JPWO2017208372A1 - 画像記憶処理プログラム、画像記憶処理方法および画像記憶処理装置 - Google Patents

画像記憶処理プログラム、画像記憶処理方法および画像記憶処理装置 Download PDF

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Abstract

特定部(41)は、画像と画像を撮像した際の撮像装置の位置情報とを受け付けると、画像が撮像された際の撮像装置の位置情報に基づいて、画像の撮像された道路の種別を特定する。格納部(40)は、特定した道路の種別が所定の道路の種別に該当する場合に、前記位置情報を関連付けた前記画像を記憶部(22)に格納する。

Description

本発明は、画像記憶処理プログラム、画像記憶処理方法および画像記憶処理装置に関する。
従来から、例えば、物流業界では、トラックやバスなどの業務車両に、位置や速度などの運行状態を監視するデジタルタコグラフなどの車載器を取り付け、車載器から収集された情報を基に、運行管理を行っている。この車載器には、一定時間毎に路上の画像を撮像し、撮像した画像を送信する機能を有するものがある。
特開2015−103089号公報
ところで、路上の画像を撮像する場合、人の顔など人物が画像に写る場合がある。路上の人物を撮像してしまった場合に肖像権の問題が発生する場合がある。撮像された画像から人の顔を検知して自動で顔にボカシ加工を施す画像処理を行うことも可能であるが、処理が煩雑である。
一つの側面では、肖像権の問題の無い画像のみの収集が可能となる画像記憶処理プログラム、画像記憶処理方法および画像記憶処理装置を提供することを目的とする。
第1の案では、画像記憶処理プログラムは、コンピュータに、画像と画像を撮像した際の撮像装置の位置情報とを受け付けると、画像が撮像された際の撮像装置の位置情報に基づいて、画像の撮像された道路の種別を特定する処理を実行させる。画像記憶処理プログラムは、コンピュータに、特定した道路の種別が所定の道路の種別に該当する場合に、位置情報を関連付けた画像を記憶部に記憶する処理をコンピュータに実行させる。
本発明の一の実施態様によれば、肖像権の問題の無い画像のみの収集が可能となるという効果を奏する。
図1は、物流支援システムの一例を説明する説明図である。 図2は、道路状況提供プラットフォームの機能的な構成の一例を示す図である。 図3は、画像記憶処理装置の機能的な構成を概略的に示した図である。 図4は、撮像情報のデータ構成の一例を示す図である。 図5は、道路情報のデータ構成の一例を示す図である。 図6は、走行区間情報のデータ構成の一例を示す図である。 図7は、マッチングおよび集計の一例を示す図である。 図8は、公開用として収集される画像の一例を説明する図である。 図9は、公開用として収集される画像の一例を説明する図である。 図10は、道路状況を検索する流れの一例を示す図である。 図11は、画像記憶処理の手順の一例を示すフローチャートである。 図12は、画像記憶処理プログラムを実行するコンピュータの構成の一例を示す図である。
以下に、本発明にかかる画像記憶処理プログラム、画像記憶処理方法および画像記憶処理装置の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下に示す実施例は、矛盾を起こさない範囲で適宜組み合わせてもよい。
[システム構成]
最初に、実施例1に係る物流支援システムの一例を説明する。図1は、物流支援システムの一例を説明する説明図である。物流支援システム10は、物流業界における車両の運行を支援するシステムである。物流支援システム10は、例えば、クラウドシステムである。物流支援システム10には、運行管理プラットフォーム11と、プローブ解析プラットフォーム12と、道路状況提供プラットフォーム13とが構築されている。物流支援システム10は、1台のサーバ装置などのコンピュータによって実現されてもよく、複数台のコンピュータによるコンピュータシステムとして実装されてもよい。例えば、物流支援システム10は、提供するサービスや機能ごとに複数のコンピュータに分けて実装してもよい。
例えば、トラックやバスなどの業務車両16は、デジタルタコグラフなどの車載器15が設けられている。車載器15は、ネットワークNを介して物流支援システム10と通信可能に接続されている。また、物流支援システム10には、ネットワークNを介して運行事業者端末装置17および道路管理者端末装置18が通信可能に接続されている。かかるネットワークNの一態様としては、有線又は無線を問わず、携帯電話などの移動体通信網、インターネット(Internet)、LAN(Local Area Network)やVPN(Virtual Private Network)などの任意の種類の通信網を採用できる。なお、図1の例では、車載器15を搭載した業務車両16を1台とした場合を例示したが、これに限定されず、車載器15を搭載した業務車両16を任意の数とすることができる。また、図1の例では、運行事業者端末装置17および道路管理者端末装置18をそれぞれ1台とした場合を例示したが、これに限定されず、運行事業者端末装置17および道路管理者端末装置18も任意の数とすることができる。
車載器15は、所定時間(例えば、1秒)の間隔で、業務車両16の現在位置や時刻、業務車両16の速度などの各種の情報を運行中に検出する。車載器15は、検出した各種の情報をプローブ情報として物流支援システム10に送信する。また、車載器15は、一定時間毎に路上の画像を撮像し、撮像した画像を送信する機能を有する。例えば、業務車両16には、車両前方を撮像可能な位置にカメラが設けられており、車載器15にカメラが接続されている。車載器15は、カメラにより一定時間毎に車両前方の路上の画像を撮像する。この一定時間は、例えば、5分とするがこれに限定されるものではない。例えば、車載器15は、一定時間の間隔で車両前方を撮像し、撮像した画像の画像データを、撮像した位置を示す位置情報および撮像した時刻を示す時刻情報と共に物流支援システム10に送信する。
物流支援システム10は、車載器15から送信されたプローブ情報や画像データなどの各種の情報に基づき、各種のサービスを提供する。
例えば、物流支援システム10は、運行管理プラットフォーム11を用いて、業務車両16の運行管理を行う運行管理サービスを提供する。例えば、運行管理プラットフォーム11は、車載器15から送信されたプローブ情報に基づいて、業務車両16の運行時間や休憩時間、速度を管理する。また、運行管理プラットフォーム11は、業務車両16を運行する運行事業者からの要求に応じて、当該運行事業者が運行を管理する業務車両16の車載器15から送信された画像を提供する。すなわち、運行管理プラットフォーム11は、運行事業者に対して、当該運行事業者が運行する業務車両16で撮像された画像を提供する。これにより、運行事業者は、運行を管理する業務車両16の運行状態を把握できる。
また、例えば、物流支援システム10は、プローブ解析プラットフォーム12を用いて、プローブ情報を解析する。例えば、プローブ解析プラットフォーム12は、車載器15から送信されたプローブ情報に基づいて、業務車両16の走行した道路や道路の混雑状況を解析する。例えば、プローブ解析プラットフォーム12は、プローブ情報に含まれる位置情報に基づいて、走行している道路や、走行している道路の区間、走行方向を特定する。また、プローブ解析プラットフォーム12は、業務車両16が道路を走行した時間から道路の混雑状況を解析する。
また、例えば、物流支援システム10は、道路状況提供プラットフォーム13を用いて、道路状況を提供する道路状況提供サービスを提供する。例えば、物流支援システム10は、業務車両16の車載器15から送信された画像を道路状況として、道路を管理する道路管理者などの第3者に提供する。ところで、業務車両16の運行中に一定時間(例えば、5分)ごとに、車載器15により路上の画像を撮像した場合、人の顔など人物が画像に写る場合がある。このように人の顔などが写った画像を公開した場合に肖像権の問題が発生する。そこで、道路状況提供プラットフォーム13は、画像が撮像された際の撮像位置に基づいて、画像の撮像された道路の種別を特定する。そして、道路状況提供プラットフォーム13は、特定した道路の種別が所定の道路の種別に該当する場合に、画像を公開用として記憶する。例えば、道路状況提供プラットフォーム13は、特定した道路の種別が、歩行者の通行が禁止されている道路である場合、画像を公開用として記憶する。歩行者の通行が禁止されている道路としては、例えば、高速道路、自動車専用道路などが挙げられる。
ここで、例えば、高速道路、自動車専用道路などの歩行者の通行が禁止されている道路は、歩行者の通行が禁止されているため、路上を撮像しても歩行者が写ることがない。このため、道路状況提供プラットフォーム13は、肖像権の問題の無い画像のみ収集できる。
運行事業者端末装置17は、業務車両16を運行する運行事業者に配置された、パソコン等の端末装置である。業務車両16を運行する運行事業者は、運行事業者端末装置17を用いて物流支援システム10にアクセスし、物流支援システム10が提供する運行管理サービスを利用して業務車両16の運行管理を行う。
道路管理者端末装置18は、例えば、高速道路会社など、道路を管理する道路管理会社に配置された、パソコン等の端末装置である。道路を管理する道路管理者は、道路管理者端末装置18を用いて物流支援システム10にアクセスし、物流支援システム10が提供する道路状況提供サービスを利用して道路状況を把握する。例えば、高速道路を管理する道路管理者は、物流支援システム10が公開用として記憶した画像を参照することにより、道路の混雑状況や劣化状況など道路に関する各種の状況を把握できる。
次に、道路状況提供プラットフォーム13の機能的な構成について説明する。図2は、道路状況提供プラットフォームの機能的な構成の一例を示す図である。道路状況提供プラットフォーム13には、運行管理プラットフォーム11から、車載器15により撮像された画像の画像データや、画像を撮像した際の撮像位置などを含んだ撮像情報が提供される。また、道路状況提供プラットフォーム13には、プローブ解析プラットフォーム12から、道路に関する道路情報や、車載器15を搭載した業務車両16が走行した道路の走行区間に関する走行区間情報が提供される。道路状況提供プラットフォーム13は、特定機能(図2(a))により、画像が撮像された際の位置情報に基づいて、画像の撮像された道路の種別を特定する。道路状況提供プラットフォーム13は、格納機能(図2(b))により、画像の撮像された道路の種別が歩行者の通行が禁止されている道路に該当する場合、画像を記憶する。道路状況提供プラットフォーム13は、格納した画像を、出力機能(図2(c))により、道路状況として、道路を管理する道路管理者などの第3者に提供する。運行管理プラットフォーム11、プローブ解析プラットフォーム12および道路状況提供プラットフォーム13は、同じコンピュータに実装されてもよく、別なコンピュータに実装されてもよい。本実施例では、物流支援システム10は、運行管理プラットフォーム11、プローブ解析プラットフォーム12、道路状況提供プラットフォーム13が別なコンピュータに実装されている場合を例に説明する。
[画像記憶処理装置の構成]
次に、画像記憶処理装置20の構成について説明する。図3は、画像記憶処理装置の機能的な構成を概略的に示した図である。画像記憶処理装置20は、サーバコンピュータなどのコンピュータである。画像記憶処理装置20は、上述した道路状況提供プラットフォーム13が実装され、道路状況提供サービスを提供する。なお、本実施例では、画像記憶処理装置20を1台のコンピュータとした場合を例として説明するが、複数台のコンピュータによるコンピュータシステムとして実装してもよい。
図3に示すように、画像記憶処理装置20は、通信部21と、記憶部22と、制御部23とを有する。
通信部21は、他の装置と無線通信又は有線通信を行う通信インタフェースである。例えば、通信部21は、運行管理プラットフォーム11から、車載器15により撮像された画像の画像データや、画像を撮像した際の撮像位置などを含んだ撮像情報を受信する。また、通信部21は、プローブ解析プラットフォーム12から、道路に関する道路情報や、車載器15が搭載された業務車両16が走行している道路の走行区間に関する走行区間情報を受信する。
記憶部22は、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)、光ディスクなどの記憶装置である。なお、記憶部22は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、NVSRAM(Non Volatile Static Random Access Memory)などのデータを書き換え可能な半導体メモリであってもよい。記憶部22は、制御部23で実行されるOS(Operating System)や、各種プログラムを記憶する。さらに、記憶部22は、各種情報を記憶する。例えば、記憶部22は、画像データ30と、撮像情報31と、道路情報32と、走行区間情報33と、マッチング情報34とを記憶する。また、記憶部22は、公開用記憶領域35が設けられている。公開用記憶領域35は、道路状況提供サービスで提供する公開用のデータを記憶する領域である。公開用記憶領域35には、公開用画像データ36と集計情報37とが記憶される。なお、記憶部22は、その他の各種の情報を記憶してもよい。
画像データ30は、運行管理プラットフォーム11から受信した、車載器15により撮像された画像の画像データである。
撮像情報31は、画像データ30の画像を撮像した際の撮像位置などを含んだデータである。図4は、撮像情報のデータ構成の一例を示す図である。図4に示すように、撮像情報31は、画像ID、撮像位置、車両ID、撮像時刻の各項目を有する。なお、撮像情報31は、上記以外にも各種の情報を記憶してもよい。
画像IDの項目は、車載器15により撮像された画像の画像データを識別する識別情報を記憶する領域である。車載器15により撮像された画像の画像データには、識別情報として、例えば、撮像された順に番号などのユニークな画像ID(identification)が付与される。画像IDの項目には、車載器15により撮像された画像の画像データに付与された画像IDが格納される。撮像位置の項目は、画像を撮像した際の撮像位置を示す位置情報を記憶する領域である。本実施例では、位置情報を、日本測地系や世界測地系など所定の測地系により緯度、経度などで位置を示した情報としている。撮像位置の項目には、撮像位置を示す緯度(x)、経度(y)などの位置情報が格納される。なお、位置情報は、位置を特定できればその他の情報でもよい。車両IDの項目は、画像データを送信した車載器15を搭載した業務車両16の識別情報を記憶する領域である。車載器15には、搭載された業務車両16の識別情報として、ユニークな車両IDが設定される。車載器15は、設定された車両IDを付加した画像データやプローブ情報を物流支援システム10へ送信する。車両IDの項目には、画像IDの画像データを送信した車載器15を搭載した業務車両16の車両IDが格納される。撮像時刻の項目は、車載器15により画像が撮像された撮像時刻を記憶する領域である。
図4の例では、画像ID「画像1」の画像データの画像は、撮像位置が緯度x、経度yであり、画像データを送信した車載器15を搭載した業務車両16の車両IDが「Aaa」であり、撮像時刻が10時20分20秒であることを示す。
図3に戻り、道路情報32は、道路に関する各種の情報を記憶したデータである。例えば、道路情報32には、道路を区切った区間ごとに、道路の種別などの情報が記憶される。図5は、道路情報のデータ構成の一例を示す図である。図5に示すように、道路情報32は、区間番号、種別、方向、施設、区間範囲の各項目を有する。なお、道路情報32は、上記以外にも各種の情報を記憶してもよい。
区間番号の項目は、道路の区間を識別する識別情報を記憶する領域である。各道路は、それぞれ、例えば、所定の基準に沿って、1または複数の区間に分けられ、それぞれの区間に識別情報として、例えば、ユニークな区間番号が付与される。所定の基準は、例えば、100mごとなど距離で定めてもよく、交差点など他の道路との交点を区間の区切りとする単位であってもよい。また、所定の基準は、例えば、橋、トンネル、サービスエリア、パーキングエリア、ジャンクションなど、道路に関する構造物の境界や施設の境界を区間の区切りとしてもよく、公的な機関等が定めた区間の条件を用いてよい。また、所定の基準は、複数の条件を組み合わせてもよい。区間番号の項目には、道路の区間に付与された区間番号が記憶される。種別の項目は、区間番号の区間の道路の種別を記憶する領域である。道路の区間には、高速道路、自動車専用道路など歩行者の通行が禁止されている道路と、一般道路など歩行者の通行が禁止されていない道路を識別できるよう種別を定めている。種別の項目には、区間番号の区間の道路に定められた種別が格納される。方向の項目は、道路の区間の走行方向を記憶する領域である。方向の項目には、道路の区間に、例えば上り、下りなどの走行方向が定められている場合、走行方向が格納され、走行方向が定められていない場合、走行方向が定められていないことを示す「−」が格納される。施設の項目は、道路の区間の施設を記憶する領域である。施設の項目には、道路の区間が、サービスエリア、パーキングエリアなどの施設である場合、施設名が格納され、施設ではない場合、施設ではないことを示す「−」が格納される。区間範囲の項目は、区間とする範囲に関する情報を記憶する領域である。例えば、区間を矩形の領域として定める場合、区間範囲の項目には、区間とする領域の対向する2つの頂点の位置を示す位置情報が格納される。なお、区間範囲は、どのような情報を用いて示してもよい。例えば、区間範囲は、区間の領域の全ての頂点の位置で示してもよい。
図5の例では、区間番号が0002の区間は、種別が高速道路であり、方向が上りであり、施設ではなく、区間範囲が(x,y)―(x,y)であることを示す。
図3に戻り、走行区間情報33は、車載器15を搭載した業務車両16が走行した道路の走行区間に関する各種の情報を記憶したデータである。図6は、走行区間情報のデータ構成の一例を示す図である。図6に示すように、走行区間情報33は、時間帯、区間番号、方向、平均速度、車両IDの各項目を有する。なお、走行区間情報33は、上記以外にも各種の情報を記憶してもよい。
時間帯の項目は、車載器15を搭載した業務車両16が区間を走行した時間帯を記憶する領域である。時間帯は、例えば、5分単位とし、時間帯の開始時刻で示している。区間番号の項目は、道路の区間を識別する区間番号を記憶する領域である。方向の項目は、車載器15を搭載した業務車両16が走行した道路の区間の走行方向を記憶する領域である。方向の項目には、道路の区間に走行方向が定められている場合、走行方向が格納され、走行方向が定められていない場合、走行方向が定められていないことを示す「−」が格納される。平均速度の項目は、車載器15を搭載した業務車両16が区間を走行した際の平均速度を記憶する領域である。車両IDの項目は、区間を走行した業務車両16の車両IDを記憶する領域である。
図6の例では、区間番号が0002の区間は、上りであり、10時20分の時間帯に、平均速度が34.5kmで車両IDが「Aaa」の業務車両16が走行したことを示す。
図3に戻り、マッチング情報34は、撮像情報31および走行区間情報33に基づいて、画像データ30の画像の撮像位置に対応する区間等を求めたデータである。マッチング情報34の詳細は、後述する。
公開用画像データ36は、道路状況提供サービスでの公開用として、公開用記憶領域35に格納された画像データである。
集計情報37は、画像データ30を用いて、擬似的に施設の利用件数を求めたデータである。集計情報37の詳細も、後述する。
制御部23は、画像記憶処理装置20全体を制御するデバイスである。制御部23としては、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路や、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路を採用できる。制御部23は、各種の処理手順を規定したプログラムや制御データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理を実行する。制御部23は、各種のプログラムが動作することにより各種の処理部として機能する。例えば、制御部23は、第1格納部40と、特定部41と、第2格納部42と、集計部43と、受付部44と、検索部45と、出力部46とを有する。
第1格納部40は、受信した各種のデータを記憶部22に格納する。例えば、第1格納部40は、運行管理プラットフォーム11から受信した、車載器15により撮像された画像の画像データを画像データ30として記憶部22に格納する。また、第1格納部40は、運行管理プラットフォーム11から受信した、画像を撮像した際の撮像位置などを含んだ撮像情報を撮像情報31として記憶部22に格納する。また、第1格納部40は、プローブ解析プラットフォーム12から受信した道路情報を道路情報32として記憶部22に格納する。また、第1格納部40は、プローブ解析プラットフォーム12から受信した走行区間情報を走行区間情報33として記憶部22に格納する。
特定部41は、各種の特定を行う。例えば、特定部41は、車載器15により撮像された画像の画像データ30と、画像を撮像した際の位置情報などを含んだ撮像情報31を受け付けると、画像が撮像された際の位置情報に基づいて、画像の撮像された道路の種別を特定する。例えば、特定部41は、道路情報32に基づいて、撮像情報31に記憶された各画像データ30の撮像位置が道路のどの区間に該当するかを特定する。これにより、例えば、図4の画像ID「画像1」の画像データは、区間番号「0001」の区間に該当すると特定される。画像ID「画像2」の画像データは、区間番号「0002」の区間に該当すると特定される。画像ID「画像3」の画像データは、区間番号「0003」の区間に該当すると特定される。画像ID「画像4」の画像データは、区間番号「0004」の区間に該当すると特定される。特定部41は、撮像位置に該当する区間に対応する道路の種別を特定する。例えば、画像ID「画像1」〜「画像4」は、撮像位置に該当する区間に対応する道路の種別が「高速道路」と特定される。なお、図3に示すように、走行区間情報33に、業務車両16の車両番号と、走行した区間番号と、走行した時間帯が対応付けられている場合、特定部41は、走行区間情報33を用いて、画像データ30の撮像時刻、業務車両16の車両番号から、撮像位置が道路のどの区間に該当するかを特定してもよい。
また、特定部41は、特定した区間に基づいて、撮像情報31と走行区間情報33のマッチングを行ってマッチング情報34を生成する。図7は、マッチングおよび集計の一例を示す図である。例えば、特定部41は、撮像情報31の各画像IDの画像ごとに、撮像時刻を含む時間帯および撮像位置に該当する区間に対応するレコードを走行区間情報33から特定する。そして、特定部41は、時間帯、区間番号、方向、平均速度、車両ID、画像IDの各項目の情報を記憶したマッチング情報34を生成する。
第2格納部42は、特定部41により特定した道路の種別が高速道路、自動車専用道路などの歩行者の通行が禁止されている道路の種別に該当する場合に、画像データ30を公開用画像データ36として公開用記憶領域35に格納する。これにより、例えば、高速道路、自動車専用道路などで撮像された画像データ30が、公開用画像データ36として公開用記憶領域35に記憶される。
図8は、公開用として収集される画像の一例を説明する図である。図8の例には、トラックA、Bの走行した走行ルートRA、RBと走行時刻が示されている。走行ルートRA、RBには、高速道路、自動車専用道路などの歩行者の通行が禁止されている道路RXが含まれている。この場合、トラックA、Bに搭載された車載器15により撮像された画像のうち、道路RXを走行した際の画像の画像データのみが公開用記憶領域35に記憶される。
ところで、高速道路上であっても、サービスエリア、パーキングエリアは、歩行者が画像に写る虞がある。
そこで、第2格納部42は、特定した道路の種別が歩行者の通行が禁止されている道路の種別に該当する場合であっても、撮像位置がサービスエリア、パーキングエリアに含まれる場合には画像データ30を公開用記憶領域35への格納対象から除外する。例えば、第2格納部42は、道路情報32を用いて、画像データ30の撮像位置に該当する区間がサービスエリアまたはパーキングエリアであるか判定する。画像データ30の撮像位置に該当する区間がサービスエリアまたはパーキングエリアではない場合、第2格納部42は、当該画像データ30を公開用画像データ36として公開用記憶領域35に格納する。一方、画像データ30の撮像位置に該当する区間がサービスエリアまたはパーキングエリアである場合、第2格納部42は、当該画像データ30を公開用の記憶対象とはせず、公開用記憶領域35に格納しない。これにより、例えば、サービスエリア、パーキングエリアで撮像された画像データ30が除外されるため、肖像権の問題の無い画像のみの収集が可能となる。なお、特定部41は、道路の種別が高速道路、自動車専用道路などの歩行者の通行が禁止されている道路であり、サービスエリアまたはパーキングエリアではない区間について、マッチング情報34を生成するようにしてもよい。例えば、図4の画像ID「画像3」は、撮像位置に該当する区間が「○○サービスエリア」であるため、特定部41は、画像ID「画像3」については、マッチング情報34を生成しなくてもよい。
図9は、公開用として収集される画像の一例を説明する図である。図9の例には、トラックA、Bが画像を撮像した撮像時刻と、画像を撮像した撮像位置を含む区間が示されている。トラックA、Bが、区間番号「0001」、「0002」を走行中に撮像された画像の画像データは、公開用画像データ36として公開用記憶領域35に記憶される。一方、区間番号「0003」を走行中に撮像された画像の画像データは、非公開とされ、公開用記憶領域35への格納対象から除外される。
集計部43は、撮像位置が所定の地域に含まれる画像データの画像数を集計する。例えば、集計部43は、撮像位置がサービスエリア、パーキングエリアに含まれる場合、時間帯、サービスエリア、パーキングエリア別に、撮像された画像数を集計する。そして、集計部43は、集計結果を集計情報37に格納する。図7には、集計情報37の一例が示されている。集計情報37には、時間帯、施設、利用件数の各項目が設けられている。集計情報37には、時間帯、施設別に、撮像された画像数が利用件数として記憶される。ここで、車載器15が一定時間ごとに画像を撮像する場合、混雑している区間では、多くの画像が撮像される。本実施例にかかる集計部43では、撮像された画像数を利用件数として、集計情報37に格納している。この利用件数を用いることで、擬似的にサービスエリア、パーキングエリアなどの施設の混雑状況を表すことができる。
受付部44は、各種の操作を受け付ける。例えば、受付部44は、運行事業者端末装置17または道路管理者端末装置18からアクセスを受け付けると、アクセス元に各種の操作画面の情報を送信してアクセス元に操作画面を表示させ、操作画面から各種の操作を受け付ける。例えば、受付部44は、道路状況提供サービスのWebサイトを提供する。受付部44は、運行事業者端末装置17または道路管理者端末装置18から、道路状況提供サービスのWebサイトへのアクセスを受け付けると、ログイン画面の情報をアクセス元の運行事業者端末装置17および道路管理者端末装置18へ送信してログイン画面を表示させ、ログインID及びパスワードを入力してログイン操作を受け付ける。受付部44は、ログイン操作を受け付けると、入力されたログインID及びパスワードを事前に登録されたログインID及びパスワードと比較して認証を行う。受付部44は、正当との認証が得られた場合、条件指定画面の情報をアクセス元へ送信して条件指定画面を表示させる。そして、受付部44は、条件指定画面から道路状況の検索条件を受け付ける。例えば、受付部44は、道路状況の検索条件として、時間帯と道路の区間の指定を受け付ける。
検索部45は、公開用記憶領域35に記憶された公開用画像データ36から、受付部44で受け付けた検索条件を満たす画像データを検索する。例えば、検索部45は、マッチング情報34を用いて、検索条件として指定された時間帯と道路の区間に対応する画像の画像IDを特定する。そして、検索部45は、特定した画像IDの公開用画像データ36が公開用記憶領域35に記憶されているか検索する。また、検索部45は、検索条件として指定された道路の区間がサービスエリア、パーキングエリアである場合、集計情報37から、指定された区間の施設に該当する利用件数を読み出す。
出力部46は、検索結果をアクセス元に出力する。例えば、出力部46は、検索された画像データや利用件数を示した道路状況画面の情報をアクセス元へ送信して道路状況画面を表示させる。
図10は、道路状況を検索する流れの一例を示す図である。画像記憶処理装置20は、道路状況提供サービスを提供しており、条件指定画面100から道路状況の検索条件を受け付ける。条件指定画面100は、道路地図が表示された地図領域101と、検索条件とする時間帯を選択する時間帯選択領域102と、検索開始を指示する検索ボタン103とが設けられている。地図領域101は、道路が選択されることにより指定された位置に対応する道路の区間が選択された状態となる。図10の例では、斜線で示した区間104が選択された状態とされている。時間帯選択領域102は、コンボボックスとされ、選択することにより、例えば、5分単位で時間帯の指定が可能とされている。図10の例では、10時20分から10時25分の時間帯が指定されている。画像記憶処理装置20は、条件指定画面100の地図領域101で道路の区間が選択され、時間帯選択領域102で時間帯が選択されて検索ボタン103が選択されると、選択された道路区間、時間帯を検索条件として検索を行う。そして、画像記憶処理装置20は、検索結果を示した道路状況画面120を表示する。画像データが検索された場合、道路状況画面120には、検索された画像データの画像の撮像位置に対応付けて、画像データの画像が表示される。また、指定された道路の区間がサービスエリア、パーキングエリアである場合、道路状況画面120には、サービスエリア、パーキングエリアに対応付けて利用件数が表示される。図10の例では、サービスエリア、パーキングエリア以外の区間が指定されているため、道路状況画面120には、検索された画像データの画像の撮像位置に対応付けて、画像データの画像が表示されている。
これにより、道路を管理する道路管理会社や、業務車両16を運行する運行事業者は、道路状況を把握できる。
[処理の流れ]
次に、本実施例に係る画像記憶処理装置20が実行する画像記憶処理の流れについて説明する。図11は、画像記憶処理の手順の一例を示すフローチャートである。この画像記憶処理は、所定のタイミング、例えば、第1格納部40により画像データ30、撮像情報31が格納されたタイミングで実行される。
図11に示すように、特定部41は、道路情報32に基づいて、撮像情報31に記憶された各画像データ30の撮像位置が道路のどの区間に該当するかを特定する(S10)。特定部41は、撮像位置に該当する区間に対応する道路の種別を特定する(S11)。
特定部41は、特定した区間に基づいて、撮像情報31と走行区間情報33のマッチングを行ってマッチング情報34を生成する(S12)。
第2格納部42は、撮像位置の道路の種別が高速道路、自動車専用道路などの歩行者の通行が禁止されている道路の種別である画像データ30を格納対象とし、撮像位置の道路の種別が歩行者の通行が禁止されている道路の種別ではない画像データ30を格納対象から除外する(S13)。
第2格納部42は、撮像位置の道路の種別が歩行者の通行が禁止されている道路の種別に該当する場合であっても、撮像位置がサービスエリア、パーキングエリアに含まれる場合には画像データ30を格納対象から除外する(S14)。
第2格納部42は、格納対象とされた画像データ30を公開用画像データ36として公開用記憶領域35に格納する(S15)。
集計部43、撮像位置がサービスエリア、パーキングエリアに含まれる画像の画像数を時間帯、サービスエリア、パーキングエリア別に集計する(S16)。集計部43、集計結果を集計情報37に格納し(S17)、処理を終了する。
[効果]
上述してきたように、本実施例に係る画像記憶処理装置20は、画像と画像を撮像した際の車載器15の位置情報とを受け付けると、画像が撮像された際の車載器15の位置情報に基づいて、画像の撮像された道路の種別を特定する。画像記憶処理装置20は、特定した道路の種別が所定の道路の種別に該当する場合に、位置情報を関連付けた画像を公開用記憶領域35に記憶する。これにより、画像記憶処理装置20は、肖像権の問題の無い画像のみの収集が可能となる。
また、本実施例に係る画像記憶処理装置20は、所定の道路を、歩行者の通行が禁止されている道路とする。歩行者の通行が禁止されている道路は、歩行者の通行が禁止されているため、路上を撮像しても歩行者が写ることがない。このため、画像記憶処理装置20は、人の顔の検知処理、顔にボカシ加工処理など、撮像された画像を肖像権の問題の無い画像に加工する加工処理を行わなくでも、肖像権の問題の無い画像のみの収集が可能となる。
また、本実施例に係る画像記憶処理装置20は、所定の道路上であっても、位置情報が所定の地域に含まれる場合には画像を記憶対象とはしない処理を実行する。これにより、画像記憶処理装置20は、所定の道路上であっても、撮像した場合に人の顔が写る虞がある所定の地域については画像を公開用の記憶対象とはしないため、肖像権の問題の無い画像のみの収集が可能となる。
また、本実施例に係る画像記憶処理装置20は、所定の地域を、サービスエリア、パーキングエリアとする。サービスエリア、パーキングエリアは、業務車両16から路上の画像を撮像した場合に人の顔が写る虞があるため、サービスエリア、パーキングエリアで撮像された画像を記憶対象とはしないことで、肖像権の問題の無い画像のみの収集が可能となる。
さて、これまで開示の装置に関する実施例について説明したが、開示の技術は上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてもよい。そこで、以下では、本発明に含まれる他の実施例を説明する。
例えば、上記実施例では、車載器15により路上の画像を撮像する場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。例えば、スマートフォン、携帯電話などのカメラ付きの情報処理装置を車両に固定して路上の画像を撮像してもよい。すなわち、画像する撮像装置は、車載器15に限定されず、カメラ付きの情報処理装置であってもよい。
また、上記実施例では、運行管理プラットフォーム11から受信した画像の画像データを画像データ30として記憶部22に一旦記憶し、歩行者の通行が禁止されている道路で撮像された画像データ30を公開用画像データ36として公開用記憶領域35に記憶する場合を例示した。しかしながら、これらに限定されるものではない。例えば、運行管理プラットフォーム11から受信した画像の画像データのうち、歩行者の通行が禁止されている道路で撮像された画像データのみを公開用画像データ36として記憶部22に格納してもよい。また、第2格納部42は、公開用のフラグなどを用いて、歩行者の通行が禁止されている道路で撮像された画像データ30を公開用画像データ36として管理してもよい。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的状態は図示のものに限られず、その全部又は一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、第1格納部40、特定部41、第2格納部42、集計部43、受付部44、検索部45および出力部46の各処理部が適宜統合されてもよい。また、各処理部の処理が適宜複数の処理部の処理に分離されてもよい。さらに、各処理部にて行なわれる各処理機能は、その全部又は任意の一部が、CPU及び該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
[画像記憶処理プログラム]
また、上記の実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータシステムで実行することによって実現することもできる。そこで、以下では、運行を支援する画像記憶処理プログラムを実行するコンピュータシステムの一例を説明する。図12は、画像記憶処理プログラムを実行するコンピュータの構成の一例を示す図である。
図12に示すように、コンピュータ400は、CPU(Central Processing Unit)410、HDD(Hard Disk Drive)420、RAM(Random Access Memory)440を有する。これら400〜440の各部は、バス500を介して接続される。
HDD420には上記の第1格納部40、特定部41、第2格納部42、集計部43、受付部44、検索部45および出力部46と同様の機能を発揮する画像記憶処理プログラム420Aが予め記憶される。なお、画像記憶処理プログラム420Aについては、適宜分離してもよい。
また、HDD420は、各種情報を記憶する。例えば、HDD420は、記憶部22と同様に、OSや運行の支援に用いる各種データを記憶する。
そして、CPU410が、画像記憶処理プログラム420AをHDD420から読み出して実行することで、実施例の各処理部と同様の動作を実行する。すなわち、画像記憶処理プログラム420Aは、第1格納部40、特定部41、第2格納部42、集計部43、受付部44、検索部45および出力部46と同様の動作を実行する。
なお、上記した画像記憶処理プログラム420Aについては、必ずしも最初からHDD420に記憶させることを要しない。また、例えば、画像記憶処理プログラム420Aは、コンピュータ400に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に記憶させてもよい。そして、コンピュータ400がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ400に接続される「他のコンピュータ(又はサーバ)」などにプログラムを記憶させておく。そして、コンピュータ400がこれらからプログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
10 物流支援システム
11 運行管理プラットフォーム
12 プローブ解析プラットフォーム
13 道路状況提供プラットフォーム
15 車載器
16 業務車両
20 画像記憶処理装置
21 通信部
22 記憶部
23 制御部
30 画像データ
31 撮像情報
32 道路情報
33 走行区間情報
34 マッチング情報
35 公開用記憶領域
36 公開用画像データ
37 集計情報
40 第1格納部
41 特定部
42 第2格納部
43 集計部
44 受付部
45 検索部
46 出力部

Claims (6)

  1. 画像と前記画像を撮像した際の撮像装置の位置情報とを受け付けると、前記画像が撮像された際の前記撮像装置の位置情報に基づいて、前記画像の撮像された道路の種別を特定し、
    特定した前記道路の種別が所定の道路の種別に該当する場合に、前記位置情報を関連付けた前記画像を記憶部に記憶する
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする画像記憶処理プログラム。
  2. 前記所定の道路は、歩行者の通行が禁止されている道路である
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像記憶処理プログラム。
  3. 前記所定の道路上であっても、前記位置情報が所定の地域に含まれる場合には前記画像を記憶対象とはしない処理を実行する
    請求項1に記載の画像記憶処理プログラム。
  4. 前記所定の地域は、サービスエリア、パーキングエリアであることを特徴とする請求項3に記載の画像記憶処理プログラム。
  5. 画像と前記画像を撮像した際の撮像装置の位置情報とを受け付けると、前記画像が撮像された際の前記撮像装置の位置情報に基づいて、前記画像の撮像された道路の種別を特定し、
    特定した前記道路の種別が所定の道路の種別に該当する場合に、前記位置情報を関連付けた前記画像を記憶部に記憶する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする画像記憶処理方法。
  6. 画像と前記画像を撮像した際の撮像装置の位置情報とを受け付けると、前記画像が撮像された際の前記撮像装置の位置情報に基づいて、前記画像の撮像された道路の種別を特定する特定部と、
    前記特定部により特定した前記道路の種別が所定の道路の種別に該当する場合に、前記位置情報を関連付けた前記画像を記憶部に格納する格納部と、
    を有することを特徴とする画像記憶処理装置。
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