JPWO2017135050A1 - 搬送装置およびシート製造装置 - Google Patents

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Abstract

気流の流量を抑えつつ、搬送物の滞留を抑制することができる搬送装置を提供する。シート片、繊維、および粉体の少なくとも1つを含む搬送物を搬送するための搬送管と、前記搬送管内に気流を発生させる気流発生部と、を有し、前記気流により前記搬送物を搬送する搬送装置であって、前記搬送管は、前記搬送物が導入される導入口を有し、前記搬送管内において、前記気流は、前記気流の方向と直交する方向に速度差を有し、前記導入口は、前記気流の速度の小さい側に設けられている、ことを特徴とする搬送装置。

Description

本発明は、搬送装置およびシート製造装置に関する。
シュレッダー等で紙片にした紙を空気搬送する搬送装置が知られている。例えば特許文献1には、帯状シートを吸引して空気輸送し、破砕機で破砕して搬送する装置が記載されている。また、特許文献2には、ウェブをスリット装置でスリットして発生した耳を、補助スリット装置で細幅にして、風送管を通して粉砕機に送り、細かく粉砕する装置が記載されている。
特開平9−239283号公報 特開平10−86097号公報
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、破砕機には、破砕片を搬送する管が連結され、該管は、破砕機から鉛直方向に延びている。そのため、特許文献1に記載の装置では、管が細い場合は、管の入口で破砕片の滞留が生じる可能性があり、管が太い場合は、搬送に必要な風速を得るために大流量の気流が必要となる場合があった。
また、特許文献2に記載の装置では、風送管は水平方向に延びている。そのため、特許文献2に記載の装置では、細幅の耳が入ってくる風送管の開口部で気流が乱れ、細幅の耳が滞留する場合があった。
本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、気流の流量を抑えつつ、搬送物の滞留を抑制することができる搬送装置を提供することにある。また、本発明のいくつかの態様に係る目的の1つは、上記搬送装置を備えるシート製造装置を提供することにある。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様または適用例として実現することができる。
本発明に係る搬送装置の一態様は、
シート片、繊維、および粉体の少なくとも1つを含む搬送物を搬送するための搬送管と、
前記搬送管内に気流を発生させる気流発生部と、を有し、前記気流により前記搬送物を搬送する搬送装置であって、
前記搬送管は、前記搬送物が導入される導入口を有し、
前記搬送管内において、前記気流は、前記気流の方向と直交する方向に速度差を有し、
前記導入口は、前記気流の速度の小さい側に設けられている。
このような搬送装置では、気流の速度の小さい側から、気流の速度の大きい側に力が働き、搬送管の導入口における気流の吹き返しを抑えることができる。そのため、このような搬送装置では、気流の吹き返しよって下流側で風量が足りなくなることを抑制することができ、その分、気流の全体の流量を抑えることができる。さらに、このような搬送装置では、気流の吹き返しよって気流が乱れることによる搬送物の滞留を抑制することができる。
本発明に係る搬送装置の一態様は、
シート片、繊維、および粉体の少なくとも1つを含む搬送物を搬送するための搬送管と、
前記搬送管内に気流を発生させる気流発生部と、を有し、前記気流により前記搬送物を搬送する搬送装置であって、
前記搬送管は、前記搬送物が導入される導入口が設けられた第1部分を有し、
前記第1部分内への前記気流の流入方向は、前記第1部分から流出する前記気流の流出方向と異なる方向であり、
前記流入方向からみて、前記導入口は、前記搬送管の前記流出方向側に設けられている。
このような搬送装置では、搬送管内において、気流は、気流の方向と直交する方向に速度差を有することができ、導入口を、気流の速度の小さい側に設けることができる。これにより、このような搬送装置では、気流の流量を抑えつつ、搬送物の滞留を抑制することができる。
本発明に係る搬送装置の一態様は、
シート片、繊維、および粉体の少なくとも1つを含む搬送物を搬送するための搬送管と、
前記搬送管内に気流を発生させる気流発生部と、を有し、前記気流により前記搬送物を搬送する搬送装置であって、
前記搬送管は、
湾曲部と、
前記湾曲部の内側に設けられ、前記搬送物が導入される導入口と、を有する。
このような搬送装置では、搬送管内において、気流は、気流の方向と直交する方向に速度差を有することができ、導入口を、気流の速度の小さい側に設けることができる。これにより、このような搬送装置では、気流の流量を抑えつつ、搬送物の滞留を抑制することができる。
本発明に係る搬送装置において、
前記湾曲部の曲率半径は、前記湾曲部の内幅の5倍以上15倍以下であってもよい。
このような搬送装置では、搬送物の滞留をより確実に抑制することができる。
本発明に係る搬送装置において、
前記搬送物を前記導入口に向けて案内する案内部をさらに有してもよい。
このような搬送装置では、搬送物を導入口に向けて案内することができる。
本発明に係る搬送装置において、
前記案内部は、前記気流の下流側の面が、前記導入口に向けて前記気流の方向に傾斜していてもよい。
このような搬送装置では、導入口における気流の吹き返しを抑えることができる。
本発明に係る搬送装置において、
前記搬送管は、
前記導入口が設けられた第1部分と、
前記第1部分よりも前記気流の上流側の第2部分と、を有し、
前記第1部分で規定される断面積は、前記第2部分で規定される断面積よりも小さくてもよい。
このような搬送装置では、第1部分内における気流の速度を大きくすることができ、第1部分において、安定して搬送物を搬送することができる。
本発明に係るシート製造装置の一態様は、
本発明に係る搬送装置を備える。
このようなシート製造装置では、本発明に係る搬送装置を備えることができる。
本実施形態に係るシート製造装置を模式的に示す図。 本実施形態に係るシート製造装置の搬送装置を模式的に示す断面図。 本実施形態に係るシート製造装置の搬送装置を模式的に示す平面図。 比較例に係る搬送装置を模式的に示す断面図。 本実施形態の第1変形例に係るシート製造装置の搬送装置を模式的に示す断面図。 本実施形態の第2変形例に係るシート製造装置の搬送装置を模式的に示す断面図。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
1. シート製造装置
1.1. 構成
まず、本実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るシート製造装置100を模式的に示す図である。
シート製造装置100は、図1に示すように、供給部10と、製造部102と、制御部104と、を備える。製造部102は、シートを製造する。製造部102は、粗砕部12と、解繊部20と、選別部40と、第1ウェブ形成部45と、回転体49と、混合部50と、堆積部60と、第2ウェブ形成部70と、シート形成部80と、切断部90と、を有している。
供給部10は、粗砕部12に原料を供給する。供給部10は、例えば、粗砕部12に原料を連続的に投入するための自動投入部である。供給部10によって供給される原料は、例えば、古紙やパルプシートなどの繊維を含むものである。
粗砕部12は、供給部10によって供給された原料を、大気中(空気中)等の気中で裁断して細片にする。細片の形状や大きさは、例えば、数cm角の細片である。粗砕部12は、例えば、粗砕刃14と、シューター(ホッパー)16と、を有している。粗砕部12は、粗砕刃14によって、投入された原料を裁断することができる。粗砕部12としては、例えば、シュレッダーを用いる。粗砕刃14によって裁断された原料は、シューター16で受けてから搬送管140(搬送装置110)を介して、解繊部20に移送(搬送)される。
解繊部20は、粗砕部12によって裁断された原料を解繊する。ここで、「解繊する」とは、複数の繊維が結着されてなる原料(被解繊物)を、繊維1本1本に解きほぐすことをいう。解繊部20は、原料に付着した樹脂粒やインク、トナー、にじみ防止剤等の物質を、繊維から分離させる機能をも有する。
解繊部20を通過したものを「解繊物」という。「解繊物」には、解きほぐされた解繊物繊維の他に、繊維を解きほぐす際に繊維から分離した樹脂(複数の繊維同士を結着させるための樹脂)粒や、インク、トナーなどの色剤や、にじみ防止材、紙力増強剤等の添加剤を含んでいる場合もある。解きほぐされた解繊物の形状は、ひも(string)状や平ひも(ribbon)状である。解きほぐされた解繊物は、他の解きほぐされた繊維と絡み合っていない状態(独立した状態)で存在してもよいし、他の解きほぐされた解繊物と絡み合って塊状となった状態(いわゆる「ダマ」を形成している状態)で存在してもよい。
解繊部20は、乾式で解繊を行う。ここで、液体中ではなく、大気中(空気中)等の気中において、解繊等の処理を行うことを乾式と称する。解繊部20として、本実施形態ではインペラーミルを用いる。解繊部20は、原料を吸引し、解繊物を排出するような気流を発生させる機能を有している。これにより、解繊部20は、自ら発生する気流によって、導入口22から原料を気流と共に吸引し、解繊処理して、解繊物を排出口24へと搬送することができる。解繊部20を通過した解繊物は、管3を介して、選別部40に移送される。なお、解繊部20から選別部40に解繊物を搬送させるための気流は、解繊部20が発生させる気流を利用してもよいし、ブロアー等の気流発生装置を設け、その気流を利用してもよい。
選別部40は、解繊部20により解繊された解繊物を導入口42から導入し、繊維の長さによって選別する。選別部40は、ドラム部41と、ドラム部41を収容するハウジング部43と、を有している。ドラム部41としては、例えば、篩(ふるい)を用いる。ドラム部41は、網(フィルター、スクリーン)を有し、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの、第1選別物)と、網の目開きの大きさより大きい繊維や未解繊片やダマ(網を通過しないもの、第2選別物)と、を分けることができる。例えば、第1選別物は、管7を介して、混合部50に移送される。第2選別物は、排出口44から管8を介して、解繊部20に戻される。具体的には、ドラム部41は、モーターによって回転駆動される円筒の篩である。ドラム部41の網としては、例えば、金網、切れ目が入った金属板を引き延ばしたエキスパンドメタル、金属板にプレス機等で穴を形成したパンチングメタルを用いる。
第1ウェブ形成部45は、選別部40を通過した第1選別物を、混合部50に搬送する。第1ウェブ形成部45は、メッシュベルト46と、張架ローラー47と、吸引部(サクション機構)48と、を含む。
吸引部48は、選別部40の開口(網の開口)を通過して空気中に分散された第1選別物をメッシュベルト46上に吸引することができる。第1選別物は、移動するメッシュベルト46上に堆積し、ウェブVを形成する。メッシュベルト46、張架ローラー47および吸引部48の基本的な構成は、後述する第2ウェブ形成部70のメッシュベルト72、張架ローラー74およびサクション機構76と同様である。
ウェブVは、選別部40および第1ウェブ形成部45を経ることにより、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態に形成される。メッシュベルト46に堆積されたウェブVは、管7へ投入され、混合部50へと搬送される。
回転体49は、ウェブVが混合部50に搬送される前に、ウェブVを切断することができる。図示の例では、回転体49は、基部49aと、基部49aから突出している突部49bと、を有している。突部49bは、例えば、板状の形状を有している。図示の例では、突部49bは4つ設けられ、4つの突部49bが等間隔に設けられている。基部49aが方向Rに回転することにより、突部49bは、基部49aを軸として回転することができる。回転体49によってウェブVを切断することにより、例えば、堆積部60に供給される単位時間当たりの解繊物の量の変動を小さくすることができる。
回転体49は、第1ウェブ形成部45の近傍に設けられている。図示の例では、回転体49は、ウェブVの経路において下流側に位置する張架ローラー47aの近傍に(張架ローラー47aの横に)設けられている。回転体49は、突部49bがウェブVと接触可能な位置であって、ウェブVが堆積されるメッシュベルト46と接触しない位置に設けられている。これにより、メッシュベルト46が突部49bによって磨耗する(破損する)ことを抑制することができる。突部49bとメッシュベルト46との間の最短距離は、例えば、0.05mm以上0.5mm以下である。これは、メッシュベルト46が損傷を受けずにウェブVを切断することが可能な距離である。
混合部50は、選別部40を通過した第1選別物(第1ウェブ形成部45により搬送された第1選別物)と、樹脂を含む添加物と、を混合する。混合部50は、添加物を供給する添加物供給部52と、第1選別物と添加物とを搬送する管54と、ブロアー56と、を有している。図示の例では、添加物は、添加物供給部52からホッパー9を介して管54に供給される。管54は、管7と連続している。
混合部50では、ブロアー56によって気流を発生させ、管54中において、第1選別物と添加物とを混合させながら、搬送することができる。なお、第1選別物と添加物とを混合させる機構は、特に限定されず、高速回転する羽根により攪拌するものであってもよいし、V型ミキサーのように容器の回転を利用するものであってもよい。
添加物供給部52としては、図1に示すようなスクリューフィーダーや、図示せぬディスクフィーダーなどを用いる。添加物供給部52から供給される添加物は、複数の繊維を結着させるための樹脂を含む。樹脂が供給された時点では、複数の繊維は結着されていない。樹脂は、シート形成部80を通過する際に溶融して、複数の繊維を結着させる。
添加物供給部52から供給される樹脂は、熱可塑性樹脂や熱硬化性樹脂であり、例えば、AS樹脂、ABS樹脂、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ナイロン、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリアセタール、ポリフェニレンサルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、などである。これらの樹脂は、単独または適宜混合して用いてもよい。添加物供給部52から供給される添加物は、繊維状であってもよく、粉末状であってもよい。
なお、添加物供給部52から供給される添加物には、繊維を結着させる樹脂の他、製造されるシートの種類に応じて、繊維を着色するための着色剤や、繊維の凝集や樹脂の凝集を抑制するための凝集抑制剤 、繊維等を燃えにくくするための難燃剤が含まれていてもよい。混合部50を通過した混合物(第1選別物と添加物との混合物)は、管54を介して、堆積部60に移送される。
堆積部60は、混合部50を通過した混合物を導入口62から導入し、絡み合った解繊物(繊維)をほぐして、空気中で分散させながら降らせる。さらに、堆積部60は、添加物供給部52から供給される添加物の樹脂が繊維状である場合、絡み合った樹脂をほぐす。これにより、堆積部60は、第2ウェブ形成部70に、混合物を均一性よく堆積させることができる。
堆積部60は、ドラム部61と、ドラム部61を収容するハウジング部63と、を有している。ドラム部61としては、回転する円筒の篩を用いる。ドラム部61は、網を有し、混合部50を通過した混合物に含まれる、網の目開きの大きさより小さい繊維または粒子(網を通過するもの)を降らせる。ドラム部61の構成は、例えば、ドラム部41の構成と同じである。
なお、ドラム部61の「篩」は、特定の対象物を選別する機能を有していなくてもよい。すなわち、ドラム部61として用いられる「篩」とは、網を備えたもの、という意味であり、ドラム部61は、ドラム部61に導入された混合物の全てを降らしてもよい。
第2ウェブ形成部70は、堆積部60を通過した通過物を堆積して、ウェブWを形成する。第2ウェブ形成部70は、例えば、メッシュベルト72と、張架ローラー74と、サクション機構76と、を有している。
メッシュベルト72は、移動しながら、堆積部60の開口(網の開口)を通過した通過物を堆積する。メッシュベルト72は、張架ローラー74によって張架され、通過物を通しにくく空気を通す構成となっている。メッシュベルト72は、張架ローラー74が自転することによって移動する。メッシュベルト72が連続的に移動しながら、堆積部60を通過した通過物が連続的に降り積もることにより、メッシュベルト72上にウェブWが形成される。メッシュベルト72は、例えば、金属製、樹脂製、布製、あるいは不織布等である。
サクション機構76は、メッシュベルト72の下方(堆積部60側とは反対側)に設けられている。サクション機構76は、下方に向く気流(堆積部60からメッシュベルト72に向く気流)を発生させることができる。サクション機構76によって、堆積部60により空気中に分散された混合物をメッシュベルト72上に吸引することができる。これにより、堆積部60からの排出速度を大きくすることができる。さらに、サクション機構76によって、混合物の落下経路にダウンフローを形成することができ、落下中に解繊物や添加物が絡み合うことを防ぐことができる。
以上のように、堆積部60および第2ウェブ形成部70(ウェブ形成工程)を経ることにより、空気を多く含み柔らかくふくらんだ状態のウェブWが形成される。メッシュベルト72に堆積されたウェブWは、シート形成部80へと搬送される。
なお、図示の例では、ウェブWを調湿する調湿部78が設けられている。調湿部78は、ウェブWに対して水や水蒸気を添加して、ウェブWと水との量比を調節することができる。
シート形成部80は、メッシュベルト72に堆積したウェブWを加圧加熱してシートSを成形する。シート形成部80では、ウェブWにおいて混ぜ合された解繊物および添加物の混合物に、熱を加えることにより、混合物中の複数の繊維を、互いに添加物(樹脂)を介して結着することができる。
シート形成部80は、ウェブWを加圧する加圧部82と、加圧部82により加圧されたウェブWを加熱する加熱部84と、を備えている。加圧部82は、カレンダーローラー対85で構成され、ウェブWに対して圧力を加える。ウェブWは、加圧されることによりその厚さが小さくなり、ウェブWの密度が高められる。加熱部84としては、例えば、加熱ローラー(ヒーターローラー)、熱プレス成形機、ホットプレート、温風ブロワー、赤外線加熱器、フラッシュ定着器を用いる。図示の例では、加熱部84は、加熱ローラー対86を備えている。加熱部84を加熱ローラー対86として構成することにより、加熱部84を板状のプレス装置(平板プレス装置)として構成する場合に比べて、ウェブWを連続的に搬送しながらシートSを成形することができる。ここで、カレンダーローラー対85(加圧部82)は、加熱ローラー対86(加熱部84)によってウェブWに印加される圧力よりも高い圧力をウェブWに印加することができる。なお、カレンダーローラー対85や加熱ローラー対86の数は、特に限定されない。
切断部90は、シート形成部80によって成形されたシートSを切断する。図示の例では、切断部90は、シートSの搬送方向と交差する方向にシートSを切断する第1切断部92と、搬送方向に平行な方向にシートSを切断する第2切断部94と、を有している。第2切断部94は、例えば、第1切断部92を通過したシートSを切断する。
以上により、所定のサイズの単票のシートSが成形される。切断された単票のシートSは、排出部96へと排出される。
なお、シート製造装置100では、解繊部20を通過した解繊物は、管3を介して、分級部(図示せず)に移送されてもよい。そして、分級部において分級された分級物が、選別部40に搬送されてもよい。分級部は、解繊部20を通過した解繊物を分級する。具体的には、分級部は、解繊物の中で比較的小さいものや密度の低いもの(樹脂粒や色剤や添加剤など)を分離して除去する。これにより、解繊物の中で比較的大きいもしくは密度の高いものである繊維の占める割合を高めることができる。分級部としては、例えば、サイクロン、エルボージェット、エディクラシファイヤーなどを用いる。
1.2. 搬送装置
シート製造装置100は、図1に示すように、搬送装置110を備える。ここで、図2は、搬送装置110を模式的に示す断面図である。搬送装置110は、図2に示すように、案内部130と、搬送管140と、気流発生部150と、を有している。搬送装置110には、シューター16を通過した搬送物が導入される。
シューター16は、粗砕部12を通過した搬送物を、案内部130に導く。搬送物は、シート片、繊維、および粉体の少なくとも1つを含む。「シート片」は、例えば、粗砕刃14によって裁断された細片である。「繊維」は、解繊物であり、例えば、解繊部20によって解繊され、管8を通って粗砕部12に戻された解繊物である。「粉体」は、シートSの原料となる繊維や樹脂を粉末状にしたものである。
シューター16は、例えば、粗砕刃14の下方(重力の作用する方向で下)に設けられている。図示の例では、シューター16は、粗砕刃14側から案内部130側に向けて、幅が狭くなるテーパー形状を有している。シューター16の平面形状は、図3に示すように、略長方形であってもよい。シューター16は、例えば、粗砕刃14を支持している支持部15に接続されている。
案内部130は、シューター16を通過した搬送物を、搬送管140の導入口141に向けて案内する。案内部130は、シューター16の下方に設けられている。図示の例では、案内部130は、シューター16側から導入口141側に向けて、幅が広くなる逆テーパー形状を有している。案内部130の平面形状は、略長方形であってもよい。案内部130によって、搬送管140とシューター16(粗砕部12)との接続を容易に行うことができる。
案内部130は、シューター16と一体に形成されていてもよいし、搬送管140と一体に形成されていてもよいし、シューター16および搬送管140と一体に形成されていてもよい。
案内部130は、図2に示すように、第1斜面132と、第2斜面134と、を有している。斜面132,134は、案内部130の内面である。第1斜面132は、搬送管140内の気流αの上流側に設けられている。第2斜面134は、第1斜面132よりも気流αの下流側に設けられている。斜面132,134は、気流αの方向に対して傾斜している。
搬送管140は、案内部130を通過した搬送物を、解繊部20に搬送する。搬送管140の材質は、特に限定されず、例えば、樹脂や金属である。搬送管140は、搬送物が導入される導入口141を有している。図示の例では、搬送管140は、導入口141が設けられた第1部分142を有している。導入口141は、案内部130の内部と搬送管140の内部とを連通している。図3に示す例では、導入口141の平面形状は、長方形であるが、その形状は特に限定されない。導入口141の短辺方向の長さ(例えば導入口が円の場合は直径)は、搬送物の最大長よりも長いことが好ましい。これにより、搬送物が導入口141において詰まることを抑制することができる。さらに、搬送管140の内幅(例えば内径)は、搬送物の最大長よりも長いことが好ましい。これにより、搬送物が搬送管140において詰まることを抑制することができる。
搬送管140の第1部分142は、搬送管140の側壁である。図2に示す例では、第1部分142は、湾曲した形状を有する湾曲部である。導入口141は、湾曲部である第1部分142の内側(曲率の大きい側)に設けられている。搬送管140の中心線Cは、第1部分142において円弧状である。図示の例では、第1部分142で規定される断面積(中心線Cと直交する面積)は、中心線Cに沿って一定である。
搬送管140の第1部分142の曲率半径は、例えば、第1部分142の内幅の5倍以上15倍以下である。ここで、「内幅」とは、第1部分142において、気流αと直交する方向の最大長である。具体的には、「内幅」とは、第1部分142の断面形状が円形である場合は、内径(直径)であり、第1部分142の断面形状が楕円である場合は、長軸の長さであり、第1部分142の断面形状が多角形である場合は、2つの頂点を結ぶ線分のうち最も長い線分の長さである。
搬送管140には、気流αが生じている。搬送装置110は、気流αにより搬送物を搬送する。搬送管140内において、気流αは、気流αの方向と直交する方向に速度(風速)差を有している。上記のように第1部分142が湾曲しているため、遠心力によって気流αに速度差が生じる。すなわち、第1部分142内を通る気流αにおいて、第1部分142の内側(曲率の大きい側)の速度は、第1部分142の外側(曲率の小さい側)の速度よりも小さい。導入口141は、気流αの速度の小さい側(第1部分142の内側)に設けられている。第1部分142の内側の速度と、第1部分142の外側の速度と、の差は、例えば、1m/s以上10m/s以下であり、好ましくは5m/s程度である。
搬送管140の第1部分142は、内面143を有している。内面143は、図2に示すように断面視においては、曲線として表される。図2に示すように、内面143(曲線143)は、点Tにおいて第2斜面134と交わっており、第2斜面134と、内面143(曲線143)の接点Tにおける接線(図示せず)と、の傾き角θは、例えば、30°以上90°未満である。傾き角θは、好ましくは、30°以上60°以下である。気流αの下流側の面である第2斜面134は、気流αの方向に対して傾斜している。言い換えると、案内部130は、斜面134が、導入口141に向けて気流αの方向に傾斜している。図示の例では、第1斜面132についても、気流αの方向に対して傾斜している。第1斜面132と、内面143(曲線143)の第1斜面132との接点における接線(図示せず)と、の傾き角ηは、例えば、30°以上90°未満である。
搬送管140は、例えば、第1部分142よりも気流αの上流側の第2部分144と、第1部分142よりも気流αの下流側の第3部分146と、を有している。第1部分142で規定される断面積は、第2部分144で規定される断面積、および第3部分146で規定される断面積よりも小さい。図示の例では、第2部分144は、第1部分142と接続される接続部144aを有している。接続部144aで規定される断面積は、気流αの方向に向かって徐々に小さくなっている。第2部分144は、気流αが導入される開口145を有している。第3部分146は、第1部分142と接続される接続部146aを有している。接続部144aで規定される断面積は、気流αの方向に向かって徐々に大きくなっている。第3部分146は、例えば、解繊部20に接続されている。
搬送管140の第1部分142内への気流αの流入方向Aは、第1部分142から流出する気流αの流出方向Bと異なる方向である。流入方向Aからみて、導入口141は、搬送管140の流出方向B側に設けられている。すなわち、第1部分142は、流入方向Aからみて、流出方向B側の第1側壁部142aと、流出方向B側とは反対側の第2側壁部142bと、を有し、導入口141は、第1側壁部142aに設けられている。
気流発生部150は、搬送管140内に気流αを発生させる。図示の例では、気流発生部150は、第3部分146に設けられている。気流発生部150としては、例えば、空気を吸引するブロアーを用いる。気流発生部150は、制御部104(図1参照)によって制御されていてもよい。なお、図示はしないが、気流発生部150は、管3(図1参照)に設けられていてもよいし、解繊部20が気流発生部150として機能してもよい。
搬送装置110は、例えば、以下の特徴を有する。
搬送装置110では、搬送管140内において、気流αは、気流αの方向と直交する方向に速度差を有し、導入口141は、気流αの速度の小さい側に設けられている。そのため、搬送装置110では、気流αの速度の小さい側(第1部分142の内側、第1側壁部142a側)から、気流αの速度の大きい側(第1部分142の外側、第2側壁部142b側)に力が働き、搬送管140の導入口141における気流αの吹き返しを抑えることができる。そのため、搬送装置110では、気流αの吹き返しよって下流側で風量が足りなくなることを抑制することができ、その分、気流αの全体の流量を抑えることができる。その結果、搬送装置110では、気流発生部150の小型化を図ることができる。
さらに、搬送装置110では、気流αの吹き返しよって気流αが乱れることによる搬送物の滞留を抑制することができる。さらに、搬送装置110では、例えば、気流αの吹き返しよって下流側で風量が足りなくなることによる搬送物の滞留を抑制することができる。その結果、搬送装置110では、搬送管140に安定して搬送物を導入し、安定して搬送物を搬送することができる。
以上のように、搬送装置110では、気流の流量を抑えつつ、搬送物の滞留を抑制することができる。
搬送装置110では、導入口141が設けられた第1部分142内への気流αの流入方向Aは、第1部分142から流出する気流αの流出方向Bと異なる方向であり、流入方向Aからみて、導入口141は、搬送管140の流出方向B側に設けられている。そのため、搬送装置110では、搬送管140内において、気流αは、気流αの方向と直交する方向に速度差を有することができ、導入口141を、気流αの速度の小さい側に設けることができる。これにより、搬送装置110では、気流の流量を抑えつつ、搬送物の滞留を抑制することができる。
搬送装置110では、搬送管140は、湾曲部である第1部分142と、第1部分142の内側に設けられ、搬送物が導入される導入口141と、を有する。そのため、搬送装置110では、搬送管140内において、気流αは、気流αの方向と直交する方向に速度差を有することができ、導入口141を、気流αの速度の小さい側に設けることができる。これにより、搬送装置110では、気流の流量を抑えつつ、搬送物の滞留を抑制することができる。
搬送装置110では、湾曲部である第1部分142の曲率半径は、第1部分142の内幅の5倍以上15倍以下である。そのため、搬送装置110では、搬送物の滞留をより確実に抑制することができる(詳細は後述する「2. 実験例」参照)。
搬送装置110では、搬送物を導入口141に向けて案内する案内部130をさらに有する。そのため、搬送装置110では、搬送物を導入口141に向けて案内することができる。
搬送装置110では、案内部130は、導入口141に向けて幅が広くなる逆テーパー形状を有し、気流αの下流側の案内部130の第2斜面134は、気流αの方向に対して傾斜している。言い換えると、第2斜面134は、導入口141に向けて気流αの方向に傾斜している。そのため、搬送装置110では、導入口141における気流αの吹き返しを抑えることができる(詳細は後述する「2. 実験例」参照)。
搬送装置110では、第1部分142で規定される断面積は、第2部分144で規定される断面積よりも小さい。そのため、搬送装置110では、例えば第1部分142で規定される断面積が第2部分144で規定される断面積と同じ場合に比べて、第1部分142内における気流の速度を大きくすることができる。これにより、搬送装置110では、第1部分142において、安定して搬送物を搬送することができる。
2. 実験例
以下に実験例を示し、本発明をより具体的に説明する。なお、本発明は、以下の実験例によって何ら限定されるものではない。
2.1. 実験例に用いた搬送装置
5つの搬送装置(実施例1〜4に係る搬送装置、および比較例1に係る搬送装置)を用いて実験を行った。
実施例1に係る搬送装置では、上述した搬送装置110のような搬送装置を用いた。すなわち、第1部分142は湾曲部であり、案内部130の斜面132,134は、気流αの方向に対して傾斜している(傾き角θ,ηともに45°)。
実施例1に係る搬送装置では、第1部分142の中心線Cにおける曲率半径を350mmとし、第1部分142の内径を30mmとし、シューター16と案内部130との境界における長手方向の大きさを200mm、および長手方向と直交する方向の大きさを25mm(すなわち該境界の開口面積を5000mm)とし、気流αの風量を2.4m/minとし、搬送物をPET(ポリエチレンテレフタレート)の繊維(平均繊維長5mm、平均直径100μm)とした。
実施例2に係る搬送装置は、気流αの流量を2.2m/minとし、搬送物をPETシートの細片(粗砕部12によって裁断された細片、平均長10mm、平均幅4mm、平均厚0.15mm)としたこと以外は、実施例1に係る搬送装置と同じである。
実施例3に係る搬送装置は、案内部130の斜面132,134を、気流αの方向に対して傾斜させずに直交させ、第1部分142の中心線Cにおける曲率半径を300mmとし、第1部分142の内径を55mmとし、シューター16と案内部130との境界における長手方向の大きさを250mm、および長手方向と直交する方向の大きさを45mm(すなわち該境界の開口面積を11250mm)とし、気流αの風量を1.8m/minとし、搬送物をPPC(Plain Paper Copier)用紙の細片(平均長36mm、平均幅4mm)としたこと以外は、実施例1に係る搬送装置と同じである。
実施例4に係る搬送装置は、案内部130の第2斜面134を、気流αの方向に対して傾斜させずに直交させ、第1部分142の中心線Cにおける曲率半径を800mmとし、第1部分142の内径を55mmとし、シューター16と案内部130との境界における長手方向の大きさを350mm、および長手方向と直交する方向の大きさを40mm(すなわち該境界の開口面積を14000mm)とし、気流αの風量を2m/minとし、搬送物をPPC用紙の細片(平均長20mm、平均幅5mm)としたこと以外は、実施例1に係る搬送装置と同じである。
比較例1に係る搬送装置1110は、図4に示すように、シューター1016と、案内部1130と、搬送管1140と、を有している。搬送管1140の第1部分1142は、湾曲した形状を有しておらず、直線状に延在している。案内部1130は、テーパー形状を有していない。第1部分1142の内径、シューター16と案内部130との境界における開口の大きさ、気流αの風量、および搬送物は、実施例1に係る搬送装置で説明した条件と同じである。なお、便宜上、図4では、気流発生装置の図示を省略している。
2.2. 搬送物の滞留量についての調査
上記のような実施例1〜4および比較例1に係る搬送装置を用いて、搬送物の滞留量を調査した。具体的には、搬送装置110の気流発生装置を所定時間駆動させ、シューター16内および案内部130内での搬送物の滞留状態を観察した。搬送管内に残っている搬送物の量が少ないほど、搬送物の滞留が生じていないといえる。
実施例1、実施例2、実施例3、実施例4の順番で、シューター16および案内部130内に滞留する搬送物の量(滞留量)は多くなる傾向が見られたが、導入口141を閉塞することはなかった。これに対し比較例1では、シューター1016および案内部1130内に搬送物が滞留し、導入口1141を閉塞する状態が発生した。比較例1に係る搬送装置1110では、図4に示すように、導入口1141において気流の吹き返しが起こったために、搬送物の滞留が生じ、滞留量が多くなったと考えられる。したがって、搬送管140の第1部分142を湾曲した形状にすることにより、搬送物の滞留を抑制できることがわかった。
実施例1,2の方が実施例3,4よりも滞留量が少なかったのは、実施例1,2に係る搬送装置では、案内部130は、導入口141に向けて幅が広くなる逆テーパー形状を有し、第2斜面134は、気流αの搬送方向に対して傾斜しているためであると考えられる。したがって、案内部130の第1斜面132,第2斜面134のうち少なくとも第2斜面134を気流αの搬送方向に対して傾斜させることにより、搬送物の滞留を、より抑制できることがわかった。このように、案内部130の下流側の面である第2斜面134は、導入口に向けて気流αの方向に傾くように傾斜させることが好ましい。
さらに、実施例3,4より、第1部分142の曲率半径を、第1部分142の内幅の5倍以上15倍以下、好ましくは5倍以上14倍以下とすることにより、搬送物の滞留をより確実に抑制できることがわかった。
3. シート製造装置の変形例
3.1. 第1変形例
次に、本実施形態の第1変形例に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図5は、本実施形態の第1変形例に係るシート製造装置200を模式的に示す断面図である。
以下、本実施形態の第1変形例に係るシート製造装置200において、上述した本実施形態に係るシート製造装置100の構成部材と同様の機能を有する部材については同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。このことは、以下に示す本実施形態の第2変形例に係るシート製造装置においても同様である。
上述したシート製造装置100では、図2に示すように、搬送装置110の搬送管140の第1部分142は、湾曲した形状を有していた。これに対し、シート製造装置200では、図5に示すように、搬送装置110の搬送管140の第1部分142は、湾曲した形状を有しておらず、第1部分142は、折線形状を有している。図示の例では、第1部分142は、3つの直進部242a,242b,242cを有している。
第1直進部242aは、第2部分144に接続されている。第2直進部242bは、第1直進部242aに接続されている。第3直進部242cは、第2直進部242bおよび第3部分146に接続されている。
シート製造装置200の搬送装置110では、直進部242a,242b,242cは、円弧を描くように(U字状に)隣り合う直進部と接続されている。導入口141は、円弧を描くように接続された直進部242a,242b,242cの内側に設けられている。これにより、搬送装置110では、搬送管140内において、気流αは、気流αの方向と直交する方向に速度差を有することができ、導入口141を、気流αの速度の小さい側に設けることができる。これにより、搬送装置110では、気流の流量を抑えつつ、搬送物の滞留を抑制することができる。なお、第1部分142を構成する直進部の数は、複数であれば、特に限定されない。
3.2. 第2変形例
次に、本実施形態の第2変形例に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図6は、本実施形態の第2変形例に係るシート製造装置300を模式的に示す断面図である。
上述したシート製造装置100では、図2に示すように、搬送装置110の搬送管140の第1部分142は、湾曲した形状を有していた。これに対し、シート製造装置300では、図6に示すように、搬送装置110の搬送管140の第1部分142は、湾曲した形状を有しておらず、第1部分142は、直線状の形状を有している。
シート製造装置300では、搬送管140は、第1部分142よりも気流αの上流側の第4部分148を有している。第4部分148は、第1部分142に接続されている。図示の例では、第4部分148は、屈曲した形状を有しているが、直線状の形状を有していてもよい。
第4部分148は、二股の流路(2つの流路)148a、148bを形成している。第1流路148aは、第1部分142の内部との境界Pにおいて連通している。第2流路148bは、第1部分142の内部との境界Qにおいて連通している。境界Pと境界Qとは、気流αの方向と直交する方向の同一仮想平面上に存在し、境界Pと導入口141との間の距離は、境界Qと導入口141との間の距離よりも小さい。
第1流路148aは、気流βを導入する第1開口149aを有している。第1開口149aの近傍には、第1気流発生部152が設けられている。第2流路148bは、気流γを導入する第2開口149bを有している。第2開口149bの近傍には、第2気流発生部154が設けられている。気流発生部152,154としては、例えば、空気を送るエジェクターを用いる。
シート製造装置300の搬送装置110では、第1気流発生部152によって第1流路148aを通る気流βの速度は、第2気流発生部154によって第2流路148bを通る気流γの速度よりも小さい。気流βおよび気流γは、第1部分142内で混合され、気流αとなる。したがって、気流αは、境界P,Q近傍では、気流αの方向と直交する方向に速度差を有する。導入口141は、気流αが気流αの方向と直交する方向に速度差を有する範囲に設けられている。そのため、シート製造装置300の搬送装置110では、導入口141を、気流αの速度の小さい側に設けることができる。これにより、搬送装置110では、気流の流量を抑えつつ、搬送物の滞留を抑制することができる。
なお、本発明に係るシート製造装置によって製造されるシートSは、シート状にしたものを主に指す。しかしシート状ものに限定されず、ボード状、ウェブ状であってもよい。本明細書におけるシートは、紙と不織布に分けられる。紙は、パルプや古紙を原料とし薄いシート状に成形した態様などを含み、筆記や印刷を目的とした記録紙や、壁紙、包装紙、色紙、画用紙、ケント紙などを含む。不織布は紙より厚いものや低強度のもので、一般的な不織布、繊維ボード、ティッシュペーパー(清掃用ティッシュペーパー)、キッチンペーパー、クリーナー、フィルター、液体(廃インクや油)吸収材、吸音材、断熱材、緩衝材、マットなどを含む。なお、原料としてはセルロースなどの植物繊維やPET(ポリエチレンテレフタレート)、ポリエステルなどの化学繊維や羊毛、絹などの動物繊維であってもよい。
本発明は、本願に記載の特徴や効果を有する範囲で一部の構成を省略したり、各実施形態や変形例を組み合わせたりしてもよい。なお、製造部102は、シートを製造できる範囲において、一部の構成を省略したり、他の構成を追加したり、公知の構成と置き換えてもよい。
本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
3,7,8…管、9…ホッパー、10…供給部、12…粗砕部、14…粗砕刃、15…支持部、16…シューター、20…解繊部、22…導入口、24…排出口、40…選別部、41…ドラム部、42…導入口、43…ハウジング部、44…排出口、45…第1ウェブ形成部、46…メッシュベルト、47,47a…張架ローラー、48…吸引部、49…回転体、49a…基部、49b…突部、50…混合部、52…添加物供給部、54…管、56…ブロアー、60…堆積部、61…ドラム部、62…導入口、63…ハウジング部、70…第2ウェブ形成部、72…メッシュベルト、74…張架ローラー、76…サクション機構、78…調湿部、80…シート形成部、82…加圧部、84…加熱部、85…カレンダーローラー対、85a…金属ローラー、85b…弾性ローラー、86…加熱ローラー対、90…切断部、92…第1切断部、94…第2切断部、96…排出部、100…シート製造装置、102…製造部、104…制御部、110…搬送装置、130…案内部、132…第1斜面、134…第2斜面、140…搬送管、141…導入口、142…第1部分、142a…第1側壁部、142b…第2側壁部、143…内面、144…第2部分、144a…接続部、145…開口、146…第3部分、146a…接続部、148…第4部分、148a…第1流路、148b…第2流路、149a…第1開口、149b…第2開口、150…気流発生部、152…第1気流発生部、154…第2気流発生部、200…シート製造装置、242a…第1直進部、242b…第2直進部、242c…第3直進部、300…シート製造装置、1016…シューター、1110…搬送装置、1130…案内部、1140…搬送管、1141…導入口、1142…第1部分、A…流入方向、B…流出方向、P,Q…境界、R…方向、S…シート、T…接点、V,W…ウェブ、α,β,γ…気流

Claims (8)

  1. シート片、繊維、および粉体の少なくとも1つを含む搬送物を搬送するための搬送管と、
    前記搬送管内に気流を発生させる気流発生部と、を有し、前記気流により前記搬送物を搬送する搬送装置であって、
    前記搬送管は、前記搬送物が導入される導入口を有し、
    前記搬送管内において、前記気流は、前記気流の方向と直交する方向に速度差を有し、
    前記導入口は、前記気流の速度の小さい側に設けられている、ことを特徴とする搬送装置。
  2. シート片、繊維、および粉体の少なくとも1つを含む搬送物を搬送するための搬送管と、
    前記搬送管内に気流を発生させる気流発生部と、を有し、前記気流により前記搬送物を搬送する搬送装置であって、
    前記搬送管は、前記搬送物が導入される導入口が設けられた第1部分を有し、
    前記第1部分内への前記気流の流入方向は、前記第1部分から流出する前記気流の流出方向と異なる方向であり、
    前記流入方向からみて、前記導入口は、前記搬送管の前記流出方向側に設けられている、ことを特徴とする搬送装置。
  3. シート片、繊維、および粉体の少なくとも1つを含む搬送物を搬送するための搬送管と、
    前記搬送管内に気流を発生させる気流発生部と、を有し、前記気流により前記搬送物を搬送する搬送装置であって、
    前記搬送管は、
    湾曲部と、
    前記湾曲部の内側に設けられ、前記搬送物が導入される導入口と、を有する、ことを特徴とする搬送装置。
  4. 前記湾曲部の曲率半径は、前記湾曲部の内幅の5倍以上15倍以下である、ことを特徴とする請求項3に記載の搬送装置。
  5. 前記搬送物を前記導入口に向けて案内する案内部をさらに有する、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の搬送装置。
  6. 前記案内部は、前記気流の下流側の面が、前記導入口に向けて前記気流の方向に傾斜している、ことを特徴とする請求項5に記載の搬送装置。
  7. 前記搬送管は、
    前記導入口が設けられた第1部分と、
    前記第1部分よりも前記気流の上流側の第2部分と、を有し、
    前記第1部分で規定される断面積は、前記第2部分で規定される断面積よりも小さい、ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の搬送装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の搬送装置を備える、シート製造装置。
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