JPWO2017130250A1 - 呼吸数検出装置、呼吸数検出方法、及び、プログラム記憶媒体 - Google Patents

呼吸数検出装置、呼吸数検出方法、及び、プログラム記憶媒体 Download PDF

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Abstract

ユーザの呼吸による身体の変動が加速度センサ(301)により測定されることにより得られた、互いに異なる複数の方向の加速度を取得する取得部(11)と、取得部(11)により取得された複数の方向の加速度を周波数領域の複数のスペクトル情報に変換する変換処理を行う変換処理部(12x、12y、12z)と、複数のスペクトル情報から位相情報を除去し、複数の振幅スペクトルに変換する位相除去部(13x、13y、13z)と、複数の振幅スペクトルを加算し、加算することにより得られた振幅スペクトルから呼吸成分を示すピーク周波数を検出するピーク検出部(14)と、ピーク周波数を用いて呼吸数を算出する呼吸数算出部(15)とを備える。

Description

本開示は、身体に取付けられた加速度センサの測定データから、呼吸数を検出する呼吸数検出装置、呼吸数検出方法、及び、プログラム記憶媒体に関する。
特許文献1は、身体に取付けられた加速度センサから呼吸数を検出する呼吸数検出装置を開示する。この呼吸数検出装置は、身体に取付けられた3軸の加速度センサの測定した加速度を合成し、合成された加速度の周波数特性に基づいて呼吸数を検出する。これにより、測定された加速度に含まれる呼吸成分が複数の軸に分散した場合にも呼吸数を検出することができる。
特開2006−247374号公報
特許文献1の呼吸数検出装置では、加速度センサを利用者の胸部に装着することで、利用者が呼吸する際に生じる胸の動きを検出することができる。しかし、姿勢等の利用者の状態によっては、誤検出が生じる場合がある。
本開示は、利用者の状態によらず、安定して利用者の呼吸数を精度よく検出できる呼吸数検出装置を提供する。
本開示における呼吸数検出装置は、ユーザの呼吸による身体の変動が加速度センサにより測定されることにより得られた、互いに異なる複数の方向の加速度を取得する取得部と、前記取得部により取得された前記複数の方向の加速度を周波数領域の複数のスペクトル情報に変換する変換処理を行う変換処理部と、前記複数のスペクトル情報から位相情報を除去し、複数の振幅スペクトルに変換する位相除去部と、前記複数の振幅スペクトルを加算し、加算することにより得られた振幅スペクトルから呼吸成分を示すピーク周波数を検出するピーク検出部と、前記ピーク周波数を用いて呼吸数を算出する呼吸数算出部とを備える。
本開示における呼吸数検出装置は、利用者の姿勢等の状態に関わらず呼吸数を正確に検出することができる。
図1は、実施の形態1における呼吸数検出システムの概略を示す模式図である。 図2は、実施の形態1における呼吸数検出装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図3は、実施の形態1におけるウェアラブル端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図4は、座位または立位の場合の呼吸に伴う胸部の変動方向を示す模式図である。 図5は、仰臥位の場合の呼吸に伴う胸部の変動方向を示す模式図である。 図6は、実施の形態1における呼吸数検出システムの機能構成の一例を示すブロック図である。 図7は、実施の形態1における呼吸数検出システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図8は、実施の形態1の3軸の加速度センサにより測定された加速度を示す図である。 図9は、実施の形態1による各方向の振幅スペクトルを示すグラフである。 図10は、実施の形態1により統合した振幅スペクトルを示すグラフである。 図11は、比較例の合成加速度を示すグラフである。 図12は、比較例の合成加速度による振幅スペクトルを示すグラフである。 図13は、実施の形態2における呼吸数検出装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 図14は、実施の形態2における呼吸数検出装置の機能構成の一例を示すブロック図である。 図15は、実施の形態2における呼吸数検出装置の動作を示すフローチャートである。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、添付図面および以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために、提供されるのであって、これらにより請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(実施の形態1)
以下、図1〜図12を用いて、実施の形態1を説明する。
[1−1.構成]
図1は、実施の形態1における呼吸数検出システムの概略を示す模式図である。
具体的には、図1において、呼吸数検出装置10、衣服20、およびウェアラブル端末30が示されている。例えば、呼吸数検出システム1は、これらの構成要素のうち、呼吸数検出装置10およびウェアラブル端末30を備える。図1に示すように、呼吸数検出装置10とウェアラブル端末30とは構造が分離されている。
呼吸数検出システム1は、ユーザの呼吸による身体(胸部)の変動を計測することで、ユーザの呼吸数を検出するためのシステムである。
[1−1−1.呼吸数検出装置]
呼吸数検出装置のハードウェア構成について図2を用いて説明する。
図2は、実施の形態1における呼吸数検出装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図2に示すように、呼吸数検出装置10は、制御装置101、通信IF(Interface)102、ディスプレイ103、スピーカ104および入力IF105を備える。呼吸数検出装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末などの通信可能な携帯端末である。なお、呼吸数検出装置10は、携帯端末としたが、通信可能な機器であればよく、PCなどの情報端末であってもよい。
制御装置101は、呼吸数検出装置10を動作させるための制御プログラムを実行するプロセッサと、制御プログラムを実行するときに使用するワークエリアとして用いられる揮発性の記憶領域(主記憶装置)と、制御プログラム、コンテンツなどを記憶している不揮発性の記憶領域(補助記憶装置)とを有する。揮発性の記憶領域は、例えば、RAM(Randdom Access Memory)である。不揮発性の記憶領域は、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、HDD(Hard Disk Drive)などである。
通信IF102は、ウェアラブル端末30と通信する通信インタフェースである。通信IF102は、ウェアラブル端末30が備える通信モジュール302(後述参照)に対応した通信インタフェースであればよい。つまり、通信IF102は、例えば、Bluetooth(登録商標)規格に適合した無線通信インタフェースである。なお、通信IF102は、IEEE802.11a、b、g、n規格に適合した無線LAN(Local Area Network)インタフェースであってもよいし、第3世代移動通信システム(3G)、第4世代移動通信システム(4G)、または、LTE(登録商標)などのような移動通信システムで利用される通信規格に適合した無線通信インタフェースであってもよい。
ディスプレイ103は、制御装置101での処理結果を表示する表示装置である。ディスプレイ103は、例えば、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイである。
スピーカ104は、音声情報から復号された音を出力するスピーカである。
入力IF105は、例えば、ディスプレイ103の表面に配置され、ディスプレイ103に表示されるUI(User Interface)へのユーザからの入力を受け付けるタッチパネルである。また、入力IF105は、例えば、テンキーやキーボードなどの入力装置であってもよい。
[1−1−2.ウェアラブル端末]
図3は、実施の形態1におけるウェアラブル端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、ウェアラブル端末30は、加速度センサ301および通信モジュール302を備える。ウェアラブル端末30は、図1に示すように、衣服20のユーザの胸部に対応する位置にスナップボタン、両面テープ、接着剤、糸などにより固定されている小型端末である。これにより、ウェアラブル端末30は、ユーザが衣服20を着用したときに、ユーザの胸部に配置される。
加速度センサ301は、ウェアラブル端末30の加速度を検出するセンサである。加速度センサ301は、具体的には、互いに直交する3軸(X軸、Y軸、Z軸)の各方向におけるウェアラブル端末30の加速度を検出する。なお、本実施の形態では、ユーザが立位の場合の身体において、左右方向をX軸方向とし、前後方向をY軸方向とし、上下方向をZ軸方向とする。また、X軸方向では左側をプラス側とし、Y軸方向では後側をプラス側とし、Z軸方向では下側をプラス側とする。なお、軸の方向はこれに限るものではなく、複数の方向で身体の変位を測定できればよい。
ウェアラブル端末30は、ユーザの胸部に配置されるため、加速度センサ301は、ユーザの呼吸により生じる胸部の動きを加速度として検出する。呼吸時の胸部の動きは利用者の姿勢等により変動するため、ウェアラブル端末30では、加速度センサ301を用いて複数の方向軸で加速度を検出している。なお、複数の方向軸は、必ずしも直交する3軸である必要はなく、所定の方向で2軸以上であればよい。つまり、加速度センサ301は、2軸以上の方向の加速度を検出できればよい。
図4は、ユーザが座位または立位の場合の呼吸に伴う胸部の変動方向を示す模式図である。
図4に示すように、ユーザが座位または立位の場合、ユーザの胸部の変動はユーザの前後方向(Y軸方向)になる傾向がある。そのため、ユーザが座位または立位の場合、加速度センサ301によりY軸方向の加速度で呼吸に伴う胸部の変動が検出される。
図5は、ユーザが仰臥位の場合の呼吸に伴う胸部の変動方向を示す模式図である。
図5に示すように、ユーザが仰臥位の場合、ユーザの胸部の変動はユーザの前後方向(Y軸方向)に加え、ユーザの上下方向(Z軸方向)の動きが多く含まれている。そのため、ユーザが仰臥位の場合、加速度センサ301によりY軸方向およびZ軸方向の加速度で呼吸に伴う胸部の変動が検出される。
このようにユーザの呼吸に伴う胸部の変動は、ユーザの姿勢により異なるため、ウェアラブル端末30の加速度センサ301は、複数の方向軸で加速度を検出する。
通信モジュール302は、呼吸数検出装置10と通信する通信モジュールである。通信モジュール302は、例えば、Bluetooth(登録商標)規格に適合した無線通信インタフェースを有していてもよいし、IEEE802.11a、b、g、n規格に適合した無線LAN(Local Area Network)インタフェースを有していてもよい。
[1−2.呼吸数検出システムの機能構成]
次に、呼吸数検出システム1の機能構成について図6を用いて説明する。
図6は、実施の形態1における呼吸数検出システムの機能構成の一例を示すブロック図である。
まず、ウェアラブル端末30の機能構成について説明する。
ウェアラブル端末30は、機能構成として、加速度測定部31と、送信部32とを備える。
加速度測定部31は、ユーザの呼吸による身体の変動を、互いに異なる複数の方向の加速度で測定する。加速度測定部31は、所定のサンプリング周波数で、複数の方向の加速度を測定し、各方向の時系列における加速度変化を示す加速度情報を生成する。加速度測定部31は、例えば、加速度センサ301により実現される。
送信部32は、生成された加速度情報を呼吸数検出装置10に送信する。なお、送信部32は、図示しないメモリに記憶された加速度情報を、所定の周期で呼吸数検出装置10に送信する。送信部32は、例えば、通信モジュール302により実現される。つまり、送信部32は、例えば、Bluetooth(登録商標)により通信接続された呼吸数検出装置10に、加速度情報を送信する。
次に、呼吸数検出装置10の機能構成について説明する。
呼吸数検出装置10は、取得部11と、複数の変換処理部12x、12y、12zと、複数の位相除去部13x、13y、13zと、ピーク検出部14と、呼吸数算出部15とを備える。呼吸数検出装置10は、さらに、提示部16を備えていてもよい。
取得部11は、ウェアラブル端末30の送信部32により送信された加速度情報を受信する。つまり、取得部11は、加速度センサ301を有するウェアラブル端末30であって、ユーザの身体に装着されるウェアラブル端末30と通信する。これにより、取得部11は、ユーザの呼吸による身体の変動が加速度センサ301により測定されることにより得られた互いに異なる複数の方向の加速度を示す加速度情報を取得する。取得部11は、例えば、制御装置101および通信IF102により実現される。
変換処理部12x、12y、12zは、取得部11により取得された加速度情報が示す複数の方向の加速度を周波数の複数のスペクトル情報に変換する変換処理を行う。変換処理部12xは、X軸方向の加速度に対して上記変換処理を行う。変換処理部12yは、Y軸方向の加速度に対して上記変換処理を行う。変換処理部12zは、Z軸方向の加速度に対して上記変換処理を行う。変換処理部12x、12y、12zは、各方向の加速度値について高速フーリエ変換(Fast Fourier Transform:FFT)処理を行うことにより、各方向の周波数領域のスペクトル情報に変換する。つまり、これにより、各方向のスペクトル情報が得られるため、3つのスペクトル情報が得られる。
変換処理部12x、12y、12zは、特に限定するものではないが、例えば、呼吸周期の1周期〜10周期分程度入る時間幅(2秒〜20秒程度)で、FFT処理を実施してもよい。なお、この時間幅は、FFT処理が繰り返し実施される場合の周期を示す。ここで、FFT処理が実施される時間幅を短くすれば、呼吸数変化への追従性が高くなるが、体動などのノイズに敏感に反応する。一方、当該時間幅を長くすれば、体動などのノイズに対する耐性は高くなるが、呼吸数変化への追従性が低くなる。そのため、FFT処理を実施する時間幅は、適宜調整して決定されることが望ましい。また、FFT処理を実施する際には、ハニング窓などの窓関数が用いられることが望ましい。
変換処理部12x、12y、12zは、例えば、制御装置101により実現される。
位相除去部13x、13y、13zは、変換処理部12x、12y、12zにより、周波数領域に変換されたスペクトル情報のから位相情報を除去し、振幅スペクトルを抽出する。位相除去部13xは、X軸方向のスペクトル情報から位相情報を除去し、振幅スペクトルに変換する。位相除去部13yは、Y軸方向のスペクトル情報から位相情報を除去し、振幅スペクトルに変換する。位相除去部13zは、Z軸方向のスペクトル情報から位相情報を除去し、振幅スペクトルに変換する。つまり、位相除去部13x、13y、13zは、各方向の周波数領域のスペクトル情報から位相情報を除去し、各方向の振幅スペクトルに変換する。これにより、各方向の振幅スペクトルが得られるため、3つの振幅スペクトルが得られる。よって、各方向の加速度に含まれる呼吸の変動成分の位相差を除去することができる。位相除去部13x、13y、13zは、例えば、制御装置101により実現される。
ピーク検出部14は、位相除去部13x、13y、13zにより位相情報が除去された3つの振幅スペクトルを加算することにより、各方向に含まれる呼吸成分を重畳し、重畳された振幅スペクトルから、振幅スペクトルのピーク値をとる周波数をピーク周波数Fpとして検出する。ピーク検出部14は、振幅スペクトルのピーク周波数Fpの検出範囲を予め設定された周波数帯域としてもよい。ピーク検出部14は、例えば、1分間の呼吸数を5〜30回とすると、0.08[Hz]〜0.5[Hz]の検出範囲でピーク周波数Fpを検出してもよい。このようにピーク周波数Fpを検出する検出範囲を設定することにより、ピーク検出部14は、検出範囲外にノイズが混入した場合の誤検出を防止できる。ピーク検出部14は、例えば、制御装置101により実現される。
呼吸数算出部15は、ピーク検出部14により検出された加速度の振幅スペクトルのピーク周波数Fp[Hz]を用いて、呼吸数Rc[bpm:Breath Per Minute]を算出する。呼吸数算出部15は、例えば、制御装置101により実現される。
提示部16は、呼吸数算出部15により算出された呼吸数を示す画像または文字情報を表示する。提示部16は、算出された呼吸数を示す音声を出力してもよい。提示部16は、例えば、制御装置101およびディスプレイ103により実現されてもよいし、制御装置101およびスピーカ104により実現されてもよい。
[1−3.動作]
以上のように構成された呼吸数検出システム1について、その動作を図7を用いて以下に説明する。つまり、呼吸数検出システム1において行われる呼吸数検出方法について説明する。
図7は、実施の形態1の呼吸数検出システム1における呼吸数検出方法の一例を示すシーケンス図である。
図4および図5のようにユーザの身体に取り付けられたウェアラブル端末30では、加速度測定部31が、ユーザの胸部の動き(変動)を3軸の加速度として測定する(S11)。
図8は、加速度測定部により測定された3軸の加速度(加速度情報)の例を示すグラフである。図8において、横軸は時間を示し、縦軸は加速度を示す。図8では、主にX軸方向の加速度およびY軸方向の加速度に呼吸による変動成分が含まれており、図8から、その周期Trは、約4秒(0.25[Hz])であることが分かる。
次に、ウェアラブル端末30では、送信部32が加速度情報を呼吸数検出装置10に送信する(S12)。
そして、呼吸数検出装置10では、取得部11がウェアラブル端末30の送信部32により送信された加速度情報を受信することにより、加速度情報が示す各方向の加速度を取得する(S21)。
次に、変換処理部12x、12y、12zは、取得した複数の方向の加速度のそれぞれを複数の方向毎に周波数領域のスペクトル情報にFFT処理を行う(S22)。具体的には、変換処理部12xは、式1aを用いてX軸方向の加速度xnをFFT処理により周波数領域のスペクトル情報Xkに変換する。また、変換処理部12yは、式1bを用いてY軸方向の加速度ynをFFT処理により周波数領域のスペクトル情報Ykに変換する。また、変換処理部12zは、式1cを用いてZ軸方向の加速度znをFFT処理により周波数領域のスペクトル情報Zkに変換する。
Figure 2017130250
式1a〜式1cにおいて、NはFFT処理をするポイント数、nはサンプルの番号、kはFFT処理のインデックスをそれぞれ示す。
次に、位相除去部13x、13y、13zは、各方向の周波数領域のスペクトル情報Xk、Yk、Zkから位相情報を除去する(S23)。具体的には、位相除去部13xは、式2aを用いてX軸方向の加速度xnが周波数領域に変換されたスペクトル情報Xkから位相情報を除去することにより、絶対値である振幅スペクトルAXkを算出する。また、位相除去部13yは、式2bを用いてY軸方向の加速度ynが周波数領域に変換されたスペクトル情報Ykから位相情報を除去することにより、絶対値である振幅スペクトルAYkを算出する。また、位相除去部13zは、式2cを用いてZ軸方向の加速度znが周波数領域に変換されたスペクトル情報Zkから位相情報を除去することにより、絶対値である振幅スペクトルAZkを算出する(S23)。
Figure 2017130250
図9は、図8で示した各方向の加速度から算出した各方向の振幅スペクトルを示すグラフである。図9において、横軸は周波数を示し、縦軸は強度を示す。図9において、実線はX軸方向の振幅スペクトルAXk、点線はY軸方向の振幅スペクトルAYk、一点差線はZ軸方向の振幅スペクトルAZkをそれぞれ示す。図9により、各方向における振幅スペクトルAXk、AYk、AZkのうち、X軸方向およびY軸方向の振幅スペクトルAXk、AYkに周波数0.25[Hz]付近の呼吸成分が多く含まれていることが分かる。
次に、ピーク検出部14は、式3に示すように、各方向の振幅スペクトルAXk、AYk、AZkを加算し、加算することにより得られた振幅スペクトルAkのピーク値をとるピーク周波数Fpを式4および式5を用いて算出する(S24)。
Figure 2017130250
Figure 2017130250
Figure 2017130250
ここで、argmax_kはAxを最大化するkを算出する関数、Fsは加速度センサ301の測定のサンプリング周波数をそれぞれ示す。
サンプリング周波数Fsは特に限定しないが、呼吸周波数の上限(数Hz)よりも十分に大きいことが望ましい。
図10は、各方向の振幅スペクトルを統合(加算)することにより得られた振幅スペクトルAkを示すグラフである。図10において、横軸は周波数を示し、縦軸は強度を示す。統合した振幅スペクトルAkは、呼吸周波数である0.25Hz付近にピーク周波数Fpが存在する。このピーク周波数Fpを算出することにより、利用者の呼吸数を精度よく検出できる。
次に、呼吸数算出部15は、検出したピーク周波数Fpおよび式6を用いて、1分当りの呼吸数Rc[bpm]を算出する(S25)。
Figure 2017130250
図10の場合、ピーク周波数Fpは、0.25[Hz]付近であるので、呼吸数Rcは約15[回/分]となる。
これにより、各加速度センサ301により測定された呼吸成分の変動を含む加速度を加算して呼吸数を算出する場合に、ユーザの姿勢等により生じる呼吸成分の位相差が存在した場合においても、位相差による影響を低減できるため安定して呼吸数を検出することができる。
比較例として、式7を用いてある時刻の複数の方向軸の加速度の合成加速度Gを計算し、その合成加速度Gから呼吸数を求めた場合を説明する。
Figure 2017130250
ここで、x、y、およびzは、それぞれ、ある時刻のX軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向の加速度を示し、Gは、x、y、およびzを合成した加速度を示す。
合成加速度Gを用いることにより、各方向に含まれる呼吸成分を統合することができる。しかしながら、ユーザの姿勢、呼吸の状態等により、各方向の加速度に含まれる呼吸の変動成分に位相差が発生する場合、合成加速度Gが呼吸成分以外の変動となる場合がある。
式7を用いて図8のX軸方向、Y軸方向、およびZ軸方向の加速度の合成加速度Gを計算した例について図11を用いて説明する。
図11は、比較例の合成加速度を示すグラフである。図11において、横軸は時間を示し、縦軸は合成加速度Gを示す。
図11に示すように、合成加速度Gは、X軸方向、Y軸方向の加速度に含まれている呼吸成分の周期Trと、周期Teとの成分が発生している。このように、式7による合成加速度Gを用いた場合は、姿勢等の影響により呼吸成分以外の偽ピークが出現する場合がある。
さらに、式7で示した合成加速度Gの振幅スペクトルについて図12を用いて検討する。
図12は、比較例の合成加速度による振幅スペクトルを示すグラフである。図12において、横軸は周波数を示し、縦軸は強度を示す。合成加速度Gの振幅スペクトルでは、ピーク周波数Fp’が0.37Hz付近に出現している。さらに、合成加速度Gの振幅スペクトルでは、本来の呼吸数波数である0.25Hz付近には明確なピークが存在しない。
そして、式6を用いると、ピーク周波数Fp’が0.37[Hz]付近であるので、呼吸数Rc’は約22[回/分]となる。このように、式7で算出した合成加速度Gを用いた場合は、ユーザの姿勢等によって、各方向における加速度の時系列のデータに位相差が生じることが影響するため、呼吸周波数を誤検出する場合がある。
[1−4.効果等]
以上のように、呼吸数検出装置10は、取得部11と、変換処理部12x、12y、12zと、位相除去部13x、13y、13zと、ピーク検出部14と、呼吸算出部15とを備える。取得部11は、ユーザの呼吸による身体の変動が加速度センサ301により測定されることにより得られた、互いに異なる複数の方向の加速度を取得する。変換処理部12x、12y、12zは、取得部11により取得された複数の方向の加速度を周波数領域の複数のスペクトル情報に変換する変換処理を行う。位相除去部13x、13y、13zは、複数のスペクトル情報から位相情報を除去し、複数の振幅スペクトルに変換する。ピーク検出部14は、複数の振幅スペクトルを加算し、加算することにより得られた振幅スペクトルから呼吸成分を示すピーク周波数Fpを検出する。呼吸数算出部15は、ピーク周波数Fpを用いて呼吸数を算出する。
これにより、各加速度センサ301により測定された呼吸成分の変動を含む加速度に、ユーザの姿勢等により生じる呼吸成分の位相差が存在した場合においても、安定して呼吸数を検出することができる。
なお、本実施の形態では、ウェアラブル端末30は、衣服20の胸部に固定しているが、これに限らず呼吸に伴う身体の変位を測定できる位置であれば良く、例えば腹部に固定するようにしてもよい。
(実施の形態2)
以下、図13〜図15を用いて、実施の形態2を説明する。
[2−1.構成]
図13は、実施の形態2に係る呼吸数検出装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図13に示すように、実施の形態2では、実施の形態1とは異なり、呼吸数検出装置10Aが呼吸数検出方法における全ての処理を行う。つまり、実施の形態2の呼吸数検出装置10Aは、実施の形態1に係る呼吸数検出装置10と比較して、さらに、加速度センサ106を備える。加速度センサ106は、加速度センサ301と同様の構成である。また、その他の構成は、実施の形態1と同様であるので同じ符号を付し、説明を省略する。
また、この場合の呼吸数検出装置10Aは、ディスプレイ103および通信IF102を備えていなくてもよい。また、呼吸数検出装置10Aは、図1に示す衣服20に固定される小型端末により実現される。
図14は、実施の形態2に係る呼吸数検出装置の機能構成の一例を示すブロック図である。
図14に示すように、実施の形態2では、実施の形態1とは異なり、取得部11Aは、加速度センサ106により実現される。つまり、取得部11Aは、ユーザの呼吸による身体の変動を、互いに異なる複数の方向の加速度で測定することにより、複数の加速度を取得する。
なお、取得部11A以外の構成は、実施の形態1と同様であるので同じ符号を付し、説明を省略する。
[2−2.動作]
図15は、実施の形態2に係る呼吸数検出装置における呼吸数検出方法の一例を示すフローチャートである。
図15に示すように、実施の形態2に係る呼吸数検出装置10Aの動作は、実施の形態1に係る呼吸数検出システム1の動作と比較して、全て呼吸数検出装置10Aで処理が完結している点が異なる。つまり、図7で説明したシーケンス図において、ステップS12およびステップS21が省略されている。
つまり、呼吸数検出装置10Aは、ステップS11を行った後に、ステップS22を行う。したがって、呼吸数検出装置10Aは、加速度の取得、変換処理(FFT処理)、位相情報の除去、ピーク周波数の検出、および、呼吸数の算出に係る処理を行う。
なお、上述の実施の形態は、本開示における技術を例示するためのものであるから、請求の範囲またはその均等の範囲において種々の変更、置換、付加、省略などを行うことができる。
なお、周波数領域への変換処理はFFT処理に限定するものではなく、DFT(離散フーリエ変換)処理、DCT(離散コサイン変換)処理、ウェーブレット変換処理などであってもよい。
以上のようにして算出した呼吸数Rcは、ネットワークを介して図示しないサーバなどに送信するようにしてもよい。あるいは、図示しない記憶部により蓄積するようにしてもよい。
本開示にかかる呼吸数検出装置、呼吸数検出方法、及び、プログラム記憶媒体は、利用者の姿勢等の状態に関わらず呼吸数を正確に検出することができるので、身体に取付けられた加速度センサの測定データから、呼吸数を検出する呼吸数検出装置、呼吸数検出方法、及び、プログラム記憶媒体等として有用である。
1 呼吸数検出システム
10、10A 呼吸数検出装置
11、11A 取得部
12x、12y、12z 変換処理部
13x、13y、13z 位相除去部
14 ピーク検出部
15 呼吸数算出部
16 提示部
20 衣服
30 ウェアラブル端末
31 加速度測定部
32 送信部
101 制御装置
102 通信IF
103 ディスプレイ
104 スピーカ
105 入力If
106、301 加速度センサ
302 通信モジュール
AXk、AYk、AZk、Ak 振幅スペクトル
Fp、Fp’ ピーク周波数

Claims (8)

  1. ユーザの呼吸による身体の変動が加速度センサにより測定されることにより得られた、互いに異なる複数の方向の加速度を取得する取得部と、
    前記取得部により取得された前記複数の方向の加速度を周波数領域の複数のスペクトル情報に変換する変換処理を行う変換処理部と、
    前記複数のスペクトル情報から位相情報を除去し、複数の振幅スペクトルに変換する位相除去部と、
    前記複数の振幅スペクトルを加算し、加算することにより得られた振幅スペクトルから呼吸成分を示すピーク周波数を検出するピーク検出部と、
    前記ピーク周波数を用いて呼吸数を算出する呼吸数算出部とを備える、
    呼吸数検出装置。
  2. 前記変換処理部は、前記複数の方向の加速度のそれぞれについて、当該方向の加速度を高速フーリエ変換処理により前記複数のスペクトル情報に変換する、
    請求項1に記載の呼吸数検出装置。
  3. 前記変換処理部は、呼吸周期の1周期から10周期分の時間幅で、前記変換処理を行う、
    請求項1または2に記載の呼吸数検出装置。
  4. 前記ピーク検出部は、0.08Hz〜0.5Hzの検出範囲で前記ピーク周波数を検出する、
    請求項1に記載の呼吸数検出装置。
  5. 前記取得部は、前記加速度センサを有する端末であって、前記ユーザの身体に装着される端末と通信することにより、前記端末から前記複数の方向の加速度を取得し、
    前記呼吸数検出装置は、前記端末と構造が分離されている、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の呼吸数検出装置。
  6. 前記取得部は、前記加速度センサからなり、
    前記呼吸数検出装置は、前記加速度の取得、前記変換処理、前記位相情報の除去、前記ピーク周波数の検出、および、前記呼吸数の算出にかかる処理を行う、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の呼吸数検出装置。
  7. ユーザの呼吸による身体の変動が加速度センサにより測定されることにより得られた、互いに異なる複数の方向の加速度を取得するステップと、
    取得した前記複数の方向の加速度を周波数領域の複数のスペクトル情報に変換するステップと、
    前記複数のスペクトル情報から位相情報を除去し、複数の振幅スペクトルに変換するステップと、
    前記複数の振幅スペクトルを加算し、加算することにより得られた振幅スペクトルから呼吸成分を示すピーク周波数を検出するステップと、
    前記ピーク周波数を用いて呼吸数を算出するステップとを含む、
    呼吸数検出方法。
  8. ユーザの呼吸による身体の変動が加速度センサにより測定されることにより得られた、互いに異なる複数の方向の加速度を取得するステップと、
    取得した前記複数の方向の加速度を周波数領域の複数のスペクトル情報に変換するステップと、
    前記複数のスペクトル情報から位相情報を除去し、複数の振幅スペクトルに変換するステップと、
    前記複数の振幅スペクトルを加算し、加算することにより得られた振幅スペクトルから呼吸成分を示すピーク周波数を検出するステップと、
    前記ピーク周波数を用いて呼吸数を算出するステップとを含む呼吸数検出方法をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録した、
    プログラム記憶媒体。
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