JPWO2017168670A1 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

冷蔵庫は、前面を開口した貯蔵室を有する外郭体と、貯蔵室の内側壁面に設けられた前後方向に延びる棚レールと、貯蔵室の開口側と奥側とで前後に分割され、棚レールに支持される前棚及び後棚と、を備えている。前棚の側縁部には、棚レールと係合するツメ部が設けられている。後棚には、棚レールから取り外された前棚を上面に重ねた場合に、前棚のツメ部に対応する位置に切り欠き部が形成されている。

Description

本発明は、貯蔵室の手前側と奥側とで前後に分割した棚部を内部に備えた冷蔵庫に関するものである。
一般的に、冷蔵庫は、貯蔵室を棚部で区画して複数の空間を形成し貯蔵品の収納性を高めている。棚部は、貯蔵室の開口側と奥側とで前後に分割され、分割した棚部の前棚を後棚の上方又は下方に収納させることで、収容スペースの高さを確保する構成が知られている。前棚を設置していた箇所に、例えば大容量のペットボトルや瓶等高さのある貯蔵品を収納させるためである。例えば、特許文献1では、貯蔵室内に設置された庫内ケースの上面開口部を上面後方棚と上面前方棚で閉塞する冷蔵庫が開示されている。使用者は、庫内ケースに庫内ケースの高さよりも高い収容物を収納する際に、上面前方棚を取り外して反転させて上面後方棚の上面に載せる構成である。その他の方法として、特許文献2では、前棚を後棚の下方へスライドさせて収納させる冷蔵庫が開示されている。
特開2011−2176号公報 特開平09−119773号公報
特許文献2では、後棚を支持する棚レールの直下位置に前棚をスライドさせて支持するスライドレール構造を設ける必要があるため、食品収容スペースが狭くなる。特に、棚部をガラス板で構成すると、プラスチック成形品で構成した場合と比べて、棚部の厚さが厚くなるので、スライドレールの構造自体も大きくなり、食品収納スペースが狭くなってしまう。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、食品収納スペースの広さを確保したまま、高さのある貯蔵品を収納させるスペースを形成することができる冷蔵庫を提供することである。
本発明に係る冷蔵庫は、前面を開口した貯蔵室を有する外郭体と、前記貯蔵室の内側壁面に設けられた前後方向に延びる棚レールと、前記貯蔵室の開口側と奥側とで前後に分割され、前記棚レールに支持される前棚及び後棚と、を備え、前記前棚の側縁部には、前記棚レールと係合するツメ部が設けられており、前記後棚には、前記棚レールから取り外された前記前棚を上面に重ねた場合に、前記前棚の前記ツメ部に対応する位置に切り欠き部が形成されている。
本発明に係る冷蔵庫によれば、後棚の上面に載せた前棚のツメ部を後棚の切り欠き部に収めることにより、前棚を後棚の上面に水平に重ねることができるので、食品収納スペースの広さを確保したまま、前棚を設置していた箇所に高さのある収納物を収納させるスペースを形成することができる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の主要部を拡大して示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の主要部を拡大して示した正面図である。 図2に指示したX−X矢視拡大断面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の棚部を前棚と後棚とに分割した状態を示した平面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の棚部を示した底面図である。 図2に指示したA部拡大図である。 (A)は図5に指示したY−Y線矢視拡大断面図、(B)は(A)に指示したB部拡大図である。 後棚を構成するフレームにガラス板を嵌め込む要領を側面方向から示した説明図である。 後棚を構成するフレームにガラス板を嵌め込む要領を底面方向から示した説明図である。 後棚を構成するフレームにガラス板を嵌め込む要領を斜め底面方向から示した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の主要部であって、後棚の上面に前棚を重ねた状態を拡大して示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の主要部であって、後棚の上面に前棚を重ねた状態を拡大して示した正面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の棚部であって、後棚の上面に前棚を重ねた状態を示した平面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の棚部であって、後棚の上面に前棚を重ねた状態を示した側面図である。 (A)は図13に指示したZ−Z線矢視拡大断面図、(B)は(A)に指示したD部拡大図である。 本実施の形態1に係る冷蔵庫の前棚を後棚の上面に重ねる要領を示した要部拡大断面図である。 図12に指示したC部拡大図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の主要部を拡大して示した斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の主要部を拡大して示した平面図である。 図19に指示したV−V線矢視拡大断面図である。
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫を図1〜図17に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の主要部を拡大して示した斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の主要部を拡大して示した正面図である。
冷蔵庫100は、図1及び図2に示すように、鋼板製の外箱10と、樹脂製の内箱11と、外箱10及び内箱11の間に発泡充填された断熱材とを有し、外箱10、内箱11及び断熱材とで冷蔵庫100の外郭体100Aが構成されている。冷蔵庫100の内箱11内には、貯蔵室1が形成されており、図示することは省略したが、貯蔵室1の前面には貯蔵室扉が設けられている。なお、図1及び図2に示す冷蔵庫100は、貯蔵室1として冷蔵室を備えた上方部分のみを拡大して示したものあり、冷蔵室の下方には例えば冷凍室等が設けられているものである。
貯蔵室1の内部には、図1及び図2に示すように、貯蔵室1の背面側側壁部の一部を構成し、貯蔵室1へ供給される冷気が通過する風路部品12が設けられている。風路部品12は、貯蔵室1の室内側が樹脂部品で構成されて突き出しており、その樹脂部品の背面側に断熱材が設置されており、貯蔵室1の奥側の壁面を構成している。また、貯蔵室1の内部には、貯蔵室1へ送られる冷気の量を調節する温度調節部13が設けられている。
貯蔵室1の内側壁面には、室内側に向かって突き出し、貯蔵室1の前後方向に延びる左右一対の棚レール5a〜5gが、貯蔵室1の上下方向に複数段(図1、2の場合は7段)設けられている。各一対の棚レール5a〜5gは、それぞれ同一の高さを有し、貯蔵室1の開口部側から奥側に向かって略水平に設けられている。一対の棚レール5a〜5gには、食品類等の貯蔵品を載せる棚部2が、貯蔵室1の天井(又は下面)と略平行となるように設置されている。棚部2は、図1及び図2に示すように、貯蔵室1を区画して複数の空間を形成し貯蔵品の収納性を高めるものである。なお、図示した実施の形態では、棚部2を上から5段目の棚レール5aにのみ設けた構成を示したが、例えば各棚レール5a〜5gに設けた構成、或いは選択した一部の棚レールにのみ設けた構成でもよい。
図3は、図2で示したX−X矢視拡大断面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の棚部を前棚と後棚とに分割した状態を示した平面図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の棚部を示した底面図である。図6は、図2に指示したA部拡大図である。図7(A)は、図5に指示したY−Y線矢視拡大断面図、図7(B)は(A)に指示したB部拡大図である。棚部2は、図3及び図4に示すように、棚レール5aの前後方向に2分割された前棚3と後棚4とで構成されている。前棚3及び後棚4は、共に同一の棚レール5aの上面に、左右の側縁を載せて支持されており、互いに貯蔵室1内においてほぼ同一平面上に水平に設置されている。棚部2は、図4及び図5に示すように前棚3と後棚4とを組み合わせることで略矩形状となる。
前棚3は、図3及び図4に示すように、貯蔵品を載せる略長方形状のガラス板30と、ガラス板30の外周縁に装着された合成樹脂製のフレーム31とで構成されている。フレーム31は、図5に示すように、下面側において、前方側縁部に設けられた前方保持片31aと、両側縁部に設けられた側部保持片31bと、後方側縁部に設けられた後方保持片31cとを備えており、保持片31a〜31cをガラス板30に掛け止めて装着されている。
前棚3は、図5及び図6に示すように、前方側における幅方向の両側に、棚レール5aと係合して上下方向の動きを拘束するツメ部32が設けられている。左右のツメ部32は、外向きに屈曲させた形状を成し、前棚3の下面から下方に向かって突き出すように設けられている。前棚3は、ツメ部32を棚レール5aに沿って移動させることで、前後方向にスライドさせることができる。前棚3は、前方へスライドさせてツメ部32を棚レール5aから外すことで、簡単に棚レール5aから取り外すことができる。取り外した前棚3は、例えば後棚4の上面に重ねたり、別の棚レール5b〜5gに支持させたりすることができる。また、取り外した前棚3は、洗浄して汚れを落としたり、破損した場合には新しい棚に取り替えたりすることもできる。
前棚3は、図3〜図5に示すように、後方側の幅方向の両端に後棚4の切り欠き形状に収まる凸状部34を有しており、後棚4と同一の棚レール5aに支持させた場合に、後棚4の切り欠き形状に対応させている。前棚3の後方側の形状を、後棚4の形状に対応させることで、前棚3と後棚4との間に隙間が無くなり、貯蔵品を安全に載せることができる。また、前棚3は、後方側の幅方向の両端に凸状部34を有することで後方側縁部の中央部分が凹状となり、棚レール5aから取り外して、後棚4の上面に重ねたり、或いは別の棚レール5b〜5gに支持させたりして使用する際に、風路部品12との干渉を防止することができる。
また、前棚3は、図4、図5及び図7に示すように、後棚4に向かって突き出し、後棚4の前方側縁部の下面に当たる突起部33が、後方側縁部において間隔を開けて2つ設けられている。前棚3の前方側は、ツメ部32で上下方向の動きを拘束しているため、例えば前棚3の下方の収納スペースに収納した貯蔵品によって下方から押されても、上方へ突き上がることがなく水平状態を維持することができる。しかし、前棚3の後方側には上下方向への突き上がりを防止するツメ部32が設けられていない。後方側にツメ部を設けてしまうと、前棚3を後棚4の上面に重ねた場合に、そのツメ部の存在によって前棚3を水平にできないからである。そのため、前棚3は、後方側が下方の収納スペースに収納した貯蔵品によって下方から押されると、上方へ突き上がって水平状態を維持できなくなり、上面に載せた貯蔵品を安定させて保存することができない。そこで、実施の形態1に係る冷蔵庫100では、ツメ部42によって上下方向の動きを拘束された後棚4の前方側縁部の下面に、突起部33を突き当てて、前棚3の後方側が上方へ突き上がらない構成としている。なお、突起部33は、図示した大きさ、個数に限定されず、冷蔵庫のタイプに合わせて適宜、設計変更して設けるものとする。
後棚4は、図3〜図5に示すように、貯蔵品を載せるガラス板40と、ガラス板40の外周縁に装着された合成樹脂製のフレーム41とで構成されている。後棚4は、前方側の幅方向の両側に切り欠き部44が形成されている。切り欠き部44は、ガラス板40及びフレーム41にそれぞれ形成されている。また、後棚4は、フレーム41の後方側に凹状の切り欠き部46が形成され、後方側縁部を貯蔵内の奥側の壁面に突き当てた際に、風路部品12と干渉しない形状とされている。
フレーム41は、切り欠き部44を除く、前方側縁部の下面、左右両側縁部の下面、及び後方側縁部の下面にそれぞれ前方保持片41a、側部保持片41b、後方保持片41cを備えており、保持片41a〜41cをガラス板40に掛け止めて装着されている。
図8は、後棚を構成するフレームにガラス板を嵌め込む要領を側面方向から示した説明図である。図9は、後棚を構成するフレームにガラス板を嵌め込む要領を底面方向から示した説明図である。図10は、後棚を構成するフレームにガラス板を嵌め込む要領を斜め底面方向から示した説明図である。後棚4のガラス板40は、図8〜図10に示すように、反転させたフレーム41の下面側において、斜めに傾けた状態で切り欠き側から、フレーム41の切り欠き部44へ向かって挿入される。ガラス板40及びフレーム41は共に、前方側の両端部を切り欠いているため、フレーム41内へガラス板40を挿入する際に、挿入直後における接触面積が小さくなり、摩擦抵抗を抑えることができる。つまり、実施の形態1の冷蔵庫100の後棚4は、フレーム41内へガラス板40を容易に挿入できるので、組み立て作業の効率を高めることができる。
また、後棚4には、幅方向の両側であって、前後方向の中央部分に下方に向かって突き出すツメ部42がそれぞれ設けられている。左右のツメ部42は、外向き屈曲させた形状をなし、棚レール5aに係合させることで後棚4の上下方向の動きを拘束する。つまり、実施の形態1の冷蔵庫100は、後棚4の下方の収納スペースに収納した貯蔵品によって、後棚4が上方へ突き上がって傾くことがなく常に水平状態であるため、安全に使用することができる。後棚4は、棚レール5aに係合させたツメ部42を前後に動かすことで、前後方向に自由にスライドさせたり、或いは取り外したりすることができる。取り外した後棚4は、洗浄して汚れを落としたり、破損した場合には新しい棚に取り替えたりすることもできる。
また、後棚4には、図3及び図4に示すように、前棚3を上面に重ねた場合に、凸部35が前後方向に突き当たる段差部45が形成されている。なお、前棚3及び後棚4が、後棚4の上面に前棚3を重ねた場合に、互いに嵌り合う凹凸状の嵌合部を有する構成でもよい。
次に、後棚4の上面に前棚3を重ねた場合について説明する。図11は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の主要部であって、後棚の上面に前棚を重ねた状態を拡大して示した斜視図である。図12は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の主要部であって、後棚の上面に前棚を重ねた状態を拡大して示した正面図である。図13は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の棚部であって、後棚の上面に前棚を重ねた状態を示した平面図である。図14は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の棚部であって、後棚の上面に前棚を重ねた状態を示した側面図である。図15(A)は、図13に指示したZ−Z線矢視拡大断面図、(B)は(A)に指示したD部拡大図である。図16は、本実施の形態1に係る冷蔵庫の前棚を後棚の上面に重ねる要領を示した要部拡大断面図である。図17は、図12に指示したC部拡大図である。
一般的に、冷蔵庫の貯蔵室1では、収納スペースを棚部2で区画して、貯蔵品の収納性を高めている。しかし、高さのある貯蔵品を収納させる場合に、区画した収納スペースの大きさによっては、収納できない場合がある。そこで、実施の形態1の冷蔵庫100では、図11〜図13に示すように、棚レール5aから取り外した前棚3を後棚4の上面に重ね、前棚3を設置していた箇所における収納スペースを大きくすることができる。
後棚4の上面に重ねた前棚3は、図14に示すように、ツメ部32が後棚4の切り欠き部44に収まって棚レール5aの上面に載置される。前棚3のツメ部32は、図17に示すように、棚レール5aの上面に載置されることで、前棚3の水平状態の安定性を保つことができる。そして、前棚3は、図15及び図16に示すように、凸部35を後棚4の段差部45に突き当てて位置決めされる。このとき、図14に示すように、後棚4の上面に重ねた前棚3は、前方側の下面が段差部45の上面と接触し、突起部33の下面が後棚4のフレーム41と接触する。つまり、段差部45は、突起部33の大きさ、形状に合わせて、後棚4の上面に重ねた前棚3が水平となるような高さを有している。また、前棚3は、図14に示すように、前棚3の前方縁辺が後棚4の前方縁辺と同じ位置か、又は後棚4の前方縁辺よりも後方となるような大きさとすることが好ましい。前棚3が後棚4から出っ張ることがなく、貯蔵品の収納に邪魔にならないからである。
なお、図11、図12及び図17に示すように、貯蔵室1の背面側側壁部に隣接する内側面に、前棚3の上方であって、貯蔵室1の内側に突出する浮き上がり防止レール6を設けてもよい。前棚3は、後棚4の上面に重ねているので、ツメ部42で上下方向の動きを拘束された後棚4によって下方からの突き上げに対する上下方向の動きが拘束されている。しかし、前棚3は、前方側に上方から鉛直方向の荷重が作用した場合に後方側が浮き上がる虞がある。そこで、実施の形態1の冷蔵庫100は、前棚3の後方側の浮き上がりを、浮き上がり防止レール6で防止し、食品等を安定させて載置させる構成としている。浮き上がり防止レール6は、使用者が頻繁に食品を収納せず、人目に付きにくい背面側側壁部に隣接する位置に設けているので、食品収納スペースが小さくならず、また見た目も損なわない。
したがって、本発明に係る冷蔵庫100によれば、後棚4の上面に載せた前棚3のツメ部32を後棚4の切り欠き部44に収めることができるので、前棚3を後棚4の上面に水平に重ねることができる。よって、上記した従来技術のように、後棚4の下面に前棚3をスライドさせて収納するスライドレール構造を設ける必要がないので、食品収納スペースの広さを確保したまま、前棚3の設置していた箇所に、高さのある収納物を収納させるスペースを形成することができる。
また、本発明に係る冷蔵庫100よれば、前棚3の後方側は、後棚4の切り欠き部44の形状に収まる凸状部34を有するので、前棚3と後棚4との間に隙間が無くなり、貯蔵品を安全に載せることができる。
また、本発明に係る冷蔵庫100よれば、前棚3の後方縁部には、後棚4に向かって突き出し、後棚4の下面に突き当たる突起部33が設けられているので、前棚3の下方の収納スペースに収納した貯蔵品によって前棚3が下方から押されても、上方へ突き上がることがなく前棚3の水平状態を維持することができる。
また、本発明に係る冷蔵庫100よれば、前棚3には、下面から下方へ突き出した凸部35が形成され、後棚4には、前棚3を上面に重ねた場合に、凸部35が前後方向に突き当たる段差部45が形成されているので、後棚4の上面に重ねた前棚3が不用意に前方へ飛び出すことがなく、安全性を高めることができる。
本発明に係る冷蔵庫100よれば、後棚4の上面に重ねた前棚3の前方縁辺が、後棚4の前方縁辺と同じ位置、又は後棚4の前方縁辺よりも後方となるので、前棚3が後棚4から出っ張ることがなく、貯蔵品の収納に邪魔になることがない。
本発明に係る冷蔵庫100よれば、貯蔵室1の内側壁面には、後棚4の上面に前棚3を重ねた場合に、前棚3の上方であって、貯蔵室1の内側に突出する浮き上がり防止レール6が設けられているので、前棚3の前方側に上方から鉛直方向の荷重が作用しても前棚3の後方側の浮き上がりを防止することができ、食品等を安定させて載置させることができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫を図18〜図20に基づいて説明する。図18は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の主要部を拡大して示した斜視図である。図19は、本発明の実施の形態2に係る冷蔵庫の主要部を拡大して示した平面図である。図20は、図19に指示したV−V線矢視拡大断面図である。なお、実施の形態1の冷蔵庫100と同一の構成について、同一の符号を付してその説明を省略する。
実施の形態2の冷蔵庫110は、図18〜図20に示したように、後棚4の真下に前棚3を設置した構成である。棚レール5aから取り外した前棚3は、前棚3の前後方向の長さで構成された棚レール5bに支持されている。貯蔵室1の内側壁面には、棚レール5bに前棚3を設置した場合に、前棚3の上方であって、貯蔵室1の内側に突出する浮き上がり防止レール7が設けられている。そのため、前棚3は、前方側がツメ部32によって上下方向の動きを拘束され、後方側が浮き上がり防止レール7によって上下方向の動きが拘束される。
したがって、実施の形態2に係る冷蔵庫も、上記した従来技術のように、後棚4の下面に前棚3をスライドさせて収納するスライドレール構造を設ける必要がないので、食品収納スペースの広さを確保したまま、前棚3の設置していた箇所に、高さのある収納物を収納させるスペースを形成することができる。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、ガラス板30は、合成樹脂製で構成してもよく、本発明の技術の範囲内で適宜変更が可能である。要するに、いわゆる当業者が必要に応じてなす種々なる変更、応用、利用の範囲をも本発明の要旨(技術的範囲)に含むことを念のため申し添える。
1 貯蔵室、2 棚部、3 前棚、4 後棚、5a〜5g 棚レール、6、7 浮き上がり防止レール、10 外箱、11 内箱、12 風路部品、13 温度調節部、30、40 ガラス板、31、41 フレーム、31a、41a 前方保持片、31b、41b 側部保持片、31c、41c 後方保持片、32、42 ツメ部、33 突起部、34 凸状部、35 凸部、44、46 切り欠き部、45 段差部、100、110 冷蔵庫、100A 外郭体。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、食品収納スペースの広さを確保したまま、高さのある貯蔵品を収納できるスペースを形成することができる冷蔵庫を提供することを目的としている。
本発明に係る冷蔵庫は、前面を開口した貯蔵室を有する外郭体と、前記貯蔵室の内側壁面に設けられた前後方向に延びる棚レールと、前記貯蔵室の開口側と奥側とで前後に分割され、前記棚レールに支持される前棚及び後棚と、を備え、前記前棚には、側縁部において前記棚レールと係合するツメ部と、下面から下方へ突き出した凸部と、が設けられており、前記後棚には、前記棚レールから取り外された前記前棚を上面に重ねた場合に、前記前棚の前記ツメ部に対応する位置に切り欠き部と、前記凸部が前後方向に突き当たる段差部と、が形成されており、前記段差部は、前記前棚を前記後棚の上面に重ねた場合に、前記前棚が水平となる高さを有しているものである。

Claims (10)

  1. 前面を開口した貯蔵室を有する外郭体と、
    前記貯蔵室の内側壁面に設けられた前後方向に延びる棚レールと、
    前記貯蔵室の開口側と奥側とで前後に分割され、前記棚レールに支持される前棚及び後棚と、を備え、
    前記前棚の側縁部には、前記棚レールと係合するツメ部が設けられており、
    前記後棚には、前記棚レールから取り外された前記前棚を上面に重ねた場合に、前記前棚の前記ツメ部に対応する位置に切り欠き部が形成されている冷蔵庫。
  2. 前記ツメ部は、前記前棚の前方側に設けられ、
    前記切り欠き部は、前記後棚の前方側に形成されており、
    前記前棚の後方側は、前記後棚の前記切り欠き部の形状に収まる凸状部を有する請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記前棚の後方縁部には、前記後棚に向かって突き出し、前記後棚の下面に当たる突起部が設けられている請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記前棚には、下面から下方へ突き出した凸部が形成されており、
    前記後棚には、前記前棚を上面に重ねた場合に、前記凸部が前後方向に突き当たる段差部が形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記段差部は、前記前棚を前記後棚の上面に重ねた場合に、前記前棚が水平となる高さを有している請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記前棚は、前記後棚の上面に重ねた場合に、前方縁辺が前記後棚の前方縁辺と同じ位置か、又は前記後棚の前方縁辺よりも後方となる大きさである請求項1〜5のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記貯蔵室の内側壁面には、前記後棚の上面に前記前棚を重ねた場合に、前記前棚の上方であって、貯蔵室内側に突出する浮き上がり防止レールが設けられている請求項1〜6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記後棚は、切り欠きが形成されたガラス板と、前記ガラス板の外周縁に沿って装着されたフレームとを有し、
    前記ガラス板は、切り欠き側から前記フレームの切り欠き部へ向かって挿入される請求項1〜7のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記棚レールは、前記貯蔵室の上下方向に沿って複数段設けられており、
    前記複数段の棚レールうち、少なくとも一つは前記前棚の前後方向の長さから成る請求項1〜8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  10. 前記貯蔵室の内側壁面には、前記前棚の前後方向の長さから成る棚レールに前記前棚を載せた場合に、前記前棚の上方であって、前記貯蔵室内側に突出する浮き上がり防止レールが設けられている請求項9に記載の冷蔵庫。
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