JPWO2017217010A1 - 通信システム、通信装置、通信方法、ホッピングパターン決定方法及びプログラム - Google Patents

通信システム、通信装置、通信方法、ホッピングパターン決定方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを的確に設定できる通信システム、通信装置、通信方法、ホッピングパターン決定方法及びプログラムを提供する。ホッピングパターンデータ記憶部(80)は、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを示すホッピングパターンデータを記憶する。周波数切替部(98)は、ホッピングパターンに従って、通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える。受信部(86)は、データの通信が行われていない期間に、ホッピングパターンとは異なる周波数で送信される信号を受信する。ホッピングパターン決定部(90)は、信号の通信部における受信品質に基づいて、新たなホッピングパターンを決定する。

Description

本発明は、通信システム、通信装置、通信方法、ホッピングパターン決定方法及びプログラムに関する。
ホッピングパターンに従って周波数を切り替えながら通信を行うことで、雑音や他のシステムからの干渉に強い通信を実現する周波数ホッピングの技術がある。
このような技術の一例として、特許文献1には、周波数ホッピングパターンに従って順次周波数スロットを切り替えながら通信を行う技術が記載されている。この技術では、周波数ホッピングパターンとして使用中の周波数スロットに障害がある場合、当該周波数スロットが周波数ホッピングパターンから削除される。またこの技術では、通信空き時間を利用した周波数ホッピングパターンとして未使用の周波数スロットでの受信において当該周波数スロットに障害がない場合に、当該周波数スロットが周波数ホッピングパターンに加えられる。
特開平7−107010号公報
近年、ゲームのプログラムを実行するゲーム装置が、ゲームのプレイ状況を表す動画像を、無線通信により、モーションセンサ等のセンサを搭載したヘッドマウントディスプレイ(HMD)に送信するゲームシステムが検討されている。またこのようなゲームシステムにおいて、当該センサの検出結果を示すデータをHMDが無線通信によりゲーム装置に送信することも検討されている。このようにすれば、例えばユーザの頭部の位置や向きの変化に応じた検出結果に応じて、ゲームのプレイ状況を変化させることが可能となる。
例えば上述の用途で無線通信を行う場合は、ユーザの違和感を低減するために、センサの検出結果等を示すデータが送信側の装置で生成されてから受信側の装置で利用可能となるまでの時間(レイテンシ)を短くすることが重要となる。
レイテンシを短くするための一手法として、パケット到達率などといった受信品質を向上させることが考えられる。ここで例えば特許文献1に記載されている技術よりも的確にデータの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを設定できれば、受信品質の向上が期待できる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであって、その目的の一つは、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを的確に設定できる通信システム、通信装置、通信方法、ホッピングパターン決定方法及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る通信システムは、第1の通信部と、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを示すホッピングパターンデータを記憶する第1の記憶部と、前記ホッピングパターンに従って、前記第1の通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える第1の制御部と、を含む第1の通信装置と、第2の通信部と、前記ホッピングパターンデータを記憶する第2の記憶部と、前記ホッピングパターンに従って、前記第2の通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える第2の制御部と、を含む第2の通信装置と、を備え、前記第1の通信部は、データの通信が行われていない期間に、前記第2の通信部に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で信号を送信し、前記第2の制御部は、前記信号の前記第2の通信部における受信品質に基づいて、新たな前記ホッピングパターンを決定する。
本発明の一態様では、前記第2の制御部は、前記ホッピングパターンに含まれる周波数で前記第1の通信部から送信されるデータの前記第2の通信部における受信品質と、前記信号の前記第2の通信部における受信品質と、に基づいて、新たな前記ホッピングパターンを決定する。
また、本発明の一態様では、前記第1の制御部は、前記第1の通信部が、前記ホッピングパターンに従ったデータの通信、及び、前記ホッピングパターンとは異なる周波数での信号の送信、を交互に行うよう制御する。
あるいは、前記第1の制御部は、前記第1の通信部が、前記ホッピングパターンに含まれるいずれかの周波数での同一のデータの複数回の連続送信、及び、前記ホッピングパターンとは異なる周波数での信号の送信、を交互に行うよう制御する。
ここで、前記第1の制御部は、前記第1の通信部が、前記ホッピングパターンとは異なる周波数での信号の送信において、前回の前記信号の送信とは別の周波数で当該信号を送信するよう制御してもよい。
また、本発明の一態様では、前記第1の制御部は、前記第1の通信部が、前記ホッピングパターンが決定されてから次に前記ホッピングパターンが決定されるまでの間に、ある周波数で前記信号を複数回送信するよう制御する。
また、本発明に係る通信装置は、通信部と、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを示すホッピングパターンデータを記憶する記憶部と、前記ホッピングパターンに従って、前記通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える制御部と、を含み、前記通信部は、データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で信号を送信する。
また、本発明に係る別の通信装置は、通信部と、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを示すホッピングパターンデータを記憶する記憶部と、前記ホッピングパターンに従って、前記通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える制御部と、を含み、前記通信部は、データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で送信される信号を受信し、前記制御部は、前記信号の前記通信部における受信品質に基づいて、新たな前記ホッピングパターンを決定する。
また、本発明に係る通信方法は、記憶部に記憶されているホッピングパターンデータが示す、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンに従って、通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替えるステップと、データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で信号を送信するステップと、を含む。
また、本発明に係るホッピングパターン決定方法は、記憶部に記憶されているホッピングパターンデータが示す、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンに従って、通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替えるステップと、データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で送信される信号を受信するステップと、前記信号の前記通信部における受信品質に基づいて、新たな前記ホッピングパターンを決定するステップと、を含む。
また、本発明に係るプログラムは、記憶部に記憶されているホッピングパターンデータが示す、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンに従って、通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える手順、データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で信号を送信する手順、をコンピュータに実行させる。
また、本発明に係る別のプログラムは、記憶部に記憶されているホッピングパターンデータが示す、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンに従って、通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える手順、データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で送信される信号を受信する手順、前記通信部が受信する前記信号の受信品質に基づいて、新たな前記ホッピングパターンを決定する手順、をコンピュータに実行させる。
本発明の一実施形態に係るエンタテインメントシステムの全体構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るヘッドマウントディスプレイの構成の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係る中継装置の構成の一例を示す図である。 期間Aの一例を示す図である。 期間Bの一例を示す図である。 ホッピングパターンデータの一例を示す図である。 スキャンパターンデータの一例を示す図である。 タイミング管理データの一例を示す図である。 タイミング管理データの一例を示す図である。 タイミング管理データの別の一例を示す図である。 タイミング管理データの別の一例を示す図である。 本発明の一実施形態に係るヘッドマウントディスプレイで実装される機能の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係る中継装置で実装される機能の一例を示す機能ブロック図である。 本発明の一実施形態に係るヘッドマウントディスプレイにおいて行われる処理の流れの一例を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る中継装置において行われる処理の流れの一例を示すフロー図である。 本発明の一実施形態に係る中継装置において行われる処理の流れの一例を示すフロー図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るエンタテインメントシステム10の全体構成の一例を示す図である。図2Aは、本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイ(HMD)12の構成の一例を示す図である。図2Bは、本実施形態に係る中継装置16の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、本実施形態に係るエンタテインメントシステム10は、HMD12とエンタテインメント装置14と中継装置16とディスプレイ18とカメラマイクユニット20とコントローラ22とを含んでいる。
本実施形態に係るHMD12には、例えば図2Aに示すように、制御部30、記憶部32、通信部34、入出力部36、表示部38、センサ部40、音声出力部42が含まれる。
制御部30は、例えばHMD12にインストールされるプログラムに従って動作するマイクロプロセッサ等のプログラム制御デバイスである。
記憶部32は、例えばROMやRAM等の記憶素子などである。記憶部32には、制御部30によって実行されるプログラムなどが記憶される。
通信部34は、例えば無線LANモジュールなどの通信インタフェースである。本実施形態では図1に示すように、通信部34は、HMD12の前側上方に配置されている。
入出力部36は、例えばHDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)ポート、USBポート、AUXポートなどの入出力ポートである。
表示部38は、HMD12の前側に配置されている、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等のディスプレイであり、エンタテインメント装置14が生成する映像などを表示させる。また表示部38は、HMD12の筐体に収容される。表示部38は、例えばエンタテインメント装置14が出力して中継装置16で中継される映像信号を受信して、当該映像信号が表す映像を出力するようにしてもよい。本実施形態に係る表示部38は、例えば左目用の画像と右目用の画像を表示することによって三次元画像を表示させることができるようになっている。なお表示部38は三次元画像の表示ができず二次元画像の表示のみができるものであっても構わない。
センサ部40は、例えば加速度や角速度を検出可能なモーションセンサなどといったセンサである。センサ部40は、HMD12の回転量、移動量などの検出結果を所定のサンプリングレートで、制御部30に出力する。
音声出力部42は、例えばヘッドホンやスピーカ等であり、エンタテインメント装置14が生成する音声データが表す音声などを出力する。音声出力部42は、例えばエンタテインメント装置14が出力して中継装置16で中継される音声信号を受信して、当該音声信号が表す音声を出力する。
本実施形態に係るエンタテインメント装置14は、例えばゲームコンソール、DVDプレイヤ、Blu−ray(登録商標)プレイヤなどといったコンピュータである。本実施形態に係るエンタテインメント装置14は、例えば記憶されているゲームプログラムの実行や光ディスクに記録されたコンテンツの再生などによって映像や音声を生成する。そして本実施形態に係るエンタテインメント装置14は、生成される映像を表す映像信号や生成される音声を表す音声信号を、中継装置16を経由して、HMD12やディスプレイ18に出力する。
本実施形態に係る中継装置16は、エンタテインメント装置14から出力される映像信号や音声信号を中継してHMD12やディスプレイ18に出力するコンピュータである。
本実施形態に係る中継装置16には、例えば図2Bに示すように、制御部50、記憶部52、通信部54、入出力部56が含まれる。
制御部50は、例えば中継装置16にインストールされるプログラムに従って動作するCPU等のプログラム制御デバイスである。
記憶部52は、例えばROMやRAM等の記憶素子などである。記憶部52には、制御部50によって実行されるプログラムなどが記憶される。
通信部54は、例えば無線LANモジュールなどの通信インタフェースなどである。
入出力部56は、HDMI(登録商標)(High-Definition Multimedia Interface)ポート、USBポートなどの入出力ポートである。
本実施形態に係るディスプレイ18は、例えば液晶ディスプレイ等であり、エンタテインメント装置14から出力される映像信号が表す映像などを表示させる。
本実施形態に係るカメラマイクユニット20は、例えば被写体を撮像した画像をエンタテインメント装置14に出力するカメラ20a及び周囲の音声を取得して当該音声を音声データに変換してエンタテインメント装置14に出力するマイク20bを含んでいる。また本実施形態に係るカメラ20aはステレオカメラである。
HMD12と中継装置16とは、例えば、無線通信によるデータの送受信が互いに可能になっている。エンタテインメント装置14と中継装置16とは、例えば、HDMIケーブルやUSBケーブルなどを介して接続されている。中継装置16とディスプレイ18とは、例えば、HDMIケーブルなどを介して接続されている。エンタテインメント装置14とカメラマイクユニット20とは、例えば、AUXケーブルなどを介して接続されている。
本実施形態に係るコントローラ22は、エンタテインメント装置14に対する操作入力を行うための操作入力装置である。ユーザは、コントローラ22が備える方向キーやボタンを押下したり、操作スティックを傾けたりすることで、コントローラ22を用いて各種の操作入力を行うことができる。そして本実施形態では、コントローラ22は、操作入力に対応付けられる入力データをエンタテインメント装置14に出力する。また本実施形態に係るコントローラ22は、USBポートを備えている。そしてコントローラ22は、USBケーブルでエンタテインメント装置14と接続することで、有線で入力データをエンタテインメント装置14に出力することができる。また本実施形態に係るコントローラ22は、無線通信モジュール等を備えており、無線で入力データをエンタテインメント装置14に出力することができるようにもなっている。
本実施形態では例えば、エンタテインメント装置14でゲームのプログラムが実行されている際に、HMD12のセンサ部40が、所定のサンプリングレートで、検出結果である、HMD12の位置や向き、あるいは、位置や向きの変化量を示すデータを生成する。そしてHMD12は、生成された当該データを中継装置16に送信する。そして、中継装置16は、HMD12から受信した当該データをエンタテインメント装置14に送信する。
そしてエンタテインメント装置14は、中継装置16から受信した当該データに基づいて、実行しているゲームのプログラムにおける各種の処理を実行する。例えば、仮想空間内に配置された視点から視線方向を見た様子を表す映像がHMD12の表示部38に表示される場面では、エンタテインメント装置14は、受信したデータに応じて当該視点の位置や視線方向を変化させる。このようにして、HMD12の表示部38に表示される映像が、HMD12の位置や向きに応じて変化することになる。
そして本実施形態では、HMD12と中継装置16との間の、センサ部40の検出結果を示すデータなどといった、エンタテインメント装置14における処理に用いられるデータの通信が、所定時間(例えば1秒)を周期として行われる。以下、このような、エンタテインメント装置14における処理に用いられるデータをターゲットデータと呼ぶこととする。また、当該周期を通信周期と呼ぶこととする。
本実施形態では通信周期は所定数の期間に分割されている。以下、当該期間を単位期間と呼ぶこととする。通信周期は、例えばそれぞれが1ミリ秒の長さである1000個の単位期間に分割されている。またこれらの単位期間は、図3Aに一例が示されている期間A、及び、図3Bに一例が示されている期間Bに分類される。
図3Aに示す期間Aは、ターゲットデータ送信サブ期間P1、及び、スキャン信号送信サブ期間P2を含んでいる。一方、図3Bに示す期間Bは、ターゲットデータ送信サブ期間P1、及び、ホッピングパターン通知サブ期間P3を含んでいる。
ここでターゲットデータ送信サブ期間P1は、本実施形態では例えば、上述のターゲットデータが送信される期間である。本実施形態では、それぞれ通信に用いられる周波数に対応付けられる複数のチャネルが予め設定されている。そしてこれら複数のチャネルのうちの一部がホッピングパターンに含まれるようになっている。そしてHMD12は、HMD12及び中継装置16で設定されているホッピングパターンに従って、ターゲットデータ送信サブ期間P1毎にチャネルを切り替えながら、ターゲットデータを送信する。なお本実施形態では、図3A及び図3Bに示すように、ターゲットデータ送信サブ期間P1において、1のチャネルで同一のターゲットデータが複数回(例えば3回)連続して送信される。
スキャン信号送信サブ期間P2は、中継装置16における受信品質を確認するためのスキャン信号がHMD12から中継装置16に送信される期間である。本実施形態では、ホッピングパターンに含まれていないチャネルでスキャン信号が送信される。
本実施形態では、中継装置16は、ターゲットデータやスキャン信号の受信成否(例えば、ACK又はNACK)を示すパケットは、HMD12に送信しない。また本実施形態では、ターゲットデータやスキャン信号については、送信タイムアウトによる再送は行われない。
本実施形態では、HMD12から中継装置16に送信される、ターゲットデータやスキャン信号の受信品質に基づいて新たなホッピングパターンが決定される。そしてホッピングパターン通知サブ期間P3に、新たなホッピングパターンが中継装置16からHMD12に通知される。
図4は、ターゲットデータの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを示すホッピングパターンデータの一例を示す図である。
本実施形態では例えば、それぞれ通信に用いられる周波数に対応付けられる、ホッピングパターンの候補である81個のチャネルが予め設定されており、それぞれのチャネルにCH2からCH82までのチャネル識別子が割り振られていることとする。そして図4に示すホッピングパターンデータには、ホッピングパターンのインデックスであるホッピングインデックスと、当該ホッピングインデックスに対応付けられるチャネル識別子と、が含まれている。
図5は、ホッピングパターンに含まれないチャネル、すなわち、スキャン信号の送信パターンを管理するためのスキャンパターンデータの一例を示す図である。また図5に示すスキャンパターンデータには、スキャン信号の送信パターンのインデックスであるスキャンインデックスと、当該スキャンインデックスに対応付けられるチャネル識別子と、が含まれている。
そして本実施形態では、図6A及び図6Bに一例が示されているタイミング管理データが示すタイミングに従って、各単位期間で用いられるチャネルが決定される。図6Aには、1の通信周期に含まれる最初の単位期間から36番目の単位期間について用いられるチャネルを管理するためのタイミング管理データが示されている。図6Bには残りの単位期間について用いられるチャネルを管理するためのタイミング管理データが示されている。そして本実施形態では、最初の単位期間から36番目の単位期間で用いられるチャネルは図6Aに示すタイミング管理データに基づいて決定され、残りの単位期間で用いられるチャネルは図6Bに示すタイミング管理データに基づいて決定される。
図6A及び図6Bに示すタイミング管理データには、タイミング番号、ホッピングインデックス、及び、スキャンインデックスが含まれている。それぞれのタイミング管理データは、例えば全体が1秒である通信周期を1000個に分割したいずれかの単位期間に対応付けられる。例えば、タイミング番号がnであるタイミング管理データは、全体が1秒である通信周期のうちの、nミリ秒から(n+1)ミリ秒までの(n+1)番目の単位期間に対応付けられることとなる。
タイミング管理データに含まれるタイミング番号は、例えば0以上999以下の整数であり、上述したように1の通信周期に含まれるいずれかの単位期間に対応付けられる。そしてタイミング管理データに対応付けられる単位期間では、ホッピングパターンデータにおいて、当該タイミング管理データに含まれるホッピングインデックスに関連付けられているチャネルが、ターゲットデータの送信に用いられる。例えばホッピングインデックスが1であるタイミング管理データに対応する単位期間では、CH2がターゲットデータの送信に用いられることとなる。図6A及び図6Bに示すように、本実施形態では、1から50のホッピングインデックスの値に対応付けられる50個のチャネルのそれぞれが繰り返し、ターゲットデータの送信に用いられることとなる。
また本実施形態ではタイミング管理データによって、1の通信周期に含まれる各単位期間が期間Aであるのか期間Bであるのかについても管理される。例えば本実施形態では、期間Aに対応付けられるタイミング管理データには、スキャンインデックスの値が含まれ、期間Bに対応付けられるタイミング管理データには、スキャンインデックスの値が含まれない。そして期間Aについては、ホッピングパターンデータにおいて、当該期間Aに対応付けられるタイミング管理データに含まれるスキャンインデックスに関連付けられているチャネルが、スキャン信号の送信に用いられる。図6A及び図6Bの例では、末尾が9、又は、900以上999以下であるタイミング番号に対応付けられる単位期間は、期間Bになっており、残りの単位期間が期間Aとなっている。また図6A及び図6Bに示すように、本実施形態では、スキャンインデックスの値が1から31のそれぞれに対応付けられる31個のチャネルのそれぞれが繰り返し、スキャン信号の送信に用いられることとなる。
また本実施形態では、各通信周期について、タイミング番号が900に対応付けられる単位期間に、新たなホッピングパターンの決定が開始される。そして新たなホッピングパターンが決定され次第、期間Bに当該新たなホッピングパターンの通知が行われることとなる。
例えば、タイミング番号が0以上899以下である900個の単位期間に中継装置16が受信した、HMD12から送信されたターゲットデータの受信品質及びスキャン信号の受信品質に基づいて、新たなホッピングパターンが決定される。
本実施形態に係る中継装置16は、タイミング番号が0以上899以下であるタイミング管理データに対応付けられる900ミリ秒の単位期間に、ホッピングパターンに含まれるチャネルのそれぞれにおいてターゲットデータを複数回受信するようになっている。また本実施形態に係る中継装置16は、タイミング番号が0以上899以下であるタイミング管理データに対応付けられる900ミリ秒の期間に、ホッピングパターンに含まれないチャネルのそれぞれにおいてスキャン信号を複数回受信するようになっている。
そして本実施形態では、それぞれのチャネルについて、受信品質毎の受信回数が特定される。そして特定される回数に基づいて、当該チャネルの受信品質を表す評価値が決定される。
ここで例えば、受信品質毎に特定される当該受信品質での受信回数と当該受信品質の基準値との積の合計が、評価値として決定されてもよい。例えば、正常受信の基準値をa、CRCエラー受信の基準値をb、未受信の基準値をcとした場合、((a×正常受信の回数+b×CRCエラー受信の回数+c×未受信の回数)×100/受信総回数)の値が評価値として決定されてもよい。なおここで基準値a、基準値b、基準値cは、いずれも0以上1以下の値をとることとする。このようにすると、100を最大値とする正規化された値が評価値として決定されることとなる。
なお上述のように同一のターゲットデータが複数回連続して送信される場合には、それぞれを上述の受信回数に含めるようにしてもよい。あるいは、連続する複数回の受信がまとめて1回の受信として取り扱われるようにしてもよい。この場合は例えば、複数回連続して受信されるターゲットデータの受信品質のうちの基準値が最も大きな受信品質が、当該複数回の受信に対応付けられる受信品質とされるようにしてもよい。
なお、評価値は上述のものに限定されず、例えば、チャネルにおけるパケット到達率が当該チャネルの評価値として決定されてもよい。
そして中継装置16において、新たなホッピングパターンに含まれるチャネルが決定される。ここで例えば、評価値が大きなものから順に50個のチャネルが、新たなホッピングパターンに含まれるチャネルとして決定されてもよい。そして中継装置16は、決定された新たなホッピングパターンをHMD12に通知する。そして次の通信周期においては、新たなホッピングパターンにより、ターゲットデータの周波数ホッピングが行われることとなる。
以上で説明したように、本実施形態に係る中継装置16は、ホッピングパターンに含まれていないチャネルでHMD12から実際に送信されたスキャン信号の受信品質を用いて、当該チャネルでの通信の受信品質を評価する。そして、実際に送信されたスキャン信号の受信品質の評価結果が新たなホッピングパターンの決定に用いられる。このようにすることで、本実施形態では、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを的確に設定できることとなる。
また本実施形態では、図6A及び図6Bに示すように、タイミング番号が900以上999以下であるタイミング管理データに対応付けられる100個の単位期間においても、ターゲットデータの送信は行われる。そして、ターゲットデータの送信の合間に、ホッピングパターンの通知が行われる。このようにして本実施形態によれば、通信周期を分割したいずれの単位期間においてもターゲットデータの送信が可能となる。
また例えば、HMD12と中継装置16との通信が開始される際に、各チャネルについて順次HMD12から中継装置16にスキャン信号が送信されてもよい。そして、これらのスキャン信号の受信品質に基づいて最初のホッピングパターンが決定されてもよい。こうすれば、ターゲットデータが送信される最初の通信周期においても、中継装置16におけるターゲットデータの受信品質は良好になるものと期待される。
またHMD12が中継装置16に送信するターゲットデータに、ホッピングパターンの受信成否(例えば、ACK又はNACK)を示す情報が含まれるようにしてもよい。そして中継装置16は、ホッピングパターンの受信が確認されるまで、HMD12にホッピングパターンを再送するようにしてもよい。
なおホッピングパターンデータ、スキャンパターンデータ、及び、タイミング管理データは、上述のものに限定されない。例えば、図7A及び図7Bは、タイミング管理データの別の一例を示す図である。この例では、ホッピングパターンには、37個のチャネルが含まれ、スキャンパターンには44個のチャネルが含まれる。そのためこの例では、ホッピングパターンデータとして、ホッピングインデックスが1以上37以下の整数のいずれかであるものが用いられる。また、スキャンパターンデータとして、スキャンインデックスが1以上44以下の整数のいずれかであるものが用いられる。
この例では、ホッピングインデックスの値が1から37のそれぞれに対応付けられる37個のチャネルのそれぞれが繰り返し、ターゲットデータの送信に用いられることとなる。またスキャンインデックスの値が1から44のそれぞれに対応付けられる44個のチャネルのそれぞれが繰り返し、スキャン信号の送信に用いられることとなる。
なおこの例において、上述のようにして決定される評価値が大きなものから順に37個のチャネルが、新たなホッピングパターンに含まれるチャネルとして決定されてもよい。
またホッピングパターン通知サブ期間P3に、例えばエンタテインメント装置14や中継装置16が生成するHMD12の制御信号等の信号が、中継装置16からHMD12に送信されるようにしてもよい。
以下、本実施形態に係るHMD12及び中継装置16の機能並びに本実施形態に係るHMD12及び中継装置16で実行される処理についてさらに説明する。
図8は、本実施形態に係るHMD12で実装される機能の一例を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態に係るHMD12で、図8に示す機能のすべてが実装される必要はなく、また、図8に示す機能以外の機能が実装されていても構わない。
図8に示すように、本実施形態に係るHMD12は、機能的には例えば、ホッピングパターンデータ記憶部60、スキャンパターンデータ記憶部62、タイミング管理データ記憶部64、ホッピングパターン通知受付部66、ホッピングパターン更新部68、タイミング生成部70、周波数切替部72、検出結果受付部74、送信部76、を含んでいる。ホッピングパターンデータ記憶部60、スキャンパターンデータ記憶部62、タイミング管理データ記憶部64は、記憶部32を主として実装される。ホッピングパターン通知受付部66、送信部76は、通信部34を主として実装される。ホッピングパターン更新部68、タイミング生成部70、周波数切替部72は、制御部30を主として実装される。検出結果受付部74は、制御部30及びセンサ部40を主として実装される。
以上の機能は、コンピュータであるHMD12にインストールされた、以上の機能に対応する指令を含むプログラムを制御部30で実行することにより実装されてもよい。このプログラムは、例えば、光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を介して、あるいは、インターネットなどを介してHMD12に供給されてもよい
図9は、本実施形態に係る中継装置16で実装される機能の一例を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態に係る中継装置16で、図9に示す機能のすべてが実装される必要はなく、また、図9に示す機能以外の機能が実装されていても構わない。
図9に示すように、本実施形態に係る中継装置16は、機能的には例えば、ホッピングパターンデータ記憶部80、スキャンパターンデータ記憶部82、タイミング管理データ記憶部84、受信部86、受信品質評価部88、ホッピングパターン決定部90、ホッピングパターン更新部92、タイミング生成部94、ホッピングパターン通知部96、周波数切替部98、を含んでいる。ホッピングパターンデータ記憶部80、スキャンパターンデータ記憶部82、タイミング管理データ記憶部84は、記憶部52を主として実装される。受信部86、ホッピングパターン通知部96は、通信部54を主として実装される。受信品質評価部88、ホッピングパターン決定部90、ホッピングパターン更新部92、タイミング生成部94、周波数切替部98は、制御部50を主として実装される。
以上の機能は、コンピュータである中継装置16にインストールされた、以上の機能に対応する指令を含むプログラムを制御部50で実行することにより実装されてもよい。このプログラムは、例えば、光ディスク、磁気ディスク、磁気テープ、光磁気ディスク、フラッシュメモリ等のコンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を介して、あるいは、インターネットなどを介して中継装置16に供給されてもよい。
ホッピングパターンデータ記憶部60及びホッピングパターンデータ記憶部80は、本実施形態では例えば、上述のホッピングパターンデータを記憶する。
スキャンパターンデータ記憶部62及びスキャンパターンデータ記憶部82は、本実施形態では例えば、上述のスキャンパターンデータを記憶する。
タイミング管理データ記憶部64及びタイミング管理データ記憶部84は、本実施形態では例えば、上述のタイミング管理データを記憶する。本実施形態では、タイミング管理データ記憶部64に記憶されているタイミング管理データとタイミング管理データ記憶部84に記憶されているタイミング管理データとは同じである。
ホッピングパターン通知受付部66は、本実施形態では例えば、中継装置16から送信されるホッピングパターンの通知を受け付ける。
ホッピングパターン更新部68は、本実施形態では例えば、上述のようにして新たなホッピングパターンが決定される際に、ホッピングパターンデータ記憶部60に記憶されているホッピングパターンデータを新たなホッピングパターンを示すよう更新する。ホッピングパターン更新部68は、新たなホッピングパターンが決定される際に、スキャンパターンデータ記憶部62に記憶されているスキャンパターンデータを、新たなホッピングパターンに含まれないチャネルを示すよう更新してもよい。
タイミング生成部70は、本実施形態では例えば、タイミング信号を生成して、当該タイミング信号を周波数切替部72に出力する。
周波数切替部72は、本実施形態では例えば、ホッピングパターンデータ記憶部60に記憶されているホッピングパターンデータが示すホッピングパターンに従って、通信部34によるターゲットデータやスキャン信号の通信に用いられる周波数を切り替える。ここでは例えば、ホッピングパターン通知受付部66及び送信部76による通信に用いられる周波数が切り替わる。周波数切替部72は、タイミング生成部70から受け付けるタイミング信号が示すタイミングに従って、通信に用いられるチャネルの切替を通信部34に指示してもよい。
検出結果受付部74は、本実施形態では例えば、所定のサンプリングレートでセンサ部40が生成する、HMD12の位置や向き、あるいは、位置や向きの変化量を表す検出結果のデータを受け付ける。
送信部76は、本実施形態では例えば、上述のターゲットデータやスキャン信号を中継装置16に送信する。本実施形態では上述のように送信部76は、ターゲットデータの通信が行われていない期間に、中継装置16の通信部54に、ホッピングパターンとは異なる周波数でスキャン信号を送信する。なお送信部76は、検出結果受付部74が受け付けた検出結果のデータに基づいて、ターゲットデータを生成して、当該ターゲットデータを中継装置16に送信してもよい。また送信部76は、例えば周波数切替部72から受け付ける周波数の切替指示に基づいて、データの通信に用いられる周波数を切り替えてもよい。ここで、周波数切替部72から受け付けるチャネルの切替指示に基づいて、データの通信に用いられるチャネルが切り替わるようにしてもよい。
受信部86は、本実施形態では例えば、送信部76が送信するターゲットデータ及びスキャン信号を受信する。なお受信部86は、ターゲットデータを受信した際には、当該ターゲットデータをエンタテインメント装置14に転送する。
受信品質評価部88は、本実施形態では例えば、受信部86が受信するターゲットデータ及びスキャン信号の受信品質を評価する。受信品質評価部88は、例えば各チャネルについて受信品質の評価値を算出する。
ホッピングパターン決定部90は、本実施形態では例えば、スキャン信号の通信部54における受信品質に基づいて、新たなホッピングパターンを決定する。ここでホッピングパターン決定部90は、ターゲットデータの受信品質及びスキャン信号の受信品質に基づいて新たなホッピングパターンを決定してもよい。
ホッピングパターン更新部92は、本実施形態では例えば、上述のようにして新たなホッピングパターンが決定される際に、ホッピングパターンデータ記憶部80に記憶されているホッピングパターンデータを新たなホッピングパターンを示すよう更新する。ホッピングパターン更新部92は、新たなホッピングパターンが決定される際に、スキャンパターンデータ記憶部82に記憶されているスキャンパターンデータを、新たなホッピングパターンに含まれないチャネルを示すよう更新してもよい。
タイミング生成部94は、本実施形態では例えば、タイミング信号を生成して、周波数切替部98に出力する。
なお本実施形態では、タイミング生成部70が出力するタイミング信号とタイミング生成部94が出力するタイミング信号とは同期がとられていることとする。ここで例えば中継装置16は、連続受信するターゲットデータのうちの最初のパケットを受信した際に、HMD12のタイミングに合わせるよう、タイミング信号の同期を行ってもよい。
ホッピングパターン通知部96は、本実施形態では例えば、ホッピングパターン決定部90が決定する新たなホッピングパターンをHMD12に通知する。
周波数切替部98は、本実施形態では例えば、ホッピングパターンデータ記憶部80に記憶されているホッピングパターンデータが示すホッピングパターンに従って、通信部54による通信に用いられる周波数を切り替える。ここでは例えば、受信部86及びホッピングパターン通知部96による通信に用いられる周波数が切り替わる。例えば周波数切替部98は、タイミング生成部94から受け付けるタイミング信号が示すタイミングに従って、通信に用いられるチャネルの切替を通信部54に指示する。
以下、本実施形態に係るHMD12において行われる、ターゲットデータ及びスキャン信号の送信処理及びホッピングパターンの通知の受付処理の流れの一例を、図10に例示するフロー図を参照しながら説明する。なお本処理例では、周波数切替部72が、タイミング番号を表す値iを保持していることとする。
まず、周波数切替部72は、値iとして0を設定する(S101)。
そして周波数切替部72は、タイミング生成部70から受け付けるタイミング信号を参照して、単位期間が切り替わるタイミングが到来したか否かを監視する(S102)。
単位期間が切り替わるタイミングの到来が確認されたら、周波数切替部72は、タイミング管理データ記憶部64に記憶されている、タイミング番号の値がiであるタイミング管理データを特定する(S103)。
そして周波数切替部72は、S103に示す処理で特定されたタイミング管理データに含まれるホッピングインデックスを特定する(S104)。そして周波数切替部72は、ホッピングパターンデータ記憶部60に記憶されているホッピングパターンデータにおいて、S104に示す処理で特定されたホッピングインデックスに関連付けられているチャネル識別子を特定する(S105)。
そして周波数切替部72は、通信部34による通信で用いられるチャネルを、S105に示す処理で特定されたチャネル識別子により識別されるチャネルに切り替える(S106)。
そして送信部76は、S106に示す処理で切り替えられたチャネルで、検出結果受付部74が受け付ける最新の検出結果に応じたターゲットデータを中継装置16に送信する(S107)。ここで上述のように同一のターゲットデータが複数回(例えば3回)送信されるようにしてもよい。
そして周波数切替部72は、S103に示す処理で特定されたタイミング管理データに基づいて、当該単位期間が期間Aであるか期間Bであるかを特定する(S108)。上述のように、期間Bに相当するタイミング管理データにはスキャンインデックスの値が含まれていないので、当該単位期間が期間Aであるか期間Bであるかは特定可能である。
S108に示す処理で当該単位期間が期間Aであることが特定された場合は、周波数切替部72は、タイミング生成部70から受け付けるタイミング信号を参照して、スキャン信号の送信タイミングが到来したか否かを監視する(S109)。ここでスキャン信号の送信タイミングは例えば単位期間が切り替わるタイミングから0.7ミリ秒後などのように予め定められていてもよい。
ここでスキャン信号の送信タイミングの到来が確認されたら、周波数切替部72は、S103に示す処理で特定されたタイミング管理データに含まれるスキャンインデックスを特定する(S110)。そして周波数切替部72は、スキャンパターンデータ記憶部62に記憶されているスキャンパターンデータにおいて、S110に示す処理で特定されたスキャンインデックスに関連付けられているチャネル識別子を特定する(S111)。
そして周波数切替部72は、通信部34による通信で用いられるチャネルを、S111に示す処理で特定されたチャネル識別子により識別されるチャネルに切り替える(S112)。
そして送信部76は、S112に示す処理で切り替えられたチャネルで、スキャン信号を中継装置16に送信する(S113)。
一方、S108に示す処理で当該単位期間が期間Bであることが特定された場合は、ホッピングパターン通知受付部66が、中継装置16から送信される新たなホッピングパターンの通知を待機する(S114)。本実施形態では後述のように新たなホッピングパターンの通知はパケットに分割された上で中継装置16から送信される。そしてS114に示す処理で待機している単位期間に新たなホッピングパターンの通知の一部に相当するパケットを受け付けた際には、ホッピングパターン通知受付部66は当該パケットを保持する。
S113に示す処理又はS114に示す処理の終了後、周波数切替部72は、保持している値iが、タイミング管理データに含まれるタイミング番号の最大値(例えば999)であるか否かを確認する(S115)。値iが最大値でない場合は(S115:N)、周波数切替部72は、値iを1だけ増加させて(S116)、S102に示す処理に戻る。値iが最大値である場合は(S115:Y)、S101に示す処理に戻る。
以上のようにして、本実施形態に係る周波数切替部72は、通信部34が、ホッピングパターンに従ったターゲットデータの通信、ホッピングパターンとは異なる周波数でのスキャン信号の送信、を交互に行うよう制御する。また以上のように、周波数切替部72は、通信部34が、ホッピングパターンに含まれるいずれかの周波数での同一のターゲットデータの複数回の連続送信、及び、ホッピングパターンとは異なる周波数でのスキャン信号の送信、を交互に行うよう制御してもよい。
また以上のように、周波数切替部72は、通信部34が、ホッピングパターンとは異なる周波数でのスキャン信号の送信において、前回のスキャン信号の送信とは別の周波数でスキャン信号を送信するよう制御してもよい。
また以上のように、周波数切替部72は、通信部34が、ホッピングパターンが決定されてから次にホッピングパターンが決定されるまでの間に、ある周波数でスキャン信号を複数回送信するよう制御してもよい。
次に、本実施形態に係る中継装置16において行われる、ターゲットデータ及びスキャン信号の受信処理及び新たなホッピングパターンの通知処理の流れの一例を、図11に例示するフロー図を参照しながら説明する。なお本処理例では、周波数切替部98が、タイミング番号を表す値iを保持していることとする。また本処理例では、受信品質評価部88が、チャネル番号と受信品質の組合せ毎の受信回数の値を保持していることとする。
まず、周波数切替部98は、値iとして0を設定する(S201)。
そして周波数切替部98は、タイミング生成部94から受け付けるタイミング信号を参照して、単位期間が切り替わるタイミングが到来したか否かを監視する(S202)。
ここで単位期間が切り替わるタイミングの到来が確認されたら、周波数切替部98は、タイミング管理データ記憶部84に記憶されている、タイミング番号の値がiであるタイミング管理データを特定する(S203)。
そして周波数切替部98は、S203に示す処理で特定されたタイミング管理データに含まれるホッピングインデックスを特定する(S204)。そして周波数切替部98は、ホッピングパターンデータ記憶部80に記憶されているホッピングパターンデータにおいて、S204に示す処理で特定されたホッピングインデックスに関連付けられているチャネル識別子を特定する(S205)。
そして周波数切替部98は、通信部54による通信で用いられるチャネルを、S205に示す処理で特定されたチャネル識別子により識別されるチャネルに切り替える(S206)。
そして受信部86は、S206に示す処理で切り替えられたチャネルで、HMD12から送信されるターゲットデータの受信を待機する(S207)。
S207に示す処理で待機している期間にターゲットデータを正常に受信した際には、受信部86は、当該ターゲットデータをエンタテインメント装置14に転送する。またS207に示す処理で待機している期間にターゲットデータを受信した際には、受信部86は、当該ターゲットデータを受信したチャネルのチャネル番号及び当該ターゲットデータの受信品質を、受信品質評価部88に通知する。受信品質評価部88は、当該通知を受け付けると、当該チャネル番号と当該受信品質の組合せについて保持している受信回数の値を1だけ増加させる。なおここで上述のように、受信部86は、連続する複数回の受信をまとめて1回の受信として取り扱うようにしてもよい。
そして周波数切替部98は、S203に示す処理で特定されたタイミング管理データに基づいて、当該単位期間が期間Aであるか期間Bであるかを特定する(S208)。
S208に示す処理で当該単位期間が期間Aであることが特定された場合は、周波数切替部98は、タイミング生成部94から受け付けるタイミング信号を参照して、スキャン信号の受信待機タイミングが到来したか否かを監視する(S209)。ここでスキャン信号の受信待機タイミングは例えば単位期間が切り替わるタイミングから0.7ミリ秒後などのように予め定められていてもよい。
ここでスキャン信号の受信待機タイミングの到来が確認されたら、周波数切替部98は、S203に示す処理で特定されたタイミング管理データに含まれるスキャンインデックスを特定する(S210)。そして周波数切替部98は、スキャンパターンデータ記憶部82に記憶されているスキャンパターンデータにおいて、S210に示す処理で特定されたスキャンインデックスに関連付けられているチャネル識別子を特定する(S211)。
そして周波数切替部98は、通信部54による通信で用いられるチャネルを、S211に示す処理で特定されたチャネル識別子により識別されるチャネルに切り替える(S212)。
そして受信部86は、S212に示す処理で切り替えられたチャネルで、HMD12から送信されるスキャン信号の受信を待機する(S213)。
S213に示す処理で待機している期間にスキャン信号を受信した際には、受信部86は、当該スキャン信号を受信したチャネルのチャネル番号及び当該スキャン信号の受信品質を、受信品質評価部88に通知する。受信品質評価部88は、当該通知を受け付けると、当該チャネル番号と当該受信品質の組合せについて保持している受信回数の値を1だけ増加させる。
一方、S208に示す処理で当該単位期間が期間Bであることが特定された場合、ホッピングパターン通知部96は、通知対象となる新たなホッピングパターンが存在するか否かを確認する(S214)。通知対象となる新たなホッピングパターンが存在することが確認された際には(S214:Y)、ホッピングパターン通知部96が、当該新たなホッピングパターンをHMD12に通知する(S215)。ここでは例えば新たなホッピングパターンの通知の一部に相当するパケットが送信される。
通知対象となる新たなホッピングパターンが存在しないことが確認された(S214:N)、あるいは、S213に示す処理又はS215に示す処理が終了したとする。この場合、周波数切替部98は、保持している値iが、タイミング管理データに含まれるタイミング番号の最大値(例えば999)であるか否かを確認する(S216)。値iが最大値でない場合は(S216:N)、周波数切替部98は、値iを1だけ増加させて(S217)、S202に示す処理に戻る。値iが最大値である場合は(S216:Y)、S201に示す処理に戻る。
次に、本実施形態に係る中継装置16において行われる、新たなホッピングパターンの決定処理の流れの一例を、図12に例示するフロー図を参照しながら説明する。なお本処理例では、新たなホッピングパターンの決定開始タイミングは、例えば単位期間が切り替わるタイミングから0.9秒後などのように予め定められていることとする。
そして新たなホッピングパターンの決定開始タイミングが到来した際には、受信品質評価部88は、保持している受信回数の値に基づいて、正常受信の回数、CRCエラー受信の回数、及び、未受信の回数を、チャネル毎に特定する(S301)。ここで例えば、総受信回数に相当する所与の回数から正常受信の回数及びCRCエラー受信の回数を引いた値が未受信の回数として特定されるようにしてもよい。
そして受信品質評価部88は、S301に示す処理で特定された受信回数に基づいて、上述のようにして各チャネルの評価値を算出する(S302)。
そしてホッピングパターン決定部90は、S302に示す処理で算出された各チャネルの評価値に基づいて、新たなホッピングパターンを決定する(S303)。ここで例えば、ホッピングパターン決定部90は、受信品質評価部88が算出した評価値が大きなものから順に所定の個数(例えば50個)のチャネルを含むホッピングパターンを新たなホッピングパターンとして決定してもよい。
以上のようにして本実施形態に係るホッピングパターン決定部90は、ターゲットデータの通信部54における受信品質と、スキャン信号の通信部54における受信品質と、に基づいて、新たなホッピングパターンを決定する。
そしてこのようにして決定された新たなホッピングパターンの通知は、ホッピングパターン通知部96によって、複数のパケットに分割された上で、上述のS214に示す処理で複数の単位期間にわたってHMD12に送信される。
そしてHMD12のホッピングパターン通知受付部66が、新たなホッピングパターンに相当するすべてのパケットを受信したことを確認したとする。この場合、ホッピングパターン更新部68が、当該新たなホッピングパターンの通知に基づいて、新たなホッピングパターンデータ及び新たなスキャンパターンデータを生成する。
そしてHMD12のホッピングパターン更新部68が、生成された新たなホッピングパターンデータをホッピングパターンデータ記憶部60に記憶させる。またHMD12のホッピングパターン更新部68は、生成された新たなスキャンパターンデータをスキャンパターンデータ記憶部62に記憶させる。
またHMD12のホッピングパターン通知受付部66が、新たなホッピングパターンに相当するすべてのパケットを受信したことを確認したとする。この場合、HMD12の送信部76が、新たなホッピングパターンの通知の正常受信を示す情報(例えば、ACK)を中継装置16に送信する。ここで上述のS107に示す処理のタイミングで送信されるターゲットデータに当該情報が含まれるようにしてもよい。
そして中継装置16の受信部86が、新たなホッピングパターンの通知の正常受信を示す情報を受け付けたとする。この場合、ホッピングパターン更新部92が、上述のS303に示す処理で決定された新たなホッピングパターンに基づいて、新たなホッピングパターンデータ及び新たなスキャンパターンデータを生成する。
そして中継装置16のホッピングパターン更新部92が、生成された新たなホッピングパターンデータをホッピングパターンデータ記憶部80に記憶させる。また中継装置のホッピングパターン更新部92は、生成された新たなスキャンパターンデータをスキャンパターンデータ記憶部82に記憶させる。
以上のようにして記憶された新たなホッピングパターンデータや新たなスキャンパターンデータは、次の通信周期の開始タイミングの到来に応じて使用が開始される。このようにして本実施形態では、HMD12と中継装置16とでホッピングパターンデータ及びスキャンパターンデータが同期されることとなる。
なお本実施形態では、受信品質評価部88は、次の通信周期の開始タイミングの到来に応じて、保持しているチャネル番号と受信品質の組合せ毎の受信回数の値を、すべて0に更新する。なおここで受信品質評価部88が、次の通信周期の開始タイミングの到来に応じて、保持しているチャネル番号と受信品質の組合せ毎の受信回数の値を、すべて0に更新する代わりに、すべて所定倍となるよう(例えば半分となるよう)更新してもよい。こうすれば、電波状況が短時間に大きく変化した場合でも当該変化に伴う受信品質の評価結果の変動を抑えることができる。
なお、ホッピングパターン通知部96は、新たなホッピングパターンの通知の正常受信を示す情報を受け付けるまで、新たなホッピングパターンの通知を繰り返しHMD12に送信してもよい。
なお、本発明は上述の実施形態に限定されるものではない。
例えば本発明は、第1の通信装置から第2の通信装置に無線でターゲットデータが送信される場面一般に適用可能である。例えば本発明は、コントローラ22に対する操作入力を示すデータがコントローラ22からエンタテインメント装置14に送信される場面に適用されてもよい。この場合は、上述の実施形態においてHMD12で実装される図8に例示する機能はコントローラ22で実装され、上述の実施形態において中継装置16で実装される図9に例示する機能はエンタテインメント装置14で実装されることとなる。
また、上記の具体的な文字列や数値及び図面中の具体的な文字列や数値は例示であり、これらの文字列や数値には限定されない。

Claims (12)

  1. 第1の通信部と、
    データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを示すホッピングパターンデータを記憶する第1の記憶部と、
    前記ホッピングパターンに従って、前記第1の通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える第1の制御部と、を含む第1の通信装置と、
    第2の通信部と、
    前記ホッピングパターンデータを記憶する第2の記憶部と、
    前記ホッピングパターンに従って、前記第2の通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える第2の制御部と、を含む第2の通信装置と、を備え、
    前記第1の通信部は、データの通信が行われていない期間に、前記第2の通信部に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で信号を送信し、
    前記第2の制御部は、前記信号の前記第2の通信部における受信品質に基づいて、新たな前記ホッピングパターンを決定する、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記第2の制御部は、前記ホッピングパターンに含まれる周波数で前記第1の通信部から送信されるデータの前記第2の通信部における受信品質と、前記信号の前記第2の通信部における受信品質と、に基づいて、新たな前記ホッピングパターンを決定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記第1の制御部は、前記第1の通信部が、前記ホッピングパターンに従ったデータの通信、及び、前記ホッピングパターンとは異なる周波数での信号の送信、を交互に行うよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  4. 前記第1の制御部は、前記第1の通信部が、前記ホッピングパターンに含まれるいずれかの周波数での同一のデータの複数回の連続送信、及び、前記ホッピングパターンとは異なる周波数での信号の送信、を交互に行うよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の通信システム。
  5. 前記第1の制御部は、前記第1の通信部が、前記ホッピングパターンとは異なる周波数での信号の送信において、前回の前記信号の送信とは別の周波数で当該信号を送信するよう制御する、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の通信システム。
  6. 前記第1の制御部は、前記第1の通信部が、前記ホッピングパターンが決定されてから次に前記ホッピングパターンが決定されるまでの間に、ある周波数で前記信号を複数回送信するよう制御する、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の通信システム。
  7. 通信部と、
    データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを示すホッピングパターンデータを記憶する記憶部と、
    前記ホッピングパターンに従って、前記通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える制御部と、を含み、
    前記通信部は、データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で信号を送信する、
    ことを特徴とする通信装置。
  8. 通信部と、
    データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンを示すホッピングパターンデータを記憶する記憶部と、
    前記ホッピングパターンに従って、前記通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える制御部と、を含み、
    前記通信部は、データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で送信される信号を受信し、
    前記制御部は、前記信号の前記通信部における受信品質に基づいて、新たな前記ホッピングパターンを決定する、
    ことを特徴とする通信装置。
  9. 記憶部に記憶されているホッピングパターンデータが示す、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンに従って、通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替えるステップと、
    データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で信号を送信するステップと、
    を含むことを特徴とする通信方法。
  10. 記憶部に記憶されているホッピングパターンデータが示す、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンに従って、通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替えるステップと、
    データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で送信される信号を受信するステップと、
    前記信号の前記通信部における受信品質に基づいて、新たな前記ホッピングパターンを決定するステップと、
    を含むことを特徴とするホッピングパターン決定方法。
  11. 記憶部に記憶されているホッピングパターンデータが示す、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンに従って、通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える手順、
    データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で信号を送信する手順、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
  12. 記憶部に記憶されているホッピングパターンデータが示す、データの通信に用いられる周波数のホッピングパターンに従って、通信部によるデータの通信に用いられる周波数を切り替える手順、
    データの通信が行われていない期間に、前記ホッピングパターンとは異なる周波数で送信される信号を受信する手順、
    前記通信部が受信する前記信号の受信品質に基づいて、新たな前記ホッピングパターンを決定する手順、
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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