JP6519337B2 - シート製造装置 - Google Patents
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繊維を含む原料を解繊物に解繊する解繊部と、
前記解繊物を通過させるための複数の開口が形成され、回転可能なドラム部と、
前記ドラム部を囲うように設けられたハウジング部と、
前記ドラム部の前記開口を通過した解繊物が堆積する堆積面と、
を有し、
前記ハウジング部は、前記ドラム部の外周面に沿った内周面と、前記内周面の一端側と連続する第1平面と、前記内周面の他端側と連続する第2平面と、を有し、
前記第1平面と前記第2平面とは互いに対向し前記ドラム部の径よりも短い距離で隔てられ、
前記第1平面は、前記内周面の接線方向であって前記ドラム部の回転方向に沿う方向に延びるとともに、前記解繊物を前記堆積面に運ぶ気流に沿う方向に延びている。
繊維を含む原料を解繊物に解繊する解繊部と、
前記解繊物を通過させるための複数の開口が形成され、回転可能なドラム部と、
前記ドラム部を囲うように設けられたハウジング部と、
前記ハウジング部に接続され、前記解繊物を排出する排出管と、
を有し、
前記ドラム部の外周面と対向する前記ハウジング部の内周面は、滑らかであり、
前記排出管は、前記ハウジング部との接続部において前記ハウジング部の内周面の接線方向であって、前記ドラム部の回転方向に沿う方向に延びている内面を有する。
前記ハウジング部の内周面は、曲面からなってもよい。
前記ハウジング部の内周面は、前記ドラム部の外周面に沿って設けられていてもよい。
前記排出管から排出された前記解繊物を堆積し、移動可能なベルトを有し、
前記排出管の排出口は、前記ベルトの堆積面に対向するように設けられていてもよい。
前記排出管の排出口に接続され、前記排出管から排出された前記解繊物を気流によって搬送するための搬送管を有し、
前記搬送管は、前記接線方向と交差する方向に延びていてもよい。
前記ハウジング部の内周面は、前記ドラム部の外周面に近接して設けられていてもよい。
前記ハウジング部の内周面と前記ドラム部の外周面との間に形成される流路には、風速2m/s以上の気流が生じてもよい。
前記ハウジング部の内周面は、導電体または制電性の樹脂で形成されていてもよい。
1.1. 構成
まず、本実施形態に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係るシート製造装置100を模式的に示す図である。
きる。図示の例では、回転体49は、基部49aと、基部49aから突出している突部49bを有している。突部49bは、例えば、板状の形状を有している。図示の例では、突部49bは4つ設けられ、4つの突部49bが等間隔に設けられている。基部49aが方向Rに回転することにより、突部49bは、基部49aを軸として回転することができる。回転体49によってウェブVを切断することにより、例えば、堆積部60に供給される単位時間当たりの解繊物の量の変動を小さくすることができる。
熱部84を板状のプレス装置(平板プレス装置)として構成する場合に比べて、ウェブWを連続的に搬送しながらシートSを成形することができる。ここで、カレンダーローラー85(加圧部82)は、加熱ローラー86(加熱部84)によってウェブWに印加される圧力よりも高い圧力をウェブWに印加することができる。なお、カレンダーローラー85や加熱ローラー86の数は、特に限定されない。
選別部40について詳細に説明する。図2は、選別部40を模式的に示す断面図である。図3および図4は、選別部40を模式的に示す斜視図である。なお、図3では、各部材を簡略化している。
130は、ハウジング部120の内周面120aと、ドラム部40の外周面112aと、の間に形成される。第1流路130では、ドラム部40の回転方向αに沿った気流A1が生じる。気流A1の風速は、例えば、2m/s以上3m/s以下である。網部112に形成された開口110を通過した解繊物は、気流A1に乗って第2流路132に搬送される。
によって囲まれる空間にドラム部40を収容している。さらに、排出管140は、上記対向面に連続し、内面140a,140b,140cに接続(連結)されている連続面を有している。ただし、便宜上、図3および後述する図5では、上記対向面および上記連続面を省略している。
140bとは互いに対向しドラム部40の径よりも短い距離で隔てられ、第1平面140aは、内周面120aの一端側(接続部142)において内周面120aの接線方向であってドラム部40の回転方向αに沿う方向βに延びるとともに、解繊物を堆積面46aに運ぶ気流A2に沿う方向に延びている。そのため、シート製造装置100では、気流A1,A2が淀むことなく、ハウジング部120の内面(内周面)120aに解繊物が付着することを抑制することができる。これにより、シート製造装置100では、メッシュベルト46に堆積される解繊物の単位時間当たりの量の変動を小さくすることができる。その結果、シート製造装置100では、坪量の均一性が高いシートを製造することができる。
することにより解繊物が内周面120aに付着することを抑制することができる。
2.1. 第1変形例
次に、本実施形態の第1変形例に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図5は、本実施形態の第1変形例に係るシート製造装置200を模式的に示す斜視図である。なお、便宜上、図5では、ハウジング部120、排出管140、および搬送管150以外の部材を省略している。
級し、分級された分級物を選別部40に搬送して選別部40で選別し、選別された第1選別物を搬送管150と管7を介して混合部50に搬送するよう構成することが望ましい。この場合、サイクロン等の分級部が発生させる気流を、気流A3として利用してもよい。
次に、本実施形態の第2変形例に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図6は、本実施形態の第2変形例に係るシート製造装置300を模式的に示す図であって、上述した図2と同じ断面を示す図である。
次に、本実施形態の第3変形例に係るシート製造装置について、図面を参照しながら説明する。図7は、本実施形態の第3変形例に係るシート製造装置400を模式的に示す図であって、上述した図2と同じ断面を示す図である。
方向αに沿って大きくなるような形状を有している。
,143…接続部、144…シールローラー、146…排出口、150…搬送管、152…端部、200,300,400…シート製造装置、A1,A2,A3…気流、C…位置、Q…回転軸、R…方向、S…シート、V,W…ウェブ、α,β…方向
Claims (9)
- 繊維を含む原料を解繊物に解繊する解繊部と、
前記解繊物を通過させるための複数の開口が形成され、回転可能なドラム部と、
前記ドラム部を囲うように設けられたハウジング部と、
前記ドラム部の前記開口を通過した解繊物が堆積する堆積面と、
を有し、
前記ハウジング部は、前記ドラム部の外周面に沿った内周面と、前記内周面の一端側と連続する第1平面と、前記内周面の他端側と連続する第2平面と、を有し、
前記第1平面と前記第2平面とは互いに対向し前記ドラム部の径よりも短い距離で隔てられ、
前記第1平面は、前記内周面の接線方向であって前記ドラム部の回転方向に沿う方向に延びるとともに、前記解繊物を前記堆積面に運ぶ気流に沿う方向に延びていることを特徴とするシート製造装置。 - 繊維を含む原料を解繊物に解繊する解繊部と、
前記解繊物を通過させるための複数の開口が形成され、回転可能なドラム部と、
前記ドラム部を囲うように設けられたハウジング部と、
前記ハウジング部に接続され、前記解繊物を排出する排出管と、
を有し、
前記ドラム部の外周面と対向する前記ハウジング部の内周面は、滑らかであり、
前記排出管は、前記ハウジング部との接続部において前記ハウジング部の内周面の接線方向であって、前記ドラム部の回転方向に沿う方向に延びている内面を有することを特徴とするシート製造装置。 - 前記ハウジング部の内周面は、曲面からなることを特徴とする請求項2に記載のシート製造装置。
- 前記ハウジング部の内周面は、前記ドラム部の外周面に沿って設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載のシート製造装置。
- 前記排出管から排出された前記解繊物を堆積し、移動可能なベルトを有し、
前記排出管の排出口は、前記ベルトの堆積面に対向するように設けられていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載のシート製造装置。 - 前記排出管の排出口に接続され、前記排出管から排出された前記解繊物を気流によって搬送するための搬送管を有し、
前記搬送管は、前記接線方向と交差する方向に延びていることを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載のシート製造装置。 - 前記ハウジング部の内周面は、前記ドラム部の外周面に近接して設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート製造装置。
- 前記ハウジング部の内周面と前記ドラム部の外周面との間に形成される流路には、風速2m/s以上の気流が生じることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項に記載のシート製造装置。
- 前記ハウジング部の内周面は、導電体または制電性の樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1項に記載のシート製造装置。
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JP2015122644A JP6519337B2 (ja) | 2015-06-18 | 2015-06-18 | シート製造装置 |
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JP2015122644A Active JP6519337B2 (ja) | 2015-06-18 | 2015-06-18 | シート製造装置 |
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