JPWO2017212528A1 - 空気調和機の室内機 - Google Patents

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Abstract

空気調和機の室内機は、本体に吸込口及び吹出口が形成され、風路に送風機と熱交換器とが設置され、吹出口には風向板が設置される。室内機はさらにレーザ装置を備え、吹出し方向に沿って投光し、床面又は壁面に線状のレーザラインを照射する。これより吹出された空気の到達位置が視認し易い空気調和機の室内機が提供される。

Description

本発明は、風向板を備え、風向設定時に気流の方向を確認できる構成を備える空気調和機の室内機に関する。
一般に空気調和機の室内機は、送風手段及び熱交換手段を収納しており、吸込口と、吹出口と、吹出口に回転自在に配置された風向板とを有している。従来、風向表示機能として、室内機の吹出口に短冊のシート又は案内翼などの構造物が取り付けられ、利用者にとって風向が確認され易いよう構成されたものがある。しかしこのような空気調和機の室内機においては、取り付けられた構造物の汚れや劣化により室内機の外観が損ねられる、また風向を確認できる範囲が室内機近傍に極端に限定される、という場合がある。
空気調和機の室内機において、上記以外の風向表示手段として可視光線を利用したものがある(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1には、可視光線が吹出気流の拡散領域を走査するよう投射されることで、利用者から風向が認知される範囲を広げる技術が開示されている。
特公平6−74916号公報
特許文献1の技術を用いて、床面や壁面のような被照射体にレーザ光を投光することができるが、一般的にレーザ光は被照射体に点としてしか表示されない。そのため、利用者が空気調和機の室内機の風向を調整しようとする際、日中のような明るい場所では点で表示されたレーザ光を見つけるのが困難な場合がある。例えば、店頭や展示会会場で空気調和機の機能が紹介される販売促進の場面では、会場は通行時の安全を確保するため一定以上の明るさになっていることが多い。その結果、特許文献1の風向表示手段が用いられたとしても、風向に関する仕様などが十分に観客に伝わらない場合がある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、室内機から吹出される空気の到達位置が認識され易い空気調和機の室内機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室内機は、吸込口及び吹出口が形成された本体と、前記本体内に配置され、前記吸込口から吸込まれた空気と熱交換する熱交換器と、前記熱交換器において熱交換された空気を前記吹出口から吹出させる送風機と、前記吹出口に回動自在に設置され、前記熱交換器により熱交換された空気を吹出す吹出し方向を設定する風向板と、前記風向板により設定された空気の吹出し方向に沿って投光し、線状のレーザラインを照射するレーザ装置と、を備えるものである。
本発明の空気調和機の室内機によれば、線状のレーザラインが床面又は壁面などに照射され、また空気の吹出し方向とともに移動するため、吹出された空気の到達位置を利用者が視覚的に認識しやすい。
本実施の形態1における室内機の斜視図である。 本実施の形態1における室内機の構造を示す断面図である。 本実施の形態1における主レーザラインの一例を示した模式図である。 本実施の形態1における副レーザラインの一例を示した模式図である。 本実施の形態1におけるレーザラインの組み合せの一例を示した模式図である。 本実施の形態1における主レーザ装置の設置例を示す模式図である。 本実施の形態1における調整された主レーザラインの一例を示した模式図である。 本実施の形態1における制御装置の機能ブロック図である。 本実施の形態1における風向調整時の制御を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1及び図2に基づいて、本実施の形態に係る室内機の構造について説明する。図1は、本実施の形態における室内機の斜視図である。図2は、本実施の形態における室内機の構造を示す断面図である。なお、図1の室内機は図示しない室外機に冷媒配管により接続され、冷媒回路を構成している。
室内機10は、本体9と、本体9内に配置された熱交換器3と送風機4とを有し、空調対象空間に設置されている。本体9の上部には吸込口1が、下部には吹出口2が形成されており、本体9は吸込口1と吹出口2とをつなぐ風路を形成している。また室内機10は、吹出口2に配置された風向調整機構と風向表示機構とを備えている。
熱交換器3は風路に設置され、例えばフィンアンドチューブ型の熱交換器から成る。熱交換器3は、平行に配列された複数のアルミフィンと、複数のアルミフィンを貫通して蛇行するよう挿設された配管とを備え、配管内の冷媒と、空気との間で熱交換するものである。送風機4は、例えばクロスフローファン等で構成され、空気を吸込口1から取り込み、熱交換器3を通過させて吹出口2から吹出させる。
風向調整機構は、室内機10から空調対象空間である室内空間へ吹出される空気の、吹出し方向を調整するものである。風向調整機構は、上下風向板21A及び左右風向板21Bなどの風向板21と、風向板21と本体9とを連結する上下風向板支持部22及び左右風向板支持部23などで構成される。
上下風向板21Aは、本体9に形成された吹出口2に、上下風向板支持部22を介して上下回動自在に設置されている。上下風向板支持部22にはモータ等が接続されており、モータにより上下風向板支持部22が回転され、上下風向板21Aが上下に回動するよう構成されている。熱交換器3で熱交換した空気は、吹出口2側である上流側から室内空間側である下流側に向かい上下風向板21Aに沿って導かれる。そのため、上下風向板21Aの傾きが変わると、それに伴って室内空間へ吹出される空気の上下方向の吹出し方向が設定される。
左右風向板21Bは、本体9に形成された吹出口2に、左右風向板支持部23を介して左右回動自在に複数設置されている。また複数の左右風向板21Bはそれぞれ連結棒に回動自在に接合されており、互いに連結されている。連結棒にはモータ等が接続されており、モータにより連結棒が左右に動かされると、複数の左右風向板21Bは、互いに平行状態を維持したまま左右風向板支持部23を軸に左右に回動される。熱交換器3で熱交換した空気は、上流側から下流側に向かい左右風向板21Bに沿って導かれる。そのため、左右風向板21Bの傾きが変わると、それに伴って室内空間へ吹出される空気の左右方向の吹出し方向が設定される。
風向表示機構は、風向調整機構で調整された空気の吹出し方向を利用者が視認し易いよう、空調対象空間の床面又は壁面等に線状のレーザラインを照射するものである。風向表示機構は、主レーザ装置31及び副レーザ装置32などのレーザ装置で構成される。
主レーザ装置31及び副レーザ装置32は、例えばラインレーザ等で構成される。主レーザ装置31は上下風向板21Aの近傍に設置され、室内空間へ吹出された気流の上下方向の到達位置を示す。また、副レーザ装置32は左右風向板21Bの近傍に設置され、吹出された気流の左右方向の到達位置を示す。
ラインレーザは、光源から射出されるレーザ光をコリメートレンズ及び円柱状のロッドレンズ等に透過させることにより直線状に拡散された拡散光を投光できるものである。拡散光が壁面、天井、又は床面などの被照射体に投光されると、被照射体上に線状のレーザラインが照射される。なお、拡散光を生成するためのレンズは線状光線を取り出せるものであれば何でもよく、ロッドレンズに限定されない。レーザ光が拡散される方向はレーザ装置内のレンズの配置によって決まるため、主レーザ装置31は、拡散光の拡散方向と上下風向板21Aの長手方向とが平行になるよう設置されるとよい。また副レーザ装置32は拡散光の拡散方向と左右風向板21Bの上下方向とが平行になるよう設置されるとよい。
図2において、主レーザ装置31は上下風向板21Aに設置され、副レーザ装置32は左右風向板21Bに設置されている。このように構成された室内機10において、運転中に送風機4のファンが回転すると、吸込口1より空気が吸い込まれ、熱交換器3で熱交換され、吹出口2から外部へ放出される。このとき上下風向板21Aの傾きが上向きに変更されると、熱交換器3で熱交換された空気の吹出し方向も上向きになる。また上下風向板21Aの傾きが下向きに変更されると、熱交換器3で熱交換された空気の吹出し方向も下向きになる。
主レーザ装置31は、上下風向板21Aにより設定された空気の吹出し方向に沿って投光する。例えば主レーザ装置31は、上下風向板21Aの上流側から下流側を結ぶ線の延長線に沿って、上下風向板21Aの長手方向と平行となる直線状の拡散光を投光する。このとき主レーザ装置31は、室内機10の正面において左右方向(矢印X方向)に延びる拡散光を投光する。
図3は、本実施の形態における主レーザラインの一例を示した模式図である。図3に示すように、床面には左右に延びる線状の主レーザライン33が照射され、気流の到達位置が指し示される。破線は風向板21によって吹出された空気の気流を示している。
同様に、運転中に左右風向板21Bが連結棒により回動されて傾きが左向きに変更されると、熱交換器3で熱交換された空気の吹出し方向も左向きとなり、吹出された空気は室内機10の左側へ供給される。また左右風向板21Bの傾きが右向きに変更されると、熱交換器3で熱交換された空気の吹出し方向も右向きとなり、吹出された空気は室内機10の右側へ供給される。
副レーザ装置32は、左右風向板21Bにより設定された空気の吹出し方向に沿って投光する。例えば副レーザ装置32は、左右風向板21Bの上流側から下流側を結ぶ線の延長線に沿って、左右風向板21Bの上下方向と平行となる直線状の拡散光を投光する。このとき副レーザ装置32は、室内機10の正面において上下方向(矢印Z方向)に延びる拡散光を投光する。
図4は、本実施の形態における副レーザラインの一例を示した模式図である。図4に示すように、床面には、室内機10の正面において奥行き方向(矢印Y方向)に延びる副レーザライン34が照射され、気流の到達位置が指し示される。図4では、複数の左右風向板21Bのうち、最も左側の左右風向板21Bと最も右側の左右風向板21Bとにそれぞれ副レーザ装置32を設置した場合に照射される2本の副レーザライン34が示されている。
図5は、本実施の形態におけるレーザラインの組み合せの一例を示した模式図である。風向表示機構は、主レーザ装置31及び副レーザ装置32によって床面に複数のレーザラインを組み合わせて照射することができる。そのため利用者はより具体的な気流の供給領域を認識することができる。
図6は、本実施の形態1における主レーザ装置の設置例を示す模式図である。図6に基づいて、主レーザ装置31が上下風向板支持部22に設置される場合の構成について説明する。上下風向板支持部22は上下風向板21Aに係止されて設置されており、上下風向板21Aに連動する。また上下風向板支持部22には主レーザ装置31を保持する軸受22aが設けられている。
主レーザ装置31は、上下風向板21Aの長手方向に延びる回転軸を有し、回転軸を中心に回転されることにより投光角度が上下方向に調整される。例えば主レーザ装置31は、レーザ光源及びレンズ等を含み出射口が形成された主レーザ装置本体31aと、主レーザ装置31を回転軸を中心に回転させるための回転調整部31bとを備えている。主レーザ装置本体31a及び回転調整部31bは、例えば図6に示されるようにそれぞれが円柱形状を有しており、主レーザ装置本体31aと回転調整部31bとはL字形状を成すよう接続されている。主レーザ装置31は、回転調整部31bが上下風向板21Aの長手方向に沿うように軸受22aに保持されることで、上下風向板支持部22に設置される。
図6には、投光角度の調整方法を説明するため、主レーザ装置本体31aの円柱軸と回転調整部31bの円柱軸との交点を原点OとしたX軸,Y軸及びZ軸から成る直交座標系が示されている。直交座標系のX軸は室内機10の矢印X方向に、直交座標系のY軸は室内機の矢印Y方向に、直交座標系のZ軸は室内機10の矢印Z方向にそれぞれ対応している。この場合、回転軸は回転調整部31bの円柱軸であり、X軸に沿って配置されている。図6には、原点Oを通り、上下風向板21Aの傾きと平行であり、かつ上下風向板21Aの上流側から下流側へ向く方向αが示されている。回転調整部31bがX軸のまわりに回転方向Aの方へ回転されると、例えば主レーザ装置本体31aの出射口の点Bは、原点Oを中心に図中の矢印で示す方向へ回転される。つまり、回転調整部31bを図6に示される位置から時計回りに回転させると、原点Oを中心に主レーザ装置本体31aが元の方向αから上方へ傾く。そのため、回転調整部31bを回転させることにより、上下風向板21Aに連動させた状態からさらに投光角度を調整することができる。回転調整部31bは、調整された位置で軸受22aによって保持される。
図7は、本実施の形態1における調整された主レーザラインの一例を示した模式図である。図7の主レーザライン33は、主レーザ装置31の拡散光が、方向α、すなわち気流の下流側に向かい上下風向板21Aに平行となるよう投光されて、床面に照射されたものである。また、主レーザライン33aは、図6において回転調整部31bが回転方向Aの方へ回転された場合に、床面を室内機10から離れる方へ移動したレーザラインを示している。
なお、主レーザ装置31は軸受22aで保持されているので上下風向板21Aとの間に空隙を有し、そのため方向αよりも上方又は下方に向かって投光することができる構成となっている。回転調整部31bが、図6に示される位置から回転方向Aとは逆方向へ回転されると、拡散光は方向αより下方に向かって投光され、主レーザライン33より室内機10に近い床面の位置に主レーザライン33bが照射される。
図8に基づいて、風向表示機構が自動制御される場合の構成について説明する。図8は、本実施の形態1における制御装置の機能ブロック図である。室内機10はさらにレーザ駆動装置38と制御装置50とを備える。レーザ駆動装置38は、例えば回転調整部31bに接続する駆動軸と駆動軸を回転させるモータとを有し、主レーザ装置31を、回転軸を中心に回転させるものである。レーザ駆動装置38は例えば本体9に設置されている。室内機10はさらに、熱交換器3に設置され、熱交換器の温度を測定する温度センサ70を備えてもよく、またリモートコントロール等の操作部60備えてもよい。温度センサ70は、熱交換器3の配管等に設置されて配管内の冷媒温度を測定するものであってもよい。制御装置50は例えばマイコン等で構成され、操作部60を介して入力された操作指令、設定、及び温度センサ70により測定された温度情報等に基づいて運転制御を行う。制御装置50は、運転制御手段51と風向表示制御手段52と記憶手段55とを有している。
運転制御手段51は、操作部60及び温度センサ70等から送信された信号に応じて予め決められた制御を行う。例えば運転制御手段51は、冷房、暖房、又は送風等の運転モードが操作部60で選択された場合、選択された運転モードに応じた制御情報を記憶手段55から取得し、制御情報に基づき送風機4の回転数、並びに、上下風向板21A及び左右風向板21Bの傾きを調整する信号を、制御対象機器へ送信する。
風向表示制御手段52は、運転制御手段51から受信した設定、操作指令又は温度情報に応じて記憶手段55に記憶された制御情報を取得し、主レーザ装置31、レーザ駆動装置38、及び副レーザ装置32を制御する。具体的には、風向表示制御手段52は、主レーザ装置31及び副レーザ装置32の電源をそれぞれON又はOFFにし、レーザ駆動装置38へ投光角度を調整するための駆動信号を送信する。
記憶手段55は、例えば熱交換器3の温度又は運転モード等に対応づけられた送風機4、上下風向板21A、左右風向板21B、主レーザ装置31、副レーザ装置32、及びレーザ駆動装置38等の制御情報を記憶している。記憶手段55は主レーザ装置31の投光角度の補正値を記憶しており、補正値は、レーザ駆動装置38を介した主レーザ装置31の角度調整に使用される。
投光角度の補正値は、熱交換器3の温度に対応づけられて記憶されてもよいし、運転モードに対応付けられて記憶されてもよい。一般に、低温の気体は高温の気体よりも低い位置に滞留し、高温の気体は低温の気体よりも高い位置に滞留する性質がある。そのため室内機10から吹出された空気の気流は、上下風向板21Aの傾きが同じであっても、低温の気体は下方へ流れ、高温の気体は上方へ流れるため、床面又は壁面において異なる位置に到達する。投光角度の補正値はこのような到達位置の違いによる主レーザライン33の照射位置のずれを補正するためのものであり、主レーザ装置31は補正値が適用された投光角度に調整されて、主レーザライン33の照射位置が補正される。
投光角度の補正値として、冷房運転に対応する冷房時補正値θCと暖房運転に対応する暖房時補正値θHとが記憶手段55に記憶されている場合について説明する。図7において実線矢印で示される上下風向板21Aの傾きを表す方向αと、点線で示されるZ方向下向きの直線とが成す、上下方向の吹出し角度は、主レーザ装置31に適用される投光角度θLを決定する際の基準となるため、以降、基準角度θPと称する。矢印Z方向の真下に向かって空気が吹出される場合、基準角度θPは0度となる。風向表示制御手段52は、運転制御手段51から基準角度θPの情報を取得し、基準角度θPに基づいて主レーザ装置31に適用するための投光角度θLを決定する。先述したように、吹出された空気の温度によって気流が異なるため、吹出された空気は冷房運転時には低い位置に供給され暖房運転時には高い位置に供給される。そのため風向表示制御手段52は、冷房運転時には、基準角度θPより小さくなるよう投光角度θLを決定し、暖房運転時には、基準角度θPより大きくなるよう投光角度を調整する。冷房時補正値θC及び暖房時補正値θHは例えば1〜2度の角度であるが、実験等により求めてもよい。
なお、冷暖房時に供給される気流の温度は、熱交換器3内を循環する冷媒の状態又は送風機4の回転数により変化する。そのため、温度センサ70により測定された温度情報などに基づき、主レーザ装置31の照射方向を上下に調整するよう構成してもよい。熱交換器3の温度に基づき投光角度を調整する場合は、例えば熱交換器の温度と投光角度の補正値とが対応づけられた補正テーブルを記憶手段55に記憶させておく。そして風向表示制御手段52は、温度センサ70により測定された温度に対応する補正値を補正テーブルから取得して、取得した補正値と基準角度θPとに基づいて投光角度θLを決定するよう構成されればよい。この場合、測定された熱交換器3の温度が低いほど投光角度が小さくなり、測定された熱交換器3の温度が高いほど投光角度が大きくよう決定されればよい。
図9は、本実施の形態1における風向調整時の制御を示すフローチャートである。図9の制御は、例えば操作部60を介して風向調整の設定が行われるときに制御装置50によって開始されるものである。図9では、冷房及び暖房等の運転モードに応じて投光角度が調整される場合について示されている。
運転制御手段51は風向調整に関する操作指令を受信すると、操作指令とともに運転モード等を風向表示制御手段52へ送信する。風向表示制御手段52は、主レーザ装置31及び2つの副レーザ装置32のレーザ電源を投入する(ステップST101)。床面又は壁面には、図5に示すように主レーザライン33及び2つの副レーザライン34が照射される。次に風向表示制御手段52は、受信した運転モードが暖房運転であるか冷房運転であるかを判断する(ステップST102)。風向表示制御手段52によって暖房運転中であると判断された場合には(ステップST102;YES)、運転制御手段51は、操作指令に基づき上下風向板21Aの上下方向の角度、及び複数の左右風向板21Bの左右方向の角度を変更する(ステップST103)。次に風向表示制御手段52は、上下風向板21Aに設定された角度すなわち基準角度θPを運転制御手段51より取得し(ステップST104)、記憶手段55から、暖房に対応づけられた暖房時補正値θHを取得する(ステップST105)。熱交換器3の温度に基づく投光角度の調整が行われる構成では、風向表示制御手段52は、運転制御手段51から温度センサ70により測定された温度の温度情報を取得し、記憶手段55の補正テーブルを参照して温度に応じた補正値を取得すればよい。
次に風向表示制御手段52は、基準角度θPに暖房時補正値θHを加算して投光角度θLを決定する(ステップST106)。風向表示制御手段52は、主レーザ装置31の投光角度が決定された投光角度θLになるようレーザ駆動装置38を制御する。つまり風向表示制御手段52は主レーザ装置31の投光角度を調整する(ステップST107)。床面に照射される主レーザライン33の位置は補正され、図7の主レーザライン33aのように室内機10から離れる方へ移動する。
また運転制御手段51は、新たに風向設定に関する操作指令を受けたか否かを判断し(ステップST108)、操作指令を受けたと判断された場合は(ステップST108;YES)、再度ステップST103に戻って風向板21の角度を変更する。続いて風向表示制御手段52は、ステップST104からステップST107の処理を繰り返す。一方、風向設定に関する新たな操作指令がない場合には(ステップST108;NO)、運転制御手段51は、経過時間が所定時間を越えたか否かを判断する(ステップST109)。経過時間が所定時間を越えていない場合には(ステップST109;NO)、運転制御手段51は、再度ステップST105に戻り、風向表示制御手段52によってステップST105からステップST107の処理が行われる。したがって、熱交換器3の温度に基づく投光角度の調整が行われる構成では、経時的に変化する温度に応じた補正値で投光角度が調整される。所定時間が経過するまで、運転制御手段51又は風向表示制御手段52によってステップST103からステップST109の処理が繰り返される。運転制御手段51は、風向設定に関する新たな操作指令を受けずに所定時間が経過した場合(ステップST109;YES)、主レーザ装置31及び副レーザ装置32の双方への電源供給を終了する(ステップST110)。
一方、風向表示制御手段52によって、暖房運転中ではなく(ステップST102;NO)冷房運転中であると判断された場合には(ステップST112;YES)、運転制御手段51は、操作指令に基づき上下風向板21Aの上下方向の角度、及び複数の左右風向板21Bの左右方向の角度を変更する(ステップST113)。次に風向表示制御手段52は、上下風向板21Aに設定された角度すなわち基準角度θPを運転制御手段51より取得し(ステップST114)、記憶手段55から、冷房に対応づけられた冷房時補正値θCを取得する(ステップST115)。なお、熱交換器3の温度に基づく投光角度の調整が行われる構成では、風向表示制御手段52は、ステップST105と同様に温度に応じた補正値を取得すればよい。
次に風向表示制御手段52は、基準角度θPから冷房時補正値θCを減算して投光角度θLを決定する(ステップST116)。風向表示制御手段52は、主レーザ装置31の投光角度が決定された投光角度θLになるようレーザ駆動装置38を制御する。つまり風向表示制御手段52は主レーザ装置31の投光角度を調整する(ステップST117)。床面に照射される主レーザライン33の位置は補正されて、図7の主レーザライン33bのように室内機10に近づく方へ移動する。
運転制御手段51は、操作部60等を介して新たに風向設定に関する操作指令を受けたか否かを判断し(ステップST118)、操作指令を受けたと判断された場合は(ステップST118;YES)、再びステップST113に戻って風向板21の角度を変更する。続いて風向表示制御手段52は、ステップST114からステップST117の処理を繰り返す。運転制御手段51は、冷房運転時においても暖房運転時と同様に、風向設定変更の有無の判断(ステップST118)、及び所定時間が経過したかの判断を行う(ステップST119)。ステップST118及びステップST119は、ステップST108及びステップST109にそれぞれ対応する。運転制御手段51は、風向設定に関する新たな操作指令を受けずに所定時間が経過した場合は(ステップST119;YES)、主レーザ装置31及び副レーザ装置32の双方への電源供給を終了する(ステップST110)。
また、風向表示制御手段52により暖房運転中でも冷房運転中でもないと判定された場合には(ステップST112;NO)、運転制御手段51は、操作指令に基づき上下風向板21Aの上下方向の角度、及び複数の左右風向板21Bの左右方向の角度を変更する(ステップST123)。次に風向表示制御手段52は、上下風向板21Aに設定された角度すなわち基準角度θPを、運転制御手段51より取得し(ステップST124)、投光角度θLを基準角度θPと決定する(ステップST126)。風向表示制御手段52は、主レーザ装置31の投光角度が決定された投光角度θLすなわち基準角度θPとなるようレーザ駆動装置38を制御する。つまり風向表示制御手段52は主レーザ装置31の投光角度を調整する(ステップST127)。主レーザ装置31からの拡散光は上下風向板21Aの傾きと平行に投光され、床面又は壁面に主レーザライン33として照射される。
運転制御手段51は、操作部60等を介して新たに風向設定に関する操作指令を受けたか否かを判断し(ステップST128)、操作指令を受けたと判断された場合は(ステップST128;YES)、再度ステップST123に戻って風向板21の角度を変更する。続いて風向表示制御手段52は、ステップST124からステップST127の処理を繰り返す。運転制御手段51は暖房運転時と同様に、風向設定変更の有無の判断(ステップST128)、及び所定時間が経過したかの判断を行う(ステップST129)。ステップST128及びステップST129は、ステップST108及びステップST109にそれぞれ対応する。運転制御手段51は、風向設定に関する新たな操作指令を受けずに所定時間が経過した場合は(ステップST129;YES)、主レーザ装置31及び副レーザ装置32の双方への電源供給を終了する(ステップST110)。
以上のように本実施の形態において空気調和機の室内機10は、吸込口1及び吹出口2が形成された本体9と、本体9内に配置され、吸込口1から吸込まれた空気と熱交換する熱交換器3と、熱交換器3において熱交換された空気を吹出口2から吹出させる送風機4と、吹出口2に回動自在に設置され、熱交換器3により熱交換された空気を吹出す吹出し方向を設定する風向板21と、風向板21により設定された空気の吹出し方向に沿って投光し、線状のレーザラインを照射するレーザ装置と、を備えるものである。
これより、照射されたレーザラインによって、室内機10から吹出される空気の到達位置が示される。したがって利用者は、風向板21の向きと吹出された空気の到達位置との関係を視覚的に認識し易く、風向調整を行い易い。
また風向板21は、吹出口2に上下回動自在に設置され、熱交換器3により熱交換された空気を吹出す吹出し方向を上下方向に設定する上下風向板21Aを含み、レーザ装置は、上下風向板21Aにより設定された吹出し方向に沿って投光し、左右方向に延びる線状の主レーザライン33を照射する主レーザ装置31を含むものであってもよい。
これより、上下風向板21Aの傾きが変更されると、上下方向に主レーザライン33が移動する。主レーザライン33は、上下の移動方向に対し左右方向に延びているので、従来のように点状のレーザ光が採用されたものに比べ、吹出された空気の到達位置が一度に広範囲に示される。その結果、室内機10の外観は損なわれず、また室内機10は販売促進などの場面において風向に関する仕様を観客に対し示すことができる。
また主レーザ装置31は、上下風向板21Aに設置されるものであってもよい。これより、主レーザ装置31は上下風向板21Aに連動するため、特別な駆動装置を必要とせず、吹出し方向へ主レーザライン33が照射される。
また空気調和機の室内機10は、吹出口2において本体9と上下風向板21Aとを連結する上下風向板支持部22をさらに備え、主レーザ装置31は、上下風向板支持部22に設置されるものであってもよい。これより、上下風向板21Aは上下風向板支持部22の回転にともない回動するので、主レーザ装置31は上下風向板21Aに連動する。主レーザ装置31は上下風向板21Aに直接設置される場合に比べ、駆動部分に近い位置に設置されるので、主レーザ装置31の重みによる上下風向板21Aのたわみ又は振動等を抑えられる。
また主レーザ装置31は、上下風向板21Aの長手方向に延びる回転軸を有し、回転軸を中心に回転されることにより投光角度が上下方向に調整されるものあってもよい。
これより主レーザ装置31は、拡散光を吹出し方向に沿わせるだけでなく、上下方向に調整された投光角度で投光できる。そのため、上下風向板21Aなどの傾きと到達位置との間にギャップがある場合に、利用者は主レーザライン33の照射位置を調整できる。
また空気調和機の室内機10は、主レーザ装置31を、回転軸を中心に回転させるレーザ駆動装置38と、上下風向板21Aの回動、送風機4、及びレーザ駆動装置38を制御する制御装置50と、をさらに備え、制御装置50は、上下風向板21Aの吹出し角度に基づいて投光角度θLを決定し、レーザ駆動装置38は、主レーザ装置31を決定された投光角度θLに回転させるものであってもよい。
これより、主レーザ装置31の投光角度は自動的に調整される。また、投光角度θLが絶対値として扱われる構成であれば、主レーザ装置31は上下風向板21Aに連動する場所に設置される必要はなく、拡散光が遮られない場所に自由に設置されてもよい。
また熱交換器3の温度を測定する温度センサ70をさらに備え、制御装置50は、上下風向板21Aの吹出し角度と、温度センサ70により測定された温度とに基づいて投光角度θLを決定し、レーザ駆動装置38は、主レーザ装置31を決定された投光角度θLに回転させて調整するものであってもよい。これより制御装置50は、吹出される空気の温度による重さの違いが加味された到達位置を示すことができる。
また制御装置50は、冷房運転時には、上下風向板21Aの吹出し角度より小さくなるよう投光角度θLを決定し、レーザ駆動装置38は、主レーザ装置31を決定された投光角度θLに回転させて調整するものであってもよい。これより、主レーザライン33bは、吹出し方向の延長線と被照射体とが交わる位置より、室内機10に近い位置に照射される。したがって、到達位置を表示する位置精度が向上する。
また制御装置50は、暖房運転時には、上下風向板21Aの吹出し角度より大きくなるよう投光角度θLを決定し、レーザ駆動装置38は、主レーザ装置31を決定された投光角度θLに回転させて調整するものであってもよい。これより、主レーザライン33aは、吹出し方向の延長線と被照射体とが交わる位置より、室内機10から離れた位置に照射される。したがって、到達位置を表示する位置精度が向上する。
また風向板21は、吹出口2に左右回動自在に設置され、熱交換器3により熱交換された空気を吹出す吹出し方向を左右方向に設定する複数の左右風向板21Bを含み、レーザ装置は、左右風向板21Bに設置され、左右風向板21Bにより設定された吹出し方向に沿って投光し、上下方向に延びる線状の副レーザライン34を照射する副レーザ装置32を含むものであってもよい。
これより副レーザ装置32は、左右方向の空気の到達位置を指示すことができる。また主レーザ装置31と副レーザ装置32とを組み合わせて用いる場合、上下方向及び左右方向に延びる複数のレーザラインが照射されるので、室内機10は、吹出された空気の到達範囲を利用者が視覚的に認識し易いよう示すことができる。
なお制御装置50は、例えば図9に示す風向調整に関する操作指令を受けた場合の他に、空調運転が開始されるときに風向表示制御を実施してもよい。また、操作部60は風向表示ボタンを備え、制御装置50は、風向表示ボタンが押されたときに風向表示制御を実施してもよい。
なお、図9のように投光角度が制御装置50により自動的に補正される構成であれば、投光角度θLは絶対値として決定され調整されるので、主レーザ装置31は上下風向板21Aに連動する場所に設置しなくてよい。主レーザ装置31は、拡散光が遮られない場所に設置されればよい。
なお、本実施の形態では回転調整部31bの形状は円柱形状であるものとして説明したが、主レーザ装置本体31aの上下方向の傾きを調整し易い形状であればよく、特にこの形状に限定されない。また、本実施の形態のように主レーザ装置31がL字形状で構成される場合、回転調整部31bに主レーザ装置本体31aの外周を保持する連結部を設けて接続すれば、主レーザ装置本体31aはY軸のまわりに回転でき、主レーザライン33は2軸で校正できる。これより利用者は、例えば室内機10の設置の際などに主レーザライン33が左右に傾いている場合には、主レーザライン33の線が空気の到達位置に合うよう調整できる。
さらに、レーザ装置はレーザラインの線長が変更できるものであって、空気の吹出し範囲に応じた線長のレーザラインが照射されるよう構成してもよい。
1 吸込口、2 吹出口、3 熱交換器、4 送風機、9 本体、10 室内機、21 風向板、21A 上下風向板、21B 左右風向板、22 上下風向板支持部、22a 軸受、23 左右風向板支持部、31 主レーザ装置、31a 主レーザ装置本体、31b 回転調整部、32 副レーザ装置、33,33a,33b 主レーザライン、34 副レーザライン、38 レーザ駆動装置、50 制御装置、51 運転制御手段、52 風向表示制御手段、55 記憶手段、60 操作部、70 温度センサ、θH 暖房時補正値、θC 冷房時補正値、θP 基準角度(吹出し角度)、θL 投光角度。
本発明に係る空気調和機の室内機は、吸込口及び吹出口が形成された本体と、前記本体内に配置され、前記吸込口から吸込まれた空気と熱交換する熱交換器と、前記熱交換器において熱交換された空気を前記吹出口から吹出させる送風機と、前記吹出口に上下回動自在に設置され、前記熱交換器により熱交換された空気を吹出す吹出し方向を上下方向に設定する上下風向板と、前記上下風向板により設定された空気の吹出し方向に沿って投光し、左右方向に延びる線状のレーザラインを照射するレーザ装置と、を備えるものである。

Claims (10)

  1. 吸込口及び吹出口が形成された本体と、
    前記本体内に配置され、前記吸込口から吸込まれた空気と熱交換する熱交換器と、
    前記熱交換器において熱交換された空気を前記吹出口から吹出させる送風機と、
    前記吹出口に回動自在に設置され、前記熱交換器により熱交換された空気を吹出す吹出し方向を設定する風向板と、
    前記風向板により設定された空気の吹出し方向に沿って投光し、線状のレーザラインを照射するレーザ装置と、を備える
    空気調和機の室内機。
  2. 前記風向板は、前記吹出口に上下回動自在に設置され、前記熱交換器により熱交換された空気を吹出す吹出し方向を上下方向に設定する上下風向板を含み、
    前記レーザ装置は、前記上下風向板により設定された吹出し方向に沿って投光し、左右方向に延びる線状の主レーザラインを照射する主レーザ装置を含む請求項1に記載の空気調和機の室内機。
  3. 前記主レーザ装置は、前記上下風向板に設置されるものである請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  4. 前記吹出口において前記本体と前記上下風向板とを連結する上下風向板支持部をさらに備え、
    前記主レーザ装置は、前記上下風向板支持部に設置されるものである請求項2に記載の空気調和機の室内機。
  5. 前記主レーザ装置は、前記上下風向板の長手方向に延びる回転軸を有し、前記回転軸を中心に回転されることにより投光する投光角度が上下方向に調整される請求項4に記載の空気調和機の室内機。
  6. 前記主レーザ装置を、前記回転軸を中心に回転させるレーザ駆動装置と、
    前記上下風向板の回動、前記送風機、及び前記レーザ駆動装置を制御する制御装置と、をさらに備え、
    前記制御装置は、前記上下風向板の吹出し角度に基づいて投光角度を決定し、
    前記レーザ駆動装置は、前記主レーザ装置を前記決定された投光角度に回転させる請求項5に記載の空気調和機の室内機。
  7. 熱交換器の温度を測定する温度センサをさらに備え、
    前記制御装置は、前記上下風向板の吹出し角度と、前記温度センサにより測定された温度とに基づいて投光角度を決定し、
    前記レーザ駆動装置は、前記主レーザ装置を前記決定された投光角度に回転させて調整する請求項6に記載の空気調和機の室内機。
  8. 前記制御装置は、冷房運転時には、前記上下風向板の吹出し角度より小さくなるよう投光角度を決定し、
    前記レーザ駆動装置は、前記主レーザ装置を前記決定された投光角度に回転させて調整する請求項6又は7に記載の空気調和機の室内機。
  9. 前記制御装置は、暖房運転時には、前記上下風向板の吹出し角度より大きくなるよう投光角度を決定し、
    前記レーザ駆動装置は、前記主レーザ装置を前記決定された投光角度に回転させて調整する請求項6〜8のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
  10. 前記風向板は、前記吹出口に左右回動自在に設置され、前記熱交換器により熱交換された空気を吹出す吹出し方向を左右方向に設定する複数の左右風向板を含み、
    前記レーザ装置は、前記左右風向板に設置され、前記左右風向板により設定された吹出し方向に沿って投光し、上下方向に延びる線状の副レーザラインを照射する副レーザ装置を含む請求項1〜5のいずれか一項に記載の空気調和機の室内機。
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