JPWO2018078755A1 - 空調システム - Google Patents

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Abstract

空調システムは、圧縮機、室外熱交換器及び減圧装置を有する室外機と、室内熱交換器を有する室内機と、室外熱交換器又は室内熱交換器で生成された凝縮水をタンクに導く配管と、制御装置とを備える。また、空調システムは、室外機と室内機とが配管接続されて構成され、冷媒が循環する冷凍サイクルを備えている。制御装置は、冷凍サイクルを運転させて室内空間を空調する空調モードと、冷凍サイクルを運転させたまま室内空間の空調を停止する取水モードとを切り替えて実行する。

Description

本発明は、室外機と室内機とを備えた空調システムに関する。
従来より、空気中の水分を蒸発器で凝縮させ、凝縮した水をタンクに貯留し、タンク内の水を必要に応じて浄水及び洗水として用いることができるようにしたエアコン凝縮水取出装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−24295号公報
特許文献1では、エアコンを作動させている時、つまり室内空間の空調を行っている時にしか、凝縮水を生成することができない。
本発明はこのような点を鑑みなされたもので、空調を行っている場合だけでなく、空調を行っていない場合にも凝縮水を生成することが可能な空調システムを提供することを目的とする。
本発明に係る空調システムは、圧縮機、室外熱交換器及び減圧装置を有する室外機と、室内熱交換器を有する室内機と、室外熱交換器又は室内熱交換器で生成された凝縮水をタンクに導く配管と、制御装置とを備え、室外機と室内機とが配管接続されて冷媒が循環する冷凍サイクルが構成されており、制御装置は、冷凍サイクルを運転させて室内空間を空調する空調モードと、冷凍サイクルを運転させたまま室内空間の空調を停止する取水モードとを切り替えて実行するものである。
本発明によれば、室内空間を空調する空調モードと、冷凍サイクルを運転させたまま室内空間の空調を停止する取水モードとを切り替えて実行するようにしたので、空調モード時だけでなく、空調を停止する取水モード時にも凝縮水を生成することができる。
本発明の実施の形態1に係る空調システムの冷媒回路を示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空調システムにおける冷房運転の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る空調システムにおける暖房運転の説明図である。 本発明の実施の形態1に係る空調システムにおける空調モードと取水モードとの切り替え制御を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る空調システムにおける取水モードの説明図である。 本発明の実施の形態1に係る空調システムの変形例を示す図で、取水モード時の空気の流れを示す図である。 本発明の実施の形態1に係る空調システムの変形例を示す図で、空調モード時の空気の流れを示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空調システムの冷媒回路を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る空調システムにおける冷房運転の説明図である。 本発明の実施の形態2に係る空調システムにおける暖房運転の説明図である。 本発明の実施の形態2に係る空調システムにおける空調モードと取水モードとの切り替え制御を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る空調システムにおける取水モードの説明図である。 本発明の実施の形態3に係る空調システムの冷媒回路を示す図である。 本発明の実施の形態3に係る空調システムにおける冷房運転での空調モードと取水モードとの切り替え制御を示すフローチャートである。
以下、発明の実施の形態に係る空調システムについて図面等を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、各図において同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。更に、明細書全文に表れている構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る空調システムの冷媒回路を示す図である。
空調システムは、室外機1と室内機2とを備え、室外機1と室内機2とが配管接続されて冷媒が循環する冷凍サイクルを構成している。室外機1は、圧縮機11と、四方弁12と、減圧装置13と、室外熱交換器14とを備えている。
圧縮機11は、冷媒を吸入し、その冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態にするものである。圧縮機11は運転周波数を可変させることが可能な容積式圧縮機で構成されている。なお、圧縮機11は運転周波数可変に駆動されるものに限定するものではなく、一定速のものでもよい。
四方弁12は、冷房運転と暖房運転とで、圧縮機11から吐出された冷媒の循環方向を切り替えるものである。四方弁12の切り替えにより、冷房運転時は室外熱交換器14が凝縮器、室内熱交換器22が蒸発器として機能し、暖房運転時は室外熱交換器14が蒸発器、室内熱交換器22が凝縮器として機能する。なお、ここでは、四方弁12の切り替えにより冷房運転又は暖房運転が可能に構成されているが、本発明の空調システムは、少なくともどちらか一方の運転ができればよい。よって、四方弁12は必ずしも必須の構成ではなく、省略可能である。
減圧装置13は、冷媒を減圧して膨張させるものであり、ステッピングモータ(図示せず)により絞りの開度を可変に調整することが可能な電子膨張弁で構成するとよい。なお、電子膨張弁以外にも、受圧部にダイアフラムを採用した機械式膨張弁、又は温度式膨張弁、キャピラリーチューブ等、同様な役割を成すものであれば、他の形式のものを用いてもよい。
室外熱交換器14は、伝熱管と多数のフィンで構成されたクロスフィン式のフィンアンドチューブ型熱交換器で構成されている。
室内機2は、本体21内部に、室内熱交換器22と、室内熱交換器22に送風する室内ファン23とが配置された構成を有する。室内熱交換器22は、伝熱管と多数のフィンで構成されたクロスフィン式のフィンアンドチューブ型熱交換器で構成されている。室内熱交換器22は室内ファン23の周囲を囲むようにして配置されている。
室内機2の本体21は、室内空間の天井裏に配置されており、室内機2の本体21の下方には化粧パネル26が取付けられている。化粧パネル26の中央付近には室内空間の空気を本体21内に吸い込むための吸込口21aが設けられている。また、本体21の吸込口21aの周囲には、室内熱交換器22を通過することで温調された空気を室内空間へと吹き出すための吹出口21bが設けられている。また、本体21には、吹出口21bを開閉すると共に、室内空間へと吹き出す空気の風向を調整する第1ベーンである吹出口ベーン27が設けられている。
本体21には更に、室内熱交換器22を通過した空気を本体21外に排気するための排出口21cと、排出口21cを開閉する第2ベーンである排出口ベーン28とが少なくとも2箇所に設けられている。なお、吹出口ベーン27及び排出口ベーン28は、空調システムの電源オフ時には閉じており、電源がオンされて後述の空調モード及び取水モードで運転される際に適宜、開閉制御される。
室内機2は更に、吸込口21a付近に設置され、室内空間の室温を検知する室温センサを備えている。
このように構成された空調システムでは、吸込口21aから本体21内に吸い込まれた空気が、室内熱交換器22を通過する際に冷媒と熱交換して温調され、温調された空気は、吹出口21bから室内空間に吹き出される。
冷房運転時には、室内熱交換器22が蒸発器となるため、室内熱交換器22で空気中の水分が凝縮して凝縮水が生成される。図1には詳細図示していないが、室内熱交換器22の下方には、室内熱交換器22で凝縮した凝縮水を受け止めて溜めるトレイ(図示せず)が配置されている。そして、トレイには配管25が接続され、トレイ内の凝縮水は、自然排水又はポンプ(図示せず)により汲み上げられて、配管25を介してタンク3に導くように構成されている。
暖房運転時には、室外熱交換器14が蒸発器となるため、室外熱交換器14で空気中の水分が凝縮して凝縮水が生成される。図1には詳細図示していないが、室外熱交換器14の下方には、室外熱交換器14で凝縮した凝縮水を受け止めて溜めるトレイ(図示せず)が配置されている。そして、トレイには配管15が接続され、トレイ内の凝縮水は、自然排水又はポンプ(図示せず)により汲み上げられて、配管15を介してタンク3に導くように構成されている。
この空調システムには更に、室内空間の温度である室内温度を検知する温度センサ24と、空調システム全体を制御する制御装置40とが設けられている。制御装置40は、その機能を実現する回路デバイスのようなハードウェアで構成することもできるし、マイコン又はCPUのような演算装置と、その上で実行されるソフトウェアとにより構成することもできる。なお、図1には室外機1のみに制御装置40を設けた構成を図示しているが、各室内機2に制御装置40の機能の一部を持つ室内制御装置を設け、制御装置40と室内制御装置との間でデータ通信を行うことにより連携処理を行う構成にしてもよい。
制御装置40は、温度センサ24で検知された室内温度に基づいて圧縮機11、減圧装置13、吹出口ベーン27、排出口ベーン28等の制御を行う。また、制御装置40は、四方弁12の切り替えにより冷房運転と暖房運転とを切り替える。冷房運転及び暖房運転のそれぞれは、空調モードと取水モードとを有する。制御装置40は、温度センサ24で検知された室内温度とユーザにより設定された設定温度との比較結果に応じて空調モードと取水モードとの切り替えを行う。空調モードと取水モードとの違いは、吹出口21b及び排出口21cの開閉状態にあり、冷凍サイクルの動作は同じである。以下、各モードについて説明する。
空調モードは、吹出口ベーン27を開、排出口ベーン28を閉とし、室内熱交換器22で温調された空気を吹出口21bから室内空間に吹き出して室内空間を空調するモードである。また、空調モードでは、温度センサ24で検知された室内温度が設定温度となるように冷凍サイクルの各機器が制御される。各機器の制御内容は特に限定するものではないが、室内温度と設定温度との温度差に応じて圧縮機11の周波数を制御したり、減圧装置13を制御したりすればよい。
取水モードは、吹出口ベーン27を閉、排出口ベーン28を開とし、室内熱交換器22で温調された空気を室内空間に吹き出さずに排出口21cから本体21外に排気し、室内空間の温調を行わないモードである。なお、取水モードでも、空調モードと同様に冷凍サイクルは運転している。
凝縮水は、圧縮機11を駆動して冷凍サイクルを運転させ、室外熱交換器14又は室内熱交換器22を蒸発器として機能させることで、生成される。よって、室内温度が設定温度に到達した場合に、圧縮機11を停止して冷凍サイクルの運転を停止してしまうと、凝縮水が生成されなくなる。空調システムの電源がオンの間、凝縮水の生成を常に行うには、室内温度が設定温度に到達して以降も、冷凍サイクルの運転継続が求められる。しかし、室内温度が設定温度に到達して以降も室内空間の空調を継続すると、室内温度が設定温度から外れ、快適性が低下する可能性がある。
そこで、本実施の形態1では、室内温度が設定温度に到達して以降は、運転モードを空調モードから取水モードに切り替え、冷凍サイクルの運転は継続するが、室内熱交換器22で温調された空気を本体21外に排気して室内空間を空調しないようにする。これにより、室内空間の快適性を保ちつつ、凝縮水の生成を継続して行うことを可能としている。
次に、実施の形態1の空調システムの動作について説明する。
[冷房運転]
図2は、本発明の実施の形態1に係る空調システムにおける冷房運転の説明図である。図2は運転モードが空調モードの場合を示している。図2において、荒い点線矢印は空気の流れを示し、細かい点線矢印は冷媒の流れを示し、実線矢印は凝縮水の流れを示している。後述の同様の図においても、矢印の意味は同様である。そして、ここでは運転モードが空調モードであるため、吹出口ベーン27が開、排出口ベーン28が閉とされている。
冷房運転時は、四方弁12を図2の実線で示される状態に切り替える。そして、圧縮機11から吐出された冷媒は、四方弁12を通過した後、凝縮器として機能する室外熱交換器14に流入し、外気と熱交換して凝縮液化する。凝縮液化した冷媒は、減圧装置13にて減圧された後、蒸発器として機能する室内熱交換器22に流入する。室内熱交換器22に流入した冷媒は、室内ファン23からの空気から熱を受けて蒸発した後、四方弁12を通過して再び圧縮機11に吸入され、1サイクルを終了する。以上のサイクルを連続的に繰り返すことにより室内空間を冷房する。
以上の冷房運転時、蒸発器として機能する室内熱交換器22では、室内空間の空気が凝縮し、凝縮水がトレイに溜まる。この凝縮水は、図2の実線矢印に示すように配管15を介してタンク3に溜められる。
[暖房運転]
図3は、本発明の実施の形態1に係る空調システムにおける暖房運転の説明図である。図3は運転モードが空調モードの場合を示している。そして、ここでは運転モードが空調モードであるため、吹出口ベーン27が開、排出口ベーン28が閉とされている。
暖房運転時は、四方弁12を図3の点線で示される状態に切り替える。そして、圧縮機11から吐出された冷媒は、四方弁12を通過した後、凝縮器として機能する室内熱交換器22に流入し、室内ファン23からの空気と熱交換して凝縮液化する。凝縮液化した冷媒は、減圧装置13にて減圧された後、蒸発器として機能する室外熱交換器14に流入する。室外熱交換器14に流入した冷媒は、外気から熱を受けて蒸発した後、四方弁12を通過して再び圧縮機11に吸入され、1サイクルを終了する。以上のサイクルを連続的に繰り返すことにより室内空間を暖房する。
以上の暖房運転時、蒸発器として機能する室外熱交換器14では、室外の空気が凝縮し、凝縮水がトレイに溜まる。この凝縮水は、図3の実線矢印に示すように配管25を介してタンク3に溜められる。
図4は、本発明の実施の形態1に係る空調システムにおける空調モードと取水モードとの切り替え制御を示すフローチャートである。図5は、本発明の実施の形態1に係る空調システムにおける取水モードの説明図である。以下、空調システムにおける空調モードと取水モードとの切り替え制御を図4及び図5を参照して説明する。なお、切り替え制御は、冷房運転と暖房運転とで基本的に同じであるため、ここでは冷房運転を例に説明する。
制御装置40は、空調システムの電源が入れられると、ここでは冷房運転を、まず空調モードで運転する(ステップS1)。すなわち、制御装置40は、冷凍サイクルの圧縮機11及び室内ファン23等を動作させて冷房運転を行うと共に、吹出口ベーン27及び排出口ベーン28を制御して吹出口21bを開、排出口21cを閉とする。これにより、図2の荒い点線矢印に示すように、室内空気が吸込口21aより本体21内に吸い込まれ、室内熱交換器22で冷媒と熱交換して吸い込み空気が冷却される。そして、冷却された空気は、吹出口21bから室内空間に吹き出されて室内空間の空調が行われる。
また、制御装置40は、空調モードで運転中、温度センサ24で検知した室内温度が設定温度以下かどうかをチェックしている(ステップS2)。制御装置40は室内温度が設定温度超であると判断した場合、空調モードを継続し、室内空間の空調を続ける。
一方、制御装置40は、室内温度が設定温度以下であると判断した場合、運転モードを空調モードから取水モードに切り替える(ステップS3)。すなわち、制御装置40は、吹出口ベーン27及び排出口ベーン28を制御して、吹出口21bを閉、排出口ベーン28を開とする。これにより、図5の荒い点線矢印に示すように、吸込口21aから本体21内に吸い込まれた室内空気は、室内熱交換器22で冷媒と熱交換して冷却された後、排出口21cから本体21外に排気され、更に外部に排気される。よって、取水モードで運転中は室内空間の空調は行われないが、冷凍サイクルは運転しているので、室内熱交換器22にて凝縮水の生成が継続され、凝縮水は、図5の実線矢印に示すように配管25を介してタンク3に溜められる。
制御装置40は、運転モードを空調モードから取水モードに切り替えた後、ステップS2に戻る。取水モードでは室内空間の空調は行われないため、室内温度が次第に上がることになる。そして、室内温度が設定温度超となると、ステップS2の判断でNOとなり、ステップS1に戻って取水モードから空調モードに切り替えられ、室内空間の空調が再び開始されることになる。以上の処理を繰り返すことで、空調システムの電源がオンの間、室内温度を設定温度に保ちつつ、常に凝縮水の生成が行われる動作が実現される。
ここで、取水モード時の圧縮機11の周波数は、空調モード時と同等の凝縮水の収集量を確保する観点から、空調モード時と同じとすることが望ましい。圧縮機11の周波数が可変の場合、「空調モード時と同じ」とは、空調モードから取水モードに切り替えた際の圧縮機11の周波数を、取水モードでも継続するようにすればよい。なお、本発明は、取水モード時の圧縮機11の周波数を空調モード時と同じとする構成に限られず、少なくとも圧縮機11を停止せずに運転させ、取水モード時にも凝縮水の収集を継続できる構成とされていればよい。この点は後述の実施の形態でも同様である。
なお、図4では、冷房運転で空調モードと取水モードとの切り替え制御を説明したため、ステップS2の処理において、室内温度が設定温度以下かどうかをチェックするようにした。暖房運転であれば、室内温度が設定温度以上かどうかをチェックし、室内温度が設定温度未満であれば、空調モードを継続し、室内温度が設定温度以上であれば、空調モードから取水モードに切り替える制御となる。この点は後述の実施の形態でも同様である。要するに、室内温度が設定温度から外れている間は空調モードで室内空間の空調を行い、室内温度が設定温度に保たれている間は取水モードを行うようにすればよい。
また、ここでは、設定温度を基準に空調モードと取水モードとを切り替える制御とした。しかし、設定温度を中心とした設定温度範囲を設け、室内温度が設定温度範囲内にある間、取水モードを行い、室内温度が設定温度範囲を外れている間、空調モードを行うようにしてもよい。なお、設定温度範囲は、設定温度に対して例えば±1℃に設定される。設定温度範囲に基づいて空調モードと取水モードとを切り替える制御としてもよい点は、後述の実施の形態でも同様である。
以上説明したように、本実施の形態1によれば、室内熱交換器22で温調した空気を室内空間に吹き出して室内空間を空調する空調モードと、冷凍サイクルを運転させたまま室内空間の空調を停止する取水モードとを切り替えて実行するようにした。このため、空調モード時だけでなく、空調を停止する取水モード時にも凝縮水を生成することができる。
また、空調モードと取水モードとの切り替えを、室内温度と設定温度との比較結果に応じて行うようにした。具体的には、室内温度が設定温度から外れている間は空調モード、室内温度が設定温度に保たれている間は取水モードを行うようにした。よって、空調システムの電源がオンの間、室内空間の快適性を保ったまま、常に凝縮水の生成を行うことができる。
また、本実施の形態1の空調システムは、室外機1と室内機2とが別体のいわゆるセパレート型であり、室内機2で温調された空気を、ダクト等を介さず直接室内空間に供給する形式である。よって、温調された空気をダクトを介して室内空間に導く形式の装置に比べてヒートロスが無く、熱効率が良い。
なお、本発明は上記の構成に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で例えば以下のように種々変形実施可能である。
図6は、本発明の実施の形態1に係る空調システムの変形例を示す図で、取水モード時の空気の流れを示す図である。図7は、本発明の実施の形態1に係る空調システムの変形例を示す図で、空調モード時の空気の流れを示す図である。
上記では、取水モード時に、室内空間から吸込口21aを介して室内機2内に空気を吸い込むようにしたが、図6に示すように室外から外気口21dを介して空気を室内機2内に吸い込むようにしてもよい。具体的には、吸込口21aを開閉する第3ベーンとしての吸込口ベーン30と、外部と連通する外気口21dを開閉する第4ベーンとしての外気口ベーン31とを本体21に備え、制御装置40は図6に示すように取水モード時に吸込口ベーン30を閉、外気口ベーン31を開に制御する。
また、空調モード時には、実施の形態1と同様の空気の流れが構成されるように、制御装置40は吸込口ベーン30及び外気口ベーン31を制御する。すなわち、図7に示すように、空調モード時、制御装置40は吸込口ベーン30を開、外気口ベーン31を閉に制御し、吸込口21aから空気を吸い込んで吹出口21bから温調された空気が吹き出すようにする。
このような構成としても、図1の構成と同様の効果を得ることができる。なお、この変形例の構成は、後述の実施の形態3においても同様に適用できる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、取水モード時に室内熱交換器22で温調された空気を室内空間に吹き出さないことで、室内空間の空調を停止するようにしていた。これに対し、実施の形態2では、取水モード時に室内熱交換器22に冷媒が流れないようにすることで、室内空間の空調を停止するようにしたものである。
図8は、本発明の実施の形態2に係る空調システムの冷媒回路を示す図である。以下、実施の形態2が実施の形態1と異なる点を中心に説明する。
実施の形態2に係る空調システムは、図1に示した実施の形態1の空調システムの室内熱交換器22に切替用熱交換器29が並列に接続され、その並列回路の一端に切替装置32が接続された構成を有する。切替用熱交換器29及び切替装置32は室外機1に配置されている。図8には詳細図示していないが、切替用熱交換器29の下方には、切替用熱交換器29で凝縮した凝縮水を受け止めて溜めるトレイ(図示せず)が配置されている。そして、トレイには配管35が接続され、トレイ内の凝縮水は、自然排水又はポンプ(図示せず)により汲み上げられて、配管35を介してタンク3に導くように構成されている。
切替装置32は三方弁で構成されており、冷媒の流れを室内熱交換器22側又は切替用熱交換器29側に切り替える。図8において切替装置32の「△」は開、「▲」は閉を示している。なお、実施の形態2では、実施の形態1の排出口21c及び排出口ベーン28は不要である。
実施の形態2の空調モードは、吹出口ベーン27を制御して吹出口21bを開とすると共に、切替装置32を室内熱交換器22側に切り替える。また、取水モードでは、切替装置32を切替用熱交換器29側に切り替えると共に、室内ファン23を停止させる。このように、取水モードでは切替装置32を切替用熱交換器29側に切り替えて室内熱交換器22に冷媒が流れないようにすることで、取水モード時に室内空間の空調を行わない構成としている。しかし、切替用熱交換器29には冷媒が流れて冷凍サイクルが運転しているため、凝縮水の収集は行われる。
次に、実施の形態2の空調システムの動作について説明する。
[冷房運転]
図9は、本発明の実施の形態2に係る空調システムにおける冷房運転の説明図である。図9は運転モードが空調モードの場合を示している。
冷房運転時は、四方弁12を図9の実線で示される状態に切り替える。また、制御装置40は、空調モードであるため、切替装置32を室内熱交換器22側に切り替える。圧縮機11から吐出された冷媒は、四方弁12を通過した後、凝縮器として機能する室外熱交換器14に流入し、外気と熱交換して凝縮液化する。凝縮液化した冷媒は、減圧装置13にて減圧される。そして、切替装置32は室内熱交換器22側に切り替えられているため、減圧装置13にて減圧された冷媒は、蒸発器として機能する室内熱交換器22に流入し、切替用熱交換器29には流入しない。室内熱交換器22に流入した冷媒は、室内ファン23からの空気から熱を受けて蒸発した後、四方弁12を通過して再び圧縮機11に吸入され、1サイクルを終了する。以上のサイクルを連続的に繰り返すことにより室内空間を冷房する。
以上の冷房運転時、蒸発器として機能する室内熱交換器22では、室内空間の空気が凝縮し、凝縮水がトレイに溜まる。この凝縮水は、図9の実線矢印に示すように配管25を介してタンク3に溜められる。
[暖房運転]
図10は、本発明の実施の形態2に係る空調システムにおける暖房運転の説明図である。図10は運転モードが空調モードの場合を示している。
暖房運転時は、四方弁12を図10の点線で示される状態に切り替える。また、制御装置40は、空調モードであるため、切替装置32を室内熱交換器22側に切り替える。そして、圧縮機11から吐出された冷媒は、四方弁12を通過した後、凝縮器として機能する室内熱交換器22に流入し、室内ファン23からの空気と熱交換して凝縮液化する。凝縮液化した冷媒は、切替装置32を通過し、減圧装置13にて減圧された後、蒸発器として機能する室外熱交換器14に流入する。室外熱交換器14に流入した冷媒は、外気から熱を受けて蒸発した後、四方弁12を通過して再び圧縮機11に吸入され、1サイクルを終了する。以上のサイクルを連続的に繰り返すことにより室内空間を暖房する。
以上の暖房運転時、蒸発器として機能する室外熱交換器14では、室外の空気が凝縮し、凝縮水がトレイに溜まる。この凝縮水は、図10の実線矢印に示すように配管15を介してタンク3に溜められる。
図11は、本発明の実施の形態2に係る空調システムにおける空調モードと取水モードとの切り替え制御を示すフローチャートである。図12は、本発明の実施の形態2に係る空調システムにおける取水モードの説明図である。以下、空調システムにおける空調モードと取水モードとの切り替え制御を図11及び図12を参照して説明する。なお、切り替え制御は、冷房運転と暖房運転とで基本的に同じであるため、ここでは冷房運転を例に説明する。
制御装置40は、空調システムの電源が入れられると、ここでは冷房運転を、まず空調モードで運転する(ステップS11)。すなわち、制御装置40は、冷凍サイクルの圧縮機11及び室内ファン23等を動作させて冷房運転を行うと共に、吹出口ベーン27を制御して吹出口21bを開く。また、空調モードであるため、制御装置40は、切替装置32を室内熱交換器22側に切り替える。これにより、図9の荒い点線矢印に示すように、室内空気が吸込口21aより本体21内に吸い込まれ、室内熱交換器22で冷媒と熱交換して吸い込み空気が冷却される。そして、冷却された空気は、吹出口21bから室内空間に吹き出されて室内空間の空調が行われる。
また、制御装置40は、空調モードで運転中、温度センサ24で検知した室内温度が設定温度以下かどうかをチェックしている(ステップS12)。制御装置は室内温度が設定温度超であると判断した場合、空調モードを継続し、室内空間の空調を続ける。
一方、制御装置40は、室内温度が設定温度以下であると判断した場合、運転モードを空調モードから取水モードに切り替える(ステップS13)。すなわち、制御装置40は、切替装置32を切替用熱交換器29側に切り替えると共に室内ファン23を停止させる。これにより、室内熱交換器22には冷媒が流れないため、室内空間の空調は行われない。吹出口ベーン27は開のままとしてもよいし、閉としてもよい。一方、切替用熱交換器29には冷媒が流れて冷凍サイクルは運転しているので、切替用熱交換器29にて凝縮水の生成が継続され、凝縮水は、図12の実線矢印に示すように配管35を介してタンク3に溜められる。
制御装置40は、運転モードを空調モードから取水モードに切り替えた後、ステップS12に戻る。取水モードでは室内空間の空調は行われないため、室内温度が次第に上がることになる。そして、室内温度が設定温度超となると、ステップS12の判断でNOとなり、ステップS11に戻って取水モードから空調モードに切り替えられ、室内空間の空調が再び開始されることになる。以上の処理を繰り返すことで、空調システムの電源がオンの間、室内温度を設定温度に保ちつつ、常に凝縮水の収集が行われる動作が実現される。
以上説明したように本実施の形態2によれば、実施の形態1と同様の効果を得ることができる。また、実施の形態1は、同じ熱交換器で、空調モードと取水モードとを切り替えている。これに対し、実施の形態2では、空調モード用の熱交換器と取水モード用の熱交換器とをそれぞれ最適設計できるため、それぞれの熱交換量を増加することができ、消費電力を低下させることができる。
実施の形態3.
本実施の形態3は、取水モード時の消費電力の低下を図ったものである。
図13は、本発明の実施の形態3に係る空調システムの冷媒回路を示す図である。以下、実施の形態3が実施の形態1と異なる構成を中心に説明する。
実施の形態3の空調システムは、図1に示した実施の形態1の空調システムに、タンク3内の水量を検知する水量センサ33を更に備えたものである。
空調システムにおける冷房運転及び暖房運転時の冷媒の流れは実施の形態1の図2及び図3で説明した流れと同様である。以下、空調モードと取水モードとの切り替え制御について説明する。
図14は、本発明の実施の形態3に係る空調システムにおける冷房運転での空調モードと取水モードとの切り替え制御を示すフローチャートである。なお、切り替え制御は、冷房運転と暖房運転とで基本的に同じであるため、ここでは冷房運転を例に説明する。
ステップS31〜ステップS33までの流れは、図4で説明した実施の形態1のステップS1〜ステップS3までの流れと同じである。
そして、制御装置40は、ステップS33で運転モードを空調モードから取水モードに切り替えた後、水量センサ33によって検知された水量が予め設定された規定水量以上か否かを判断する(ステップS34)。そして、制御装置40は、水量センサ33によって検知された水量が規定水量未満であると判断した場合、ステップS32に戻る。一方、制御装置40は、水量センサ33によって検知された水量が規定水量以上であると判断した場合、冷凍サイクルの運転能力を低下させる制御を行う(ステップS35)。
冷凍サイクルの運転能力を低下させる制御とは、例えば、圧縮機11の周波数を下げたり、減圧装置13の開度を小さくしたり、ファン風量を小さくしたり等の制御が該当する。このように、ステップS32及びステップS34の両方でYESの場合は、室内温度が設定温度以下で且つタンク3内が規定水量以上の水で満たされている状態である。よって、冷凍サイクルの運転能力を下げても快適性低下及び水量不足といった不都合は生じない。このため、冷凍サイクルの運転能力を低下させて消費電力の低減を図る。
以上説明したように、実施の形態3は実施の形態1と同様の効果が得られると共に、更に以下の効果が得られる。すなわち、室内温度が設定温度に保たれており、且つタンク3内の水量が規定水量以上の場合に空調モードから取水モードに切り替え、更に冷凍サイクルの運転能力を下げるようにした。このため、実施の形態1に比べて取水モード時の消費電力の低減を図ることができる。
なお、ここでは、実施の形態1の構成に水量センサ33を設けた構成を説明したが、実施の形態2の構成に水量センサ33を設けた構成としてもよい。この場合、図11のフローチャートのステップS13の後に、図14のステップS34とびステップS35の処理を追加すればよい。
また、実施の形態1〜実施の形態3では、室内機2として天井埋め込み式の室内機を図示して説明したが、室内機2は天井埋め込み式に限られず、壁掛け式又は床置式してもよい。
また、実施の形態1〜実施の形態3の空調システムに対し、タンク3に収集した水を浄化する浄化装置を更に備え、凝縮水の水質改善を図る構成とすることもできる。また、室外熱交換器14及び室内熱交換器22のフィンの表面に抗菌剤を添加し、凝縮水の水質改善を図るようにしてもよい。また、タンク3に収集した水にミネラルを添加して、飲料水として用いることができるようにしてもよい。
また、実施の形態1〜実施の形態3の空調システムは、住宅又はビルなどの建物内の部屋の空調のみならず、車両の車室の空調、重機の空調に適用できる。
1 室外機、2 室内機、3 タンク、11 圧縮機、12 四方弁、13 減圧装置、14 室外熱交換器、15 配管、21 本体、21a 吸込口、21b 吹出口、21c 排出口、21d 外気口、22 室内熱交換器、23 室内ファン、24 温度センサ、25 配管、26 化粧パネル、27 吹出口ベーン、28 排出口ベーン、29 切替用熱交換器、30 吸込口ベーン、31 外気口ベーン、32 切替装置、33 水量センサ、35 配管、40 制御装置。
本発明に係る空調システムは、圧縮機、室外熱交換器及び減圧装置を有する室外機と、室内熱交換器を有する室内機と、室内空間から空気を吸い込む吸込口、室内熱交換器を通過した空気を室内空間に吹き出す吹出口及び室内熱交換器を通過した空気を外部に排出する排出口が形成された室内機の本体と、本体内に配置され、室内熱交換器に送風する室内ファンと、吹出口を開閉する第1ベーンと、排出口を開閉する第2ベーンと、室外熱交換器又は室内熱交換器で生成された凝縮水をタンクに導く配管と、制御装置とを備え、室外機と室内機とが配管接続されて冷媒が循環する冷凍サイクルが構成されており、制御装置は、第1ベーンを開、第2ベーンを閉に制御し、冷凍サイクルを運転させて室内空間を空調する空調モードと、第1ベーンを閉、第2ベーンを開に制御し、冷凍サイクルを運転させたまま室内空間の空調を停止する取水モードとを切り替えて実行するものである。

Claims (11)

  1. 圧縮機、室外熱交換器及び減圧装置を有する室外機と、
    室内熱交換器を有する室内機と、
    前記室外熱交換器又は前記室内熱交換器で生成された凝縮水をタンクに導く配管と、
    制御装置とを備え、
    前記室外機と前記室内機とが配管接続されて冷媒が循環する冷凍サイクルが構成されており、
    前記制御装置は、前記冷凍サイクルを運転させて室内空間を空調する空調モードと、前記冷凍サイクルを運転させたまま前記室内空間の空調を停止する取水モードとを切り替えて実行する空調システム。
  2. 前記室内空間から空気を吸い込む吸込口、前記室内熱交換器を通過した空気を前記室内空間に吹き出す吹出口及び前記室内熱交換器を通過した空気を外部に排出する排出口が形成された前記室内機の本体と、
    前記本体内に配置され、前記室内熱交換器に送風する室内ファンと、
    前記吹出口を開閉する第1ベーンと、
    前記排出口を開閉する第2ベーンとを備え、
    前記制御装置は、前記空調モード時に前記第1ベーンを開、前記第2ベーンを閉に制御し、前記取水モード時に前記第1ベーンを閉、前記第2ベーンを開に制御する請求項1記載の空調システム。
  3. 前記本体は、前記吸込口を開閉する第3ベーンと、外部と連通する外気口と、前記外気口を開閉する第4ベーンとを備え、
    前記制御装置は、前記空調モード時に前記第3ベーンを開、前記第4ベーンを閉に制御し、前記取水モード時に前記第3ベーンを閉、前記第4ベーンを開に制御する請求項2記載の空調システム。
  4. 前記冷凍サイクルは、前記室外機に配置され、前記室内熱交換器に並列に接続された切替用熱交換器と、前記室内熱交換器と前記切替用熱交換器との並列回路の一端に接続され、冷媒の流れを前記室内熱交換器側又は前記切替用熱交換器側に切り替える切替装置とを備え、
    前記制御装置は、前記空調モード時に前記切替装置を前記室内熱交換器側に切り替え、前記取水モード時に前記切替装置を前記切替用熱交換器側に切り替える請求項1記載の空調システム。
  5. 前記室内空間の温度である室内温度を検知する温度センサを備え、
    前記制御装置は、前記温度センサで検知された室内温度と設定温度との比較結果に応じて前記空調モードと前記取水モードとを切り替える請求項1〜請求項4の何れか一項に記載の空調システム。
  6. 前記制御装置は、前記室内熱交換器を蒸発器として機能させる冷房運転時、前記室内温度が前記設定温度超の場合、前記空調モードに切り替え、前記室内温度が前記設定温度以下の場合、前記取水モードに切り替える請求項5記載の空調システム。
  7. 前記タンク内の水量を検知する水量センサを備え、
    前記制御装置は、前記室内温度が前記設定温度以下で且つ前記水量センサで検知された水量が予め設定された規定水量以上の場合、前記冷凍サイクルの運転能力を低下させる請求項6記載の空調システム。
  8. 前記制御装置は、前記室内熱交換器を凝縮器として機能させる暖房運転時、前記室内温度が前記設定温度以上の場合、前記取水モードに切り替え、前記室内温度が前記設定温度未満の場合、前記空調モードに切り替える請求項5記載の空調システム。
  9. 前記タンク内の水量を検知する水量センサを備え、
    前記制御装置は、前記室内温度が前記設定温度以上で且つ前記水量センサで検知された水量が予め設定された規定水量以上の場合、前記冷凍サイクルの運転能力を低下させる請求項8記載の空調システム。
  10. 前記制御装置は、前記冷凍サイクルの運転能力を低下させる制御として、前記圧縮機の周波数を低下させる請求項7又は請求項9記載の空調システム。
  11. 冷房運転時に前記室内熱交換器が蒸発器、前記室外熱交換器が凝縮器となり、暖房運転時に前記室内熱交換器が凝縮器、前記室外熱交換器が蒸発器となるように冷媒の流れを切り替える四方弁を備えた請求項1〜請求項10の何れか一項に記載の空調システム。
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