JPWO2017154804A1 - 超音波集塵装置 - Google Patents

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剛士 植田
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斐 劉
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Abstract

超音波集塵装置(10)は、第1振動板(11)と第1反射板(12)との間に第1定在波(13)を発生させる第1超音波発信器(110)と、第2振動板(21)と第2反射板(22)との間に第2定在波(23)を発生させる第2超音波発信器(120)とを備える。第1方向から見た場合に、第1定在波(13)に含まれる節の配置と、第2定在波(23)に含まれる節の配置とは異なる。

Description

本発明は、空気中の微粒子を集める超音波集塵装置に関する。
従来、超音波により空気中の微粒子を集める技術が知られている。例えば、特許文献1には、超音波振動子により超音波を照射することにより空気中の浮遊粒子を凝集除去する超音波凝集装置(超音波集塵装置)が開示されている。
特開2005−118706号公報
超音波集塵装置においては、効率的に微粒子を凝集することが課題となる。
本発明は、効率的に微粒子を凝集することができる集塵装置を提供する。
本発明の一態様に係る超音波集塵装置は、空気中の微粒子を超音波により凝集する超音波集塵装置であって、空気が第1方向に流れる流路に、互いに対向配置される第1振動板及び第1反射板と、超音波により前記第1振動板を振動させることによって、前記第1振動板と前記第1反射板との間に第1定在波を発生させる第1超音波発信器と、前記流路のうち、前記第1振動板及び前記第1反射板よりも下流に、互いに対向配置される第2振動板及び第2反射板と、超音波により前記第2振動板を振動させることによって、前記第2振動板と前記第2反射板との間に第2定在波を発生させる第2超音波発信器とを備え、前記第1方向から見た場合に、前記第1定在波に含まれる節の配置と、前記第2定在波に含まれる節の配置とは異なる。
本発明の超音波集塵装置は、効率的に微粒子を凝集することができる。
図1は、実施の形態1に係る超音波集塵装置の概略図である。 図2は、第1超音波発信器の具体的態様の一例を示す図である。 図3は、振動板の大きさを示す模式図である。 図4は、1つの第1超音波発信器が、複数の第1振動板を一括して振動させるための構造の一例を示す図である。 図5は、実施の形態2に係る超音波集塵装置の概略図である。 図6は、空気清浄装置の外観図である。 図7は、電気掃除機の外観図である。 図8は、空気調和装置の外観図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
なお、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。
また、以下の実施の形態において、Z軸方向は、例えば鉛直方向である。また、X軸方向及びY軸方向は、Z軸に垂直な平面(水平面)上において、互いに直交する方向である。以下の実施の形態では、Y軸方向は、第1方向の一例であり、Z軸方向は、第2方向の一例であり、X軸方向は、第3方向の一例である。
(実施の形態1)
[構成]
まず、実施の形態1に係る超音波集塵装置の構成について説明する。図1は、実施の形態1に係る超音波集塵装置の概略図である。
図1に示されるように、実施の形態1に係る超音波集塵装置10は、管60と、気流形成部50と、フィルタ40と、第1超音波発信器110と、第1振動板11と、第1反射板12と、第2超音波発信器120と、第2振動板21と、第2反射板22とを備える。
超音波集塵装置10は、超音波による空気の振動を用いて、空気中に含まれる微粒子(塵埃など)の凝集を行う装置である。超音波集塵装置10は、例えば、電気掃除機または空気清浄機等に適用される。微粒子(塵埃等)は、例えば、粉粒体、化合物の集合体、分子、原子、粒子状物質(PM:Particulate Matter)等である。
管60は、微粒子を含む空気(含塵気流)の流路を形成する構造体(ダクト)である。管60は、実施の形態1では、角管状であるが、円管状であってもよい。管60の形状は、特に限定されない。管60は、例えば、アルミ、ステンレス、もしくはチタン等の金属、または、アクリル樹脂などの樹脂によって形成される。管60の管壁の厚みは、例えば、3mmである。図1では、対向する2つの管壁60a及び管壁60bが図示され、他の管壁は、図示が省略されている。
気流形成部50は、管60に空気を導入する機構、つまり管60の内部に空気の流れを形成する機構である。気流形成部50は、例えば、羽根を回転させるファンである。気流形成部50は、管60の排気口付近に取り付けられ、空気の吸引を行うことにより、吸気口を通じて管60内に空気を取り込む。また、気流形成部50は、超音波によって塵が低減された空気を管60の外部に排出する。これにより、つまり、管60内(流路内)においては、空気が第1方向に流れる。第1方向は、言い換えれば、Y軸方向である。空気の流速は、例えば0.1m/s以上1m/s以下である。
フィルタ40は、空気から微粒子(塵埃等)を取り除くためのエアフィルタである。フィルタ40は、例えば、HEPAフィルタ(High Efficiency Particulate Air Filter)である。フィルタ40によって微粒子が捕集されるため、図1においてフィルタ40の左側(上流側)に比べて右側(下流側)においては、単位体積あたりの微粒子の量が少なくなる。管60に導入される空気中における微粒子の濃度は、例えば、0.5万個/L(リットル)以上1.5万個/L以下であり、フィルタ40の下流における微粒子の濃度は、0.5万個/L未満である。
なお、フィルタ40は、必須の構成要素ではない。超音波による微粒子の凝集が十分に行われれば、凝集された微粒子は管60内で落下する。このため、フィルタ40が不要となる場合がある。また、超音波集塵装置10は、フィルタ40に代えて、または、フィルタ40に加えて、微粒子を帯電させる放電電極と、帯電された微粒子を捕集する集塵電極とを備える電気集塵装置を備えてもよい。
第1振動板11及び第1反射板12は、微粒子を含む空気が第1方向に流れる流路に配置される。第1振動板11及び第1反射板12は、具体的には、管60内の空気の流路の少なくとも一部を挟むように配置される。第1振動板11及び第1反射板12は、具体的には、第1方向と直交する第2方向(Z軸方向)において互いに対向配置される。第1振動板11と第1反射板12とは平行である。
第1振動板11及び第1反射板12のそれぞれは、例えば、管60と別体であって、管60内に配置される。しかしながら、第1振動板11及び第1反射板12のそれぞれは、管60の管壁の一部分を構成してもよい。また、第1振動板11及び第1反射板12の一方が管60とは別体であって、他方が管60の管壁の一部分を構成してもよい。
第1振動板11及び第1反射板12は、例えば、アルミ、ステンレス、または、チタンなどの金属により形成されるが、アクリル樹脂等の樹脂によって形成されてもよい。また、第1振動板11及び第1反射板12は、板状であれば形状は特に限定されない。第1振動板11及び第1反射板12の厚みは、例えば3mmである。
第1超音波発信器110は、超音波により第1振動板11を振動させる装置である。図2は、第1超音波発信器110の具体的態様の一例を示す図である。
第1超音波発信器110は、主としてセラミック等の圧電素子(piezoelectric element)からなる振動子(超音波振動子)111を備える。振動子111には、制御部113によって電圧が印加される。制御部は、例えば、プロセッサ、マイクロコンピュータ、または専用回路などによって実現される。
第1超音波発信器110は、例えば、増幅ホーン112を介して第1振動板11を振動させる。増幅ホーン112は、当該増幅ホーン112の一端が振動子111とボルト等で締めて連結されることで接続された共鳴体(共振体)である。増幅ホーン112の他端は、第1振動板11と接続されている。増幅ホーン112は、ステンレス、アルミ合金、または、チタン合金等の金属で形成される。増幅ホーン112の形状は、円錐もしくは円柱などの回転体、または、指数曲線、双曲線、放物線等を母線とする回転体等である。回転体の中心軸方向の長さ(一端から他端までの長さ)は、超音波に係る振動を生じる振動子111の振動エネルギーを効率的に伝搬するために超音波の半波長の整数倍である。
第1超音波発信器110は、超音波により第1振動板11を振動させることにより、第1振動板11と第1反射板12との間に第1定在波13を発生させる。言い換えれば、第1超音波発信器110の周波数は、第1振動板11と第1反射板12との間で第1定在波13が生じるように調整されている。なお、図1では、第1定在波13は模式的に図示されている。
第1振動板11と第1反射板12との間で第1定在波13が生じると、管60に導かれた空気中の微粒子のうち、第1定在波13の1以上の各節の近傍を通過する微粒子は、幾分かその節に引き寄せられる。つまり、第1定在波13の節の位置においては、空気中の微粒子が凝集される。
第2振動板21及び第2反射板22は、微粒子を含む空気が第1方向に流れる流路のうち、第1振動板11及び第1反射板12よりも下流に配置される。第2振動板21及び第2反射板22は、具体的には、管60の中の空気の流路の少なくとも一部を挟むように配置される。第2振動板21及び第2反射板22は、具体的には、第2方向(Z軸方向)において互いに対向配置される。第2振動板21と第2反射板22とは平行である。
なお、第1振動板11及び第1反射板12の間隔と、第2振動板21及び第2反射板22の間隔とは同一である。また、第1振動板11及び第1反射板12の中心P1と、第2振動板21及び第2反射板22の中心P2とは、第2方向における位置が同一である。中心とは、例えば、振動板から反射板までの距離を示す線分の中点である。
第2振動板21及び第2反射板22のそれぞれは、例えば、管60と別体であって、管60内に配置される。しかしながら、第2振動板21及び第2反射板22のそれぞれは、管60の管壁の一部分を構成してもよい。第2振動板21及び第2反射板22の一方が管60とは別体であって、他方が管60の管壁の一部分を構成してもよい。
第2振動板21及び第2反射板22は、例えば、アルミ、ステンレス、またはチタンなどの金属により形成されるが、アクリル樹脂等の樹脂によって形成されてもよい。また、第2振動板21及び第2反射板22は、板状であれば形状は特に限定されない。第2振動板21及び第2反射板22の厚みは、例えば3mmである。
第2超音波発信器120は、超音波により第2振動板21を振動させる装置である。第2超音波発信器120の具体的態様は、第1超音波発信器110と同様である。
第2超音波発信器120は、超音波により第2振動板21を振動させることによって、第2振動板21と第2反射板22との間に第2定在波23を発生させる。言い換えれば、第2超音波発信器120の周波数は、第2振動板21と第2反射板22との間で第2定在波23が生じるように調整されている。なお、図1では、第2定在波23は模式的に図示されている。
第2超音波発信器120の周波数は、第1超音波発信器110の周波数とは異なる。例えば、第2超音波発信器120の周波数は、第1超音波発信器110の周波数よりも高いが、第2超音波発信器120の周波数は、第1超音波発信器110の周波数よりも低くてもよい。
第2振動板21と第2反射板22との間で第2定在波23が生じると、管60に導かれた空気中の微粒子のうち、第2定在波23の1以上の各節の近傍を通過する微粒子は、幾分かその節に引き寄せられる。つまり、第2定在波23の節の位置においては、空気中の微粒子が凝集される。
なお、上記のように第1超音波発信器110の周波数が、第2超音波発信器120の周波数と異なれば、第1定在波の波長λ1は、第2定在波の波長λ2と異なる。第1超音波発信器110の周波数が、第2超音波発信器120の周波数よりも大きいときには、波長λ1>波長λ2となる。このとき、波長λ1は、例えば、波長λ2の整数倍となる。一方、第1超音波発信器110の周波数が、第2超音波発信器120の周波数よりも小さいときには、波長λ1<波長λ2となる。このとき、波長λ2は、例えば、波長λ1の整数倍となる。
[定在波に含まれる節の配置]
以上説明した超音波集塵装置10においては、第1振動板11及び第1反射板12の間隔と、第2振動板21及び第2反射板22の間隔とは同一であるが、第1超音波発信器110の周波数と、第2超音波発信器120の周波数とが異なる。したがって、第1定在波13の節の配置と、第2定在波23の節の配置とが異なる。
具体的には、第1方向(Y方向)から見た場合に、第1定在波13の節14aの位置と、第2定在波23の節24a、節24b、節24c、及び節24dの各位置とは重ならない。第1方向から見た場合に、第1定在波13の節14aの位置は、第2定在波23の腹の位置と重なる。
また、第1定在波13の節14bの位置と、第2定在波23の節24a、節24b、節24c、及び節24dの各位置とは重ならない。第1方向から見た場合に、第1定在波13の節14bの位置は、第2定在波23の腹の位置と重なる。
このように、第1定在波13に含まれる節の、第2方向における配置と、第2定在波23に含まれる節の、第2方向における配置とは異なる。
空気中の微粒子は、通常、流路を第1方向に沿って直進する。超音波集塵装置10において第1方向から見た場合に、第1定在波13の節の配置と、第2定在波23の節の配置とが同じであると仮定すると、第1定在波13の腹の位置を通った微粒子は、第2定在波23の腹の位置を通ることになる。このような微粒子は、節の位置近傍を通らないため、凝集されずにフィルタ40に入ることになる。つまり、第1方向から見た場合に、第1定在波13の節の配置と、第2定在波23の節の配置とが同じであると、微粒子の凝集が効率的に行われない。
これに対し、超音波集塵装置10においては、第1方向から見た場合に、第1定在波13の節の配置と、第2定在波23の節の配置とが異なるため、第1定在波13の腹の位置を通った微粒子であっても、第2定在波23の節の位置近傍を通る場合がある。そうすると、第1定在波13によって凝集されなかった微粒子が、第2定在波23によって凝集される。つまり、超音波集塵装置10は、空気中の微粒子の凝集を効率的に行うことができる。
また、超音波集塵装置10は、第2振動板21及び第2反射板22よりも下流にフィルタ40を備える。超音波集塵装置10において、第1方向から見た場合に、第1定在波13の節の配置と、第2定在波23の節の配置とが同じであると、凝集された粒子がフィルタ40内の同じ位置に集中的に入るため、フィルタ40内で微粒子が堆積する場所が偏る。そうすると、フィルタ40の寿命が低下する。
これに対し、超音波集塵装置10においては、第1方向から見た場合に、第1定在波13の節の配置と、第2定在波23の節の配置とが異なるため、フィルタ40内で微粒子が堆積する場所を分散させることができる。つまり、フィルタ40の寿命を向上することができる。
なお、超音波集塵装置10においては、第1方向から見た場合に、第1定在波13に含まれる1つの節の位置は、第2定在波23に含まれる全ての節の位置と異なる。このような構成により、微粒子の凝集がより効率的に行われる。しかしながら、超音波集塵装置10においては、第1定在波13に含まれる節の中に、第2定在波23に含まれる節と第1方向から見た場合の位置が重ならないものが少なくとも1つあればよい。超音波集塵装置10においては、第2定在波23に含まれる節の中に、第1定在波13に含まれる節と第1方向から見た場合の位置が重ならないものが少なくとも1つあればよい。
[定在波に含まれる節の数]
ところで、超音波集塵装置10においては、第1超音波発信器110の周波数が、第2超音波発信器120の周波数と異なればよい。しかしながら、第2超音波発信器120よりも上流に位置する第1超音波発信器110の周波数が、第2超音波発信器120の周波数よりも低ければ、超音波集塵装置10は、空気中の微粒子の凝集をより効率的に行うことができる。
図1に示されるように、振動板と反射板との間隔が同じ場合には、超音波発信器の周波数が高いほど、節の数が増える。より詳細には、超音波発信器の周波数が高いほど、第1方向から見たときの単位面積当たり(単位長さ当たり)の節の数が増える。つまり、微粒子をきめ細かく捕集することができる。一方で、節の数が増えると、1つの節において微粒子を捕集するエネルギーは低下する。
第1超音波発信器110の周波数が、第2超音波発信器120の周波数よりも低ければ、上流においては節の数の少ない第1定在波13によって強いエネルギーで質量の大きい微粒子を捕集することができる。下流においては、上流で凝集されなかった質量の小さい微粒子を節の数の多い第2定在波23によってきめ細かく捕集することができる。定在波を網に例えると、下流に行くほど定在波の節の数が増える構成は、微粒子を捕集する網の目が下流に行くほど徐々に細かくなる構成に例えられる。
このように、第1超音波発信器110の周波数が、第2超音波発信器120の周波数よりも低ければ、超音波集塵装置10は、より効率的に、空気中の微粒子の凝集を行うことができる。
[振動板の大きさ]
超音波集塵装置10において、振動板の大きさ(振動板の主面の面積)は、周波数に応じて変更されてもよい。具体的には、高い周波数で振動される振動板ほど、大きさが小さいとよい。図3は、振動板の大きさを示す模式図である。
広範囲で集塵を行うためには、振動板は、なるべく大きいほうがよいが、周波数が高い超音波発信器に大きい振動板が接続されると、振動板のたわみなどにより、振動板の変位(周波数)を維持できない場合がある。
上述のように、第1超音波発信器110の周波数は、第2超音波発信器120の周波数よりも低い。このような場合、図3に示されるように、第1振動板11の大きさは、第2振動板21の大きさよりも大きいほうがよい。
これにより、超音波集塵装置10は、適切に第1振動板11及び第2振動板21を振動させることができる。なお、図3の例では、振動板の大きさに対応して反射板の大きさも変更されている。
[実施の形態1の変形例1]
上記実施の形態1で説明された、第1振動板11、第1反射板12、第2振動板21、及び第2反射板22の配置は一例である。
超音波集塵装置10では、第1振動板11及び第1反射板12の間隔と、第2振動板21及び第2反射板22の間隔とは同一であったが、異なってもよい。
また、第1振動板11及び第1反射板12と、第2振動板21及び第2反射板22とは、いずれも第2方向において対向した。しかしながら、このような配置は一例であり、第1振動板11及び第1反射板12が第2方向において対向し、第2振動板21及び第2反射板22が第1方向(Y軸方向)及び第2方向(Z軸方向)のいずれの方向とも直交する第3方向(X軸方向)において対向してもよい。
また、超音波集塵装置10は、振動板、反射板、及び、超音波発信器の組を3組以上備えてもよい。この場合、超音波発信器の周波数が、上流から順に、例えば、20kHz、40kHz、100kHz・・のように設定されれば、超音波集塵装置10は、空気中の微粒子の凝集をより効率的に行うことができる。
[実施の形態1の変形例2]
また、超音波集塵装置10は、複数の第1振動板11を備えてもよい。このとき、複数の第1振動板11は、櫛状に配置され、1つの第1超音波発信器110は、複数の第1振動板11を一括して(まとめて)振動してもよい。図4は、1つの第1超音波発信器110が、複数の第1振動板11を一括して振動させるための構造の一例を示す図(側面図)である。
図4に示される構造では、4つの第1振動板11のそれぞれは、端部が支持部材15に接続されている。支持部材15は、例えば、アルミ、ステンレス、またはチタンなどの金属により形成されるが、アクリル樹脂等の樹脂によって形成されてもよい。支持部材15は、4つの第1振動板11と一体形成されてもよい。
4つの第1振動板11は、互いに平行になるように配置されている。一の第1振動板11と他の第1振動板11との間には、第1反射板12が配置される。第1反射板12は、3つ配置される。
支持部材15は、第1超音波発信器110に接続される。第1超音波発信器110は、支持部材15を介して、複数の第1振動板11を超音波により一括して振動させる。
このように、1つの第1超音波発信器110に複数の第1振動板が接続されることによって、第1振動板11の数に対する第1超音波発信器110の数を低減することができる。そうすると、消費電力が削減される。
また、複数の第1振動板11のそれぞれは、片側のみが支持部材15によって支持される。このような構成により、第1振動板11のたわみ振動によって効率的に第1定在波13を発生させることができる。
また、2つの第1反射板12の間に位置する第1振動板11は、背向する2つの主面のそれぞれを用いて第1定在波13を発生させることができる。
なお、図4に示される第1振動板11の数、第1反射板12の数、第1振動板11と第1反射板12との間隔などの仕様は一例である。このような仕様は、経験的または実験的に適宜定められればよい。また、図4に示される構造は、複数の第2振動板21、複数の第2反射板22、及び、第2超音波発信器120に採用されてもよい。
[実施の形態1の効果等]
以上説明したように、超音波集塵装置10は、空気中の微粒子を超音波により凝集する超音波集塵装置であって、空気が第1方向に流れる流路に、互いに対向配置される第1振動板11及び第1反射板12を備える。超音波集塵装置10は、超音波により第1振動板11を振動させることによって、第1振動板11と第1反射板12との間に第1定在波13を発生させる第1超音波発信器110を備える。超音波集塵装置10は、流路のうち、第1振動板11及び第1反射板12よりも下流に、互いに対向配置される第2振動板21及び第2反射板22を備える。超音波集塵装置10は、超音波により第2振動板21を振動させることによって、第2振動板21と第2反射板22との間に第2定在波23を発生させる第2超音波発信器120を備える。第1方向から見た場合に、第1定在波13に含まれる節(例えば、節14a及び節14b)の配置と、第2定在波23に含まれる節(節24a、節24b、節24c、及び節24d)の配置とは異なる。
これにより、第1定在波13によって凝集されなかった微粒子が、第2定在波23によって凝集される確率が高まる。よって、超音波集塵装置10は、空気中の微粒子の凝集を効率的に行うことができる。
また、第1超音波発信器110の周波数と、第2超音波発信器120の周波数とは異なってもよい。
このように、超音波集塵装置10は、第1超音波発信器110及び第2超音波発信器120を異なる周波数で動作させることにより、第1方向から見た場合の、第1定在波13に含まれる節の配置と、第2定在波23に含まれる節の配置とを異ならせることができる。
また、第1超音波発信器110の周波数は、第2超音波発信器120の周波数よりも低くてもよい。
これにより、上流においては節の数の少ない第1定在波13によって強いエネルギーで質量の大きい微粒子を捕集することができる。下流においては、上流で凝集されなかった質量の小さい微粒子を節の数の多い第2定在波23によってきめ細かく捕集することができる。つまり、超音波集塵装置10は、空気中の微粒子の凝集をより効率的に行うことができる。
また、第1振動板11の大きさは、第2振動板21の大きさよりも大きくてもよい。
これにより、超音波集塵装置10は、第1振動板11及び第2振動板21を適切に振動させることができる。
また、第1振動板11及び第1反射板12の間隔と、第2振動板21及び第2反射板22の間隔とは同一であってもよい。
このように、超音波集塵装置10は、第1振動板11及び第1反射板12の間隔と、第2振動板21及び第2反射板22の間隔とを同じ間隔に維持したまま、第1方向から見た場合の、第1定在波13に含まれる節の配置と、第2定在波23に含まれる節の配置とを異ならせることができる。
また、第1振動板11及び第1反射板12は、第1方向と直交する第2方向において対向配置され、第2振動板21及び第2反射板22は、第2方向において対向配置されてもよい。第1振動板11及び第1反射板12の中心P1と、第2振動板21及び第2反射板22の中心P2とは、第2方向における位置が同一であってもよい。
これにより、超音波集塵装置10は、第1方向に直交する第2方向に第1定在波13及び第2定在波23を発生させることができる。
また、図4に示されるように、超音波集塵装置10は、複数の第1振動板11と、複数の第1振動板11のそれぞれの端部が接続された支持部材15とを備えてもよい。第1超音波発信器110は、支持部材15を介して、複数の第1振動板11を超音波により一括して振動させてもよい。
これにより、第1振動板11の数に対する第1超音波発信器110の数が低減されるため、消費電力が削減される。
(実施の形態2)
[構成]
実施の形態1では、第1超音波発信器110の周波数と、第2超音波発信器120の周波数とを異ならせることにより、第1方向から見た場合の、第1定在波13に含まれる節の配置と、第2定在波23に含まれる節の配置とが変更された。しかしながら、第1方向から見た場合の、第1定在波13に含まれる節の配置と、第2定在波23に含まれる節の配置とを変更する方法は、特に限定されず、どのような方法であってもよい。例えば、第1定在波13に含まれる節の配置と、第2定在波23に含まれる節の配置とは、第1振動板11、第1反射板12、第2振動板21、及び第2反射板22の配置によっても変更可能である。
具体的には、第1超音波発信器110の周波数と、第2超音波発信器120の周波数とが同一であっても、第1振動板11及び第1反射板12の間隔と、第2振動板21及び第2反射板22の間隔を異ならせることにより、第1方向から見た場合の節の配置の変更が可能である。
また、例えば、第1超音波発信器110の周波数と、第2超音波発信器120の周波数とが同一であり、かつ、第1振動板11及び第1反射板12の間隔と、第2振動板21及び第2反射板22の間隔とが同一であっても、第1方向から見た場合の節の配置の変更は可能である。実施の形態2では、このような超音波集塵装置について説明する。図5は、実施の形態2に係る超音波集塵装置の概略図である。なお、実施の形態2では、実施の形態1との相違点を中心に説明が行われ、実施の形態1で既に説明された事項については、説明が省略される。
図5に示される超音波集塵装置10aにおいては、第1超音波発信器110の周波数と、第2超音波発信器120の周波数とは同一である。また、第1振動板11及び第1反射板12の間隔と、第2振動板21及び第2反射板22の間隔とは同一である。第1振動板11及び第1反射板12は、第1方向と直交する第2方向において対向配置され、第2振動板21及び第2反射板22は、第2方向において対向配置される。
ここで、超音波集塵装置10aにおいては、第2振動板21及び第2反射板22の位置が、第1振動板11及び第1反射板12の位置に対してずれている。言い換えれば、第1振動板11及び第1反射板12の中心P1と、第2振動板21及び第2反射板22の中心P2とは、第2方向における位置が異なる。これにより、第1方向から見た場合に、第1定在波13に含まれる節の配置と、第2定在波23aに含まれる節の配置とは異なる。
具体的には、第1方向から見た場合に、第1定在波13の節14aの位置と、第2定在波23aの節25a及び節25bの各位置とは重ならない。また、第1定在波13の節14bの位置と、第2定在波23aの節25a及び節25bの各位置とは重ならない。
これにより、超音波集塵装置10aは、超音波集塵装置10と同様に、空気中の微粒子の凝集を効率的に行うことができ、かつ、フィルタ40の寿命を向上することができる。
ところで、超音波集塵装置10aは、第1振動板11及び第1反射板12の中心P1に対する、第2振動板21及び第2反射板22の中心P2の、第2方向における相対的な位置を変更するための機構である機構70a及び機構70bを備える。
機構70aは、第2反射板22の第2方向における位置を調整するための機構であり、機構70bは、第2振動板21の第2方向における位置を調整するための機構である。第1振動板11及び第1反射板12の位置は固定されている。このため、機構70a及び機構70bによれば、第2方向における、中心P2の中心P1に対する相対位置を任意に変更することができる。また、機構70a及び機構70bによれば、第2振動板21と第2反射板22との間隔を変更することも可能である。
機構70a及び機構70bは、例えば、ネジ式の位置調整機構であるが、機構70a及び機構70bの具体的な態様は、特に限定されない。機構70a及び機構70bは、ユーザが手動で操作する機構であってもよいし、制御装置(図示せず)によって制御される機構であってもよい。
なお、機構70a及び機構70bは、第1振動板11及び第1反射板12の中心P1に対する、第2振動板21及び第2反射板22の中心P2の、第2方向における相対的な位置を変更できればよい。したがって、機構70a及び機構70bは、例えば、第1振動板11及び第1反射板12の第2方向における位置を変更し、第2振動板21及び第2反射板22の位置が固定されていてもよい。
ところで、図5に示される節14bは、第1振動板11から第1定在波13の波長の2分の1だけ離れた位置に生じる。ここで、中心P2を中心P1に対して大きくずらすと、節14bの近傍で凝集された微粒子が第2振動板21に衝突してしまう可能性がある。そこで、機構70aによる位置調整量は、第2定在波23aの半波長の範囲内(つまり、第1定在波13の半波長の範囲内)に制限されるとよい。機構70bによる位置調整量についても同様である。
また、機構70a及び機構70bが制御装置によって制御される場合、制御装置は、中心P2の中心P1に対する相対位置を時間の経過に応じて変更することにより、フィルタ40内で微粒子が堆積する場所を分散させてもよい。これにより、フィルタ40の寿命を向上することができる。また、超音波集塵装置10aは、さらに、フィルタ40における圧力損失を計測するセンサ(例えば、微差圧センサ)を備え、センサのセンシング結果に応じて中心P2の中心P1に対する相対位置を変更してもよい。これにより、フィルタ40における圧力損失が大きくなったとき、つまり、フィルタ40が目詰まりしたときに、フィルタ40内で微粒子が堆積する場所を変更するような制御が実現される。
[実施の形態2の効果等]
以上説明したように、超音波集塵装置10aにおいては、第1超音波発信器110の周波数と、第2超音波発信器120の周波数とは同一であり、第1振動板11及び第1反射板12の間隔と、第2振動板21及び第2反射板22の間隔とは同一である。また、超音波集塵装置10aにおいては、第1振動板11及び第1反射板12は、第1方向と直交する第2方向において対向配置され、第2振動板21及び第2反射板22は、第2方向において対向配置される。超音波集塵装置10aにおいては、第1振動板11及び第1反射板12の中心P1と、第2振動板21及び第2反射板22の中心P2とは、第2方向における位置が異なる。
このように、超音波集塵装置10aは、中心P1と中心P2の第2方向における位置を異ならせることにより、第1方向から見た場合の、第1定在波13に含まれる節の配置と、第2定在波23に含まれる節の配置とを異ならせることができる。
また、超音波集塵装置10aは、さらに、第1振動板11及び第1反射板12の中心P1に対する、第2振動板21及び第2反射板22の中心P2の、第2方向における相対的な位置を変更するための機構を備えてもよい。
これにより、中心P1に対する中心P2の第2方向における位置が変更可能となる。
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態に係る超音波集塵装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、空気を対象として集塵が行われたが、空気以外の気体を対象として集塵が行われてもよい。
また、本発明の全般的または具体的な態様は、特に限定されない。本発明は、実施の形態に係る超音波集塵装置を備える空気清浄装置として実現されてもよい。図6は、空気清浄装置の外観図である。なお、空気清浄装置は、産業用であってもよいし、家庭用であってもよい。
また、本発明は、上記実施の形態に係る超音波集塵装置を備える電気掃除機として実現されてもよい。図7は、電気掃除機の外観図である。本発明は、上記実施の形態に係る超音波集塵装置を備える空気調和装置(熱交換空気調和装置)として実現されてもよい。図8は、空気調和装置の外観図である。
その他、実施の形態及び変形例に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で実施の形態及び変形例における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
10、10a 超音波集塵装置
11 第1振動板
12 第1反射板
13 第1定在波
14a、14b、24a、24b、24c、24d、25a、25b 節
15 支持部材
21 第2振動板
22 第2反射板
23、23a 第2定在波
70a、70b 機構
110 第1超音波発信器
120 第2超音波発信器

Claims (9)

  1. 空気中の微粒子を超音波により凝集する超音波集塵装置であって、
    空気が第1方向に流れる流路に、互いに対向配置される第1振動板及び第1反射板と、
    超音波により前記第1振動板を振動させることによって、前記第1振動板と前記第1反射板との間に第1定在波を発生させる第1超音波発信器と、
    前記流路のうち、前記第1振動板及び前記第1反射板よりも下流に、互いに対向配置される第2振動板及び第2反射板と、
    超音波により前記第2振動板を振動させることによって、前記第2振動板と前記第2反射板との間に第2定在波を発生させる第2超音波発信器とを備え、
    前記第1方向から見た場合に、前記第1定在波に含まれる節の配置と、前記第2定在波に含まれる節の配置とは異なる
    超音波集塵装置。
  2. 前記第1超音波発信器の周波数と、前記第2超音波発信器の周波数とは異なる
    請求項1に記載の超音波集塵装置。
  3. 前記第1超音波発信器の周波数は、前記第2超音波発信器の周波数よりも低い
    請求項2に記載の超音波集塵装置。
  4. 前記第1振動板の大きさは、前記第2振動板の大きさよりも大きい
    請求項3に記載の超音波集塵装置。
  5. 前記第1振動板及び前記第1反射板の間隔と、前記第2振動板及び前記第2反射板の間隔とは同一である
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の超音波集塵装置。
  6. 前記第1振動板及び前記第1反射板は、前記第1方向と直交する第2方向において対向配置され、
    前記第2振動板及び前記第2反射板は、前記第2方向において対向配置され、
    前記第1振動板及び前記第1反射板の中心と、前記第2振動板及び前記第2反射板の中心とは、前記第2方向における位置が同一である
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の超音波集塵装置。
  7. 前記第1超音波発信器の周波数と、前記第2超音波発信器の周波数とは同一であり、
    前記第1振動板及び前記第1反射板の間隔と、前記第2振動板及び前記第2反射板の間隔とは同一であり、
    前記第1振動板及び前記第1反射板は、前記第1方向と直交する第2方向において対向配置され、
    前記第2振動板及び前記第2反射板は、前記第2方向において対向配置され、
    前記第1振動板及び前記第1反射板の中心と、前記第2振動板及び前記第2反射板の中心とは、前記第2方向における位置が異なる
    請求項1に記載の超音波集塵装置。
  8. さらに、前記第1振動板及び前記第1反射板の中心に対する、前記第2振動板及び前記第2反射板の中心の、前記第2方向における相対的な位置を変更するための機構を備える
    請求項7に記載の超音波集塵装置。
  9. 前記超音波集塵装置は、
    複数の前記第1振動板と、
    複数の前記第1振動板のそれぞれの端部が接続された支持部材とを備え、
    前記第1超音波発信器は、前記支持部材を介して、複数の前記第1振動板を超音波により一括して振動させる
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の超音波集塵装置。
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