JPWO2017051620A1 - 保守支援装置、及び、保守支援方法 - Google Patents
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Abstract
Description
作業者によるプラントの保守を支援する保守支援装置であって、
保守対象機器の作動状態を判定する判定部と、
前記判定部による判定結果と各判定結果を複数の対策候補と対応付けた対応表とに基づいて、当該保守対象機器の異常に対する複数の前記対策候補を選択する対策選択部と、
前記対策選択部で前記対策候補が選択されたとき、当該保守対象機器についての警告と複数の前記対策候補とを前記作業者の端末に送信し、且つ、前記端末から送信される、複数の前記対策候補のうちいずれの前記対策候補に関する保守作業が実行されたかを含む保守作業データを受信可能である通信部と、
受信した前記保守作業データを前記保守作業後の当該保守対象機器の作動状態と対応付けて蓄積して保存する記憶部と、
蓄積された前記保守作業データとこれに対応する前記保守作業後の前記保守対象機器の作動状態とに基づいて、複数の前記対策候補ごとにその対策候補に関する保守作業の有効度を分析し、分析した前記有効度に基づいて前記対応表を補正する保守作業分析部と、を備える。
作業者によるプラントの保守を支援する保守支援装置であって、
保守対象機器の作動状態を判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に基づいて当該保守対象機器の異常に対する複数の対策候補を選択する対策選択部と、
前記対策選択部で前記対策候補が選択されたとき、当該保守対象機器についての警告と複数の前記対策候補とを前記作業者の端末に送信し、且つ、前記端末から送信される、複数の前記対策候補のうちいずれの前記対策候補に関する保守作業が実行されたかを含む保守作業データを受信可能である通信部と、
受信した前記保守作業データを前記保守作業後の当該保守対象機器の作動状態と対応付けて蓄積して保存する記憶部と、
蓄積された前記保守作業データとこれに対応する前記保守作業後の前記保守対象機器の作動状態とに基づいて、複数の前記対策候補ごとにその対策候補に関する保守作業の有効度を分析する保守作業分析部と、を備え
前記通信部は、分析された前記有効度を、前記警告及び複数の前記対策候補とともに前記端末に送信する。
作業者によるプラントの保守を支援する保守支援方法であって、
保守対象機器の作動状態を判定し、
前記判定部による判定結果と当該判定結果に対応する当該保守対象機器に対する複数の対策候補とを対応付けた対応表と前記判定部による判定結果とに基づいて、当該保守対象機器の異常に対する複数の前記対策候補を選択し、
前記対策選択部で前記対策候補が選択されたとき、当該保守対象機器についての警告と複数の前記対策候補とを前記作業者の端末に送信し、
前記端末から送信される、複数の前記対策候補のうちいずれの前記対策候補に関する保守作業が実行されたかを含む保守作業データを受信し、
受信した前記保守作業データを前記保守作業後の当該保守対象機器の作動状態と対応付けて蓄積して保存し、
蓄積された前記保守作業データとこれに対応する前記保守作業後の前記保守対象機器の作動状態とに基づいて、複数の前記対策候補ごとにその対策候補に関する保守作業の有効度を分析し、分析した前記有効度に基づいて前記対応表を補正する。
作業者によるプラントの保守を支援する保守支援方法であって、
保守対象機器の作動状態を判定し、
その判定結果に基づいて当該保守対象機器の異常に対する複数の対策候補を選択し、
前記対策候補が選択されたとき、当該保守対象機器についての警告と複数の前記対策候補とを前記作業者の端末に送信し、
前記端末から送信される、複数の前記対策候補のうちいずれの前記対策候補に関する保守作業が実行されたかを含む保守作業データを受信し、
受信した前記保守作業データを前記保守作業後の当該保守対象機器の作動状態と対応付けて蓄積して保存し、
蓄積された前記保守作業データとこれに対応する前記保守作業後の前記保守対象機器の作動状態とに基づいて、複数の前記対策候補ごとにその対策候補に関する保守作業の有効度を分析する方法において、
分析された前記有効度を、前記警告及び複数の前記対策候補とともに前記端末に送信する。
保守作業分析部27は、管理者から、ネットワーク50や保守支援装置20の入力部を介して要求があったとき、又は、定期的に、蓄積された保守作業データに基づいて、判定部24における判定結果に応じて選択される各対策候補の有効度を分析し、その有効度を警告及び対策選択部25により選択された対策候補とともに作業者用端末30に送信する。又は、有効度に基づいて、対策候補を選択するための上記した蒸気トラップ11の設置条件と不良の種類との組み合わせとこれに対応する対策候補とを対応付けた対応表を修正し、対策選択部25により選択される対策候補が有効度を反映したものにする。本実施形態では、保守作業分析部27は、蓄積された保守作業データの統計分析を行い、対策候補に関する保守作業の有効度を把握するための有効度情報を生成する。
本実施形態に係る保守支援装置20は、保守支援装置20の管理者からの要求に応じて、このように蓄積された保守作業データに基づき、作業者ごとに、プラント10の保守管理における習熟の度合いである習熟度を分析して、その習熟度に応じた教育支援を行うための方策を立案する。これにより、各作業者40に適した教育支援を行うことが可能となる。
最後に、本開示に係る保守支援装置及び保守支援方法のその他の実施形態について説明する。なお、以下のそれぞれの実施形態で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することも可能である。
11 蒸気トラップ(保守対象機器)
20 保守支援装置
21 通信部
22 記憶部
24 判定部
25 対策選択部
27 保守作業分析部
30 作業者用端末(端末)
40 作業者
作業者によるプラントの保守を支援する保守支援装置であって、
保守対象機器の作動状態を判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に基づいて当該保守対象機器の異常に対する複数の対策候補を選択する対策選択部と、
前記対策選択部で前記対策候補が選択されたとき、当該保守対象機器についての警告と複数の前記対策候補とを前記作業者の端末に送信し、且つ、前記端末から送信される、複数の前記対策候補のうちいずれの前記対策候補に関する保守作業が実行されたかを含む保守作業データを受信可能である通信部と、
受信した前記保守作業データを前記保守作業後の当該保守対象機器の作動状態と対応付けて蓄積して保存する記憶部と、
蓄積された前記保守作業データとこれに対応する前記保守作業後の前記保守対象機器の作動状態とに基づいて、前記保守対象機器ごとに、複数の前記対策候補のそれぞれについて、その対策候補に関する保守作業の有効度を分析する保守作業分析部と、を備え
前記保守作業分析部は、前記有効度の分析において、前記対策候補ごとに、当該対策候補に関する保守作業が有効であった割合である有効率と当該対策候補に関する保守作業が実行される間隔とを分析し、
前記通信部は、分析された前記有効度としての前記有効率及び前記間隔を、前記警告及び複数の前記対策候補とともに前記端末に送信する。
1つの態様として、前記対策選択部は、前記判定結果と前記判定結果を複数の対策候補と対応付けた対応表に基づいて、前記対策候補を複数選択し、前記保守作業分析部は、分析した前記有効度に基づいて前記対応表を補正すると好適である。
作業者によるプラントの保守を支援する保守支援方法であって、
保守対象機器の作動状態を判定し、
その判定結果に基づいて当該保守対象機器の異常に対する複数の対策候補を選択し、
前記対策候補が選択されたとき、当該保守対象機器についての警告と複数の前記対策候補とを前記作業者の端末に送信し、
前記端末から送信される、複数の前記対策候補のうちいずれの前記対策候補に関する保守作業が実行されたかを含む保守作業データを受信し、
受信した前記保守作業データを前記保守作業後の当該保守対象機器の作動状態と対応付けて蓄積して保存し、
蓄積された前記保守作業データとこれに対応する前記保守作業後の前記保守対象機器の作動状態とに基づいて、前記保守対象機器ごとに、複数の前記対策候補のそれぞれについて、その対策候補に関する保守作業の有効度を分析する方法において、
前記有効度の分析において、前記対策候補ごとに、当該対策候補に関する保守作業が有効であった割合である有効率と当該対策候補に関する保守作業が実行される間隔とを分析し、
分析された前記有効度としての前記有効率及び前記間隔を、前記警告及び複数の前記対策候補とともに前記端末に送信する。
Claims (8)
- 作業者によるプラントの保守を支援する保守支援装置であって、
保守対象機器の作動状態を判定する判定部と、
前記判定部による判定結果と各判定結果を複数の対策候補と対応付けた対応表とに基づいて、当該保守対象機器の異常に対する複数の前記対策候補を選択する対策選択部と、
前記対策選択部で前記対策候補が選択されたとき、当該保守対象機器についての警告と複数の前記対策候補とを前記作業者の端末に送信し、且つ、前記端末から送信される、複数の前記対策候補のうちいずれの前記対策候補に関する保守作業が実行されたかを含む保守作業データを受信可能である通信部と、
受信した前記保守作業データを前記保守作業後の当該保守対象機器の作動状態と対応付けて蓄積して保存する記憶部と、
蓄積された前記保守作業データとこれに対応する前記保守作業後の前記保守対象機器の作動状態とに基づいて、複数の前記対策候補ごとにその対策候補に関する保守作業の有効度を分析し、分析した前記有効度に基づいて前記対応表を補正する保守作業分析部と、を備える保守支援装置。 - 作業者によるプラントの保守を支援する保守支援装置であって、
保守対象機器の作動状態を判定する判定部と、
前記判定部による判定結果に基づいて当該保守対象機器の異常に対する複数の対策候補を選択する対策選択部と、
前記対策選択部で前記対策候補が選択されたとき、当該保守対象機器についての警告と複数の前記対策候補とを前記作業者の端末に送信し、且つ、前記端末から送信される、複数の前記対策候補のうちいずれの前記対策候補に関する保守作業が実行されたかを含む保守作業データを受信可能である通信部と、
受信した前記保守作業データを前記保守作業後の当該保守対象機器の作動状態と対応付けて蓄積して保存する記憶部と、
蓄積された前記保守作業データとこれに対応する前記保守作業後の前記保守対象機器の作動状態とに基づいて、複数の前記対策候補ごとにその対策候補に関する保守作業の有効度を分析する保守作業分析部と、を備え
前記通信部は、分析された前記有効度を、前記警告及び複数の前記対策候補とともに前記端末に送信する保守支援装置。 - 前記対策選択部は、前記判定結果と前記判定結果を複数の対策候補と対応付けた対応表に基づいて、前記対策候補を複数選択し、
前記保守作業分析部は、分析した前記有効度に基づいて前記対応表を補正する請求項2に記載の保守支援装置。 - 前記対応表は、前記判定結果と当該判定結果に対する複数の対策候補とが、さらに、前記保守対象機器の設置条件と対応付けられたものである請求項1又は3に記載の保守支援装置。
- 前記保守作業分析部は、前記有効度の分析において、前記対策候補ごとに、当該対策候補に関する保守作業の有効率を分析する請求項1〜4のいずれか一項に記載の保守支援装置。
- 前記保守作業分析部は、前記有効度の分析において、前記対策候補ごとに、当該対策候補に関する保守作業が実行された間隔を分析する請求項1〜5のいずれか一項に記載の保守支援装置。
- 作業者によるプラントの保守を支援する保守支援方法であって、
保守対象機器の作動状態を判定し、
その判定結果と各判定結果を複数の対策候補と対応付けた対応表とに基づいて、当該保守対象機器の異常に対する複数の前記対策候補を選択し、
前記対策候補が選択されたとき、当該保守対象機器についての警告と複数の前記対策候補とを前記作業者の端末に送信し、
前記端末から送信される、複数の前記対策候補のうちいずれの前記対策候補に関する保守作業が実行されたかを含む保守作業データを受信し、
受信した前記保守作業データを前記保守作業後の当該保守対象機器の作動状態と対応付けて蓄積して保存し、
蓄積された前記保守作業データとこれに対応する前記保守作業後の前記保守対象機器の作動状態とに基づいて、複数の前記対策候補ごとにその対策候補に関する保守作業の有効度を分析し、分析した前記有効度に基づいて前記対応表を補正する保守支援方法。 - 作業者によるプラントの保守を支援する保守支援方法であって、
保守対象機器の作動状態を判定し、
その判定結果に基づいて当該保守対象機器の異常に対する複数の対策候補を選択し、
前記対策候補が選択されたとき、当該保守対象機器についての警告と複数の前記対策候補とを前記作業者の端末に送信し、
前記端末から送信される、複数の前記対策候補のうちいずれの前記対策候補に関する保守作業が実行されたかを含む保守作業データを受信し、
受信した前記保守作業データを前記保守作業後の当該保守対象機器の作動状態と対応付けて蓄積して保存し、
蓄積された前記保守作業データとこれに対応する前記保守作業後の前記保守対象機器の作動状態とに基づいて、複数の前記対策候補ごとにその対策候補に関する保守作業の有効度を分析する方法において、
分析された前記有効度を、前記警告及び複数の前記対策候補とともに前記端末に送信する保守支援方法。
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