JPWO2017146019A1 - 成形材製造方法 - Google Patents

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Abstract

少なくとも1回の絞り抜け加工と、該絞り抜け加工の後に行われる少なくとも1回の絞り加工とを含む成形加工により成形材を製造するにあたり、絞り抜け加工に用いるパンチ31は、後端側の幅が先端側の幅よりも広くされており、パンチ31とともに素材金属板2を押込穴30aに押込むことで、素材金属板のフランジ部に相当する領域に対してしごき加工を行い、絞り加工はダイと絞りスリーブを用いて、絞り抜け加工においてしごき加工が行われた領域に対して、ダイと絞りスリーブとの金型隙間を一定として加工を行う。

Description

本発明は、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材を製造する成形材製造方法及びその成形材に関する。
例えば下記の非特許文献1等に示されているように、絞り加工を行うことで、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材を製造することが行われている。絞り加工では素材金属板を引き込むことで胴部が形成されるため、胴部の板厚は素材板厚よりも小さくなる。一方で、素材金属板のフランジ部に相当する領域は胴部の形成に応じて全体として縮むので、フランジ部の板厚は素材の板厚よりも大きくなる。なお、以下では素材のことを「ブランク」と記すことがある。
例えば下記の特許文献1等に示されているモータケースとして、上記のような成形材を用いる場合がある。この場合、胴部には、モータケース外への磁気漏洩を防ぐシールド材としての性能が期待される。また、モータの構造によっては、ステータのバックヨークとしての性能も胴部に期待される。シールド材又はバックヨークとしての性能は、胴部の板厚が大きいほど良好となる。このため、上記のように、絞り加工により成形材を製造する際には、絞り加工によって胴部の板厚の減少量を考慮して、胴部の必要板厚よりも厚い素材金属板が選定される。一方、フランジ部は、モータケースを取り付け対象に取り付けるために用いられることが多い。このため、フランジ部には一定量の強度を有することが期待される。
特開2013−51765号公報
村川正夫、外3名著「塑性加工の基礎」、初版、産業図書株式会社、1990年1月16日、p.104〜107
上記のような従来の成形材製造方法では、絞り加工を行うことで筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材を製造しているので、フランジ部の板厚は素材板厚よりも大きくなる。このため、フランジ部に期待される性能を満たす板厚を超えて、フランジ部が不必要に厚くなることがある。これは、成形材が不必要に重くなっていることを意味し、モータケース等の軽量化が求められる適用対象において無視できない。
一方、多段の絞り加工においては、絞り加工の前後におけるフランジ部の縮径変化が大きい場合、言い換えると、絞り加工後のフランジ径が絞り加工前のフランジ径よりも大幅に小さくなった場合に、絞り加工後のフランジ部の板厚が小さいとフランジ部にしわや座屈が発生することがある。このしわや座屈は、その後の絞り加工の工程で割れの原因となることがある。
このような場合、しわや座屈の発生を防止する目的で、絞りスリーブを用いた絞り加工が行われることがある。しかし、このダイと絞りスリーブの間にフランジ部をはさみ込むことから、胴部に引張応力が作用することになり、胴部周壁の板厚減少を招いてしまう。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、フランジ部が不必要に厚くなることを回避でき、成形材の軽量化や素材金属板の縮小化を図ることができる成形材製造方法及びその成形材を提供することである。
本発明に係る成形材製造方法は、素材金属板に対して少なくとも2回の成形加工を行うことで、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材を製造する成形材製造方法であって、少なくとも2回の成形加工には、少なくとも1回の絞り抜け加工と、該絞り抜け加工の後に行われる少なくとも1回の絞り加工とが含まれており、絞り抜け加工は、押込穴を有するダイとパンチとを含む金型を用いて行われ、パンチの後端側の幅が先端側の幅よりも広くされることで、パンチがダイの押込穴に押込まれた状態におけるダイとパンチとの間のクリアランスが先端側に比べて後端側において狭くされており、絞り抜け加工においてパンチとともに素材金属板が押込穴に押込まれることで、素材金属板のフランジ部に相当する領域に対してしごき加工が行われる。
そして、絞り加工は、ダイと絞りスリーブとを含む金型を用いて行われ、絞り加工では、絞り抜け加工においてしごき加工が行われた前記素材金属板の前記フランジ部に相当する領域に対してダイと絞りスリーブとの金型隙間を一定としてしごき加工を行う成形材製造方法である。
また、ダイと絞りスリーブとの金型隙間を一定として行う絞り加工は、金型隙間を絞り加工前のフランジ部の平均板厚に対して1.0倍以上かつ1.35倍以下として行うことが好ましい。
または、絞り加工は、ダイと絞りスリーブとパンチとを含む金型を用いて行われ、フランジ径を縮小しない絞り加工にあっては、ダイと絞りスリーブとの金型隙間を開放して絞り加工を行い、フランジ径を縮小する絞り加工にあっては、ダイと絞りスリーブとの金型隙間を絞り加工前のフランジ部の平均板厚に対して1.0倍以上かつ1.35倍以下として行うことが好ましい。
また、本発明に係る成形材は、素材金属板に対して少なくとも2回の成形加工を行うことで製造された成形材であって、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材であり、少なくとも2回の成形加工には、少なくとも1回の絞り抜け加工と、該絞り抜け加工の後に行われる少なくとも1回の絞り加工とが含まれており、絞り抜け加工において素材金属板のフランジ部に相当する領域に対してしごき加工が行われ、絞り加工においてもフランジ部に相当する領域のみに対してしごき加工が行われることによって、フランジ部の板厚が胴部の周壁の板厚よりも薄くされている成形材である。
また、本発明に係る成形材は、素材金属板に対して少なくとも2回の成形加工を行うことで製造された成形材であって、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材であり、少なくとも2回の成形加工には、少なくとも1回の絞り抜け加工と、該絞り抜け加工の後に行われる少なくとも1回の絞り加工とが含まれており、絞り抜け加工において素材金属板のフランジ部に相当する領域に対してしごき加工が行われ、絞り加工においてもフランジ部に相当する領域のみに対してしごき加工が行われることによって、フランジ部の板厚が素材金属板の板厚よりも薄くされている成形材である。
本発明の成形材製造方法及びその成形材によれば、絞り抜け加工においてパンチとともに素材金属板が押込穴に押込まれることで、素材金属板のフランジ部に相当する領域に対してしごき加工が行われ、絞り加工時には、絞り抜け加工においてしごき加工を受けた素材金属板のフランジ部に相当する領域のみを、ダイと絞りスリーブによりはさみ込んでしごき加工を加えつつ成形するので、フランジ部にしわや座屈が発生することを防ぎ、割れを回避することができる。そして、フランジ部の板厚が必要以上に大きくならずに、成形材を軽量化できる。本構成は、モータケース等の軽量化が求められる各種の適用対象において特に有用である。
本発明の実施の形態1による成形材製造方法によって製造される成形材を示す斜視図である。 図1の線II−IIに沿う断面図である。 図1の成形材を製造する成形材製造方法を示す説明図である。 図3の絞り抜け加工に用いる金型を示す説明である。 図4の金型による絞り抜け加工を示す説明図である。 図4のパンチをより詳細に示す説明図である。 図3の第1絞り加工に用いる金型を示す説明図である。 図7の金型による第1絞り加工を示す説明図である。 本実施の形態の成形材製造方法により製造された成形材の板厚分布を示すグラフである。 図9の板厚測定位置を示す説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について、図面を参照して説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1による成形材製造方法によって製造される成形材1を示す斜視図である。図1に示すように、本実施の形態の成形材製造方法によって製造される成形材1は、胴部10とフランジ部11とを有するものである。胴部10は、頂壁100と、頂壁100の外縁から延出された周壁101とを有する筒状の部分である。頂壁100は、成形材1を用いる向きによっては底壁等の他の呼ばれ方をする場合もある。図1では胴部10は断面真円形を有するように示しているが、胴部10は、例えば断面楕円形や角筒形等の他の形状とされていてもよい。例えば頂壁100からさらに突出された突部を形成する等、頂壁100にさらに加工を加えることもできる。フランジ部11は、胴部10の端部(周壁101の端部)に形成された板部である。
次に、図2は図1の線II−IIに沿う断面図である。図2に示すように、フランジ部11の板厚t11は、胴部10の周壁101の板厚t101よりも薄くされている。これは、以下詳しく説明するように、素材金属板2(図3参照)のフランジ部11に相当する領域に対してしごき加工が行われることに起因する。なお、フランジ部11の板厚t11とは、周壁101とフランジ部11との間の下側肩部Rdの下端からフランジ部11の外端までの間におけるフランジ部11の板厚の平均値を意味する。同様に、周壁101の板厚t101とは、下側肩部Rdの上端から上側肩部Rpの下端までの間における周壁101の板厚の平均値を意味する。
次に、図3は、図1の成形材1を製造する成形材製造方法を示す説明図である。本発明の成形材製造方法は、平板状の素材金属板2に対して少なくとも2回の成形加工を行うことで成形材1を製造する。少なくとも2回の成形加工には、少なくとも1回の絞り抜け加工と、この絞り抜け加工の後に行われる少なくとも1回の絞り加工が含まれている。本実施の形態の成形材製造方法では、1回の絞り抜け加工と4回の再絞り加工(第1〜第4絞り加工)とにより成形材1を製造する。
次に、図4は図3の絞り抜け加工に用いる金型3を示す説明図であり、図5は図4の金型3による絞り抜け加工を示す説明図である。図4に示すように、絞り抜け加工に用いる金型3には、ダイ30、パンチ31及びクッションパッド32が含まれている。ダイ30には、パンチ31とともに素材金属板2が押し込まれる押込穴30aが設けられている。クッションパッド32は、ダイ30の外端面に対向するようにパンチ31の外周位置に配置されている。図5に示すように、絞り抜け加工では、ダイ30及びクッションパッド32により素材金属板2の外縁部を完全には拘束せず、素材金属板2の外縁部がダイ30及びクッションパッド32の拘束から外れるところまで絞り抜く。素材金属板2のすべてをパンチ31とともに押込穴30aに押し込んで、絞り抜いてもよい。
次に、図6は、図4のパンチ31をより詳細に示す説明図である。図6に示すように、絞り抜け加工に用いるパンチ31の後端側311の幅w311は、パンチ31の先端側310の幅w310よりも広くされている。一方で、押込穴30aの幅は、押込穴30aに対するパンチ31の挿入方向に沿って実質的に均一とされている。換言すると、ダイ30の内壁は、実質的にパンチ31の挿入方向と平行に延在されている。
すなわち、図6に示すようにパンチ31が押込穴30aに押込まれた状態におけるダイ30とパンチ31との間のクリアランスC30-31は、パンチ31の先端側310に比べてパンチ31の後端側311において狭くされている。パンチ31の後端側311におけるクリアランスC30-31は、絞り抜け加工が行われる前の素材金属板2の板厚よりも狭く設定される。これにより、絞り抜け加工においてパンチ31とともに素材金属板2が押込穴30aに押込まれることで、素材金属板2の外縁部に対して、すなわちフランジ部11に相当する領域に対してしごき加工が行われる。しごき加工により、フランジ部11に相当する領域の板厚が減少される(減肉される)。
なお、パンチ31の先端側310と後端側311との間には、パンチ31の幅が連続的に変化する傾斜面からなる幅変化部31aが設けられている。幅変化部31aは、絞り抜け加工においてパンチ31とともに素材金属板2が押込穴30aに押込まれた際に、幅変化部31aとダイ30の内壁との間に、素材金属板2の下側肩部Rd(図2参照)に相当する領域に接するように配置される。
次に、図7は図3の第1絞り加工に用いる金型4を示す説明図であり、図8は図7の金型4による第1絞り加工を示す説明図である。この図7と図8を用いて、第1絞り加工における金型の動きと加工の様子を詳細に説明する。
図7に示すように、第1絞り加工に用いる金型4には、ダイ40、パンチ41、絞りスリーブ42、リフタープレート43、キラーピン44及びストッパー45が含まれている。ダイ40には、上述の絞り抜け加工により形成された第1中間体20がパンチ41とともに押し込まれる押込穴40aが設けられている。絞りスリーブ42は、ダイ40の外端面40bに対向するようにパンチ41の外周位置に配置されている。
図7の左半分は、第1中間体20がリフタープレート43の上面に載置され、また第1中間体20の内周面が絞りスリーブ42の外周面42aに接している状態を示している。このとき、ダイ40は下降を始めているが、ダイ40の外端面40bは第1中間体20と接触していないので、第1中間体20の絞り加工は始まっていない。また、ダイ40の外端面40bに設けられたキラーピン44の先端はリフタープレート43の上面に届いていない。
図7の右半分は、ダイ40がさらに下降して、第1中間体20と接触するようになり、絞り加工が始まった状態を示す。このとき、キラーピン44の先端はリフタープレート43の上面に届いているので、ダイ40が下降するとともにキラーピン44がリフタープレート43を押し下げてゆく。これにより、第1中間体20の胴部の下端がリフタープレート43の上面に接触しない状態が保たれる。すなわち、キラーピン44は、第1中間体20の周壁の高さよりも長い。
続いて、図8の左半分は、ダイ40がさらに下降を続け、ダイ40の押込穴40aに第1中間体20が押し込まれている状態、すなわち第1中間体20の胴部に絞り加工が行われている状態を示している。このときも、キラーピン44の先端がリフタープレート43の上面に届いており、ダイ40の下降とともにキラーピン44がリフタープレート43を押し下げているので、絞り加工を受けているとき第1中間体20の胴部の下端はリフタープレート43の上面に接触しておらず、浮いた状態となっている。胴部の下端がリフタープレート43の上面から浮いた状態となっていることにより、胴部周壁に対し、上方向向きの圧縮応力は付加されていない。
また、ダイ40と絞りスリーブ42の間は開放されており、第1中間体20の胴部下部(図2のフランジ部11に相当する領域)がダイ40と絞りスリーブ42とによって挟み込まれていない。
図8の左半分の状態では、第1中間体20の胴部下部の内側が絞りスリーブ42の外周面42aと接触している。このような状態では、第1中間体20の胴部に絞り加工が進展しても、第1中間体20の胴部下端の半径は変化しない。このとき、上述のようにダイ40及び絞りスリーブ42により第1中間体20の胴部下端をはさみ込まないようにしていることで、胴部の周壁の板厚減少を抑制できる。
図8の右半分は、ダイ40がさらに下降を続けた結果、絞りスリーブ42の外周面42aに設けられたストッパー45にリフタープレート43の下面が接触するようになった状態を示している。リフタープレート43の下面がストッパー45と接触することにより、絞りスリーブ42がダイ40と同期して下降することとなる。これにより、ダイ40と絞りスリーブ42との間の金型隙間は一定となる。
図8の右半分の状態では、第1中間体20の胴部下部が絞りスリーブ42の外周面42aよりも上方に位置している。このため、第1中間体20の胴部の絞り加工の進展により、第1中間体20の胴部下端の半径が徐々に縮小し、胴部下部の板厚は徐々に厚くなり始める。リフタープレート43の下面がストッパー45と接触した後のダイ40と絞りスリーブ42との間の金型隙間は、絞り加工の進展により厚くなった第1中間体20の胴部下部の板厚よりも狭く設定されている。このように金型隙間が設定されることで、第1中間体20の胴部下部にしごき加工を行うことができる。このしごき加工により、第1中間体20の胴部下端の半径が縮小する量を小さくすることができる。また、しごき加工により、しわや座屈の発生を防止することができる。後述のように、しごき加工を行う際のダイ40と絞りスリーブ42との間の金型隙間は、第1絞り加工を行う前の第1中間体20の胴部下部の平均板厚の1.0倍以上かつ1.35倍以下とされていることが好ましい。
図示はしないが、図3の第2及び第3絞り加工は周知の金型を用いて実施できる。第2絞り加工では、第1絞り加工により形成された第2中間体21(図3参照)の胴部10に相当する領域にさらに絞り加工を行う。第3絞り加工は、リストライク工程に該当するものであり、第2絞り加工により形成された第3中間体22(図3参照)の胴部10に相当する領域にしごき加工を行う。
第1〜第3絞り加工では、図2のフランジ部11に相当する領域に縮みが生じ、その領域において増肉が生じる。しかしながら、絞り抜け加工においてフランジ部11に相当する領域の板厚を十分に減少させておくことで、最終的な成形材1において、フランジ部11の板厚t11を胴部10の周壁101の板厚t101よりも薄くすることができる。絞り抜け加工におけるフランジ部11に相当する領域の板厚の減少量は、絞り抜け加工に用いる金型3のパンチ31の後端側311におけるクリアランスC30-31を変更することで適宜調節できる。
次に実施例を挙げる。本発明者らは、素材金属板2として、普通鋼の冷延鋼板にZn−Al−Mg合金めっきが施された厚さ1.8mm、直径116mmの円形板を準備した。そして、まず、以下の加工条件にて、絞り抜け加工を行った。ここで、Zn−Al−Mg合金めっきは、冷延鋼板の両面に施されており、めっきの付着量は、片面あたり90g/m2のものを用いた。
・フランジ部11に相当する領域のしごき率:−20〜60%
・金型3の曲率半径Rd:6mm
・押込穴30aの直径:70mm
・パンチ31の先端側310の直径:65.7mm
・パンチ31の後端側311の直径:65.7〜68.6mm
・幅変化部31aの形状:傾斜面又は直角段差
・幅変化部31aの位置:下側肩部Rdに相当する領域、フランジ部11に相当する領域又は胴部10に相当する領域
・プレス油:TN−20
・ダイ及びパンチの材質:SKD11(HRC硬度:60)
<しごき率の評価>
しごき率が30%以下の場合(パンチ31の後端側311の直径が67.5mm以下の場合)には問題なく加工が行えた。一方で、しごき率が30%より大きくかつ50%以下の場合(パンチ31の後端側311の直径が67.5mmより大きくかつ68.2mm以下の場合)には、ダイ30との摺動部に軽いかじり傷が認められた。また、しごき率が50%を超える場合(パンチ31の後端側311の直径が68.2mmより大きい場合)には、ダイ30の内壁との焼き付きや割れが発生した。このことから、絞り抜け加工におけるフランジ部11に相当する領域のしごき率は、50%以下が好ましく、30%以下がさらに好ましいことが分かる。ただし、かじりについては、ダイやパンチへセラミックコーティング処理等を施すことによって改善できることから、大きな問題ではない。
<しごき率>
なお、しごき率の定義は次の式(数1)とおりとする。ここでは、しごき加工前の板厚として、素材金属板の板厚の値を用いることができる。
Figure 2017146019
<幅変化部31aの形状の評価>
図6で示したように、幅変化部31aを傾斜面により構成した場合、問題なく加工を行うことができた。一方で、幅変化部31aを直角段差により構成した場合、すなわちパンチ31の先端側310と後端側311とを一段の段差で構成した場合、直角段差に接触した箇所においてめっき滓が生じた。このことから、幅変化部31aを傾斜面により構成することが好ましいことが分かる。
<幅変化部31aの位置の評価>
下側肩部Rdに相当する領域に接するように幅変化部31aを設けた場合、フランジ部11に相当する領域のしごき加工を良好に行うことができた。一方、フランジ部11に相当する領域に接するように幅変化部31aを設けた場合、フランジ部11の一部が十分に減肉できなかった。また、胴部10に相当する領域に接するように幅変化部31aを設けた場合、胴部10の一部が目標板厚よりも薄くなってしまった。このことから、下側肩部Rdに相当する領域に接するように幅変化部31aを設けることが好ましいことが分かる。
なお、この幅変化部31aの位置は、量産時の金型条件が決定した後に、前もって再絞り加工を終えた成形材までの成形を実施し、その下側肩部Rdに相当する位置から逆算して決定する。
この実施例では、これ以降、第1中間体の胴部の下端をフランジと呼ぶ。
<絞りスリーブ有無の影響>
表1は、絞りスリーブを用いなかった場合の、しわや座屈の発生に及ぼす、絞り加工前のフランジ部平均板厚および絞り加工前後におけるフランジ径の関係を示す。t0は素材金属板の板厚、t1は絞り加工前のフランジ部の平均板厚、すなわち絞り抜け加工後のフランジ部の相当する領域の平均板厚である。D(n-1)は、第n−1絞り加工後のフランジ径、Dnは、第n絞り加工後のフランジ径である。しわや座屈が発生するのは、t1<t0と、Dn<0.93×D(n-1)である条件、すなわち、絞り加工前のフランジ部の平均板厚t1が素材金属板の板厚t0よりも薄く(t1<t0)、かつ、第n絞り加工後のフランジ径Dnが第n−1絞り加工後のフランジ径D(n-1)より大幅に小さくなる条件(Dn<0.93・D(n-1))であった。
Figure 2017146019
絞りスリーブを用いた場合の結果を表2に示す。このとき、胴部に対して絞り加工を行っているとき、フランジ径は変化しないので、この時はダイ40と絞りスリーブ42の間を開放して、外縁部をはさみ込まないようにし、胴部の周壁の板厚減少を抑制した。また、絞り抜け加工の工程でしごき加工を行って板厚が薄くなった領域に対してしごき加工を行っているときは、フランジ径が縮小するので、この時は、ダイ40と絞りスリーブ42との金型隙間(クリアランス)を種々の値で一定となるように設定した。
Figure 2017146019
ここで、しごき加工を行って板厚が薄くなった領域に対して、縮み加工が始まるタイミングで金型隙間を一定とした。
また、第n絞り加工後のフランジ径が第(n−1)絞り加工後のフランジ径より大幅に小さい条件(Dn<0.93×D(n-1))で実施した。
前述の、第n絞り加工後のフランジ径Dnが第n−1絞り加工後のフランジ径D(n-1)より大幅に小さくなる条件で、金型隙間(クリアランス)を種々の値に設定して絞り加工を行ったところ、表2に示すように、金型隙間(クリアランス)は、絞り加工前のフランジ部平均板厚の1.0倍以上かつ1.35倍以下のとき、しわや座屈が起こらなかった。
<フランジ部の板厚>
次に、図9は、第1中間体から製造された成形材の板厚分布を示すグラフである。図10は、図9の板厚測定位置を示す説明図である。
絞り加工に先立って、しごき加工を行う絞り抜け加工を行うことで、最終の成形材においてフランジ部11の板厚を、素材金属板の板厚(1.8mm)よりも、また胴部の周壁の板厚(1.6mm前後)よりも薄くすることができた。また、両方の成形材の外形寸法を同一とした場合、絞り加工に先立ってしごき加工を行う絞り抜け加工を行った成形材(本発明)は、従来の普通絞り方法による成形材よりも、10%ほど重量が軽かった。
なお、しごきを伴う絞り抜け加工を行うと、素材金属板2のフランジ部11に相当する領域は引き伸ばされる。しごきを伴う絞り抜け加工を行った成形材(本発明)と、従来の普通絞り方法による成形材を同寸法とするには、フランジ部11に相当する領域が引き伸ばされる量をあらかじめ考慮して小さな素材金属板を用いるか、またはフランジ部11の不要部分をトリミングすればよい。
このような成形材製造方法及びその成形材では、絞り抜け加工においてパンチ31とともに素材金属板2が押込穴30aに押込まれることで、素材金属板2のフランジ部11に相当する領域に対してしごき加工が行われ、その後の絞り加工では、しごき加工によって板厚が薄くなった部分をダイ40と絞りスリーブ42によってはさみ込みながら成形するので、しわや座屈を防止し、フランジ部の板厚が必要以上に厚くなることを回避でき、成形材の重量を軽量化できる。本構成は、モータケース等の成形材の軽量化や素材金属板の縮小化が求められる適用対象において特に有用である。
また、絞り抜け加工におけるしごき加工のしごき率は50%以下であるので、焼き付きや割れの発生を回避できる。
また、パンチ31の先端側310と後端側311との間にパンチ31の幅が連続的に変化する傾斜面からなる幅変化部31aが設けられているので、しごき加工において幅変化部31aとの接触によりめっき滓が生じることを回避できる。
また、幅変化部31aは、胴部10の周壁101とフランジ部11との間に形成される下側肩部Rdに相当する領域に接するように配置されているので、フランジ部11を十分に減肉できるとともに、胴部10をより確実に目標板厚とすることができる。
また、胴部に対して絞り加工を行うときは、すなわち、フランジ径が変化しないときはダイ40と絞りスリーブ42の間を開放して材料をはさみ込まないようにすることにより、胴部の周壁の板厚減少を抑制する。一方、絞り抜け加工においてしごき加工を受けて板厚が薄くなった領域に対して絞り加工を行うときは、ダイ40と絞りスリーブ42との金型隙間を一定に保って成形することにより、フランジ部に相当する領域にしわや座屈が発生することを回避できる。
本実施の形態では、絞り加工を3回行うように説明しているが、絞り加工の回数は成形材の大きさや、要求される寸法精度に応じて適宜変更してよい。
本発明は、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材を製造する成形材製造方法に関する。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、フランジ部が不必要に厚くなることを回避でき、成形材の軽量化や素材金属板の縮小化を図ることができる成形材製造方法を提供することである。
本発明の成形材製造方法によれば、絞り抜け加工においてパンチとともに素材金属板が押込穴に押込まれることで、素材金属板のフランジ部に相当する領域に対してしごき加工が行われ、絞り加工時には、絞り抜け加工においてしごき加工を受けた素材金属板のフランジ部に相当する領域のみを、ダイと絞りスリーブによりはさみ込んでしごき加工を加えつつ成形するので、フランジ部にしわや座屈が発生することを防ぎ、割れを回避することができる。そして、フランジ部の板厚が必要以上に大きくならずに、成形材を軽量化できる。本構成は、モータケース等の軽量化が求められる各種の適用対象において特に有用である。

Claims (9)

  1. 素材金属板に対して少なくとも2回の成形加工を行うことで、筒状の胴部と該胴部の端
    部に形成されたフランジ部とを有する成形材を製造する成形材製造方法であって、
    前記少なくとも2回の成形加工には、少なくとも1回の絞り抜け加工と、該絞り抜け加
    工の後に行われる少なくとも1回の絞り加工とが含まれており、
    前記絞り抜け加工は、押込穴を有するダイとパンチとを含む金型を用いて行われ、
    前記パンチの後端側の幅が先端側の幅よりも広くされることで、前記パンチが前記ダイの押込穴に押込まれた状態における前記ダイと前記パンチとの間のクリアランスが前記先端側に比べて前記後端側において狭くされており、
    前記絞り抜け加工において前記パンチとともに前記素材金属板が前記押込穴に押込まれることで、前記素材金属板の前記フランジ部に相当する領域のみに対してしごき加工が行われ、
    前記絞り加工は、ダイと絞りスリーブとを含む金型を用いて行われ、
    前記絞り加工では、前記絞り抜け加工においてしごき加工が行われた前記素材金属板の前記フランジ部に相当する領域に対してダイと絞りスリーブとの金型隙間と一定としてしごき加工を行う、
    成形材製造方法。
  2. 前記絞り抜け加工の際のしごき加工のしごき率は50%以下である、
    請求項1に記載の成形材製造方法。
  3. 前記パンチの先端側と後端側との間には、前記パンチの幅が連続的に変化する傾斜面からなる幅変化部が設けられている、
    請求項1または請求項2に記載の成形材製造方法。
  4. 前記幅変化部は、前記胴部の周壁と前記フランジ部との間に形成される肩部に相当する領域に接するように配置されている、
    請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の成形材製造方法。
  5. 前記ダイと絞りスリーブとの金型隙間は、前記素材金属板の前記フランジ部に相当する領域の平均板厚に対して1.0倍以上かつ1.35倍以下である、
    請求項1に記載の成形材製造方法。
  6. 前記絞り加工は、
    前記成形材の筒状の胴部に対する絞り加工にあっては、ダイと絞りスリーブとの金型隙間を開放して絞り加工を行い、
    前記成形材のフランジ部に相当する領域の絞り加工にあっては、ダイと絞りスリーブとの金型隙間を絞り加工前のフランジ部の平均板厚に対して1.0倍以上かつ1.35倍以下である、
    請求項1に記載の成形材製造方法。
  7. 素材金属板に対して少なくとも2回の成形加工を行うことで製造された成形材であって、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材であり、前記少なくとも2回の成形加工には、少なくとも1回の絞り抜け加工と、該絞り抜け加工の後に行われる少なくとも1回の絞り加工とが含まれており、
    前記絞り抜け加工において前記素材金属板の前記フランジ部に相当する領域に対してしごき加工が行われ、
    前記絞り加工においても前記フランジ部に相当する領域のみに対してしごき加工が行われることによって、前記フランジ部の板厚が前記胴部の周壁の板厚よりも薄くされている、
    成形材。
  8. 素材金属板に対して少なくとも2回の成形加工を行うことで製造された成形材であって、筒状の胴部と該胴部の端部に形成されたフランジ部とを有する成形材であり、前記少なくとも2回の成形加工には、少なくとも1回の絞り抜け加工と、該絞り抜け加工の後に行われる少なくとも1回の絞り加工とが含まれており、
    前記絞り抜け加工において前記素材金属板の前記フランジ部に相当する領域に対してしごき加工が行われ、
    前記絞り加工においても前記フランジ部に相当する領域のみに対してしごき加工が行われることによって、前記フランジ部の板厚が前記素材金属板の板厚よりも薄くされている、
    成形材。
  9. 前記成形材のフランジ部の板厚が前記素材金属板の板厚よりも小さくされている、
    請求項7または請求項8に記載の成形材。
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