JP2019197497A - ヘッドマウントディスプレイシステム、通知制御装置、通知制御方法、及びプログラム - Google Patents

ヘッドマウントディスプレイシステム、通知制御装置、通知制御方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ヘッドマウントディスプレイを利用中のユーザへの通知を適切なタイミングで行うこと。【解決手段】ヘッドマウントディスプレイシステムは、ヘッドマウントディスプレイを利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出部と、通知状況検出部により通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報をユーザに通知する通知部と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、ヘッドマウントディスプレイシステム、通知制御装置、通知制御方法、及びプログラムに関する。
ユーザの頭部に装着され、眼前に配置されたディスプレイ等によってユーザに画像を提示することが可能なヘッドマウントディスプレイが知られている(例えば、特許文献1)。
特許第5767386号公報
例えば、ユーザは、VR(Virtual Reality)コンテンツをヘッドマウントディスプレイ(例えば、VRヘッドセット)で利用することにより、VR空間に没入してそのコンテンツを楽しむことができるが、その反面、視界も聴覚も現実空間から遮断されていることから、その状態ではユーザへの呼びかけ等に気づくことができず応じることができないことがある。例えば、呼びかけ等にユーザが応じるには、利用中のVRコンテンツで再生されている音量を下げる、或いは装着しているヘッドマウントディスプレイやヘッドフォンを取り外す必要があり、没入感の低下やVRコンテンツの利用が中断されてしまうことがあった。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたもので、ヘッドマウントディスプレイを利用中のユーザへの通知を適切なタイミングで行うことができるヘッドマウントディスプレイシステム、通知制御装置、通知制御方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の第1態様に係るヘッドマウントディスプレイシステムは、ヘッドマウントディスプレイを利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出部と、前記通知状況検出部により前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知部と、を備える。
前記ヘッドマウントディスプレイシステムは、前記ヘッドマウントディスプレイの周囲で生じる音を検出する音検出部を備え、前記通知状況検出部は、前記音検出部により検出された音の中から所定の音を検出した場合、前記通知が必要な状況であると検出してもよい。
前記ヘッドマウントディスプレイシステムは、特定の音声を識別する音声識別部を備え、前記通知状況検出部は、前記音声識別部の識別結果に基づいて前記所定の音の中から前記特定の音声を検出した場合、前記通知が必要な状況であると検出してもよい。
前記ヘッドマウントディスプレイシステムは、前記音検出部により検出された音を録音する録音部を備え、前記通知部は、前記録音部により録音された音を前記通知情報として再生してもよい。
前記通知タイミングは、前記ヘッドマウントディスプレイに表示されているコンテンツの進行状況に基づくタイミングであってもよい。
前記通知部は、前記通知の内容に基づいて、前記通知タイミングを変更してもよい。
前記通知部は、前記通知情報を、前記ヘッドマウントディスプレイに表示されているコンテンツと関連付けて通知してもよい。
前記通知部は、前記通知タイミングに関する情報を、通知者に対して通知してもよい。
また、本発明の第2態様に係るヘッドマウントディスプレイシステムにおける通知制御方法は、通知状況検出部が、ヘッドマウントディスプレイを利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出ステップと、前記通知状況検出部により前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知ステップと、を有する。
また、本発明の第3態様に係るプログラムは、コンピュータに、ヘッドマウントディスプレイを利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出ステップと、前記通知状況検出ステップにより前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知ステップと、を実行させる。
また、本発明の第4態様に係る通知制御装置は、電子機器を利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出部と、前記通知状況検出部により前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知部と、を備える。
また、本発明の第5態様に係る通知制御装置における通知制御方法は、通知状況検出部が、電子機器を利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出ステップと、前記通知状況検出部により前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知ステップと、を有する。
また、本発明の第6態様に係るプログラムは、コンピュータに、電子機器を利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出ステップと、前記通知状況検出ステップにより前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知ステップと、を実行させる。
本発明の上記態様によれば、ヘッドマウントディスプレイを利用するユーザへの通知を適切なタイミングで行うことができる。
第1の実施形態に係るVRヘッドセットシステムの制御の概要を示す図。 第1の実施形態に係るVRヘッドセットシステムのシステム構成の一例を示す図。 第1の実施形態に係るVRヘッドセットシステムのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 第1の実施形態に係るゲーム装置の構成の一例を示すブロック図。 第1の実施形態に係る通知制御処理の一例を示すフローチャート。 第2の実施形態に係るVRヘッドセットシステムのシステム構成の一例を示す図。 第2の実施形態に係るVRヘッドセットシステムのハードウェア構成の一例を示すブロック図。 第2の実施形態に係る通知制御処理の一例を示すフローチャート。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳しく説明する。なお、各図において同一部分には同一符号を付している。
[第1の実施形態]
まず、本発明の第1の実施形態について説明する。
ユーザは、頭部に装着したヘッドマウントディスプレイでVR(Virtual Reality)コンテンツを利用することにより、眼前に映し出される映像やヘッドフォンから聞こえる音声によりVR空間に没入してそのコンテンツを楽しむことができる。ヘッドマウントディスプレイには、映像を表示する表示部を備えたものと、表示部に加えてヘッドフォンが備えられているものがある。ヘッドフォンは、表示部が備えられている筐体と一体に構成されてもよいし、別体として構成されてもよい。また、ヘッドフォンに代えてイヤフォンであってもよい。本実施形態では、ユーザが頭部に装着するヘッドマウントディスプレイの一例として、眼前に映像を表示する表示部とヘッドフォンまたはイヤフォンとが一体に構成されたものか別体として構成されたものかに関わらず、VRヘッドセットと称することとする。VRヘッドセットでは、ゲームや動画等の各種のVRコンテンツを利用することができるが、VR以外のゲームや動画等の各種コンテンツの利用も可能である。以下、本実施形態に係るヘッドマウントディスプレイシステムの一例としてのVRヘッドセットシステムについて説明する。
図1は、第1の実施形態に係るVRヘッドセットシステムの制御の概要を示す図である。この図は、横軸を時間(t)の経過として、VRヘッドセットにおけるVRコンテンツの進行状況と、VRコンテンツを利用中のユーザへの呼びかけと通知のタイミングを示している。ユーザは、VRヘッドセットでVRコンテンツを利用しているときには、VR空間に没入してそのコンテンツを楽しむことができる反面、視界も聴覚も現実空間から遮断されていることから、その状態ではユーザへの呼びかけ(或いは、呼び出し)等に気づくことができず応じることができない。例えば、図示するようにVRコンテンツ利用中の「A」の期間に、ユーザに対して呼びかけが行われても、その呼びかけはユーザに届かない。そのため、本実施形態に係るVRヘッドセットシステムでは、VRコンテンツ利用中の呼びかけを検出した場合には、ユーザへ通知が必要な状態であると判定し、その後、利用中のVRコンテンツにおいてキリの良い「B」の期間のタイミングに自動でユーザへ通知する。
キリの良い「B」の期間とは、呼びかけを検出したタイミング(即ち、ユーザへ通知が必要な状態であることを検出したタイミング)には関わらない予め設定された通知タイミングである。例えば、この通知タイミングは、利用中のVRコンテンツの進行状況に基づいて予め設定されている。例えば、ゲームコンテンツの場合には、プレイ内容を保存している期間、複数のステージをプレイしていく場合にはプレイしていたステージが一旦終了したタイミング、またはゲーム終了のタイミング等が通知タイミングとして予め設定されている。また、動画コンテンツの場合には、チャプターの切り替わりタイミング、暗幕時(暗転時)のタイミング、動画終了のタイミング等が通知タイミングとして予め設定されている。
例えば、本実施形態に係るVRヘッドセットシステムは、VRコンテンツ利用中の呼びかけを検出した場合には、その呼びかけ内容を録音しておき、キリの良い「B」の期間に録音した内容を再生することによりユーザに通知する通知制御処理を実行する。これにより、VRヘッドセットを装着してVRコンテンツを利用しているユーザに対する呼びかけを、没入感の低下やVRコンテンツの利用の中断による影響の少ない適切なタイミングでユーザへ通知することができる。
以下、本実施形態に係るVRヘッドセットシステムについて、詳細に説明する。
図2は、第1の実施形態に係るVRヘッドセットシステムのシステム構成の一例を示す図である。図示するVRヘッドセットシステム1は、VRヘッドセット10と、コントローラ20と、ゲーム装置30と、を備えている。図示する例では、VRヘッドセット10及びコントローラ20と、ゲーム装置30とは、画像や音声、制御に必要な信号等を通信するために有線で接続されているが、有線接続に限らず、無線接続であってもよい。コントローラ20は、ユーザの操作入力を受け付け、受け付けた操作内容を示す操作信号をゲーム装置30へ出力する。
ゲーム装置30は、コントローラ20への操作入力等に基づいて、ゲームや動画等の各種コンテンツ(例えば、VRコンテンツ)の処理を実行する信号処理装置であり、各種コンテンツの映像や音声等の信号をVRヘッドセット10に出力する。例えば、ゲーム装置30は、家庭用のゲーム機(携帯型または据え置き型のゲーム機)、ゲームセンターに設置されているアーケード型のゲーム機、或いは、PC(パーソナルコンピュータ)、スマートフォン等の携帯端末装置、等といった電子機器である。
VRヘッドセット10は、表示部12と、ヘッドフォン13と、マイク14とを備えている。表示部12は、ユーザがVRヘッドセット10を装着したときにユーザの眼前に位置するようにVRヘッドセット10のゴーグル形状の筐体内側に配置されており、ゲーム装置30から出力された映像信号に基づく映像を表示する。ヘッドフォン13は、ゲーム装置30から出力された音信号に基づく音を出力する。マイク14は、周囲の音を検出するマイクロフォンである。例えば、マイク14は、VRヘッドセット10をユーザが装着したときに後頭部側になる位置に設けられており、ユーザの側方から後方にかけての音を検出する。なお、マイク14の位置は、図示する後頭部側になる位置に限られるものではなく、ユーザの周囲の音を検出可能であれば、任意の位置に設けることができる。例えば、マイク14は、VRヘッドセット10をユーザが装着したときに側頭部側になる位置に設けられてもよいし、或いは、VRヘッドセット10とは別体として構成され、VRヘッドセット10が利用される場所の天井や壁等に配置されてもよい。また、マイク14は、コントローラ20またはゲーム装置30に備えられてもよい。
また、VRヘッドセット10は、ジャイロ等のような動きを検知する動きセンサ11(後述の図3参照)を搭載しており、装着されているユーザの頭部の動きの変化などを検知する。ゲーム装置30は、検知結果に基づいて、そのユーザの頭部の動きの変化に応じてVR空間の視界を変化させた画像をVRヘッドセット10に表示させることができる。例えば、VRヘッドセット10に表示される画像は、ユーザの頭部が右方向(または、左方向)を向けば仮想空間内の右方向(または、左方向)に見える画像に変化し、上方向(または、下方向)を向けば仮想空間内の上方向(または、下方向)に見える画像に変化する。また、ゲーム装置30は、ユーザがコントローラ20を操作することによりVR空間内を移動させ、当該移動に応じた画像をVRヘッドセット10に表示させることができる。そのため、VRヘッドセットシステム1は、VRコンテンツをVRヘッドセット10に表示させることで、あたかもユーザ自身がVR空間内に存在しているかのような没入感を与えることができる。
(VRヘッドセットシステムの構成)
次に、図3及び図4を参照して、VRヘッドセットシステム1の構成について説明する。図3は、第1の実施形態に係るVRヘッドセットシステム1が備える各装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。また、図4は、第1の実施形態に係るゲーム装置30の構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すVRヘッドセット10は、図2を参照して説明したように、動きセンサ11と、表示部12と、ヘッドフォン13と、マイク14とを備えている。動きセンサ11は、VRヘッドセット10が装着されているユーザの頭部の動きを検知するセンサである。例えば、動きセンサ11は、物体の角度、角速度、角加速度等を検知するジャイロセンサである。なお、動きセンサ11は、ジャイロセンサに限られるものではなく、加速度センサ、傾斜センサ、地磁気センサ等であってもよいし、それらの組み合わせであってもよい。
表示部12は、ゲーム装置30から出力される映像を表示するディスプレイであり、例えば、液晶ディスプレイパネル、有機EL(ElectroLuminescence)ディスプレイパネルなどを含んで構成される。例えば、表示部12は、VRコンテンツによるVR空間におけるユーザの位置(すなわち、視点位置)から見える視界画像を表示する。なお、表示部12は、両眼視差を利用した立体視映像(右目用映像及び左目用映像)を表示可能なディスプレイであってもよい。
ヘッドフォン13は、ゲーム装置30から出力された音信号に基づく音を出力する。なお、上述したように、ヘッドフォン13は、VRヘッドセット10と一体に構成されているが、別体として構成されてもよい。また、ヘッドフォンに代えてイヤフォンであってもよい。マイク14は、周囲の音を検出し、検出した音を電気信号に変換した音信号を出力する。例えば、マイク14は、VRヘッドセット10と接続されているゲーム装置30へ音信号を出力する。
コントローラ20は、例えば、コントローラ面上に操作ボタンや操作レバーが配置されており、ユーザの各種操作入力を受け付け、受け付けた操作入力を示す操作入力信号をゲーム装置30へ出力する。例えば、コントローラ20は、ゲーム装置30が実行するコンテンツの処理の開始指示、終了指示、コンテンツ内での各種選択指示、または、VR空間内をユーザが移動するVRコンテンツの場合にはVR空間内で前進または後退する移動指示や右回転または左回転する回転指示などの操作入力を受け付ける。なお、コントローラ20は、操作レバーが中心となって構成されたジョイスティック型のコントローラであってもよいし、キーボードや、モーションセンサを利用したコントローラ等であってもよい。
ゲーム装置30は、入出力IF(Interface)31と、記憶部32と、CPU33とを備えている。入出力IF31は、VRヘッドセット10とコントローラ20とのそれぞれと接続可能な接続端子を含んで構成される。例えば図4に示すように、入出力IF31は、機能構成として、コントローラ入力部311と、動きセンサ入力部312と、映像出力部313と、音出力部314と、音入力部315とを備えている。コントローラ入力部311には、コントローラ20に対する操作入力を示す操作入力信号が入力される。動きセンサ入力部312には、VRヘッドセット10が有する動きセンサ11のセンサ出力信号が入力される。映像出力部313は、映像出力端子を含んで構成され、VRヘッドセット10へ映像信号を出力する。音出力部314は、音出力端子を含んで構成され、VRヘッドセット10へ音声信号を出力する。なお、映像出力部313の映像出力端子と音出力部314の音出力端子とはまとめて一つの出力端子として構成されてもよい。音入力部315には、VRヘッドセット10が有するマイク14により検出された音の音信号が入力される。
記憶部32は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)、ROM(Read-Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などを含み、ゲームや動画等のVRコンテンツのコンテンツデータ321(図3参照)、図1を参照して説明した通知制御処理等の制御プログラムを記憶する。また、記憶部32は、DVD−ROM、CD−ROM、メモリカード等の記憶媒体を装着可能な構成を備えてもよい。例えば、コンテンツデータ等が記憶されたDVD−ROMが装着されることで、記憶部32は、当該コンテンツデータ等を読み出してもよい。
なお、記憶部32は、少なくとも一部がゲーム装置30とは別の記憶装置として構成されてもよい。例えば、記憶部32に記憶されるデータの少なくとも一部は、有線または無線通信で接続される外部の記憶装置、またはインターネットを介して接続されるサーバ装置に記憶されてもよい。
CPU33は、ゲーム装置30が備える各部を制御する制御中枢として機能する。例えば、CPU33は、記憶部32に記憶されたコンテンツデータ321に基づいて、ゲームや動画等の各種コンテンツ(例えば、VRコンテンツ)の処理を実行する。また、CPU33は、記憶部32に記憶された通知制御処理等の制御プログラムを実行する。具体的には、CPU33は、例えば図4に示す制御部330が備える各部の機能を実行する。図示する、制御部330は、操作検出部331と、動き検出部332と、コンテンツ制御部333と、通知状況検出部334と、音声識別部335と、録音部336と、通知部337とを備えている。
操作検出部331は、コントローラ入力部311に入力された操作入力信号を取得し、取得した操作入力信号に基づいてコントローラ20に対する操作入力を検出する。そして、操作検出部331は、検出した操作入力を示す情報をコンテンツ制御部333に受け渡す。
動き検出部332は、VRヘッドセット10から動きセンサ入力部312に入力された動きセンサ11のセンサ出力信号に基づいて、VRヘッドセット10が装着されたユーザの頭部の動きを検出する。具体的には、動き検出部332は、ユーザの頭部の動きとして、上下左右方向への動き(ピッチ方向またはヨー方向への動き)や、傾ける動き(ロール方向への動き)などを検出する。そして、動き検出部332は、検出したユーザの頭部の動きを示す情報をコンテンツ制御部333に受け渡す。
コンテンツ制御部333は、操作検出部331から取得した操作入力を示す情報に基づいて、ゲームや動画等の各種コンテンツ(例えば、VRコンテンツ)の処理を実行する。例えば、コンテンツ制御部333は、各種コンテンツ(例えば、VRコンテンツ)の処理を実行することにより、映像信号と音声信号とを生成し、それぞれ映像出力部313と音出力部314とへ出力する。例えば、VR空間内をユーザが移動するVRコンテンツの場合、コンテンツ制御部333は、操作検出部331から取得した操作入力を示す情報と、動き検出部332から取得した頭部の動きを示す情報とに基づいて、VR空間内におけるユーザの位置や頭部の動きに応じて変化する視界に対応する映像の映像信号を生成して、映像出力部313へ出力する。
通知状況検出部334は、VRヘッドセット10を利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する。例えば、通知状況検出部334は、ユーザに対して外部からの入力があるか否かに基づいて、ユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する。外部からの入力とは、例えは、ユーザに対する呼びかけ(呼び出し)に関する入力であって、例えば、人間の音声(肉声)である。また、外部からの入力は、玄関に来客が来たときに鳴るインターフォンの音、メール受信音、電話の呼び出し音などのような通知音であってもよい。
具体的には、通知状況検出部334は、音入力部315に入力された音信号に基づいて、VRヘッドセット10に設けられているマイク14により検出された音の中から所定の音を検出した場合、通知が必要な状況であると検出する。所定の音とは、人間の音声(肉声)、またはインターフォンの音、メール受信音、電話の呼び出し音などの通知音などである。例えば、通知状況検出部334は、マイク14により検出された音に対して周波数解析を行うことにより、テレビの音などの呼びかけ(呼び出し)には関係のない音声や音(ノイズ、雑音など)を除外し、人間の音声(肉声)、またはインターフォンの音、メール受信音、電話の呼び出し音などの通知音を、それぞれの周波数の帯域及び特徴から検出する。インターフォンの音、メール受信音、電話の呼び出し音などの通知音は、それらの音を予め登録しておき、マイク14により検出された音と照合することにより検出可能である。なお、音の検出方法は、既存の各種の方法を任意に適用することができる。
また、人間の音声(肉声)が検出された場合には、さらにそれが特定の音声(例えば、家族の音声)であるか否かの音声識別が行われてもよい。例えば、通知状況検出部334は、マイク14により検出された音の中から人間の音声(肉声)が検出された場合、音声識別を行うことにより特定の音声(例えば、家族の音声)であることを検出した場合に、通知が必要な状況であると検出してもよい。例えば、マイク14により検出された音の中から人間の音声(肉声)が検出された場合、音声識別部335の機能を用いて、特定の音声(例えば、家族の音声)であるか否かを検出する。なお、特定の音声は、家族の音声に限られるものではなく、予め登録しておくことで任意の音声を設定することができる。
音声識別部335は、予め登録された音声と、マイク14により検出された音声との声紋認証などを行うことにより、マイク14により検出された音声が予め登録された音声であるか否かを識別する(所謂、話者認識)。なお、音声識別の方法は、既存の各種の方法を任意に適用することができる。
録音部336は、マイク14により検出された音を録音する(例えば、記憶部32に記憶させる)。例えば、録音部336は、通知状況検出部334がマイク14により検出された音の中から所定の音を検出した場合、検出された所定の音を録音してもよい。また、録音部336は、通知状況検出部334がマイク14により検出された音の中から特定の音声を検出した場合、検出された特定の音声を録音してもよい。なお、録音部336は、通知状況検出部334の検出結果に関わらず、マイク14により検出された音をすべて録音してもよい。また、録音部336は、録音した音を所定の時間経過後(例えば、1日経過後など)に消去してもよい。
通知部337は、通知状況検出部334により通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報をユーザに通知する。例えば、通知部337は、録音部336により録音された音を上記通知情報として再生し、再生した音声信号を、音出力部314を介してVRヘッドセット10へ出力する。これにより、録音部336により録音された音がVRヘッドセット10のヘッドフォン13から、予め設定された通知タイミングで出力され、ユーザに呼びかけ(呼び出し)があったことが通知される。
ここで、予め設定された通知タイミングは、例えば、VRヘッドセット10に表示されているVRコンテンツの進行状況に基づくタイミングである。VRコンテンツの進行状況に基づくタイミングとは、例えば、ゲームコンテンツの場合には、プレイ内容を保存している期間(オートセーブ中、またはセーブポイントでセーブ中など)、複数のステージをプレイしていく場合にはプレイしていたステージが一旦終了したタイミング、ゲーム終了のタイミング等である。また、動画コンテンツの場合には、チャプターの切り替わりタイミング、暗幕時(暗転時)のタイミング、動画終了のタイミング等である。
なお、通知部337は、通知情報を通知する方法としては、録音した音の再生に限らず、通知情報を映像として表示部12に表示させてもよい。例えば、通知部337は、呼びかけ(呼び出し)があったことを示す文字情報を表示部12に表示させてもよいし、録音された音声の発話内容を音声認識を行うことにより文字情報に変換して表示部12に表示させてもよい。
また、通知部337は、通知情報を、VRヘッドセット10に表示されているVRコンテンツと関連付けて通知してもよい。例えば、通知部337は、VRコンテンツで登場するキャラクタのうちの特定のキャラクタの発話として、通知情報を音声として出力または文字情報として表示させてもよい。特定のキャラクタとは、コンテンツ内で予め設定されているキャラクタであってもよいし、ユーザが予め設定したキャラクタであってもよい。
また、通知部337は、インターフォンの音が検出された場合には、通知情報として、録音されたインターフォンの音を再生するのに限らず、玄関に来客が来たことを示す音声案内の音声信号を生成して出力してもよいし、玄関に来客が来たことを示す文字情報を表示部12に表示させてもよい。また、通知部337は、メール受信音が検出された場合には、通知情報として、録音されたメール受信音を再生するのに限らず、メールが受信されたことを示す音声案内の音声信号を生成して出力してもよいし、メールが受信されたことを示す文字情報を表示部12に表示させてもよい。同様に、通知部337は、電話の呼び出し音が検出された場合には、通知情報として、録音された電話の呼び出し音を再生するのに限らず、電話の呼び出し音が鳴っていることを示す音声案内の音声信号を生成して出力してもよいし、電話の呼び出し音が鳴っていることを示す文字情報を表示部12に表示させてもよい。
なお、通知部337は、通知の内容に基づいて、通知情報を通知する通知タイミングを変更してもよい。例えば、通知部337は、インターフォンの音が検出された場合、及び電話の呼び出し音が検出された場合には、即座に応答する必要があるため、上記の予め設定されたタイミングを待たずに通知してもよい。
(通知制御処理の動作)
次に図5を参照して、VRコンテンツを利用中のユーザに呼びかけ(呼び出し)があった場合の通知を制御する通知制御処理の動作を説明する。
図5は、第1の実施形態に係る通知制御処理の一例を示すフローチャートである。
(ステップS101)通知状況検出部334は、VRコンテンツの利用中において、外部入力(音声または通知音)を待機する。例えば、通知状況検出部334は、音入力部315に入力された音信号に基づいて、ステップS103において外部入力があると判定されるまで待機する。
(ステップS103)通知状況検出部334は、音入力部315に入力された音信号に基づいて、外部入力(音声または通知音)の有無を判定する。例えば、通知状況検出部334は、マイク14により検出された音の中から所定の音を検出した場合、外部入力ありと判定し(YES)、ステップS105の処理に進む。一方、通知状況検出部334は、マイク14により検出された音の中から所定の音を検出しない場合、外部入力なしと判定し(NO)、ステップS101の処理に戻し、待機する。
(ステップS105)ステップS103において外部入力ありと判定された場合、通知状況検出部334は、その入力(所定の音)が音声であるか通知音であるかを選別する。
(ステップS107)通知状況検出部334は、ステップS105において選別した結果、入力(所定の音)が音声であると判定した場合、ステップS109の処理に進む。一方、通知状況検出部334は、ステップS105において選別した結果、入力(所定の音)が通知音であると判定した場合、通知が必要な状況であると判定してステップS115の処理に進む。
(ステップS109)ステップS105において入力(所定の音)が音声であると判定された場合、さらに、通知状況検出部334は、音声識別部335の機能を用いて、音声識別を行い、ステップS111の処理に進む。
(ステップS111)通知状況検出部334は、音声識別の結果に基づいて、音声が登録されている特定の音声(登録音声)であるか否かを判定する。特定の音声(登録音声)ではないと判定された場合には(NO)、通知状況検出部334は、通知が必要な状況では無いと判定し、ステップS101の処理に戻る。一方、特定の音声(登録音声)であると判定された場合には(YES)、通知状況検出部334は、通知が必要な状況であると判定してステップS113の処理に進む。
(ステップS113)録音部336は、通知状況検出部334により通知が必要な状況であると判定された特定の音声(登録音声)を、記憶部32に記憶させ録音する。なお、このとき、マイク14により検出された音は、通知状況検出部334による検出処理及び音声識別部335による音声識別処理の間は一時的にバッファリングされており、録音部336は、そのバッファリングされていた音(特定の音声)を、少なくとも通知が行われるまでの間、記憶部32に記憶させて録音する。そして、ステップS115の処理に進む。
(ステップS115)通知部337は、予め設定された通知タイミングが到来したか否かを判定する。まだ通知タイミングではないと判定された場合(NO)、通知部337は、通知タイミングが到来するまで、ステップS115の処理を繰り返す。一方、通知タイミングが到来したと判定された場合(YES)、通知部337は、ステップS117の処理に進む。
(ステップS117)通知部337は、予め設定された通知タイミングが到来したため、通知情報をユーザに通知する。例えば、マイク14により検出された音(外部入力)が特定の音声(例えば、家族の音声)の場合には、通知部337は、録音された音声を再生し、再生した音声信号を、音出力部314を介してVRヘッドセット10へ出力する。また、マイク14により検出された音(外部入力)が通知音(例えば、インターフォンの音、メール受信音、電話の呼び出し音)の場合には、通知音が鳴ったことを示す音声案内の音声信号を生成し、生成した音声信号を、音出力部314を介してVRヘッドセット10へ出力する。なお、通知の方法は、前述したようにこれに限られるものではない。
以上説明したように、本実施形態に係るVRヘッドセットシステム1(ヘッドマウントディスプレイシステムの一例)は、VRヘッドセット10(ヘッドマウントディスプレイの一例)を利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出部334と、通知状況検出部334により上記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報をユーザに通知する通知部337とを備えている。
これにより、VRヘッドセットシステム1は、VRヘッドセット10を利用するユーザへ通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングに関わらず適切なタイミングでユーザへ通知することができる。
例えば、VRヘッドセットシステム1は、VRヘッドセット10の周囲で生じる音を検出するマイク14(音検出部の一例)を備えており、通知状況検出部334は、マイク14により検出された音の中から所定の音を検出した場合、VRヘッドセット10を利用するユーザへ通知が必要な状況であると検出してもよい。
これにより、VRヘッドセットシステム1は、VRヘッドセット10の周囲で人間の音声(肉声)、またはインターフォンの音、メール受信音、電話の呼び出し音などの通知音を検出した場合、検出されたタイミングに関わらず適切なタイミングでユーザへ通知することができる。
また、VRヘッドセットシステム1は、特定の音声を識別する音声識別部335を備えてもよい。そして、通知状況検出部334は、音声識別部335の識別結果に基づいて上記所定の音の中から特定の音声を検出した場合、VRヘッドセット10を利用するユーザへ通知が必要な状況であると検出してもよい。
これにより、VRヘッドセットシステム1は、VRヘッドセット10の周囲で人間の音声(肉声)を検出した場合、さらにその音声が特定の音声(例えば、家族の音声)である場合に、検出されたタイミングに関わらず適切なタイミングでユーザへ通知することができる。
また、VRヘッドセットシステム1は、マイク14により検出された音を録音する録音部336を備えてもよい。そして、通知部337は、録音部336により録音された音を通知情報として再生してもよい。
これにより、VRヘッドセットシステム1は、VRヘッドセット10の周囲で検出された音(所定の音声や通知音、特定の音声など)を、検出されたタイミングに関わらず適切なタイミングにタイムシフトしてユーザへ伝えることができる。
また、上記予め設定された通知タイミングは、VRヘッドセット10に表示されているVRコンテンツの進行状況に基づくタイミングであってもよい。
これにより、VRヘッドセットシステム1は、ユーザが利用中のVRコンテンツの進行状況に基づいて、VRコンテンツの進行に妨げにくいキリの良いタイミングで、ユーザへの通知を伝えることができる。
また、通知部337は、VRヘッドセット10を利用するユーザへの通知の内容に基づいて、通知タイミングを変更してもよい。
これにより、VRヘッドセットシステム1は、電話や来客といった緊急を要する通知内容の場合にはタイムシフトをせずに即座に通知することができる。
また、通知部337は、通知情報を、VRヘッドセット10に表示されているコンテンツと関連付けて通知してもよい。
これにより、VRヘッドセットシステム1は、VRコンテンツの利用や没入感をなるべく妨げないように、外部からの通知を伝えることができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。
本実施形態に係るVRヘッドセットシステムは、VRヘッドセットを装着したユーザに呼びかけをした通知者に対して、その呼びかけがあったことをユーザに通知する通知タイミングに関する情報を通知する点が、第1の実施形態と異なる。
図6は、第2の実施形態に係るVRヘッドセットシステムのシステム構成の一例を示す図である。図示するVRヘッドセットシステム1Aは、VRヘッドセット10Aと、コントローラ20と、ゲーム装置30と、を備えている。VRヘッドセット10Aは、スピーカ15を備えている点が、図2に示すVRヘッドセット10と異なる。ヘッドフォン13がVRヘッドセット10Aを装着したユーザに対して音を出力するのに対して、スピーカ15はユーザに呼びかけをした通知者に対して音を出力する。例えば、スピーカ15は、VRヘッドセット10Aをユーザが装着したときに後頭部側になる位置(例えば、マイク14の横)に設けられており、VRヘッドセット10Aを装着したユーザに呼びかけをした通知者に対して音が聞こえるように音を出力する。
なお、スピーカ15の位置は、図示する後頭部側になる位置に限られるものではなく、VRヘッドセット10Aを装着したユーザの周囲に対して音を出力可能であれば、任意の位置に設けることができる。例えば、スピーカ15は、VRヘッドセット10Aをユーザが装着したときに側頭部側になる位置に設けられてもよい。或いは、スピーカ15は、VRヘッドセット10Aとは別体として構成され、VRヘッドセット10Aが利用される場所の天井や壁等に配置されてもよい。また、スピーカ15は、コントローラ20またはゲーム装置30に備えられてもよい。
図7は、第2の実施形態に係るVRヘッドセットシステム1Aが備える各装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図示するVRヘッドセットシステム1Aのハードウェア構成では、上述したように、VRヘッドセット10Aがスピーカ15を備えている点が、図3に示すVRヘッドセット10と異なる。例えば、ゲーム装置30から出力される音信号に基づいて、ヘッドフォン13とスピーカ15のいずれかから選択的に音が出力される。ゲーム装置30から出力される音信号には、ヘッドフォン13とスピーカ15とのいずれから音を出力するかを示す選択信号が音信号と関連付けられて出力される。
また、本実施形態に係るゲーム装置30の基本的な構成は、図4に示す第1の実施形態に係るゲーム装置30の構成と同様であるため、その説明を省略し、ここでは、本実施形態における特徴的な処理について説明する。
例えば、VRコンテンツを利用中のユーザに対して呼びかけをしても、その呼びかけの通知が予め設定された通知タイミング(利用中のコンテンツにおいてキリの良いタイミング)で行われるが、呼びかけた通知者からすると通知タイミングがわからないと不安になったり、困ったりする場合がある。そこで、通知部337は、通知状況検出部334により通知が必要な状況であることが検出された場合、通知情報をユーザに通知する前に、通知タイミングに関する情報を通知者に対して通知する。例えば、通知部337は、通知情報をユーザに通知する前に、通知タイミングまでの予測時間(推定時間)を示す音声案内(例えば、「3分後に通知します」)の音信号を生成し、生成した音信号を、出力先をスピーカ15とした選択信号と関連付けて、音出力部314を介してVRヘッドセット10へ出力する。これにより、VRヘッドセット10のスピーカ15から通知タイミングまでの予測時間(推定時間)を示す音声案内(例えば、「3分後に通知します」)が出力される。
図8は、第2の実施形態に係る通知制御処理の一例を示すフローチャートである。この図において、図5に示す各処理に対応する処理には同一の符号を付しており、その説明を省略する。図8に示す通知制御処理の例は、ステップS113とステップS115の間にステップS114の処理が追加されている点が、図5に示す通知制御処理の例と異なる。
(ステップS114)ステップS113において、通知が必要な状況であると判定された特定の音声(登録音声)を録音部336が録音した後、通知部337は、通知タイミングに関する情報を通知者に対して通知する。例えば、通知部337は、利用中のVRコンテンツの進行状況に基づいて、ゲームコンテンツの場合には次のオートセーブが実行されるまでの時間やプレイ中のステージが終了するまでの時間など、或いは、動画コンテンツの場合には次のチャプターの切り替わりタイミングまでの時間などの予測時間を算出し、算出した予測時間を示す音声案内の音信号を生成する。そして、通知部337は、予測時間を示す音声案内の音信号を、出力先をスピーカ15とした選択信号と関連付けて、音出力部314を介してVRヘッドセット10へ出力する。これにより、VRヘッドセット10のスピーカ15から通知までの予測時間(推定時間)が外部へ出力される。そして、ステップS115に進み、通知タイミングが到来したと判定された場合、通知部337は、通知情報をユーザに通知する(録音された音声を再生する)。
このように、本実施形態では、通知情報を通知する前に、通知タイミングに関する情報を通知者に対して通知するため、通知者がVRコンテンツを利用中のユーザに呼びかけをした場合に、そのことが後どの位の時間で通知されるかが分かるため、利便性がよい。
なお、通知部337は、算出した通知までの予測時間が予め設定された閾値未満の場合には、通知タイミングに関する情報を通知者に対して通知しないように制御してもよい。これにより、それほど待たずに通知がされる場合には必要性が低いため、通知までの予測時間(推定時間)の音声案内を省略することができる。
また、本実施形態では、ゲーム装置30から出力される音信号に基づいてVRヘッドセット10A側でヘッドフォン13とスピーカ15のいずれから音を出力するかを切り替える構成を例として説明したが、ゲーム装置30側で切り替える構成としてもよい。ゲーム装置30側で切り替える場合には、ゲーム装置30がヘッドフォン13へ音信号を出力する音出力端子とスピーカ15へ音信号を出力する音出力端子の両方を備え、いずれの音出力端子から音信号を出力するかを切り替えるようにしてもよい。
また、本実施形態では、通知タイミングに関する情報を音声案内で通知する例を示したが、案内の方法は音声に限らず、通知者が視認可能な表示部へ文字による案内(文字表示)をする方法としてもよい。
また、ゲーム装置30は、通知タイミングに関する情報を通知するのに代えて、或いは加えて、急ぎの用か否か(つまり、VRコンテンツを利用中のユーザに呼びかけがあったことを即座に通知する必要があるか否かを通知者に対して問い合わせてもよい。例えば、ゲーム装置30は、急ぎの用か否かを質問する音声をスピーカ15から出力させるとともに、通知者による質問の回答(例えば、「はい」または「いいえ」)の音声をマイク14を介して取得し、取得した回答の音声を音声認識処理を行うことにより認識してもよい。そして、ゲーム装置30は、通知者の回答が「はい」(即ち、急ぎ)の場合には、通知タイミングが到来するのを待たずに、録音した呼びかけの音声を即座に再生してもよい。一方、ゲーム装置30は、通知者の回答が「いいえ」(即ち、急ぎではない)の場合には、通知タイミングが到来したタイミングで、録音した呼びかけの音声を再生してもよい。
また、通知部337は、通知タイミングに関する情報に限らず、通知情報をユーザに通知した後に、当該通知したことを示す通知完了情報を音声または文字を用いて通知者に通知してもよい。
以上、図面を参照してこの発明の一実施形態について詳しく説明してきたが、具体的な構成は上述のものに限られることはなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲内において様々な設計変更等をすることが可能である。
なお、通知状況検出部334は、マイク14により検出された音声の中から特定のキーワードを検出した場合に、VRヘッドセット10を利用するユーザへ通知が必要な状況であると判定してもよい。特定のキーワードとは、例えば、呼びかけ(呼び出し)に用いられる言葉(例えば、ユーザの名前)である。例えば、ユーザが予め特定のキーワードを登録しておくことで、通知状況検出部334は、マイク14により検出された音声と、登録されたキーワードとを照合することにより、特定のキーワードを検出することができる。
また、上記実施形態では、通知タイミングが、利用中のVRコンテンツの進行状況に基づいて予め設定されている例を説明したが、これに限られるものではない。例えば、VRヘッドセットに物理的な操作または接触を検出する操作ボタンやタッチパネルなどが設けられていて、当該操作ボタンやタッチパネルへの物理的な操作または接触に基づくタイミングとして、予め設定されていてもよい。
なお、上記実施形態ではVRヘッドセット10(10A)でVRコンテンツを利用する例を説明したが、VR以外のコンテンツの利用であってもよい。
また、ゲーム装置30は、VRヘッドセット10(10A)と一体に構成されていてもよい。例えば、VRヘッドセット10(10A)は、ゲーム装置30としての機能を有する携帯端末装置(例えば、スマートフォン)であって、ユーザの頭部に装着可能なゴーグル形状のアタッチメントに当該携帯端末装置を装着することにより、VRヘッドセット10(10A)として利用する構成であってもよい。
また、上記実施形態では、VRヘッドセット10(10A)の周囲で生じる音に基づいて、VRヘッドセット10(10A)を利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する例を説明したが、ゲーム装置30がユーザのスマートフォンなどと連携することにより、メールの受信や電話の着信があったときに、ユーザへ通知が必要な状況であると判定してもよい。
また、ゲーム装置30がインターフォンと連携することにより、インターフォンが鳴った場合にユーザへ通知が必要な状況であると判定してインターフォンの画面をキャプチャ(録画)しておき、通知タイミングが到来したときに、来客があったことを示す来客通知(音声案内や文字による案内)とともに、キャプチャしておいたインターフォンの画面をVRヘッドセット10(10A)へ送信して表示させてもよい。
また、ゲーム装置30は、室内や玄関などに設けられた監視カメラとゲーム装置30が連携することにより、監視カメラの映像に基づいて侵入者を検出した場合に、VRヘッドセット10(10A)を利用するユーザへ通知が必要な状況であると判定してもよい。例えば、ゲーム装置30は、監視カメラの映像に基づいて侵入者を検出した場合にユーザへ通知が必要な状況であると判定して監視カメラの映像をキャプチャ(録画)しておき、通知タイミングが到来したとき、或いは通知タイミングが到来を待たずに即座に、侵入者があったことを示す通知(音声案内や文字による案内)とともに、キャプチャしておいた監視カメラの映像をVRヘッドセット10(10A)へ送信して表示させてもよい。
なお、上述した実施形態におけるゲーム装置30の一部、例えば、制御部330をコンピュータで実現するようにしても良い。その場合、この制御機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することによって実現しても良い。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、ゲーム装置30に内蔵されたコンピュータシステムであって、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含んでも良い。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
また、上述した実施形態におけるゲーム装置30の一部、例えば、制御部330を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。また、例えば、制御部330のそれぞれを集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、または汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
なお、上記実施形態では、VRヘッドセット10(10A)を利用中のユーザへの通知を制御する通知制御処理の例を説明したが、VRヘッドセット10(10A)を利用中のユーザに限られるものではなく、VRヘッドセット10(10A)以外の電子機器を利用中のユーザへの通知制御処理も同様に行ってもよい。他の電子機器を利用しているユーザとは、例えば、会議室でPCを利用して会議を行っているユーザや、シアタールームでテレビの画面に表示されている映像を視聴しているユーザなどである。例えば、会議室で会議を行っているユーザやシアタールームで映像を視聴しているユーザに対する外部からの通知(例えば、会議室やシアタールームの外からの呼びかけ(呼び出し)などの音声や連携しているスマートフォンでのメールの受信や電話の着信などを検出した場合に、ユーザへ通知が必要な状況であると判定して、予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報をPCやテレビを介してユーザに通知する構成としてもよい。具体的な構成としては、例えば、電子機器を利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出部(通知状況検出部334に相当する構成)と、当該検出部により通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報をユーザに通知する通知部(通知部337に相当する構成)と、を備えた通知制御装置として構成してもよい。また、当該通知制御装置は、さらに音声識別部335に相当する構成、録音部336に相当する構成を備えてもよい。
1,1A VRヘッドセットシステム、10,10A VRヘッドセット、11 動きセンサ、12 表示部、13 ヘッドフォン、14 マイク、20 コントローラ、30 ゲーム装置、31 入出力IF、311 コントローラ入力部、312 動きセンサ入力部、313 映像出力部、314 音出力部、315 音入力部、32 記憶部、321 コンテンツデータ、33 CPU、330 制御部、331 操作検出部、332 動き検出部、333 コンテンツ制御部、334 通知状況検出部、335 音声識別部、336 録音部、337 通知部

Claims (13)

  1. ヘッドマウントディスプレイを利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出部と、
    前記通知状況検出部により前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知部と、
    を備えるヘッドマウントディスプレイシステム。
  2. 前記ヘッドマウントディスプレイの周囲で生じる音を検出する音検出部を備え、
    前記通知状況検出部は、
    前記音検出部により検出された音の中から所定の音を検出した場合、前記通知が必要な状況であると検出する、
    請求項1に記載のヘッドマウントディスプレイシステム。
  3. 特定の音声を識別する音声識別部を備え、
    前記通知状況検出部は、
    前記音声識別部の識別結果に基づいて前記所定の音の中から前記特定の音声を検出した場合、前記通知が必要な状況であると検出する、
    請求項2に記載のヘッドマウントディスプレイシステム。
  4. 前記音検出部により検出された音を録音する録音部を備え、
    前記通知部は、
    前記録音部により録音された音を前記通知情報として再生する、
    請求項2または請求項3に記載のヘッドマウントディスプレイシステム。
  5. 前記通知タイミングは、前記ヘッドマウントディスプレイに表示されているコンテンツの進行状況に基づくタイミングである、
    請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のヘッドマウントディスプレイシステム。
  6. 前記通知部は、
    前記通知の内容に基づいて、前記通知タイミングを変更する、
    請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のヘッドマウントディスプレイシステム。
  7. 前記通知部は、
    前記通知情報を、前記ヘッドマウントディスプレイに表示されているコンテンツと関連付けて通知する、
    請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のヘッドマウントディスプレイシステム。
  8. 前記通知部は、
    前記通知タイミングに関する情報を、通知者に対して通知する、
    請求項1から請求項7のいずれか一項に記載のヘッドマウントディスプレイシステム。
  9. ヘッドマウントディスプレイシステムにおける通知制御方法であって、
    通知状況検出部が、ヘッドマウントディスプレイを利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出ステップと、
    前記通知状況検出部により前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知ステップと、
    を有する通知制御方法。
  10. コンピュータに、
    ヘッドマウントディスプレイを利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出ステップと、
    前記通知状況検出ステップにより前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
  11. 電子機器を利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出部と、
    前記通知状況検出部により前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知部と、
    を備える通知制御装置。
  12. 通知制御装置における通知制御方法であって、
    通知状況検出部が、電子機器を利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出ステップと、
    前記通知状況検出部により前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知ステップと、
    を有する通知制御方法。
  13. コンピュータに、
    電子機器を利用するユーザへ通知が必要な状況であるか否かを検出する通知状況検出ステップと、
    前記通知状況検出ステップにより前記通知が必要な状況であることが検出された場合、検出されたタイミングには関わらず予め設定された通知タイミングに基づいて通知情報を前記ユーザに通知する通知ステップと、
    を実行させるためのプログラム。
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