JPWO2017183069A1 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Abstract

空気調和機の室外機の大きさに応じて支柱本体の高さが調節できる空気調和機の室外機。空気調和機の室外機は、天板と、底板と、前記天板と前記底板とを接続する支柱本体と、を有する筐体と、前記筐体の内周に沿って配置された熱交換器と、を備え、前記支柱本体は、前記筐体の角部に配置され、ベース支柱と、前記ベース支柱に対して上下方向にスライド可能なスライド支柱と、により構成され、前記ベース支柱に前記スライド支柱を固定する固定部材が備えられている。

Description

本発明は、空気調和機の室外機に関し、特に、空気調和機の室外機の構造に関するものである。
従来、空気調和機の室外機においては、熱交換器が筐体に収容され、側面板により熱交換器が保護されている。これに対し、例えば、特許文献1には、上吹き型室外機において、上部側板、前側板、及び左側板以外の面に側板を設けず、筐体に収容された熱交換器を露出させることが開示されている。特許文献2には、上吹き型室外機の側面を取り付け支柱により構成し、螺子により取り付け支柱に熱交換器の側端部を固定することが開示されている。特許文献3には、横吹き型室外機の前面パネルの側面部に、L字型の補強板を取り付けることが開示されている。
特開2013−7558号公報 実開昭61−91765号公報 特開2015−10775号公報
熱交換器が筐体の側面板により保護されていると、側面板と熱交換器との間に水が溜まってブリッジ状態となり、水が凍結すると、熱交換器の機能が低下するだけでなく、熱交換器又は筐体が破壊する恐れがある。特許文献1〜3に記載の室外機のように、熱交換器を収容する筐体の側面に側板を設けず、側面を支柱により覆う構成が採用とすることで、側面板と熱交換器との間に溜まった水による影響が低減されると推測される。
しかし、特許文献1〜3のいずれにおいても、空気調和機の室外機の大きさが相違する場合には、空気調和機の室外機の大きさに応じて、大きさの異なる筐体を用意しなければならず、大きさに応じて個別の長さの支柱が必要となる。これでは、それぞれの大きさに対応した部品を全て在庫として保有しなければならないという別の問題が生じる。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたものであり、側面板と熱交換器との間で水が凍結することを防止し、且つ、高さを調節できる空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室外機は、天板と、底板と、前記天板と前記底板とを接続する支柱本体と、を有する筐体と、前記筐体の内周に沿って配置された熱交換器と、を備え、前記支柱本体は、前記筐体の角部に配置され、ベース支柱と、前記ベース支柱に対して上下方向にスライド可能なスライド支柱と、により構成され、前記ベース支柱に前記スライド支柱を固定する固定部材が備えられている。
本発明に係る空気調和機の室外機によれば、天板と底板とを接続する支柱本体がベース支柱と、スライド支柱とにより構成されており、スライド支柱がベース支柱に対して上下方向にスライドされて固定されている。天板と底板とが支柱本体により接続されることで従来のように、側面と熱交換器との間に水が溜まることがなくなり、凍結が防止される上に、異なる高さの空気調和機の室外機に共通の支柱本体を用いることが可能となる。
本実施の形態に係る空気調和機の室外機の前面を示す斜視図である。 本実施の形態に係る空気調和機の室外機の背面を示す斜視図である。 本実施の形態に係る空気調和機の室外機の支柱を筐体の内側から見た斜視図である。 本実施の形態に係る空気調和機の室外機の支柱を筐体の外側から見た斜視図である。 図5(a)は、本実施の形態に係るスライド支柱を上面からみたときの模式図であり、図5(b)は、本実施の形態に係るスライド支柱を側面からみたときの模式図である。 図6(a)は、本実施の形態に係るベース支柱を上面からみたときの模式図であり、図6(b)は、本実施の形態に係るベース支柱を側面からみたときの模式図である。 本実施の形態に係る空気調和機の室外機の支柱を示す模式図である。 本実施の形態に係る空気調和機の室外機の支柱の断面を示す模式図である。 図9(a)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機が小型である場合を示す側面図であり、図9(b)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機が小型である場合を示す斜視図である。 図10(a)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が中型である場合を示す側面図であり、図10(b)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が中型である場合を示す斜視図である。 図11(a)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が大型である場合を示す側面図であり、図11(b)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が大型である場合を示す斜視図である。 図12(a)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が特大である場合を示す側面図であり、図12(b)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が特大である場合を示す斜視図である。 本実施の形態に係る空気調和機の室外機の変形例に係る支柱を示す模式図である。
実施の形態.
<空気調和機の室外機1の構成>
図1は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1の前面を示す斜視図である。また、図2は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1の背面を示す斜視図である。図1、及び、図2に示すように、空気調和機の室外機1は、底板5、外郭パネル3、前面パネル4、天板2、及び、支柱9により構成された筐体1aを有し、筐体1aの内部に室外熱交換器6及び送風機30を収容している。筐体1aは、室外熱交換器6の他、不図示の圧縮機、電気品などの構成部品を収容している。室外熱交換器6は、L字形状をしており、支柱9が配置された側面、及び、前面パネル4に対向する背面に沿うように底板5の上面に配置されている。筐体1aの前面側には、室外熱交換器6は配置されておらず、送風機30が送風機カバー31を介して見えている。以下の説明において、支柱9が配置された筐体1aの側面を左側面とし、左側面に対向する側面を右側面として説明する。なお、支柱9は、本発明の支柱本体の一例である。
筐体1aを構成する底板5は、室外機1の下面となり、上部に不図示の室外機1の構成部品が載置される。天板2は、底板5の上方に配置され、室外機1の上面となり、構成部品を覆っている。天板2及び底板5は平行に配置され、前面パネル4、支柱9、及び外郭パネル3により接続されている。前面パネル4は、筐体1aの前面と、前面から連続する右側面の一部を覆い、外郭パネル3は、前面パネル4に連続し、筐体1aの右側面の他の一部から右側面よりの背面の一部にかけて覆っている。支柱9は、スライド支柱7と、ベース支柱8とにより構成され、筐体1aの左側面の背面側と、左側面よりの背面の一部とが接する角部1bに配置されている。
支柱9は、スライド支柱7が、ベース支柱8に対して上下方向にスライド可能であり、内部に収容される構成部品に応じて支柱9の長さが変更される。スライド支柱7は、上端部7aにおいて天板2と接続し、下端部7bにおいてベース支柱8と接続しており、ベース支柱8は、上端部8aにおいてスライド支柱7と接続し、下端部8bにおいて底板5と接続している。スライド支柱7及びベース支柱8の前面側と、前面パネル4の側端部4aとの間は、開放された空間6aになっており、空間6aに筐体1aの左側面に沿う室外熱交換器6が露出している。また、スライド支柱7及びベース支柱8の背面側と、外郭パネル3の背面側の側端部3aとの間は、開放された空間6bになっており、空間6bに筐体1aの背面側に沿う室外熱交換器6が露出している。室外熱交換器6を露出させて配置することで空気の流れが良くなり、熱交換効率が向上され、且つ、熱交換により生じた結露水が室外熱交換器6と側壁との間に溜まることが防止される。前面パネル4及び外郭パネル3には、筐体1aの角となる位置にそれぞれハンドル10aが設けられている。また、ベース支柱8の上端部8aの近傍には、ハンドル10bが設けられている。ハンドル10a、bは、室外機1を手で移動し、室外機1の据付などを行う際に用いられる。なお、ハンドル10bは、本発明の把手の一例である。
<支柱9の構成>
図3は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1の支柱9を筐体1aの内側から見た斜視図である。また、図4は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1の支柱9を筐体1aの外側から見た斜視図である。図3、及び、図4に示すように、支柱9は、スライド支柱7及びベース支柱8により構成され、内側に天板固定ねじ位置19、支柱固定ねじ位置11、ハンドル固定ねじ位置18、及び底板固定ねじ位置20を備えている。ベース支柱8の外側には、ハンドル10bが取り付けられている。底板固定ねじ位置20は、ベース支柱8が底板5に固定される位置であり、天板固定ねじ位置19は、スライド支柱7が天板2に固定される位置である。スライド支柱7とベース支柱8とは、スライド可能に取り付けられており、支柱固定ねじ位置11において締結されたねじにより固定されている。
<スライド支柱7の構成>
図5(a)は、本実施の形態に係るスライド支柱7を上面からみたときの模式図であり、図5(b)は、本実施の形態に係るスライド支柱7を側面からみたときの模式図である。図5(a)及び(b)に示すように、スライド支柱7は、側面視において矩形状であり、例えば、L字型の断面形状を有する。スライド支柱7の上端部7aの近傍に設けられた天板固定ねじ位置19には、スライド支柱7を天板2に取り付け、固定するねじが締結される。スライド支柱7の下端部7bの支柱固定ねじ位置11には、ねじ穴11aが形成されており、スライド支柱7の内側から止めねじなどのねじが挿入されている。支柱固定ねじ位置11において、ねじが締め込まれ、ねじの先端がベース支柱8の内側に当接し、押しつけられることで、スライド支柱7がベース支柱8に固定される。なお、スライド支柱7とベース支柱8とを当接固定するねじは、本発明の固定部材であるねじの一例である。
<ベース支柱8の構成>
図6(a)は、本実施の形態に係るベース支柱8を上面からみたときの模式図であり、図6(b)は、本実施の形態に係るベース支柱8を側面からみたときの模式図である。図6(a)及び(b)に示すように、ベース支柱8は、スライド支柱7と同様、側面視において矩形状であり、L字型の断面形状を有する。ベース支柱8の上側半分の位置に設けられたハンドル固定ねじ位置18は、外側にハンドル10bが取り付けられる位置である。ベース支柱8の下端部8bの近傍の底板固定ねじ位置20には、ベース支柱8を底板5に取り付け、固定するねじが締結される。
<スライド支柱7及びベース支柱8による支柱9の高さ調整>
図7は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1の支柱9を示す模式図である。図7に示すように、支柱9は、スライド挿入部12a、12bを備えたスライド支柱7が、スライド溝13a、13bを備えたベース支柱8の内側に入った状態で高さが調節され、固定されている。スライド挿入部12a、12bは、スライド支柱7の長手方向に沿った両側端部に設けられており、スライド溝13a、13bは、ベース支柱8の長手方向に沿った両側端部に設けられている。スライド支柱7のスライド挿入部12a、12bは、ベース支柱8のスライド溝13a、13bに引っ掛けられて係合している。
ハンドル固定ねじ位置18は、底板固定ねじ位置20から所定の距離上方に位置し、ハンドル固定ねじ位置18において、支柱9の内側からハンドル10bがねじ止めされ、ハンドル10bがベース支柱8の所定の高さに固定される。
図8は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1の支柱9の断面を示す模式図である。図8に示すように、支柱9は、背面側に配置される短辺と、左側面側に配置される長辺とからなるL字型の断面形状を有し、スライド支柱7のスライド挿入部12a、12bがベース支柱8のスライド溝13a、13bに挿入されている。
スライド挿入部12a、12bは、スライド支柱7の両側端部に、背面側から前面側に向かって設けられている。短辺側に設けられたスライド挿入部12aは、前面側に屈曲されて前面側に延びており、長辺側に設けられたスライド挿入部12bは、屈曲されずに前面側に延びている。スライド挿入部12a、12bは、それぞれベース支柱8のスライド溝13a、13bに挿入されている。スライド溝13a、13bは、ベース支柱8の両側端部が内側に折り返されて形成されている。短辺側に設けられたスライド溝13aは、ベース支柱8の側端部が前面側に屈曲し、内側に屈曲し、更に、先端部8cが背面側に屈曲することで形成されている。長辺側に設けられたスライド溝13bは、ベース支柱8の側端部が内側に屈曲し、先端部8dが背面側に屈曲することで形成されている。
<支柱9の空気調和機の室外機1への取付方法>
支柱9の空気調和機の室外機1への取付においては、まず、支柱9の高さを調節するため、スライド支柱7の位置を移動させる。スライド支柱7は、スライド支柱7のスライド挿入部12a、12bがベース支柱8のスライド溝13a、13bにはまり込んで、又は、引っ掛けられてベース支柱8に収容されている。この状態から、スライド支柱7を、ベース支柱8の上端部8aからスライド支柱7の上端部7aまでの寸法Lが所望の値となる位置までスライドさせる。このとき、スライド挿入部12a、12bがスライド溝13a、13bを摺動し、スライド溝13a、13bに沿って移動することで、スライド支柱7の転倒が防止される。そして、寸法Lが所望の値となった位置において、スライド支柱7のねじ穴11aにねじを挿入し、締結する。ねじの先端が締結によりベース支柱8に当接し、押しつけられることで、スライド支柱7がベース支柱8に固定されて支柱9の高さが調節される。
続いて、支柱9の外側にハンドル10bを取り付ける。ハンドル10bは、ベース支柱8の上端部8a近傍のハンドル固定ねじ位置18にねじが締結され、取り付けられる。支柱9の高さが低く、スライド支柱7の全体がベース支柱8に収容されている場合には、ハンドル固定ねじ位置18において締結されたねじにより、ハンドル10bが固定すると共に、スライド支柱7とベース支柱8とが固定される。この場合には、支柱固定ねじ位置11におけるねじの締結は省略される。その後、ベース支柱8の下端部8b近傍にねじが締結され、支柱9が底板5に取り付けられる。更に、スライド支柱7の上端部7a近傍にねじが締結され、支柱9に天板2が取り付けられる。これにより、空気調和機の室外機1の大きさが異なる場合にも、共通の支柱9が取り付けられる。
<小型の空気調和機の室外機1への適用例>
図9(a)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が小型である場合を示す側面図であり、図9(b)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が小型である場合を示す斜視図である。図9(a)及び(b)に示すように、小型の空気調和機の室外機1の筐体1aは、天板2、底板5、支柱9、小型の前面パネル4、及び、小型の外郭パネル3により構成され、スライド支柱7がベース支柱8の内部に収まり、支柱9となっている。このとき、スライド支柱7は、全体がほぼベース支柱8の内部に収まっており、外観には現れない。つまり、ベース支柱8の上端部8aからスライド支柱7の上端部7aまでの寸法L=0である。スライド支柱7とベース支柱8とは、ハンドル10bと共に、ハンドル固定ねじ位置18に締結されるねじにより固定される。
<中型の空気調和機の室外機1への適用例>
図10(a)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が中型である場合を示す側面図であり、図10(b)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が中型である場合を示す斜視図である。図10(a)及び(b)に示すように、中型の空気調和機の室外機1の筐体1aは、天板2、底板5、支柱9、中型の前面パネル4、及び、中型の外郭パネル3により構成される。支柱9は、ベース支柱8と、空気調和機の室外機1の高さに合わせ、ベース支柱8から寸法L1だけ出た高さにスライドされて調節されたスライド支柱7により構成されている。つまり、ベース支柱8の上端部8aからスライド支柱7の上端部7aまでの寸法L=L1である。
<大型の空気調和機の室外機1への適用例>
図11(a)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が大型である場合を示す側面図であり、図11(b)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が大型である場合を示す斜視図である。図11(a)及び(b)に示すように、大型の空気調和機の室外機1の筐体1aは、天板2、底板5、支柱9、大型の前面パネル4、及び、大型の外郭パネル3により構成される。支柱9は、ベース支柱8と、空気調和機の室外機1の高さに合わせ、ベース支柱8から寸法L2だけ出た高さにスライドされて調節されたスライド支柱7により構成されている。つまり、ベース支柱8の上端部8aからスライド支柱7の上端部7aまでの寸法L=L2である。
<特大の空気調和機の室外機1への適用例>
図12(a)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が特大である場合を示す側面図であり、図12(b)は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1が特大である場合を示す斜視図である。図12(a)及び(b)に示すように、特大の空気調和機の室外機1の筐体1aは、天板2、底板5、支柱9、特大の前面パネル4、及び、特大の外郭パネル3により構成される。支柱9は、ベース支柱8と、空気調和機の室外機1の高さに合わせ、ベース支柱8から寸法L2だけ出た高さにスライドされて調節されたスライド支柱7により構成されている。つまり、ベース支柱8の上端部8aからスライド支柱7の上端部7aまでの寸法L=L3である。
このように、支柱9は、スライド支柱7をスライドさせ、ベース支柱8の上端部8aからスライド支柱7の上端部7aまでの寸法L=0<L1<L2<L3が変更される。小型、中型、大型、及び特大の空気調和機の室外機1の大きさにあう、前面パネル4及び外郭パネル3が用意され、共通の天板2、底板5、支柱9と共にそれぞれの空気調和機の室外機1の大きさにあわせた高さの筐体1aが構成される。
また、筐体1aの天板2及び底板5は、前面パネル4と、外郭パネル3と、支柱9とにより接続されており、筐体1aの前面パネル4と、外郭パネル3とにより覆われた側面以外の側面には、パネルが設けられていない。これにより、室外熱交換器6に沿った側面には、支柱9と前面パネル4との間の空間6a及び支柱9と外郭パネル3との間の空間6bが形成されることとなる。開放された空間6a、6bにより、空間6a、6bから露出する室外熱交換器6に外気が送風されると共に、室外熱交換器6と筐体1aとの間に水が溜まることが防止される。
<変形例>
図13は、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1の変形例に係る支柱90を示す模式図である。図13に示すように、変形例に係る支柱90は、ベース支柱8の側面に一定の間隔で形成された複数の開口90aを備える。支柱90は、所望の高さに調整され、スライド支柱7の支柱固定ねじ位置11に設けられたねじ穴11aにねじが挿入される。ねじは、ねじ穴11aを貫通し、ベース支柱8の開口90aに挿入されて締結され、スライド支柱7と、ベース支柱8とが固定される。スライド支柱7とベース支柱8とを締結するねじは、本発明の固定部材であるねじの他の一例である。このように、支柱固定ねじ位置11におけるスライド支柱7と、ベース支柱8との固定方法は、ねじ穴11aと止めねじに限定されない。
なお、上記において、空気調和機の室外機1が小型である場合には、ハンドル固定ねじ位置18に締結されるねじが、支柱9を固定し、且つ、ハンドル10bを固定する構成について説明している。空気調和機の室外機1が大型であり、支柱固定ねじ位置11とハンドル固定ねじ位置18とが一致する場合には、スライド支柱7のねじ穴11aに挿入されるねじにより支柱9が固定され、且つ、ハンドル10bが固定される構成としてもよい。
また、上記において、支柱固定ねじ位置11、ハンドル固定ねじ位置18、及び底板固定ねじ位置20にねじの締結により固定する構成を一例に説明しているが、支柱9、ハンドル10a、10b、及び底板5を締結することができればよい。ねじの数、固定方法などは限定されない。
また、上記において、スライド支柱7及びベース支柱8の断面形状が短辺及び長辺から成るL字型である場合について説明しているが、断面形状はL字型に限定されず、円弧形状、湾曲した形状などであってもよい。
また、上記において、スライド挿入部12a、12b、及び、スライド溝13a、13bが前面側に平行に形成された構成について説明しているが、スライド溝13a、13bがスライド挿入部12a、12bを収容することができれば形状は限定されない。また、ねじ穴11aは、スライド支柱7に複数設けられていてもよく、穴の数は限定されない。スライド溝13a、13b、及び、スライド挿入部12a、12bが前面側に平行に形成された構成とすることで、ベース支柱8に当接するねじ穴11aによる反力の方向が同一となり、ねじ穴11aの数が1つでよくなる。
以上説明した、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、筐体1aは、天板2と、底板5と、筐体1aの角部1bに配置され、それらを接続する支柱9とにより構成され、筐体1aの内周に沿って室外熱交換器6が配置されている。支柱9は、ベース支柱8と、ベース支柱8に対して上下方向にスライド可能なスライド支柱7と、により構成される。支柱9の高さは、スライド支柱7をベース支柱8に対して移動させ、ねじ穴11aに挿入されたねじによりベース支柱8にスライド支柱7を固定することで調節できるため、異なる大きさの室外機1であっても、共通の支柱9を用いることができる。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、筐体1aは、前面パネル4と、外郭パネル3とを有し、支柱9が筐体の角部1bに配置され、支柱9との間の空間6a、及び、支柱9との間の空間6aからL字形状の室外熱交換器6が露出している。そのため、室外熱交換器6の周囲に水が発生しても、室外熱交換器6と筐体1aとの間に水が溜まることがない。水が溜まらないため、水が室外熱交換器6と筐体1aとの間で凍結してしまうことも防止される。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、スライド支柱7と、ベース支柱8とは、スライド支柱7の支柱固定ねじ位置11に取り付けられたねじが、ベース支柱8に当接して固定されている。スライド支柱7が所望の位置でベース支柱8に固定されるため、支柱9の高さを所望の高さに変更できる。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、スライド支柱7と、ベース支柱8とは、スライド支柱7の支柱固定ねじ位置11に取り付けられたねじを、ベース支柱8に貫通させて固定されている。スライド支柱7が所望の位置でベース支柱8に固定されるため、支柱9の高さを所望の高さに変更できる。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、ベース支柱8の上端部8a近傍のハンドル固定ねじ位置18にハンドル10bが固定されている。ベース支柱8にハンドル10bが取り付けられることで、室外機1の大きさが相違しても、ハンドル10bの高さが維持され、且つ、室外機1をどの方向からでも手で搬送することができる。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、スライド支柱7と、ベース支柱8とは、ハンドル固定ねじ位置18において、ハンドル10bと共に固定されている。ハンドル固定ねじ位置18において、ハンドル10bと共にスライド支柱7とベース支柱8とを固定することで、支柱固定ねじ位置11におけるねじ締結の行程を省くことができる。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、ベース支柱8は、スライド支柱7が摺動するスライド溝13a、13bを備えている。スライド支柱7がベース支柱8のスライド溝13a、13bに沿って摺動することで、スライド支柱の転倒が防止される。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、スライド支柱7は、スライド溝13a、13bに引っ掛けられるスライド挿入部12a、12bを備えている。スライド支柱7のスライド挿入部12a、12bがベース支柱8のスライド溝13a、13bに沿って摺動することで、スライド支柱7の転倒が防止される。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、スライド溝13a、13bは、ベース支柱8の両側端部に一対形成されている。これにより、スライド支柱7の転倒が防止される。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、一対の前記スライド溝13a、13bは、それぞれの底部が平行に形成されている。これにより、1つのねじ穴11aに挿入されたねじの反力によりスライド支柱7とベース支柱8とを固定することができる。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、スライド挿入部12a、12bは、スライド支柱7の両側端部に一対形成されている。これにより、スライド支柱7の転倒が防止される。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、スライド支柱7及びベース支柱8は、断面がL字形状である。筐体1aの強度がリブ効果により向上する。
また、本実施の形態に係る空気調和機の室外機1によれば、スライド支柱7及びベース支柱8は、断面が円弧形状である。筐体1aの強度がリブ効果により向上する。
1 室外機、1a 筐体、1b 角部、2 天板、3 外郭パネル、3a、4a 側端部、4 前面パネル、5 底板、6 室外熱交換器、6a、6b 空間、7 スライド支柱、7a、8a 上端部、7b、8b 下端部、8 ベース支柱、9、90 支柱、10a、10b ハンドル、11 支柱固定ねじ位置、11a ねじ穴、12a、12b スライド挿入部、13a、13b スライド溝、18 ハンドル固定ねじ位置、19 天板固定ねじ位置、20 底板固定ねじ位置、30 送風機、31 送風機カバー、90a 開口。
本発明に係る空気調和機の室外機は、天板と、底板と、前記天板と前記底板とを接続する支柱本体と、を有する筐体と、前記筐体の内周に沿って配置された熱交換器と、を備え、前記筐体は、前記筐体の前面を形成する前面パネルと、前記筐体の一方の側面を形成する外郭パネルと、を更に有し、前記熱交換器は、前記前面パネルに対向する前記筐体の背面、及び、前記外郭パネルに対向する前記筐体の他方の側面に沿ったL字形状を有し、前記背面、及び、前記他方の側面に露出しており、前記支柱本体は、前記筐体の角部に配置され、ベース支柱と、前記ベース支柱に対して上下方向にスライド可能なスライド支柱と、により構成され、前記ベース支柱に前記スライド支柱を固定する固定部材が備えられており、前記背面と、前記他方の側面とが接する角部に配置されている

Claims (13)

  1. 天板と、底板と、前記天板と前記底板とを接続する支柱本体と、を有する筐体と、
    前記筐体の内周に沿って配置された熱交換器と、を備え、
    前記支柱本体は、
    前記筐体の角部に配置され、
    ベース支柱と、前記ベース支柱に対して上下方向にスライド可能なスライド支柱と、により構成され、
    前記ベース支柱に前記スライド支柱を固定する固定部材が備えられている
    空気調和機の室外機。
  2. 前記筐体は、
    前記筐体の前面を形成する前面パネルと、
    前記筐体の一方の側面を形成する外郭パネルと、を更に有し、
    前記熱交換器は、
    前記前面パネルに対向する前記筐体の背面、及び、前記外郭パネルに対向する前記筐体の他方の側面に沿ったL字形状を有し、
    前記背面、及び、前記他方の側面に露出しており、
    前記支柱本体は、
    前記背面と、前記他方の側面とが接する角部に配置されている
    請求項1に記載の空気調和機の室外機。
  3. 前記スライド支柱と前記ベース支柱とを当接固定する前記固定部材であるねじを備えた
    請求項1又は2に記載の空気調和機の室外機。
  4. 前記ベース支柱は、側面に形成された複数の開口を備え、
    前記スライド支柱と前記ベース支柱とを、前記開口の少なくとも1つを介して締結固定する前記固定部材であるねじを備えた
    請求項1又は2に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記ベース支柱に取り付けられた把手を更に備え、
    前記把手は、
    ねじにより前記ベース支柱の上端部の近傍に固定される
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記固定部材は、
    前記把手を固定する前記ねじにより構成される
    請求項5に記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記ベース支柱は、前記スライド支柱が係合して摺動するスライド溝を備えた
    請求項1〜6のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
  8. 前記スライド支柱は、前記スライド溝に挿入されるスライド挿入部を備えた
    請求項7に記載の空気調和機の室外機。
  9. 前記スライド溝は、
    前記ベース支柱の両側端部に一対形成された
    請求項7又は8に記載の空気調和機の室外機。
  10. 前記一対の前記スライド溝は、
    それぞれの底部が平行に形成されている
    請求項9に記載の空気調和機の室外機。
  11. 前記スライド挿入部は、
    前記スライド支柱の両側端部に一対形成された
    請求項8〜10のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
  12. 前記スライド支柱、及び前記ベース支柱は、断面がL字形状である
    請求項1〜11のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
  13. 前記スライド支柱、及び前記ベース支柱は、断面が円弧形状である
    請求項1〜12のいずれか一項に記載の空気調和機の室外機。
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