JPWO2018051769A1 - プリンタ - Google Patents
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Abstract
Description
特開2014−133364号公報には、サーマル印字ヘッドと、印字ヘッドホルダと、が開示されている。印字ヘッドホルダは、力を加えることにより変形する。ユーザは、印字ヘッドホルダを変形させた後に、サーマル印字ヘッドを手に持ちながら印字ヘッドホルダに取り付ける。
サーマルヘッドと、
サーマルヘッドに対して着脱可能な接続部と、
前記接続部に連結された移動機構と、を備え、
前記移動機構は、前記接続部を移動させることにより、前記サーマルヘッドと前記接続部とを着脱させる、
プリンタである。
「UP」はプリンタを水平面に置いたときの上方を意味し、「LO」はプリンタを水平面に置いたときの下方を意味する。
「LH」及び「RH」は、プリンタの前後方向及び上下方向に直行する方向(以下「幅方向」という)を意味する。
搬送経路上の任意の基準に対して収容部側を「搬送方向上流側」といい、当該基準に対して排出口側を「搬送方向下流側」という。
本実施形態の印字媒体について説明する。図1は、本実施形態の印字媒体の概略図である。
台紙PMは、仮着面PMaと、仮着面PMaと反対側の非仮着面PMbと、を有する。
仮着面PMaには、複数枚のラベルPLが所定間隔毎に仮着されている。
非仮着面PMbには、所定間隔毎に基準マークMが形成されている。基準マークMは、ラベルPLの基準位置を示している。
印字面PLaは、熱により発色する発熱層を含む。
粘着面PLbには、粘着剤が塗工されている。
本実施形態のプリンタの構成について説明する。図2は、本実施形態のプリンタカバーが閉鎖位置にあるときのプリンタの斜視図である。図3は、本実施形態のプリンタカバーが開放位置にあり、かつ、ヘッドカバーが遮蔽位置にあるときのプリンタの斜視図である。図4は、本実施形態のプリンタカバーが開放位置にあり、かつ、ヘッドカバーが非遮蔽位置にあるときのプリンタの斜視図である。図5は、図4の領域Iの拡大斜視図である。図6は、図5のコネクタユニットの要部を示す図である。図7は、図5のサーマルヘッドの要部斜視図である。図8は、図5のヘッドブラケット、図6のコネクタユニット、及び、図7のサーマルヘッドの要部側面図である。
閉鎖位置とは、プリンタカバー3が筐体8内を閉鎖する(例えば、プリンタ1の外部から筐体8内を視認できないようにする)位置である。
開放位置とは、プリンタカバー3が筐体8内を開放する(例えば、プリンタ1の外部から筐体8内を視認可能にする)位置である。
プリンタカバー3が閉鎖位置に位置する場合、プラテンローラ10とサーマルヘッド12とが対向する。
プリンタカバー3が、閉鎖位置から開放位置に向かって回動する場合、プリンタカバー3の前端部は、フロントパネル2及び筐体8の前端部から離間する方向に回動する。
プリンタカバー3が、開放位置から閉鎖位置に向かって回動する場合、プリンタカバー3の前端部は、フロントパネル2及び筐体8の前端部に近づく方向に回動する。
プリンタカバー3が開放位置に位置する場合、サーマルヘッド12は、プラテンローラ10から離間している。
プリンタカバー3の前面は、プリンタカバー3が閉鎖位置にあるときに上方UPを向き、かつ、プリンタカバー3が開放位置にあるときに後方RRを向く。
プリンタカバー3の背面は、プリンタカバー3が閉鎖位置にあるときに下方LOを向き、かつ、プリンタカバー3が開放位置にあるときに前方FRを向く。
収容部6は、ロール紙Rを収容するように構成される。
図3に示すように、プリンタカバー3が開放位置にある場合、収容部6は、プリンタ1の外部からアクセス可能になる。これにより、ユーザは、ロール紙Rを収容部6にセットすることができる。
プラテンローラ10は、ステッピングモータ(不図示)に接続されている。プラテンローラ10は、ステッピングモータの制御に従って回転することにより、印字媒体Pを搬送するように構成される。
剥離部15は、少なくとも1つの平面を有する部材(例えば、剥離板)、又は、少なくとも1つの曲面を有する部材(例えば、剥離ピン)である。
剥離部15は、プラテンローラ10から前方FRに向かって搬送される印字媒体Pのうち、台紙PMを下方LO及び後方RRに折り返すことにより、印字が行われたラベルPLを台紙PMから剥離するように構成される。
フロントパネル2の下方LOには、台紙排出口2bが形成される。
ラベル排出口2aは、台紙PMから剥離されたラベルPLを排出するように構成される。
台紙排出口2bは、ラベルPLが剥離された後の台紙PMを排出するように構成される。
タッチパネルディスプレイ4は、所定の情報を表示するように構成される。所定の情報は、プリンタ1に関する情報と、操作キー画像と、を含む。ユーザが操作キー画像に触れると、プリンタ1のプロセッサは、当該操作キー画像に応じた指示を受け付ける。
タッチパネルディスプレイ4は、例えば、タッチセンサを有する液晶ディスプレイである。
遮蔽位置に位置するヘッドカバー21は、サーマルヘッド12の一部を遮蔽する。この場合、サーマルヘッド12の一部、及び、コネクタユニット22(図4)は、ヘッドカバー21に覆われるため、プリンタ1の外部から視認することはできない。
非遮蔽位置に位置するヘッドカバー21は、コネクタユニット22を開放する。具体的には、非遮蔽位置に位置するヘッドカバー21とプリンタカバー3との間には空間が形成される。コネクタユニット22は、この空間から露出する。コネクタユニット22の接続端子であるコネクタ部22a(後述)は、上方UPを向いている。この場合、サーマルヘッド12及びコネクタユニット22は、プリンタ1の外部から視認可能になる。
第2補助ローラ14は、第1補助ローラ13に従動回転することにより、印字媒体Pの搬送を補助するように構成される。
一対の係合部21aは、一対の突起20bに係合することにより、ヘッドカバー21を遮蔽位置(図3)にロックするように構成される。
ユーザがヘッドカバー21を回動させると、一対の係合部21aと一対の突起20bとの係合が解除される。
各金属部材22cは、アース線(不図示)に接続されている。
各金属部材22cは、例えば、金属製のバネである。
ガイド22dの前面は、下端部が上端部より前方FRに位置する方向(つまり、前後方向(FR−RR方向)において、上方UPから下方LOに向かうにつれてコネクタ部22aに近づく方向)に、傾斜している。
つまり、一対のギア21b及び一対のギア23から構成されるギア機構は、コネクタユニット22とヘッドカバー21とに連結する移動機構である。この移動機構は、ヘッドカバー21の移動に応じてコネクタユニット22を移動させる(例えば、上下方向(UP−LO方向)にスライド移動させる)ことにより、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とを着脱させるように構成される。
図7Aに示すように、サーマルヘッド12の前面には、サーマルヘッド本体12aと、コネクタ部12b(第1コネクタ部の一例)と、複数の発熱素子12cと、が配置される。
図7Bに示すように、サーマルヘッド12の背面には、コネクタユニット規制部12d(接続位置規制部の一例)と、一対の凹部12eと、複数のアース部12fと、が配置される。
図8に示すように、コネクタユニット規制部12dは、第1規制部12daと、第2規制部12dbと、を有する。
第2規制部12dbは、サーマルヘッド本体12aと第1規制部12daとに連結する。
前後方向(FR−RR方向)において、第2規制部12dbのサイズd1は、切欠き部22baのサイズd2と略同一である。
本実施形態の搬送経路について説明する。図9は、本実施形態の搬送経路を示す概略図である。
ラベルPLの搬送経路とは、剥離部15とラベル排出口2aとの間の経路である。
台紙PMの搬送経路とは、剥離部15と台紙排出口2bとの間の経路である。台紙PMの搬送経路は、第1ニップローラ16と、第2ニップローラ17と、を経由する。
第1補助ローラ13は、ステッピングモータに接続されている。第1補助ローラ13は、ステッピングモータの制御に従って回転する。
第2補助ローラ14は、第1補助ローラ13に従動回転する。
第1補助ローラ13及び第2補助ローラ14は、印字媒体Pを挟持しながら回転することにより、印字媒体Pの搬送を補助するように構成される。
サーマルヘッド12は、搬送経路の上方UPに位置する。つまり、プリンタカバー3が閉鎖位置(図2)にあるときに、プラテンローラ10及びサーマルヘッド12は、互いに対向する。
剥離部15の上面と前面は、鋭角を形成する。
第1ニップローラ16は、第2ニップローラ17に従動回転する。
第2ニップローラ17は、ステッピングモータに接続されている。第2ニップローラ17は、ステッピングモータの制御に従って回転する。
第1ニップローラ16及び第2ニップローラ17は、台紙PMを挟持しながら回転することにより、剥離部15から台紙排出口2bに向かって台紙PMを搬送するように構成される。
印字媒体Pがサーマルヘッド12とプラテンローラ10との間を通過するときに、発熱した発熱素子が印字面PLaに押し当てられる。発熱素子の熱により、印字面PLaの発熱層が発色する。その結果、印字面PLaに印字情報が印字される。
台紙PMは、剥離部15の前面に沿って、下方LO及び後方RRに折り返された後、台紙排出口2bに向かって搬送される。
つまり、剥離部15は、ラベルPLに対して台紙PMを鋭角に折り返す。これにより、剥離部15において、ラベルPLが台紙PMから剥離される。
ラベルPLが剥離された後の台紙PM(つまり、剥離部15の前方端を通過した台紙PM)は、第1ニップローラ16及び第2ニップローラ17を経由して、台紙排出口2bから排出される。
本実施形態のサーマルヘッドとコネクタユニットとの着脱について説明する。
本実施形態のサーマルヘッドのコネクタユニットへの取り付けについて説明する。図10は、本実施形態のサーマルヘッドをコネクタユニットに取り付ける前の様子を示す断面図である。図11は、図10に対応する開閉カバーの要部側面図である。図12は、本実施形態のヘッドカバーが図11の非遮蔽位置から図13の遮蔽位置に向かって移動する様子を示す断面図である。図13は、本実施形態のヘッドカバーが遮蔽位置に位置するときの開閉カバーの要部側面図である。図14は、本実施形態のサーマルヘッドをコネクタユニットに取り付けられた後の様子を示す断面図である。
次に、図5に示すように、ユーザは、サーマルヘッド12をヘッドブラケット20に設置する。具体的には、ユーザは、一対の凹部12eを一対の凸部20aに嵌める。これにより、サーマルヘッド12が保持される。つまり、一対の凹部12e及び一対の凸部20aは、サーマルヘッド12を保持する保持部として機能する。換言すると、プリンタカバー3は、ヘッドブラケット20を介して、サーマルヘッド12を保持するように構成される。
このとき、ガイド22dは、前後方向(FR−RR方向)において、サーマルヘッド12の下端部の位置を規制する。これにより、ユーザがサーマルヘッド12をヘッドブラケット20に保持させるときに、サーマルヘッド12の下端部がコネクタユニット22に引っ掛かることを防止することができる。
なお、凹部12e及び凸部20aに代えて、サーマルヘッド12に配置された凸部と、ヘッドブラケット20に配置された凹部とが、サーマルヘッド12を保持してもよい。
図12Bに示すように、コネクタユニット22は、ギア23の回動に応じて、上方UP(つまり、ヘッドブラケット20により保持されたサーマルヘッド12に近づく方向)に移動する。
このとき、当接部22bは、第2規制部12dbの外周面と当接する。具体的には、コネクタユニット22は、切欠き部22baをコネクタユニット規制部12dに係合させながら移動する。これにより、コネクタユニット22とサーマルヘッド12を着脱させるときのコネクタユニット22の上下方向(UP−LO方向)の位置が規制される。
図8に示すように、前後方向(FR−RR方向)において、第2規制部12dbのサイズd1は、切欠き部22baのサイズd2と略同一である。
つまり、第1規制部12daは、コネクタユニット22の前後方向(FR−RR方向)の位置を規制するように構成される。
このように、切欠き部22baが第2規制部12dbに係合することにより、コネクタユニット22の位置が決まる。その結果、コネクタユニット22がサーマルヘッド12に対して平行に移動可能になる。
つまり、第2規制部12db及び当接部22bは、コネクタユニット22の移動方向(UP−LO方向)、及び、コネクタユニット22の移動方向(UP−LO方向)に直交する方向(FR−RR方向及びLH−RH方向)において、サーマルヘッド12の位置を規制するように構成される。
図5の一対の係合部21aは、一対の突起20bに係合することにより、ヘッドカバー21を遮蔽位置にロックするロック部として機能する。これにより、サーマルヘッド12とコネクタユニット22との接続もロックされる。
図14Bに示すように、切欠き部22baは、第2規制部12dbの一部に係合している。これにより、サーマルヘッド12に接続された後のコネクタユニット22の位置が固定される。
本実施形態のサーマルヘッドのコネクタユニットからの取り外しについて説明する。図15は、本実施形態のヘッドカバーが図13の遮蔽位置から図11の非遮蔽位置に向かって移動する様子を示す図である。
図15Aに示すように、ギア23は、係合孔22fの下端部に当接しながら、時計回りに回動する。
図15Bに示すように、コネクタユニット22は、ギア23の回動に応じて、下方LO(つまり、ヘッドブラケット20により保持されたサーマルヘッド12から離間する方向)に移動する。これにより、サーマルヘッド12がコネクタユニット22から外れる。
本実施形態について小括する。
また、ユーザがサーマルヘッド12に触れると、サーマルヘッド12に汚れが付着することがある。この汚れは、サーマルヘッド12の誤作動の原因になる。本実施形態では、ユーザは、サーマルヘッド12をヘッドブラケット20に保持させた後は、サーマルヘッド12に触れない。したがって、サーマルヘッド12への汚れの付着を抑制することができる。
本実施形態では、一対の凹部12e及び一対の凸部20aが、コネクタユニット22を移動させる前にサーマルヘッド12を保持する。これにより、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とを着脱するときに、サーマルヘッド12をコネクタユニット22に確実に取り付けることができる。
これにより、サーマルヘッド12のコネクタユニット22への取り付けがより容易になる。
これにより、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とを着脱させるために必要なヘッドカバー21の回動量を最小限に留めることができる。その結果、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とを着脱させるために必要なユーザの操作負担を低減することができる。
また、ヘッドカバー21の移動に必要な空間を最小限に留めることができる。その結果、プリンタ1のサイズを増加させることなく、サーマルヘッド12の交換を容易にすることができる。
これにより、ユーザは、ヘッドカバー21を非遮蔽位置(図4)に位置させた後に、サーマルヘッド12をヘッドブラケット20に容易に設置することができる。その結果、ユーザにとって、サーマルヘッド12とコネクタユニット22との着脱が容易になる。
以下、本実施形態の変形例について説明する。
変形例1について説明する。変形例1では、ガイド22dの付加的機能について説明する。
図12Aに示すように、コネクタユニット22が上方UPに移動するときに、サーマルヘッド本体12aの背面の下端部12aaは、ガイド22dに沿って摺動してもよい。これにより、サーマルヘッド12は、前方FR(つまり、コネクタ部22aの方向)にガイドされる。
つまり、ガイド22dは、サーマルヘッド12の前後方向(FR−RR)の位置を規制するように構成される。
変形例2について説明する。変形例2では、ヘッドカバー21のサイズの好適な例を示す。
つまり、当該長さが長い程、サーマルヘッド12とコネクタユニット22を着脱させるためのユーザの操作負担を低減することができる。
変形例3について説明する。変形例3では、一対のギア23の歯数に対する一対のギア21bの歯数の比(以下「ギア比」という)の好適な例を示す。
当該ギア比が大きいほど、サーマルヘッド12とコネクタユニット22を着脱させるために必要なヘッドカバー21の回動の量が少なくなる。また、当該ギア比が大きい程、ヘッドカバー21を回動させるために必要な力は小さくなる。
つまり、サーマルヘッド12とコネクタユニット22を着脱させるためのユーザの操作負担を低減することができる。
変形例4について説明する。変形例4では、ヘッドカバー21とは異なる操作部材に対する操作に応じて、コネクタユニット22を移動させる。
レバーは、一対のギアを備える。レバーの一対のギアは、一対のギア23(図5)と係合する。これにより、レバーの回動運動は、一対のギア23を介して、コネクタユニット22の上下方向(UP−LO方向)の運動に変換される。
つまり、レバーの一対のギア及び一対のギア23から構成されるギア機構は、コネクタユニット22に連結する移動機構である。この移動機構は、レバーに対する回動操作に応じてコネクタユニット22を移動させるように構成される。
変形例5について説明する。変形例5では、回動運動とは異なる運動に応じて、コネクタユニット22を移動させる。
ヘッドカバー21は、連結部と、係合部と、を有する。
連結部は、コネクタユニット22に連結する。
係合部は、ヘッドカバー21の幅方向(LH−RH方向)の端部に位置する。係合部は、ガイド溝に係合する。
つまり、変形例5のヘッドカバー21は、コネクタユニット22と連結し、かつ、プリンタカバー3にスライド可能に係合する。
次に、ユーザは、ヘッドカバー21がガイド溝の上端部(遮蔽位置の一例)に位置するまで、ヘッドカバー21を上方UPにスライドさせると、コネクタユニット22が上方UP(つまり、サーマルヘッド12に近づく方向)に移動する。
コネクタユニット22は、ヘッドカバー21のスライドに応じて、下方LO(つまり、サーマルヘッド12から離間する方向)に移動する。
これにより、サーマルヘッド12がコネクタユニット22から外れる。
また、変形例5では、一対のギア21b及び一対のギア23は省略可能である。
変形例6について説明する。変形例6では、コネクタユニット22の代わりに、サーマルヘッド12を移動させることにより、サーマルヘッド12とコネクタユニット22とを着脱する。
一対のギア23は、一対の係合孔22fではなく、ヘッドブラケット20の一対の係合孔と係合する。つまり、ヘッドカバー21は、一対のギア23を介して、ヘッドブラケット20により保持されたサーマルヘッド12と連結している。
ユーザが、図11の回動軸RS2を軸として、ヘッドカバー21を時計回りに回動させると、ヘッドブラケット20は、ギア23の回動に応じて、サーマルヘッド12を保持したまま、下方LO(つまり、コネクタユニット22に近づく方向)に移動する。
このとき、当接部22bは、第2規制部12dbの外周面と当接する。つまり、サーマルヘッド12は、コネクタユニット規制部12dをコネクタユニット22に当接させながら移動する。
変形例7について説明する。変形例7では、ヘッドカバーの回動に応じて、サーマルヘッドと接続可能な接続基板を移動させる例を示す。
図16は、本実施形態の変形例7の概略図である。
ヘッドカバー21の回動運動は、接続基板24は、例えば、図5と同様の構造により、接続基板24の上下方向(UP−LO方向)の運動に変換される。
つまり、変形例7のヘッドカバー21は、接続基板24を移動させるように構成される。
その他の変形例について説明する。
本実施形態は、インクリボンを用いて印字を行う場合にも適用可能である。
2 :フロントパネル
2a :ラベル排出口
2b :台紙排出口
3 :プリンタカバー
4 :タッチパネルディスプレイ
6 :収容部
8 :筐体
10 :プラテンローラ
12 :サーマルヘッド
12a :サーマルヘッド本体
12aa :下端部
12b,12g :コネクタ部
12c :発熱素子
12d :コネクタユニット規制部
12da :第1規制部
12db :第2規制部
12e :凹部
12f :アース部
13 :第1補助ローラ
14 :第2補助ローラ
15 :剥離部
16 :第1ニップローラ
17 :第2ニップローラ
20 :ヘッドブラケット
20a :凸部
20b :突起
20d :ヘッドブラケット本体
21 :ヘッドカバー
21a :係合部
21b :ギア
22 :コネクタユニット
22a :コネクタ部
22b :当接部
22ba :切欠き部
22c :金属部材
22d :ガイド
22e :コネクタボード
22f :係合孔
23 :ギア
24 :接続基板
24a :コネクタ部
Claims (9)
- サーマルヘッドと、
前記サーマルヘッドに対して着脱可能な接続部と、
前記接続部に連結された移動機構と、を備え、
前記移動機構は、前記接続部を移動させることにより、前記サーマルヘッドと前記接続部とを着脱させる、
プリンタ。 - 前記接続部を移動させる前に前記サーマルヘッドを保持する保持部をさらに備える、
請求項1に記載のプリンタ。 - 前記サーマルヘッドを保持する保持部をさらに備え、
前記移動機構は、前記接続部が前記保持部により保持されたサーマルヘッドに近づく方向、又は、前記接続部が前記保持部により保持されたサーマルヘッドから離間する方向に、前記接続部を移動させる、
請求項1に記載のプリンタ。 - 前記移動機構に連結された操作部材をさらに備え、
前記移動機構は、前記操作部材に対する操作に応じて前記接続部を移動させる、
請求項1〜3の何れかに記載のプリンタ。 - 前記操作部材は、前記サーマルヘッドのヘッドカバー、又は、レバーである、
請求項4に記載のプリンタ。 - 筐体と、
前記筐体に対して回動可能なプリンタカバーと、をさらに備え、
前記接続部は、前記プリンタカバーに対して移動可能であり、
前記操作部材は、前記プリンタカバーに対して回動可能である、
請求項4又は5に記載のプリンタ。 - 前記移動機構は、前記接続部を前記サーマルヘッドに対して平行に移動させることにより、前記サーマルヘッドと前記接続部とを着脱させる、
請求項1〜6の何れかに記載のプリンタ。 - 前記移動機構は、前記接続部をスライドさせる、請求項7に記載のプリンタ。
- 前記接続部の移動方向において、前記接続部の位置を規制する接続位置規制部を備える、
請求項8に記載のプリンタ。
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