JPWO2017212513A1 - 生体認証装置 - Google Patents

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Abstract

指の幅には個人差があり、細い指と太い指の両方において、ガイドなどによって毎回同じ位置に置くように指の位置を制限することは難しかったため、指を置いた位置のずれにより認証精度の劣化を回避することはできなかった。
生体情報に基づいて認証を行う生体認証装置であって、指の腹部分と接する指先底面部と、指先底面部と略垂直に接続し、指の先端と所定の角度で接する面を有する指先面部と、指先面部および指先底面部と接続し、指の側面と対抗する面を有する指先側面部と、から構成される指先置き部を備える生体認証装置。

Description

本発明は、生体認証装置に関する。
生体情報を用いて利用者を認証する生体認証装置が様々な機器やシステムで利用されている。生体認証装置で本人認証する際には、利用者は指や目といった身体の所定部位を認証装置にかざす動作または覗く動作(認証操作)を行うことで生体情報を読取りし、生体情報から抽出した特徴量と、あらかじめ本人が登録した生体情報の特徴量とを照合して照合一致度を算出し、一致度が所定の閾値を超えるか否かによって、本人の判定を行う。
本発明の背景技術に、特開2011−2988号公報(特許文献1)がある。この公報には、「指が短く細い子供の指でも大人と分けて別な専用の指静脈認証装置を準備することなく、認証処理を行うことができる指静脈認証装置を提供する。」という技術が記載されている(要約参照)。また、別の背景技術として、特開2013−149115号公報がある。この公報には「指根元部位の静脈の圧迫による認証率低下を軽減することが可能な指静脈認証装置を提供する。」という技術が記載されている(要約参照)。
特開2011−2988号公報 特開2013−149115号公報
指紋認証装置や指静脈認証装置等、指を定められた位置に置き、カメラや静電センサ等の各種センサにて生体情報を取得する生体認証装置において、認証ごとに定められた位置に指を置くことが難しい。そのため、登録時と認証時で取得できる生体情報が異なってしまい、これにより認証精度が劣化するという問題があった。
この問題を解決するために、従来の生体認証装置では、指先を置く部分に図7に示すような指先の形状に似た窪みを設置し、指先が前後左右に動くことを制限し、毎回同じ位置に指を置くことが可能な構成になっていていた。しかし、指の太さには個人差があり、窪みよりも細い指を置いた場合には、左右方向のずれを制限することができなかった。
また、特開2011−2988号公報では、中間ガイドを設けることで長さが長い指と短い指の両方に対応できる装置が提案されている。しかし、この装置では様々な長さの指に対応するため、前ガイドに届かない短い指では前後方向の動きを制限できないため、前後方向のずれを制限することは難しい。
また、特開2013−149115号公報ではV字型の指置き台にて、指の太さに関わらず左右方向のずれを制限する装置が提案されている。しかし、細い指と太い指では撮影素子からの距離が異なってしまうため、焦点距離をどちらか一方にあわせるともう一方の焦点が合わなくなり正しい画像が撮影できない可能性がある。
そこで本発明は、指の太さに個人差がある場合であっても安定した指置きを可能な生体認証装置を提供する。
上記課題を解決するための一つの手段として、生体情報に基づいて認証を行う生体認証装置であって、指の腹部分と接する指先底面部と、指先底面部と略垂直に接続し、指の先端と所定の角度で接する面を有する指先面部と、指先面部および指先底面部と接続し、指の側面と対抗する面を有する指先側面部と、から構成される指先置き部を備える生体認証装置を提供する。
本発明によれば、指を定められた位置に置き、生体情報を取得する生体認証装置において、指の太さに関わらず、位置ずれを抑制して指を置くことができる。これにより、登録時と認証時で同じ生体情報を取得することができるため、生体認証の認証精度を向上することができる。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
指静脈認証装置の全体形状を示す外観図である。 指静脈認証装置の装置構成を示すブロック図である。 指先置き部の形状を示す図である。 指先置き部の形状を示す図である。 指静脈認証装置を用いた取引を示すフローチャートである。 指静脈認証装置の表示部に表示される画面を示す図である。 従来の指静脈認証装置の指先置き部の形状を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。なお、本実施形態では生体認証装置の一例として指静脈認証装置を挙げて説明をする。
図1は、本実施形態を適用した指静脈認証装置100の全体形状を示した外観図である。図1(a)は指静脈認証装置100を上方からみた上面図である。図1(b)は図1(a)の上面図に示したA−A線で切断した際の右断面図である。図1(c)は指静脈認証装置100を斜め上方からみた斜視図である。
指先面部101は、指静脈認証装置100に置かれた指116の先端部と接する面である。指先側面部102は指116の先端部の側面と接する面である。指先底面部103は指115の先端部の底面(指の腹部分とも言う)と接する面である。指先ガイド104は、指静脈認証装置100を利用する者に対して、指を置く位置を示す半円形状のガイドである。指先面部101、指先側面部102および指先底面部103を合わせて指先置き部105として総称することもできる。また、指先置き部105には、指先ガイド104を加えて総称することもできる。指先置き部105の詳細については後述する。なお、指116の先端部とは、指116の第一関節から先として説明するが、個人差によっては第一関節から前後する部分を含めることもできる。
指元置き部106は、指静脈認証装置100に提示された指116の根元を支持する支持部である。近赤外光発光部109は、指先置き部105と指元置き部106に置かれた指116の側面上方に向けて指の両側から近赤外光を発光する。本実施形態では指116の両側から照射しているが、近赤外光発光部109の配置を調整して片側から照射しても良い。撮影窓部107は、指先置き部105と指元置き部106の間にあり、置かれた指116の第一関節から第2関節の付近に位置し、指とは直接には接することはないように段差を設けて構成されている。また、撮影窓部107には近赤外線以上の長い波長のみを透過する近赤外透過フィルタが設置されており、近赤外光発光部109以外から指116に照射される太陽光などの外光の影響を低減している。フィルタには近赤外線以上の長い波長を透過する近赤外光透過フィルタの他、近赤外線よりも短い波長と長い波長の両方を遮断して近赤外光のみを透過するバンドパスフィルタを用いても良い。撮影窓部107の下方(装置の底面側)には、近赤外光発光部109から発光され、指116を透過した透過光を撮影する撮影部108が設けられている。
入力部110は、指静脈認証装置100を操作する際に、操作者からの入力を受け付ける。本実施形態では、入力部110−1〜110−4の4つを設けており、表示内容を選択するボタン110−1(SELECT)、表示内容を切り替えるボタン110−2、110−3(三角形の図形を表示)、入力を決定するボタン110−4(ENTER)としてそれぞれ機能を割り当てている。なお、入力部110の数は4つに限定されるものではないし、入力部110に割り振られる機能も本実施形態で説明する機能以外の機能が割り振られてもよい。
表示部111は、生体認証を行った際に、認証成功または認証失敗などの情報を表示する表示部である。LCD、有機ELなどの表示装置によって構成される。表示部111に表示される画面等は後述する。なお、タッチパネルのように表示部111と入力部110が一つに統合することもできる。
SIMカードスロット112は蓋形状となっており、蓋を開けるとアクセスできる図示しないスロットにSIMカードを挿入/取出しする。挿入されるSIMカードには、認証に用いられる生体情報のテンプレート等を記憶することができ、認証の際に活用する。なおSIMカード内には制御チップが備えられていてもよく、制御チップを用いてカード内認証を行うこともできる。
LED113は、指静脈認証装置100の状態を示すことができる発光部である。例えば、後述する外部接続I/F114を用いて図示しない外部装置と接続し指静脈認証装置100を充電する場合などでは、LEDは赤く発光させることで充電中であることを示すことができる。また、生体認証を失敗したときは認証失敗を示す色を発光させてもよい。
外部接続I/F114は指静脈認証装置100と図示しない外部装置とを接続する際に用いられる接続部である。本実施形態では、外部接続I/F114をUSB(Universal Serial Bus)として説明するが、USBに限らず別の通信規格であってもよい。なお、外部装置は、USB等の外部接続I/F114と接続できるI/Fを備えたコンピュータ等である。また、外部接続I/F114は後述する無線通信部203と区別するため有線通信部と呼ぶこともできる。
切替部115は、指静脈認証装置100の電源のON/OFFを切り替えるとともに、指静脈認証装置100と外部装置との接続を切り替える切替部である。本実施形態は、外部装置との接続を、外部接続I/F114を用いた接続と、無線通信を用いた接続の2種類を備えるとして説明をする。切替部115は、図1(C)に示すように左(矢印B方向)、中央、右(矢印C方向)と3つ場所に切り替え可能である。例えば、左(矢印B方向)に切り替えた場合はUSBによる接続が選択され、右(矢印C方向)に切り替えた場合は、無線通信による接続が選択されるとしてもよい。また、中央は電源OFFが選択される。なお、本実施形態では、無線通信はBluetooth(登録商標)を採用していると説明をするが、Bluetooth(登録商標)以外の無線通信の規格が実装されてもよい。
段差119は指先底面部103と撮影窓部107の間に設けられた段差である。また、段差120は指元置き部106と撮影窓部107の間に設けられた段差である。点線の円で示した部分が各段差に該当し、詳細は後述する。
図2は、本実施形態の指静脈認証装置100の装置構成を説明するブロック図である。なお、上記で説明した構成については、重複するため省略する。
指静脈認証装置100は、CPU201、メモリ202、無線通信部203、外部接続I/F114、電源部204、SIMカードスロット112、指先センサ205、指元センサ206、表示部111、撮影部108、近赤外光発光部109、入力部111、LED113、切替部115、音声出力部207とから構成され、BUSや電気回路によりそれぞれ接続されている。
CPU201は、指静脈認証装置100の各構成を制御する制御部である。メモリ202は、CPU201により実行されるプログラム(認証プログラム202−1、制御プログラム202−3)の他、制御に必要な情報(無線接続情報202−2)等を記憶する記憶部である。
無線通信部203は、指静脈認証装置100と外部装置を無線接続する通信部である。電源部204は、指静脈認証装置100に電源を供給するバッテリである。電源部204は外部接続I/F114が外部装置と接続した際に、バッテリを充電することができる。
指先センサ205は、指先底面部103に設けられたセンサであり、指先が置かれたか否かを検知する。指元センサ206は、指元置き部106に設けられたセンサであり、指元が置かれたか否かを検知する。本実施形態では指先センサ205および指元センサ206は静電センサを例に挙げて説明をするが、静電センサ以外のセンサを用いてもよい。また、物理スイッチを押されたことで指がかざれたことを検知するセンサであってもよい、
音声出力部207は、生体認証が失敗した際のエラー音を鳴らす、または、指静脈認証装置100に電源が入った際等に電子音を鳴らす為のブザーなどの装置である。
なお、本実施形態では説明を簡単にするためにプログラムが主体となって制御するような記載もあるが、実際は上記するCPU等のハードウェア資源を用いてプログラムが実行される。
図3は、指静脈認証装置100の指先置き部105と指元置き部106の近傍を拡大し、斜め上方からみた拡大図である。また、図4(a)は、指先置き部105の拡大上面図、図4(b)は図4(a)をA―A線で切断したときの右断面図である。図4(c)は細い指117を指先置き部105に置いた場合の状態を示す図である。図4(d)は太い指118を指先置き部105に置いた場合の状態を示す図である。本実施形態の指置き部105の詳細について、図3、図4を用いて説明する。
本実施形態の指置き部105は、上記するように指先面部101、指先側面部102、指先底面部103から構成されている。
指先面部101は、指先底面部103から鉛直上方向に略垂直に設けられた面であり、指先と二面で接触し支持するように構成される。図4(a)に示すように、上面からは三角形の二辺を構成するように見える。この三角形の二辺によりなす角aは鈍角であり、細い指を突き当てた時に三角形の両辺に指の先端が接触し、指先を中央部分へと自然に誘導できるようにすると共に、太い指を置いた際に指先と干渉して生体画像の撮影に影響を与えない様に120度前後とすることが望ましい。また、指先面部101の高さbは、爪が指先部分100と干渉しないようにすると共に、浅くしすぎて指116を突き当てた時に壁面を乗り越えてしまわないような高さが望ましい。逆に高さが高い場合は、指が壁面を乗り越えないが、爪が指先面部101と接触してしまい、正しい位置に指を置くことができなくなってしまう。本実施形態では、指先底面部103から5mm程度の高さとする。
指先側面部102は、指先面部101と繋がり、指先底面部103から鉛直上方向に略垂直に設けられ、置かれた指を左右から二面で支持する支持部である。指先側面部101の間隔cは、太い指を置いた時に邪魔にならないように、15〜20mm程度とすることが望ましい。なお、指先側面部102は、置かれる指が細い指である場合には、指と接触しない、あるいは、一部が接触する。そのため、指先側面部102は指の側面と対抗する位置にある面であるとも言える。また、指先側面部102自体も互いに対抗する位置にある。指先底面部103は、接続する指先面部101、指先側面部102の形状と段差119により、上面からは五角形の形をしているように見える。
なお、本実施形態では指先置き部105は生産性を高めるために樹脂を加工して一体成型として作成されることを想定している。そのため、指先面部101および指先側面部102が指先底面部103に対して略垂直に構成される。また、指先面部101と指先底面部103の接続部が垂直ではなく緩やかなカーブを備えている。指先側面部102と指先底面部103の接続部も同様である。しかし、それぞれが別の部品で構成され、その後1つの指先置き部105として作成されてもよい。その場合、各部の接続箇所を垂直に接続するように構成することもできる。
ここで、本実施形態の指先置き部105の効果を説明する前に、従来の指先置き部の問題点について説明する。図7(a)は従来使用されていた指静脈認証装置の指先置き部701の形状を示す図である。図7(b)は図7(a)をD―D線で切断したときの右断面図である。図7(c)は細い指117を指先置き部に置いた場合の状態を示す図である。図7(d)は太い指118を指先置き部に置いた場合の状態を示す図である。
図7に示す従来の指置き部の形状(以下、従来形状701とする)は、指の形状に合わせた丸い形状となっており、幅は太い指にあわせて15mm程度とすることが一般的である。従来形状701の場合、その形状が指先を連想させるため、ユーザはどこに指を置けば良いか直感的に判断することができる利点がある。しかし、図7(c)に示すとおり指先の幅が10mm程度の細い指117を置いた時に、従来形状701では指を置く部分と指側面に隙間ができるため、指中心部分のずれ702が発生しても指を置くことができてしまう。また、指が突き当たる部分が半円状になっており、左右方向への移動を制限する形状ではないため、ユーザは何も制限されることなくずれた位置に指を置くことができてしまう。
登録時と認証時で指の位置ずれが発生すると、撮影部108で撮影される指の画像が登録時と認証時で異なってしまうため、本人であっても他人と認識したり、他人であっても本人と認識したりする可能性が高まってしまうため、従来形状701では認証精度が低下してしまうという問題が発生していた。
細い指117を置いた時に指がずれないようにするには、指を置く部分の幅を狭くする必要がある、しかし、細い指117に対応させるために幅を狭くすると、太い指118を置いた時に、指を置く部分に指先が入らなくなるという問題が発生してしまう。
以上のように、従来形状701では細い指117と太い指118のように個人差がある指を正しく置くことが難しいという問題が生じていた。
本実施形態による形状において、細い指117を置いた場合、図4(c)に示すとおり指先面部分101の三角形部分の二辺に指117を突き当てることによって、指先面部101の二辺がなす角度aにより自然に中央部分へと指が誘導されるため、毎回中央部の同じ位置に指を置くことが可能となる。
また、図4(d)に示すとおり、幅が太い指118を置いた場合、本実施形態による形状では指先面部101と指側面部102によって、前後左右の動きが制限されるため、毎回同じ位置に指を置くことが可能となる。
以上のように、本発明による形状は、細い指117と太い指118の両方において毎回同じ位置に指を置くことが可能となる。そのため、指の位置ずれによる認証精度の劣化を防止することが可能となる。
また、従来形状701では指を置いた際に指をそのまま置くことが可能であり、指を押し付けることも可能な形状であった。指を強く押し付けてしまうと指の血管の血流を阻害することとなり、指静脈の撮影や認証に影響が出る場合があった。一方、本実施例の形状では指先面部101の二面で指を支える構造となっているため、指を強く押し付ける構造ではない。そのため、血流を妨げることはなく、指静脈の撮影や認証に影響が出ることも少ない。特に、装置奥側(矢印B方向)に指を押し当てる場合を考えると、従来形状では指の腹を含む指全体を押しつけてしまうが、本実施形態の形状では、指先面部101に接する面を押しつけることになるので、影響は少ない。
さらに本実施形態では、図3に示すとおり指先面部101の外側に半円状の段を設けて指形状を示す指先ガイド104としている。この構成により、従来形状と同様に指静脈認証装置100を利用するユーザに対して指先の形状を連想させることができ、指を置く位置であることを判別し易くしている。なお、指先ガイド104は、半円状の段以外に塗装による色分け等で示しても良い。換言すると、半円状の縁に指の形状を連想させる塗装をしてもよい。
図1(b)は、指静脈認証装置100をAA線で切断した右断面図を示している。右断面図から明らかなように、指先置き部105と撮影窓部107がある面には段差119を設けている。同様に、指元置き部106と撮影窓部107がある面にも段差120を設けている。指先置き部105と指元置き部106と撮影窓部107にそれぞれ段差を設けることで、指先および指元の血流を妨げないという効果を備えている。換言すると、指先または指元に力が入り指先置き部105または指元置き部106に指118が押しつけられたとしても、段差により血流が確保され、静脈の撮影が可能となる。
また、段差119、段差120が無い場合は、指を強く押し付けたときに、撮影窓部107の周辺部において指の皮膚が引っ張られる状態となるため、静脈が圧迫されて見えなくなってしまう場合がある。しかし、段差119、段差120を撮影窓部107から一定の間隔を離して設置することで、圧迫されて見えなくなる部分を撮影窓部107の外側とすることができ、指を強く押し付けたとしても正常に静脈画像を撮影することが可能である。なお、段差は段差119、120のいずれか一方しか設けない場合であっても、上記効果は有している。
次に本実施形態の指静脈認証処理について図5を用いて説明する。図5は認証処理および取引を説明するフローチャートである。
なお、本実施形態では、認証に使用する生体情報(指静脈)のテンプレートを既に備えた状態で説明をする。生体情報のテンプレートの作成方法については、既に公知であるため説明を省略する。なお、生体情報のテンプレートは図示しないSIMカードに記憶されているとする。また、ここで説明をする取引は、銀行の取引決済を例に挙げて説明をする。具体的には、銀行で決済処理をする際に、決裁権限を持つ従業員が指静脈を用いて署名する処理について説明をする。
初めに、指静脈認証装置100は、外部装置から決裁情報を受信する(S11)。本実施形態では、決裁処理を行うタイミングで決裁情報を外部装置から受信しているが、予め決裁情報を外部装置から受信をし、任意のタイミングで決済処理が行えるようにしてもよい。
受信した決裁情報を表示部111に表示する(S12)。表示部111に表示される情報について図6を用いて説明する。図6(a)は、表示部111に表示される決裁処理の第1の画面601、図6(b)は、表示部111に表示される決裁処理の第2の画面602である。第1の画面601には「1/2」、第2の画面602には「2/2」とあるように、入力部110の入力により画面を切り替えて使用することができる。これは、表示部111に表示できる文字数に上限があるためである。ここでは、第2の画面602に示すように「2,000,000USD」を口座番号「1234567」に振り込む振込取引に関する決裁を例に挙げて説明する。このように指静脈認証装置100の表示部111で取引内容を確認した後に、決裁処理を行えるため、例えば、外部装置の表示画面が悪意により改竄され正しい表示がされない場合であっても、指静脈認証装置100側で正しい取引や振り込み先が表示されることで安全に取引を行う事ができる。
表示部111に表示された情報を確認し、取引を続行するか取引を中断するかを入力部110により入力する。具体的には、取引を続行する場合にはOKボタンを押下し、取引を中断する場合はCancelボタンを押下する(S13)。Cancelボタンが押下された場合は(S13:Cancel)、取引を中断する旨のエラーメッセージが表示され(S20)、操作は終了する。一方、OKボタンが押下された場合は(S13:OK)、指静脈認証のステップへ進む。
指静脈認証のステップでは、初めに表示部111に指116を提示するように表示がされる(S14)。指116が指先置き部105および指元置き部106に置かれたことを指先センサ205および指元センサ206からの出力で検知すると、近赤外光発光部109より近赤外光が指116へ向けて照射され、指116を透過した透過光を撮影部108で撮影をする。
指静脈の撮影終了後、撮影が正しく終了したかを確認する(S15)。外光の影響などにより指静脈画像が正しく撮影できていなかった場合(S15:No)、再度指116の提示を要求する画面を表示部111に表示する。指静脈画像が正しく撮影されている場合は(S15:Yes)、次の指静脈認証処理(S16)に進む。
指静認証処理(S16)では、撮影部109が撮影した指静脈画像から指静脈認証に使用する特徴量を算出し、SIMカードに記憶されている生体情報のテンプレートとマッチングを実施する。マッチングの結果、予め定められた閾値よりも高い評価結果が求められた場合は認証が成功し、閾値よりも低い場合は認証が失敗したと判断する。特徴量の算出方法や、マッチングの詳細については既に公知の技術であるため、説明は省略する。また、マッチングは指静脈認証装置100で実施してもよいし、SIMカード内で実施してもよいし、その両方を用いて実施してもよい。装置100とSIMカードの両方で認証処理を実施した場合は、いずれかで実施した場合よりもセキュリティは高くなる。
認証処理を実施した結果、認証に失敗した場合(S17:No)、認証が失敗したことを示す表示とリトライするか否かを確認する画面が表示部111に表示され、リトライをする場合(S19:Yes)、ステップ14に戻り同様の処理をする。リトライをしない場合(S19:No)、エラーが表示され処理を終了する。
認証に成功した場合(S17:Yes)、決裁処理を実行してもよい旨を外部装置へ送信し、処理が終了する(S18)。
以上より、本実施形態の指静脈認証装置100は、指先面部101、指先側面部102、指先底面部103により構成された指先置き部105を設けることで、指116に個人差(細い、太い)があったとしても同じ位置に指を置かせることが可能となる。
また、指先置き部105に指先ガイド104を設けることで、認証を使用とする者に対して指の置き場所をより明確にすることができる。また、指先置き部105と指元置き部106と撮影窓部107がある面に対して段差を設けることで、指116の血流を妨げることなく、指静脈画像を取得することができる。
また、表示部111に取引に関する情報を表示することで、外部装置が悪意有るものにより画面の表示が変更されたとしても、正しい取引情報がわかるため正規の取引を実施することができる。
実施例1では、生体情報として指静脈を取得していたが、指静脈以外の生体情報を取得する場合であっても適用する事が可能である。
例えば、指先底面部103を透明な材用で構成し、指先底面部103にある指先センサ205を指紋が撮影可能なセンサにすることで、指紋により認証する指紋認証装置として使用することができる。また、指紋のみで認証するだけでなく、指紋と指静脈の両方を用いた、いわゆるマルチモーダルな運用も可能となる。複数の生体情報を用いることで、よりセキュリティを高めることができる。
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではない。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
100:指静脈認証装置、101:指先面部分、102:指先側面部、103:指先底面部、104:指先ガイド、105:指先置き部、106:指元置き部、107:撮影窓部、108:撮影部、109:近赤外光発光部、110:入力部、111:表示部、112:SIMカードスロット、113:LED、114:外部接続I/F、115:切替部、119、120:段差

Claims (10)

  1. 生体情報に基づいて認証を行う生体認証装置であって、
    指の腹部分と接する指先底面部と、
    前記指先底面部と略垂直に接続し、前記指の先端と所定の角度で接する面を有する指先面部と、
    前記指先面部および前記指先底面部と接続し、前記指の側面と対抗する面を有する指先側面部と、
    から構成される指先置き部を備える生体認証装置。
  2. 請求項1に記載の生体認証装置であって、
    前記指先面部は第1の面と第2の面を有し、前記所定の角度は前記第1の面と前記第2の面によりなす鈍角であることを特徴とする生体認証装置。
  3. 請求項1または2に記載の生体認証装置であって、
    前記指先置き部は、前記指先面部と接続する半円状の指先ガイドを備える、ことを特徴とする生体認証装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1つに記載の生体認証装置であって、
    前記指の根元と接する指元置き部と、
    前記指を撮影するための撮影窓部と、を備え、
    前記指先底面部と前記撮影窓部との間には第1の段差を構成し、
    前記指元置き部と前記撮影窓部との間には第2の段差を構成し、
    前記第1の段差および前記第2の段差は前記撮影窓部から離れた位置に配置すること、を特徴とする生体認証装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1つに記載の生体認証装置であって、
    外部装置と有線で接続し通信を送受信する外部接続部と、
    前記外部装置と無線で接続し、通信を送受信する無線通信部と、
    当該生体認証装置の電源の入力および切断の切り替えをする切替部と、
    前記切替部の入力により電源の供給をする電源部と、
    前記切替部が第1の方向に入力されたことを検知した場合に電源を入れるとともに前記外部接続部による通信を選択し、前記切替部が第2の方向に入力されたことを検知した場合に電源を入れるとともに前記無線通信部による通信を選択する制御部とを備えること、を特徴とする生体認証装置。
  6. 請求項5に記載の生体認証装置であって、
    前記外部装置から受信した情報を表示する表示部と、
    前記表示部の表示を操作する入力部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記表示部に表示された前記受信された情報のうち、前記表示部に表示しきれない情報を前記入力部の入力により、切り替えて表示をさせることを特徴とする生体認証装置。
  7. 請求項5または6に記載の生体認証装置であって、
    挿入された情報記憶装置に対し情報の読み書きを行うスロットと、
    指に近赤外光を照射する発光部と、
    指を透過した透過光を撮影する撮影部と、を備え、
    前記情報記憶装置に生体情報が記憶されている場合、
    前記制御部は、前記撮影部で撮影した生体情報と前記記憶されている生体情報の照合を、前記制御部が実行する、前記情報記憶装置に実行させる、或いは前記制御部が実行するとともに前記情報記憶装置に実行させること、を特徴とする生体認証装置。
  8. 請求項1から7のいずれか1つに記載された生体認証装置であって、
    前記指先側面部は、第3の面と前記第3の面に対抗する第4の面を備え、
    前記第3の面は、前記第1の面と前記指先底面部に接続し、
    前記第4の面は、前記第2の面と前記指先底面部に接続することを、特徴とする生体認証装置。
  9. 請求項1から8のいずれか1つに記載の生体認証装置であって、
    前記指先ガイド部は、半円状の段差を備えるおよび/または前記指先置き部とは異なる色を有することを特徴とする生体認証装置。
  10. 請求項1から9のいずれか1つに記載の生体認証装置であって、
    前記指先面部、前記指先側面部、前記指先底面部は、一体として形成されることを特徴とする生体認証装置。
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