JP2011197786A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】生体認証処理において、置き位置が平坦な形状であっても、精度よく認証を行う。
【解決手段】可視光光源31は、指の置き位置を発光により提示し、受光センサ35は、指からの、可視光光源31の可視光の反射光を受光し、ずれ量計算部55は、受光センサ35によって受光された反射光の光強度に基づいて、指の置き位置からのずれ量を計算し、発光制御部56は、ずれ量計算部55によって計算されたずれ量に応じて、指の置き位置への補正を促す。本発明は、指静脈を利用する認証装置に適用することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置および情報処理方法に関し、特に、生体認証処理において、置き位置が平坦な形状であっても、精度よく認証を行うことができるようにした情報処理装置および情報処理方法に関する。
近年、指や手のひらの静脈を用いて個人を認証する生体認証装置が知られている。
このような生体認証装置において、精度よく認証を行うためには、ユーザは自身の手のひらや指を、その静脈パターンを読取る(撮像する)ための所定の位置(以下、置き位置という)に正確に置く必要がある。
そこで、指の置き位置周辺を光らせることで、ユーザに指の置き位置を知らせるようにしたものがある(特許文献1参照)。
これにより、ユーザは、置き位置をはっきりと確認できるので、指を置き位置に正確に置くことができる。
しかしながら、この手法においては、実際にユーザの指が置かれた位置は検知されないので、ユーザは、正しい置き位置からずれた位置に指を置いていてもそのことに気がつかず、その結果、精度よく認証を行うことができない恐れがある。
そこで、ユーザが、指を置き位置に正確に置くことができなかった場合でも、撮像した静脈パターンの画像を補正することで、精度よく認証を行うようにする技術がある。より具体的には、ユーザの指に異なる波長の光を照射することで、指紋画像と血管画像とを取得し、ユーザの指が置き位置からずれている場合、指紋画像からずれを検出し、そのずれに基づいて血管画像を補正するようにしたものがある(特許文献2参照)。
特開2005−323892号公報 特開2006−72764号公報
特許文献2においては、指の置き位置がガイド溝として形成されているため、ユーザの指は正しい置き位置から大幅にずれることはない。しかしながら、特許文献2において指の置き位置を平坦な形状で形成した場合、ユーザは、正しい置き位置を把握しにくくなるので、指紋画像から検出されるずれに基づいて血管画像を補正できないほど、ユーザの指が置き位置から大幅にずれる可能性がある。結果として、精度よく認証を行うことができない恐れがある。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、生体認証処理において、置き位置が平坦な形状であっても、精度よく認証を行うことができるようにするものである。
本発明の一側面の情報処理装置は、生体の一部の静脈を利用して認証を行う情報処理装置であって、前記生体の一部の置き位置を発光により提示する可視光光源と、前記生体の一部からの、前記可視光光源の可視光の反射光を受光する受光手段と、前記受光手段によって受光された前記反射光の光強度に基づいて、前記生体の一部の前記置き位置からのずれ量を計算する計算手段と、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す制御手段とを備える。
前記制御手段には、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記可視光光源の発光を制御させることで、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すようにすることできる。
前記情報処理装置には、前記生体の一部に近赤外光を照射する近赤外光光源と、前記近赤外光が照射された前記生体の一部を撮像する撮像手段とを設け、前記計算手段には、前記受光手段によって受光された前記反射光の前記光強度と、前記撮像手段によって撮像された前記生体の一部の生体の一部画像とに基づいて、前記ずれ量を計算させることができる。
前記制御手段には、前記ずれ量が所定の閾値より大きい場合、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すようにすることができる。
前記情報処理装置には、前記ずれ量が所定の閾値より小さい場合、前記撮像手段の撮像パラメータを調整する撮像制御手段とをさらに設けることができる。
前記情報処理装置には、前記撮像手段によって撮像された被写体が前記生体の一部であるか否かを判定する判定手段をさらに設け、前記計算手段には、前記判定手段によって前記被写体が前記生体の一部であると判定された場合、前記ずれ量を計算させることができる。
前記情報処理装置には、ユーザ登録時に前記撮像手段によって撮像された前記生体の一部画像を記録する記録手段をさらに設け、前記計算手段は、前記受光手段によって受光された前記反射光の前記光強度、および、前記撮像手段によって撮像された前記生体の一部画像と前記記録手段に記録されている前記生体の一部画像との差に基づいて、前記ずれ量を計算させることができる。
前記情報処理装置には、所定の画像または文章を表示する表示手段をさらに設け、前記制御手段には、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記表示手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す旨の画像または文章を表示させることができる。
前記情報処理装置には、音声を出力する音声出力手段をさらに設け、前記制御手段には、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記音声出力手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す旨の音声を出力させることができる。
前記情報処理装置には、前記置き位置近傍において温度差を発生させる温度差発生手段をさらに設け、前記制御手段には、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記温度差発生手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すように温度差を発生させることができる。
前記情報処理装置には、前記置き位置近傍に対して振動を発生させる振動発生手段をさらに設け、前記制御手段には、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記振動発生手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すように振動を発生させることができる。
前記情報処理装置には、所定の画像または文章を表示する表示手段と、音声を出力する音声出力手段と、前記置き位置近傍において温度差を発生させる温度差発生手段と、前記置き位置近傍に対して振動を発生させる振動発生手段とをさらに設け、前記制御手段には、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記可視光光源に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すように発光させ、前記表示手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す旨の画像または文章を表示させ、前記音声出力手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す旨の音声を出力させ、前記温度差発生手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すように温度差を発生させ、前記振動発生手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すように振動を発生させることができる。
前記生体の一部は、人間の指とするようにできる。
本発明の一側面の情報処理方法は、生体の一部の静脈を利用して認証を行う情報処理装置であって、前記生体の一部の置き位置を発光により提示する可視光光源と、前記生体の一部からの、前記可視光光源の可視光の反射光を受光する受光手段とを備える情報処理装置の情報処理方法であって、前記受光手段によって受光された前記反射光の光強度に基づいて、前記生体の一部の前記置き位置からのずれ量を計算する計算ステップと、前記計算ステップの処理によって計算された前記ずれ量に応じて、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す制御ステップとを含む。
本発明の一側面においては、受光手段によって受光された反射光の光強度に基づいて、生体の一部の置き位置からのずれ量が計算され、計算されたずれ量に応じて、生体の一部の置き位置への補正が促される。
本発明の一側面によれば、生体認証処理において、置き位置が平坦な形状であっても、精度よく認証を行うことが可能となる。
本発明を適用した認証ユニットの一実施の形態の外観構成例を示す図である。 認証ユニットの機能構成例を示すブロック図である。 認証ユニット内のブロックの配置の例について説明する図である。 認証ユニットによる登録処理について説明するフローチャートである。 指の置き位置の表示例を示す図である。 認証ユニットによる認証処理について説明するフローチャートである。 認証ユニットによるずれ報知処理について説明するフローチャートである。 指の置き位置からのずれについて説明する図である。 指の置き位置への補正を促す例について説明する図である。 指の置き位置への補正を促す他の例について説明する図である。 指の置き位置への補正を促すさらに他の例について説明する図である。 指の置き位置への補正を促すさらに他の例について説明する図である。 指の置き位置への補正を促すさらに他の例について説明する図である。 認証ユニットの他の機能構成例を示すブロック図である。 本発明を適用した認証ユニットを備えるノート型パーソナルコンピュータの外観構成例を示す図である。 認証ユニットのさらに他の機能構成例を示すブロック図である。 認証ユニットのさらに他の機能構成例を示すブロック図である。 認証ユニットのさらに他の機能構成例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
[認証ユニットの外観構成について]
図1は、本発明を適用した認証ユニットの一実施の形態の外観構成例を示す図である。
図1に示される認証ユニット11は、生体としての人間の一部である指12に対して、静脈認証を行う。
より具体的には、認証ユニット11においては、近赤外光光源31が、指12に対して近赤外光を照射し、撮像部32が、指12内で散乱した光(散乱光)を撮像する。撮像部32によれば、近赤外光光源31からの近赤外光を吸収する、指12の静脈血内のヘモグロビンによって得られる静脈パターンが撮像される。
近赤外光光源31は、LED(Light Emitting Diode)により構成され、約0.7乃至2.5μmの赤外線領域で発光する。近赤外光光源31は、指12の長さ方向に複数のLEDが直線状に配列されて構成される。近赤外光光源31を構成するLEDは、撮像部32に余分な近赤外光が漏れて撮像結果に悪影響を与えないように、静脈パターンを撮像するための置き位置に置かれた指12のみを照射する配光角度で配列されている。
撮像部32は、被写体の光学的な画像を結像させる光学系と、CCD(Charge Coupled Device)またはCMOS(Complementary Metal-Oxide Semiconductor)センサなどの光学的な画像を画像データに変換する光電変換素子からなり、被写体の画像を電気信号である画像データに変換することで、被写体を撮像する。
なお、図1の認証ユニット11において、近赤外光光源31および撮像部32は、透過フィルタ33の下側に配置されている。透過フィルタ33は、その両面が平坦な形状を有するように形成されており、近赤外光光源31からの近赤外光および指12からの散乱光を透過する材質で生成されている。また、透過フィルタ33は、近赤外光光源31からの近赤外光および指12からの散乱光に加えて、後述する可視光光源からの可視光や、その可視光の指12からの反射光をも透過するように生成されている。
図1の認証ユニット11においては、透過フィルタ33の上側における置き位置に置かれた指12に対して、近赤外光光源31からの近赤外光が一方向から斜めに照射され、撮像部32によって静脈パターンが撮像される。したがって、認証ユニット11を、近赤外光光源31および撮像部32が透過フィルタ33の下側の同一平面上に配置されるように構成することができる。
これにより、認証ユニット11において、指12側(透過フィルタ33の上側)を平坦な形状にすることができるとともに、認証ユニット11全体を薄型に構成することが可能となる。
以上のような構成により、認証ユニット11は、撮像した静脈パターンと、登録時に予め撮像されて記録された静脈パターンとを照合することで、静脈認証を行う。
[認証ユニットの機能構成例について]
次に、図2を参照して、認証ユニット11の機能構成例について説明する。
図2の認証ユニット11は、近赤外光光源31、撮像部32、透過フィルタ33、可視光光源34、受光センサ35、登録DB(Database)36、および制御部37から構成される。
また、図2における指12は、図1に示される指12を指先から見た角度で示されており、近赤外光光源31、可視光光源34、および受光センサ35は、その角度における認証ユニット11の断面に合わせて示されている。すなわち、認証ユニット11においては、近赤外光光源31、撮像部32、可視光光源34、および受光センサ35は、透過フィルタ33の下側で、同一平面上(同一基板上)に配置(実装)されるものとする。
ここで、図3を参照して、同一基板上に実装される近赤外光光源31、撮像部32、可視光光源34、および受光センサ35の配置の例について説明する。
図3は、認証ユニット11において、透過フィルタ33を除いたときの上面図を示している。図3の下側は、図1に示される指12の指先側に対応する。
図3に示されるように、可視光光源34は、近赤外光光源31と撮像部32との間に、所定の面積をもって配置されている。また、可視光光源34は、その中央部分が抜けた形状を有し、そこには、受光センサ35が配置されている。なお、受光センサ35は、透過フィルタ33を介して受光センサ35と対向する位置(受光センサ35の直上)が、指12の置き位置となるように配置されている。
なお、近赤外光光源31および可視光光源34の配置は、図3で示されたものに限らず、他の配置であっても、撮像部32が指12からの散乱光を撮像し、受光センサ35が指12からの反射光を受光できる配置であればよい。
図2の説明に戻るが、図2の近赤外光光源31、撮像部32、および透過フィルタ33は、図1を参照して説明した近赤外光光源31、撮像部32、および透過フィルタ33と同一であるので、その説明は省略する。
可視光光源34は、複数のLEDにより構成され、約380乃至750nmの可視光線領域で発光する。可視光光源34は、図3で示される領域上に複数のLEDが配列されて構成される。可視光光源34によって発光される可視光は、透過フィルタ33を透過し、ユーザに指12の置き位置を提示するとともに、指12に照射される。
受光センサ35は、指12に照射された可視光線が反射され、透過フィルタ33を透過してきた反射光を受光し、その受光レベルを表す情報を制御部37に供給する。
登録DB36は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどにより構成され、制御部37から供給されてくる、ユーザを認証するためのユーザ情報を記録する。登録DB36に記録されているユーザ情報は書き換え可能であり、また、必要に応じて制御部37に読み出される。
制御部37は、CPU(Central Processing Unit),ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)から構成され、認証ユニット11の各部を制御する。
制御部37は、受光強度算出部51、撮像制御部52、登録/認証処理部53、被写体判定部54、ずれ量計算部55、および発光制御部56から構成される。
受光強度算出部51は、受光センサ35からの受光レベルを表す情報に基づいて、指12からの反射光の受光強度を算出し、登録/認証処理部53またはずれ量計算部55に供給する。また、受光強度算出部51は、透過フィルタ33上の置き位置に指12が置かれるなどして、受光強度の変化を検出したとき、撮像制御部52に撮像の開始を指示する情報を供給する。
撮像制御部52は、近赤外光光源31および撮像部32の動作を制御する。例えば、撮像制御部52は、受光強度算出部51から撮像の開始を指示する情報が供給されると、近赤外光光源31を発光させるとともに、撮像部32の撮像を開始させる。撮像部32によって撮像された画像データ(以下、単に画像という)は、撮像制御部52の制御によって、登録/認証処理部53または被写体判定部54に供給される。
登録/認証処理部53は、認証ユニット11における、ユーザ情報の登録および認証を行う。
具体的には、登録/認証処理部53は、認証ユニット11の動作モードが登録モードであるとき、図示せぬ入力部から供給されてきたユーザを識別する識別情報に基づいて、その識別情報、撮像部32からの指12の画像である指画像、および、受光強度算出部51からの受光強度を対応付けて、ユーザ情報として登録DB36に供給し、記録させる。
また、登録/認証処理部53は、認証ユニット11の動作モードが認証モードであるとき、図示せぬ入力部から供給されてきた識別情報に基づいて、対応するユーザ情報を登録DB36から読み出し、ユーザ情報における指画像および受光強度と、撮像部32からの指画像および受光強度算出部51からの受光強度とを照合する。
被写体判定部54は、認証ユニット11の動作モードが認証モードであるとき、撮像部32からの画像の被写体が人間の指であるか否かを判定する。また、被写体判定部54は、撮像部32からの画像の被写体が人間の指である場合、登録/認証処理部53からユーザ情報を取得し、ユーザ情報における指画像および撮像部32からの指画像の大きさを比較する。被写体判定部54は、比較の結果得られた、それぞれの指画像の大きさの差を表す情報を、ずれ量計算部55に供給する。
ずれ量計算部55は、受光強度算出部51からの受光強度と、被写体判定部54からの指画像の大きさの差を表す情報とに基づいて、透過フィルタ33上の置き位置から指12がずれている量(以下、ずれ量という)を算出し、発光制御部56に供給する。
発光制御部56は、ずれ量計算部55からのずれ量に応じて、可視光光源34の発光を制御する。発光制御部56によれば、ずれ量計算部55からのずれ量に応じて、指12の置き位置への補正を促すように、可視光光源34の発光が制御される。
[認証ユニットにおけるユーザの登録処理について]
次に、図4のフローチャートを参照して、認証ユニット11によるユーザの登録処理について説明する。
図4のフローチャートで示される登録処理は、図示せぬ入力部がユーザによって操作されることで、認証ユニット11の動作モードが登録モードに遷移したときに実行される。
ステップS11において、登録/認証処理部53は、図示せぬ入力部から、ユーザを識別する識別情報が入力されたか否かを判定する。識別情報は、例えば、図示せぬ入力部がテンキーとして構成される場合には、ユーザによってテンキーから入力されるID番号とされ、図示せぬ入力部がカードリーダとして構成される場合には、ユーザの所有するIDカードに記録されているユーザIDなどとされる。
ステップS11において、識別情報が入力されていないと判定された場合、識別情報が入力されるまで、ステップS11の処理は繰り返される。一方、ステップS11において、識別情報が入力されたと判定された場合、処理はステップS12に進む。
このとき、発光制御部56は、図5に示されるように、透過フィルタ33上の指12の置き位置をユーザに提示させるように、可視光光源34の発光を制御する。なお、指12の置き位置を提示する可視光光源34の発光の形状は、図5に示されたものに限らず、指12の輪郭を表すものなど、ユーザが指12の置き位置を認識できるような形状であればよい。
ステップS12において、受光強度算出部51は、透過フィルタ33上の置き位置に指12が置かれたか否かを、受光センサ35からの受光レベルを表す情報に基づいて判定する。
ステップS12において、透過フィルタ33上の置き位置に指12が置かれていないと判定された場合、すなわち、受光センサ35からの受光レベルを表す情報により、受光センサ35からの受光レベルに変化がないと判定された場合、受光センサ35からの受光レベルに変化があるまで、ステップS12の処理が繰り返される。
一方、ステップS12において、透過フィルタ33上の置き位置に指12が置かれたと判定された場合、すなわち、受光センサ35からの受光レベルを表す情報により、透過フィルタ33上の置き位置に指12が置かれることで受光センサ35からの受光レベルが急激に高くなったと判定された場合、受光強度算出部51は、撮像制御部52に撮像の開始を指示する情報を供給する。また、受光強度算出部51は、受光センサ35からの受光レベルを表す情報に基づいて、指12からの反射光の受光強度を算出し、登録/認証処理部53に供給する。その後、処理はステップS13に進む。
ステップS13において、撮像制御部52は、受光強度算出部51からの撮像の開始を指示する情報に基づいて、近赤外光光源31を発光させる。透過フィルタ33上の置き位置に置かれた指12には、近赤外光が照射される。
ステップS14において、撮像制御部52は、受光強度算出部51からの撮像の開始を指示する情報に基づいて、置き位置に置かれ近赤外光が照射されている指12を撮像部32に撮像させる。より具体的には、撮像制御部52は、受光強度算出部51から撮像の開始を指示する情報が供給されると、撮像部32に指12の撮像を開始させ、所定の時間経過後に得られた指画像を、登録/認証処理部53に供給させる。
ステップS15において、登録/認証処理部53は、図示せぬ入力部から入力された識別情報、撮像部32からの指画像、および受光強度算出部51からの受光強度をそれぞれ対応付けて、ユーザ情報として登録DB36に供給し、記録させる。
以上の処理によれば、ユーザが透過フィルタ33上の置き位置に指12を置くことで、ユーザ情報を登録することができる。
[認証ユニットにおけるユーザの認証処理について]
次に、図6のフローチャートを参照して、認証ユニット11によるユーザの認証処理について説明する。
図6のフローチャートで示される認証処理は、図示せぬ入力部がユーザによって操作されることで、認証ユニット11の動作モードが認証モードに遷移したときに実行される。
なお、図6のフローチャートにおけるステップS31乃至S34の処理は、図4のフローチャートを参照して説明したステップS11乃至S14の処理と同様であるので、その詳細な説明は省略する。なお、ステップS32において指12が置かれた場合に算出される受光強度は、ずれ量計算部55に供給され、ステップS34において撮像される指画像は、被写体判定部54に供給される。
ステップS35において、登録/認証処理部53は、図示せぬ入力部から入力された識別情報に基づいて、その識別情報に対応するユーザ情報を登録DB36において検索して読み出す。
ステップS36において、認証ユニット11は、透過フィルタ33上の置き位置から、指12の位置がずれている場合に、その旨をユーザに報知するずれ報知処理を実行する。
[認証ユニットにおけるずれ報知処理について]
ここで、図7のフローチャートを参照して、認証ユニット11によるずれ報知処理について説明する。
ステップS51において、ずれ量計算部55は、登録/認証処理部53によって読み出されたユーザ情報における受光強度を取得し、そのユーザ情報の受光強度と、受光強度算出部51からの受光強度とを比較し、その差を求める。
図8は、受光強度の比較の例について説明する図である。図8には、透過フィルタ33上の指12の置き位置と受光強度との関係が示されている。
図8において、実線で示される受光強度曲線L0は、ユーザ情報として登録DB36に記録された受光強度を表しており、位置P0は、受光強度曲線L0で表わされる受光強度(以下、受光強度L0という)を得たときの指12の置き位置を表している。位置P0において、受光強度L0はピーク値LMAXをとる。
また、それぞれ破線および一点鎖線で示される受光強度曲線L1,L2は、認証モードにおいて、受光強度算出部51から供給された受光強度の例を表しており、位置P1,P2は、それぞれ、受光強度曲線L1,L2で表わされる受光強度(以下、受光強度L1,L2という)を得たときの指12の置き位置を表している。位置P1,P2において、受光強度L1,L2はそれぞれピーク値LMAXをとる。
例えば、受光強度算出部51から受光強度L1が供給された場合、ずれ量計算部55は、ユーザ情報の受光強度L0においてピーク値LMAXをとる位置P0と、受光強度算出部51からの受光強度L1においてピーク値LMAXをとる位置P1とを比較し、その差を求める。
図7のフローチャートに戻り、ステップS52において、被写体判定部54は、撮像部32によって撮像された画像の被写体が人間の指であるか否かを判定する。被写体が指であるか否かの判定は、例えば、予め用意されたテンプレート画像と被写体とを比較することによって行うようにしてもよいし、その他の画像処理を用いて行うようにしてもよい。
ステップS52において、撮像された被写体は指であると判定された場合、処理はステップS53に進む。
ステップS53において、被写体判定部54は、登録/認証処理部53によって読み出されたユーザ情報における指画像を取得し、そのユーザ情報の指画像と、被写体が指であると判定された指画像とを比較し、その差を求める。
例えば、図8で示される透過フィルタ33上の位置P1に指12が置かれている場合、撮像部32によって撮像される指画像の指は、位置P0より位置P1の方が撮像部32に近いので、位置P0に指12が置かれた状態で撮像された、ユーザ情報の指画像の指より大きくなる。
また、図8で示される透過フィルタ33上の位置P2に指12が置かれている場合、撮像部32によって撮像される指画像の指は、位置P0より位置P2の方が撮像部32から遠いので、位置P0に指12が置かれた状態で撮像された、ユーザ情報の指画像の指より小さくなる。
そこで、被写体判定部54は、例えば、ユーザ情報の指画像の指の幅と、撮像部32によって撮像された指画像の指の幅とを比較し、その差を求め、ずれ量計算部55に供給する。
ステップS54において、ずれ量計算部55は、ステップS51で求めた受光強度の差、および、被写体判定部54からの指画像の差に基づいて、透過フィルタ33上の置き位置からの指12のずれ量を計算する。
より具体的には、ずれ量計算部55は、例えば、図8で示された位置P0と位置P1との差に基づいて、透過フィルタ33上の置き位置からの指12のずれ量(以下、実ずれ量ともいう)を計算する。
例えば、受光センサ35が、指12からの反射光をピクセル単位で受光する場合、受光強度算出部51においてもピクセル単位で受光強度が算出されるので、図8で示された位置P0と位置P1との差はピクセル単位で求められる。例えば、透過フィルタ33上での100μmの位置ずれが受光センサ35における1ピクセルに対応する場合、位置P0と位置P1との差が1000ピクセルであれば、透過フィルタ33上の置き位置からの指12の実際のずれ量(実ずれ量)は、撮像部32側に10mmとなる。
また、ずれ量計算部55は、例えば、ユーザ情報の指画像の指の幅と、撮像部32によって撮像された指画像の指の幅との差に基づいて、透過フィルタ33上の置き位置からの指12のずれ量に対応するずれ量(以下、相対ずれ量ともいう)を計算する。
例えば、撮像部32によって撮像された指画像の指の幅が750ピクセルで、ユーザ情報の指画像における指の幅が500ピクセルである場合、その差250ピクセルが相対ずれ量となる。この場合、撮像部32によって撮像された指画像の指の幅より、ユーザ情報の指画像における指の幅の方が小さいので、指12は、置き位置より近赤外光光源31側にずれている。
ステップS55において、ずれ量計算部55は、ステップS54において計算したずれ量が所定の閾値より大きいか否かを判定する。より具体的には、ずれ量計算部55は、実ずれ量および相対ずれ量が、それぞれについて予め設定された閾値より大きいか否かを判定する。
ここで、実ずれ量について設定された閾値が8mmで、相対ずれ量について設定された閾値が200ピクセルである場合、上述した例では、ステップS55において、ずれ量が所定の閾値より大きいと判定される。この場合、ずれ量計算部55は、計算したずれ量(実ずれ量)を表す情報を、発光制御部56に供給し、処理はステップS56に進む。
なお、ずれ量についての閾値は、例えば、ビルの入館時に行われる認証においては低く設定し、銀行等のATM(Automated Teller Machine)利用時に行われる認証においては高く設定するなど、セキュリティレベルに応じて設定するようにもできる。
ステップS56において、発光制御部56は、ずれ量計算部55からのずれ量を表す情報に応じて、可視光光源34の発光を制御することで、指12の置き位置への補正を促す。
発光制御部56は、例えば、図9に示されるように、図5で示された置き位置を提示するようにした可視光光源34−1(可視光光源34)の外側に、複数列(図9においては2列)の可視光光源34−2,34−3を発光させる。この複数列の可視光光源34−1乃至34−3においては、ずれ量に応じて、いずれかを発光させるようにし、さらには点滅させるようにして、指12の置き位置への補正を促す。このとき、可視光光源34−1乃至34−3の発光色を、可視光光源34−1は緑、可視光光源34−2は黄、可視光光源34−3は赤などとしてもよい。また、可視光光源34−1乃至34−3が、それぞれ順番に、点灯および消灯を繰り返すようにしてもよい。
また、発光制御部56は、例えば、図10に示されるように、ずれ量に応じて、可視光光源34を矢印の形状に発光させることで、指12の置き位置への補正を促すようにしてもよい。図10に示される可視光光源34は、ずれ量計算部55からのずれ量に応じて、点滅したり、発光色が変化したり、矢印の長さが変化するように発光してもよい。
なお、可視光光源34の発光の形状やパターン、発光色は、図9,10で例示したものに限らず、他の形態であってもよい。
図7のフローチャートに戻り、ステップS56の後、処理はステップS51に戻る。
一方、ステップS55において、ステップS54において計算したずれ量が所定の閾値より大きくないと判定された場合、具体的には、例えば、実ずれ量および相対ずれ量のいずれかが、それぞれについて予め設定された閾値より大きくないと判定された場合、ずれ量計算部55は、ずれ量(相対ずれ量)を表す情報を撮像制御部52に供給し、処理はステップS57に進む。
ステップS57において、撮像制御部52は、ずれ量計算部55からのずれ量を表す情報に応じて、撮像部32の撮像パラメータを調整し、調整した撮像パラメータで撮像された指画像を、登録/認証処理部53に供給させる。この調整により、撮像部32によって撮像される指画像が、登録/認証処理部53が認証可能な指画像となる。なお、実ずれ量および相対ずれ量のいずれも0(または略0)である場合には、撮像制御部52は、撮像部32の撮像パラメータを調整せずに、撮像された指画像を、登録/認証処理部53に供給させる。
ステップS57の後、および、ステップS52において撮像された被写体は指でないと判定された場合、処理は、図6のフローチャートのステップS36に戻る。
図6のフローチャートに戻り、ステップS36の後、ステップS37において、登録/認証処理部53は、撮像部32からの指画像と、登録DB36から読み出したユーザ情報の指画像とを照合する。このとき、発光制御部56は、照合の結果に応じて、可視光光源34の発光を制御することで、ユーザに照合の結果を提示するようにしてもよい。
以上の処理によれば、指の置き位置が平坦な形状で構成されている認証装置による指静脈の認証処理において、ユーザの指が置き位置からずれた場合に、置き位置からの指のずれ量に応じた可視光光源の発光を、ユーザへのフィードバックとして与えることができる。これにより、ユーザは、置き位置から指がずれていることを把握することができ、結果として、置き位置が平坦な形状であっても、精度よく認証を行うことが可能となる。
なお、上述した説明においては、受光強度と指画像とからずれ量を計算するようにしたが、受光強度のみからずれ量を計算するようにしてもよい。
また、指12からの、可視光の反射光の受光レベルに基づいて受光強度を算出するようにしたが、指12からの、近赤外光光源31により照射された近赤外光の反射光の受光レベルに基づいて、受光強度を算出することも可能である。
なお、上述した説明においては、透過フィルタ33を、単に、近赤外光や可視光などを透過するものとして構成されるようにしたが、透過フィルタ33に拡散板を重畳するようにしてもよい。
図11は、拡散板を重畳した透過フィルタ33の例を示している。
透過フィルタ33に拡散板を重畳することによって、可視光光源34から発光される可視光は拡散し、図11に示されるように、指12の置き位置にグラデーションを施すことができる。指12が置き位置からずれている場合には、可視光光源34の発光が制御されることで、指12の置き位置への補正を促すようにグラデーションが変化する。
図11においては、透過フィルタ33に拡散板を重畳した例について説明したが、透過フィルタ33に、所定の形状の導光材を埋め込むようにもできる。
図12は、所定の形状の導光板が埋め込まれた透過フィルタ33の例を示している。なお、図12に示される透過フィルタ33は、可視光光源34からの可視光を透過しないように構成されているものとする。
図12においては、ハート形の導光材131が、置き位置が中心となるように配列され、透過フィルタ33に埋め込まれている。透過フィルタ33は、可視光光源34からの可視光を透過しないので、可視光光源34からの可視光は導光材131に導光され、図12に示されるように指12の置き位置が提示される。また、指12が置き位置からずれている場合には、可視光光源34の発光が制御されることで、指12の置き位置への補正を促すように導光材131の発光が変化する。
また、導光材131の形状は、図12に示されるハート形に限らず、例えば、図13に示される星形であってもよいし、正三角形や正方形など、その他の形状であってももちろんよい。
このように、透過フィルタ33に拡散板を重畳したり、導光材を埋め込むことにより、指の置き位置の提示や、指が置き位置からずれている場合のユーザへのフィードバックを、視覚的に変えることができる。
また、図2の認証ユニット11においては、近赤外光光源31、撮像部32、可視光光源34、および受光センサ35を、透過フィルタ33の下側で、同一基板上に実装するようにしたが、登録DB36および制御部37をも同一基板上に実装することにより、認証ユニット11のさらなる薄型化を実現することができる。
なお、以上においては、指が置き位置からずれている場合に、可視光光源34の発光を、ユーザへのフィードバックとして与えるようにしたが、認証ユニット11に、所定の画像や文章を表示する表示部や、音声を出力する音声出力部を内蔵したり、接続するようにして、表示部の表示や音声出力部からの音声出力を、ユーザへのフィードバックとして与えるようにしてもよい。
[認証ユニットの他の機能構成例について]
ここで、図14を参照して、表示部の表示や音声出力部からの音声出力を、ユーザへのフィードバックとして与えるようにした認証ユニット11の機能構成例について説明する。
図14の認証ユニット11は、近赤外光光源31、撮像部32、透過フィルタ33、可視光光源34、受光センサ35、登録DB36、制御部37、表示部211、および音声出力部212から構成される。
なお、図14の認証ユニット11において、図2の認証ユニット11に設けられたものと同様の機能を備える構成については、同一名称および同一符号を付するものとし、その説明は省略する。
すなわち、図14の認証ユニット11において、図2の認証ユニット11と異なるのは、表示部211および音声出力部212を新たに設けた点である。
表示部211は、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro Luminescence)などの表示デバイスからなり、制御部37の制御に基づいて、所定の画像や文章を表示する。
音声出力部212は、いわゆるスピーカにより構成され、制御部37の制御に基づいて、所定の音声を出力する。
また、図14の制御部37は、受光強度算出部51、撮像制御部52、登録/認証処理部53、被写体判定部54、ずれ量計算部55、発光制御部56、表示制御部231、および音声出力制御部232から構成される。
なお、図14の制御部37において、図2の制御部37に設けられたものと同様の機能を備える構成については、同一名称および同一符号を付するものとし、その説明は省略する。
すなわち、図14の制御部37において、図2の制御部37と異なるのは、表示制御部231および音声出力制御部232を新たに設けた点である。
表示制御部231は、ずれ量計算部55からのずれ量に応じて、指12の置き位置への補正を促すように、表示部211の表示を制御する。
音声出力制御部232は、ずれ量計算部55からのずれ量に応じて、指12の置き位置への補正を促すように、音声出力部212の音声の出力を制御する。
なお、図14の認証ユニット11によるユーザの登録処理および認証処理は、図4,5のフローチャートを参照して説明した、図2の認証ユニットによるユーザの登録処理および認証処理と同様であるので、その説明は省略する。
また、図14の認証ユニット11によるずれ報知処理は、図7のフローチャートを参照して説明した、図2の認証ユニットによるずれ報知処理と基本的に同様であるので、その説明は省略する。
ただし、図14の認証ユニット11によるずれ報知処理では、図7のステップS55において、ずれ量が所定の閾値より大きいと判定された場合、ずれ量計算部55は、計算したずれ量(実ずれ量)を表す情報を、表示制御部231に供給する。そして、ステップS56において、表示制御部231は、ずれ量計算部55からのずれ量を表す情報に応じて、表示部211の表示を制御することで、指12の置き位置への補正を促す。
具体的には、表示部211には、実ずれ量に応じて、指12の置き位置への補正を促すように、例えば、矢印の画像が表示されたり、「右(左)へ○○mm指を移動させてください」などの文章が表示される。
なお、以上のようなずれ報知処理の後、表示制御部231は、照合の結果に応じて、表示部211の表示を制御することで、ユーザに照合の結果を提示するようにしてもよい。
また、図14の認証ユニット11によるずれ報知処理では、図7のステップS55において、ずれ量が所定の閾値より大きいと判定された場合、ずれ量計算部55は、計算したずれ量(実ずれ量)を表す情報を、音声出力制御部232に供給するようにもできる。そして、ステップS56において、音声出力制御部232は、ずれ量計算部55からのずれ量を表す情報に応じて、音声出力部212の音声出力を制御することで、指12の置き位置への補正を促す。
具体的には、音声出力部212から、実ずれ量に応じて、指12の置き位置への補正を促すように、例えば、「右(左)へ○○mm指を移動させてください」などの音声が出力される。
なお、以上のようなずれ報知処理の後、音声出力制御部232は、照合の結果に応じて、音声出力部212の音声出力を制御することで、ユーザに照合の結果を提示するようにしてもよい。
以上の処理によれば、指の置き位置が平坦な形状で構成されている認証装置による指静脈の認証処理において、ユーザの指が置き位置からずれた場合に、置き位置からの指のずれ量に応じた表示や音声を、ユーザへのフィードバックとして与えることができる。これにより、ユーザは、置き位置から指がずれていることを把握することができ、結果として、置き位置が平坦な形状であっても、精度よく認証を行うことが可能となる。
また、図14の認証ユニット11においては、近赤外光光源31、撮像部32、可視光光源34、および受光センサ35を、透過フィルタ33の下側で、同一基板上に実装するようにしたが、登録DB36および制御部37をも同一基板上に実装することにより、認証ユニット11の薄型化を実現することができる。
さらに、図14の認証ユニット11は、指12側(透過フィルタ33の上側)を平坦な形状にすることができるので、図15に示されるノート型のパーソナルコンピュータ301や、その他の折り畳み可能な携帯端末装置に搭載することが可能となる。
図15に示されるパーソナルコンピュータ301において、表示部311および音声出力部312は、図14を参照して説明した認証ユニット11の表示部211および音声出力部212にそれぞれ対応する。
また、図15においては、認証ユニット11を、パーソナルコンピュータ301の本体(表示部311と対をなす筺体)の表面に搭載するようにしたが、薄型の形状を利用して、例えば、パーソナルコンピュータ301の本体側面からスライドさせることで収納可能なスライド部として搭載するようにしてもよい。
これにより、パーソナルコンピュータ301全体の薄型化を、認証機能を備えた上で実現することができる。
以上においては、指が置き位置からずれている場合に、表示部の表示や音声出力部からの音声出力を、ユーザへのフィードバックとして与えるようにしたが、この他に、置き位置近傍における温度差や、置き位置近傍に対する振動を、ユーザへのフィードバックとして与えるようにすることもできる。
[認証ユニットのさらに他の機能構成例について]
ここで、図16を参照して、置き位置近傍における温度差を、ユーザへのフィードバックとして与えるようにした認証ユニット11の機能構成例について説明する。
図16の認証ユニット11は、近赤外光光源31、撮像部32、透過フィルタ33、可視光光源34、受光センサ35、登録DB36、制御部37、および発熱体213から構成される。
なお、図16の認証ユニット11において、図2の認証ユニット11に設けられたものと同様の機能を備える構成については、同一名称および同一符号を付するものとし、その説明は省略する。
すなわち、図16の認証ユニット11において、図2の認証ユニット11と異なるのは、発熱体213を新たに設けた点である。
発熱体213は、金属箔が樹脂製のフィルムに挟まれた、薄い面状で構成され、透過フィルタ33の下側の面の、指の置き位置から所定の量だけずれた位置(例えば、図9の可視光光源34−3に対応する位置)に貼付けられている。発熱体213は、制御部37の制御に基づいて、金属箔に電流が流れることで熱を発生し、透過フィルタ33上に、温度差を発生させる。
また、図16の制御部37は、受光強度算出部51、撮像制御部52、登録/認証処理部53、被写体判定部54、ずれ量計算部55、発光制御部56、および熱制御部233から構成される。
なお、図16の制御部37において、図2の制御部37に設けられたものと同様の機能を備える構成については、同一名称および同一符号を付するものとし、その説明は省略する。
すなわち、図16の制御部37において、図2の制御部37と異なるのは、熱制御部233を新たに設けた点である。
熱制御部233は、ずれ量計算部55からのずれ量に応じて、指12の置き位置への補正を促すように、発熱体213の発熱を制御する。
なお、図16の認証ユニット11によるユーザの登録処理および認証処理は、図4,5のフローチャートを参照して説明した、図2の認証ユニットによるユーザの登録処理および認証処理と同様であるので、その説明は省略する。
また、図16の認証ユニット11によるずれ報知処理は、図7のフローチャートを参照して説明した、図2の認証ユニットによるずれ報知処理と基本的に同様であるので、その説明は省略する。
ただし、図16の認証ユニット11によるずれ報知処理では、図7のステップS55において、ずれ量が所定の閾値より大きいと判定された場合、ずれ量計算部55は、計算したずれ量(実ずれ量)を表す情報を、熱制御部233に供給する。そして、ステップS56において、熱制御部233は、ずれ量計算部55からのずれ量を表す情報に応じて、発熱体213の発熱を制御することで、指12の置き位置への補正を促す。
具体的には、発熱体213の金属箔には、実ずれ量に応じた電流が流れ、指12の置き位置への補正を促すように、透過フィルタ33上の置き位置からずれた位置が、ずれ量に応じて発熱する。このとき、透過フィルタ33上の置き位置の温度は、置き位置からずれた位置での温度と温度差がある(温度が低い)ので、ユーザは、温度の低い位置が置き位置であることを把握することができる。
なお、以上においては、置き位置からずれた位置での温度が高くなる(置き位置からのずれ量に応じて発熱する)ような構成としたが、置き位置と置き位置からずれた位置での温度差がユーザに把握されればよく、例えば、置き位置からずれた位置での温度が低くなる(置き位置からのずれ量に応じて吸熱する)ような構成としてもよい。
[認証ユニットのさらに他の機能構成例について]
次に、図17を参照して、置き位置近傍に対する振動を、ユーザへのフィードバックとして与えるようにした認証ユニット11の機能構成例について説明する。
図17の認証ユニット11は、近赤外光光源31、撮像部32、透過フィルタ33、可視光光源34、受光センサ35、登録DB36、制御部37、および振動部214から構成される。
なお、図17の認証ユニット11において、図2の認証ユニット11に設けられたものと同様の機能を備える構成については、同一名称および同一符号を付するものとし、その説明は省略する。
すなわち、図17の認証ユニット11において、図2の認証ユニット11と異なるのは、振動部214を新たに設けた点である。
振動部214は、例えば、偏心されたおもりが付加された小型のモータによって構成され、透過フィルタ33の下側の面の、指の置き位置から所定の量だけずれた位置(例えば、図9の可視光光源34−3に対応する位置)に、当接するように設けられている。振動部214は、制御部37の制御に基づいて振動することで、透過フィルタ33の一部または全体を振動させる。
また、図17の制御部37は、受光強度算出部51、撮像制御部52、登録/認証処理部53、被写体判定部54、ずれ量計算部55、発光制御部56、および振動制御部234から構成される。
なお、図17の制御部37において、図2の制御部37に設けられたものと同様の機能を備える構成については、同一名称および同一符号を付するものとし、その説明は省略する。
すなわち、図17の制御部37において、図2の制御部37と異なるのは、振動制御部234を新たに設けた点である。
振動制御部234は、ずれ量計算部55からのずれ量に応じて、指12の置き位置への補正を促すように、振動部214の振動を制御する。
なお、図17の認証ユニット11によるユーザの登録処理および認証処理は、図4,5のフローチャートを参照して説明した、図2の認証ユニットによるユーザの登録処理および認証処理と同様であるので、その説明は省略する。
また、図17の認証ユニット11によるずれ報知処理は、図7のフローチャートを参照して説明した、図2の認証ユニットによるずれ報知処理と基本的に同様であるので、その説明は省略する。
ただし、図17の認証ユニット11によるずれ報知処理では、図7のステップS55において、ずれ量が所定の閾値より大きいと判定された場合、ずれ量計算部55は、計算したずれ量(実ずれ量)を表す情報を、振動制御部234に供給する。そして、ステップS56において、振動制御部234は、ずれ量計算部55からのずれ量を表す情報に応じて、振動部214の振動を制御することで、指12の置き位置への補正を促す。
具体的には、振動部214は、実ずれ量に応じた振動の大きさ(またはパターン)で、指12の置き位置への補正を促すように、透過フィルタ33の、置き位置からずれた位置を振動させる。透過フィルタ33上の置き位置近傍の振動は、置き位置から大きくずれた位置での振動と比較して小さくなるので、ユーザは、振動のより小さくなる位置が置き位置により近い位置であることを把握することができる。
なお、以上においては、置き位置からずれた位置ほど振動が大きくなる(置き位置では振動しない)ような構成としたが、置き位置と置き位置からずれた位置での振動の大小または有無がユーザに把握されればよく、例えば、置き位置からずれた位置ほど振動が小さくなる(置き位置で大きく振動する)ような構成としてもよい。
以上の処理によれば、指の置き位置が平坦な形状で構成されている認証装置による指静脈の認証処理において、ユーザの指が置き位置からずれた場合に、置き位置からの指のずれ量に応じた温度差や振動を、ユーザへのフィードバックとして与えることができる。これにより、ユーザは、置き位置から指がずれていることを把握することができ、結果として、置き位置が平坦な形状であっても、精度よく認証を行うことが可能となる。
以上においては、指が置き位置からずれている場合に、温度差や振動を、ユーザへのフィードバックとして与えるようにしたが、上述した、可視光光源の発光、表示、音声、温度差、および振動の全てを、ユーザへのフィードバックとして与えるようにしてもよい。
[認証ユニットのさらに他の機能構成例について]
ここで、図18を参照して、可視光光源の発光、表示、音声、温度差、および振動の全てを、ユーザへのフィードバックとして与えるようにした認証ユニット11の機能構成例について説明する。
なお、図18の認証ユニット11において、図2、図14、図16、および図17の認証ユニット11に設けられたものと同様の機能を備える構成については、同一名称および同一符号を付するものとし、その説明は省略する。
また、図18の認証ユニット11によるユーザの登録処理、認証処理、およびずれ報知処理についても、上述したそれぞれの処理と同様であるので、その説明は省略する。
このように、指の置き位置が平坦な形状で構成されている認証装置による指静脈の認証処理において、ユーザの指が置き位置からずれた場合に、置き位置からの指のずれ量に応じた可視光光源の発光、表示、音声、温度差、および振動を、ユーザへのフィードバックとして与えることができる。これにより、ユーザは、置き位置から指がずれていることを、よりはっきりと把握することができ、結果として、置き位置が平坦な形状であっても、精度よく認証を行うことが可能となる。
なお、以上においては、指が置き位置からずれている場合に、可視光光源の発光、表示、音声、温度差、および振動の全てを、ユーザへのフィードバックとして与えるようにしたが、可視光光源の発光、表示、音声、温度差、および振動のうちの少なくとも2つ以上を組み合わせて、ユーザへのフィードバックとして与えるようにしてもよい。このようにしても、ユーザは、置き位置から指がずれていることを、よりはっきりと把握することができる。
なお、上述した説明においては、本発明を、人間の指静脈を利用して認証処理を行う認証ユニットに適用するものとしたが、指に限らず、手のひら等の、人間の体の一部の静脈を利用して認証処理を行う認証ユニットにも適用することが可能である。
また、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
11 認証ユニット, 31 近赤外光光源, 32 撮像部, 33 透過フィルタ, 34 可視光光源, 35 受光センサ, 36 登録DB, 37 制御部, 51 受光強度算出部, 52 撮像制御部, 53 登録/認証処理部, 54 被写体判定部, 55 ずれ量計算部, 56 発光制御部, 131 導光材, 211 表示部, 212 音声出力部, 213 発熱体, 214 振動部, 231 表示制御部, 232 音声出力制御部, 233 熱制御部, 234 振動制御部

Claims (14)

  1. 生体の一部の静脈を利用して認証を行う情報処理装置において、
    前記生体の一部の置き位置を発光により提示する可視光光源と、
    前記生体の一部からの、前記可視光光源の可視光の反射光を受光する受光手段と、
    前記受光手段によって受光された前記反射光の光強度に基づいて、前記生体の一部の前記置き位置からのずれ量を計算する計算手段と、
    前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す制御手段と
    を備える情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記可視光光源の発光を制御することで、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記生体の一部に近赤外光を照射する近赤外光光源と、
    前記近赤外光が照射された前記生体の一部を撮像する撮像手段とを備え、
    前記計算手段は、前記受光手段によって受光された前記反射光の前記光強度と、前記撮像手段によって撮像された前記生体の一部の画像とに基づいて、前記ずれ量を計算する
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記制御手段は、前記ずれ量が所定の閾値より大きい場合、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記ずれ量が所定の閾値より小さい場合、前記撮像手段の撮像パラメータを調整する撮像制御手段とをさらに備える
    請求項4に記載の認証装置。
  6. 前記撮像手段によって撮像された被写体が前記生体の一部であるか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記計算手段は、前記判定手段によって前記被写体が前記生体の一部であると判定された場合、前記ずれ量を計算する。
    請求項3に記載の認証装置。
  7. ユーザ登録時に前記撮像手段によって撮像された前記画像を記録する記録手段をさらに備え、
    前記計算手段は、前記受光手段によって受光された前記反射光の前記光強度、および、前記撮像手段によって撮像された前記画像と前記記録手段に記録されている前記画像との差に基づいて、前記ずれ量を計算する
    請求項3に記載の認証装置。
  8. 所定の画像または文章を表示する表示手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記表示手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す旨の画像または文章を表示させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 音声を出力する音声出力手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記音声出力手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す旨の音声を出力させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記置き位置近傍において温度差を発生させる温度差発生手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記温度差発生手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すように温度差を発生させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  11. 前記置き位置近傍に対して振動を発生させる振動発生手段をさらに備え、
    前記制御手段は、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、前記振動発生手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すように振動を発生させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  12. 所定の画像または文章を表示する表示手段と、
    音声を出力する音声出力手段と、
    前記置き位置近傍において温度差を発生させる温度差発生手段と、
    前記置き位置近傍に対して振動を発生させる振動発生手段とをさらに備え、
    前記制御手段は、前記計算手段によって計算された前記ずれ量に応じて、
    前記可視光光源に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すように発光させ、
    前記表示手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す旨の画像または文章を表示させ、
    前記音声出力手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す旨の音声を出力させ、
    前記温度差発生手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すように温度差を発生させ、
    前記振動発生手段に、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促すように振動を発生させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記生体の一部は、人間の指である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 生体の一部の静脈を利用して認証を行う情報処理装置であって、前記生体の一部の置き位置を発光により提示する可視光光源と、前記生体の一部からの、前記可視光光源の可視光の反射光を受光する受光手段とを備える情報処理装置の情報処理方法において、
    前記受光手段によって受光された前記反射光の光強度に基づいて、前記生体の一部の前記置き位置からのずれ量を計算する計算ステップと、
    前記計算ステップの処理によって計算された前記ずれ量に応じて、前記生体の一部の前記置き位置への補正を促す制御ステップと
    を含む情報処理方法。
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