JPWO2018070512A1 - 陸閘ゲート - Google Patents

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Abstract

起伏軸心(20)を中心に回転することで起伏する扉体(2)と、倒伏した扉体(2)の起伏軸心(20)側に隣り合って配置された床板(38)とを備える陸閘ゲートである。扉体(2)の端面(72)と、床板(38)の端面(73)との間に、溝部(7)が形成される。陸閘ゲートは、さらに、溝部(7)に充填された間詰材(8)を備える。間詰材(8)は、溝部(7)を形成する扉体(2)の端面(72)および床板(38)の端面(73)に固着される。間詰材(8)は、弾性を有し、扉体(2)が起立することで溝部(7)が狭くなると、これら端面(72,73)における上端のうち低い方よりも高く盛り上がる。

Description

本発明は、平常時には扉体が倒伏して路面を構成し、水面が路面よりも高くなるような緊急時には扉体が起立して水を堰き止める、起伏式の陸閘ゲートに関するものである。
起伏式の陸閘ゲートは、扉体の基端側を旋回中心として起伏する比較的簡素な構成という長所がある。特に、扉体が水からの浮力により起立する形式では、緊急時に、扉体が自動的に起立するので、作業員の操作が不要になる。このため、このような起伏式の陸閘ゲートは、防災意識の高い国々で注目を浴びている。
日本国特開2013−238091号公報
一般に起伏式の陸閘ゲートでは、扉体が起立する際に扉体の基端側に形成される溝部が当該扉体の起立により狭くなる構成が採用される。そして、平常時には扉体が路面を構成するという陸閘ゲートの特徴から、扉体は野晒しにされているので、溝部には砂利などの異物が入り込むことがある。
通常想定される程度の異物が溝部に入り込んだ場合でも、扉体が浮力を受けて起立する力は強く、溝部への異物の噛み込みにより起立が妨げられることは確認されていない。しかしながら、陸閘ゲートは日常的に作動して状態が確認されることなく、緊急時に確実に作動(扉体が起立)することが求められるものである。このため、より確実な作動への対策が常に求められている。
そこで、本発明は、溝部に異物が噛み込まれにくくすることで、より確実に扉体を起立させ得る陸閘ゲートを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、第1の発明に係る陸閘ゲートは、起伏軸心を中心に回転することで起伏する扉体と、
倒伏した前記扉体の起伏軸心側に隣り合って配置された床板と、
前記扉体の端面と前記床板の端面との間に形成される溝部と、
前記溝部に充填されて、当該溝部を形成する前記扉体の端面および前記床板の端面に固着された間詰材とを備え、
前記間詰材が、弾性を有し、前記扉体が起立することで前記溝部が狭くなると、前記扉体の端面における上端および前記床板の端面における上端のうち低い方よりも高く盛り上がるものである。
また、第2の発明に係る陸閘ゲートは、第1の発明に係る陸閘ゲートにおける前記間詰材が、溝部に充填される際に流動性を有し、経時変化により端面および前記床板の端面に固着していくとともに露出した表面が固化するものである。
さらに、第3の発明に係る陸閘ゲートは、第1または第2の発明に係る陸閘ゲートにおいて、前記扉体が倒伏した状態で、前記溝部の深さに対する前記間詰材の高さの割合が65%以上で且つ85%以下であり、
前記扉体が倒伏した状態で、前記間詰材が、前記溝部の上を通過するタイヤに接触しないものである。
加えて、第4の発明に係る陸閘ゲートは、第1または第2の発明に係る陸閘ゲートにおいて、前記扉体が倒伏した状態で、前記溝部が、上方ほど幅広であるものである。
また、第5の発明に係る陸閘ゲートは、第4の発明に係る陸閘ゲートにおいて、前記扉体が倒伏した状態で、当該扉体の端面と水平面との角度、および、前記床板の端面と水平面との角度が、いずれも40°以上で且つ60°以下であり、
前記扉体が倒伏した状態で、前記溝部の底における前記扉体の端面と前記床板の端面との間隔δと、当該溝部の深さDとの関係が、D×0.1≦δ≦D×0.5であるものである。
前記陸閘ゲートよると、溝部に充填された間詰材が扉体の起立時に扉体の端面における上端および床板の端面における上端のうち低い方よりも盛り上がるので、溝部に異物が噛み込まれにくく、結果としてより確実に扉体を起立させることができる。
本発明の実施の形態に係る陸閘ゲートの平常時における径間中心から右方向を見た断面図である。 同陸閘ゲートの緊急時における径間中心から右方向を見た断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1における同陸閘ゲートの倒伏した扉体と床板構造との接続部分を示す斜視図である。 図2における同陸閘ゲートの起立した扉体と床板構造との接続部分を示す斜視図である。 同扉体の倒伏時における間詰材およびその周辺を示す拡大断面図である。 同扉体の起立時における間詰材およびその周辺を示す拡大断面図である。 同扉体の倒伏時において溝部の上にタイヤが通過している状態を示す拡大断面図である。 同間詰材の機能を説明するための拡大断面図であり、扉体の倒伏時を示す。 同間詰材の機能を説明するための拡大断面図であり、扉体の起立している時を示す。 同間詰材の機能を説明するための拡大断面図であり、扉体が完全に起立した時を示す。 同扉体の起立角を90°にした場合の溝部およびその周辺を示す拡大断面図である。 同扉体の起立角を80°並びに扉体側端面および床板側端面の傾斜角をいずれも55°にした場合の溝部およびその周辺を示す拡大断面図である。 同扉体の起立角を80°並びに扉体側端面および床板側端面の傾斜角をそれぞれ40°および60°にした場合の溝部およびその周辺を示す拡大断面図である。 同陸閘ゲートの扉体側押え板が床板側押え板よりも厚い場合の拡大断面図であり、扉体の倒伏時を示す。 同陸閘ゲートの扉体側押え板が床板側押え板よりも厚い場合の拡大断面図であり、扉体の起立時を示す。 同陸閘ゲートの扉体側押え板が床板側押え板よりも薄い場合の拡大断面図であり、扉体の倒伏時を示す。 同陸閘ゲートの扉体側押え板が床板側押え板よりも薄い場合の拡大断面図であり、扉体の起立時を示す。
以下、本発明の実施の形態に係る陸閘ゲートについて図面に基づき説明する。
この陸閘ゲートは、路面に設置されて、高潮または洪水などにより当該路面に流れ込もうとする水を堰き止めるものである。図1に示すように、平常時、つまり水面Sが路面Rを超えない時には、前記陸閘ゲート1が備える扉体2は、倒伏したままで路面Rを構成する。一方で、図2に示すように、緊急時、つまり水面Sが路面Rを超えるまで上昇した時には、前記陸閘ゲート1が備える扉体2は、その上端が水面Sよりも高くなるまで水位に追従して起立することで、水を堰き止める。この堰き止めにより、前記陸閘ゲート1から水側(図2における左側)の路面Rは水没するものの、前記陸閘ゲート1から陸側(図2における右側)の路面Rは水没しない。なお、図1および図2は、前記陸閘ゲート1の径間中心から右方向を見た断面図である。このため、前記陸閘ゲート1は図1および図2に示されない左方向の構成も当然に有し、この左方向の構成は前記右方向の構成と同一である。
一般に扉体が起伏(起立および倒伏)する陸閘ゲートは、その起立に、油圧、空気圧または巻上機などの動力を利用する開閉装置式もあれば、扉体自身の浮力を利用する浮体式もある。浮体式の陸閘ゲートは、そこに水が流れ込んできた時に、つまり緊急時に、浮力により基本的に無動力で扉体が起立するという長所を有する。本実施の形態に係る陸閘ゲート1は、浮体式のものに限定されないが、以下では説明を簡単にするために、浮体式のものとして説明する。
図1〜図3に示すように、前記陸閘ゲート1は、基台Bの上に設置される。この基台Bは、その上面(受け面)が水平になるように配置されるとともに、当該上面(受け面)より下が基礎コンクリートCに埋設される。また、前記陸閘ゲート1は、前記基台Bの上に設置された、扉体2、床板構造3および側部戸当り4を備える。なお、図1に示すように、倒伏した扉体2の水側には、グレーチングGを含めた導水のために設備が基礎コンクリートCに設けられている。
前記扉体2は、その基端側が起伏するための回転の中心(以下、起伏軸心という)となるように、図示しない回転支承で支持されている。また、前記扉体2は、堰き止める水からの圧力(水圧)を直接受けるスキンプレート21と、このスキンプレート21を補強する桁構造25と、平常時に路面Rとなるカバープレート22と、前記スキンプレート21とカバープレート22との間に充填された浮力体23と、緊急時に水の漏れを防ぐ水密構造26とを有する。
前記桁構造25は、図1および図2に示す上部水平桁51および下部水平桁52と、図3に示す左右の側部縦桁54と、必要に応じて中間縦桁53とを有する。図1および図2に示すように、前記上部水平桁51は、水没した際に、扉体2を基本的に無動力で起立させる程度の浮力が生ずるように構成される。前記下部水平桁52には、前記カバープレート22の陸側における端部と、前記水密構造26の一部(具体的には、扉体2と床板構造3との水密を確保する部分62)とが固定される。図3に示すように、左右の側部縦桁54には、前記水密構造26の他の一部(具体的には、扉体2と側部戸当り4との水密を確保する部分64)が固定される。また、左右の側部縦桁54には、前記側部戸当り4に向けて突出するピン29が固定される。
前記水密構造26は、図1および図2に示す下部水密ゴム62と、図3に示す側部水密ゴム64とを有する、三方水密構造である。前記水密構造26として、図1および図2に示す下部水密ゴム62は、前記扉体側押え板28および床板側押え板38により、それぞれ下部水平桁52および床板構造3に固定されるとともに、図3に示す側部水密ゴム64は、前記側部押え板24により、前記側部縦桁54に固定される。
前記側部戸当り4は、図3に示すように、前記扉体2の左右に配置されて、防水壁Wに連続する。これら側部戸当り4は、前記扉体2側の面が側部戸当り面41であり、内部が空間である。前記側部戸当り面41は、前記側部水密ゴム64が押し付けられることにより、前記扉体2と側部戸当り4との水密を確保する。また、前記側部戸当り面41には、図1および図2に示すように、前記ピン29を通過させる円弧溝49が形成されている。これら円弧溝49は、前記扉体2が起伏する際に、前記ピン29を通過させるものである。図2に示すように、これら円弧溝49に前記ピン29が通過されて、前記扉体2が完全に起立した時(以下では、扉体2の起立時という)における、前記扉体2と水平面との角度αが、扉体2の起立角αである。
ここで、前記扉体2と床板構造3との接続部分を図4および図5に基づき詳細に説明する。
図4に示すように、前記下部水平桁52は、前記スキンプレート21に溶接されるウェブ56と、前記カバープレート22および下部水密ゴム62が固定されるフランジ57とを有する。前記フランジ57は、前記扉体側押え板28で下部水密ゴム62を挟み込んでボルト2Bにより固定する。なお、前記扉体側押え板28は前記扉体2の構成部材であるから、前記扉体側押え板28の端面は、扉体2の端面でもある。
前記床板構造3は、前記基台Bに固定される下板35と、前記下部水密ゴム62が固定される上板37と、これら下板35および上板37を接続する立ち上がり板36とを有する。これら上板37、下板35および立ち上がり板36で形成される空間には、基礎コンクリートCが打設されている。前記上板37は、前記床板側押え板38で下部水密ゴム62を挟み込んでボルト3Bにより固定する。前記基礎コンクリートCは、前記上板37、下部水密ゴム62および床板側押え板38の陸側にも打設されている。なお、前記床板側押え板38は、扉体2の起伏に関わらず路面Rを構成するので、床板であるともいえる。このため、前記床板側押え板38の端面は、床板の端面でもある。
扉体側押え板28における陸側の端面72と、床板側押え板38における水側の端面73との間に、前記扉体2の径間方向(左右方向)にわたって溝部7が形成される。この溝部7には、扉体側押え板28における陸側の端面72(以下、扉体側端面72という)と、床板側押え板38における水側の端面73(以下、床板側端面73という)とに固着された、弾性を有する間詰材8が充填されている。前記溝部7は、図5に示すように、前記扉体2が起立することで狭くなる。ここで、前記間詰材8は、弾性を有するので、前記溝部7が狭くなった分だけ、逃げられる空間である上方に盛り上がる。この盛り上がりで、前記間詰材8は、扉体側端面72の上端および床板側端面73の上端のうち低い方よりも高くなるように、前記溝部7に充填される量および位置が決定される。
以下、本発明の要旨である、前記間詰材8およびその周辺について図6〜図8に基づき詳細に説明する。
図6に示すように、前記扉体2の倒伏時において、例えば、前記扉体側押え板28および床板側押え板38は、それぞれの上面および下面の位置が実質的に同一である。すなわち、前記扉体側押え板28および床板側押え板38は、実質的に厚さT1,T2および高さが同一である。このため、溝部7の深さDは、前記扉体側押え板28および床板側押え板38の厚さT1,T2に一致する。前記扉体2の倒伏時において、前記扉体側端面72は上方ほど水側に近づくよう傾斜し、前記床板側端面73は上方ほど陸側に近づくよう傾斜する。すなわち、前記扉体2の倒伏時において、前記扉体側端面72および床板側端面73は上方ほど互いに離れるように傾斜し、言い換えれば、前記溝部7は上方ほど幅広である。このため、前記扉体2の倒伏時において、前記扉体側端面72および床板側端面73は、それぞれの下端で最小間隔δとなり、それぞれの上端で最大間隔Wとなる。前記扉体側端面72および床板側端面73の傾斜角θ1,θ2は、扉体2の起立時(図7参照)において、互いに接近した扉体側端面72および床板側端面73が干渉しないとともに前記間詰材8を破損させず、扉体2の倒伏時(図8参照)において、溝部7の上を通過する車両のタイヤTが間詰材8に接触しないように設計される。前記溝部7は、扉体2が起立することで狭くなるようにされ、その一例として、図6〜図8に示すように、前記起伏軸心20の上方に配置される。なお、前記起伏軸心20は、下部水密ゴム62の内部に位置すれば、前記扉体2が起伏しても当該下部水密ゴム62を過度に伸縮させないので好ましい。前記扉体2の倒伏時における間詰材8の高さh(図6参照)は、前記扉体2の起立時における間詰材8の上端aが扉体側端面72の上端および床板側端面73の上端うち低い方bよりも高くなるように設計される(図7参照)。また、図6〜図8に示すように、前記間詰材8は、前記下部水密ゴム62を補助しての止水性を確保するために、前記溝部7の底部で当該下部水密ゴム62に接触または固着していることが好ましい。
前記間詰材8は、前記溝部7に充填される際に流動性を有し、経時変化により扉体側端面72および床板側端面73に固着していくとともに露出した表面が固化するものである。ここで、流動性を有するとは、液状またはゲル状であることを意味する。前記間詰材8は、前記溝部7に充填される際に流動性を有することで、当該充填の作業が容易になる。また、前記間詰材8は、経時変化により扉体側端面72および床板側端面73に固着していくことで、前記充填の後で且つ前記固着の前に間詰材8の形状をコテなどで整えることが可能になり、結果として、当該充填の作業が容易になる。さらに、前記間詰材8は、経時変化により露出した表面が固化することで、溝部7に重い異物が入っても、当該表面に異物が沈み込まない。
前記間詰材8は、例えば、JIS(日本工業規格)A5758に規定されている材料が採用される。特に、前記間詰材8には、建築用シーリング材として一般的に使用されるシリコーンシーラントである、セメダイン株式会社製の「シリコーンシーラント8060プロ(商品名)」、積水フーラー株式会社製の「シリコーンJX(商品名)」、および、信越化学工業株式会社製の「シーラント45(商品名)が最適である。前記間詰材8は、シリコーンシーラントのようなシリコーン系以外にも、ポリイソブチレン系、変成シリコーン系、ポリサルファイド系、アクリルウレタン系、ポリウレタン系、または、アクリル系でもよい。前記間詰材8は、前記扉体2の起伏による溝部7の形状変化に追従しやすく(高弾性限界で低弾性率)、固着性および止水性に優れ、且つ、耐久性および耐候性に優れた性質を有するものが好ましい。
以下、前記扉体2の起立に伴う間詰材8の機能について図9〜図11に基づき説明する。
図9に示すように、扉体2の倒伏時において、溝部7に異物Xが入った場合を想定する。異物Xは、溝部7に充填された間詰材8の上で静止している。次に、図10に示すように、扉体2が起立していくと、間詰材8が扉体側端面72および床板側端面73に固着しているとともに弾性を有するので、溝部7が狭くなった分だけ、間詰材8が溝部7の上方に盛り上がる。この際に、間詰材8の表面は既に固化しているので、異物Xが重くても間詰材8の表面に沈み込まない。そして、図11に示すように、扉体2の起立時において、間詰材8の上端aが扉体側端面72の上端および床板側端面73の上端うち低い方bよりも盛り上がるので、溝部7に異物Xが噛み込まれない。異物Xの大きさによっては、盛り上がった間詰材8により、当該異物Xが溝部7から床板側押え板38の上面に排出される。なお、間詰材8は、扉体側端面72および床板側端面73に固着されているので、扉体2の起立により溝部7から剥がれない。
このように、前記陸閘ゲート1によると、溝部7に充填された間詰材8が扉体2の起立時に扉体側端面72の上端および床板側端面73の上端うち低い方bよりも盛り上がるので、溝部7に異物Xが噛み込まれにくく、結果としてより確実に扉体2を起立させることができる。
また、前記間詰材8は、溝部7に充填される際に流動性を有し、経時変化により扉体側端面72および床板側端面73に固着するので、当該充填の作業が容易になり、結果として、前記陸閘ゲート1の製造期間を短縮することができる。さらに、前記間詰材8は、経時変化により露出した表面が固化するので、当該表面に異物Xが沈み込まないことから、溝部7に異物Xが一層噛み込まれにくく、結果としてより一層確実に扉体2を起立させることができる。
加えて、前記扉体2が倒伏した状態において、前記溝部7が上方ほど幅広であることにより、扉体側端面72および床板側端面73を互いに近づける設計が可能になるので、溝部7が一層狭くなることから、当該溝部7に異物Xが一層噛み込まれにくく、結果としてより一層確実に扉体2を起立させることができる。
以下、上述した実施の形態をより具体的にした実施例1〜実施例3について実験(1)〜(4)を行ったので、これらを以下に詳しく説明する。なお、これら実施例1〜実施例3について、以下に説明しない構成は、前記実施の形態と同一の構成である。ここで、前記実施例1〜実施例3では、共通点として、間詰材8をシリコーンシーラントとし、扉体側端面72および床板側端面73の傾斜角θ1,θ2をいずれも45°とし、扉体側押え板28および床板側押え板38の厚さT1,T2(以下、板厚T1,T2と略す)をいずれも8mmとし、扉体側端面72と床板側端面73との最小間隔δを6mmとし、扉体2の起立角αを70°とした。また、前記実施例1〜実施例3では、差異点として、間詰材8の高さhを異なるものとした。具体的には、間詰材8の高さhを、実施例1で4mm(溝部7の深さDに対して50%)、実施例2で6mm(溝部7の深さDに対して75%)、および、実施例3で8mm(溝部7の深さDに対して100%)とした。また、前記実験(1)〜(4)の具体的な内容は、次の通りである。
実験(1):溝部7の上に自転車を通過させて、当該自転車のタイヤTが間詰材8に接触するか否か。
実験(2):扉体2の起伏により間詰材8が扉体側端面72または床板側端面73から剥がれるか否か。
実験(3):扉体2の起立時に3回の水圧を扉体2に与えて間詰材8から水の漏れが発生するか否か。
実験(4):扉体2の倒伏時における間詰材8の上に配置された異物Xが、扉体2の起立時に溝部7に噛み込まれるか。なお、異物Xは、外径2mmの砂利、外径4mmの砂利、および金属製丸棒(φ3×100mmおよびφ6×100mmをそれぞれ4本ずつ)とした。
実験(1)の結果、自転車のタイヤTが、扉体側押え板28および床板側押え板38の上面から溝部7に1.5mm程度沈み込んだが、間詰材8に接触しなかった。実験(2)の結果、10回程度の起伏では、間詰材8が扉体側端面72および床板側端面73から剥がれなかった。実験(3)の結果、間詰材8から水の漏れは無く、止水状態は良好であった。実験(4)の結果、扉体2の起立により溝部7に、φ3×100mmおよびφ6×100mmの金属製丸棒が噛み込まれたが、外径2mmおよび4mmの砂利が噛み込まれなかった。なお、溝部7への金属製丸棒の噛み込みにより、扉体2の起立が妨げられることはなかった。したがって、より確実に扉体2を起立させることができた。
実験(1)の結果、自転車のタイヤTが、扉体側押え板28および床板側押え板38の上面から溝部7に1.5mm程度沈み込んだが、間詰材8に接触しなかった。実験(2)の結果、10回程度の起伏では、間詰材8が扉体側端面72および床板側端面73から剥がれなかった。実験(3)の結果、間詰材8から水の漏れは無く、止水状態は良好であった。実験(4)の結果、扉体2の起立により溝部7に、いずれの異物Xも噛み込まれなかった。したがって、より一層確実に扉体2を起立させることができた。
実験(1)の結果、自転車のタイヤTが、扉体側押え板28および床板側押え板38の上面から溝部7に沈み込もうとして、間詰材8に接触した。実験(2)の結果、10回程度の起伏では、間詰材8が扉体側端面72および床板側端面73から剥がれなかった。実験(3)の結果、間詰材8から水の漏れは無く、止水状態は良好であった。実験(4)の結果、扉体2の起立により溝部7に、いずれの異物Xも噛み込まれなかった。したがって、より一層確実に扉体2を起立させることができた。
前記実施例1〜実施例3についての実験(1)〜(4)の結果をまとめた表は、次の通りである。
Figure 2018070512
このように、前記実施例1〜実施例3では、間詰材8に関し、いずれも、10回程度の起伏における耐久性、および、下部水密ゴム62を補助しての止水性が確保されることが示された。また、前記実施例1では、より確実に扉体2を起立させ、実施例2および3では、より一層確実に扉体2を起立させることが示された。さらに、実施例1および2では、タイヤTとの非接触性が確保されることが示された。
また、前記実施例2では、溝部7の深さDに対する間詰材8の高さhの割合が75%の場合を示したが、当該割合が65%以上で且つ85%以下であっても、前記実施例2と同様の効果を奏する。
次に、溝部7にφ3およびφ6の金属製丸棒が噛み込まれた前記実施例1から、溝部7の深さDに対する間詰材8の高さhの割合を変更せず、それ以外のパラメータを変更した実施例4および実施例5について前記実験(1)〜(4)を行ったので、これらを以下に詳しく説明する。なお、これら実施例4および実施例5についても、以下に説明しない構成は、前記実施の形態と同一の構成である。ここで、前記実施例1、実施例4および実施例5では、共通点として、間詰材8をシリコーンシーラントとし、扉体側端面72および床板側端面73の傾斜角θ1,θ2をいずれも45°とし、扉体2の起立角αを70°とし、溝部7の深さDに対する間詰材8の高さhを50%とした。また、前記実施例1、実施例4および実施例5では、差異点として、板厚T1,T2および最小間隔δを異なるものとした。具体的には、前記実施例1では板厚T1,T2が8mmで且つ最小間隔δが6mmであるのに対し、前記実施例4では板厚T1,T2を8mmで且つ最小間隔δを2mmとし、前記実施例5では板厚T1,T2を4mmで且つ最小間隔δを2mmとした。
実験(1)の結果、自転車のタイヤTが、扉体側押え板28および床板側押え板38の上面から溝部7に1.5mm程度沈み込んだが、間詰材8に接触しなかった。実験(2)の結果、10回程度の起伏では、間詰材8が扉体側端面72および床板側端面73から剥がれなかった。実験(3)の結果、間詰材8から水の漏れは無く、止水状態は良好であった。実験(4)の結果、扉体2の起立により溝部7に、いずれの異物Xも噛み込まれなかった。したがって、より一層確実に扉体2を起立させることができた。
実験(1)の結果、自転車のタイヤTが、扉体側押え板28および床板側押え板38の上面から溝部7に1.0mm程度沈み込んだが、間詰材8に接触しなかった。実験(2)の結果、10回程度の起伏では、間詰材8が扉体側端面72および床板側端面73から剥がれなかった。実験(3)の結果、間詰材8から水の漏れは無く、止水状態は良好であった。実験(4)の結果、扉体2の起立により溝部7に、いずれの異物Xも噛み込まれなかった。したがって、より一層確実に扉体2を起立させることができた。
前記実施例1、実施例4および実施例5についての実験(1)〜(4)の結果をまとめた表は、次の通りである。
Figure 2018070512
このように、前記実施例1、実施例4および実施例5では、間詰材8に関し、いずれも、タイヤTとの非接触性、10回程度の起伏における耐久性、および、下部水密ゴム62を補助しての止水性が確保されることが示された。また、前記実施例1、実施例4および実施例5の比較から、溝部7の深さDに対する間詰材8の高さhの割合が同じでも、最小間隔δが小さければ(つまり溝部7が狭ければ)、溝部7への異物Xの噛み込みを効果的に防止できることが示された。
また、前記実施例1〜実施例5では、傾斜角θ1,θ2が45°、最小間隔δが2mmまたは6mm、および、溝部7の深さDが4mmまたは8mmの場合を示したが、傾斜角θ1,θ2が40°以上で且つ60°以下、および、溝部7の深さD×0.1≦最小間隔δ≦溝部7の深さD×0.5であっても、前記実施例1〜実施例5と同様の効果を奏する。
ところで、前記実施の形態および実施例1〜実施例5では、傾斜角θ1,θ2がいずれも45°、前記扉体2の起立角αを70°をとして説明したが、これらに限定されることはない。前記傾斜角θ1,θ2および扉体2の起立角αは、扉体2の起立時において、互いに接近した扉体側端面72および床板側端面73が干渉しないとともに前記間詰材8を破損させない程度であればよい。このような傾斜角θ1,θ2および起立角αの例としては、図12に示すように、扉体側端面72および床板側端面73の傾斜角θ1,θ2がいずれも45°、前記扉体2の起立角αが90°でもよく、図13に示すように、扉体側端面72および床板側端面73の傾斜角θ1,θ2がいずれも55°、前記扉体2の起立角αが80°でもよく、図14に示すように、扉体側端面72の傾斜角θ1が40°で床板側端面73の傾斜角θ2が60°、前記扉体2の起立角αが80°でもよい。図12〜図14(間詰材8の図示を省略)では、仮想線で示す扉体2の起立時において、溝部7が幅広とならないが、最小間隔δを十分に設けることで、互いに接近した扉体側端面72および床板側端面73が干渉しないとともに、前記間詰材8が破損しない。
また、溝部7は、扉体2が起立することで狭くなるのであれば、起伏軸心20との位置関係は限定されない。例えば、図12に示すように、溝部7の底部に起伏軸心20があってもよく、図13および図14に示すように、溝部7の下部に起伏軸心20があってもよい。
さらに、前記実施の形態および実施例1〜実施例5では、前記扉体側押え板28および床板側押え板38は、実質的に厚さT1,T2および高さが同一であるとして説明したが、これに限定されるものではない。例えば、図15〜図18には、扉体側押え板28および床板側押え板38の厚さT1,T2が異なる場合を示し、図15および図16は扉体側押え板28が床板側押え板38よりも厚い場合(T1>T2)であり、図17および図18は扉体側押え板28が床板側押え板38よりも薄い場合(T1<T2)である。いずれの場合であっても、図16および図18に示すように、扉体2の起立時に間詰材8の上端aが扉体側端面72の上端および床板側端面73の上端うち低い方bよりも盛り上がれば、溝部7に異物Xが噛み込まれにくく、結果としてより確実に扉体2を起立させることができる。勿論、扉体2の起立時に間詰材8の上端aが扉体側端面72の上端および床板側端面73の上端うち高い方よりも盛り上がれば、溝部7に異物Xが一層噛み込まれにくく、結果としてより一層確実に扉体2を起立させることができる。
前記実施の形態および実施例1〜実施例5は、全ての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は、上述した説明ではなく特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。なお、前記実施の形態および実施例1〜実施例5で説明した構成のうち「課題を解決するための手段」での第1の発明として記載した構成以外については、任意の構成であり、適宜削除および変更することが可能である。

Claims (5)

  1. 起伏軸心を中心に回転することで起伏する扉体と、
    倒伏した前記扉体の起伏軸心側に隣り合って配置された床板と、
    前記扉体の端面と前記床板の端面との間に形成される溝部と、
    前記溝部に充填されて、当該溝部を形成する前記扉体の端面および前記床板の端面に固着された間詰材とを備え、
    前記間詰材が、弾性を有し、前記扉体が起立することで前記溝部が狭くなると、前記扉体の端面における上端および前記床板の端面における上端のうち低い方よりも高く盛り上がるものであることを特徴とする陸閘ゲート。
  2. 前記間詰材が、溝部に充填される際に流動性を有し、経時変化により端面および前記床板の端面に固着していくとともに露出した表面が固化するものであることを特徴とする請求項1に記載の陸閘ゲート。
  3. 前記扉体が倒伏した状態で、前記溝部の深さに対する前記間詰材の高さの割合が65%以上で且つ85%以下であり、
    前記扉体が倒伏した状態で、前記間詰材が、前記溝部の上を通過するタイヤに接触しないものであることを特徴とする請求項1または2に記載の陸閘ゲート。
  4. 前記扉体が倒伏した状態で、前記溝部が、上方ほど幅広であることを特徴とする請求項1または2に記載の陸閘ゲート。
  5. 前記扉体が倒伏した状態で、当該扉体の端面と水平面との角度、および、前記床板の端面と水平面との角度が、いずれも40°以上で且つ60°以下であり、
    前記扉体が倒伏した状態で、前記溝部の底における前記扉体の端面と前記床板の端面との間隔δと、当該溝部の深さDとの関係が、D×0.1≦δ≦D×0.5であることを請求項4に記載の陸閘ゲート。
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