JPWO2018061151A1 - 部品実装装置 - Google Patents

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Abstract

部品実装装置は、吸着ノズルに吸着させた部品を基板に実装する場合、第1昇降装置により吸着ノズルを目標位置Z*まで下降させ(S140,S150)、第2昇降装置により吸着ノズルを更に下降させて部品を基板に接触させ(S160〜S190)、吸着ノズルに作用する荷重Fが目標荷重F*となるよう第2昇降装置を制御して部品を基板に実装させる(S200〜S230)。また、部品実装装置は、部品Pが基板Sに届かなかった場合(S180)、部品を吸着ノズルに吸着させたまま吸着ノズルを上昇させると共に目標位置Z*を修正し(S240,S250)、第1昇降装置により吸着ノズルを修正した目標位置Z*まで下降させ、第2昇降装置により吸着ノズルを更に下降させて部品を基板Sに接触させて実装する。

Description

本発明は、部品実装装置に関する。
従来より、ヘッド本体と、部品(電子回路部品)を吸着する吸着ノズルと、昇降部材をヘッド本体に対して昇降させる第1昇降装置と、第1昇降装置により昇降部材と共に昇降し吸着ノズルを昇降部材に対して相対的に昇降させる第2昇降装置と、第2昇降装置に設けられ吸着ノズルに作用する荷重を検出するロードセルとを備える部品実装装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。部品実装装置は、吸着ノズルに吸着させた部品を基板に実装する際、第1昇降装置を駆動制御して吸着ノズルを下降させた後、第2昇降装置を駆動制御して吸着ノズルを下降させ、吸着ノズルに吸着させた部品が基板に当接すると、吸着ノズルに作用する荷重(反力)が予め定められた設定荷重となるよう第2昇降装置を駆動制御している。
WO2014/80472A1
第2昇降装置は、第1昇降装置に比して昇降ストロークが短い。このため、部品実装装置は、予め基板の高さを測定し、第2昇降装置の駆動を開始する前に、吸着ノズルに吸着された部品が実装しようとする基板に当接する直前の吸着ノズルの高さを目標位置として当該目標位置まで吸着ノズルが下降されるよう第1昇降装置を制御する。しかしながら、上述した部品実装装置は、例えば、測定される基板の高さに誤差が含まれていたり、実装しようとする基板に反りが生じて部分的に高さが変化したりしている場合、第1昇降装置により吸着ノズルを目標位置まで下降させても、第2昇降装置の昇降ストロークが不足する場合が生じる。この場合、吸着ノズルに吸着させた部品が基板に当接しなかったり、部品の基板に対する押し付け荷重が不足したりし、実装不良が生じてしまう。
本発明は、対象物に実装する部品の実装不良の発生を抑制することを主目的とする。
本発明は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本発明の第1の部品実装装置は、
部品を保持して対象物に実装する部品実装装置であって、
前記部品を保持する保持部材と、
ヘッドと、
前記ヘッドに対して昇降部材を昇降させる第1昇降装置と、
前記第1昇降装置の昇降ストロークよりも短い昇降ストロークを有し、前記昇降部材と共に昇降し、前記昇降部材に対して前記保持部材を相対的に昇降させる第2昇降装置と、
前記保持部材に作用する荷重を測定する荷重測定部と、
前記保持部材に保持した部品を前記対象物に実装する場合に、前記保持部材が目標位置まで下降するよう前記第1昇降装置を駆動制御し前記保持部材が更に下降して前記荷重測定部により測定される荷重が目標荷重となるよう前記第2昇降装置を駆動制御する昇降制御を実行し、前記保持部材に前記部品の保持を解除させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記保持部材に保持された部品が前記対象物に接触する前に前記第2昇降装置の昇降ストロークがストロークエンドに達した場合、前記目標位置を変更して前記昇降制御を再実行し、前記保持部材に前記部品の保持を解除させる、
ことを要旨とする。
この本発明の第1の部品実装装置は、保持部材に保持した部品を対象物に実装する場合に、保持部材が目標位置まで下降するよう第1昇降装置を駆動制御し保持部材が更に下降して荷重測定部により測定される荷重が目標荷重となるよう第2昇降装置を駆動制御する昇降制御を実行し、保持部材に部品の保持を解除させる。また、第1の部品実装装置は、保持部材に保持された部品が対象物に接触する前に第2昇降装置の昇降ストロークがストロークエンドに達した場合、目標位置を変更して昇降制御を再実行し、保持部材に部品の保持を解除させる。このように、第1の部品実装装置は、第2昇降装置の昇降ストロークによって保持部材に保持された部品が対象物に到達しなかった場合でも、第1昇降装置の目標位置を変更した昇降制御の再実行により部品を対象物に到達させて適切に実装させることができる。この結果、対象物に実装する部品の実装不良の発生を抑制することができる。
本発明の第2の部品実装装置は、
部品を保持して対象物に実装する部品実装装置であって、
前記部品を保持する保持部材と、
ヘッドと、
前記ヘッドに対して昇降部材を昇降させる第1昇降装置と、
前記第1昇降装置の昇降ストロークよりも短い昇降ストロークを有し、前記昇降部材と共に昇降し、前記昇降部材に対して前記保持部材を相対的に昇降させる第2昇降装置と、
前記保持部材に作用する荷重を測定する荷重測定部と、
前記保持部材に保持した部品を前記対象物に実装する場合に、前記保持部材が目標位置まで下降するよう前記第1昇降装置を駆動制御し前記保持部材が更に下降して前記荷重測定部により測定される荷重が目標荷重となるよう前記第2昇降装置を駆動制御する昇降制御を実行し、前記保持部材に前記部品の保持を解除させる制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記保持部材に保持された部品が前記対象物に接触して前記荷重測定部により測定される荷重が前記目標荷重に到達する前に前記第2昇降装置の昇降ストロークがストロークエンドに達した場合、前記保持部材に前記部品の保持を解除させた後、前記目標位置を変更して前記昇降制御を再実行することにより前記保持部材で前記部品を再加圧する、
ことを要旨とする。
この本発明の第2の部品実装装置は、保持部材に保持した部品を対象物に実装する場合に、保持部材が目標位置まで下降するよう第1昇降装置を駆動制御し保持部材が更に下降して荷重測定部により測定される荷重が目標荷重となるよう第2昇降装置を駆動制御する昇降制御を実行し、保持部材に部品の保持を解除させる。また、第2の部品実装装置は、保持部材に保持された部品が対象物に接触して荷重測定部により測定される荷重が目標荷重に到達する前に第2昇降装置の昇降ストロークがストロークエンドに達した場合、保持部材に部品の保持を解除させた後、目標位置を変更して昇降制御を再実行することにより保持部材で部品を再加圧する。このように、第2の部品実装装置は、第2昇降装置の昇降ストロークによって保持部材に保持された部品を対象物に押し付ける押し付け荷重が不足する場合でも、第1昇降装置の目標位置を変更した昇降制御の再実行により部品を適切な押し付け荷重で対象物に押し付けて実装させることができる。この結果、対象物に実装する部品の実装不良の発生を抑制することができる。
こうした本発明の部品実装装置において、前記制御部は、前記昇降制御として、前記保持部材が前記目標位置まで下降するよう前記第1昇降装置を駆動制御した後、該第1昇降装置の駆動を停止させてから前記保持部材が更に下降して前記荷重測定部により測定される荷重が目標荷重となるよう前記第2昇降装置を駆動制御するものとしてもよい。こうすれば、第2昇降装置の制御性をより向上させることができる。
また、本発明の部品実装装置において、前記制御部は、前記荷重測定部により測定される荷重に基づいて前記保持部材に保持された部品が前記対象物に接触したか否かを判定するものとしてもよい。
本実施形態の部品実装装置10を含む部品実装システム1の構成の概略を示す構成図である。 実装ヘッド40の構成の概略を示す構成図である。 制御装置70の電気的な接続関係を示すブロック図である。 部品実装処理の一例を示すフローチャートである。 第1昇降装置50および第2昇降装置55とを用いた実装動作の様子を示す説明図である。 空振り時の実装動作の様子を示す説明図である。 荷重不足時の実装動作の様子を示す説明図である。
次に、図面を参照しながら、本発明を実施するための形態を説明する。
図1は本実施形態の部品実装装置10を含む部品実装システム1の構成の概略を示す構成図であり、図2は実装ヘッド40の構成の概略を示す構成図であり、図3は制御装置70の電気的な接続関係を示すブロック図である。なお、図1の左右方向がX軸方向であり、前(手前)後(奥)方向がY軸方向であり、上下方向がZ軸方向である。
部品実装システム1は、図1に示すように、部品実装装置10と、部品実装装置10を管理する管理装置100と、を備える。部品実装システム1は、部品を基板Sに実装する複数台の部品実装装置10が上流から下流に配置されている。図1では、説明の便宜のため部品実装装置10を1台のみ示している。なお、部品実装システム1は、部品実装装置10と同じ実装ライン上に半田印刷機や検査機、リフロー炉などを備えるものとしてもよい。
部品実装装置10は、図1に示すように、部品Pを部品供給位置まで供給する部品供給装置20と、基板Sを搬送する基板搬送装置24と、供給された部品Pを吸着ノズル60で吸着(採取)して基板S(対象物)上に実装する実装ヘッド40と、実装ヘッド40をXY軸方向に移動させるXYロボット30と、装置全体をコントロールする制御装置70(図3参照)と、を備える。基板搬送装置24は基台11上に設けられ、部品供給装置20は基台11に対して着脱可能に設けられている。また、部品実装装置10は、これらの他に、吸着ノズル60に吸着された部品Pを下方から撮像するためのパーツカメラ25や、実装ヘッド40に取り付けられて基板Sに付された位置決め基準マークを上方から撮像するためのマークカメラ(図示せず)、実装ヘッド40に取り付けられ基板Sの高さ(基板上面のZ軸方向の位置)を測定するための測距センサ26(赤外線センサなど)などを備えている。
部品供給装置20は、所定間隔毎に形成された収容部に部品Pが収容されたテープをリールから引き出してピッチ送りすることで、部品Pを部品供給位置に供給するテープフィーダとして構成されている。
XYロボット30は、図1に示すように、基台11に支持される筐体12の上段部に前後方向(Y軸方向)に沿って設けられた左右一対のY軸ガイドレール33と、左右一対のY軸ガイドレール33に架け渡されY軸ガイドレール33に沿って移動が可能なY軸スライダ34と、Y軸スライダ34の側面に左右方向(X軸方向)に沿って設けられたX軸ガイドレール31と、X軸ガイドレール31に沿って移動が可能なX軸スライダ32と、を備える。X軸スライダ32は、X軸モータ36(図3参照)の駆動によって移動可能であり、Y軸スライダ34は、Y軸モータ38(図3参照)の駆動によって移動可能である。X軸スライダ32には実装ヘッド40が取り付けられており、実装ヘッド40は、制御装置70によってXYロボット30(X軸モータ36およびY軸モータ38)が駆動制御されることにより、XY軸方向に移動可能となっている。
実装ヘッド40は、図2に示すように、ヘッド本体41と、吸着ノズル60と、ヘッド本体41に対して上下方向(Z軸方向)に移動可能に設けられ下端部に吸着ノズル60が着脱可能に取り付けられたノズルホルダ42と、ノズルホルダ42を回転させる回転装置45と、ヘッド本体41に対して第1Z軸スライダ52をZ軸方向に昇降させる第1昇降装置50と、第1Z軸スライダ52に設けられ第1Z軸スライダ52に対して吸着ノズル60をZ軸方向に相対的に昇降させる第2昇降装置55と、を備える。
吸着ノズル60は、ノズルホルダ42に対して上下方向(Z軸方向)に移動可能に取り付けられている。ノズルホルダ42には図示しない圧縮コイルスプリングが内蔵されており、吸着ノズル60は、圧縮コイルスプリングの付勢力によりノズルホルダ42に対して上方向に付勢されている。また、吸着ノズル60は、先端の吸着口に部品Pを当接させると共に吸着口に負圧を作用させることで部品Pを吸着可能な吸着部61と、吸着部61の上部で径方向に延びるフランジ部62と、を備える。吸着部61は、切替弁69(図3参照)を介して図示しない負圧源と正圧源と連通しており、切替弁69により負圧源と接続されることで、吸着部61の吸着口に負圧を作用させて部品Pを吸着することができ、切替弁69により正圧源と接続されることで、吸着部61の吸着口に正圧を作用させて部品Pの吸着を解除することができる。
回転装置45は、回転軸にギヤ47が設けられた回転モータ46を備える。ノズルホルダ42の上端にはギヤ47と噛み合うギヤ43が取り付けられており、回転装置45は、制御装置70によって回転モータ46が駆動制御されることにより、ノズルホルダ42を任意の角度に調整することができる。前述したように、ノズルホルダ42の先端部には吸着ノズル60が取り付けられるから、回転装置45は、ノズルホルダ42の角度を調整することで、吸着ノズル60に吸着された部品Pの角度を調整することができる。
第1昇降装置50は、図2に示すように、第1リニアモータ51と、第1リニアモータ51の駆動によりZ軸方向に昇降可能な第1Z軸スライダ52と、を備える。第1Z軸スライダ52にはノズルホルダ42に設けられた水平部44に係合(当接)可能な第1係合部52aが形成されている。これにより、ノズルホルダ42は、第1Z軸スライダ52の昇降に伴って昇降可能となっている。ノズルホルダ42は、吸着ノズル60が取り付けられるから、第1昇降装置50は、ノズルホルダ42の昇降に伴って吸着ノズル60を昇降させることができる。
第2昇降装置55は、図2に示すように、第1昇降装置50の第1Z軸スライダ52に取り付けられた第2リニアモータ56と、第2リニアモータ56の駆動によりZ軸方向に昇降可能な第2Z軸スライダ57と、を備える。第2Z軸スライダ57には、吸着ノズル60のフランジ部62の上面に係合(当接)可能な第2係合部57aが形成されている。これにより、吸着ノズル60は、第2Z軸スライダ57の昇降に伴って昇降可能となっている。本実施形態では、第2昇降装置55による第2Z軸スライダ57のストローク距離は、第1昇降装置50による第1Z軸スライダ52のストローク距離よりも短くなっている。実装ヘッド40は、第1昇降装置50によって吸着ノズル60に吸着された部品PのZ軸位置を大まかに調整した後、第2昇降装置55によってその部品PのZ軸位置を細かく調整する。また、第2Z軸スライダ57には、吸着ノズル60の吸着部61に部品Pを当接させて吸着する際や吸着ノズル60に吸着された部品Pを基板Sに当接させて実装する際に吸着ノズル60に対して作用する荷重Fを検出するための圧力センサ59が設けられている。
制御装置70は、図3に示すように、CPU71とROM72とHDD73とRAM74と入出力インタフェース75とを備える。これらはバス76を介して電気的に接続されている。制御装置70には、パーツカメラ25からの画像信号やマークカメラからの画像信号、測距センサ26からの検出信号、圧力センサ59からの荷重F、X軸スライダ32のX軸方向の位置を検出するX軸位置センサ37からの検出信号、Y軸スライダ34のY軸方向の位置を検出するY軸位置センサ39からの検出信号、第1Z軸スライダ52のZ軸方向の位置を検出する第1Z軸位置センサ53からの検出信号,第2Z軸スライダ57のZ軸方向の位置を検出する第2Z軸位置センサ58からの検出信号などが入出力インタフェース75を介して入力されている。一方、制御装置70からは、部品供給装置20への制御信号や基板搬送装置24への制御信号、XYロボット30(X軸モータ36およびY軸モータ38)への駆動信号、実装ヘッド40(回転モータ46や第1リニアモータ51,第2リニアモータ56,切替弁69など)への駆動信号などが出力ポートを介して出力されている。また、制御装置70は、管理装置100と双方向通信可能に接続されており、互いにデータや制御信号のやり取りを行っている。
管理装置100は、例えば、汎用のコンピュータであり、図3に示すように、CPU101とROM102とHDD103とRAM104と入出力インタフェース105などを備える。これらは、バス106を介して電気的に接続されている。この管理装置100には、マウスやキーボード等の入力デバイス107から入力信号が入出力インタフェース105を介して入力されている。また、管理装置100からは、ディスプレイ108への画像信号が入出力インタフェース105を介して出力されている。HDD103は、ジョブ情報が記憶されている。ジョブ情報には、例えば、実装する部品Pの種類や実装順、実装位置、用いる実装ヘッド40や吸着ノズル60の種類などが含まれている。
次に、こうして構成された本実施形態の部品実装装置10の動作について説明する。図4は、制御装置70のCPU71により実行される部品実装処理の一例を示すフローチャートである。この処理は、管理装置100から生産指令を伴ってジョブ情報を受信したときに実行される。
部品実装処理では、制御装置70のCPU71は、まず、部品供給装置20により供給された部品Pを吸着ノズル60に吸着させる(ステップS100)。この処理は、XYロボット30を駆動制御して部品供給位置の真上に吸着ノズル60を移動させ、第1昇降装置50を駆動制御して吸着ノズル60を高速で下降させ、吸着ノズル60が部品Pに接触する直前に第2昇降装置55を駆動制御して吸着ノズル60を低速で下降させて、切替弁69を駆動制御して吸着部61に負圧を供給することにより行なわれる。続いて、CPU71は、XYロボット30を駆動制御して吸着ノズル60をパーツカメラ25の上方を通過させて、吸着ノズル60に吸着させた部品Pを下方からパーツカメラ25で撮像する(ステップS110)。そして、CPU71は、撮像画像を処理して基板Sの実装位置を補正し(ステップS120)、XYロボット30を駆動制御して吸着ノズル60を実装位置の真上に移動させる(ステップS130)。次に、CPU71は、第1昇降装置50を駆動制御して吸着ノズル60を高速で下降させ(ステップS140)、第1Z位置センサ53および第2Z軸位置センサ58からの信号に基づいて特定される吸着ノズル60のZ軸方向の位置が目標位置Z*に到達したか否かを判定する(ステップS150)。ここで、目標位置Z*は、測距センサ26により測定される基板Sの上面の高さから、第2昇降装置55のストローク量にマージンを減じた所定距離だけ手前の位置として設定される。CPU71は、吸着ノズル60の位置が目標位置Z*に到達していないと判定すると、第1昇降装置50による吸着ノズル60の下降を継続させ、吸着ノズル60の位置が目標位置Z*に到達したと判定すると、第1昇降装置50の駆動を停止させ(ステップS160)、第2昇降装置55を駆動制御して吸着ノズル60を低速で更に下降させる(ステップS170)。
次に、CPU71は、第2昇降装置55の昇降ストロークがストロークエンドに到達したか否か(ステップS180)、吸着ノズル60に吸着された部品Pが基板Sに接触したか否か(ステップS190)、をそれぞれ判定する。ここで、ステップS180の判定は、第2Z軸位置センサ58により検出される第2Z軸スライダ57のZ軸方向の位置がストロークエンドに対応する位置に達しているか否かを判定することにより行なわれる。また、ステップS190の判定は、圧力センサ59から吸着ノズル60に作用する荷重Fが基板Sへの接触に対応する所定荷重に達しているか否かを判定することにより行なわれる。CPU71は、第2昇降装置55の昇降ストロークがストロークエンドに到達する前に、吸着ノズル60に吸着された部品Pが基板Sに接触したと判定すると、吸着ノズル60に作用する荷重Fが目標荷重F*となるようフィードバック制御を用いて第2昇降装置55を駆動制御する(ステップS200)。ここで、目標荷重F*は、部品Pを基板Sに実装するための部品Pの適切な押し付け荷重として予め定められている。そして、CPU71は、第2昇降装置55の昇降ストロークがストロークエンドに到達したか否か(ステップS210)、吸着ノズル60に作用する荷重Fが目標荷重F*にほぼ一致したか否か(ステップS220)、をそれぞれ判定する。CPU71は、第2昇降装置55の昇降ストロークがストロークエンドに到達する前に、吸着ノズル60に作用する荷重Fが目標荷重F*にほぼ一致したと判定すると、切替弁69を駆動制御して吸着ノズル60に正圧を供給することにより、部品Pを基板S上に実装して(ステップS230)、部品実装処理を終了する。
CPU71は、ステップS180,S190において、吸着ノズル60に吸着される部品Pが基板Sに接触する前に第2昇降装置55の昇降ストロークがストロークエンドに到達したと判定すると、第2昇降装置55の昇降ストロークが不足して部品Pが基板Sに届かない空振りが発生したと判断する。この場合、CPU71は、まず、第1昇降装置50および第2昇降装置55を駆動制御して吸着ノズル60を上昇させる(ステップS240)。そして、CPU71は、第1昇降装置50の目標位置Z*を所定量ΔZだけ下げることにより目標位置Z*を修正し(ステップS250)、ステップS140に戻る。即ち、CPU71は、第1昇降装置50を駆動制御して吸着ノズル60を、修正した目標位置Z*まで再度下降させる(ステップS140,S150)。CPU71は、吸着ノズル60が修正した目標位置Z*に到達したと判定すると、第1昇降装置50の駆動を停止すると共に第2昇降装置55を駆動制御して吸着ノズル60に吸着された部品Pが基板Sに接触するまで吸着ノズル60を更に下降させる(ステップS160〜S190)。このとき、CPU71は、目標位置Z*を修正しても、部品Pが基板Sに接触することなく、第2昇降装置55の昇降ストロークがストロークエンドに到達したと判定すると、吸着ノズル60を再上昇させ、目標位置Z*を更に所定量ΔZだけ下げて(ステップS240,S250)、ステップS140〜S190の処理を繰り返す。CPU71は、ステップS180,S190において、第2昇降装置55の昇降ストロークがストロークエンドに到達することなく、部品Pが基板Sに接触したと判定すると、ステップS200以降の処理を実行する。上述したように、目標位置Z*は、測距センサ26により測定される基板Sの上面の高さから、第2昇降装置55のストローク量にマージンを減じた所定距離だけ手前の位置に設定される。このため、通常は、吸着ノズル60が目標位置Z*に到達した後に第2昇降装置55を駆動を開始すれば、吸着ノズル60に吸着された部品Pを基板Sに接触させて部品Pを基板Sに押し付けることができるはずである。しかしながら、測距センサ26により検出される基板Sの高さに誤差が含まれていたり、基板Sに反りが生じて部分的に基板Sの高さに変化が生じていると、第2昇降装置55の昇降ストロークが不足し、部品Pが基板Sに届かない場合や部品Pを適切な荷重で基板Sに押し付けることができない場合が生じる。そこで、CPU71は、部品Pが基板Sに届かなかった場合には、吸着ノズル60に部品Pを吸着させたまま吸着ノズル60を上昇させ、第1昇降装置50の目標位置Z*を所定量ΔZだけ下げることにより目標位置Z*を修正し、第1昇降装置50により吸着ノズル60を修正した目標位置Z*まで再下降させてから第2昇降装置55を駆動する。これにより、部品実装装置10は、第2昇降装置55のストローク不足を解消し、部品Pを基板Sに適切に接触させて実装することができる。
CPU71は、ステップS180,S190において、吸着ノズル60に作用する荷重Fが目標荷重F*に到達する前に第2昇降装置55の昇降ストロークがストロークエンドに到達したと判定すると、第2昇降装置55の昇降ストロークが不足して部品Pを基板Sに押し付ける荷重に不足(荷重不足)が発生したと判断する。こ場合、CPU71は、まず、切替弁69を駆動制御して吸着ノズル60に正圧を供給することにより荷重不足の状態で吸着ノズル60による部品Pの吸着を解除して部品Pを基板S上に実装する(ステップS260)。続いて、CPU71は、第1昇降装置50および第2昇降装置55を駆動制御して吸着ノズル60のみを上昇させる(ステップS270)。そして、CPU71は、第1昇降装置50の目標位置Z*を所定量ΔZだけ下げることにより目標位置Z*を修正し(ステップS280)、ステップS140に戻る。ここで、所定量ΔZは、上述したステップS250で用いた所定量ΔZと同じものを用いた。なお、所定量ΔZは、圧力センサ59からの荷重Fと目標荷重F*との偏差(荷重不足分)が大きいほど目標位置Z*が大きく下がるように設定されるものとしてもよい。CPU71は、第1昇降装置50を駆動制御して吸着ノズル60を、修正した目標位置Z*まで再度下降させる(ステップS140,S150)。CPU71は、吸着ノズル60が修正した目標位置Z*に到達したと判定すると、第1昇降装置50の駆動を停止すると共に第2昇降装置55を駆動制御して吸着ノズル60に吸着された部品Pが基板Sに接触するまで吸着ノズル60を更に下降させる(ステップS160〜S190)。CPU71は、ステップS190において、部品Pが基板Sに接触したと判定すると、吸着ノズル60に作用する荷重Fが目標荷重F*にほぼ一致するまで第2昇降装置55を駆動制御する(ステップS200〜S220)。このとき、CPU71は、再び、荷重Fが目標荷重F*にほぼ一致する前に第2昇降装置55の昇降ストロークがストロークエンドに到達したと判定すると、吸着ノズル60を上昇させ、目標位置Z*を更に所定量ΔZだけ下げて(ステップS260〜S280)、ステップS140〜S220の処理を繰り返す。そして、CPU71は、第2昇降装置55の昇降ストロークがストロークエンドに到達することなく、吸着ノズル60に作用する荷重Fが目標荷重F*に到達したと判定すると、吸着ノズル60に正圧を供給して(ステップS230)、部品実装処理を終了する。吸着ノズル60に吸着された部品Pが基板Sに接触したが、第2昇降装置55の昇降ストロークが不足して基板Sに対する部品Pの押し付け荷重に不足が生じる場合、部品Pが基板Sに接触していることで既に部品Pに半田が付着していると考えられる。そこで、CPU71は、吸着ノズル60による部品Pの吸着を解除した上で、吸着ノズル60のみを上昇させ、第1昇降装置50の目標位置Z*を所定量ΔZだけ下げることにより目標位置Z*を修正し、第1昇降装置50により吸着ノズル60を修正した目標位置Z*まで再下降させてから第2昇降装置55を駆動する。これにより、部品実装装置10は、第2昇降装置55のストローク不足を解消し、吸着ノズル60を部品Pに接触させて、吸着ノズル60で部品Pを目標荷重F*まで再加圧することができる。
図5は、第1昇降装置50および第2昇降装置55とを用いた実装動作の様子を示す説明図である。CPU71は、吸着ノズル60の先端が目標位置Z*に到達するまでは、第1昇降装置50により吸着ノズル60を高速で下降させ(図5(a)参照)、吸着ノズル60の先端が目標位置Z*に到達した後は、第2昇降装置55により吸着ノズル60を低速で下降させる(図5(b)参照)。これにより、吸着ノズル60に吸着された部品Pが基板Sに接触する際の衝撃を緩和させることができる。そして、CPU71は、部品Pが基板Sに接触すると、基板Sに対する部品Pの押し付け荷重Fが目標荷重F*となるように第2昇降装置55を駆動制御してから(図5(c)参照)、吸着ノズル60による部品Pの吸着を解除して部品Pを基板S上に実装する(図5(d)参照)。
図6は空振り時の実装動作の様子を示す説明図である。CPU71は、第1昇降装置50の駆動により吸着ノズル60を目標位置Z*まで下降させた後、第2昇降装置55を駆動する際にその昇降ストロークが不足し、部品Pが基板Sに届かなかった場合(図6(a)参照)、吸着ノズル60に部品Pを吸着させたまま吸着ノズル60を上昇させると共に第1昇降装置50の目標位置Z*を下げる(図6(b)参照)。そして、CPU71は、第1昇降装置50により吸着ノズル60を下げた目標位置Z*まで下降させ、そこから第2昇降装置55により吸着ノズル60を更に下降させ、部品Pを基板Sに接触させて実装する(図6(c),(d)参照)。
図7は荷重不足時の実装動作の様子を示す説明図である。CPU71は、第1昇降装置50の駆動により吸着ノズル60を目標位置Z*まで下降させた後、第2昇降装置55の駆動により部品Pを基板Sに接触させたが、第2昇降装置55の昇降ストロークが不足し、部品Pの基板Sへの押し付け荷重が目標荷重F*に届かなかった場合(図7(a)参照)、吸着ノズル60による部品Pの吸着を解除して基板Sに実装する。次に、CPU71は、吸着ノズル60のみを上昇させると共に第1昇降装置50の目標位置Z*を下げる(図7(b)参照)。そして、CPU71は、第1昇降装置50により吸着ノズル60を下げた目標位置Z*まで下降させ、そこから第2昇降装置55により吸着ノズル60を更に下降させ、吸着ノズル60を基板Sに実装した部品Pに接触させて再加圧する(図7(c),(d)参照)。
ここで、本実施例の主要な要素と発明の開示の欄に記載した発明の主要な要素との対応関係について説明する。即ち、吸着ノズル60が「保持部材」に相当し、実装ヘッド40が「ヘッド」に相当し、第1昇降装置50が「第1昇降装置」に相当し、第2昇降装置55が「第2昇降装置」に相当し、圧力センサ59が「荷重測定部」に相当し、制御装置70が「制御装置」に相当する。
以上説明した本実施形態の部品実装装置10は、吸着ノズル60を昇降させる昇降装置として、第1昇降装置50と、第1昇降装置50よりも昇降ストロークが短い第2昇降装置55と、吸着ノズル60に作用する荷重を検出するための圧力センサ59とを備える。そして、部品実装装置10は、吸着ノズル60に吸着させた部品Pを基板Sに実装する場合、第1昇降装置50により吸着ノズル60を目標位置Z*まで下降させ、第2昇降装置55により吸着ノズル60を更に下降させて部品Pを基板Sに接触させ、吸着ノズル60に作用する荷重Fが目標荷重F*となるよう第2昇降装置55を制御して部品Pを基板Sに実装させる。また、部品実装装置10は、第2昇降装置55の昇降ストロークが不足して、部品Pが基板Sに届かなかった場合、部品Pを吸着ノズル60に吸着させたまま吸着ノズル60を上昇させると共に目標位置Z*を修正し、第1昇降装置51により吸着ノズル60を修正した目標位置Z*まで下降させ、第2昇降装置55により吸着ノズル60を更に下降させて部品Pを基板Sに接触させて実装する。これにより、部品実装装置10は、測距センサ26に誤差が含まれていたり、基板Sの反りが生じて部分的に高さが変化したりしている場合でも、第2昇降装置55のストローク不足を解消し、吸着ノズル60に吸着させた部品Pをより確実に基板Sに接触させて実装させることができる。この結果、部品Pが基板Sに接触していない状態で吸着ノズル60が部品Pの吸着を解除することがなくなり、基板Sに実装する部品Pの実装不良の発生を抑制することができる。
また、部品実装装置10は、部品Pが基板Sに接触したが、第2昇降装置55の昇降ストロークが不足して、部品Pの基板Sへの押し付け荷重が目標荷重Z*に届かなかった場合、まず、吸着ノズル60による部品Pの吸着を解除して部品Pを基板Sに実装させる。そして、部品実装装置10は、吸着ノズル60のみを上昇させると共に目標位置Z*を修正し、第1昇降装置50により吸着ノズル60を修正した目標位置Z*まで下降させ、第2昇降装置55により吸着ノズル60を更に下降させて吸着ノズル60を部品Pに押し当てて目標荷重Z*まで再加圧する。これにより、測距センサ26に誤差が含まれていたり、基板Sの反りが生じて部分的に高さが変化したりしている場合でも、第2昇降装置55のストローク不足を解消し、より確実に部品Pを基板Sに対して目標荷重F*まで加圧して実装させることができる。この結果、基板Sに実装する部品Pの実装不良の発生を抑制することができる。
なお、本発明は上述した実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の態様で実施し得ることはいうまでもない。
例えば、上述した実施形態では、CPU71は、第2昇降装置55(第2リニアモータ56)の駆動により吸着ノズル60を下降させる際、第1昇降装置50(第1リニアモータ51)の駆動を停止させてから第2昇降装置55の駆動を開始するものとしたが、第1昇降装置50を駆動中に第2昇降装置55の駆動を開始するものとしてもよい。
また、上述した実施形態では、部品実装装置10は、実装ヘッド40に基板Sの上面の高さを測定するための測距センサ26を備えるものとしたが、マークカメラにより基板Sを撮像し、得られた画像と予め基準高さで撮像された基板Sの画像とを比較することにより、基板Sの上面の高さを測定するものとしてもよい。
また、上述した実施形態では、第2Z軸スライダ57に設けられた圧力センサ59を用いて吸着ノズル60に作用する荷重を検出するものとしたが、第2リニアモータ56の負荷電流を検出または推定することにより吸着ノズル60に作用する荷重を測定するものとしてもよい。
また、上述した実施形態では、第1昇降装置50のアクチュエータとして第1リニアモータ51を用いるものとしたが、ボイスコイルモータやボールねじ機構等を用いるものとしてもよい。また、第2昇降装置55のアクチュエータとして第2リニアモータ56を用いるものとしたが、ボイスコイルモータ等を用いるものとしてもよい。
本発明は、部品実装装置の製造産業などに利用可能である。
1 部品実装システム、10 部品実装装置、11 基台、12 筐体、20 部品供給装置、24 基板搬送装置、25 パーツカメラ、26 測距センサ、30 XYロボット、31 X軸ガイドレール、32 X軸スライダ、33 Y軸ガイドレール、34 Y軸スライダ、36 X軸モータ、37 X軸位置センサ、38 Y軸モータ、39 Y軸位置センサ、40 実装ヘッド、41 ヘッド本体、42 ノズルホルダ、43 ギヤ、44 水平部、45 回転装置、46 回転モータ、47 ギヤ、50 第1昇降装置、51 第1リニアモータ、52 第1Z軸スライダ、52a 第1係合部、53 第1Z軸位置センサ、55 第2昇降装置、56 第2リニアモータ、57 第2Z軸スライダ、57a 第2係合部、58 第2Z軸位置センサ、59 圧力センサ、60 吸着ノズル、61 吸着部、62 フランジ部、69 切替弁、70 制御装置、71 CPU、72 ROM、73 HDD、74 RAM、75 入出力インタフェース、76 バス、100 管理装置、101 CPU、102 ROM、103 HDD、104 RAM、105 入出力インタフェース、106 バス、107 入力デバイス、108 ディスプレイ、P 部品、S 基板。

Claims (4)

  1. 部品を保持して対象物に実装する部品実装装置であって、
    前記部品を保持する保持部材と、
    ヘッドと、
    前記ヘッドに対して昇降部材を昇降させる第1昇降装置と、
    前記第1昇降装置の昇降ストロークよりも短い昇降ストロークを有し、前記昇降部材と共に昇降し、前記昇降部材に対して前記保持部材を相対的に昇降させる第2昇降装置と、
    前記保持部材に作用する荷重を測定する荷重測定部と、
    前記保持部材に保持した部品を前記対象物に実装する場合に、前記保持部材が目標位置まで下降するよう前記第1昇降装置を駆動制御し前記保持部材が更に下降して前記荷重測定部により測定される荷重が目標荷重となるよう前記第2昇降装置を駆動制御する昇降制御を実行し、前記保持部材に前記部品の保持を解除させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記保持部材に保持された部品が前記対象物に接触する前に前記第2昇降装置の昇降ストロークがストロークエンドに達した場合、前記目標位置を変更して前記昇降制御を再実行し、前記保持部材に前記部品の保持を解除させる、
    ことを特徴とする部品実装装置。
  2. 部品を保持して対象物に実装する部品実装装置であって、
    前記部品を保持する保持部材と、
    ヘッドと、
    前記ヘッドに対して昇降部材を昇降させる第1昇降装置と、
    前記第1昇降装置の昇降ストロークよりも短い昇降ストロークを有し、前記昇降部材と共に昇降し、前記昇降部材に対して前記保持部材を相対的に昇降させる第2昇降装置と、
    前記保持部材に作用する荷重を測定する荷重測定部と、
    前記保持部材に保持した部品を前記対象物に実装する場合に、前記保持部材が目標位置まで下降するよう前記第1昇降装置を駆動制御し前記保持部材が更に下降して前記荷重測定部により測定される荷重が目標荷重となるよう前記第2昇降装置を駆動制御する昇降制御を実行し、前記保持部材に前記部品の保持を解除させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記保持部材に保持された部品が前記対象物に接触して前記荷重測定部により測定される荷重が前記目標荷重に到達する前に前記第2昇降装置の昇降ストロークがストロークエンドに達した場合、前記保持部材に前記部品の保持を解除させた後、前記目標位置を変更して前記昇降制御を再実行することにより前記保持部材で前記部品を再加圧する、
    ことを特徴とする部品実装装置。
  3. 請求項1または2記載の部品実装装置であって、
    前記制御部は、前記昇降制御として、前記保持部材が前記目標位置まで下降するよう前記第1昇降装置を駆動制御した後、該第1昇降装置の駆動を停止させてから前記保持部材が更に下降して前記荷重測定部により測定される荷重が目標荷重となるよう前記第2昇降装置を駆動制御する、
    ことを特徴とする部品実装装置。
  4. 請求項1ないし3いずれか1項に記載の部品実装装置であって、
    前記制御部は、前記荷重測定部により測定される荷重に基づいて前記保持部材に保持された部品が前記対象物に接触したか否かを判定する、
    ことを特徴とする部品実装装置。
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