載の電動アシスト自転車用のトルクセンサ。
  4. 前記複数の第1磁石がそれぞれ、前記第1磁石収容部の前記複数の孔部の内面に、孔部の周方向に互いに離間する複数の位置にて接し、
    前記複数の第2磁石がそれぞれ、前記第2磁石収容部の前記複数の孔部の内面に、孔部の周方向に互いに離間する複数の位置にて接する、請求項3に記載の電動アシスト自転車用のトルクセンサ。
  5. 前記弾性部が、前記第1ヨークおよび前記第2ヨークと軸方向に重なる、請求項1ないし4のいずれかに記載の電動アシスト自転車用のトルクセンサ。
  6. 前記弾性部よりも径方向外側に位置する接触部が、前記ベースプレートに設けられ、
    前記弾性部よりも径方向外側に位置するとともに前記接触部と周方向に対向するストッパが、前記チェーンリングに設けられ、
    前記弾性部が、圧縮状態であり、
    前記ベースプレートにペダル踏力が加えられていない状態において、前記弾性部の復元力により、前記接触部が前記ストッパに押し当てられ、
    前記接触部の前記ストッパに接する接触面、および、前記ストッパの前記接触部に接する接触面が、周方向に垂直である、請求項1ないし5のいずれかに記載の電動アシスト自転車用のトルクセンサ。
  7. 前記接触部が、前記ベースプレートの一部を、前記ストッパに接する前記接触面に垂直な折り曲げ線にて軸方向に折り曲げることにより構成され、または、前記ストッパが、前記チェーンリングの一部を、前記接触部に接する前記接触面に垂直な折り曲げ線にて軸方向に折り曲げることにより構成される、請求項6に記載の電動アシスト自転車用のトルクセンサ。
  8. 前記弾性部よりも径方向外側に位置するとともに前記ストッパと周方向に離間し、前記接触部と周方向に対向する他のストッパが、前記チェーンリングにさらに設けられ、
    前記接触部が、前記ストッパと前記他のストッパとの間に位置し、
    前記ベースプレートに加えられるペダル踏力が大きくなるに従って、前記弾性部が圧縮され、前記接触部が、前記ストッパから前記他のストッパへと向かう方向に移動し、
    前記ベースプレートに加えられるペダル踏力が所定の大きさよりも大きい状態では、前記接触部が前記他のストッパに押し当てられ、
    前記他のストッパの周方向の長さが、前記ストッパの周方向の長さよりも長い、請求項6または7に記載の電動アシスト自転車用のトルクセンサ。
  9. 前記ベースプレートにおいて、前記接触部が、径方向内側の部位よりも軸方向にて前記チェーンリングから離れる方向に位置する、請求項6ないし8のいずれかに記載の電動アシスト自転車用のトルクセンサ。
  10. 前記弾性部が、直線状に延びる弦巻バネであり、
    前記ベースプレートに、周方向に突出するとともに前記弾性部の一方の端部内に収容される第1突起部が設けられ、
    前記チェーンリングに、前記第1突起部と周方向に対向して周方向に突出するとともに前記弾性部の他方の端部内に収容される第2突起部が設けられ、
    前記第1突起部および前記第2突起部のうち一方の突起部の径方向外側のエッジが、周方向に延び、
    前記第1突起部および前記第2突起部のうち他方の突起部の径方向外側のエッジが、前記一方の突起部に近づくに従って径方向内側へと向かう、請求項1ないし9のいずれかに記載の電動アシスト自転車用のトルクセンサ。
  11. 前記弾性部が、直線状に延びる弦巻バネであり、
    前記ベースプレートに、周方向に突出するとともに前記弾性部の一方の端部内に収容される第1突起部が設けられ、
    前記チェーンリングに、前記第1突起部と周方向に対向して周方向に突出するとともに前記弾性部の他方の端部内に収容される第2突起部が設けられ、
    前記第1突起部および前記第2突起部のうち一方の突起部の径方向内側のエッジが、他方の突起部に近づくに従って径方向外側へと向かう、請求項1ないし9のいずれかに記載の電動アシスト自転車用のトルクセンサ。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載のトルクセンサと、
    電動モータと、
    前記トルクセンサから出力される信号に基づいて前記電動モータに制御信号を出力する制御部と、
    を備える、電動アシスト自転車用の駆動ユニット。
  13. 前輪と、
    後輪と、
    前記前輪と前記後輪とを接続するフレームと、
    バッテリと、
    請求項12に記載の駆動ユニットと、
    を備え、
    前記駆動ユニットの前記電動モータから、前記前輪および前記後輪の少なくとも一方に補助動力が供給される、電動アシスト自転車。
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