JPWO2017119286A1 - パワー半導体モジュール - Google Patents

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Abstract

信頼性の高いパワー半導体モジュールを提供することにある。
本発明に係るパワー半導体モジュールは、パワー半導体素子と、前記パワー半導体素子と電気的に接続される導体板と、前記パワー半導体素子及び前記導体板を封止する封止樹脂と、を有する回路体と、絶縁部材を挟んで前記回路体と向き合う放熱部材と、を備え、前記導体板は、当該導体板の一部が前記封止樹脂から露出して前記絶縁部材と接触する接触部を有し、前記放熱部材は、前記接触部の外縁と対向する部分が他の部分よりも薄くなる薄肉部を有する。

Description

本発明は、パワー半導体モジュールに関し、特に車両駆動用のモータを制御する電力変換装置に用いられるパワー半導体モジュールに関する。
近年、環境への負荷低減のため、ハイブリッド自動車や電気自動車の普及が急務である。ハイブリッド自動車や電気自動車においては搭載される部品の小型化や低コスト化が重要視され、電力変換装置も、小型化や低コスト化が求められている。
その結果、発熱密度が高くなるため、電力変換装置を構成する電子部品の中で発熱量が大きいパワー半導体モジュールにおいても、冷却性能を向上させる必要がある。パワー半導体モジュールの冷却方式としては、例えば、両面直接冷却方式が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のパワー半導体モジュールは、パワー半導体チップの表裏両面を導電板に半田付けし、導体板を露出した状態で樹脂により封止される。この封止体が第1および第2の放熱部材を有する金属製ケースに収納され、第1および第2の放熱部材のそれぞれと導体板との間は熱伝導性の絶縁接着剤(絶縁部材)により接着されている。
特開2012−257369号公報
このようなパワー半導体モジュールにおいては、導通動作時にパワー半導体チップで発生する熱を、放熱部材を介して外部へ逃がす必要がある。そのため、発熱部と放熱部材の結合部分には発熱部から放熱部材への熱伝達を良好に行うため、熱伝導性の絶縁性樹脂を介在させ、熱圧着させている。この絶縁性樹脂による結合部に離間が生じると放熱性が悪化することが懸念される。
今後パワー半導体モジュールがさらに小型化し、パワー密度が向上した場合、熱サイクルが負荷される使用環境下で、絶縁性樹脂に発生する応力は高くなることが懸念され、その場合発熱部と放熱部材の結合部分で離間することが懸念される。
そこで、本発明の目的は、熱サイクルが負荷される使用環境下でも、絶縁性樹脂に高い応力を発生させることなく、放熱部が導体板から離間するのを抑制し、信頼性の高いパワー半導体モジュールを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るパワー半導体モジュールは、パワー半導体素子と、前記パワー半導体素子と電気的に接続される導体板と、前記パワー半導体素子及び前記導体板を封止する封止樹脂と、を有する回路体と、絶縁部材を挟んで前記回路体と向き合う放熱部材と、を備え、前記導体板は、当該導体板の一部が前記封止樹脂から露出して前記絶縁部材と接触する接触部を有し、前記放熱部材は、前記接触部の外縁と対向する部分が他の部分よりも薄くなる薄肉部を有する。
本発明によれば、パワー半導体素子が繰り返し発熱した場合の絶縁部材に発生する応力を低減することができ、パワー半導体モジュールの電極板と絶縁部材との離間を抑制することができるため、パワー半導体モジュールの放熱性能が向上し,信頼性の高い電力変換装置が実現できる。
本実施形態の電力変換装置200の一実施の形態としての外観斜視図である。 図1に図示された電力変換装置200の分解斜視図である。 本実施形態のパワー半導体モジュール100の一実施の形態としての外観平面図である。 図3に図示されたパワー半導体モジュール100のA−A´線縦断面図である。 金属製ケース40の断面図である。 回路体30の断面図である。 図6に図示された回路体30の外観平面図である。 本発明の実施形態2を示すパワー半導体モジュールの断面図である。 本実施形態の効果を示す図である。 従来構造の絶縁部材界面応力の分布を説明する図である 放熱部材41表面の凹み部45の幅寸法を説明する図である。
(実施形態1)
[電力変換装置200]
以下、図を参照して、本実施形態に係る電力変換装置200の一実施の形態を説明する。
図1は、本実施形態の電力変換装置200の一実施の形態としての外観斜視図である。図2は、図1に図示された電力変換装置200の分解斜視図である。
電力変換装置200は、電気自動車やハイブリッド自動車の電源装置として用いられる。図示はしないが、電力変換装置200は、モータジェネレータに接続されたインバータ回路を内蔵し、また、外部のバッテリに接続された昇圧回路および全体を制御する制御回路を備えている。
電力変換装置200は、アルミニウム、アルミニウム合金等のアルミニウム系金属により形成された筐体201および筐体201に締結部材(不図示)により締結される底蓋202を有する。筐体201と底蓋202とは、一体成型により形成することもできる。筐体201の上部には、不図示の上蓋が締結部材により締結され、密閉状の容器が形成される。
筐体201の内部には、冷却流路を形成するための周壁211が形成され、周壁211と底蓋202とにより冷却用室210が形成されている。
冷却用室210内には、複数(図2では4つ)の側壁221を有する支持部材220および各側壁221間に配置される複数(図2では3つ)のパワー半導体モジュール100が収納される。パワー半導体モジュール100の詳細は後述する。
筐体201の一側部には、一対の貫通孔が設けられ、貫通孔の一方には、入口用配管203aが設けられ、貫通孔の他方には、出口用配管203bが設けられている。冷却水などの冷却媒体は、入口用配管203aから冷却用室210内に流入し、支持部材220の側壁221と各パワー半導体モジュール100との間の冷却路を流通して出口用配管203bから流出する。出口用配管203bから流出した冷却媒体は、不図示のラジエータ等の冷却装置によって冷却されて、再び、入口用配管203aから冷却用室210内に流入するように循環する。
冷却用室210は、シール部材231を介在して、カバー部材240により密封される。カバー部材240は、パワー半導体モジュール100に内蔵されたパワー半導体素子の直流正極端子35aが挿通される開口部241を有する。カバー部材240の周縁部は冷却用室210を形成する周壁211の上部に、不図示の締結部材により固定される。
筐体201の冷却用室210の外側領域には、インバータ回路に供給される直流電力を平滑化するための複数のコンデンサ素子251を備えるコンデンサモジュール250が収納される。
コンデンサモジュール250とパワー半導体モジュール100の上部に、直流側バスバーアセンブリ261が配置される。直流側バスバーアセンブリ261は、コンデンサモジュール250とパワー半導体モジュール100の間に直流電力を伝達する。
直流側バスバーアセンブリ261およびカバー部材240の上方には、インバータ回路を制御するドライバ回路部を含む制御回路基板アセンブリ262が配置されている。
交流側バスバーアセンブリ263は、パワー半導体モジュール100と接続され、交流電力を伝達する。また、交流側バスバーアセンブリ263は、電流センサを有する。
[パワー半導体モジュール100]
図3ないし図4を参照してパワー半導体モジュール100について説明する。
図3は、本実施形態のパワー半導体モジュール100の一実施の形態としての外観平面図である。図4は、図3に図示されたパワー半導体モジュール100のA−A´線縦断面図である。
図3及び図4に示されるように、パワー半導体モジュール100は、金属製ケース40を有し、この金属製ケース40内に、回路体30が収納されている。
図5は、金属製ケース40の断面図である。図5に示される金属製ケース40内に、図6に示されるパワー半導体モジュールが収納されており、回路体30と一対の放熱部材41との間には、図4に図示されるように、熱伝導性の絶縁層51が介装されている。絶縁層51は、回路体30から発生する熱を放熱部材41に熱伝導するものであり、熱伝導率が高く、かつ、絶縁耐圧が大きい材料で形成されている。例えば、絶縁層51は、酸化アルミニウム(アルミナ)、窒化アルミニウム等の薄膜、あるいは、これらの微粉末を含有する絶縁シートまたは接着剤を用いることができる。
後述するが、図6及び図7に示されるように、回路体30の表裏両面には、パワー半導体素子31を例えば半田付けなどで接合される導体板33、34が表出しており、絶縁層51は、導体板33及び34と放熱部材41とを熱伝導可能に結合している。
また、金属製ケース40と絶縁層51は、回路体30との隙間は第2封止樹脂49により、埋められている。
金属製ケース40は、複数の放熱フィン42を有する一対の放熱部材41と枠体43とから構成されている。放熱部材41の表面には、図3及び図4に示されるように、凹み部44が形成されている。この凹み部44は、図4に示すように、放熱部材41であって、第1封止樹脂6から一部露出している導体板33及び34の外周端部と対向する部分の放熱部材に設けられている。
一対の放熱部材41は、それぞれの側壁部43において接合されている。接合としては、例えば、FSW(摩擦攪拌接合)、レーザ溶接、ろう付等を適用することができる。回路体30を収納する部材として、このような形状の金属製のケースを用いることで、パワー半導体モジュール100を水や油、有機物などの冷媒が流れる流路内に挿入しても、冷却媒体がパワー半導体モジュール100の内部に侵入するのを簡易な構成で防ぐことができる。本実施形態においては、放熱部材41と枠体43が別部材のばあいについて示したが、放熱部材41と枠体43は同一部材であってもよく、一体化されていてもよい。
図5に示されるように、金属製ケース40は、例えば一面に挿通口17を、他面に底部を有する扁平状の筒型形状をした冷却器である。金属製ケース40は、電気伝導性を有する部材、例えばCu、Cu合金、Cu−C、Cu−CuOなどの複合材、あるいはAl、Al合金、AlSiC、Al−Cなどの複合材などから形成されている。
図5および図6では、フィン外周部に薄肉部45が設けられた場合について示した。凹み部44はこの薄肉部45の内側に設けられている。
金属製ケース40の挿入口17側にはフランジ部11を有し、図2に示した冷却用室210内に収納する際のシール部として使用することが可能である。ただし、フランジ部11はなくてもよい。
[回路体30]
図6及び図7に示されるように、パワー半導体素子31aないし31dの各電極はそれぞれの電極面に対向して配置される導体板33と導体板34や導体板35と導体板36によって挟まれた構造をしている。このパワー半導体素子31aないし31dと導体板33ないし36とは接合材32によって接合されている。回路体30は、これらを第1封止樹脂6で封止されたものである。第1封止樹脂6は、回路体30の表面側において、導体板33の面33aと導体板34の面34aと導体板35の面35aと導体板36の面36aを露出して、導体板33ないし36の周囲全体を被覆している。第1封止樹脂6の表面は、面33aないし面36dと面一となっている。
導体板33ないし36は、例えば、銅、銅合金、あるいはアルミニウム、アルミニウム合金などにより形成されている。本実施形態は、パワー半導体素子31aないし31dはIGBTであるが、MOSFET等の他の構成であってもよい。
図6および7では省略しているが、実際には、導体板33、34には、必要に応じて、リード接続されているか、リードが一体に形成されている。また導体板36の温度、すなわち、パワー半導体素子31の温度を検出するための温度センサを備えていてもよい。
[効果]
図3及び図4に示されるように、本実施形態におけるパワー半導体モジュール100においては、金属製ケース40を構成する放熱部材41の表面には、凹み部44が形成されている。この凹み部44は、図4に示すように、第1封止樹脂6から一部露出している導体板33と34の外周端部33bと34bと対向する部分の放熱部材に設けられている。
パワー半導体素子31が繰り返し発熱時には、その熱は導体板33ないし36および、絶縁部材51を介して放熱部材41に熱伝導し、外部に放熱される。この時、この熱により各部材の温度は上昇し伸び変形が生じるが、導体板33ないし36と放熱部材41の変形量の差により絶縁部材51に応力発生し、絶縁部材51のはく離の原因になる。有限要素シミュレーションの結果、図10に示すように、絶縁部材51の応力は、外周端部34bが最大となり、端部から離れるに従い減少することを明らかにした。
そこで、放熱部材41において、導体板33と導体板34の外周端部33bと外周端部34bと対向する部分であって、絶縁部材51と接着している面とは反対側の面に、剛性を減少させるための、凹み部45を設けることにより、局所的に放熱部材に薄肉部を設け、その部分の剛性を低下させている。
図9に示すように、本実施形態による構造では、凹み部45は薄肉に形成され、変形しやすくなるため、導体板の変形に追従しやすくなり、絶縁部材51の応力が最大となる外周端部34bにおいて、チップ発熱時の導体板と放熱部材51との変形量の差による絶縁部材の応力を低減することができる。
図10に示されるように、少なくとも凹み部45がない場合の絶縁部材51の応力は、外周端部34bからの距離が離れるに従い減少するが、0.5mm離れるとほぼ飽和していることが分かる。そこで図11に示されるように、凹み部45の幅(図11中45a)の寸法は、少なくとも0.5mm以上とすることにより、高い応力低減効果が得られる。
また、凹み部45(薄肉部)は、導体板34の変形に追従させやすくすることが目的であるので、凹み部45の厚み45Cは、導体板34の厚み34Cよりも小さくすることが好ましい。
また、凹み部4545は外周端部34bよりも導体板34の中央部側にある方が導体板34の変形に追従しやすくなるので、凹み部45の幅方向の中心45bの位置は外周端部34bと同じか、導体板34側にある方がより高い効果が得られる。
これにより、パワー半導体モジュール100の導体板33ないし36と絶縁部材51との離間を抑制することができるため、パワー半導体モジュール100の放熱性能の低下を抑制し,信頼性の高い電力変換装置が実現できる。
(実施形態2)
上述した実施の形態では、両面冷却のパワー半導体モジュールの例を示したが、図8に示すような片面冷却のパワー半導体モジュールにも適用することが可能である。図8は、図3および図4に示すパワー半導体モジュールの変形例を示す。
パワー半導体素子31の各電極は導体板35に接合材32によって接合されている。これらを第1封止樹脂6で封止されている。第1封止樹脂6は、導体板35の表面35aを露出している。導体板35は、例えば、銅、銅合金、あるいはアルミニウム、アルミニウム合金などにより形成されている。
導体板35と放熱部材46とは絶縁層52を介して、熱伝導可能に結合している。
金放熱部材46の表面、つまり絶縁部材52と結合している面とは反対の面には、凹み部47が形成されている。この凹み部47は、第1封止樹脂6から露出している導体板35の外周端部35bと対向する部分の放熱部材46に設けられている。これにより、実施形態1と同様の効果が得られる。
上述した実施の形態では、放熱部材41の放熱フィン42の形状をピンフィンとしたが、他の形状、例えばストレートフィンやコルゲートフィンであっても良い。
また、上述した実施の形態では、電気自動車やハイブリッド自動車に搭載される車載用の電力変換装置を例に説明したが、パワー半導体モジュールを冷却媒体中に浸す冷却構造の電力変換装置であれば、本発明を同様に適用することができる。
その他、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨の範囲内で、種々変形して適用することが可能である。
6…第1封止樹脂、11…シール部、17…挿通口、30…回路体、31…パワー半導体素子、32…接合材、33…導体板、33a…面、33b…外周端部、34…導体板、34a…面、34b…外周端部、35…導体板、35b…外周端部、40…金属製ケース、41…放熱部材、42…放熱フィン、43…枠体、44…凹み部、49…第2封止樹脂、51…絶縁層、100…パワー半導体モジュール、121…上下アーム直列回路、200…電力変換装置、201…筐体、202…底蓋、203a…入口用配管、203b…出口用配管、210…冷却用室、211…周壁、221…側壁、220…支持部材、231…シール部材、240…カバー部材、250…コンデンサモジュール、251…コンデンサ素子、261…直流側バスバーアセンブリ、262…制御回路基板アセンブリ、263…交流側バスバーアセンブリ

Claims (4)

  1. パワー半導体素子と、前記パワー半導体素子と電気的に接続される導体板と、前記パワー半導体素子及び前記導体板を封止する封止樹脂と、を有する回路体と、
    絶縁部材を挟んで前記回路体と向き合う放熱部材と、を備え、
    前記導体板は、当該導体板の一部が前記封止樹脂から露出して前記絶縁部材と接触する接触部を有し、
    前記放熱部材は、前記接触部の外縁と対向する部分が他の部分よりも薄くなる薄肉部を有するパワー半導体モジュール。
  2. 請求項1に記載されたパワー半導体モジュールであって、
    前記絶縁部材は、前記薄肉部と前記放熱部材に接合されるパワー半導体モジュール。
  3. 請求項1または2に記載のパワー半導体モジュールであって、
    前記薄肉部の幅方向の中心が、前記導体板において前記接触部の外縁より内側に位置するパワー半導体モジュール。
  4. 請求項1または2に記載のパワー半導体モジュールであって、
    前記導体板は、前記パワー半導体素子を挟んで互いに対向して配置される第1の導体板及び第2の導体板により構成され、
    前記第1の導体板及び前記第2の導体板は、前記パワー半導体素子が配置された側とは反対側の面に放熱面を有するパワー半導体モジュール。
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