JPWO2017195544A1 - 処理装置、情報処理システム及び処理方法 - Google Patents

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Abstract

習熟度判定部101は、ユーザによるユーザ装置の操作の習熟度を判定する。表示ヒント決定部103は、トリガが発生した場合に、表示させるヒントを決定する。ヒント種類特定部104は、表示ヒント決定部103により表示させるものとして決定されたヒントの種類を特定する。表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104により特定されたヒントの種類に応じて、そのヒントの表示態様を決定する。表示態様決定部105は、ヒントを表示したときの操作方法が異なる複数の表示態様のうちのいずれかを、ヒントの種類に応じて決定する。ヒント表示制御部106は、表示ヒント決定部103により決定されたヒントを、表示態様決定部105により決定された表示態様でユーザ装置の表示手段に表示させる。

Description

本発明は、ユーザの操作を支援する支援情報を表示する技術に関する。
ユーザの操作を支援する支援情報を表示する技術が知られている。例えば特許文献1には、電気機器に異常が生じたときに異常を通知する最も優先順位が高い携帯装置を判定し、判定された携帯装置に異常を通知する技術が開示されている。
特開2015−143948号公報
ユーザの操作を支援する支援情報を表示する場合、その支援情報をユーザに見てもらうことが望ましいが、一方で支援情報が表示されることで他の情報が見えにくくなるとユーザにとって不都合な場合もある。
そこで、本発明は、ユーザを支援する支援情報の表示態様を必要に応じて使い分けられるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ユーザ装置の操作を支援する支援情報の種類を特定する種類特定部と、特定された前記支援情報の種類に応じて当該支援情報の表示態様を決定する決定部と、決定された前記表示態様で前記支援情報を表示させる表示制御部とを備える処理装置を提供する。
また、前記決定部は、前記支援情報を表示したときの操作方法が異なる複数の表示態様のうちのいずれかを前記種類に応じて決定してもよい。
さらに、前記ユーザ装置の操作の状態を検知する第1検知部を備え、前記決定部は、特定された前記支援情報の種類に加え、検知された前記操作の状態に応じて当該支援情報の表示態様を決定してもよい。
また、前記ユーザ装置におけるプログラムの実行状態を検知する第2検知部を備え、前記決定部は、特定された前記支援情報の種類に加え、検知された前記実行状態に応じて当該支援情報の表示態様を決定してもよい。
さらに、前記表示制御部は、複数の前記支援情報の表示制御を同時に行い、次に表示される前記支援情報が新たに決まった場合に、当該支援情報が既に表示された支援情報と類似するか否かを判断する類似判断部を備え、前記表示制御部は、前記類似判断部により類似すると判断された支援情報は表示させないようにしてもよい。
また、表示された前記支援情報をユーザが閲覧したか否かを判断する閲覧判断部を備え、前記表示制御部は、既に表示された前記支援情報をユーザが閲覧していないと判断された場合には、当該支援情報に類似していると判断された支援情報でも表示させてもよい。
さらに、ユーザ装置を利用しているユーザに関連する情報を取得する取得部を備え、前記決定部は、特定された前記支援情報の種類に加えて、取得された前記ユーザに関連する情報に応じて表示態様を決定してもよい。
また、前記支援情報が表示されたときのユーザの操作履歴を蓄積する蓄積部を備え、前記決定部は、特定された前記支援情報の種類に加えて、蓄積された前記操作履歴に応じて表示態様を決定してもよい。
また、本発明は、ユーザ装置の操作を支援する支援情報の種類を特定する種類特定部と、特定された前記支援情報の種類に応じて当該支援情報の表示態様を決定する決定部と、決定された前記表示態様で前記支援情報を表示させる表示制御部とを備える情報処理システムを提供する。
また、本発明は、ユーザ装置の操作を支援する支援情報の種類を特定するステップと、特定された前記支援情報の種類に応じて当該支援情報の表示態様を決定するステップと、決定された前記表示態様で前記支援情報を表示させるステップとを備える処理方法を提供する。
本発明によれば、ユーザを支援する支援情報の表示態様を必要に応じて使い分けられるようにすることができる。
第1実施例に係るスマートフォン10のハードウェア構成を表す図 第1実施例で実現される機能構成を表す図 ヒントテーブルの一例を表す図 ヒント種類テーブルの一例を表す図 表示態様テーブルの一例を表す図 ヒントボタン表示の一例を表す図 ヒント重ね表示の一例を表す図 ヒント重ね表示+操作制限表示の一例を表す図 判定処理及び表示処理における各装置の動作手順の一例を表す図 第2実施例で実現される機能構成の一例を表す図 表示態様テーブルの一例を表す図 第2実施例で実現される機能構成の別の一例を表す図 表示態様テーブルの別の一例を表す図 第3実施例で実現される機能構成の一例を表す図 表示されたヒント一覧の例を表す図 第3実施例で実現される機能構成の別の一例を表す図 第4実施例で実現される機能構成の一例を表す図 表示態様テーブルの一例を表す図 第5実施例で実現される機能構成の一例を表す図 表示態様テーブルの一例を表す図 変形例の表示態様テーブルの一例を表す図 変形例に係る情報処理システムの全体構成を表す図 サーバ装置のハードウェア構成を表す図 情報処理システムの機能構成を表す図 情報処理システムの機能構成を表す図
1…情報処理システム、2…ネットワーク、10…スマートフォン、20…サーバ装置、101…習熟度判定部、102…表示トリガ判断部、103…表示ヒント決定部、104…ヒント種類特定部、105…表示態様決定部、106…ヒント表示制御部、107…操作履歴送信部、111…操作状態検知部、112…実行状態検知部、113…ヒント類似判断部、114…ヒント閲覧有無判断部、115…ユーザ関連情報取得部、116…ヒント操作履歴蓄積部、201…操作履歴取得部。
本発明は、スマートフォンなどのユーザ装置を利用するユーザに対して、そのユーザのユーザ装置の操作の習熟度(例えば初級者・中級者・上級者と表される)に応じたヒントを提示することで、ユーザ装置を快適に利用できるようにするためのものである。ここでいうヒントとは、例えば現在表示されている画面における操作方法を表す情報や記憶容量やバッテリーが少なくなってきたときに推奨される操作を表す情報などであり、ユーザ装置の操作を支援する支援情報の一例である。以下、その実施例について説明する。
[1]第1実施例
図1は第1実施例に係るスマートフォン10のハードウェア構成を表す。スマートフォン10は、自装置の操作の習熟度を判定する機能と、判定した習熟度に応じたヒントを表示する機能とを有するユーザ装置である。スマートフォン10は、CPU(Central Processing Unit)11と、RAM(Random Access Memory)12と、ROM(Read Only Memory)13と、無線通信部14と、ストレージ15と、タッチスクリーン16と、デジタルカメラ17と、GPS(Global Positioning System)モジュール18とを備えるコンピュータである。
CPU11は、RAM12をワークエリアとして用いてROM13やストレージ15に記憶されているプログラムを実行することで様々な処理を行う処理装置である。また、CPU11は、それらの処理を行うことで、スマートフォン10が備える各部の動作を制御する制御装置でもある。無線通信部14は、移動体通信に準拠した無線通信及び無線LAN(Local Area Network)に準拠した無線通信を行う通信回路を有し、ネットワーク2を介して外部装置と通信を行う。ストレージ15は、フラッシュメモリなどの記憶手段であり、CPU11が制御に用いるデータやプログラムを記憶している。
タッチスクリーン16は、自装置の表示手段であるディスプレイと、ディスプレイの表面に設けられたタッチパネルとを備え、画像を表示するとともに、ユーザからの操作を受け付ける。デジタルカメラ17は、レンズや撮像素子などを備え、レンズから入射する光が表す周囲の人物や光景を撮影する。GPSモジュール18は、GPS衛星からの信号を用いて自身の位置を測定するセンサを備える。GPSモジュール18は、測定した位置を緯度及び経度で表す位置データをCPU11に供給する。
CPU11がプログラムを実行して各部を制御することで、以下に述べる機能が実現される。
図2は第1実施例で実現される機能構成を表す。スマートフォン10は、習熟度判定部101と、表示トリガ判断部102と、表示ヒント決定部103と、ヒント種類特定部104と、表示態様決定部105と、ヒント表示制御部106とを備える。これらの機能を実現するCPU11は本発明の「処理装置」の一例である。
習熟度判定部101は、ユーザによるユーザ装置の操作(本実施例ではスマートフォン10の操作)の習熟度を判定する。習熟度判定部101は、例えば自装置における操作履歴を記憶し、記憶した操作履歴に基づいて習熟度を判定する。習熟度判定部101は、例えば各操作についてその難易度に応じた点数を割り当てておき、操作履歴が表す操作の点数の合計値が大きいほど習熟度が高いと判定する。習熟度判定部101は、本実施例では、この点数の合計値に応じて、「初級者」、「中級者」、「上級者」のいずれかをユーザのユーザ装置の操作の習熟度として判定する。なお、習熟度の判定方法はこれに限らず、他の周知の方法を用いてもよい。習熟度判定部101は、こうして判定した習熟度を表示ヒント決定部103に供給する。
表示トリガ判断部102は、ユーザ装置を利用するユーザに対するヒントを表示させる契機となる事象(これを「トリガ」という)の発生の有無を判断する。トリガとしては、例えば特定のアプリケーションプログラムの起動や、特定のエラーの発生、特定のウェブページの表示、特定の操作の実施などが用いられる。表示トリガ判断部102は、各トリガに対応する処理の種類を記憶している。
各トリガに対応する処理とは、例えば特定のアプリを起動する処理や特定のエラーのエラーコードを表示させる処理、特定のウェブページを表示させる処理、特定の操作を示す操作データを生成する処理などである。表示トリガ判断部102は、ユーザ装置においてこれらの処理が行われた場合に、対応するトリガが発生したと判断する。表示トリガ判断部102は、定期的に各トリガの発生の有無を判断し、いずれかのトリガが発生したと判断した場合に、発生したトリガを示すトリガ情報を表示ヒント決定部103に供給する。
表示ヒント決定部103は、トリガが発生した場合に、表示させるヒントを決定する。表示ヒント決定部103は、トリガ、習熟度及びヒントを対応付けたヒントテーブルを記憶しておき、そのヒントテーブルを用いて表示させるヒントを決定する。
図3はヒントテーブルの一例を表す。図3の例では、「翻訳アプリの起動」というトリガに、「初級者」という習熟度及び「基本機能の使い方」というヒントの組が対応付けられている。このトリガには、同様に、「中級者」及び「拡張機能の使い方」と、「上級者」及び「辞書のカスタマイズ方法」という習熟度及びヒントの組も対応付けられている。また、「記憶領域の空き容量が10%未満」というトリガには、「初級者」及び「データ削除の提案」と、「中級者」及び「外部へのデータ移動の提案」と、「上級者」及び「データ圧縮の提案」という習熟度及びヒントの組が対応付けられている。
また、「バッテリーが残り15%未満」というトリガには、「初級者」及び「警告+節電モード設定の提案」と、「中級者」及び「警告+画面明るさ変更の提案」と、「上級者」及び「警告のみ」という習熟度及びヒントの組が対応付けられている。表示ヒント決定部103は、習熟度判定部101から習熟度が供給され、表示トリガ判断部102からトリガ情報が供給されると、供給されたトリガ情報が示すトリガ及び供給された習熟度にヒントテーブルで対応付けられているヒントを、表示させるヒントとして特定する。表示ヒント決定部103は、こうして決定したヒントをヒント種類特定部104及びヒント表示制御部106に供給する。
ヒント種類特定部104は、表示ヒント決定部103により表示させるものとして決定されたヒントの種類を特定する。ヒント種類特定部104は本発明の「種類特定部」の一例である。ヒント種類特定部104は、本実施例では、緊急度が低い種類のヒント、緊急度が中程度の種類のヒント、緊急度が高い種類のヒントという3つの種類を特定する。ヒント種類特定部104は、ヒント及び緊急度を対応付けたヒント種類テーブルを記憶しておき、そのヒント種類テーブルを用いてヒントの種類を特定する。
図4はヒント種類テーブルの一例を表す。図4の例では、「基本機能の使い方」というヒントは「低」という緊急度に対応付けられている。同様に、「拡張機能の使い方」、「辞書のカスタマイズ方法」、「データ削除の提案」、「外部へのデータ移動の提案」、「データ圧縮の提案」、「警告+節電モード設定の提案」、「警告+画面明るさ変更の提案」、「警告のみ」という各ヒントは、「低」、「低」、「中」、「低」、「低」、「高」、「高」、「中」という緊急度にそれぞれ対応付けられている。
ヒント種類特定部104は、表示ヒント決定部103から表示されるヒントが供給されると、供給されたヒントにヒント種類テーブルで対応付けられている緊急度を、表示されるヒントの種類として特定する。ヒント種類特定部104は、例えば、「データ削除の提案」というヒントが供給されると、ヒント種類テーブルにおいて「データ削除の提案」に対応付けられている緊急度「中」をヒントの種類として特定する。ヒント種類特定部104は、こうして特定したヒントの種類を表示態様決定部105に供給する。
表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104により特定されたヒントの種類に応じて、そのヒントの表示態様を決定する。表示態様決定部105は本発明の「決定部」の一例である。表示態様決定部105は、例えばヒントの種類(緊急度:低、中、高)と表示態様とを対応付けた表示態様テーブルを記憶しておき、その表示態様テーブルを用いて表示態様を決定する。
図5は表示態様テーブルの一例を表す。図5の例では、「緊急度:低」というヒントの種類に「ヒントボタン表示」という表示態様が対応付けられている。また、「緊急度:中」というヒントの種類には「ヒント重ね表示」という表示態様が、「緊急度:高」というヒントの種類には「ヒント重ね表示+操作制限表示」という表示態様がそれぞれ対応付けられている。表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104から供給されたヒントの種類(緊急度が「低」、「中」、「高」)に表示態様テーブルで対応付けられている表示態様を、ヒントの表示態様として決定する。表示態様決定部105は、こうして決定した表示態様をヒント表示制御部106に供給する。
ヒント表示制御部106は、表示ヒント決定部103により決定されたヒントを、表示態様決定部105により決定された表示態様でユーザ装置の表示手段に表示させる。ヒント表示制御部106は本発明の「表示制御部」の一例である。ヒント表示制御部106は、本実施例では決定された表示態様でスマートフォン10のタッチスクリーン16(ユーザ装置の表示手段の一例)にヒントを表示させる。ヒント表示制御部106が表示させるヒントの表示態様の例を図6から図8を参照して説明する。
図6はヒントボタン表示の一例を表す。図6(a)の例では、翻訳アプリが起動されたことをトリガとして、ヒント表示制御部106が、翻訳アプリ画面A1が表示されているタッチスクリーン16にヒントボタンH11を表示させている。ヒントボタンH11は「!」を囲む円形の画像である。翻訳アプリ画面A1には、「翻訳」、「履歴」、「辞書」、「設定」という操作用画像B11が表示されている。これらの操作用画像B11は、ヒントボタンH11が表示されている状態でも操作できるようになっている。
ユーザがヒントボタンH11を押す操作(例えばタップ操作)を行うと、ヒント表示制御部106は、ヒントボタンH11に対応するヒントH12を図6(b)に表すように表示させる。ヒントH12は、「ヒント 入力欄に英文・日本語文を入力して「翻訳」を押すと訳文が表示されます。」という図4に表す翻訳アプリを起動した初級者向けの「基本機能の使い方」のヒントである。このように、ヒントボタンH11は、ヒントH12のような何らかのヒントがあることを示す情報である。従って、ヒントボタンH11は、ヒントそのものと同様に、上述した支援情報(ユーザ装置の操作を支援する情報)の一例である。
翻訳アプリ画面A1に含まれる操作用画像B11は、ヒントH12が表示されている状態でも操作できるようになっている。このように、ヒントH12は、表示させるためにユーザの操作を1回必要とする(ヒントボタンH11を押す操作が必要な)ヒントであり、且つ、同時に表示されている画面(翻訳アプリ画面A1)の操作が可能なヒントである。
ヒントH12には、「今後このヒントを表示しない」という文章と「はい」、「いいえ」のボタン画像によるヒントの要否の確認情報C1が含まれている。この「はい」というボタン画像を押す操作が行われると、ヒント表示制御部106は、例えば、次にヒントボタンH11を押す操作がされた場合に、ヒントH12を表示させず、他の「基本機能の使い方」のヒントを表示させる。
ヒント表示制御部106は、確認情報C1への操作が行われると、ヒントH12の表示を終了させる。また、ヒント表示制御部106は、ヒントH12の確認情報C1以外のどこかに触れる操作が行われると、ヒントH12の表示を終了してヒントボタンH11を再び表示させる。これにより、ユーザは、ヒントボタンH11とヒントH12とを切り替えながら表示させることができる。ただし、ヒント表示制御部106は、ヒントボタンH11を表示させてから一定時間(例えば10秒)が経過すると、ヒントボタンH11の表示を終了させる。
図7はヒント重ね表示の一例を表す。図7(a)では、タッチスクリーン16に動画閲覧サイトA2が表示されている様子が表されている。図7(b)では、ヒント表示制御部106が、動画閲覧サイトA2に重ねてヒントH21を表示させている。ヒントH21は、「ヒント 記憶容量が少なくなっています。データを削除してはいかがでしょうか?」という図4に表す記憶領域の空き容量が10%未満となった初級者向けの「データ削除の提案」のヒントである。ヒントH21にもヒントの要否の確認情報C1が含まれている。
動画閲覧サイトA2には検索バーB21や各動画へのリンクB22などの操作用画像が含まれている。これらの操作用画像は、ヒントH21が表示されている状態でも操作できるようになっている。このように、ヒントH21は、表示させるためにユーザの操作を必要としない(トリガが発生するとユーザの操作がなくても表示される)ヒントであり、且つ、同時に表示されている画面(動画閲覧サイトA2)の操作が可能なヒントである。ヒント表示制御部106は、確認情報C1への操作が行われるか、ヒントH21の確認情報C1以外のどこかに触れる操作が行われると、ヒントH21の表示を終了させる。ただし、ヒント表示制御部106は、ヒントボタンH11とは異なり、ヒントH21についてはこれらの操作が行われない限り表示を終了させない。
図8はヒント重ね表示+操作制限表示の一例を表す。図8(a)では、タッチスクリーン16にニュースサイトA3が表示されている様子が表されている。図8(b)では、ヒント表示制御部106が、ニュースサイトA3に重ねてヒントH31を表示させている。ヒントH31は、「ヒント バッテリーの残りが15%を切りました。節電モードに設定することをお勧めします。」という図4に表すバッテリーが残り15%未満となった初級者向けの「警告+節電モード設定の提案」のヒントである。ヒントH31にもヒントの要否の確認情報C1が含まれている。
ニュースサイトA3には検索バーB31やニュースのジャンル(経済、国際、社会、スポーツ)のタブB32などの操作用画像が含まれている。ヒント表示制御部106は、ヒントH31が表示されている状態ではこれらの操作用画像が操作できないようにするとともに、そのことが直観的に理解できるように、ニュースサイトA3に半透明なグレー画面G1を重ねて表示させている。このように、ヒントH21は、表示させるためにユーザの操作を必要としない(トリガが発生するとユーザの操作がなくても表示される)ヒントであり、且つ、同時に表示されている画面(ニュースサイトA3)の操作が不可となっているヒントである。
ヒント表示制御部106は、確認情報C1への操作が行われるか、ヒントH31の確認情報C1以外のどこかに触れる操作が行われると、ヒントH31及びグレー画面G1の表示を終了させる。ヒント表示制御部106は、ヒントH21と同様に、ヒントH31についてもこれらの操作が行われない限り表示を終了させない。ヒントH31及びグレー画面G1の表示が終了すると、ニュースサイトA3に含まれる操作用画像への操作が再び可能になる。
以上のとおり、「ヒントボタン表示」と、「ヒント重ね表示」と、「ヒント重ね表示+操作制限表示」とでは、ヒントを表示したときのスマートフォン10(ユーザ装置)に対する操作方法がそれぞれ異なっている。例えば「ヒントボタン表示」では、図6の説明で述べたようにヒントからヒントボタンに切り替える切替操作が可能であるが、他の2つの表示態様ではヒントボタンが表示されないから当然そのような操作はできない。
また、「ヒント重ね表示+操作制限表示」ではヒントの背後に表示されている画面の操作を行うためにはヒントの表示を終了させる操作を行う必要があるが、他の2つの表示態様ではヒントの表示を終了させる操作を行わなくても(つまりヒントの表示中でも)その背後の画面操作を行うことができる。このように、スマートフォン10に対する操作方法には、ヒントに対する操作(例えばヒントに対して「はい」又は「いいえ」を選択する操作)以外にも、ヒントボタンの切替操作の可否や背後の画面操作の可否も含まれる。なお、スマートフォン10に対する操作方法には、これに限らず、他の操作方法(例えば音声操作の可否など)が含まれていてもよい。
表示態様決定部105は、このように、ヒントを表示したときのスマートフォン10に対する操作方法が異なる複数の表示態様、すなわち、ヒントボタン表示(切替操作も背後の画面操作も可能)、ヒント重ね表示(切替操作は不可だが背後の画面操作が可能)、ヒント重ね表示+操作制限表示(切替操作も背後の画面操作も不可)のうちのいずれかを、ヒントの種類に応じて決定する。
スマートフォン10(具体的にはCPU11)は、上記の構成に基づいて、習熟度を判定する判定処理と、ヒントを表示する表示処理とを行う。
図9は判定処理及び表示処理における各装置の動作手順の一例を表す。図9の例では、スマートフォン10が起動されたことを契機に動作手順が開始される。まず、スマートフォン10(習熟度判定部101)は、自装置が作動している間、自装置の操作履歴を記憶する操作履歴記憶処理を実行する(ステップS11)。
次に、スマートフォン10(習熟度判定部101)は、記憶した操作履歴に基づいてユーザのユーザ装置の操作の習熟度を判定する(ステップS12)。続いて、スマートフォン10(表示トリガ判断部102)は、トリガが発生したことを判断する(ステップS13)。次に、スマートフォン10(表示ヒント決定部103)は、判定された習熟度及び発生が判断されたトリガに基づいて表示させるヒントを決定する(ステップS14)。
続いて、スマートフォン10(ヒント種類特定部104)は、表示されることが決定されたヒントの種類を特定する(ステップS15)。次に、スマートフォン10(表示態様決定部105)は、特定されたヒントの種類に基づいてヒントの表示態様を決定する(ステップS16)。そして、スマートフォン10(ヒント表示制御部106)は、決定された表示態様でヒントを表示させる(ステップS17)。
例えば図6に表すヒントボタンH11の表示が行われた場合、ヒントボタンH11自体はヒントを含まない小さな画像なのでユーザの邪魔になりにくい一方、ヒントボタンH11にユーザが気付かずにヒントH12が見逃されやすい。これに対し、ヒントH31及びグレー画面G1の表示が行われた場合、ヒントに対する操作以外の画面操作ができなくなるので必ずユーザがヒントに気付くようにすることができる一方、それまで表示されていた画面の操作が一時的にできなくなるので、表示されたヒントがユーザにとって重要なものでなければユーザの不満につながりやすい。
そして、ヒントH21の表示が行われた場合は、ユーザの気付きやすさ及び邪魔になりやすさが前述の2つの表示態様の中間となる。このように、ユーザがヒントに気づき易い表示態様ほどユーザの操作を邪魔し易く、ユーザの操作を邪魔しない表示態様ほどユーザが支援情報に気付きにくいというように、これらはトレードオフの関係となっている。従って、ユーザに見てもらわなければならない必要性に応じて表示態様を使い分けることが望ましい。
本実施例では、ヒントの緊急度をヒントの種類として用いて、緊急度が高いヒントは最もユーザが気付きやすい表示態様で表示させ、緊急度が低いヒントは最もユーザの邪魔になりにくい表示態様で表示させ、緊急度が中程度のヒントはそれらの中間の表示態様で表示させるようにしている。このように、本実施例では、ユーザを支援する支援情報であるヒントの表示態様を必要に応じて使い分けられるようにすることができる。
[2]第2実施例
本発明の第2実施例について、以下、第1実施例と異なる点を中心に説明する。第1実施例では、ヒントの種類だけに応じて表示態様が決定されたが、第2実施例では、ヒントの種類に加えて、ユーザ装置の状態に応じて表示態様が決定される。ユーザ装置の状態としては、ユーザ装置の操作の状態と、プログラムの実行状態とが用いられる。以下ではそれぞれの状態が用いられる例について説明する。
[2−1]操作状態
図10は第2実施例で実現される機能構成の一例を表す。図10では、図2に表す各部に加えて操作状態検知部111を備えるスマートフォン10aが表されている。操作状態検知部111は、ユーザ装置の操作の状態(以下「操作状態」という)を検知する。操作状態検知部111は本発明の「第1検知部」の一例である。図10の例では、表示トリガ判断部102がトリガの発生を判断すると、その旨を操作状態検知部111に通知し、操作状態検知部111が、この通知を受け取ったことを契機に操作状態を検知する。
操作状態検知部111は、例えば、図1に表すデジタルカメラ17の操作状態という特定の操作状態を検知する。具体的には、操作状態検知部111は、デジタルカメラ17の操作履歴(デジタルカメラ17を起動する操作や設定を変更する操作、シャッターを切る操作など)を記憶しておき、表示トリガ判断部102からトリガが発生した旨が通知されると、そのときから遡って決められた期間(例えば1分間〜5分間程度。以下「検知期間」という)にこの操作履歴が1つでも記憶されているかどうかを確認する。
操作状態検知部111は、検知期間に上記操作履歴が1つでも記憶されていれば、デジタルカメラ17が操作されている状態(操作中状態)であることを検知し、検知期間に操作履歴が記憶されていなければ、デジタルカメラ17が操作されていない状態(非操作状態)であることを検知する。操作状態検知部111は、こうして操作状態を検知すると、検知した操作状態を表示態様決定部105に供給する。
表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104により特定されたヒントの種類に加え、操作状態検知部111により検知された操作の状態に応じて表示態様を決定する。表示態様決定部105は、例えばヒントの種類と操作状態と表示態様とを対応付けた表示態様テーブルを記憶しておき、その表示態様テーブルを用いて表示態様を決定する。
図11は本実施例の表示態様テーブルの一例を表す。図11の例では、「緊急度:低」というヒントの種類に、「操作中状態」及び「表示なし」と、「非操作状態」及び「ヒントボタン表示」という操作状態及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。この「表示なし」は、ヒント及びヒントボタンを表示しないことを意味している。また、「緊急度:中」というヒントの種類に、「操作中状態」及び「ヒントボタン表示」と、「非操作状態」及び「ヒント重ね表示」という操作状態及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。
また、「緊急度:高」というヒントの種類に、「操作中状態」及び「ヒント重ね表示」と、「非操作状態」及び「ヒント重ね表示+操作制限表示」という操作状態及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104から供給されたヒントの種類及び操作状態検知部111から供給された操作状態に表示態様テーブルで対応付けられている表示態様を、ヒントの表示態様として決定する。
図11の例では、「非操作状態」のときには図5の例と同様の表示態様でヒントが表示されるが、「操作中状態」のときには、図5の例の表示態様よりも、より操作の邪魔にならない表示態様で(緊急度:高の場合は「ヒント重ね表示+操作制限表示」ではなく「ヒント重ね表示」で、緊急度:中の場合は「ヒント重ね表示」ではなく「ヒントボタン表示」で)ヒントが表示される。
また、緊急度:低で操作中状態の場合は、ヒント自体が表示されなくなるので全く操作の邪魔にならないし、緊急度が低いヒントなので、今後非操作状態で同じトリガが発生した場合に表示されればよい。このように、図11の例によれば、デジタルカメラ17が操作中の状態ではより操作の邪魔にならない表示態様が決定されるので、操作状態が考慮されずにヒントが表示される場合に比べて、ユーザはユーザ装置の操作をより快適に行うことができる。
なお、操作状態検知部111は、上述したデジタルカメラ17の操作状態以外の特定の操作状態(例えば電話機能の操作状態や電子メール機能の操作状態など)を検知してもうよい。また、操作状態検知部111は、特定の操作状態に限定せず、ユーザ装置に対して行われる全ての操作状態を検知してもよい。その場合でも、表示態様決定部105が図11に表す例(どの緊急度でもよい)と同様に表示態様を決定することで、操作中状態には非操作状態に比べてヒントが邪魔になりにくいようにし、反対に非操作状態には操作中状態に比べてユーザがヒントに気付きやすいようにすることができる。
[2−2]実行状態
図12は第2実施例で実現される機能構成の別の一例を表す。図12では、図2に表す各部に加えて実行状態検知部112を備えるスマートフォン10bが表されている。実行状態検知部112は、ユーザ装置におけるプログラムの実行状態を検知する。実行状態検知部112は本発明の「第2検知部」の一例である。図12の例では、表示トリガ判断部102がトリガの発生を判断すると、その旨を実行状態検知部112に通知する。
実行状態検知部112は、この通知を受け取ったことを契機にプログラムの実行状態を検知する。実行状態検知部112は、例えば、特定のアプリケーションプログラム(翻訳アプリなど。以下「特定アプリ」という)の実行状態を検知する。具体的には、実行状態検知部112は、表示トリガ判断部102からトリガが発生した旨が通知されると、スマートフォン10のOS(Operating System)に実行中のプログラムを問い合わせる。
実行状態検知部112は、OSから返答された実行中のプログラムの中に特定アプリが含まれている場合に、その特定アプリが実行されている状態(実行中状態)であることを検知し、特定アプリが含まれていない場合に、その特定アプリが実行されていない状態(非実行状態)であることを検知する。実行状態検知部112は、こうして特定アプリの実行状態を検知すると、検知した実行状態を表示態様決定部105に供給する。
表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104により特定されたヒントの種類に加え、実行状態検知部112により検知されたプログラムの実行状態に応じて表示態様を決定する。表示態様決定部105は、例えばヒントの種類と実行状態と表示態様とを対応付けた表示態様テーブルを記憶しておき、その表示態様テーブルを用いて表示態様を決定する。
図13は本実施例の表示態様テーブルの別の一例を表す。図13の例では、図11に表す表示態様テーブルの「操作状態」を「実行状態」に、「操作中状態」を「実行中状態」に、「非操作状態」を「非実行状態」にした表示態様テーブルが表されている。表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104から供給されたヒントの種類及び実行状態検知部112から供給された実行状態にこの表示態様テーブルで対応付けられている表示態様を、ヒントの表示態様として決定する。
図13の例では、特定アプリが実行中の状態では、図11の例のようにより操作の邪魔にならない表示態様が決定されるので、実行状態が考慮されずにヒントが表示される場合に比べて、ユーザはユーザ装置の操作をより快適に行うことができる。なお、実行状態検知部112は、特定アプリの実行状態に限定せず、ユーザ装置に導入されている全てのアプリの実行状態を検知してもよい。その場合でも、表示態様決定部105が図13に表す例(どの緊急度でもよい)と同様に表示態様を決定することで、実行中状態には非実行状態に比べてヒントが邪魔になりにくいようにし、反対に非実行状態には実行中状態に比べてユーザがヒントに気付きやすいようにすることができる。
また、操作状態が用いられる場合も、実行状態が用いられる場合も、表示態様決定部105が決定する表示態様は上記のものに限らない。表示態様決定部105は、例えば、消費電力が大きい操作の操作中状態や消費電力が大きい特定アプリの実行中状態では、非操作状態や非実行状態よりもユーザが気付きやすい表示態様を決定してもよい。これにより、非操作状態や非実行状態に比べてヒントがよりユーザに気付かれやすくなり、操作状態や実行状態を考慮せずに表示態様が決定される場合に比べて、ヒントに従った操作が行われやすくなる。例えばバッテリーが残り15%未満になったときにヒントが表示される場合であれば、バッテリー切れを回避する操作が行われやすくなる。
また、操作中状態及び非操作状態という2つの操作状態だけでなく、例えば操作頻度が高い状態、操作頻度が中くらいの状態、操作頻度が低い状態、操作がされていない状態というように、3つ以上の操作状態に基づいて表示態様決定部105が表示態様を決定してもよい。また、実行中状態及び非実行状態という2つの実行状態だけでなく、例えば実行開始から一定時間が経過した状態、実行開始から一定時間が経過していない状態、実行されていない状態というように、3つ以上の実行状態に基づいて表示態様決定部105が表示態様を決定してもよい。いずれの場合も、本実施例によれば、上述した操作状態や実行状態に合わせた表示態様でヒントを表示させることができる。
[3]第3実施例
本発明の第3実施例について、以下、上記の各実施例と異なる点を中心に説明する。上記の各実施例では、1つのヒントの表示制御だけが行われていたが、第3実施例では、スマートフォンが複数のアプリケーションプログラムを同時に実行し、それらのアプリ画面を切り替え可能に表示する機能(いわゆるマルチタスク機能)を有しており、複数のヒントの表示制御が同時に行われる。以下では、その場合における2通りのヒントの表示制御方法を説明する。
[3−1]類似ヒントの非表示制御
図14は第3実施例で実現される機能構成の一例を表す。図14では、図2に表す各部に加えてヒント類似判断部113を備えるスマートフォン10cが表されている。本実施例では、表示ヒント決定部103が、表示させることを決定したヒントをヒント類似判断部113に供給する。
ヒント表示制御部106は、複数のヒントの表示制御を同時に行う。ヒント表示制御部106は、例えば、アプリ画面Aの表示中にトリガが発生するとヒントaを表示させ、アプリ画面Aと切り替え可能に表示されているアプリ画面Bの表示中にトリガが発生するとヒントbを表示させる。その後、アプリ画面Bからアプリ画面Aに表示が切り替えられると、ヒント表示制御部106は、アプリ画面Aとともにヒントaを再び表示させる。ヒント表示制御部106は、ヒントを表示させる度にそのヒントをヒント類似判断部113に供給する(この例ではヒントa、bをそれぞれ供給する)。
ヒント類似判断部113は、次に表示されるヒントが新たに決まった場合に、そのヒントが既に表示されたヒントと類似するか否かを判断する。ヒント類似判断部113は本発明の「類似判断部」の一例である。ここでいう既に表示されたヒントには、表示が終了したヒントも含まれている。ヒント類似判断部113は、ヒント表示制御部106から供給されたヒントを、既に表示されたヒントとして記憶しておく。ヒント類似判断部113は、表示ヒント決定部103からヒントが供給されると、そのヒントと記憶してあるヒントとの類似度を算出する。
ヒント類似判断部113は、例えば両方のヒントに含まれる文章の類似度をTF−IDF(Term Frequency−Inverse Document Frequency)法等の周知の技術を用いて算出する。ヒント類似判断部113は、算出した類似度が閾値Th1以上である場合に、新たなヒントが表示済みのヒントに類似していると判断し、算出した類似度が閾値Th1未満である場合に、新たなヒントが既に表示されたヒントに類似していないと判断する。ヒント類似判断部113は、こうしてヒントの類似を判断すると、その判断結果をヒント表示制御部106に通知する。
なお、既に表示されたヒントに、表示が終了したヒントを含まないようにしてもよい。その場合、ヒント表示制御部106が表示を終了したヒントをヒント類似判断部113に供給し、ヒント類似判断部113は、記憶しているヒントから供給されたヒントと一致するものを削除する。これにより、ヒント類似判断部113は、次に表示されるヒントが現在表示されているヒントと類似するか否かを判断することになる。
ヒント表示制御部106は、ヒント類似判断部113により既に表示されているヒントと類似すると判断されたヒントは、ユーザ装置の表示手段に表示させない。ヒント表示制御部106は、表示ヒント決定部103からヒントが供給されると、ヒント類似判断部113からの判断結果の通知を待って、類似していないという判断結果が通知された場合にはそのヒントを表示させ、類似しているという判断結果が通知された場合にはそのヒントを表示させないように表示を制御する。
本実施例では、ヒント表示制御部106が、複数のヒントを表示した場合に、それら複数のヒントの一覧を表示させる操作をユーザが行うと、表示済みのヒントの一覧を表示させる機能を有している。そのヒント一覧からいずれかのヒントをユーザが選択すると、ヒント表示制御部106は、選択されたヒントを表示させる。この機能は、表示された複数のヒントからユーザが目的のヒントを探すための機能である。
図15は表示されたヒント一覧の例を表す。図15では、ヒント表示制御部106は、「拡張機能の使い方」や「外部へのデータ以降の提案」、「警告+画面明るさ変更の提案」といったヒントのタイトルとヒントの文章の一部を含むヒント一覧を表示させている。
図15(a)では、本実施例のヒントの表示制御が行われていない場合に表示されるヒントの一覧が表されている。この場合、互いに類似しているヒントがあってもどちらも表示されている(例えば「拡張機能の使い方」や「外部へのデータ以降の提案」が複数表示されている)。図15(b)では、本実施例のヒントの表示制御が行われた場合に表示されるヒントの一覧が表されている。
この場合、ヒント表示制御部106が、類似しているヒントは表示させないようにしているため、「拡張機能の使い方」、「外部へのデータ以降の提案」、「警告+画面明るさ変更の提案」がそれぞれ1つずつ表示されている。このように類似しているヒントを表示させないようにすることで、類似しているヒントも表示される場合に比べて、ユーザは自分が探しているヒントを簡単に見つけることができる。また、閲覧済みのヒントに類似するヒントが何度も表示されるとユーザはより邪魔に思うようになっていくが、類似しているヒントを表示させないようにすることで、そのような邪魔なヒントが表示されなくなるので、ユーザはユーザ装置の操作をより快適に行うことができる。
なお、ヒント表示制御部106はヒント一覧を表示させる機能を有していなくてもよい。その場合、ユーザは、表示されているアプリ画面を切り替えていくことで目的のヒントを探すことになる。その場合でも、ヒントが表示されていないアプリ画面はすぐに飛ばすことができるので、類似しているヒントも表示される場合に比べれば、ユーザは自分が探しているヒントを簡単に見つけることができる。
[3−2]類似ヒントの表示・非表示判断
図16は第3実施例で実現される機能構成の別の一例を表す。図16では、図14に表す各部に加えてヒント閲覧有無判断部114を備えるスマートフォン10dが表されている。この例では、ヒント表示制御部106が表示させたヒントをヒント閲覧有無判断部114に供給する。
ヒント閲覧有無判断部114は、ヒント表示制御部106により表示されたヒントがユーザによって閲覧されたか否かを判断する。ヒント閲覧有無判断部114は本発明の「閲覧判断部」の一例である。ヒント閲覧有無判断部114は、例えば、ヒントボタンが表示された場合に、ヒントボタンに対する押す操作の有無を監視して、ヒントボタンを押す操作が行われればヒントが閲覧されたと判断し、ヒントボタンを押す操作が行われないままヒントボタンの表示が終了すればヒントが閲覧されなかったと判断する。
また、ヒント閲覧有無判断部114は、ヒント重ね表示又はヒント重ね表示+操作制限表示でヒントが表示された場合に、ヒントの表示制御開始から、ヒントの表示を終了させる操作が行われて表示制御が終了するまでの時間を計測し、計測した時間が閾値Th2以上であればヒントが閲覧されたと判断し、計測した時間が閾値Th2未満であればヒントが閲覧されなかったと判断する。
また、ヒント閲覧有無判断部114は、ヒントの表示制御開始から、表示制御は継続しているが別のアプリ画面が表示されてヒントが一時的に表示されなくなるまでの時間を計測し、計測した時間が閾値Th3以上であればヒントが閲覧されたと判断し、計測した時間が閾値Th3未満であればヒントが閲覧されなかったと判断する。ヒント閲覧有無判断部114は、こうしてヒントの閲覧の有無を判断し、その判断結果をヒント表示制御部106に供給する。
ヒント表示制御部106は、既に表示されたヒントが閲覧されていないとヒント閲覧有無判断部114により判断された場合には、そのヒントに類似しているとヒント類似判断部113により判断されたヒントでも表示させる。例えば、ヒント表示制御部106は、表示中のヒントaと新たに表示されると決定されたヒントbとが類似していると判断された場合、図14の例で述べた表示制御を行うのであればヒントbを表示させないことになるが、この例では、ヒントaが閲覧されていないと判断されれば、ヒントbを表示させる。これにより、ユーザが最初に表示されたヒント(例えばヒントa)を見逃した場合でも、それに類似するヒント(例えばヒントb)の内容を知る機会が提供されることになる。
[4]第4実施例
本発明の第4実施例について、以下、第1実施例と異なる点を中心に説明する。第1実施例では、ヒントの種類だけに応じて表示態様が決定されたが、第4実施例では、ヒントの種類に加えて、ユーザ装置を利用しているユーザに関連する情報(以下「ユーザ関連情報」という)に応じて表示態様が決定される。
図17は第4実施例で実現される機能構成の一例を表す。図17では、図2に表す各部に加えてユーザ関連情報取得部115を備えるスマートフォン10eが表されている。この例では、習熟度判定部101が習熟度の判定結果をユーザ関連情報取得部115に供給する。
ユーザ関連情報取得部115は、前述したユーザ関連情報、すなわち、ユーザ装置を利用しているユーザに関連する情報を取得する。ユーザ関連情報取得部115は本発明の「取得部」の一例である。ユーザ関連情報取得部115は、例えば、習熟度判定部101から供給されたユーザの習熟度をユーザ関連情報として取得する。ユーザ関連情報取得部115は、取得したユーザ関連情報を表示態様決定部105に供給する。
表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104により特定されたヒントの種類に加え、ユーザ関連情報取得部115により取得されたユーザ関連情報に応じて表示態様を決定する。表示態様決定部105は、例えばヒントの種類とユーザ関連情報(この例では習熟度)と表示態様とを対応付けた表示態様テーブルを記憶しておき、その表示態様テーブルを用いて表示態様を決定する。
図18は本実施例の表示態様テーブルの一例を表す。図18の例では、「緊急度:低」というヒントの種類に、「習熟度:低」及び「ヒント重ね表示」と、「習熟度:中」及び「ヒントボタン表示」と、「習熟度:高」及び「表示なし」というユーザ関連情報及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。また、「緊急度:中」というヒントの種類に、「習熟度:低」及び「ヒント重ね表示+操作制限表示」と、「習熟度:中」及び「ヒント重ね表示」と、「習熟度:高」及び「ヒントボタン表示」というユーザ関連情報及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。
また、「緊急度:高」というヒントの種類に、「習熟度:低」及び「ヒント重ね表示+操作制限表示」と、「習熟度:中」及び「ヒント重ね表示+操作制限表示」と、「習熟度:高」及び「ヒント重ね表示」というユーザ関連情報及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104から供給されたヒントの種類及びユーザ関連情報取得部115から供給されたユーザ関連情報である習熟度にこの表示態様テーブルで対応付けられている表示態様を、ヒントの表示態様として決定する。
習熟度が低いユーザほどヒントが役立ちやすい一方、習熟度が高いユーザほどヒントがなくても自分で問題を解決できることが多いためヒントが邪魔にならないことの方が重要になる。図18の例では、習熟度が低いほどユーザが気付きやすい表示態様でヒントが表示され、習熟度が高いほどユーザの邪魔になりにくい表示態様でヒントが表示される。このように、本実施例では、ユーザに合った表示態様でヒントを表示させることができ、その結果、ユーザ関連情報を考慮しないでヒントが表示される場合に比べて、ユーザはユーザ装置の操作をより快適に行うことができる。
[5]第5実施例
本発明の第5実施例について、以下、第1実施例と異なる点を中心に説明する。第1実施例では、ヒントの種類だけに応じて表示態様が決定されたが、第5実施例では、ヒントの種類に加えて、ヒントが表示されたときのユーザの操作履歴(以下「ヒント操作履歴」という)に応じて表示態様が決定される。
図19は第5実施例で実現される機能構成の一例を表す。図19では、図2に表す各部に加えてヒント操作履歴蓄積部116を備えるスマートフォン10fが表されている。この例では、ヒント表示制御部106がヒントを表示させたときに、その旨をヒント操作履歴蓄積部116に通知する。
ヒント操作履歴蓄積部116は、前述したヒント操作履歴、すなわち、ヒントが表示されたときのユーザの操作履歴を蓄積する。ヒント操作履歴蓄積部116は本発明の「蓄積部」の一例である。ヒント操作履歴蓄積部116は、例えば、ヒント表示制御部106からヒントを表示させた旨が通知されてから決められた期間の間、スマートフォン10fに対するユーザの操作の履歴をヒント操作履歴として蓄積する。
表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104により特定されたヒントの種類に加え、ヒント操作履歴蓄積部116により蓄積されたヒント操作履歴に応じて表示態様を決定する。表示態様決定部105は、例えば、表示されたヒントが示す操作と、ヒント操作履歴が示す操作とが一致する度合い(以下「操作一致度」という)を算出し、算出した操作一致度に基づいて表示態様を決定する。表示態様決定部105は、例えばヒントの種類と操作一致度と表示態様とを対応付けた表示態様テーブルを記憶しておき、その表示態様テーブルを用いて表示態様を決定する。
図20は本実施例の表示態様テーブルの一例を表す。図20の例では、「緊急度:低」というヒントの種類に、「低」及び「ヒント重ね表示」と、「中」及び「ヒントボタン表示」と、「高」及び「表示なし」という操作一致度及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。なお、操作一致度が「低」、「中」、「高」とは、例えば、それぞれ閾値Th11未満、閾値Th11以上閾値Th12未満、閾値Th12以上である操作一致度を表している。
「緊急度:中」というヒントの種類には、「低」及び「ヒント重ね表示+操作制限表示」と、「中」及び「ヒント重ね表示」と、「高」及び「ヒントボタン表示」という操作一致度及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。また、「緊急度:高」というヒントの種類に、「低」及び「ヒント重ね表示+操作制限表示」と、「中」及び「ヒント重ね表示+操作制限表示」と、「高」及び「ヒント重ね表示」という操作一致度及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。
表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104から供給されたヒントの種類及びヒント操作履歴蓄積部116に蓄積されている操作履歴から算出した操作一致度にこの表示態様テーブルで対応付けられている表示態様を、ヒントの表示態様として決定する。図20の例では、操作一致度が高いほど習熟度が高いユーザとみなして、図18の例と同様に表示態様が決定されている。これにより、図18の例と同様に、ユーザに合った表示態様でヒントを表示させることができ、その結果、ヒント操作履歴を考慮しないでヒントが表示される場合に比べて、ユーザはユーザ装置の操作をより快適に行うことができる。
[6]変形例
上述した各実施例はそれぞれが本発明の実施の一例に過ぎず、以下のように変形させてもよい。また、各実施例及び各変形例は、必要に応じて組み合わせて実施してもよい。
[6−1]表示態様
ヒント表示制御部106がヒントを表示させる際の表示態様は上記のものに限らない。ヒント表示制御部106は、例えば、表示手段の表示面において情報の通知用に設けられた通知領域にヒントを表示させる通知領域表示という表示態様でヒントを表示させてもよい。また、ヒント表示制御部106は、文字サイズを標準よりも大きくする大型文字サイズ表示や、文字サイズを標準よりも小さくする小型文字サイズ表示という表示態様でヒントを表示させてもよい。
また、ヒント表示制御部106は、文字や背景を特定の色で表す特定色表示や、文字や背景を動かしたり変形させたりするアニメーション表示という表示態様でヒントを表示させてもよい。また、ヒント表示制御部106は、文量や画像数を標準よりも多くした丁寧な表示態様や文量や画像数を標準よりも少なくした簡潔な表示態様でヒントを表示させてもよい。このように、ヒント表示制御部106は、ユーザのヒントへの気付きやすさの程度やユーザ装置の操作の邪魔になりやすさの程度、ユーザに伝えられる情報量がそれぞれ異なる様々な表示態様でヒントを表示させればよい。
[6−2]ユーザ関連情報
第4実施例で述べたユーザ関連情報は上述した習熟度に限らない。ユーザ関連情報取得部115は、例えば、ユーザの年齢をユーザ関連情報として取得してもよい。この場合、表示態様決定部105は、例えば取得された年齢が高いほど文字を大きくした表示態様を決定する。年齢が高いほど小さな文字が見えにくくなるので、このように決定された表示態様でヒントが表示されることで、どのユーザでもヒントの文字が見えやすくなる。
また、ユーザ関連情報取得部115は、ユーザ装置の操作を支援するヘルプデスクが用意されている場合に、そのヘルプデスクに電話した履歴をユーザ関連情報として取得してもよい。この場合、表示態様決定部105は、取得された履歴の頻度が高いほど文量や画像数を多くした丁寧な表示態様を決定し、取得された履歴の頻度が低いほど文量や画像数を少なくした簡潔な表示態様を決定する。
また、ユーザ関連情報取得部115は、ユーザの趣味や興味分野に関する情報をユーザ関連情報として取得してもよい。この場合、表示態様決定部105は、例えば取得されたユーザ関連情報が表す趣味や興味分野に関係する文体や背景、キャラクタが登場する表示態様を決定する。表示態様決定部105は、例えば日本史に興味を持つユーザの場合は古典語で表されたヒントを表示させる表示態様を決定し、英語圏の国々に興味を持つユーザの場合は英語を交えたヒントを表示させる表示態様を決定する。
また、表示態様決定部105は、ファッションが趣味のユーザの場合はファッションに関する画像(服や靴など)を背景とする表示態様を決定し、スポーツが趣味のユーザの場合はそのスポーツに関する画像(ボールやグラブ、ラケットなど)を背景とする表示態様を決定する。このようにユーザの趣味や興味分野に関連する表示態様でヒントが表示されることで、ヒントを見てみようという気をユーザに起こさせやすくなる。本変形例においては、上記のいずれのユーザ関連情報が用いられる場合でも、ユーザに合った表示態様でヒントを表示させることができる。
[6−3]ヒント操作履歴
第5実施例で述べたヒント操作履歴に応じた表示態様は上記の例に限らない。表示態様決定部105は、例えば、ヒント操作履歴が示す操作に特定の操作が含まれている量(以下「特定操作量」という)に応じて表示態様を決定する。特定の操作とは、例えば、ヒントの表示が開始されてから一定時間以内に行われた表示を終了させる操作である。特定操作量は、例えば、操作履歴の件数における特定の操作の件数の割合で表される。
表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104からヒントの種類が供給されると、ヒント操作履歴蓄積部116に蓄積されている操作履歴を参照し、特定操作量を算出する。表示態様決定部105は、例えばヒントの種類と特定操作量と表示態様とを対応付けた表示態様テーブルを記憶しておき、その表示態様テーブルを用いて表示態様を決定する。
図21は本変形例の表示態様テーブルの一例を表す。図21の例では、「緊急度:低」というヒントの種類に、「閾値Th21以上」及び「表示なし」と、「閾値Th21未満」及び「ヒントボタン表示」という特定操作有無及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。「緊急度:中」というヒントの種類には、「閾値Th21以上」及び「ヒントボタン表示」と、「閾値Th21未満」及び「ヒント重ね表示」という特定操作有無及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。また、「緊急度:高」というヒントの種類には、「閾値Th21以上」及び「ヒント重ね表示」と、「閾値Th21未満」及び「ヒント重ね表示+操作制限表示」という特定操作有無及び表示態様の組がそれぞれ対応付けられている。
表示態様決定部105は、ヒント種類特定部104から供給されたヒントの種類及び算出した特定操作量にこの表示態様テーブルで対応付けられている表示態様を、ヒントの表示態様として決定する。図21の例では、表示されたヒントをすぐに消す操作を行うことが多いユーザほど、邪魔になりにくい表示態様でヒントが表示されるようになっている。このように、図21の例においても、ユーザに合った表示態様でヒントを表示させることができる。
なお、特定の操作は、上記のものに限らず、例えば、操作制限のない表示態様でヒントが表示された後の一定期間内に行われたアプリ画面を切り替える操作であってもよい。この場合の特定操作量は、ヒントの閲覧には不十分な期間(例えば1〜2秒程度)を一定期間として定めることで、表示されたヒントに気付かずに又は気付いたが見ることなくアプリ画面を切り替えるといったヒントの見逃し件数の多さを表すことになる。
この場合も、表示態様決定部105は、特定操作量を算出し、算出した特定操作量と特定されたヒントの種類に応じて表示態様を決定する。表示態様決定部105が例えば算出した特定操作量が大きいほどユーザが気付きやすい表示態様を決定することで、ヒントの見逃し件数の多いユーザが表示されたヒントに気付きやすいようにすることができる。
[6−4]各機能を実現する装置
図2等に表す各機能は、実施例とは異なる装置によって実現されてもよい。
図22は本変形例に係る情報処理システム1の全体構成を表す。情報処理システム1は、ネットワーク2と、スマートフォン10gと、サーバ装置20とを備える。ネットワーク2は、移動体通信網やインターネットなどを含み、装置同士のデータのやり取りを仲介する。ネットワーク2には、スマートフォン10gが移動体通信で接続され、サーバ装置20が有線(無線でもよい)で接続されている。
図23はサーバ装置20のハードウェア構成を表す。サーバ装置20は、CPU21と、RAM22と、ROM23と、NIC(Network Interface Card)24と、ストレージ25とを備えるコンピュータである。CPU21、RAM22、ROM23は、図1に表す同名のハードウェアと共通するハードウェアである。NIC24は、有線(無線でもよい)でネットワーク2と通信する回路を備え、ネットワーク2を介して例えばスマートフォン10gと通信する。ストレージ25は、HDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)などの記憶手段であり、CPU21が制御に用いるデータやプログラムを記憶している。
図24は本変形例の機能構成を表す。スマートフォン10gは、操作履歴送信部107と、表示トリガ判断部102と、表示ヒント決定部103と、ヒント種類特定部104と、表示態様決定部105と、ヒント表示制御部106とを備え、サーバ装置20は、操作履歴取得部201と、習熟度判定部101とを備える。操作履歴送信部107は、自装置における操作履歴をサーバ装置20に送信する。操作履歴取得部201は、送信されてきた操作履歴を取得し、習熟度判定部101に供給する。習熟度判定部101は、取得された操作履歴に基づいてユーザのユーザ装置の操作の習熟度を判定し、その判定結果をスマートフォン10gに送信する。このように、習熟度の判定がユーザ装置以外の装置で行われてもよい。
図24の例以外にも、例えばサーバ装置が表示トリガ判断部102を備えていてもよい。その場合、サーバ装置の表示トリガ判断部102は、ユーザ装置のOSやユーザ装置に導入されているアプリに不具合が発生したことをトリガとして判断し、そのトリガ情報をスマートフォンに送信する。また、サーバ装置がさらに表示ヒント決定部103を備えていてもよい。その場合、例えば、新たな不具合に対応するヒントが作成された場合に、そのヒントを各ユーザのユーザ装置に配布しなくてもサーバ装置にだけ記憶させておけば、表示させるヒントとして決定することができる。
図25は本変形例に係る情報処理システム1hの機能構成を表す。情報処理システム1hは、スマートフォン10hと、サーバ装置20hとを備える。スマートフォン10hは、操作履歴送信部107と、表示トリガ判断部102と、表示態様決定部105と、ヒント表示制御部106とを備える。サーバ装置20hは、操作履歴取得部201と、習熟度判定部101と、表示ヒント決定部103と、ヒント種類特定部104とを備える。この場合、情報処理システム1hが備える各装置が協働してヒントの種類の特定、ヒントの表示態様の決定、ヒントの表示制御などを行う。また、操作履歴取得部201、表示態様決定部105及びヒント表示制御部106をサーバ装置が備えていてもよい。この場合のサーバ装置のCPUは本発明の「処理装置」の一例である。
[6−5]ユーザ装置
ユーザ装置は上述したスマートフォンに限らず、携帯電話機やタブレット端末やノート型パソコン、デスクトップ型パソコンなどであってもよい。要するに、ユーザによって操作される装置であればなんでもよい。
[6−6]表示手段
ヒント表示制御部106がヒントを表示させる表示手段は、ユーザ装置が備えている表示手段に限らず、外部の表示手段であってもよい。例えばデスクトップ型パソコンがユーザ装置として用いられる場合であれば、そのパソコンに接続されたディスプレイが表示手段として用いられる。また、スマートフォン等が外部の表示手段に画面を表示させる機能を有している場合には、ヒント表示制御部106は、その機能により、外部の表示手段にヒントを表示させる。
[6−7]ヒント及びヒントの種類
ヒント表示制御部106が表示させるヒントは上述したものに限らない。ヒント表示制御部106は、例えば、ユーザ装置やOSなどの不具合を知らせるヒントを表示させたり、その不具合を解消するための方法(アップデートや不具合を解消するプログラムの紹介など)を含むヒントを表示させたりしてもよい。
また、ヒント表示制御部106は、1画面で表されるヒントだけでなく、複数の画面で表されるヒントを表示させてもよい。例えば、ヒント表示制御部106は、上級者には1画面で表される簡潔なヒントを表示させ、初級者には複数の画面で表される丁寧なヒントを表示させるという具合である。この場合に、表示態様決定部105は、例えば「基本機能の使い方」というヒントの表示態様を、1画面表示、3画面表示、5画面表示というように、ヒントを表す画面数によって異なる表示態様からいずれかを決定してもよい。
また、ヒントの種類も、上述した緊急度に限らない。例えば提案型ヒント(「〜を使ってみると便利ですよ!」というように便利なアプリや機能を提案するヒント)、方法提示型ヒント(「〜に困っていませんか?」や「〜しますか?」というように問題の解決方法や今行うべき操作の方法などを提示するヒント)、警告型ヒント(重要な問題が生じつつあること又は生じたことを伝え、場合によってはその解決方法を提示するヒント)などの種類が用いられてもよい。
その場合、表示態様決定部105は、例えば提案型ヒントはヒントボタン表示、方法提示型ヒントはヒント重ね表示、警告型ヒントはヒント重ね表示+操作制限表示と決定する、という具合である。また、ヒントが活用される可能性の高さ(確度)が異なる種類が用いられてもよい。その場合、表示態様決定部105は、例えば確度が高いヒントはヒント重ね表示+操作制限表示と決定し、確度が低いヒントはヒントボタン表示と決定するという具合である。このように、ヒントの種類には様々なものが用いられてもよい。
[6−8]ヒント表示時の制御
ヒントが表示される際に、ヒントの表示以外の制御が行われてもよい。例えば、ヒントが表示されるとともにスマートフォンを振動させる制御が行われてもよいし、音声を出力する制御や光を発する制御が行われてもよい。これにより、ヒントが表示されるだけの場合に比べて、ユーザがヒントに気付きやすいようにすることができる。
[6−9]支援情報
ユーザ装置において表示される支援情報は上述したヒントに限らない。例えばいわゆるヘルプや使い方ガイドといったアプリやハードウェアの使い方を説明する情報であってもよいし、取扱説明書やマニュアルをデータ化した情報であってもよい。要するに、ユーザが行うユーザ装置の操作を支援するものであれば、どのような情報が支援情報として用いられてもよい。
[6−10]習熟度の活用方法
上記の各例では判定された習熟度がヒントの表示に活用されたが、これに限らない。例えばメニュー画面で表示される項目が習熟度に応じて選択されてもよい(習熟度が高いほど画面や機能のカスタマイズに関する項目が増えるなど)。また、習熟度が低いほどアイコンや文字のサイズを大きくしてユーザが操作しやすいようにしてもよい。要するに、ユーザ装置の操作の習熟度によってユーザ装置の動作を異ならせることでユーザの利便性が向上すれば、どのような用途で習熟度が用いられてもよい。
[6−11]時期に応じたヒント
表示ヒント決定部103は、習熟度及びトリガに加えて、現在の時期に応じて表示させるヒントを決定してもよい。表示ヒント決定部103は、例えば、花見の時期には、花見の場所を検索するためのアプリの起動方法や検索サイトへのアクセス方法などの花見に関連するヒントを表示させるヒントとして決定し、それ以外の時期にはそれらの花見に関連するヒントを表示させるヒントとして決定しない。
また、表示ヒント決定部103は、夕食前や休日のランチ前の時間帯(この場合の「時期」)には、レシピが掲載されたサイトへのアクセス方法をヒントとして表示し、それ以外の時間帯にはそれらのヒントを表示させるヒントとして決定しない。また、表示ヒント決定部103は、通勤時間帯にはヒントをゆっくり読む時間がないので読むのに時間がかからないヒントを表示させるヒントとして決定し、夜間や休日にはヒントをゆっくり読む時間があるので読むのに時間がかかるヒントを表示させるヒントとして決定する。このように、本変形例によれば、時期に合わせたヒントを表示させることができる。
[6−12]時期に応じた表示態様
表示態様決定部105は、特定されたヒントの種類に加えて、現在の時期に応じた表示態様を決定してもよい。表示態様決定部105は、例えば、花見の時期には、桜の花をイメージさせるようなピンクの背景の表示態様を決定する。これにより、時期を考慮しない表示態様でヒントが表示される場合に比べて、表示されたヒントと花見とをユーザが直感的に結び付けやすくなり、花見に関心のあるユーザであれば、表示したヒントに注意を払いやすくなる。
なお、表示態様決定部105は、上記の例以外にも、例えば、通勤時間帯にはゆっくり操作をする時間がないので、操作の邪魔になりにくい表示態様を決定し、夜間や休日にはゆっくり操作をする時間があるのでユーザが気付きやすい表示態様を決定する。このように、本変形例によれば、時期に合わせた表示態様でヒントを表示させることができる。
[6−13]発明のカテゴリ
本発明は、スマートフォンのCPU及びサーバ装置のCPUのような処理装置の他、それらの処理装置を備える情報処理システムとしても捉えられる。また、本発明は、各処理装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられるし、各装置を制御するコンピュータを機能させるためのプログラムとしても捉えられる。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されてもよい。

Claims (10)

  1. ユーザ装置の操作を支援する支援情報の種類を特定する種類特定部と、
    特定された前記支援情報の種類に応じて当該支援情報の表示態様を決定する決定部と、
    決定された前記表示態様で前記支援情報を表示させる表示制御部と
    を備える処理装置。
  2. 前記決定部は、前記支援情報を表示したときの操作方法が異なる複数の表示態様のうちのいずれかを前記種類に応じて決定する
    請求項1に記載の処理装置。
  3. 前記ユーザ装置の操作の状態を検知する第1検知部を備え、
    前記決定部は、特定された前記支援情報の種類に加え、検知された前記操作の状態に応じて当該支援情報の表示態様を決定する
    請求項1又は2に記載の処理装置。
  4. 前記ユーザ装置におけるプログラムの実行状態を検知する第2検知部を備え、
    前記決定部は、特定された前記支援情報の種類に加え、検知された前記実行状態に応じて当該支援情報の表示態様を決定する
    請求項1から3のいずれか1項に記載の処理装置。
  5. 前記表示制御部は、複数の前記支援情報の表示制御を同時に行い、
    次に表示される前記支援情報が新たに決まった場合に、当該支援情報が既に表示された支援情報と類似するか否かを判断する類似判断部を備え、
    前記表示制御部は、前記類似判断部により類似すると判断された支援情報は表示させない
    請求項1から4のいずれか1項に記載の処理装置。
  6. 表示された前記支援情報が閲覧されたか否かを判断する閲覧判断部を備え、
    前記表示制御部は、既に表示された前記支援情報が閲覧されていないと判断された場合には、当該支援情報に類似していると判断された支援情報でも表示させる
    請求項5に記載の処理装置。
  7. ユーザ装置を利用しているユーザに関連する情報を取得する取得部を備え、
    前記決定部は、特定された前記支援情報の種類に加えて、取得された前記ユーザに関連する情報に応じて表示態様を決定する
    請求項1から6のいずれか1項に記載の処理装置。
  8. 前記支援情報が表示されたときのユーザの操作履歴を蓄積する蓄積部を備え、
    前記決定部は、特定された前記支援情報の種類に加えて、蓄積された前記操作履歴に応じて表示態様を決定する
    請求項1から7のいずれか1項に記載の処理装置。
  9. ユーザ装置の操作を支援する支援情報の種類を特定する種類特定部と、
    特定された前記支援情報の種類に応じて当該支援情報の表示態様を決定する決定部と、
    決定された前記表示態様で前記支援情報を表示させる表示制御部と
    を備える情報処理システム。
  10. ユーザ装置の操作を支援する支援情報の種類を特定するステップと、
    特定された前記支援情報の種類に応じて当該支援情報の表示態様を決定するステップと、
    決定された前記表示態様で前記支援情報を表示させるステップと
    を備える処理方法。
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