JPWO2017038384A1 - 歪みセンサ素子の製造方法及び歪みセンサ素子 - Google Patents
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Abstract
Description
図1及び図2に示す本発明の第一実施形態の歪みセンサ素子は、帯状に形成され、長手方向に引き揃えられる複数のCNT繊維を含むCNT膜11と、このCNT膜11の表裏に被覆される樹脂層12,13と、このCNT膜11及び樹脂層12,13からなる樹脂層被覆体の表側の前記CNT繊維引き揃え方向両端部領域に積層され、CNT膜11と電気的に接続される一対の電極14と、表側の樹脂層12と電極14との間に部分的に存在するレーザー吸収材料層15とを備える。なお、「表」とは、一対の電極14の配設面側をいい、「裏」とは、その逆側をいい、必ずしも当該歪センサ素子の使用状態における表裏を意味するものではない。
CNT膜11は、一方向に引き揃えられる複数のCNT繊維から形成される層からなり、表裏層に後述の樹脂層となる絶縁性エラストマーを主成分とする材料(以下、単に「絶縁性エラストマー」ということがある)が積層され、またCNT膜11の表裏層に(少なくともCNT膜11の表層側から)絶縁性エラストマーが含浸することによりCNT繊維と絶縁性エラストマーが複合化されて膜状に形成されている。CNT膜11は、前記絶縁性エラストマーの弾性力によって弾性を有し、少なくとも長手方向に伸縮可能である。このCNT膜11は、少なくとも長手方向に伸長することによってCNT繊維同士が離間して電気抵抗が増大し、弾性力により収縮することで、CNT繊維同士が再度接触して電気抵抗が減少する。なお、CNT膜11は、CNT繊維間の接触率を抑制して電気抵抗を調整するために、例えば合成樹脂等からなる絶縁性の繊維を含んでもよい。
CNT膜11を構成するCNT繊維は、それぞれ複数のCNT単繊維から形成することができる。ここで、CNT単繊維とは、1本の長尺のカーボンナノチューブをいう。また、CNT繊維は、CNT単繊維の端部同士が連結する連結部を有する。CNT単繊維同士は、これらのCNT単繊維の長手方向に連結している。このように、CNT膜11において、CNT単繊維同士がその長手方向に連結することでCNT繊維の配向長さの大きいCNT膜11を形成することができ、当該歪みセンサの長手方向の長さを大きくして感度を向上することができる。
一対の樹脂層12,13は、絶縁性エラストマーからなり、CNT膜11の両面(前述の表裏層)にそれぞれ積層される。樹脂層12,13は上述の絶縁性エラストマーからなり、CNT膜11の両面を覆い、CNT膜11を保護する。
CNT膜11の少なくとも表層に含浸する前記絶縁性エラストマーとしては、熱可塑性エラストマーを用いてもよい。熱可塑性エラストマーは、各種合成樹脂を含有することができる。
接続穴16の平均径の下限としては、0.5mmが好ましく、0.7mmがより好ましい。一方、接続穴16の平均径の上限としては、2.0mmが好ましく、1.5mmがより好ましい。接続穴16の平均径が前記下限に満たない場合、電極14のCNT膜11への接続が不確実となるおそれがある。逆に、接続穴16の平均径が前記上限を超える場合、接続穴16の形成時にCNT膜11が損傷し易くなるおそれがある。
一対の電極14は、接続穴16に充填される導電性材料から形成される。この導電性材料は、接続穴16及びその周囲の樹脂層12及びレーザー吸収材料層15の表面に積層されることによって、表面積を大きくし、電気的な接続を容易にするとよい。
接続穴16に充填される導電性材料としては、例えば導電性ペースト、導電性塗料等を用いることができる。つまり、電極14は、導電性ペースト又は導電性塗料の塗布及び硬化により形成することができる。この導電性ペースト及び導電性塗料としては、例えば銀、銅等からなる導電性微粒子を含む市販のものを用いることができる。
レーザー吸収材料層15は、接続穴16の周囲の樹脂層12の表面と電極14との間に介在する。レーザー吸収材料層15は、接続穴16の近傍のみに配置されてもよく、接続穴16の内側を除く電極14の積層領域略全体に配設されてもよい。
レーザー吸収材料層15を形成するレーザー吸収材は、レーザー吸収率が比較的大きい材質からなる微粒子と、そのバインダーとを含むことができる。
当該歪みセンサ素子は、図3に示すように、CNT膜11を樹脂層12,13で被覆した樹脂層被覆体の両端部領域の表面にレーザー吸収材料を塗布する工程<ステップS1:レーザー吸収材料塗布工程>と、樹脂層被覆体の両端部領域の表面の少なくとも一部にレーザーを照射する工程<ステップS2:レーザー照射工程>と、前記レーザー照射工程で樹脂層12に形成される穴に導電性材料を充填する工程<ステップS3:導電性材料充填工程>と、樹脂層被覆体から歪みセンサ素子を切り出す工程<ステップS4:切り出し工程>とを備える方法によって製造することができる。
ステップS1のレーザー吸収材料塗布工程では、大判のCNT膜11及び一対の樹脂層12,13の積層体の当該歪みセンサ素子として使用する複数の部分における両端部領域の表面にレーザー吸収材料の塗膜を形成する。つまり、当該歪みセンサの製造方法は、一度に複数の歪みセンサを製造する。
レーザー吸収材料の塗布は、レーザー吸収率が比較的大きい微粒子を溶媒中に分散したレーザー吸収材料分散インクを用いて行うことができる。このレーザー吸収材料分散インクとしては、例えば、微粒子を分散させるための分散剤、溶媒が揮発した後に微粒子を保持するバインダー、塗工性を向上する界面活性剤等の任意の添加剤を含むものを用いることができる。
ステップS2のレーザー照射工程では、前記塗布工程で得られる塗膜の少なくとも一部にレーザーを照射する。これにより、レーザー吸収材料がレーザーを吸収して発熱し、樹脂層12を熱分解することで接続穴16を形成する。
ステップS3の導電性材料充填工程では、接続穴16を形成した樹脂層被覆体の両端部領域の表面に導電性材料を塗布することにより、接続穴16の内部に導電性材料を充填すると共に、接続穴16の周囲の樹脂層12の表面に導電性材料の塗膜を形成する。この導電性材料の塗膜は、電極14の少なくとも一部分を形成する。
ステップS4の切り出し工程では、電極14を形成した樹脂層被覆体から複数の歪みセンサ素子を切り抜く。
当該歪みセンサ素子は、接続穴16に導電性材料を充填することによって電極14を形成するので、CNT膜11と電極14との電気的接続が比較的容易である。また、当該歪みセンサ素子は、レーザーによって接続穴16を形成するので、設計変更が比較的容易である。
図4に一方の端部領域における断面を示す本発明の第二実施形態に係る歪みセンサ素子は、一方向に引き揃えられる複数のCNT繊維を含むCNT糸21と、このCNT膜21の外周に被覆される樹脂層22と、CNT糸21の樹脂層22による被覆体の両端部領域に積層され、CNT糸21と電気的に接続される一対の電極23と、樹脂層22と電極23との間に部分的に存在するレーザー吸収材料層24とを備える。
図4のセンサ素子のCNT糸21の構成としては、CNT繊維が糸状に配列されている点を除いて、図1のセンサ素子のCNT膜11の構成と同様とすることができる。なお、CNT繊維を糸状に配列する際、CNT繊維を撚り合わせてもよい。
樹脂層22は、各端部領域にCNT糸21に至る1又は複数の接続穴25を有する。複数の接続穴25を形成する場合、CNT糸21の中心軸周りに異なる方向に開口するよう形成してもよいが、CNT糸21の中心軸周りに同じ方向に開口するよう軸方向に並んで形成することによって加工が容易となる。
一対の電極23は、接続穴25に充填される導電性材料を含む。また、電極23は、接続穴25に充填される導電性材料の表面側に積層される例えば銅箔等のさらなる導体を有してもよい。
図4のセンサ素子の電極23の導電性材料としては、図1のセンサ素子の電極14の導電性材料と同様のものを用いることができる。
当該歪みセンサ素子は、CNT糸21を樹脂層22で被覆した樹脂層被覆体の両端部領域の表面にレーザー吸収材料を塗布してレーザー吸収材料層24を形成する工程と、樹脂層被覆体の両端部領域の表面の少なくとも一部にレーザーを照射する工程と、前記レーザー照射工程で樹脂層22に形成される接続穴25に導電性材料を充填して電極23を形成する工程とを備える方法によって製造することができる。
前記実施形態は、本発明の構成を限定するものではない。従って、前記実施形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて前記実施形態各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能であり、それらは全て本発明の範囲に属するものと解釈されるべきである。
図5及び図6に示す本発明の第一参考形態の歪みセンサ素子は、帯状に形成され、長手方向に引き揃えられる複数のCNT繊維を含むCNT膜1と、このCNT膜1の表裏に被覆される一対の樹脂層2,3と、このCNT膜1及び樹脂層2,3からなる樹脂層被覆体の表面のうち前記CNT繊維の引き揃え方向両端部領域に積層され、CNT膜1と電気的に接続される一対の板状電極4と、樹脂層被覆体の裏側の両端部領域に前記板状電極4に対向するよう配設される一対の挟持シート5とを備える。
CNT膜1は、一方向に引き揃えられる複数のCNT繊維から形成される層からなり、表裏層に後述の樹脂層となる絶縁性エラストマーを主成分とする材料(以下、単に「絶縁性エラストマー」ということがある)が積層され、またCNT膜1の表裏層に(少なくともCNT膜1の表層側から)絶縁性エラストマーが含浸することによりCNT繊維と絶縁性エラストマーが複合化されて膜状に形成されている。CNT膜1は、前記絶縁性エラストマーの弾性力によって弾性を有し、少なくとも長手方向に伸縮可能である。このCNT膜1は、少なくとも長手方向に伸長することによってCNT繊維同士が離間して電気抵抗が増大し、弾性力により収縮することで、CNT繊維同士が再度接触して電気抵抗が減少する。なお、CNT膜1は、CNT繊維間の接触率を抑制して電気抵抗を調整するために、例えば合成樹脂等からなる絶縁性の繊維を含んでもよい。
CNT膜1を構成するCNT繊維は、それぞれ複数のCNT単繊維から形成することができる。ここで、CNT単繊維とは、1本の長尺のカーボンナノチューブをいう。また、CNT繊維は、CNT単繊維の端部同士が連結する連結部を有する。CNT単繊維同士は、これらのCNT単繊維の長手方向に連結している。このように、CNT膜1において、CNT単繊維同士がその長手方向に連結することでCNT繊維の配向長さの大きいCNT膜1を形成することができ、当該歪みセンサの長手方向の長さを大きくして感度を向上することができる。
一対の樹脂層2,3は、絶縁性エラストマーからなり、CNT膜1の両面(前述の表裏層)にそれぞれ積層される。樹脂層2,3は上述の絶縁性エラストマーからなり、CNT膜1の両面を覆い、CNT膜1を保護する。
CNT膜1の少なくとも表層に含浸する前記絶縁性エラストマーとしては、熱可塑性エラストマーを用いてもよい。熱可塑性エラストマーは、各種合成樹脂を含有することができる。
板状電極4としては、概略板状の導体が用いられる。このような導体としては、例えばシート状材料、網状材料等が用いられる。また、板状電極4の材質としては、例えば銅、アルミニウム、ニッケル、ステンレス鋼等の金属、カーボンなどが挙げられる。この板状電極4は、例えばCNT膜1を貫通する突起、外部の配線に接続するための突出部等を有してもよい。
挟持シート5は、非伸縮領域の他方の面を覆うよう樹脂層2,3の他方の面に積層されている。挟持シート5は、例えば接着剤を用いて積層することができる。この接着剤としては、例えば粘着剤、硬化性接着剤、熱可塑性接着剤等が使用できる。前記粘着剤としては、例えばアクリル系粘着剤等が挙げられる。前記硬化性接着剤としては、エポキシ系接着剤等が挙げられる。
当該歪みセンサ素子は、CNT膜1及び樹脂層2,3の積層構造を有するシート体を形成する工程と、このシート体の切断により所望の平面形状を有するCNT膜1及び樹脂層2,3の積層体(被覆体)を形成する工程と、この積層体の両端部の表面側の樹脂層2に板状電極4を埋設する工程と、前記積層体の両端部の裏面側に一対の挟持シート5を接着する工程とを備える方法により製造することができる。
当該歪みセンサ素子は、CNT膜1を樹脂層2,3で被覆したシート体を任意の寸法に切断してから板状電極4を樹脂層2に埋め込むことによりCNT膜1に配線のための電極を接続することができるので、比較的簡単に製造できる。また、上述のように、当該歪みセンサ素子は、シート体から任意の寸法に切り出した被覆体に後から板状電極4を埋め込むので、シート体から切り出す被覆体の形状を任意に変更することができ、設計変更が比較的容易である。
図8に示す本発明の第二参考形態の歪みセンサ素子は、帯状に形成され、長手方向に引き揃えられる複数のCNT繊維を含むCNT膜1と、このCNT膜1の表裏に被覆される一対の樹脂層2,3と、このCNT膜1及び樹脂層2,3からなる樹脂層被覆体の表側の前記CNT繊維の引き揃え方向両端部領域に積層され、CNT膜1と電気的に接続される一対の板状電極4と、樹脂層被覆体の裏側の両端部領域に前記板状電極4に対向するよう配設される一対の挟持シート5と、板状電極4のCNT膜1側に介在する一対の導電性布帛6とを備える。
導電性布帛6は、導電性の繊維の織編物又は不織布から形成される。この導電性布帛6は、CNT膜1と板状電極4との間に介在し、CNT膜1及び板状電極4の双方に当接する。導電性布帛6は、表裏面に導電性繊維により形成される微細な凹凸を有し、この微細な凹凸がCNT膜1及び板状電極4に対して多くの箇所で当接する。これによって、導電性布帛6は、CNT膜1と板状電極4と間の導電性を向上させる。
図9に示す本発明の第三参考形態の歪みセンサ素子は、帯状に形成され、長手方向に引き揃えられる複数のCNT繊維を含むCNT膜1と、このCNT膜1の表裏に被覆される樹脂層2,3と、このCNT膜1及び樹脂層2,3からなる樹脂層被覆体の表側の前記CNT繊維引き揃え方向両端部領域に積層され、CNT膜1と電気的に接続される一対の板状電極4と、樹脂層被覆体の裏側の両端部領域に前記板状電極4に対向するよう配設される一対の挟持シート5と、板状電極4内の少なくとも一部に含浸する導電性ペースト7とを備える。
導電性ペースト7は、導電性の微粒子を樹脂マトリックス中に分散したものを使用することができ、具体的には、例えば市販の銀ペースト等を用いることができる。この導電性ペースト7は、板状電極4を埋設した後、板状電極4の表面側から塗布して板状電極4内に含浸させるとよい。
当該歪みセンサ素子は、CNT膜1を樹脂層2,3で被覆したシート体を任意の寸法に切断してからレーザー照射により樹脂層2に開口を形成し、この開口に材料を充填することによって電極8を埋設するので、シート体から切り出す被覆体の形状を任意に変更することができ、設計変更が比較的容易である。
前記参考形態は、本明細書の記載及び技術常識に基づいて各部の構成要素の省略、置換又は追加が可能である。
2,3 樹脂層
4 板状電極
4a 貫通孔
5 挟持シート
6 導電性布帛
7 導電性ペースト
11 CNT膜
12,13 樹脂層
14 電極
15 レーザー吸収材料層
16 接続穴
21 CNT糸
22 樹脂層
23 電極
24 レーザー吸収材料層
25 接続穴
S1 レーザー吸収材料塗布工程
S2 レーザー照射工程
S3 導電性材料充填工程
S4 切り出し工程
Claims (7)
- 一方向に引き揃えられる複数のCNT繊維を含むCNT膜又はCNT糸と、
前記CNT膜の表裏又はCNT糸の外周に被覆される樹脂層と、
前記CNT膜又はCNT糸の樹脂層被覆体の両端部領域に積層され、CNT膜又はCNT糸と電気的に接続される一対の電極と
を備える歪みセンサ素子の製造方法であって、
前記樹脂層被覆体の両端部領域の表面の少なくとも一部にレーザーを照射する工程と、
前記レーザー照射工程で樹脂層に形成される穴に導電性材料を充填する工程と
を備えることを特徴とする歪みセンサ素子の製造方法。 - 前記レーザー照射工程の前に、前記樹脂層被覆体の両端部領域の表面にレーザー吸収材料を塗布する工程をさらに備え、
前記レーザー照射工程で前記塗布工程で得られる塗膜の少なくとも一部にレーザーを照射する請求項1に記載の歪みセンサ素子の製造方法。 - 前記レーザー吸収材料が揮発性溶媒にカーボンブラック微粒子を分散したインクである請求項2に記載の歪みセンサ素子の製造方法。
- 前記樹脂層に形成する穴の平均径が0.5mm以上2.0mm以下である請求項1、請求項2又は請求項3に記載の歪みセンサ素子の製造方法。
- 前記レーザー照射工程で樹脂層被覆体の各端部領域に複数の穴を形成し、
前記導電性材料充填工程で各端部領域の複数の穴に跨がって導電性材料を塗布する請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の歪みセンサ素子の製造方法。 - 一方向に引き揃えられる複数のCNT繊維を含むCNT膜又はCNT糸と、
前記CNT膜の表裏又はCNT糸の外周に被覆される樹脂層と、
前記CNT膜又はCNT糸の樹脂層被覆体の両端部領域に積層され、CNT膜又はCNT糸と電気的に接続される一対の電極と
を備えた歪みセンサ素子であって、
前記樹脂層がCNT膜又はCNT糸に至る接続穴を有し、
前記電極が前記接続穴に充填される導電性材料を含むことを特徴とする歪みセンサ素子。 - 前記接続穴の周囲の樹脂層の表面と電極との間に存在するレーザー吸収材料層をさらに備える請求項6に記載の歪みセンサ素子。
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