JP2018506799A - 携帯用電子デバイスのユーザをガイドする方法 - Google Patents
携帯用電子デバイスのユーザをガイドする方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018506799A JP2018506799A JP2017544586A JP2017544586A JP2018506799A JP 2018506799 A JP2018506799 A JP 2018506799A JP 2017544586 A JP2017544586 A JP 2017544586A JP 2017544586 A JP2017544586 A JP 2017544586A JP 2018506799 A JP2018506799 A JP 2018506799A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fingerprint sensor
- finger
- fingerprint
- user
- placement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
- G06V40/10—Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
- G06V40/12—Fingerprints or palmprints
- G06V40/13—Sensors therefor
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/1613—Constructional details or arrangements for portable computers
- G06F1/1626—Constructional details or arrangements for portable computers with a single-body enclosure integrating a flat display, e.g. Personal Digital Assistants [PDAs]
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F1/00—Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
- G06F1/16—Constructional details or arrangements
- G06F1/1613—Constructional details or arrangements for portable computers
- G06F1/1633—Constructional details or arrangements of portable computers not specific to the type of enclosures covered by groups G06F1/1615 - G06F1/1626
- G06F1/1684—Constructional details or arrangements related to integrated I/O peripherals not covered by groups G06F1/1635 - G06F1/1675
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0481—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] based on specific properties of the displayed interaction object or a metaphor-based environment, e.g. interaction with desktop elements like windows or icons, or assisted by a cursor's changing behaviour or appearance
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F3/00—Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
- G06F3/01—Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
- G06F3/048—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
- G06F3/0484—Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
- G06V40/10—Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
- G06V40/12—Fingerprints or palmprints
- G06V40/1347—Preprocessing; Feature extraction
- G06V40/1359—Extracting features related to ridge properties; Determining the fingerprint type, e.g. whorl or loop
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06V—IMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
- G06V40/00—Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
- G06V40/60—Static or dynamic means for assisting the user to position a body part for biometric acquisition
- G06V40/67—Static or dynamic means for assisting the user to position a body part for biometric acquisition by interactive indications to the user
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Image Input (AREA)
- Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
Abstract
本発明は、携帯用電子デバイスに備えられた指紋センサを動作させる際に携帯用電子デバイスのユーザをガイドする方法に関する。本発明によって、指紋センサを使用する際の登録プロセスの改善ならびに全般的な改善が可能になる。本発明は、対応する電子デバイスおよびコンピュータプログラム製品にも関する。【選択図】図5b
Description
本発明は、携帯用電子デバイスに備えられた指紋センサを動作させる際に携帯用電子デバイスのユーザをガイドする方法に関する。本発明は、対応する電子デバイスおよびコンピュータプログラム製品にも関する。
電子デバイスにアクセスするためのセキュリティを強化し、それによって、ユーザ利便性を向上させるために、様々なタイプの生体認証システムがますます使用されている。特に、指紋センサは、例えば、そのスモールフォームファクタ、高性能、およびユーザ受容性(user acceptance)のために、そのようなデバイスにうまく一体化されてきた。(容量性、光学的、熱的などの)様々な利用可能な指紋検知原理の中でも、容量性検知は、特に、サイズおよび消費電力が重要な問題である用途において最も一般的に使用されている。
コストおよび貴重な表面スペースを節約するために、指紋センサの一層の小型化に向けた努力がなされている。全指紋の画像を同時に取り込む「一度に」の指紋スキャナとは対照的に、そのようなより小型の指紋センサは、ユーザの指紋よりも実質的に小さいことがある。任意の所定の時間に指紋の一部分だけを撮像することによって、部分指紋センサのサイズおよびコストを、完全な指紋センサよりもかなり小さく、安くすることができる。次いで、複数のより小さな指紋画像部分が、例えば、特徴抽出によって完全な指紋画像へと結合される。
より小さな指紋画像部分を互いに結合させることができるように、指紋画像部分のそれぞれが十分な品質レベルを有することが望ましい。このことは、典型的には、指がどのように指紋センサに接触しているかに制約を加える。様々な人的要因の問題のために、指紋センサに対して自分の指をどのように位置決めするかを正確に知ることはユーザにとってはそれほど容易ではなく、異なるユーザは、自分の指を異なるやり方で置く。このタイプのバリエーションに対処するために、現代の部分指紋センサは、しばしばユーザをガイドするための機械的手段(例えば、くぼみ)および/または指位置センサを組み込み、指紋センサに対する指位置を決定している。
そのような指位置センサを備える指紋システムの一例が米国特許第8077935号に開示されており、指位置センサが位置ピックアップレートおよび複数の位置駆動プレートを含む。動作中に、駆動プレートは、信号バーストによって連続して活性化される。活性化された駆動プレートおよびピックアッププレートに指が接触しているか、ほぼ接触している場合、信号バーストは、指のバルクを介してピックアッププレートへ伝えられる。活性化された駆動プレートに指が接していない場合は、信号バーストは、空気を介してピックアッププレートへ伝えられ、はるかに小さな信号が検出される。それゆえ、検知された信号レベルは、活性化された駆動プレートおよびピックアッププレートに指が接触しているかどうかを示す。駆動プレートすべてからの検出された信号を分析することによって、指端部の位置を決定することができ、ユーザに、指紋センサに対する指の実際の指配置および所望の指配置を示すことができる。
たとえ、米国特許第8077935号による指紋検知システムが「より小型の」指紋センサの使用に対する改善を提供しているとしても、指位置センサを追加的に含むことによって、携帯電話などの携帯用電子デバイスに対する実装可能性が限定され、利用可能な物的財産が非常に限定される。加えて、示唆されたガイダンスは、異なるユーザが異なるレベルの指紋センサ使用経験を有し、それゆえ異なるレベルのガイダンスが必要であるという事実を考慮に入れてない。
指紋センサに対して自分の指をどのように位置決めするかに関してユーザをガイドする、米国特許第2010/0303311(A1)号がさらに注目される。ガイディングは、指紋センサに対する指の現在位置と直接関連する。
従来技術の上述および他の欠点に鑑みて、本発明の目的は、典型的には機械的なガイド手段を含むことに頼らなくても、最適な性能を確保するための適正なガイダンスを提供することによって、指紋センサ上へのユーザの指配置を手助けすることである。
したがって、本発明の態様によると、携帯用電子デバイスのユーザをガイドする方法が提供され、本電子デバイスが、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を表示するように構成された表示ユニット、ピクセルのアレイを有し指の指紋パターンの指紋表現を取り込むために構成された指紋センサ、ならびに表示ユニットおよび指紋センサに接続され表示ユニットおよび指紋センサの動作を制御するように構成された制御ユニットを備え、本方法が、第1の時点で、指紋センサを使用して指紋パターンの対応する第1の部分の第1の部分指紋画像を取得するステップと、第1の部分指紋画像に基づいて、指紋センサに対する指の第1の配置を決定するステップと、第1の指配置に基づいて、第1のユーザガイダンスを選択するステップと、第1のユーザガイダンスを指紋センサに対して指を再配置するためのユーザに提供するステップと、第2の時点で、指紋センサを使用して指紋パターンの対応する第2の部分の第2の部分指紋画像を取得するステップと、第2の部分指紋画像に基づいて、指紋センサに対する指の第2の配置を決定するステップと、第1および第2の指配置の両方を考慮に入れて、第2のユーザガイダンスを選択するステップと、第2のユーザガイダンスを指紋センサに対して指を配置するためのユーザに提供するステップとを含む。
本発明は、電子デバイスに備えられた指紋センサを使用する場合にユーザに提供されるガイダンスを自動的に適合させることが望ましいという認識に基づく。すなわち、例えば、表示ユニットで提供されるGUI内部に示されるガイダンスは、ユーザの特定の挙動をターゲットとし、電子デバイスの一般的な使用中に、良好な指登録を実現するためのならびに可能な限り最良のやり方で指紋センサを使用するための最適なやり方で指紋センサを使用するようにユーザを適応的にガイドすべきである。すなわち、高品質の部分指紋画像の取得によって、典型的には、例えば、電子デバイスのロックを解除する際に使用する、購入を確認するなどのために、ユーザ指紋の登録ならびに確認/認証の成功を実現するために必須の部分である特徴抽出の成功が可能になる。それに応じて、本発明によって、指紋センサの登録プロセスの改善ならびに全般的な使用法の改善が可能になる。本発明の文脈の範囲内で、他のやり方、例えばオーディオ指示によってまたは力覚フィードバックを使用するなどして、ユーザガイダンスがユーザに提供されてもよいことを理解されたい。
このことは、典型的には、ユーザの指紋よりも実質的に小型の指紋センサとして規定される、より小型の指紋センサを使用する場合に特に明らかである。そのようなシナリオでは、ユーザは、電子デバイスの指紋センサを使用の仕方についての十分な理解を(少なくとも電子デバイスを使用し始めるときに)必ずしも有していない場合がある。加えて、指紋センサは、指紋センサに対して指を「正しい」位置に位置決めするための機械的なガイド手段なしに取り付けられ/一体化され/配置される場合がある。さらに、そのようなシナリオでは、どれだけ「強く」自分の指を指紋センサの表面に向けて押すのかが、ユーザには必ずしも明らかではない場合がある。
本発明は、指紋センサに対して自分の指を配置するためのユーザを適応的にガイドすることによって、これを解決しようとするものである。第1のステップとして、第1の指配置(指位置とも呼ばれる)がその指について指紋センサに対して決定される。次いで、決定された第1の指紋配置は、ユーザが指紋センサに対して自分の指を再配置するために適切な第1のガイダンスを選択するために使用される。上で論じたように、完全な指紋画像を決定するために複数の部分指紋画像を収集する必要があるため、より小型の指紋センサを使用する場合は、指の再配置が典型的には必要である。
しかしながら、指の再配置の要請は、「より良い」部分指紋画像を取得することができるように、すなわち、部分指紋画像の品質を改善するために、ユーザに自分の指を動かすように指示するために行われることもある。また、第1のガイダンスは、指紋センサの表面に向けて「より強く押す」ように、または指紋センサの表面に向けてそれほど強く押さないようにユーザに要請するために提供されることがある。
続いて、第2の指配置が決定される。決定の結果として、第2のユーザガイダンスが選択されるステップが行われ、ここで選択プロセスは、第1および第2の指配置の両方を考慮に入れる。それゆえに、これによって、プロセスは、ユーザがユーザガイダンスにどのように反応するかを「学習」し、この知識に基づいて第2のユーザガイダンスをターゲットとすることが可能になる。例えば、ユーザが実際に第1のユーザガイダンスに関連して提供された指示に従っている場合は、ユーザは、(多少)経験を積んだユーザであると考えられてもよく、それゆえに、第2のユーザガイダンスがそれに応じて選択されてもよい。しかしながら、ユーザが第1のユーザガイダンスに従っていないと判定される別の場合は、このことは、未熟なユーザが指紋センサを使用していることを示すものと見ることができ、それゆえに、第2のユーザガイダンスは、経験を積んだユーザに表示されるユーザガイダンスと比較して、異なるように選択されてもよい。
一実施形態において、第1および第2のユーザガイダンスの少なくとも1つは、GUIを介して第1および第2のユーザガイダンスの少なくとも1つを表示することによって、ユーザに提供される。場合により、第1のユーザガイダンスは、指紋センサに対する指の相対的な位置のグラフィック表現である。第2のユーザガイダンスは、第1のユーザガイダンスとは異なるのが好ましい。
プロセスは、例えば、経験を積んだユーザが指紋センサの使用に向けてポインターを「ますます」受け取らなくなるように、さらに反復されてもよい。逆に、ユーザが提供されたユーザガイダンスに応答しない場合は、先端のグラフィカルなイラスト(またはビデオクリップ)が指紋センサを使用する際にユーザをガイドするためのGUI内部に示されてもよい。
ユーザの「経験のレベル」(またはセンサを使用する所望のやり方に対応する使用のレベル)は、例えば、所望の指配置を実際の指配置と比較することによって決定され得る。続いて、その差が、適切なユーザガイダンスを選択するために使用されてもよく、例えば、選択されたユーザガイダンスが差の関数である場合がある。GUI内部に表示される1つのタイプのグラフィカルなユーザガイダンスは、比較の結果に対応するヒストグラムであってもよい。ヒストグラムは、指紋センサに対する指の横位置および指紋センサによって取得された部分指紋画像に対する品質メトリックの両方を示すように適合させることができる。品質メトリックは、指紋の隆線と谷線との間に十分なコントラストがある場合に、特徴抽出(すなわち、指紋表現)の成功の可能性の指標として見ることができる。高品質の部分的な指紋を示すことは、典型的には、指紋センサの最適化された(例えば、最大化された)使用を可能にする。上述したように、特徴抽出の成功は、ユーザ指紋の登録ならびに確認/認証の成功を実現するために典型的には必須である。上記から理解されるように、第2の指配置を決定することは、第2の部分指紋画像に対する品質メトリックを決定することをさらに含む。
一実施形態において、第1および第2の相対的な位置に基づいた第2のユーザガイダンスの選択は、第1の指配置と第2の指配置との差を決定し、この差を指紋センサに対する指の所望の再配置と比較することを含む。場合により、所望の再配置は、指紋センサに対して指の位置を少なくとも10%変えることに対応する。
本発明の可能な実施形態では、第1のユーザガイダンスは、指紋センサに対する指の位置と結果として得られる品質メトリックの組み合わされた単一の視覚化したものとして提供される。場合により、指紋パターンの一部が示されてもよく、例えば、指紋パターンの隆線の太さが品質メトリックに基づいて、調整される。例えば、比較的より太い隆線の視覚化したもの(GUIにおける)は、取得された第1の部分指紋画像の高コントラストを直観的に示すものとして提供される。品質メトリックを視覚化するさらなる例は、例えば、GUI内部にヒートマップを示すことを含むことができ、場合により、特徴抽出の容易さレベルを示すことができる。
さらに、指紋センサの全面積(すなわち「センサカバレッジ」)と比較して、指の指紋パターンの面積を決定することが可能であり得り、これを上述したような組み合わされた単一の視覚化したものの内部で視覚化することが可能であり得る。例えば、GUI内に示される指紋パターンの部分は、現在の接触面積に応じて、サイズを変化させることができる。
本発明の可能な代替の実施形態では、指紋センサは、電子デバイスの側面(縁部)に、本質的に表示ユニットに垂直に取り付けられている。そのような実施形態では、指紋センサは、(使用中に)ユーザには容易には目に見えない場合がある。それゆえに、指紋を形成することができるように複数の高品質の部分指紋画像を取得するための適切なガイダンスが必須である。指紋は、その後、登録または確認のプロセスにおいて、例えば、電子デバイスのロックを解除するために使用されてもよい。これについては、本発明の詳細な説明に関連して以下でさらに論じる。指紋センサは、電子デバイスの裏面に代わりに(または裏面にも)配置されてもよい。
本発明によると、制御ユニットは、好ましくは、ASIC、マイクロプロセッサ、または指紋センサの動作を制御するための任意の他のタイプのコンピューティングデバイスである。制御ユニットは、指紋センサを制御すること(だけ)に特に適合されていてもよく、携帯用電子デバイスに備えられた、例えば、電子デバイスの全体動作を制御するために構成された一般的な制御ユニットでもあってもよい。
指紋センサは、上で示したように、例えば、容量性、光学的、もしくは熱的検知技術を含む、現在または将来の任意の種類の指紋検知原理を使用して実施されてもよい。しかしながら、現時点では容量性検知が最も好ましい。
本発明の別の態様によると、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を表示するように構成された表示ユニットと、ピクセルのアレイを有し指の指紋パターンの指紋表現を取り込むために構成された指紋センサと、指紋センサおよび表示ユニットに電気的に接続された制御ユニットであって、第1の時点で、指紋センサを使用して、指紋パターンの対応する第1の部分の第1の部分指紋画像を取得し、第1の部分指紋画像に基づいて、指紋センサに対する指の第1の配置を決定し、第1の指配置に基づいて、第1のユーザガイダンスを選択し、第1のユーザガイダンスを指紋センサに対して指を再配置するためのユーザに提供し、第2の時点で、指紋センサを使用して、指紋パターンの対応する第2の部分の第2の部分指紋画像を取得し、第2の部分指紋画像に基づいて、指紋センサに対する指の第2の配置を決定し、第1および第2の指配置の両方を考慮に入れて、第2のユーザガイダンスを選択し、第2のユーザガイダンスを指紋センサに対して指を配置するためのユーザに提供するように構成された制御ユニットとを備える携帯用電子デバイスが提供される。本発明のこの態様は、本発明の先の態様に関連して上で論じたのと同様の利点を提供する。
本発明のさらなる態様によると、携帯用電子デバイスを制御するために適合させた制御ユニットのためのコンピュータプログラム手段を記憶したコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品が提供され、本電子デバイスが、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を表示するように構成された表示ユニット、ピクセルのアレイを有し指の指紋パターンの指紋表現を取り込むために構成された指紋センサ、ならびに表示ユニットおよび指紋センサに接続され表示ユニットおよび指紋センサの動作を制御するように構成された制御ユニットを備え、本コンピュータプログラム製品が、第1の時点で、指紋センサを使用して指紋パターンの対応する第1の部分の第1の部分指紋画像を取得するためのコードと、第1の部分指紋画像に基づいて、指紋センサに対する指の第1の配置を決定するためのコードと、第1の指配置に基づいて、第1のユーザガイダンスを選択するためのコードと、第1のユーザガイダンスを指紋センサに対して指を再配置するためのユーザに提供するためのコードと、第2の時点で、指紋センサを使用して指紋パターンの対応する第2の部分の第2の部分指紋画像を取得するためのコードと、第2の部分指紋画像に基づいて、指紋センサに対する指の第2の配置を決定するためのコードと、第1および第2の指配置の両方を考慮に入れて、第2のユーザガイダンスを選択するためのコードと、第2のユーザガイダンスを指紋センサに対して指を配置するためのユーザに提供するためのコードとを備える。また、本発明のこの態様は、本発明の先の態様に対して上で論じたのと同様の利点を提供する。
上述したように、制御ユニットは、好ましくは、ASIC、マイクロプロセッサ、または任意の他のタイプのコンピューティングデバイスである。同様に、発明性のあるシステムを動作させるために制御ユニットによって実行されるソフトウェアは、取外し可能な不揮発性ランダムアクセスメモリ、ハードディスクドライブ、フロッピーディスク、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ、SDメモリカード、または当技術分野で知られている同様のコンピュータ可読媒体のうちの1つを含む、任意のタイプのメモリデバイスである、コンピュータ可読媒体に記憶されてもよい。
要約すると、本発明は、携帯用電子デバイスに備えられた指紋センサを動作させる場合に携帯用電子デバイスのユーザをガイドする方法に関する。本発明によって、指紋センサを使用する場合の登録プロセスの改善ならびに全般的な改善が可能になる。
本発明に関するさらなる特徴および利点は、添付の特許請求の範囲および以下の記載を検討すると明らかになるであろう。当業者は、本発明の範囲から逸脱せずに、本発明の異なる特徴を組み合わせて、以下に記載する実施形態以外の実施形態を生成することができること認識するであろう。
本発明の具体的な特徴および利点を含む様々な態様は、以下の詳細な説明および添付図面から容易に理解されるであろう。
ここで、本発明について、本発明の現時点で好ましい実施形態が示されている添付図面を参照して以降より完全に記載する。しかしながら、本発明は、多くの異なる形態で具現化されてもよく、本明細書に述べられた実施形態に限定されると解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、完璧性と完全性のために提供され、当業者に本発明の範囲を完全に伝達している。同じ参照符号は、全体を通して同じ要素を指す。
ここで、各図面、特に図1aを参照すると、本発明による電子デバイスが、一体化された指紋センサ102を有する携帯電話100およびタッチ画面インタフェース(グラフィカルユーザインタフェース(GUI))106を有する表示ユニット104の形態で概略的に示されている。本実施形態では、指紋センサ102および表示ユニット104は、携帯電話100の前面に一緒に配置されている。指紋センサ102は、例えば、携帯電話100のロックを解除するため、および/または携帯電話100を使用して遂行される取引を認証するためなどに使用されてもよい。
図1bは、本発明による電子デバイスの代替の実施形態を概略的に示し、表示ユニット104が携帯電話100’の前面に依然として配置され、代わりに指紋センサ102が携帯電話100’の背面に配置されている。
好ましくは、当業者には明らかなように、図1に示す携帯電話100は、WLAN/Wi−Fi通信用の第1のアンテナ、遠隔通信用の第2のアンテナ、マイクロホン、スピーカ、および電話機制御ユニットをさらに備える。もちろん、場合により、さらなるハードウェア要素が携帯電話に備えられる。本発明は、任意の他のタイプの携帯用電子デバイス、例えば、ラップトップ、遠隔制御、タブレットコンピュータ、または任意の他のタイプの現在もしくは将来の同様に構成されたデバイスなどに対して適用可能であってもよいことにさらに留意されたい。
図2を参照すると、指紋センサ102の多少拡大された図が概念的に示されている。容量性検知技術を用いる場合、指紋センサ102は、好ましくは2次元アレイとして配列された複数の検知素子を備えるように構成される。単一の検知素子(ピクセルとも表記される)は、図2で参照数字202によって示されている。しかしながら、1次元センサおよび2次元センサの両方が可能であり、本発明の範囲内であることを理解されたい。
携帯電話100を使用中に、例えば、携帯電話100のロックを解除するために、ユーザは、自分の指を指紋センサ102上に配置する必要がある。一部の実施態様では、指紋センサ102は、特に所望の品質レベルを有する指紋画像の取得を可能にするために、携帯電話100の前面のどこに正確に自分の指を置くかがユーザには容易には明らかでないようなやり方で、携帯電話100に一体化されている場合がある。品質レベルが指定されたしきい値未満である場合、ユーザは、一般に所望の品質レベルを有する指紋画像が取得されるまで、自分の指を指紋センサ102に置くように繰り返し指示される。品質レベルは、1つの実施形態では、特徴抽出(すなわち、指紋表現)の成功の可能性の指標として規定されてもよく、その場合、例えば、指紋の隆線と谷線との間の十分なコントラストが識別可能である。特徴抽出の成功は、例えば、携帯電話100のロックを解除する際に使用する、購入を確認するなどのために、ユーザ指紋の登録ならびに確認/認証の成功を実現するために典型的には必須である。
理解されるように、指紋センサ102の位置がユーザにとって容易には明らかではない場合、指示の繰り返しは、ユーザにとって多少煩わしい場合がある。それゆえ、自分の指を(指紋センサ102に対して)どのように、およびどこに置くかに関する確固としたガイダンスをユーザに与えることが望ましく、このガイダンスは、指紋センサ102の実使用に対応するように選択される。指紋センサ102のそのようなはっきりとしない一体化は、例えば、指紋センサが携帯電話100の前面と完全に一致するように、例えば、携帯電話102の前面がすべて「平坦」となるように、すなわち、指紋センサ102を使用する際にユーザに対する機械的なガイダンスなしに(または限定された機械的なガイダンスのみで)配置されている場合にあり得る。
発明性のある携帯電話100の動作中に、図3および図4a〜図4eをさらに参照すると、ユーザは、表示ユニット104に提供されるGUI106内部でユーザガイダンスが与えられる。ユーザガイダンスは、指紋センサ102に対する指の配置に基づいて、特に選択される。第1のステップS1では、指紋パターンの対応する第1の部分の第1の部分指紋画像が、第1の時点で、指紋センサ102を使用して取得される。図4aに示すように、指は、指紋センサ102の中心から多少はずれて置かれ、指紋センサ102の右上高くにあるように例示されている。携帯電話100は、スピーカおよび、または力覚フィードバック(例えば、振動)を提供するための手段を追加的に備えることができることを理解されたい。そのような構成要素は、本発明の範囲内で、ユーザにユーザガイダンスを(さらにまたは代わりに)提供するために使用されてもよい。
第1の部分指紋画像に基づいて、S2で、指紋センサ102に対する指の第1の配置が決定される。例示された実施形態では、図4bに示すように、指紋センサ102に対する指の配置の決定によって、結果として、角度αおよび指紋センサ102の中心からの距離dが得られる。もちろん、これは、他の異なるやり方で実施されてもよい。
決定された位置に基づいて、S3で、特定の第1のユーザガイダンスが選択される。選択は、1つの実施形態では、指紋センサ102の中心に向かう方向にユーザに指し示す、例えば「矢印」などの、携帯電話100のメモリ素子に記憶された、複数のあらかじめデザインされたグラフィカルなイラストのうちの1つによるものであってもよい。あるいは、ユーザガイダンスは、指配置に基づいて、例えば、指紋センサ102の中心に対する指の決定された角度および距離に基づいて描画されてもよい。
図4cに示すような本実施形態では、S4で、矢印の代替がGUI106によって表示され、ここでは指紋センサ102を示す第1の円402が示され、指の位置を示す第2の円404が第1の円402とオフセットされて重ね合わされている。円402、404、または上述の矢印は、指紋センサ102に対する自分の指の現在位置に対する前後の状況をユーザに与え、それによって、自分の指を、例えば、指紋センサ102の中心の方に再配置するようにユーザをガイドする。
第2の時点、すなわち、第1の時点に続いて、指紋パターンの対応する第2の部分の第2の部分指紋画像が、S5で、指紋センサ102を使用して取得される。図4dに示すように、指は、今や、指紋センサ102の中心の方に再配置されている。その後のS6での指紋センサ102に対する指の位置の決定は、第2の部分指紋画像に基づき、結果として指紋センサ102の中心からの偏位は、今やごくわずかになる。
ユーザが第1のユーザガイダンスによって提供された指示に従ったのは明らかであるため、第2のユーザガイダンス(本実施形態では、第1のユーザガイダンスとはわずかに異なる)が、S7で、選択され、ここで選択プロセスは、第1および第2の指配置の両方を考慮に入れる。図4eに示すような本実施形態において、第2のユーザガイダンスが、S8で、互いに本質的に一致する第1の円402および第2の円404として表示されている。一致する円402、404は、それに応じて、指が所望通りに、例えば、指紋に対して望ましい特徴抽出が可能となるように配置されていることを示す。
一部の事例では、ユーザは、例えば、当初指示された/所望されたものと比較して「間違った」方向に指を動かすことによって、第1のユーザガイダンスによって提供されたガイダンスに直接従わない。第1および第2のユーザガイダンスの両方を考慮に入れる際に、第2のユーザガイダンスの選択は、上に提示したシナリオと比較して、多少異なってもよい。上で示唆したように、ユーザが自分の指を間違った方向に、例えば、指紋センサ102の左上側の方に動かす場合、このことは、ユーザが完全には第1のユーザガイダンスを理解していないことを示している可能性がある。(上で論じたように第1および第2の指配置の両方に応じた)第2のユーザガイダンスは、典型的には、ユーザが最初に所望されたように(すなわち第1のユーザガイダンスによって指示されたように)自分の指の位置を変える場合と比較して異なるように選択されてもよい。例えば、指紋センサ102の中心からのトータルの距離逸脱(distance diversion)(例えば、指紋センサ102の中心に対する第1および第2の指紋配置の距離d)が決定され、第2のユーザガイダンスを選択するために使用されてもよい。
本発明の可能な実施形態において、本プロセスは、典型的には、第1のユーザガイダンスと比較してユーザガイダンスの「別の形態」、すなわち、第2のユーザガイダンスのための別の形態に向かって進む前に、あらかじめ選択された回数反復される。すなわち、ユーザは、あらかじめ選択された回数「間違った位置」に自分の指を置くことができる。しかしながら、「あまりにも多くの回数」間違って自分の指を置くと、ユーザガイダンスの別の形態が選択され、GUI106によってユーザに表示される。そのような別のタイプのユーザガイダンスは、例えば、指紋センサ102の使用の仕方をユーザに指示するビデオクリップであってもよい。そのようなビデオは、例えば、指紋センサ102の使用の仕方に関するチュートリアルを含んでもよい。
上記の説明では、指紋センサ102は、携帯電話100の前面に位置決めされている。(明示的に示されていない)別の実施形態では、指紋センサ102を携帯電話100の裏面に位置決めすることが可能である場合がある。そのような実施態様では、指紋センサ102は、典型的には、動作中にユーザには目に見えない。それに応じて、上で論じたようなやり方でガイダンスを行うことによって、指紋センサ102、結果的に携帯電話100の改善された使い勝手がユーザに提供される。示唆された円402、404、または「矢印」は、それゆえ指紋センサ102に対する指の所望の位置の方へユーザをガイドすることができる。指紋センサ102が携帯電話の裏面に配置される実施態様の詳述は、図6a〜図6cに関連して以下で提供される。
さらに、上記の説明は、指紋センサ102に対する指の横方向の再位置決めに関連して提供された。しかしながら、指と指紋センサ102との間の「距離」の指標を、ユーザへの適切なガイダンスを選択するために決定し使用することもできることを理解されたい。指と指紋センサ102との間のそのような距離は、例えば、ユーザが指紋センサ102の表面に向けてどれくらい強く押しているかとして見ることができる。結果的に、ある場合には、指紋センサ102に向けてさらに(「より強く」)押すように、または指紋センサ102に向けてそれほど強く押さないようにユーザへのガイダンスを選択することが望ましいことがある。ユーザの指によって指紋センサ102に向けて印加される圧力のそのような決定は、例えば、部分指紋画像内部の検出された隆線の幅に基づいて、隆線間の距離(すなわち、谷線の幅)に基づいて、または当業者に知られている他の公知の方法に基づいて行われてもよい。
部分指紋画像内部から特徴を抽出する能力は、部分指紋画像に対する品質メトリックとして使用されてもよい。本発明によると、そのような決定された品質メトリックは、それ自体適切なユーザガイダンスを選択する際に使用されてもよい。
代替の実施形態では、図5aおよび図5bをさらに参照すると、図1に示す携帯電話100と同様の携帯電話500が提供されているが、指紋センサ102が携帯電話500の側面、すなわち携帯電話500の前面に本質的に垂直な携帯電話500の側面に置かれている。
本実施形態では、指紋センサ102は、側面の中心から多少はずれて、すなわち、わずかに携帯電話500の頂部側面の方に置かれている。他の可能な相対的な配置がもちろん可能であり、本発明の範囲内にある。また、指紋センサ102は、場合により、携帯電話500の頂部側面および底部側面のどちらに位置決めされてもよい(図示せず)。図5aおよび図5bでは、GUI106の前面区域502が携帯電話500の側面の指紋センサ102の位置に対応する位置に置かれている。前面区域502は、ユーザが指紋センサ102に対して自分の指を置いている場所の前後の状況表現を提示する。
前面区域502は、本実施形態に関連して示されているように、指が指紋センサ102に対してどのように位置決めされているかをユーザに示すヒストグラムを示すように構成されてもよい。例えば、図5aに示すように、ユーザが指紋センサ102の中心からはずれて携帯電話500の底部端の方に自分の指を置いた場合、(すなわち、第1の時点で第1の部分指紋画像に応じた)ヒストグラムは、指紋データの比較的狭い分布のみを有する比較的「低い強度」のヒストグラムを視覚化する。ヒストグラムの前後の状況は、結果的にユーザが自分の指を携帯電話500の(側面の)頂部に向かう方向に動かすように前後の状況に応じて(contextually)ガイドする。指紋センサ102は、さらなる部分指紋画像を自動的に取得し、対応して、指紋センサ102に対する指の相対的な配置の決定に基づいてヒストグラムを更新する。それに応じて、GUIの前面区域502は、ユーザが実際に自分の指で指紋センサ102に接触している位置のヒストグラムデータによって更新される(第1および第2のユーザガイダンス)。
また、ヒストグラムは、例えば、取得された部分指紋画像に対する、上で論じた品質メトリックを追加的に示すことができる。ヒストグラムの棒の「高さ」または色がそのような品質メトリックの指標に使用されてもよい。全体として、ユーザに提供されるガイダンスによって、ユーザは、指紋センサ102を最大限使用することが可能になる。
最後に図6a〜図6cを参照すると、携帯電話100’のグラフィカルユーザインタフェースによって提供されたグラフィカルなユーザガイダンスが例示されており、ここで指紋センサ102は、携帯電話100’の背面に配置されている。携帯電話100’の通常の使用中に、ユーザは、典型的には、GUI106を見ている間、指紋センサ102に対する指のロケーションを視覚的に識別することができない。一部の実施態様では、指紋センサ102は、いわゆる「アンダーガラスセンサ」であってもよく、センサは、場合によりいかなる形態のガイドくぼみ(へこみ)もなしに配置されてもよい。ユーザは、それゆえセンサ102がどこに位置するかに関する触覚的に示すものを容易には得られない。
それに応じて、図6aでは、ユーザは、最初に自分の指を指紋センサ102に位置決めしている。見てわかるように、指は、中心からわずかにはずれて、すなわち指紋センサ102のわずかに右側に位置決めされている。制御ユニットは、指の第1の部分指紋画像を取得し、指紋センサ102に対する指の第1の配置(位置)を決定する。第1のユーザガイダンス602は、特に、指紋センサ102の位置と比較して、指が位置決めされている「場所」を示すことによって、指を指紋センサ102に対して再配置するためのユーザに提供される。
図6bでは、ユーザは、第1のユーザガイダンスを考慮に入れて、自分の指の位置を変えている。しかしながら、この場合、指は、指紋センサ102と比較して可能な限り最良のやり方ではまだ置かれておらず、むしろ、指紋センサ102と比較して、多少高く置かれている。それに応じて、第2のユーザガイダンス604がユーザに提供され、ここで第2のユーザガイダンスは、指紋センサ102に対する指の第1および第2の配置(位置)の両方を考慮に入れている。それゆえ、図6bでは、第2のユーザガイダンス604は、指紋センサ102に対する指の第1の配置/位置606および第2の配置/位置608の両方の組み合わされた視覚化したものを含む。加えて、第2のユーザガイダンスは、指紋センサ102の仮想中心点610を備え、ここでGUI内部に示されるような仮想中心点610は、指紋センサ102の中心位置に直接対応するように配置されている。それゆえ、ユーザは、指紋センサ102に対する指の現在位置に基づいて単に「オンステップ(on step)」の指示を与えるのではなく、指紋センサ102に対する指の位置決めを改善するために逐次ガイドされる。
それに応じて、図6cでは、ユーザは、もう一度自分の指の位置を変えており、自分の指が指紋センサ102に対してどこにあるかを今や完全に理解している。指は、それに応じて指紋センサ102の中心に位置決めされる。
再び、図6a〜図6cに関連して提供された図は、場合により指紋センサ102が位置決めされた場所の前述の触覚的に示すもののない、携帯電話100’の背面に位置決めされた指紋センサ102の視点から見られるべきである。指紋センサ102に対する指の以前の配置/位置を考慮に入れずに、前述の「ワンステップ(one step)」の指示を単に行う場合は、ユーザは、指が実際に位置決めされている場所を、発明性のある本解決策によって実現されるのと同じ速さで学習することはないであろう。
指の「以前の配置/位置」は、以前の時点で、例えば、以前の指認証時に行われてもよいことを理解されたい。例えば、携帯電話100/100’は、ユーザが通常自分の指をセンサのわずかに左側に位置決めすることを「学習して」いてもよい。それゆえ、第2のユーザガイダンスは、このことを念頭に置いて選択され、ユーザに基本的でうんざりする情報を繰り返すことに頼ることなく、ユーザを正しい位置に速やかにガイドする。
加えて、たとえ図6a〜図6cに関連して提供された図が、携帯電話100’の背面に位置決めされた指紋センサ102の視点から提供されているとしても、同様の手法は、指紋センサ102が携帯用電子デバイスの前面または側面に配置されている場合にも適用され得る。
本開示の制御機能は、既存のコンピュータプロセッサを使用して、またはこの目的もしくは別の目的のために組み込まれた、適切なシステムのための専用コンピュータプロセッサによって、あるいは有線のシステムによって実施されてもよい。本開示の範囲内の実施形態は、機械可読媒体上に記憶された機械実行可能命令またはデータ構造を担持するもしくは有するための機械可読媒体を備えるプログラム製品を含む。そのような機械可読媒体は、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータ、またはプロセッサを有する他の機械によってアクセスすることができるあらゆる利用可能な媒体であってもよい。例として、そのような機械可読媒体は、RAM、ROM、EPROM、EEPROM、CD−ROMもしくは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置もしくは他の磁気記憶装置、あるいは、所望のプログラムコードを機械実行可能命令またはデータ構造の形態で担持もしくは記憶するために使用することができ、汎用コンピュータもしくは専用コンピュータ、またはプロセッサを有する他の機械によってアクセスすることができる任意の他の媒体を備えることができる。情報がネットワークあるいは機械への別の通信接続(有線、無線、または有線もしくは無線の組合せのいずれか)によって転送または提供される場合、機械は、その接続を機械可読媒体と適正にみなす。それゆえ、いかなるそのような接続も適正に機械可読媒体と称される。上記の組合せも機械可読媒体の範囲内に含まれる。機械実行可能命令は、例えば、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、または専用処理機械に、ある特定の機能または機能のグループを行わせる指示およびデータを含む。
数字は順序を示すことがあるが、ステップの順番は、描写されたものと異なってもよい。また、2つ以上のステップが、同時にまたは部分的に並行して行われてもよい。そのような変形形態は、選ばれたソフトウェアおよびハードウェアシステム、ならびに設計者の選択に応じる。すべてのそのような変形形態は、本開示の範囲内にある。同じく、ソフトウェアの実施は、様々な接続ステップ、処理ステップ、比較ステップ、および決定ステップを達成するためにルールベースのロジックおよび他のロジックを備えた標準的なプログラミング技法で達成されてもよい。追加的に、たとえ本発明が本発明の特定の例示的な実施形態を参照して記載されているとしても、多くの異なる代替形態、修正形態などが当業者には明らかになるであろう。
加えて、開示された実施形態に対する変形形態は、図面、本開示、および添付の特許請求の範囲に関する研究から、請求項に係る発明を実践する際に、当業者によって理解され、成し遂げられ得る。さらに、特許請求の範囲において、単語「備えている(comprising)」は、他の要素またはステップを排除せず、不定冠詞「a」または「an」は、複数を排除しない。
Claims (28)
- 携帯用電子デバイスのユーザをガイドする方法であって、前記電子デバイスが、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を表示するように構成された表示ユニット、ピクセルのアレイを有し指の指紋パターンの指紋表現を取り込むために構成された指紋センサ、ならびに前記表示ユニットおよび前記指紋センサに接続され前記表示ユニットおよび前記指紋センサの動作を制御するように構成された制御ユニットを備え、前記方法は、
第1の時点で、前記指紋センサを使用して指紋パターンの対応する第1の部分の第1の部分指紋画像を取得するステップと、
前記第1の部分指紋画像に基づいて、前記指紋センサに対する前記指の第1の配置を決定するステップと、
前記第1の指配置に基づいて、第1のユーザガイダンスを選択するステップと、
前記第1のユーザガイダンスを前記指紋センサに対して前記指を再配置するため前記ユーザに提供するステップと、
第2の時点で、前記指紋センサを使用して前記指紋パターンの対応する第2の部分の第2の部分指紋画像を取得するステップと、
前記第2の部分指紋画像に基づいて、前記指紋センサに対する前記指の第2の配置を決定するステップと、
前記第1および前記第2の指配置の両方を考慮に入れて、第2のユーザガイダンスを選択するステップと、
前記第2のユーザガイダンスを前記指紋センサに対して前記指を配置するため前記ユーザに提供するステップと、
を含む方法。 - 前記選択された第2のユーザガイダンスが前記第1の指配置と前記第2の指配置との差にさらに基づく、請求項1に記載の方法。
- 前記第1の指配置と前記第2の指配置との差を決定するステップと、
前記ユーザの経験レベルを推定するステップであって、前記選択された第2のユーザガイダンスが前記ユーザの前記推定された経験レベルにさらに基づく、ステップと、
をさらに含む、請求項1に記載の方法。 - 前記第1の部分指紋画像に対する品質メトリックを決定するステップであって、前記第1のユーザガイダンスを選択する前記ステップが前記指紋センサに対する前記指の位置と前記結果として得られる品質メトリックの組み合わされた単一の視覚化したものを形成することを含む、
ステップをさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。 - 前記第2のユーザガイダンスを選択することが、
前記第1および前記第2の指配置の両方の視覚化したものをGUI内部に提供されるように形成すること、
を含む、請求項1に記載の方法。 - 前記第1の部分指紋画像に対する前記品質メトリックを決定する前記ステップが、
前記指紋センサの全面積と比較して前記指の前記指紋パターンの面積を決定するステップ、
前記第1の部分指紋画像に対するコントラストレベルを決定するステップ、および
前記第1の部分指紋画像からの特徴抽出の成功の可能性の指標を決定するステップ、
のうちの少なくとも1つを含む、請求項4に記載の方法。 - 前記第1および前記第2のユーザガイダンスの少なくとも1つが、前記GUIを介して前記第1および前記第2のユーザガイダンスの前記少なくとも1つを表示することによって前記ユーザに提供される、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
- 前記指紋センサに対する前記指の前記第1および前記第2の配置が、前記指紋センサに対する前記指の横位置および前記指紋センサに接触する前記指の圧力レベルの指標の少なくとも1つに対応する、請求項1から7のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1および前記第2のユーザガイダンスが第1および第2の指紋配置に応じて適合させた前後の状況である、請求項1から8のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1のユーザガイダンスが前記指紋センサに対する前記指の相対的な位置のグラフィック表現である、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1のガイダンスを選択する前記ステップが、
前記第1の指配置を前記指紋センサに対する前記指の所望の配置と比較するステップと、
前記比較の結果に対応するグラフィック表現を決定するステップと、
を含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。 - 前記グラフィック表現がヒストグラムを含む、請求項10に記載の方法。
- 前記ヒストグラムが前記指紋センサに対する前記指の横位置を示すように構成されている、請求項12に記載の方法。
- 前記グラフィック表現がヒートマップを備える、請求項10に記載の方法。
- 前記指紋センサが電子デバイスの側面に、本質的に前記表示ユニットに垂直に取り付けられている、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
- 前記表示ユニットが前記電子デバイスの前面に配置され、前記指紋センサが前記電子デバイスの背面に取り付けられている、請求項1から14のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1のユーザガイダンスが前記電子デバイスの前記背面の前記指紋センサを取り付けている位置に対応する相対的な位置において前記GUI内部に視覚化されている、請求項16に記載の方法。
- 前記第2のユーザガイダンスが前記第1のユーザガイダンスとは異なる、請求項1から17のいずれか一項に記載の方法。
- 前記第1および前記第2の相対的な位置に基づいて前記第2のユーザガイダンスを選択する前記ステップが、
第1の指配置と前記第2の指配置との差を決定するステップと、
前記差を前記指紋センサに対する前記指の所望の再配置と比較するステップと、
を含む、請求項1から18のいずれか一項に記載の方法。 - 前記所望の再配置が前記指の位置を前記指紋センサに対して少なくとも10%変えることに対応する、請求項19に記載の方法。
- 第1の指配置と前記第2の指配置との前記差が、前記指紋センサに対する前記指の前記所望の再配置よりも小さい場合、前記第2のユーザガイダンスが前記指紋センサを使用する際に前記ユーザをガイドするための指示ビデオであるように選択される、請求項19に記載の方法。
- 前記第2の指配置を決定する前記ステップが、
前記第2の部分指紋画像に対する品質メトリックを決定するステップ、
をさらに含む、請求項4に記載の方法。 - グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を表示するように構成された表示ユニットと、
ピクセルのアレイを有し指の指紋パターンの指紋表現を取り込むために構成された指紋センサと、
前記指紋センサおよび前記表示ユニットに電気的に接続された制御ユニットであって、
第1の時点で、前記指紋センサを使用して、指紋パターンの対応する第1の部分の第1の部分指紋画像を取得し、
前記第1の部分指紋画像に基づいて、前記指紋センサに対する前記指の第1の配置を決定し、
前記第1の指配置に基づいて、第1のユーザガイダンスを選択し、
前記第1のユーザガイダンスを前記指紋センサに対して前記指を再配置するため前記ユーザに提供し、
第2の時点で、前記指紋センサを使用して、前記指紋パターンの対応する第2の部分の第2の部分指紋画像を取得し、
前記第2の部分指紋画像に基づいて、前記指紋センサに対する前記指の第2の配置を決定し、
前記第1および前記第2の指配置の両方を考慮に入れて、第2のユーザガイダンスを選択し、
前記第2のユーザガイダンスを前記指紋センサに対して前記指を配置するため前記ユーザに提供する、
ように構成されている制御ユニットと、
を備える、携帯用電子デバイス。 - 前記指紋センサが容量性検知技術を用いている、請求項23に記載の携帯用電子デバイス。
- 前記指紋センサが電子デバイスの側面に、本質的に前記表示ユニットに垂直に取り付けられている、請求項23または24に記載の携帯用電子デバイス。
- 前記制御ユニットが前記携帯用電子デバイスの全般的な動作のためにさらに構成されている、請求項23または24に記載の携帯用電子デバイス。
- 前記携帯用電子デバイスが携帯電話である、請求項23から26のいずれか一項に記載の携帯用電子デバイス。
- 携帯用電子デバイスを制御するために適合させた制御ユニットのためのコンピュータプログラム手段を記憶したコンピュータ可読媒体を備えるコンピュータプログラム製品であって、前記電子デバイスが、グラフィカルユーザインタフェース(GUI)を表示するように構成された表示ユニット、ピクセルのアレイを有し指の指紋パターンの指紋表現を取り込むために構成された指紋センサ、ならびに前記表示ユニットおよび前記指紋センサに接続され前記表示ユニットおよび前記指紋センサの動作を制御するように構成された制御ユニットを備える、コンピュータプログラム製品であり、
第1の時点で、前記指紋センサを使用して指紋パターンの対応する第1の部分の第1の部分指紋画像を取得するためのコードと、
前記第1の部分指紋画像に基づいて、前記指紋センサに対する前記指の第1の配置を決定するためのコードと、
前記第1の指配置に基づいて、第1のユーザガイダンスを選択するためのコードと、
前記第1のユーザガイダンスを前記指紋センサに対して前記指を再配置するため前記ユーザに提供するためのコードと、
第2の時点で、前記指紋センサを使用して前記指紋パターンの対応する第2の部分の第2の部分指紋画像を取得するためのコードと、
前記第2の部分指紋画像に基づいて、前記指紋センサに対する前記指の第2の配置を決定するためのコードと、
前記第1および前記第2の指配置の両方を考慮に入れて、第2のユーザガイダンスを選択するためのコードと、
前記第2のユーザガイダンスを前記指紋センサに対して前記指を配置するため前記ユーザに提供するためのコードと、
を備える、コンピュータプログラム製品。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
SE1550229 | 2015-02-27 | ||
SE1550229-7 | 2015-02-27 | ||
PCT/SE2016/050154 WO2016137388A1 (en) | 2015-02-27 | 2016-02-29 | Method of guiding a user of a portable electronic device |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018506799A true JP2018506799A (ja) | 2018-03-08 |
Family
ID=56789045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017544586A Pending JP2018506799A (ja) | 2015-02-27 | 2016-02-29 | 携帯用電子デバイスのユーザをガイドする方法 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US9514349B2 (ja) |
EP (1) | EP3262567A1 (ja) |
JP (1) | JP2018506799A (ja) |
KR (1) | KR101869433B1 (ja) |
CN (1) | CN106133754B (ja) |
WO (1) | WO2016137388A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020170719A1 (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-27 | ソニー株式会社 | 認証装置、認証方法及びプログラム |
Families Citing this family (28)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8485442B2 (en) | 2009-07-02 | 2013-07-16 | Biometric Payment Solutions | Electronic transaction verification system with biometric authentication |
US9774453B2 (en) * | 2015-04-01 | 2017-09-26 | Northrop Grumman Systems Corporation | System and method for providing an automated biometric enrollment workflow |
USD823892S1 (en) * | 2015-09-30 | 2018-07-24 | Htc Corporation | Portion of a display screen with an animated icon |
US9613245B1 (en) * | 2015-10-22 | 2017-04-04 | Motorola Mobility Llc | Device and method for authentication by a biometric sensor |
CN105956448B (zh) * | 2016-05-27 | 2017-11-24 | 广东欧珀移动通信有限公司 | 一种指纹解锁方法、装置及用户终端 |
CN106127129A (zh) * | 2016-06-17 | 2016-11-16 | 北京小米移动软件有限公司 | 指纹录入提示方法和装置 |
KR102020638B1 (ko) * | 2016-09-20 | 2019-11-04 | 삼성전자주식회사 | 가이드를 통해 지문 정보를 입력받는 장치 및 방법 |
WO2018056888A1 (en) * | 2016-09-22 | 2018-03-29 | Fingerprint Cards Ab | Electronic device with finger positioning guidance |
KR102586734B1 (ko) * | 2017-02-03 | 2023-10-10 | 삼성전자 주식회사 | 지문 입력을 위한 그래픽 오브젝트를 표시하는 방법 및 전자 장치 |
US10552658B2 (en) * | 2017-03-24 | 2020-02-04 | Qualcomm Incorporated | Biometric sensor with finger-force navigation |
US10515255B2 (en) | 2017-03-24 | 2019-12-24 | Qualcomm Incorporated | Fingerprint sensor with bioimpedance indicator |
US10438040B2 (en) | 2017-03-24 | 2019-10-08 | Qualcomm Incorporated | Multi-functional ultrasonic fingerprint sensor |
US11734944B2 (en) * | 2017-08-03 | 2023-08-22 | Himax Technologies Limited | Display device with embedded biometric detection function in active region |
US10997446B2 (en) * | 2018-02-16 | 2021-05-04 | Fingerprint Cards Ab | Enrollment scheme for an electronic device |
US10742786B2 (en) * | 2018-11-15 | 2020-08-11 | Osram Opto Semiconductors Gmbh | Mobile device with side-looking biometric sensor |
USD932330S1 (en) * | 2019-06-19 | 2021-10-05 | Lippische Consulting & Beteiligungen GmbH | Watch face |
WO2021118578A1 (en) * | 2019-12-12 | 2021-06-17 | Google Llc | Fingerprint capturing and matching for authentication |
USD927339S1 (en) * | 2019-12-19 | 2021-08-10 | Lippische Consulting & Beteiligungen GmbH | Watch face |
US11144160B1 (en) | 2020-03-30 | 2021-10-12 | Sigmasense, Llc. | Three-dimensional data reduction method and system |
KR20210121548A (ko) * | 2020-03-30 | 2021-10-08 | 삼성전자주식회사 | 설정된 위치로 사용자 입력을 유도하는 가이드 정보를 디스플레이하는 전자 장치 및 전자 장치의 동작 방법 |
US11823487B2 (en) | 2020-04-30 | 2023-11-21 | Fingerprint Cards Anacatum Ip Ab | Method and system for enrolling a fingerprint |
US11163970B1 (en) | 2020-06-16 | 2021-11-02 | Google Llc | Optical fingerprint system with varying integration times across pixels |
KR20210157952A (ko) * | 2020-06-22 | 2021-12-30 | 삼성디스플레이 주식회사 | 표시 장치 및 이의 구동 방법 |
US11385770B1 (en) | 2021-04-21 | 2022-07-12 | Qualcomm Incorporated | User interfaces for single-handed mobile device control |
KR20230030917A (ko) * | 2021-08-26 | 2023-03-07 | 삼성전자주식회사 | 전자 장치 및 이를 이용한 지문 인식 가이드 제공 방법 |
EP4357946A4 (en) | 2021-08-26 | 2024-10-23 | Samsung Electronics Co Ltd | ELECTRONIC DEVICE AND METHOD FOR IMPLEMENTING A FINGERPRINT RECOGNITION GUIDE USING THE SAME |
US11625955B1 (en) | 2021-09-20 | 2023-04-11 | Qualcomm Incorporated | Fingerprint sensor with force or pressure feedback |
WO2024101753A1 (ko) * | 2022-11-10 | 2024-05-16 | 삼성전자 주식회사 | 지문 정보를 업데이트하는 방법 및 이를 지원하는 전자 장치 |
Family Cites Families (22)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5828773A (en) * | 1996-01-26 | 1998-10-27 | Harris Corporation | Fingerprint sensing method with finger position indication |
US6898301B2 (en) * | 2000-07-10 | 2005-05-24 | Casio Computer Co., Ltd. | Authentication system based on fingerprint and electronic device employed for the system |
US20030123714A1 (en) * | 2001-11-06 | 2003-07-03 | O'gorman Lawrence | Method and system for capturing fingerprints from multiple swipe images |
JP3924558B2 (ja) | 2003-11-17 | 2007-06-06 | 富士通株式会社 | 生体情報採取装置 |
WO2005067608A2 (en) * | 2004-01-07 | 2005-07-28 | Identification International, Inc. | Low power fingerprint capture system, apparatus, and method |
WO2005106774A2 (en) | 2004-04-23 | 2005-11-10 | Validity Sensors, Inc. | Methods and apparatus for acquiring a swiped fingerprint image |
JP2006107366A (ja) * | 2004-10-08 | 2006-04-20 | Fujitsu Ltd | 生体情報入力装置,生体認証装置,生体情報処理方法,生体情報処理プログラムおよび同プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体 |
AU2012200968A1 (en) | 2004-11-03 | 2012-03-15 | Pen-One, Inc. | Finger guide device |
US20080317306A1 (en) * | 2007-06-19 | 2008-12-25 | Robin Hamilton | Methods of and apparatus for forming a biometric image |
KR101092303B1 (ko) * | 2009-05-26 | 2011-12-13 | 주식회사 유니온커뮤니티 | 지문인식장치 및 그 지문 데이터 획득방법 |
EP2483798A4 (en) * | 2009-09-30 | 2013-11-27 | Intel Corp | ENHANCING THE BIOMETRIC SECURITY OF A SYSTEM |
JP2011197786A (ja) * | 2010-03-17 | 2011-10-06 | Sony Corp | 情報処理装置および情報処理方法 |
JP2011243042A (ja) * | 2010-05-19 | 2011-12-01 | Nec Corp | 生体撮像装置、及び生体撮像方法 |
WO2012043299A1 (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-05 | 日本電気株式会社 | 生体認証装置、及び生体認証方法 |
JP5920589B2 (ja) * | 2010-11-08 | 2016-05-18 | 日本電気株式会社 | 生体認証装置、及び生体認証方法 |
JP5388991B2 (ja) * | 2010-11-10 | 2014-01-15 | 日立オムロンターミナルソリューションズ株式会社 | 生体認証ユニット、自動取引処理装置、生体認証方法、及び生体認証プログラム |
WO2012111095A1 (ja) * | 2011-02-15 | 2012-08-23 | 富士通株式会社 | 生体認証装置、生体認証方法及び生体認証用コンピュータプログラム |
US8913801B2 (en) * | 2012-06-29 | 2014-12-16 | Apple Inc. | Enrollment using synthetic fingerprint image and fingerprint sensing systems |
US9202099B2 (en) * | 2012-06-29 | 2015-12-01 | Apple Inc. | Fingerprint sensing and enrollment |
US9152842B2 (en) * | 2012-06-29 | 2015-10-06 | Apple Inc. | Navigation assisted fingerprint enrollment |
CN103198306A (zh) * | 2013-04-24 | 2013-07-10 | 北京东方金指科技有限公司 | 用于能够提示纠正错误的手指位置的指纹采集器 |
KR102202690B1 (ko) * | 2015-01-08 | 2021-01-13 | 삼성전자주식회사 | 지문 인식 방법, 장치 및 시스템 |
-
2016
- 2016-02-26 US US15/054,179 patent/US9514349B2/en active Active
- 2016-02-29 KR KR1020177021012A patent/KR101869433B1/ko active IP Right Grant
- 2016-02-29 WO PCT/SE2016/050154 patent/WO2016137388A1/en active Application Filing
- 2016-02-29 CN CN201680000943.1A patent/CN106133754B/zh active Active
- 2016-02-29 JP JP2017544586A patent/JP2018506799A/ja active Pending
- 2016-02-29 EP EP16755985.5A patent/EP3262567A1/en not_active Withdrawn
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2020170719A1 (ja) * | 2019-02-19 | 2020-08-27 | ソニー株式会社 | 認証装置、認証方法及びプログラム |
JPWO2020170719A1 (ja) * | 2019-02-19 | 2021-12-16 | ソニーグループ株式会社 | 認証装置、認証方法及びプログラム |
JP7302650B2 (ja) | 2019-02-19 | 2023-07-04 | ソニーグループ株式会社 | 認証装置、認証方法及びプログラム |
US12105781B2 (en) | 2019-02-19 | 2024-10-01 | Sony Group Corporation | Authentication device and recognition method |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US9514349B2 (en) | 2016-12-06 |
WO2016137388A1 (en) | 2016-09-01 |
EP3262567A1 (en) | 2018-01-03 |
US20160253544A1 (en) | 2016-09-01 |
CN106133754B (zh) | 2018-03-23 |
KR20170123611A (ko) | 2017-11-08 |
CN106133754A (zh) | 2016-11-16 |
KR101869433B1 (ko) | 2018-06-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2018506799A (ja) | 携帯用電子デバイスのユーザをガイドする方法 | |
EP3234863B1 (en) | Fingerprint enrollment using touch sensor data | |
EP2945097B1 (en) | Fingerprint recognition method and electronic device performing the method | |
JP7452571B2 (ja) | 生体認証装置、生体認証方法および生体認証プログラム | |
US10325135B2 (en) | Method for fingerprint enrollment | |
EP3254233B1 (en) | Fingerprint enrollment using elongated fingerprint sensor | |
JP2017527907A (ja) | 疑似ランダムに誘導される指紋登録 | |
KR20160096390A (ko) | 터치 센서를 구비한 전자 장치 및 그 구동 방법 | |
TW201636806A (zh) | 使用觸控感測器資料的指紋認證 | |
KR20160027031A (ko) | 개선된 사용자 인증 | |
JP2016212636A (ja) | 生体撮影装置、生体撮影方法及び生体撮影プログラム | |
JP5851209B2 (ja) | 生体認証装置およびそれを備えた自動取引装置 | |
CN111699490B (zh) | 用于电子装置的认证方法 | |
US20180082049A1 (en) | Portable electronic device | |
US20170091521A1 (en) | Secure visual feedback for fingerprint sensing | |
US20160292490A1 (en) | Fingerprint localization | |
CN112567380A (zh) | 针对用户的多手指登记的方法 | |
CN111279357A (zh) | 控制电子装置的方法 | |
US11301706B2 (en) | Method of authenticating a user | |
CN110574031B (zh) | 用于电子设备的登记方案 | |
JP6520741B2 (ja) | 情報入力システム |