JP2009068748A - 冷蔵庫 - Google Patents

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清隆 田平
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Abstract

【課題】冷蔵庫の棚に関し、棚の収納効率を高めながら、さらに背の高い収納物を容易に確実に収納できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
【解決手段】奥行き寸法が左右で異なる棚板102は、前方棚板103と後方棚板104とから構成し、前後に分割可能とするとともに、前方棚板103と後方棚板104との合わせ面は、前棚延出部107が上方に後棚延出部110が下方に位置して、上下方向で前棚延出部107と後棚延出部110とがラップする構造とすることにより、棚板102に重量物を載せた場合でも、棚の撓みを前棚延出部107と後棚延出部110のラップ部で吸収でき、棚板102の全体の強度を容易な構造で高めることができる。
【選択図】図11

Description

本発明は、貯蔵室内に棚板を備える冷蔵庫に関するものである。
従来、冷蔵庫はドア収納棚と庫内収納棚に収納物を載置するよう構成されており、収納目的に応じて、その大きさの配分を変化させる技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
図21および図22は、特許文献1に記載された従来の冷蔵庫を示す図である。図21は従来の冷蔵庫を開扉した状態を示す斜視図であり、図22は従来の冷蔵庫の平面断面を示す図である。
断熱箱体で形成された冷蔵庫1は、その内部を貯蔵空間として最上部に最も大きい冷蔵室2を備え、その下方に野菜室3を備えている。
野菜室3の下方には自動製氷装置を配置した製氷室4と温度切替室5とを併設しており、最下部には冷凍室6が独立して配置されている。また、これら各貯蔵室の前面開口には各々専用の扉を開閉自在に設けている。
冷蔵室2内には、図21に示すように複数の棚14が配置され複数段に亘る収納空間が形成されている。
また、その前面開口には、それぞれ外側端の上下部をヒンジ11で枢支された左扉12および右扉13が回動自在に設置されている。つまり冷蔵庫1は、いわゆる観音開き式の扉を備えている。
ここで、観音開き式の扉とは、図21および図22に示すように、左扉と右扉とを有し、左扉は左側に回動軸を持ち、右扉は右側に回動軸を持ち、左扉と右扉との境界から左右に開く扉である。
また、図21および図22に示す冷蔵庫1のように左扉と右扉の横幅が同一のものだけでなく、左扉と右扉の横幅が異なるものもある。
左扉12および右扉13には複数のドアポケット20が配置され複数段に亘る収納空間が形成されている。また、各扉は複数の凸部19aを有し、ドアポケット20は凸部19aに着脱自在に係合するよう構成されている。
また、図22に示すように最下段に設けたドアポケット21は、後段収納部22と前段収納部23とから構成されており、ドアポケット21と向かい合う貯蔵室内側には棚14が配置されている。
前段収納部23は後段収納部22から簡単に着脱でき、扉が90度程度までしか開くことができない場合には前段収納部23を取り外して、冷蔵室2の開口を広げて貯蔵物の出し入れをしやすくすることができる。
また、扉が90度以上開く時には前段収納部23を取り付けて収納量を増加させることができる。つまり、扉がどの程度開くかに応じて冷蔵庫1の使用者が前段収納部23を使用するか否かを決定できる。
特開2005−282897号公報
このように、従来の冷蔵庫1では、冷蔵室2の前面に設けられた扉の内側にドアポケット20等の複数のドアポケットを設け、収納量の増加および収納性の向上が図られている。
ここで、ドアポケットは、使用者にとって出し入れしやすい位置にあり、利便性の観点から主にペットボトルやビン類などが収納されている。また、近年、ペットボトル等の大型化もありドアポケットの大型化が求められている。そのため具体的にはドアポケットの奥行き方向の幅が長くなる傾向にある。
しかしながら、上記従来の構成においてドアポケットを大型化する場合、冷蔵庫1の左端または右端を中心に一方の扉を回転させて開ける際に冷蔵室2内の棚14がドアポケットと干渉しないようにする必要がある。つまり、棚14の奥行き方向の長さを短くする必要がある。
さらに、一方の扉のドアポケットと他方の扉のドアポケットとが干渉しないためにはそれぞれのドアポケットをそれぞれの扉の開閉時の回転軌跡以内に収める必要もある。
そのため、例えば、図22に示すように、2つのドアポケット21との間および棚14と両ドアポケット21との間の無効な空間である無効スペース25が大きくなることとなる。
つまり、従来の冷蔵庫においては、ドアポケットの大型化に伴い、冷蔵庫内の無効スペースが増大するといった課題を有している。
さらに、図22に示すような前段収納部と後段収納部とから構成されるドアポケットを有する冷蔵庫の場合、冷蔵庫の使用環境において壁などが左右に存在すると、上述のように、物の出し入れの都合上、前段収納部を取り外すことになる。
この場合、ドアポケットの収納量が減少し、結果として冷蔵庫内の収容量が減少してしまうという問題もある。
また、観音開き式の扉を備える冷蔵庫の場合、上述のようにそれぞれの扉のドアポケットは回転軌跡内に収まる形状および大きさにする必要がある。従ってドアポケットの奥行き寸法が長くなればなるほど三角形に近い形状となる。
これにより、ペットボトルや牛乳パック等の収納物がドアポケットに効率良く収納できないといった収納量の減少及び収納性の悪化という課題も有していた。
なお、このような、ドアポケットの大型化に伴う無効スペースの増大および収納性の悪化といった問題は、観音開き式の扉を備える冷蔵庫に限られず、冷蔵室の扉として1枚の扉のみを有するいわゆる片開き式の扉を備える冷蔵庫においても存在する。
上記課題を解決するために、収納効率を高めることを目的として、収納物を載置する庫内収納棚の奥行き寸法が左右で異なるようにする技術に関し、別途特許出願している。
ところが、無効スペース25が減少し収納効率が上昇するものの、収納棚が存在する状態では背の高い収納物を載置することができず、収納棚のいくつかをはずして高さを確保しようとする場合、収納棚に従来よりも奥行きの長い部分が存在するため、庫内から引き出しにくく、引き出した収納棚の保管場所に困るという新たな課題が生じる。
本発明は、上記課題を解決するものであり、棚の収納効率を高めながら、さらに背の高い収納物を容易に確実に収納できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板と後方棚板との合わせ面を上下方向でラップさせるものである。
これによって、重量のある食品を収納した際に棚が撓んだとしても、前方棚板と後方棚板との合わせ面を上下方向でラップさせているので、前方棚板、後方棚板合わせて強度を高めることができる。
また、前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板と後方棚板とを係止する係止手段を備えたものである。
これによって、前方棚板と後方棚板が確実に固定され前方棚板と後方棚板のズレを防止でき、前方棚板と後方棚板を一体化して使用する際の確実性を固めることができる。
また、前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板を取り外し時に前記後方棚板の上方あるいは下方に前記前方棚板を支持可能な支持部を有し、さらに前記前方棚板を係止する係止手段を備えたものである。
これによって、前方棚板を外したときの前方棚板の収納場所を確保でき、使い勝手を向上できるとともに、前方棚板収納時の外れも確実に防止することができる。
また、前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板の着脱時に前記後方棚板が容易に外れないようにする固定手段を備えたものである。
これによって、前方棚板の着脱動作時に後方棚板が外れることがなく、前方棚板の着脱動作のみを確実に行うことができる。
また、前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするものにおいて、後方棚板の奥行寸法をL、前方棚板の最小奥行寸法をM、前方棚板の最大奥行寸法をNとした時、N>L>Mの関係になるようにしたものである。
これによって、前方棚板と後方棚板とに分割した際のそれぞれの棚の強度を確保しつつ、一体化して使用する際の左右の奥行寸法の最適化を図ることができる。
また、前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするものにおいて、前記前方棚板と後方棚板は、それぞれガラス板と周縁部樹脂部材とからなるものである。
これによって、棚の意匠性向上と実使用時の使い勝手向上を図ることができる。
本発明の冷蔵庫は、収納食品の形態に応じて、操作性、信頼性も含めて、棚の奥行、棚間の高さを可変することができ、庫内棚の収納性、使い勝手を向上することができる。
請求項1に記載の発明は、前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板と後方棚板との合わせ面を上下方向でラップさせるものであり、重量のある食品を収納した際に棚が撓んだとしても、前方棚板と後方棚板との合わせ面を上下方向でラップさせているので、前方棚板、後方棚板合わせて強度を高めることができる。
請求項2に記載の発明は、前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板と後方棚板とを係止する係止手段を備えたものであり、前方棚板と後方棚板が確実に固定され前方棚板と後方棚板のズレを防止でき、前方棚板と後方棚板を一体化して使用する際の確実性を固めることができる。
請求項3に記載の発明は、前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板を取り外し時に前記後方棚板の上方あるいは下方に前記前方棚板を支持可能な支持部を有し、さらに前記前方棚板を係止する係止手段を備えたものであり、前方棚板を外したときの前方棚板の収納場所を確保でき、使い勝手を向上できるとともに、前方棚板収納時の外れも確実に防止することができる。
請求項4に記載の発明は、前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板の着脱時に前記後方棚板が容易に外れないようにする固定手段を備えたものであり、前方棚板の着脱動作時に後方棚板が外れることがなく、前方棚板の着脱動作のみを確実に行うことができる。
請求項5に記載の発明は、前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするものにおいて、後方棚板の奥行寸法をL、前方棚板の最小奥行寸法をM、前方棚板の最大奥行寸法をNとした時、N>L>MMの関係になるようにしたものであり、前方棚板と後方棚板とに分割した際のそれぞれの棚の強度を確保しつつ、一体化して使用する際の左右の奥行寸法の最適化を図ることができる。
請求項6に記載の発明は、前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするものにおいて、前記前方棚板と後方棚板は、それぞれガラス板と周縁部樹脂部材とからなるものであり、棚の意匠性向上と実使用時の使い勝手向上を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の冷蔵庫の正面図である。
図1に示すように実施の形態1の冷蔵庫51は、観音開き式の扉を備える冷蔵庫であり、断熱箱体52内に複数に区画された貯蔵室を備えている。
実施の形態1の冷蔵庫51は、具体的には上部より冷蔵室53、製氷室54、製氷室54に併設され庫内の温度が可変できる切換室55、野菜室56、および冷凍室57を備えている。
各貯蔵室の前面開口部には、例えばウレタンのような発泡断熱材を発泡充填した断熱扉が設けられている。具体的には、冷蔵室53には断熱箱体52の前面開口を左右に区画する左扉60a、右扉60bが設けられている。
また、製氷室54、切換室55、野菜室56、および冷凍室57にはそれぞれ引き出し式の扉61、扉62、扉63、および扉64が設けられている。
収納性や使い勝手の観点から、左扉60aは右扉60bより左右方向の長さ、つまり横幅が短く構成されており、製氷室54と切換室55とが分割された位置とほぼ同じ左右方向の位置で分割されている。
なお、貯蔵室の扉は、収納形態等によって、左扉と右扉の横幅が同一である観音開き式や、左扉および右扉の一方を引き出し式扉で構成することもある。
また、野菜室56と冷凍室57の後側には、図示しない冷却器およびファンが設けられており、冷蔵庫51の本体下部に設置された圧縮機により冷却器が駆動され、冷却器から冷却された空気が各貯蔵室に送られる。また、それぞれの貯蔵室ごとに所定の温度に冷却制御される。
図2は、本実施の形態1の冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図であり、図3は、同実施の形態の冷蔵庫の縦断面図(図1に示すA−A断面図)である。
図2および図3に示すように、冷蔵室53には、食品などを整理して収納するための複数の棚板80が配置されており、これら複数の棚板80により冷蔵室53内に複数段に亘る収納空間が形成されている。
また、冷蔵室53の前面開口には、上述のように左扉60aおよび右扉60bが設置されている。具体的には、左扉60aおよび右扉60bはそれぞれ断熱箱体52の左右の端部にヒンジ81で枢支されている。
このような観音開き式の左扉60aと右扉60bの内側縁部には、ガスケット85が取り付けられており冷蔵室53内の冷気の外部への流出が防止される。
また、左扉60aは冷蔵室53側に上下方向に複数の左ドアポケット90を有しており、右扉60bは同様に複数の右ドアポケット91を有している。
具体的には、各ドアポケットは、扉内板89などに一体形成した図示しない保持部材などにより固定され、収納物を保持する際の保持強度を確保している。また、扉内板89および各ドアポケットの貯蔵室側の面で庫内面が形成されている。
これら各扉における複数のドアポケットは冷蔵室53内に複数段に亘る収納空間を形成している。また、これら複数のドアポケットのそれぞれは、主に飲料などのペットボトルや調味料などのビン類を収納する目的で、前後左右に壁を有し上方が開口した形状である。つまり、各ドアポケットは各扉における突出部であり、上方に開口する凹陥部を有している。
なお、突出部は凹陥部を必ずしも必要とするのものではなく、物品を載置できるものであればよい。
また、各ドアポケットが扉側の壁(後壁)を持たず、扉内板89を後壁として利用する場合もある。
また、冷蔵室53の壁面を構成する内箱70の前方位置の左右両側を凹ませた空間に照明装置87が設けられ、図示しないカバーなどでその空間が覆われている。この照明装置87により、貯蔵室内が前方から照らされる。
なお、照明装置87は、冷蔵室53の奥側に位置する後述する冷気ダクト84や、冷蔵室53の天井に設けてもよく、また複数の照明装置87を設置してもよい。
また、冷蔵室53内の収納空間の最下段には、肉魚などの保鮮性向上のためのチルドケース82やタマゴ等を収納する小物ケース83が配置されている。
また、図3に示すように、断熱箱体52は、ABSなどの樹脂体を真空成型した内箱70とプリコート鋼板などの金属材料を用いた外箱71とで構成された空間に発泡断熱材72が注入された断熱壁で構成されている。
また、冷蔵室53の後方、つまり棚板80の後側には、上述の冷却器によって冷やされた冷気を貯蔵室内に送風するための冷気ダクト84が設けられている。
一般的に冷気ダクト84は断熱箱体52内部の奥側のほぼ全体で構成するものであり、必要に応じて棚板80のそれぞれの間に図示しない吐出孔が設けられ、それぞれの収納空間に冷気を行き渡らせるよう構成されている。また、冷気ダクトは、複数の棚板80の位置決め手段や固定手段として用いることもできる。
図4は、本実施の形態1の冷蔵庫の平面断面図(図1に示すB−B断面図)である。
図4に示すように、冷蔵室53の前面開口部に位置する両扉間においては、仕切体86が配置され、両扉が閉まった時にその仕切体86とガスケット85とによって、両扉間の隙間がシールされる構造になっている。
仕切体86は、左扉60aの右端に取り付けられており、右扉60bが先に閉められた後からでも左扉60aを閉めることができるよう左扉60aの開閉とともに回動する構造になっている。
そのため、仕切体86の後方側(冷蔵室側)には仕切体86が回動する空間が若干ながら必要である。
なお、両扉の周縁部に取り付けられたガスケット同士の接触により両扉間の隙間がシールできる場合は、中央部に仕切体86を設置しなくてもよい。
また、棚板80は、左ドアポケット90、右ドアポケット91と冷気ダクト84との間の貯蔵室空間内に配置されており、かつ、左ドアポケット90および右ドアポケット91と干渉しないようにある程度のこれらドアポケットとの間に隙間を設けられている。
ここで、本実施の形態においては、左右の扉の関係と同様に左ドアポケット90は右ドアポケット91よりも幅方向が短い。さらに左ドアポケット90の上面開口の奥行き寸法Cと右ドアポケット91の上面開口の奥行き寸法Dとの関係がC<Dとなっている。
このように、冷蔵庫51においては、右ドアポケット91の方がより貯蔵室内側へ突出し収納スペースを大きくするよう構成されている。つまり、観音開き式の扉の内扉面から冷蔵室53の奥面までの距離が左右で異なっており、左側の方が当該距離が長くなっている。
また、棚板80は、このような大小関係にある左ドアポケット90および右ドアポケット91の形状に対応し、奥行き寸法が左右で異なる形状をしている。
棚板80がこのような形状をすることにより、冷蔵庫51全体の大きさを変えることなく、従来の冷蔵庫よりも収納スペースを増加させている。
また、図5は、本実施の形態1の冷蔵庫の冷蔵室の部分斜視図、図6は、同実施の形態の冷蔵庫の前方棚板を後方棚板の下方に移動させた冷蔵室内部を示す斜視図である。
図3、図5、図6において、棚板80は、奥行き方向の中央部分で前後に2分割されており、奥行き方向前側にある棚板が前方棚板80b、後ろ側にある棚板が後方棚板80aである。
また、冷蔵室53の右側面及び左側面には、対向突出状に棚板受け182が設けられている。前方棚板80bの左右方向端部が棚板受け182に係合載置されることにより、冷蔵室53の右側面から左側面に亘って架橋状に前方棚板80bを取り付けることが可能となる。また、後方棚板80aも同様である。
さらに、後方棚板80aを載置する棚板受け182の下方には、棚板受け182からはずした前方棚板80bを支持する支持部181が取り付けられている。この支持部181は冷蔵室53の右側面及び左側面に対向突出状に設けられている。
冷蔵室53の最下段であって、小物ケース83の直上には載置棚板183が設けられている。この載置棚板183は、分割されていない一体構造であり、前方棚板80bと後方棚板80aとを合わせた形状とほぼ同形状となっている。
以下に、本実施の形態における棚板80並びに左ドアポケット90および右ドアポケット91がもたらす効果について説明する。
冷蔵室53の前面開口部に構成される観音開き式の左扉60a、右扉60bはヒンジ81を軸にして冷蔵庫51の中央付近から外側に回転して開く。この動きに伴い、各扉が有する左ドアポケット90および右ドアポケット91もそれぞれの扉とともに回動する。
このとき一方の扉と他方の扉(それぞれ、取り付けられたドアポケットも含む)とを干渉させないように、各ドアポケットをそれぞれの扉の回転軌跡内(一点鎖線)に収まる形状にする必要がある。
本実施の形態においては、右ドアポケット91は左側に傾斜部分を設け、右扉60bの回転軌跡内に収まる範囲で奥行き寸法を左ドアポケット90より長くする。また、左ドアポケット90は上述のような傾斜部分を作ることなく左扉60aの回転軌跡内に収まるよう幅及び奥行き寸法を比較的短くする。
つまり、左ドアポケット90の収容可能量は比較的小さなものとなるが、右ドアポケット91を大きくすることで左右のドアポケットの合計収納可能量は一定の量が担保される。
ここで、右ドアポケット91の奥行き寸法が長くなればなるほどその傾斜部分は急になり、右ドアポケット91および左ドアポケット90と棚板80と間の空間、つまり仕切体86の後方付近に無効スペースが大きくなるのが一般的である。
なお、ドアポケットが左側であるか右側であるかに関わらず、その奥行きが長くなればなるほどその傾斜部分は急になり、上述の無効スペースが増加することとなる。
そこで、本実施の形態では、棚板80の奥行き寸法が短い側の前端面と、内扉面から奥面までの距離が短い側の内扉面とが対向し、棚板80の奥行き寸法が長い側の前端面と、内扉面から奥面までの距離が長い側の内扉面とが対向するよう構成される。
具体的には、図4に示すように、棚板80の奥行き寸法が短い右側の前端面と、奥行き寸法が長い右ドアポケット91とが対向し、棚板80の奥行き寸法が長い左側の前端面と、奥行き寸法が長い右ドアポケット91とが対向している。
これにより、仕切体86の後方付近にできる無効スペースを小さくし、貯蔵室内の収納スペースを増加させることが可能となる。
具体的には、図4に示すように、棚板80は、棚板80の左端辺の奥行き寸法をE、右端辺の奥行き寸法をFとすると、E>Fを満たしかつ、EとCとの和がFとDとの和とおおよそ等しくなる形状である。
このように、棚板80はその前端部の左右方向の形状が左ドアポケット90と右ドアポケット91とに相対した形状をしている。
従って、本実施の形態における棚板80は、その前端辺に従来の冷蔵庫の棚板にはなかった前後方向の段差を有していることになる。この段差を段差部92とする。
段差部92は、棚板の左側の前端面と右側の前端面とを曲面により連続的に繋ぐ部位である。
また、奥行き寸法がEである部分を含む棚板80の左側の部分を大棚板部93とし、奥行き寸法がFの部分を含む棚板80の右側の部分を通常棚板部94とする。
大棚板部93と通常棚板部94とは、おおよそ段差部92の左右方向の中心点から奥行き方向に延伸した直線の左側(大棚板部93)と右側(通常棚板部94)とで区別することができる。
なお、大棚板部93と通常棚板部94との区別の方法は上記方法に限られず、例えば、図4において奥行き寸法がFである領域のみを通常棚板部94とし、他の領域を大棚板部93としてもよい。
本実施の形態において、大棚板部93の前端面と通常棚板部94の前端面とは段差部92により連続的に繋げられている。
またこの曲線形状は、傾斜部分を含む右ドアポケット91の形状に合わせた結果の形状である。このように右ドアポケット91の形状に沿うような形で通常棚板部94の各寸法を決定することは、無効スペースを小さくする上で特に効果的である。
そのため、本実施の形態の棚板80の形状は、左ドアポケット90、右ドアポケット91および棚板80を合わせた貯蔵室全体の収納可能な棚底面積が拡大し、収納スペースを効率良く増加させる形状であるといえる。
なお、段差部92の形状は、奥行き寸法の長い右ドアポケット91に干渉しないような形状であればよい。ここで、右ドアポケット91の形状は、左扉60aに干渉しない形状であり、つまり、右扉60bの回転軌跡内に収まる形状である。従って、段差部92は右扉60bの回転軌跡の外側であれば、右ドアポケット91に干渉しないことになる。
また、左ドアポケット90の小さくなった収納スペースを補うべく、右ドアポケット91を通常の奥行き寸法よりも長いものとする。
これにより、両ドアポケットを合わせた収納スペースはおおよそ変えることなく棚板80の収納スペースのみを増加させたことになる。
つまり、本実施の形態の冷蔵庫51は、その全体の大きさを変えることなく、従来の冷蔵庫よりも収納スペースを増加させている。
また、前述したような観音開き式の扉の回転軌跡による無効スペースは、ヒンジ81の位置を前にするなどによって回転軌跡の位置を前方へ移動させて、その大きさを抑制することは可能である。
しかし、近年、ペットボトルやビン類の消費量の増加や、使用者が扉を開けてすぐに物を出し入れできるという利便性からドアポケットの収納スペースを大きくすることに対するニーズが高まっている。
これにより、近年の冷蔵庫ではドアポケットが貯蔵室内側へより突出する傾向が高まり、結果として貯蔵室内の無効スペースが増加する傾向にある。
このような傾向に対し、本実施の形態の冷蔵庫51は、全体の大きさを変えることなく、従来の冷蔵庫よりも収納スペースを増加させている。すなわち、庫内の無駄な空間の発生を抑制しつつ、使用者のニーズに応えることのできる冷蔵庫である。
これら説明した内容は、図4に示す冷蔵室53の単なる1つの横断面における効果である。しかし、観音開き式の扉の全高において左ドアポケット90および右ドアポケット91の回転軌跡形状はほぼ同じである。
そのため、複数段に亘って収納空間を構成している複数の棚板80及び複数の左ドアポケット90および右ドアポケット91をほぼ同様の形状にすることによって、貯蔵室内の全高に亘って収納スペースを増加することができ、大きな効果を得ることができる。
また、上下方向の複数の棚板80を、上段から下段までの各棚の前端辺を平行となる位置にする、つまり、各棚板80の段差部92が高さ方向に整列するように配置することで、使用者による見た目の統一感がとれるとともに、非常にデザイン性にも優れるものとなる。
さらに、複数の棚板80を同一部品にできる可能性があり、部品の兼用化による安価なコストでの構成や製造工程での作業負担軽減による製造コストの低減にも寄与する。左ドアポケット90、右ドアポケット91に関しても棚板80と同様に上下に亘る複数の部品を兼用化する可能性もあり、その場合は非常に効果的である。
また、棚板80は、上述のように、奥行きの大小を構成する左ドアポケット90および右ドアポケット91の形状に応じて、大棚板部93と通常棚板部94とを有している。つまり、大棚板部93に従来にないような大きな収納可能な領域を有している。
大棚板部93は、奥行きが長いことが特徴であり、取っ手つきの鍋等が載置できると共に、前方棚板80bを取り外すことで一升瓶などの比較的長い収納物を、他の収納物等の出し入れを邪魔することなく安定的に置くことができる。
このような効果は、単に左ドアポケット90および右ドアポケット91の奥行き寸法CおよびDを小さくし、棚板80の奥行き寸法EおよびFを大きくすれば得ることは可能である。
しかし、この場合、使用者にとって非常に利便性の高いドアポケットの収納量を減少させてしまうため、逆に貯蔵室の収納性が悪くなって使い難いものになってしまうことから現実的ではない。
このことは、使用者からすると、多量の物を区分けして冷蔵庫51に収納する上で、また、多量の収納物の中から所望の収納物を取り出す上で便利である。
また、棚板80は比較的薄い平板状にすることで、複数段に亘る貯蔵品の収納空間を極力大きくとれ、収納スペースを増加することができる。また、最も視覚的に気になる棚板80の前端辺に圧迫感を持つことがない。
さらに棚板80を透明性の材質で作製することにより、貯蔵室全体の圧迫感をなくし広々感を損なうことがない。特に、棚板80の材質をガラスとした場合、透明性が高く意匠性に優れると共に、剛性が高いため、比較的左右方向の広い冷蔵室53であったとしても、収納物の載置による撓みなどを防止することが可能となる。
また、棚板80の段差部92は角張った段ではなく、滑らかなウェーブ状に形成すること、例えばR形状としたり、C面とり形状とする。
このことは、棚板80において応力集中の発生や歪みを防止するための補強構造としての効果もある。そのため、収納物を載置したときでも、たわみや割れを防止できるとともに、見た目にもキレイでデザイン的にも優れたものになることからも非常に有効な手段である。
ここで、収納物を出し入れする間口を形成する棚板80の前端辺はどこにも支持されないのが一般的である。そこで、本実施の形態においては、図7に示すように、棚板80の補強材としてステンレスなどで成形した縁材としての金属板95を棚板80の前端面の全幅に取り付けてもよい。
図7は、本実施の形態1における棚板の斜視図である。
図7に示すように、棚板80の前端面に金属板95を取り付けることで、さらに強度を増すことができるとともに、化粧板として使うことができるという利点を有する。
また、棚板80に金属板95を取り付けることにより、棚板80上に置かれたものが前端部から落下し難くすることもできる。
なお、上述のように、透明性を有した材質で棚板80を構成することで、貯蔵室内に広々感と清潔感とを持たせることができる。
また、上記の棚板80は、ちょうど段差部92付近で分割された2部品構成であっても、大棚板部93を構成する棚、通常棚板部94を構成する棚、その間に段差部92が形成され、無効スペースをある程度小さくする上では同様の効果が得られるものである。
ここで、透明性があり、前端辺がウェーブ状の段差部92を有する棚板80の前端辺に化粧としての金属板95を取り付けた場合を想定する。
この場合、この棚板80および金属板95に貯蔵室の前方から照明装置87により光が当てられる、つまり、使用者の目線の方向とほぼ同じ方向から光が照射されると、貯蔵室内の収納物が非常に見やすくなるとともに、ウェーブ状の棚板80はさらにそのデザイン性を向上させることができる。
また、棚板80の材質をガラスにすると、光の透過性が増し、クリーンでかつ強度にも優れたものにできるので一石二鳥である。
また、照明装置87にLEDを利用し、内箱70の断熱壁に埋め込むよう構成することで、従来、主に冷気ダクト84や天井に証明装置が設けられていた場合と比べると、省スペース化することができる。
また、上述のように、左ドアポケット90は奥行長さCが比較的短い構造になっている。そのため、図8の本実施の形態1の冷蔵庫の左扉を開けた状態の平面断面図に示すように、仮に左扉60aが90度しか開かない使用環境であっても、間口寸法Gは、収納物を取り出せることができる程度の長さを有している。
つまり、本実施の形態の冷蔵庫51では、前方に突出した大棚板部93によって収納物をより手前に位置させることが可能なことも合わせ、左扉60aが十分に開かないような使用環境においても、棚板80に置かれている収納物を出し入れし易いという利点を有している。
また、本実施の形態の冷蔵室53は、冷蔵庫51において最上部に配置されている。従って、冷蔵庫51を、近年主流となっている内容積が400L超タイプである本体高さ1800mm程度の冷蔵庫とした場合、使用者のちょうど目線と同じラインに冷蔵室53の収納物が位置することとなる。
これにより、使用者は収納物の出し入れが簡単にできる。さらに、観音開き式の左扉60aに設けた左ドアポケット90、右扉60bに設けた右ドアポケット91、および棚板80の形状に上述したような工夫が凝らされていることで、飛躍的に貯蔵室内の収納スペースが増加し、収納物の大きさ、形状にあわせた効率の良い収納を実現できる。
例えば、使用者は、調味量やドレッシングなどの比較的小さいビン類は左ドアポケット90に収納し、ペットボトルや牛乳パックなどの比較的大きいものは右ドアポケット91に収納するといった区分収納が可能である。
さらに、棚板80についても奥行が深く幅が狭い大棚板部93を頻繁に出し入れしない食材を収納するストックゾーンとして使用し、奥行きが比較的短く横幅が大棚板部93より広い大棚板部93を頻繁に出し入れする食材を収納するフローゾーンとして使用するといった区分収納も可能である。
つまり、使用者は冷蔵室53内を大きく4つのゾーンに区分し、目的に応じて各区分を使用することが可能となる。
また、冷蔵室53の前面開口を最も大きいものとし、その下方に引出し扉を備えた製氷室54、切換室55、野菜室56などを配置することで、非常に使い勝手のよい貯蔵室配置を実現できる。
さらに、棚板80は、前方棚板80bと後方棚板80aに分離可能である。従って、例えば棚板80の最下段にある前方棚板80bを取り外せば、背の高い収納物を載置棚板183上に載置して収納することが可能となる。しかも、載置棚板183も大棚板部93と同形状の部分を有しているため、当該部分には背が高くて大きな収納物を載置し、他の部分には背が高くて細身の収納物を載置することなどができる。
また、取り外した前方棚板80bは、後方棚板80aの下方に設けられる支持部181に載置することができるため、はずされた前方棚板80bの収納に困ることはない。さらに支持部181に載置された前方棚板80bとその直上に在る後方棚板80aとの間には在る程度の間隔が存在するため、当該部分にも新たな収納空間が創出されることとなる。
さらにまた、取り外された前方棚板80bは、後方棚板80aの下部に潜り込ませて支持することも可能である。これによれば、冷蔵室53の後方にもある程度背の高い収納物を載置することが可能となる。
以上説明した実施の形態は、本発明の一つの実施の形態にすぎず、種々の変更、応用が可能である。
例えば、左扉60aは右扉60bよりも左右の長さ、つまり横幅が短いという形態で説明したが、両扉を分割する比率がどのような割合であってもよい。
つまり、奥行き寸法の大きいドアポケット側に相対する位置に棚板80の通常棚板部94を形成し、奥行き寸法の小さいドアポケット側に相対する位置に棚板80の大棚板部93を形成することで、収納スペースの増加量に若干の差はあるものの、ほぼ同様の効果が得られる。
また、左ドアポケット90の奥行き寸法を小さいものとしたが、比較的右利きの使用者が多い中で、使い勝手面において配慮したものであり、仮に左右ドアポケットの構成が逆であったとしても同様の効果が得られることは言うまでもない。
また、左扉60aおよび右扉60bの左右方向の長さ、つまり左扉60aの横幅と右扉60bの横幅とを同一にしてもよい。
ここで、図3に示すように、左扉60aの横幅が右扉60bの横幅よりも短い場合、おおよそではあるが、大棚板部93の横幅と通常棚板部94の横幅とが同一となる。
そこで、図9の本実施の形態1の冷蔵庫の左扉と右扉の横幅を同一にした場合の平面断面図に示すように、左扉60aの横幅と右扉60bの横幅とを同一にする。これにより大棚板部93の横幅が長くなる。そのため、大棚板部93上により多くの食品等を置くことが可能となる。
また、本実施の形態において、棚板80の前端面に金属板95を取り付けることで、棚板80の強度およびデザイン性等を向上させるとした。
しかしながら、棚板80の全周に金属板等の縁材を取り付けてもよい。例えば、棚板80を樹脂で作製する場合、棚板80を内箱70に設置するための突起等を一体成型により設けることができる。つまり容易に棚板80に突起を設けることができる。
しかし、棚板80をガラスで作製した場合、例えば突起を棚板80に設けるためには、ガラス製の棚板80に接着剤等で突起を取り付ける必要がある。
そこで、例えば、樹脂等でガラス製の棚板80の全周を覆う縁材を作製し、その作製時に突起を一体成型により設けることが考えられる。
この場合、当該縁材をガラス製の棚板80に取り付けることで、棚板80を内箱70に設置するための突起も棚板80に設けられることとなる。
図10は、本実施の形態1のガラス製の棚板80にその全周を覆う縁材を取り付けた状態を示す斜視図である。
図10に示す縁材96は、例えば樹脂製であり、棚板80の両端に当たる部分に係止部96aが一体成型により設けられている。
ここで、ガラス製の棚板80と、図10に示す縁材96とを別々に作製し、それぞれの完成後に組み合わせてもよく、インサート成型により、棚板80と縁材96とを一体成型してもよい。
インサート成型の場合、縁材96および係止部96aを含む棚板80をより迅速に作製することができる。また、棚板80と縁材96との固着力を向上させることができる。
なお、棚板80をガラスで作製した場合、強度を高める目的では縁材を取り付ける必要がないことも考えられる。
しかし、ガラス製の棚板に取り付けられた縁材は、棚板80の周縁分の保護、棚板80上に置かれた物の落下防止、およびデザイン性の向上等の役割を果たすことができる。
また、金属板95および縁材96等の縁材は、図7および図10に示すように、棚板80の上面より上に、および下面より下にはみ出した形状をしている。つまり、棚板80が周縁にフランジを有する形状になっている。
しかし、縁材は、棚板80の上面および下面からはみ出す形状でなくてもよい。例えば、樹脂製の棚板80の前端部または全周に、棚板80の厚みよりも短辺方向の幅の狭い金属板を埋め込むようにして取り付ける。
このような場合であっても、例えば棚板80の強度を向上させることができる。
(実施の形態2)
図11は、本発明の実施の形態2の冷蔵庫の冷蔵室内を前方下方から見た斜視部分断面図、図12は、同実施の形態の前方棚板と後方棚板とを一体化した状態の縦中央断面図(図11のS−S断面を示す)、図13は、図12のQ部拡大図、図14は、同実施の形態の前方棚板と後方棚板の斜視図、図15は、同実施の形態の前方棚板と後方棚板を分離した状態の斜視図、図16は、図11のP−P断面図、図17は、図16のR部拡大図、図18は、同実施の形態の前方棚板を後方棚板の上方に移動させた冷蔵室内部を示す断面図、図19は、図18のT部拡大図、図20は、同実施の形態の後方棚板を取り外した状態の斜視図である。
実施の形態1との相違点は、前方棚板と後方棚板とを分割可能にした棚は、冷蔵室内の最下段の棚のみとした点である。なお、実施の形態1と同一構成部分については、同一符号を付して詳細な説明を省略する。
図11において、冷蔵室53内には奥行き寸法が左右で異なる1枚ものの棚板101が上部に配置し、最下部の棚板102は、前方棚板103と後方棚板104とから構成している。
図12、図13において、前方棚板103は、ガラス部105と外周を覆う樹脂製の枠体106とを一体に成形したもので、枠体106の後方には前棚延出部107が一体に形成されている。また、後方棚板104は、ガラス部108と外周を覆う樹脂製の枠体109とを一体に成形したもので、枠体109の前方には後棚延出部110が一体に形成されている。そして、前方棚板103と後方棚板104との合わせ面は、前棚延出部107が上方に後棚延出部110が下方に位置して、上下方向で前棚延出部107と後棚延出部110とがラップする構造としている。また、後方棚板104の後部は冷気ダクト84からの突起部111にラップして位置している。
また、図14に示すように、後方棚板104の奥行寸法をL、前方棚板103の最小奥行寸法をM、前方棚板103の最大奥行寸法をNとした時、N>L>Mの関係になるように設定している。また、前方棚板103の両側面には枠体106と一体に係止部112を、後方棚板104の両側面には枠体109と一体に係止部113を形成しており、図11に示すように、内箱70の両側に一体に形成した棚受部114、115に嵌合して前後に摺動可能となっている。
また、前方棚板103を支持する棚受部114と後方棚板104を支持する棚受部115との間には横方向に凹んだ凹部116を有し、凹部116に対応する後方棚板104の側面の枠体109には下方に凸部117を備え、後方棚板104が正規の位置に来た時、凸部117が凹部116に落とし込まれる構造となっている。したがって、後方棚板104は正規の位置において、前方へ引っ張られたとしても容易に移動しない構造である。
また、図15、図16、図17において、前方棚板103の後部左右には枠体106と一体に爪部118を備え、爪部118に対応する後方棚板104の前方左右位置には係止穴119を有し、前方棚板103が後方棚板104に接した状態で爪部118が係止穴119に嵌合し係止される。そして、その状態で前方棚板103と後方棚板104の対向面は、ほぼ隙間なく位置するようにしている。
また、図18、図19において、前方棚板103を後方棚板104から分離して取り外した場合の前方棚板103の格納場所として、後方棚板104から上方あるいは下方に所定寸法離れた位置の、内箱左右に一体形成した棚受部120に係止部112によって係止可能としている。そして棚受部120に載置した状態で最奥部に収納された場合、前方棚板103の後部左右に備えた爪部118が、冷気ダクト84に一体に形成した突起穴121に嵌合し係止される。すなわち、前方棚板103の爪部118は、後方棚板104との係止と、後方棚板104から取り外して冷蔵室内に収納した場合の背面への係止とを兼用できる構造としている。
また、図20は冷蔵室内を前方下方から見た斜視部分断面図であるが、図20において、後方棚板104を取り外そうとした場合、凹部116に嵌合した凸部117を解除するために後方棚板104を上方に引き上げながら前方に引き出すことで後方棚板104は前方に移動可能となる。そして、係止部113が凹部116に位置した状態でさらに上方に持ち上げれば、後方棚板104は棚受部114の最前方まで移動させなくても、自由に移動が可能となる構造としている。
上記構成において、冷蔵室53内で、奥行き寸法が左右で異なる棚板101および棚板102を備えることにより、通常の使用時は、実施の形態1で説明したものと同様の実質的な棚の収納効率を高めることができる。そして、使用条件により、背の高い食品等を収納しようとした場合、最下部の棚板102は、前方棚板103と後方棚板104とから構成し、分離可能としているので、前方棚板103を取り外すことで背の高い食品等を容易に収納することができる。そして、本実施の形態では、最下部の棚板102のみを前方棚板103と後方棚板104に分離可能としているので、冷蔵室内の収納最下面は壁面、あるいは縦仕切板を備えた載置棚板183等で構成することになり、重量のある背の高い収納物、たとえば、背の高いナベなどを収納可能としながら安定性も確保することができる。また冷蔵庫51の最上部の貯蔵室を冷蔵室53としていることから、重量のある背の高い収納物の高さ方向での収納性(重いものを高く上げる必要がなく、冷蔵室内の収納最下面に収納可能となる)ことからも使い勝手が向上する。さらに冷蔵室53内の複数の棚板のうち、最下部の棚板102のみを前方棚板103と後方棚板104に分離可能とすることで、最も合理的に収納性を高めることで低コスト化を図ることもできる。
また、本実施の形態では、通常使用時に、前方棚板103と後方棚板104との合わせ面は、前棚延出部107が上方に後棚延出部110が下方に位置して、上下方向で前棚延出部107と後棚延出部110とがラップする構造としているので、棚板102に重量物を載せた場合でも、棚の撓みを前棚延出部107と後棚延出部110のラップ部で吸収でき、棚板102の全体の強度を容易な構造で高めることができる。
また、前方棚板103の後部左右には枠体106と一体に爪部118を備え、爪部118に対応する後方棚板104の前方左右位置には係止穴119を有し、前方棚板103が後方棚板104に接した状態で爪部118が係止穴119に嵌合し係止される、前方棚板103と後方棚板104との係止手段を備えているので、前方棚板103と後方棚板104が確実に固定され前方棚板103と後方棚板104のズレを防止でき、前方棚板103と後方棚板104を一体化して使用する際の確実性を高めることができる。
また、前方棚板103を後方棚板104から分離して取り外した場合の前方棚板103の格納場所として、後方棚板104から上方あるいは下方に所定寸法離れた位置の、内箱左右に一体形成した棚受部120に係止部112によって係止可能としているとともに、棚受部120に載置した状態で最奥部に収納された場合、前方棚板103の後部左右に備えた爪部118が、冷気ダクト84に一体に形成した突起穴121に嵌合し係止する係止手段を備えているので、前方棚板103を外したときの前方棚板103の収納場所を確保でき、使い勝手を向上できるとともに、前方棚板103収納時の外れも確実に防止することができる。その時、前方棚板103の爪部118は、後方棚板104との係止と、後方棚板104から取り外して冷蔵室内に収納した場合の背面への係止とを兼用できる構造としているので、構造の簡素化が可能となり低コスト化を図ることができる。
また、前方棚板103は後方棚板104から上方あるいは下方に所定寸法、たとえば、上下棚間の略1/2の寸法とすれば、前方棚板103収納時も、前方棚板103に小物の収納が可能になる。
また、前方棚板103を支持する棚受部114と後方棚板104を支持する棚受部115との間には横方向に凹んだ凹部116を有し、凹部116に対応する後方棚板104の側面の枠体109には下方に凸部117を備え、後方棚板104が正規の位置に来た時、凸部117が凹部116に落とし込まれる構造となっている、すなわち、後方棚板104は正規の位置において、前方棚板103の移動により前方へ引っ張られたとしても容易に移動しない固定手段を備えているので、前方棚板の着脱動作時に後方棚板が外れることがなく、前方棚板の着脱動作のみを確実に行うことができ、使い勝手が向上する。
また、後方棚板104の奥行寸法をL、前方棚板103の最小奥行寸法をM、前方棚板103の最大奥行寸法をNとした時、N>L>Mの関係になるように設定しているので、前方棚板103と後方棚板104とに分割した際のそれぞれの棚の強度(ガラス部105、108の幅寸法から強度面で設定される奥行の最低寸法)を確保しつつ、一体化して使用する際の左右の奥行寸法の最適化を図ることができる。
また、前方棚板103および後方棚板104は、それぞれガラス部105、108と樹脂製の枠体106、109(周縁部樹脂部材)とからなるので、前方棚板103および後方棚板104の周縁部に、前棚延出部107、後棚延出部110、係止部112、113、凸部117等を一体に成形でき、棚の意匠性向上と寸法精度の向上による実使用時の使い勝手向上、低コスト化を図ることができる。
なお、本実施の形態では、前方棚板103と後方棚板104との合わせ面は、前棚延出部107が上方に後棚延出部110が下方に位置して、上下方向で前棚延出部107と後棚延出部110とがラップする構造で説明したが、前棚延出部107が下方に後棚延出部110が上方に位置してもよい。また、前棚延出部と後棚延出部のいずれか一方が凸状とし他方を凹状として上下にラップさせてもよい。また、前棚延出部と後棚延出部のラップ部は対向面の全巾に亘って形成してもよいし、ラップ部を対向面において部分的に形成してもよい。
また、本実施の形態では、前方棚板103および後方棚板104は、ガラス部と樹脂製の枠体とから構成するもので説明したが、これに限定されるものではなく、それぞれの棚板を樹脂にて一体成形したものでもよいのはもちろんである。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、本発明は貯蔵室内の無効スペースを小さくし、ドアポケットおよび棚板の収納スペースを増加させることはもちろんのこと、収納物の形状に見合った収納空間を構成することによる効率の良い区分収納ができ、棚および収納ポケット等を備える貯蔵空間を有する種々の冷蔵庫等に適用が可能である。
本発明の実施の形態1の冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1の冷蔵庫の扉を開けた状態の斜視図 本発明の実施の形態1の冷蔵庫の縦断面図(図1のA−A断面図) 本発明の実施の形態1の冷蔵庫の平面断面図(図1のB−B断面図) 本発明の実施の形態1の冷蔵庫の冷蔵室の部分斜視図 本発明の実施の形態1の冷蔵庫の前方棚板を後方棚板の下方に移動させた冷蔵室内部を示す斜視図 本発明の実施の形態1の棚板の斜視図 本発明の実施の形態1の冷蔵庫の左扉を開けた状態の平面断面図 本発明の実施の形態1の冷蔵庫の左扉と右扉の横幅を同一にした場合の平面断面図 本発明の実施の形態1の冷蔵庫の棚板の斜視図 本発明の実施の形態2の冷蔵庫の冷蔵室内を前方下方から見た斜視部分断面図 本発明の実施の形態2の前方棚板と後方棚板とを一体化した状態の縦中央断面図(図11のS−S断面図) 図12のQ部拡大図 本発明の実施の形態2の冷蔵庫の前方棚板と後方棚板の斜視図 本発明の実施の形態2の前方棚板と後方棚板を分離した状態の斜視図 図11のP−P断面図 図16のR部拡大図 本発明の実施の形態2の前方棚板を後方棚板の上方に移動させた冷蔵室内部を示す断面図 図18のT部拡大図 本発明の実施の形態2の後方棚板を取り外した状態の斜視図 従来の冷蔵庫の冷蔵室扉を開けた時の斜視図 従来の冷蔵庫の冷蔵室の平面断面図
符号の説明
51 冷蔵庫
53 冷蔵室
101,102 棚板
103 前方棚板
104 後方棚板
105,108 ガラス部
106,109 樹脂製の枠体
107 前棚延出部
110 後棚延出部
112,113 係止部
114,115 棚受部
116 凹部
117 凸部
118 爪部
119 係止穴
120 棚受部
121 突起穴

Claims (6)

  1. 前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板と後方棚板との合わせ面を上下方向でラップさせることを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板と後方棚板とを係止する係止手段を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  3. 前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板を取り外し時に前記後方棚板の上方あるいは下方に前記前方棚板を支持可能な支持部を有し、さらに前記前方棚板を係止する係止手段を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  4. 前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするとともに、前記前方棚板の着脱時に前記後方棚板が容易に外れないようにする固定手段を備えたことを特徴とする冷蔵庫。
  5. 前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするものにおいて、後方棚板の奥行寸法をL、前方棚板の最小奥行寸法をM、前方棚板の最大奥行寸法をNとした時、N>L>Mの関係になるようにしたことを特徴とする冷蔵庫。
  6. 前面開口部を有する貯蔵室に設置される棚であって、前記棚は奥行き寸法が左右で異なり奥行き方向で前方棚板と後方棚板とに分割可能にするものにおいて、前記前方棚板と後方棚板は、それぞれガラス板と周縁部樹脂部材とからなることを特徴とする冷蔵庫。
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