JPWO2017175615A1 - 可変ノズルユニット、過給機、及び、可変ノズルユニットの製造方法 - Google Patents

可変ノズルユニット、過給機、及び、可変ノズルユニットの製造方法 Download PDF

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Abstract

可変ノズルユニットは、軸体を含む連結ピンと、第1挿通孔が形成されたサポートリングと、第2挿通孔が形成されたノズルリングと、を備え、軸体は、第1挿通孔と第2挿通孔とに挿通されており、軸体の一端には、第2挿通孔よりも径の大きなフランジ部が形成され、軸体の他端には、第1挿通孔よりも径の大きな頭部が形成されており、フランジ部は、ノズルリングに当接されており、頭部とサポートリングとの間には、サポートリングをノズルリング側に付勢する弾性部材が配置されている。

Description

本開示は、可変ノズルユニット、過給機、及び、可変ノズルユニットの製造方法に関する。
従来、過給機に供給される排気ガスの流路面積を可変する可変ノズルユニットとして、サポートリングとノズルリングとを備える可変ノズルユニットが知られている。例えば、特許文献1に記載された可変ノズルユニットは、第1ベースリングと、第1ベースリングに対して複数の連結ピンによって一体的に設けられた第2ベースリングと、第1ベースリング及び第2ベースリング間に配置された複数の可変ノズルと、第1ベースリングにおける第2ベースリングに対向する面と反対側の面に設けられたサポートリングとを備えている。このサポートリングは、第1ベースリングに対して、複数の連結ピンのカシメ結合によって一体的に接合されている。また、サポートリングの外縁は、ベアリングハウジングとタービンハウジングとによって挟持されている。
特開2014−169640号公報
一般に、可変ノズルユニットでは、内燃機関からの排熱によって各部材の温度が高くなる。各部材の温度が過度に高くなると、可変ノズルユニットが熱膨張(径方向への膨張)による変形を生じる虞がある。特に、第1ベースリングは、排熱の影響を受けやすく高温になりやすい。例えば、特許文献1の構成では、第1ベースリング(ノズルリング)とサポートリングとが連結ピンのカシメ結合によって一体的に接合されているので、第1ベースリングとサポートリングとが略一体的に変形する。この場合、ベアリングハウジング及びタービンハウジングに対してサポートリングを径方向に摺動させることによって、膨張による変形が吸収され得る。ここで、内燃機関として、例えば車両用ガソリンエンジンを想定すると、今後、さらに排熱温度が高まっていく可能性がある。これに対応して、熱膨張による変形を安定して吸収する可変ノズルユニットが希求されている。
本開示は、熱膨張による変形を安定して吸収する可変ノズルユニットを説明する。
本開示の一態様による可変ノズルユニットは、軸体を含む連結ピンと、第1挿通孔が形成されたサポートリングと、第2挿通孔が形成されたノズルリングと、を備え、軸体は、第1挿通孔と第2挿通孔とに挿通されており、軸体の一端には、第2挿通孔よりも径の大きなフランジ部が形成され、軸体の他端には、第1挿通孔よりも径の大きな頭部が形成されており、フランジ部は、ノズルリングに当接されており、頭部とサポートリングとの間には、サポートリングをノズルリング側に付勢する弾性部材が配置されている。
本開示の可変ノズルユニットによれば、熱膨張による変形を安定して吸収することができる。
図1は、車両用の過給機を示す断面図である。 図2は、ノズルリングを示す平面図である。 図3は、サポートリングを示す平面図である。 図4は、可変ノズルユニットの部分拡大模式図であり、(a)〜(c)は可変ノズルユニットの製造工程を示す図である。
本開示の一態様による可変ノズルユニットは、軸体を含む連結ピンと、第1挿通孔が形成されたサポートリングと、第2挿通孔が形成されたノズルリングと、を備え、軸体は、第1挿通孔と第2挿通孔とに挿通されており、軸体の一端には、第2挿通孔よりも径の大きなフランジ部が形成され、軸体の他端には、第1挿通孔よりも径の大きな頭部が形成されており、フランジ部は、ノズルリングに当接されており、頭部とサポートリングとの間には、サポートリングをノズルリング側に付勢する弾性部材が配置されている。
このような可変ノズルユニットでは、重なり合った状態のサポートリング及びノズルリングが連結ピンのフランジ部と頭部との間で挟持されている。このフランジ部と頭部とによるサポートリング及びノズルリングを締め付ける力(以下、「軸力」という)は、頭部とサポートリングとの間に配置された弾性部材の付勢力によってコントロールされている。このように軸力がコントロールされることによって、サポートリングとノズルリングとの間の摩擦力がコントロールされる。これにより、ノズルリングが熱膨張した場合には、サポートリングに対して相対的にノズルリングが径方向外側に摺動することによって、熱膨張による変形を吸収することができる。したがって、熱膨張による不具合を抑制することができる。
また、頭部は、カシメ構造によって形成されている構成でもよい。このような構成によれば、サポートリングとノズルリングとの挟持に別部材を必要とすることなく、挟持による接合の信頼性を高めることができる。
また、弾性部材は、軸体が挿通された弾性座金である構成でもよい。本明細書において、弾性座金とは、軸方向に所定の弾性を生じる形状を有した座金状体であって、例えば、ばね座金、皿ばね座金、波形座金等を意味する。
また、第1挿通孔及び第2挿通孔のうち少なくとも一方は、ノズルリングの径方向に長い長孔である構成でもよい。この場合、サポートリングに対してノズルリングが径方向外側に摺動する際に、連結ピンが第1挿通孔及び第2挿通孔と干渉することを抑制することができる。
可変ノズルユニットの製造方法は、サポートリングに形成された第1挿通孔とノズルリングに形成された第2挿通孔とに対して、サポートリングとノズルリングとが重なり合った状態で、一端にノズルリングよりも径の大きなフランジ部が形成された軸体を含む連結ピンの軸体の他端をノズルリング側から挿通し、第1挿通孔から突出する軸体の他端に弾性部材を配置するとともに、フランジ部とノズルリングとの間、ノズルリングとサポートリングとの間、及び、サポートリングと弾性部材との間のうち少なくとも一カ所にスペーサを配置する工程と、この工程のあとに、連結ピンの他端をカシメることによって頭部を形成し、頭部とフランジ部とによって弾性部材、サポートリング及びノズルリングを挟持させる工程とを含む。
このような製造方法では、フランジ部とノズルリングとの間、ノズルリングとサポートリングとの間、及び、サポートリングと弾性部材との間のうち少なくとも一カ所にスペーサが配置された状態で、連結ピンの他端がカシメられる。そのため、頭部とフランジ部とによって弾性部材、サポートリング及びノズルリングのみが挟持された状態では、カシメ時に押圧されていた弾性部材がスペーサの厚さの分だけ復元する。これにより、サポートリング及びノズルリングは、弾性部材に付勢された状態で、連結ピンのフランジ部と頭部との間で挟持されることになる。このように、スペーサを所定の位置に配置することによって、可変ノズルユニットを容易に製造することができる。
また、スペーサは、所定温度で消失可能な材料から成る構成でもよい。この構成によれば、連結ピンの他端をカシメたあとに、容易にスペーサを消失させることができる。特に、内燃機関の排熱によってスペーサが消失する場合には、製造工程からスペーサを除く工程を省くことができる。
以下、本開示に係る実施の形態について図面を参照しながら具体的に説明する。便宜上、実質的に同一の要素には同一の符号を付し、その説明を省略する場合がある。なお、各図面においては、構成要素の特徴を誇張して描写する場合があるため、図面上の各部位の寸法比は必ずしも実物とは一致しない。
図1に示される可変容量型の過給機1は、例えば、船舶や車両の内燃機関に適用される。図1に示されるように、過給機1は、タービン2とコンプレッサ3とを備えている。タービン2は、タービンハウジング4と、タービンハウジング4に収納されたタービン翼車6と、を備えている。タービンハウジング4は、タービン翼車6の周囲において周方向に延びるスクロール流路16を有している。コンプレッサ3は、コンプレッサハウジング5と、コンプレッサハウジング5に収納されたコンプレッサ翼車7と、を備えている。コンプレッサハウジング5は、コンプレッサ翼車7の周囲において周方向に延びるスクロール流路17を有している。
タービン翼車6は回転軸14の一端に設けられており、コンプレッサ翼車7は回転軸14の他端に設けられている。タービンハウジング4とコンプレッサハウジング5との間には、軸受ハウジング13が設けられている。回転軸14は、軸受15を介して軸受ハウジング13に回転可能に支持されており、回転軸14、タービン翼車6及びコンプレッサ翼車7が一体の回転体12として回転軸線H回りに回転する。
タービンハウジング4には、排気ガス流入口(図示せず)及び排気ガス流出口10が設けられている。内燃機関(図示せず)から排出された排気ガスが、排気ガス流入口を通じてタービンハウジング4内に流入し、スクロール流路16を通じてタービン翼車6に流入し、タービン翼車6を回転させる。その後、排気ガスは、排気ガス流出口10を通じてタービンハウジング4外に流出する。
コンプレッサハウジング5には、吸入口9及び吐出口(図示せず)が設けられている。上記のようにタービン翼車6が回転すると、回転軸14を介してコンプレッサ翼車7が回転する。回転するコンプレッサ翼車7は、吸入口9を通じて外部の空気を吸入し、圧縮して、スクロール流路17を通じて吐出口から吐出する。吐出口から吐出された圧縮空気は、前述の内燃機関に供給される。
続いて、タービン2について更に詳細に説明する。タービン2は可変容量型タービンである。スクロール流路16とタービン翼車6とを接続するガス流入路21には、可動のノズルベーン23が設けられている。複数のノズルベーン23が回転軸線Hを中心とする円周上に配置されている。各々のノズルベーン23は回転軸線Hに平行な軸線回りに回動する。上記のようにノズルベーン23が回動することによって、タービン2に導入される排気ガスの流量に応じてガス流路の断面積が最適に調整される。上記のようにノズルベーン23を回動させるための駆動機構として、タービン2は可変ノズルユニット25を備えている。可変ノズルユニット25は、タービンハウジング4の内側に嵌め込まれており、タービンハウジング4と軸受ハウジング13とで挟み込まれて固定される。
以下、図1〜図4を参照しながら、可変ノズルユニット25について更に詳細に説明する。以下の説明において、単に「軸線方向」、「径方向」、「周方向」等というときには、それぞれ、タービン翼車6の回転軸線H方向、回転径方向、回転周方向を意味するものとする。また、回転軸線H方向において、タービン2に近い側(図1において左側)を単に「タービン側」といい、コンプレッサ3に近い側(図1において右側)を単に「コンプレッサ側」という場合がある。
可変ノズルユニット25は、上記の複数のノズルベーン23と、ノズルベーン23を軸線方向に挟む第1ノズルリング31及び第2ノズルリング32と、を有している。また、第1ノズルリング31のコンプレッサ側には、サポートリング41が固定されている。第1ノズルリング31及び第2ノズルリング32は、それぞれ回転軸線Hを中心とするリング状を成しており、タービン翼車6を周方向に囲むように配置されている。
図2に示すように、第1ノズルリング31の径方向の内側は軸線方向の厚さが大きい厚肉部31aとなっている。第1ノズルリング31の径方向の外側は厚肉部31aよりも軸線方向の厚さが小さい薄肉部31bとなっている。厚肉部31aには、回転軸線Hを中心として複数の軸受孔31cが周方向に略等間隔で形成されている。図示例では、周方向の10カ所に軸受孔31cが形成されている。また、薄肉部31bには、回転軸線Hを中心として複数のピン孔(第2挿通孔)31dが周方向に略等間隔で形成されている。図示例では、ピン孔31dは、周方向の3カ所に形成されており、回転軸線Hを中心とした径方向に長いトラック形状の長孔となっている。第1ノズルリング31の軸受孔31cには、各ノズルベーン23の回動軸23aが回転可能に挿通されている。第1ノズルリング31は各ノズルベーン23を片持ちで軸支している。なお、各ノズルベーン23が第1ノズルリング31と第2ノズルリング32とによって両持ちで軸支される形態であってもよい。
第2ノズルリング32は、第1ノズルリング31に対して軸線方向に沿って離間して設けられている。第2ノズルリング32には、第1ノズルリング31のピン孔31dに対応した位置に複数のピン孔32a(図1参照)が形成されている。第1ノズルリング31のピン孔31dと第2ノズルリング32のピン孔32aには、連結ピン35が挿通されている。この連結ピン35の軸方向の一端側には、ピン孔31dに挿通される円柱状の軸体35aが形成されている。連結ピン35の軸方向の他端側には、ピン孔32aに挿通される円柱状の軸体35bが形成されている。また、軸体35aと軸体35bとは、軸体35a,35b及びピン孔31d,32aよりも径が大きなフランジ部35cによって接続されている。なお、本実施形態では、軸体35a,35b及びフランジ部35cが一体的に形成されている。第1ノズルリング31と第2ノズルリング32とは、フランジ部35cを挟み込むことによって、回転軸線H方向に所定の距離離間した状態で接続される。第1ノズルリング31と第2ノズルリング32とで挟まれた領域は前述のガス流入路21を構成している。
図3に示されるように、サポートリング41は、第1ノズルリング31よりも外径の大きな円環板状をなしている。サポートリング41には、第1ノズルリング31のピン孔31dに対応した複数のピン孔(第1挿通孔)41aが周方向に略等間隔で形成されている。図示例のピン孔41aは、回転軸線Hを中心とした径方向に長いトラック形状の長孔となっている。サポートリング41は、連結ピン35によって第1ノズルリング31のコンプレッサ側に接合されている。サポートリング41の外周部分がタービンハウジング4と軸受ハウジング13とで軸線方向に挟み込まれることにより、可変ノズルユニット25全体がタービンハウジング4及び軸受ハウジング13に対して固定される。
サポートリング41のコンプレッサ側には、駆動リング28(図1参照)が回転軸線H回りで回動可能に支持される。駆動リング28は、外部から入力されるノズルベーン23への駆動力を伝達する部材である。駆動リング28は、例えば金属材料により一部材で形成されている。駆動リング28は、回転軸線Hを中心とする円周上に延在するリング状をなしており、外部からの駆動力を受けて回転軸線H回りに回動する。各ノズルベーン23の回動軸23aにはレバー29が取り付けられている。タービン2の外部からの駆動力が駆動リング28に入力されると、駆動リング28が回転軸線H回りに回動し、それに伴って各レバー29が回動し、回動軸23aを介して各ノズルベーン23が回動する。
次に、このような可変ノズルユニット25のうち、第1ノズルリング(ノズルリング)31及びサポートリング41の接合構造について説明する。
前述のように、サポートリング41と第1ノズルリング31とは連結ピン35によって接合されている。図1、図4(c)に示されるように、連結ピン35の軸体35aは、サポートリング41と第1ノズルリング31とが重なり合った状態でピン孔41aとピン孔31dとに挿通されている。連結ピン35のフランジ部35cの径は、ピン孔31dの短径よりも大きく形成されている。第1ノズルリング31のタービン側の側面はフランジ部35cに当接されている。また、軸体35aのコンプレッサ側の端部には、ピン孔41aの短径よりも大きな径を備える頭部35dが形成されている。
頭部35dとサポートリング41のコンプレッサ側の側面との間には、弾性部材としてのスプリングワッシャ(弾性座金)36が配置されている。本実施形態におけるスプリングワッシャ36は、径方向に湾曲した皿バネ形状をなし、中央に挿通孔36aを備えている。すなわち、スプリングワッシャ36は、外縁側に形成される円環状の外環部36bと、外環部36bの内縁から内側に向かって傾斜しながら立ち上がる傾斜部36cと、傾斜部36cの内縁からさらに内側に延びる円環状の内環部36dとを含んでいる。外環部36bは、例えば、断面視において湾曲した波形状をなしており、波の谷に相当する部分がサポートリング41に接触している。また、外環部36bの外縁は、サポートリング41から離間している。傾斜部36cと内環部36dとの移行部分は、頭部35dの外縁よりも外側に形成されている。内環部36dは、サポートリング41と略平行に延在している。
スプリングワッシャ36の挿通孔36aには軸体35aが挿通されている。スプリングワッシャ36は、頭部35dとサポートリング41のコンプレッサ側の側面とによって挟持されている。これにより、スプリングワッシャ36は、サポートリング41を第1ノズルリング31側に付勢している。
次に、図4を参照して、可変ノズルユニットにおける第1ノズルリング31及びサポートリング41の接合方法の各工程について説明する。本実施形態においては、軸体35aがカシメられることによって頭部35dが形成される。そのため、図4(a)に示されるように、製造工程の初期においては軸体35aの端部に頭部は形成されていない。
図4(a)に示されるように、まず、連結ピン35の軸体35aが、サポートリング41のピン孔41a、スペーサ37、及び、第1ノズルリング31のピン孔31dに対して、第1ノズルリング31側から挿通される。この状態では、サポートリング41と第1ノズルリング31とがスペーサ37を挟んで重なり合っている。スペーサ37は、軸体35aが挿通可能な挿通孔が形成されたシート体である。スペーサ37の厚さは略均一であり、サポートリング41と第1ノズルリング31との距離を一定に保持する。例えばスペーサ37は、サポートリング41と第1ノズルリング31との対向面全体で挟持され得る。スペーサ37は、サポートリング41と第1ノズルリング31との対向面のみに配置されるように周方向の3か所に別々に設けられてもよい。また、1枚の環状のスペーサ37が当該対向面を横断するように設けられてもよい。スペーサ37は紙製であり、所定の温度で消失可能(例えば400℃で炭化する)となっている。ピン孔41aから突出する軸体35aは、スプリングワッシャ36の挿通孔36aに挿通される。スプリングワッシャ36の外環部36bは、サポートリング41に接している。
続く工程では、軸体35aの端部がフランジ部35c側に押圧されることによって、図4(b)に示されるように、軸体35aの端部にカシメ構造による頭部35dが形成される。この状態では、連結ピン35の頭部35dとフランジ部35cとによってスプリングワッシャ36、サポートリング41、スペーサ37及び第1ノズルリング31が挟持されている。また、スプリングワッシャ36の内環部36dは頭部35dとサポートリング41とによって押し潰されている。
続いて、スペーサ37がサポートリング41と第1ノズルリング31との間から除かれる。例えば、図4(b)の状態で、内燃機関を動作させると、内燃機関からの排熱によって紙製のスペーサ37が炭化して焼失する。スペーサ37が除かれると、図4(c)に示されるように、頭部35dからフランジ部35cまでの間にスペーサ37の厚さ分の間隙が生じる。これにより、スプリングワッシャ36がスペーサ37の厚さ分だけ復元する。スプリングワッシャ36は、復元することにより、サポートリング41を第1ノズルリング31側に付勢する。以上の工程によって、サポートリング41及び第1ノズルリング31が連結ピン35及びスプリングワッシャ36によって接合される。なお、内燃機関の排熱とは別の手段によってスペーサ37を消失させてもよい。
ここで、前述のようにスプリングワッシャ36は、スペーサ37の厚さ分だけ復元することによって、サポートリング41を第1ノズルリング31側に付勢する。所定の押圧力を発揮できるように復元するためには、頭部35dとサポートリング41とによってスプリングワッシャ36が押し潰されたときに、スプリングワッシャ36が異常変形しないように留意する必要がある。なお、「異常変形」とは、例えば、スペーサ37が消失した際に、サポートリング41を第1ノズルリング31側に付勢することができない程にスプリングワッシャ36が変形することである。
本実施形態のスプリングワッシャ36では、一例として、傾斜部36cの外縁に波形状の外環部36bが設けられている。そのため、サポートリング41との接触によってスプリングワッシャ36に生じる力を径方向に逃がすことができる。これによって、サポートリング41との接触によるスプリングワッシャ36の異常変形を抑えることができる。図4では、外環部36bに形成される波の数が1つである例を説明しているが、複数の波が形成されてもよい。この場合にも、サポートリング41との接触によるスプリングワッシャ36の異常変形を抑えることができる。また、本実施形態のスプリングワッシャ36では、一例として、傾斜部36cの内縁にサポートリング41と略平行の内環部36dが設けられている。これによって、頭部35dとの局所接触によるスプリングワッシャ36の異常変形を抑えることができる。図4では、内環部36dと傾斜部36cとの移行部(接続部)が、頭部35dの外縁よりも外側に形成される例を説明したが、移行部は頭部35dの外縁と同じ位置に形成されてもよい。また、移行部は頭部35dの外縁よりも内側に形成されてもよい。ただし、内環部36dと傾斜部36cとの移行部が、頭部35dの外縁よりも外側に形成される場合には、内環部36dと傾斜部36cとの移行部と頭部35dとの局所接触を避けることができる。これによって、スプリングワッシャ36の異常変形を安定して抑えることができる。
以上説明した可変ノズルユニット25では、重なり合った状態のサポートリング41及び第1ノズルリング31が連結ピン35のフランジ部35cと頭部35dとの間で挟持されている。このフランジ部35cと頭部35dとによる軸力は、頭部35dとサポートリング41との間に配置されたスプリングワッシャ36の付勢力によってコントロールされている。
そのため、スプリングワッシャ36の付勢力を調整することで、サポートリング41と第1ノズルリング31との間の摩擦力がコントロールされる。これにより、今後、さらに排熱温度が高まっていくことによって、第1ノズルリング31が熱膨張した場合にも、サポートリング41に対して相対的に第1ノズルリング31を径方向外側に摺動させることによって、熱膨張による変形を安定して吸収することができる。
また、頭部35dは、カシメ構造によって形成されているので、サポートリング41と第1ノズルリング31との挟持に別部材を必要とすることなく、挟持による接合の信頼性を高めることができる。
また、ピン孔31d及びピン孔41aが、径方向に長い長孔となっており、ピン孔31d及びピン孔41aに挿通された軸体35aの径方向の動きを許容している。これにより、サポートリング41に対して第1ノズルリング31が径方向外側に摺動する際に、連結ピン35がピン孔31d及びピン孔41aと干渉することを抑制することができる。
また、上記のような製造方法では、第1ノズルリング31とサポートリング41との間にスペーサ37が配置された状態で、連結ピン35の他端がカシメられている。そのため、スペーサ37が除かれて、頭部35dとフランジ部35cとによってスプリングワッシャ36、サポートリング41及び第1ノズルリング31のみが挟持された状態では、スペーサ37の厚さの分だけスプリングワッシャ36が復元する。このように、スペーサ37を所定の位置に配置することによって、可変ノズルユニット25を容易に製造することができる。
また、スペーサ37が紙製であるため、連結ピン35をカシメたあとに、容易にスペーサ37を消失させることができる。特に、上記したように、内燃機関の排熱によってスペーサ37を消失させる場合には、製造工程からスペーサ37を除く工程を省くことができる。すなわち、製造後の最初の内燃機関の動作によってスペーサ37を消失させることとしてもよい。
以上、本開示の実施の形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではない。例えば、シート状からなる紙製のスペーサ37を例示したがこれに限定されない。スペーサは、所定の厚さを備えており、軸体35aがカシメられる際に所定の厚さを保持できればよく、シート状以外の形状であってもよい。また、スペーサは、紙以外の材料であっても、所定の温度(例えば内燃機関の排気温度)で消失する材料であればよい。消失とは、燃焼(炭化)によって焼失する場合だけでなく、例えば液化、気化、昇華等の概念を含む。さらに、消失とは、スペーサが完全に失われる状態のみならず、スプリングワッシャが復元する程度にスペーサの厚さが小さくなる状態も含む。また、スペーサは、所定の温度によって消失する材料以外であってもよい。例えば、金属箔などによってスペーサを形成し、頭部をカシメたあとに、スペーサを引き抜くことによって、可変ノズルユニットを製造してもよい。なお、スペーサとして、所定の温度によって消失する材料を用いた場合、その材料や過給機の使用状況によってはスペーサが消失した後であっても、製造工程においてスペーサが配置されていたことが視認可能な場合がある。
また、カシメ時にスペーサ37に過度に圧力が加わらないように、広い面積を有する第1ノズルリング31とサポートリング41との間にスペーサ37が配置される例を示したがこれに限定されない。例えば、スペーサは、フランジ部35cと第1ノズルリング31との間に配置されてもよい。フランジ部35c及び第1ノズルリング31は、内燃機関による排気の熱の影響を受けて高温になり易いため、スペーサが紙等によって形成される場合には、その消失が効率的に行われ得る。また、スペーサは、サポートリング41とスプリングワッシャ36との間に配置されてもよい。
また、サポートリング41のピン孔41aと第1ノズルリング31のピン孔31dとがいずれも長孔である例を示したが、これに限定されない。ピン孔41a及びピン孔31dは、例えばその一方が丸孔であってもよい。この場合、丸孔によって連結ピンの径方向の移動が規制されるので、連結ピンの位置決めを行い易い。また、ピン孔41a及びピン孔31dの両方が長孔ではなく丸孔であってもよい。この場合、少なくともサポートリング41に対する第1ノズルリングの相対的な摺動を許容するように、ピン孔41a及びピン孔31dの少なくとも一方に対して軸体35aが径方向に移動可能な間隙が設けられている。
また、弾性部材として、弾性座金の一形態であるスプリングワッシャを示したが、これに限定されない。弾性座金としては、スプリングワッシャ以外にも、例えば、ばね座金、皿ばね座金、波形座金等を採用可能であり、軸方向に所定の弾性を生じるものであれば典型的な座金の形状以外にも多様な形状を採り得る。さらに、弾性部材として、所定の弾性を備えた耐熱性樹脂を使用してもよい。
また、軸体35aがカシメられることによって頭部35dが形成される例を示したが、これに限定されない。例えば、頭部をナット等によって構成し、軸体に対していわゆるボルト・ナット接合によって頭部を形成してもよい。また、頭部を別部材によって構成し、溶接等によって軸体に固定してもよい。これらの場合、スペーサを用いることなく製造することも可能である。
本開示の可変ノズルユニットによれば、熱膨張による変形を安定して吸収することができる。
1 過給機
25 可変ノズルユニット
31 第1ノズルリング(ノズルリング)
31d ピン孔(第2挿通孔)
35 連結ピン
35a 軸体
35c フランジ部
35d 頭部
36 スプリングワッシャ(弾性部材)
37 スペーサ
41 サポートリング
41a ピン孔(第1挿通孔)

Claims (7)

  1. 軸体を含む連結ピンと、第1挿通孔が形成されたサポートリングと、第2挿通孔が形成されたノズルリングと、を備え、
    前記軸体は、前記第1挿通孔と前記第2挿通孔とに挿通されており、
    前記軸体の一端には、前記第2挿通孔よりも径の大きなフランジ部が形成され、前記軸体の他端には、前記第1挿通孔よりも径の大きな頭部が形成されており、
    前記フランジ部は、前記ノズルリングに当接されており、
    前記頭部と前記サポートリングとの間には、前記サポートリングを前記ノズルリング側に付勢する弾性部材が配置されている、可変ノズルユニット。
  2. 前記頭部は、カシメ構造によって形成されている、請求項1に記載の可変ノズルユニット。
  3. 前記弾性部材は、前記軸体が挿通された弾性座金である、請求項1又は2に記載の可変ノズルユニット。
  4. 前記第1挿通孔及び前記第2挿通孔のうち少なくとも一方は、前記ノズルリングの径方向に長い長孔である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の可変ノズルユニット。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の可変ノズルユニットを備える過給機。
  6. サポートリングに形成された第1挿通孔とノズルリングに形成された第2挿通孔とに対して、前記サポートリングと前記ノズルリングとが重なり合った状態で、一端に前記ノズルリングよりも径の大きなフランジ部が形成された軸体を含む連結ピンの前記軸体の他端を前記ノズルリング側から挿通し、前記第1挿通孔から突出する前記軸体の前記他端に弾性部材を配置するとともに、前記フランジ部と前記ノズルリングとの間、前記ノズルリングと前記サポートリングとの間、及び、前記サポートリングと前記弾性部材との間のうち少なくとも一カ所にスペーサを配置する工程と、
    前記工程のあとに、前記連結ピンの他端をカシメることによって頭部を形成し、前記頭部と前記フランジ部とによって前記弾性部材、前記サポートリング及び前記ノズルリングを挟持させる工程とを含む、可変ノズルユニットの製造方法。
  7. 前記スペーサは、所定温度で消失可能な材料から成る、請求項6に記載の可変ノズルユニットの製造方法。
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